アルダンとアルトレは

  • 1二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:19:30

    大きな木の下で暖かな風に吹かれながらアルダンが自分の膝枕で眠るアルトレの寝顔を微笑みながら見守って幸せを噛み締めて欲しい

  • 2二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:22:48

    うむ

  • 3二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:23:15

    正論は伸びにくいんだ

  • 4二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:23:40

    >>1で完結すると伸びないとあれほど

  • 5二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:24:17

    どうして二人の逢瀬は清らかで甘酸っぱく、そしてこんなにも美しいのだろう……

  • 6二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:24:39

    美しい…これ以上の芸術は存在しない
    …いや、もっと美しい姿を見せてくれ

  • 7二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:25:13
  • 8二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:26:58

    この2人はさアルダンの髪色もあって涼しげというか清涼感がすごくていいよね

  • 9二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:27:38

    静かに寄り添いあってるのが似合いすぎる
    夏祭りに並んで花火見ててほしい

  • 10二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:27:56

    >>7

    何度も言うがシェアアアアアアアアアア!!!!

  • 11二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:28:16

    >>10

    自作という可能性は?

  • 12二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:28:29

    出来れば頭撫でてて欲しい…いやほんと美しいなこの2人は…なんで?

  • 13二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:28:55

    やはりアルダンとアルトレは美しいな
    尊い香りもする

  • 14二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:30:22

    でも今ごろはシャワーを浴びて二人で同じベッドに寝てる時間だよ

  • 15二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:31:04

    いいわね

  • 16二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:31:22

    >>14

    抱き枕にされてドギマギしてるアルダンのSSありますか?

  • 17二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:31:46

    >>12

    アプリですら静かなプラネタリウムでこの空気だし

  • 18二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:31:51

    たまに膝枕が逆になってもいい

  • 19二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:33:15

    >>14

    うまぴょいする関係でなければ尊みを感じれないタイプか…

    そういう人にこそ勧めたいアルダンシナリオ

  • 20二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:34:13

    >>10

  • 21二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:35:08

    >>3

    皆 尊過ぎてデジっちまうからな…

  • 22二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:35:23

    >>17

    アルダンの──は美しいな…こっちまで──になるよ毎度。

  • 23二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:35:24

    >>14

    いいね

    私はアルトレは気を遣って床で寝ようとするんだけどアルダンが「私は…トレーナーさんが横で寝てくれた方が安眠出来るのですが…」みたいな事言って結局根負けして寄り添いながら寝るのが良いと思うよ

  • 24二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:36:45

    >>17

    スクショ撮りたいとこからズレてたちくしょうっ!

  • 25二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:38:26

    アルトレはアルダンが20歳になるまで告白しないだろうけど告白してから結婚までめちゃくちゃ早そう

  • 26二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:40:28

    アルダンは最後オグリラストランみたいに綺麗に終わるんじゃなくて、本当に燃え尽きるまで走って引退しそう

  • 27二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:42:53

    別スレで「自分の料理は味付けが薄いから気に入ってもらえるか不安だったけどトレーナーが美味しいと言ってくれて喜ぶアルダンください」って言ったらアルダンシナリオに似たのあるって言われてビビったんだ

  • 28二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:44:59

    >>27

    クラシックの正月がまんまそんな感じなのよね。アルトレの優しさ見れて好きだよあそこ。

  • 29二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:48:43

    >>5

    キブリチヨノオーもそうだそうだと言っています

  • 30二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:49:43

    >>28


    アルトレの優しさと、マジで胃腸弱いから薄目の味付けが有難い説の両方を推してる

  • 31二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:49:46

    >>27

    薄味なのもアルダンが歩んできた人生の結果だから丸ごと受け入れるのさ

    それはそれとしてスパダリっぷりに忘れがちだが初手食あたりで病院行きするようなのがアルトレだから病院食はきっと相性がいい

  • 32二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:51:57

    このレスは削除されています

  • 33二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:03:28

    ※トレ♂️注意、トレ♀で想像する人は脳内補完推奨

    大きな木に春の陽光が当たることで生まれる影の下、私は季節特有の暖かな風を受けながら膝の上ですやすやと寝息を立てるトレーナーさんの頭を撫でる。
    少し硬い質感の髪。家で用意されているシーツや敷物の方が柔らかいけれど、私はこの感触が好きになってしまっている。特にこの、トレーナーさんを膝枕しているこの時間も含めて。
    脚に重みを感じることがこんなに幸せだと思う日が来る、なんて白い部屋に居た頃の私ではきっと思いもしなかっただろう、と思わずくすりと笑みがこぼれる。
    その時、つい手がトレーナーさんの耳に触れ、その身体がわずかに身動ぐ。しまった、と思うも束の間。また、ゆっくりと気持ち良さそうな寝息が聞こえる。
    ホッと安堵し、その姿に愛らしさを覚えると同時に私の中でほんの少し、悪戯心というものが芽生えてくる感覚も覚える自分に困ってしまう。
    何の悩みもなさそうに眠る彼のより細い指先で、その頭髪を鋤くように撫でることを再開する。一瞬感じた耳たぶの指触りを味わいたくなる気持ちは抑え、ただゆっくりと。
    今日はトレーナーさんとゆっくり過ごせる日。そして、私のわがままでこうしている時間だから。
    いつもこれを遠慮なされるトレーナーさんに、なんでも叶えるという言質を取ってまで果たした時間。自分で崩してはいけない。そんな思いが私の悪魔を抑え込む。

    衝動も落ち着いてきた頃。ふと、私が見下ろすその顔にわずかな変化があるのを気付く。起こしてしまったのだろうか。そんな不安を抱くも。

  • 34二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:03:39

    『アルダン…幸せ、だ…』

    それが杞憂とわかると時を同じくして、自分の顔が熱くなるのを感じ取る。それは照れもあるのだろうけどきっと怒りもあるのだ。

    「…トレーナーさんたら…」

    ずるい。という感情。私ばかり伝えられて、あなたへ伝えられない。いつも伝えている分では、とても足りないあなたへのそれ。だから今度は、我慢しない。
    よく眠って、寝言に出るほど夢を見ている彼の耳へ顔を近づけ、うっかりすれば吐息をかけてしまいそうな距離。褒めてもらっている自慢の髪が、彼の安眠の邪魔をしないようにしながら。
    夢に出ている私に負けないために。けど起こさないように。

    「私も、とても幸せです」

    耳元にそう囁いて。少しぴくりとしたトレーナーさんの様子を見て満足した気分で身体を起こす。
    起きてしまったのだろうか?……それもいいかもしれないと思ってしまう。それなら伝えられたのだから。だからどちらでもいい。
    でも今それを問うのは恥ずかしいから。またその頭を撫でて誤魔化す。暖かな風と位置を変えた光を浴びて、その時間を再開する。まだ眠ってていいのだと。
    トレーナーさんが、自然に起きられる時までにはこの顔の熱を冷ましておくために。
    撫でる手が少し温かいのは……きっと私の気のせいでしょう。

  • 35二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:05:26

    気付いたら怪文書が…
    美しい…

  • 36二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:06:25

    美しい。この2人には邪な感情を抱けない

  • 37二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:07:10

    トレ♀派の人とかも居るとは思ってたが自分の腕ではどちらにも匂わせられる高度な文を書けなかった、すまない
    そして中途半端(200字)オーバーしたせいで2レスも使ってすまない

  • 38二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:08:35

    >>37

    良い怪文書だった、ありがとう

  • 39二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:08:50

    水族館の帰りにイルカの鳴き真似を要求したり茶目っ気もあるトレーナー

  • 40二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:09:41

    >>37

    春先の雪解け水のような清涼感だった、助かる

  • 41二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:12:05

    アルシ…………(ズボンを穿く音)

  • 42二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:17:48

    もっとだ……もっと寄越せ

  • 43二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:23:13

    あまりにきれいすぎるよねこの二人
    二人で永遠って感じがする

  • 44二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:34:31

    個別√エピローグでようやく初ぴょいがあってそういうゲームだったわって思い出すやつ

  • 45二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:46:19

    どうにかシコに変換しようとしたが無理だった

  • 46二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:48:27

    >>19

    『同じベッドで寝る』でぴょいしか連想できないなら脳内だいぶピンクに染まってるぞ

  • 47二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:05:02

    ぴょいも想像する気持ちはわかるんだ
    だがそれなら外ではなく中でしててほしいんだ
    二人の時間を大事にしてほしいんだ
    それはそれとして外ですることに興奮を覚えていたと仮定するならそれもいい

  • 48二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:33:05

    別々の部屋で一人で寝ていたんだけど、ある時ふと目が覚めて周りの暗さと肌寒さに何故か幼少時の入院生活を思い出して眠れなくなってしまって、寂しさと不安から無意識の内にトレーナーの部屋に行ってベッドに潜り込もうとするんだけど、直前で我に返って自分の行動に恥ずかしくなってやめようとするも、やっぱり誘惑には耐えきれずにそのままトレーナーのベッドに潜りこんじゃって、想像以上の温もりと匂いにさっきまでの不安とか全て吹き飛んでそのままトレーナーを抱きしめて即寝するアルダンが見てぇー

  • 49二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 02:45:00

    トレーナーが起きて手を伸ばしたらアルダンのアルパイに当たって気まずくなる展開はありますか?

  • 50二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 03:56:50

    >>1

    そして二人ともそのまま亡くなるんだよね…

  • 51二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 04:11:47

    >>50

    なるほど、老後の一時概念だったか……いいな

  • 52二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 07:48:45

    昼もいいが夜にこっそり抜け出して>>1をしてるのも良いのではないか?

  • 53二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 08:01:14

    二人ならば時間さえも支配できると思ってたあの頃の二人

  • 54二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:57:20

    >>46

    すまねえ

    アルダンとアルトレのスレを無理矢理そういう流れにしようとする輩を他スレでちょくちょく見たからそれと同類が匂わせてんのかと思ってた

  • 55二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:26:46

    あのイケメンっぷりを見るに、本当に冒頭で腹壊して病院に運ばれたトレーナーと同一人物なんですかね…

  • 56二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:46:18

    >>55

    恐らく普段は腹なんて壊さないんだと思う

    運命がアルダンと引き合わせるために腹を下せるように悪戯をしたと思われる

  • 57二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:57:54

    >>55

    アルダンと出会って人生変わったんだろうなって思うわ…

  • 58二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:59:03

    >>56

    つくづく運命というのは…GJ

  • 59二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 12:51:04

    上でも触れられてるが、腹を下しやすい体質だったら病院食と相性がいいっていうこれまた運命

  • 60二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 13:30:08

    たとえそういうシーンがあるゲームだとしても用意したティッシュで涙を拭くパターンのやつなんすよこれ

  • 61二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:00:40

    どれだけ美しい出会いをしたのかと期待されてインタビューしたら腹痛スタートで「えー」ってなるもアルダンは笑ってるしアルトレも珍しい顔してるのでまあいっかとなる記者達のシーンが再生されてくる

  • 62二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:17:00

    多分並んで牛丼食ってるだけでも尊い絵面になるよ

  • 63二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:25:48

    アルダンとアルトレのスレはいつも爽やかな甘さが漂ってて、もたれた胃にすーっと効いてくる

  • 64二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:31:57

    吉○家とか2人で入ってメニューと睨めっこしてるアルダンが見てえ〜!
    その横で自分のはとっくに決めてるけど迷うアルダンが可愛いから一緒に悩み始めるアルトレも居る……!

  • 65二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:42:23

    二人一緒に木陰で穏やかな顔しながら死んでそう

  • 66二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:45:41

    >>65

    二人を探しに来た孫かひ孫が見つけるパターンですね

  • 67二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:57:31

    死にネタでも昇華されるの強すぎない?

  • 68二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 22:08:50

    手を繋いだまま事切れるんだろ
    何故か解こうとしても解けないもんだから纏めて同じ棺に入れて火葬するんだな

  • 69二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 22:26:08

    元馬の死因が腹上死でスンッ…てなった

  • 70二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 23:38:13

    どうすればエッッッな展開に出来るんだ……?

  • 71二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 23:40:33

    >>70


    俺らが観測出来ないところで……

  • 72二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 23:44:05

    個人的なイメージ図

  • 73二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 23:44:42

    >>69

    嫌だよ旅行先の北京で盛り上がってる最中に死ぬアルダン…

  • 74二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 00:05:00

    何かもう実際にぴょいに及んだとしても、快楽を得るためというより命の営みや一番深い部分で繋がることの喜びが勝ってエッな目で見られないという気すらある

  • 75二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 00:18:11

    お耽美系やししゃーない

  • 76二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 01:54:42

    >>73

    元馬が辿った運命って何となく察せられるようだし、何よりアルダンの体が弱いからお互いに熱く求めすぎないよう情欲を抑えながらスローぴょいに及ぶのもアリよりのアリ

  • 77二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 09:51:38

    自分たちの運命を変えて欲しいです

  • 78二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 13:36:03

    アルダンとアルトレはお互いが全裸になっても古典的な美しい反応しかしなさそう

  • 79二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 15:10:43

    薄めの味付けに慣れておくことで二人して健康に長生きできる世界もある

  • 80二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:20:36

    濃い味のもの食べたらビックリしてそうな二人

  • 81二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:56:57

    恥ずかしそうに「最近、その…お通じが…」というアルダンの為に
    日課の足のマッサージに服の上からお腹のマッサージも追加する
    アルトレの膝の間にアルダンが座って寄りかかってマッサージしていく
    半月ほど経った辺りで感じ方が変わり声が出てしまうアルダン
    その内エスカレートして肌の上からという話になりかけるところ
    アルダンの手にアルトレの手を重ねてお腹のマッサージをする事
    これ普通にマッサージするよりも…

    続きはwebで

  • 82二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:57:45

    webここ!!!!!

  • 83二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 20:33:33

    そういえばアルダンって「トレーナーさん」なんだな
    「トレーナー様」って先入観があった

  • 84二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 21:52:55

    アルダンとアルトレはなんでもない日々を健やかに過ごすのが似合う

  • 85二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 21:59:33

    アルトレと出会うまでほんと生き急いで来たから、残りを有意義でなくてもいいから穏やかに過ごしてほしいね

  • 86二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 22:03:04

    >>85

    ああ、まったくだ


    競争バとして駆け抜けた後、人生の意義を考えたときに行き着く答えがアルトレ=愛する人と過ごすことだと気づいて日々の幸せを噛み締めて生きていってほしい

  • 87二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 04:32:13

    落とさせん

  • 88二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 12:21:34

    アルトレをおんぶするアルダンも乙なものかと

  • 89二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 12:28:05

    寮の自室でチヨちゃんが何処かへ出掛けてる時に

    不意にかつての独り必死に戦っていた自分を思い返して、今のアルトレがいる暖かな日常の幸福感にキャパシティ越えて溢れる想いが抑えきれず小声で「トレーナー…さん…っ」と呟きながら涙を流してほしい


    次の日気付いたわけでもないけどなにかを察したアルトレが「大丈夫だよ」って無意識にパーフェクトコミュニケーションしてくれると信じてる

  • 90二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 12:29:12

    一緒に乗った列車の中でトレーナーがナレーションしたはバッドエンドルートになります

  • 91二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 13:00:58
  • 92二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 14:25:42

    シニア秋天でやってなかったっけ?って思ったけどお姫様抱っこはしてなかった
    ちょっとアルトレが横に立ってアルダンが寝入るまで支えてるだけだった

  • 93二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 15:01:03

    なんかこのコンビだけ別作品にいない?

  • 94二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 15:13:17

    他がスポコン少年漫画なのに、ここは少女漫画とか泣きゲーの文脈から来てる

  • 95二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 22:54:18

    どんな風に抱き合っててもエロいとか考える前に尊いが出てくるんよ

  • 96二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:30:25

    肩に寄り添うことを止まり木と鳥で表現してるのがもう美しい

  • 97二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 03:40:17

    「お恥ずかしい話なのですが……、最近…その………お通じが……」

    ジャージの上からお腹を撫でながら普段は陶器のように美しい白の肌を真っ赤にし、こちらにはちらちらと視線を泳がせて疑うアルダンを見て、なんということを聞いてしまったのかと彼女のトレーナーは頭を抱えていた。
    ここ最近、アルダンはどことなく様子がおかしいとは気付いていたが、彼女の方から相談される事はなくそれとなく匂わせてみても話してもらえることはなかった。
    だからこそ恐らくデリケートな事なのだろうとアタリをつけ、それ以上深掘りしないようにしていたが今日ついに目の前でふらつく彼女を見た瞬間居てもたってもいられなくなってしまい、彼は焦りながら問い詰めてしまった。
    当然はぐらかそうとしていた彼女であったが、焦る彼には読めず、食い下がってしまった結果が今の状況だ。どう謝ればいいのか、どう解決すればいいのか、そもそも恥ずかしい思いをさせた責任は……と彼が考えていたところ。

    「……あの、トレーナーさん。大丈夫ですか?」
    『い、いや自分は大丈夫だ。……ごめん!気付けなくて!本当になんて事を……!』

    その呼び掛けで彼はハッと顔を上げれば、心配そうに覗き込むアルダンの表情を見て、まずは謝罪。
    その様子を見ればアルダンも大慌て。不調な時は伝える約束を破ったのは自身の方であるにも関わらず、トレーナーが気に病んでるのを見れば首を横に振って落ち度を否定しにかかるが。

    「い、いえ!隠していたのは私ですし、トレーナーさんに落ち度は…」
    『いや、だとしてもこれは自分が悪い……君にはどう詫びれば……』

    トレーナーの方は彼女のパートナーでありながら繊細な部分に不用意に触れてしまった事実に責任感と罪悪感を覚えており、これでは互いに互いが謝り合っては解決しない事を危惧するアルダンであったが……その時彼女に魔が差す。
    そして、次の行動は両手を柔らかく合わせて、提案の合図。トレーナーに目を向けさせれば、その顔に少し幼い微笑みを浮かべて。

    「……では、こうしましょう。トレーナーさん」
    『……アルダン?』

  • 98二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 03:40:28

    「一つ、私のお願いを聞いてくださいますか?……今回は、それでチャラ……ということに」
    『!……ああ!なんでも聞く!』

    どうするというのか、と思ったトレーナーではあったがアルダンの提案は渡りに船。アルダンの頼みであれば殆どのことは快諾する彼からすれば恩情が過ぎる。
    更に言えば普段から控えめな彼女のお願い。嬉しい反面、彼は油断もしていたのだろう。何でも、が嘘にならないと断言できるほどに。言質までしっかり確認されても動じないほどに。

    そして、先程よりも顔を赤らめて、少しの間もじもじとしていたアルダンが深呼吸を挟んでまで口にした内容は。

    「……ではその……これから、マッサージとしてお腹を撫でてください」

    ある意味、とんでもないお願いであり。

    『ああ!……………………え!?』

    二つ返事で快諾した彼は聞いた内容を脳内で何度も反芻してから驚きの声を口に出す。そして彼が見たアルダンは。

    「ふふ、ありがとうございます、トレーナーさん。……もう取り消しは認めませんよ?」

    いつものように丁寧なお辞儀をした後、上げた顔に小悪魔が少し混じった微笑みを宿す姿であった。

  • 99二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 03:42:45

    ※続きは浮かんだら書くけどそもそも内容が内容なので期待されたものにはならない可能性のが高いです

    ※ネタ提供者>>81さんすみません

  • 100二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 06:45:37

    よっしゃー!SSの投稿じゃー

  • 101二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 06:50:43

    アルトレがそのまま永眠につくんじゃないかと思ったわ

  • 102二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 14:55:32

    落とさせん

  • 103二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 20:14:07

    魔が差すアルダン概念はいいぞ

  • 104二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 20:24:22

    おっと新規SSを見逃すところだったぜ
    ありがてぇ…

  • 105二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 20:41:59

    ガラスの靴ならぬガラスの脚のお姫様だ
    当然王子様が現れたのさ...

  • 106二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 01:04:36

    これが今流行りの妊娠イメプというやつですか
    全て計画通りです

  • 107マッサージ初日(1/3)22/04/12(火) 01:20:47

    約束を交わした翌日。トレーナー室の中は椅子に座ってその白く美しい細い脚を差し出すメジロアルダンと、膝を立ててその脚を丁寧に優しくマッサージするトレーナーの二人しか居なかった。
    その繊細な脚に触れるのも慣れてきた彼であるが、真剣さは失われない。手を抜けばその脚を間違った形で壊してしまうから。そして何より、そんな前提がなくとも自分がそうしたいがために。
    その真剣な表情にアルダンはいつからか魅入るようになっており、それが日課であると同時に楽しみのひとつともなっていた彼女は脚から伝わる擽ったさや気持ち良さに漏らす声を隠しながら耐え。
    マッサージが終わったタイミング、一息ついたトレーナーは施術中とは違った真面目さを持った表情になって口を開く。

    『……アルダン、本当にするんだな?』
    「ええ、お願い致します、トレーナーさん」
    『……わかった。それじゃこっちに』

    件の約束。その初日。あのアルダンの提案が冗談だと思いたかった彼ではあるが本当であった場合に備えて一夜の間に出来る限りの方法を探った。とはいえ民間療法の域を出ないものが精一杯だったが。
    それが無駄にならなかったことに喜んでいいのか嘆けばいいのかわからなくなるところではあったがそこはメジロアルダンのトレーナー。一度決めた事は覆さず、覚悟を決めると手をアルダンの腹の上に添えようとして。
    二人の脚が弱くぶつかり、同時に、あっ、と声を漏らし、暫しの沈黙。先に口を開くのは、アルダン。

    「あ、脚開きますね……?」
    『あ、あぁ、わかっ…………』

    赤らみながらも提案するメジロアルダンにまたしても二つ返事をしようとしたトレーナーであったが、その時彼の脳内にはその先の光景が一瞬で思い浮かぶ。
    自分の脚を開き、正面からトレーナーを受け入れるアルダン。両者にやましい気持ち等は一切存在はしない、が。

    『(これは、不味いんじゃ……!?)』
    『待ってくれ、アルダン。俺に考えがある』
    「え?」

    良識は別。嫁入り前の少女に脚を開かせて、その中に割って入って腹部を撫でるなど彼の倫理観が許さない。何より二度も恥ずかしい思いをさせるのはダメだという感情が彼を動かす。
    同時、アルダンはトレーナーが思った以上に真剣であることをいつも以上に感じ取り、発端の理由に申し訳無さを覚えつつも嬉しさを強く感じていた。

  • 108マッサージ初日(2/3)22/04/12(火) 01:22:10

    そしてトレーナーは何をするかと思えばアルダンを立たせると部屋の中に設置されている素材の良いソファーにまず自分が脚を開いて座り、首を傾げるアルダンを手で招く。

    『ここへ座ってくれ、アルダン』 
    「……!?……っ」

    その誘いはアルダンにとって不意打ち以外の何者でもなく、手で開いた口を隠すようにして彼女は驚く。そして慌てて何かを言おうにも、トレーナーの真剣な眼差しを見れば彼女は言い出しっぺなこともあり、そして本心では断る理由もないからこそ。

    「し、失礼します……」

    ややぎこちなくその膝の間に腰掛け、トレーナーの前身を背凭れに見立てて座る。思った以上の展開になったこともあり、少々俯くようになってしまうのも仕方ないだろう。その赤らむ顔がトレーナーに見えないことだけが彼女の救いであると同時にトドメともなる。

    『じゃあ、始めるよ。アルダン』
    「…………はい」

    一方のトレーナーはといえば何かがズレていたのか多少心音が早い程度でその声や顔に変わりはなく、背中側から回した手をジャージの上からアルダンの腹部に乗せてマッサージを開始する。
    ゆっくり、病弱な彼女の身体を必要以上に刺激しないように気を配りながら撫でる行為と指による押し込みを両の手で併用するそれは本来であれば一人でも行える療法。

    「(あ……トレーナーさんの手……。……優しい……)」

    それがアルダンには心地好く、尾が静かにトレーナーの腰を這う。自分を労っていることが伝わり幸福感も得る気持ちで自然と受け入れる。
    それにはやはり、恥ずかしさもあるとはいえ背を信頼するパートナーに預けているという安心感もあるからだろうことは左右にへにゃる耳と細められた目が証拠として十分だ。
    彼を感じられる場所には自分の不調を治して、楽にさせようとしてくる想いが伝わってくることで、徐々にその腹部にある違和感も消えてくる錯覚を覚えてしまうほどに。

  • 109マッサージ初日(3/3)22/04/12(火) 01:22:46

    『痛くないか?アルダン』
    「えぇ……とても、気持ちいいです……」
    『それなら良かった』

    トレーナーの方は時折声をかけ、痛みを我慢していたり不快感を覚えてないかを確認しながらマッサージを続ける。その声掛けが更にアルダンの気を和らげているなど知らず。
    ジャージの上からでは圧のかけ方も違うと考えながら、調節をしてアルダンの感覚に合わせられていく手先に彼女が手を重ねたくなる思いを堪えてるのも知らず。

    『……このくらいかな。アルダン、終わったよ』
    「…………」
    『……アルダン?』
    「!……は、はい……ありがとうございます……!」

    ただアルダンの体調のみを考えて行われた施術はそう長くかかることもなく終えられ、トレーナーは声をかけたがアルダンの方は終わってしまったことが少し残念に感じていた。
    声が少し上擦ったのはそれに対する恥じらいもあってのことで飛ぶように立ち上がりそうになるもトレーナーにより支えられて立つ形に。

    『アルダン、お腹はどうだ?』
    「……そうですね、昨日までよりは良くなった感じがします」
    『良かった……!』

    実際、事実である。詳細は伏せるが内部に刺激を与えて促すそれはきちんとしたやり方であれば改善されていく。ただし。

    「……それでその……よろしければ明日からも……っ」

    継続する必要はある。クセになる可能性もあるが、一朝一夕では効果は見込めない。それを知らないアルダンだったが、その手と後ろの温もりを忘れられなくて言ってしまい、それに気づいて訂正しようとしたが。

  • 110マッサージ初日(4/3)22/04/12(火) 01:22:58

    『もちろん。そのつもりだよ』
    「……!!」

    トレーナーは最初からそれを続けるつもりであったことにアルダンはやや複雑な感情を抱く。それはここで書くには色々混ざっているが一言で言えば……乙女心か。
    それでも普段の淑やかさを失うことはなく、お辞儀をしながら。

    「では、お願いしますね、トレーナーさん」
    『ああ、任せてくれ!』

    明日からの約束を取り付け、今日のところは帰宅して解散という形になる。その後、互いの部屋では。

    【アレ?アルダンさんどうしたんですか?】
    「……いえ、なんでも」

    少し尾を揺らしていたことを同室の桜の名を冠するウマ娘に勘づかれ珍しく取り繕うアルダンと。

    『よし……とりあえずこの方法で今は……』

    真剣な面持ちでマッサージの記事などを調べつつ、しっかりアルダン用のトレーニングを組むトレーナーの姿があった。

  • 111二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 01:24:25

    (半月後(>>81参考)については未定ですが発表できたらいいなとは考えてます、拙作ですまない)

  • 112二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 01:30:35

    アルトレは絵面に気付け

  • 113二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 09:14:10

    初日から満喫してるなこのアルダン……

  • 114二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 17:04:21

    下品なんですが…お通じにも「硬すぎ」と「柔らかすぎ」がありましてね…
    硬すぎだと屁がね…溜まってお腹が張ったり…少し力んだだけで意図しないタイミングで出たりね…
    柔らかすぎだと今度は実がね…
    とりあえずトレーナーさんは動けなくなったアルダン抱えてトイレに行くじゃないかな…

  • 115二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 21:07:33

    こんな素敵なスレを落とさせるわけにはいかない

  • 116二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 03:46:30

    下品なやつは無理に書こうとしなくてもいいから(良心)

  • 117二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 06:08:06

    保守

  • 118二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 12:04:47

    お通じというのもただの方便なんだ
    ただ二人がくっついてる姿を見たいだけなんだ

  • 119二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 12:07:07

    どうして俺はアルダンを引かなかったんだろうなぁ〜
    ドウシテ…ドウシテ…

  • 120二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:14:05

    アルダンって驚いた時のリアクション「…!」系が多いんだよね

  • 121二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:16:02

    周年前でガチャ控えしたい時期だったしな
    肝心の育成シナリオは引かなきゃ読めないし、それで魅力に気づくチャンスを逃すのは勿体ない

  • 122二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 20:52:30

    保守

  • 123二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 03:15:41

    娘の脚の間に男がいる絵面は不味い←わかる
    男の膝の間に娘が座ってるのはセーフ←ちょっと待て

    アルトレってポンコツなとこあるっけ?

  • 124二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 12:40:18

    アルダンからキスのオネダリはあり?

  • 125二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:39:38

    >>124

    ああ、書け

  • 126二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 06:37:25

    保守

  • 127二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 14:10:33

    (少し難産気味につき申し訳ない……)

  • 128二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 14:27:40

    >>123


    素敵な女の子の前だ、多少頭もバグるって

  • 129二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 22:23:42

    >>123

    少なくとも胃腸が弱い疑惑は有るな

  • 130二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 00:46:07

    ぶっちぎりのブッ壊れでもなければあのタイミングで引くのはなかなか億劫になるよね
    それで強行した結果あんな綺麗なもの見せてくるんだもの脳がウェルダンにされるわ(経験談)

  • 131二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 01:06:08

    アルダンは覚悟がキマってるから好き

  • 132恥ずかしい一幕(1/3)22/04/16(土) 04:22:03

    トレーナーがメジロアルダンの腹部のマッサージを始めてから半月程の時が経過したある日のこと。

    「それでは……今日もお願いします。トレーナーさん」
    『任せてくれ』

    脚を開いた状態でソファに座ったトレーナーを椅子に見立て、その膝の間にアルダンが座って背を預ける形。
    お互いに少しずつ慣れていった事もあり、早くも習慣として根付いてしまいそうな時間はアルダンにとって安らぎと幸福感を覚えられる一時となりつつあった。
    一方でトレーナーは安心感を覚えると共に少しばかり不安を覚えている。というのも。

    『(今日もアルダンからの報告はな……、いやこれはデリカシーがない)』

    元のきっかけがアルダンの魔とは知らないトレーナーはアルダンのお通じに関する報告が来ないため。そして一度それに関するミスをしているトレーナーには聞き出せない。

    「(…この時間は素晴らしいですが……やはりまだ……)」

    ただ、アルダンの方もそうすんなり改善されなかったというのが真実。とはいえ体調そのものは改善の兆しを見せており、後はといったところ。
    その事を知ってか知らずか、トレーナーは今まで通りに事を進める。いつものように優しく、そして適度な刺激を与えるように指と手で撫で、抑え。
    アルダンの身体もすっかり慣れてしまったからこそ起こる異変。

  • 133恥ずかしい一幕(2/3)22/04/16(土) 04:22:31

    「ぁっ……」
    『っ!?』
    「……っ!?い、今のは……!」

    声。施術中大きな声も出さず、ただ淑やかに安寧の息を吐くだけだったアルダンの口から今までとは明らかに違った艶やかな声が漏れた。
    その事にトレーナーが驚き手が止まれば、遅れてアルダンも自身が発した声に目を見開き、両手で口を塞いで身を屈める。幸い、そのまま落ちるということはなかった。
    耳はへたり、尻尾は揺れこそしないが僅かに逆立つ毛が視覚にもアルダンの感情をトレーナーに伝え、トレーナー室では暫く沈黙の時間に入る。

    『(さっきの声は…!?…いや、そうだ、これは何かの予兆…!)』
    「(わ、私ったらなんてはしたない声を…!……でも……)」

    トレーナーの方はその声が何かしらの好転に繋がったものと考えるように努める。実際、反応が変わるということは何かしらの変化も起きてるということ。同時にそう思い込むことで邪念の類は一切祓い、なおかつアルダンに羞恥を抱かせないようにする考えもある。
    そしてアルダンはまず、その声がどうして出てきたのかは嫌でも理解してしまっている。純粋に気持ちがよかったということ。そして身体も刺激に慣れてきており、アルダン自身も気を完全に抜いた結果漏れてしまったということ。
    とはいえ、一度は覚えたその気持ち良さだがここでまた求めるのは彼女の中でも恥ずかしいという感情が勝る。魔が差していても彼女はまだ乙女の範疇にある。

    「(い、言わなければ…!)」

    本当はもっと、と言いたい気持ちを抑え込み、気にせず続けてほしいと伝えようとしたその時。

    『アルダン』
    「は、はい…!?」

    先に口を開いたトレーナーに出鼻を挫かれ、身を屈めたまま顔を半分向けて眼差しを向けるアルダン。それを至近で見ているトレーナーが発した内容は。

  • 134恥ずかしい一幕(3/3)22/04/16(土) 04:24:05

    『きっと今のはアルダンの体調が良くなってきている知らせだ。だから……続けようと思う』
    「────トレーナーさ」

    アルダンにとっては非常に悩ましいもの。続けてほしいと言う思いを汲まれ、しかし自身の声に…あまり気にされていないのではという不満が滲む内容。
    その事に少々抗議するように、尻尾がトレーナーの腰回りを弱く叩くように動き、耳もやや後ろを向きながら顔を向けた時アルダンは誤解に気付く。

    「……あ…」
    『……』
     
    トレーナーの顔色に僅かな赤。本当に薄く、言われても気付かなさそうなほどのそれは長く過ごしたアルダンであるからこそ気付けるもの。
    そして気付いてしまえばアルダンの顔は熟れたリンゴのように赤くなり、またそっぽ向くように反射的に動いてしまう。
    トレーナーは思うところあれど、彼女を気遣いつつお互いに意識し過ぎないようにするためのものであったとアルダンも気付いたのだ。それに気付けなかった自分に不甲斐なさを覚えるほど。

    そしてまた少しの沈黙を挟み、アルダンは再び顔を向ける。今度は耳を柔らかく立て尻尾を落ち着かせながら。

    「お願いします、トレーナーさん。……ただその…またワガママを言ってしまうかもしれませんが……」

    提案を飲み、そして自分でも意図していなかったことを加える。そこは断られてもいい。むしろ断られなければ止められなくなるかもしれない。アルダンはそう、考えていたのだが。

    『君のワガママならどんと来いだ。言えるようになったらいつでも聞く』
    「……本当に、ズルい人です。トレーナーさんは」
    『えっ!?』

    彼にだけは甘えてしまいたくなる衝動を、止めてくれる相手が受け入れてしまった。その事実にどうしようもない安堵と幸せを覚えつつ、アルダンは動じた彼の胸と腹に頭と背を預け。

    「続きを、お願いします」
    『あ、あぁ……わかった!』

    機嫌のよい時の動きをする耳を隠さず求めるアルダンの柔らかな腹に、トレーナーも施術を再開するためジャージの上から手を添えて指圧する。

  • 135恥ずかしい一幕(4/3)22/04/16(土) 04:24:28

    ゆっくり、優しく。ややぎこちなかった手付きは自然と和らぎ、漏れる吐息は確かな安らぎを感じさせていく。時間を忘れるほど、長く。
    お互いがお互いを信頼するために起きるその時間が、もたらしたものは。

    「……っ!?」
    『どうし……!』

    突然逆立った尻尾に驚いたトレーナーはまたしても身を丸めてしまったアルダンに何かやってしまったかと不安になるが、瞬時にその様子を見て気付く。

    「と、トレーナーさん!?」
    『大丈夫だ、なにも言わなくていい!』

    それからは早い行動。アルダンの肩甲骨と膝の裏に腕を回し、手でしっかりその華奢な肩と細い脚を抱えればトレーナーは駆ける。

    「(あぁぁ……!)」

    その抱き方には状況もあってかアルダンの中で色々な感情が混ざり合い、彼の腕と胸の中で顔を隠してしまう。なぜかは彼女の心情を汲むため明言はしないが。

    「……」
    『……』

    そしてその暫く後、正気に戻った二人は数分ほど会話の切り出しに悩み、お互いの顔を見るのにも苦悩していたのはお互いの顔や仕草、尻尾や耳の動きからも明白であった。

  • 136二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 04:26:08

    毎回改行どのくらいなのか数え損ねてレスが予定より増えるけど引っ込みつかないのを何とかしたいと思った

    肌の上から、は真面目な話セーフかアウトかがかなり判断しにくいけどどうなんだろう?

  • 137二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 10:15:36

    クソボケじゃないか!

  • 138二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 10:18:25

    多分セーフ…?

  • 139二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 19:29:28

    正気にもどったらそりゃ気まずいよね……

  • 140二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 22:06:55

    たぶんセーフいやギリアウトか?

  • 141二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 03:48:44

    気になるならやめとく方が無難ではあると思う
    アルダンとアルトレに限らないがそれ以外の表現は色々できるだろうしね

  • 142二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 12:15:30

    ss助かる...

  • 143二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 20:12:04

    耳と尻尾で表現するのはいいぞ

  • 144二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 00:13:56

    アルダンは反応がわりと身体に出るからな

  • 145二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 06:18:42

    保守

  • 146二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 16:22:44

    みんな書きたいものを書け…

  • 147二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 21:22:20

    トレーニング後の二人のティータイムを楽しみにするアルダンはアリか?

  • 148二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 22:03:10

    >>147

    ナシである理由はどこに?

  • 149二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 06:31:07

    保守

  • 150二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 07:02:48

    アルダンのぴょいを想像するのは妊婦さんを見て「あっあの人ぴょいしたんだ」って思うことぐらい無粋な真似に思えてな……

  • 151二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 15:42:48

    なんならもうぴょいが芸術作品になりそうなくらいでやめろーーーー!!二人の営みに水を差すなーーーーーー!!!

  • 152二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 22:40:40

    保守

  • 153二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 08:39:03

    保守

  • 154二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 17:28:03

    見返すと健康にいいので助かる

  • 155二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 00:15:07

    保守

  • 156二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 11:44:05

    保守

  • 157二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 16:59:47

    花見ネタはありだろうか?(今さら生えてきたネタ)

  • 158二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 00:09:48

    >>157

    私はいいと思う

  • 159二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 07:54:04

    >>158

    ありがとう、時間が出来たらこのスレに書くことにする

  • 160二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 17:31:53

    保守や!

  • 161二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 17:32:08

    楽しみに待ってるで…

  • 162二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 23:34:04

    保守

  • 163二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 04:10:29

    季節は春。気持ちのいい風が桜の花弁を連れていき人々に満開を告げる時期。
    その日は空は雲一つ見当たらない快晴で花見をするには良い日和に変装用にサングラスをつけ、帽子を被った私、メジロアルダンは同じ変装をしたトレーナーさんと共に人気のない場所──つまりは穴場と言えるそこに訪れていた。
    『本当に人がいないね』
    「ふふ、そうですね。ばあやが言っていた通りです」
    きっかけはたまたまニュースで流れていた花見日和を報せる内容。満開の時期と天候が噛み合い、重要な用事も重ならなかったこともあり、お花見がしたいとトレーナーさんに申し出たところ二つ返事でOKを貰い、ばあやから穴場を教えてもらいここにやってきたのです。
    人一人居ないそこは、中心に大きな桜の木が一本ある草原を桜が囲うという絶好のスポット。なぜ他に知る人が居ないのか疑問に思われるほどの場所に私は彼と顔を合わせて笑い合う。少々歩くことになったものの、これらを二人で独占できると考えると脚の疲れも消えるというものだ。
    『敷けたよ、アルダン』
    「すみません…私がしたいと言い出しておきながら……」
    『いいよこのくらい。座ろう』
    そして、大きな桜の一本木の下にカラフルなシートを彼に敷いてもらえば隅に荷物を置き、木を背にして肩を並べて座り暫く周囲を眺める。いつも窓から綺麗と感じていた桜が、今日は一段と綺麗に感じる。もしかしてこれは、隣に彼がいるからでしょうか。だとしたら私はなんて単純だろうと思い、笑ってしまう。
    『どうしたの?』
    「いいえ、なんでも。……綺麗ですね、桜」
    写真を撮りながらそうだね、と返してくれる彼の横顔、今はその視線は桜に釘付けで少し嫉妬し尻尾が揺れる。自分から言い出しておいたのに。でもその気持ちもわかります。私も桜に目を移せば、その華やかな桜の花に見惚れてしまっているのだから。
    お互いに何も言わずに過ごす中、ふとシートについていた彼の手の甲に私は気付く。それにこっそり手を被せると……あの人はゆっくり掌を合わせて握ってくれる。……桜どころではなくなってしまうのに。ずるい人だと私は思う。
    そんな時、お腹の音が聞こえて耳が立つ。少なくとも私のものではないのになぜか恥ずかしくなりましたが、隣の顔を見ればくす、と笑みが溢れる。

  • 164二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 04:11:19

    『……ごめん』
    「いえ、ここまで歩いてきましたし…私を支えてくれた分もあるんです、謝るべきはむしろ…」
    『それは大丈夫。アルダンと一緒に見たかったからだし』
    「……もう」
    本当にこの人はずるいと思う。そう言われると謝れなくなる。だって謝ると…繰り返すからだ。お互いに。その事に気付いているから、こう言ってくれるのだと私は思っている。そして私はどこかでこの時を期待してもいた。何故なら。
    「トレーナーさん、よろしければお昼にしませんか?……用意はこちらに…」
    友人達に相談したところ、花見には欠かせないと聞いたお弁当。用意しておいて良かったと心の底から思いながら荷物の中から取り出し、包みを開けて中を開いて見せる。そしてあの人の顔を少し覗くと…笑顔を向けてくれて安心する。
    『もしかしてこれ、アルダンの手作り?』
    「はい、せっかくの機会と思いまして作らせていただきました。よろしければ……どうぞ」
    『それじゃありがたく。いただきます』
    食べる前から気付いてもらえたのは嬉しくもある。食べてみてから驚いてほしかったという気持ちはあっさり消えた。けれど同時に不安が過る。上手く作れてるだろうか、と。
    お雑煮の時、私は薄く味付けをしてしまった。それをトレーナーさんは美味しいと食べてくれて、その味を私の味と認めてくれた。それはとても嬉しかった。けれど私にも意地はある、優しさに甘えてはいけない。例えそれが本音でも、やはりきちんと美味しいと言ってもらいたい。そのためにばあやにも味見してもらいながら進めて、完成させた。
    それでも、彼が手にしたサンドイッチを目に追ってしまう。私の顔はちゃんと笑えているだろうか。美味しく作れているだろうか。不安が顔に出ていければいいのだが。そう考える間に、あの人はサンドイッチを口にして味わって……。
    『美味しい…!』
    「!……あの、味は薄く…」
    その言葉と、その表情に私の中にまた喜びが生まれる。ぶんぶんと尾が揺れ、耳はぴくぴくと動いてしまうが止めようがなくて、恥ずかしくて。でも聞いてしまう。この人の優しさではないかと。
    『そんなことないよ。アルダンのあの味も好きだけどね』
    優しい笑顔で向けられたそれに顔が熱くなる。思わず顔を伏せて、暴れる尻尾を手に握って落ち着かせる。私はこれほどまでに感情が出やすかっただろうかと思うほどに取り乱している気がした。

  • 165二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 04:12:08

    『アルダンもほら、食べてみたらわかるよ』
    「…は、はい、……!…っ」
    不安があった私に気付いてだろう、差し出されたサンドイッチを頂く。…薄味に慣れた舌には濃くも感じる味が広がる。そこでようやく私は自信が持てましたが、あの人の持つサンドイッチを見て気付く。二人で同じ物を口にしたと。…別の意味で、恥ずかしくなるけど彼は気付いていない。ずるい。でも。
    「…良かったです。トレーナーさんに上手く振る舞えて」
    『アルダンの手料理を食べられるだけでも十分幸せなんだけどね』
    それは本当に嬉しくて。すっかり安心した私は、彼と共にお弁当を頂きながら花見に戻る。今は、あの人の顔を直視できないから。時折見れば、私の料理で綻ぶ横顔に幸福を感じる。…これが、花より団子、というものでしょうか。…多分、違いますね。

    『ごちそうさま、本当に美味しかったよ』
    「トレーナーさん、もう何度も聞かせてもらいましたよ」
    空になったお弁当箱を包み、片付ける。一つ一つに感想を言ってくれることが嬉しかったがさすがに照れてしまう。とはいえこの事はきちんと、ばあやにも伝えて安心させましょう。
    そしてあの人の隣に再び座ると、その口から惚けた声が聞こえてそちらを向くと、彼が目尻に浮かんだ涙を拭うのが見えて。
    「もしかして、眠くなりました?」
    『へ!?い、いやそんなことは…』
    図星だったのだろう。慌てる彼の姿が新鮮で、ついからかいたくなった指が彼の頬をつく。
    「隠し事はダメですよ、トレーナーさん」
    『…ごめん。お腹一杯になったからかな…?』
    それもあるでしょう。他にも、今日の余裕を作るために仕事を頑張っていたせいかもしれない。それに歩かせてしまったのだから、疲れていても仕方ない。残念には思わず、むしろこれも嬉しいと思う。
    彼が私を、隙を見せてもいいと思ってくれている証だから。
    「良かったら少しお休みになられてはどうでしょうか?」
    『……うん、そうさせてもらうよ。ごめんね。……アルダン?』
    気にしなくて構わない。そう伝えて、横になろうとする彼を一度止めて座り直す。

  • 166二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 04:12:21

    「私の膝を枕としてお使いください。寝心地はいいはずですから」
    『えっ!?…い、いや流石にそれは』
    「遠慮なさらずに。今は他に誰もいませんから…」
    『…し、失礼します』
    驚き、断ろうとする彼をやや強引に誘い、理由をつけると彼は少し照れながらも私の脚に頭を乗せてくれました。そして。
    『……すぅ』
    「……まあ」
    彼がすぐに寝付いたことに私は驚く。子守唄の準備もしていましたがその必要はなさそうです。…私の膝が安心できる場所と思ってもらえてるなら、悪い気はしないのですから。
    『……ふふ、好かれてますね』
    彼の髪を手櫛で鋤き、私はその寝顔をじっくり眺めているとその頬に桜の花びらが一枚届き、写真に納める。彼が起きてしまわないかが懸念だったが、大丈夫そう。
    桜を眺める目的とは少し離れてしまっているが、これもいいものだと思い返す。それに心残りがあるなら来年また来ようと思えるから。今はこれでいい。彼は共に歩んでくれると約束してくれたから。
    ……それに。
    「夜桜の準備は出来ていますから、安心して休んでくださいね、トレーナーさん」
    今日は少し長めのお出掛け。彼と過ごせるならどんな形であれ楽しくて、幸せだ。出来れば彼にもそう思ってほしいけどそれはいつか…起きてる時に聞ければ。
    桜の花びらが空を舞う。風が私たちの身体を撫でる。
    私は、彼の横顔に顔を近づけ──一際強い、風が吹く。
    「───ですよ、トレーナーさん」
    聞こえているか、聞こえてないか。それはどちらでも構わない。ただ私が伝えたかった、それだけのこと。彼が起きてる時にはまだ恥ずかしくて伝えにくいから、こんな時にしか言えない気持ち。
    ……彼の顔色は木陰でわからない。それが少し残念。その愛しい寝顔ですぐに気は晴れ、幸せに満ちてくるけど。
    「……桜、綺麗ですね」
    一人私は思いのままに呟く。応えるように揺れる桜に、私ははにかみ、そしてはしたなく欠伸が出た。
    「……私も、少し……」
    彼を膝に乗せたまま、瞼が落ちる。平穏な空気に当てられて、緩みきった気持ちの先としては当たり前だろう。彼が起きる前には起きるつもりで眠りにつく。

    ……起きた時、彼の膝の上で寝ていたことに気付かされ、寝顔を見られていたと知ることを。この時の私はまだ知らなかったのです。

  • 167二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 04:13:09

    (以前ここで書かせてもらったスレタイ風景に少し似てしまったけど許してください)

  • 168二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 06:51:43

    素晴らしいとしか言えねえ

  • 169二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 16:19:22

    こんな花見が見たかった

  • 170二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 22:40:14

    文章が強い

  • 171二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 22:41:32

    (起きてから「」ミスしてたことに気付きました、『好かれていますね』のところはアルダンの台詞と補完してください申し訳ありません……)

  • 172二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 05:05:03

    脳が浄化されるスレ

  • 173二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 12:34:50

    素晴らしい...

  • 174二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 22:49:05

    良スレじゃねえか…

  • 175二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 06:25:37

    もう少しで完走するしあと1個か2個くらい書いて納めたいな、2個は出来たらだけど

  • 176二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 15:58:12

    このスレ何気に長寿だな

  • 177二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 16:08:22

    スレ立てが乏しくてアルダンのこと語れる貴重な場だったから保守してたけど、最近アルダン絡みのスレも増えてきたからそろそろ役目を終える頃かなって

  • 178二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 22:28:59

    保守

  • 179二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 08:28:25

    保守

  • 180二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 19:20:28

    保守

  • 181二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 05:21:23

    保守じゃ

  • 182二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 14:47:08

    アルダンとアルトレは尊いね.

  • 183二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:33:22

    アルトレとアルダンはいいぞ

  • 184二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 03:06:32

    「皆さん、帰ってしまいましたね」
    『そうだね。……少し寂しい?』
    「……お見通しなんですね。…ええ、贅沢だとは思いますが…」
    『そんなことないよ』
    これは日常の中で、ある一日が終わる時の話。友人とそのトレーナーを呼んで集まり、一日中遊んで、語って、楽しんだ夜。メジロアルダンとそのトレーナーの二人がいる部屋の中にはその名残が見え、惜しみながら片付けをしている最中彼女は呟き、それに彼が返す形で会話が成り立つ。
    楽しい一時程過ぎるのは早く、そして寂しさをより強めてしまうことは誰もが知る感覚。故にそれを惜しむことはおかしくないと彼は訂正し、彼女はその答えに微笑む。
    「トレーナーさんはいつも優しいですね。そういうところも私は好きです」
    『そうかな?でもありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ。………どうした?』
    「いえ、なんでも」
    少し照れたように返す彼に、彼女はほんの少しだけ不満を抱く。もう少し、反応が大きくてもよいのではないかと。それに目敏く気付けるくらい勘がいいなら、なおのこと。

    『ひとまず今日はこんなところかな』
    片付けも終えれば部屋はいつもの景観を取り戻す。先程まで賑やかな催しがあったなどとは思えない──否、所々にはまだお残しがある。何せもう遅い時間。一杯遊んだ疲れは徐々に体に出てくるのだから。
    「すみませんトレーナーさん……私が言い出しておきながら…」
    元々身体はあまり強くないアルダン。彼女はその時間に友人たちと揃ってはしゃいだ分が今来ている。そのためソファーで休んでいたのだが、やはり申し訳なさが来るというもの。この日を提案、要望したのは他でもない彼女なのだから。
    『気にしないで、俺もそろそろ休むから』
    「………は」
    それを察したのか。それとも本当に疲れが出ていたのか。それを匂わせず、悟らせない彼は彼女へ冷えを防ぐためのシーツを渡すと一度台所へ向かって消えていく。その布に身を包み、背中を見つめていたアルダンは一度落ちかけた瞼を上げる。ここで眠ってはいけない、と。
    そう考えているとトレーナーは戻ってきて、その両手には透明なグラスに入ったお茶があり、そのうち片方を彼女に渡した後ごく自然にその隣へ腰掛ける。それに彼女が気付き、目を冴えさせてしまったのは彼の失態か。
    二人でシーツを共有し、笑い合いながら二人の時間が始まる。

  • 185二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 03:07:06

    『今日は楽しかった?』
    「えぇ、とても。…ふふ、皆さんもすごくはしゃいでらして」
    『アルダンも同じくらいはしゃいでたよ』
    「そ、そうですか?……それでしたらトレーナーさんもかなり…」
    『まさか自分でもあれほど熱中するとは……』
    お茶を片手に他愛のない振り返りの話。桜の友人と八重の友人。そしてそのトレーナーたる二人。今の二人と合わせて六人揃って大騒ぎ。失敗も成功も、勝利も敗北も楽しいという経験は非常に珍しく、そんな会話を長く交わす。
    あまりに盛り上がりすぎて、一部遊び道具に亀裂が走ったりしたのは当初こそ動揺があったが今では思い出の証拠のひとつとなっている。彼女にとって亀裂──割れることを想起させるようなそれが、そうなるなど思いもしないほどに。
    「…ぅ」
    そして夜が過ぎていき、堪えきれなくなるものが顔を出す。彼女がそれに落ちる頃、彼もまた微睡みがあったのか気付くのが遅れて、肩にその美しい髪がかかった頃に反応する。
    『アルダン?』
    「すぅ……」
    『……しまった』
    メジロアルダンは眠りに就く。楽しい一日で消費した体力を取り戻すために、ソファーで。それも、トレーナーの肩を枕代わりに。彼からすればそれそのものは問題ない。問題なのは彼女をベッドに寝かしそびれたことと、自身が動けないことである。
    深い眠りに入っているアルダンを起こすのは忍びなく、かといって無理に動けば勘の鋭い彼女はまた起きてしまいかねない。シーツを持ってきたのは正解と思いながら、これによる温もりが眠りを早めたのではとも推測。正確にはシーツの中にもうひとつ温もりがあったのが理由でもあるが。

  • 186二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 03:07:17

    「……トレーナー…さん…」
    『…まあ、たまにはいいかな。……それに』
    アルダンの心地好さそうな寝顔と、寝言。それにどきりとしつつも嬉しい気持ちはある彼は自身を単純だと思いながら受け入れることにした。そして、頭が少しずれたのを見て考えを働かせた結果。
    『……アルダン?』
    「……んぅ……」
    『よし……起こさなかった…』
    彼女を横たわらせ──膝枕に近い形へと調整した。それまでの間にアルダンが目覚めなかったのは偏に彼が長く付き合ってきた証。アルダンの負担にならないようにするにはどうすればいいかとしてきた結果。
    尻尾をソファーの上に伸ばし、普段の淑やかさは崩さない姿勢で彼の膝に寝そべる彼女は幸せそうな寝顔を浮かべており、それを見れば彼も当然幸福感を覚えることができる。それは今日一日の疲労と、今日という休みを確保するために奮闘した苦労が消え去るほどに。
    『おやすみ、アルダン』
    そして彼も寝付こう目を閉じたその直後。
    「……トレーナーさん、大好きですよ」
    狙い澄ましたようなタイミング。それは寝言か、それとも。確かなことは、どちらであっても彼の返事は変わらないこと。
    『俺も大好きだよ、アルダン』
    お互いに目を閉じて姿は見えずとも温もりを分け合って。互いにかけた静かな声と、わずかに動いた耳と尾の擦れる音が最後に聞こえる。
    二人は眠る。明日、どのような状態になってるかまでは考えず。今はただ、この夜の時間を過ごし、朝日を迎えるまで二人の寝息だけが部屋の中に響いていた。

  • 187二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 03:09:53

    美しい…これ以上の芸術は存在し得ないでしょう

  • 188二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 07:48:56

    素晴らしいSSが来た

  • 189二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 19:02:07

    ついにこのスレも完走か……一月も続くとは

  • 190二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 06:50:49

    アルトレとアルダンの良いスレだった完走記念とか建てる?

  • 191二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 18:19:26

    もしよろしければ過去作とか教えて欲しい

  • 192二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 02:02:13

    とても素敵なSSが来てた…ありがとうございます…

  • 193二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 02:29:35

    >>191

    アルダン関係に限ると(というかそれしか書けてない)

    >>33>>97>>107>>132>>163>>184が自分となります、長文読んでいただきありがとうございました

    あとはこの二つですね、進行グッダグダでしたけど

    ここだけ1レスごとに|あにまん掲示板アルダンとアルトレの距離が10cmずつ近付くスレゾロ目だと1mずつ近付き、00だった場合は50cmずつ離れてしまいます100m離れたところからスタート最後まで近付けなかった場合アルダンが悲しみますbbs.animanch.com
    すみません、ここら辺に|あにまん掲示板シナリオクリアしてもたまにガラスの脚ガラスの脚言われてほんの少しだけ気にしたアルダンがある日アルトレに「不安に見える脚でしょうか?」って素足出して触診要求して以降はお任せ展開のSSありませんか?bbs.animanch.com

    それと自分はここのスレ主ではないので、お礼がある場合は書ける場を作ってくれたスレ主さんに言ってもらうといいかと思います

    折角ならいろんな人の見たかったけど占領してしまった感があるのが懸念ですね……

  • 194二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 13:39:06

    >>193

    あなたか...

  • 195二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 21:48:26

    >>193

    ありがとうございます。

  • 196二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 22:03:54

    長く続いてるなぁとは思ってたけど素晴らしいSSが増えている…ありがとう…

  • 197二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 09:57:58

    ほんとにありがとうございました!

  • 198二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 21:08:50

    ああ...素晴らしい...

  • 199二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 21:09:58

    素敵な概念をありがとう・・・

  • 200二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 21:11:34

    このレスは削除されています

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