タケルがタケルママになった日

  • 1二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 18:35:18

    それは聖杯戦争で召喚されて、間もない頃。マスターは巻き込まれただけの子供だった。家にいるところを他陣営に襲われ、逃げながら戦った帰り道、バスも電車もないので歩いていると、タケルの後ろから何かが倒れる音がした。歩き疲れていたのか、マスターが転んで膝を擦りむいてしまったのだ。
    それに対して、タケルは「はやく行くぞ」と一声だけかけて先に行こうとする。
    すると、マスターは堰を切ったようにその場で大粒の涙を出してしまった。
    それを見た、タケルは少し逡巡したあとにマスターの元へと向かい、しゃがんで自らの背中を差し出した。

  • 2二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 18:36:49

    待ってくれ情報の洪水を(ry

  • 3二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 18:43:34

    初期タケルがタケルママになっていく貴重な場面

  • 4二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 18:46:08

    伊織パッチなしタケルは供給貴重だから助かる

  • 5二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:02:33

    良いよね、伊織なしの冷たいタケルが、子供マスターを溺愛するタケルママになっていくの

  • 6二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:03:08

    背中におぶさるだけならまだママではないかもしれない
    ここからママレベル(?)が上がって行くのか

  • 7二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:10:16

    >>6

    ママになった日のエピソード1だからな

    ここが始まりなんだ

  • 8二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:26:00

    劇場版タケルママ0

  • 9二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 19:58:04

    タケルがタケルママになる物語?!?!!タケルママエピソード0?!!?!!

  • 10二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 20:10:24

    頭の中が???????になってる。

  • 11二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 20:47:21

    タケルママの隠されたはじめのエピソードですって…!もっと聞かせてちょうだい!

  • 12二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 20:49:08

    おっとタイトルからアクセルベタ踏みスレッド発見伝

  • 13二次元好きの匿名さん24/05/13(月) 21:22:28

    〜これは、タケルがママになるまでの話〜

  • 14二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 02:52:25

    なんだ、これは?

  • 15二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:29:14

    自分は胸熱になっているが、タケルがママ?と戸惑っている声にもふふとなる

  • 16二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:31:11

    ここからぎゅーして膝枕してくれるままにどうなるんだろうか
    お家にまともな食材があるのかな

  • 17二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:33:07
  • 18二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:36:34

    このレスは削除されています

  • 19二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:37:06

    このレスは削除されています

  • 20二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:58:25
  • 21二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 08:59:22

    >>20

    忘れてたありがとう

  • 22二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 10:01:31

    家の中はめちゃくちゃになってしまったが、幸いにも倒壊などはしていなかったため、修繕することになった。当然、マスターは嫌がったが、タケルはお構いなしにゴミ袋にカップ麺のゴミなどを捨てさせる。
    そして、片付けが終わった頃、二人の腹の虫がなった。本来であれば、カップ麺などを食べるところだが、全てダメになってしまったので、外へ行くことになった。

    「街へ行くのか!?それは楽しみだな!早く行くぞマスター!」



    「もぐもぐ、このハンバーグとやらも、唐揚げとやらも美味いな!米とよく合うぞ!」

    そこには、運ばれてきた料理を次から次へと口に入れるタケルの姿があった。それを見たマスターは唖然としている。そして、輝いているタケルと目が合い、思わず口が紡ぐ

    また、あの攻撃を街中で放つのかと。

    「ああ、必要であればな」

  • 23二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 10:01:53

    心臓がキュッとなる。即答だった。だけど、勇気を振り絞ってそれはダメだと伝える。そのためなら......

    「わかっている。そこで、また令呪を使われても敵わんからな」

    「しかし、これは英雄同士の戦争だ。そんなものに、一々気にしてられないぞ」

    その言葉を聞いて、マスターは何故か頭が沸騰しそうになった。

    「ただ、安心しろ。マスターのことはこの私がちゃんと守って......むぐっ!?」

    タケルの口にスプーンで掬ったアイスクリームを押し込む。そして
    どう!?と聞く。

    「う、美味いが......な、なんだ急に」

    そして、今は亡き祖母から教わったことをタケルにそのまま伝える。
    今まで食べていた料理もさっきのアイスクリームも、無辜の人間たちが作ったものだと。
    そもそも、英雄同士の戦争なんて誰も望んでなんかいないし、今の平和な世の中に殺したり、壊したりしかできないような理由なんて必要ないと

    しばしの間、見つめ合う。

    「......はぁ、頑固だな君は。わかった、君の言うとおり、ここの住民を傷つけずに......だな?」

  • 24二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 10:59:18

    ママ化の一歩

  • 25二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 11:53:01

    支援あげ

  • 26二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 21:19:06

    おばあちゃんっ子だったのか

  • 27二次元好きの匿名さん24/05/14(火) 21:24:16

    サムレム未プレイ勢のために捕捉すると本来ヤマトタケルは街中での宝具水平撃ちを気にせずするタイプ

  • 28二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 08:15:46

    マスターの家庭環境が気になるぜ…
    パッチ入ってないセイバーが母性カンストするようなマスター、どんな子なんだ…

  • 29二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 08:40:04

    ここから、どうママになるのか

  • 30二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:04:14

    その夜、タケルは布団の中で物思いに耽っていた。

    英雄を必要としない時代

    マスターに言われてから、また、街を回ると、そこには人々の平穏があった。誰かが飢えることもなければ、戦って死ぬこともない。そんな戦乱とは程遠い当世の町並み。
    そんなところに英雄が存在する余地などないだろう。何故なら、そこに敵はいないからだ。であれば、そんな世に自分はどうして呼ばれたのだろうか、どうして、聖杯戦争などというものが開催されたのか。

    「(きっとロクなものじゃないな)」

    タケルはそう結論づけた。だいたい、隣でぐっすりと眠っているこの子どもがマスターになっているのだから、歪んでいるに違いないと思った。

    「まったく、それではかけ布団の意味がないではないか」

    風邪をひかないように、布団をかけ直してやる。不思議なマスターだ。
    前にはあんなに泣いていたというのに、今日は私に説教をする。泣き虫なのか度胸があるのかよくわからない。ただ......

    「放っておけない......」

    これは、まだ子どもだ。それにこれが死ぬと、必然と自分も消えることになる。あの自称監督役の言葉を信じるならの話ではあるが。

    「まあ、君のことは最低限私が守ってやろう」

    そう言うと、タケルも目を瞑った。

  • 31二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:12:17

    タケルママ、伊織チューニングされてないタケルだったのか…
    そしてマスターは成人男性だと思ってた…

  • 32二次元好きの匿名さん24/05/15(水) 19:22:19

    タケルママ好き

  • 33二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 06:35:21

    タケルママのマスター、幼いながら天涯孤独とかなのか
    聖杯にかけてただろう願いが気になるな

  • 34二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 18:09:35

    巻き込まれっぽいし、自分では気づいてなさそう

  • 35二次元好きの匿名さん24/05/16(木) 18:39:10

    タケルママかっこいい…
    これが完全無欠のママになるとかご褒美だよぉ

オススメ

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