- 1二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 12:24:14
こちらのスレはもし自分がカラミざかりのストーリーを書くことになったらどのようなストーリーにするか妄想するスレです
元スレ↓
※有料版ネタバレ注意 リメイク版カラミざかりを語るスレpart9|あにまん掲示板あげbbs.animanch.com※有料版ネタバレ注意 リメイク版カラミざかりを語るスレpart8|あにまん掲示板あげbbs.animanch.com※何かあったら消します
- 2二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 12:25:56
本家は完結してて番外編2つ出てる
そしてリメイク版が連載中
結構派生作品があるんだね - 3二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 12:26:47
もし書くってなったらやっぱ茜谷視点の作品書くかもしれん
アンソロ出してほしい - 4二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 12:30:52
本家→新山関連
リメイク版→茜谷塚原関連かなあ - 5二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 12:36:12
とりあえず自分がもし書くなら
・塚原と永瀬のカラミ
・新山の4P
この辺は書きたい - 6二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 12:50:17
とりあえずもし塚原と永瀬の元から山岸が茜谷連れて出ていかなかったらの妄想
・塚原は山岸茜谷には目もくれず永瀬を誘惑する
・茜谷は構わず勉強するも挙動が段々とおかしくなる。
・すると塚原は「二人はしないの?」と声をかける
・茜谷は「彼氏がいるからと」断るも塚原は「ばれなきゃいいじゃん」とあっさり
・山岸の頭には飯田がよぎる。嫌悪感を示す
・しかし茜谷は「やったほうがいいのかな?」となり山岸は嫌悪感を示すも最後までやる… - 7二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 13:00:32
保守
- 8二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 13:06:56
・塚原が終始リードする
・最初は騎乗位からの最後は正常位で〆
・永瀬は何が何やら分からずドキドキしたまま童貞卒業するけど以降塚原とはやる事は無かった
・その裏で塚原はセフレが出来る(それが藤野だったらなお面白そうではある)
- 9二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 13:15:39
ハゲバッドエンド?
・倉庫で竹内に告白しようとするも先輩が呼ばれお開きに
・次の日ノックの後倉庫を除くと竹内は加藤ら3年複数とやりまくっていた
・動揺するハゲに練習頑張ったご褒美として加藤の同級生に竹内とやるよう仕組まれる
・その後竹内への愛情が冷めてゆくハゲだったが、休日遊びに行くと塚原と出会う
・そのまま二人はラブホテルへと直行。切り替える事が出来たハゲだった。
…バッドエンドじゃなくなったけどハゲらしいと言えばハゲらしいか - 10二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 13:16:13
10コメ保守
- 11二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 13:19:37
・リメイク前は最終的に高成と新山がくっつく。
・飯田のはじめては高成にさせる
・そもそもハゲが気に入らない - 12二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 13:32:07
茜谷を主人公にして恋愛群像劇にするかな
- 13二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 20:38:36
茜谷視点で描いてみたい
・初めての恋は大学生。男らしい感じ
・やってみたいけど怖くてできない
・塚原は当時束縛な彼氏がいたにも関わらず性に対しておおらか
・そんな中予備校で見たある男子が気になるようになる… - 14茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/04(土) 21:28:17
自分は原作のハゲがどうも気に食わない苦笑。処女キラーで自分のアレをやたら飲ませたがる、妙に女運強いキャラなんだけど、あいつ先輩含むDQNどもに新山、飯田が襲われたとき傍観してただけだったのが本当どうかと思うんだよなー。
なんとかして、痛い目見せるストーリー作りたいかも。 - 15二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 21:31:42
ハゲは作者の寵愛受けてて勝ち組確定だからなー
本編で寝取られて負けてる主人公よりハゲが寝取られる展開のがみてみたい - 16妄想副題・青の季節22/06/04(土) 21:34:37
>>1の元スレで妄想1~9書いてたので小説にしてみます
副題は「青の季節」で
もしも好きな人と最後までやれたらどんな感じだろう。もしも馬のように自由に駆けまわれたらどんな感じだろう。もしも運命の出会いがあればそれはどんな感じだろう。
それは一体どんな感じなのか、僕たちはまだ知らない。
山岸高成は高校2年生。クラスメイトの女子・飯田里帆に密かに恋心を抱いていた。長い黒髪から醸し出される清楚な雰囲気といつもにこにことおっとりした表情に惹かれていた。そんな里帆を高成は見ながら弁当を食べていると、友人の吉野貴史がスマホを見せてくる。
「なあ、このAV女優飯田に似てね?」
- 17妄想副題・青の季節22/06/04(土) 21:40:45
「はっはあ?!!」
高成は意味が分からないと言った表情で貴史のスマホを見るとそこには確かに里帆とよく似たAV女優が写っている。見た目も体格も里帆そっくりだ。
「水泳の授業とかで体格とか胸の大きさとか分かるじゃん?だからー…」
貴史が何か言いかけると後ろから女子生徒の影が近づいてくる。
今日はここまでとなりますー
ちなみにこの妄想は
・もし高成があの時里帆とやれてたら
・茜谷と高成がやれてたら
になります - 18二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 01:07:30
これは楽しみな展開
応援したい - 19二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 08:22:12
個人的には
・もし山岸が茜谷と出会わず、同人版ルートにもいかない場合どうなるか
も気になるので妄想していきたい - 20二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 09:53:53
・予備校の夏合宿に行った山岸。班を組分けされそこで永瀬・塚原と麻里という女子と出会う
・麻里は飯田と非常にそっくりな見た目をしていた。外見での違いは飯田よりも髪が長い事位だった。
・塚原は麻里に話しかけると麻里はどもりながら早口で「よっよろしくです…」と話した。
・麻里は内気な女子で自分からは滅多に話さず、話す時は常にどもったり早口になる事があった。おっとりとしていつもニコニコと笑顔を浮かべている飯田とは真逆の印象だった。
・そんな麻里に山岸は飯田へ向けていた感情とは違うものを向けていくようになる…
ごめんオリキャラ出して見た。
茜谷優里のポジションには形代麻里(かたしろまり)というオリキャラを付かせてます
- 21二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 12:16:12
続き
・宿舎で永瀬と山岸はお互いの高校について話していた所塚原と麻里が部屋にやって来る
・男女別区画なのによく入れたなと永瀬。警備雑だから入れたと塚原
・トランプでもしよーと塚原は声をかけババ抜きが始まった
・ババ抜きに興じる4人。永瀬は塚原にあの彼氏とはどうなったのか聞くと「エッチ下手だから別れた」と即答
・赤面する山岸と麻里。更に塚原は下ネタを続けようとして皆の反応を見てごめーんと謝る
・「せっかくだから今日ここで寝て良い?」と塚原。永瀬は断るといいじゃんいいじゃんと適当に流しベッドイン
・しばらくして塚原は永瀬を誘いおっぱじめる。山岸と麻里は困惑するも塚原に「しないの?」と言われる
・山岸は嫌悪感を示すも股間は反応していた。麻里はおどおどするも山岸の元へ近づき二人はキスをしてやり始めてしまう…
- 22二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 16:32:41
・やった直後の山岸は麻里に対し嫌悪感と罪悪感を抱くが麻里は山岸に対し徐々に心を開くようになっていく
・麻里は友人が少なく、性格も相まって山岸は彼女と親しくなっていく
・その頃飯田は藤野のセフレとなっていた。新山はそれを目撃していた。
・合宿が終わり麻里は山岸と遊びに行こうと誘う。後日水族館へ行く二人。麻里は以前より明るい表情を浮かべるようになっていた。山岸は彼女の為にも笑顔を守っていきたいと思うようになる
・帰り道、二人は新山と出会う。新山は飯田が藤野のセフレになっている事を伝えるもそれは麻里の耳にも聞こえていた。
・「や山岸くん…好きな人いるの…?」焦る新山と動揺する山岸
・「正直に言った方が良いんじゃないの?」と新山に言われ飯田について打ち明ける山岸だが麻里の顔はさえない
・「あんた、この子の事どう思ってるの?」新山に説教される山岸。「一緒に居て落ち着く存在だ。彼女の笑顔が好きだ」と山岸は麻里に伝える。
- 23二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 16:54:21
- 24二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 17:25:27
・新学期。飯田は山岸を呼び二人っきりで帰りたいと誘う
・飯田は麻里と山岸が抱き合っていた箇所を見ており、もしかして彼女?と聞く。否定はしない山岸
・「やっぱり私とは違うんだ」と飯田。山岸は何なんだ…悶々とする
・「私のこの感情はよくわからないけど山岸君に興味があった」と飯田。山岸は脳裏に麻里の顔がちらつく
・「もっと早くにこの感情を伝えられていたら…」と飯田。山岸を公園のトイレに誘いやり始める
・「山岸くんは私の事どう思ってた?」と聞く飯田。「正直に言うと…振り回されるのは嫌だった」と山岸
・飯田は「そう感じていたのであればごめんなさい」「もっと私たちはお互いを知るべきだった」とつぶやく
・全部やり終わった後飯田は「私のことは忘れてほしい。麻里という子と幸せになってほしい」と伝え山岸はうなづく
・その後山岸は麻里と、飯田は別の男と付き合った
こんな感じだろうか?飯田負けヒロインになってしもた…
- 25妄想副題・青の季節22/06/05(日) 20:43:33
後ろから近付いてきた女子生徒・新山智乃は貴史のスマホをすっと取り上げた。
「なっ、新山!返せって!!」
「へぇ~AVとかこれやばっwいっつもこんなん見てんの??」
「健全な男子はこーゆーの見るんだよ!」
「それはアンタらの話でしょw」
すると里帆が智乃の近くにやってくる。智乃はこれみよがしに貴史のスマホの画像を見せつけた。
「え」
(やべえ!飯田に見られてる!!)
「あっ…」
「おい!もういいから返せって!!」
貴史はスマホを智乃から奪い返す。しっしっあっち行けと手を振ると里帆と智乃はお手洗いへと向かった。
(あ~あ…飯田に幻滅されたらどうしよ)
放課後。担任教師に呼び出された智乃と貴史は手伝いを任され職員室へと向かっていった。高成は里帆と共に二人を廊下で荷物を持って待っていた。
(やべ…飯田と二人っきりじゃん)
そんな中里帆が話しかけてきた。
「ね、山岸くんって夏休みどこか行くの?」
- 26妄想副題・青の季節22/06/05(日) 21:00:52
「えっ…ああ、予備校かな」
「予備校行くの?!実は…私も親から行けって言われてて…どこ行くの?」
「ああ…ここにしようかなって…」
高成はスマホで検索し、予備校の画面を見せる
「へぇ…山岸くんすごいね。」
「そっそれほどでも無いよ…」
高成は慌てて否定すると智乃と貴史が戻ってきた。その後高成は貴史と二人で下校すると貴史はあるものがうちにもう届いてる頃合いだと語り始めた。
「何が届くの?」
「へへっオナホだよ。こーせーも使ってみる?」
「はっはあ?!!なんでそんなもん」
「ちょっと待ちな!」
高成が動揺していると後ろから智乃と里帆がやってきた。
「それ見せてよ。ああ、見せなきゃ吉野が好きな竹内先輩にこの事バラすから。先輩ドン引きするだろうな~w」
「ぐむむむ…」
「里帆も来るでしょ?」
智乃は当然という顔で里帆も誘う。里帆は一瞬うーん…と迷いを見せたが門限があるので遅くまでは居れないとの条件で一緒についていく事になった。
(飯田も来るのか…というか飯田はこういうの嫌いだと思ってたんだが…)
(いや、飯田は俺にとっての天使なんだ。ぜってー変な事にはならないはずっ…!)
- 27妄想副題・青の季節22/06/05(日) 21:30:12
- 28妄想副題・青の季節22/06/05(日) 21:37:06
(ど、どうすれば…)
「ほら、使ってみてよ」
高成はどうしたものかと慌てるが智乃はお構いないしに貴史へオナホを使うよう要求した。里帆もまじまじとその様子を見ている。
「でもこーゆーのはおかずがねえと…」
「はあ。しょーがーないなー」
言い終わるやいなや智乃は貴史の目の前でパンツを脱いでスカートをたくしあげた。貴史は顔を赤く染めながらおそるおそるオナホを使い始めた。
(どうすんだおれ…)
今日はここまでとなります
- 29二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 08:32:34
すごい…楽しみだ
- 30二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 12:14:49
- 31二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 15:07:48
リメイク版ベースのオリジナル。
茜谷元彼は茜谷を犯し別れた後、当時のシチュエーションに異常な興奮を得て金で美人局のグループを組織する。男を釣るのに茜谷の写真も使いなりすましにも利用した。
美人局には頭の弱い芹沢が餌食となり、芹沢は金銭の負担が出来ず藤野のグループを紹介し手打ちにしてもらう。
藤野を利用し組織の拡大、強化を狙う元彼だったが、藤野の財力と人脈により自身の行為を盗撮される失態を経て実質舎弟に成り下がってしまう。
藤野は飯田によく似た茜谷を捕まえ言葉巧みに籠絡し、拘束した元彼の前で飯田、茜谷3Pを繰り広げ元彼は新たな目覚めを感じるのであった。
山岸はそんな事実を知らないまま、脳天気に「飯田(茜谷さん)大丈夫?」と暮らしているのであった。 - 32妄想副題・青の季節22/06/06(月) 17:27:54
続きですー
貴史は顔を赤く染めながらオナホを使うと智乃の顔も赤く染まり始めた。そんな二人を後ろで高成と里帆は見ていた。高成はこんな状況おかしいような気がすると戸惑っていたが、体が金縛りにあったかのように動かないでいた。
すると里帆のスマホが鳴った。着信は母親からだった。
「で、出た方が…いいような…」
高成はそう里帆に話しかけると里帆は一瞬画面を見ながらうっとおしそうな表情を見せ、何事も無かったかのように電話を切った。
(切っていいのか!?)
その間に貴史は達していた。ティッシュを取りに立ち上がろうとすると智乃は口で周辺を綺麗になめとった。そのどこか蠱惑的な表情を見た貴史はごくりとつばを飲む。新山はベッドに貴史を誘う。それにつられて貴史は新山を押し倒すような恰好をした。
「初めてだから優しくね…」
ごくんと頷く貴史。二人は高成と智乃の眼前で交わり始めた。
(うそだろ…)
そんな言葉とは裏腹に高成のものも反応し始めていた。そんな高成の様子を見て里帆は高成の元へ歩み寄った次の瞬間の事だ。
(え、)
里帆は高成にキスをした。
- 33妄想副題・青の季節22/06/06(月) 21:20:43
「!!」
里帆のいきなりのキスに高成は頭が真っ白になる。その間にも智乃と貴史は激しく交わりあっていた。舌が入って来る感覚に思わず背筋がぞくりと震えるのを高成は自覚した。すると貴史と智乃が立ち上がりお前らも来いというようにベッドへと誘う。貴史が里帆を、智乃が高成を受け止めるような体制へと持ち込んだ。
貴史はそのまま里帆の身体を触った。それを見た高成は思わず頭になかった筈の言葉を挙げた。
「お、おれ飯田としたい!!」
その絶叫とも言える言葉に貴史と里帆と智乃は一斉に高成の顔に目線を向ける。一瞬の間を置いて最初に話し出したのは意外にも智乃だった。
「じゃ交代。ほら吉野はこっち。」
「お、おう」
「や、山岸くん…」
智乃は貴史を床に押し倒しその上から騎乗する形で絡みを続行する。それを見て高成は里帆をベッドに押し倒し体を触りながらキスをする。すると里帆が高成の腕を掴み「そこ」へと誘導した。
(指を入れて欲しいって事か…?)
- 34二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 08:09:08
あげ
- 35二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 12:15:52
リメイク版はまだ新山と山岸がやる場面は出てきてないんだっけか
茜谷塚原山岸の3Pも見てみたいけど茜谷新山山岸の3Pも見てみたい - 36茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/07(火) 15:02:55
- 37二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 21:07:50
- 38妄想副題・青の季節22/06/07(火) 21:13:38
- 39妄想副題・青の季節22/06/07(火) 21:18:00
何度も体位を変えて高成と里帆は絡み合う。二人の吐息と里帆の綺麗な黒髪は完全に乱れた。顔を赤く染めながら何度も何度も激しく体を求めあうが高成の心中は二つに分裂していた。一つは喜び。もう一つは罪悪感である。
(いいのか…いいのだろうか…?いやいいんだこれで…)
二人は何度も達しやがてベッドに横になった。智乃と貴史も床で倒れていた。
「いやあ…すごかったな…」
「うん…すごかった…」
すると貴史は驚愕の提案をしてきた。
「じゃあ次は俺が飯田とやってもいい?」
「え」
里帆の返事は即決だった。
「次は吉野くんだね。いいよ。」
(…は?)
- 40妄想副題・青の季節22/06/07(火) 21:25:39
里帆と貴史はそのままベッドの上で何事もなかったかのように絡み合う。それを山岸は唖然とした表情で見ていた。そこに智乃がやってきてすっと避妊具を付け替えたのち山岸に騎乗した。
「あ、あの…」
「まあ…順番って事で」
高成は里帆の方を見る。
「やっべ、飯田の気持ちいいじゃん…」
(うそだろ…誰でもいいのかよ…)
自身の想い人は「誰とでもやれる」その事実に高成は打ち震えていた…
ーーーーー
夕方。貴史の母親が帰ってきた事により4人は解散した。帰り道智乃はいててと痛がる素振りを見せる。里帆は特に何も言葉を発しようとはしなかった。高成は思い切って里帆に声をかける
「あの…大丈夫?」
「?なにが?」
「そ、その…今日やった事とか…」
「ああ、大丈夫。全然平気平気。」
里帆はいつも通り笑みを浮かべながらじゃ、またと自宅へ向かって歩き出す。そんな里帆の後ろ姿を高成はずっと見ていたのだった。
今日はここまでとなります - 41茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/07(火) 22:55:12
- 42二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 08:03:37
- 43茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/08(水) 10:01:20
- 44二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 12:03:50
- 45二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 20:30:52
あげ
- 46妄想副題・青の季節22/06/08(水) 20:56:42
「なあ、昨日は楽しかったな」
次の日学校へ行くと貴史は昨日の事を振り返りながら高成に話しかけてきた。それと共に高成の頭の中には昨日の里帆の姿が鮮やかによみがえる。
自分とも貴史とも同じように快楽に歪む姿。あいつは誰とでもいいのか。言葉を出せないでいると貴史が高成の目の前で手を振りながら声をかける。
「おーーい、おいこーせー?」
「…ああ、何?」
「で、今日さー」
「アンタその話ここでするー?もうちょいデリカシーというものをねぇ…」
後ろから智乃と里帆がやってきた。里帆は高成におはよう。といつも通りにこにこしながら挨拶をしてきた。
「お、おはよう…」
「あ、そうだ。ライン交換しとく?」
貴史の勧めで高成は里帆と智乃とラインを交換した。交換した直後里帆は高成のラインに挨拶のメッセージを送ってきた。
「山岸くん。よろしくお願いします!」
(うん。いつもの飯田だ…) - 47二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 20:58:01
とりあえずハゲの存在は消すよ
- 48妄想副題・青の季節22/06/08(水) 21:09:00
放課後。貴史は3人を誘いまた家に来ないか?と尋ねる。行くべきかと迷う暇もなく高成も同伴する事となった。貴史の家に到着後、貴史はある提案をした。
「なあ、今日はじゃんけんで組み分けしないか?」
すると智乃はきっぱりと反対する。
「反対。とりま吉野はうちとしよ。」
「へ?新山どうしたんだよ…もしかしておれの事す」
「は?なんか文句ある訳?」
「いやいやいやそんな滅相も無い…」
「じゃ、決まり。山岸は里帆とやりな。」
「う、うん…」
智乃は高成と里帆に向かって親指を立てた。各々昨日と同じように行為を進めていく。高成は里帆を抱きながら彼女へ対するイメージと相反する行動を取っている事への罪悪感と、もっと里帆を抱きたいという快楽のはざまで揺らいでいく。ベッドで里帆が喘ぐたびにその二つの感情は胸の奥で激しくぶつかり合っていた。そんな中里帆は昨日と同じように高成を快楽を求めてくる。
「山岸、くん…もっと…!」
(いいのか…いいのか…?)
そんな高成の表情を智乃の瞳はしっかりと捉えていた。
「…ばーか。」
「…どうした?」
「ううん。何でもない。忘れて。」
ーーーーー
この日から4人は毎日のように貴史の家や情報処理室、体育館倉庫で何度も何度も絡み合う事となった。智乃は貴史の相手を毎日のように立候補しつとめていった。高成は二つの感情に攻め揺らぎながら何度も里帆を抱く日々が続いていた。
(飯田って…こんな…ビッチだったのか…?)
- 49茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/09(木) 06:56:12
青の季節!
飯田がすごい! - 50二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 08:07:57
飯田のビッチ度がすごい
- 51二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 11:59:52
- 52茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/09(木) 17:06:47
- 53二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:00:34
- 54二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 08:02:41
あげ
- 55二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 15:55:14
hosyu
- 56妄想副題・青の季節22/06/10(金) 17:33:01
「今日はパス。用事できたから。」
「おれも無理…親戚の人亡くなって今日これからお通夜行かないとだから」
珍しくその日は貴史と智乃は急用によりパスをした。そのまま4人は解散し帰路に就く。その途中高成は予備校に備えて本屋へ立ち寄る事にした。
「うーん…どれがいいかな」
「あ!山岸くん!!」
振り返るとそこには里帆がいた。嬉しそうに微笑む姿を見て高成の鼓動が早くなる。
「なんか買うの?」
「よ、予備校行くからさ、色々見ておこうと思って…」
「ふーん…」
里帆は棚をきょろきょろと見ていると、とあるコーナーに目が留まったようだ。
「…富山?なんか興味あるの?」
「うーん…地理の勉強的な。苦手なんだよね…」
里帆が高い棚から観光ブックを取ろうとすると手から本が滑り落ちた。
「あ、やば!」
その瞬間。赤いセーラー服を着た一人の女子高生がすんでのところでキャッチする。高成と里帆がぽかんとした顔で彼女を見ているとセーフと言いながら本を里帆に渡した。
「大丈夫?」
「あ、ありがとうございます…」
女子高生は会釈をするとそのまま立ち去って行った。高成は彼女の顔を一瞬見ただけであったがそのあまりにも里帆と似た容姿に思わず衝撃を受けていた。勿論衝撃を受けたのは里帆も同じだった。
「…今の人、飯田の姉妹?それとも親戚?」
「ううん、知らない人だった…」
- 57二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:29:47
茜谷!
- 58茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/10(金) 20:30:14
続編やったー!まさかのあのキャラが?
なんか、また掲示板落ちてたので念の為! - 59妄想副題・青の季節22/06/10(金) 20:57:15
高成と里帆はお目当ての本を購入し書店から出て家路を急ぐ。
「びっくりしたね。あの人私とそっくりだった。」
「おれもびっくりした…」
こうして会話する分はごく普通の、高成が以前から感じていた里帆のイメージと合致している。しかしセッ クスの時だけは箍が外れたかのように高成が思い描く里帆のイメージとは別人である事を、高成はこれまで何度も彼女を抱いてきた事で彼女を犯す罪悪感と共に痛く感じるようになっていた。
「あのさ…聞きたい事があるんだけど」
「なに?」
「その…飯田ってさ、好きな人とえっちしたいとか…思わないの?極論さ、やれれば誰でもいいの?」
「うーん…」
高成は思い切って里帆にそう尋ねる。すると里帆はこう答えた。
「…ごめん、わかんないや。」
そう答えた里帆の顔はいつも通り笑顔だった。
そうして二人はそれぞれの家に帰宅した。高成は風呂につかり鼻まで潜りながら何度もその言葉を脳裏に繰り返していた。
(わかんないって…どうゆう事?)
(飯田の考えてる事が分からない…)
- 60茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/11(土) 01:00:17
- 61二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:20:40
- 62二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:40:52
とりあえずNTRというかBSS要素は全て排除するかな。
その上で歯止めが効かなくなっていく感じにしたい。 - 63二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 10:04:48
- 64二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 10:09:00
- 65二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 10:23:18
- 66二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 11:18:49
ここで癒されよう…
- 67茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/11(土) 11:49:41
- 68二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 11:58:19
- 69妄想副題・青の季節22/06/11(土) 12:26:14
とりあえずリメイク版本編がお通夜ムードになってると聞いたので戦々恐々としてます
続き
「とりあえず今日も体育館の倉庫でいい?」
貴史はいつも通りに3人を誘うと新山があれ?と口走る。
「あんたの家は?」
「あー…実はな…」
貴史が説明するには初めて3人を家へと招いた日の事。3人が帰宅した後貴史は部屋を確認すると、ベッドに血がべっとりとついていたのだという。その時は鼻血と説明したが母親からは病院いかないのかと言われたりと対応に四苦八苦したのだと貴史は説明した。
「そういう事なんで…すまん。」
「はいはい。分かった。」
智乃がそう言い終えると彼女のスマホが鳴る。
「やっぱごめん。今日行けなくなった。」
「まじかー…じゃあ3人だな」
(やっぱ飯田は…貴史ともやるんだろうな…)
胸の奥にちりちりとした何かを抱えたまま高成は貴史に指定された場所に来た。
(いくら考えたっても…わかんないなら答えなんて出ないよな…)
- 70妄想副題・青の季節22/06/11(土) 12:40:06
そこには里帆と貴史も来ていた。里帆は高成の手を取りいつも通りふふっと笑う。貴史が扉を開けると里帆は真っ先に入っていった。
「じゃあ…おれはこっちするからこーせーはこっちな」
貴史は里帆の脚を広げパンツを脱がしそこを舐め始めた。高成は里帆を後ろから抱きしめる感じで胸を揉んだりキスしたりする。里帆が快楽に歪む顔を見て「快楽を自身に与えてくれたら極論誰でもいい」という事実を改めて突き付けられる。
そのまま貴史は避妊具をつけて里帆の中に挿入した。高成と貴史は里帆をサンドイッチにしたような構図で互いに攻めてゆく。すると里帆は驚きの提案をした。
「ねえ、二人ともキスしてみてよ」
「「え“」」
「二人がキスしてるとこ見てみたい」
貴史と高成の二人は里帆に言われるがままにキスをした。二人の心臓は跳ね上がる寸前にまで大きく脈を打つ。里帆はその様子を見て更に快楽に顔を歪ませる。
「ふふっ…すっごい…こういうのもあるんだぁ…一回見てみたかったんだよね…男の子同士がキスするところ。」
(飯田…ビッチすぎる…)
「はぁ…はぁ…」
そのまま3人は何度も何度も絡み合った。そして里帆はじゃあね。と言って何事もなかったかのように帰路に就く。その様子を高成と貴史は後ろから見送っていた。一つ二つ間を置いて貴史は呟く。
「なんか…その、飯田ってさぁ」
「うん?」
「変じゃね?」
- 71茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/11(土) 12:48:36
- 72妄想副題・青の季節22/06/11(土) 12:48:48
(あの鈍感貴史が言うんだから…そうなのかもしれない…)
(誰とでもいいというか、箍が外れてるというか、何か吹っ飛んでる感じはしたようなしてないような…)
(いや、気のせいか)
家へ着いた高成はベッドで悶々としていた。すると智乃からラインが届く。
「来週夏祭りあるんだけど行かない?」
高成は行くとラインを送った。スマホを閉じ布団をかぶる。
(あの時のわかんないといい、飯田の事ますますわかんなくなってきた…)
夏祭り。里帆と智乃は浴衣を着ていた。里帆は高成に近づき見上げながらこう尋ねる。
「山岸くん。似合ってる?」
「に、似合ってる!」
「嬉しい~」
(こうして話すには普通なんだけど…)
(やっぱ考えるのはやめよう。るつぼにはまるだけだ。)
こうして4人は屋台をめぐる。金魚すくいが上手くできない里帆を高成が手伝ったり、智乃がりんご飴を3人におごったり、貴史が射的に夢中になったりと楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
貴史は智乃の若干着崩れてきた浴衣を見てこう問いかけたのだった。
「なあ…ちょっといいか?」
- 73二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 12:51:35
- 74茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/11(土) 13:00:53
- 75妄想副題・青の季節22/06/11(土) 13:06:46
貴史は山奥にある小さな神社へ3人を誘導し、智乃の胸を揉み事を始めようとする。
「なんで、いきなり…」
「おれもう来週から復帰だから…そうなると時間取れねえし」
二人を見た里帆は高成の胸元に近づき高成にキスをする。その瞬間向こうからがさがさと物音が近づいてきた。
「ここか?お前が言ってた心霊スポットってやつ…」
「ああここなんだけど…おい!お前らひょっとしてうちの高校の二年か?」
「…藤野先輩。お疲れ様です。」
「こんばんは。智乃ちゃん。奇遇だねえ。」
やってきた二人の男子は三年生の藤野先輩と芹沢先輩だった。智乃は藤野先輩に挨拶をすると彼も返す。芹沢先輩はきょろきょろ4人を見渡すと里帆に目を向けた。
「ねえ、良かったらおれと一緒に来ない?おれこの子タイプだわ!」
「えっ…」
(おいおい…!うそだろ…?)
困った表情を浮かべる里帆に智乃と藤野先輩は判断は里帆に任せた方が良いという趣旨の発言をする。芹沢先輩はそれを聞かず里帆の腕を掴み連れていこうとしたのだった。里帆の表情を見た高成はとっさの行動に出た。
「この子…困ってますよ。」
「ああ?おれは先輩だぞ。生意気ゆうな後輩の癖に!」
芹沢先輩は高成の胸倉をつかんだ。藤野先輩と智乃は静止する。
「ちょっ…それ以上は警察沙汰に!!」
その「警察沙汰」という言葉を聞いた里帆は稲妻が走ったかの如く背中をびくりと大きくはねさせる。すると芹沢先輩と高成の間に割って入ってこう話した。
「山岸くん!…大丈夫?」
「おれは…大丈夫」
「良かった…ありがとう」
「先輩…一緒に行きましょう。」
「へ?」
里帆は芹沢先輩にそう答えた。貴史も智乃も藤野先輩も口を開けている。智乃はそれでいいの?と聞くと里帆はうん…と頷いた。
「ほんとにいいのか?飯田…」
「山岸くん…私は…嫌じゃないよ?」
- 76妄想副題・青の季節22/06/11(土) 13:15:03
そう答えた里帆は静かに歩き出した。芹沢先輩も藤野先輩も智乃も何も話さず静かに歩き出す。里帆の肩と背中は小刻みに震えていたのが高成の目からも確認できた。
(嫌じゃないって言ってたくせにめっちゃ震えてんじゃん…なのに…)
(強がる意味が理解できない…)
「こーせー…大丈夫か?先輩相手に…」
「うん、大丈夫。」
「あいつら行っちゃったな」
「…」
里帆の事が分からない。理解できない。意味が分からない。何を考えているのか読めない。
その後4人は徐々に疎遠となっていった。そして予備校が始まる日。高成は電車に乗り目的地へと向かう。どこか重い足取りの中部屋へ入るとそこである人物を発見したのだった。
(あの赤いセーラー服の子、本屋で見かけた子…?)
講師が部屋に入り生徒は各々自己紹介をしていく。
「や、山岸高成です…よろしくお願いします。」
自己紹介を済ませると皆から拍手される。その中には本屋で出会った赤いセーラー服の女子高生も勿論いた。
(やっぱこういうの緊張するなあ~)
そして授業が終わり休み時間。高成の元に「彼女」がやってきた。
「山岸くんだっけ?もしかして久しぶりかな?」
- 77妄想副題・青の季節22/06/11(土) 13:16:08
- 78二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 13:35:06
二次創作してた身としては
どんな意味合いであれ「本家より良い」ほどどう受け止めればいいか解らなくなる感想も無い - 79二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 14:05:06
物語を描く作者の「テーマ」に共感した人が高く評価すると思っているので、創造者である書き手の人はそれを受け止めるだけで良いと思う。
沢山本を読んでいると、原作者さんの言う様に「正しさと愚かさ」を読者に伝えられる(考えさせる)書き手が普遍的な存在になり得ると思う。
神話や伝説、御伽噺の原典、古典に至るまで後世に残る傑作はどちらかというと悲劇的、わずかな光、救いしか無い。全てに共通してるのは、苦境においても自身でモノの見方を変えられるという事。
現代に伝わる代表的な昔話は、時代を経て原典から大きく改変され概ねマイルドになっている。これも今言うところの2次3次創作で「正しさ」の価値観さえも変化していることも表している。
よってより普遍的なのは「愚かさ」という事でこれを追求するのもまた道理で仕方のない事かもしれない。 - 80二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 14:17:25
本スレで書くことじゃないけど、女性原作者が自由の象徴(願望?)として描いた貴史ハゲと男性作者が描いた理想の女の子、茜谷の扱いや印象がまるで違うのも原作飯田が謎の主婦層に人気なのも凄く面白い。
- 81二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 14:38:54
山岸も吉野も登場しないでただ飯田と新山が落ちていくだけの作品だったら実用性の面では完璧だったといつも思う。
- 82茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/11(土) 15:31:33
青の季節…
その、山岸と吉野をKISSさせたとかそっちの飯田はすごいなぁとw - 83二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 15:39:08
- 84妄想副題・青の季節22/06/11(土) 15:58:22
「あ、えーと…」
「茜谷優里です。ほら。本屋さんで落ちてくる本拾った…」
「ああ!あの!!あの時はどうも…」
「いえいえ!どういたしましてー」
高成と優里はお互い挨拶を交わす。すると優里は高成の食べてる焼きそばパンに目が留まったのかいきなり焼きそばパンについて解説を始めた。
「で、あのコンビニの焼きそばパンは…?」
「…好きなの?良かったら端っこちょっと分けようか?」
「ん、だいじょぶ。」
「そっか」
「茜谷みっけー!」
優里の後ろから男子高生がやってきて優里を羽交い絞めにする。
「おまえさっきおれのぶどうジュースとゼリー食ったろ」
「だって興味ないって言ったじゃんか!」
「いや嫌いとは言ってないし…あ、えーと、山岸くんだっけ?」
「あ、はい。…永瀬雄也さんだっけ?」
「合ってる合ってる!これからよろしくねー!」
「おーーいーーはーなーせぇー!!」
雄也はそう言うと優里の背中を押しながら外へ出ていった。一連の嵐のような流れに高成はなんだったんだ?と感じつつ昼食を再び取り始めたのだった。
そして高成は昼食を食べ終わると午後の授業に備え準備を済ませ、トイレへ向かった。用を足そうと便器に向かった瞬間、個室からは喘ぎ声が微かに聞こえてきた。
「あぅ…やばっ…」
「つ…らの…きもちいい…」
(…ちょっ誰だよ!!こんなとこでっ!!)
高成は一度は聞こえないふりをするも、ぱちゅぱちゅという音と喘ぎ声がトイレ内で高成の思った以上に響いてくる。それと同時に高成があの夏祭り後忘れようと心掛けてきた里帆とした行為が脳内で走馬燈のように鮮やかによみがえってくる
(うっ…反応してきた…)
(くっそ…)
用を足してトイレから出た高成は忘れようと頭を振りながら足早に教室へと向かっていったのであった。
- 85妄想副題・青の季節22/06/11(土) 16:25:01
夕方。講師は午前中に行ったテストの結果を生徒たちに返却した。高成の点数は想定していた以上に伸び悩んでいた。
(うーん…点伸びてないな…)
(高2だから大丈夫というか、慢心てやつかも?)
「なあ山岸くん、これから空いてる?」
「?永瀬さん…?」
「おれらと一緒に図書館で勉強会する?」
「いいんですか?」
「いいよいいよ!ぜひぜひ!!」
(よし、せっかくだし教えてもらうか!)
雄也の誘いを受け高成はチャンスと捉え勉強会に参加する事にした。放課後高成ら男子生徒5人は雄也と共に図書館へ向かう。
-しかし図書館は運悪く臨時休館となっていた。
「まじかー…」
「どうすっか?」
「永瀬の家は?」
「いいけど…狭くね?」
「大丈夫だよ」
一行は目的地を雄也の自宅へと変更した。おじゃましまーすと雄也の自宅へと入り、彼の自室につくと教科書やノートを出しワイワイと勉強会が始まった。高成も質問やアドバイスを送り真面目に取り組む。この明るい雰囲気に高成はやっぱり男子といると気が楽だと癒されていたのだった。
時は過ぎ夕方。雄也と高成を除き他のメンバーはそれぞれ自宅へと帰って行った。しばらく二人で勉強をしていると部屋にノックする音が聞こえてきた。
「どうぞー」
「失礼しまーす…あ、山岸くん!おつかれー!」
「入るねー」
雄也の部屋にやってきたのは優里ともう一人の女子生徒だった。
「えっと…茜谷さんと…」
「塚原日向ですー。君が山岸高成くんだよね?呼び方ひなたでも塚でも何でもいいよー」
「塚原さん…よろしく。」
「よろしくーじゃ、ここ座るね」
「じゃあ…私もここ座るね」
優里と日向も勉強する準備を始めた。雄也と日向曰く優里はクラス内でも1.2を争う優等生で、よく勉強を教えてもらっているのだと話す。そんな優里を見て高成は試しに数学の分からない部分を質問するとわかりやすい答えが返ってくる。
- 86妄想副題・青の季節22/06/11(土) 16:28:34
「ここをこうしてこうすると…ほらね?」
「すっすご…!ありがと、助かった…!」
「いえいえ!」
「あかねちーん次はこれお願い!」
「はいはいどれどれ…」
優里は課題をこなしながら三人へアドバイスを送っていく。その姿は里帆とそっくりながらも里帆とは真逆のアグレッシブさに満ちていた。本屋では里帆を助け、今はこうして高成を助けている。その姿に高成は彼女に尊敬しつつあった。
(すごいなあ…光り輝いてる。1軍てやつだからか?)
それから30分ほど経過した。優里はお手洗いはどこかと雄也に尋ねた。優里は雄也から行き方を教えてもらい、部屋から出た瞬間タンスの角に足の指を強打しその反動で赤と白の何かがタンスから落下する。
「い“っっだあああああああ!!!!!…あれ、永瀬ごめん何か落とした…壊れてないといいけど」
「げっそれは!」
「あっそれ!!永瀬持ってんの?」
その赤と白の何かに日向は尋常では無い食いつきを見せる。
「えっ塚知ってるの?」
「これはね、男子が「オナる」やつ。…だよね永瀬?」
「お、オナ…?!!」
日向はにやにやしながら雄也に聞いた。雄也は赤面しながらゆっくりと頷く。
「ね、使ってみてよ…」
- 87二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 17:17:12
あげ
- 88茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/11(土) 19:08:52
- 89二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 19:47:41
作者様も言葉ないようですし、無理ないかと。
避難されると事前に言われてましたし、お大事に。 - 90茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/11(土) 20:03:39
- 91妄想副題・青の季節22/06/11(土) 20:20:55
- 92二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 20:31:14
妄想・もしもあのライブの日、ラブホテルに泊まったのが山岸と塚原だったら。
「はあ~セトリやばすぎて悪魔だった…」
「やばすぎ…」
ライブが終わり茜谷優里・山岸高成・塚原日向はそれぞれ会場から出て家路を急ぐ。
「あかねちんはお姉さんが来るんだっけ?」
「うん。あ、ライン来てる。もう付くって。塚はお母さん来るの?」
「そうだよー山岸くんは?」
「電車かな」
会場を出て駐車場に向かうと優里の姉が母親を連れて手を振っている姿が確認できた。じゃあまたー!と優里は二人の元へ走って行った。植え込みに高成と日向は座る。
「ママまだかなー…よかったら一緒に乗る?」
「えっいいの?」
「おんなじ予備校のよしみじゃーん♡それくらいよきに決まってるでしょ?」
「ありがとう!じゃあお言葉に甘えようかな」
「へへ~ん」
日向はにやにやしながら高成の脇腹をつつく。はは…と高成は笑っていると気づけば人の数はまばらになっていた。
「あれま、来ないね。」
すると日向のスマホに電話が鳴る。
「ママ―!どうしたの?!え、うそっ大丈夫?!!」 - 93茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/11(土) 20:37:31
- 94二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 21:00:17
優しいお言葉ありがとうございますm(__)m
- 95二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 21:17:37
はたして山岸は塚原とするのか
- 96二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 21:44:05
- 97茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/11(土) 21:51:17
ありがとうございます。
フツー、掲示板て揉めることも多いと思いますが、皆様方は各々の考察、予想を尊重して頂いてくれて、本当にありがたいです。
とりあえず、茜谷ちゃんでハマった作品でしたので、彼女が最悪の展開でこうなってしまっては気持ち的にどうしても上がりません。
もし、また登場機会があったら気持ちも変わるかもしれませんが、とりあえずはひっそりとしたいと思います。
- 98二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 02:30:51
なぜか塚山のカラミは想像できない
- 99二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 08:46:58
塚原ハゲも見てみたい
- 100二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 09:41:11
とりあえず見たいやつ
・塚原とハゲ
・山岸と新山
・モブと塚原(又はハゲ) - 101二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 12:25:04
あげ
- 102二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 12:44:27
妄想・もしもあのライブの日、ラブホテルに泊まったのが山岸と塚原だったら。続き2
「ママ?!!大丈夫なの?!!事故って…!!」
「うん、うん…分かった…また電話するね…!」
日向は動揺した状態でスマホを切った。高成は不安そうに彼女の顔を見つめる。
「ごめん…ママ事故に巻き込まれて…」
「大丈夫なの?」
「救急車で運ばれたっぽい…パパもお酒飲んでるから運転できないし…」
「っ…!じゃあ、駅へ急がないと!!」
二人は走って最寄りの駅へ向かうも終電は発車した後だった。駅の近くに止まっているタクシーを探すもそれらしき車は見当たらない。二人はがっくりと肩を落とす。
「どうする…?」
「うーん…あ、でも…あかねちんに絶対怒られるじゃん…やっぱやめとこか…」
「どうしたの?」
「山岸くんが良かったらだけど…ホテル…泊まる?」
- 103二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:12:51
あげー
- 104二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 20:56:24
妄想・もしもあのライブの日、ラブホテルに泊まったのが山岸と塚原だったら。続き3
「え、ホテル…?」
「うん。ただね、この周辺にあるのはラブホテル。その内徒歩で入れそうなところは一つしかなかったと思う。他はガレージとセットになってて車で乗り入れするタイプのホテルだったかな…」
「ラブホテル…」
「山岸くんってあかねちんと仲良いじゃん?あかねちん怒りそうだし…山岸くんが良いなら私もそうするけど」
日向がそう言い終えた途端、視界が一瞬眩くなり一呼吸間を置いて周囲に轟音が響き渡る。そのすさまじさに日向と高成は耳をふさいだ。
「うっそ、ゲリラ雷雨じゃん。これやばいやつだよ…」
「山岸くん…どうする?とりあえず私はあかねちんにシバかれる覚悟は出来てるけど」
「分かった、とりあえず行こう!部屋が二つ空いてたら大丈夫だと思うし…」
二人は雷雨の中急いで目的地へと向かう。びしょびしょになりながらラブホテルにたどり着くも部屋は一つしか空いていなかった。雷雨の中では外で時間をつぶすことも出来ない。二人は覚悟を決めて唯一空いている部屋に泊まる事にしたのだった。
- 105茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/13(月) 07:07:12
ほしゅ
- 106二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 07:54:49
二人はどうなる
- 107二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 12:27:04
妄想・もしもあのライブの日、ラブホテルに泊まったのが山岸と塚原だったら。続き4
日向はカギをフロントから受け取り、高成と共に部屋へと向かう。日向のどこか慣れた様子に高成は行ったことあるのか?と問うと何度かあるとの答えが返ってきた。
「ふーん…すごいな…」
「まあ、最近は女子会とかおひとりさまサービスとか色々あるし。」
「そうなんだ」
「ついたよー」
部屋を開けるとそこはシックな色調の雰囲気だった。
「とりあえず先シャワー浴びる?ずぶぬれだし。」
「えっいいの?」
「いいよ、行ってきなって」
「ありがとう…」
日向は高成を先にシャワールームへ誘導した。高成はさっとシャワーを浴び終えると日向が下着姿でハンガーを用意して待っていた。彼女が着用している黒い下着に高成は思わず赤面する。
「?!!」
「ふふっ、やっぱ男子だねえ。はいハンガーこれね。これに服つって乾かそ」
「あ、ありがとう…助かる…」
「じゃ、私入ってくるから。覗きたくなったら覗いてもいいよ?」
「の覗かないって!!」
- 108二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 16:29:18
とりあえず茜谷勝ち確エンド妄想その1
(リメイク版本編の38話ら辺から)
・塚原と相談した茜谷はラインで「自分は山岸くんとなら山岸くん優しいしヤレるかも知れない」「山岸くんはどう思う?」と送信。
・山岸。動揺するが「自分の事を信頼してくれてるという事だろうか?」と思うようになる。
・誕生日回。自分の部屋に案内した茜谷は山岸にラインでのやり取りについてもう一度話し、山岸の答えを問う。
・「ほんとうに自分でいいの?」「勿論山岸くんが嫌なら無理する事は無いよ」たどたどしいやり取りが続く。
・茜谷の身体の震えに気づいた山岸「茜谷さんこそ無理しない方がいいんじゃないかな…」「その…やっぱりセッ クスって必要なの?やらなきゃいけない事なの?」と吐き出すように答える。
・茜谷はそこでマック回を思いだし、彼のカミングアウトとしんどさを思い出す。
・「そうだった…だよねぇ…私変な事考えてた…ごめんね」と茜谷。山岸を優しくハグして「私は山岸くんが好き。愛してるよ」と告白する - 109二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 16:46:24
茜谷勝ち確エンド妄想その2
・「茜谷さん…おれも茜谷さんの事…」「私の事好き?」「うん。」と山岸が大きく頷いた瞬間、山岸のスマホが鳴る。
・飯田の「知らない所へ行こうよ」山岸「そんな事言われても…!」「家出するの…?」動揺する山岸を茜谷は見ていた。
・「里帆ちゃんに何かあったの?」と茜谷。山岸は文化祭の事や電話でのやり取りを全て茜谷に説明する
・すべてを知った茜谷「とりあえず行こう。何かあってからでは遅いし」と二人は駅までダッシュ
・がっつり家出する気満々の飯田。「優里ちゃんも来たの…?」「だって心配だし…家出なんてはやまらないで」
・止めないで!と叫ぶ飯田に困り果てる二人。「他に頼れる友達とかいたりする?」と茜谷は飯田に聞く
・飯田無言。山岸は新山は?と聞くも無言。
・じゃあ、他に親戚とかこの辺いたりする?と聞く茜谷。そう遠くない所に叔母叔父がいると答える
・連絡取ってみたら?と山岸。飯田は叔父叔母の元へ連絡を取り、一旦そこへ向かう事になった。
- 110二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 20:29:12
茜谷勝ち確エンド妄想その3
・飯田が叔父叔母の元へと向かうために駅で見送る茜谷と山岸。茜谷はぽろっと「出来れば私達を頼ってほしかった」と漏らしてしまう。飯田はそれを聞いて「そうだった。そうだね…」とつぶやく。
・山岸。ここで「おれは飯田の事が好きだった時期がある」と告白。「だけどもっとお互いの事を早くに知っていたら…」と話すと茜谷は「やっぱりここでうだうだ言ってもしょうがない。」と先ほどの呟きを謝る
・飯田、叔父叔母と話し、母親との関係を再構築する事を二人に伝え、旅立っていった。
・飯田の姿を見て「遠くへ行きたい」部分を思いだし勇気をもらった山岸は茜谷をずっと大事にしていくと心に決め二人は帰路についた
- 111二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 20:59:23
茜谷勝ち確エンド妄想その4
・「今は勿論私の事好きだよね?」と茜谷は山岸に話しかける。山岸は「勿論」と返す
・そして後日飯田からラインが届く。しばらくは叔父叔母の元で暮らし、転校するとの事だった。
・母親とは叔父叔母を通じてなんとか関係を再構築していきたいが、母親のトラウマ含め時間は相当かかるだろうと飯田は言った。
・山岸の好きだったという言葉に対しては「私と山岸くんとでは見ているものが違った」「山岸くんの事をもっとよく知っていれば今頃私たちは付き合っていたかもね、優里ちゃんとどうか幸せになってほしい」と飯田は伝えたのだった。
・その言葉を受けて吹っ切れた山岸は茜谷をマックへデートに誘い、色々お互いの学校についてなどたわいのない話をする。
・山岸と茜谷は正式に恋人同士になった
終わり。最終的には飯田が身を引く感じにはなった
- 112茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/13(月) 21:16:30
- 113二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 21:27:06
- 114茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/13(月) 21:43:10
- 115二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 21:45:02
あと話の構成に関しては自分は思いついたものをとりあえずメモ帳とかにメモして、そこから話の順序にそって組み立てていったり…て感じですね、筆が乗ると一気に書けるときもありますがそれはかなり体力使うのでおすすめではないです
- 116茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/14(火) 07:08:18
創作万歳(保守
- 117妄想副題・青の季節22/06/14(火) 12:15:00
青の季節ですー
「はあ?いや無理だって!」
雄也が大きい声で日向の要求を拒否する。この時高成の脳裏には貴史の家に来た時の情景がはっきりと映し出されていた。
(え、また、あの時のような…?)
「そういやお前さ、予備校のトイレで3Pやってただろ。あの束縛彼氏はどうなったんだよ?」
「あっばれた?あの彼氏はとっくの昔に別れてるよ。えっち下手くそすぎたしアイツの事好きな女子いたから丁度いいやーってw」
「まじかよ…」
(あの時の声、塚原さんだったのか…ビッチじゃん)
「てか二人ともさ、真面目に勉強しなよ…塚もふざけてないでさ。」
優里が困った表情で話しかけると日向は伸びをしながらゆっくりと雄也のベッドに座る。日向の目線は雄也の反応した股間の方へと向いていた。
「私疲れたから休憩する―ベッド借りてもいい?」
「はぁ?!勝手に…」
「いいじゃんいいじゃんよ~けちーなあ…永瀬も入る?」
「なっ…」
雄也の赤面した表情を日向はじっと見つめると仕方ないという表情で雄也もベッドの中に入った。
「ふふっ永瀬かわいいじゃんw」
「…」
ベッドに入った雄也と日向を優里と高成は汗をにじませながら見つめていた。
- 118茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/14(火) 14:49:02
青の季節ー!
やはり、トイレにいたのは塚原かー。しかも3P…。
何作が挙げて頂きましたが、皆様一作ずつですかね?
これとこれはオレが書いた!って方はいますか? - 119二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 15:16:46
このレスは削除されています
- 120二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 15:17:41
このレスは削除されています
- 121二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 16:19:40
塚原ちゃんビッチなのよきよな
- 122二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 16:35:37
このレスは削除されています
- 123二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 16:36:43
- 124茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/14(火) 17:12:33
- 125茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/14(火) 17:18:22
自分も、構想練って書いていければと思ってます。
- 126二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 17:25:17
- 127茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/14(火) 17:48:28
- 128二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:43:34
保守
- 129二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:30:14
ほしゅする
- 130二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 11:27:19
考察スレから来ました よろしくお願いします
40話以降 こういう展開を望んでます(大雑把会話〜誕生日後半〜飯田編)
0.(山岸と飯田が落ち着いた場所でゆっくり話す)
1.飯田「有難うね。山岸くん。」 山岸「俺も飯田に聞きたいことがあるんだ」
2.飯田「私のお母さん、山岸くんも驚いたよね…学校はどう? 私、外に出して貰えなくてやっと今日抜け出せたよ…」 山岸「そう…だったんだ。うん、学校は…貴史と新山は元気無い…かも。」
3.飯田「迷惑かけてごめんね。山岸くんは話しようとしてくれたのに…」 山岸「俺は…力になれなくて…あの、いきなりだけど、い、飯田は…その、す、好きな人とかいないの?」
4.飯田「好き…う…ん。分からない。自分が求められるのなら一緒にいてもいい人って事なのかな。いるのかな?」 山岸「……あのさ」
5.山岸「俺、バレてたかもだけど飯田の事…好きだったんだ(あれ、自然に言葉が…どうして)」 飯田「うん。なんとなく…優里ちゃんからも…」
6.山岸「茜谷さんは何て?」 飯田「あの…エッチするのにどっちかだけに恋愛感情があったら辛い…って」
7.山岸「……(茜谷さん、まさかそんな事をあの時に…それで『したい?』って…)」
8.山岸「そ、そう。貴史の家であんな事になって…それから学校でも…」 飯田「私は嬉しかったよ」
9.山岸「え…何?どういう事?」 飯田「私は4人で楽しかった。あの時間。好意や恋愛感情じゃないのかもしれないけど…山岸くん、少し辛そうだったよね。海も…一緒に行けたら良かった」
10.山岸「そんな…(やっぱり飯田は好きとか関係なく…)もしかして飯田は初めてじゃ…?」 飯田「うん。中学の頃にね。相手は好きな人じゃなかった」
11.飯田「ほら、私、学校でも…しちゃったし…ね」 山岸「そう…だったんだ…」
12.飯田「お母さんに男の人には気をつけるよう言われてたんだけどね。だから、なんか面倒になっちゃって」 - 131二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 11:28:05
13.飯田「でも、4人で仲良くするの楽しかったし、変わらないでもっとこの時間が続けばと思ってた」
14.飯田「だから、新学期になって山岸くんが『みんな色々変わってる』って言ってたの…少し寂しかった」 山岸「……」
15.飯田「夏祭りの時、山岸くん、私をかばってくれたよね。私、自分の為に山岸くんに辛い思いして欲しく無かった、山岸くん、あの頃ずっと辛そうな顔をしてた。でも花を見る顔は……眩しかった」
16.山岸「俺全然飯田の気持ち分からなくて…最低な事してた。ごめん」 飯田「ううん。そんな事ないよ。私もごめんね」
・・・
17.山岸「俺夏期講習で別の学校の人達に会って」 飯田「優里ちゃん?」
18.山岸「そう。成り行きで勉強会になって、そこでも貴史の家みたいな事になって…」
19.山岸「茜谷さんを連れ出した」 飯田「ん?」
20.山岸「あの時みたいな事は…もう嫌で…自分でもわからないうちに」
21.山岸「その後、茜谷さんにあの時の事とか…全部じゃ無いけど…話した…ごめん」「それから色々あって…」 飯田「そうだったんだ…」
22.山岸「茜谷さんといる時、偶然新山に会って…飯田の事を聞いた」 飯田「?…藤野さんの事?」
23.山岸「街中で見かけたって。どうして…」 飯田「…ごめんなさい。はじめ智乃ちゃんと3人で会ってたのが…どうしてなんだろう。何度か会ってたよ」 - 132二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 11:28:45
24.山岸「ご…ごめん。それからたまに茜谷さんに飯田が重なって…」「違うのに…何だか自分でも良くわからないんだ(あれ、今なにかが見えたような…)」
25.飯田「優里ちゃん、明るくて優しくて良い子だよね…似てるのに全然…私とは…文化祭ではびっくりした」
26.山岸「…!!お母さんとは本当に大丈夫なの?」 飯田「うん。どうだろ、これから…でも結局出てきちゃった。山岸くんと…お話し…したくて。今日、昨日?山岸誕生日だよね。おめでとう。これ、良かったら受け取って」
27.山岸「知ってたんだ。有難う」 飯田「……うん」
・・・
28.山岸「ここに来る前、茜谷さんと一緒に居た。俺のために…でも」 飯田「……」
(回想)
29.飯田「今から行こうよ知らない場所…」 山岸「あっ…すっ(すぐには行けない…)」
30.飯田「……優里ちゃんの声?」
(回想終わり)
31.飯田「そうだったんだ。そうだよね。急にごめんね」
32.山岸「俺、自分にも茜谷さんにも嘘を吐きたく無かった。飯田の声を聞いて、それからまた茜谷さんと飯田が重なって、自分でもわからない。茜谷さんに好きって伝えられなくて…言葉が出てこなくって…気づいたら走ってた」 - 133二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 11:29:11
33.飯田「私、優里ちゃんが羨ましい」 山岸「えっ?」
34.飯田「私、優里ちゃんと少ししか話せて無いけど……人を想うって事…伝わって来たよ。優里ちゃんは山岸くんの事を大切に…心配してた…と思う」
35.飯田「私とは違うよ。私は山岸くんが辛そうにしてても、理由が分からなくて…見ていただけだったと思う…」「優里ちゃんは山岸くんの事を考えて、私に聞いてきた」
36.山岸「何を…」 飯田「山岸くんがしたそうだったから。そう優里ちゃんに話したよ。私は山岸くんに一緒について来て欲しかった…どこか遠い所に」
37.飯田「誰も自分を知らない、知らない場所、新しい自分…そこに山岸くんを連れて行こうとしたの」 山岸「それは……(茜谷さん…)」
(茜谷の快活なイメージ。最後に泣き顔で微笑む茜谷)
38.飯田「自分が良い子でいる事…嘘の私、本当の私は智乃ちゃん、吉野くん、山岸くん…みたいに……。藤野さん…にも教えてもらったよ…」山岸「飯田…待って。俺…」
39.山岸(そうか、俺は飯田の事全然見てなかった。分かってあげられなかった。これが鍵…夢の中の飯田に、自分の描いた飯田に取り込まれて…茜谷さんに救われた事も…今こうして、ここに居るのは…)「飯田…有難う」「飯田もしんどかった?」
40.飯田「!!…うん。そうかも…智乃ちゃんにも謝らないと…」 山岸「飯田、俺、始発で戻るよ。茜谷さんの所に」「頼りにしてくれたのに、ごめん。でも学校でまたいつも通りに…戻って来て」 飯田「うん…戻るよ…」
・・・
41.山岸(雨が止んだ…行こう。鍵は見つかった…茜谷さん…)
(何事も無かったかのように茜谷の元に戻る山岸、次回、茜谷回再び)
茜谷推しの皆さんへ。エロ描写はご想像におまかせします
書くのはとても難しいですね
本シーンは場所は駅前のラブホか山岸の部屋を想定
本編はもっと飯田の闇?にズキズキで堕ちていく感じなんでしょうかね - 134茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/15(水) 11:59:17
- 135二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 12:06:04
- 136二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 12:10:01
- 137茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/15(水) 12:11:54
- 138二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 12:40:29
とりあえずそこから茜谷回に続くなら
・山岸、茜谷に電話をかけて飯田と会って話をした事・文化祭であった事を全て話す。茜谷は衝撃を受けた表情で「そうだったの…?」
・「飯田と話した事で鍵が見つかった」「会えないかな?話したい事があるんだ」と山岸。茜谷は了承
・公園で山岸と茜谷再会。「急に出ていってごめん…」「それで…話って何?」
・「自分は自分で思い描いていた飯田にとらわれていた。」「彼女の本当の気持ちを分かってあげられなかった。」「そして茜谷さんの事も…」「…」
・「俺はもっと茜谷さんの事が知りたい。」「今更でごめん。」「…」
・「ばーか…今更過ぎるよ…」「でもそう言ってくれて嬉しい。私も山岸くんの事もっと知りたい」
・ハグしてキスして終了。二人は晴れて付き合う事に
・数日後。髪型を変えた飯田が再び登校してきた。クラスは盛り上がる。親戚の家で暮らしているという飯田。
・「山岸くんのおかげで楽になれた」「ありがとう」と飯田。笑顔の山岸
・放課後。茜谷が迎えに来て一緒に夕日の中下校してエンド
こんな感じかな?勝手に妄想してすみません
- 139二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 13:08:21
130〜を書いた者です
読んでいただき有り難いお言葉、有難うござます
はじめて書いたんですが、会話だけでも労力が大変なんですね
新しい要素は飯田の人物像を少しだけ、あとは経緯に沿った内容にしました
自分、読者さんが納得するような(山岸が執着する)飯田の本当の姿は
裏表が少なく真面目で優しく元気な茜谷と反対なのかもしれませんし
山岸がそんな姿を妄想しているだけなのかもしれません
ただ事実として色々経験しちゃてる存在なのでその視点でのものの見方や
描かれ方に興味深々です。山岸には理解しがたい領域なのか不安から性欲に
向かった普通の子なのか
書いて見て思ったことは、本編はまだまだ続きそう?な感じでしょうか
飯田の描写少なくとも2〜3ヶ月分くらい必要?とか、それから山岸の
方向性とか。新山、もちろん茜谷のその後はあっさりでは味気ない感じで
3〜4巻まで続いた良さがトーンダウンしてリメイク版からファンになった
読者の反応は?賛否両論どころかこれは…と素人目に思ってしまいます。
山岸は見てる方も大変だけど、最終的には良い選択をした。そういう結末が
みたいですね。
引き継ぎ、スレでものんびり考察風なことや写真上げていきますよ
つぎは川越です - 140茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/15(水) 14:20:35
エンディングは感動モノでしたね。本編も、そういう流れになってほしいなと強く思ってます。
仰る通りで、茜谷ちゃんはもちろん、新山や藤野、ハゲあたりのきちんとした描写はあってほしいところ。
それにしても、素晴らしい内容でした。
- 141二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 17:10:11
妄想・もしもあのライブの日、ラブホテルに泊まったのが山岸と塚原だったら。続き5
シャワールームから日向の鼻歌が聞えてくる。高成は自分と日向の服をハンガーでまとめて壁へ吊るとテレビをつける。テレビをつけるといきなりAVが流れ高成は慌てふためいた。
リモコンをよく見てみると「戻る」ボタンがあった。高成はそのボタンを押すと画面がAVからチャンネル選択画面へと切り替わった。
「よかった…とりあえずサッカーでも見よ」
スポーツ専門チャンネルを選択しベッドに座って観戦する。
(茜谷さん…今何してるんだろ)
高成がぼんやりとしていると日向がシャワールームから全裸で出てくる。
「ちょわっ!?」
「あっ、ごめーん忘れ物ー」
「あ、ああ…」
「あ、サッカーだ。山岸くん好きなの?」
「ま、まあね…」
- 142二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:47:44
ほしゅー
- 143茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/16(木) 01:08:49
日向が全裸
とか、めっちゃドキッとしてしまったわ… - 144二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 08:15:27
- 145茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/16(木) 12:02:37
- 146二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 12:13:18
本スレにハゲの話題出てたけどリメイク版のハゲは竹内先輩とはあんまやらなさそうなイメージあるわ
デートも水族館とかカフェとかインスタ映えの場所に行くイメージ - 147二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 16:10:07
BAD(?)END 「小さなI Saw the Light」
「山岸くん…来てくれたんだ…」
飯田里帆はそう言って山岸高成を出迎える。彼女の傍らには大きなボストンバッグが置かれていた。これだけの大荷物を運びながら家から一人でここまで来たのか…と高成は思わず息をのんだ。
里帆は高成の汗にまみれた手をそっと取って握りしめ、行こうかとつぶやいた。里帆はためらうことなく切符を買う。そんな里帆は高成の分の切符も購入し手を繋いで駅校内へと連れていく。そんな里帆に高成はただただ流されるしか無かったのだった。
「あの時山岸くんがそう言ってくれた時から…一緒に行くなら山岸くんしかいないって思って」
「…ほんとうに?」
「ほんとうだよ。共感してくれて嬉しかったもの。」
「…それが飯田のほんとうなんだ。」
二人はベンチに座りゆっくりと言葉を交わす。幸いと言うべきか高成の両親は旅行に出かけており留守だった。始発で帰れば良いか。と高成が考えていると電車が来る。
高成は里帆に引っ張られるように電車へ乗り込んだ。 - 148二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 16:27:13
二人乗りの座席に腰かけると里帆は高成に問いかける。
「さっき飯田のほんとうって言ってたけど、山岸くんのほんとうって何?」
「え…?」
「さっきも優里ちゃんの家へいたんだよね?声聞こえてきたよ…?山岸くんはなんで来てくれたのか正直よくわからなくて…」
「そ、それは…」
高成は予想だにしていなかった質問をぶつけられしどろもどろになる。
「もしかしてさ、飯田も俺と同じ事思ってたり、するの…?」
「どうゆう事?」
その言葉を聞いた里帆は思わず身を乗り出す
「俺は飯田の事何考えてるのかとかよくわからなかった…飯田ももしかして俺の事そのように思ってるのかなって…」
「…」
二人の間に一瞬の間が流れる。先に切り出したのは里帆だった。
「…うん。私もそう思ってた…」
- 149二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 16:45:24
ガタンガタンと電車は進んでいく。北陸の方へと向かうのだそうだ。
「ねえ、私達こうしてゆっくり二人っきりで話すの初めてだね…」
「そう、なのかな…?」
「もっと、こうして話すべきだったのかな、私達」
「あの夏祭りの時、山岸くんが私をかばってくれたのほんとうに嬉しかった。」
「でも…嫌じゃないよって…」
「…あれも私のほんとう。あの場を丸く収めたかった。私は昔から人にああ言われて自分が断ると怒られるのが嫌で…」
「そうだったんだ…」
「あの後門限だったからすぐに帰ったけどね」
「そっかあ…」
「…ねえ、教えてくれる?山岸くんのほんとう…」
「俺の、ほんとう…」
里帆のその質問はこれまで以上に高成の胸の奥を貫いたような、そんな問いかけだった。
- 150二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 17:17:08
高成には思いを寄せる相手が二人いた。一人は今高成の隣に座っている飯田里帆。そしてもう一人は茜谷優里という名の女子だ。先に好きになったのは里帆だったが、一度は考えのよくわからない彼女に幻滅した。そして高成が里帆に幻滅した時期に現れたのが優里だった。優里はそんな高成に親切に言葉をかけてくれた。そんな明るく親切な優里に高成は次第に心惹かれるようになる。
それは優里も同じだった。しかし里帆の近況や彼女の姿を見た時高成の心は揺らぎ始める。里帆と優里は見た目がそっくりだが性格は真反対。優里は里帆を見た事で高成の心が揺らぐのと同時に嫉妬心に苛まれるようになってしまた。
そして焦った優里は高成にキスをして強引に押し倒した。この瞬間まるで魔法が解けたかのように高成の心の中の天秤は一気に里帆へと傾き胸へつっかえたのだった。
(俺のほんとう…それは…)
(俺が思っていた飯田はほんとうの姿じゃ無かった。俺はそれを知らないで茜谷さんの元へ「逃げた」茜谷さんとのやり取りはほんとうに楽しかった。けれど…)
「飯田…」
「なに…?」
「俺は…飯田の事が好きだ。」
- 151二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 17:38:32
「山岸くん…」
「好きだ。君の事が。ようやく…伝える事が出来た。」
「山岸くん…!」
二人はハグをする。オレンジ色の夕日が窓越しに二人を灯りのように照らしていた。
「君の旅立ちを見送りたい。そしてもっと君の事を、ほんとうの、新しい君を知りたい。」
「ありがとう…私も…」
里帆は涙を浮かべながらこれまでにないほど明るい笑みを浮かべた。
電車はガタンガタンと揺れながら順調に進んでいる。
邪魔なもの、つっかえるもの…すべてを捨てたら、小さな灯りが見えた。
もう、何も怖くない。この先に明るい未来が待っていると信じて。
「山岸くん…ありがとう。私も山岸くんの事好き…」
これにて終わりですm(__)m
色々拙くてすみません
- 152二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 18:47:41
良い話です
山岸が飯田の幻想から脱却し飯田と結ばれるなら山岸にとってはベストな終わり方じゃないですかね
本編の方はどうもここに来て原作通り恋愛より下半身が勝ちそうな終わり方な予感がしてるので
有難うございます - 153茜谷ちゃん激推しオッサン22/06/16(木) 18:48:47
- 154二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 19:25:35
- 155二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 20:52:17
ほしゅ
- 156二次元好きの匿名さん22/06/17(金) 08:18:12
あげー
- 157二次元好きの匿名さん22/06/17(金) 14:55:46
保守
- 158二次元好きの匿名さん22/06/17(金) 20:32:16
妄想・もしもあのライブの日、ラブホテルに泊まったのが山岸と塚原だったら。続き6
「へ~応援してるチームとかあるの?」
「まあ、…そろそろ服着た方が」
「あっごめーん☆じゃ、また」
日向はそう言ったあと一度シャワールームへ戻りしばらくしてから寝間着姿で部屋に現れた。高成はベッドでサッカーの中継をずっと見ていた。日向はお隣失礼と高成に一言声をかけてから隣に座る。
「山岸君、ちょっといい?」
「うん?なに?」
「山岸くんて、あかねちんと仲良いじゃん?ぶっちゃけあかねちんの事どう思ってるの?」
「えっど、どうって…?」
「ほら、好きとかあるじゃん?山岸くんがあかねちんの事どう思ってるのかって事よ」
「茜谷さんの事…」
日向にど直球で質問をぶつけられた高成は思わず黙り込んでしまった
- 159二次元好きの匿名さん22/06/18(土) 08:28:19
あげー
- 160二次元好きの匿名さん22/06/18(土) 14:45:12
塚原は良いキャラだ…
- 161二次元好きの匿名さん22/06/18(土) 17:35:23
妄想・もしもあのライブの日、ラブホテルに泊まったのが山岸と塚原だったら。続き7
確かに高成にとって優里は嫌いか好きかで言えば好きであるし、魅力的な存在だった。自身が辛い時にそれに共感してくれた優しさが彼にとっては救いである事には変わらない。ただ恋愛的な感情なのかどこかぼんやりしている部分もあった。優里の顔を思いだそうとするとなぜか里帆の顔がよぎる。里帆の顔はもう見たくないはずなのにどうして?と高成は感じていた。
「山岸くん?大丈夫?」
「へっ?ああ…」
もしかしたら同じビッチである塚原に飯田の事を話せばわかってもらえるかもしれない?とふと高成の頭の中にその考えが浮かんでくる。優里に話した時のように高成は打ち明ける事にした。
「…」
日向は高成の話を真面目に聞いていた。そして高成が話し終えると一呼吸置いて日向が話し出す。
「ねえ、その子はさ、何か考えてる事とかあったりするのかな?」
「え…?」
- 162二次元好きの匿名さん22/06/18(土) 20:57:28
妄想・もしもあのライブの日、ラブホテルに泊まったのが山岸と塚原だったら。続き8
「自分語りになっちゃうけど…私はまあエッチってこんな感じかな?って思い描いてたんだけど初エッチに納得できなかった部分とかも色々あってさ、今こうなってる訳よ。」
「だから里帆って子も色々あるんじゃない?感じてる事とか考えてる事とかさ」
「色々…」
「聞いてみたらいいと思うよ?その、何か辛い事ない?しんどい事ない?とか。あかねちんがそうしてくれたみたいにさ」
「それで向こうが何か打ち明けてきたら親身になって聞いてあげて、何も言わなかったら…まあその時はその時で」
「成程…」
「まあ、何かあったら私とかあかねちん頼りな?悩み事は一人で抱えても何にもならない。誰かに相談する事で心も軽くなるし、他の人からの視点も知る事で解決の糸口も見えてくるだろうしさ。」
「…そっか。」
「同じ予備校仲間なんだから~!いや~私ってかっこよ!!」
「ははっ…塚原さんと話してたらちょっと楽になってきたかも。」
高成が笑うと日向もへへっと笑い出した。
「もうこんな時間かあ…そろそろ寝る?映画とか見てオールしてもいいけど」
「寝ようか。俺はソファで寝るから塚原さんベッドで寝なよ」
「いいの?」
「うん。」
「優しいなあ。モテる理由が分かる気がする~」
「はっ、はあ?!」
二人はそれぞれ床に就いたのだった。
- 163二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 06:19:43
塚原男前だわ…
ところで本家スレが199まで来てますが… - 164二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 09:12:51
すみませんが本家の方スレ立てお願い出来ますか?
- 165二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 13:47:01
元スレ楽しかったです
激推しさんのおかげです。またどこかでお会いしましょう
お疲れ様でした! - 166二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 14:47:41
- 167二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 16:28:25
妄想・もしもあのライブの日、ラブホテルに泊まったのが山岸と塚原だったら。続き9
次の日。起床した二人は机で朝食を囲む。そういや夕飯は何も食べておらずお腹が減っていた事を思いだしたのであった。
「寝れた?」
「私はね。山岸くんは?」
「寝れたと…思う。」
「そっか」
たわいのない会話をしながらホテルを出る準備を整える。幸いにも服は乾いており寝間着からさっと着替える。忘れ物は無いか確認をして二人はホテルを後にした。会計は二人が折半して出し、ホテルから出た後は駅に向かって歩いていく。その道中日向は母親へ電話していた。
「じゃあ、私はこのまま病院に行くね。ママそこにいるみたいだし」
「そっか。」
「じゃあ、また予備校で。あかねちんに怒られないといいけど」
「ははっ…でも色々塚原さんと話せて気が楽になった。その…ありがとう。」
「いえいえ!どーいたしましてー」
日向と高成はそれぞれ解散していった。
そして日が明けて予備校。優里は日向と高成にあの後どうしたのか尋ねると日向は悪びれもせず正直にラブホテルに泊まった。と告白する。
「はあ?!!でっ…そその…したの…?」
「残念ながら二人でサッカー見てましたのでしてませ~ん☆」
「…ほんとう?嘘ついてねーだろーなー?」
「ついてないって!!マジだって!!!信じてよ~」
(やっぱ誰かに相談する事って大事なんだな…)
(飯田とも…話すべきかもしれない)
放課後。高成はさっそく里帆の元へラインを入れた。
これにて終わりとなります
どうなんでしょうね?
代わりに立てた方が良いのか様子を見た方が良いのか…
- 168二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 21:07:22
とりあえず保守しとく
- 169二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 21:08:19
- 170二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 21:22:19
- 171二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 23:40:00
- 172二次元好きの匿名さん22/06/20(月) 08:25:17
保守
- 173二次元好きの匿名さん22/06/20(月) 16:54:13
了解ですm(__)m
- 174二次元好きの匿名さん22/06/20(月) 21:19:43
このレスは削除されています
- 175二次元好きの匿名さん22/06/20(月) 21:20:00
塚原とハゲのカラミはどんな感じか気になる
- 176二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 07:32:14
ハゲはあれで本命いるうえちゃんと射止めてるから
新山と似た感じにしかならなそう
いっそハゲをリメイク組に転校させるか - 177二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 11:32:26
同人版ハゲなら竹内先輩と付き合ってても塚原に誘われたらあっさりしそう
- 178二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 16:22:24
同人版ハゲは竹内先輩とくっつかなかった場合でもくっついたけど塚原が誘ってきた場合どっちもやりそう
リメイク版ハゲは竹内先輩とくっついてる場合は塚原とはしないかもしれない - 179妄想副題・青の季節22/06/21(火) 20:41:22
青の季節更新です
日向は雄也の手を掴んで自身のパンツの中へ誘導させる。雄也の顔がまた一層赤みを増した。
「ね、触りたい…?」
雄也がゆっくりと頷くと日向は雄也の手をパンツの中の奥までいざなう。指が奥まで入ると日向は微かに甘い吐息を吐き出した。その様子を高成は立ち尽くしたまま見ていた。横に目線を向けると優里は硬直した状態で目線を床へと落としている。日向はそんな二人に構わず行為を続けているのだった。
「はあっ…そこっ…んんっ…」
指の動きが徐々に早くなりちゅぷちゅぷと淫らな音がベッド越しから聞こえてくる。日向は雄也にキスをせがみ二人は舌を絡めながら何度もキスを交わす。
(飯田だけじゃない…皆動物みたいに盛って…セッ クスのどこがいいんだろうか…)
(茜谷さんも…そういう人間なんだろうか?)
高成が優里に手を伸ばす。すると高成は自身でも予想だにしていなかった行動に出た。なんと優里を部屋の外に連れ出したのだ。優里はそれをチャンスととらえたのか急いでお手洗いの方向へ消えていった。高成は日向の喘ぎ声が聞える廊下の壁にもたれかかった。
「ああ~…なんだろう、大変な事になってきた気がする」
- 180二次元好きの匿名さん22/06/22(水) 08:01:56
ドキドキしながら保守
- 181妄想副題・青の季節22/06/22(水) 16:22:14
お手洗いから優里が帰って来る。しかし部屋に入るのをためらっていた。どうやら荷物を取りに戻りたいようだが日向の喘ぎ声を聞いて入りにくそうにしているのだった。それを見た高成は優里に声をかける。
「…一緒に入る?」
「うん…」
二人はゆっくりと雄也の部屋に戻ると日向は雄也にまたがり激しく腰を振っていた。高成と優里が部屋に戻ってきた事に気づくと日向は驚きの言葉を発する。
「ねえっ…二人は…しないの?」
「えっ」
「ほらっ…あっ、はあっん…」
「あ…」
日向の言葉を受けて優里はまた石のように硬直してしまった。高成は自身の股間を反応させながらも優里に声をかけた。優里は日向と雄也に背を向け荷物を片付ける。
「…ごめん!」
高成は荷物を片付け終わった優里の手を取り雄也の部屋を出た。日向と雄也は一瞬行為を止めその様子をしばらく目で追っていた。
「…帰ったみたいだね…」
「…」
「続きしよっか、…永瀬のって思ったより大きいね」
日向は激しく腰を振り続ける。雄也は日向のお腹に手を添えあっという間に快楽に果てた。その様子を見た日向はまだまだお楽しみはこれからだと言わんばかりにゴムを外して雄也のものを吸い始めた。
「あっ…やばいって…また…」
「私1回だけじゃ満足できないからね?」
二人は体位を変え何度もカラミあう。その姿を例えるならばまるで淫らな少女のサキュバスに喰われた青年のようだった。
その頃。高成と優里は雄也の家を出てとぼとぼと歩いていたのだった。
- 182二次元好きの匿名さん22/06/22(水) 19:22:49
あげ
- 183二次元好きの匿名さん22/06/22(水) 20:57:24
- 184二次元好きの匿名さん22/06/23(木) 01:21:45
- 185二次元好きの匿名さん22/06/23(木) 07:40:11
戻ってきてほしいな…
- 186二次元好きの匿名さん22/06/23(木) 12:46:53
激推しさんに関わらず茜谷撃沈の回以降人が減ったような気はするな
- 187二次元好きの匿名さん22/06/23(木) 21:01:50
保守
人が戻ってきてほしい… - 188二次元好きの匿名さん22/06/24(金) 08:02:42
保守
茜谷ショックは大きかったからね… - 189二次元好きの匿名さん22/06/24(金) 12:01:52
スレチになってしまいますが
明日最新話更新なのでそろそろ本家スレのスレ立てをどなたかにお願いしてもいいでしょうか? - 190二次元好きの匿名さん22/06/24(金) 15:58:14
激推しさんの代わりに本家の新スレ立てさせて頂きました
(何かあれば消します)
※有料版ネタバレ注意 リメイク版カラミざかりを語るスレpart11|あにまん掲示板リメイク版カラミざかりの感想などを語るスレですヒロインレースの模様は茜谷優里の負け・飯田里帆の勝ち確定か…?bbs.animanch.com - 191二次元好きの匿名さん22/06/24(金) 16:21:56
- 192二次元好きの匿名さん22/06/24(金) 21:32:42
あげー
- 193二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 07:52:44
もしあの時飯田から電話がなければ茜谷と山岸は最後までやってたんだろうか
もしかしたらこのルートも最後までやってなさそうな気がしてきた - 194二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 08:01:49
寝取られ好きの俺ですら流石に飯田は引く
- 195二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 08:07:24
妄想するなら上にもあるけど茜谷勝ち確か飯田深堀とかかな
最新話そんなに飯田やばいのか… - 196妄想副題・青の季節22/06/25(土) 12:21:49
「…」
高成と優里の間に長い沈黙が流れる。太陽はもうだんだん沈みかかって二人の背中をぎらぎらと照らしていた。そこで優里がようやく重い口を開いたのだった。
「…あの、さっきはありがと。トイレ行くタイミング失ってたから助かった。」
「…いえいえ、どういたしまして。」
たどたどしいやり取りの中、優里がぼそっと呟く。
「私さ、ああいうの正直苦手でさ…」
「…塚原さん?」
「あっ塚も永瀬も全然嫌いとか嫌なやつとか思ってないよ!!勿論良い友達だと思ってる。けど…」
「けど?」
「エッチとか、ああいう下ネタは苦手かな…」
「…!」
エッチが苦手。下ネタが苦手。優里のそれは高成も予想だにしていなかった事だった。そしてそれは里帆とは完全に真逆を言っている事の証左でもある。
「そ、そうなんだ…」
高成がそう返すと優里はそれまで見せなかったむっとした表情を見せる。
「お前地球上の女全員が塚みたいにエロいとは思うなよ。苦手なんだから仕方ねーじゃねーかよ!」
「ごっごめん!!!」
「わっ!ついいつものノリで言い過ぎた…!マジでごめん、忘れて!」
優里が慌てて謝ると場の雰囲気がどこか和やかになった。
「あ、あのさ…山岸くん。」
「?」
「この近くにマックあるんだけど、もう少し勉強していかない?」
夕日に照らされた優里の笑顔は眩しかった。
- 197二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 13:10:15
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- 198妄想副題・青の季節22/06/25(土) 13:13:05
「いらっしゃいませ」
マックにたどり着くと優里は好きだというMサイズのポテトとシェイクを注文した。どうやら高成の分も先ほどの無礼をお詫びする意味も込めておごってくれるのだという。席に着くと優里は教科書を出して何かわからないとこあったりする?と高成に聞く。
「じゃあ、ここ…」
「はいはい」
丁寧な説明をする横顔はどことなく里帆にそっくりではあるが、どこか里帆とは違った、明るくまばゆいオーラが彼女の内から湧き上がるようにも見える。高成は先ほどの「下ネタが苦手」という話について深堀してみようと優里に尋ねてみた。
「その…詳しく言うと苦手と言うか怖いというかなんというか」
「そっかあ…」
「山岸くんは?どうなの?」
「えっ俺は…」
エッチと言えばそうだ、飯田里帆の事ー…彼女の事を話すべきかどうか。
「その…飯田ってさ、好きな人とえっちしたいとか…思わないの?極論さ、やれれば誰でもいいの?」
「うーん…」
「…ごめん、わかんないや。」
脳裏に里帆の言葉が浮かび上がる。
「なんか…その、飯田ってさぁ」
「うん?」
「変じゃね?」
あの時貴史が感じた違和感。彼女は一体何を考えているのか。
(嫌じゃないって言ってたくせにめっちゃ震えてんじゃん…なのに…)
(強がる意味が理解できない…)
あの夏祭りでの出来事で、どうして嫌じゃないと言ったのか。
(一体なんなんだ…?どういう事なんだ?飯田…何を考えてるんだ?)
「あのさ…ちょっと長くなるけど、いい?」
高成は優里にすべてを打ち明ける事にした。
- 199二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 16:44:18
とりあえず新スレ立てましょうかね
- 200二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 16:46:58
次スレたてました