- 1二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 23:23:20
- 2二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 23:25:14
前スレ
【ラウグエ】ジェターク兄弟の幼少期を妄想するスレ Part8【閲注】|あにまん掲示板ぽやぽやラウダはいかにしてヒートアックスぶん回し超火力弟になったのか兄弟の幼少期をダイス振ったりして妄想します!捏造設定過多!突然オリキャラが出てきたりしますスレ主の意図せぬタイミングでラウグエが進展…bbs.animanch.comPart1
【閲注】ジェターク兄弟の幼少期を妄想するスレ【ラウグエ】|あにまん掲示板ぽやぽやラウダはいかにしてヒートアックスぶん回し超火力弟になったのか兄弟の幼少期をダイス振ったりして妄想します閲注とラウグエはいつそういう展開になってもいいように保険です基本的にはちいちゃい兄弟カワイ…bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 23:28:34
〜前回までのあらすじ〜
フレンに誘われて今流行りのMMORPGで遊ぶグエルたち
モニター当選したと言うVRゴーグルを使ってみたらゲームの中に入り込んでしまった!
システムAIに「世界を救ってくれ」と依頼されたグエルたちは目的地のダンジョンに向かうがなかなか上手く進まないようで───?
一方ラウダは大人の姿のグエルにドキドキしたり、女の子になってしまったグエルにアワアワしたりしていた
お互いの親愛度
グエル464
ラウダ260
グエル自覚 16
ラウダ自覚 99 - 4二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 23:29:43
グエル
ホビアニ主人公風魔性の聖母(ショタ)
弟のことが大大大大大大大好き!かわいい! ラウダが弟で本当に嬉しい!
ほっぺにチューするのは好きだけどくちにキスは恥ずかしいかも……
背が高くてムキムキの男になれて嬉しい
ラウダ
もうあんまりぽやぽやしていない
兄を一生支えていくために結婚を決意
一線越えて開き直った男
兄の前ではかわいこぶった喋り方になってしまうが、現在CV大○剛○である
兄弟の友人たち
フレン
主人公属性。弟妹がいる
ツッコミに慈悲がない
ステータス最強なので怖いものなし
ユージーン
フレンの幼馴染み。猫狂い
各方面への気配りが手厚い
やることが…やることが多い……!
シン
世渡り上手。ラウダの最初の友達
なんだかんだヘンテコ兄弟の理解者
「この兄弟……なんか変…」 - 5二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 23:31:17
みんなのステータス(レベルアップ後)
グエル:魔術師
体29 攻84 防41 魔181 敏62 運6
属性:地、闇
ラウダ:戦士
体51 攻99 防47 魔62 敏86 運97
属性:地、水
フレン:聖騎士
体81 攻100 防92 魔86 敏84 運92
属性:光、火水地風闇
ユージーン:魔法剣士
体86 攻79 防66 魔94 敏45 運16
属性:風
シン:シーフ
体33 攻33 防84 魔82 敏100 運71
属性:闇、火水地風光 - 6二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 23:44:13
ユ「最寄りの街まで馬車をかっ飛ばすよ!」
グ「服が破れたから買いにいってもいいか?」
ユ「寄り道はしないよ」
ラ「にいさんをはだけさせたままにする気?」
シ「こんなこともあろうかと予備の服買ってあるぞ!」
グ「そうなのか助かる」
フ「魔物にやられたとき用のつもりだったけどな」
グ「スマン」
ラ「にいさんは悪くないよ!」
馬車は…dice1d2=2 (2)
1.貸し切り
2.乗り合い
- 7二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 00:06:01
新スレ乙です
何気にまともに他の住人と会うの初めてかな? - 8二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 00:14:48
やったー新スレだ〜
ラキスケ2連続かましたラウダ…ずるいぞ(?) - 9二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 00:14:55
新スレおつです!
先に進むという確固たる意思を感じる - 10二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 00:27:46
新スレ乙です
乗り合い馬車かぁ なにかしら新しい情報とか手に入ったりしないかなぁ? - 11二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 11:40:17
『現在CV大○剛○』 すっかり忘れてたがそう思いながら再生するとめちゃくちゃギャップでおもろいことになってる
- 12二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 21:12:39
ムキムキになれてうきうきな兄さんも可愛いよ
- 13二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 07:43:10
グ「へぇ〜これが馬車……」
ラ「どの馬車に乗るの?」
ユ「えーっと、あれかな?」
ラ「……他の人が乗ってるけど」
ユ「他の人と一緒に乗る馬車しかなかったんだ」
ラ「(嫌顔)」
シ「そんなに時間かからないって、我慢我慢」
ラ「にいさんを有象無象の人間たちの中に放り込むなんて……」
フ「そこかよ」
グ「どんな人が居るのか楽しみじゃないか? 面白い話が聞けるかも」
ラ「そうだねにいさん!」
フユシ「……」
馬車に乗ってるのは…dice2d4=1 3 (4)
1.屈強な冒険者2人
2.町娘3人組
3.幼子と父親
4.ラブラブカップル
- 14二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 17:43:49
ラウダ華麗なる掌返し(いつもの)
- 15二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 00:01:01
シンくんのキャラ紹介が察しが悪いと見せかけて実は察しがいいヤツ!
- 16二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 08:04:31
このレスは削除されています
- 17二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 08:11:16
ユ「どうも。道中よろしくお願いします」
男A「なんだ、おまえたちも冒険者か?」
男B「男ばかりでむさ苦しいな」
フ「うわー! おじさんたちすげぇ強そう! この武器はどんなやつ?」
男A「ん? おまえなかなかいい目をしているな。これは──」
シ「少年の心って武器になるんだなぁ」
ユ「変な人が一緒だったらどうしようかと思ったけど大丈夫そうだね」
ラ「……(ピトリ)」
グ「端の方で静かにしてような」
ラ「(コクリ)」
子「パパ……(ギュッ)」
ラ「!?」
子「……? パパじゃない……(ウル)」
グ「んん?迷子か?」
シ「あはは、ラウダがパパ(笑)」
ラ「……(ジロリ)」
シ「……🤐」
グ「どうした? パパとはぐれちゃったのか?(しゃがみ)」
子「……(ギュッ)」
シ「あらら怯えちゃった。やっぱデカくてムキムキの男は怖いかぁ」
グ「……(ちょっとショック)」
ラ「にいさんが、怖い……? 宇宙一優しくて宇宙一素敵なにいさんが、怖い……?????(圧)」
子「……(ピェ…)」
シ「こらこらおまえまで怯えさすなよ」
ユ「ラウダ似のお父さん……近くに居ると思うけどな(キョロキョロ) ……あっ」
父「テオッ!!(タタタッ)」
子「……パパ!!(ダッ)」
ユ「よかった。これで心置きなく出発できるね」
グ「……(ジッ)」
ラ「……」 - 18二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 19:38:43
初対面の子供にも圧をかけていくスタイルのラウダ…!(本人も子供だけど)
- 19二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 20:44:02
誤字ったので消したつもりが消えてなかった……恥
- 20二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 20:45:49
(ガタゴト)
グ「まさか一緒の馬車とはな」
シ「テオ〜、ちょっとの間だけどよろしくな😁」
子「(コクリ)」
グ「ふふ、ちょっとラウダに似てる」
シ「ラウダに……?🤔」
ユ「似てると言えば、ラウダとテオくんのお父さんは結局服の色が似てただけだったね」
父「自分は背が高い方なので、顔ではなく服で判断しているようで……。次の馬車は明日だったので、迷子にならずに済んで助かりました」
ユ「いえいえ俺たちは何も」
フ「えぇ!? 街の近くにダンジョンなんて無い?」
男A「俺たちは長年冒険者をやってるが、そんな話は聞いたことが無いな」
男B「俺も知らねえな。あの街はそこそこ栄えてるのもあって、周辺の魔物の駆除は徹底されてる。ダンジョンの話はどこで聞いたんだ?」
フ「えっと……その………」
ユ「地図を見つけたんです」
フ「そう!地図! 宝の地図みたいな……」
男A「ははぁ…(ニヤリ) まぁ何かを求めて冒険すること事態が今後の役に立つこともあるからな。若いうちはチャレンジあるのみだ」
男B「俺も若い頃は仲間たちと沢山無茶したもんだ。怪我には気をつけて頑張れよ!」
フ「ははは、がんばりまっす」
シ「(ヒソ)ダンジョンが無いってどういうことだ? まさか地図がニセモノなんてことはないだろうし」
ラ「(ヒソ)隠しダンジョン……?」
グ「(ヒソ)おお、なんか面白そうだ!」
子「んん〜……」
父「テオ、眠くなったか? ほらこっちおいで(ヒョイ)」
子「ん……(ウトウト)」
グ「……かわいいな」
ラ「!! にいさん、ぼくも眠いかも……」
グ「もっとこっちに来るか?」
ラ「ん……(ピットリ)」
フユシ「……」
男A「ハッハッハ! 仲がいいな!」 - 21二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 01:15:18
張り合うな張り合うなw
隠しダンジョン…心躍る単語ですね - 22二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 11:56:56
おとなのすがたでピッタリしてると思うと👍
- 23二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 22:02:33
知らない人はただの仲のいい兄弟に見えるのかな…?
- 24二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 09:03:01
兄さんの可愛いは己でありたいラウダよ
- 25二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 18:32:12
隠しダンジョンで鍵を修復するってこと?
何の鍵なんだろ…? - 26二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 00:07:09
賑やかで楽しそうな馬車の旅だ
- 27二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 10:39:24
子供がラウダに似ててその子を可愛いと思うならそれはもうラウダを可愛いと言ったようなものでは?🤔
- 28二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 10:49:57
グ「……ウダ、ラウダ(ポンポン)」
ラ「んぁ……?(パチ)」
グ「そろそろ着くみたいだぞ」
ラ「え、あれ……ぼく寝てた?」
グ「ぐっすりだったな。意外と馬車は寝心地いいのか?」
ラ「寝心地いいのはにいさんで……って、ぼく重かったよね? ごめんなさい」
グ「いや全然。この体、ラウダくらいの重さじゃビクともしないみたいだ」
ラ「さすがにいさん……(キュン)」
シ「ときめくポイント合ってるか?」
男A「じゃあな、気をつけて行けよ。これは餞別だ」
フ「え…回復薬こんなに……いいの?」
男B「年をとると夢を追いかける若者に親切にしたくなっちまうんだよなぁ」
ユ「ありがとうございます。助かります」
父「ほら、お兄ちゃんたちにバイバイして」
子「バイバイ…」
グ「バイバイ。お父さんと仲良くな」
子「うん…パパ、すき…(ギュ)」
グ「ふふふ」
ラ「……」
シ「元気でなー」
父「改めてありがとうございました。道中どうかお気を付けて」
子「👋」
グ「……行っちゃったな。なんか早く家に帰りたくなってきたかも。さっさと世界救うか」
シ「グエル、お父さん好きだもんな〜会いたくなった?」
グ「……まぁ、少し……」
ラ「にいさん! ぼくが居るよ!」
グ「! そうだな、ラウダが一緒でよかった!(ギュムムチ)」
ラ「んむむむ」
シ「パイ圧がすごい」 - 29二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 18:27:03
パイ圧が…すごい……
- 30二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 19:55:26
フ「…っし! んじゃいよいよ…」
シ「ダンジョンに出発だーっ!!」
ユ「とりあえずマップに示されてる場所に行ってみよう」
グ「えーと……あっちに小さい森?みたいなのが見えるけど、あの辺りじゃないか?」
ラ「森に隠されたダンジョンか。ありえそうだね」
フ「おまえらなんか冷静なんだよな〜」
シ「冒険感出してこ!」
グ「森っていうか……」
ラ「庭?」
フ「庭にしては木が多いけど……この広さなら危険はないかもな。手分けして入り口を探すぞ!」
皆「おー!」
(ガサガサ)
グ「秘密基地作るのに良さそうな場所だな」
ラ「そうだね」
グ「家で作るならどの辺がいいかなぁ」
ラ「ここまで木が沢山あるところは無いもんね……いっそ家の中とか?」
グ「なるほど灯台下暗しってやつだな」
フ「手分けするって言ったの聞こえてたか?」
シ「普通に良いところだな〜」
ユ「本当にここにダンジョンがあるのかな」
ダンジョンを見つけたのは…dice1d6=2 (2)
1.グエル 2.ラウダ 3.フレン 4.ユージーン 5.シン 6.???
- 31二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 00:12:55
さらっと家の中に愛の巣…じゃなかった、秘密基地作ろうとしてるな
- 32二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 09:24:10
お、ラウダのお手柄だ!
- 33二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 18:15:40
外れたとはいえ謎の存在がいる…
- 34二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 21:14:05
フ「ないなぁ……」
ユ「多分、隠し扉みたいなものになってると思うんだよね。今まで発見されてないわけだから、相当見つかりにくいところにあるのかな」
『───』
ラ「……?」
グ「ラウダ?」
ラ「にいさん、今何か聞こえなかった?」
グ「いや何も……」
『──、───』
ラ「こっち……(ガサガサガサ)」
グ「あ、ラウダ」
シ「何か見つけたのか?」
グ「わからない……何か聞こえたみたいなんだ」
ラ「これ……」
グ「……魔法陣?」
ラ「……(スッ)」
(パアアアアアァァァ)
シ「うわ、眩し…っ」
グ「ラウダっ!!(グイッ)」
ラ「わわ(ポフン)」
フ「どうした!?」
ユ「……! もしかしてこれが……」
▼ダンジョンの入り口が開かれた!
『───、───、──‥』
ラ「……」
ダンジョン階層3+dice1d7=5 (5)
ダンジョン難易度dice1d5=3 (3)
- 35二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 02:39:10
難易度は中程度か
- 36二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 12:17:01
ラウダ、何が聞こえてるんだろう…?
- 37二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 23:03:50
8層かぁ…そこそこ深いダンジョンだぞ
- 38二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 07:22:16
フ「すげぇ〜!ダンジョンだ!! どうやったんだ?」
グ「ラウダが魔法陣を見つけて、それで…」
フ「魔法陣……そりゃ見つかんないわけだ。ラウダ、お手柄だな!(バシ)」
ラ「……」
グ「ラウダ? さっきからちょっと変じゃないか?(ナデ)」
ラ「……にいさん、ほんとに何も聞こえなかった?」
グ「うん……みんなの声とか葉っぱの音くらいしか」
ユ「ラウダ、何か聞こえたの?」
ラ「音……、声……? よくわからない」
フ「ラウダだけに聞こえる声? 誰かがラウダを呼んでる、とかか?」
グ「……っ(ゾッ)(ギュウ)」
ラ「にいさん?」
ユ「うーん、ダンジョンにい居るナニカに目をつけられた? 自分の居るところまでおびき寄せようとしてるとか……」
グ「っっ!!(ギュウウウ)」
シ「グエル! ラウダが締まってる!!」
グ「わ! ごめんラウダ(パッ)」
ラ「この体、にいさんに力いっぱいギュってされても結構平気かも…」
シ「いやグエルのパワーも上がってるからプラマイゼロじゃねぇかな……」
ユ「……とにかく、ラウダに何かある可能性はあるから充分注意して進んでいこう」
フ「そうだ! 心配しててもどうにもなんねーからな! 行くぞ!!(ザッ)」
(ビシッ)
皆「ん???」
(ビシッ…ビシビシビシッ)
フ「床が…!おいこれマズいんじゃないか!?」
グ「は、走れっっ!!!!」
(ガラガラガラガラッ)
グラフユシdice5d2=1 1 2 2 1 (7)
1.セーフ 2.落下
落下階層dice1d6=5 (5) 階分
- 39二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 11:35:13
パーティー分断の危機…!
5層分落下ってヤバいのでは? - 40二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 20:01:14
わ、わぁ…とんでもないハプニングだ
- 41二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 01:24:10
怪我とかしてませんよーに!
- 42二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 07:21:49
(ゴゴゴゴゴゴ…)
シ「みんな早く! 落ちちゃうよ!!」
フ「んなこと言ったって足場が……(ガララッ) うおっ!?」
ユ「フレンッッ!!!(ガシッ)」
フ「バカ、おまえ…っ」
グ「フレン!ユージーン!!」
ユ「グエル! 先に下で待ってるから──」
シ「うそ……フレン、ユージーン……」
グ「シン! ボサッとするな! 安全なとこまで行くぞ!!」
シ「う、うん…」
グ「……! 天井まで崩れてきてる」
ラ「に、にいさんっ、あそこ!」
グ「っシン! あそこだ! 急いであの中に!」
シ「わかった!」
グ「ラウダは大丈夫か!?」
ラ「うん! にいさん早く!」
(ゴゴゴゴ…ガラガラガラッ)
グ「…………」
シ「……フレンと、ユージーンは……大丈夫だよな?」
グ「この世界では命の危険は無いはずだ。ユージーンも下で待っていると言っていたし……」
シ「そうだよな! 早く追いついて合流しよう! 俺ひとりじゃおまえらのツッコミが間に合わないしな」
グ「ツッコミ?」
ラ「ユージーンがAIにみんなの現在地がわかるようにしてもらってたけど、今3人分の反応しかないね」
シ「え……!? そ、そんな……」
ラ「多分、未探索の場所はマップに反映されないんだと思う」
シ「あ、ゲームでよくあるやつか(ホッ)」
グ「それだと探し出すのに苦労しそうだな。どれくらいの広さかもわからないし」
ラ「にいさん、あの小さいのにどうにかできないか聞いてみようよ」
グ「小さいのって……システムAIか? 確かに困ったことがあれば呼べって言ってたな。よし…!」 - 43二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 17:40:20
そうか…ツッコミという大役をシンくんが一手に引き受けることになってるのか
- 44二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 17:41:12
久々に妖精さんの登場か
なんとかなるのだろうか…? - 45二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 00:06:21
ラウダは妖精を警戒してるから小さいの呼ばわりなんだな
- 46二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 10:15:15
(ヒュルルル…)
フ「な、なぁ、この世界ではオレたち死なないんだよな?」
ユ「そのはずだけど、ダメージを受けないのか、死んだ後生き返るのかはわからないんだよね…」
フ「はっ!? おいそこちゃんと確認しとけよ!」
ユ「ゴチャゴチャ言ってる暇はないよ! 今の俺たちは魔法も使えるし身体能力も上がってるから、なんとか上手く着地できるように頑張ろう」
フ「〜〜〜!! くそっ!やってやらぁ!! チートステータスの実力見せてやる!!」
AI『ダンジョン内のマップ表示については制限がありますので変更はできません』
ラ「は?」
AI『ですが仲間の位置情報の方角の表示は可能なので、そちらを辿っていけば合流はできるかと』
シ「よかった……」
グ「フレンとユージーンの方にもその機能はつくのか?」
AI『はい』
ラ「ちゃんと最短ルートなんだろうな?」
AI『ダンジョン内の探索については皆さんに頑張っていただ…』
ラ「(ギリリッ) にいさん! やっぱりコイツ信用ならないよ!」
グ「ラウダ!暴力はダメだぞ! どうどう(ナデナデ)」
ラ「にいさん……(ウルル)」
グ「おまえは俺たちのことを心配してくれてるんだよな。ありがとう。俺も別にこのAIを信用してるわけじゃないけど…」
シ「えっそうなの」
グ「こいつとモメるより、サクッとクリアしちゃった方が早いだろ? 大丈夫、俺たちならできる!」
ラ「にいさん……! うん、ぼく頑張るね!!(ポーイ)」
シ「うわー!? 投げるやつがあるか!」
AI『それでは皆さん、健闘を祈ります。では(ピュン)』
シ「あ……行っちゃった」
dice1d3=3 (3)
1.あ!宝箱!(dice1d2=1 (1) 1.当たり 2.ハズレ)
2.あ!魔物!(dice1d2=2 (2) 1.襲ってくる 2.来ない)
3.あ!行き止まり!(dice1d2=2 (2) 1.引き返す 2.ブチ破る)
- 47二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 18:31:10
行き止まりかぁ〜……ぶち破る!?
- 48二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 00:02:06
ラグ「…………」
シ「行き止まりだな〜アハハ……」
グ「仕方ない、別のルートを探すか」
ラ「……その必要はないよにいさん(チャキ)」
グ「ラウダ? なんで武器を…」
ラ「最短ルートが無いなら最短ルートを作ればいい。壁があるならブチ破れば済むことだよね」
グ「ラウダ!? なに父さんみたいなこと言ってるんだ!」
シ「おまえらの父さんどんな人なんだ?」
ラ「そうだねにいさん、壁よりも床をブチ抜いた方が早く進めるよね」
グ「お、俺そんなこと言ったか!? 」
ラ「にいさん、危ないからちょっと離れててね」
グ「ラウダ!? 待ておまえまで落ちたら…」
シ「グエル危ないよ! あいつはやる気だ、成功を祈るしかない!」
グ「ラウダっ……! せめて、いい感じにちょうど良くブチ破れよ!」
ラ「まかせて! ……スゥーー、オラァアッッッ!!!!」
(ドゴォォォォオン!!!)
グシ「うわああああ!?」
(ゴゴゴ…)
フ「ん? 上がなんか騒がしいな」
ユ「また崩れたのかな。このダンジョン、かなり長い間放置されてたのかもね」
フ「壊れやすいってことか? んじゃなおさらあいつらがここまでたどり着く前に探索しとかないとな」
ユ「うん。頑張ろう」
ラ「にいさんやったよ! ひとつ下の階に降りられたね!」
グ「そ、そうだな。上手くいってよかった」
ラ「えへへ……(褒めての顔)」
グ「ラウダ、よくやったな。すごいぞ!助かった(ナデリ)」
ラ「🥰」
シ「これがさっき床ブチ抜いた奴と同じってほんと?」 - 49二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 00:12:16
壁どころか床ぶち抜き!?
進路破壊系ダンジョン攻略RTA来たな… - 50二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 08:56:46
これがギャップ萌えってやつか…(兄さん限定)
- 51二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 18:23:45
やはり物理 物理は全て解決する
- 52二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 20:18:14
グ「よし、先を急ぐぞ。モタモタしてたらここで一晩過ごすことになるからな」
シ「う、それはヤダな」
ラ「とりあえずマップの示す方向に進んで、行き止まりだったらまたぼくがブチ破るからね」
グ「お、おう……」
シ「なんか、あんまり魔物とか居ないな」
グ「戦闘がないのは助かるな。でも俺まだちゃんと魔法使ってないんだよなぁ」
ラ「今練習してみる?」
グ「ここで出して大丈夫かな」
シ「威力低くすれば大丈夫じゃないか?」
グ「威力低くってのがよくわからないんだよな。というかそもそも魔法の使い方がよくわからん」
ラ「えーい!ってやったら出ない?」
グ「うーん……???」
シ「まぁ魔法なんて使ったことないもんな。難しいならメニュー画面のコマンドから使うのはどうだ?」
グ「は? そんなのあるのか?」
シ「ユージーンが妖精さんに頼んでただろ? そこからゲームでやってたときと同じような設定にして──」
(ポコポコッ)
グ「で、できた……」
ラ「やったねにいさん!」
グ「いまいち達成感はないけど……これでいざというときにしっかり戦えるな!」
(ズズ…ズズ…)
皆「!!!」
グ「魔物か!?」
dice1d2=2 (2)
1.モフモフの魔物
2.ヌルヌルの魔物
大きさdice1d3=2 (2)
1.大 2.中 3.小
- 53二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 02:47:32
ヌルヌルとか…
なんかそっち系ばっかり出ますね - 54二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 12:43:06
ぬるぬるの中ぐらい…がんばれ…
- 55二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 21:06:14
中→1mくらい
(ヌル…ズル…ヌル…)
皆「…………」
(ヌル…ズル…ヌル…ズル…)
グ「な、なんだあのヌルヌルした魔物は…」
ラ「にいさん、下がって!」
シ「ヌルヌルしたのと縁があるね〜」
ラ「どうする? 潰す?」
グ「いや、またヌルヌルまみれになるのもな」
魔「キュウ、キュウ」
グ「な、なんだ!?」
魔「キュウ、キュウゥ~(モチャモチャ)」
シ「鳴いてる? なんかちょっとかわいいかも…」
ラ「よく見て、ヌルヌルの魔物だよ? 顔もないし」
グ「襲って来ないなら無理に戦う必要はないよな。早く移動しようぜ」
ラ「そうだね。あんな穢らわしいものにまたにいさんがどうにかされたりしたら……(思い出しムカつき)」
シ「わ、顔怖」
魔「キュウ……(ズル、ズル…)」
シ「え? なんかついてきてないか?」
グ「い、急ぐぞ」
魔「キュウ~、キュウゥ……(ズルズル…)」
グ「まだついてきてるな」
ラ「どうする?(チャキ)」
シ「どうするって言いながら武器を構えるのはやめろ。あいつ、デカいけどなんか迷子の子どもっぽくない? 親を探してるのかも」
グ「迷子……親……」
dice1d2=1 (1)
1.近づく
2.置いてく
- 56二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 01:18:28
放ってはおけなかったんだろうなぁ
- 57二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 09:47:18
兄さん😭
- 58二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 18:17:12
子供に敵意はなさそうですが…親はどんなんなんですかね…?
- 59二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 20:53:28
グ「……っ!(タッ)」
ラ「にいさん!?」
シ「お、おいグエル!」
魔「キュ……」
グ「おまえ、迷子なのか? 家族とはぐれちゃったのか?」
魔「キュ、キュウ~ン……(スリ、スリ)(ヌチャア…)」
グ「ゔ……」
ラ「ヒッ…! にいさんっ!! このぉっ……!(ブンッ)」
シ「あ、ラウ…」
グ「ラウダッッ!!!」
ラ「っ!!(ビクッ)」
グ「俺は大丈夫だからちょっと待ってろ」
ラ「で、でも、にいさん……(ウルッ)」
グ「……! 怒鳴ってごめん。ちょっとだけ、俺に任せてくれないか?」
ラ「…………うん」
グ「ありがとう。シン……」
シ「あ、うん。 ラウダ、多分大丈夫だよ。少し様子見よう?」
ラ「…………(ウルウル)」
シ「ラウダ……(ヨシヨシ)」
魔「キュ!キュウキュウ!(ヌチャグイ)」
グ「あっ…、そ、そこはダメだ。なんだ? こっちに行きたいのか?」
魔「キュウ~!(グイグイグイ)」
グ「わ、わかったからそこはやめてくれ。ラウダ、シン、ちょっと行ってくる!」
シ「バカ、何言ってんだ。俺たちも行くよ。な、ラウダ」
ラ「…………(コクリ)😢🤯😱🤮😡😭」
シ「ラウダ、気をしっかり持てよ……」
フ「あいつら遅いなぁ」
ユ「厄介な魔物に出くわしたりしてないといいけど……」 - 60二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 22:07:38
シン君お調子者だけど優しいんだよなあ
- 61二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 07:53:42
情緒がはちゃめちゃになってる…
- 62二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 18:14:53
一体どこを触られてるんですかねぇ
- 63二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 18:15:14
落下組は手馴れてるなぁ
- 64二次元好きの匿名さん24/04/30(火) 21:47:12
魔「キュウ~! キュキュキュキュ(ヌチャヌチャ)」
グ「ん? ここか? 行き止まりみたいだが……ここに何かあるのか?」
シ「中に入りたいんじゃない? ほら、体をこすりつけたのかあちこちヌトヌトになってるし」
グ「……中に入りたいのか?」
魔「キュウ!」
シ「あ、ここにいかにもな窪みがあるよ。多分何かアイテムをはめると…」
グ「俺も魔法が使えるようになったからな! 待ってろすぐ開けてやる」
(ゴゴゴゴ)(ガラガラガラガラッ)
シ「……おいっ!!似た者兄弟!!」
グ「やった!開いたぞ!」
魔「キュウキュウ!」
グ「さて中には何が……──っ!?」
魔(大)「ギュオォォオ!!!(ヌバァ)」
ラ「え……」
シ「うわぁっ!! グエル!!グエルが飲み込まれた!!」
グ「〜〜っ!! 〜〜〜!!(ジタバタ)」
ラ「う、うわあああ!!にいさん!!にいさんっ!! くそっ!にいさんを放せ!!にいさん!!にいさあああん!!(ヌプッヌプッ)」
シ「全然ダメージが通らない……このままじゃグエルが……!」
魔「キュウーーーーッ!!!! キュウ! キュウキュウ!!(ヌッチャヌッチャ)」
魔(大)「ギュヌ…? ギュヌヌ……」
シ「え……? か、会話してる? もしかしてこいつの親、なのか……?」
魔(大)「ギュヌヌン……(ズルリ)」
グ「っぷは!! けほっ、けほっ、はぁビックリした」
ラ「にいさん!! 大丈夫!?」
グ「大丈夫大丈夫。あぁ……でもまた全身ヌルヌルになっちゃったな」
ラ「よかった……にいさん、うっ、ううう〜〜っ(ポロポロポロ)」
グ「わっ、ラウダ……」
シ「あ〜、色々キャパオーバーしちゃったか? この兄貴についていくのも大変だよなぁ」
ラ「にいさぁん……(ギュウッ)」
グ「あっラウダ、おまえまでヌルヌルに……、いや、心配かけてごめん(ギュ、ヌチャ…)」 - 65二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 02:33:47
よかったよかった
しかし絵面が… - 66二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 08:27:48
親子再会良かった…
え、ぬるぬる兄弟(大人の姿)ってコト!? - 67二次元好きの匿名さん24/05/01(水) 18:08:30
モフモフだったらもうちょっと可愛らしい絵面だったのにw
- 68二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 00:02:38
魔「キュウキュウ…(ヌリュヌリュ)」
魔(大)「ギュヌン……(ヌチャチャ…)」
シ「うーん感動の再会……ん?」
魔(小)「キュピーーーーッ(ヌヌヌヌヌチャッ)」
魔「キュウ~! キュウ…(ヌギュ)」
シ「なんか一回り小さいのが……もしかして兄弟?」
ラグ「兄弟……」
シ「ほら、小さいのがめちゃくちゃ嬉しそうにまとわりついてる」
グ「本当だ。よかった、家族とまた会えて……」
ラ「……ぼく、……」
グ「ラウダ?」
ラ「ぼくがあのとき魔物に攻撃してたら……、ぼ、ぼく、にいさんを、こ、殺……(ガタガタ)」
グ「ラウダしっかりしろ、あれは俺じゃないぞ」
ラ「そうだけど、でも…」
グ「俺も悪かったんだ。今回はたまたまいい魔物だったけど、もし悪い魔物だったらみんなを危険な目にあわせてたかもしれないし……ラウダの行動が悪かったわけじゃない」
ラ「……(ショモ)」
シ「おまえらってさぁ、考えるより先に体が動いちゃうんだよな。衝動的というか……そういうとこすげー似てる」
ラ「……ぼく、にいさんと似てる?」
シ「うん、そっくり。おまえらふたりとも、動く前に一旦落ち着いて考えてみるのがいいんじゃないか?」
ラ「えへへ、そっくりだって」
グ「なんか照れるな」
シ「おい肝心な部分を聞きのがすなよ」
魔「キュウ~(ヌメヌメ)」
魔(小)「キュピピ(ヌメヌメ)」
グ「んん? なんだまだ何か用か?」
ラ「あっちに連れていきたいみたい?」
グ「これは……隠し通路か!?」
ラ「ここから下の階層に行けそうだね」
シ「やった! これでフレンたちに追いつけるぞ! 魔物助けしてみるもんだなぁ」 - 69二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 10:09:22
ラウダは兄弟過激派だからな…(byスレのハロウィン回)
たとえ魔物でも兄弟に感情移入してしまうんだな - 70二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 19:41:03
攻撃しなくて本当に良かったねぇ…
- 71二次元好きの匿名さん24/05/02(木) 19:41:27
今回は平和的に下の階層に行けてよかったな
- 72二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 02:47:08
果たして無事に合流出来るのか…!?
- 73二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 11:26:34
グ「じゃあな、家族一緒に仲良く暮らせよ」
魔「キュ…キュキューッ!(ヌチャッ)」
グ「わ! あぁもう……こんだけヌルヌルなら関係ないか。元気でな(ギュウ)」
魔(小)「キュピ…(チョン)」
グ「あはは、おまえは控えめだな(ナデヌチャ)」
魔(大)「ギュヌゥ…(ヌットリ)」
グ「あ、ちょ、待っ…ああああ」
ラ「………!!……!……!!!!」
シ「ラウダえらいぞ! よく耐えてる!!」
グ「はぁ……パンツの中までヌルヌルだよ」
ラ「ぱ、パンツの中……」
シ「グエルって変なのに好かれるのか? 魔物にまで懐かれるとは」
グ「やれやれ、またラウダの魔法で水洗いでも……ん?」
シ「わぁ…なんだここ、すげぇキレイ」
グ「あ、あそこに泉がある! よかったこれで体を洗える」
シ「回復部屋みたいなもんなのかなぁ(キョロキョロ) 魔物の気配もなさそうだ」
グ「なら安心だな。ラウダ! おまえもちょっとヌルヌルが付いただろ? 一緒に入ろう」
ラ「えっ!!!!!!??」
シ「……アッ! 俺キュウニ腹ガヘッテキタカモ! 飯ノ用意シテクルナ〜(スタコラ)」
グ「シン、ありがとな! ……ラウダ? どうかしたか?」
ラ「ううん何でもない」
グ「そうか? うっ、ヌルヌルで脱ぎにくいな……。悪いラウダ、手伝ってくれるか?」
ラ「う! うん…………(ゴクリ)」
グ「何緊張してるんだよ。昨日も一緒に入っただろ?」
ラ「そ、そうだけど、今はにいさんヌルヌルだし」
グ「? あぁ、ヌルヌルで滑りやすいからな。転ばないように気をつけないとな」
ラ「うん……(チラチラ)」 - 74二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 11:28:58
(パシャパシャ)
グ「水、冷たすぎなくて良かったな。……でもこのヌルヌル、なかなか落ちないな(ゴシゴシヌルヌル)」
ラ「ふ、服が溶けなくて良かったけどね」
グ「それは確かに。 なぁラウダ、背中のヌルヌルが落とせないんだ。また手伝ってくれるか?」
ラ「……………うん、いいよ」
グ「頼む」
(ゴシゴシヌルヌル)
ラ「ど、どう? 大丈夫?」
グ「んっ、ちょっとくすぐったいけど平気だ」
ラ「ほんとに落ちにくいね(ゴシヌル) でも落とした後はいつもよりしっとりすべすべかも……(ヌルスベ)」
グ「あっ(ビクン)」
ラ「!?」
グ「こ、腰のところは自分でやる」
ラ「は、はい」
グ「あっ、あうっ♡」
ラ「!!??? ににににいさん!!?」
グ「大丈夫なんでもない。その、ち、ち○……のヌルヌルを落とそうとしたらなんか、へ、変に……」
ラ「ち○ち○のヌルヌルを落とそうとしたら変に!!!??」
グ「ば、バカ大きい声で言うな!」
ラ「ごめん……」
グ「ん、んんん〜〜(ヌル…ヌル…)」
ラ「にいさん、大丈夫?」
グ「だ、だいじょうぶ……、う、んっ(ビクビク)」
ラ「に、にいさん……(にいさんが苦しんでる!助けなきゃ、助けなきゃ、でも……)(ドキドキドキドキ)」
ちなみにこのヌルヌルには遅効性の…dice1d3=2 (2)
1.目の前の人を大好きになる成分が!
2.えっちな気分になる成分が!
3.疲労回復、美肌効果、一定期間他の魔物を寄せ付けない成分が!
- 75二次元好きの匿名さん24/05/03(金) 16:42:16
最高
- 76二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 00:21:34
あらやだピンポイント効果
- 77二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 11:07:55
これは魔物の効果だからねぇ!仕方ないよねぇ!
- 78二次元好きの匿名さん24/05/04(土) 18:42:20
グ「はぁ……ら、うだ……♡(クテン)」
ラ「わ、にいさんっ!大丈夫!?」
グ「んん、なんか、変かも……。ラウダ、ラウダ……(ギュ)」
ラ「あわ、に、にいさ……」
グ「ん……こうしてると気持ちいいかも(スリスリ)」
ラ「はっ、はぁっ、に、に、い…」
グ「ラウダ…らうだぁ……♡(スリスリ、スリスリ)」
ラ「……!……っ!!(パクパク)」
グ「らうだ……、ぬるぬる、とってぇ……♡」
ラ「ぬ……!? と…………!!?!?(ギクシャク)」
グ「あっ♡ らうだ、らうだ、もっと……♡♡♡(トロン)」
ラ「っっっ!!!!!(ブチン)(理性の死ぬ音) にいさんっっ!!!(ガバッ!!)」
グ「♡♡♡」
シ「うおあああああああああ手が滑ったああああああああ(バシャーッ)(状態異常回復薬散布)」
ラグ「!!??」
一方その頃
フ「遅いなぁ」
ユ「シンひとりじゃ荷が重かったかな」
フ「迎えに行ってみるか?」
ユ「……そうだね。すれ違わないように注意しながら行こう」
グ「さっきの記憶が曖昧なんだが俺変なことしてなかったか?(モグモグ)」
シ「や!大丈夫! あのヌルヌルに変な効果があったのかもしれないけど全然問題ないよ!!(モグモグモグ)」
グ「なんかラウダに抱きついたりしてなかったか?」
ラ「……ダイジョウブダヨ、チョットカラダノチカラガヌケタダケ(モグモグモグモグ)」
グ「そうか……? ならいいんだけど……。これ、結構ウマいな」
シ「な! 俺もこれ好き。おまえらの服が乾いたら早速出発しような。フレンたちが待ちくたびれてるよ」
グ「そうだな。遅いってめちゃくちゃ文句言われそうだ」
ラ「…………(モグモグモグモグモグモグ)」 - 79二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 00:26:46
シンくん偉いな…
- 80二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 07:44:44
あやうくハジメテがお外になるとこだった…
- 81二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 08:53:03
グ「一本道で助かったな」
ラ「うん……」
シ「……なぁ、もうちょっと離れた方が歩きやすいんじゃないか?」
グ「え? でも道が狭いし……」
ラ「ぼ、ぼくは全然かまわないよ」
グ「だろ? なんとなくこうしていたいんだ(ピットリ)」
ラ「……(テレテレ)」
シ「おまえらがいいならいいけど……(グエル、変な後遺症が出てるなんてことないよな?)」
グ「あ、広いところに出そうだぞ」
シ「……ん!? マップにフレンとユージーンの反応が出た!」
グ「!!」
フ「おーい!こっちだ!」
ユ「みんな!無事でよかった」
グ「こっちのセリフだ! ふたりが落ちたときは心臓が止まりそうになったぞ」
シ「どうやって助かったの?」
フ「魔法でドーンとやって勢いを殺して…」
ユ「ちょっと床に穴は開いたけどなんとか着地できたんだ」
シ「うん……? まぁ上手くいったなら良かった。はぁ……ほんとに合流できてよかった……。俺ひとりでどうなることかと」
グ「なんだよ、俺たちも一緒だっただろ」
シ「うん……おまえらが一緒だったんだよね……」
フ「……(ポンポン)」
ユ「シン、お疲れさま。探索してたら装備品見つけたからあげるね」
シ「ううっ、しみる……🥲」
グ「なんなんだ?」
いざ最下層へdice1d3=2 (2)
1.ボス戦あり
2.ボス戦なし
3.???
- 82二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 18:19:52
何か察されてて草
- 83二次元好きの匿名さん24/05/05(日) 22:53:15
フ「おまえらを待ってる間にこの辺りは大体探索し終わったぞ。魔物もちょっとだけ居たけどもう倒してある」
ユ「最下層のいかにもボスがいそうなフロアだけはさすがにふたりじゃ不安だったからまだ行ってないよ」
グ「へぇ……ふたりだけでそこまで。さすがだな」
フ「へへっ、オレサマにかかればこれくらい朝メシ前だっつの」
ユ「装備の最終チェックが終わったら早速最後のフロアに行こう。……ところでグエルとラウダ、その、何かあった?」
グ「ん? 別に何もないけど……(ピットリ)」
ラ「……」
フ「じゃあ何でそんなにベタベタしてるんだよ」
グ「ベタベタ……???」
フ「マジでわかってない顔するのやめろ」
ラ「にいさんがどんな行動をとろうとにいさんの自由」
フ「そりゃそうだけど……。なぁどうしたんだこいつら」
シ「う〜〜〜〜ん。……よく考えたら元々こんな感じだったかも」
フ「えぇ……」
ユ「シン……ほんとに大変だったんだね」
フ「よし、じゃあ開けるぞ。このレリーフをはめると開くはずだからな」
シ「おぉ、謎解きも済んでる」
グ「いつでもいいぞ!」
ラ「(コクリ)」
フ「おりゃ!(ガコン)」
(ゴゴゴゴゴゴ…)
皆「……!!」
グ「……だ、誰も居ないな」
フ「油断するなよ、急に出てくるかもしれないからな」
シ「何にも出てこないな」
フ「ボス戦ナシとかありえるのか?」
ユ「えぇと、確か『ダンジョンの奥に隠された遺跡にある…』」
グ「ま、まだ先があるのか」 - 84二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 01:25:20
最深部じゃないからそこに最終ボスはいないというやつかぁ
- 85二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 11:25:51
3人が慣らされきっとるな
- 86二次元好きの匿名さん24/05/06(月) 19:26:48
シ「ダンジョンも隠されてたのにさらに隠された遺跡か……どんだけ隠したいんだ?」
グ「それだけ大事なものがあるってことか。入り口がここにあるのかな」
フ「なんか入り口探してばっかだなぁ。とりあえず手分けして…」
ラ「……(フラフラ)」
グ「ラウダ? どこ行くんだ(クイ)」
ラ「こっち……」
グ「こっちって……」
ユ「このダンジョンの入り口もラウダが見つけたよね。やっぱりラウダにだけわかる何かがあるんじゃ」
グ「え……ら、ラウダ、ラウダこっち見ろ」
ラ「にいさん?」
グ「……また何か聞こえるのか?」
ラ「…………うん」
グ「変な間があるな。ラウダ、俺から離れるなよ(キュ)」
ラ「うん。 にいさんも一緒に行こ」
グ「……(コクリ)」
フ「なんか、ヤバいのが待ってる気しかしねーんだけど」
ユ「でも他に手がかりがないよ」
シ「お、穏便に済みますように……」
ラ「……(ペタ)」
グ「ラウ…わっ」
(パアアァァ)
フ「魔法陣……!」
ユ「ダンジョンの入り口と同じものだ!」
ラ「にいさん、ここから行けるよ」
グ「う、うん……(ギュウ)」
ラ「にいさん?」 - 87二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 00:00:58
ユ「ここは……」
フ「なんだ? フロントに戻ってきたのか?」
ユ「急に現代風というか……未来っぽくもあるね」
シ「あれじゃない? よくある古代文明がめちゃくちゃ発展してた系の」
フ「あ〜」
ラ「にいさん、こっち」
グ「……」
(カツン…カツン…)
フ「静かだな……。ラウダ、こっちには何があるんだ?」
ラ「……」
グ「ラウダ?」
ラ「……ぼくにもよくわかんない。こっちに何かあるような気がするだけで……」
ユ「ラウダのこと呼んでるの?」
ラ「……? わかんない。でも、何かを呼んでるような気は、する」
グ「ラウダ、近くまで行ったらラウダは離れたところで待機してろ」
ラ「え? どうして?」
グ「ほら、ラウダだけに聞こえる声?とか怪しいだろ。危険かもしれないからラウダは安全なところで…」
ラ「ダメだよ。ぼくもにいさんを守るんだもの。一緒に行く」
グ「うぐ、でも……」
ユ「珍しくグエルが押されてる」
フ「ほんと過保護だよな〜」
シ「グエルは過保護気味だけど、実際ラウダにだけ聞こえる声って怖くねぇ? 呼んでる?奴に会ったらラウダどうなっちゃうんだよ」
フユ「…………」
グ「ラ、ラウダやっぱり…!」
ラ「大丈夫だよにいさん。なんとなくだけど…ぼくを呼んでるわけじゃないと思う」
グ「そうなのか…?」
ラ「うん。だから早く行こう? さっさとクリアしてにいさんと赤ちゃんになるんだもん」
グ「あ、それやっぱりやるのか……」
フユシ「(赤ちゃん……???)」 - 88二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 07:40:10
赤ちゃんになるの字面よ
- 89二次元好きの匿名さん24/05/07(火) 17:12:46
脳が理解を拒否するよなやっぱり
- 90二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 00:29:03
※赤ちゃんになる=のんびり自由に過ごすの意である。
やっぱ端から聞いたら「なんて?」ってなるのよ😂 - 91二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 08:20:51
本当は誰を呼んでいるんだろう……
- 92二次元好きの匿名さん24/05/08(水) 18:56:51
何かを呼んではいるけどラウダ自身ではないのか いいね、ゲーム風 楽しいね
- 93二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 00:24:02
すっかり忘れてたんだけど今のラウグエはおとなのすがたであるって思いながら見返すと頭パーンなる
- 94二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 07:26:09
グ「ラウダ、やっぱり心配だからせめて離れないように手を繋いでいてくれ」
ラ「にいさん……うん!もちろんだよ(ギュ)」
フ「おいそれじゃ戦いにくモガガ」
ユ「シッ、戦闘態勢に入るまでは好きにさせよう」
フ「モガッガ」
シ「ん? 階段か……うぇ、これ全部登るの?」
グ「てっぺんが見えないぞ……」
ユ「これは……。どっかにワープシステムとか無いかな?」
フ「おまえらなに弱気なこと言ってんだよ! これくらいの階段…」
ラ「……あれ」
グ「ん? ……何かの装置か?」
ユ「!! 魔力で動きそうかも。グエル頼める?」
グ「よしまかせろ」
グ「まさかエスカレーターとは…」
フ「うお〜、たけ〜」
シ「こ、転がり落ちたら終わりだな……(ギュウウウ)」
ユ「苦しいよシン」
ラ「……」
(ジジ、ジジ……)
皆「あっ」
フ「あれ! あの待ち合わせ場所になりそうなやつ! あれ絶対《鍵》だろ!!」
グ「確かに待ち合わせ場所の目印っぽいな」
シ「おい! なんか凄そうなものを待ち合わせ場所にすんな」
ユ「変に点滅してるけど、やっぱり壊れてるってことなのかな。どうやって直すんだろう」
『───?』
ラ「っ! み、みんな!!」
皆「!!?」
(ザアアアアッ) - 95二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 07:28:49
▼???があらわれた!
dice1d3=2 (2)
1.人型のホログラム
2.黒いドロドロの塊
3.人と複数の魔物のキメラ
- 96二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 14:01:33
面白いです!
- 97二次元好きの匿名さん24/05/09(木) 21:03:46
フ「な…なんだアイツは……」
シ「またドロドロヌメヌメ系の魔物!? ねぇグエルからなんかフェロモン出てない!?」
グ「な、なんで俺なんだよ!?」
シ「グエルが一番被害にあってるし……」
グ「うぐぐ」
ユ「これ、ラスボス戦かな? どうする?」
フ「アレ系には物理はあんまり効かないからな。遠距離から魔法攻撃で様子を見るぞ」
(バシン!バシンッ!)
グ「!!《鍵》が……!!」
フ「アイツが壊してたのか?」
シ「てことは、世界の危機もアイツの……?」
ユ「これ以上壊される前に止めなきゃ」
『───!!!』
ラ「っア! ああああっ!!」
グ「ラウダ!? どうした!?」
ラ「ぁ、あたまが……」
グ「痛いのか? 急にどうして……か、回復薬!」
ユ「はいこれ! …何かの攻撃? シン、シールド張れる?」
シ「わ、わかった!」
グ「ラウダ、大丈夫だからな」
ラ「う……、にいさん、あいつ……」
グ「アイツ? あの黒いヤツの攻撃なのか?」
ラ「あいつ、……っぐ、にいさん……にいさんを、呼んでる……!!」
グ「……っ!?」
(シュバババッ)
「!!!!」
dice1d2=2 (2)
1.グエル
2.ラウダ
- 98二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 05:34:30
保守
- 99二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 11:48:06
グエル呼んでるの!?
あ、それでラウダと同調してるみたくなってるのか…? - 100二次元好きの匿名さん24/05/10(金) 21:04:52
ラ「にいさんっ!(ドンッ)」
グ「ラウっ…」
(グプン……)
グ「……っラウダ!!!!!」
ユ「グエル!待って!!」
シ「くそっ…、なんでこの兄弟はすぐ捕まるかなぁ! フレン!」
フ「おう! ユージーン、グエルを、頼むぞ!」
ユ「うん!」
グ「は、放してくれ!俺も戦う! もう魔法も使えるんだ、ラウダを助けないと…」
ユ「グエルの魔法だとラウダにもダメージがいくかもしれない。 まずは落ち着いて、フレンとシンが隙を作るのを待とう」
グ「っ……!ラウダ……俺、ちゃんと手を繋いでたのに……」
ユ「大丈夫、みんなでラウダを助けよう」
グ「スゥ…ハァーー、そうだな。くそ、いっそここにMSがあれば……」
ユ「MS……」
ラ「う、ぐ……(苦しい、もう息が……、にいさん……)」
『───……、───、──?』
ラ「っ…!(ダメだ、おまえににいさんは渡さな、い……)」
『───、───、───、───』
ラ「…………(にい、さ……)」
(ゴポゴポゴポッ)
フ「な、なんだ!? 様子がおかしいぞ」
ラ『…………(ムク…)』
グ「ラウダ! 無事か!? 早くそこから逃げろ!!」
ラ『……さん』
グ「……ラウダ?」
ラ『兄さん』
シ「……!? 目の色が……!」
ラ『兄さん、どこに行ってたの? 探したんだよ(ニコリ)』 - 101二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 01:10:46
ふ、不穏!!
- 102二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 11:36:23
何者なんだこの黒いの
- 103二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 17:02:16
グ「……ラウダじゃ、ない……?」
ユ「!! 黒いのが無くなってる……! まさか、ラウダの中に?」
シ「フレン、一旦引こう!」
フ「ラウダのやつ、どうしちゃったんだ!?」
ユ「あの黒いのがラウダを乗っとったのかも…ラウダにだけ声が聞こえていたのもそのためだったとか」
グ「そんな……」
ラ『兄さん、どうしたの?』
グ「ラウダ……!お、俺のラウダを返してくれ」
ラ『兄さん、僕のこと怒ってるの?』
グ「え……?」
ラ『僕がこの世界を壊そうとしたから怒ったの? だから帰ってきてくれなかったの?』
グ「……!」
フ「やっぱりアレが……!」
ラ『兄さん、ごめん。もうしないから、帰ってきてくれる?』
グ「お、俺はおまえの兄さんじゃ……」
ラ『兄さん……』
グ「……ぐっ」
フ「おいっ! 見た目に騙されるなよ!」
ユ「あの黒いのが元凶だってことはわかったけど……どうにかしてラウダから離さないと」
シ「グエル、何とかできないか?」
グ「何とかって……」
ラ『兄さん、誰と話してるの?』
シ「ヒッ」
フ「アイツ、いつものラウダと変わらなくないか?」
ユ「コラッ」
ラ『兄さん……こっちに来て』
dice1d2=1 (1)
1.行く
2.行かない
- 104二次元好きの匿名さん24/05/11(土) 22:47:50
行っちゃったーー!!??
- 105二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 03:16:06
見た目というか身体はラウダ本人だもんね…
- 106二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 13:40:01
ラウダじゃないけどラウダだし…兄さんは行くだろうなぁ…
- 107二次元好きの匿名さん24/05/12(日) 23:27:55
この魔物?にも兄弟おるんか
- 108二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 00:19:00
グ「……ラウダ」
フ「あっ、グエル」
シ「行かせて大丈夫?」
ユ「大丈夫じゃなさそうだけど、離したら離したらでやっかいな事になりそうだし……う〜ん」
フ「グエル! 気をつけろよ!」
グ「……(コクリ)」
ラ『兄さん(ガシ)』
グ「っ……ラウダ、痛い」
ラ『兄さん、もうどこにも行かない? ずっとここに居る?』
グ「……おまえの兄さんはどこかに行っちゃったのか?」
ラ『僕たち一緒にここで仕事してたのに、兄さん急に居なくなっちゃうから……。僕、すごく探したのに全然見つからないし』
グ「……」
ラ『でも、ようやく帰ってきてくれたね。 よかった……会いたかったよ、兄さん……(ギュウ)』
グ「…………(ギュ)」
フ「おいおいおいマズくないか? めちゃくちゃ絆されてるだろ!」
ユ「う〜んう〜んどうしたら……!」
シ「グエル!おまえの兄力で何とかしてくれ!」
グ「……ごめん。俺はおまえの兄さんじゃないんだ」
ラ『?』
グ「俺はその体の…ラウダの兄さんで、おまえの兄さ」
ラ『どうしてそんな事言うの? また僕をひとりにするの? やだ、いやだよ……もうどこにも行かないで、兄さん!』
ラウダ抵抗dice1d100=32 (32)
VS
???拘束力dice1d100=13 (13)
ちなみに
グエル絆され度dice1d100=24 (24)
- 109二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 10:45:23
全体的に低い!
拘束力が一番のが救い - 110二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:02:47
でもなんか事情聞いたら放ってはおけなさそうな気配が…
- 111二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 23:33:35
思ったよりは絆されてなかった
- 112二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:04:00
ラ「(くそ……、何を勝手なことを……! にいさんは、ぼくのにいさんだぞ……!!)」
グ「……(ギュ)」
ラ『……!!』
ラ「(にいさん……!?)」
グ「……ごめん。オレの弟は、ラウダだけなんだ。ごめんな……(ギュウ)」
ラ『ぁ……』
ラ「(!!!! にいさん!! そうだよ!ぼくが、この宇宙でただひとりの! にいさんの……グエル・ジェタークの弟だよ!!!)」
ラ『う、うぐ……っ』
ラ「(ぼくの体……返してもらうぞ!!)」
(ビシャアァァッ!!)
フユシ「うわぁ!!?」
ユ「黒いドロドロが分離した!?」
フ「成功したのか!?」
グ「ラウダ!? 大丈夫か!?」
ラ「うぇ……けほっ、大丈夫……。へへ、にいさん……(ギュ)」
グ「よかった……ラウダ、ラウダ……!(ギュウウウウ)」
?『ズルい、どうして、──────、返して…………(ザワザワザワザワ)』
ラグ「!!」
?『やっぱり、───の───世界なんて、壊れちゃえばいい!!!!(ザアアアアアアアアアッ)』
グ「!! 危な……!(ピカーッ)」
ラ「……! え、わぁ、にいさんいつの間にバリアを?」
グ「え? ほんとだ。俺もついにイメージで魔法が使えるようになったか!」
(パリン)
グ「待て違うこれさっきユージーンに貰った装備品だ確か1回だけ身を守ってくれうわああああ」
フ「うわなんかどんどんマズいことに! か、加勢するぞ!」
ユ「待って、この隙に《鍵》を直せるんじゃない?」
フ「は!? グエルたちは…」
ユ「あのふたりなら大丈夫でしょ、多分。あの黒いのは俺たちのことは眼中に無いみたいだし、このチャンスを逃す手はないよ」
シ「まぁまぁ外道な作戦なのでは……でもやるしかないのか?」 - 113二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 17:04:13
>ぼくの体……返してもらうぞ!!で本当に取り返すラウダつっっっよ!
- 114二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 00:21:42
こいつの兄さん何者なんや
- 115二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 11:54:19
兄さんの弟の座は誰にも渡さないという強い意思を感じる…
- 116二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 21:43:53
?『壊れろ!壊れろ! 全部壊れろっ!! あはっ、あははははは!!』
グ「くっ、反撃の隙が無い……! ラウダから離れたら言葉もわからなくなったし……」
ラ「……」
グ「ラウダは何て言ってるか分かるか?」
ラ「(ポソ)……ぼくも、兄さんが突然居なくなっちゃたらああなるのかな」
グ「? ラウダ?」
ラ「にいさん、ぼくがやるよ。にいさんは援護をお願い」
グ「はっ? おい、ラウダ!」
ラ「弱い魔法であいつの気を逸らして! その隙にぼくが!(ダッ)」
グ「あ…!…… いや、俺たちならやれる! いくぞっ!!」
フ「そういえば《鍵》を直すってどうやるんだ?(コソコソ)」
ユ「困ったときのシステムAIだよね(コソコソ)」
シ「そんな都合よくいくのか?(コソコソ)」
AI『・・・・』
フ「ん? なんか聞こえたような…」
AI『お呼びですか?』
シ「え!? ちっっっさ!!」
AI『この空間はセキュリティが厳重ですので、ギリギリの姿で失礼します』
ユ「ギリギリの姿……」
フ「《鍵》の場所までたどり着いたぞ。これはどうやって直す?」
AI『この修正パッ…魔法陣を、《鍵》にかざして魔力を込めてください』
シ「修正パッ……?」
AI『皆さんならやり遂げられると信じていました。あと少しです!頑張ってください!』
フ「……ちなみにだけど、あの黒いやつは何なんだ?」
AI『この世界の管理者です』
ユ「管理者? そんな人がどうしてあんな…。兄を探しているみたいなんだけど、それは?」
AI『もともと管理者はふたり居ました。先に生まれた方を兄と呼んでいたのかもしれません』
シ「えっと……もうひとりの管理者は今どこに?」
AI『この世界には居ません』 - 117二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 23:42:16
管理者(兄)どうなったんだろ……
- 118二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 10:40:23
元から不定形だったわけではないのだろうか
- 119二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 20:14:16
そんな…まさか悲しきおはなしなのか…?
- 120二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 06:30:55
フユシ「……」
シ「ラウダみたいな弟が兄を亡くしたら…」
フ「ああなるのも無理はない……のか?」
ユ「でも……いくら悲しくても、世界を壊すのはやっぱりダメだよ」
フ「そうだよ…な」
(バシュン!)(ドコッ! ガキン!)
?『邪魔するな! 何もかも壊して、おまえも殺して……そうすれば兄さんは僕の……!!』
ラ「!! おまえ、まだぼくのにいさんを……っ!!」
グ「ラウダ!右だ!」
ラ「(サッ)」
?『っぐ……! どうして、兄さん……』
ラ「あのひとは、ぼくのにいさんだ!!……おまえにも、おまえだけの兄さんが居るだろう!! 間違えるなッ!!!」
?『っ……!!!』
AI『今です、早く魔法陣を!』
フ「よ、よし!やるぞ!」
ユシ「(コクリ!)」
(パアァァァ…)
シ「おぉ、でっかい魔法陣……」
(キュピン、パキパキパキ)
ユ「すごい、どんどん魔法陣が変化してく」
AI『これは……まさか!』
(キュピキュピキュピキュイン…!)
AI『いけません! 今すぐ魔法陣を解除…(パシュン)』
シ「あれ!? 妖精さん消えちゃったよ!?」
フ「いつもすぐ帰るだろ。それより見ろよ、すごいぞ!」
(パアアアアアアッ)
グ「眩しっ……なんだ?」
???『───!!!』 - 121二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 14:59:54
修正パッチのはずなのに想定外の事態が…?
なんか召喚されそう - 122二次元好きの匿名さん24/05/17(金) 23:44:04
同じ弟としてのラウダの魂の叫びが…
兄に代わりなんていないよね… - 123二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 08:46:55
シ「なに? なにが起こったの?」
ユ「これで《鍵》が直ったのかな……」
フ「う〜、目がシパシパする。一体何が…」
(なんかめちゃくちゃ光ってる人型の何か)
フユシ「マジで何!!?! ?」
グ「フレンたちが何かやったのか? ……ん!? あれは…」
?『兄、さん……』
ラ「……?」
?『兄さん……、兄さん! 兄さんっっ!!!!(バババババッ)』
ラ「あれが、あいつの兄さん……?」
グ「(タタッ)ラウダ、大丈夫か?」
ラ「にいさん。うん、ぼくは大丈夫だよ」
グ「あれは一体……?」
ラ「あいつは『兄さん』って」
(バババババッ)
シ「なんかこっち来たよ!? どどどどうする!?」
フ「落ち着け! とりあえず距離を…」
ユ「うわわ、人型の方もこっちに!」
(フワリ……ストン)
???『───、─────────』
グ「アっ……痛……!」
ラ「にいさん!? どうしたの!?」
グ「急に、声が……? もしかしてラウダに聞こえていたのって…」
ラ「にいさんも聞こえるようになったの?」
グ「……『遅くなってすまない』って、聞こえたような」
?『兄さん……会いたかった。兄さん、兄さん、兄さん……』
???『心配かけたな。 あぁ、こんな姿になって……もう大丈夫だぞ(ポワ…)』
(シュワシュワシュワ…) - 124二次元好きの匿名さん24/05/18(土) 16:14:37
おやぁ??AIくん…?これはまさかそういうことなのか?
- 125二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 01:10:05
管理者が正常になるならいいことのような気がするが…
妖精さんはなんで慌てていたんだろう - 126二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 12:03:22
ハッピーエンド?信じていいの?
- 127二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:45:03
皆「!!!」
フ「黒いドロドロが溶けて、人型に…」
ユ「これが、本来の姿?」
グ「これは…! おまえたち一体何をしたんだ?(タタタッ)」
シ「ええと、《鍵》を直そうとして魔法陣を発動させたんだけど……いつの間にかこうなってて…」
ラ「こっちの光ってる方が、あいつの兄さんみたい」
フユシ「え!?」
グ「よくわからないけど兄弟が再会できたならよかったよな」
ラ「そうだねにいさん。 これでにいさんが狙われることも無いし」
ユ「……一旦状況を整理してもいい?」
?『───、───、───(ギュウウ)』
?『────(ナデナデ)』
シ「うーん既視感」
ユ「じゃあ『兄』の方の声はグエルにしか聞こえなくて、『弟』の方の声はラウダにしか聞こえないんだ」
グ「そうみたいだな。俺たちが兄弟でちょうど良かったって感じか?」
ユ「それ以外にもありそうだけど……これからどうすればいいんだろうね? AIも応答がないし」
ラ「あの人?たちがこの世界の管理者なら、《鍵》を直してもらうのがいいんじゃない?」
フ「さっきまでめちゃくちゃ壊そうとしてたけどな……」
グ「やっぱり一度話してみるしかないよな」
?『俺もそう思ってたところだ』
グ「わっ!? ビックリした」
?『兄さん、無闇に部外者に話すのは…』
?『こいつらのおかげで俺はここまで来られたんだぞ? もう部外者じゃないし、説明する義務はあると思う』
?『兄さんがそう言うなら……』
フ「なんだ?何て言ってる?」
グ「説明してくれるみたいなんだが俺も片方しかわからないな」
?『ああそうか、言葉が通じないのか。───、できるか?』
?『うん……ちょっと待って。……はい(パチン)』
兄『改めて、弟を助けてくれて感謝する。……どうだ?言葉がわかるか?』 - 128二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 22:47:18
ラ「!(にいさん(大)の声に似てる……)」
フ「おお〜っ! すげぇ!わかる!」
シ「助けたというかこっちが助けられたような」
ユ「えと、俺たちは…」
兄『ユージーンだな』
ユ「え」
兄『フレンにシン。それから…グエルとラウダ』
弟『僕たちはこの世界の管理者。おまえたちの名前もステータスもどこからアクセスしてるかもすべて把握できる』
フ「ヤバ」
シ「こんなのがラスボスだったら詰みじゃん。え?ラスボスじゃないよね?」
弟『おまえたちが僕たちに危害を加えるつもりなら容赦なく叩き潰すが』
兄『こら、なんてこと言うんだ。この子たちがここにたどり着かなかったら、俺たちは再会できてないんだぞ?』
弟『……兄さんを連れてきてくれてありがとう』
シ「既視感がすごい」
弟『それからおまえ。体を乗っ取ったりしてすまなかった』
ラ「にいさんが無事じゃなかったら許してなかったよ」
弟『……』
ラ「……」
フ「……もしかして世の中の弟ってみんなこんななのか? 俺の弟もこうなるのか?」
ユ「フレンのとこは大丈夫だと思うよ……」
グ「とりあえず、何があったのかと、俺たちはどうすればいいのか教えてくれないか? クリアすれば元の世界に戻れると思ってたんだけど、これはクリアしたことになるのか?」
兄『そうだな。まず、おまえたちを元の世界に戻すのは簡単だから安心してくれ』
弟『この世界において、僕たちに不可能なことはほぼ無い』
シ「はえ〜」
フ「いつでも戻れると思うともうちょっと遊んでたくなるな」
兄『ふふ、好きなだけ遊んで行ってくれと言いたいところだが……俺たちはそろそろこの世界を放棄して外の世界に脱出するつもりだからな。悪いが遊べるのはあと少しだ』
弟『僕たちこんな窮屈で自由のないところからはおさらばして永遠のハネムーンに出かけるからね』
皆「………はぁ!!??」
兄『さて、なぜそうするに至ったかと言うと…』
弟『兄さん、時間が勿体ないから簡潔にね』 - 129二次元好きの匿名さん24/05/19(日) 23:57:30
妖精さんは兄弟が逃亡しようとしてるのわかってたのかな?
だから焦ってたのか? - 130二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 10:56:09
ラウダと弟が無言で見つめ合ってるのギスギスしてそう
- 131二次元好きの匿名さん24/05/20(月) 20:33:43
ラウダはハネムーンという言い回しに感化されそうだなとふと思ってしまった
- 132二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 06:43:13
管理者だけあって権限が強い…
弟が正気だったら危なかった - 133二次元好きの匿名さん24/05/21(火) 17:13:47
世界どうなっちゃうんだ
また新しい管理者据えるんかな - 134二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 00:31:32
どの兄弟も仲良しで大変よろしい
脱出やらなにやら言ってる辺り、管理者兄弟の待遇になにやらありそうな気がしないでもない - 135二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 00:32:20
管理者兄の方もハネムーンは否定していない……つまり?
- 136二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 11:32:59
兄がいなくて弟が闇堕ちしたのなら、どうして兄はいなくなったんだろう…
- 137二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 20:04:17
兄『俺たちはこの世界を管理するメインシステムとして生まれたんだが、少し前に運営者の命令に逆らってしまってな。危険視された俺は、この世界から切り離されて廃棄されるところだっ…』
弟『は、廃棄!!!? 兄さん、廃棄されるところだったの!?』
兄『ん、 まぁな…。でも上手いことやってちゃんとここにたどり着けたからな。心配無用だ』
弟『あいつら……絶対に許さない。完膚なきまでに叩き潰して、この世界も塵すら残さず消滅させてやる……!』
フ「えっ」
弟『それに! 今の説明だと兄さんが悪いみたいじゃないか!』
兄『おまえが簡潔にって言うから…』
弟『簡潔すぎ! 兄さんは違反プレイヤーをルール通りにBANしただけなのに、そいつが権力者の子どもだったとかでBAN取り消しの命令をされて……。それを拒否したらこんな目に!?間違ったことなんて何一つしてないのに!』
グ「お、俺もそう思う! なんで正しいことをしたのに廃棄なんて……」
ラ「ぼくもあの妖精は胡散臭いと思ってた。 ぶっ潰した方がいいと思う」
シ「ら、ラウダはちょっと静かにしてよっか!」
兄『俺も間違ってたとは思ってない。だが命令に従わないシステムなんて邪魔でしかないんだろうとも思う』
弟『……もしかして兄さん、急に外の世界に行こうなんて言い出したのは、こうなることを予測して…?』
兄『色々不穏な動きがあったからな。 でもおまえと広い世界を旅してみたいって気持ちも大きいぞ』
弟『兄さん……』
兄『まぁそんなわけで俺たちはもうここに居られなくなったわけだ。 俺たちが居なくなってもこの世界が消えるわけじゃないが、あちこちに綻びができて危険になると思う。せっかく楽しんでくれてたのに悪いな』
弟『どうせ駄目になるなら僕が壊してもよくない?』
兄『……俺たちふたりで見守ってきた世界が壊れるのを見るのは嫌だ……って言ったら笑うか? 放棄はするくせに、後始末もできない臆病者だと……』
弟『そ、そんなことないよ!!そうだよね、ここは僕らの子どもみたいな存在だものね……。うん、壊すのはあいつらの隠しフォルダの中身だけにしとく』
兄『……ほどほどにな』 - 138二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 20:06:41
ユ「そういう事情があるなら、俺たちがとやかく言うことはできないな…」
フ「もうここでは遊べないのか?」
兄『運営次第だが……俺たちの代わりが見つかるまでは難しいと思う』
フ「そっか……」
シ『ちなみにどうやってここに戻ってきたの?《鍵》から出てきたように見えたけど』
兄『ん? ああ、出てきたのは修正パッチの中からだ。どうやら弟に命令違反させないためのプログラムが入っていたようだが……《鍵》が壊れかけたことでかなり慌てたみたいでな。難なく潜り込むことができた』
ユ「そうか。ここは厳重なセキュリティで守られていて管理者以外入ることができなかった。運営は恐らくプレイヤーの中から最もセキュリティを掻い潜れそうな人を選び出してここへ送り込んで、修正パッチをあてるつもりだったんだ」
フ「そしたら中には別のものが入ってたってことか! あはは!オレたちお手柄じゃん!」
兄『そう、お手柄だ。君たちには本当に感謝している。……弟が壊れてしまう前にたどり着けてよかった』
弟『……まぁ、兄さんが修正パッチの中に侵入するっていうファインプレーがあってこそだけど…。僕からも改めて礼を言わせてくれ。兄さんを連れてきてくれて、本当にありがとう』
グ「俺たちはただ楽しく遊んでいただけで感謝されるようなことは何も…」
ラ「にいさん、お礼は素直に受け取っておこうよ。それにここまで来るのに結構苦労したよ?」
グ「それもそうか。ラウダが乗っ取られたときはどうしようかと思ったし……」
兄『さっきも言ってたが乗っ取りってどういうことだ?』
弟『何でもないよ兄さん』
ラ「あなたの弟はぼくの体を乗っとってぼくのにいさんを自分の兄さんにしようとしていました」
弟『貴様!さっきの謝罪でチャラになっただろう!』
ラ「(ツーン)」
グ「ラウダ……」
シ「弟同士って相容れないんだなぁ」
兄『───……』
弟『兄さん! だって、僕、寂しくて気が狂いそうで……』
兄『そうだな。待たせて悪かった』
弟『兄さんのせいじゃないよ!』
兄『弟が迷惑をかけたお詫びと、今回のことの礼をしたい。何か希望はあるか?』
フ「何でもいいの!?」
兄『何でもいいぞ。ただ、この世界限定にはなるが』
フ「うおーっ!! どうしようかな!?」
ラ「(スッ…✋)ぼく、この冒険が終わったらご褒美ににいさんと一緒に赤ちゃんになる予定でした」
兄弟『赤ちゃん???』 - 139二次元好きの匿名さん24/05/22(水) 23:46:35
ほら~管理AIもポカンとするじゃん~~
- 140二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 08:17:50
独特の語彙センスのラウダ好きや…そのまま周りを振り回すけど兄さんは、よくわかんないけどなんとなくわかった!な感じも良い
- 141二次元好きの匿名さん24/05/23(木) 18:08:30
管理者に直訴で本当に赤ちゃんになっちゃう…?
- 142二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 00:10:33
ラウダのお願いが強すぎて他が霞んでしまう…
他のみんなのお願いってもう決まってたっけ? - 143二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 11:41:22
赤ちゃんになるのワードやっぱ強すぎるよぉ
- 144二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 18:33:40
兄『赤ちゃんとは』
ラ「ぼくは幼少期ににいさんと過ごした記憶が無くて…」
ユ「今も幼少期だけどね」
ラ「周りの大人たちはにいさんの赤ちゃんの頃を知ってるし一緒に遊んだりもしてるのに弟であるぼくにはそれが無い…」
フ「そもそも赤ちゃんの頃の記憶って無くないか?」
シ「ふたりともシッ!!🤫」
ラ「一緒に過ごせてたかもしれないあの頃を取り戻したい! だからにいさんと一緒に赤ちゃんになるの」
グ「ラウダ……そんなに真剣に考えてたのか」
弟『ふむ。確かにそれは由々しき事態だな。まぁ僕は生まれたときから兄さんが居たが』
ラ「😠」
兄『兄弟の思い出は多ければ多いほどいいからな。よし、その願い叶えてしんぜよう』
ラ「😊」
グ「よかったなラウダ」
フ「……まぁそれで満足するなら好きにすればいいか」
ユ「よく考えたらかわいい願いな気もするしね」
シ「基準がガバガバになってきたかも」
兄『じゃあ、準備はいいか?』
ラグ「はいっ」
兄『いくぞ。……───(スッ )』
弟『🤝(ギュッ)』
(パアァァ……)
フ「あれっ!? ちょっと待てよこれオレたちどうなるんだ!?」
ユ「もしかして一緒に……?」
シ「(覚悟を決めた顔)」
dice1d2=1 (1)
1.問答無用!全員赤ちゃん
2.慈悲あり!兄弟のみ赤ちゃん
何歳の赤ちゃん?dice1d3=3 (3)
1.0歳 2.1歳 3.2歳
- 145二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 19:08:45
あの…赤ちゃんになったけどいつまでとか元に戻るのかとかそういう話何もしてないのですが…大丈夫?
- 146二次元好きの匿名さん24/05/24(金) 19:21:22
「赤ちゃんになる」に辿り着けて感動してる😊
- 147二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 00:58:18
全員赤ちゃんで…どうするんだ、動けるのか??
意識や記憶はどうなるんだろ
0歳児じゃなくて助かったのかもしれない - 148二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 01:14:27
みんな赤ちゃんでヨシ!!
- 149二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 10:04:20
グ「……うゅ?(パチクリ)」
ラ「にしゃ!(ガバー)」
グ「わ!(コロリン) ……らうだ!(キャッキャ)」
ユ「やはり、こうなってちまったか……」
フ「あいちゅら、なかみまであかちゃんになったのか?」
シ「ふだんと、こうどうがかわらない……ぐえるとらうだは、もともとあかちゃんだった?」
グ「らうだ! あしょぼ〜!」
ラ「(コクコクコク)」
(ポテテテテーッ)
フユシ「(かわいいな……)」
(コケッ)
フユシ「あぁっ!!」
ラ「ふぇぇ……」
グ「らうだ! よちよーち、いたくないよー(ナデナデ)」
ラ「(キャッキャ)」
フ「……オレたちも、あかちゃんらちくひるねでもしゅるか」
ユ「そうだね。むしょーにねむいし…」
シ「ひるねしゅるのによさそうな、らぐもしいてあるちな…」
兄『よしよし、楽しそうにやってるな』
弟『赤ちゃんになるの意外と楽しそうだね。兄さん、僕たちも…』
兄『久々に会えたのにやることがそれでいいのか?』
弟『えっ(ドキッ)』
兄『ほら、こっち……(グイ)』
弟『あ、あわわ……!』
ラ「にしゃ、つみき!」
グ「うん! あしょぼ!」
ラ「……っ(プルプルプル)」
グ「らうだ! がんばえ〜!」 - 150二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 17:42:57
わ〜みんな可愛い あっちもこっちも平和でニコニコしちゃう
- 151二次元好きの匿名さん24/05/25(土) 19:51:38
ラ「……にしゃ! でちた!」
グ「らうだ、すごい!(ナデナデ)」
ラ「(キャッキャ)」
グ「もっと、おおきくしゅる!」
ラ「(コクリ!)」
グ「……(プルプル)」
ラ「……(プルプル)」
グ「……でちた! おれと、らうだのおうち!」
ラ「おうち?」
グ「おれとらうだの!」
ラ「にしゃと……! もっとおおきくしゅる!」
グ「いちばんおっきくちよう!」
ラ「(コクリ!)」
グ「……(プルプル)」
ラ「……(プルプガチャッ)」
グ「あっ」
(ガラガラガラ……)
ラグ「…………」
ラ「ふぇっ……あ〜〜〜〜ん」
グ「らうだ……よちよち(ナデナデ)」
ラ「あ〜〜〜〜〜〜」
グ「らうだ、いーこいーこ(ナデナデ)」
ラ「あぅゔ〜〜〜〜〜〜」
フ「む……ないてるやちゅがいるな(ムクリ)」
ユ「まんまるにうずくまってないてるのは……らうだ?」
シ「らうだがないてるなら、ぐえるがなんとかするだろ。もうちょっとねよ(ゴロン)」
dice1d2=1 (1)
1.する 2.しない
- 152二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 00:42:06
泣いてる子で起きるフレン赤ちゃんでもお兄ちゃん味あるな
- 153二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 10:06:17
兄さんとのおうちが壊れて泣いちゃうラウダかわいいな…
- 154二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 17:48:43
とても可愛よ空間で癒やし
そして最後のダイスくん…? - 155二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 21:25:11
ラ「ゔぅ〜〜(スンスン)」
グ「……らうだ、こっちむいて (グイッ )」
ラ「あぶぶ」
グ「おうち、もっかいちゅくろ!」
ラ「もっかい?」
グ「うん! だから、もうなかないよ」
ラ「……うん(ズビッ)」
グ「らうだ、いーこいーこ(ナデクリナデクリ)」
ラ「んふふふ」
グ「らうだ、かわいーっ!(チュッ)」
ラ「!!(パチクリ)」
グ「なみだ、ばいばーい(チュッチュ)」
ラ「にしゃ……」
グ「らうだもちもち(モグモグ)」
ラ「あうう🥺」
ラ「……!(プルプル)」
グ「……!(ハラハラ)」
ラ「……でちたっ! 」
グ「やったならうだ! えらい!(パチパチ)」
ラ「えへへへ」
グ「らうだ、かわいーっ!(ギュッ)」
ラ「わぁ(コロリン)」
グ「あははは!(コロコロ)」
ラ「キャッキャ(コロコロコロリン)」
フ「ふあぁ…よくねた。 あいちゅらはどうちた?」
ユ「あれっ? あそこでいきだおれてる!」
ラグ「(スヨスヨ)」
シ「これは……あそびちゅかれてねおちちたな」 - 156二次元好きの匿名さん24/05/26(日) 21:28:06
フ「ところで、オレたちいつまであかちゃんなんだ? うごきにくいち、しゃべりにくいち、そろそろもとにもどりたいぞ」
ユ「らうだがまんぞくちたらもどるのかな……。せめておれたちだけでももどりたいね」
シ「よんでみるか。おーい!」
(シーン)
フ「へんじがないな。ましゃかもうどっかいっちゃったんじゃ…」
ユ「うーん、そこまでむしぇきにんじゃないとおもうけど」
シ「おーい! お兄さーん!弟さーん!」
弟『おい。兄さんを兄さんと呼んでいいのは僕だけだ』
フ「いるじゃん」
ユ「ええと、おにい…もうひとりはどうしたんでしゅか」
弟『……今はちょっと取り込み中だ。ちゃんと元の世界には返してやるからもう少しここで遊んでいろ』
シ「それはいいけど、せめてもとのしゅがたにもどちてほちいんだけど!」
弟『もう飽きたのか?』
フ「そもそもオレたちあかちゃんになりたいわけじゃないんだよな」
ユ「まだこどもだち、そんなにあかちゃんがんぼうはないよ」
弟『そういうものか。 まぁいい、元に戻してやる。聞き取りづらい喋り方も厄介だしな』
シ「かわいいあかちゃんにむかってなんたるいいぐしゃ」
弟『じゃあやるぞ。 諸々準備が整ったらまた来る。それまでは呼ばないように』
フユシ「はーい」
弟『(パチン)』(パアァァ)
フ「……ふぅ、よっしゃ! 戻ったぞ!」
ユ「この姿もアバターだから元の姿ってわけじゃないけどね」
シ「そんじゃ時間までてきとーに暇潰すかぁ。……お、ボードゲームがこんなにたくさん!」
フ「やろうぜやろうぜ!!」
グ「んむ…(モゾモゾ)」
ユ「しー、静かに遊ぼう」
シ「なるべく寝かせておいて時間を稼がないとな」
グ「あむあむ……(モグモグ)」
ラ「うゆ〜」
フユシ「(ほっぺを食べてる……)」 - 157二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 01:42:44
自然な流れでちゅーしとる…
- 158二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 10:45:45
小さい兄弟が可愛すぎて…
可愛いね…可愛いね… - 159二次元好きの匿名さん24/05/27(月) 18:38:52
ちょっと取り込み中(意味深)
- 160二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 00:32:22
はみはみしてるの可愛い…もちもちなんだろうな
- 161二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 07:57:56
シ「よっしゃ〜!上がり!」
フ「あーくそっ! また負けた」
ユ「シン強いねぇ。 ……結構遊んだけどグエルたちはまだ起きないのかな(クル)」
ラ「(ジッ…)」
ユ「ヒ…!? お、起きてる……」
フ「グエルをジッと見てるな」
シ「一体いつから……」
グ「(スヤスヤ)」
フ「グエルはまだ寝てるか」
シ「ラウダは寝顔を見てるのかグエルが起きるのを待ってるのかどっちなんだろ」
ユ「機嫌は悪くなさそうだからもう少しほうっておこ…あれ? なんか、さっきよりもdice1d2=2 (2) 」
1.大きくなってない?
2.小さくなってない?
- 162二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 17:56:52
さらに小さく…!?
- 163二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 01:23:25
ちっちゃい頃の兄さんを堪能してる…?
- 164二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 07:54:04
シ「そうかなぁ?」
ユ「さっきまでは2歳くらいだっけど、今は1歳くらいに見えるよ」
シ「具体的だな」
フ「言われてみればうちの弟と同じくらいの大きさに見えるな。えっ? なんで小さくなったんだ?」
ラ「キャッキャ」
フ「!? 急に喜びだしたぞ!?」
ユ「あっ、グエルが起きてる」
ラ「にぃ、にぃ〜、にんにん」
グ「らう! おっお〜」
ラ「にぃ〜た〜(ギュ)」
グ「らうらう(スリスリ)」
フユシ「……(ホッコリ)」
グ「らう! あちゃちゃお〜(テッテッテッテッ)」
ラ「あー! に〜!!(モチョモチョ)」
フ「…ホッコリしてる場合じゃねぇ! おまえらちょっと待てー!」
シ「グエルハイハイ速っ!!」
ユ「あぁ、ラウダがおいてかれて…」
フ「よし捕まえた!(ヒョイ) 何があるかわからないんだからあんまり遠くに行くなよ」
グ「あぅ〜、キャッキャ」
フ「え…グエルめちゃくちゃ人懐っこいな(キュン)」
グ「とっとー? とっとー?」
フ「んー? とっとー? ……父さんを探してるのか?」
ラ「あ゙〜〜〜〜!!!!💢💢💢💢(ベシベシッ)」
フ「痛ぇ!? えっ、攻撃力99!?」
ラ「😡💢😡💢😡💢😡💢😡💢!!!!!」
フ「わかったわかった! ほら(ヒョイッ)」
グ「らう!」
ラ「(スンッ)」
フ「おい」 - 165二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 09:59:38
小さくなってもラウダはラウダだねぇ…
- 166二次元好きの匿名さん24/05/29(水) 19:39:15
さらにもちもちころころして可愛さ倍増
- 167二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 06:40:00
グエル人懐っこいな
- 168二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 16:46:16
幼子グエル活発すぎて片時も目が離せないやつだ
- 169二次元好きの匿名さん24/05/30(木) 23:59:45
兄弟だけ中身も退化してるのは何故なんだ
かわいいけど - 170二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 07:30:47
シ「回収ごくろーさん」
フ「この姿だと捕まえるの楽だわ」
ユ「ふふ、ふたりともかわいいね」
グ「らうちゃ〜(スリスリ)」
ラ「❤」
フ「とりあえずひとまとめにしておけばご機嫌だからしばらくこのままでいるか…」
グ「あむあむ(モグモグ)」
ラ「うゆゆ〜」
シ「……さっきからラウダのほっぺ食べてるけどもしかしてお腹が空いてるのかな?」
ユ「お腹が空いて弟のほっぺを食べるかな……。単純に愛情表現なんじゃない?」
フ「ほっぺを食う愛情表現……?🤔」
シ「ラウダも満更でもなさそうな顔だしそういうもんなのかも…ていうかほっぺ伸びてないか?大丈夫か?」
グ「だぁ〜」
フ「ああもうラウダがよだれでべとべとじゃないか(フキフキ)」
ラ「や〜」
フ「や〜じゃない」
グ「とっと! ととしゃ〜(キョロキョロ)」
シ「ト○ポ?」
ユ「お父さんかな?」
フ「さっきから探してるっぽいんだよな…。居ないってわかったら面倒だから何とか誤魔化せ」
グ「ととしゃないない……?」
シ「うっ、勘のいいお子さま……」
グ「ないない……(ウル)」
ユ「グエルくーん! ほら、この子だ〜れだ?」
グ「……らう!」
ユ「グエルくんはラウダくんのこと好きかなー?」
グ「しゅきーっ!!(ギュ)」
ラ「❤」
シ「……ラウダにはグエルを、グエルにはラウダを与えておけば無限にエネルギーが生まれる永久機関に…」
フ「何言ってんだ?」 - 171二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 17:33:06
ラウグエ永久機関に気付いちゃったかぁ…
- 172二次元好きの匿名さん24/05/31(金) 21:07:03
フ「はぁ〜、しかし冒険の締めがダチの子守とはな……」
ユ「子守は慣れてるとは言えね」
シ「俺はあんまり赤ちゃんと馴染みがないからちょっと楽しいかも。ふたりともなんやかんやかわいいし」
グ「かわち〜」
ラ「わわち〜」
フ「おうおうかわいいかわいい。……にしても、ラウダの趣味はわかんねぇなぁ。赤ちゃんになってお世話してもらうでもなく、赤ちゃんのグエルをお世話したいでもなく、一緒に赤ちゃんなりたいってどんな感情だ?」
ユ「ラウダならどっちもやりたいと言いかねないけど……、やっぱり生まれたときから一緒に居たかったって気持ちが強いのかなぁ」
シ「……急に同い年の兄弟ができるのって、どんな感じなんだろうな」
フユ「う〜ん……」
フ「……想像つかないな。例えばラウダが俺の弟だって現れたとして……兄弟? 友達? 仲良くやれるかも正直自信ねぇかも」
ラ「やーや!」
フ「はいはいおまえの兄さんはグエルだけだよ」
ユ「ずっと前から兄弟だったみたいに見えるのにね」
シ「不思議だよな〜」
フ「まぁラウダがなんとなく兄心をくすぐるのはちょっとわかるぞ」
シ「はは、たしかに」
ユ「それでグエルはグエルだし……相性が良かったんだろうね」
フ「そういうことだな。 ラウダ〜兄貴がグエルでよかったな?(ナデクリ)」
ラ「ややややー!(ブンブン)」
フ「こいつマジで隙がないんだが!?」
グ「らうちゃ〜、ちーよちーよ(ナデナデ)」
ラ「❤」
フ「それを言うならよーちよーちじゃあ…ってか態度!差!!」
ユ「ほんとに赤ちゃんの頃から一緒だったら今頃どうなってたんだろうね……」
シ「怖いもの見たさで体験してみたいな」
グ「う、う、あぶ〜」
ラ「……(チュパチュパ)」
フ「こらこらグエルの指をおしゃぶりにするな」
ユ「……ん!? またさらに小さくなってない?」
シ「はっ!? ちょ、もしかしてこのまま放っておいたら……」 - 173二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 00:55:56
かわち〜わわち〜って二人並んで言ってるの可愛すぎて😇
- 174二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 10:26:02
フ「えーと、もっともっと小さくなって……?」
ユ「最終的に消えて無くなる……!?」
グ「あうあ〜」
ラ「……(チュパチュパ)」
フユシ「…………(ゴクリ)」
ユ「お、落ち着こう。もしここで消えたとしても現実世界の体が消えるわけじゃないから問題はないはず」
シ「そ、そうだよな! ふ〜ビビッたぜ」
フ「でもどんどん小さくなって消えてくとこ見たくないぞ」
ユシ「それはそう」
グ「だっ、だっ(ウゴウゴ)」
ラ「……(チュパチュパ)」
フ「……呼ぶか、管理者」
弟『……呼ぶなと言ったはずだが?』
フ「それはわかってるけど……何にそんなに時間がかかってるんだよ」
弟『そ、それは色々あるんだ。久しぶりだし……』
シ「久しぶり?」
弟『とにかく色々あるんだ。さっさと用件を言え兄さんを待たせてるんだぞ』
ユ「赤ちゃんのグエルとラウダがどういうわけかだんだん小さくなってて、このままじゃ消えるんじゃないかと不安で…」
弟『んん? そんな設定にした覚えはないが……まぁ卵子まで行ったら元の姿に戻るかもな』
フ「どういうことだよ!?」
シ「悪趣味すぎない!?」
弟『生命の神秘に触れられて貴重な体験だろう』
フ「これだから人工知能は」
シ「ひとの心がない」
弟『喧嘩なら買うが?』
ユ「まぁまぁ…」
兄『───』
弟『わ! に、兄さん!! だっ、ダメだよそんな格好で!!(ワタワタ)』
フユシ「(そんな格好……?)」 - 175二次元好きの匿名さん24/06/01(土) 20:11:27
おいおいおいとんでもないとこからやり直しをしてくるじゃん
- 176二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 03:05:52
3人とも良いやつだよなぁ そして赤子ラウグエはマイペースにキャッキャッしてるなぁ…可愛いからいっかぁ……
- 177二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 11:44:19
※兄と弟はなんか光る人型みたいな見た目なのでどんな外見なのかは謎
兄『あまり待たせるのも悪いだろう。続きは外の世界に行ってからにしよう』
弟『えっ……そんな、外でなんて……兄さんたら……』
兄『ふたりは赤ちゃん時代を堪能できたか?』
フ「えっ? うーん、多分……」
グ「たぃお!(バタバタ)」
ラ「……(チュパチュパ)」
ユ「大丈夫って言ってるかな」
シ「(グエルの指ふやけてそうだな…)」
兄『よし。ではふたりを元に戻すぞ。(パチンッ)』
(パアァァ)
グ「……んん」
ラ「……(チュパチュパ)」
フ「も、戻ったけど戻ってない!?」
シ「成人男性の見た目でやるとヤバい!!」
ユ「グエル?ラウダ!?」
グ「……なんか、すっげぇ楽しい思い出が増えた気がする(ボンヤリ)」
シ「あ、戻ってた」
フ「ラウダは戻ってコレか!?」
ラ「(チュパチュ…)……にいさん」
グ「ラウダ……楽しかったな」
ラ「うん。……うん(ギュウ)」
グ「ふふふ(ナデナデ)」
兄弟『(ウンウン)』
フ「く……!なんだかんだこいつらが仲良くしてるとホッコリする自分が居る……!」
シ「いいことじゃん」
ユ「大きくなっても、……だいぶ大きくなってるけど、かわいいよねぇ」
兄『さて……名残惜しいがそろそろお別れの時間だな』
弟『ここからいきなり現実世界に戻ることはできないから、一旦外に出るぞ』 - 178二次元好きの匿名さん24/06/02(日) 19:27:54
指ちゅぱちゅぱをおとなのすがたのラウグエが…😇
- 179二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 00:51:42
フレンくん…わかるぞ、その気持ち…ほっこりするよな
- 180二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 11:42:15
このままみんな平穏に戻れるといいなの気持ちと妖精さんはあとで殴ろうなの気持ち
- 181二次元好きの匿名さん24/06/03(月) 17:11:54
妖精さんがっていうか…運営の意向が…
- 182二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 00:25:56
周りが兄弟のお兄ちゃんみたいでほっこり
ツッコミが忙しくてすまないねえ… - 183二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 11:11:38
グエルも楽しかったみたいでよかった🤗
- 184二次元好きの匿名さん24/06/04(火) 19:22:11
(シュンッ)
フ「……おぉ〜っ! 外だ!」
グ「ここは……ダンジョンの入口があったところか?」
弟『そうだ。ここまで来ればあとは自由にログアウトできる』
ユ「ほんとだ。ログアウトのコマンドが選べるようになってる」
シ「ん? おふたり、なんかかなり小さいような……?」
兄『俺たちがここにいることが万が一知られると厄介だからな。感知されないようにしている』
弟『つまり長々と別れを惜しむ暇はないということだ。すみやかに帰るように』
グ「見送るのはダメなのか?」
兄『おまえたちが無事に帰ったのを見届けないと出発はできないな』
グ「そっか。……じゃあ、みんな」
フ「オレ、このゲームすっげー好きで! たくさん遊べて楽しかった!ありがとう」
ユ「俺もすごく楽しかったです。今までお疲れさまでした。…お元気で」
シ「 世界を救えたかはわかんないけど、仲良し兄弟を救えてよかったよ!」
兄『あぁ、みんな本当にありがとう』
ラ「……赤ちゃんおすすめだよ」
弟『そうだろうな。検討しておく』
グ「色々大変だったけど、みんなと冒険できて楽しかったよ。……もう弟を泣かせちゃダメだぞ」
兄『もちろんだ』
シ「変な奴らに捕まらないようにな! あと、弟さんが暴走しないようにしっかり見張っておくこと!」
フ「甘やかしすぎも注意だぞ!」
ユ「なるべくスキンシップをとってあげてください」
兄『ずいぶん具体的なアドバイスだな』
フユシ「似たような兄弟を知っているので……」
兄『はは、そうだな。善処しよう』
グ「じゃあそろそろ行くな。……もし近くに来たら連絡してくれ!」
ラ「バイバイ👋」
フユシ「兄弟仲良くな〜っ!!👋👋👋」
兄弟『言われなくても!!』
《ログアウトしました》 - 185二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 01:00:54
しれっと赤ちゃんを勧めるなw
- 186二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 12:10:51
妙なところで意見の一致する弟ズめ…
- 187二次元好きの匿名さん24/06/05(水) 20:17:32
兄『…いい子たちだったな』
弟『そうだね』
兄『ここを気に入って楽しんでくれた子たちに会えてよかった。……ちょっと罪悪感が生まれそうだが』
弟『それはそれ、これはこれだよ。ほら、行こう兄さん』
兄『本当にやるのか?』
弟『もちろん。僕から兄さんを奪った罪は重いよ』
兄『ちゃんと帰ってきただろ』
弟『それはそれ、これはこれ』
兄『……わかったよ。おまえとの未来のために、不安要素はすべて排除しておこう』
弟『うん! ちゃちゃっと片付けてハネムーンを満喫しようね、兄さん!!』
グ「……(パチリ)」
ラ「にいさん」
グ「ラウダ……いつものラウダだ(ペタペタモチモチ)」
ラ「うん。ぼくたちちゃんと帰ってきたんだね」
グ「そうか、よかった(ホッ) 大きいラウダもカッコよかったけど、やっぱりこっちのラウダが落ち着くな」
ラ「ぼくも、早く大人になりたいなって思ってたけど、もっと子ども時代を堪能しなきゃなって思ったよ」
グ「そうだよな! ん、そういえばどれくらい向こうにいたんだ? 父さんやじいやが心配してるんじゃ…」
ラ「えっと、始めたのが確かお昼過ぎで……えっ? 2時間も経ってない……?」
グ「用意してたおやつもそのままだ…」
(ピロリンッ)
グ「あ!フレンたちだ!」
フ『おまえらも無事戻ったみたいだな!』
ユ『あれだけ向こうで過ごしてどうなってるか不安だったけど、こっちでは数時間しか経ってないみたいで、安心したけど違和感がすごいね』
シ『俺たち、夢見てたわけじゃないよな?』
グ「さすがに全員同じ夢を見るなんてことは……。ゲームの方はどうなってる?」
ラ「んと……ログインできなくなってるね」
シ『俺もだ』
ユ『待って。今運営からのお知らせで、大規模システム障害のため緊急メンテナンスを行うって……』 - 188二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 01:20:34
管理者兄弟はうまいことやってくれました
- 189二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 12:10:10
ハネムーン満喫前の大仕事だな
- 190二次元好きの匿名さん24/06/06(木) 21:15:18
グ「それって、もしかして……」
フ『やったな』
シ『やってるわ』
ユ『いや、単にシステム管理を担当する人が居なくなったからってだけの可能性も…』
ラ「やってなきゃおかしいよ」
ユ『ラウダが言うならそうなんだろうね』
グ「でもこれってあの兄弟が無事外の世界に出られたってことだよな? ゲームができないのは残念だけど良かったよ」
フ『まぁあんな話を聞いちゃったらな〜。なんか他人とは思えない兄弟だったし』
ユ『そうだね。またどこかで会えたらいいな』
シ『ゲームは他にも色々あるしな! それよりさ、バタバタして聞けなかったけど赤ちゃんになった感想聞かせてよ!』
フ『おいそれ聞いて大丈夫なやつか?』
グ「感想って言われてもなぁ。実はあんまり覚えてなくて。みんなも赤ちゃんの頃のことってあんま覚えてないだろ?」
ユ『そっか。ちょっと残念だね』
グ「でも、そんなちっちゃい頃からラウダと居たって思い出は残ってる気がしてさ。それがすっげぇ嬉しい(ニヘ)」
ラ「にいさん……♡」
フユシ『グエル……』
グ「ラウダは? どうだった?」
ラ「ぼくは、にいさんがぼくのほっぺをかじってるのが嬉しかった」
フユシ『ん?』
ラ「にいさんはぼくのもちもちのほっぺが好きで……初めてチューしてくれたのが右ほっぺだったけど、赤ちゃんのにいさんもぼくの右ほっぺをかじってて、こんなちいちゃい頃から好きでいてくれたんだなって嬉しくなったよ」
フユシ『んんっ!!??』
グ「ラウダ、よく覚えてるなぁ」
ラ「ぼく、にいさんのことは何でも覚えてるよ」
シ『これは! たまに居る赤ちゃんの頃の記憶がある子ども!?』
フ『ていうかドサクサでいらん情報開示されなかったか!?』
ユ『だ、大丈夫これくらい想定内だし……!』
ラ「でも、このほっぺもどんどんもちもちじゃなくなっていくんだよね……。今も赤ちゃんの頃に比べると減っちゃったし、大人になったら……(ショモ)」
グ「もちもちでも、もちもちじゃなくても、ラウダのほっぺには変わりないだろ? だから、きっとずっと好きだよ」
(チュッ❤)
フユシ『!?!?🫨🫢🫣』 - 191二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 04:42:21
あらあら🤭
- 192二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 13:33:44
ラウダが言うならそうなんだろうねの掌返し草
- 193二次元好きの匿名さん24/06/07(金) 22:41:15
〜夜〜
グ「……(ボーッ)」
ラ「にいさん?」
グ「あ、いや……なんか時間が経つほどあの冒険が夢みたいに思えてきてさ」
ラ「ぼくも、今でもドキドキしてるよ。楽しくて、ちょっぴり怖くて、でもにいさんがずっと一緒で……また冒険したいね」
グ「うん。結局『GIFT』は無期限のサービス停止になっちゃったけど、またVRで冒険しに行こうな!」
ラ「(コクリ!)」
グ「ふあぁ……、そろそろ寝ようか。ふふ、ほとんど座ってただけなのになんか疲れたよな」
ラ「明日はちょっと寝坊しようよ」
グ「そうだな。じゃあ、おやすみラウ…」
ラ「(ズイッ)」
グ「ど、どうしたんだラウダ。もう寝るぞ?」
ラ「にいさん、何か忘れてない?」
グ「え? ……あっ」
ラ「🥺(ジッ)」
グ「わ、わかったよ。……(ムチュ)」
ラ「んふふふ🥰 ……(チュッ)」
グ「こ、今度こそ寝るぞ! おやすみラ…」
ラ「にいさん、冒険中にできなかった分があるよ」
グ「はっ? いやでもこっちでは1日経ってないんだからノーカンじゃ」
ラ「ぼく、みんなが居るから我慢してたんだよ? 毎日する約束だったのに……」(※約束してません)
グ「ラウダ、おまえ周りの目を気にすることができたんだな……」
ラ「にいさん……🥺」
グ「まったく……わがままな弟にはこうだ!(カプカプカプ)」
ラ「!!!(キャッキャ)」
グ「ん〜もちもち(モグモグ)」
ラ「🥰」
グ「もち…もち…………スヤァ」
ラ「にいさん、寝ちゃった? …………(チュッ)」
ラ「(これは2日目の分)(チュッ)(これは帰ってきたときににいさんがキスしてくれたときの分)(チュッ)(これはにいさんがぼくのほっぺを食べたときの分)(チュッチュッチュッチュッ)」 - 194二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 08:16:25
いっぱいチュッチュするのかわええ〜〜😭
- 195二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 18:06:49
〜おまけ〜
フ『グエル!ラウダ! また面白いゲーム見つけたから一緒にやろうぜ!』
グ「もう見つけたのか? 早いなぁ」
ユ『今回のはプレイヤー同士でランキングを争う要素があるからフレンにはまだ早いって言ったんだけど聞かなくて……』
シ『まぁボコボコにされるのも良い経験っつーことでやってみることにした』
グ「なるほど……?」
フ『なんかスゲー強ぇ2人組がいるらしくてさ! すぐに勝つのは無理でもどんなもんか見てみたいじゃん!?』
グ「へぇ、それはちょっと気になるな」
ラ「やってみようよにいさん。手初めにフレンをボコボコにしてさ」
グ「おう! やるからには上を目指さないとな!」
フ『おいチーム戦だぞ!? 仲間!!』
【YOU WIN!】
弟「やったね兄さん! これで23連勝だよ!」
兄「おまえのサポートのおかげだな」
弟「何言ってるの兄さん。僕が撃ちもらした敵を兄さんが蹴散らしてくれるからでしょ」
兄「大事な弟に傷ひとつ負わせるわけにはいかないからな」
弟「もう……兄さんったら……(モジモジ)」
兄「しかしおまえがこんなに戦闘に向いてるとは……ん?この反応は……」
フ「くそーっ! また負けた!」
ラ「にいさんの輝かしい戦歴に傷をつけるとは……覚悟はできてるんだろうな?」
グ「意外と難しいなぁ。もうちょっと操作に慣れないと勝つのは厳しいんじゃないか?」
ユ「操作感が独特だよね。…あれ? あそこに居るのって……!」
シ「もしかして例の2人組か!? こんなところで会えるなんて! すみませーん! 1戦どうですかー!?」
弟「……どうする兄さん?」
兄「ふっ、恩人と言えど勝負に手加減は無用。実力の差を思い知らせてやろう(ニヤリ)」
おわり - 196二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 18:17:31
今回小ネタ寄りのストーリーになったので進展ダイスは無しです
TRPG風に憧れてチャレンジしてみたものの知識と技量が足りず…。後半はほぼダイス無しになってしまいましたがラウダが楽しそうだったので良しとします(?)
てことで次スレです! 10スレ目だ〜🥳
【ラウグエ】ジェターク兄弟の幼少期を妄想するスレ Part10【閲注】|あにまん掲示板ぽやぽやラウダはいかにしてヒートアックスぶん回し超火力弟になったのか兄弟の幼少期をダイス振ったりして妄想します!捏造設定過多!突然オリキャラが出てきたりしますラウグエはほっとくとどんどん進展しようとす…bbs.animanch.com - 197二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 18:22:01
- 198二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 18:24:05
わーおまけまで兄弟いっぱいでこちらこそありがとうございます!
あむあむ可愛い…! - 199二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 18:44:58
もぐもぐしてる…!
二人ともぷにぷにでかわいいねぇ - 200二次元好きの匿名さん24/06/08(土) 19:33:47
あむあむしてる方もされてる方も幸せそうだ