- 1二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 19:54:21
その日の夜は、ちょっとしたお祭りだった。
「ねえねえ、短冊になんて書いたの?」
「ヒミツー!そっちこそなんて書いたのさー」
「えー!私はねぇ…」
生徒たちの賑やかな声が飛び交っている。
そんな中、自分は自分の担当ウマ娘を探して歩いていた。
『お、いたいた。おーい!』
「ん?…あ、トレーナーさん!」
そこには、自分の担当_バンブーメモリーがいた。
『今日も仕事?』
「もちろんっス。こう言う日はハメを外しすぎる人が増えるっスからね!」
その時、後ろから悲鳴じみた声が聞こえてくる。
「うわぁっ!ゴルシさん、なんですかその…何!?」
「これか?ゴルシちゃん特製、千羽鶴短冊だ!願い事も千発千中だぜ!」
「ほら言わんこっちゃない!ゴラアアアアア!ゴルシいいいいい!!!」
…こんな日まで仕事をするなんて、彼女らしい。
そう思いつつ、自分は近くに腰掛けその光景を見守っていた。 - 2二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 19:54:36
「はぁ、はぁー…逃したっスけど、どうにかあの変なのを吊るされる事態は免れたっス…」
『おつかれ。麦茶あるけど飲む?』
「おー!ありがとっス!」
彼女は水筒に入った麦茶を一気飲みする。
「ぷはっ…くぅ〜!冷たい!」
『仕事もひと段落しただろうし、短冊吊るしに行かない?』
「そうっスね、せっかくなんで吊るすっス!」
2人で短冊に願いを書き込む。
「今年は…そうっスね、”レースで勝てますように”…いや、こう言うのは自力で…」
『まあ、ある意味誓いを立てるようなものだし、書くだけかいてもいいんじゃない?』
「それならこれで!…トレーナーさんはなんて書いたんスか?」
『…恥ずかしいから言わない』
「隠し事するんスか!?まさか何か変な内容を…」
『ま、待って!決して変な内容ではないから!』
_”バンブーが今年も楽しく過ごせますように” - 3二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 19:55:58
七夕だから推しのSS書いた
みんなも書こうぜ - 4二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 20:15:35
良いねえ……🎋
- 5二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 20:57:54
- 6二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 20:58:11
- 7二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:22:27
素晴らしいぜ…
- 8二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 22:53:30