【閲覧注意🎲/パラレル】三船長×ネクロニカ Part6

[1 NC 23/03/16(木) 20:23:31]

この三人がTRPG永い後日談のネクロニカの世界でドールとして目覚めた世界
原作世界の三人の自我が目覚めたのではなく、ネクロニカの世界で生きて死んだ三人がネクロニカの世界でアンデッドとして目覚めた設定

キャラメイクしながら適当に過去などを生やして妄想するスレです
ネクロニカのシステム上、キャラ間に軽率に恋愛感情が生える場合がありますが、あくまでシステム的なものなので過度なCPネタは禁止の方向でお願いします

[2 NC 23/03/16(木) 20:23:53]

前スレ

【閲覧注意🎲/パラレル】ここだけこの三人が永い後日談の世界で目覚めた｜あにまん掲示板

【閲覧注意🎲/パラレル】三船長×ネクロニカ｜あにまん掲示板

【閲覧注意🎲/パラレル】三船長×ネクロニカ Part2｜あにまん掲示板

【閲覧注意🎲/パラレル】三船長×ネクロニカ Part3｜あにまん掲示板

【閲覧注意🎲/パラレル】三船長×ネクロニカ Part4｜あにまん掲示板

【閲覧注意🎲/パラレル】三船長×ネクロニカ Part5｜あにまん掲示板

[3 NC 23/03/16(木) 20:28:19]

▼ザックリし過ぎているあらすじ

暗号文書に記されていた住所をもとにゴミだらけの島に到着した三人は、その島で生き長らえていた無辜のアンデッドに突如襲いかかってきた貴族のネクロマンサーを撃退した。
貴族のネクロマンサーの残骸から鍵を手に入れたルフィは、兄の記した日記帳を見つけたのだった。


＊＊＊
シナリオ進行状況
▼シナリオ01「自我再生研究所クレイドル」　クリア
▼シナリオ02「総合海洋発電所タービンズ・ラグーン」　クリア
▼シナリオ03「豪華客船グロリアス・ヨグソトース」　クリア
▼シナリオ04「北の最果ホワイト・スノーフィールド」クリア
▼シナリオ05　進行中･･･

[4 NC 23/03/16(木) 20:30:14]

ドール設計図：「ルフィ」
享年：8歳
暗示：渇望
記憶のカケラ：「迷子」「ネクロマンサー」「荒い息」「指導者」「海岸」「願いごと」「炎*」
ポジション：ジャンク
クラス：タナトス/ゴシック
スキル：【半壊】【必中】【断罪】【引き裂き】【冥王】
強化パーツ：最大行動値11
　頭【カンフー】【ボイスエフェクト】【きもちいいくすり】【たからもの②】
　腕【スパイク】
　胴【しんぞう】【うろこ】【たからもの①】
　脚
たからもの①：航海日誌。古ぼけている上に小難しくて君自身は読めないが、ワクワクを駆り立てられる。
たからもの②：兄弟の盃。これで酒を酌み交わして、大好きな二人の兄の弟になった。

いつか誰かとはぐれ、ひとりぼっちで寂しくて泣いていた。
あの悲しみに比べれば、たとえ終わった世界だろうと兄弟がいる今ならへっちゃらだ。【半壊】した心は、もうこれ以上は壊れない。
【しんぞう】を駆動させ、【カンフー】のような素早い動きで敵を仕留めろ。尖った【スパイク】が、獲物を【引き裂く】のを助けるだろう。
君の皮膚を覆うゴムのように軟らかい【うろこ】が、敵の小賢しい攻撃を吸収する。反撃の機会を逃さず、【必中】の一撃で君たちを傷つけるものに【断罪】を下せ。
諦めずに声を上げ続けろ。【ボイスエフェクト】ののった君の声は高らかに響き、兄弟の心に響くだろう。

[5 NC 23/03/16(木) 20:30:29]

ドール設計図：「ロー」
享年：16歳
暗示：破局
記憶のカケラ：「恋の敗北」「駆け落ち」「飢え」「残酷な遊戯」「図書館」「窓から」「ESP暴走*」
ポジション：ホリック
クラス：レクイエム/タナトス
スキル：【修羅】【子守唄】【最高の戦友】【死神】【加速する狂気】
強化パーツ：最大行動値１０
　頭【カルマプロセッサ】【たからもの①】【リフレックス】【アンテナ】【たからもの②】
　腕【狙撃ライフル】【ショットガン】【名刀】【救急箱】
　胴
　脚
たからもの①：牙のペンダント。海の生き物たちの体の一部。
たからもの②：小さなアンデッド。ドジで物静かな黒い鳥。

大好きな人がいた。その人を奪った憎い奴がいた。
焦がれるような慕情が、あるいは燃やし尽くすような憎しみが、君を【修羅】にする。
【死神】のように【名刀】を振り下ろし、【子守唄】代わりに【ショットガン】と【狙撃ライフル】の銃声を聞かせてやれ。君の手にある武器は、決して君を裏切らない【最高の戦友】だ。
衝動のままに武器を振るえ。【カルマプロセッサ】が、過ぎた狂気を麻痺させてくれる。戦いの後に【救急箱】の中身を使えば、君は本来の自分自身を思い出せるだろう。

[6 NC 23/03/16(木) 20:30:44]

ドール設計図：「キッド」
享年：13歳
暗示：破局
記憶のカケラ：「英雄」「助手」「秘密」「戦火」
ポジション：コート
クラス：ロマネスク/バロック
スキル：【先読み】【調律】【狂った歯車】【怪力】【時計仕掛け】【看破】
強化パーツ：最大行動値10
　頭【アドレナリン】
　腕【ワイヤーリール】【パイルバンカー】【ジャンクパーツ】【ガントレット】【たからもの②】
　胴【ちみどろ】【おとこのこ】【たからもの①】
　脚
たからもの①：好きなバンドの特集が組まれた雑誌。戦争の最中にあって、音楽は束の間の癒やしだった。
たからもの②：簡易羅針盤。磁気を纏った小さな鉄片。終わった世界を進む指針となる。

君は戦場に生まれ、戦場に生きた。
終わった世界のことをよく認識している君の頭は、ひとりでに起きうる事象を【先読み】する。
君にかかれば、高度なアンデッド兵器の【調律】もお手の物。君の前では、粗悪なアンデッドなど【狂った歯車】も同然。
【ちみどろ】の体さえ気にならなくなる程に【アドレナリン】を滾らせ、敵を【ワイヤーリール】で引きずり回し、【パイルバンカー】で遠くまでぶっ飛ばしてやれ。
冷静さを失わず、クールに暴れろ。【おとこのこ】らしい君の体から放たれる【怪力】の一撃が、腐ったアンデッドどもを一掃する。

[7 NC 23/03/16(木) 20:38:08]

日記を最後まで読み終えると、日記帳からヒラリと一枚の紙が落ちた。

――親愛なる兄弟へ。

美しい文字で書き出しにそう記されている。どうやら手紙であるようだ。

＊＊＊
エース、もしここに戻ってこの日記を読むことがあったら、■■■を目指して欲しい。
おれとルフィはそこにいるはずだ。お前に何もなくて、人のまま生を真っ当に終えてくれるのが一番良いが、また会えたら嬉しいよ。
もしお前が天国にいるのなら、そっちへ行けるように準備を進めているから安心してくれ。そのときはルフィも一緒だ。

宝箱の中身は血晶琥珀という特殊な鉱石だ。おれの研究仲間が開発したもので、アンデッドの自我を正常化する力がある。
そいつはまだ試作段階だが、こんな世界なら何かの役に立つだろうから持っていってくれ。

お前の息災を祈っている。
サボ

[8 NC 23/03/16(木) 20:43:04]

手紙は長い年月を経て黴が生えてしまっており、内容の一部が読めなくなってしまっていた。

誰が一番最初に口を開く？　dice1d3=1 (1)

1:ルフィ

2:ロー

3:キッド

[9 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 20:51:53]

サボは今もルフィとサボを待って生きていそうだな
でもエースと爺ちゃんは一体何処に…

[10 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 21:04:15]

厄ネタな気がする…ネクロニカだからそうといえばそうなんだけど…

[11 NC 23/03/16(木) 21:29:07]

うわぁあああん！！

小さな子どものような、喉を割くような泣き声がツリーハウスに響いた。

ルフィはアンデッドで涙は出ない。けれど、ルフィは確かに泣いていた。

「サボォ～～～！！！」

優しかった兄の記憶が次々と蘇ってくる。

サボの日記は兄弟への愛情で溢れており、ルフィのことをずっと想ってくれていたサボのことを想って、ルフィは嬉しくて、寂しくて、兄に会いたくて堪らない気持ちになった。

「うわああぁぁん！！」

「うるせェバカザル！！もっと静かに泣きやがれ！！」

「ばっでサボがずっどおれ”のぼどじんばいじでぐれでェ！！」

「何言ってっか分かんねェよ！！鼻水も出てねェのに何だその滑舌！！」

「う”る”ぜェギザ男！！」

キッドが泣きじゃくるルフィを小突いたので、ルフィは泣いたままポカポカとキッドの機械の腕を叩いた。

「―――･･････」

ローは日記と手紙を眺めた。美しい兄弟愛に触れて、ローは自身の胸が少しだけ温かくなったような気がした。

そんなローを見て、ローの頭の上で寛いでいた黒い鳥が優しくの帽子のつばをつついた。

＊＊＊

対話判定

ルフィ→キッド　dice1d10=4 (4) +1

ロー→ルフィ　dice1d10=8 (8)

キッド→ルフィ　dice1d10=9 (9) +1

行動ロール

ロー　dice1d100=24 (24)

キッド　dice1d100=6 (6)

[12 NC 23/03/16(木) 21:40:31]

ローからルフィへの「対抗」　●●●○　→　●●○○

キッドからルフィへの「対抗」　●●●○　→　●●○○

＊＊＊

「――で、どうする？てめェの兄貴がどこにいるのかは分からねェ訳だが」

手紙を手にとったキッドがルフィに問いかけた。サボが示したどこかの地名は完全に黴に覆われており、器用なキッドが注意深く黴を払ってみても、その下の文字は完全に潰れてしまっていた。

「ぐすッ、えぐッ、まずは今の旅を続ける！！」

ルフィが涙を拭って答えた。

現状サボの居場所の手がかりはないし、ルフィと離れてしまっている現状、サボがルフィを探して手紙の場所を離れている可能性もあった。

それに、ソウルキングとの約束もある。どうせアテのない旅ならば、どこから見て探しても変わらない。

「それがいいだろう。お前のお兄様もアンデッド化しているなら、探す時間は十分過ぎるほどある」

行動判定

ルフィ　dice1d10=7 (7)

ロー　dice1d10=5 (5)

キッド　dice1d10=4 (4) +1

[13 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 21:49:38]

くまーサボに繋がりがあるの上手く言えないけどめっちゃいいな
過去のシナリオに出てきた要素と原作要素が綺麗に繋がってる

[14 NC 23/03/16(木) 21:59:39]

ふと、ルフィは手に持っていた日記帳に違和感を感じた。革のハードカバーが妙に緩いのだ。
ルフィが自分の勘を信じて革のハードカバーを外すと、カバーの裏にびっしりと暗号文が書かれているのが露わになった。

「暗号文書だ！！ギザ男、読んでくれ！！」
「あァ？･･･貸せバカザル」

ローと比べるとルフィは素直にキッドにお願いしたので、キッドも噛みつき返さずに暗号文書の解読を引き受けた。

「･･･間違いねェ、他2つの暗号と同じ情報の断片だ。これで大分『ヒュプノス』とやらの位置が絞れるが･･･。おいトラファルガー、契約書を貸せ」

そこまで言って、キッドは一度契約書の住所を参照した。

「何か分かったのか、ユースタス屋」
「ここまでの情報で『ヒュプノス』とやらが眠っている位置の緯度と経度が割れてる。おそらく、最後の契約書に書かれている住所とかなり近ェはずだ」

キッドは朧気な記憶を頼りに、ツリーハウスの床を削って地図を書いた。
南の大陸があり、そこから突き出た半島があり、そこから程近い海域にＸ印を書く。

「おれの記憶が正しけりゃ、契約書の住所はこの半島の先だ。で、暗号文書に書かれている住所がこの印の位置だ」
「すっげーー！！お宝の場所が分かったのか！！！」
「宝かどうかは分からねェがな！」

ルフィが目を輝かせて地図を覗き込む。
この冒険の終わりが見えてきて、ルフィの好奇心がより一層疼いた。

[15 NC 23/03/16(木) 22:12:09]

「･･････で、どうやってそこまで行くんだ？」

ルフィが全く純粋に質問した。

ベポが書いてくれた海図をもとに考えると、三人が今いる場所は南の大陸とは別の島であり、目的地へ行くためには一度海に出る必要があった。

三人は流氷に乗ってこの島まで来ているので、当然船など持っているはずもない。

「･･････船を造るしかねェのか？」

「おれ、イカダなら作れるぞ！！」

「イカダで海を越えられる訳ねェだろうがバカザル！！」

「なんだよ！やってみなきゃ分からねェだろ！！」

「ああ。歴史的には昔の人間が丸木舟で海を渡ったという説もあるくらいだ、不可能じゃねェだろう」

「てめェも何呑気なこと言ってやがるトラファルガー！！」

キッドはあまりにも楽観的かつ天然が入った二人の発言に突っ込みを入れた。が、その冷静さも次の瞬間には失われることになる。

「じゃあ、一番船作るのが下手だった奴が格下！！」

ルフィの言葉に、ローとキッドの対抗スイッチが入った。

＊＊＊

対話判定

ルフィ→キッド　dice1d10=3 (3) +1

ロー→キッド　dice1d10=1 (1) +1

キッド→ルフィ　dice1d10=8 (8) +1

舟の出来映え

ルフィ　dice1d100=45 (45)

ロー　dice1d100=57 (57)

キッド　dice1d100=33 (33)

[16 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 22:13:41]

3人ともあんまり上手くない！

[17 NC 23/03/16(木) 22:16:38]

キッドからルフィへの「対抗」　●●○○　→　●○○○

＊＊＊

謎に舟を掘り下げてみる

材料：１木材　２鉄屑　３その他のごみ

形状：１手こぎボート　２帆船　３足こぎ式ボート

こだわりポイント：１ロゴマーク　２舟の形状　３遊び心

ルフィ　dice3d3=2 3 1 (6)

ロー　dice3d3=2 2 1 (5)

キッド　dice3d3=2 3 1 (6)

[18 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 22:18:02]

ロゴマークこだわりすぎ問題

[19 NC 23/03/16(木) 22:18:25]

ちなみにここのローに刺青はある？

dice1d2=1 (1) （１ある　２ない）

[20 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 22:22:33]

キッドが平均以上で鉄製ならいいんじゃねぇの？

[21 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 22:24:35]

ネクロニカの世界の海は腐食してるし、鉄製なのは安心だな

[22 NC 23/03/16(木) 22:28:22]

三人とも頑丈そうな鉄屑をゴミの中から広い集めて舟を組立てる材料にした。

それぞれ頭を捻って鉄屑を舟の形に組立てたが、最終的にシンプルながら安定して進むことができる帆船型のローの舟が一番航海に適しているという結論になった。

そもそも急ごしらえの足こぎボートが航海に適しているはずがない。舟を作り終わった後、冷静になったキッドは少し反省した。

「･･･この帆の模様はどうにかならなかったのかよ」

ローが拾った化繊製の布で作った帆には、炭の塊を使ってでかでかと笑顔マークとハートの意匠が描かれていた。

黒い鳥が羽ばたいて、心なしか嬉しそうに帆の上に留まった。

「これってトラ男の体に描いてあるのと同じ絵だな！」

「いくらなんでも自己主張強過ぎんだろ！！」

「文句があるなら乗せねェぞ、ユースタス屋」

＊＊＊

対話判定

ルフィ→ロー　dice1d10=3 (3)

ロー→キッド　dice1d10=4 (4) +1

キッド→ロー　dice1d10=3 (3) +1

[23 NC 23/03/16(木) 22:33:44]

ここのローに刺青を入れるタイミングがあったのかは一切が謎のままれすが、ダイス神が言うなら入ってるんれすね

設定的には本人の遺体がそのままアンデッドになっているので、生きていた頃に入れたと考えるのが自然れすね
コラさんと逃避行してる途中で、衝動的にコラさんっぽい刺青掘ってみちゃった！みたいなエクストリーム若気の至りパターンれすかね？

[24 NC 23/03/16(木) 22:56:09]

「よォ～～し、出航だ～～！！！」

三人で海に向かって押した船が海に浮いた瞬間、ルフィが船の先端に飛び乗った。

「なんでお前が仕切ってんだ麦わら屋！！」

「てめェは方角も分かってねェだろうが！！」

船に乗るならば船長を努めたいタイプである三人の航海は、喧嘩しながら始まった。

キッドが腕の簡易羅針盤を確認し、ローが帆を上げる。

その瞬間、海に出る三人の背を押すように強い北風が吹き、ゴミだらけの粘ついた海水を振り切って船が大きく南へと進んだ。

赤く腐った海の上を、小さな船はグングン進む。

航海術の心得がない三人の船旅は非常に危なっかしく、ときには横転しかかって全員強酸の海に投げ出されそうにもなったが、危機一髪で乗り越えた。

やがて、前方に大陸が見えてきた。

「方角的に間違いねェ、あれが目的の半島だ！」

キッドが高揚したように告げた。その時。

ガタン！船が突然大きく揺れたかと思うと、吸い寄せられるように猛スピードで半島に向かって突き進んでいった。

三人が半島に辿り着いたとき、船はdice1d2=1 (1)

1:なんとか持ちこたえた。

2:木っ端微塵に砕け散っていた。

▼シナリオ０５「燃滓の島グレイ・プルガトリウム」をクリアしました

[25 NC 23/03/16(木) 23:01:33]

これにてシナリオ05も終了です！シナリオ終了処理は明日にしておきます

前半で情報を取りこぼしまくったので、一応サボの日記の内容をちょっとオマケしてるれす

そういえば行動ロールひとつ振り忘れてました

サボの血晶琥珀は持ってきた？　dice1d2=1 (1)

1:持ってきた！

2:エースのもんだから残してきた！

気になっている人が多かったれすが、エースと爺ちゃんはれすね･･･ dice1d100=15 (15)

[26 NC 23/03/16(木) 23:14:55]

このシナリオでは、どう足掻いてもエースと爺ちゃんの情報はこれ以上出てこないようになっています。
（上のダイスの結果は今後のシナリオの展開次第で使うかもです）

ルフィシナリオの内容を決定したダイスは、迷子になる前に誰と手を繋いでいたかのロールで決めています。

「大きな手を握っていた」を引いた場合、手を握っていた相手はガープまたはダダンです。どちらの場合も、二人はルフィの手を引いて炎の中を歩きだそうとしますが、その後にエースを助けにいってそのまま生き別れてしまう展開でした。

「少し大きな手を握っていた」を引いた場合、手を握っていた相手はエースです。こちらの場合は、何らかの形でエースと再会できる流れでした。こっちだと逆にサボの情報はあまり出てきません。

「手は繋いでいなかった」を引いた場合、舞台設定もガラリと変わり、ゾロと会えるシナリオを用意する予定でした。

今日はこの辺で

[27 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 23:15:00]

シナリオ完走お疲れ様です！
他に取り逃した情報がないか気になる
そしてエースと爺ちゃんの安否は如何に…

[28 二次元好きの匿名さん 23/03/16(木) 23:15:39]

低い…ﾎﾟﾛｯ

[29 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 07:21:03]

ダイスが低いとマシなのか高い方がマシだったのか…

[30 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 12:32:40]

ゾロが出る√もあったのか
今後のシナリオでエースと爺ちゃんの安否もわかるといいな

[31 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 12:33:21]

ロー、ルフィの過去がわかったし、あとはお前だぞキッド！
キラーの安否や如何に

[32 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 21:16:25]

キッドもキッドで不穏なんだよな…

[33 NC 23/03/17(金) 21:55:22]

▼寵愛点の配布
・合計悪意点　53÷3=14 （端数切り捨て）
・カルマの達成　各2点
「記憶のカケラを手に入れる」達成（※ルフィのみ）　
「暗号文書の手がかりを手に入れる」　
「灰色の泥人形を守る」達成（※ルフィのみ）

獲得寵愛点
ルフィ　２０点＋２点（繰越し分）＝２２点
ロー　１６＋１０点（繰越し分）＝１６点
キッド　１６点＋１点（繰越し分）＝２７点

[34 NC 23/03/17(金) 22:00:29]

キッドの寵愛点、正しくは１７点です

寵愛点4点消費：任意の基本パーツを一つ修復
ロー：【はらわた】修復
キッド：【はらわた】修復

▼寵愛点4点消費：任意の狂気点を1点減少
ルフィからたからものへの「依存」　●●○○　→　○○○○
ルフィからボニーへの「保護」　●○○○　→　○○○○
キッドからボニーへの「憐憫」　●●○○　→　●○○○

[36 NC 23/03/17(金) 22:13:28]

▼寵愛点10点消費：スキル獲得または強化パーツの獲得

今回の戦い･･･

ルフィ　dice1d2=1 (1)

1:　地獄のような場所でも兄弟と一緒に乗り越えてきたことを思い出した。ジャンクのスキル【地獄の住人】獲得

2:　理不尽に立ち向った兄の生き様を思い出した。ジャンクのスキル【奈落への抗い】獲得

ロー　dice1d2=2 (2)

1:　救急セットを入れられる頑丈なケースを拾った。武装+1→武装２パーツ【合金トランク】獲得

2:　心の平静を保つ術を身につけた。レクイエムのスキル dice1d2=2 (2) （1【銃神】、2【集中】）獲得

キッド　dice1d2=2 (2)

1:　頑丈そうな鉄の棒を拾ったぜ。改造+1→改造１パーツ【スチールボーン】獲得

2:　丁度良いサイズのボルトを拾ったぜ。改造+1→改造１パーツ【ボルトヘッド】獲得　

[37 NC 23/03/17(金) 22:17:19]

▼スキル/強化パーツの獲得

ルフィ：【地獄の住人】逆境でこそ力を発揮する、強靱な精神力。
ロー：【集中】狙い澄まして敵を撃ち抜く、研ぎ澄まされた感覚。
キッド：【ボルトヘッド】脳内の電気信号や伝達物質を調節するためのツマミ。

[38 NC 23/03/17(金) 22:21:57]

これで今回のシナリオ終了処理も完了です！

終盤にきてようやく支援系のマニューバを三人全員が獲得しました。
ルフィは【地獄の住人】の効果で、地獄エリアにいる際に攻撃判定にバフがかかるようになります。
ローは【集中】の効果で射撃、白兵攻撃両方にバフがかけられるようになりました。
キッドも【ボルトヘッド】の効果で自身の攻撃判定を支援できます。

支援系マニューバといいつつも、３つとも対象が「自身」なので互いを支援する気は全くない模様。

[39 NC 23/03/17(金) 22:23:54]

今日はこの辺にしておきます
取りこぼした情報の内容なんかも公開したいところれす

[40 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 22:28:15]

集中、コストかかるのが悩ましいな…
まあ自己支援なんてなんぼあってもいいですからね

[41 二次元好きの匿名さん 23/03/17(金) 22:35:37]

今更だけど、ネクロニカの成長は「経験値」じゃなくて「寵愛点」なんだね

自分たちの経験による成長じゃなくて、ネクロマンサーからのご褒美がドールを強化するんだと思うとすごく悪趣味でいいね

[42 二次元好きの匿名さん 23/03/18(土) 07:21:02]

みんな攻撃系を取得しているな…

[43 二次元好きの匿名さん 23/03/18(土) 14:06:49]

まぁ原作時点で攻撃的な3人だから攻撃系取得するのは違和感ないのよ

[44 NC 23/03/18(土) 21:53:36]

大事なことを忘れてました

▼ルフィがサボへの未練を獲得します

dice1d5=4 (4) （中立者への未練表より抜粋）

1:依存

2:感謝

3:期待

4:尊敬

5:信頼

[45 NC 23/03/18(土) 22:05:16]

ルフィからサボへの「尊敬」　●●●○
＊＊＊

シナリオの裏設定れすが、亡命したサボのもとにはルフィと取り違えられてコアラが送られてきてるれす
コアラは天竜会のネクロマンサー作のドールれすね

特に詳細は決めてないれすが、サボのポジションはソロリティ、コアラのポジションはオートマトンれす

エースはゴミの島にはいないれす
灰色の泥人形の中には生前のルフィたち兄弟と面識があった人もいて、実は軽く会話できたれすが、エースの行方を聞いみてもみんな知らないと答えるれす

[46 二次元好きの匿名さん 23/03/18(土) 22:16:15]

コアラが来たのか良かったのかこれ

[47 NC 23/03/18(土) 22:18:51]

もりのいえで取りこぼした情報は次の通りです

①業務日誌
実は2ページ以降も書いてあります。2ページ以降の記入者はドグラで、鉛筆の薄い字で書かれており紙の劣化でかなり読みにくくなっているため、行動判定に成功しないと内容が読めません。
書いてある内容は次の通りです。

・ダダンたちの子育て奮闘記
・サボが突然いなくなり、ルフィとエースが悲しんでいる記述
・火事の日にルフィもエースもいなくなってしまった記述
・突然サボがやってきて、眠ったままのルフィを預けにきた記述

業務日誌の内容を読むと、ルフィの記憶のカケラ「荒い息」の内容が補足されます。
原作同様の展開でサボが親に連れ戻されてしまう際の記憶です。このときルフィは人質として痛めつけられており、ヒューヒューと荒い息を吐いています。

②帳簿
最後の方のページに、他の収支とはケタが異なる巨額の収入が記されています。
これは暗号の契約書に記載されている内容と一致します。
ドグラの字で書かれていますが、非常に悪筆で一部の文字が非常に読みにくく、この悪筆が原因で取り違えが発生しています。

[48 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 08:42:12]

エースと爺ちゃんはもうあの島には居ないのか
今後の展開で出会えるといいな

[49 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 08:52:40]

ダダンの子育て日誌もちょっと気になる

[50 NC 23/03/19(日) 15:33:33]

今回のシナリオのBADENDですが、戦闘で負けると崩れた灰色のアンデッドと一緒くたにミンチにされて奴隷アンデッドにされるENDです

アンデッドは自我次元と接続している肉体全体で思考していますが、のうみそなどの高度な情報処理器官を失ったり、自我次元を接続する媒体である肉体の大部分を失ったりすると、思考レベルが低下します
ミンチにされて再形成された場合、もはやドールらしい高度な自我や思考能力は失われ、命令に従って動くだけの粗悪なアンデッドになってしまいます

[51 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 15:41:09]

BADENDなんれすか！？

[52 NC 23/03/19(日) 15:48:31]

そのうち次シナリオいきますので、幕間恒例の掘り下げダイスを振っておきます

ルフィ

じいちゃんに対する感情　dice1d100=64 (64) （トラウマ：低　⇔　高：おじいちゃん子）

ロー　

兄弟姉妹についての記憶　dice1d50=1 (1) （高い程はっきりしている）

キッド　記憶のカケラ「秘密」について

秘密の深刻さ　dice1d100=72 (72)　（高い程深刻）

＊＊＊

オマケ

ドレークとホーキンスの目的地までの道のり

現在　dice1d100=49 (49) +38 %

ハンコックの建国の進捗　dice1d100=97 (97) +49 %

[53 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 15:49:57]

おお！！！国完成か！目的地までも13パーセントか

[54 NC 23/03/19(日) 15:51:22]

ハンコック王国（仮）無事建国し終わったみたいれすね！

あとは国民になるドールを集めるだけれす！

立地的には島なので気軽に行き来できないれすが･･･

住民は何人来た？dice1d10=3 (3)

[55 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 16:08:00]

トラ男また掘り下げダイスで最低値出してる･･･家族のことはほとんど思い出せないのか･･･
家族のことほぼ全く回想しないのは原作通りといえばそうなんだけど

[56 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 17:15:04]

ルフィはおじいちゃん子よりで、キッドの秘密はそこそこ深刻か
ローは…家族のこと全く思い出せなさそうですね
ハンコックは建国おめでとう！

今回もBADENDにならなくて良かった…前回のBADENDより救いがなかった

[57 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 20:14:17]

記憶的に施設にくる前以前のことも怪しそう

[58 二次元好きの匿名さん 23/03/19(日) 20:46:20]

ローのドール作成者のドフラミンゴ的には施設に来る前の記憶とか与えてもしょうがないから仕方ないね…

[59 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 01:31:41]

結構取りこぼしてるな…
ローはまた旅が終わってからでも家族のこと思い出せるといいね

[60 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 07:51:06]

全部おわったあとの旅の最中とかでローの故郷によることとかにならないかな？
そうしたら思い出せるかな？

[62 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 14:45:31]

お兄様が守らなきゃ…とか言ってたけど、お兄様として何を守ってたかの記憶全然ないの悲しすぎるな
お兄様モードの記憶残っててもお兄様…？て頭を傾げそうなのが

[63 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 19:46:24]

>>58

原作と言いホント此奴は…感じがある

流石原作履修済みダイス神くん

[64 NC 23/03/20(月) 19:50:03]

お兄様モードのこと考えると記憶ないの可哀想になっちゃれすけど、記憶のカケラが家族に掠ってもないので仕方ないれすね

「父の腕」｢母の手｣｢少女｣みたいな家族に直接関係ありそうなカケラや、「お茶会」「将来の夢」「遊園地」みたいな幸福な日常を彷彿とさせるカケラ、「奇病」「シーツの血」「白い部屋」みたいな病院を思わせるカケラを引いたらトラファルガー家の描写を入れようと思ってたれすが、結局引かずじまいれすね

[65 NC 23/03/20(月) 19:52:59]

表を見直してたら思ってたより誤魔化しようもないいかがわしい名前の記憶のカケラが多かったれすが、誰も引いてなくて健全で安心れす

（実はルフィが引いた「荒い息」の原文はわりといかがわしい内容れすが、8歳相手に事案すぎるので内容を誤魔化したれす）

[66 二次元好きの匿名さん 23/03/20(月) 20:30:24]

今のところ原作から大きく離れず来てるからキッドもその流れに乗って欲しい気持ちと、「かわいい服」「ケーキ」「花冠」みたいなファンシーで似合わないカケラ聞いてほしい気持ちがある
心が２つある〜

[67 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 02:26:32]

PART１？原初のスレ？から一気見して追いついたTRPG好きの新参ですが本当に原作履修したダイス神だなと思ってしまいましたね…ここまでひたすらダイス神が良い意味で荒ぶるの好きです…綺麗にバドエン回避するのもすごいしハンコックさん（＆姉妹たち）建国おめでとう…
スレ主NCさんの描写も情景が想像しやすくて好きです！（保守のどさくさに紛れて感想を通りすがらせました、失礼致しました）

[68 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 07:39:12]

やっぱり女神様は原作推しなんだろうな…
あと空気が比較的読めるタイプ

[69 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 12:05:21]

ダイス神「原作最高！原作最高！オマエも原作最高と叫びなさい！」

[70 NC 23/03/21(火) 19:30:12]

辿り着いた半島は、錆まみれの金属スクラップが何十メートルにも積み重なり山になっていた。血に似た独特の金属臭が三人の鼻をつく。

先の生ゴミだらけの島とはまた異なる方向で汚染された光景が三人の不快感を駆り立てた。

「･･･ここも随分と汚ねェな」

「なんかここの砂浜ジャリジャリするぞ！」

ルフィがサンダルで砂浜をぐりぐりと踏みつけた。砂の代わりに赤茶けた錆が堆積しており、ジャリジャリと音を立てて海へ溶けていく。

「お前はサンダルはなんだから気をつけろ麦わら屋、破傷風になるぞ」

「･･･アンデッドに破傷風もクソもねェだろ。ボケてんのか？」

＊＊＊

対話判定

ルフィ→ロー　dice1d10=5 (5)

ロー→ルフィ　dice1d10=1 (1)

キッド→ロー　dice1d10=9 (9) +1

＊＊＊

帆船を浜から押してあげ、三人は陸の方を見上げた。

汚らしいスモッグで曇っているが、ぼんやりと高い塔のような影が向こうに見える。

行動判定・狂気判定

ルフィ　dice2d10=9 6 (15)

ロー　dice1d10=8 (8) +1 , dice1d10=3 (3) -2 （【アンテナ】による補正）

キッド　dice2d10=8 1 (9)

[71 NC 23/03/21(火) 19:33:42]

>>34

そういえば、ここの処理間違えていたので訂正れす

誤）キッド：【はらわた】修復

正）ルフィ：【こぶし】修復

コピペをもとに書いた文章を間違えまくってて申し訳ないのれす

ルフィの【こぶし】は重要なパーツなので、そのままにはしておけなかったれす

[72 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 19:34:28]

新シナリオ待ってました！
そして開幕から判定失敗するローお兄様さぁ…

[73 NC 23/03/21(火) 19:49:52]

キッドからローへの「執着」　●●○○　→　●○○○
＊＊＊
ひゅう、と風が吹く。僅かにスモッグが晴れ、三人の目に一枚の看板が映った。

鉄屑から最先端を創造する
（株）アップサイクル・ソリューションズ
本社　■■■km 先

「契約書に記載があったとおりの社名だな」
「･･･何の会社なんだ？」
「社名と宣伝文句からすりゃ、廃金属を再利用して最新機器を作ってる会社みてェだが」

そのとき、ローは頭のアンテナに、キッドは体内に組み込んだ金属片に、何かを“受信”した。
まるで何者かに操られるように、不随意に二人の口角が持ち上がる。

「･･････へへッ」
「ハッハッハ！」
「･･･どうしたお前ら？急に笑い出して気持ち悪ィぞ」

隣りにいた二人が急に笑い出したので、ルフィは丸い目をジトリと半開きにして二人を怪訝そうに見た。
次の瞬間、二人はものすごい形相で自分のはらわたを抉り出し、笑顔を無理矢理打ち消した。

「――何だ今のは」
「･･････あの塔、何かロクでもねェもん飛ばしてやがるな」

二人はスモッグの向こうの塔を睨み上げた。何かがを“受信”した瞬間、二人は無性に楽しく笑いたくなったのだ。
強制的に心理に介入されたことへの抵抗感が、二人の眉間のシワをますます深くした。
＊＊＊
ローからキッドへの「執着」　●●○○　→　●●●○　【はらわた】破損
キッドからローへの「執着」　●○○○　→　●●○○　【はらわた】破損

[74 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 19:50:36]

スマイルか……キラーやばそう

[75 NC 23/03/21(火) 19:56:18]

三人は看板に従い、アップサイクル・ソリューションズの本社を目指すことにした。

金属スクラップの山の終わりは見えないが、真ん中を割るように一本の道路が通っている。

道路は多少ひび割れているが、十分に歩ける程度には綺麗だった。道路は二本の線を引いたように一部が凹んでいる。重いものを積んだ輸送車や重機が通るのだろう。

行動判定

ルフィ　dice1d10=1 (1)

ロー　dice1d10=2 (2)

キッド　dice1d10=9 (9)

[76 NC 23/03/21(火) 20:07:11]

歩きながら金属の山を眺めていると、キッドはスクラップの隙間に金属のものではない反射光を見つけた。

――監視カメラだ。

「おっとハエだ！ハハッ、粉々になっちまった」

キッドはワイヤーリールが仕込まれた右手を伸ばし、漂っていた羽虫を一匹握りつぶした。

手のひらを開いてその死骸をルフィとローに見せる。そこにあったのは羽虫の死骸ではなく、極小さな金属片であった。

「･･･何だこれは」

「こりゃ、昆虫を模した超小型偵察ドローンだな」

「すっげー！！こいつ、こんな小っちゃいのにロボなのか！！」

キッドの解説を聞いてルフィが目を輝かせた。

「ロボってことは、やっぱビームとか出せるのか！？」

「それどころじゃねェだろ麦わら屋！！」

「最新のパーツで構成されてるみてェだが、こんだけ小せェと――」

キッドが言いかけたとき、赤い光がチカリとスモッグの向こうで瞬いた。

行動判定

ルフィ　dice1d10=8 (8)

ロー　dice1d10=3 (3)

キッド　dice1d10=5 (5)

[77 NC 23/03/21(火) 20:10:18]

>>70

ここの対話判定大失敗を見逃していたれす

ダイスによる未練の強制変更が発生するれす

未練の変更　dice1d10=10 (10)

１：嫌悪

２：独占

３：依存

４：執着

５：恋心

６：対抗

７：友情

８：保護

９：憧憬

１０：信頼

[78 NC 23/03/21(火) 20:12:50]

ローからルフィへの「信頼」　●●○○

ルフィとローが相互「信頼」になったれす。
信頼の発狂「疑心暗鬼」はデメリットが大きいので、ローの狂気点管理の難易度が上がってしまって遺憾れす。

[79 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 20:14:19]

ただでさえロー兄様発狂しやすいのにデメリット大きいの当たっちゃったか…

[80 NC 23/03/21(火) 20:21:31]

真っ赤な光が三人の網膜を犯す。

光は激しく明滅し、見るものの脳裏に極彩色のパターンを直接照射する。

光子ドラッグだ、とキッドが気づいて口を開こうとした瞬間、怪電波が再び体を流れた。

何かが強制的に自我に干渉している。

「――おい、ギザ男、トラ男！？」

キッドとローの体が傾き、その場に倒れた。

ルフィはドール故の怪力をもっているが、自分より大きな人間を二人持ち上げて素早く異動するのは難しい。

行動判定

ルフィ　dice1d10=9 (9) -2

[81 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 20:23:08]

結構でかい数が出てくれてよかった

[82 NC 23/03/21(火) 20:30:34]

「うぎぎ、仕方ねェなお前ら！！」

ルフィは細い腕を限界まで伸ばして両脇にキッドとローを抱え、サンダルを履いた脚を踏ん張り、ゴムのような勢いで飛び出した。

「なんか分かんねェけど、あの光を見ねェようにすればいいんだろ！？」

ルフィは謎の光を照射している小さな機械の首の動きを振り切り、機敏な動きで金属スクラップの間を飛び回った。
怪電波は受信するパーツのないルフィの体を通り抜けていく。

「おい起きろお前ら！！全然起きねェ！！クッソォ･･･」

ルフィが一つの機械から逃げ切っても、また次には新たな機械が光を放つ。

「キリがねェな･･･。――ッ！！」

走り回っても逃げ切れる気配がない。また新手の機械がルフィの目に光を当てたので、ルフィは咄嗟に目蓋を閉じた。その瞬間、機械とは異なる血の通った声がルフィを呼んだ。

「おーい！！キミ、こっちだ！！！こっちへ逃げろ！！！」

[83 NC 23/03/21(火) 20:35:21]

「誰だお前！！」

「キミはドールだろ？なら、ぼくはキミの敵じゃない！！さあ、こっちへ！！」

見知らぬ声を警戒するルフィを攫うように、声の主はルフィが抱える二人ごとどこかへ引っ張り込んだ。

「――大丈夫だったかい？もう目を開けても大丈夫だよ」

ルフィはまず薄目を開けた。声の主が言うとおり、気持ちの悪い光はもう見えない。

敵ではない、というのはどうやら本当らしい。そう判断して、ルフィは目蓋を持ち上げた。

目の前にいたのは、dice1d10=9 (9) +10 歳ほどの背の高い少女だった。

[84 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 20:36:18]

誰だ……？少女ドルヤナイカ？？

[86 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 20:42:02]

ぼくって言っるからヤマトじゃない?

[87 NC 23/03/21(火) 20:51:01]

「ああ、自己紹介が遅れたね。ぼくはヤマト、いつかおでんになる男さ！！」

「男ォ！？でもお前･･･」

「ぼくが憧れるこの国の英雄おでんは男なんだ。だからぼくは男になった！！」

ヤマトは大真面目な様子で自分は男だと言い切った。彼がそう言うのならそうなのだろう。自分のことは自分が一番分かるものだ。

「――とにかく助かった！ありがとなヤマ男！！」

「いいよお礼なんて！おでんだったら当然のことをしただけさ！」

「･･･おでんって何だ？」

ヤマトはふふんと胸を張った。

ヤマト曰く、おでんとは遥か昔にこの国で活躍した歴史上の偉人で、誰よりも自由な将軍だったらしい。

ルフィは歴史にはあまり興味がないが、ヤマトはおでんという人物に熱烈に憧れているようだった。

ヤマト　(dice1d100=100 (100) +15) /2

[88 NC 23/03/21(火) 21:14:15]

「･･･ん？その麦わら帽子、キミはひょっとしてルフィかい？」
「おう、おれはルフィだ！！･･･何で知ってんだ？」
「エースに聞いたんだ、麦わら帽子を愛用してる弟がいるってね」

エース。その名前を聞いて、ルフィの目が飛び出そうな程に開いた。

「エースゥ！？ここにいるのか！？」
「いや、エースがここに来たのは･･･、確かあの電波塔ができる前だったから、もう100年くらい前かな？」
「エースは無事なのか！？」
「キミと同じ、ピンピンしたドールだったよ！兄弟を探して旅をしてるって言ってたけど、まだ会えてなかったんだね」

ヤマトはそう言って、エースの話をルフィに聞かせた。
ガープという爺がエースを担いで炎の海を駆け抜けて海へ飛び込み、熱された海域から脱出するためにガープがその身一つで隣りの大陸まで泳ぎきったこと。
辿り着いた先の島で白ひげと呼ばれる人物が取り仕切るシェルターに受け入れられたこと。
大火傷を負っていたエースは、一命を取り留めて再び兄弟と会うためにそこでマルコという博士によるドール化手術を受けたこと。
もとの島に戻るために船に乗ったら、嵐に流され全く知らない場所に漂着してしまったこと。

「――ぼくはおでんの豪快な逸話が大好きなんだけど、ガープってお爺さんも同じくらい破天荒だよね！」
「ガープはおれのじいちゃんだ！じいちゃんはどうなったんだ！？」
「えッ、キミのお爺さんなの！？･･･ガープさんがアンデッド化手術を受けたって話は聞いてないな」
「そっか･･･」

エースの無事を聞いてルフィはほっと息を吐いた。ガープの消息は分からないが、普通に考えれば寿命を迎えているだろう。もし安らかに逝けたのならば、何も言えることはない。

▼ルフィが1点狂気点を回復します
ルフィからドレークへの「依存」　●●○○　→　●○○○

[89 二次元好きの匿名さん 23/03/21(火) 21:16:32]

ワノ国か！今回はルフィのエースの話の延長なのかな

[90 NC 23/03/21(火) 21:21:43]

「―――！！」

ルフィのヤマトの会話を聞いてか、気を失っていた二人が意識を取り戻した。

「気づいたかい？ああ、自我撹乱装置の影響を受けた直後だから、無理に動かない方がいいよ」

上体を起こそうとしてよろめいたローをヤマトは素早く受け止めて床に寝かせ直した。

キッドは目を開けたが、しばらく虚空を見つめていた。

ギラギラと輝く、狂った極彩色のパターンが脳裏にこびりついている。

強制的に自我を歪める光に引き摺り出されるように、キッドの記憶のカケラが蘇った。

キッド　記憶のカケラ

※1d5=1-3:通常、4:アルファ版、5:ベータ版の記憶表を参照

万が一被ったら振り直し

dice1d5=1 (1)

dice1d100=66 (66)

[91 NC 23/03/21(火) 21:29:19]

エースの話は前シナリオラストで振ったダイスとヤマトのダイス目の平均値次第で公開しようか決めてたれすが、ヤマトがまさかの最大値を出してきたのでちょっと内容盛ったれす

スレ主はノベルエース読んでないのであんまり想像できないれすが、エースはエースでドールの兄弟をつくって終わった世界を旅してます

兄弟全員あまり船旅が得意ではないようで、なかなか元の国に戻れないみたいです

キッドが記憶のカケラを引いたところで、今日はこの辺にしておきます

ちなみにこの記憶のカケラはキッドにとって　dice1d2=2 (2)

1:温かい記憶

2:苦い記憶

[92 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 02:04:54]

お兄様よりにもよって「信頼」引き当てて草枯れる
それにしてもヤマトかー！章ボス読めなくなってきてワクワクしてます

[93 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 02:06:34]

キッドの過去は書かれるのかな楽しみ

[94 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 09:07:46]

今回のエリアはローとキッドにとって中々厳しいな…頑張れルフィ！
まさかのヤマトの登場！
そしてエースはドール化、ガープは恐らく安らかに逝く事ができたのは安心だ

[95 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 18:05:35]

ヤマトだから章ボスはカイドウ…？
それかワノ国想定でオロチ？
カイドウだと勝てる気がしないから、オロチの方がまだいいな

[96 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 20:42:09]

ヤマトにも姉妹、兄弟がいるのかな？

[97 NC 23/03/22(水) 20:45:55]

美味しいそうなにおいがして、腹がぐうと鳴った。
どれだけ荒廃した世の中でも、人間が美味しいもの食べて幸福を感じる生き物である限り、屋台や食堂は決してなくならないものだ。

確かあれは、ガラクタの機械を分解して取りだしたジャンクパーツを売った帰りだった。
自分と、幼馴染み二人。人の手垢で黒ずんだ硬貨を握りしめて、屋台の暖簾を潜った。

目の前に出されたのはカレーうどんだった。香ばしいスパイスが食欲をかき立てる。
僅かながら具に肉の入った麺をズルズルと夢中ですすって食べた。とても美味しかった。

――おいキッド、汁飛んどるやないか！

箸を止め、隣りに座る幼馴染みが自分を睨みつけた。白い服に茶色の水玉模様ができて立腹している。
つり上がった目元。勝ち気な態度。その子のことが好きだった。

そのときの自分はどうしようもなくガキで、好きな子に怒られて、なんだか無性に意地悪したくなってしまったのだった。もう一人の幼馴染みも一緒になって、ぷりぷりと怒るその子のことをからかった。

その結果、目の裏でチカチカと星が弾けるほどに殴られ、ボコボコにされた。
あんまりに強烈な出来事だったからか、あれ以来カレーうどんを一度も食べていない。

キッド　記憶のカケラ　「料理」

[98 NC 23/03/22(水) 20:56:42]

「ギザ男～、いつまで寝てるんだよ！トラ男はもうとっくに起きたぞ！！」

ルフィの高い声で、キッドの意識が現実に帰ってきた。

「･･･うるせェなバカザル。･･･誰だてめェは」

「ああよかった、目が覚めたんだね。ぼくはヤマト」

三人とヤマトは互いに自己紹介しあった。

ヤマトは長い間ひとりで活動していたようで、話相手に飢えていたようであった。

三人と話している間ヤマトは終始楽しそうに笑顔を浮かべていたが、話の途中で表情を曇らせた。

「･･･キミたちの冒険の話、とっても面白かったよ！もっと話していたいけど、君たちは一刻も早くここを離れた方がいい。ここはとても危険な場所なんだ」

ヤマトへの返答　dice1d3=3 (3)

1:「危険でも平気だ！おれたち、お宝探しに来たんだ！」

2:「危険かどうかはおれたちが判断する。ところで、こんな暗号を知らねェか」

3:「危険ってのはあの電波塔のことか。ありゃ一体何だ」

＊＊＊

ローはヤマトのことを何て呼ぶ？　dice1d2=1 (1)

1:ヤマト

2:ツノ屋

[99 NC 23/03/22(水) 21:08:25]

「危険ってのはあの電波塔のことか。ありゃ一体何だ」

キッドがスモッグの向こうの電波塔を見上げる。精神に介入する不快な怪電波の感触を思い出して、キッドの口角が思い切り下がった。

ヤマトが説明に困ったように眉を下げ、腕を組んだ。

「･･･それは、見てもらった方が話が早い。ちょっと着いてきてくれ」

そう言ってヤマトは金属スクラップの山の隙間の抜け道を歩き始めた。進むにつれ、金属が擦れる甲高い音と人の笑い声が混じった独特の雑踏音が聞こえてきた。

「――見えるかい？ここに長居したアンデッドは、皆あんな風になってしまう」

ヤマトが指さした先は、都市鉱山の採取場になっていた。

山のように積み重なった機械ゴミにたくさんのアンデッドが一心不乱に向き合って、何かの部品をむしり取る作業を延々と繰り返している。

アハ、アハハ。アハハハ！！

異常なのは、気が遠くなるような単純作業をこなしながら、皆笑顔で楽しそうにしていることだ。仮面を貼り付けたように、あるいは判で押したように、誰もが一様に笑顔で単純労働に従事している姿は不気味極まりない光景だった。

狂気判定

ルフィ　dice1d10=6 (6)

ロー　dice1d10=8 (8)

キッド　dice1d10=1 (1)

[100 NC 23/03/22(水) 21:18:22]

気が触れたように笑うアンデッドの姿に、キッドは何故か非常に動揺した。

何をも恐れず、不気味に笑いながら近づいてくるあれは――。

「―――ッ！！」

キッドは一瞬脳裏をよぎった嫌なものを振り払うように、腹を掻きむしった。機械の指先に引っかかったはらわたがズタズタになって零れ落ちる。

「むごいだろう？あの電波塔から放たれる電波は、アンデッドの肉体を解して自我次元に干渉するんだ。もしあれに自我を歪められると、喜んでここで働くだけの存在になってしまう」

ヤマトは痛ましそうに目を細めた。笑うだけのアンデッドたちは、永く働きつづけて手指がボロボロになっている。

「キミたちだって例外じゃない。現に、ローとキッドは自我撹乱装置の影響を受けていたみたいだし･･･。名残惜しいけど、早くここから立ち去るんだ」

ヤマトへの返答　dice1d2=2 (2)

1:「なぜお前は電波の影響を受けずにここにいる？」

2:「誰が何の為にそんな電波を流してやがるんだ？」

＊＊＊

キッドからルフィへの「対抗」　●○○○　→　●●○○　【はらわた】破損

[101 NC 23/03/22(水) 21:36:15]

「腑に落ちねェな。誰が何の為にそんな電波を流してやがるんだ？」

キッドが問いかけると、ヤマトは再び腕を組んだ。
少し複雑な経緯があるんだけど、そう前置きして、ヤマトは三人にここで起きたことを語り始めた。

＊＊＊

あの電波塔が建てられたのは、大体今から100年くらい前のことだ。
オロチっていうネクロマンサーがこの半島にやってきて、金属資源の山だったアップサイクル・ソリューションズの工場跡に目をつけた。

オロチは強欲で狡猾で残酷なネクロマンサーだった。ここでものすごい兵器を作り上げて、その武力で終わった世界を牛耳ろうとしたんだ。
それで、オロチは手始めにあの怪電波塔を建てた。兵器を作る労働力を確保するためにね。

この半島はもともと最終戦争の激戦地の一つだったから、アンデッド兵の残当が多く残ってた。彼らは戦争が終わった後はアテがないなりに生活していたんだけど、電波のせいで自我を歪められてしまって、今でもずっと働き続けてる。ぼくがいくら呼びかけても、笑いながら働くばかりでどうしようもないんだ。

大量の労働力を手に入れたオロチは、できるだけ効率的に殺戮できる兵器の開発に着手した。
ここで採れた貴金属は、その兵器の部品に使われるんだ。

兵器の製造が軌道に乗り始めた頃、今度はオロチはその兵器を最大限に活用するための制御AIを開発した。
そのAIの名前は、“カイドウ”。･･･何かの英文字の略だったんだけど、忘れちゃった。

オロチはカイドウを開発した後、カイドウによって排除された。きっと、最も効率的な殺戮には、人の意志が介入しない方が都合が良かったんだろうね。
それでオロチがいなくなった後も、カイドウはずっと電波を流して兵器を作らせ続けてる。

だから、キミの質問の答えは、「カイドウが殺戮兵器の開発のために電波を流している」かな？

ぼくはカイドウを止めたくてここにいるんだけど、警備システムが厄介でなかなか本体までたどり着けないんだ。
だからせめて、これ以上犠牲者が増えないように、外から来たドールがここに留まらないように忠告してるんだ。

[102 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 21:38:02]

やっぱりカイドウかぁ…！

[103 NC 23/03/22(水) 21:50:32]

「分かったかい？ここが危険だってこと」

ヤマトは三人に向き直り、心配そうにルフィを見下ろした。

「それに、ルフィが自我撹乱装置の影響を受けずに逃げ回っている映像を、すでにカイドウはキャッチしているはずだ。あいつは兵器の開発と同じくらい強い手駒を作ることにも執心しているから、きっとキミたちを捕らえにくるよ。きっと鎌ぞうが直々に出てくるはずだ」

「かまぞう？」

聞き覚えのない名前に、ルフィが首を傾げた。

「鎌ぞうはカイドウお抱えの手駒の一人だ。素早い残撃で標的を確実に解体して、カイドウのもとに連れて行く。ぼくは腕に覚えがある方だけど、鎌ぞう相手だと毎回向こうを撒いて逃げるので精一杯だ」

ヤマトは説明のために、尖った金属でアスファルトを引っ掻いて絵を描いた。

ヤマトの絵の上手さ　dice1d100=34 (34)

[104 NC 23/03/22(水) 21:59:25]

ヤマトの絵はお世辞にも上手いとはいえなかった。
二本の風車のようなものをもった包帯男のような絵が出来上がったが、三人の心にはいまいち刺さらなかった。

「――本当にこいつ強ェのか？」
「ああ。もの凄く強いし、話が通じる相手でもないから、彼が来る前に早く逃げるんだ」

強い相手。逃げる。

三人は、そう言われて首を縦に振れるような殊勝な性格をしていなかった。
負けず嫌いで、血気盛んで、若さ故の無謀に振り回されながら生きているような男たちだ。

「どうせ暗号文書はオロチとやらを経由してカイドウの手に渡っちまってるだろう、もののついでにぶっ潰してやろうじゃねェか！！」
「ヤマ男、助けてくれた礼だ！今度はおれたちがお前を助ける番だ！！鎌ぞうを倒して、そんでカイドウをぶっ飛ばしに行こう！！」

▼シナリオカルマ「怪電波を断ち切る」「暗号文書の手がかりを手に入れる」を公開します

[106 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 22:01:26]

キラーか……辛

[107 NC 23/03/22(水) 22:01:50]

シナリオカルマも公開したところで、今日はこの辺にしておきます

[108 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 22:12:17]

危険度高い電波なのにヤマトだけ無事な理由気になるな

[109 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 22:12:41]

鎌ぞうは元に戻るんれすよね！？

[110 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 23:09:06]

鎌ぞうかぁ…

[111 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 23:12:14]

人の心がない……

[112 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 23:36:11]

>>109

SMILEの影響は元に戻らないからよ

[113 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 23:37:14]

>>112

キラーに戻るのも無理なのかな……

[114 二次元好きの匿名さん 23/03/22(水) 23:40:08]

ワノ国編か敵誰いるのか楽しみ
大看板やマム出てきたら怖いなぁ

[115 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 03:33:37]

>>112

1回死んでるんだしワンチャン…って思ったけどそもそもこの世界悪魔の実あるんか？

[116 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 07:36:03]

多分、自我次元に干渉しているのかな？

[117 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 14:31:45]

鎌ぞうとカイドウを同時に相手取ることになるのか？
AIだけどカイドウも単独で戦えそうに感じてしまう

[119 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 20:25:15]

自我次元に干渉できるタイプ(おそらく)の電波って怖すぎる…

[120 NC 23/03/23(木) 21:48:15]

「えっ、でも･･･、100年も状況を変えられなかったのに･･･」

「うるせェ！！やろう！！！」

少し気後れした様子のヤマトにルフィが高らかに言い放った。勇気づけられたヤマトの瞳が輝く。

「―――うん！！」

力強く頷いたヤマトに、ルフィは歯を見せてにししと笑った。

「そうこなくっちゃな！！」

「･･････で、麦わら屋。お前、何か策はあるのか？」

「ない！！！」

「･･････だろうと思ったぜ」

「ったく、どこまで考えなしなんだてめェは！」

＊＊＊

対話判定

ルフィ→ロー　dice1d10=5 (5)

ロー→ルフィ　dice1d10=1 (1)

キッド→ルフィ　dice1d10=2 (2) +1

[121 NC 23/03/23(木) 21:49:50]

ローのルフィに対する情緒がブレブレなのは何故なんです？

ロー→ルフィ

大失敗による未練の強制変更　dice1d10=7 (7)

１：嫌悪

２：独占

３：依存

４：執着

５：恋心

６：対抗

７：友情

８：保護

９：憧憬

１０：信頼

[122 NC 23/03/23(木) 21:58:33]

ローからルフィへの「友情」　●●○○

＊＊＊

四人はスモッグの向こうにそびえ立つ電波塔を見上げた。

塔は廃材を組み上げたような、不気味で歪な造型をしている。

「･･･ここから先への道はセキュリティシステムが配置されてる。どうやって電波塔に近づこうか･･･」

「そんなの決まってんだろ！」

dice1d3=3 (3)

1:ルフィ「正面突破だ！！」

2:ロー「裏から回っていくぞ」

3:キッド「正面突破だ！！」

[123 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 22:11:14]

これはバカのミンク(アンデット)

[124 NC 23/03/23(木) 22:15:34]

「正面突破だ！！セキュリティの反応より早く電波塔まで近づきゃいい！！」

キッドは口角を持ち上げて不敵に笑った。

「･･･正気かこのバカ！」

「しっしっし、やっぱりそうだよな！！」

ルフィは心底楽しそうににキッドの案に賛成して、ローは嫌そうに顔を顰めた。

＊＊＊

対話判定

ルフィ→キッド　dice1d10=1 (1) +1

ロー→キッド　dice1d10=2 (2) +1

キッド→ルフィ　dice1d10=10 (10) +1

＊＊＊

「キミたち無茶苦茶だけど･･･、きっとおでんならキミたちに賛成するんだろうな」

――よし、いこう！！

ヤマトの言葉に合わせて、四人は一斉に駆け出した。

行動判定、狂気判定

ルフィ　dice2d10=4 1 (5)

ロー　dice2d10=9 2 (11)

キッド　dice2d10=1 10 (11)

電波塔までの進行距離　dice1d100=11 (11)　%

[125 NC 23/03/23(木) 22:17:25]

ちょっと短いですが、今日はこの辺にしておきます
ここ数日は更新ペース落ちそうです

[126 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 22:18:00]

今回ダイス神大暴れだな！？
カイドウ相手だから簡単に行けるわけないだろってか？

[127 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 22:19:35]

ダイスが荒ぶってる！
今回全然対話判定成功しないな…

[128 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 22:44:31]

原作的には入るのは正面でも変装でこっそり紛れ込んだけど
この話だとどうせ既に存在はバレてるし正面から素直に乗り込むのも悪くは無いかもしれないな

[129 二次元好きの匿名さん 23/03/23(木) 22:46:09]

この世界でもヤマトはおでんにあこがれてるのか

[130 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 07:32:09]

友情の発狂もまぁまぁ怖いやつじゃん…

[131 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 12:50:44]

対話判定に補正あったからルフィはギリギリ未練の強制変更は回避したか
11%しか進んでないのに行動判定、狂気判定共に大失敗起きすぎて心配になってくるよ

[132 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 20:14:03]

女神さま力を貯めているのかな？

[133 NC 23/03/24(金) 21:59:39]

キッドからルフィへの「対抗」　●●○○　→　●○○○

＊＊＊

ドールの強靱な脚力でもって四人は電波塔に向かって進んでいく。

汚らしい光化学スモッグで隠された塔の輪郭が少しずつはっきりとしてくる。それと同じだけ、塔から発せられる電波が鮮明に四人のもとへ届いた。

「――ッなんだ、これが変な電波ってやつか！？」

「クソッ、鬱陶しい･･････！！」

「んああ、気持ち悪りィなもう！！！」

頭のアンテナに怪電波を受信してしまったローが呻く。機械のパーツが乏しいルフィも初めて怪電波の影響を受け、不快感から無意識にはらわたを引っ掻いて自傷していた。

「なんだァてめェら、電波浴びて日和ってんのか？」

「日和ってねェ！！これは武者震いだ！！」

「次に同じことを言ったらてめェの口を縫うぞ、ユースタス屋！！」

敵陣へ乗り込む真っ最中だというのに口論を始めた三人をみて、ヤマトが興味深そうに目を丸くした。

「･･････キミたちって仲が良いんだね！！」

「「「仲良くねェ！！！」」」

＊＊＊

対話判定

ルフィ→キッド　dice1d10=7 (7) +1

ロー→キッド　dice1d10=7 (7) +1

キッド→ルフィ　dice1d10=1 (1) +1

イベント表　dice1d10=4 (4)

行動判定

ルフィ　dice1d10=9 (9)

ロー　dice1d10=5 (5)

キッド　dice1d10=3 (3)

[134 NC 23/03/24(金) 22:03:19]

ルフィからキッドへの「嫌悪」　●○○○　→　○○○○
ローからキッドへの「執着」　●●●○　→　●●○○
＊＊＊

スレ主はマップを先に作ってからシナリオやアイテム情報を肉付けするタイプなのですが、このシナリオのマップは屋外一本道なのでイベント表を振りながら塔へ向かう形式で進めたいと思います。
表の内容はシナリオ終了後に公開します。

[135 NC 23/03/24(金) 22:08:20]

「おいお前らみろ！！すっげ～モン落ちてるぞ！！」

走る途中、ルフィが金属スクラップの山の中に何かを見つけて飛び込んでいった。

ルフィが金属の隙間に手を伸ばしまさぐる。

「ほら、コレ！！すっげーだろ！！」

そう言ったルフィが手を高く掲げて見せたのは、dice1d3=2 (2) だった。

1:【火炎瓶*】

2:【手榴弾*】

3:【ダイナマイト*】

[136 NC 23/03/24(金) 22:11:51]

【手榴弾*】

タイミング：ラピッド、コスト：０、射程：0－1

効果：砲撃攻撃２＋爆発、攻撃判定の出目－１

この【手榴弾*】はコストが０である代わり、完全に使い捨てのマニューバとして獲得できます。

誰がもつ？　dice1d4=2 (2)

1:ルフィ

2:ロー

3:キッド

4:ヤマト

[137 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 22:13:42]

>>124での行動判定・狂気判定の処理がしきれてないように見えるれす

書き忘れなだけだったら申し訳ないれす

[138 NC 23/03/24(金) 22:20:36]

>>137

ご指摘ありがとうございます！

狂気判定は>>133の地の文で描写だけで満足しちゃって処理表記を忘れてたれす！

ルフィからキッドへの「嫌悪」　○○○○　→　●○○○

ローからキッドへの「執着」　●●○○　→　●●●○

行動判定は>>133で振ったイベント表の内容にかかる予定だったれすが、>>124で既に振っていたのを忘れて>>133でもう一回振ってしまったれすね

今回は後から振った>>133の出目を採用するれす

[139 NC 23/03/24(金) 22:26:36]

「おい麦わら屋、そいつを持ったまま腕を振るんじゃねェ！！危なっかしくてみてられねェ、おれが持つ！！」

ローは安全ピンの構造も何も分かっていなさそうなルフィから慌てて手榴弾を取り上げ、そのまま数珠場に連なった手榴弾を慎重に自分の首にかけた。

ローの頭上の黒い鳥が心配そうに首を傾げた。

「てめェはそいつの使い方知ってんのかよ」

「あァ、･･･不思議とな。もういいだろう、さっさと次に進むぞ！」

「おう！！」

ルフィが軽い身のこなしで金属の山から飛び降り、再び走る姿勢を取った。

電波塔までの進行距離　dice1d100=83 (83) +11　%

イベント表　dice1d10=7 (7)

＊被ったら振り直し

行動判定

ルフィ　dice1d10=8 (8)

ロー　dice1d10=7 (7)

キッド　dice1d10=8 (8)

[140 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 22:27:24]

女神が本気出した

[141 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 22:31:42]

一気に進んだな
電波塔目の前じゃん

[142 NC 23/03/24(金) 22:37:48]

襲い来る警備ドローンのレーザーや射撃をなんなく躱し、四人は一気に電波塔への距離を詰めた。

ぼんやりとしていた塔がハッキリと見えてくる。シンプルな鉄骨の骨組みでできた電波塔に、伝説上の龍のような姿をした機械が絡みついていた。

「･･･カイドウ！！もうあそこまで兵器が完成していたのか･･･！！」

龍の形の機械をみて、ヤマトが焦ったように呟いた。

「･･･あれが例の殺戮兵器か」

「ああ、そうだ。あれが完成すれば、この半島一帯が吹き飛ぶぞ！ここには何人ものアンデッドがいるのに！！」

「それなら、一刻も早くぶっ飛ばさねェとだな！！」

「そうだね！！キミたちの協力があれば、きっとできるさ！！」

ヤマトは一直線に塔へと乗り込もうとする。

あと一歩で電波塔に辿り着く、というところで、ローが足を止めてヤマトに問いかけた。

「･･･共闘の前にひとつ聞きたいことがある。お前は何故あの電波の影響を受けない？何かを隠しているなら正直に話せ。じゃねェと、背中を預けられねェ」

「それは･･････」

ヤマト　行動ロール

ローの問いに　dice1d2=2 (2)

1:正直に答える

2:今は答えられない

[143 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 22:49:38]

今は答えられないが吉と出るか凶と出るか

[144 NC 23/03/24(金) 22:51:02]

「ゴメン、ロー。今はその質問に答えられないんだ」

「おい、ふざけるな！！」

「でも、カイドウを倒した後、必ず理由を話す！どうか信じてほしい！！」

ヤマトが曇りない視線を三人に向けた。凜々しい眉の下の琥珀色の瞳が強い意志を湛えている。

ヤマトに悪意や敵意がないことは三人はとうに見抜いている。だが、ローは少しの違和感がどうにも引っかかっていた。

「･･･戦闘中、少しでも妙な動きをしたら後ろからお前を撃つぞ」

「･･･ああ、承知した」

「心配症だなァ、トラ男は」

「こういうのは勢いだろ。興ざめするようなこと言いやがって」

「てめェらが脳天気過ぎるんだよ！」

＊＊＊

対話判定

ルフィ→ロー　dice1d10=9 (9)

ロー→ルフィ　dice1d10=6 (6)

キッド→ロー　dice1d10=5 (5) +1

＊＊＊

「さあ、いよいよ電波塔だ。三人とも、準備はいいかい？」

「ああ、もちろんだ！！」

電波塔までの進行距離　dice1d100=76 (76) +94　%

イベント表　dice1d10=9 (9) ＊被ったら振り直し

行動判定

ルフィ　dice1d10=5 (5)

ロー　dice1d10=2 (2)

キッド　dice1d10=6 (6)

[145 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 22:53:02]

女神絶好調だな

[146 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 22:59:09]

女神様急に加速したな…

[147 NC 23/03/24(金) 23:00:26]

ルフィからローへの「信頼」　●●○○　→　●○○○

ローからルフィへの「友情」　●●●○　→　●●○○

キッドからローへの「執着」　●●○○　→　●○○○

＊＊＊

三人は電波塔の絡み合う鉄骨に足をかけ、一気に登っていく。

至近距離から放たれる怪電波が三人の自我を侵蝕しようと頭の奥深くを無遠慮に揺さぶった。

狂気判定

ルフィ　dice1d10=7 (7)

ロー　dice1d10=2 (2)

キッド　dice1d10=1 (1)

[148 NC 23/03/24(金) 23:14:08]

ローからキッドへの「執着」　●●○○　→　●●●○
キッドからローへの「執着」　●○○○　→　●●○○　【はらわた】破損
＊＊＊

「へへッ。―――ッ、またか･･･！！」
「ハハハッ、頭が･･･、クソがァッ！！」

電波の影響を受けやすい二人が怪電波の影響を受けて一瞬笑い声をあげた。キッドが再び自身の腹を抉って笑顔を打ち消した。

そのとき、電波塔に巻き付いている龍の形の機械から音声が発せられた。

「ウォロロロロ、思っていたより来るのが早かったじゃねェか小僧共」
「――カイドウ！！」
ヤマトが機械を見上げ、驚いたように叫んだ。

「お前、その兵器に自分の人格プログラムをダウンロードしたのか！！」
「そうさ、これでおれは世界最強の存在になり、暴力で世界を支配する！！お前も手伝え、ヤマト！！」
「断る！！」
「ウォロロロ、生意気を言いやがる。･･･まァいい、お前も、そこの小僧共も、一度解体して作り直してやる。おれの手駒としてな！！」

機械の龍は巨体ゆえの緩慢な動作で一度咆哮を上げた。ビリビリとした怪電波まじりの咆哮が四人の擬似鼓膜を破りそうな程に振動させる。

次の瞬間、塔の上から甲高く引き攣れたような笑い声が聞こえてきた。

[149 二次元好きの匿名さん 23/03/24(金) 23:16:23]

キラー……

[150 NC 23/03/24(金) 23:23:27]

誰か来そうなところで、今日はこの辺にしておきます

[151 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 07:31:28]

お疲れ様です！女神様が急加速していたな…

[152 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 07:31:32]

これカイドウ&キラーが次のバトル相手かなぁ…

[153 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 08:47:45]

よりによってトラ男に手榴弾を持たせるのダイス神原作読んでるな…ってなった

[154 NC 23/03/25(土) 09:29:20]

ファッファッファ！

独特の笑い声とともに、長い金髪のアンデッドが四人のいる踊り場に降り立った。

全身に包帯を巻いているため分かりにくいが、年齢はdice1d5=3 (3) +13歳 程だろう。

彼は両手に風車のような形の電動式の刃物を構えていた。

パニッシャー。

キッドはその珍しい武器を知っていた。包帯に覆われたその男の素顔も、名前さえも。

「キラー！！」

「出たな、鎌ぞう！！」

キッドとヤマトが叫んだのは同時だった。一人のアンデッドを、二人が異なる名前で呼ぶ。

「――あいつが鎌ぞうだと！？どういうことだ！！」

「そんなの知るか！！あいつはぼくの意識が目覚めたときには、すでに鎌ぞうと呼ばれていた！！」

「ファッファッファ！！」

ガキン、と派手な火花を上げて金属どうしがぶつかる。鎌ぞうが斬りかかってくるのを、キッドは鋼鉄のうでですんでの所で受け止めた。

至近距離で視線を交わしあい、包帯の下の顔がはっきりみえる。紫のルージュがのった口は両端が大きく持ち上がり、長い睫毛で縁取られた目は狂気で塗りつぶされている。

「しっかりしろキラー！！一体お前に何があった！！」

＊＊＊

キッド　狂気判定

dice1d10=2 (2) -2

[155 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 09:46:24]

ダイス神荒ぶってるなー(大失敗から目逸らし)

[156 NC 23/03/25(土) 09:46:24]

ファッファッファ！！鎌ぞうは笑うばかりで、キッドの問いに答えなかった。

「一体何をされたらここまで変わり果てる！誰がお前をこんな風にしやがったんだ！！」

「ファッファッファ！！」

キッドの必死の呼びかけにも、鎌ぞうは狂った笑い声で答えるだけだった。

一瞬躊躇ったキッドのうでに容赦なく力がかかり、過負荷によってキッドのかたが外れた。

「クソッ！！キラー、正気に戻れ！！キラー！！！」

「ギザ男！こいつ、お前の知り合いなのか！？」

「ああ！！こいつは鎌ぞうなんかじゃねェ、おれの相棒のキラーだ！！」

鎌ぞうが一度宙返りをうって四人から距離を取る。

長い金髪が雄々しく風に靡いた。よく見知ったその姿に、キッドの記憶のカケラが蘇った。

＊＊＊

キッドからルフィへの「対抗」　●○○○　→　●●○○　【かた】破損

キッド　記憶のカケラ

※1d5=1-3:通常、4:アルファ版、5:ベータ版の記憶表を参照

万が一被ったら振り直し

dice1d5=2 (2)

dice1d100=60 (60)

[157 NC 23/03/25(土) 09:47:17]

ローの「窓から」と被っちゃったので振り直しです

キッド　記憶のカケラ

※1d5=1-3:通常、4:アルファ版、5:ベータ版の記憶表を参照

万が一被ったら振り直し

dice1d5=3 (3)

dice1d100=33 (33)

[158 NC 23/03/25(土) 10:23:56]

金が人生の全てではないが、生きる為の全てに金が必要だ。

キッドにはかつてネクロマンシー研究施設で盗んだ技術があり、金属ゴミが山になっている町でジャンクパーツを売って食い扶持を稼ぐことができた。
けれど、それでは足りなかった。自分と、集まった孤児の仲間達と、ただ生きる為ではなく、自由に生きるための金が欲しかった。

「キッド、何を見ているんだ？」
「傭兵募集のチラシだ。悪くねェ条件だと思ってよ」
「･･････確かに悪くない」

新聞から得ている情報から察するに、自分たちがいる町はこれから戦線の移動で激戦区になるだろうと予測できた。
自分たちの町を守りながらまとまった金を稼げる、一石二鳥の案だった。

結果的に、キッドも、その人も、他の仲間達も、皆戦士としての才能に恵まれていた。
大勢の敵軍を屠り、敵地を蹂躙し、敵の軍事施設を焼き払い、敵の将校の首を討ち。
気づけば、多くの勲章を与えられていた。

「やったな、キッド！」
「ああ、やったぜキラー！！」

パニッシャーを握ったその人のこぶしを、自分のこぶしで軽く叩いた。
いつだって自分の隣りにいて、ともに戦い支え合った唯一無二の相棒は、そのとき珍しく満面の笑みを浮かべていた。

「もう少しで目標金額に届く、そうしたら･･･」
「ああ！いよいよ船が買える！！」

長い雌伏の時はもうすぐ終わりを迎える。そうしたら、仲間と皆で船に乗り、この窮屈な町から飛び出して。
希望を胸に、次の戦地へと足を向けた。
ざり、ざり。近づいてくるのが無数の死者の兵の足音だとも知らずに。

キッド　記憶のカケラ　「金欲」

[159 NC 23/03/25(土) 10:35:47]

「――キッド！鎌ぞうは電波の影響で完全に正気を失ってる！！とにかく、まずは電波の影響を断ち切るんだ！！」
「どうすりゃいい！！」
「多分そいつは電波の受信器を頭に埋め込まれているはずだ、頭部を切り離せばいい！！」
「おれァ刃物もってねェぞ！！」
「これを使うんだ！！大丈夫、ぼくの得物はこっちだから！！」

ヤマトはキッドに向かって小刀を投げた。耐久性に不安がある細身の刀だが、よく研がれた刀身は骨さえ断ち切れるほどに鋭い。
ヤマト自身はじゃらりと重い音のする棘付きの鉄球鎖を構えた。

「ウォロロロ、小賢しいガキどもだが、おれに歯向かってくる骨のある奴は嫌いじゃねェ！！」
カイドウが再び咆哮を上げる。塔に控えていた機械の兵が続々と踊り場へと降りてくる。
「来いガキ共！！まとめて相手をしてやる！！」

四人は各々武器を構え、戦闘態勢に入った。

「――気をつけろ、カイドウの兵器はもう殆ど完成してる！あれは溜めの時間が長いけど、もし一発でも撃たれたら壊滅的な被害が出る！短期決戦を目指すぞ！！」
「分かった、ヤマ男！！」
「ユースタス屋、てめェはあの包帯男を何とかしろ！！」
「命令すんじゃねェトラファルガー！！言われなくてもそのつもりだ！！」

▼戦闘パートを開始します

[160 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 16:09:12]

対話判定系になるのか洗脳装置破壊になるのか…

[161 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 16:11:46]

溜め時間ってことは第3シナリオみたくターン制限ある感じか
今回は始まる前から破損多めだし心配だ

[162 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 16:15:41]

人の心……

[163 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 16:35:03]

ターン制限...通常攻撃でもドえらい火力で持ってかれそうで怖いな

[164 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 21:28:10]

戦闘パートが終わるやつなのかただ単純に破損が凄まじいのか…

[165 NC 23/03/25(土) 23:20:45]

▼戦闘終了条件「龍の頭、怪電波発生装置を完全解体する」を公開します
▼戦闘カルマ「３ターン目終了までに戦闘を終了させる」を公開します
▼キッドの戦闘カルマ「人斬り鎌ぞうの【相棒の素顔】が破壊される前に頭部を切断する」を公開します

※【小刀】について
この戦闘限定でキッドの腕パーツとして使用できます。
ステータスは【日本刀】相当で、切断効果をもつ武器をもたないキッドへの救済措置です。
（イベント表の内容によってはもっと性能のいい切断武器を拾うこともできました）
人斬り鎌ぞうを対象としたときのみ、キッドが力加減を調整するため【怪力】【ガントレット】によるダメージ補正を無効にすることができます。

※【相棒の素顔】について
【相棒の素顔】は人斬り鎌ぞうの頭パーツとして組み込まれています。
人斬り鎌ぞうは頭部の【怪電波受信器】を破壊されると攻撃行動を停止しますが、必ず【怪電波受信器】よりも先に【相棒の素顔】が破壊されるようになっています。
【相棒の素顔】にダメージが及ぶ前にキッドが人斬り鎌ぞうの頭部への切断判定を成功させることでキッドの戦闘カルマは達成可能です。

※ヤマトはドールですが、データ上はサヴァントとして舞台に配置され、三人とともに戦います
ヤマトの初期舞台配置は「煉獄」です。

[166 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 23:21:57]

上手く助けてくれ……

[167 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 23:22:32]

頑張れキッド…

[168 二次元好きの匿名さん 23/03/25(土) 23:28:29]

キッド頑張れ相棒をキラーを助けてくれ

[169 NC 23/03/25(土) 23:28:41]

敵のデータだけ先に置いておきます

手駒・NPCデータ０６

※特殊戦闘ルール

この戦闘では「楽園」側が塔の下部、「奈落」側が塔の上部になっています。

怪電波塔に巻き付いているカイドウの機械の体はあまりにも大きいため、龍の前脚、龍の胴体、龍の後脚、龍の尾を全て完全解体するまではいかなる効果でも「奈落」エリアに入ることはできません。

※ハウスルール

防御によってダメージが０になった場合の追加効果の処理：

切断、爆発→効果無効

連撃→効果発動

[170 NC 23/03/25(土) 23:31:24]

合計悪意点が１０１点とかいう意味不明な数字になってるれすが、あまり重要でないパーツも多く入っているので、実際の悪意点は８０点くらいれす（それでもバカの難易度れすね）
今回はドールの完全解体が視野に入るような鬼畜難易度を目指したれす
ヤマトの運用をミスると無理ゲーと化す内容れす

あとはダイス神の采配に任せるれすね！

ちなみにヤマトは【サイボーグ】【時計仕掛け】などのあまり当人らしくないマニューバを持っていますが、これにはローに答えられなかった理由が関係しているれす

戦闘は明日以降にやるれす

[171 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 00:22:53]

>>170

悪意点の総数見た瞬間バカ笑っちゃった

実質80点でもバカの難易度だよさすが原作最強生物

[172 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 01:16:22]

ダメな気がしてきたﾋﾟｷﾞｬ

[173 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 09:13:43]

スレ主が鬼畜すぎて草…いや草生やしてる場合じゃないわ、ヤバすぎだろ
頼むぞダイス神、3船長に勝利をもたらしてくれ

[174 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 09:37:04]

ここのダイス神、戦闘になると鬼畜なことになることあるから嫌な予感ががが
頼むぞ……頼むぞ……

[175 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 09:39:05]

せめて鎌ぞうだけでも助かってくれこっちのハートが持たない

[176 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 13:16:29]

とにかくキッドが完全解体されることだけは避けたい...じゃないとマジで救いも何もなくなっちゃう

[177 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 13:18:05]

全員生還してくれ頼む

[178 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 13:41:45]

>>176

全員完全解体されなきゃ全滅判定にならないから、1人は解体されてもセーフ

そう言う問題じゃない？それはそう

[179 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 14:11:38]

全員完全解体されたらアウトなんだっけ

[180 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 14:53:20]

シリーズPart4 102のNCのコメント引用
誰かが精神崩壊または完全解体状態になってもすぐにロストしてしまう訳ではないです
なにせアンデッドなので、戦いさえ生き延びれば回復処理によって生き延びることができます

兄弟姉妹全員が精神崩壊する、または攻撃と移動の手段を失うと全滅状態となり、全員一気にロストします
終わりのときはみんな一緒なのがネクロニカの良いところですね

てあるから全員が精神崩壊or解体しなきゃセーフだね
精神崩壊はルフィが狂気度スッカスカだから問題なさそうだし、どれだけ攻撃を防ぐ、回避、失敗が起きるかが重要になりそう

[182 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 16:36:42]

完全解体と精神崩壊が入り混じった状態でも全滅判定になるので、前衛のルフィとキッドが完全解体で後衛のローが精神崩壊、っていうのが一番あり得る全滅シチュな気がする

[183 NC 23/03/26(日) 17:14:51]

ダイス振ってきたので結果だけ先に置いておきます

描写は次スレに繰り越そうかなと思います

とある戦闘のログ０６

※ちょっと戦闘ルール補足

①狂気点の追加による振り直し

連続して狂気点の追加による振り直しを行う際は、同じ未練に狂気点を追加する必要があります。

その未練に対する狂気点が4点に達して発狂した次点でその判定は打ち止めです。

最後の方のキッドの振り直し判定はもう後がない状態だったので、最後の最後で成功してよかったですね。

②行動値について

ネクロニカの戦闘では、マニューバ（スキル＆パーツ）を使用するたびにコストとして行動値を消費します。

行動値が０に達した次点で、そのターン中は新たにマニューバを使用することはできません。

後半ルフィとローがカイドウ相手にチクチクと低ダメージを与えては相殺されることを繰り返していますが、カイドウの行動値を減らし続けてターン中にそれ以上防御させないようにするという意味のある行為です。

[184 NC 23/03/26(日) 17:23:28]

一人くらい完全解体するかな～とか思ってたれすが、途中ダイス神が荒ぶって敵がフレンドリーファイアしまくったのもあり、誰も完全解体しなかったれすね！
敵が大失敗した際の攻撃対象の変更先はダイスで決めてるれすが、誰一人自分を引かずに仲間を引くので仲の悪い集団みたいになってしまったれす

[185 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 17:36:52]

完全解体0の勝利で良かった
安定の精神発狂起こしてるロー兄様さぁ…でも共鳴依存でルフィに合わせて身体壊すのはちょっとクるものがあったことをここに懺悔します

[186 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 18:09:58]

カイドウのガード剥がしてからのローが狙撃ライフルで大成功出した時にうぉーー！ってペンラ振りたくなったれすでも最後の最後でお兄ちゃんし始めてびっくりしたれすよホントに末っ子を見習って欲しいれすね
キッドもまさかのキラーを助けちゃったし今回も🎲神は大暴れなのれす

[187 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 18:19:46]

キラーの攻撃判定の出目が悪いのがなんかキッドに反応してる感あってグッとくる
【死神】【失敗作】の補正で7割成功するはずなのに攻撃判定がほとんど成功してないのにダイス神の意志を感じる

[188 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 18:21:39]

キラーこっからどうなるんだろう

[189 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 19:04:31]

Part1から少しずつ読み進めてきてやっとここまできた
とりあえずキラーが助けられて安心してるしこんなに複雑そうな処理捌いてるスレ主すげえ

[190 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 19:06:39]

よくよく読み返したら3ターン目終了ギリギリでの勝利だった…カルマは全部達成してるから、修理も大丈夫そうだな

[191 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 19:14:12]

キラーまじ心配

[192 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 20:43:47]

カルマも成功したし、ダイスの女神様はやっぱり原作推しなのかな？

[193 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 22:29:15]

とりあえずキラー助けられてよかった

[194 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 23:00:32]

ダイスの女神ローにキュートアグレッションしてんのか？

[195 二次元好きの匿名さん 23/03/26(日) 23:35:50]

ギリギリだけど勝ててほんと良かった…
女神やっぱり原作読み込んでるしめっちゃ原作推してる

[196 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 07:22:15]

キラーの出目的にめちゃくちゃ抵抗していたな…

[197 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 12:03:01]

ギリギリ戦闘カルマ達成出来て良かったしキッドのも成功して良かった
ローお兄様は心身ボロボロなのに共鳴で自分自身壊しちゃうのは仕方ないけどおバカ...兄弟達に引かれてるじゃない

[198 NC 23/03/27(月) 20:37:49]

次スレ立ててきました

【閲覧注意🎲/パラレル】三船長×ネクロニカ Part7｜あにまん掲示板

個別にお返事できなくて申し訳ないれすが、コメント感想とても励みになってるれす！

結構長丁場になってるれすが、もう少しお付き合いくださると嬉しいれす！

[199 NC 23/03/27(月) 20:43:17]

戦闘ログ見返してたら、スレ主のプレイングミスのせいで戦闘の難易度が上がっていたことを発見してしまったことをスレの終わり際に白状するれす

キッドの【看破】使ってればクイーンの【庇う】を無効化できたので、３ターン目の中盤には防御不可８ダメージがカイドウに入るはずだったれすね
結果的にギリギリでカルマ達成できたからよかったれすが、ヒヤリとしたれす

火力の瞬間最大風速はローがぶっちぎりですが、キッドは最低ダメージの保証ラインがすごく高いので防御を積みまくった今回の敵みたいな相手にはすこぶる強いれす
ちなみにルフィは圧倒的な継戦能力が強みなのと、火力は低いけど切断もちなのでサヴァント相手にはかなり相性がいいのれす

[200 二次元好きの匿名さん 23/03/27(月) 20:58:17]

うめ！次スレも楽しみにしてます！