同期の皆さんの幼少期を紹介します。

[1 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:25:33]

俺と同世代の母ちゃんたちを紹介するぜ！｜あにまん掲示板

前にシップが僕達のお母さんを紹介していました。

それに続いて、僕達のデビュー前の幼少期「〇〇の2009」を紹介したいと思います。

ちなみに僕は前スレのジャスタウェイとは別馬です。

[2 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:26:26]

楽しみだ！

[3 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:26:31]

最初は僕の友達ゴールドシップこと、ポイントフラッグの2009。

3月6日に出口牧場で誕生しました。

ちなみに出口牧場はシングレに登場したロードロイヤルさんの元ネタ「レジェンドテイオー」の出身地でもあります。

なお、その5日前の3月1日に須貝先生は厩舎を開業しています。

だいたい皆さんはシップの幼少期はもうご存知だと思いますので詳細は省きますが

出口牧場の出口俊一さんの話で驚いたことが2つありました。

1つ目にシップの誕生にはステマ配合というかジャーニー先輩は特に意識されていなかったことです。

単純にポイントフラッグ産駒の小型化だけが目的とされてたようですね。

>すでに父ステイゴールド×母父メジロマックイーン配合の先駆けともいえるドリームジャーニーが活躍していたが、俊一さんは特に意識していなかったと言う。

>「母のポイントフラッグは現役時でも500kgを優に超える大型馬で、子供たちも皆大きくて常に脚元の不安に悩まされました。そこで小柄な種馬ということで、ステイゴールドを配合したんです。だけど、生まれて来たらやっぱり大きかった」と苦笑い。放牧地では同い年の他馬より一回り大きく、毛色も手伝ってかなり目立つ存在だったそうだ。

2012年09月23日神戸新聞杯　Ｇ２ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[4 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:27:19]

2つ目に幼少期は大人しいと聞いていましたが、別に穏やかというわけではなく許容範囲でやんちゃだったとのことです。

>牧場時代の本馬については、「平穏無事に過ごしました。気性は父の特徴を受け継いで、許容範囲のやんちゃさでしたね。体つきは立派で、良い意味で目立つ馬でした。」

2012年02月12日共同通信杯　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

あと幼少期とは関係ないですが、日高町産馬で有馬記念を制したのはダイユウサクさん以来だそうです。

牧場は違いますが、出身地域は同じだったんですね…

なるほど、「日高の星」として応援されるわけです。

>その頃、牧場に残りテレビで応援していた朋子夫人、弟の悟さんの元には三輪茂日高町長をはじめたくさんの来客が祝福に訪れていた。日高町産馬の有馬記念制覇は第36回のダイユウサク以来実に21年振り。町内の牧場関係者にとっても希望の光となった。

2012年12月23日有馬記念　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[5 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:28:15]

ちなみに2009年生まれの出口牧場生産の馬は3頭いましたが、シップの他にも大物がいました。

それがポアゾンブラックさんで地方重賞に勝利しています。

シップとは幼馴染でよく一緒に駆けっこをしていたそうです。

出口牧場出身の重賞馬はレジェンドテイオーさん、シップ、ブラックさん、スプリングボックス君の4名だけなので2009年は出口牧場史上稀に見る当たり年ですね。

ポアゾンブラックがアロースタッドにスタッドイン | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

…詳細は省くと言っておきながらこんなに長くなってしまいました。やはりシップは面白い馬だと思います。

[6 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:29:45]

次にシビルの2009について紹介します。

まあ僕のことなんですけど…

3月8日に白老ファームで生まれました。ウマ娘ではゼンノロブロイさん、キンイロリョテイ(ステイゴール)さん、ディクタストライカ(サッカーボーイ)さん、推定オルフェーヴル…さんがこちらの出身です。

(ちなみにSFコメディ「銀魂」のアニメに馬の「ジャスタウェイ」が登場するのは2009年4月30日。僕がまだ生まれたばかりの頃ですね。もしかしたら脚本は僕が生まれる前の時期に書かれたのかもしれません。)

離乳して白老Fを旅立った後は早来ファーム(現·白老ファームYearling。白老F出身の馬の殆どはここで中期育成を受けます。「競走馬の小学校」と呼ばれている場所です。)で中期育成を受けました。

一応、伸びしろはありそうな雰囲気だったそうです。

>牧場時代のジャスタウェイは「多くのハーツクライ産駒がそうであるように、この馬もトニービンの特徴がよく表現された馬でした。独特の柔らかさがあって、いかにも伸びしろのありそうな雰囲気がありました」。

>ただし、その言葉は裏を返せばやや晩成型という意味でもある。そこに苦悩があった。

[7 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:31:43]

そして2010年7月のセレクトセールの日を迎えました。

そこでご存知大和屋オーナーに1200万円で落札されました。

狙ったわけではなく、ハーツクライ産駒に順番に手を挙げていただけでした。

この値段で買えたのは足が外向していたからなのですが、

角田先生「ハーツクライの一口さんだったんですね。それならこの外向も問題ないですね」

オーナー「もちろんです」

という流れでそのまま社台SSの場長で故郷の白老ファームを統括する角田先生から須貝先生を紹介してもらいました。

新人馬主なら若い調教師の方が話しやすいだろうという配慮によるものです。

ちなみに本来、狙っていたサビアーレの2009、後のカポーティスター君は3900万円で落札されました。

スター君は日経新春杯を制したG2馬となり、京都記念で再会し、戦ったこともあります。

結果ですか？一応、スター君には勝ちました…(5着&6着)

…なんと言うか不思議な縁もあったものですね…

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(下)須貝尚介調教師との縁、師の相馬眼

[8 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:34:11]

そして2010年秋頃に早来Fを旅立ち、ノーザンファーム空港牧場(C-1厩舎)で育成を受けることになりました。
福永騎手と初めて出会ったのもここですね。
ちなみにC-1厩舎で育成を受けた方にはフェノーメノさん、そして後にライバルとなるカレンブラックヒルさんがいます。先輩としてはオルフェーヴル…さんもここですね。愚息のダノンザキッドもここの卒業生です。
空港牧場には18の厩舎があり、約500頭収容可能です。(1厩舎30頭弱)
ですので人間で例えるとフェノーメノさんとブラックヒルさんとはクラスメイトのような関係でしょうか？

…C-1厩舎の周りの方々を見るとセール時に比べるとそこに入った僕は期待されるようになったのでしょうか？
そして無事、空港牧場を卒業し、須貝厩舎へ旅立っていくことになります。

[9 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:35:40]

ジャスタウェイって個人馬主所有の馬の中じゃ結構なエリートなんだな

[10 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:35:44]

続いて「ドナブリー二の2009」について紹介します。

ジェンティルドンナさんのことですね。

2月20日にノーザンファームで生まれました。

ウマ娘では…出身者が多すぎますね…

離乳後、ノーザンファームYearlingで中期育成を受け、2010年にサンデーレーシングのクラブ馬として、募集価格は3400万円で募集されました。

まずはサンデーレーシングのカタログを見ていきましょう。

>目を閉じても馬体のラインを思い出せるほど、一瞬で人目を引きつける美しい佇まいが本馬の特徴です。精悍な顔立ち、張り出した胸前、ほどよく伸びた背中、これまでの運動量を物語る後躯と、馬体の随所に理想的な成長過程がうかがえます。さらに後肢のひきつけの速さと全身のしなりを使った蹴りの強さから父譲りの柔軟性と敏捷性を感じます。その力強さとしなやかさを併せ持つ優美な馬体はあたかも西洋絵画の油絵のようです。醸し出される魅力の奥深さは形態のすばらしさだけではなく、父母から受け継いだ競走馬としての血の結晶を全身から感じるからかもしれません。

[11 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:37:20]

「美」を強調した内容です。「西洋絵画の油絵」ですか…

文章もまるで美術品の評論をしているようです。

これは相当の評価…

そして中期育成を終えたドンナさんの育成牧場はノーザンファーム空港牧場で育成を受けることになりました。

ちなみにドンナさんの育成厩舎のC-3厩舎は僕達のC-1厩舎とは道路を挟んで隣です。

人間なら学校で隣のクラスだった感じですかね。

そこでは「デビュー前から重賞級との評価を受けていた」とのことです。

また、以下のようなことも伊藤厩舎長は言っています。

>「自分たちが思っていたよりもスケールのある馬体になりました。当初はまだ早い時期にデビューさせる予定もあったのですが、焦ることなく、完成度の高い状態で厩舎へと送り届けようとのことで、昨年11月のデビューとなりました」

2012年01月08日シンザン記念　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

「牧場にいた頃は、そこまでの調教をやらないこともありますが、どちらかというとマイペースで、乗っていても折り合いが付く馬」とのことでした。

2012年11月25日ジャパンＣ　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[12 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:38:10]

4番目は「ディラローシェの2009」。

フェノーメノさんが「マメチン」というあだ名がつけられた頃ですかね。

当歳の見た目が黒豆のようだったことから戸田先生にそう呼ばれるようになりました。

4月20日に追分ファームで誕生しました。

社台の中では新しい牧場です。

スマートファルコンさんとコパノリッキーさんの父ゴールドアリュールさんの出身地です。

誕生した経緯は、小型化を狙ってステイゴールドを配合したところ、大型馬が生まれたというもので、誰かさんによく似ています。やはり世の中、思い通りにはならないものです。

>そのフェノーメノの母であるディラローシェだが、近親には香港の年度代表馬インディジェナスの名前もある、牧場期待の繁殖牝馬だったという。

>「ただ、これまでの産駒は大型馬が多く、父から軽さを出せればと思って配合したのがステイゴールドでした。しかし、フェノーメノは現時点で500㎏に迫る馬体と、小さく出ると言われる父の産駒にしては大柄な馬となりましたが(笑)」(伊関さん)

2012年04月28日青葉賞　Ｇ２ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[13 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:39:57]

中期育成も追分Fで行われたようです。

そして2010年に募集価格2000万円でサンデーレーシングのクラブ馬になります。

クラブのカタログを見ると、やはり、お父さん似の印象を受けます。

>柔らかな身のこなしで歩く姿、我の強そうなキリッとした顔つきなど、随所に父の面影を感じることができます。バネの利いた素軽いフットワークまでまさに父譲りで、これまではやや重厚な兄姉が多かったなかで、ついに理想的な配合にたどり着いたといえそうです。母系のなだらかに描く成長曲線、さらには節々の大きさから想像すると、いずれは十分なサイズに成長を遂げることでしょう。今後は狂いのない脚元で順調に夜間放牧を重ねることにより、大きな完歩のフォームに力強さというスパイスを加えていきます。直線の

長い芝コースを舞台に、鋭い切れ味できっちりと決着をつけます。

[14 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:41:19]

追分ファームを旅立った後はノーザンファーム空港牧場C-1厩舎で育成を受けます。
例のごとく、僕やブラックヒルさんとは同厩舎でドンナさんとはお隣の厩舎です。
その後は戸田厩舎でデビューするのですが、デビューした後の2012年夏も空港牧場で調整してたりと、その後も使用していたようです。

[15 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:42:03]

ヴィルシーナさんこと、ハルーワスウィートの2009に移りましょう。

3月5日にノーザンファームで生まれます。

ドンナさんと同じところですね。

有名な話ですが、彼女のオーナーの大魔神こと佐々木オーナーは母ハルーワスウィートのファンで産駒は全てお買い上げしています。

>「佐々木オーナーはハルーワスウィートのファンということで、ヴィルシーナも所有されたのですが、牧場にも頻繁に足を運んで、成長の過程や調教などをご覧になっていました」

2012年02月11日クイーンＣ　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[16 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:42:32]

育成を受けたのはノーザンファーム早来の日下厩舎です。

ブエナビスタさんもここ出身で、ノーザンファーム出身の有利な牝馬が育成される名門です。

同期ですとジョワドヴィーヴルさんもここで育成を受けていたほか、

ドンナさんのお姉さんのドナウブルーさんもここ出身です。

なのでVMは日下厩舎卒業生同士が激突することになりました。

2014年時点で日下厩舎は育成馬がVMで5年連続連対という記録をたたき出しています。

2013年05月12日ヴィクトリアマイル　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

2014年05月18日ヴィクトリアマイル　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[17 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:43:17]

そして、日下厩舎を卒業したヴィルシーナさんは母と同じ友道厩舎へ旅立っていくことになります。

[18 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:44:39]

続いて紹介するのはディープブリランテさん…ラヴアンドバブルズの2009です。

話がとても面白かったです。

5月8日にパカパカファーム(新冠町)で生まれました。サンデーレーシングのクラブ馬ですが、実は社台出身ではないんです。

ファームの社長さんは以下のように話しています。

>本馬の牧場時代については、「馬体が素晴らしく、パーフェクトな馬でした。バランスの良さは父似で、体高のあるところは母譲りでしょうね。」

2011年11月19日東スポ杯２歳Ｓ　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[19 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:45:09]

そして2009年のセレクトセールでノーザンファームが3100万円で落札しました。後に彼を管理する矢作先生はパカパカファームに下見に来ていた時に彼に一目惚れし(生まれて１カ月余りにもかかわらずとても品があったとのこと)他の馬主の代理として入札しましたが予算3000万円のため、敗れてしまいました。諦め切れない矢作先生はノーザンFに連絡を取り、「惚れ込んでいる馬なので僕にやらせて下さい」と頼んだ結果、快諾されて、彼は矢作厩舎に所属することになりました。

後に彼がダービー馬になるのですから運命的な話です。

ウマ娘で再現できたらとても面白そうな話ですね…

https://umanity.jp/sp/racedata/race_newsdet.php?nid=21990

【３５】僕が惚れに惚れ込んだディープブリランテの姿

[20 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:45:41]

ノーザンファームに落札されたブリランテさんは中期育成をノーザンファームYearlingで受けることになります。ドンナさんと同じところですね。

そしてサンデーレーシングのクラブ馬となり、4400万円で募集されました。

カタログを見ると現役時代は気性の荒さを見せましたが、この頃は普段は大人しかったそうです。

>小さく軽い頭部や柔らかく丸みがかったシルエット、張りのある立派な臀部など随所に父の産駒らしい特長が見受けられます。腰高の馬体はいかにも成長途上で幼さを感じさせますが、中身の詰まった腹部のラインは長くどっしりとした雰囲気を醸し出しており、非力な印象を与えません。 5 月生まれながら現時点でも筋肉は十分に付いていて、逞しく育った将来の姿が容易に想像できます。愛嬌のある顔つきで普段は大人しいものの、嫌なことは嫌だとハッキリ主張する我の強い一面も持ち、その持ち前の負けん気の強さを競走馬の武器にして、大きく飛躍してくれることでしょう。

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[21 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:46:55]

そしてご存知ノーザンファーム空港牧場のA-1厩舎で育成を受けることになります。
2年間、ブリランテさんは順調に育って、多くの馬のように1歳時に馬の形が崩れたりすることもなかったそうです。
矢作先生は空港牧場を訪れる度に「いい馬だなあ」と思っていたそうです。
そして矢作厩舎へ旅立ち、彼はダービー馬への道程を歩んで行くことになります。

[22 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:48:08]

書き溜めが尽きてたので一旦、ここまでにします。
同期の繋がりというものはレースだけでなく、デビュー前からあるものなのですね…

[23 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:50:57]

乙
しれっとキッド君の事を愚息呼ばわりしてて草ですよ

[24 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:51:09]

ジャスタウェイの幼少期って結構謎が多かったけど、ちゃんとエピソード残ってるのね
ただゴルシのような当歳の写真は無いようだけれど

[25 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:56:35]

>>24

生産牧場時代は見つからない。

それ以降は割とある

[26 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:57:20]

>>24

逆に考えるんだ

牧場がTwitterをやってるわけでもなく、セレクトセールに出たわけでもなく、クラブで募集されてるわけでもないのに当歳の写真が2枚出てくる方がレアなんだと···

しかもまだ栗毛の頃の奴···一頭しか写ってないの初めて見た

[27 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 19:59:20]

>>9

セールの時点では他のシビル産駒同様、低評価だったけど

(セール時には「金積んでも要らない」とまで言われた)

それ以降、強くなっていったっぽいな。塞翁が馬か…

[28 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 20:04:42]

>>26

プライバシー0の馬とは言われたもんだ

[29 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 20:06:31]

母と居るときに須貝師の顔覚えたと云うしね…

[30 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 20:21:24]

ジャスタウェイとカレンブラックヒルは因縁すごいな…

[31 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 20:25:55]

なんかジェンティルドンナのカタログだけ
筆者のノリ違くない？
なんかノリノリで書いてない？

[32 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 20:51:44]

ヴィルシーナはジェンティルドンナとの話をよくされるけど、ジョワドヴィーヴルも絡みあるのね

[33 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 21:02:17]

ディープブリランテのエピソード

>「惚れ込んでいる馬なので僕にやらせて下さい」

ウマ娘で再現したら…下手すりゃ事案だな

[34 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 21:02:46]

ゴルシって育成牧場は吉澤ステーブルだっけ？

https://www.yoshizawa-stable.com/results/

[35 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 21:05:08]

>>34

なんでジャスタウェイいるんだ？って思ったら途中からNFしがらきじゃなくて吉澤ステーブル使ってたのか

[36 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 21:06:20]

>>34

そのはず。出口牧場育成拠点で中期育成して、吉澤ステーブルで育成。そして福島で被災。

1歳10月から日高町にある同牧場育成拠点（旧五輪共同育成センター）に移って本格的な育成を始め、2歳1月からは北海道浦河町の吉澤ステーブルで鍛錬された[10]。その後、当時福島県天栄村にあった吉澤ステーブル福島分場に移りデビュー前調整を進めていたが、3月11日に発生した東日本大震災で牧場が被災したため、避難のため一旦浦河町に戻り、そこからさらに石川県小松市の小松トレーニングセンターに移動した後、ようやく栗東トレーニングセンターの須貝尚介厩舎に入厩となった[11][12]。

ゴールドシップ - Wikipedia

[37 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 21:08:26]

>>35

白老ファーム出身の縁で元々しがらきを使ってたけど

ゴルシと仲良いから吉澤ステーブルに変えて

そこでも馬房を隣にしてた。

[38 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 21:23:57]

他の人も言ってるけどジャスタウェイって想像以上に生まれながらのエリート街道通ってきてるね
例えるなら、母親の身分が低くて期待されていなかったけど一応由緒ある貴族の息子みたいな

[39 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 21:44:43]

>>38

母親シビルはサンデーレーシングのクラブ馬で募集価格2400万円なあたり、元々は割と期待されてたんだ。両親は血統古いけどG1馬だし。

ただ、現役時代に未勝利だったり、産駒が1000万円ちょっとの値段だったり、最初は実績をあげられなかった。

そしてジャスタが母親の価値を証明した時には亡くなっていた。

[40 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 21:55:45]

>>37

掘れば掘るほど仲良しエピソードが出てくるなぁ

[41 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 22:30:25]

元々お坊ちゃんと言われてたらしいけど、あらためて世間知らずの箱入りお嬢さまジャスタ概念って有りかもって思った

[42 Just A Way 22/05/07(土) 22:35:55]

続いてストレイトガールさん
幼少期は「ネヴァーピリオドの2009」です。
3月12日に浦河町にある岡本牧場で誕生しました。
岡本牧場出身でウマ娘化できるような実績のある馬…G1馬は今のところストレイトさんだけです。
家族経営の小さな牧場です。
祖母の代からオーナーは事実上、所有していて、祖母の代からここの出身です。
シップのオーナー同様、オーナーブリーダーのようなことをしていますね。

[43 Just A Way 22/05/07(土) 22:37:21]

牧場時代は小柄で健康でお母さん似だったそうです。

>牧場時代のストレイトガールは「小柄な牝馬だったということを除けば、健康でケガや病気とは無縁の馬でした。ですから、逆にあまり印象に残らないような馬でした。」

2015年05月17日ヴィクトリアマイル　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

>オーナーが交配相手を決め、繁殖牝馬として2番目に生んだ仔が本馬だった。「小ぶりでしたが、当歳の頃からタフさがありましたね。体調が崩れかけてもすぐに持ち直して、ガタっとくることがありませんでした。母譲りのピリッとした気性の持ち主で、人間に対しては手のかからない、素直な馬でした。」と、幼少期を振り返る。

1歳秋に小国スティーブルで育成されました。

ここの出身はウマ娘ですとコパノリッキーさんがそうですね。

>1歳秋からは新冠町の小国スティーブルに移動し、順調に競走馬への階段を上がった。「育成時期から高いスピード能力を感じさせていました。ゲート練習をすると非常に早く、他の馬と違っていたのを覚えています。

2014年02月02日シルクロードＳ　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[44 Just A Way 22/05/07(土) 22:38:17]

そして藤原厩舎へ旅立っていくことになります。

デビュー時は420キロ台で輸送にも弱かったですが、彼女はここからシンデレラストーリーを駆け上がります。

>420キロ台でデビューしたストレイトガールが、470キロ近くまで成長し、そして大輪の花を3つも咲かせた。岡本社長の言う「芯の強さ」が成長力につながって、現在のストレイトガールになっているのかもしれない。

「デビューした当時は、輸送に弱く期待ほどの成績を残すことができませんでした。

2016年05月15日ヴィクトリアマイル　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

ちなみに「遅れてやってきたシンデレラストーリー」とヒーロー列伝で書かれましたが、記事を読むと初重賞制覇の2014年の時点で「シンデレラ」には例えられていたんですね。ヒーロー列伝が初出ではないとは、新たな発見です。

2014年02月02日シルクロードＳ　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[45 Just A Way 22/05/07(土) 22:39:58]

続いて僕のかつての同厩にしてライバル…カレンブラックヒルさん…「チャールストンハーバーの2009」です。
2月19日にノーザンファームで誕生しました。
2009年のセレクトセールで3400万円で鈴木オーナーに落札されました。
通常、競走馬は離乳後に中期育成に移りますが、何処で中期育成を受けたかまではわかりませんでした。
すみません。

[46 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 22:40:49]

何ですと…！僕が血統解説を勝手に始めたスレの第2弾？が建ってるんですが…
しかも今度のスレ主僕ですか…
ちょっと性別の壁超えて来ます

そういえばあのイチゴ大福…いえ、ゴールドシップの育成牧場の話が出てきたわね
吉澤ステーブルで育成・分場利用した馬の中で一番の実績を上げているのはゴールドシップのようね
一頭だけでかでかと写真が載ってるわ
私たちの同期で吉澤ステーブルを利用したのはサンビスタやジャスタウェイがいるわ
分場利用の場合は放牧場所として使用していたということかしら
他にも最近ウマ娘に登場したタニノギムレットさんが育成馬として有名かしら

[47 Just A Way 22/05/07(土) 22:42:06]

育成牧場であるノーザンファーム空港牧場のC-3厩舎では高見先生の下、僕やフェノーメノさんと共に調教に励みました。

集団調教では僕とブラックヒルさんで併せ馬をすることもありました。

>実はこのニュージーランドT(G2)には、高見さんの厩舎で鍛えられたジャスタウェイ(牡3・須貝)も出走予定だったが、感冒の為に出走を回避。同じ育成厩舎出身の僚馬2頭の激突は、NHKマイルカップ(G1)という最高の舞台となった。

「牧場の頃は集団調教で併せていたこともありますし、2頭共に能力の高い馬だっただけに、どんなレースを見せてくれるのか楽しみです」(高見厩舎長)

　そのNHKマイルカップ(G1)だが、高見さんは厩舎の若いスタッフを東京競馬場に応援に行かせるつもりだ。

「カレンブラックヒルもジャスタウェイも、そのスタッフたちが乗っていただけでなく、手もかけていてくれましたし、自分が手がけた馬がG1という最高の舞台に出走することは、今後の仕事の励みにもなるはずです」(高見厩舎長)

2012年04月07日ＮＺトロフィー　Ｇ２ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

>「こちらで調教を行っていた頃からひっかかるような馬では無かったですし、

2012年10月07日毎日王冠　Ｇ２ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[48 Just A Way 22/05/07(土) 22:45:11]

ただ、ゲートの出が悪く、僕達の中では卒業は最後になり、平田厩舎へ旅立っていきました。

そしてクラシック期に僕とは三度、激突し、僕は彼に全敗することになります。

>ゲートが悪くてデビューが遅れたように気性に難しいところがあるのですが、

https://news.sp.netkeiba.com/?pid=news_view&no=63164

フェノーメノさん同様、卒業後に戻ることもありました。

2013年安田記念後にここで調整していたそうです。

>14着に敗れた昨年の安田記念(G1)の後、2歳時以来にノーザンファーム空港牧場へと戻ってきたカレンブラックヒルに会った高見優也厩舎長は、2歳時に感じた覇気が今のカレンブラックヒルから薄れているのを感じた。

2014年04月06日ダービー卿ＣｈＴ　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[49 Just A Way 22/05/07(土) 22:46:26]

一旦ここまでです。
ドンナさん、第2弾でジャスタウェイ使ってすみません。

[50 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 22:46:45]

>>47

重箱の隅をつつくようだけどCｰ1厩舎じゃないか？

[51 Just A Way 22/05/07(土) 22:48:17]

>>50

間違えました…

C-1です…

C-3はドンナさんの方です…

[52 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 22:49:10]

>>46

話題の｢吉澤ステーブルWEST｣を独占取材!!やるからには今まで思い描いていてきた理想の調教を目指すための施設を作ろうと思いました。仕事がしやすく、尚且つ馬の事故がない施設を考え

ゴールドシップは社台系列の牧場で生まれたわけではないから今のところ一頭だけ別のところで育成を受けたことになっているわね

もしかしたら同期のG1馬の中では唯一福島で育成予定だった馬かもしれないわね

そういうことはスレ主がおいおい喋ってくれるでしょうけど

上でも言われてる通りゴールドシップは福島にて東日本大震災を経験しているわ

それを乗り越えG1を6勝という成績を上げたことにインタビュアーは”精神力の強い馬”と評価しているわ

また吉澤ステーブルはゲートに力を入れているそうよ

吉：あと、弊社の牧場の技術的なことで言えば、ゲートが得意なんです。ここからトレセンに行った馬は1週間でゲート試験を受かります。それも厩舎と綿密な打ち合わせをしながらになりますが、すぐに受かっていますよ。ここからトレセンに入ってデビューする馬というのは、だいたい1コーナーは1番手、2番手にいる馬が多いんですよ。

－：もしかしたら、ゴールドシップも吉澤ステーブルに入厩していなかったら、もっとスタートが遅い馬になったかもしれないですね。

吉：いや、初めは速かったんですよ(笑)。でもゴールドシップはアレで良いんです。あの馬は特別ですから。だから、栗東や美浦で、ゲートが苦手な馬はウチに来ることも多々あります。ゲートに入らなくなってしまった馬、モタれる馬、暴れる馬は時間が掛かります。弊社ではゲートを直して、整え直して、少しでも成績が上がるような馬にする調教を心がけています。

こんなのがうちの同期の牡馬の一番の稼ぎ頭だと思うと胃が痛くなるわね…

[53 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 22:50:11]

>>49

いいえ

こちらこそ投稿するタイミングが少し悪かったみたいね…ごめんなさいね

[54 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 22:54:48]

2012年秋天ってC-1厩舎の卒業生同士で戦ってたのね

[55 二次元好きの匿名さん 22/05/07(土) 22:59:16]

>>52

【有馬記念】ＷＥＳＴ山中場長“ゴールドは日なたぼっこで強くなった” - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

さらに当時の吉澤ステーブルには彼専用のサンシャインパドックがあったそうよ

吉澤ステーブルの職員の方々にとって東日本大震災を乗り越え、育成馬一の成績を残したゴールドシップは何かと心に残る存在なのかもしれないわ

話は逸れるけど皆さん、馬運車はご存じね？そう、私たち競走馬を陸路で運ぶ車のことよ

馬運車には歴代の名馬の名前がラッピングしてあるわ

当然、私のも存在するのよ

…残念ながらゴールドシップの名前が付いた馬運車はなさそうね…船だからかしら？

そんなゴールドシップと馬運車の面白いエピソードを見つけたわ

【有馬記念】馬運車も金ピカ！ゴールドシップ、皐月再現を予感 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

ゴールドのラッピングが施された馬運車に乗って験担ぎだそうよ

彼らしいわね

[56 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 00:11:32]

>>4

因みに芦毛の馬が有馬記念を制したのは伝説のアイドルホース・オグリキャップさん以来だそうね

競馬ファンの中では芦毛の怪物＝オグリキャップ以外は認められないという層も一定数いるけれど様々なPVでゴールドシップが芦毛の怪物と呼ばれていたのはどこかでオグリキャップさんと重ねて見られていたからなのかもしれないわね

話は打って変わって生産牧場についてまとめていくわ

社台系と一口に言っても色々あるのよね

社台系はざっくり分ければ社台F・ノーザンF・追分F・社台コーポレーションの四つよ

それぞれのグループに生産牧場・育成牧場・一口クラブが分かれているといった状況ね

生産牧場は主に社台F・ノーザンF・追分F・白老Fの四つね

総繁殖牝馬の数は約1900頭弱になるわ…こういっては悪いけど質の良い数を打てば当たる戦法ね

ちなみに出口牧場の繁殖牝馬は具体的な数は分からないけど10頭前後ね

パカパカファームは20頭より少し多いぐらいかしら

[57 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 09:44:12]

色々縁があるんですね…

[58 Just A Way 22/05/08(日) 17:47:38]

皆さんお疲れ様です。

本日も同期の方々の幼少期を紹介させていただきます。

まずは2歳女王ジョワドヴィーヴルさん…

「ビワハイジの2009」について紹介させていただきます。

出身はやはりノーザンファーム。5月13日生まれです。

離乳後、ノーザンファームYearlingで中期育成を受け、2010年にサンデーレーシングのクラブ馬として、7000万円で募集されました。

やはりビワハイジさんの娘ということもあり、高額です。

それでは恒例のカタログチェックです。

>独特の安定感ある骨格と柔軟性豊かな関節が生み出す滑らかな歩様は、父の幼少を彷彿とさせる実に効率的な動きを示しています。一方兄姉同様どのような状況でも物怖じせぬしっかりとした性格は、勝負強い母系の重厚な血脈がなせる業と言えます。着実な成長をたどりハイレベルの実績を挙げてきたファミリーと同じ伸縮の良い筋肉が生み出す可憐な身のこなしは、成熟した将来の華麗さを予見させます。現況は 5 月生まれのコンパクトなつくりですが、世界の名牝と賞賛される姉の活躍やこれからデビューする全兄の際立つ育成過程など、様々な要素が本馬の輝かしい未来を啓示しています。

[59 Just A Way 22/05/08(日) 17:48:58]

血脈の強さを強調した内容ですね。

そして「どのような状況でも物怖じせぬしっかりとした性格」ですか。

中期育成を終えた後はノーザンファーム早来の名門·日下厩舎に入厩します。

ヴィルシーナさん、そして阪神JFで2着になるアイムユアーズさんもここの同期です。

デビュー前に福永騎手が乗った際の感想は「今までに乗ったことのない乗り味」とのことです。

日下厩舎を卒業し、松田厩舎に入厩したジョワドヴィーヴルさんは僅か２戦でG1制覇をするという良血·名門の期待を裏切らない活躍をします。

>デビューから僅か2戦でのG1制覇はJRA史上初。記録更新こそならなかったが、デビューから僅か30日目のG1制覇は、史上2番目のスピード制覇であり

また、生産牧場であるノーザンファームは彼女の勝利で阪神JFは5連勝、更に2011年は生産馬でワンツーフィニッシュを決めることになります。

2011年12月11日阪神ジュベナイルフィリーズ　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

そして2013年のVMもヴィルシーナさん1着、ジョワドヴィーヴルさん4着、ドナウブルーさん5着と日下厩舎卒業生の活躍は続きます。

2013年05月12日ヴィクトリアマイル　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[60 Just A Way 22/05/08(日) 17:50:22]

続いて我らが2歳王者アルフレードさん

プリンセスカメリアの2009の紹介です。

2009年4月11日にノーザンファームで生まれました。

キャロットファームが所有し、クラブ馬として募集価格2400万円で募集されることになります。

育成牧場はノーザンファーム空港牧場のS-1厩舎。

僕と安田記念で競り合った2010年の朝日杯FS覇者グランプリボスさん、同期ですとカポーティスター君も同じところです。

育成時代の彼ですが、芝のマイラーのイメージは当初なかったそうです。

>育成時は芝のマイラーといった印象は持ち合わせていなかったという。

　「それまで接してきたシンボリクリスエス産駒のイメージもありましたし、今でも500㎏を優に超えるような馬体のサイズ通りに、ダートをパワーで押し切る馬になるのではとも思っていました。ただ、5月末ぐらいから動きが柔らかくなって、それに連れて走るフォームも良くなった時には、上のクラスでも充分に戦える馬になると思いました」(今井さん)

2011年12月18日朝日杯フューチュリティＳ　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[61 Just A Way 22/05/08(日) 17:51:23]

また、育成牧場時代の動画が残っています。

プリンセスカメリア09（アルフレード）　2010-10-24　ノーザンファーム空港

厩舎を卒業し、手塚厩舎に入厩したアルフレードさんは朝日杯FSを制覇し、2歳王者となります。

そしてS-1厩舎は連覇を達成することになります。

[62 Just A Way 22/05/08(日) 17:52:17]

オレハマッテルゼ産駒唯一のG1馬

オーストラリアの短距離G1を制したハナズゴールさん

「シャンハイジェルの2009」を紹介します。

4月24日に不二牧場で生まれました。

不二牧場もまた出口牧場や岡本牧場同様小さな牧場です。

生産馬の最後の重賞勝利はハナズゴールさんより前では1980年です。

そしてハナズゴールさんが唯一のG1馬です。

母シャンハイジェルは牧場の社長の友人の所有馬でしたが、友人に頼み、引退後に繁殖牝馬として譲ってもらいました。

また、配合したオレハマッテルゼは社長がイーストスタッドに何度も足を運んで選んだ種牡馬だそうです。

社長曰く幼少期のハナズゴールさんは小柄でも元気な馬だったそうです。

>そんな配合から生まれたハナズゴールは「牧場にいるときから、あまり大きな馬ではありませんでしたが、気性が強く、とても元気な馬でした。この世代は昼夜放牧で鍛え上げた世代です。不二牧場のまわりは鹿が多く、昼夜放牧には向かないといわれていましたが、敢えて長時間放牧にこだわりました。そういったものを乗り越えた強さがあるのかもしれません」と藤井社長は期待する。

2012年03月03日チューリップ賞　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

2013年01月19日京都牝馬Ｓ　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[63 Just A Way 22/05/08(日) 17:52:52]

彼女はそのマイナー血統が原因か2011年2月まで売れ残ることになりました。オーナーは、売れ残りの他の3歳馬とセットで2百数十万円での購入を不二牧場から打診され、購入を決めました。

オーナー曰く「不二牧場というのは夜間放牧やったり、水もバケツに溜まった雨水を飲ませるようにしたり、自然育成というのを重視する繁殖育成牧場」とのことです。

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201204030002-spnavi?p=2

そしてオーナーが決まってから約8ヶ月後の10月8日、彼女は鮮烈なデビューをすることになります。

[64 Just A Way 22/05/08(日) 17:55:00]

2014年秋天覇者スピルバーグ監督！
「プリンセスオリビアの2009」について紹介します。
5月12日に社台ファームで誕生しました。
ウマ娘でここ出身なのは…ノーザンファーム同様多すぎて書ききれません。
オーナーに所有されたのはおそらく庭先取引ですね。
そしてそのまま、社台ファームで育成を受けることになります。
調べたら社台ファームは生産牧場だけでなく育成牧場の機能もあるんですね…
僕らの世代の芝G1勝者でここの出身でここで育成を受けたのは彼だけです。

[65 Just A Way 22/05/08(日) 17:55:47]

社台ファームの池田マネージャーは育成時の彼について以下のように述べています。

>育成時から敏捷性のある動き、馬体の良さ共に目立っていたが、デビュー後は成長を促すようにゆとりのあるローテーションを組まれ、確実にオープンへと上り詰めていく。

2014年11月02日天皇賞（秋）　Ｇ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

そして彼は社台ファームから藤沢厩舎へ旅立っていきました。

ちなみに藤沢先生はスピルバーグさんについて父よりも伯母のレディブロンド似で晩成だろうと推測していました。

[66 Just A Way 22/05/08(日) 17:57:38]

芝G1組は以上です。
書き溜めが尽きたので一旦、ここまでにします。

[67 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 18:21:41]

ジャスタウェイとカレンブラックヒル
育成牧場時代は同厩舎で同じ師の下、切磋琢磨。
トレセン時代はそれぞれ別厩舎になる。
NZTで対戦するかと思いきや、ジャスタは発熱で回避し、カレンブラックヒルが勝利。
そしてNHKマイルCで再会し、ブラックヒルが無敗で初G1制覇する一方、6着になるジャスタ。
毎日王冠では古馬相手にワンツーフィニッシュ。ジャスタの追撃をしのぎ、5連勝で無敗での秋天制覇に王手をかけるブラックヒル。
秋天で初めてフラッシュに敗北するもこの時点でジャスタには3戦全勝していたブラックヒル。
しかしダートを試してから歯車が狂い、スランプに陥った。
一方、負け続けていたジャスタは成長して、秋天、ドバイと制覇。
クラシック以来の再戦となった安田記念。
世界一の期待に応えるジャスタ。一方、かつての力はなく9着に沈むブラックヒル。
なんか悲しいな…

[68 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 18:46:20]

育成牧場
ゴルシ：吉澤ステーブル
ジャス·ブラックヒル·フェノ：C-1厩舎(空港牧場)
ドンナ：C-3厩舎(空港牧場)
ブリランテ：A-1厩舎(空港牧場)
アルフレード·カポーティ：S-1厩舎(空港牧場)
ヴィル·ジョワ：日下厩舎(ノーザンF早来牧場)
ストレイトガール：小国スティーブル
ハナズゴール：不二牧場
スピルバーグ：社台ファーム

[69 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 18:48:20]

>>68

Cｰ1厩舎は流石って感じだな…てかこの世代非社台豊作すぎるな

[70 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 19:26:33]

日下厩舎のお嬢様学校感

[71 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 19:32:07]

>>69

社台系も豊作だからなんか余計に際立って見える

[72 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 20:05:47]

なんか「同じレースに出た！」以外の関係性も豊富だな…

[73 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 20:20:01]

ブリランテがいたA-1厩舎はウインバリアシオンと同じとこか

[75 二次元好きの匿名さん 22/05/08(日) 20:24:27]

話題のエフフォーリアもダノンザキッドと同じくC-1厩舎で一緒に併走もしてたか…

2021年02月14日共同通信杯　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[76 二次元好きの匿名さん 22/05/09(月) 00:27:13]

仲良いんだねぇ

[77 二次元好きの匿名さん 22/05/09(月) 07:36:37]

色々とすごいね

[78 二次元好きの匿名さん 22/05/09(月) 12:51:39]

保守

[79 二次元好きの匿名さん 22/05/10(火) 00:19:25]

ワールドエースさんことマンデラの2009

出身はやはりノーザンファーム。5月13日生まれです。

離乳後、ノーザンファームYearlingで中期育成を受け、2010年にサンデーレーシングで募集されましたが、募集価格はなんと1億円。

この年の募集馬の中でも最高の評価を受けた馬です。

>「血統面だけでなく、幼少時から外見的評価も高く、この年のサンデーレーシングの募集馬でも最高の評価を受けた馬です。調教でも誰もが認める動きを見せていただけに、こうして期待に応える結果を残してくれたことを、大変嬉しく思っています」

2012年02月05日きさらぎ賞　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

カタログを見ていきましょう。

>当歳の頃から、ずば抜けたバランスの良さをキープし、決して大き

な馬格ではないものの、堂々たる立ち姿から漂う独特のオーラに素質の高さを垣間見ることができます。地面を捉える手脚の運びや無駄なく体を使えるセンスは、芯のぶれないフットワークを生む原動

力となっています。立派な腹袋からは健康で丈夫な内面が見てとれ、馬体の前後に付いた筋肉は柔らかく父似の丸みが再現されています。ディープインパクト産駒の評判が加速度的に上がる中、本馬がその評判をさらに押し上げることは間違いありません。存在感は極めて傑出しており、完成度の高さに胸を張れる逸材です。

[80 二次元好きの匿名さん 22/05/10(火) 00:29:32]

完成度の高さと自信が読みとれます。

中期育成を終えた後は社台ファーム早来牧場の横手厩舎で育成を受けることになります。

そして横手厩舎から池江厩舎へ旅立っていくのですが、彼は横手厩舎を再び、訪れることになります。

それは日本ダービーへの出走後です。

ダービー出走馬の内、1着と3着の2頭が3歳の内に故障引退、

4着のエースさんや2歳王者を含む4頭が故障で長期休養となりました。

エースさんは左前脚に屈腱炎を発症し、横手厩舎へ戻り、調整に励むことになります。

>「勝ってくれて良かったと言うよりも、無事にこの舞台へと送り出せて良かったという気持ちの方が強いです」とは育成、そして調整期間も見守ってきた、ノーザンファーム早来牧場の横手裕二厩舎長。3歳時、左前脚に屈腱炎を発症したワールドエースを再び競馬場へと送り出すために尽力してきたが、まさにそれは一進一退の日々だった。

   「患部の状態を確かめながら、ちょっと進めては休ませて、また脚元が安定してきたら進めてと、時間をかけながら調整を進めてきました。復帰の目処が立った時には、嬉しさというよりも、ここで調教を強めることで、また悪かった頃の状態に戻ってしまうのではという怖さも感じた程です」（横手厩舎長）

   屈腱炎が競走馬にとって不治の病と言われる理由はここにある。再発はまた、長期の休養を余儀なくされるということであり、となればこれまでのスタッフの努力、そして復帰を待っていた関係者の思いもふいになってしまうからだ。

2014年04月27日マイラーズＣ　Ｇ２ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

そして復帰後2戦目のマイラーズＣを制し、最初で最後の古馬重賞を見事、制覇します。

彼もまた故障との戦いに打ち勝った者です。

[81 二次元好きの匿名さん 22/05/10(火) 07:37:37]

保守

[82 二次元好きの匿名さん 22/05/10(火) 12:52:59]

保守

[83 二次元好きの匿名さん 22/05/10(火) 21:54:16]

保守

[84 二次元好きの匿名さん 22/05/10(火) 22:04:14]

>>67

でもでも3月29日のジャスのドバイのレースに背中押されたように4月6日のダービー卿CTで前3走2桁着順なのに1年6ヶ月ぶりの勝利を飾るのは胸アツなんだぁ…

[85 二次元好きの匿名さん 22/05/11(水) 07:35:33]

保守

[86 二次元好きの匿名さん 22/05/11(水) 12:52:11]

保守

[87 二次元好きの匿名さん 22/05/11(水) 20:09:40]

最後にホッコータルマエさん

マダムチェロキーの2009を紹介して終えたいと思います。

5月26日に市川ファームにて生まれました。

生産牧場時代は大人しく健康な馬だったそうです。

中期育成も市川ファームにて行われたと思われます。

>「マダムチェロキーは現役時46戦をこなしたように丈夫な馬。悍性のキツさが勝負根性に繋がるタイプで、その辺りは産駒にも伝わっています。ただ、ホッコータルマエは牧場時代とっても大人しい馬だったんです。それでも今回のように迫られても絶対に譲らない根性を内に秘めていたんですね」と久さんは冷静に分析していた。

2012年08月05日レパードＳ　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

>牧場時代のホッコータルマエのことは「おとなしい馬で、けがや病気とは無縁な馬。だから、ほとんど記憶にない」

2013年04月13日アンタレスＳ　Ｇ３ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[88 二次元好きの匿名さん 22/05/11(水) 20:10:14]

1歳7月にセレクションセールに上場され、オーナーに1500万円で落札されます。

セール後、生産牧場と同じ浦河町にあり、オーナーとの親交が深い高昭牧場で育成を積みます。

ここでも印象に残らないくらいには、手のかからない馬だったそうです。

>牧場時代は、特別に目立つ動きをしていたわけではないという。「セール取引後に移動してきたのですが、初期馴致はほとんど出来ていました。そういう部分では苦労した覚えはありません。逆に印象に残らないほどです。ただ、生まれが遅い馬（5月26日生まれ）ですので、体がしっかりするまでは負荷をかけすぎないような調教メニューでした」。現在、レースでみせる卓越したレースセンスに通じる賢さのようなものを、この当時から垣間見せていたようだ。

2013年05月06日かしわ記念（中央交流）　Ｊｐｎ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

[89 二次元好きの匿名さん 22/05/11(水) 20:10:59]

そして2歳3月に日高町のファンタストクラブに移り、入厩に備えた育成を行うことになります。

ゼンノロブロイさんやシンボリクリスエスさんもここで育成されました。

>1988年創業で、168ヘクタールの土地に272馬房を構える大型牧場で、当時も今も、民間の育成専門施設としては最大規模を誇る。その長い歴史の中でゼンノロブロイやシンボリクリスエス、ダノンシャンティなどのG1勝馬を送り出している。

また、この時代には素質馬として注目されるようになっていました。

2歳夏前に1度トレセンの西浦厩舎に移動しますが、レースをすることなく、帰厩しました。

>「こちらに移動してきたのは初期馴致や乗り慣らしを終えた2歳の3月です。そのときから持っている素質はすべての人が認めるところでしたが、当時はまだ肉体的に未完成の部分を多く残す馬でした。前の育成牧場でも苦労されたと思います」と当時のことを話してくれた。

その後、2歳の夏前に1度トレセンに移動したものの、競馬を使うことなく帰厩。それからは、ガマンの連続だったという。「この馬に関しては合言葉のように、ガマンしよう、ガマンしようと話していました。理解いただいた馬主さんには感謝の言葉しかありません」と言い、今のこの馬があるのは西浦先生の理解があったからこそ、と強調した。

2014年01月29日川崎記念（中央交流）　Ｊｐｎ１ | 重賞ウイナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

そして「ガマン」の時を終えた彼は西浦厩舎に移動し、遂に3歳1月にデビューします。

[90 二次元好きの匿名さん 22/05/12(木) 00:30:57]

乙

[91 二次元好きの匿名さん 22/05/12(木) 07:41:05]

保守

[92 二次元好きの匿名さん 22/05/12(木) 12:53:19]

おつおつ

[93 二次元好きの匿名さん 22/05/13(金) 00:04:44]

次スレ

キタサン世代の幼少期について紹介します｜あにまん掲示板

[94 二次元好きの匿名さん 22/05/13(金) 02:06:25]

ジャスタウェイの生まれ故郷は浦河町なんだよな

一方、ゼンノロブロイやオルフェーヴルは白老町でジャスタウェイ以前のシビル産駒は白老町

記事を見る限り、2009年以降はシビルは白老町の白老ファームから浦河町のどこかに預託されててジャスタウェイはそこで生まれたっぽい

また謎が増えた…

>ジャスタウェイは、浦河町・白老ファーム生産馬である。これはおそらく白老ファームから繁殖牝馬が浦河町内のどこかに預託されて、そこで生産されたものと推測される。

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[95 二次元好きの匿名さん 22/05/13(金) 12:50:25]

>>94

確かイスラボニータも誕生は浦賀町のはず

[96 二次元好きの匿名さん 22/05/13(金) 13:04:16]

>>94

フェノーメノも生産者は追分ファーム（北海道安平町）だが、誕生地は平取町らしい

[97 二次元好きの匿名さん 22/05/13(金) 14:20:04]

>>95

浦賀は浦河の間違いです

[98 二次元好きの匿名さん 22/05/13(金) 15:32:50]

ジャスタウェイの生産牧場時代が謎に包まれているのは
まずそもそも何処で生まれたのかよく分からないことに加えて
社台が外部委託した先で生まれてるから、社台関係者も生産牧場時代を知らないのかもしれない。