- 1二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 18:59:22
- 2二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:00:48
お、復活かね?
- 3二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:01:53
建て乙。
シン・アスカ大先生の本を読んでみたけど…リアルで起きたのかと思うくらい話がリアル過ぎる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。 - 4二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:02:54
インスパイア元のスレ (同じスレ主ではありません)
これは作家デビューを果たしたものの|あにまん掲示板メルヘンと思って送り出した作品がグロホラーのレッテルを貼られて売り出された時のシン・アスカbbs.animanch.com - 5二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:16:52
- 6二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:18:04
- 7二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:20:24
- 8二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:22:17
- 9二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:27:18
- 10二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:30:04
おっ、懐かしいスレだ!
- 11二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 19:31:44
- 12二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 20:12:48
- 13二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 20:17:09
- 14二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 20:24:28
アスカ先生的には明晰夢(夢だとわかってる夢)状態なのかもしれん
半覚醒気味なエンデュミオンさんがスパロボ出身だった場合には白ハロが「頼リニシテルゾ!兵器ニ囚ワレタ子ヲ助ケテクレ!」「本調子ジャナイノカ?油断スルナヨ!」なんて言ったり
なおアスカ先生的には「やっぱり、ステラのことが忘れられないんだな…」という風に思ってるという
- 15二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 00:33:26
- 16二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 01:13:00
たしかに!
- 17二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 01:14:22
- 18二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 08:58:44
- 19二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 09:01:47
どうやろなあ……ベクトルが違うけど宇宙世紀も大概だからなぁ……
- 20二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 09:36:41
- 21二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 09:40:16
- 22二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 09:58:45
向こう側の夢
- 23二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 17:33:56
- 24二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 17:41:06
「アスカ先生! 映画の脚本、すごい評判ですよ! いやあ、ホラー以外もちゃんと書けるじゃありませんか!」
「・・・いや、その・・・それ書いたの、たぶん、オレじゃないんで。うん」 - 25二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:20:32
この感じだと、
シンの挨拶が自分に向けられた物なのか、
はたまた自分のそばにいる何かに対する物なのか分からなくなりそう - 26二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:48:39
- 27二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 23:33:42
- 28二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:05:46
- 29二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 01:19:43
- 30二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 09:50:17
もしも、議長が勝った世界が、ミーアがラクスの影武者にならなかった世界だったら面白い
- 31二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 10:25:59
ペンペン草すらジェネシスされそうだな…
- 32二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 13:36:26
- 33二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 16:10:17
せっかくだからレイの生存シナリオも作ろう!
と思ったらレイ以外の人類全滅してた - 34二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 18:11:56
いや、このシンなら、無理やりハッピーエンドにする方法も・・・
身近な人はぜんぶ生き残るけれどもそれ以外の犠牲者が倍になるとか、そんなルートがでてきそうなのがなんとも - 35二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:52:14
保守
- 36二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 22:35:27
- 37二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 22:58:32
- 38二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 06:04:11
保守
- 39二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:24:10
ファフナー(ゲーム版)の世界にも迷い込んでいそう。
- 40二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:29:01
スレ主さんすみません…このスレはインスパイア元と同じ世界線でしょうか?それとも別物として考えた方がよろしいでしょうか?
- 41二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 12:24:32
ありそう。
- 42二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 21:27:55
ザフトの勝利した世界。
しかし、そこは自分の預かり知らぬ所でキラとカガリがヘリオポリスで自分達の襲撃に巻き込まれて死亡していた世界だった。
たったそれだけの事で、G5機は全てザフトに奪取されAAはドックを脱出するもMS無しの状況でヘリオポリスもろとも撃沈されてしまい…それだけに留まらず、最終的にはMS開発に失敗した連合は全てのマスドライバーを喪い、オーブに侵攻するも自爆されて目的は果たせず、最終的に宇宙への道を鎖され月面その他も孤立して陥落し、プラントに降伏せざるを得なかった世界。
MSの独自開発に失敗したオーブも自国民の脱出を全うできずシン・アスカも脱出できずプラントに渡航能わず、連合が降伏するまで威力を最小限に絞ったジェネシスの照射で荒廃した北米やユーラシア、占領軍に蹂躙されたオーブなどの敗者は言うに及ばず、プラントも勝利したものの食料供給を筆頭に物資の不足など諸問題は山積。
こんな救いの無い閉塞した世界に飛ばされてしまうアスランを主人公にした小説とか、モデルにした御仁に先生が殴られるかもw
- 43二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 00:28:04
議長とタリアの間に問題なく子供が授かった世界線。
- 44二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 07:02:54
ルナが「」みたいな状態に。
- 45二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 12:23:49
- 46二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 21:37:04
CE版「高い城の男」
- 47二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 22:58:34
- 48二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:44:41
- 49二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 01:51:13
- 50二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 04:40:47
- 51二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 10:12:20
- 52二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 10:27:41
オルガが団長でミカがいる間は、たぶん、そこまでひどいことにはならないけど、〇んじゃったらもうどうなるかわからないような気がする
- 53二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 10:46:57
勝ったけど期待したような世界になってない数年後見てみたい
- 54二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:16:52
- 55二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:31:40
- 56二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:48:16
「読んでいるだけでぞわぞわする」
「食べ物なんかの味をレベルアップさせるために人生どころか魂までかけるキャラクターたちがこわい」
「あの『ハンバーガー』って食べ物、オーブの特別な儀式に使う本物の食べ物なんだってさ。でも、アスカ先生はちゃんとカガリ様に許可をとって、小説にいれたんだって」
「・・・ああ、こちらオーブ民なんだけど、アスカ先生、自分で『ハンバーガー』をいくつも作って、カガリ様とキラ様とラクス様に提供したらしいよ。それまで儀式に使っていたのとは、みてくれは似ていても、ぜんぜん違っていたらしい」
「・・・正直にいってみていいか? オレは、それを、食べてみたい。たとえ、友達や家族にドン引きされてもいい!」
「・・・うん、わかるよ。本当に」
- 57二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 19:49:22
楽しい世界の話を楽しく書いても、不穏な影が忍び寄っていそう
- 58二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 20:06:06
そこだと何の意味も無いぞ。種がある意味残酷極まりないのは、「本編1話時点だと既にMS開発の主軸がハルバートンからアズラエルに移った後」なのと、「プラント対連合は所詮おまけに過ぎずロゴス対一族の方がメイン」なことだ。ぶっちゃけ一族がまだ健在である種時代のうちは「絶対にジェネシスは爆破されてプラントが判定負け状態で停戦する」というエンドマークは変えられない。
- 59二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 01:55:03
- 60二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 10:41:03
- 61二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 16:48:02
- 62二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 19:50:33
- 63二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:17:22
- 64二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 02:54:07
- 65二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 03:44:42
- 66二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 10:52:34
Xで著名な名将の子孫の方が、戦功で公爵家まで立身した事で伝統的な公爵家と縁組する事になり、千歳を超える歴史の五摂家筆頭公爵家から嫁を迎える事になり…。
本物の「お姫様」で御料理など心得がないのに対して、薩摩藩でも下士出身だった事で姑が自分で料理も出来ない嫁は…と嫁いびりが酷かった反動から、料理に味など求めるべきではなく如何に効率よく廉価に仕上げるか、不味いものを平気な顔で食べるかを美徳とする倒錯した心理状態になったそうで。
お姑が亡くなり、夫も亡くなり、息子の代になり自身が家長になると、あえて出汁をとらず絵の具で色付けした「おでん」を息子や嫁や孫に食わせる狂気のバイオレンス・バーさんと化して家族を苦しめ抜いたとか。はた迷惑な…。息子も嫁も、それ(不加熱だったり完成しているのに敢えて加水された料理)で早死したとも。
- 67二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 11:07:23
『昔、昔、天と地の境目すら定かではなかった時代。天から最初の神々が落ちてきて、まだ名前のなかったその地を『オーブ』と名付けました』
「オーブの天の神々がモチーフなのなら、神様の数が足りなくない? あ、ひょっとしたら、〇んじゃったほかの友達も途中で回収していったのか?」
「・・・オーブの創世神話って、読んだこと、ある?」
「教科書にのっている概略しか知らないなあ」
「読んでみることをおすすめします。・・・はあ。家族や友達の命は助かるかもしれないけれど、これからもっともっと大変じゃん!」
- 68二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 11:30:20
だってなにやっても死なないじゃん
- 69二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 16:26:26
- 70二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 17:41:07
倹約とか使用制限を本来の意義を忘れて目的化してしまうと、そういう倒錯した行為に奔る場合はままあるみたいですね。
- 71二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 20:34:45
- 72二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 20:45:34
- 73二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 23:04:50
目の前の皿にのったその食べ物を、カガリは、眉間にしわをよせてじっとみつめた。
「・・・たしかに、みてくれはハンバーガーによく似ているが・・・」
シンは、そっとため息をついた。
「これが、その、本来の、オーブのご先祖様たちが愛してやまなかったハンバーガー・・・に近いなにか、です。たぶん」
カガリは、そっと、そのハンバーガーみたいなもののとなりにおいてある食べ物を指さした。
「・・・そしてこれが、『本来の』ポテトフライ?」
シンは、うなずいた。
「はい。それに近いものです。じゃがいもの種類そのものがたぶん違うので、大昔の人たちの食べていたポテトフライと全く同じ味ってわけではないと思いますが」
そうして、シンは、ゆっくりと息を吸い込んだ。平常心、平常心。
「あと、飲み物のほうは、どうしても手には入らない香辛料もあったのですが・・・本来のコーラにかなり近いものができたと思います」
カガリは、ゆっくりとうなずいて、大きな葉っぱに包まれた「ハンバーガーみたいなもの」を手に取った。
「・・・・・・もう、においからして、私の知っているハンバーガーとは全く違うのだが・・・・・・」
においをかぐだけで、唾がどんどんでてくる。
カガリは、頭をふって、覚悟を決めた。
「・・・よし。食べるぞ!」
そして、その日の夜。
シンは、キラとアスラン、そしてラクスにまで、そろって吊るしあげられることになるのだが、それはまた別のお話である。
- 74二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 01:17:39
- 75二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 07:26:59
- 76二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 09:31:37
この場合は、こんな感じ
一応、一番ひどい時代は終わって、ある程度余裕がでてきたら、今度は、まだ、美味しい食べ物を時々こっそり食べる余裕があった上流階級に対する反発がどーんと強くなった
そこで、昔のオーブのリーダーたちが、あえてマズいハンバーガーセットを作らせ、それを流布させて、そのマズいものを、上流階級も一般庶民も儀式の一環として一緒に食べるという習慣を作り上げた
そして、実は、このオーブでも、美味しいハンバーガーセットが完全になくなってしまったわけではなかった
ごく一部の家系や、美食家の団体(だいたい影に隠れて活動している)などでは、こっそりと作られて提供されつづけていたんだよね
(ただし、今回シンが作ったもののほうが、ずっと美味しいわけなんだけど)
- 77二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 13:54:18
そうだよねえ
- 78二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 21:19:03
- 79二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 21:28:28
いやぁ、まさかそんなことになるだなんて…流石に見破れるわけないじゃない…
- 80二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:27:01
「ちょっとまって。あの世界の柱のシステムって、廃止可能なんだよね? っていうか、その原作であるマンガでは、マンガ主人公ちゃんが廃止しているんだよね? そして、そのあと、あの小さな世界は、別に滅んだりはしていない。そういう設定で、間違いないんだよね?」
「うん、それで間違いはない、はず。それなのに、ラノベ主人公が、その推しカプの片方の柱の姫君にそのことを教えてあげたら、あの世界は、あっという間に滅びの淵を転げ落ちはじめてしまった」
「・・・自分の存在意義がすっかりゆらいでしまって、絶望したとか?」
「いや、それも多少はあったんだろうけど、それだけじゃないと思う。彼女は、ちゃんと、柱制度が廃止可能だということは理解できたんだ。そうして、廃止さえすれば、自分が柱の運命からは自由になれることも。そして、そのあとで、愛する人とともにその小さな世界を離れ、別の世界にいって、共に幸せに暮らすことが、決して不可能ではないことも」
「・・・じゃあ、なにが、問題だったんだろう?」
「彼女は、絶望した。今度こそ、心の奥底から絶望した。・・・なぜなら、彼女は、どうしても、自分がずっと祈りで支え、護ってきた小さな世界が・・・柱のシステムなしで存続できるとは、思えなかったからだ。数年ならいい。数十年でも、なんとかなるかも知れない。でも、いつかは・・・・・・」
「いつかは?」
「・・・彼女は、ずっと、ずっと、いわば、火消しをしていたんだ。毎日、毎日、息をするように。誰かが絶望して世界を呪うたびに生じる小さな火を消して、誰かが悪意をもって他者の不幸を願うたびに生じる小さな火を消して。だって、あの小さな世界では、祈りが、願いが、力そのものだったのだから。
でも、もしも柱そのものが存在しなくなったら・・・誰が、その毎日毎日生まれて着る、絶望とか悪意とかから生まれる小火を消せばいい?」
- 81二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 02:12:47
- 82二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 10:43:43
「でも、あれは、結局、ハッピーエンドにできたんだよね?」
「・・・結局、柱システムを作り直す方向に行ったんだよ。毎年、1日だけ柱システムを停止してリセットして、柱がいない状態にして、新たに柱を選ぶシステムにしたんだ。あと、柱の助手のシステムも作って、柱の候補者を増やすようにもしたし」
シンは、うんうんとうなずいた。
「・・・まあ、あそこらへんの世界を全部つくった、もふもふの神様を説得するのが、一番難しかったんだけどね。いっつも、なんか知らないけど、ただのペットかなんかのふりをしているし!」
ルナマリアは、首をかしげた。
シンは、なんで、いま、転がりまわっている琥珀色のハロを、あんなジト目でみているんだろうか?
- 83二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 13:04:41
考えてみると、ジークアクスって、基本設定そのものがかなりホラーなんだよね
滅ぼされた世界から世界へ、シュウジたちを追いかけるシンっていうのを思いついてしまった - 84二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 17:06:54
ホラー作家 シン・アスカ、ホラー作家ではない、普通の作家のシン・アスカに出会う
・・・うん、これはお辛い - 85二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:15:08
- 86二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 01:50:01
- 87二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 01:51:07
5人のシン・アスカは、顔を見合わせて、苦笑いした。
「似ているようで違うし、違うようで似ている。それで思いついちゃったんだけどさ・・・」
一人のシンが、サイコロを取り出した。
「これで、いくつかのテーマというか、「お題」だけおおまかに決めて、それぞれ、小説を書いてみないか? オレたちがもう二度と会えるかは分からないけど・・・もしも会えたら、ぜひ、みんなの作品を読み比べてみたい!」
5人みんなでアイデアを出し合い、時にはサイコロをふり、「お題」はこのようになった。
「異世界もの」「さわやかなラブストーリー」「一度世界が滅びかける」「どんでんがえしがある」「最後は大団円でハッピーエンド、これははずせない」
- 88二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 03:04:34
それから一年後。
再会した5人のシンは、笑いながらお互いの作品を読みあっていた。
「いやあ、さすがはオレたちだよね! 異世界の設定そのものはなんかよく似た感じだし、キャラクターたちもそうだよね」
「それでいて、こんなにも作風が違うとは・・・・・」
「コメディさんはさすがだよね。主人公とメインヒロインは、それぞれ変身して戦っているんだけど、すれ違いと勘違いの連続で、最後の最後までお互いの正体に気づかないし・・・」
「いやいや、青春さんの作品だって最高に面白かったですよ! 恋するふたりが、愛馬ならぬ愛ドラゴンの身体を洗ったり爪の手入れをしたりしながら、仲良くなっていくシーンは本当に、これぞ青春って感じでした!」
「ハッピーエンドさんの作品もすごくよかったですよね。まさか、世界の滅びが確定してしまったあとから、あのような怒涛のどんでんがえしがはじまるとは・・・もしもアニメ化や映画化するとしたら、あのシーンはどうなるのかなって、考えるだけでわくわくします!」
「・・・それから、ホラーさん。これ、すごいわ」
「そうだよねえ。まさか、世界を救う方法が、『ヒーローとヒロインが、世界ごと作りなおします! しかも、手作業で!』ってなるとは・・・」
「失敗してはやりなおし、失敗してはやりなおし、途中で一度はあきらめるんだけど、結局絶望することにすら飽きてしまい、また作業を再開するふたりの姿が悲しくも恐ろしくて・・・」
- 89二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 04:01:48
そこで、5人目のシンが、ちょっと手をあげた。
「あのさあ。オレの作品の感想も教えてくんない? いや、もう、聞く前から分かっているんだけどね・・・」
残りの4人は、顔を見合わせた。
「ごめん、書評さん。面白い書評だった。すごく本編が読みたくなったんだけど、これが、本編なんだよな?」
「・・・キャラがちゃんとたっていて世界設定もちゃんとしていてストーリーもしっかりしているのに、なんで書評にしか思えないんだ? ・・・おかしいだろ、これ・・・」
5人目のシンは、うーんとうなった。
「そうか、オレの別世界バージョンであるお前たちでも、書評としか思えないのか。だったら、もう、どうしようもないなあ。ちょっとは期待していたんだけど・・・」
「ごめん、書評さん」
「・・・いや、ほんとに・・・」
「ごめん、でも、本当に、書評にしか思えないんだ!」
5人目のシンは、頭をふった。
「まあ、いいってことよ。・・・なあ。オレ、お前たちの作品の書評を書いてもいいか? 実は本物の書評を書くのは好きなんだ。自分が書いた小説がなんでか知らないけど書評扱いされちまうのは、まったくもって納得できないけどな」
『ハッピーエンドさん』と『青春さん』と『コメディさん』は、ほっとした顔で笑った。
「ああ、オレはいいぜ」
「オレも!」
「オレも! また会えたら、書評のほうも、ぜひ読ませてくれよな!」
一方、『ホラーさん』のほうは、少し顔をしかめた。
「いや、いいんだけど・・・あんたは大丈夫なのか? ちょっと負担が大きいかも・・・」
「いいって、いいって」
『書評さん』は、笑顔で言った。
「オレが、やりたいんだよ。だから、いいんだ」
そして、5人目のシンは、そっとため息をついた。
『ホラーさん』の書いた作品の、世界をつくりなおすための長い長い工程。その試行錯誤。作っては壊し、作っては壊し、成功したと思ったのにこれではダメだと気付いて絶望し・・・
あそこだけ、別次元な方向で、妙にリアルなのは・・・・・・
いや、もういい。
今は、そのことについて考えるのは、やめよう。
今だけは。
- 90二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 06:35:29
- 91二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 10:56:03
- 92二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 19:51:04
- 93二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 22:01:07
保守
- 94二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:09:35
- 95二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 00:27:52
- 96二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 06:56:10
神でさえ休息日を必要とするぐらいですからね。
- 97二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 09:56:02
- 98二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 15:35:41
- 99二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 22:07:32
- 100二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 03:26:10
- 101二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 11:11:18
- 102二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 18:17:29
- 103二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 21:01:35
- 104二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 00:59:21
- 105二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 02:31:38
- 106二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 06:20:51
- 107二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 10:21:08
- 108二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 10:52:17
- 109二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 14:42:06
- 110二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 14:44:37
- 111二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 18:38:24
- 112二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 18:47:30
厄介な存在ではなく、的確な助言(安易な奇跡ではなく自力で願いを叶えたり、困難を克服したりできるように)をしてくれる導き手のような良き存在が召喚されるかも。
- 113二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 22:02:36
- 114二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 02:35:02
- 115二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 07:36:44
顔や名前を知っている相手と親しい相手は別物ですが、カガリは知っている相手が死んでも何も感じない為人ではなく…。
後藤リウ先生の小説版でも、訃報を接して喜ぶ気にはなれない心境が描写されていましたね。
快く思っていないにしても、セイラン家の主張と行動が国土占領の苦難を経験したオーブ国民の総意だったので、カガリを含めて
「不本意だが仕方ない」
と思っていた訳で…それが実際には
「羹に懲りて膾を吹く」
どころか、目の前の痛みを恐れて生命を喪いかねない愚であるという
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
の典型だったのですが。
正直、それでも「迷わず地獄に堕ちるが良い」案件ですが…地下シェルターで女子供まで族滅は流石に議長やり過ぎだろうと。
- 116二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 10:11:41
- 117二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 11:06:51
- 118二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 17:06:02
なるほど
- 119二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 21:21:32
- 120二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 21:56:27
- 121二次元好きの匿名さん25/07/19(土) 23:09:41
- 12212025/07/19(土) 23:23:59
- 123二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 00:37:33
- 124二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 01:24:36
竜宮島の鈴村神社の祠かな?
- 125二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 01:27:51
- 126二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 05:33:24
Mkデスティニー?
- 127二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 05:38:00
you tubeでも、配しん者が祠を壊して祟られる話たくさん見た
- 12812025/07/20(日) 08:05:37
- 129二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 09:11:16
- 13012025/07/20(日) 10:11:00
- 13112025/07/20(日) 11:54:40
ルート1
「すみませんねぇ……これは弊社と旅館の間の話なんですよ。関係のない方は席を外していただきたいですねぇ」
「ん?
あ、これでいいんですか?今書いたメモ渡しときますね。」
「あの、途中から上の空でしたけど?」
「オーナーがコレに書いてることをすれば祠のこと許してくれるってさ。」
「え?オーナー…?」
地上げ屋が関係者が首突っ込むなともう一度言おうとしたところを、常連客らしき壮年の男が割って入ってきた
「ホラー作家の飛鳥先生じゃないすか!?やっぱりこの旅館の取材っすか!?」
「(ホラー物は少ないんだけどなぁ……)ああ、この旅館にまつわるお伽話を調べにね。今その一端を見たよ。」
「え、じゃあ、あの地あ
「すぐにこちらに書かれていること実行させていただきます!」
今の状況を悟ったのか、青ざめた地上げ屋一行はシンにお礼を述べて女将に謝罪した後、そそくさと去っていった…
- 13212025/07/20(日) 12:45:33
数か月後、飛鳥先生に関する掲示板で…
「飛鳥先生が霊能力で893を退治したって本当ですか!?」「飛鳥先生の取材を邪魔する奴は呪われるのだ…」「最近出版された本のモデルとなった旅館で霊力をさらに強くしたらしいぜ でそのあと893同士の抗争を鎮圧したとか…」
シン「あの後、大したことは起きてないのにどうしてこうなった!?」
- 13312025/07/20(日) 13:52:09
- 13412025/07/20(日) 14:30:05
- 13512025/07/20(日) 14:51:29
- 136二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 16:23:31
- 137二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 18:17:29
考えてみると、どこに厄災が転がっているか分からないって点では、CE世界も鉄血世界も似たりよったりなのかも
- 13812025/07/20(日) 19:26:26
それを聞けただけで書かせていただいたかいがあったよ😁
- 139二次元好きの匿名さん25/07/20(日) 20:01:30
- 140二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 02:43:25
- 141二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 06:03:02
- 142二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 09:39:23
- 143二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 15:38:46
こうしていると、青春さんの世界もなにかおっかない裏の事情がありそう
- 144二次元好きの匿名さん25/07/21(月) 19:46:52
メルヘンアンソロ小説向けに、シンの実体験を基にした贈り物を届ける内容の小説を書いたが…
編集「なんか飛鳥先生らしくないですね-」
シン「こうだったらよかったんだよっ」
このやり取りが発刊された小説の作者コメントにガッツリ載せられたのを見たシンは…
「だから俺には作者コメントいらないと言われたのかよ…そして(本当に体験した怖い話)に寄稿する仕事が来た…」 - 145二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 00:24:02
- 14614425/07/22(火) 01:14:04
- 147二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 07:38:13
保守
- 148二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 10:09:21
このレスは削除されています
- 149二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 10:18:54
- 150二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 14:56:43
メシマズ世界のシンがはじめてメシウマ世界に来た時は、混乱しただろうな
最初のうちは、「普通のご飯」が食べられなさそうな気がする - 151二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 19:37:06
- 152二次元好きの匿名さん25/07/22(火) 21:18:00
- 153二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 03:19:49
- 154二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 07:06:59
- 155二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 09:32:54
- 156二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 17:23:26
- 157二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 20:27:04
- 158二次元好きの匿名さん25/07/23(水) 23:54:53
モデルはシュウジだったのかな?
- 159二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 09:32:03
シン・アスカ先生、クトゥルフ系の企画へさそわれる
- 160二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 18:23:48
- 161二次元好きの匿名さん25/07/24(木) 23:10:59
- 162二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 02:30:24
- 163二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 07:02:36
シン「星座みたいなこじつけだしw」
読者層「イヤぁ!」
シン「真に受けてパニック?」
7月の地震みたいにちょっとした社会現象にw - 164二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 11:30:00
- 165二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 12:29:39
- 166二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 16:05:06
- 167二次元好きの匿名さん25/07/25(金) 19:46:30
- 168二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 00:33:07
- 169二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 02:24:06
- 170二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 03:52:05
ある日、シンは、ふと思いついた。
いっそのこと、ベタなホラー映画のパロディみたいな作品を書いてみれば、いいのでは? - 171二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 07:19:35
- 172二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:25:40
うんうん、いかにもありそう
- 173二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 13:22:13
- 174二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 19:37:21
「アスカ先生! 今度の、共作企画なんですが・・・アスカ先生には、お題とキャラと筋書きだけ書いてもらって、本体は、ほかの作者さんに書いてもらうっていうのは、どうでしょう? いやー、どうなるのか、楽しみだなあ!」
- 175二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 20:51:56
- 176二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 02:20:59
なるほど、そういうことか!
- 177二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:52:10
- 178二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 10:01:30
- 179二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 18:27:04
- 180二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 18:44:53
- 181二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:01:14
後日メゾン・ド・アスカで反省会かレイからの説教がありそう
- 182二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 21:07:23
関係者L ww
- 183二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 23:14:29
「アスカ先生へ。アスカ先生の小説にでてきた魔除けの儀式をしたら、夢にお父さんとお母さんがでてこなくなりました。ありがとうございます」
うっとうめくシン。