アビドスからの手紙

  • 1二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 11:28:30

    ホシノ「……シロコちゃん。ここはまだ、アビドスかな?」


    シロコ「……ん。ここはアビドス」





    【元ネタ『硫黄島からの手紙』】

  • 2二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 11:30:57

    >>1

    やめろぉ…やめろぉ!(硫黄島からの手紙履修済み勢)

    というか戦力比もシチュもなんで微妙に被ってんだよこれ…

  • 3二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 11:36:22

    ───あんな学校。3日もあれば落とせる。

    そう思っていたカタカタヘルメット団やカイザーPMCの予想を裏切り、アビドスとの戦いは72日間続いた。

    これは、母校であるアビドス高校を守るために戦いそして、散っていった少女達の物語である────。


    同時上映は、【便利屋達の星条旗】

  • 4二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 11:37:01

    >>3

    結局落とされてて草

  • 5二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 13:12:40

    ───ヘルメット団の動きが突如として変わった。


    今までは数に物を言わせた物量作戦を行ってきたヘルメット団だったが、今日の攻撃は戦略と戦術を用いた計画的な攻撃だった。


    理由はすぐにわかった。

    今まで戦闘を指揮していた紅いヘルメットのリーダーから。




    モトクロスバイクのヘルメットを被った者に変わっていた。

    そいつが、今回の戦闘の指揮を取っていたようだ。


    「……うへぇ、厄介な奴がリーダーになったね」


    とホシノ先輩は、警戒を強めた顔でそう言っていた。

  • 6スレ主◆r0dqXKRNuA2e24/04/28(日) 13:18:40

    翌日、学校にいくと。酷く疲れた様子のホシノ先輩がいた。

    話を聞くと夜間に、襲撃があったらしい。
    夜襲だなんて、今までやってこなかったのに……。
    やはり、リーダーが変わった事による影響は大きい。

    今回は、ホシノ先輩がパトロールしていたからどうにかなったけど。このままではいけない。

    ホシノ先輩に頼んで、一緒に夜間パトロールしたいと申し出た。

    ホシノ先輩は、悩みつつも了承してくれた。

    ん、ホシノ先輩と一緒に。アビドスを守ろう。

  • 7スレ主◆r0dqXKRNuA2e24/04/28(日) 13:26:17

    ノノミ達が通学途中に襲われた。
    幸い、撃退には成功したらしいけれどただでさえ心もとない弾薬を消費してしまった。

    それだけじゃない、昼間も夜間も襲撃されて私達の備蓄や弾薬は、どんどん失われて行く。

    このままでは、アイツらに学校を乗っ取られてしまう。

    アネネは、【シャーレの先生】に手紙を書いて補給物資の支援を要請したらしい。

    支援が必ず来るとは限らない。私達もできるがぎりの抵抗を続けよう。

    弾薬が足りないなら、倒したヘルメット団から奪えば良い。

    手榴弾を使ったトラップを沢山作ろう。

    無駄弾を使わないように正確に落ち着いて敵を撃とう。

    私達は、負けない。

  • 8スレ主◆r0dqXKRNuA2e24/04/28(日) 14:24:41

    ヘルメット団の勢力が増している…。

    今回の襲撃にスケバンが混じっていた。

    どうやら、あのモトクロスヘルメットはブラックマーケットの不良やスケバン、キヴォトス各地のヘルメット団に声を掛けて仲間を増やしているらしい。

    私達は、どんどん追い詰められていく。
    借金の利子を払うためにお金を稼ぎたくても、学校を守るメンバーを残して置かないと行けないので何時もよりも稼げるお金が少ない。

    通学途中に襲撃された事から、セリカのバイトにも護衛が必要だ。

    ……ホシノ先輩の隈が酷い。夜間パトロールして、昼間も私達と戦い。そして、お金稼ぎ。

    私達も満足に休むことも出来ていない。

    このままじゃ……

  • 9スレ主◆r0dqXKRNuA2e24/04/28(日) 15:18:28

    「煙幕、投擲!!」

    モトクロスヘルメットの号令で、ヘルメット団がスモークグレネードを投げた。

    煙幕が校庭を包み込み、それに紛れてゆっくりとこちらに近づいて来る。

    《……まだ。まだだよ皆》

    ホシノ先輩が無線越しに静止をかける。
    徐々に、動く影が近づいて来る。
    最初の攻撃から明らかに2倍いや、3倍程増えたヘルメット団の数に、思わず生唾を飲み込む。

    銃のセレクターは弾薬を節約するために『セミオート』に固定している。

    《……まだだよ、あいつらが校庭を埋め尽くすまで待つんだ》

    《…ほ、ホシノ先輩!も、もうかなりの数が近づいて来てるんだけど!……ま、まだ、撃っちゃ駄目なの!?》

    《…セリカちゃん、気持ちはわかりますが落ち着いて》

    《で、……でも!》

    《敵戦力、レッドゾーン到達ッ!》

    《……シロコちゃん、起爆して!》

    「ん、わかった」

  • 10スレ主◆r0dqXKRNuA2e24/04/28(日) 15:26:00

    ホシノ先輩の指示に従い、手にした起爆スイッチを、押した。





    ドゴォォォォォォン!!!!!!!!





    激しい爆発音と共に、校庭に仕掛けた即席爆弾が爆発した。ん、完璧。

    大勢のヘルメット団が吹っ飛び、爆風により煙幕が晴れた。

    《撃て!!!!》

    ホシノ先輩の号令により、私達は攻撃を開始した。
    セミオートで、しっかりと狙いを定めて。
    一人一人を確実に撃ち抜いていく。

    「……総員、撤退!撤退ー!!!!」

    モトクロスヘルメットの号令で、ヘルメット団達は撤収していく。
    それを見計らって、遮蔽から飛び出し。
    あいつらの銃や弾薬、グレネード等を回収する。

    今回も私達の勝利だ。………でも、この勝利がどれだけ続くだろう。

  • 11二次元好きの匿名さん24/04/28(日) 18:53:21

    いやホシノが本気を出せば敵勢力の殲滅くらい余裕に決まってんじゃん

オススメ

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