ぴろーとーく

  • 1二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 17:01:10

    「…あ、もしもし?」
    「ほいほい、使い魔だよ」

    22時。とっくの昔にトレーニングもこなしスイープを栗東寮まで送った後、自分も帰宅し風呂まで終わらせ、明日のメニューの確認が終わった頃に彼女から連絡が来た。これは、温泉旅行に行った際に眠くなるまで彼女の話し相手になってたのだが、どうも気に入ったらしく、それ以降も向こうが眠くなるまでおしゃべりするのが日課となっていた。

    「ふふん、今日もアタシの紡ぐ魔法の物語に付き合いなさい!」
    「うっす、スイーピーの赴くままに」
    「えっとね、今日は───」

    それから、今日も色々な話を聞いた。友達間での流行や、食堂の人気メニュー、魔法、お勉強、先生への文句、パパさんへの愚痴、お祖母さんとのエピソード、そしてレースの話。この時間は、本来なら現役のウマ娘たる彼女の身体を考慮すると睡眠時間が削られるリスクがある分、するべきではないのかもしれないと思う。

    でも、レースの魔法に出会うまではごく限られた人にしか心を開かなかったという彼女の口から、色々な体験や経験、楽しかった事や嬉しかった事、悔しかった事や辛かった事を聞けるのは出会った頃じゃ考えられなかった分、感慨が深い。以前の彼女は、この時間帯では夜更かしして魔導書を読んでたせいで寝不足も多かったが、こっちに移してからはそれもかなり減ったのでちゃんと目に見えた有益な面もある。

    それに、俺の為にこんなにたくさん話を用意してくれたのに無碍に扱うのも忍びないし、俺自身、スイープと話したい他愛のない話題があるものだ。なら、少しくらいおしゃべりするのも悪くはない…と俺は思う。

    「───で…それでね…くぁあ」
    「…そろそろおねむか?」
    「んぅ…そんな事ない…もん…すぅ」

    通話を始めてから30分経った頃、スピーカーからスイープのあくびが聞こえ始めた。大体この辺が潮時になるのでいつもの事ではある。その後、上の空のような対応から、一定のリズムで聞こえてくる寝息を確認し、恐らく寝落ちしたのだろうと結論付けた俺はマイクに向かって小声で魔法の挨拶を告げる。

    「明日も頑張ろうな。おやすみ、スイープ」
    「…んぇ…」

    何とも言えない反応に苦笑いしながら電話を切り、水を一杯飲んでからこちらも消灯するのだった。

  • 2二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 17:04:08

    よくホーム画面で夜ふかしネタを聞くので温泉旅行よろしく毎日連絡してたら勝手に寝落ちするんじゃね?と思い書きました。タイトルは枕元でしてる会話ならまあこれも適用範囲やろとなりこうなりました

    読みにくいのは許し亭

  • 3二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 17:09:43

    (クオリティに)お、おっぱげた

  • 4二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 17:10:55

    グララで久々につかったけど
    なんか野菜食べてフジキセキ想ってスズメ探して補修受けてキタサンと合体魔法してると
    ああ、ウマ娘やってるなぁって気分になった

  • 5二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 17:13:06

    昨日から殺伐としているウマカテに必要な癒される名スレ
    じゃあまたレスバしてくるわ

  • 6二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 17:22:20

    許し亭氏の新作助かる
    夜の長電話で寝落ちしちゃうスイーピー、かわいすぎる

  • 7二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 17:24:36

    熱中症対策?

  • 8二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 17:40:36

    かわいいね
    もっと書いて♡

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