- 1二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:25:02【閲覧注意】ウタ「みんなの楽しいことしようよ!」|あにまん掲示板何でみんなステージに?あ!みんな一緒に踊りたいのね!いいよいいよ!なら一緒に……ちょっと近くないかな?あっちょっと服引っ張らないで!いやっ!ダメだよそんなことしたら‼︎やめて!えっ?何でズボンを……ヒ…bbs.animanch.com
悲劇の歌姫ルートが一番早く赤くなったの本当にあにまんらしいなぁと思いました(白目)。後途中の神絵師さん素晴らしかった…ありがとう
- 2二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:28:15
保守
- 3二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:29:01
救いはあったけどなかったですね…
- 4二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:29:49
SSを投下してるくれるという話を聞いたのじゃが…
- 5二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:29:49
- 6二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:30:22
脳は破壊されましたが素晴らしい話たちが見れてよかっ・・・あ"っ"
- 7二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:30:28
はいセコムの刑
- 8二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:31:40
200取ったのがカイドウさんなのもう名誉騎士だろ
- 9二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:33:45
そう言いながら後ろ姿しか見せてないってことはシコってるってこと?
- 10二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:36:20
お前もう父親カイドウさんに譲れ
- 11二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:38:17
悲劇の歌姫が絶望の中歌い続けるトットムジカは世界で一番美しいんですがね…
- 1218622/08/17(水) 20:38:25
- 13二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:45:37
ロジャーの感想まで赤くなってんのが酷過ぎる…
- 14二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:45:57
COME ON!
- 15二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:47:10
- 16二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:47:27
雷鳴八卦!!!
- 17二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:48:03
死ぬほど楽しみにしてるぜ!
- 1818622/08/17(水) 20:51:08
前スレ>>1の
下記の文に続く感じで書いてるんで
前スレ1の文を載せときます
何でみんなステージに?あ!みんな一緒に踊りたいのね!いいよいいよ!なら一緒に……ちょっと近くないかな?あっちょっと服引っ張らないで!いやっ!ダメだよそんなことしたら‼︎やめて!えっ?何でズボンを……ヒィッ⁉︎何で出してるの……やだ!やめて近づけないでよ⁉︎ンッ⁉︎ンンンッッ‼︎フーッ!フーッ!ッッッッ!!!!????ガハッゴボッ!!!!何これ気持ち悪い……待って!そこはやめて!いやァァァァァァ!!!!やめてよ……そんなに見ないで……ダメ!そんなところ舐めないで‼︎待ってやだやだ!!!!っっっっっ‼︎やだ怖い‼︎何これ‼︎こんなの知らない‼︎だめだめ離して漏れちゃう!!!!イッッッッ!!!!なにこれ……目の前がチカチカする……待って……やめてそれだけはやめて……!助けてルフィ……!シャンクス……!
- 1918622/08/17(水) 20:53:18
- 20二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:54:07
エッッッッッッッッッッッッッッッッ エッッッッッッッッッッッッッッッッ
- 21二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:54:49
俺は辛い…耐えられない…(エッチだ…)
- 22二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:54:55
- 23二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 20:55:23
本当このエンジョイ勢はさぁ…
- 2418622/08/17(水) 20:57:45
百合レを書けなくてスンマセン
- 25前スレ122/08/17(水) 20:58:58
自分の作品から続きを書いてくれると嬉しいものだな…ありがとうね
- 2618622/08/17(水) 21:01:48
- 27二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 21:05:35
- 28二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 21:34:42
- 29二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 21:35:58
- 30二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 21:36:51
- 31二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 21:36:59
ごめんな…
前スレ103でえっちなウタちゃん描いてゴメンな…… - 32122/08/17(水) 21:37:50
- 33二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 21:38:57
失せろ
- 34二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 21:40:22
- 35二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 21:42:18
ウタちゃん特化型でもいいんじゃないすかね…
- 36二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:04:19
体は大人、心は子供だからまぁこう言うのが似合う似合う
- 37二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:11:39
- 38二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:15:09
お前のルートもまぁノーマルルートだから…
- 39二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:21:24
ノーマル、ハッピー、バッドのバランス良かったな…
- 40二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:26:33
- 41二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:33:30
- 42二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:37:50
- 43二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:40:53
カラフルで可愛い〜!(白目)
- 44二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:41:45
きのこ(暗喩)がたくさ〜ん
- 45二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:44:46
- 46二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 22:54:53
- 47二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 23:01:41
地味にシャンクスルートだとゴードンさんもいるんだよな
- 48二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 23:06:35
- 49二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 23:19:11
これもおたくだったのか…好き…
- 50二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 06:22:14
ウタちゃんはこう言うのがよく似合うな…
- 51二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 08:22:32
誰のネズキノコかでルート分岐あるやつだこれ
- 52二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 10:32:01
ルフィルートだとどうなるんだろうな?
- 53二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 12:30:56
- 54二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 20:40:12
- 55二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 21:29:42
このレスは削除されています
- 56二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 22:29:31
いいだろ?あにまんだぜ?
- 57二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 00:53:15
- 58二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 08:52:47
廻されるウタちゃんをみて性の喜びをしる子供達か…
- 59二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 10:15:29
>>1じゃなくてスミマセン...
ピタピタと陰茎を頬に、膣に擦り付けられる。
まるで、ウタを使って自慰をしているような仕草で男たちは興奮を高めていく。
赤髪海賊団やゴードンと共に暮らしていた時には意識していなかったむせかえるような汗と雄の臭いにウタの雌は初めての発情期を迎えていた。
(ヤダ、なんで身体が勝手に...!)
子宮が疼く感覚に太ももをこすりあわせながら、ウタは腰を動かし男たちの欲望を求める。
(私変だよ...怖い...怖いのに....)
今まで感じたことのない衝動に怯えるウタだったが、それを上回る快楽への欲求に屈服したように彼女は自ら唇を開いていた。
上の口からも下の口からも涎を垂らす肉壺に、男たちの欲棒は更にそそり立つ。みんなに愛された歌姫へと欲棒が迫り、迫りーーー
轟ッ!
一陣の風が吹いた。
「俺たちの娘を泣かせたんだ...覚悟は出来てるな?」
懐かしく、そして愛おしい声。
ウタの目の前には見慣れた背中があった。
その背中は彼女の記憶にある姿よりもずっと大きくて広く見えた。
「大きくなったな、ウタ」
ずっと求めていた温もりに抱きしめられた心地よさに、ウタの意識は微睡み途絶えた。
- 60二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 10:16:48
☆
シャンクスと再会できたこと、窮地を救ってくれたことを喜び、ゴードンは誠心誠意を以てして宴を開いた。エレジアでの暮らし、歌姫としての活動を聞いては笑顔を零して、逆にウタ達が何をしていたかを問えば少し気まずそうにしながら濁しつつも冒険譚を語ってくれて。その姿は、かつてウタが共に暮らしてきたシャンクス達の姿と遜色なかった。その時間はウタにとってかけがえのないものであり、だからこそーーー
「......」
ウタはゴードンの料理を手伝うフリをして強力な睡眠薬を忍ばせていた。ネムキノコ。食べたら眠れなくなるネズキノコの天敵とも言える新種である。
ウタはそのキノコをさりげなく混ぜることでゴードンや赤髪海賊団全員を深く眠らせたのだ。
みんなのイビキが響く中、ウタはゆっくりと目的の男のもとへと足を運ぶ。
(シャンクス...)
荒い息遣いのまま、ウタは眠るシャンクスの身体に寄り添う。
ウタにとってシャンクスは憧れであり、父であり、家族である。
だからこそ大好きな音楽よりも彼と一緒にいたいと願った。
だからこそ捨てられたと思った時には何年も心を腐らせた。
だからこそ真相を知った時には罪悪感と共に愛おしさが溢れ出た。
だからこそーーー恐怖によって与えられた疼きをこの温もりで埋めたいと思ってしまった。
- 61二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 10:17:57
すりすり。すりすり。
シャンクスの逞しい胸板に、己の豊満な胸を擦り付け甘えるようにウタは彼の体温を感じていく。
(あったかい...シャンクス...♡)
ウタはかつてないほど興奮していた。
それは彼女が知らない感覚だった。
いつもより強く脈打つ心臓の音を聞きながら、ウタはそっと彼の股間に手を伸ばす。
(ッ...あの人たちみたいに...シャンクスも『男』なんだね...♡)
ズボン越しでも分かる熱量と硬度にウタは喉を鳴らす。
早くコレで貫かれたいと本能が叫んでいるようだった。
ウタは我慢できずにチャックを下ろすと、シャンクスの男根を取り出す。
(これが……シャンクスの……すごい……大きいぃっ……♡)
ファン達のモノとは比べ物にならない大きさに一瞬怯むも、すぐに興味津々といった様子で観察する。初めてマジマジと見つめるシャンクスのそれにウタは夢中でしゃぶりついた。
ちゅぱぁ……じゅるぅ……ぢゅぞぉおおおっ! 舌先で亀頭を舐めまわしながら、口内いっぱいに頬張って唇を窄める。
淫靡な水音が室内を満たし、男の匂いが充満していく。
(シャンクス...シャンクス...♡)
もう止められないとばかりにウタは肉棒を貪っていく。
親同然の男に対する背徳感とその熱さを求める肉欲と。
相反する感情を抱きながらもウタは止まらない。
「んふぅ……♡」
シャンクスの味を堪能したウタはようやく肉棒から口を離すと、今度は陰嚢を口に含んで飴玉のように転がす。そしてもう片方の手で自らの秘所を弄り始める。
「あん……ああっ……シャン……クゥス……好き……すきぃ……ッ!」
指先を膣内に挿れて掻き回すたびにグチュッグチョッという音と共に愛液が飛び散り、床を汚していった。
- 62二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 10:18:42
「どうしようシャンクス...止まらないよぉ♡」
理性などとうの昔に吹き飛んでいた。
今のウタを突き動かすのは快楽のみ。
「シャンクス……私、もうダメなの……ッ!欲しい……シャンクスのが欲しくて仕方がないの!!」
そう叫ぶと同時にウタは自らシャンクスの上に跨り、剛直を挿入した。
「~~~~~~~~ッ!!!」
声なき悲鳴を上げて絶頂を迎えるウタだったが、それでも動きを止めることはない。むしろ更なる快感を求めて激しく腰を振り続ける。
「シャンクスの熱いよぉ♡もっと、もっともっと頂戴!シャンクスの、もっとぉ♡」
パンッパチュンパァン!! 肉と肉のぶつかり合う音と粘液の絡みつく音が響き渡る。
ウタの喘ぎ声とシャンクスの寝息だけが木霊する。
やがて限界を迎えたシャンクスは大量の精を吐き出し、ウタは悦びに打ち震えた。
「ああ……お腹の中、温かい……」
逞しい雄の熱さと子種を受け入れた幸福感に酔い痴れるウタ。だがまだ足りない。ウタは蕩けた表情のまま辺りを見回す。そうーーーまだいるのだ。ウタが大好きな赤髪海賊団は。その事実にウタは歓喜にうちふるえた。
そして次の瞬間には、また別の男の股間に飛びついていた。
- 63二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 10:19:42
ラッキー・ルゥのズボンとパンツを脱がせたウタは、そのまま躊躇なくそれを口に含む。そして両手を使って陰茎をしごき、先端を舌でチロチロッと舐めては尿道に舌を這わせる。
「ルゥ...こんなに立派なモノ持ってるのに女の子が苦手なんて勿体無いよ♡」
ルゥの肉棒から発射された液を口内で受け止めると、次はヤソップの棒を咥え、そそり立たせると、尻の穴にあてがいスリスリと上下させる。
「ヤソップは奥さんがいるからね、浮気はダメだからこっちでしてあげるね♡」
ズブブッと肉棒を一気に根元まで押し込むと、ウタは慣れた手つきで扱き始めた。
「あはぁ、私のお尻にヤソップのが入っちゃった♡」
そう言ってヤソップの肉棒をグリグリと締め付けると、彼はたまらずに射精してしまう。
「ヤソップのここも美味しいよ♡」
ウタはうっとりとした表情を浮かべて肉棒についた白濁を舐めとると、次はベックマンに向き合った。
「ベックマン、よく女の子を路地裏とか個室に連れ込んでたよね?私、知ってるんだから♡」
ウタはうっとりとしながら肉棒を握りしめ、それを己の膣に充てがう。
「んっ……♡」
ズプリッと入り込んだ肉棒にウタは甘い吐息を漏らしながら、ゆっくりと腰を動かし始める。
「ベックマンが1番大きいんだね。色んな女の子をメロメロにしちゃうのも今ならわかるよ」
ウタは妖艶な笑みを浮かべながら次々と肉棒を貪っていき、その夜は彼女の嬌声が止むことは無かった。
- 64二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 10:20:23
☆
また会いに来ることを誓い、シャンクス達は出港する。
「ベック、なんだか妙にスッキリしてるんだが気のせいかな」
「奇遇だな、俺もだ」
「久々にウタと会えて和解もできたから舞い上がってんだよお頭!」
「そうかもな...っと、ロックスター。お前、顔色悪くないか?」
「い、いえ気のせいッスよ」
「ふーん...まあ無茶はするかよ」
シャンクスの視線から外れたロックスターはホッと胸を撫で下ろす。
(昨夜のことは俺の中で留めておかねえとマズイと思ってるんすがね...)
ロックスターはまだ新入り故にウタのことをよく知らない。その為、家族水入らずを邪魔してはいけないと宴を自主的に辞退してウタの歌を一晩中聴き耽っていた。
そしてそろそろ寝ようかと思った矢先に見てしまったのだ。熟睡するシャンクス達の股間に貪りつくウタの姿を。初めは困惑したが、しかしいまここでウタを止めに入れば彼女の心を傷つけるかもしれない。だからロックスターは身を潜め、ウタが寝落ちしたところを見計らい部屋の掃除や消臭にみんなの着替えを全力で仕上げた。そして見事に誰かが起きる前にやり遂げた。一睡もしていない彼は、この船でただ1人疲弊しきっていたのだった。
(まあこういうのも新入りの役目だし家族にギクシャクしてほしくなかったから辛くはないと思ってんすがね...)
そんな彼の苦労を知る由もないシャンクス達一行は、ウタに見送られながら船を進めていくのだった。
おわり
- 65二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 16:23:54
また生まれてる…!
- 66二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 16:26:57
近親逆レ睡姦淫乱化自慰ックスはオレの性癖に刺さりすぎる…!
ありがとう…ありがとう…! - 67二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 22:58:11
これは…ハッピーか?
- 68二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 09:36:29
どう見てもハッピーハッピーだろっ
- 69二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 12:18:20
このスレを貼っておこう
バッドエンドルートの苦痛に耐えられぬ時見るといい
この表紙をずっと見てたら|あにまん掲示板ウタがウェディングドレスを着てる幻覚が見えてしまった俺は病気か?bbs.animanch.com - 70二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 18:08:33
このレスは削除されています
- 71二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 20:07:38
バッドエンドが足りない…誰か…
- 72二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 20:33:02
- 73二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 20:34:42
吹っ切れて乱交好きの超ビッチ堕ちとか?
- 74二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 20:40:29
自分が求められてると気づいて身体にしか価値がないと思い込むルートとか…
- 75二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 22:57:24
新しい地獄が見られそうで楽しみ
- 76二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 04:08:10
保守
- 77二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 11:47:15
このレスは削除されています
- 78二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 11:49:54
犯されてただひたすら痛みしか感じないルート…
- 79二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 11:50:22
ハ…ハッピーエンドも求めちゃ…だめですか…?
- 80二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 11:52:25
- 81二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 11:53:45
- 82二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 11:56:17
このスレ自体がバッドエンド編用に立てられたものだからね仕方ないね
- 8318622/08/21(日) 12:04:38
- 84二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 12:06:13
- 85二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 12:42:52
快楽堕ちはハッピーエンドだった!?
- 86二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 13:05:21
元スレはバッドエンド一つだけだっただろいい加減にしろ‼︎ルフィルートとかハッピーエンドだろうが⁉︎それはそれとしてバッドエンド1発の威力が高すぎる
- 87二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 21:46:49
ウタちゃんはバッドエンドが似合いすぎる
- 88二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 00:21:05
外道が…
- 89二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 08:56:05
保守
- 90二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 09:01:46
ハッピーエンドがこんなに遠いわけがねぇ…!
- 91二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 10:00:57
これは英雄
- 92二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 10:02:11
- 93二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 17:23:17
保守…ポロッ
- 94二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 22:16:02
なんというか、ウタちゃんは人気だなって
- 95二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 23:58:49
の文から外れます。すみません...
「あばちゅばぁ〜〜〜!!」
素っ頓狂な声を挙げてチャルロス聖が天高く吹き飛ばされ楽譜に磔にされる。
ウタはこれでよし、と胸を張り改めて観客達に向き合う。
「お待たせ!みんなの邪魔をする悪い人達には音楽になってもらったよ!さあ、ライブを再開するよ!」
満面の笑顔で呼びかけるウタだが、観客達のどよめきは消えない。天竜人に手を挙げた。これがどういうことを意味するのか、世間知らずのウタには理解出来なかった。
「もう終わりだ...」
1人の呟きは、徐々に波及していき会場を蝕んでいく。その絶望が過半数を超えたところで、事件は起きた。
(そうだ...どうせ終わるなら、いっそ...)
複数の男達がぞろぞろとステージの上に上がっていく。
「あれ?どうしたの?ひょっとしてみんなで歌いたいのかな?いいよ、じゃあこの曲が終わったら」
パァン
銃声がウタの言葉を遮る。
誰もその意味を解っていなかった。ステージに上がった男たちを除いて。
「アバ...だぇ...」
硝煙を上げ、放たれた弾丸の目的地はチャルロス聖。
その醜く肥え太った腹部を貫き内臓を抉り吐血させる。
- 96二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:00:02
「え...」
突然の事態に顔面蒼白させるも、ウタはすぐに気を取り直しチャルロス聖のもとへ飛び立とうとする。
が、しかしその足を男達の1人に掴まれ地面に引き摺り下ろされた。
「痛い!!離してよぉ!!」
ジタバタともがくがビクともしない。そんなウタを見下ろしながら男は口を開く。
「このクソアマが……。お前のせいで俺達の人生はメチャクチャだ……」
そう言い放つ男の目は狂気に染まっていた。
「天竜人に手を出せばバスターコールと共に海軍大将がやってくる...もう終わりなんだよ...なら!」
銃を持った男が尚も拳銃を構えチャルロス聖を狙撃する。
「せめてお前は道連れにしてやる天竜人!!!」
パンッ
再び銃声が鳴る。
銃弾は再びチャルロス聖の腹を撃ち抜いた。
「ぎゃああああああああああ!!!」
「や、やめて!それ以上やったら死んじゃうよ!」
悲鳴を挙げるチャルロス聖を庇おうとするウタだったが、今度は別の男に羽交締めされ身動きが取れなくなる。
「ぐぅ……!」
必死にもがき抵抗するが振り解けない。
男の1人が、ウタの服に手をかけ、一気に振り下ろす。ビリリと音を立て布地が裂ける音が響いた。 - 97二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:01:20
「っ!?」
露わになったウタの大きな乳房を見て男達はゴクリと喉を鳴らす。
「なっ、なにするの!?」
「誰のせいでこうなったと思ってるんだよ」
男はウタの腕を掴み強引に引き寄せるとその大きな胸に顔を埋めた。
「ひぃっ!?」
嫌悪感から身を捩るが、男は決して離れようとせずウタの身体に舌を這わせる。「嫌ぁ!気持ち悪い!!」
暴れるも拘束から逃れることは出来ず、男達の手がウタの肌に触れる。
「わかってる...わかってるんだよ、ウタが俺たちの為に天竜人をボコったのは」
耳元で囁かれる言葉に、ウタはピタリと動きを止める。
その隙を突いて、男の手がウタの股間へと伸びた。
既に恐怖で湿っている下着に割れ目をなぞられる感覚に身を震わせていると、男は指先に力を入れて陰核を押し潰す。
「ひぃっ!?」
「でもよお!天竜人に手を出したらお終いなんだよ!だったら最期はせめて大好きなウタを味わいたいって思うのはファンとして当然だろうが!」
興奮気味にまくし立てる男。
他の男達もウタを囲むように群がり、我先にとその柔肉に喰らいついた。
「ああっ!?」
ウタの嬌声が挙がる。同時に彼女の秘部からは愛液が溢れ出し、下着越しに男の手に滴り落ちた。
「おい見ろよウタが感じてるぜ」
「マジかよウタは変態マゾヒストだったのかよ」
ゲラゲラと笑い声をあげる男達だが、当の本人はそれどころではない。
敏感な箇所を責められ、快感に悶える。
そしてついに男の指先がウタの膣内に侵入してきた。 - 98二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:02:15
「ふあっ!?」
ビクンっと跳ね上がる腰。
しかし男の手は一切止まらず、そのまま激しくピストン運動を繰り返す。
グチュッグチャッヌポッズプゥッ 淫靡な水音を鳴らしながら掻き回される度、ウタの口から甘い声が漏れる。
「いやあ!やめてぇ!」
快楽から逃れようとするが、ウタを取り囲む男達がそれを許さなかった。
「ウタちゃんこっちも頼むよ」
別の男がズボンを脱ぎ捨てギンギンに勃起したペニスを差し出す。
「ひっ……」
ウタは顔を背けるが、その行為で余計に男たちを煽ってしまった。
「ファンの愛情を無碍にしちゃダメだろ」
1人の男がウタの口に無理やり自身のモノをねじ込む。
「むぐぅっ!?」
ウタの小さな口には不釣り合いの巨根。彼女は必死に顔を背けようとするが、両手を掴まれていてそれも出来ない。
「歯を立てるんじゃねえぞ」
ドスの効いた声で脅され、ウタは涙目になるが、それでも言われた通りに従う。
「おおっ、いいぞぉ」
頭を掴まれ前後に揺さぶられる。
下からは指で攻められ、口には肉棒を突っ込まれ。
息苦しさと嘔吐感に襲われるが、男たちの動きは一向に収まらない。
嫌がるウタに構わず己の欲を満たすことだけを考えている。
そんな彼らと犯されるウタの姿に次第に観客達が同調していく。
「そうだ、俺達のウタを汚していいのは俺たちだけだ」
「おれたちはここで死ぬんだ、なら最後に思い出を作ってもバチは当たらないよな?」
口々にそう呟きながら、徐々にステージへと向かっていく。 - 99二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:04:22
「ううぅ」
ウタの視界が涙で滲んでいく。ライブで盛り上がっている時の視線とは違う、絶望と狂気に満ちたその視線が怖く悍ましかった。
だが、そんな状況にあってもウタの身体は正直に反応してしまう。
乳首を摘まれれば痛みと共に快感が走り、口内には生臭い味が広がる。
下半身では指が何度も往復し、子宮口をノックする。
その度にビクビクと痙攣してしまう自分の身体が怖かった。
(どうして...どうしてこんなことに...)ウタは混乱していた。何故自分がこのような目に遭わなければならないのか理解出来なかった。
ただ自分は皆を笑顔にしたくて、それだけを願って歌っただけなのに……。
「っ、射精るよウタァッ!」
「んぶっ!?」
ウタの口内に熱い液体がぶち撒けられた。
男はウタの頭を押さえつけながら最後の一滴まで流し込もうとしている。
「〜〜〜〜〜ッ!!!」
「おっ、ウタのここもキュンキュン締まってくる」
バタバタと鯉のように足を動かすウタだったが、そんなことは気にせず男はウタを犯し続ける。
「っ、はぁ……最高だよウタ……」
満足げにそう言いながらようやくウタを解放した。
「ぷはぁっ!」
新鮮な空気を求め大きく深呼吸するウタだが、休む暇もなく別の男がウタの両脚を掴み開かせる。
「さあ本番だよウタ」
そう言って男は自らのペニスをウタの膣にあてがった。
「ひいっ」
喉の奥から恐怖の悲鳴が込み上がる。ゴードンに大切に育てられたウタには殆ど性的な知識はないが、しかしいま自分がされそうになっていることがイケないことであるのはわかる。
そんなことをされてしまえば、もう取り返しがつかないことも。
だが抵抗しようにも両腕は抑えられ、両脚もガッチリと固定されている。
ウタはただ怯えることしかできなかった。
男はゆっくりと腰を沈めていき、ヌルリとした感覚に鳥肌が立っていく。
「やだ、やだぁ!!」
無様に泣き喚き散らすも、むしろそれは男たちの情欲を駆り立てるだけで。
腰は無慈悲に沈んでいき - 100二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:05:42
「やめてえ!」
響き渡った幼き叫びにその動きはぴたりと止まる。
声を挙げたのは、ウタと同じく赤と白のツートンカラーの髪型をした少女だった。
「ウタに酷いことしないで!」
ボロボロと涙を流しながらも必死に訴える彼女の名前はロミィ。ウタに憧れる少女である。
「なんだお前は?邪魔するんじゃねぇよ」
男のうちの1人がしゃがみ込みロミィに目線を合わせると、その頬を平手打ちした。乾いた音が鳴り響く。
叩かれた拍子に転び、倒れ込んだまま起き上がらない彼女を無理やり腕を掴み立ち上がらせる。「お前も一緒にヤってやるよ」
乱暴に引き摺られるロミィ。
ウタはそれを見てハッとする。
このままだと、自分も彼女と同じ運命を辿ることになる。それだけは避けたかった。
「待って!その子は関係ないの!」
ウタの叫びに男たちはぴたりと止まる。
「みんなは私のことをムチャクチャにして楽しみたいんでしょ!?ならその子には手を出さないで!」
「そうは言っても邪魔してくるのはこの子だからなぁ...説得してくれないかな、ウタ」
ピタピタと頬に擦り付けられる肉棒に嫌悪と恐怖を抱きつつも、ウタは引き摺られてきたロミィの頬に手を添える。
「ロミィ。私はみんなの為にやってるの。みんなが望んだことだからこんなのへっちゃらなんだよ」
ロミィを励ます為にウタは必死に笑顔を取り繕う。しかしそれが逆効果だった。 - 101二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:08:06
「ウタ……嘘つき……」
「…………え?」
「ウタはそんな事思ってない!だって……ウタの目が泣いてるもん!」
「っ!?」
ウタは目を見開く。
「ずっと見てたからわかるもん!ウタはこんなことしたくないんでしょ!?ウタが辛そうなのは嫌!だからウタ...」
そこで言葉を途切れさせ、ロミィはギュッとウタに抱きつく。
「お願い……ウタ……私、ウタに傷ついてほしくないよぉ」
涙を流す彼女の姿に、ウタの心は締め付けられた。
この子は、本当に自分を心配してくれている。その想いは痛いほど伝わってくる。だからこそ思う。この子を絶対に護りたいと。
「ロミィ」
ウタは震える身体に耐えながらロミィを優しく抱きしめる。
「ありがとう」
そう言うと、ウタは再び男達に向き直り歪んだ笑みを浮かべ膣を広げて誘う。
「ねえ、みんなは私で楽しみたいんだよね?ならその分私が頑張るから。だからお願い、ロミィは見逃してあげて……」
その言葉に男達は顔を合わせニヤリと笑う。
そしてウタに近づき、肉棒を陰部にぴたりと付ける。
「ああああっ!」
ズブっと音を立て、肉棒がウタの胎内へと入り込んだ。
「あああっ!!」
指とは比べ物にならない程の激痛がウタを襲う。
だが、それでもウタは懸命に堪える。
「ウタ……ウタ……」
ロミィが心配そうにウタの名を呼ぶ。だが、それでもウタは笑顔を絶やすことはない。
「大丈夫、大丈夫だから...」
そう言ってウタはロミィの頭を撫でる。だが、それも長くは続かなかった。
男がウタの腰を掴むと激しく上下に動かし始めたのだ。
パンッパンッと肉と肉がぶつかり合う激しい音が鳴る。
その度にウタの口からは喘ぎ声が漏れた。
快楽ではなく、苦痛によるものだが。 - 102二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:08:52
「ああっ!あっ!ああっ!」
痛みに顔をしかめるも、それでもウタは微笑む。
自分の救いを求めるファンのため。そしてロミィのため。そう思いながら、ウタは耐え続けた。
「あー射精(だ)すやん射精やん射精すやん!!」
男の興奮が絶頂に達し、ウタの膣内で勢いよく精液が放たれた。
「ううっ」
ドクンドクンと脈打つペニスにウタは苦悶の声を漏らすが、それでも必死に笑顔を作り直す。
これで終わり...そんなはずはなかった。今度は別の男がウタの前に立ち、今度はウタをバックから突き始める。先程よりも深く刺さったせいか、ウタの顔からは笑顔が消えていた。
それでも彼女は必死に耐える。
痛みを紛らわせるように、自分の名を呼んでくれるファンのために。
だが、それでも限界はあった。
何度も何度も膣内を往復され、子宮口を突かれる。
子宮口に亀頭がぶつかる度、ウタは甘い痺れを感じてしまう。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
息を荒げながら必死に意識を保つ。
だがもはやそれが精一杯で、自分から奉仕する体力もなくなっていた。
「もうやめて...ウタが死んじゃうよ...」
そんなウタの姿に、ロミィは涙を流しながらそう懇願する。
「ああ、いいぜ」
男はあっさりとそう答えると、ウタの中からペニスを引き抜いた。 - 103二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:09:37
「あぅっ」
栓を失ったことで愛液と血が流れ出す。
終わったと安堵するのも束の間、更なる絶望が襲いくる。
「ならウタの代わりに嬢ちゃんが相手してくれるよな?」
そそり立つ肉棒を突きつけられたロミィはヒッと喉を鳴らす。
「ま、待って、私はまだ...」
よろよろと立ちあがろうとするウタだが、すぐに力なく崩れ落ちる。そんなウタを見て、ロミィはグッと口をつぐみ、それでも堪えるように肉棒へと向かい合い、おそるおそる舌を伸ばす。それを合図に男たちはロミィの幼い肢体へと群がっていき、蹂躙していく。そして、ウタが止める間も無くロミィはズタボロになった姿で放り出される。
(なに、これ)
目の前の光景にウタの心がぐずぐずと腐っていく。
どうしてこんなことになった。私はみんなの幸せを願っていただけなのに。
その為にルフィすら諦めたのに。その結末がこれなのか。こんなものの為に新時代を築こうとしていたのか。
目が虚になっていくウタにも構わず男たちは欲望を満たさんと取り囲み再び犯し始める。
ーなら壊してしまえ
脳内に声が響く。
ー貴女の新時代を穢す愚者共を消し去れ
「アハ」
笑いが込み上げてくる。
そうだ、何もかも壊れればいい。こんな『幸せ』なんて全部滅んでしまえばいい。
そうすればもう誰も苦しまずに済む。
そう、私も……
「ウ...タ...」
ふと視線を落とすと、ロミィが朧げな瞳でウタを見つめていた。自分だって辛い目に遭ってるのに、こんな姿でも自分を気遣ってくれる。
大丈夫だよ、ロミィ。貴女は絶対に護るから。
私の世界にずっといたいと願ってくれた貴女だけは幸せにしてみせるから。
そして、ウタは口ずさむ。全てを呪う破滅の歌を。
「ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ」 - 104二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:10:12
急にバッファロー出て来て笑っちゃった
- 105二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:13:48
- 106二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:14:22
- 107二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:17:07
素晴らしい名文だった…ありがとう
- 108二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:20:05
良き文だった…ありがとう
- 109二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 10:41:09
>>106船乗れ
- 110二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 18:47:46
ありがとう…ポロッ
- 111二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 00:02:34
バッドエンドの次はハッピーエンドだな!?
- 112二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 00:26:31
ルフィがウタを王子様みたいに助けるのが見たい!
- 113二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 06:42:26
素晴らしいのだ
- 114二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 15:59:16
これでいいのだ
- 115二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 23:51:33
本当に素晴らしいSSだと思うけど
ウタちゃんがこんな目に遭うのはつらい耐えられない - 116二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 05:36:19
保守
- 117二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 05:37:53
エロいけど重い…
- 118二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 14:42:57
保守
- 119二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 14:44:08
- 120二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 23:09:49
お辛い…
- 121二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 08:52:44
からの分岐で
「トラ男〜ロメオ〜だひて〜」
バルトロメオのバリアボールの中で回転酔いしたルフィが力なく呻くが、ローはそんな彼を見ながらため息を吐く。
「ダメだ。まだウタの能力がわからねえ以上、策も思いつかねえ」
「んだ。とんかく今はウタ様のスタミナ切れを待つしかないべルフィ先輩!」
普段はルフィの行動を脳死で全肯定するバルトロメオも流石に今回ばかりは勝手が違う。海の果てには何も見えず、船すらも行方不明。それにウタのフィールドになった途端にあの憧れの麦わらの一味がルフィ以外が全員捕らえられてしまったのだ。流石の彼も冷静にならざるを得なかった。
「らから〜ほれはあいつとたたかいたいわけじゃねえんらっへ〜」
「説得でもするつもりか?幼馴染だかなんだか知らねえが、それで済むならとっくに...」
ローの耳がピクリと動き、言葉を切り上げ刀に手をかける。
「どうしたんだべ、トラファルガー」
「耳を澄ませてみろ」
「ん〜?」
目を閉じて集中すると微かに声のようなものが聞こえてくる。
「ーーーー」「こりゃガキの声だべな。ルフィ先輩を捕まえにきたっべか?」
「いや、それならあんなに叫び回ることもない。ウタに知られる前に俺たちに見つかるのはガキでもわかる...様子を見るぞ」
幸いにもこちらに近づいてきている為、ローとバルトロメオは頷きあい近くの空家に身を潜める。
「だれかー!だれかウタを助けてーー!!」「...!?」
やってきた少女の叫びにローとバルトロメオは困惑する。
「ウタを助けろだと?」
「ウタ様が誰かに負けたっべか!?あり得ねえ!いぐら手加減してたからつっても先輩方ですら捕まっちまったっつーのに!」
「だが助けを求めているのは事実だ。この声の主が誰であれ、何か知っている可能性はあるだろう」
「そうだな。おめえの意見に賛成だべ。ちょっぐら聞いてくっべ」
二人は空家を出て、声の主である少女に接触する。
- 122二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 08:55:47
- 123二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 08:56:48
続けてください
- 124二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 17:14:23
ええぞええぞ!
- 125二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 17:22:06
- 126二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 17:45:13
誇れ。そなたは素晴らしい
- 127二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 02:05:08
危ねぇ保守
- 128二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 05:52:10
現実世界
「こいつぁいったい...」
海軍大将・藤虎は眼前で行われている行為に大いに困惑する。
彼は盲目だが、気配を探知する力に長けている。その為、目の前で行われていることは常人と変わらず把握できている。
だからこそ、そこで行われている行為が信じがたかった。
目の前で、眠る民衆を操っていたはずのウタが、その眠る民衆達に輪姦わされているなどと。
「んぐっ、んぶっ」
そこにウタへの快楽などはなく、ただひたすら肉棒を咥えさせられるだけの拷問のような光景だった。
(ネズキノコは感情を暴走させるといいやすが...そのせいで能力が制御できなくなってるんですかい)
理由はわからないが、とにかくこれはウタを止める好機と見て藤虎は動こうとするが、しかし他の民衆や海賊達が藤虎に飛びかかりその行動を阻む。
「ぬうっ...!」
藤虎は己の信念が故に、市民を殺生するのを嫌う。もちろん大か小を取らざるを得なければ大を選ぶが、それは最後の手段だ。今はまだその時ではない。
「これが...みんなの幸せなら...幸せ...なら...」
「ッ...!」
ウタから漏れた声に、藤虎は歯噛みする。
- 129二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 05:53:34
ウタはやり方こそ間違えているが、それでも人々を想いやれる優しい少女であるのは見て取れる。その願いの果てが、返されるものがこれなのか?欲を満たす為だけに消費されて満足なのか?
(そんなわけねえ...あんた、泣いてるじゃねえかよ...裏切られて痛えって、辛いって、心がよ...!)
正義の建前云々を除いても今すぐにでも止めてやりたい。やり方を正して済むならそれが1番いい。しかし、操られた民衆の、海賊達の、元七武海の、海軍の壁は厚い。能力を存分に振るえない藤虎はウタにたどり着くまでに嫌でも苦戦を強いられてしまう。
ーーーピシュン
そんな彼の脇を光速で通り抜け、海軍大将黄猿がウタを取り囲む男たちの前まで躍り出た。
「皆に愛された歌姫の末路がこれとは、また気の毒にねぇ〜」
現れた黄猿に構わず、ウタを襲っていた民衆達は黄猿を追い払おうと飛び掛かる。
黄猿はそんな民衆達を軽くいなし、地面に転がる彼らを後にしあっという間にウタの眼前にまで辿り着く。
「どんな思惑があれ君は立派な犯罪者ぁ。このまま殺らせてもらうよぉ〜」
黄猿は足を振り上げその足裏が光り始める。
「わ、たしは...新時代を...」
ウタはどうにか逃げようとするも、体力を使い果たしたのか、身体の自由が効かない。ただただ処刑台に立つ犯罪者のように黄猿の光が放たれるのを待つしかない。
- 130二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 05:55:00
- 131二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 13:29:17
いやぁここも創作が活発だなぁ(白目)
- 132二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 21:50:34
保守発射
- 133二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 05:56:22
現実世界
甲高い音と共に閃光が散る。黄猿の足裏から放たれた光線が二つに裂け、ウタの真横を通り過ぎていく。
その光景にウタは目を見張った。たなびくマントに大きな背中。見間違えるはずもない真赤な髪。
「大きくなったな、ウタ」
ウタワールド
「ROOMーーーシャンブルズ」
瞬きすら間に合わないほどの一瞬だった。自分を貫こうと迫る肉棒は何処へと消え去り、代わりに身体を襲うのは浮遊感。
「お、おばえらわちしの尻に何を入れてるえ...!」
「て、天竜人!?なんで俺は天竜人を犯してるんだ!?」
汚い悲鳴をBGMに落下していくウタの身体。それに絡みつくように伸びた腕がそのままウタを引っ張り寄せる。
「ありがとうトラ男」
「こんなもん貸しにもならねぇ」
ぐっと抱き寄せられるその温もりにウタは目を見開く。
間違いない。間違えるはずもない。
「わりい、遅くなった」
麦わら帽子を被ったその男を。
「「こいつに手を出すなら...俺が相手をしてやる!!」」
赤髪のシャンクス。
麦わらのルフィ。
二人の男の叫びは、世界を超えて繋がった。
- 134二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 05:57:59
「うおおおお!ウタ様がなんとか無事でよがっだげんど、ルフィ先輩がウタ様を抱く日が来るなんで、神々しすぎて目ぇ開けられないべ〜ぐはっ!」
感激のあまり勝手に気絶するバルトロメオを他所に、ウタはルフィに、現実世界ではシャンクスに問いかける。
「ルフィ、なんで...私、あんたにひどいことたくさん言ったのに」
「シャンクス、なんでここに...」
その言葉に、ルフィは、シャンクスは笑みを浮かべながら答える。
「「決まってるだろ」」
「友達じゃねえか」
「俺たちの娘だからな」
その顔が、自分を安心させるように頭に乗せられる二人の掌から伝わる温もりが重なり、ウタは堪えきれずに縋りつき、泣いた、泣いた。
みっともなく、恥も外聞もなく、子供のように大声で泣き喚いた。
そんなウタを宥めつつ、ルフィは、シャンクスは彼女を泣かせた敵の群れへと視線を移しーーー殺気と共に覇王色の覇気を放った。
瞬間。
ウタワールドのウタを襲っていた民衆達は一様に気絶し。
現実世界では黄猿と藤虎を除く海兵は皆泡を吹いて失神した。
その光景を目の当たりにしたウタの目には、ルフィの姿にシャンクスの姿が重なった。
(...そっか。ようやくわかった)
ウタはここにきてようやく理解した。
どうしてルフィが自分と争おうとしなかったのか。なぜ口論すらしなかったのか。
(ルフィは、大人になったんだね)
いつまでも大きく見えるシャンクスと、いつの間にか自分を追い越してしまったルフィ。
二人の姿を見て、彼女は思う。
羨ましいと。 - 135二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 05:59:08
☆
シャンクスと少々の小競り合いをした後、完全に意気消沈しているウタを見て割に合わないと判断した藤虎と黄猿は海兵と一般市民を連れてエレジアから退去した。残されたのは眠る海賊達とゴードン、そしてーーー
「久しぶり...みんな」
赤髪海賊団の見知った面々にウタは涙目になりながら挨拶をする。
それを受けた一同は歓喜の声を上げ、ウタを抱きしめ始めた。
「ッ...!」
ウタは思わず言葉を呑む。
みんなから与えられる温もりはあの襲ってきたファン達とはまるで違う。心底から自分を想い愛してくれる。
(やっぱり私はシャンクス達が好き。大好き)
ずっとこの温もりに浸かっていたい。手放したくない。だからこそ、伝えたいことがある。
「ねえシャンクス。私ね、知ってるの。なんであの時シャンクスが私一人を置いていったのか」
「...そうか」
「それでね、シャンクス...ううん、お父さん」
そしてウタは己の願いを口にする。
「私は、お父さん達とは一緒に行かない」 - 136二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 06:00:52
☆
「ルフィ。ルーフーィ」
ツンツンと頬を指される感触にルフィは目を覚ます。
「んにゃ...あれ、どこだここ?」
「現実の世界だよ。ウタワールドで新時代を作るのはひとまず辞めたの」
「ん、そっか」
ルフィは麦わら帽子に手をやりながらハンドスプリングの要領で立ち上がる。
「そっか、ってあんた...もう少し感慨深いものはないわけ?せっかく私の連勝を止めたのに」
「止まるもなにも俺の185連勝中じゃねえか」
「ちーがーう!私の184連勝1負けなの!」
「俺の185連勝だ!」
ウタとルフィは互いの額をぶつけるかのように顔を密着させながら言い合いを始める。
睨み合いバチバチと火花を散らしていると、やがてウタが噴き出し笑い声を上げ、ルフィもまた同じように笑い始める。
「ふふ、あはは!ルフィってばこういう頑固なところは変わらないよね」
「お前もそうじゃねえか」
ウタは笑い合いながら思う。ルフィは優しい。自分が汚されたことに純粋に怒り、でも接し方を変えたりはしないでいてくれる。ルフィと一緒にいたい。きっと彼と一緒なら毎日が楽しく幸せだろう。だからこそーーー
「ねえルフィ。話があるの」 - 137二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 06:01:50
- 138二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 09:14:51
続けてどうぞ
- 139二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 17:51:18
- 140二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 22:51:28
いやいいんだ…
- 141二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 06:54:23
ホッシュ
- 142二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 10:45:37
いい...脳が浄化される...
- 143二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 17:25:23
素晴らしい……
- 144二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 17:33:48
ウタちゃんおっぱいでかいから
ウタシコすき(直球) - 145二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 17:43:28
- 146二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 21:30:56
直球すぎる…
- 147二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 22:32:37
- 148二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 05:56:05
すまねぇ今回はエッチルートはないんだ
☆
ウタによる集団昏倒事件から数日。麦わらの一味は療養も兼ねてエレジアでに留まっていた。全員が目を覚ました折にはウタとゴードンを交え盛大に宴を開き、大いに笑い楽しんだ。そして出港の日
「う、うぅ〜」
「泣き過ぎでしょチョッパー」
「だっで、あのウタと一緒に過ごせたなんて、夢みたいで、俺、俺ぇ」
「世話になったのうゴードンさん」
「私の方こそ!あんなに愉快な宴は本当に久しぶりだった。それとフランキーくん。街中の家屋を修繕してくれてありがとう。きみは素晴らしい変態だ」
「オイオイ誉め殺しはよせよぉ!」
「ゴードンさん。また会えた時は唄いましょう。骨身に沁みるあの歌を」
「もちろんだとも!」
一同が別れの挨拶を交わす最中、ウタはルフィの元へ歩み寄る。
「ルフィ」
ジッと見つめ合う二人。やがてウタは口端を吊り上げ笑う。
「すぐに追いついてやるからね」
「おう!」
ウタは左腕を、ルフィは右腕を軽くぶつけ合い、そして握った拳同士を合わせる。
「次に会う時は、“新時代“で!!」
かつて誓ったあの時のように。二人は笑みを交わし合い、約束を結ぶ。
- 149二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 05:56:45
「野郎ども!出港だぁ!」
「「「おおおお!!」」」
船長であるルフィの号令に、クルー達が一斉に雄叫びを上げる。
そして船は帆を張り、風を受け、海原へ遠ざかっていく。
「...本当にこれで良かったのかい、ウタ」
小さくなっていく船の背を見つめながら、ゴードンはウタに問いかける。
「せっかくシャンクス達やルフィくん達と会えたんだ。一緒に乗せてもらっても...」
「いいんだよ、これで」
ウタはぎゅっと服の裾を握り締める。
寂しくないなんて口が裂けても言えない。本当は、シャンクス達にも、ルフィにも一緒にいて欲しかった。ついて行きたかった。 - 150二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 05:57:52
「でも、決めたの」
それでも、自分は選んだのだ。いつまでも甘えた子供ではいられない。新時代を作るなら、自分の意志で、自分自身の手で作らなければならない。
シャンクスのようにーーールフィのように。
(そう...私はまだ何も知らない。シャンクス達やゴードンにたくさん愛されて守られてきたこの心は、まだ未熟なんだ)
自分の取った手段が、願った新時代が間違っていたのか、ハッキリとはわかっていない。けれど、自分の無知が故に汚されかけ、幼稚さを思い知らされた。ならばこれから学んでいきたい。世界を。それに伴う苦楽を。たくさんの経験を重ねて、ルフィのように、シャンクスに並べるくらい大きくなりたい。
そうすれば、自分の描いた新時代が正しかったのかがわかるかもしれないから。胸を張って彼らの隣に居られると思うから。
両掌を掲げ、あの青空の下で繋がる父と友に宣言する。
「私はやるよ。私はウタ!赤髪海賊団の娘で、ルフィの親友!そしてーーー新時代を作る女だから!」
その顔は、かつて新時代を誓い合った時と同じく晴れやかな笑顔を浮かべていた。 - 151二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 09:41:30
これは素晴らしいハッピーエンド
- 152二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 18:03:34
お前は語り継がれる・・・
- 153二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 22:56:28
立ち直ったウタもいいけど一味メンバーがウタとゴードンさんと仲良さそうなのがいいんだ...
- 154二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 05:53:06
☆
「......」
自分以外の誰もいない部屋。ゴードンはそこで、一通の手紙を読んでいた。
『ゴードンへ。
久しぶり、元気かな。私の方は色々とあったよ。この前はコビー大佐の紹介で海軍の基地にお世話になってね。リッパーさんって海軍の人達に世界の常識とか、色んなことを教えてもらったんだ。そうそう、そこでリカちゃんっておにぎり屋さんとも友達になったんだよ。その子から教えてもらったんだけど、ルフィ達もここに寄ってたんだって!なんだか縁を感じない!?
他にもオレンジって街とかココヤシ村とか、色んなところに行ったんだよ!いつか絶対に全部紹介するね。...勿論楽しいことばかりじゃなかったよ。たまたま上手くいってなんとか難を凌いだことがあれば、どうしても何も出来なかった時もある。あの時に味合わされた怖いことなんて序の口でしかなかったんだとよくわかった。それでも私は負けないよ!私はウタ、歌で新時代を作る女だから!』 - 155二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 05:54:23
手紙を読み終え、同封された写真を眺めてゴードンは微笑む。
元気そうでなによりだと。
その姿は、血がつながっていなくとも、まさに父親そのものだった。
「ゴードンせんせー!」
己の名を呼ぶ声が聞こえる。青空教室で教えている生徒の声だ。
「あぁ、今行くよ」
写真と手紙を丁寧に仕舞い込み、ゴードンは生徒たちのもとへと向かう。穏やかな風がエレジアに吹き、彼の頬を優しく撫でた。 - 156二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 05:55:00
☆
「.....」
レッドフォース号の甲板で、シャンクスは1人月を見上げて酒を飲んでいると、背後から誰かが近づいてくる気配を感じた。
「なにを黄昏てんだ頭」
「……少し感傷に浸っていた」
声をかけてきたのは副船長のベックマン。彼は隣に座り、共に酒を飲み始める。
「……ウタのことか」
「あぁ。いつまでも子供だと思っていたが……そいつは思い違いだったらしい」
新聞に載った満面の笑みのウタの写真を眺めながらシャンクスはエレジアでのことを思い出しつつ微笑む。
『いつか必ず追いつくから!私はルフィともシャンクスとも違う新時代を築いて見せるから!』
「...待っているぞ、ウタ。お前の見せてくれる新時代を」 - 157二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 05:57:10
- 158二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 06:43:05
好き(直球)
- 159二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 06:50:16
- 160二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 16:39:28
保守
- 161二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 16:40:23
ウタの胸揉みしだきたいんだけど
観客たちが皆そうしたらクーパー靭帯死にそうで怖い - 162二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 17:49:56
保守
- 163二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 20:34:16
...勿論楽しいことばかりじゃなかったよ。たまたま上手くいってなんとか難を凌いだことがあれば、どうしても何も出来なかった時もある。あの時に味合わされた怖いことなんて序の口でしかなかったんだとよくわかった。
結構酷い目に遭ってそうなのに
それでも私は負けないよ!私はウタ、歌で新時代を作る女だから!
って続けられるの成長を感じる
- 164二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 05:52:12
保守ありがとうございます
書きかけだけど
じゃらり。鎖の音と身体にかかる重みに目を覚ます。
「...なんだべこれ」
ロー、バルトロメオ、ルフィの三人はいつの間にか鎖が身体に巻き付けられ同じ個室に放置されていた。
「麦わら屋、バルトロメオ屋。こいつはどういう状況だ」
「ん〜、思い出せねえ」
「お目覚めね、三人とも」
扉を開けて入ってきたのはロビンとウタだった。
「おいニコ屋。これはどういう了見だ」
「トラファルガー!口の利き方に気をつけるべ!オメーも麦わら大船団の傘下だんろぉ!?」
「誰が傘下だ!麦わら屋とは同盟だと何度も言ってるだろうが!」
「おー、ロビンにウタ。どうしたんだ?」
捕まっているという異常事態にも構わず自分のペースを崩さない三人を見下ろし、ロビンは微笑みつつウタの背中に手を当て軽く押す。
少し前に押し出されたウタは顔を赤くしモジモジとしながら俯いたまま口を開いた。
「あ...あのね、ルフィ。その、この前は助けてくれてありがとう」
「しししっ、気にすんな!」
屈託のない笑顔で答えるルフィを見て、ウタはますます頬を赤らめていく。
そして意を決したように顔を上げると、真っ赤な顔のまま叫ぶように言った。 - 165二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 05:53:04
「それで、その、ルフィに『お礼』をしたいの!」
「?」
「んなっ!?」
「...!」
ウタの言うお礼にいまいちピンとこないルフィは首を傾げ、なんとなくだが理解したバルトロメオとローは目を見開き驚愕する。
「なあウタ、お礼ってーーー」
ルフィが聞き終える前にウタはルフィを抱きしめ、その実った果実の合間にルフィの顔を埋め込んだ。
「どっ、どうルフィ!私の胸は気持ちいい!?」
「むがもごもご!」
「ウッ、ウタ様とルフィ先輩の熱いハグがまた見れるなんで!オラは幸せにもほどがあるべ〜!!」
「いや、あれはハグなんてもんじゃねえだろ」
ルフィはウタの胸に埋もれたまま何か言おうとしているが上手く喋れず、その様子を見てバルトロメオは歓喜のあまり号泣し、ローは呆れた様子で呟く。
「ダメよウタ。それじゃあ興奮できるものもできなくなっちゃうわ。もっと優しく、柔らかく抱きしめてあげて」
ロビンはウタにアドバイスを送りながら自らもそばにいるバルトロメオを抱き締めた。 - 166二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 05:54:21
「んなっ!?ロ、ロロロロロロビン先輩!?」
「貴方にはよくお世話になってるから、ウタに見本を見せてあげるのも兼ねてね。嫌だったかしら?」
ロビンの問いかけにバルトロメオはぎこちなくながらも全力で首を横に振る。ロビンはそんなバルトロメオの頭を優しく撫でながらウタに視線をやる。
「こんな風に男にはない女だけの武器を使って誘惑してあげるの」
「えっと……こうかな?えいっ」
ウタは再びぎゅっと抱きつき、今度はゆっくりと身体全体を擦り付けるようにして動かす。
「ごめんねルフィ。これならどう?」
ふにふにと柔らかな果実がルフィの顔にあてがわれ、ルフィは思わず息を漏らした。
「ぷはっ……おおおっ!」
「えへへ……どう?」
「すっげー気持ちいいぞ」
「そっかぁ……」
嬉しさと恥ずかしさが入り混じった表情を浮かべるウタ。そんな彼女をロビンは微笑ましいものを見る表情で見守る。
「なら次のステップにいきましょうか。ウタ、ルフィの下半身を見てみて。こんな風に」
言いながら、ロビンはバルトロメオのズボンに手をかけチャックを下ろす。
すると、そこには天に向かって聳える塔があった。 - 167二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 06:45:52
ウタワールドの中だから多分何とかなる
- 168二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 17:33:38
保守
- 169二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 19:42:05
保守
- 170二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 21:23:22
ロー「俺は何故付き合わされている……」
- 171二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:21:01
「アーッ、ロ、ロビン先輩!違うんすこれは...!」
「あら、私なんかじゃ興奮しないかしら?」
「んなわけねえです!ロビン先輩の妖艶さにゃあどんな男でもイチコロだべさ!」
「ふふっ、嬉しいわ。さっ、ウタもルフィのを取り出してみて」
「う、うん」
ウタはロビンに倣い緊張した面持ちのままぎこちない手つきでルフィのズボンを弄る。そしてパンツ越しにそれを握りしめると、ウタは小さく声を上げた。
「あっ……」
(こ、これがルフィの...!)
「ウタ、そのまま優しく好きなように弄ってあげてーーーこんなふうに」
ロビンはバルトロメオの竿を優しく撫でゆっくりと手を上下させる。
「んむおぅっ!?」
くぐもった喘ぎ声をあげるバルトロメオの様を見ながらロビンは悪戯っぽく笑う。
「ほら、ウタもやってみて」
「う、うん」
ウタはルフィのモノを恐る恐るといった感じで触り始めた。そして徐々に慣れてきたのか、その動きは徐々に大胆になっていく。
「うわっ、何だこの感覚!?」
「えっ、変だったルフィ!?」
「い、いや、なんかすげえ気持ちいい」
「……ほんと?」
「ああ」
「良かった……!」
そう言って再びウタは行為に没頭し始める。
ロビンはそれを眺めながらバルトロメオの耳元に口を近づけ囁いた。
- 172二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:21:57
「ねぇにわとりくん。もうイキそう?」
「ア、アガ...お、おれもう死んでもいい...」
バルトロメオは「憧れのニコ・ロビン」に己の不浄を弄られているという事実に昇天しかけていた。そんなバルトロメオにくすりと笑いかけると、ロビンはその欲棒にそっと唇を落とした。
「!?!?」
「ふふっ、特別サービスよ」
ロビンはそのままバルトロメオのソレを口に含み舌先で舐め上げていく。
「あひぃっ!?」
「ん、んむっ」
「ロ、ロビン先輩……!」
ロビンの口技によって限界まで追い詰められたバルトロメオは、ロビンが口から離した瞬間に絶頂を迎える。
「アッ、アーッ!!」
「んぶっ!?」
勢いよく発射された白濁液がロビンの顔にかかり、ロビンはぺろりと自分の顔にかかった液体を拭うと妖しく笑みを浮かべた。
「ふふっ、いっぱい出たわね...んっ」
バルトロメオの精を堪能するかのように飲み干していくロビンを見て、ウタは顔を赤くし心臓の鼓動がイヤに早くなっていく。興奮しているのを自覚すると、無性にルフィに同じことをやってあげたい衝動に駆られた。
- 173二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:22:42
パクっ。
目を瞑り、勢い任せにウタはルフィの肉棒を口に含む。突然のことにルフィは驚きの声を上げるが、すぐに快感が襲ってきたことでその言葉は途切れてしまう。
「んなっ!?ウタ、お前……!」
「ふぁって、わらしもるふぃにしたいんだもん!」
ウタは懸命にルフィに奉仕する。ウタの柔らかい舌が敏感な部分を這い回るたびにルフィは腰を震わせた。
(すご...ルフィがビクビク動いてる。気持ちよくなってくれてるんだ)ウタは自分がルフィを気持ちよくさせているという優越感と幸福感に包まれていた。
「んむっ……るふぃ、きもひいい?」
「あ、ああ……」
「……♡」 - 174二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:24:08
ルフィの言葉にウタは嬉しさを感じながらさらに激しくルフィを攻め立てる。
不本意な形で曲がりなりにも経験させられた舌使いで亀頭から根元にかけて丹念に刺激を与えていく。
「んちゅっ、はむっ、れろっ」
「くっ……!」
ウタの淫らな姿と舌遣いにルフィは限界を迎えようとしていた。
「う、ウタ、でるっ!」
「むぐっ!?」
ルフィが果てると同時に口の中に熱いものが注がれていき、ウタは喉を鳴らしながらそれを全て受け止める。
「けほっ、けほっ」
「悪い……大丈夫か?」
「う、うん。ちょっとびっくりしたけど平気だよ」
えへへ、とあどけない笑顔を零すウタに、ロビンは娘を見守る母のような目で見つめ、バルトロメオはロビンの舌技と最推し二人の営みに興奮が極地に達して鼻血を吹き出し気絶していた。
「あら。ニワトリくん気絶してしまったわ。じゃあ次は...」
ロビンがローに目を移すと、ローは己が辿る末路を理解し脱出しようともがくが、しかし海楼石の鎖の効果でオペオペの実の能力を発動できずもがくこともできない。「ふふっ、トラ男くんは歳上は嫌い?...そういうわけではないのね」
ロビンはローの股間に手を伸ばし、そこにある猛りを指でなぞっていく。
「っ!」
「あら、意外と可愛い反応をするのね」
「黙れ...っく」
ロビンはローのズボンのチャックを下ろし、下着の中からローのモノを取り出す。
今まで眼前で行われていた行為に本能的に反応してしまった雄がそそり立ち、ロビンは火照った身体でローの身体を跨ぐ。「さぁ、貴方は何回くらいいけるかしらね?」
「やめろ……!」
ロビンはゆっくりと腰を落とし、ローのモノを飲み込んでいく。 - 175二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:25:50
「く、うぅっ」
「んっ、はぁっ……見ててウタ。ここに好きな人のち○ぽを入れると...凄く、気持ちいいのよ」
ウタの目線は肉棒を飲み込んでいく接合部に釘付けになり、ずぷん、と飲み込み終わったところでロビンは艶かしい声をあげた。
「ああんっ!イイわっ、トラ男くん♡」
ゆっくりとしたストロークで快楽を貪るようにロビンは身体を動かす。
その快楽に蕩けきった顔を見て、ウタは羨ましげに呟いた。
自分もあんな風にルフィと愛し合いたい。
そんな想いがウタの中で湧いて出る。
だが同時に、自分はこんな事をしていいのか?という疑問が浮かぶ。
だってルフィと私は恋人でも何でもないのだ。ただの友達でしかない自分にこんな事はできない。
だけど、ルフィともっと深く繋がりたいと心の底から思う。
「その。ごめんルフィ。嫌だったら止めるけど...私も、ロビンみたいにえっち、していい?」
上目遣いで火照りきった顔に荒い息遣い。健全な男子であれば辛抱たまらない誘惑にもルフィは動じない。その様にウタはやっぱりダメなのだろうかと尻込みしかける。が。
「お前がやりたいことなら遠慮するなよ。友達じゃねえか」
ルフィのその一言に、ウタは自分の中の理性の鎖が崩れ落ちる音が聞こえた気がした。
「ルフィ……!」
ウタはルフィの身体に跨り、己の秘所にルフィの剛直を宛てがう。そしてゆっくりと腰を沈めていった。
「あ、ああっ!入ってくる……ルフィのが……!」
「ウタ……」
「う、動くね……」
そしてウタはルフィの上で動き始める。
「は、はあっ、ああっ」 - 176二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:29:15
(気持ちいい)
身体の中をルフィの熱さが掻き分けてくる。それだけで頭がおかしくなりそうなほど気持ちよかった。
(これが、えっちなんだ)
ウタは自分が今していることを改めて実感する。
「ウタ、無理はするなよ」
「うん、だいじょうぶ...んっ♡」
ウタはゆっくりと、そして徐々に激しく腰を動かし始めた。
「あっ、ルフィ、ルフィっ!」
「くっ……!」
ウタの動きに合わせて揺れる乳房をルフィは思わず咥え込む。
「ひゃうっ!?」
「あっ、悪いウタ。つい」
「ううん。むしろもっと...♡」
ウタは挑発するかのように胸をルフィの眼前に持ってくる。「ルフィ、私のおっぱい、吸って……♡」
「……ああ」
ルフィは目の前の果実を口に含む。
口内で弄ばれる乳首がウタにさらなる快感を与えた。
「あぁっ♡」
ウタはルフィの頭を抱きしめながら一心不乱にルフィを求め続ける。
「るふぃ、ルフィ...んむっ」
ウタは己の唇をルフィの唇に重ね、激しく口内を舌で掻き回していく。ルフィは一瞬驚いたものの、すぐにそれに応え、互いに互いの唾液を交換し合うような激しいキスを交わしていく。
(ルフィと、キス、しちゃってる……)
「んっ、んっ、んっ……!」
ウタの腰が一層激しさを増していく。
パンッ、パァンッと肉を打つ音と喘ぎ声だけが部屋を満たしていく中、ロビンはその光景を見ながら微笑んでいた。
「ふふっ。すごく幸せそう。私が手本を見せた甲斐があったわ」
「...ニコ屋。バルトロメオと俺を巻き込んだのはウタに教える為だったのか」
「ええ。あの子、好きな子に対してはずいぶんと奥手だったから」
「そうか。ならもう俺はお役御免のはずだ。解放しろ」
「あらつれないわね。こっちの方は乗り気なのに」 - 177二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:30:12
ロビンが腰を動かすとローの肉棒を包む壺の締まりが増し快楽を増幅させる。
「く、お、お」
「悪いわね。三十路にもなると自慰だけじゃ収まらないの。犬にでも噛まれたと思って諦めてちょうだい」
そう言ってロビンは腰を振り続け快楽を貪り続ける。三十路の熟れた肉体と練度の高い技により、ローの限界はほどなく訪れた。
「うっ、く……!」
「ふふっ。いいわ、トラ男くんの私の中にたっぷり出して♡」
「くっ……!…………っ!!」
ドプッドプンとローの精液がロビンの中に注ぎ込まれていく。その感覚にロビンは歓喜の声を上げた。
「あああああ♡♡♡♡」
ロビンはビクビクと震えながら絶頂を迎え、そのままローの上に倒れこんだ。
「はぁ、はぁ。すごい量...ずいぶん溜め込んでたのね」
「...もういいだろ。そろそろ俺を解放」「まだよ。まだ満足してないの」
言うが早いか、ロビンの肉壺が再びローを締め上げ刺激し勃たせ、行為は再開された。 - 178二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:31:19
「ウタ、もうっ...!」
「うん、いいよ。だしてっ!ルフィの熱いの出して!」
ウタの子宮がルフィの子種を欲して降りてきて、ルフィの射精を促す。
「あ、あ、あぁっ……!」
「んっ、あああっ♡」
二人は同時に果て、ルフィはウタの中に大量の白濁を流し込んでいく。
「あ、あぁ……出てるぅ……」
ウタは中に注がれているものを受け止めながら、身体の奥が満たされるような幸福感に浸っていた。
(ルフィと、一つになれたんだ……)
ルフィはしばらく余韻を楽しんだ後、ゆっくりとウタの中から己を抜き出す。すると栓を失ったそこからルフィの出したものが溢れ出てきた。
「あ……」
「大丈夫かウタ?」
「うん。ありがとう、ルフィ」
ウタは優しく微笑み、ルフィにそっと身体を寄せる。
「...本当に大きくなったよね、ルフィ」
身体に触れながらポツリと呟く。
昔は自分の方が背も高く、ルフィは弟のように思っていた。けれど今は、背も高くなり肉体も筋肉がついて男らしくなったルフィの姿は、重ねてきた経験を物語っている。そんな『男』の肉体に触れているうちにウタの中の雌が目覚め始め、身体が疼き始めていた。
「……ねぇルフィ」
「ん?」
「もう一回……したい」
ウタの瞳には情愛の炎が灯り、再びルフィを求めていた。 - 179二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:32:33
「いいぞ。けど先に鎖外してくれ」
「あっ、ごめんね」
慌てて海楼石の鎖を外すと、ルフィはウタを抱きしめた。
「きゃっ!?」
突然の事に驚くウタだったが、ルフィは構わず笑顔で零す。
「しししっ、ウタの身体はあったけえなあ」
「ルフィったら……。んっ」
ルフィはウタの唇を奪い、舌を絡ませ始める。
「んっ、ちゅっ、んんっ」
「んっ、んっ」
互いの身体をまさぐりあい、何度も口づけを交わす。興奮でそそり立ったルフィのモノに、ウタは手を這わせ愛おしそうに撫で始めた。
「ルフィのおちん○んまた元気になってる。私の中に入りたいって」
そう言いながら、ウタはルフィの前で足を開き秘所を見せつけるかのように指で開いて見せた。先程放った精が蜜と共にとろりと溢れ、ルフィのモノを受け入れる準備を整えていた。
「...来て、ルフィ」
「おう!」
ルフィは返事をすると同時に、一気にウタの膣内に挿入した。
「あっ……!」
「くっ……!」
二度目の行為にも関わらず、ルフィのそれは衰えるどころかさらに大きさを増しており、ウタはルフィの剛直に子宮まで貫かれるような錯覚を覚えた。
そこから行われる行為はまさに獣。若さに任せた勢い任せの交わりだったが、二人にとってはそれが至上の喜びであった。 - 180二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:33:49
「ルフィ、すきっ、だいしゅきぃ!」
ルフィが腰を振るたびに結合部から水音が鳴り響き、部屋に淫靡な空気を充満させていく。
「あっ、あっ、あっ!」
「くっ、うっ」
「やぁ、イっちゃう!ルフィ、一緒にぃ……!」
「ああ、一緒だっ」
「んっ、んっ、んっ……!」
ウタは身体を仰け反らせながら達し、それと同時にルフィはウタの胎内に再度射精する。
「ああああああっ♡♡♡」
「ぐっ……!うっ……!」
ウタはルフィの全てを受け止め、一息をつくと再び行為を再開する。
その若さ任せの行為を微笑ましく見守りながら、ロビンは未だに拘束しているローと気絶したバルトロメオの肉棒を使い己の情欲を満たし、五人は一夜を過ごすのだった。 - 181二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:36:13
☆
「ーーーウタ。ウ〜タ〜!!起きてってば!!」
布団を引っ剥がされ、その勢いと陽の眩しさで目を覚ます。
「うひゃあわっ!?」
素っ頓狂な叫びをあげるウタに、彼女と同じような髪型をした幼女、ロミィは呆れた視線をぶつける。
その視線の刺々しさに、彼女の言わんとすることを察して冷や汗をかく。
「...ロミィ。今何時かな?」
「9時」
「船の出港って何時からだっけ」
「9時半」
「……まずい。遅刻だぁ!!」
ウタは大慌てでベッドから飛び降り、寝巻きを脱ぎ捨てると普段着に着替える。
その様子を見たロミィはため息をつきつつ、ウタの身支度を手伝った。
「もうっ。昨日『初めてのゲリラライブ大成功だー!』って言ってあんなに飲むからだよ。自業自得」
「うっ...スミマセン」
ロミィの言葉は正論であり、反論の余地もない。
熟睡できたせいか、かつての記憶を夢で見れたのは嬉しかったがひっ迫する現実に晒されると後悔しかない。
「部屋を出る手続きはしておいたから、早く行こうね」
「ありがとう。ほんと、ロミィがいないまま一人で旅に出てたらどうなってたんだろうね私...」
自分など、ロミィの歳ごろはシャンクスの船で目一杯愛され甘やかされてきたものだから、ルフィの前以外ではここまでシッカリしていた覚えがない。自分の方がふた周りはお姉さんなのにここまで色々と世話になりっぱなしだ。
「ほんと駄目だなぁ私」
「ウタがダメなのはもう知ってるから気にしないよ。ハイ、反省終わり」
身支度を整え、ロミィを背負い走り出す。ロミィは落ちないようにウタの首に手を回ししっかりとしがみつく。その満面の笑みを見て、ひょっとして堂々と甘えられる大義名分を狙っていたのかと少しだけその強かさに慄きながらウタは走る。
「すいません乗りまーす!!」
帆をあげ出港の準備に入る船に叫びながら飛び乗る。
前途多難。
ウタという少女が海賊でも、海軍でも、革命軍でもない全く新しい時代の波を作りあげるのは、まだまだ先の話。 - 182二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 07:37:49
- 183二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 11:21:07
- 184二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 11:23:29
地味に三十路欲求不満ロビンという素晴らしい天啓を得た…ありがとう…!!
- 185二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 18:37:07
ハッピーエンドだな、よし!
- 186二次元好きの匿名さん22/09/03(土) 00:54:34
ハッピーエンドを摂取できた