もう虚しくなんてない！～第二次防衛戦編

[1 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/03(金) 11:26:07]

元アリウスのちっこい一般事務員の早瀬リアちゃんが事務能力や交渉力をいかして仲間と一緒に反逆するスレの後日談的なスレです。
現在パヴァーヌ２章っぽい所で進行中
防衛戦を乗りきり、先生の紹介でSRT特殊学園のRabbit小隊を招聘しましたが………

[2 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 11:27:21]

たておつです

[3 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 11:28:21]

たておつっすー

[4 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 11:29:30]

たておつです

[5 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/03(金) 11:29:30]

注意
このスレにはオリキャラ、ダイス要素が含まれます
このスレでは、リアちゃんたちが頑張った結果、エデン条約襲撃直前でベアトリーチェの策が悉く潰され、ベアトリーチェの打倒にアリウスの兵力も加わった結果、アリウスがトリニティに併合され、アリウス分派として生活しています。
また、戦力の増大の著しいトリニティへの牽制でSRTが一応存続しています。

スレ画は半ギレのリアちゃん

[6 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 11:30:20]

>>1過去スレお願いできますか？

[7 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/03(金) 11:31:46]

過去スレ達

全ては虚しい…ならせめて！｜あにまん掲示板

全ては虚しい…ならせめて！～トリニティ編｜あにまん掲示板

全ては虚しい…ならせめて！～アリウス併合編｜あにまん掲示板

もう虚しくなんてない！～トリニティ日常編～｜あにまん掲示板

もう虚しくなんてない！～アリウスのバイト編～｜あにまん掲示板

もう虚しくなんてない！～他校交流編～｜あにまん掲示板

もう虚しくなんてない！～ミレニアム編２【オリキャラ🎲注意】｜あにまん掲示板

もう虚しくなんてない！～エリドゥ防衛編｜あにまん掲示板

もう虚しくなんてない！～エリドゥ防衛編２｜あにまん掲示板

もう虚しくなんてない！～エリドゥ防衛編３【オリキャラ等注意】｜あにまん掲示板

[9 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/03(金) 11:42:48]

>>8　はミスって２重に過去スレをのせてしまったので消しました。

早瀬リア

当時のアリウス唯一にして事務能力(１００)をほこる事務員だった。

現在はパテル分派所属。次席事務官。

当時は、ベアトリーチェから仕事で圧殺されかけており、いっそ爆薬担いで胸ダイブかまそうかと画策していた。そんなある日、カタコンベの壁をぶち抜いてやって来た聖園ミカと接触したことと、内戦の傷が癒えてきたことをきっかけに取り戻した技能を使い、反逆を始めた。

同期と共にアリウス内線を生き残っている。

妹がいる。

ミカ様大好きな忠臣。

早瀬ユウカとは他人

仲裁と交渉担当

現在のステータス

戦闘力(６２)→(７３)

事務力(１００)→紙がめくりやすくなった(こっそりキヴォトス経済の勉強中)

知力(３７)→(３８)→(６３)

※事務と兵站作業時のみ知力に50のバフが入る

救護(７０)

工作(１９)

交渉(７２)

神秘(３５)

無自覚な才能

催眠(３９)

洗脳(５３)

思考誘導(８９)

[10 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 12:05:44]

たておっつ
rabbitはどうなるだろうなあ

[11 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/03(金) 12:20:42]

準レギュラーキャラ
血祭キョウカ
トリニティの１年生
アリウス分校出身のくそつよわんこ系後輩。ツルギを師と仰ぐ。
休憩中。
八百万マイ
リアのアリウス分校内戦時代からの同期。工兵隊の指揮をとる。
ヒフミと友達。ペロロもいいけどウェーブキャットも好き。
休憩中。
雨宮ミスズ
リアのアリウス分校内戦時代からの同期で当時の隊長。リジェネ付与の神秘を有する。最近影が薄い。防衛戦で前線部隊にリジェネをかけ続けてたため休憩中。
早瀬ユウミ
リアの妹。リアより大きい。
リア並みの事務能力とそれなりの電子戦の知識を有する。戦闘力は他のアリウス生に比べると低い。
実はインフラ系はユウミのほうができる。

アリウス分派生徒
数が多い。そこそこ戦える。個人個人何かしらの技能を有する。『事務官=過労死レベルで働かせられる』というイメージがあるせいで事務仕事には拒否反応を起こす生徒も多い。上に逆らうことを覚えた。半角でしゃべりがち。食事を楽しみにしている生徒が多く、供給が途絶えると士気が８割ほど下がる。

部長
ミレニアムサイエンススクール、自販機研究会の部長。
ミレニアムやD.U自治区に自販機を展開及び管理を行っている。食品から弾薬まで大体揃得られるだけの伝手を持つ。
商品開発と良い感じの案件を持ってきてくれる為アリウスとの関係は良好。
今回１番得をしてるかも知れない人。

Rabbit小隊
前スレ終盤でリアの地雷を踏み抜いた。今後に期待。

[12 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 13:06:02]

>>7

ミレニアム編1が抜けてるのでー

もう虚しくなんてない！～ミレニアム編～｜あにまん掲示板

[13 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 13:06:26]

前スレでサキが「厳しい環境に身を置き」って言ってたけど、「(管理された範囲での)厳しい環境」なんだよなあ

見てみろよ、兵站の鬼がいてそれでもなお物資が足らず事務型が結構な後遺症が残ってたレベルのアリウス内戦を
SRTに殉職者たちの墓があったとしても、アリウスは自分たちで埋めた墓標なんだもんなあ

知らないっていうのは可哀想なことだね

[14 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 13:30:02]

>>13

まあSRTがこんな面倒な事になったのも全部連邦生徒会長が悪いんだ。

引き継ぎしないんだもんあの女。私のミスでした(進行形)は原作でも聞いてねえぞ推定アロナァ!だったもん

[15 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/03(金) 20:02:12]

「………………………」
「………………………」
Rabbit小隊と別れてからしばらく歩き、彼女達の姿が見えなくなった頃………
「申し訳ありませんミカ様！」
突如リアが頭を下げた。
「いくら彼女達の状態が作戦への参加に適さないとはいえ、わたしの一存でミカ様のご負担を増やす選択をしてしまいました！」
「………………」
「誠に申し訳ありません！この責はわたしの身一つでご容赦を………！」
「リアちゃん……顔を上げなさい」
謝罪をするリアに、ミカが命じた。
「はい………(ﾑﾆｨ！)……いふぁいれふ……みふぁさふぁ……」
顔を上げたリアの頬を掴んでムニムニと引っ張った。

[16 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 20:09:19]

>>14

SRTの問題は「先生にSRT特殊学園を丸ごと託すには荷が重すぎるので、先生が扱える『生徒』の単位まで落とすため意図的に起こした」という説を別のスレで見かけた

[17 二次元好きの匿名さん 24/05/03(金) 20:30:22]

何気にミカがリアにこういう命令形で言うの珍しい描写な気が

[18 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 00:26:14]

>>16

その場合意図を汲み取れず、部隊どころか一人すらシャーレに置いておかない先生が悪意に無警戒過ぎるということに…

[19 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 00:38:08]

>>18

兎小隊と狐小隊、そして連邦生徒会の抱える問題を解消するためSRTが潰されるようにわざと引き継ぎしなかったとも書いてましたね

[20 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 07:35:28]

保守

[21 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/04(土) 08:30:37]

「はぁ………前々から言おうかと思っていたけど………」
「？」
「リアちゃんはいろんな事自分一人で責任取ろうとしすぎ！そう言うとこはよくないよ？」
ミカはリアの頬をモチモチムニムニと捏ね回しながら言った。
「ひ、ひはひみふぁさふぁ！ほんふぁひのへんふぁふぁふぁひふぁ！」
「『しかし』じゃないの！今回のSRTの派遣だってリアちゃんだけじゃなく、わたしやリオ会長も了承した事だし、何より先生の紹介があって呼んだことでしょ？だったらリアちゃんだけが責任を取っちゃダメなの！」
「………………………」
「それに………わたしたちの始まりは、『共犯者』でしょ？だったら功績も責任もきっちり共有しなきゃね？」
「！………ふぁい………」
アリウスの生活が保証されて以降、『いかにしてミカ様の役に立つか』というのが行動指針の大部分を占めるようになったリアにとって、ミカの言葉は、自身の思考の歪みを自覚させる契機となった。

「まったく……リアちゃんもまだまだ手がかかるね、罰として………戻ったら疲れたわたしのマッサージをするように⭐」
「………はい、ミカ様！」
頬から手を離し、冗談めかして言ったミカに対し、ぽかんとした後くすりと笑ってリアは答えた。

[22 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 10:36:22]

爆発したのがこの二人のときでまだよかったまである
一番は爆発しないことだったけど
後は先生に軽く文句言いながらfoxの対応見るぐらいか？

[23 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 18:12:37]

ほ

[24 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/04(土) 21:58:09]

「さて、ミカ様、どうやらお出ましのようです」
しばらく歩くと、此度の敵が遠くにみえた。
「今回、蠍型は居ません………海月型２、蜘蛛型１４の群れです、観測可能な範囲に、他の敵影はありません」
双眼鏡を覗き、観測を行った結果をミカに報告した。
「そっか、作戦はどうする？」
「如何様にも……ミカ様のお好きなように動いてください………フォローはわたしが、ミカ様のフォローなら完璧に務めてみせます」
久しぶりのミカとの共闘に、リアはやる気を滾らせていた。
「いいねぇ………じゃ、背中は任せたよ！」
そう言うと、ミカは愛用の銃を手に敵軍に突撃した。

[25 二次元好きの匿名さん 24/05/04(土) 22:32:40]

ここで初めてのミカの戦闘か……
原作の魔女状態だったり祈るね状態でもすげえことになってたけど、ここのパーフェクトミカとも言えるような状態だとどうなるんだろ

[26 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 07:41:10]

聖女ミカエル

[27 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/05(日) 08:07:28]

キヴォトスにおいて、『強者』とされる生徒は多くいる。
ゲヘナの『空崎ヒナ』、ミレニアムの『美甘ネル』、トリニティなら正義実現委員会の『剣崎ツルギ』………噂によるとアビドスや百鬼夜行にも強い生徒が居るらしい………そんな生徒たちは総じて突出して高い能力を有する………空崎ヒナなら耐久性、剣崎ツルギなら回復力、美甘ネルなら近接での戦力………ならば、ミカ様はと言えば………

「えいっ⭐」ゴシャァ！
　
　　　　　──出力──

気分に左右されやすい、技術的にはスクワッド等の正規の訓練を受けた生徒に現段階では及ばない等の欠点は有りますが、やると決めたときの出力において、ミカ様を上回る生徒はトリニティには居ません………現に、突撃したミカ様にグローブ越しに殴られた蜘蛛型が３機まとめてスクラップになりました。

[28 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 11:50:01]

ここのミカも隕石落としするときは神秘方面に出力寄らせたりしてるんだろうか
やると決めた、だから突っ走りやすいミカに似合った方向なんだよな

[29 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 11:51:41]

出力かなるほど…その発想はなかったですね
怪力方面が強いイメージしかなかったもので…

[30 二次元好きの匿名さん 24/05/05(日) 21:25:22]

保守

[31 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/06(月) 07:58:36]

瞬く間に先頭の蜘蛛型をスクラップにしたミカ様の頭上に、海月型の先が尖ったマニピュレーターが伸びた。
「させません」
アリウス時代からなにかと便利に使っていた大振りのナイフでマニピュレーターを弾き、牽制に何発か撃ち込んでおく。
「ナイスアシストだよリアちゃん！」
そう言ったミカ様が自分のSMGを打ちながら再度突撃を敢行した。ミカ様が無意識に垂れ流している神秘に当てられた弾丸は強力で、次々と装甲に突き刺さり、振るう拳はスクラップを量産していく………合間合間に飛んでくる苦し紛れの攻撃をわたしが全て打ち落とせば、さらに攻撃の回転率が上がり、１０分も経たずに１６機の機械の群れは鉄屑の山に変わりました。
「敵の沈黙を確認……管制から敵の増援の報も無し………状況終了、お疲れ様です、ミカ様」
「お疲れ様！久しぶりに動いたら汗かいちゃった………帰ったらシャワー浴びたいな」
声をかけると、ミカ様が汗と手についた機械油を拭いながら戻ってきた。
「すぐに手配します………お背中、お流しします」
一仕事終えたわたしたちは、車を置いた地点までゆっくりと戻っていった。

[32 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/06(月) 11:09:19]

「いや～！待たせちゃってごめんね？じゃあ帰ろっか？」
頬に着けた返り血ならぬ返り油を補佐官に拭われながら、ミカと呼ばれた生徒が言いました。
「ほ、本当に２人だけで倒してきたの？」
隣でミユが目を丸くしながら言った。
先ほどの補佐官の動きから薄々感じては居ましたが………この２人、相当できるようです。
その後、車に揺られ、なんの成果も示せないままエリドゥに戻ったわたしたちは………
「リアちゃんパイセン！ミカ様！お帰りなさいっス！お風呂準備できてるっす！SRTの皆さんもお疲れ様っす！よく来てくれたっす！」
やたら声がでかくて人懐こい犬みたいな生徒に出迎えられました。

[33 二次元好きの匿名さん 24/05/06(月) 11:40:54]

犬とウサギ……

[34 二次元好きの匿名さん 24/05/06(月) 11:42:45]

そうりきせんでもお世話になってるからなぁミカ
今回のホドでもins童貞捨てさせて貰ったし
やっぱすげぇよミカは

[35 二次元好きの匿名さん 24/05/06(月) 19:50:39]

さらっと自分が対象でない攻撃撃ち落としてる……

[36 二次元好きの匿名さん 24/05/07(火) 00:12:54]

地味におかしいことしてる

[37 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/07(火) 06:41:29]

>>35

>>36

「わたしからミカ様を奪うという最大の圧政をわたしが許容するとでも？ミカ様に当たるものだけ落とすより正実の統制射撃を避けきるほうが難しいですよ？」

[38 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/07(火) 07:21:21]

「キョウカちゃんありがとう⭐」
「ありがとうございますキョウカ、こちらはSRTからの援軍です………設備の案内をお願いします。それでは、失礼します」
「Rabbitさんたちもまた後でね⭐」
そう言うとお二人はスタスタと行ってしまいました。
「んもぉ、リアちゃんパイセンったら人使いが荒いっす！後でプリンを要求するっす！………さて、SRTの皆さん？案内するからついてきてほしいっす！」
「はい、よろしくお願いします………みんなも、いいですね？」
「「「………………………」」」
キョウカと呼ばれた生徒に了承を伝え、他の３人にも確認を取ったが、先ほどの２人とのやり取りが効いたのか、サキも含めて全員が無言で頷いた。
「よし！それじゃあ行くっs……(ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙ…)……あはは……そう言えばまだお昼ごはん食べてなかったっす………先に食堂から案内していいっすか？」
先ほどの２人との重苦しい移動時間に対して、この生徒との移動はなんとも気の抜けたものになりそうだった………

[39 二次元好きの匿名さん 24/05/07(火) 16:44:50]

おやおや

[40 二次元好きの匿名さん 24/05/07(火) 17:37:30]

>>37

全てが圧政に結びつくスパルタクスミニ！

[41 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/07(火) 21:12:16]

「いやぁー！すまないっす！思ったより早く帰ってきたからまだ食べてなかったっす！SRTの皆さんは来る前にごはん食べてきたっすか？」
「問題ない、作戦行動中は持参した食料しか胃に入れないことになっている」
そう言えば移動する前に先輩方からお説教を頂いていたから何も食べていないが、わたしが答えるより先にサキが答えてしまった。
「あ、お弁当持ってきてたんっすね………じゃあ、今食べちゃいましょうか？この後も仕事がありますし」
そして案内役の生徒はわたしたちが弁当を持ってきているのだと勘違いしたが………そんなものはない。有るのはいつもの装備の中に入れているカロリーバーが１本ずつだけだ。
そして我々は食堂に案内された。
席に案内され、食事を受け取りに行った案内役を見送ったが、食堂中に美味しそうな匂いが漂っている………
「うぅ………おなかすいた………」
「くっ………」
「これは………堪えるわね………」

「お待たせしたっす！」
そして戻ってきた生徒の手には黄金色の出汁と白く艶やかなうどんが盛られた大きな丼が抱えられており、芳醇な出汁の香りが空腹の胃を直撃しました。

「え………お弁当それだけっすか？」
「も、問題ない」
「そ、そっすか？じゃあいただくっす！」
目の前で白いうどんがズルズルと啜られていく………黄金色の出汁がこくりこくりと喉を流れていく………『ぷはぁ！』と旨そうに息を吐くのが実に憎らしい……！そして………
「ま、まて……なんだそれは？」
サキが振るえる声で言った。その先にあったのはうどんの間から引き揚げられた四角い物体………『お揚げ』だ……。
「いやぁ！ここのお揚げめちゃくちゃうまいんすよ！」
そう言って噛み締めた揚げからはじゅわりと出汁が滴り落ちた………。………！？まってください！？なんですかそれは！？
「おい！お前何をする気だ！？」

「なにって………味変に温玉入れるんすよ？」
そう言った案内役は容赦なく出汁に温玉を沈めました。

[42 二次元好きの匿名さん 24/05/07(火) 21:14:51]

うどんがアリウス派のソウルフードになってしまう！

[43 二次元好きの匿名さん 24/05/07(火) 21:16:31]

ラビットここでも飯テロされてる…！これは耐えられない…！
お揚げ美味しいよね

[44 二次元好きの匿名さん 24/05/08(水) 01:19:44]

うどん美味しいから食べてほしいな

[45 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/08(水) 07:04:16]

「ん……キョウカ？なにしてる？」
至近距離の背後から聞こえた声に振り替えると、トレーを抱えた生徒が立って居ました。
「あ、マイちゃんパイセンも今からごはんっすか？」
「ん、そう………そっちはSRTの援軍？」
トレーを抱えた生徒は案内役の隣に腰を下ろすとこちらに視線を向けた。
「そうっす！リアちゃんパイセンとミカ様に言われて案内してたっす！食事休憩挟んだら案内再開するっす！」
「ん、ちゃんと仕事してえらい」
案内役はマイと呼ばれた生徒にワシャワシャと頭を撫でられてだらしなく笑っっていた………。
「ううぅ………」
「き、きつい………」
「これは………もう………」
だが、そんなことよりも私たちにとって気になったのはトレーにのせられた皿の中身………白く輝く白米の上にかけられた滑らかな茶色いルウ………つまりカレー………魅惑的な香辛料の香りが私たちの腹を殴り付けました。

[46 二次元好きの匿名さん 24/05/08(水) 12:08:03]

rabbitは食べるのか……？

[47 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/08(水) 19:34:17]

「ん……！カレー、おいしい」
「そっすね！ミレニアムのごはんもレベル高いっす！もうネズミとか食べらんないっすね！」
「ん……あれはあれで……」
目の前で実にうまそうに食べる２人から視線をそらすように手元を見た………自分の手にはカロリーバーが１本握られていた………サキ、モエ、ミユも同じように視線をカロリーバーに向けていた。ミユなどすでに半泣きだった。
なぜ温かい食事をとっている生徒の前で、わたしたちは味気ないカロリーバーを齧っているのか……
「あら？マイ、キョウカ、あんたたちも食事？そっちはSRTの援軍かしら？」
「ん、ミスズも一緒に食べよ？」
そう言われて席に着いた生徒の手には甘辛いタレで煮込まれた肉の乗った牛丼が抱えられていた………もう限界だった。
「あの………SRTの皆さんも食べないっすか？ここの食事、１日３食一定量までならタダっすよ？」

　　　　「「「「食べる！!」」」」

[48 二次元好きの匿名さん 24/05/08(水) 20:06:05]

今ここにトリニティ煽りの使い手、主席事務官いなくてよかったな
「ピクニック帰りのご飯はおいしいですか？」ぐらいの嫌味が飛んできていた可能性がある

[49 二次元好きの匿名さん 24/05/08(水) 23:45:36]

草生える
だいぶトリニティに染まってるな……(？)

[50 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 07:24:59]

これも一種の兵糧攻め？

[51 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 07:43:53]

もしかして叱られに時間取られて碌な準備してきてない感じ？
それともそんじょそこらの甘っちょろい学園には負けまいと意固地になってたのかな？
携帯食糧にカロリーバー一本しか持参できないなんて規則が有るとは考えづらいじゃんね

[52 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/09(木) 07:51:22]

「ううぅ………おいしい……!おうどんおいしい……！」
「ハフっ！アグっ!……！？ゴクゴクゴク！……ぷはぁ！……うまいな」
「ホントにおいしいわね……なかなかお目にかかれないくらい」
私たちは………空腹に屈してしまいました。お揚げおいしいです。
私たちは食欲に屈した敗北感とお腹に貯まる確かな満足感を感じながら食事を終えました。

──その頃、エリドゥ臨時オフィス──
「先生、どういう事ですか？」
"あはは………元気な子達だろう？"
シャワーを浴び終えたリアとミカが訪れ、リアが先生に詰問していた。
「答えになっていません。作戦前に仲間割れを始めましたよ。あれではとてもではありませんが背中を任せられません」
「………………」
"う～ん、実力は確かなんだけどね………"
「そのまま投入しても危険だったので待機させてわたしとミカ様で対処することになったんですよ？ミカ様の手を煩わせたのですよ！？」
「………………………」
ミカの手を煩わせたことでご立腹のリアは先生に文句を言って、先生はそれに対応していた。ミカはリアの髪の毛をアレンジして遊んでいた。

[53 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 07:56:46]

カルバノグ経験してないから致し方ないけどもまた先生詰められてる…
そろそろ先生良いところ見せてください…本編みたいにラビットと接してくみたいに…

[54 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 08:59:57]

あれ、リアが怒るとこそこなの？

[55 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 10:02:41]

よく分からなくなって来たッピ

[56 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 17:59:37]

保守

[57 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 18:31:15]

本スレの先生
●エデン条約編消滅によりそれを前提とした大半のイベントが起きず、トリニティでの人脈や影響力が希薄
●条約締結とアリウス派遣事業によりゲヘナの治安が安定、ゲヘナ学園での仕事激減
●SRT特殊学園が閉鎖されなかった事でカルバノグの兎編が消滅、ヴァルキューレの汚職や連邦生徒会のカイザー癒着関係を是正し名を挙げる機会を失う
下手したら連邦生徒会の組織図すら把握できてない
●トリニティの介入でアリス問題が外部に漏れてしまい信用が揺るがされる
●SRTを「ヴァルキューレ(公安局)並みの戦力」とナチュラルに侮辱
●そうして呼び込んだRABBIT小隊がトリニティ要人の前で仲間割れした挙げ句致命的な失言をして見放される

駄目だ、たまに見かける「原作通りに進めないと即死！」と信じてる転生者が自分のヘイローを割るレベルでシャーレと先生の信用が無い

[58 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 18:36:08]

いくらなんでも先生が可哀想に見えてきたななんか…
これ名誉挽回の機会あります…？色んな煽り一身に引き受けて下手したらシャーレ解体されちゃうよ…

[59 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 19:14:48]

>>58

残酷なこと言うけど、この世界線のシャーレはもう役目を果たし終えたも同然なのよ

ベアトリーチェがリアに無力化された上に幽閉→プレナパテスの襲来、フランシスの出現や地下生活者の復活の可能性が極めて低くなった

キヴォトス最高戦力としてのトリニティに加えてSRTが健在→ウトナピシュティムの元船発掘によるカイザーのクーデターを生徒だけで阻止できる

そして先生の地位や学園都市での重要性は原作と比べて非常に小さいとなると、日和った連邦生徒会がシャーレを解体しても批判は少ない

対策委員会編3章や百花繚乱編は「色々あったけどなんとかなった」で済ませれるし

[60 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 19:23:25]

>>59

生徒会長に呼ばれた挙句にこれかぁ…先生浮かばれねぇ…

流石に解体まではいかないと信じたいな…いくらなんでも…

とりあえずまだ展開がどうなるかわからないもの予想しても仕方ないし初期スレの頃から見届けてきて続き純粋に楽しみだからこれからも応援しながら待つ事にするよ

[61 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 19:50:01]

色彩フラグももう折れてるっけ?
最悪向こう側から干渉する場合もあるから居ないと結果的にオワタになる可能性ある

[62 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 19:52:48]

>>61

覚えてる限りというか覚え違いでなければ折れてなかったような気もする

実際のところはわからないけども

[63 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 19:53:59]

>>62

原作でのきっかけが先生憎しで動いたベアトリーチェというだけで、来ないとは言われていませんね

かといってこのシャーレが原作のように活躍するかに関しては…

[64 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 20:12:57]

先生と生徒、どちらかが有能でも色彩で積む可能性あるの、よくよく考えるとキヴォトス君ちょっと悪辣すぎません????

が、がんばれ先生、がんばれ兎小隊、がんばれリア、がんばれ皆、がんばれスレ主…！

[65 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 20:21:03]

>>63

セイアちゃんがバタンキューした原因が色彩との接触で

その縁が繋がってる状態でこじ開けたのがキモくなったベアおばで

しかもこの後アビドス三章には先生が地下生活者に爆破されるイベントがあって

場合によりけりだけど

・色彩接触の可能性

・地下生活者がリアちゃんを爆破する可能性

・クロカゲへの対処

これらがまだ残ってるのか...

[66 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 20:24:29]

>>65

地下生活者はフランシスが勝手に解放したので、何かが原因でゴルコンダが成り代わられない限り可能性は低い方ですかね?

その「何か」が敵性勢力の襲来以外に起きえたらってところ

[67 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/09(木) 20:43:51]

「まぁ、ともかくです、あの４人だけで公安局に匹敵する戦力であるのが本当なら今休んでいる生徒達の負担が大きく減らせたのに残念です……」
自身の主人の手を煩わせたのに憤るのも本音だが、それ以上に同胞に負担を強いることになるのをリアは危惧していた。
"………彼女たちは強いよ"
Rabbit小隊を擁護する先生の言葉に、リアは顔をしかめた。
「先生、彼女たちに肩入れするのは構いません……我々もエデン条約の件では先生やシャーレのお力を借りた身である以上無碍にしたくはありませんが………これは相手が人でないだけで戦争なんですよ？敵は先生のように生徒だからと容赦してくれません………このままだと彼女たちが死ぬことになりますよ？」
それは警告だった。SRTは今回は部外者………性質上シャーレの権限を借りれば介入は可能だが、その義務はない。今引き揚げてもダメもとで頼んだ援軍４人抜けるだけ、そんな生徒が身を危険にさらす必要はないだろう……と。
"彼女たちに……もう一度だけチャンスをくれないかい？"
「まだ言いますか！？危険に曝されるのはあなたではなく彼女たちなのですよ！？」
"責任はっ！！！"
先生が声を張り上げた。
"責任はわたしが取る………だからもう一度だけチャンスを与えてほしい"
そう言って先生は頭を下げた。
「～～～～～っ！！！？」
「まってリアちゃん」
食って掛かろうとしたリアをミカが止めた。

「まぁ、チャンスを与えるくらいいいんじゃない？ダメなら帰って貰えばいいんだし？」
髪いじりに飽きて、ソファに寝転びながらミカが言った。
「しかしミカ様！」
「リアちゃん………先ずは『与えよ』だよ？」

主人の言葉に、リアは腕を組んだ。

[68 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 20:48:08]

とりあえずなんとかなりそうか…先生啖呵切るのかっこよかったよ
とにかくラビットも先生も頑張ってくれ
ラビットはある意味挫折したしなんとか意識改善出来そうか

[69 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 21:21:05]

神の視点から見てる俺らならいい子たちなの分かってるけど現場のキャラの視点から見たらそりゃね
上手く和解できると嬉しいけど

[70 二次元好きの匿名さん 24/05/09(木) 21:21:22]

羨ましく見つめる食事シーンの中に当たり前のようにネズミ食ってた日常が混入してるんだよなあ・・・
のうのうと自由を謳歌してきたはずの友軍からそこはかとなく匂わされる過酷な過去の存在にはたしてRabbit隊は気づけるのか

[71 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 05:35:27]

ネズミが入ってる、じゃなくて、ネズミでも食えるだけご馳走の可能性まであるぞ

[72 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 08:00:53]

リアの大人嫌いに先生の失態が重なり続けて、RABBIT小隊の汚名返上以前に先生との関係が取り返しがつかない状態になってる件
ミカが止めるのが一瞬でも遅かったら先生の頭無くなってるでしょこれ

[73 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 09:39:05]

チャンスっていうと、10匹ぐらいのところにrabbit行かせて、後ろで監視兼万が一のときに救助ぐらいかな？

[74 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 09:45:10]

>>69

厳しい訓練を受けた精鋭が１小隊来たと思ったら作戦開始前に仲間割れする新兵未満だもんな

[75 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/10(金) 12:33:51]

「………わかりました。機会は用意しましょう」
"ありがとう"
ミカの言葉を受け、リアはチャンスを与えることにした。
「ただし、条件はこちらで決めさせていただきます！本来彼女たちを呼んだのは消耗した生徒との交代要員として活用するため……それに見合った能力を示していただきます。示せなかったのなら……わかっていますよね……？先生」
"ああ、それでかまわないよ……"
リアが出した条件を先生が了承し、Rabbit小隊にチャンスを与えることが決定した。
「FOX小隊、入室します」
そしてそこにSRTからのもう１つの部隊、FOX小隊が到着した。

[76 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 12:38:37]

先生が居なくても回る世界のどう考えても順調に進んでるはずなのに緩やかな滅びに向かって一直線に進んでる感は異常

[77 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 15:33:04]

案外fox来るの早かったな……対応どうなんだろ？

[78 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 17:07:06]

前スレでRABBIT小隊が失言かましたこは🎲を振らない固定の展開だから意図的なもの
徹底的に兎小隊と後ろ盾の先生を貶めてからの汚名返上の流れなんだろう
でなかったら真面目にシャーレ廃絶と先生の処分が現実味を帯びてくるんだよ

[79 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/10(金) 20:54:43]

「隊長の七度ユキノです……先ずは謝罪を……謹慎中だったRabbit小隊の動向は、把握しています………うちの学校の１年生が失礼しました」

入室してすぐ、FOX小隊の４人は後輩の不始末を謝罪した。

「トリニティ総合学園、早瀬リアです。此度の防衛戦の兵站を担当しています。今回の件については先生の進言により沙汰が下っておりますので謝罪は不要です。SRTの皆様には、ミレニアムもトリニティもとても期待しています」

dice1d2=1 (1)

１、無表情で淡々と

２、笑顔で

リアが対応した。

「FOX小隊の皆様の勇名は私も聞いております………しかし、Rabbit小隊の４名については先の防衛任務において資質に疑問を感じましたので、競技の結果１度テストをすることに致しました」

Rabbit小隊の失態について話すと、FOX小隊は困ったり苦虫を噛んだような顔をした。

「……テストとは？」

平静を装ったユキノが聞いた。

「簡単です……Rabbit小隊には戦闘でその資質を示していただきます。武力において名を馳せるSRTならば簡単なことの筈です」

[80 二次元好きの匿名さん 24/05/10(金) 22:41:23]

FOXにはもう知られてるのね……
二度目の大目玉だなあ

[81 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 00:39:28]

確かにオリ主の活躍によって原作キャラが割りを食うのは他のスレでもよくあるが

[82 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/11(土) 08:06:43]

「……で、ここが物資の集積所で、あっちがわたしたちが寝泊まりしている臨時の兵舎というか寮っす！で、向こうに有るのが指揮所っす」
食事を終えたRabbit小隊は、マイたちと別れたキョウカにエリドゥの中を案内されていた。
「まさか学園の中心部以外で、自治区の中にこれ程までの防衛都市を作るとは………」
「いったいどれだけの金をかけたんだか………」
「ん～？そのへんはわかんないのでミレニアムの会長さんか会計さん、それかリアちゃんパイセンに聞いてほしいっす！お金と施設のことならその３人が詳しいっす！」
中心街から離れているのに機能や設備が整った要塞都市に舌を巻いていたRabbit小隊は、ついで聞こえた名前に口をへの字に曲げた。
「リアって……あのちっこい生徒か？」
「あー……そうっすね、でもあんまりちっこいって言わないほうがいいっす、リアちゃんパイセンめっちゃ怒るっす………というかなんかあったんすか？」

[83 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 11:18:18]

事の詳細喋るんかな……ミカもリアもアリウスから慕われてるからキョウカがどう反応するのやら

[84 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/11(土) 14:29:33]

「………と、いうことがありまして」
先ほどまでの事をミヤコが説明すると、キョウカは額に手を当てて天を仰いだ。
「あちゃー！やっちまったっすね！それ完全にリアちゃんパイセンの地雷踏み抜いたっすよ？」
案内役………キョウカが「あ～あ、これはまずいっすよ？」みたいな顔でこちらを見てくる。確かに他校の重役へのお前呼ばわりの時点で問題行為、先輩からの叱責と処分が確定しそうな案件ですが………あのサキに銃を突きつけた生徒にも思った以上に失礼を働いていたようです。
「あー、トリニティの情勢って理解してるっすか？」
「はい、エゲヘナとの間にデン条約が締結され、ついでにかつて分校だった無名の学校を併合し勢力を拡大したと聞いています」
キヴォトスで現在最も成長著しい学校の情勢は流石に１年生のわたしたちでも把握しています。
「あー、まぁ、他校からしたらそうっすね………実際は併合された方の学校の生徒がトリニティを引き込んでクーデターを実行、生徒会長以外の生徒は全員納得してトリニティに編入ってのがあの一件の大筋っす………で、そのクーデターの首謀者がリアちゃんパイセンっす」

[85 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 15:30:46]

ベアおばは校長とか学園長じゃなく生徒会長を名乗ってんのどういうことなの…って思う

[86 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 15:43:49]

結構冷静なんだなあ

>>85

学校の最高権力者が生徒会長だから仕方なうわキツ

[87 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/11(土) 16:25:17]

「っ！？とんでもない人じゃないですか！？」
学校が国家に例える事ができるキヴォトスにおいて、早瀬リアが行ったことは内乱、外患誘致、外患援助と、国家転覆の数え役満であった。
「まぁ、うちのもと学校が独裁者に支配されてたから所属する生徒からの文句はでなかったんすけどね」
すっきりしたように語るキョウカに、SRTはよくわからないものを見る目を向けた。
「あなたたちは………自分達の学校を捨てたんですか？………あ……」
思わず溢れてしまった言葉に、ミヤコは自分の口を塞いだ。

「ん？んん～？………ああ、そっか、確かにそうっすね、分派として残ってるしみんな居るからその発想は無かったっす！」
Rabbit小隊は唖然とした。この生徒には学校を捨てた自覚も無かったのかと。
「そう言えばSRTってどんなとこなんすか？あたしアリウスとトリニティとここくらいしか見たこと無いから教えてほしいっす！」
からりと言うワンコのような生徒に毒気を抜かれ、Rabbit小隊は気づけばポロリと学校の様子を話していた。訓練の事、規則の事、寮での暮らしの事、先輩の事、豚肉の缶詰で凌いだ長期訓練の事………きらきらと目を輝かせ、相づちを打ちながら聞くキョウカには自然と話してしまっていた。
「ほぇ～！SRTってすごいとこなんすね！」
「ふふん！そうだろうそうだろう！」
ここに来てから不機嫌だったサキも、心底感心したといった様子のキョウカにすっかり気を良くしていた。

[88 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 19:18:57]

>内乱、外患誘致、外患援助と、国家転覆の数え役満

改めて見るとトンでもないことやってるなこのスパルタクスミニ……

[89 二次元好きの匿名さん 24/05/11(土) 21:59:26]

× 学校を捨てたという自覚がない
○ アリウスが独立校であることに拘りがない
仕方ないことではあるけどRabbit隊は自分の常識に引っ張られてる感が強いね。訓練しているからこそ自分なりの常識が身についてるわけなんだけど、経験不足ゆえにそこから脱却できるだけの思考の柔軟性が持ててないのが今のところ悪い方にばかり働いている
まあ、初陣の同行者が外見詐欺の権化みたいなミカ&リアじゃなく四天王ことスクワッドだったらもっと素直だっただろうから、間違いなく運はなかった

[90 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 01:14:15]

ある意味ではすっ飛ばされてきた成長イベントをここでまとめてやってる感じなのかも
せっかくだから先生や他の生徒たちにとっても実りあるものになって欲しいじゃんね

[91 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/12(日) 10:44:57]

「戦闘訓練と勉強どっちもできるなんてすごいっす！毎日３食しかも最低でも豚肉の缶詰が食べられて、雨風凌げる壁と屋根がついた寝床があるなんて……！三大校と同じくらいすごいっす！」
「………………ん？」
すごいすごいと目を輝かせながら言うキョウカに気分が良くなってきたRabbit小隊だったが、言葉の端々に違和感を感じ始めた。
「すごいっす！毎日訓練と勉強して！お肉しっかり食べて！安全な寝床でぐっすり眠るのがSRTの強さの秘訣なんすね！」
おかしい………キョウカが言っていることは概ね間違いではなく、訓練や勉学に励んでいることは間違いなく自分達が誇れることである………だが、寮や食事など、『あたりまえ』のものやむしろきついとさえ思っていた豚肉の缶詰でさえすごいと言われるのは、得体の知れない気持ち悪さがあった。

[92 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 10:48:14]

とうとう知ってしまうのか……

[93 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 11:36:00]

srtウサギの戦闘テストをする
srtは強いらしい
キョウカは強い相手と戦いたい
キョウカはアリウスでも有数の戦闘力である

キョウカ　vs　ウサギ小隊？

[94 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 15:03:50]

>>93

最もらしい理論で行われる、ツルギ互換との戦闘という地獄の采配

[95 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/12(日) 17:24:15]

「な、なあ………お前がいた学校はどうだったんだ？」

正体不明の違和感に耐えられなくなったサキがキョウカに尋ねた。

「え？トリニティっすか？すっごくいいところっす！上級生は優しいし！ごはんもおいしい！訓練の後に寝てても殴られないし毎日風呂に入れるっす！」

またしても感じる違和感………おそらくその原因は今の学校ではなくその前………

「あ、あの………トリニティの前の………アリウス？っていう学校は……？」

恐る恐るミユが聞いた。

「ん？

dice1d3=1 (1)

１、ああ………『そっち』っすか………

２、(～♪～♪～♪～♪)あ、電話っすね

３、っと、ついたっす！　　　」

[96 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 17:33:06]

入らないインターセプト

[97 ◆K7oi2p2CoQ9Y 24/05/12(日) 20:40:17]

「ああ………『そっち』っすか………」
先ほどまで陽気にすごいすごい言っていた案内役が露骨に静かになった。表情にも陰りが見えた。
「う～ん………そうっすねぇ………どこまで話していいものやら………う～ん………まぁ、端的に言うと『あまりいいところじゃない』っすね………」
今まで必要最低限のラインを『すごい』と表現していた生徒から出た『あまりいいところじゃない』という評価………詳細は不明だが、つまり最低限すら割り込んだ環境を意味していた。
「お、ちょうどついたっすね」
気がつくと、私たちは沢山の生徒が集まる広場のような所に連れてこられていた。

「「「「「………………………………」」」」」
ジロリという音が聞こえそうなほど生徒たちはこちらに視線を向けていました。

「まぁ、続きはここに残れたら教えてあげるっす」
そう言って案内役の生徒は私たちから離れていきました。そして………
「お前たち………やってくれたな………！」

静かに青筋を浮かべた先輩たちが私たちを待ち構えていました………

[116 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 20:50:02]

また出たよ…とりあえずスレ主落ち着いてから立て直した方が良いと思います
避難先も一応ありますのでそこで告知するのもありです
ここの掲示板名+都市名ででます

[128 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 20:51:55]

埋め終わった後に戦果()報告スレでも立てる気かい？

[161 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 20:57:28]

昼頃にエボルトのスレ立ててたのと同一人物だろ

[174 二次元好きの匿名さん 24/05/12(日) 20:59:33]

とにかく管理人信じて待つしかなさそうですよね…報告もしましたし…