【閲覧注意】ここだけ赤ん坊になった脹相4

たぶんおわり

色んなキャラにスポットが当たりますがあくまでもメインは脹相です
詳細は初代スレからどうぞ

※絵+ネタスレ要注意
転生パロ、年齢操作、キャラ崩壊、遅筆、これらがマジで無理って方はブラウザバック推奨
不快に感じたレス、争いの火種になりそうなレスは削除させて頂きます。
ご了承ください

このスレの時空は津美紀がなんやかんやあって助かった以外原作通り
ss超初心者、物語制作ド初心者なんで寛大な心で受け入れて貰えると嬉しいです

1スレ目

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2スレ目

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3スレ目

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10まで保守！

このスレでおわりなの…😭

ちーちゃん泣いてる…

スレ立てありがとう！
このスレ日々の癒しなのでおわりなのさみしいよ…

立て乙
空っぽの標本瓶…

保守完了！

保守ありがとう！
感想もすごく励みになってます！
最後まで生暖かく見守って頂けると嬉しいです
ｰｰｰ
〜翌日〜
脹相（……）ｼﾞｰ

虎杖「〜♪」ｼﾞｭｩｼﾞｭｳｯ
脹相（悠仁が料理をしている分の火は問題なく見れる……）ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

脹相（一体あの時の花火と何が違うんだ？）ﾓﾝﾓﾝ　ﾓﾔﾓﾔ

虎杖「すー、津美紀呼んでき……」

脹相「んむむま……」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
脹相（わからん……）ﾓﾔﾓﾔ

虎杖「はわ…はわわ……」ｶﾞｯｼｬｰﾝｯ　ﾊﾟﾘｰﾝ

宿儺「なんだ小僧、人を呼んでおいて自分は寝転がるなどいい身分…だ……な……」

虎杖「ハイハイしてるッ…！！！！！！！」

虎杖「ずり這いじゃなくてハイハイ！！！」

多分無意識だけどついにハイハイできるようになった！おめでとうちーちゃん！
宿儺も思わず言葉を止めてるのちーちゃんの事大切にしてる感あって好き

ｰｰｰ
虎杖「みた！？今の見てた！？！？」

宿儺「…喧しい」

脹相（……ん？）

虎杖「スマホスマホ…」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

脹相（ﾊｯ…いつの間にこんな場所まで…？）ｷｮﾛｷｮﾛ
ｰｰｰ
〜数分後〜
虎杖「本当にウチのコは天才だな〜！」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬｼｬｼｬ　ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ

脹相「うー」
脹相（いつの間にかハイハイが出来るようになっていた…）

虎杖「ん〜可愛いｯ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

脹相「んんー」ﾓﾁﾓﾁ
脹相（そうだ、身体は着実に成長していっているんだ。変に慌てる必要はない）

脹相（…昔と違って時間はたっぷりある）

脹相（大丈夫、大丈夫…）ﾌｰ…

宿儺「………」ｼﾞｰ

脹相（火なんか怖くない…筈だ）

脹相（きっと肉体的な成長と共に精神面も成長していく）

脹相（気長に克服していこう…）

〜数日後〜
津美紀「ハイハイ出来るようになって毎日楽しそう」ﾆｺﾆｺ

虎杖「危ない物がないかまた確認しとかんと」

宿儺「…」ｼﾞｰ…

脹相（最近よく宿儺に見られている気がする）ｼｭﾊﾞ

脹相（何かしてしまったか…？）ｼｬｶｼｬｶｶｻｶｻ

虎杖「ア゛！ちーちゃんそっちは危ない！」ﾋｮｲ

脹相（！）

虎杖「ほっ……危ねえ…机に激突する所だった」

津美紀「卓袱台は和室の方に仕舞っておこっか」

虎杖「そうしよ」

脹相（……）

脹相（赤子の身体はやはり不便だな……）ｼｮﾓ…

〜それから更に数週間後〜
〈テレビ〉
髙羽『本日はなんと！夏休みスペシャルでーす！トップバッターはなんとピンチャン！』
髙羽『まさか俺達がこの番組にお呼ばれするとはな…』ｼﾐｼﾞﾐ
？？？『ねーねー髙羽、今日の私の顔見てよ。ホラホラ』
髙羽『自由か！今余韻に浸ってんの！！ていうか近い！もう顔面めり込んでるからそれ』
？？？『目だよ目、わかるでしょ』
髙羽『何？なんか着けてる？』
？？？『ちい○わのカラコン』
髙羽『いやわかんな！？サイゼリアの間違い探しくらいムズくない！？』
？？？『サイゼリヤね』

ドッ　　ﾜﾊﾊﾊｯ
ｰｰｰ
脹相「う゛ー」
脹相（上の方からすごく腹の立つ声がする……）ｲﾗｲﾗ
脹相（一体誰だ…？見えん…）ﾑｶﾑｶ

宿儺「……」
ﾋﾟｯ　　ﾌﾞﾂｯ
脹相（おお、助かった。ありがとう宿儺）

ﾄﾀﾀｯ
津美紀「あ、すーくん、今日はお外いかない？」

宿儺「行かんが。なんの用だ」

津美紀「そっか！今日特売日だから、今から近所のスーパーまで行かなくちゃいけないんだけど…」

津美紀「お留守番お願いしてもいい？」

ち○かわのカラコン、奴が着けるか着けないかで言うと絶対に着ける…！！(確信)

宿儺「…」ﾁﾗｯ
脹相「？」

宿儺「ああ。構わん」

津美紀「良かった〜…あそこの争奪戦は厳しいから…ちーちゃんを連れて行くのはやっぱり怖くって」
脹相（買い物なのに争奪戦？？？怖…）


ｰｰｰ
〜数十分後〜

津美紀「ちーちゃんのことよろしくね」

宿儺「ああ」

津美紀「火とか刃物とか触っちゃ駄目だよ〜」
宿儺「わかっている」

津美紀「じゃあ行ってきます！」

ｰｰｰｰｰｰ

これちーちゃんと二人になる機会を伺ってたのかな
何話すのかな毎回続きが気になる！

>火とか刃物とか

御厨子を連想させて何か不穏だ…

ｰｰｰｰｰｰ
脹相（何気に宿儺と家に二人きりは初めてだな）

脹相（今は部屋にいるのか？姿が見えない）ｷｮﾛｷｮﾛ

脹相(…もしかしたらまた絵本を持ってきてくれるのだろうか)ｿﾜ…

脹相「ふふ」

脹相（津美紀もすぐ帰ってくるだろうし、のんびり待っていよう）ｺﾞﾛﾝ

脹相（ハイハイの練習をするのも良いかも）

コトリ

脹相（な）

>>21

画像貼り違えたのでやり直し

ｰｰｰ

脹相「マ゛ァ！？！？」

脹相（散相！？！？）

脹相（の入っていた瓶…？）

脹相（弟を食べた後、瓶は処分したと悠仁が…）

脹相（なんで、こんな所に）

脹相（もしかして、残してくれていたのか…？）

ｿｯ…　　ｷﾞｭｯ

脹相（だが何故今これが俺の前に置かれて…）

宿儺「…あの日から数週間。」

脹相（！）ﾊｯ

宿儺「貴様の行動を常に観察してきたが」

宿儺「……今の反応で確信した」

宿儺「やはり記憶があるな？」

宿儺「九相図」

不意打ちで呪いの王の顔するのやめなよ！！

空瓶なのに誰が入っていたのか分かるお兄ちゃんの弟愛いいね
それはそれとして見下ろし顔に呪いの王み出ちゃってる出ちゃってる威圧感すごい
あーあ直前まで絵本持ってきてくれるのか？ってちょっとソワソワしてたのにこれで泣かせたらすーくんは読み聞かせの刑ね…

すーくんまだ声変わりしてないと思うので
音声入ると可愛らしいかもしれない

でもこの呪いの王水風船で遊んでドヤったり鼠花火買えって膨れたりしてたんだよな・・・

今世のすっくんを信じろ
ちーちゃんが前世の記憶持ちと確信したら自分と一緒にいるのは嫌じゃないのか聞いて大丈夫だとわかったら贖罪も兼ねてお世話したり虎杖へのフォローをするんだよきっと
虎杖にちーちゃんのことを言うか言うまいかはすっくん次第だけど

脹相「ひゅ…」
脹相（不味い…）

脹相（これは非常に不味い……）ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

脹相（宿儺にも記憶があったなんて…）

脹相（今までのは演技か？！！）

脹相（クソッ…！完全に絆された…）

宿儺「…」ｽｯ

脹相（殺される…！！）ﾊﾞｯ

宿儺「まぁそう縮み上がるな」ﾋｮｲ

脹相「うぎゅうぅ！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀｼﾞﾀﾊﾞﾀ
脹相（！離せ！！）

宿儺「こちらもあまり時間がない。暴れてくれるなよ」ﾃｸﾃｸ

脹相「ん゛む〜〜！！！」
脹相（ぐぬぬ…赤子の身体でなければ…！）

ｰｰｰ

〜書斎〜
ｶﾞﾁｬｯ　ｷﾞｨｨ

脹相（………ちゃんと…瓶がある…膿爛相、青瘀相、噉相、骨相、焼相……）

脹相（埃ひとつない。綺麗に掃除されている…）ｳﾙｯ

宿儺「貴様にいくつか質問がある」ｺﾄﾘ

脹相（…オマエと話すことなどないぞ）
宿儺「ああすまん。答える口がなかったな」ｺﾞｿｺﾞｿ

脹相（…💢）
宿儺「コレで質問に答えろ」ｽｯ

脹相「？」
脹相（なんだこれは）

宿儺「⭕️❌️げぇむとやらで使うものらしい」

脹相（？？？）

宿儺「今からする質問にそうか否か答えてもらう。⭕️が鳴るのはこっちだ」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ　

脹相（……）

脹相（…一体どんな質問をする気なんだ…？）

ｰｰｰｰｰｰ

赤子である脹相との意思疎通のために用意したのか
それとも元から家にあったのを使えると思って出してきたのか

質問の内容が何にせよ絵面がかわいいな…

宿儺「死ぬまでの記憶がある」

脹相（ああ）ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

宿儺「呪物だった頃の記憶もあるな？」

脹相（断片的にだが覚えている）ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

宿儺「欠けた記憶があるか？」

脹相（多分…ないと思う、？）ﾌﾞﾌﾞｰｯ

宿儺「いつから記憶がある。産まれた瞬間か？」

脹相（いや、わからない）ﾌﾙﾌﾙ ﾌﾞﾌﾞｰｯ

宿儺「この間の花火…？だったか、その時にもどったのか？」

脹相（いやその前からある）ﾌﾞﾌﾞｰｯ

宿儺「津美紀を母と思うか？」

脹相（…母親と言うものはよく分からないが、まぁ母親だと思う）ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

宿儺「小僧が父親になってどんな気分だ。」
脹相（勿論幸せだ！）ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

宿儺「……今の生活は楽しいか」

脹相（ああ。不便だが楽しい）ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

宿儺「……このままこの家で暮らしたいか」

脹相（暮らしたいに決まっている。むしろ永遠に続いて欲しいとさえ思う）ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

宿儺「…」
脹相「…？？」

脹相（？どうした）



宿儺「…俺がいても？」

脹相（…！）

宿儺「自分を殺し、弟を苦しめた相手がのうのうと生きている訳だが」

宿儺「貴様の矜持である長兄の座までも奪って」

脹相（……………）

宿儺「このまま暮らすか？憎悪の対象が存在するこの家で？」

脹相「……」

宿儺「ん？」ｽﾞｲｯ

なんか…すっくんわざと言ってる？
邪気を感じない

すっくん気にしていたんだな…
それにしてもそのゲームは誰が用意したんだろ伏黒おじさんかな？

>>33

すーーーーーーぐん！！！(大泣)

宿儺「答えろ」

脹相（……）

脹相（確かに、宿儺がいなければ俺はもっと悠仁と、一緒にいられたかもしれない。）

脹相（苦しんで死ぬこともなかったかもしれない。）

脹相（だが、新しい命をまた与えられて）

脹相（これ以上ない幸せを貰った）

脹相（なら俺が取る選択は一つだろう）ｷﾞｭ

宿儺「…？おい、何を」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

脹相（オマエと向き合う。それだけの事だ）

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰ

脹相「宿儺」

宿儺「……は？」

宿儺「…！！（生得領域…！？）」ﾊﾞｯ

宿儺「……もう術式を自覚したのか…？」

脹相「悠仁と話した時の感覚でやったら出来たんだ」

宿儺「…呪力が繋がったと？なら何故貴様は赤ん坊の姿ではないんだ」

脹相「原理はわからない。恐らく前の呪力の残りカスを使っているんじゃないか」
宿儺「……」

脹相「あり得ない話ではない…と思う。」

宿儺「……」
脹相「何にせよ、これで喋れるようになったんだ。」

脹相「…俺達は、ちゃんと向き合う必要がある」

脹相「少し、話そう。」

入場制限があるかはわからないけど、
ここに今兄の宿儺を招き入れたのがとてもいい

久々の赤ちゃんじゃないお兄ちゃん新鮮！
前世でも今世でも九相図兄弟の領域っぽい空間に驚かされてるなすーくん

対話専用おだやか領域いいね

宿儺「…貴様も小僧と同じ、綺麗事を並べるつもりか？」

脹相「悠仁と同じ？そうか、それは嬉しいな」ﾊﾟｧｱ
宿儺「……」

脹相「綺麗事なのかはわからないが、きちんとオマエの話も聞きたい」

脹相「前のオマエとは話す気すら起きなかったが…」

脹相「今なら歩み寄れる気がしたんだ」

脹相「…きっと壊相と血塗のお陰だな」

宿儺「俺を受け入れると」

脹相「ああ。」

脹相「第一、悠仁が許したからオマエがココにいるんだろう。少し考えれば分かる話だ」

脹相「あの子が改心していない呪いをそのままにしておく訳がないからな。ましてや今の俺に近付けるなど」

宿儺「……フン」

脹相「なら俺は悠仁の意志を尊重するのみ。文句を言うつもりも資格もない」

宿儺「…そうか」

宿儺「………」ﾌｲｯ


脹相「……確かに過去は消えない…」

脹相「消えないからこそ、今後の行動と言うものはとても重要なんだと俺は思っている。」

脹相「…人を、何の信念もなしに沢山殺した俺が言えた義理ではないかもしれないが…」

脹相「変わるなら、きっと罪を認識した時だ」

宿儺「………。」

脹相「今のオマエは俺と同じに見える」

宿儺「……同じ……」

脹相「そう、同じ。」

脹相「だから、オマエも変われる」

脹相「それなら、今度は……」ｽｯ
宿儺「！」ﾊﾞｯ

脹相「一緒に、人として生きよう」手ｷﾞｭｯ

脹相「〝呪い〟としての俺達はとうの昔に死んだんだ」

脹相「だったら少しくらい、幸せな生を謳歌しても良いだろう？」

脹相「折角兄弟になれたのだから、寄り添いあって生きていこう。」

脹相「俺はオマエの弟になった」

脹相「だから、例え世界中がオマエの事を赦さなくても俺は赦す」

脹相「兄弟とはそういうものだ」ﾆｺｯ
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
虎杖『変わろうとしてるお前を突き放すことは出来ないよ』ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

宿儺『…変わろうとしている？俺が？』

虎杖『ちーちゃんへの態度見れば分かる。』
虎杖『お前は段々脹相に近付いてるってな』ﾍｯ
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

宿儺「………どいつも…こいつも……」ﾎﾞｿ

脹相「？」

宿儺「…戻ったら覚悟していろ。頬をこねくり回してやる」

脹相「フフ、それは怖いな」

宿儺「喧しい早く戻れ」
脹相「どうした？顔が真っ赤だぞ」ｸｽｸｽ　
宿儺「…！……」
ｰｰｰｰｰｰ

脹相「ああ、…それと」
宿儺「？なんだ」

脹相「俺が弟達にしていた事は無駄じゃなかったと認識出来た」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

脹相「感謝している。」

脹相「全力でお兄ちゃんを遂行してくれてありがとう」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

脹相「ところで…」

脹相「またあの絵本を読んでくれるか？」ﾌｯ

宿儺「…」

宿儺「ああ」

ええ話や…

すーくんそばにいていいのか悩んでいたんだね
お兄ちゃんも罪を犯してそれを認識したときから変わったからこう言えるんだよね
そしてさすがの兄力…
いい話でよかったけどお話が終わりそうで震えてる
もっとほのぼの見せてくれてもいいんですよ？

脹相「俺の話したかった事はこれで全部だ」
脹相「聞いてくれてありがとう。」

脹相「…案外話の通じる奴で良かった」

宿儺「……」
脹相「？なんだ？じっと見て」

宿儺「九相図」

宿儺「……いや、脹相」ｸﾞｲｯ
脹相「！」
宿儺「最後に一つだけ質問がある」
脹相「何だ？」

宿儺「小僧にも、伝えるか」

脹相「……！……、…………」

脹相「……………いや。良い」
宿儺「…何故？」

脹相「………………………言いたいんだ」
宿儺「あ？」

脹相「自分でいつか伝えたい」

脹相「だから、いい」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰｰ

宿儺が脹相呼びしてるのめっちゃ良い…
ちーちゃんが悠仁に直接伝えられる日が楽しみだ

んだあ…この平和…

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰ
〜数分後〜
脹相「お」
脹相（戻った）

宿儺「…」ｼｭﾊﾞｯ　ｶﾞｼｯ

脹相「もぎゅっ」
脹相（仕返しまでが速すぎる）

宿儺「……」ﾓﾁﾓﾁﾓﾁﾓﾁ
脹相「むぇむぇむぇ……」
脹相（もう少し優しく揉んでくれ）

宿儺「…何を言っているかわからんな」

宿儺「…ふはっ…」
脹相「…」

脹相（なんだ）

脹相（ちゃんと笑えるじゃないか）

脹相（笑ったら本当に…）

脹相（悠仁そっくりだ）

もちもちお兄ちゃん(弟)かわよ

○×ゲームの道具そういう感じだったんだ
会話はシリアスだけど見た目はほのぼのな…

〈おまけ〉
津美紀「はぁ〜疲れた…」ﾄﾞｻｯ

津美紀「二人共〜ただいま〜」

津美紀「あれ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

津美紀「寝てるのかな…？」

宿儺「…」ﾋｮｺｯ
脹相「んまぁ〜」
脹相（おかえり津美紀）

津美紀「あれ…今書斎の方から出てきた？」

宿儺「！」ｷﾞｸｯ
脹相（？）

津美紀「もー、勝手に入っちゃ駄目って悠仁君に言われたでしょ〜？」

宿儺「……用があったから」ﾌｲｯ

津美紀「そっか…今度からはちゃんと聞いてね」

脹相（入っちゃ駄目だったのか…）

仕返しかわいい…絵にも文にも癒される
書斎に入ったらだめなの瓶隠してるから？
まさかこれでおわりですか？！
虎杖にお兄ちゃんバレするまでみたいです！！

こねこねされてる時のちーちゃんの鳴き声が毎回可愛い！好き！
もちもちほっぺや宿儺の腕に添えてるちっちゃい手も可愛い！宿儺の笑顔もきっと素敵なんだろうなぁ
この家族ずっと見守っていたいよ

>>55　まだまだ続きます！

続けて欲しいと思われている事が何よりも嬉しいのじゃ…

ｰｰｰｰｰｰ

脹相（記憶がバレて数週間が経ったが）

脹相（特に不便はない）

脹相（むしろ前より生きやすくなったような）

虎杖「そういやもう8月だけど…すーは宿題終わってんの？」

宿儺「終わっている。あとは自由研究のみだ」

津美紀「えっ、凄いね！？」ｶﾞﾀｯ

虎杖「偉〜…俺なんか最終日まで溜めてたのに」

脹相（真面目に頑張ってくれているんだな）ﾆｺﾆｺ

虎杖「時間の流れはあっという間だからな〜」

宿儺「貴様が言うと説得力が違うな」ﾌｯ

虎杖「あ、また人を傷つけるようなこと言って〜、駄目だぞ？」ほっぺｸﾞﾘｸﾞﾘ

宿儺「ふふぉふぅぉっ（小僧ぉっ）」

津美紀「あっ、そうそう。あっという間と言えば もうすーくんが家に来て2年、ちーちゃんが家に来て8ヶ月になるんだねぇ」

虎杖「…えっ、もうそんなに時間経ってる！？」

津美紀「二人のお誕生日ももうすぐだよ」

宿儺「もうすぐと言っても、あと4ヶ月も待たなければいかんだろう」

脹相（8月から…4ヶ月……）

脹相（この間のはーふ あにばーさりー？とやらは確か一歳の半分を迎えた祝いの日だった）

脹相（あの日は確か6月）

脹相（…日付は…、確か24日…だったか）

脹相（俺の誕生日は…12月…？）

脹相（……………………12月24日？）

虎杖「そっか…もうそんなになんのか〜……」

>>57　修正

ちーちゃんは家に来て6ヶ月

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

虎杖「お祝い考えなくちゃな〜、赤ちゃんのお祝いって何がいいんだろ？」ﾀﾌﾟﾀﾌﾟ

津美紀「大体恵が買ってきちゃうからねぇ…」ｳｰﾝ

虎杖「ｳｰﾝ…確かに……知育玩具とかも買ってくれるしな」

虎杖「何が嬉しい？」

脹相「んゆ〜」

脹相（悠仁が幸せなら何もいらない）　

虎杖「って伝わるわけないか…」

虎杖「宿儺は何がいい？」ｸﾙｯ

宿儺「飯」

虎杖「お前なぁ…」

津美紀「無難にケーキとかどうかな」

虎杖「…そういや…食べ物系は貰ったことなくない？」

津美紀「確かに……アレルギーとか色々気を使ってくれたのかも…？」

虎杖「流石伏黒…」

宿儺「いい、それでいい」10点ﾌﾟﾚｰﾄ　ｽｯ

脹相（やはり類は友を呼ぶのだな…）ﾌﾟﾚｰﾄ　ｽｯ

まだまだ続くと聞いて大歓喜！！
24日ってもしかして命日…？

保守

虎杖「あ、これどう？」ｽﾏﾎ見せ
津美紀「どれどれ…」

津美紀「これよりもこっちの方がよくない？」
虎杖「おっ、いいねいいね！でもこっちも捨てがたくね？」
津美紀「色んなのがあって迷うね…」
虎杖「じゃあさ…――」

ｷｬｯｷｬｯ　ｷｬｯｷｬｯ

脹相（それにしても誕生日か）

脹相（製作日と何が違うのだろうか？）

脹相（祝い事をするくらい、いい日なのか…？）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

宿儺「あ、おい それは食うな」ﾋｮｲ
脹相「むあー」

宿儺「歯が生え始めたからといって調子に乗るなよ」ｺﾂﾝ
脹相（痛……くない）

脹相（そういえば宿儺の誕生日はいつなんだろうか）

脹相（…同じ日だったりしてな）

〜その日の夜〜
津美紀「ちーちゃん寝ちゃったね」ﾋｿﾋｿ
虎杖「じゃあ俺部屋連れてくよ。おやすみ〜」ﾋｿ
津美紀「うん、おやすみ〜」ﾋｿﾋｿ
ｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰ
脹相（…？ここは…？）ﾊﾟﾁ

脹相（…夢の中？）ｷｮﾛｷｮﾛ

脹相（最近は見なくなっていたのに。また俺に何かを見せたいのか？）

脹相（ただ今回は少しだけ いつもと違うな）

脹相（自由に動けるし 身体も大人の身体だ。）ｸﾞｯﾊﾟｰｸﾞｯﾊﾟｰ

脹相（それにはっきりと色が見える）ｷｮﾛｷｮﾛ

脹相（………少し探検してみるか）ｸﾞｯ　ｿﾜｿﾜ
・・・
脹相（木々が生い茂っている…歩きづらいな…）

脹相（あまり夢っぽくない。かといって現実でもない）ｶﾞｻｶﾞｻ

脹相（まるで誰かの記憶を辿っているような…）

脹相（あそこにある建物はなんだろう）


脹相（…寺？）

寺ってことは…九相図のお母さんの記憶…？

ｸﾞｯﾊﾟｰｸﾞｯﾊﾟｰするお兄ちゃんかわええ

脹相（随分辺鄙な場所に立っているんだな）ﾃｸﾃｸ

脹相（寺があるなんて気付かないくらい 鬱蒼としている。）

脹相（受肉体の知識ではもう少しドーンと構えているイメージがあったのに）ｶﾞｻｶﾞｻ

脹相（まるで何かを隠しているみたいじゃないか）

脹相（家主？寺主 には悪いが色々 調べさせて貰おう）ｶﾞﾗﾗﾗﾗ
・・・
脹相（…？）ｷｮﾛｷｮﾛ　

脹相（知らないものが沢山ある）
脹相（巻物に本…相当古いな）ｺﾞｿｺﾞｿ

脹相（いつの時代だ？……ん？）

脹相（この書物だけ一番新しい）ﾋｮｲ

脹相（一体何…）ﾊﾟﾗﾗｯ
ﾊﾞｧﾝｯ！　
脹相（！？）ﾋﾞｸｯ

『誰か、誰かいませんか…！？』

『お願い、助けて……』

脹相（誰だ…？）

脹相（女の声…？）

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ
脹相（待っていろ、今開ける）
ｸﾞｯ
脹相（…？）ｸﾞｯ　ｸﾞｯ

脹相（開かない……さっきは普通に開いたのに…鍵がかかっているみたいだ）

脹相（んぐぐぐ…ｯ…ふぬ……んん〜…！！！）

脹相（駄目だ…）
脹相（夢の中には干渉できないのか？）
ﾊﾞｧﾝｯ　ﾊﾞﾝ……
脹相（どうしたものか…どうもしてあげられな）

？？？『誰だい？』
脹相（！？！？！？）ﾋﾞｸｩｯ
ｶﾞﾁｬｯ　ｶﾞﾗﾗﾗﾗﾗ

脹相（か、加茂憲倫…！！？！俺の夢の中にまで出てくるとは…！💢）

脹相（親殺しいきま……）ﾊﾟｧﾝｯ

加茂憲倫『こんな夜更けに女の子が一人で出歩くなんて…危ないよ、一体どうしたんだい？』
脹相（……、……？）ﾋﾟﾀｯ
『あ、あのっ…！助けて、ください…』

『もう、どこにも居場所がないんです…』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
加茂憲倫『…事情は後で聞こう。一先ず入っておいで』

脹相（…？額に縫い目がない…？？？）

製作日と誕生日の区別つかないお兄ちゃんお労しい
これお母さんの酷いシーンとかもし見ちゃったらトラウマにならない？

………ここの羂索、もしかして途中から乗っ取った感じ？？

・・・
脹相（どういうことだ？何故縫い目がない？）

脹相（縫い目を化粧かなにかで消している？見間違えたのか？）

脹相（いや、一瞬見えただけだが確実に縫い目がなかった。）

脹相（……本物の加茂憲倫なのか…？）

脹相（だがどの道これが加茂憲倫ならこの女は）

脹相（抱えられている亡骸も……）

憲倫『…もう、この子は……』
『お願いします…なんでも…何でもしますから助けてください…』

憲倫『……』

憲倫『分かった。なんとかしてみるよ』

『ほ、本当ですか…！？！』

憲倫『だから泣き止んで。女の子なんだからそんなに鼻水を垂らしてちゃいけないよ』

『！！あ、ありがとうございます！！！』ｽﾞﾋﾞｯ

憲倫『ああごめん、皆寝てるから今は静かにね』ｼｰ
『ﾊｯ…す、すみません…』ｱｾｱｾ

脹相（……）

・・・
脹相（…元の加茂憲倫はいい奴だったらしい）

脹相（純真無垢な母を弄んだ上に、善良な加茂憲倫に汚名を着させたのか）

脹相（…ますますやるせないな）

脹相（見つけたら絶対ぶん殴ってやる…！！）ｸﾞｯ


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
〜現実〜
虎杖「zzz」

脹相「んいぃ…ふぇぇ……」

津美紀「んん…ちーちゃん…？」ﾑｸｯ

虎杖「ふがっ…」

津美紀「魘されてる…、夜泣き始まったのかな」

〜次の日、夜〜
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰ
脹相（またあの夢か？）ｷｮﾛｷｮﾛ

脹相（今度はもう寺の中にいる…）

脹相（住職っぽい奴も術師っぽい奴も色々いるな）ｷｮﾛｷｮﾛ

脹相（…母親か加茂憲倫を探すか）

脹相（縫い目がついてないと良いが）ﾃｸﾃｸ

・・・
ﾊﾟﾘｰﾝｯ
『あ、やばっ』
『あー！オマエ！憲倫様が気に入ってた壺割ったな！』
『たはー、やらかしちゃったね君』
『うう、どうしよう…』
・・・
脹相（ん？）ｸﾙｯ

脹相（……？）

脹相（気の所為か）ﾃｸﾃｸ

憲倫『あの子に私の血を混ぜてみるか…？いやでもそんな事をしたら呪物が産まれるかも…』ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ　

憲倫『もっと他の方法を探さないと…』ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
脹相（……）

たはーって笑い方が某メロンパン感あって不穏だなぁ

・・・
脹相（凄く散らかっている…）ｽｯ

脹相（棚にある書物、全部読んだのか）

脹相（…頑張っているんだな）

脹相（……だが……）

脹相（結局その努力は、全て……）

『あ、憲倫様！』

憲倫『どうしたんだい？』

『今朝お花を摘んできたんです。』

憲倫『へぇ…母子草か、いいね。君にピッタリ』

『食べられる草でもあるって聞きました』

憲倫『もしかしてこれ、私に？』

『はい！』
憲倫『ははっ、ありがとう』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

脹相（………）ｽﾞｷ

脹相（…知りたくなかった。本物の加茂憲倫なんて）

転生赤ちゃんライフも好きだし、
突然のシリアス過去編も好き…おのれ羂索

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰ
〜現実〜
脹相（もしこのまま順当に夢の中で記憶を見せられるのなら、いずれアイツは…、母は…）

脹相「ひぐ…えぐ…っ…ぅあ…」

虎杖・津美紀「「！」」ｶﾞﾊﾞｯ

脹相（もう夢なんて見たくない…）

脹相「っあ゛ぁあ゛ぁ゛あぁあ…！！！ひぐっ…ｯんいぃ…！！！」

虎杖「おかしな泣き方してる…」

津美紀「怖い夢でも見たのかな…大丈夫、大丈夫だよ〜」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

脹相「うぎぃう゛ぅううぅ゛う゛…！！！」

虎杖「夜泣き始まっちゃったぽいな〜…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

津美紀「いよいよって感じだね……」

肉体年齢乳児には辛すぎる悪夢だ

・・・
〜夢の中〜
憲倫『この子に名前はつけた？』

『じ、実はいくつか考えてはいたんです…、でも考えすぎちゃって 決められなくて…』

憲倫『何個くらいあるのかな？』

『九つほど…』

憲倫『そんなに？ははっ、じゃあ一緒に決めてみよう。考えた名前を聞かせてごらん』

『！はい…！！』
脹相（………）
・・・
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰ
〜数週間後、朝〜
虎杖「おはよ、宿…ふぁあ…」ｳﾄｳﾄ

宿儺「…ああ」

脹相（あれから数週間、まだ加茂憲倫は乗っ取られていないが…）ｳﾄｳﾄ

脹相（いつ乗っ取られるのか気が気じゃない…）

虎杖「ねっむ……」ｽﾄﾝ

虎杖「宿儺…、ごめん 津美紀が来たら起こし…zzz」

宿儺「………………。」ｽｽｽｯ

宿儺「…何があった。」ﾋｿ

脹相「うぁ〜」ﾌﾙﾌﾙ
脹相（別に）

宿儺「悪夢でもみたか？」

脹相（悪夢…、夢…そうか、あれは夢か…）

脹相（なら、別に加茂憲倫が乗っ取られる心配はしなくていいのか）ｳﾄｳﾄ

脹相（俺に都合のいい夢なら、別に、アイツが来ることもないのか）

宿儺「…？おい」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

脹相「んゆー…」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

脹相（……ずっと幸せ…なのか…）

宿儺「ぐりぐりするな、服に涎がつくだろうが」

ｰｰｰ
〜数ヶ月後〜
脹相（夜泣きで悠仁と津美紀に迷惑をかけ続け…はや二ヶ月。）

脹相（もう宿儺はとっくに学校が始まっているし、悠仁もこれから呪術師の仕事がどんどん忙しくなると聞いた）

脹相（これ以上迷惑をかけ、寝不足にさせ続けるのは心が痛い。）ｳﾝｳﾝ

脹相（そんな思いが届いたのか、最近の夢は母と加茂憲倫が幸せそうに笑っているものだった。）

脹相（そこに俺達はいなかったが…、それでも、確かな幸せがあった事がなによりも嬉しかった）
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰ
・・・
憲倫『うーん…』ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
脹相（今日は一人か）

ｶﾞﾔｶﾞﾔ　　ｶﾞﾔｶﾞﾔ　ｶﾞﾔｶﾞﾔ
脹相（？）

脹相（外か…、もう夜なのに何を騒いでいるんだろう）

憲倫『…これ以上は無理だ…方法はもうアレ以外にない…』ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
脹相（外があんなに騒がしいのに、よく集中出来るなコイツ）ﾁﾗｯ

脹相（……）

脹相（宴会でも開いているのか？）ﾋｮｺｯ

脹相（…行ってみるか）ﾄｺﾄｺ　ｿﾜｿﾜ

ｰｰｰｰｰｰ
憲倫『うう…一体、どうすれば…』

『じゃあその方法を試せばいいじゃないですか』

憲倫『！？』ﾋﾞｸｩｯ

憲倫『驚いた。何の用、かな』ｶﾞｻｯ

『何故方法があるのにやらない？』

憲倫『……そのやり方が間違ってるからだ』

『絶好の被検体がいるのに』

憲倫『……あの子は被検体なんかじゃないよ。呪霊の子を孕んでしまうという特異体質を持った〝ただの人間〟だ』

『はー…つまんな。』

『まぁいいや、君がやらないなら私がやるね』

憲倫『何を言って…』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

九相図母と憲倫(元)と九相図達がただただ可哀想ほのぼの目指したんですけど無理でした。

羂索が実は良い奴でしたー！にしようと思ったけど解釈違いすぎて無理

題材が題材すぎるっすよ〜〜(⁠◜ਊ⁠◝⁠)₍₍⁽⁽🤚₎₎⁾⁾

九相図母と加茂憲倫（元）は良い人だったら嬉しいな〜いつか出したいな〜、せや！善人にして夢の中に登場させたろ！ってくらいの軽い気持ちで書いてました。

どぼじで

胸糞苦手だった方達、ほのぼの期待してた方

日下部先生　すみませんでした

こっから更に酷いです。

最悪 | Writening⚠嘔吐アリ ――― 部屋に戻ると、加茂憲倫はいなくなっていた。書物も散らかしっぱなしで、一体どこに行ったのやら。 ヤツを探していた時、母を見つけた。縁側で、着物をはだけてぼーっとしている。 脹相（…風…writening.net

〜現実〜
脹相「えぅう゛…ぅう゛うぅ゛ぅ……」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

虎杖「ここんとこずっと魘されてんね…」

津美紀「起きてるわけじゃないから寝かしつけも効かないし……どこか痛いのかな…」

虎杖「ストレスとか、環境の変化に対応出来てない…みたい。あとは普通に寝不足とか」ﾀﾌﾟﾀﾌﾟ

津美紀「なにか変化…」
虎杖「家から出してないし、普通に体調悪いだけかも」
脹相「ぃいいううぉぉいぃ…」

津美紀「怖くないよ〜、大丈夫、大丈夫だからね〜…」
虎杖「💡」

虎杖「爺ちゃんに貰ったお守りでもおいとこ」
津美紀「？なぁにそれ」
虎杖「怖い夢見たときによく枕元に置いてあったんよ」ｺﾞｿｺﾞｿ

虎杖「魔除け的な…」
津美紀「少しでも効果あったら良いねぇ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

脹相「あうぅぅ…」

イッチ日下部にも謝ってるw
わいは鬱展開大好きなのでとても楽しんでいる

>>82

母の愛と外側から見た時の擦れ違いが悲しくて好き

>>82

読んでてマジで辛くなって最高だった

鬱だけど原作からそうなんだよなぁ〜〜〜！！！！！

辛いけどコレが原作なんだよなぁ
今生では新しいお母さんとお父さんにいっぱい愛されて幸せになってほしいよ

ほ

>>82

ホントは...ダメなことだけど！

ホントはひでぇ事だけど...

吐いて泣き叫ぶお兄ちゃんに...ちょっと

いやめちゃくちゃ興奮した

>>82

原作のあまりにもあんまりな出自と境遇に幸せになってくれと思う反面トップオブ可哀想は可愛いしてるのもお兄ちゃんだと思ってます

つまり今ワシめっちゃ笑顔

虎杖「あった！」ﾋｿｯ
虎杖「他にもぬいぐるみとか置いてあげよ」ｺﾞｿｺﾞｿ
津美紀「絵本とか置いてみよっか」ﾎﾟﾌｯ
虎杖「ちーちゃんお気に入りの玩具も置いとこ」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰ
・・・
〜夢〜
脹相（もう嫌だ…）ｷﾞｭｯ

脹相（なにも、見たくない）


脹相（誰か…、俺の目を覚ましてくれ）


脹相（誰か…誰か……）



『ﾏﾋ!』
脹相「！？」

脹相「…うさぎ…？」

『ﾏﾋｰ』

脹相「ツギハギのうさぎ…」

脹相「………」

脹相「あの絵本のうさぎ、なのか？」

『ﾏﾋ?』ﾋﾟｮﾝｯ

脹相「あ、待ってくれ…」

脹相「……」

脹相「…一人は嫌だ…」

ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

脹相「おいていかないで…」　

『ﾏﾋｯ』

脹相「…、…」

まさかの救世主マヒうさ
でもその絵本プレゼントしたのって例の相方さんなんだよな

・・・
『ﾏﾋｯ』ﾋﾟｮｲﾝｯ
脹相「！」

『ﾏﾋﾏﾋ』

脹相「どこに行くんだ？」

『ﾏｰﾋｰ』ﾋﾟｮﾝｯﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

脹相「…そっちになにかあるのか？」

『ﾏﾋﾋ』ﾋﾟｮｲﾝｯ
・・・
・・・
脹相「はぁっ、はぁ……」

『…』ﾀﾞﾑﾀﾞﾑｯ

脹相「…っ、いつまで、走るんだ…？」

『ﾏﾋﾝ』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ
・・・
・・・
・・・
脹相「はぁっ…は…げほっ、ごほっ…」

『ﾏﾋｰｯ』

脹相「すまん、すこし…休憩させてくれ」

『ﾏﾋﾋー』ｸﾞｲｸﾞｲ

脹相「……」

脹相（おかしい、なんで夢の中で疲れるんだ）

脹相（……）

『ﾏｰﾋｰﾋｰ』ﾀﾞﾑﾀﾞﾑｯ　ﾀﾞﾝﾀﾞﾝ

脹相（…もしかして、こっちが現実なのか）

脹相（悠仁や津美紀…宿儺の家族になった方が、夢だったのか）

脹相（…そうか、あっちが）

脹相（俺にとって都合のいい夢だっt『ﾏﾋｰｯ！』ｸﾞｲｯ

脹相「！？」

脹相「痛ｯ〜〜……な、何するんだ！」

『ﾏﾋ』
脹相「…？なんだ、洞穴、？」

まさかこのうさぎがかつての同僚の成れの果てとは思うまいて

脹相「ここに入れと…？」
『ﾏｯﾋ』
脹相「無理だ、絶対どこかで動けなくなる」

『ﾏﾋﾋ』
脹相「いや、気合でも無理…」

『ﾏﾋｰ』ﾋﾟｮﾝ
脹相「！」
脹相「………、………うぐ…」
・・・
脹相「はっ、…んん゛ん〜〜ッ…！！」

脹相「は…はぁっ……やっと抜けられた…」

脹相「本当に、この先になにかがあるのか…？」
『ﾏｯﾋ』ｺｸﾘ

ギャリｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘギャリｷﾞｬﾘギャリギャリ

脹相「！」ﾋﾞｸｩｯ
脹相「呪霊…」

脹相（…あんなに怖かったか…？）

マァァアｧｧｱｱｧ　アァァアァ
脹相（なんなんだこの空間は…）耳塞ぎ）ｷｮﾛｷｮﾛ

『ﾏﾋﾄﾋﾏ』
脹相「あ、うさぎ…あまり離れると危ないぞ」

シリアスしてるのにごめん、くまのプ〇さんみたいにケツだけ出てる脹相を想像しちゃった

ウサギを追って穴へ入る
不思議の国のアリスみたいだ

ﾏﾋﾄﾋﾏ、、、？

産道通っての生まれ直しっぽい

>>102

それ思った、現世の記憶に入ったんかな…？

>>99

シリアス続きなのでこういうのは大歓迎です！

はい

>>104

可愛いww

>>106

貼り直し

ｰｰｰ

・・・

オぉ゙ォォ゙オｫオオォ゙オｵｫ

脹相「っ…うるさい…」

アガカ゚ｱｱｧアァアガｧｧアアァ！

『ﾏﾋﾏ』ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

脹相「？どうした…？」

『ﾏｯﾏｯ』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ、ｸﾞﾘｸﾞﾘ

脹相「…？？？」

『ﾏﾋ』ｸﾞｯ

脹相「…？？抱えろ、？」

『ﾏﾋｰｯ』ｺｸｺｸ

脹相「あ、ああ。わかった」ﾋｮｲ

・・・

脹相「くしゅっ…」

『ﾏﾋｰ』

脹相「…寒いな、うさぎは大丈夫か？」ｷﾞｭｯ

『ﾏﾋ』

脹相「待っていろ、すぐ赤鱗躍動で…」ﾊｯ

脹相（しまった、今の俺は術式が使えないんだった）

脹相（当たり前だと思っていたが…本来は使えない方が当たり前だったな…）

脹相（術式のありがたみを感じる…）

脹相「へぐしゅっ…」

自分も大変なのにうさぎの心配するお兄ちゃん優しいな

ケツデカッw

どこの方言だろ
方言使うお兄ちゃんにきゅんとした

>>104

かわいい

>>104

安産型やねお兄ちゃん…

>>104

まさか絵を描いていただけるとは！ありがとうございます！！

想像した通りのおケツでほっこりしました！お兄ちゃん可愛い！

『ﾏﾋｰ』ｸﾞﾘｸﾞﾘ
脹相「…心配してくれているのか…？」
『ﾏﾋﾏﾋ』
脹相「ありがとう、オマエは優しいな」

・・・

脹相「…薄暗い上…血の匂いが酷い…」ｸﾞ…
『ﾏｯﾋｰ』
脹相「本当にこの先が目的地なのか？」
『ﾏﾋﾏﾋﾏ』
脹相「…だからこの血溜まりに入れと」
『ﾏﾋ』ｺｸﾘ

脹相「…………。」

脹相「……わかった。だが危なくなったらすぐに引き返すぞ」ﾌﾞｰﾂ脱ぎ脱ぎ）
『ﾏﾋｰ』ﾆｯｺﾘ

脹相「……」

ﾁｬﾌﾟ

脹相「！」ｿﾞﾜｿﾞﾜｯ
脹相（生温いし…変な感触がする…）ｼﾞｬﾌﾟｼﾞｬﾌﾞ

脹相「……最悪だ…」ｹﾞﾝﾅﾘ

『ﾏﾋｰ!!!』ﾌﾞｵﾝﾌﾞｵﾝ
脹相「楽しそうだな…うさぎ…」

・・・
・・・
脹相「結構深くなってきたな…」

ｼﾞｬﾎﾞ　ｼﾞｬﾎﾞ

脹相（膝まで浸かってしまう…）

脹相「うさぎ、落ちるなよ。落ちたら溺れるぞ」

『ﾏﾋｨ』

脹相「…」ｷｮﾛｷｮﾛ

―うぇェええェ゙ぇｪええ　

―ぎィゃャ゙ﾔァァア゛ア゛あｧｧァァあ゛！！

脹相（呪霊が増えてきた）

脹相「このまま道なりに進めばいいんだな？」

『ﾏﾋﾋ』

脹相「わかった。少し急ごう」

ﾊﾟｼｬｯ　ﾊﾟｼｬｧ
ｼﾞｬﾌﾞｯ　ｼﾞｬﾌﾞ

・・・

血溜まりか…やっぱ産道通ってるのかな

・・・
ｼﾞｬﾌﾞｯ

脹相「……はっ、はぁ……」

『ﾏﾋｰﾏﾋｰｯ』
脹相「なんか道が狭くなってきていないか…？」

『ﾏﾋｷﾞｭ』
脹相（酸素が薄い…頭も……痛い…）ﾌﾗﾌﾗ

脹相「うさぎ、大丈夫か」
『ﾏﾋｨ』

・・・
アヵちゃ…カワィイィネｪ
・・・

脹相「…はぁ……はぁっ…」

脹相「っ……？」ｿﾞﾜ…

脹相「…ようやく…開けた場所に出れた…」

脹相「のはいいんだが…」

脹相「ｯなんだここ…、今までで一番寒い…」ｿﾞﾜｿﾞﾜｯ…

イァアｱｱｧ゛アァアｱｧｱ゛　ぁ゙あぁ゛ァァｱｱｧ゛
脹相「！」

ｺナイﾃﾞ！！コナｲデ！　コﾅイデ！
ゴメﾝﾅｻい！　ｺﾞﾒﾝナサイ！！ｺﾞめﾝﾅｻイ！！！

ﾊﾞｺﾞｫｯ
脹相「…ｯ！！」ﾊﾞｼｬｧｯ
脹相（壁から手が…）

『ﾏﾋ！』
脹相「！」ﾊｯ

脹相「うさぎ、走るぞ！」ﾊﾞｼｬｧｯ

ぁァ゛あｱｧｱぁ゙あ゙ぁ゙ああぁｧｧぁ
タズけ゛レ　助ゲてョ　ォ゙ネガイ゛オネ゛ガイ

・・・
脹相「……はぁ…はぁ……っ」ﾁｬﾌﾟ…

脹相「ようやく血溜まりから抜けれたな…」
『ﾏﾋｨ』ﾋﾟｮﾝ

脹相「クソ…さっきの呪霊のせいで全身血塗れだ…」ﾊｧ…
『ﾏﾋﾏﾋﾏ』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

脹相「ちょっと待て…、ズボンだけでも絞らせてくれ…」ﾇｷﾞｯ
『…ﾏﾋｨ……』ﾀﾞﾑﾀﾞﾑｯ
脹相「すぐ終わるから」

・・・
脹相「すまん、待たせた」ｽｯ
『ﾏﾋｰ』
脹相「……」ｼﾞｰ
『ﾏﾋ？』

脹相「……今更だが…」

脹相「……オマエは前の…仲間…？友達…？同僚？に似ているな」
『！』
脹相「似ていると言っても、ツギハギなところだけなんだが」
『……』ﾊｧ

脹相「軽薄で…すぐ煽ってくるし、特別仲が良かったわけでも、反りがあったわけでもない」

脹相「けれど…まぁ、優しかったとは、思う。」

脹相「俺が半分呪いだったから、気を使ってくれていたのかもしれないが」
『……ﾏﾋｨ』

脹相「…呪いは死ぬと、どこに逝くんだろうか」
『…ﾏﾋ』
脹相「アイツも、他の仲間と出会えただろうか」

脹相「…」
『ﾏﾋｰｯ』ﾋﾟｮﾝ
脹相「む、すまん…長話が過ぎた」

脹相「行こう。引き続き案内してくれ」
『ﾏﾋﾏﾋ〜…』

なんだかんだ呪霊時代絡んでたの真人だもんなあ

真人が呪霊仲間には優しいのいいよね…

マヒト脹相には優しかったんだね
当時から生まれたて赤ちゃん扱いしてたかもしれないけど
良かった

・・・
『ﾏｰﾋｰ、ﾏﾋﾋｰ、ﾏﾋﾝｰ』ｷｮﾛｷｮﾛ
脹相「随分開けた場所に出たな」ｷｮﾛｷｮﾛ

『ﾏｰﾋｰﾋｰ』ﾋﾟﾀ

脹相「？うさぎ？」

脹相「…ここが目的地か？」

『ﾏﾋ！』
脹相「……そうか」

脹相「案内してくれてありがとう」

脹相「あ、あと…助けてくれた事も、感謝している。オマエがいなかったらきっと 呪いに飲み込まれていた」
『ﾏﾋ、ﾏﾋｯﾋﾋ』

脹相「…もう行っていいぞ。引き留めて悪かったな」

『ﾏﾋｯﾋﾋ、ﾏﾋｨ』指差し）

脹相「？あっちもなにかあるのか？」
『ﾏﾋ』

脹相「わかった 行ってみる。最後までありがとう」
『ﾏﾋ』ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ　ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

脹相「…またな」ﾆｺ
『ﾏﾋｨ！』ﾋﾟｮﾝ　ﾋﾟｮﾝ

・・・・・
ﾃｸﾃｸ　ﾃｸﾃｸ

脹相「ム…」ﾋﾟﾀ

ｻﾞｧｱｧｱ　ｻﾞｧｱｧｱ

脹相（何故こんな場所に川が…）

脹相「行き止まりに来てしまったな…」

脹相「ここがこの夢の端なのか」

脹相「川以外 何もない…」ｷｮﾛｷｮﾛ

脹相（なにかないか…？）

脹相「橋か舟でもあれば簡単に向こう岸まで行けるんだが…」ｽｯ

脹相「…？」

脹相（…この川…、いや、水のほうか？なんだか…懐かしいような…）

脹相「……」ﾁｬﾎﾟ…

脹相（生温い）

ﾏﾋうさ可愛い、ここでお別れなの寂しいや
温かい川って事は三途の川的なのじゃなさそうで安心だね

脹相がモタモタしてると急かすように足ダンするうさぎさん可愛い
鳴き声でなにを喋ってるのか気になるなぁ

・・・
脹相（思ったより深くないな。これならそのまま渡れそうだ）ﾁｬﾌﾟﾁｬﾌﾟ

脹相「…」ﾌﾞｰﾂ脱ぎ脱ぎ）

脹相「よし、行くk…………ん？」

脹相（……？）

脹相（人影…？対岸に誰かいる）

脹相（呪霊か？）ｼﾞｰ

脹相（だが…あの後ろ姿…どこかで……）

「……………」


「……？」ｸﾙ

脹相「…！」
「………？！…？」

「…ちー、…ちゃん……？」


脹相「………母さん…？」

>>123

『ﾏｰﾋｰ、ﾏﾋﾋｰ、ﾏﾋﾝｰ』ｷｮﾛｷｮﾛ

じょーごー、はなみー、だごんー

なんで探しているのかココはどこなのか不明だけど

ほす

>>127

母さん呼び→九相図の母？

ちーちゃん呼び→つみき？

どっちですか！！！！（大泣）

「ちーちゃん、ちーちゃんなのね…？」

脹相「…うん。俺、俺だ。脹相だよ…」

脹相（親近感がわく呼び方だな）ﾎﾜ…

「あぁ…こんなに…大きく…格好よくなって…」
「…ずっと会いたかった…」

脹相「俺もだ。俺も会いたかった」

脹相「……母さん…」

脹相「待っていてくれ、今そっちに…」ﾁｬﾌﾟ

「！」ﾊｯ

「駄目よ！！！来ないで！！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ
脹相「！」ﾋﾞｸｩｯ

「私は……貴方を、貴方達兄弟を呪った。呪ってしまった」　

「怖がらせた上に、辛い思いをさせ続けた。」

「決して赦される事じゃない。」

「合わせる顔なんて…本当はないの」

脹相「そんな…ことは…」

「それに、ここが三途の川だったらどうするの？」

脹相「！」

「私の為に渡ったら、もう現世には戻れないかもしれないわ」

脹相「……ｯ」

「例え渡って大丈夫だとしても、危険を犯してまで来て欲しくない」ﾌﾙﾌﾙ

「……だから、お願い」

　　　　　のろい
「…………。私の事は、もう忘れて頂戴」

「忘れて、幸せに生きなさい」

脹相「母…さん……」

「貴方に全部背負わせた…、貴方達を守れなかった事を、ずっと謝りたかった」


「…ごめんなさい」

脹相「……」
脹相（俺は、ずっと思っていた）

脹相（あの日、母さんの記憶が混ざった夢を見た日から……）

脹相（ずっと……）

脹相「……俺は、弟がいれば、それでよかった」

脹相「窮屈な瓶の中でも、ずっと過ごせた。」

脹相「弟達も、こんな俺をちゃんと愛してくれた」
　　　　　あいしてくれ
脹相「母さんが呪わなかったら、きっと、俺達はすぐ駄目になっていただろう」

脹相「貴女のお陰で、…俺は短い間でも、「人間」として生きることが出来た」

脹相「弟達が兄弟想いの優しい子に育ってくれたんだ」

脹相「母さんに言うのは、烏滸がましいかもしれないが…俺や弟達と出会えたのは、貴女が居たから」

脹相「不幸だった。けど、確かな幸せはあった」

脹相「俺はその幸せも、貴女の事も、忘れたくない」

「……」ﾎﾟﾛ、ﾎﾟﾛ…
脹相「貴女は、俺達の母だ。」

脹相「加茂憲倫…父さんも、本物は俺達の父親だ。」

「………！」

脹相「だから……もう、泣かないでくれ…」

脹相「貴女が泣いていると、胸が苦しくなる」

「……」ﾎﾟﾛ、ﾎﾟﾛ

「どうして、そんなに優しいの」ﾎﾞｿ

脹相「…？」
「どうして、私に優しくしてくれるの…？」

脹相「……それしか、伝えられないから」

脹相「伝えたかったんだ。」

「そう……」

「…ありがとう」

脹相「……うん。」

脹相「……」

脹相「最後に、一つ聞いてもいいか？」

「……えぇ、何でも聞いて頂戴」

脹相「貴女は……今幸せか？」


脹相「俺は、幸せだ。」

脹相「新しい家族に育てられて、…良い兄も出来た」

脹相「弟がいないことが、たまに寂しくなるが」

脹相「それでも、今は幸せだ。」

脹相「だから、母さんは…幸せなのか…気になって…」

「……」

脹相「……どうなんだ……？」

「もう、心残りは無いわ。唯一の心残りは貴方と、新しい家族の安否だけだった」

脹相「……」

「貴方が幸せなら、それは私の幸せでもあるの」

脹相「…そうか」

あれ…目から水が……

脹相「それが、聞けてよかっ…――」

脹相「ッ！？」
脹相（足が透け…）

「もう、あまり時間が残されていないみたい」

脹相「！」
「あの世から、ずっと貴方の事を見ていたわ」

「素敵な家族。血は繋がっていなくても、とっても素敵な家族」

「新しい家族を大切にしなさい」

「これが、私から貴方への、最期の呪い」

脹相「……母さ…」
「貴方は、本当に優しい子ね」

「産めて良かった。」

「……さようなら、脹相…私の可愛い子。愛しているわ」

脹相「………！俺も……！！」

脹相「俺も、愛してる……！」

脹相「貴女のもとに産まれて、良かった…！！」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰｰｰｰｰ

ｰｰｰｰｰｰ
〜現実〜
脹相「ぅ…」ﾊﾟﾁﾘ

虎杖「おっ、ちーちゃんおはよー！」

津美紀「今日は夜以外あんまり魘されなかったね」

虎杖「ぬいぐるみパワーすげ〜」
津美紀「絵本パワーかもよ」ｸｽｸｽ

脹相（悠…仁…津美…紀…）

脹相「うぅ…ふぇ……っ」

脹相「うわああぁ゙あぁぁ゙ああぁ゙ん！」

虎杖「うぉ！！？」ｱｾｱｾ

津美紀「びっくりさせちゃったかな」ﾋｮｲ

脹相「うあ゙ぁあ゛ん！わあ゛ぁ゙あ゛ん！！」

津美紀「大丈夫、大丈夫だよ」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

虎杖「怖い夢でも見たん？大丈夫、ちーちゃんを苦しめる奴はパパがぶっ飛ばしてやるから」ｸﾞｯ

ｰｰｰ
脹相（涙が、止まらない）

脹相（俺の中にあった、なにかが、なくなっていく）

脹相（母さんが消えていく）

脹相（辛い。苦しい、悲しい）

脹相（でも……）

脹相「うわあぁあん！！」

津美紀「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

虎杖「大丈夫。大丈夫」ｷﾞｭｩｯ

脹相「あぁあ……！」

脹相（これはあの人が、俺を、俺達を愛してくれた証）

脹相（だから、受け入れなくちゃならない）

脹相「ぐすっ……ぅう…」

脹相（……ありがとう、母さん）

脹相（元気で）

脹相（さようなら。きっといつか、会える日が来ますように）

脹相「ｯ…えぐ……」

津美紀「落ち着いてきたみたい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

虎杖「良かった」ﾎｯ…

脹相（暖かい。）

脹相（あの夢は、母から貰った最期の呪い）

脹相「んゆ…」ｽﾘ

脹相（その呪いを胸に、今度は）

脹相（ちゃんと生きていこう。）

脹相（次こそ…長生き、するんだ）

脹相「…」ｽｩ…ｽﾔｽﾔ

津美紀「寝ちゃった…」

虎杖「……おやすみ」

虎杖「いい夢みてな」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

お母さんの愛は偉大だね(´；ω；`)
今度こそ長生きして幸せになってほしいよ

お母さんは自分を呪いと言ってお兄ちゃんは呪いを愛と呼ぶのいいな…
本編でもお母さんがどう思ってたのか知りたかったな
新しい家族と幸せになってほしいよ

ところでまだ終わりませんよね？
虎杖にお兄ちゃんが転生してること知ってほしいしできればまだまだほのぼの見せてほしい

スレ主の負担にはなりたくないけどちーちゃんがおじいちゃんになるまで見守り続けたいって思うよ

〈一方その頃〉
『ﾏｰﾋｰ、ﾏﾋﾋ、ﾏﾋﾝｰ』ｷｮﾛｷｮﾛ

花御((真人、真人))ｺｿ
『！』

『ﾏﾋｨ』ﾒｷﾒｷ

「常にうさぎの身体って思ったよりキツい〜…」ﾆｮﾆｮﾆｮ
花御((お疲れ様でした。))

真人「うん、ありがと花御」

真人「ん〜…疲れたぁ！！ま、けどこれでやっと俺のやることは終わったかな」ﾉﾋﾞｰ

真人「脹相も丸くなっちゃってさ…つまんないの。宿儺はもっとつまんねー」
陀艮「ぶふぅ」

真人「ね、陀艮もそう思うよね〜」ﾓﾁﾓﾁ

陀艮「ぶぶ」
花御((でも、よかったのですか、真人。))

花御((あのまま彼についていけば、現世に戻れたでしょうに))

真人「冗談はよしてよ花御〜。あのままいってたら俺また虎杖悠仁に殺されかけるし」

花御((……ですが…))

真人「……いいんだよ。どうせまたリポップしても、全部忘れちゃうんだから」

花御((……))ｱｾｱｾ
真人「……それに」
花御((…真人？))
真人「じょーごー！！！」ﾋﾟｮﾝ
漏瑚「！？背後から急に抱き着くな！」

真人「花御もおいで、勿論陀艮も」ﾁｮｲﾁｮｲ
花御((？))　　陀艮「？」ｽﾞﾘｽﾞﾘ

真人「俺、皆のこと大好き！」ｷﾞｭｯ

漏瑚・花御・陀艮「「「…！」」」

真人「だから…この生活はすっっっっごく気に入ってる」
真人「呪霊でよかった。呪霊に生まれて良かったよ」

真人「ねぇ、皆はどう？」

真人「……おんなじこと、思ってくれてる？」

漏瑚「………言わんでもわかっとる癖に」ﾊｧ…
花御((勿論です。私達も同じ気持ちですよ))
陀艮「ぶふぅ〜♪」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「―…こうして、悪いこうさぎさんはあの世で皆といつまでも幸せに、幸せに暮らしましたとさ。」
「めでたし、めでたし」ﾊﾟﾀﾝ

髙羽「なぁ、やっぱりこの絵本子供向けにしては内容エグく描きすぎじゃない？あの世て…もうちょいオブラートに包もうよ」
「私は良いと思うけど」
髙羽「そりゃ作者本人だもんなぁ！？」

どんな経緯で書籍化されたのかと思ったらお手製かい

「それよりもその本、彼の家に初版渡しただろ？」
髙羽「彼…？…ああ！虎杖少年の家な！」

「もう少年って歳じゃないと思うけど…まぁいいや。渡した時、何か言われた？」」ｶｺｶｺ

髙羽「え？特になにも…」
「はー…それでも君本当に芸人なわけ？」ｶﾁｶﾁ　ｶﾁｶﾁ

髙羽「聞いといてお前……。あ、いや待って、玩具持ってった時に一回だけ変な事聞かれた」
「何て？」

髙羽「『この玩具なにか混ぜてます？』って言われたんだよ。なんか混ぜてたの？玩具に混ぜるって何？」

「………………」

「……………いや何も」

髙羽「ねぇその間は絶対混ぜてるよね？玩具に混ぜるってなんなの？？？何を混ぜたの？？」ﾄﾞｯ

「別にちょっと昔に食べた呪霊の残穢を混ぜ込んだだけだよ。残りカスだから人に危害を加えるどころか存在すら出来ないし」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

髙羽「なになに怖い怖い 知らない単語いっぱい出さないでくれる！？」

「お、天鱗だ ラッキー」ｶｼｮｯｶｼｮｯｶｼｮｯ

髙羽「無視？無視なの？？？」

「ところで話は変わるんだけどさ」
髙羽「アッそのまま続けるんだ」

「赤子は呪いに狙われる時期があるって知ってるかい」
髙羽「え？そんな時期あんの？知らない…」
「でしょうね」ﾌﾝｽ　

髙羽「うぜぇ…」
ｰｰｰ
「夜泣きとか、黄昏泣きってあるじゃん？」
髙羽「あ、うん。あるね」

「勿論 泣きたくて自ら泣いてる子供もいるけど、あれね、悪夢を呪いに無理矢理見せられてんの」
髙羽「そうなの！？！？！」

「だから親がしっかり見てなくちゃいけないんだ。私は面倒だったからお義父さんと仁さんに全部丸投げしたけどね」
髙羽「待って今さらっと最低な事言わなかった？？？」

「玩具にも混ぜてあげたよ。あの時は流石にヒヤヒヤしたな〜。今の悠仁にバレたらたまったもんじゃないからさぁ」

髙羽「🔍️相方　犯罪者　どうする」

「お守りとかさ、ぬいぐるみとか、子守唄とか…その子が好きな物。そういうので守ってあげるのが良いんだよ。」
髙羽「ほへぇ…（あっ、またスルーなんだ…）」

「勿論親が傍にいるだけで、救われる子もいる」

「悪夢から引っ張り出してくれるのは、いつだって宝物なんだ」

「まぁ夜泣きで死ぬなんて事まずないんだけど」ｼﾞｮｳｽﾞﾆﾔｹﾏｼﾀｰ

髙羽「ふぅん……なるほどなぁ」

髙羽「？」

髙羽「ん、待てよ…？」

髙羽「じゃあ一体、何を混ぜてまでその絵本や玩具を虎杖少年の家に送ってあげたんだ？」

髙羽「バレたらまずかったんだろ？」

「…………」

「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」

髙羽「急にタッ◯ーさん出すのやめて」

「そんな話どうでもいいからご飯食べに行こー」

髙羽「ええ…モヤモヤすんだけど…てかやっぱりなんかあるんじゃん！俺やだよ事件の共犯者にされるのは！」

「ほら財布取ってきて」ｸﾞｲｸﾞｲ

髙羽「しかもまた俺に払わせる気だなお前!!!」

「はやくはやく〜〜」
髙羽「…全く…、帰ったらちゃんと教えてくれよー？」ｶﾞﾁｬｯ

「はは、考えとく」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

「相当呪力を薄めたのに、それに気が付くとは……流石、私の息子…」ﾎﾞｿ

「宿儺の監視用に送り込んだんだけど…」

「妙な呪力を感じると思ったら」

「…君もいたんだ？てっきりあの世で弟達と楽しくやってると思ってた」

「………………………………………。………。」

「………………………」

「ふぅん…。」

「……楽しそうじゃん」


「お呪い、かけなくてもよかったかな？」

「なんてね」ｸﾂｸﾂ



「いつか顔見せに行こーっと…」

髙羽「俺の財布どこやった…って、何その顔」

「∩∩」

明日は更新おやすみです！
なのでバンバン投げました
いつもこんくらい早く描けたらなぁ（遠い目）

いよいよ大詰め！と言いたいところですが
たぶん終わりとは言った時よりプロットが増えるワカメの如く増えてしまったので五スレ目に突入しそうDEATH

ほのぼのが少なくなって大変申し訳ない気持ちと単純にミスが多くなって悔しい気持ち
土下座の代わりに補足を持ってきました。
許してヒヤシンス

詫びの補足1:脹相はずっと母の胎内で記憶の追体験をしていました。あの世っぽいけどあの世ではない
詫びの補足2:夜泣きは8月からずっと。最後の悪夢を見る10月後半まではずっとお母さんと加茂憲倫がｷｬｯｷｬｯｳﾌﾌしている楽しげな夢を見ていた。
イメージ的には存記に近い。
多分母親の妄想をみてた。

〈オマケの小話〉
あの絵本を貰ったのは津美紀。
虎杖は変な呪力が絵本に入ってるとすぐに気が付いたけど、宿儺が気に入った為 迂闊に処分出来なくなった。更にちーちゃんも気に入ったのでますます処分不可になった

〈オマケ〉
いたつみを見た二人
↓

終わってしまうのは寂しいから増えるワカメしてくれるの嬉しい
補足やオマケありがとうございます！伏黒の桁がおかしい札好き

わくわく待機ほっしゅ

野薔薇ちゃんの服可愛い

羂ちゃんモンハンしてて草
それはそうと様子見に来るんじゃない！

しばらく続きと聞いて大歓喜
無理のない範囲で続けてくれると嬉しいです
羂索の送った監視用おもちゃに呪いが混ざってて悪夢みてたのか
ちーちゃんはしんどかったけどお母さんと話せてよかったね

>>151

伏黒は指輪があって野薔薇ちゃんには指輪なし…つまりそういうことなんだnまってごめんなさい殺さないでのばr

〜数週間後、日中〜
ﾍﾟﾗ…
虎杖「10月、31日…」ﾎﾞｿ

虎杖（毎年、この日は嫌いだ。）

虎杖（渋谷の件からずっと、何十年も前から大ｯｯｯｯｯｯｯｯｯ嫌い。）

虎杖（ずっと頭痛がする。）
虎杖（吐き気もする）

虎杖（正直、人生で一番最悪な日）

虎杖「はぁ……」

虎杖（もう、この気持ちをぶつける相手なんてどこにもいないのに）

虎杖（…宿儺も、ちゃんと向き合って罪を理解しようとしている）

虎杖（前を向けていないのは……俺だけ）

虎杖（……なにが、足りないんだろう）


虎杖（………………。いや、なにがじゃない）

虎杖（分かってるだろ。とっくの昔に）

虎杖「…顔洗ってこよ」
ｶﾞﾁｬｯ

ｰｰｰ
脹相「んゆ！」ﾊｯ…
脹相（おはよう悠仁！）ﾃﾁﾃﾁﾃﾁﾃﾁ

虎杖「……へ…？は？」

虎杖「ここ二階…え？？？」

虎杖「一人でどうやって来たん…？」

脹相（どうだ悠仁！自力で二階まで上がれるようになったんだぞ！）ﾌﾝｽ

虎杖「誰も見当たんないし…」ｷｮﾛｷｮﾛ

虎杖「…………まさか自力で登ってきた？」

脹相「うぃ！」
脹相（ああ！何の補助もなしだ！）ﾄﾞﾔ

脹相（それに一瞬で気がついてくれるとは やはり悠仁はすごいな）

虎杖「……」ﾍﾅﾍﾅ

脹相「？」
脹相（急に口元を押さえて座り込んだぞ…？）

脹相（どうしたんだ？…、もしかして吐きそうなのか…？）ｱﾜｱﾜ

虎杖「マジかぁ…」
脹相（どうしよう…津美紀を呼んでくるべきか…？）

津美紀「ちーちゃん」ﾇｯ

脹相「！」ﾋﾞｸｯ

津美紀「もう…一人で移動できるようになったのは凄いけど、危ないんだから勝手に二階に来ちゃ駄目でしょ？」ﾋｮｲ

脹相「うゆぅ…」
脹相（悠仁に見せたかったから…）ｼｮﾓ…

津美紀「悠仁君、おはよう よく眠れた？夜勤お疲れ様」
虎杖「あ、うん…おはよ。」

津美紀「？」

津美紀「そんなにニヤけてどうしたの？」

虎杖「ん…いや………」

虎杖「幸せだなぁって思って」

ｰｰｰｰｰｰ
虎杖（ちーちゃんのお陰で、この日が少しだけ好きになった気がする）

虎杖「今日さ、ちょっと行くところあるんだけど」ｽｯ　ﾋｮｲ

虎杖「ちーちゃんも来る？」

脹相（行くところ？）

虎杖「一緒にお散歩」

脹相「うぃ！」
脹相（悠仁が行くなら俺もついていきたい！）

虎杖「お」

津美紀「行く気満々みたいだね」

虎杖「津美紀はどうする？」
津美紀「私は遠慮しておこうかな」

虎杖「ん、分かった。昼メシはどっかで食べるか買ってから帰るね」
津美紀「はーい」

虎杖「じゃ、早速着替えて行こっか！」

脹相「あぃ！」
脹相（ああ。）

脹相（久しぶりに予防接種以外での外だな）ﾜｸﾜｸ

もう階段上れるようになるとはちーちゃん凄い
予防接種よりも長く外を見られるだろうから楽しみだね

お兄ちゃんの返答がいちいち可愛い
んだあ…？この赤ん坊…

〜花屋〜
脹相（おお…）ｷｮﾛｷｮﾛ

脹相（花がいっぱいあるな）ﾜｸﾜｸ

虎杖「すみませーん、2日前に予約してた虎杖です 花束ってもう用意出来てますかね？」

「虎杖様ですね！勿論ご用意しております」

虎杖「良かった〜」

脹相（いい匂いだ）ｸﾝｸﾝ

「商品はこちらでお間違いないでしょうか？」
虎杖「はい！ありがとうございます！」ﾆｺｯ

虎杖「……あ」

虎杖「すみません、この花も包んで貰えますか？」ﾁｮｲﾁｮｲ

脹相（綺麗な花だな。流石悠仁、センスが良い）

「はい！お買い上げありがとうございます」ﾍﾟｺｰｯ
脹相（なんて言う花なんだろうか）

脹相（む、下に名前が書いてある）


脹相（カスミソウ…？）

「ありがとうございました〜、またお越しくださいませ！」

虎杖「ありがとうございましたー！」

虎杖「お待たせちーちゃん、じゃ行こっか」
脹相（ああ。だが花なんて持ってどこに行くんだ？）
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
〜某所〜
猪野「お」　

虎杖「お」　脹相（お）

猪野「おお〜！久しぶり！」ﾊﾟｼﾝｯ

虎杖「猪野さん！奇遇ぅ〜！」ﾊﾟﾁﾝｯ

猪野「元気してた？」
虎杖「そりゃもうすこぶる元気っすよ」ﾌﾌﾝ
猪野「後輩ちゃんが元気で良かった良かった」ｳﾝｳﾝ

猪野「んでその抱えてる小さき命が例の子か」

虎杖「そっす！ほらちーちゃん、挨拶」

脹相「うぃ〜！」
脹相（久しいな猪野。少し貫禄が出てきたんじゃないか）
猪野「可愛いじゃん〜〜！」
虎杖「でっしょ？ウチの子マジでめんこいかんね」

猪野「……似てんなぁ」ﾎﾞｿ

虎杖「？今なんか言いました？」

猪野「…いいや？気の所為だと思うぜ。それよりもさ、七海サンに線香あげに来たんだろ？」

虎杖「あ、やっぱり猪野さんもそう？」

猪野「うん。もう何回来たか覚えてないけど…やめらんなくて」ｶﾞｻｯ

虎杖「……そっすよね…」ｽｯ

猪野「ホントは毎日来て掃除して、花添えたいんだけどさ」

猪野「けど七海さんはきっと 湿っぽいのはあんま好きじゃないと思う！…から」

猪野「こうやって命日だけ来るようにしてんだよ」
虎杖「………」

虎杖「っすよね！ナナミンに合いそうな花、俺も買ってきました！」ﾆｺｯ

猪野「いいじゃん、綺麗なやつだ」

脹相（…二人共、そのナナミン？と言う人間の事が大好きなんだな）


脹相（宿儺や仁のように転生しているなら、いつか会ってみたいものだ）

お兄ちゃんナナミンとは一切面識なかったもんな・・・いい奴だよナナミンは・・・

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
〜数十分後〜
猪野「よし！掃除終わり！」

虎杖「猪野さん掃除上手いね」

脹相（見違えるほど綺麗になった）

猪野「よせやぁい」ﾌﾌ

猪野「そんな事よりほら、花供えようぜ」ｽｯ
虎杖「っすね」ｽｯ

猪野「よいしょっと」ｺﾞｿｺﾞｿ

虎杖「あ、ちーちゃん、今から火使うけど大丈夫？怖くない？」

脹相「うぃう」ｺｸｺｸ
脹相（多分大丈夫だ）

脹相（前は弾けたから怖かっただけで…）

猪野「その子、火苦手なんだな」

虎杖「そうなんすよ。まぁでも怖がったのは花火だけなんで、弾けたのが嫌だっただけかもな〜って」

虎杖「まだ小さいし、苦手でも仕方ないっすよね。ねー、ちーちゃん」
脹相「うぁー」

猪野「……そっか」

猪野「……………」

虎杖「？」　脹相（…？）

猪野「じゃ蝋燭は着けずに、線香だけあげるか」

虎杖「！あざっす…！でも良いのかな」

猪野「いいって。七海サンもきっと子供がビビってる方が嫌だよ」ﾎﾟｷｯ

脹相（…相変わらず優しいな）

ｰｰｰｰｰｰ

虎杖（ナナミン、久しぶり）

虎杖（あんま来れなくてごめんね）

虎杖（今日は新しい報告があって来たんよ）

虎杖（まぁ、見ての通り、新しい家族が出来ました。超絶可愛いっしょ？）

虎杖（…俺、良い父親かな）

虎杖（今はまだわかんないけど…ナナミンに胸張って報告出来る父親に、頑張ってなるよ）


虎杖（だから、見てて）

〜数十分後〜
猪野「……」
虎杖「……」
脹相（…）

猪野「……じゃあ、七海サン、また来年」ﾊﾟﾝｯ

虎杖「…また来るね」

脹相（またな、ナナミンとやら）ﾌﾘﾌﾘ

猪野「手ぇ振ってる…かわよ…」

虎杖「そっちにナナミンいんのかな？」ｸｽｯ

猪野「エッズルい お盆にすら帰ってきて来んなかったのに！」

虎杖「俺達にも姿見せてよ〜」ｷｬｯｷｬｯ

脹相（？？？）

虎杖「あ、そうだ 猪野さん、この後どうします？俺、これから高専の方にも行くつもりなんですけど」

猪野「お、そうなの？じゃ俺も行こっかな。最近高専に顔出してなかったし」

虎杖「じゃ一緒行きましょ！」

猪野「行く行く〜！」

〜バス車内〜
脹相（これがバスの中か……）

脹相（渋谷に残骸はあったが…ちゃんと動いているものは初めて見た）ｷｮﾛｷｮﾛ

脹相（車内はこんな感じになっていたのだな）

猪野「ソワソワしてる」ﾋｿﾋｿ
虎杖「バスは初めてだもんな〜」ﾋｿﾋｿ

脹相（景色が目まぐるしく変わっていく…）

脹相（楽しい）ｿﾜｿﾜ
虎杖「窓に張り付いちゃ駄目だぞ〜」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
〜呪術高専〜
猪野「到ｯ着ぅ！」
虎杖「はー…ついたついた」
脹相（思ったより短かった）

猪野「ちーちゃん、ここが俺ら呪術師の拠点とも言える呪術高専だぞ〜」ﾊﾟﾝﾊﾟｶﾊﾟｰﾝ

脹相（知ってる）ｽﾝｯ

虎杖「あれ、あそこにいるのは……」
猪野「日下部サンとパンダと……誰だ？見たことない人がいる」
虎杖「制服着てるし…新入生かな？」
猪野「今の時期に転入か、珍しい…」

脹相（サングラスがえらく似合う新入生だ…）

！？

サングラス………五条？！？！？！

アツヤとパンダが一緒だからまさみちかもしれない

転生ナナミンに扇の命を賭けるぜ

ｰｰｰｰｰｰ
パンダ「お、虎杖〜、琢真〜！」ﾃﾁﾃﾁ
虎杖「パンダ先輩〜！6月ぶり！」
猪野「おひさ～」

パンダ「ちーちゃんもいるじゃん。久しぶりだな！」
脹相（ああ、久しぶりだ）

猪野「パンダにちょーっと聞きたいんだけど…」
パンダ「お？なんだ？」

猪野「そちらの方は一体…？」ｺｿｯ

パンダ「あれ、話してなかったか」
日下部「話してねぇのかよ」

パンダ「そういえば連絡取り忘れてたな。衝撃的過ぎて」
日下部「気持ちは分からんでもないが…一番共有しとかんといけん相手でしょーが…」ﾊｧ…

パンダ「じゃ改めて紹介するよ」
パンダ「こっちこっち」ﾁｮｲﾁｮｲ

パンダ「まさみち、戻ってきてくれたんだ。ちょー若いだろ？」

夜蛾「久しぶりだな。虎杖、猪野」

虎杖「え」　　猪野「え？」

虎杖・猪野「「ええ゛〜〜〜！？！？！？」」
脹相（誰？）

外れたぜ　バイバイ扇の命

そういや合流したときにはすでに亡くなってたから面識ないのか

>>179

まぁ特に惜しくはない命だったな…

>>179

R.I.P.　禪院扇

さようなら扇…君のことはたぶん今日の朝ごはんまで忘れないよ……

お供え物のかわりに落書きまさみち置いとくね…

おおお格好良い！！！
良かったねパンダ…まさみち…

ちょっと老けてる日下部と若正道と嬉しそうなパンダいい

若まさみち良すぎる

日下部「猪野は理解出来るが…虎杖、オマエは別に珍しくないだろ？」

虎杖「いや流石に3人目はビビりますって普通に！」

虎杖「てかなんで黙ってたんすか！？」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

日下部「だから黙ってた訳じゃねーっての」

ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

猪野「えええ、本物？マジで本物？？ドッキリとかじゃなくて？」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ
夜蛾「ああ。本物だ」

夜蛾「本当はもう呪術界に関わる気はなかったんだが」

夜蛾「…一人息子を残したまま、普通に生きることなど俺には出来なかった」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

猪野「本当に死人が転生するって嘘じゃなかったんだな…」
夜蛾「ああ。何かと不便だが、まあこれはこれで悪くない。」
脹相（同感だ）

虎杖「…………あ」
夜蛾「どうした？」

虎杖「伝えそびれたって事は、割と最近に記憶戻ったんすか？」

夜蛾「ああ。記憶が戻ったのは数週間程前だ。転入手続きや親の言いくるめに手間取って、結果的に伝えるのが遅れた。すまない」

虎杖「いや、それは別に大丈夫なんすけど…」

虎杖「何か、思い出したきっかけ的なのって…あります？」

夜蛾「きっかけか…強いていうなら、ぬいぐるみを作っている時…だな」

虎杖「…やっぱり」

日下部「何らかのトリガーで前世の記憶が蘇る……まあ虎杖の仮説通りだったっちゅーわけだ」
パンダ「確か宿儺は刃物を使ってた時に、だったか」
虎杖「っすね、工作でカッター使ってた時に、急に記憶が戻ったらしくて」

虎杖「…誰もあの場にいなかったから。俺が席を外さなかったら…って」

日下部「……だからあの右目か」
虎杖「………はい」

日下部「別に誰も責めちゃいねーよ」ﾎﾟﾝ
虎杖「…」
脹相（宿儺も、最初から記憶があったわけじゃないのか）

脹相（じゃあ俺は一体…？なにか引き金になるような事をしたのか…？）

パンダ「ま、なにはともあれ まさみちが戻ってきてくれて嬉しいぜ！」ｷﾞｭﾑｰｯ

夜蛾「お前は相変わらず甘えただな。パンダ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

日下部「戻ってきただけでお釣りが来るレベルだからな。記憶があるなら尚の事」

猪野「確かに、夜蛾さんがいるなら呪物探しやらなんやら色々楽になるな…」

夜蛾「今の身体で出来ることは少ないが、出来る限り高専のサポートをしようと思っている」

夜蛾「勿論、高専を卒業後は学長代理を務めるつもりだ」
日下部（別に代理じゃなくて良いんだけどなぁ）

夜蛾「これからもよろしく頼む」ﾍﾟｺｯ

虎杖・猪野「「よろしくお願いシャァす！！」」ﾍﾟｺｰｯ
脹相（しゃあす？）

良い　とても良い　お兄ちゃんが小学生になるまで見たい
欲を言えば前世の外見年齢と同じになるところまで見たい
前世で無かった幼児期少年期を体験して成長ってものをしていくお兄ちゃんが見たい
見たい

元特級の3人もなんかのきっかけで前世思い出すかもしれないわけか
裏梅は何がきっかけだったんだろう

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
虎杖（そっか…学長も戻ってきたんだ）

虎杖（じゃあ、いつかナナミンや五条先生にも会えるのかな）

虎杖（記憶が戻ったら、きっと会いに来てくれるよね）

虎杖（……脹相にも、会えんのかな）

虎杖（……）
脹相「？」

虎杖（早く会いたいなぁ…）

猪野「虎杖？」

パンダ「どうしたんだ？ボーっとして」

虎杖「あっいや、なんでも！」ｱﾊﾊ…
脹相（む？）

ｰｰｰｰｰｰ

次スレ

撮影者:日車寛見

日車「目が焼き切れるかと思った。」

【閲覧注意】ここだけ赤ん坊になった脹相5｜あにまん掲示板色んなキャラにスポットが当たりますがあくまでもメインは脹相です詳細は初代スレからどうぞ※絵+ネタスレ要注意転生パロ、年齢操作、キャラ崩壊、遅筆、これらがマジで無理って方はブラウザバック推奨不快に感じた…bbs.animanch.com

立て乙
日車の目すぐ焼ける

立て乙ー！
悠仁君探し物は意外と傍にあるものやで

たておつ

次スレもあるの嬉しい

次スレありがてぇ…毎日癒しもらってる
ヤガ先はすぐに転生したんだな
そう思うとお兄ちゃんは遅かったんだね

200なら皆幸せ