- 1二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 22:29:34タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.comテイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com
普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?
・ここはウマ娘になってしまったトレーナー達をかわいいかわいいするスレです
・自分だけのトレーナーを考えたり概念を投げつけたりして楽しんで行きましょう
・別にTSに拘らなくても良かったり、既に居るトレーナーの別概念を上げても良いです
・大事なのは自分の性癖をさらけ出す事と他の人の性癖を否定しない事、それとトレーナー達への愛です
・そしてタイシンの性癖は破壊するもの
前スレ
おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part921【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/ https://bbs.animanch.com/board/60076/ 普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしち…bbs.animanch.comWiki(解説/全パートリンク/用語集などはこちらから)
言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp本筋のタイトレ情報まとめ
・140-90-55-80(魔法の合言葉)
・25歳
・髪色は茶色でパーマーみたいな流星、目の色はエメラルドグリーン、耳飾りはタイシンとお揃い
・全身からおひさまのにおい、髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーの匂いがする
・耳と尻尾と胸が敏感
・熱血クソボケ
- 2二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 22:32:21
たておつの舞( ◜ω◝و(و
- 3二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 22:32:36
盾乙
- 4二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 22:47:20
おつぽ
- 5二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 22:52:52
ガッおつ
- 6二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 22:58:40
乙だねえ
とりあえず10にして寝るねえ - 7二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 23:00:00
たておーつ
- 8二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 23:00:49
向こうの埋めも並行しなきゃねぇ
- 9二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 23:05:40
立ておーつ
- 10二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 23:08:12
乙デス
- 11二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 23:12:38
立て乙
おやすみ… - 12二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 00:24:11
今更ですが前スレのカフェトレーズ出演ありがとうございました…!
久々のタバコ、美味しかったです…
それとあれだけの人数を動かせる手腕、感嘆致します… - 13二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 01:05:48
- 14二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 01:06:55
カワイイカワイイネ………
- 15二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 07:24:16
おは
タイトレいいね… - 16二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 07:54:48
おはよう
ポップな感じいいね - 17二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 07:59:05
タイトレとタイシンかわいいねえ…
今日は清掃デー
掃除をしようねえ - 18二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 08:12:10
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 08:13:05
おは140-90-55-80
にっこりと笑うタイトレも肩に乗せられて驚いてるタイシンもかわいいね…
1年半以上も続いていると考えるとこれまでにあった色んなことが頭をよぎるねぇ - 20二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 08:28:35
おはよす
一年半以上続けてることを実感するよね。思えば遠くへ来たもんだ的なやつ - 21二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 08:43:29
おはメカ
タイトレとかつがれるタイシンくそかわ…
素晴らしい… - 22二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 08:56:12
おはよー
タイシンを担ぐタイトレ良いですね~
お互いの表情も良いです - 23二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 10:01:43
掃除…蒼のダンジョンとかあったねえ
- 24二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 10:27:05
言うっちまうと不思議なダンジョン~蒼の救助隊~
風来の言うっちまう~星の眼とオレノココロ~ - 25二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 10:41:56
尻がでっかいトレーナーの雑巾がけを後ろから監督する仕事に就きたい
- 26二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 10:48:28
汚部屋三銃士
【不動の蒼神】蒼ファルトレ
【黄金の星】オベトレ
もう1人は? - 27二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 11:06:17
ワーカーホリック勢の中には汚部屋の人も居そう
- 28二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 12:35:49
すごい偏見何だけどギャンブルやってる人の部屋は汚いイメージ
- 29二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 17:35:34
タバコの個室は寝転がる場所と机周り以外は本やら資料が山積みになってるお部屋ですね
本人的には「資料の場所覚えてるから、また今度整理すればいいか…」ってずっと思ったままどんどん積み上がっていきました
必要な資料以外は積まないのである意味効率的…ではあったり………?
バレたら多分色んな人が大掃除しに来ると思います - 30二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 18:56:12
ケツ上は激怒した。
必ず、かの同期・同担の部屋を綺麗にしなければならぬと決意した。
ケツ上には体力がない。ケツ上は、ウマ娘化トレーナーの中でも随一の非力である。
走れば息切れ、重いものを持った翌日には筋肉痛確定。
けれども部屋の清掃に対しては人一倍に敏感であった。 - 31二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 19:00:38
何故だろう……
カフェトレ達で片付けに取り掛かったら知らない呪物が発掘されたりしそうに感じる…… - 32二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:03:05
- 33二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:06:25
片付けが出来ないズボラなトレーナーも居るのなら
自宅ではTシャツにパンツだけのズボラなトレーナーも居るのではないだろうか?
これってトリビアになりませんか? - 34二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:32:32
例の婚約指輪とかカフェとの写真とかはめっちゃ綺麗に棚とかに飾られてそう
- 35二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:40:23
- 36二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 20:53:03
キャミソールとかかも知れないから…
- 37二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:42:34
太ももまで隠れてたら良いかと家では大きめのキャミソール一枚で過ごすトレーナー?
- 38二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:32:59
SS投げていい?
- 39二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:33:26
どぞー
- 40二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:35:20
───珍しく一人の彼女にとって、この家は狭い訳でも広すぎる訳でもないがどこか空虚さのある空間だった。
「…」
ベッドに腰掛けるファイトレ(女)。その姿は前の開いたTシャツを羽織り、黒の無地な下着が見える。
…決して大きくはないアパートでこれなのだ。真面な一軒家のキタトレが一人では閑散とし過ぎと言うのも分かる。
「何をする気にもなれんな…」
こうやっていると、昔の文字通り何もない家か、或いは最低限しか揃っていない殺風景な部屋を思い出す。
奇しくもその時のファイトレ(女)の心を表すかのような家の内装。ならば、そこそこ物のある今は…
(ファインの愛用するクッション、少し彼女の匂いがする)
ベッドの隣に置いてあるクッションに触れると、ふと彼女のらしき毛が一本挟まっているのを見つける。
さっきまで使っていたりはしないので、熱があるなんて事はあり得ないが。それでもそれを抱き抱えるファイトレ。
(温かい…)
それが自分の体温の低さから来るものか、単に幻覚じみたものであるかは定かではないが。それでも、薄着でそっと抱いたままの彼女は何処か落ち着いたような安らかな表情で、その身長で小さく見えるクッションを堪能している姿があったとか。
短文失礼しました
家だと薄着のトレーナー、と言う事で多分薄着であろうファイトレ(女)の話。普段はきっちり着てますが多少はね?
静かな家は彼女の今までの帰る場所ですが、殺風景じゃなくなったのはそれだけ満たされてるということなのかもしれません - 41二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 22:58:14
下着姿にTシャツを前を開いた状態で羽織るとはポイントが高いですね
アンニュイな雰囲気と合わさってアダルティな空気を感じます - 42二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 23:32:20
あー…このアンニュイだけどほんの少しだけあったかい雰囲気がええんじゃあ…
- 43二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 23:59:23
- 44二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:00:19
このレスは削除されています
- 45二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:01:07
- 46二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:09:35
これは凄い!
着実にMOD製作が進んでいるぞ!
月並みな事しか言えないですがお疲れ様です! - 47二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:13:25
「はい。トレーナーさん、終わりましたよ」
「ぁ……ありがとうアルダン……」
手鏡を手渡された俺はそれを受け取り、自身の顔を見る。そこには化粧を施された。肩口で切り揃えられた芦毛に大きな赤い瞳が特徴的なウマ娘の姿があった。
「ふふ、よく似合ってますよ?トレーナーさん♪」
そう言って微笑む彼女。艷やかな鹿毛の髪は後ろでまとめており、身につけている衣装は白い燕尾服。胸元には小さな一輪の花飾りを付けていた。
そんな彼女は俺と同じく化粧が施されていて、いつもとは違う魅力を放っている。
「しかし……まさかこんなことになるなんてな……」
そう呟きながら自分の体を見回す。彼女の衣装とは対を成すような黒いドレス。胸元は大胆に開かれており、そこから覗く谷間には薄っすらと汗が浮かんでいる。
腰回りはコルセットによって締め付けられており、身体のラインが強調されていた。また、スカートには大胆にも深いスリットが開いており、歩く度に太ももが見え隠れしそうだ。
正直恥ずかしくて仕方がないのだが、これも全てはメジロ家主催の社交界にお呼ばれした為だ。
アルダンのトレーナーとして参加するために、こうしてドレスを着て化粧まで施しているわけだが……
「それにしても……本当に大丈夫かな?」
「えぇ、大丈夫ですよ。とてもお綺麗ですから」
「うぅん……そうかなぁ……」
最初は自身がスーツを着る予定ではあったのだ。だけど、何故かドレスとメイク道具一式を持った持って現れたアルダンに無理やり着替えさせられて……
現在に至るという訳なのだが……やっぱり不安でしょうがない。
「さぁ、そろそろ時間になりますから参りましょうか」
「あぁ……うん……」
アルダンに手を差し伸べられ、その手を握り返す。 - 48二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:14:01
「……おぉ」
思わず感嘆の声を上げる。会場内は煌びやかに装飾されており、テーブルの上には数々の料理が並べられていた。
既に多くの来賓客が集まっており、談笑したりダンスをしたりしていた。
そんな中、俺たちは案内されるがままに会場の中央へと歩いていく。
すると、周りにいた人達の視線がこちらに集中した。
(うわぁ……なんかすごい見られているな……)
チラリと横目で見るとアルダンが笑顔を浮かべていた。しかしその表情とは裏腹に繋いだ手からは強い力を感じる。
彼女に連れらるようにして中央に立つと音楽が流れ始めた。どうやらダンスの時間になったようだ。
「それじゃ、踊りましょうか。トレーナーさん」
「あぁ、うん……って、ちょ!?」
突然腕を引っ張られたと思った次の瞬間には、視界いっぱいに天井が広がっていた。
アルダンに丁寧に仕込まれたステップを踏みながらくるりと回る。
履き慣れないヒールで転ばないように注意しながら、彼女に身体を預けると密着する形になる。
凛々しさと美しさを兼ね備えた彼女の顔はすぐ目の前にあり、甘い吐息がかかるほどに近い。
心臓が激しく脈打つ中、なんとか平静を保つように努力するが上手くいかない。
「トレーナーさん?どうかしましたか?」
「い、いや!なんでもない!」
「そうですか?なら良いのですが……」
不思議そうな顔をした彼女は再び微笑むと、先程よりも強く抱きしめられる。
そしてゆっくりと身体を起こすと、流れるような動きで再び俺の手を取った。
「もう1曲お付き合い頂けますか?」
そう言って首を傾げる彼女に対して俺は小さく首肯することしかできなかった。
その後もしばらくの間、彼女と踊った後ようやく解放された頃にはヘトヘトになっていた。 - 49二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:14:39
「ふぅ……」
壁際に置いてある椅子に座り込む。思っていた以上に疲れてしまったみたいだ。
「トレーナーさん、大丈夫ですか?」
飲み物を持ってきてくれた彼女が心配げに声を掛けてきた。
「ありがとうアルダン……」
差し出されたグラスを受け取り口をつける。冷たく冷えた液体が喉を通り抜けていく感覚に少しだけ気分が良くなった気がする。
「ごめん……思ったより疲れちゃったみたいだ」
「いえ、気にしないでください。私こそ無理をさせてしまい申し訳ありません」
─よろしければ、別室を用意していますのでそちらで休憩されてはいかがでしょうか?と提案してくれたので素直に従うことにした。
「それでは、こちらへどうぞ」
「ありがとう……」
彼女の手を借りて立ち上がると、そのまま部屋へと向かう。用意されていた部屋に通された俺はソファに腰掛けると大きく伸びをした。
「はぁ……」
思わず溜息をつく。なんだかんだで今日は色々とあって精神的に疲労してしまった。
「無理をさせてしまってすみません……」
隣に座ったアルダンが申し訳なさそうな声を出す。
「あぁ、別に大丈夫だよ」
苦笑しつつ答える。実際、彼女のおかげで恥を晒さなくて済んだわけだし、感謝しているくらいだった。
しばらくお互いに無言のまま時間を過ごす。静かな空間の中で聞こえるのは時計の針の音だけだった。
そんな沈黙を破ったのは彼女の方からだった。
ぎゅっと手を握られ、肩を寄せてくる。
先程のダンスの熱が残っているのか、普段よりも高い体温を感じた。
彼女の黒に彩られた指先が自分の肌の上をするすると滑っていく。
くすぐったさに身動ぐと、それを咎めるかのように腰を強く抱き寄せられた。
「…んっ…アルダン…」
耳元にかかる吐息がくすぐったくて身を捩るが、逃れることを許さないとばかりに強く抱きしめられてしまう。 - 50二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:15:14
やがて、ゆっくりと身体を起こした彼女がじっとこちらを見つめてきた。
吸い込まれそうになるほどの紫色の瞳に見つめられ、ドキリとする。
その奥に燃える情欲の色を感じ取った俺は慌てて目を逸らす。
しかし、それは許さないと言わんばかりに顎に手を添えられ、正面を向かされる。
視線が絡み合うと同時に唇を奪われる。
初めは触れるだけの優しいキスだったが徐々に深くなっていく。
舌先が触れ合い、絡め取られてしまう。
互いの唾液を交換しあい、混ざり合ったそれが口の端から零れ落ちる。
酸素を求めて口を離そうとするも、すぐに塞がれてしまい酸欠になりかけた頭は思考を放棄し始めていた。
しばらくしてようやく解放されると、俺は荒くなった呼吸を整えるように深呼吸を繰り返す。
その間にも彼女は頬や首筋などに優しく口づけを落としていた。
ちゅっと軽い音を立てて離れる度に小さな刺激が走る。
その僅かな感触でさえ、今の火照った身体には大きな刺激として感じられていた。
「ねぇ……トレーナーさん……」
囁かれるような声で名前を呼ばれる。
ー今宵は私の“華”になっていただけませんか? その問い掛けに答えることなくただ黙って見つめ返すことしかできなかった。
それを見たアルダンは妖艶な笑みを浮かべると、再び顔を近づけてきた。 - 51二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:15:46
そして今度は耳へと口付けを落とす。同時に甘噛みされ、熱い吐息を吹きかけられると身体が小さく震えた。
いつの間にかドレスのボタンは全て外されており、白い胸元が露わになっている。
そこへ顔を埋めた彼女が軽く歯を立てると鋭い痛みが走った。
抗議の声を上げようとする前に強く吸われ、紅い花びらが散る。
満足したのか、最後にひと舐めしてから顔を離すと再び至近距離で目が合った。
彼女の瞳の奥にある情欲の色は消えておらず、むしろさらに濃くなっているように思える。
そして再び顔を寄せられると、今度は首筋に舌が這う。
生暖かい感覚と時折かかる吐息がくすぐったくて身を捩ろうとするが、がっちりとホールドされていて逃げられない。
鎖骨まで辿ったところで動きが止まったかと思うと、強く噛まれた。
「あ……」
思わず声を上げる。反射的に出た言葉だったが、アルダンはそれを聞いて動きを止めるどころかますます力を込めてきた。
何度も同じ場所を執拗に責め立てられ、じわりとした痛みと共に甘い痺れが全身に広がっていく。
やがて彼女が離れた時には、そこには真っ赤になった印ができ上がっていた。
紅い傷跡を刻まれたことで、自分が彼女のものになったという事実を突きつけられているようで背徳的な悦楽を覚える。
その様子を見てアルダンは嬉しそうに微笑むと、そっと抱きしめてきた。
「ふふ……これで貴方は私だけのモノですね……」
耳元でそう囁かれ、ぞくりとする。
そのまま耳たぶを甘く食まれると、ぴちゃぴちゃという水音が脳内に直接響いておかしくなりそうだ。
空いた手が背中から腰にかけてゆっくりと撫でられると、身体がビクビクと反応してしまう。
「っ……」
不意に太腿をなぞられた拍子に口から艶めいた声が出てしまった。慌てて手で抑えようとしたが既に遅く、アルダンが意地の悪い笑みを浮かべてこちらを見つめてくる。
「可愛いですよ……」
「やめてくれ……」
恥ずかしさのあまり顔を逸らす。だが、そんなことをしても無駄だというかのように両手を押さえられ、そのままソファに押し倒されてしまう。 - 52二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:16:14
「だめです、ちゃんと私を見てください」
逆らうことは許さないといった様子で告げられ、思わず目を合わせる。
彼女の瞳の中にはこれからされることへの期待に満ちた自身の姿が映っていた。
それを見て諦めるように目を閉じた瞬間、唇を奪われ貪るような激しいキスをされる。
舌を絡め取られ、口内を犯し尽くされる。
歯茎の裏側や上顎など、弱い部分をなぞられるたびに身体が跳ねてしまう。
「んぅっ……んっ……んんっ!」
息継ぎをする暇さえ与えられずひたすら蹂躙される。飲み込みきれなかった唾液が口の端から溢れ出したが、それを拭うことさえも許されない。
(苦しい……でも……)
酸欠によって頭がぼーっとしてくる。意識を失う寸前になってようやく解放された。
酸素を求めて大きく呼吸を繰り返す。その間も彼女は俺の首筋に吸い付き、いくつもの花を咲かせていく。
肩で息をしながらぼんやりとしていると、アルダンは優しく頭を撫でてくれた。
その心地よさに目を細める。
「トレーナーさん、愛しています。誰よりも、何よりも。だからどうか私から離れないでくださいね?」
そう言ってまたキスされる。今度は触れるだけの軽いものだったが、それでも十分に満たされる。
しばらくそうした後、どちらからともなく抱き合うとお互いの存在を確かめ合うかのように強く密着する。
こうして二人の夜は更けていった。 - 53二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:18:09
アルダンの衣装お耽美でいいよね…お話
- 54二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:39:38
- 55二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:42:45
心地よい空間ですね…下着+薄Tは人類の夢
- 56二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:43:34
ウワーッ!!!
アルダンの攻めっ気が強い!!! - 57二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 00:47:06
つよつよアルダンいい…
- 58二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 07:59:40
あっちょっとメジロにされる♡
- 59二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 10:00:41
おは140-90-55-80
つよつよアルダンさんいいね… - 60二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 10:11:37
今日は世界図書デーと子供読書の日だねえ
ちっトレと読書しよう - 61二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 11:37:39
図書の日と読書の日に関係は無いですがSSを投下します
- 62二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 11:38:00
「……はぁ、やってしまいました」
そう独り言ちたのは少し汚れた服を着て洗濯機の前に佇むゼファトレ。
これからこの少し汚れた服も洗濯機に突っ込む予定だったのだが此処で一つの問題が発生したのだ。
「今週は忙しくて洗濯してなかったですもんね……」
問題とは単純明快、この服を洗濯機に入れてしまうと着る物が無い。
それまで着ていた服はウマ娘となった事で着れなくなったので新たに今の姿に合う服を数枚購入してはいた。
しかし所詮は数枚、忙しさから数日程洗濯機を回さないでいたら換えの服は底を着いてしまったのだ。
だが、汚れた服のままというのも締まりが悪い。
……最終手段を取る……その必要が有るらしい。
「うっ……や、やっぱり前の服は今の体型だと少しキツいですね……」
ゼファトレの取った最終手段、それはウマ娘となる前の服を仮に着ておくというものだった。
今の姿では着れないからと仕舞っていた服だが緊急事態なので引っ張り出してきたという訳である。
……だが、その妙案は代償をゼファトレの際どい姿という形で齎した。
そもそもの話、ゼファトレはウマ娘となった際に身長も体型も大きくなっている。
元々あまり高くなかった身長が伸び、胸や尻も大きくなってしまったのだ。
そうなれば当然ウマ娘となる前の服はサイズが合う筈が無い。
つまる所今のゼファトレの格好は……
上に着た白いタンクトップは丈が足りず腹回りを隠しきれずに臍がしっかりと見えてしまっており。
下に着た灰色のハーフパンツも太腿の半分を何とか隠せる程度に収まってしまっている。
サイズの差を許容出来そうかつ万が一破けても問題無さそうな服を選んだ結果がコレである。
ついでに言うと下着も男物なのだが下は兎も角上は無いのでタンクトップの下は大変な事になっている。
……まあ、要は叡智溢れる大変煽情的な姿だったという訳である。
「……今日は部屋から出れそうにないですね」
客観的に見ても主観的に見てもこの格好で出回ったらダメだろう。
そう判断せざるを得ない今の己の姿に少し溜息を吐きながらゼファトレは洗濯が終わるのを待つのでした。 - 63二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 11:38:26
>>62 その後
「は〜、やっと洗濯機が止まりましたか」
それから変わらず大変叡智溢れる格好で洗濯機が動きを止めるのを待っていたゼファトレ。
やがて洗濯機の動作は止まり終わった事を知らせる電子音が聴こえてきた。
そして籠に洗濯物を取り込もうとした時、その悲劇は訪れたのだった。
ピリッ
「……ん?」
ビリリリリリ……
「え、ええっ!?」
洗濯物を取り込もうと前屈みになったゼファトレ。
前屈みとなった事で尻が張られ遂にハーフパンツが限界を迎えてしまったのだ。
「わっ、わわわわわっ!?」
元々サイズが合わないので破けても良い服として着ていたハーフパンツ。
とはいえまさか本当に破けるとは思っていなかったゼファトレは慌ててお尻を手で隠す羽目になったのでした。
こうして1枚のハーフパンツという犠牲を出しながら洗濯を終わらせたゼファトレ。
ハーフパンツが犠牲となった直後
お尻に手を当て褐色の頬に赤味を差したゼファトレの姿は格好も相俟って大変叡智だったとか何とか。
うまぴょいうまぴょい
- 64二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 11:39:59
了です
ズボラではないけど忙しくて洗濯物を溜め込んじゃう事って有るよねという話でした
ウマ娘となった事で体格も大きく変わり今まで着ていた服が着れなくなりの新調する事も有るでしょう
そんな状態で洗濯物を溜め込めば着る物が底を着くのも仕方無い事でしょう
そして無理矢理昔の服を着ようとした結果……叡智溢れる姿となりました
ゼファトレの褐色恵風ボディで丈の足りないタンクトップ&ハーフパンツは破壊力有ると思います
カテゴリー4くらいの破壊力は有りますね間違い無い
これにて後書きも了です
最期に一言、褐色ボディに白いタンクトップは良いと思う
嵐に飛び込みます - 65二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 14:05:45
なんか今日に入ってからエッチいのばかり出ますね…
♤興奮しちゃうじゃないか…… - 66二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 16:24:41
- 67二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 16:33:33
- 68二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 16:57:22
- 69二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 17:14:04
- 70二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 18:32:55
耳飾りめちゃくちゃ凝っていてすごい
- 71二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 18:34:16
髪飾り付けた白カフェトレさんカワイイ
モチーフの落とし込み方がお見事 - 72二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 20:15:36
最近はこんな風にレスの間が空いてスレの進行もめっきり遅くなってしまったねぇ
今なら欲望を吐き出せるねぇ
全トレーナータンクトップとショーツ姿になれぇ - 73二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 20:28:32
このレスは削除されています
- 74二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:12:51
最近はなんか忙しくてあんまりレスできなくて申し訳ないねぇ
GWに入ったら普通に顔出せるねぇ
あとモンハンが楽しくてねぇ
モンハンの時間を削れ?正論パンチはやめてほしいねぇ… - 75二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:13:14
4月から社会人になってあまり書き込めたり創作できたりしないのが正直辛いねぇ…
タンクトップとショーツならスレンダーなトレーナーとか似合いそう
フラトレが運動後に着替えてる最中にその姿になってる時にフラッシュに遭遇して、平気そうにしているけど少し恥ずかしそうにしてたりしたら良いと思うの - 76二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:14:56
- 77二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:18:31
新年度からなかなか忙しくて…
- 78二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:20:43
日中は規制されててほとんど書き込めないのが辛いんだなあ
- 79二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:22:42
- 80二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:46:24
- 81二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:48:16
あと少しでGWだから…なんとか…
- 82二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 22:22:21
成長系のネタはね、祖を辿れば魔ルドとスズトレにたどり着くし、近くではオベトレもやってた伝統あるネタだからにゃあ……
- 83二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 22:49:52
- 84二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 22:55:57
出来たよトレーナーくん
一時間だけ身長やスリーサイズを変化させる薬さ
だが服用にあたって一つだけ注意点がある
身体の方は変化させれるが衣服の方は効果が及ばないから注意してくれ
衣服の方が薬を飲んだ訳ではないから当然だねぇ - 85二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 06:23:49
おはよー
今日はウマ娘的に大事な記念日と言える日本ダービー記念日ですよー
今から約90年前の今日開催された第1回東京優駿大競争(日本ダービー)を記念した日ですねー
ちなみに初代ダービー馬の名はワカタカらしいですよー
トレーナーもダービーのコースを走ってみましょー - 86二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 06:25:43
おはメカ
- 87二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 07:15:16
おは140-90-55-80
えっ、適性距離がマイル以下のトレーナーたちで2400mガチレース概念…!? - 88二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 07:50:52
2400mは元人間にはおつらい…
それとカツラギエースさん誕生日おめでとうございます! - 89二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 08:04:21
おはメカ~
カツラギエースのトレーナーは未だ居らず、居らずとも妄想はできらぁっ
シービーとシビトレがお誕生日パーティーの準備に奔走してそうですね - 90二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 09:10:42
月曜日……憂鬱なのだ……
トレーナーのモチモチすべすべ太ももで癒されたいのだ…… - 91二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 10:10:20
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- 92二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 10:14:56
欲が漏れた挙げ句書ききれてないのに送るミスした…
私、1スレ目から見て行ってる新人ちゃんより新人な人。
214まで行って今どの位かなぁと軽い気持ちで見に来て絶望した。
いつか、いつか必ずタ性破を出来るよう頑張ってきます。 - 93二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 10:16:45
3200走ってるし平気平気
DK4ルドトレはもう一回走ろ♡
ついでにネイドベウオデッカマンハッタ以下略走れ♡ - 94二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 10:28:10
ようこそ、この深い沼……ゆっくり沈んでいってね
- 95二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 10:45:09
900以上あると読むのも大変だな…
- 96二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 11:31:51
3200走りきれるメンツを動員するな!!!
- 97二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 12:44:17
このレスは削除されています
- 98二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 12:44:48
トレーナーレースも懐かしいね
- 99二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 13:02:13
一日十スレ見ても3ヶ月かかるのバグでしょ…
レースも遠い過去だなあ、偶に走らせてるけど大規模なやつは大変すぎるから筆を進められない - 100二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 16:40:59
- 101二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 18:38:28
ム・リ
- 102二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 19:07:41
- 103二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 20:42:59
新人ちゃんより新人です。すごくすごい絶望した。
- 104二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 20:45:08
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- 105二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 20:46:07
このレスは削除されています
- 106二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 20:54:48
ウマ娘って顎どうなんだろうって疑問が真っ先に来た、ごめん
でも……別でスレ立てた方がウケる概念なんじゃないかなぁ?それ - 107二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 20:57:03
- 108二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:00:11
おれは嫌いじゃないぜ
別に人外トレが居なかった訳でもないし - 109二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:06:24
人外って言うとモン娘概念?
- 110二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:11:03
可変式だったりるっ!したりするのは人外判定食らってもまあはい
- 111二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:12:47
確かに実バースではかなりオブラートな設定にしてモン娘次元でバカほど性癖解放するという手もあるにはあるねぇ
ただそっちが本位になってしまうのもかなり危ない予感がするねぇ
結局基本的なSSやらイベントやらは学園次元で行われるものだしモン娘次元だけ上げ続けても度が過ぎてしまう危険性があるからねぇ - 112二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:15:12
- 113二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:16:48
このレスは削除されています
- 114二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:18:17
そうかな…(ポプ子)そうかも…(ふともも)
- 115二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:20:18
色々と変形したり、ふとももしてたりする黒タマトレだけど多分タマトレ達の中でも一番アプリ準拠なんだよな…
- 116二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:22:28
元からギャグ適性が高いウマ娘がそっくりなトレーナーを得ることで無限のキャラ付けともに(トレーナーが)好き放題やりはじめる
マックちゃんも通った道だ
ちなみにデジたんもそっくりなトレーナーが生まれたはずなのになぜか未だに同じ土俵で奇行をしているらしいよ - 117二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:34:57
- 118二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:36:47
わかるよ…(概念提案止まりだったのでちゃんと考えたいけどコレと言った物が浮かばず纏まらない)
- 119二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:49:46
言うっちまう怪談 『おにんぎょう』
えー、巷では都市伝説、大予言、滅びなんてものはさっぱり聞かなくなって、いやむしろ、現在我々が生きる現実が針の筵であればあるほど空想の世界に心を割く余裕というものがなくなるのかもしれません。そういった面から見てみれば、今のこの現状は不健全極まりないと言えるのでしょうが、現実を全うできるというのであれば、はたまたこの今は非常に健康優良なのか……イヤ、ウム……なんて堂々巡りになりますでしょう
えー、しかしながら、世間というものは個人だ、あなただと昔の心中願望の強い文豪は言いましたが、しかしながら世間を個人、私と解釈しましたら、てんで恐ろしいことが日常の影の中にこっそり這い寄ってる、はたまた現実でエネルギーを使えば使うほど休息のために他のことを蔑ろにしてしまうかもしれないと戦々恐々、ふと寝台の下、冷蔵庫の奥、はたまたコップの底に怪異というものは案外日陰者みたいにひっそり潜んでいるのかもしれません。コップの底といっても、水垢なんかではありませんよ。あいつは目に見える分そんじょそこらの怪異よりも厄介です
そんな中、もしかしたらぬいぐるみの中に潜む奴がいるのかもしれないでしょう?部屋にたくさんお人形やぬいぐるみを持つ方々は、一瞬の刹那でいいので目を閉じて、這い寄る隣人を感じてみてはいかがでしょうか。
そうそう、それに関するお話です。えー、そのような不可視な怪異の跋扈する現実で、不可視より可視の開眼層の方が人々の、俗に言えばジャーナルな興味を引くものでして、ええ、ひいてはトレセン学園いおいては非日常が日常に、不可思議が不可思議で無くなってしまう現象が多発しております。ええ、多発しているなんて、そんな大袈裟ななど思いました?ひいふうみい……もう両の手足の指を使ってもとっくのとうに足りない程度には、人が人ならざるものへ、古風に言えば変化する現象がそぞろぞろぞろ……ふふ - 120二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:52:28
そんなトレセン学園。全く数多のトレーナーがウマ娘へと変わってしまうのですが、そんな中1人、ネイトレという人がおりました。はて、ヒト?ええまあ、難しいところではありましょうが、細かいところには気を配れねど、こういった場合ではご愛嬌というもの。その愛嬌の御多分に洩れず、このネイトレという方、殊に抜けておりまして、寝坊による忙しなさから、今日は家の鍵を閉め忘れたのです。ああまずい遅れちゃうと、急いで靴を履く彼女はこう、ポスっとすれ違うように玄関のくまのぬいぐるみを倒してしまったんです。それだけならまあいい話。しかしそれに巻き込まれて、花瓶もこてん、と、中の花と水を撒いてしまいました。
あわあわ、あわあわ。急いで水を拭きまして、クマのぬいぐるみは少し悩みましたがそのまま自然乾燥させておい他のです。それがちょうど朝の5時半です。
昨夜降った水溜まりが、朝の雫とお日様を反射して、きらきらと息をしております。
そんな中、朝練を相棒のナイスネイチャと済ませながら、そこらの他のウマ娘の小噺を耳に挟んだらしいのです。彼女らもアスリートといえど年頃の少女。フィクショナルなお話は大好物でしょう。
『ねえ、知ってる?お人形のお話』
『あれでしょ?人のいない部屋でお人形を濡れたまま放置すると真夜中にかくれんぼを始めるってやつ!』
『じつはね……私、今日来る前にお人形に水濡らしたの!』
『キャーこわーい!』
なんてそんな黄色い声で悲鳴をあげてるもんですから、ネイトレの耳にも当然入ってくるわけで、本能とでもいいましょうか、無意識下の意識といいましょうか。今朝のくまのぬいぐるみのことが思い出されてしまって、仄かに背筋が寒気だちました。それを見た彼女の担当、ナイスネイチャはその姿を怪訝に感じて、後ろからひょいと声をかけました。
「もしもしー? 大丈夫ですか〜?」
「ひゃうっわあっ!!?」
鯉が水面から飛び出すみたいに跳ねて、てんで驚くもんですから、ネイチャもつられてびっくりしました。
「あ〜びっくりした。大丈夫?」
「だいっじょうぶじゃないでしょ!小学校で人の後ろから声をかけちゃダメって習わなかったの!?」
「理不尽!」 - 121二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:52:59
かくかくしかじか。状況を説明しますと、ふんふんと頷くナイスネイチャ。左右のもふもふおさげが首を振るたびにもふ、ふわ、と揺れます。どこかでアヤベさんがくしゃみを一つ。
『ど、どうしたんですかぁ〜?』
『今、ふわふわの波動を感じたわ』
『ハーッハッハッハ! そう、その覇道、まごうとこなき輝きはボク! ファントムが如き闇に紛れようとも、その仮面一枚では内なる泉に覗く威光を隠すことなど不可能!』
『はぁ……』
現場を戻してみましょう。その頃朝練を終えた2人は、別々に別れました。お人形なのが問題なのであって、ぬいぐるみは大丈夫という結果に帰結しました。ネイチャは授業へ、ネイトレは朝ごはんです。いかんせん寝坊をかましたものですから、朝食が恋しい、あゝ彼の方は何処、とくうくう泣いております。食堂は朝はトレーナーや職員のために、朝の予鈴が鳴った後には開放してありますので、今日はA定食を頼みました。A定食は朝定食の略なのですが、まあ文字数は変わっておりませんし、昼でも頼めますのはお茶目な食堂のおばちゃんの楽しむエッセンスです。
ほかほかつやつや、炊き立ての真っ白なご飯には紫のゆかりが彩られています。大鍋でたくさんの材料を煮詰めてできた肉団子汁は、黄金色の脂が浮いておりまして、具材の白菜や玉ねぎ、こんにゃくににんじん、ほくほくの里芋を白味噌が包みます。おかずは簡素な香の物と、青菜のおひたしに焼いた鮭。
この一見華やかとは言い難い定食が、まあ朝からの心労続きの体に沁みます。たちまりぺろりと腹に収めますと、ぽかぽかと、みぞおちのあたりが暖かく、また何か大きなことを成し遂げられそうな、そんな大きな気が湧いてきました。
そうなれば気も切り替わるというもの。いつのまにか心の底にわだかまりのような、不可視の重石のようなあの怪談はいつのまにか雲散霧消して、一日すっぱり仕事をすることができました。朝の気の沈みが著しかったからこそ、立ち直りの反動もよりおおきくなったのでした。 - 122二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:53:26
そんなこんなで1日は平和に終わり、ネイトレはすきっとした気持ちで帰路につきました。家の前まできて、扉を開けて──いません。彼女はドアノブに触ってないですし、ましてや鍵すらも取り出していないのに……。その扉が開いて、きいきい、きいきいと蝶番の軋む音をあげていました。
──きいきい、きいきい
泥棒の入った形跡はありません。それに鍵はきちんとかけ直して、確認もしたはずです。
──きいきい、きいきい
しかし玄関はそんなこと御構い無しと言わんばかりに、嘲笑うかのように開いたりしまったりしています。
──もういいよ、もういいよ
──きいきい、きいきい
──おにさんこちら、さがしてごらん
途端に悪寒、間違いなく悪いものが出る恐怖、悍ましさ、そういったもの全身を支配して、吐き気が込み上げて途端に床に崩れました。朝飯が胃の中身ごとひっくり返りそうなひどい混乱で、手も足もがたがた、がたがたと震えて、身がすくんで動けなくなりました。
助けを呼ぼう。しかし腕は動かない。
逃げてしまおう。しかし脚は動かない。
叫んでしまいおう。しかし喉はひゅうひゅうかすれたまま。
それを笑うか、また誘うかのように扉がぎいいい、不穏な気配を滲ませてその真っ黒な口を大きく開きました。
こおおおお……冷たいような、生ぬるいような風が、吸い込まれるような吐き出されるようなふうに吹いてきて、火中に飛び込む蛾、甘いものに誘われる蟻のように、理性では生きたくないとわんわん泣いて喚いても、いくら嫌だと思っても。体はふう、と吸い込まれていきます。
ぱくり。口を閉じるように家の扉は閉じられました。鍵もかけられました。 - 123二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:54:00
──もう、いいよ
どこからか響くその声に、操り人形みたいに操作をされてこいこい、こいこいと手招きに乗ってしまいます。
ふらふら。ふらふら。もう心の中は泣くのも、喚くのも疲れて、ただ恐怖という針金を全身の神経と置換されて、金縛りにあっておりました。もう何もしたくない、ああ、もう、眠ってしまいたい。
──もう、いいのかな
そんな呼び声を返事するかのように、先ほどから子供の声を無邪気にあげる主はベランダの柵に踊っていました。今朝の濡れたくまのぬいぐるみです。ただ一つ、今朝濡れた水は、真っ赤なざくろの果汁みたいに、くまの顔をアザのように包み込んでおりました。
──もう、いいよ
ネイトレが引き寄せられるようにベランダに足を運んでいきます。かちゃん。とひとりでに鍵と引き戸は開きました。ベランダには昨夜の水が、流れるように溜まっていました。浅い河原のようです。
──おにさんこちら、てのなるほうへ
ぬいぐるみはふわふわ、ふわふわと宙に浮いています。柵の上に立っていたように見えたのは錯覚、遠近法のいたずらでした。 - 124二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:54:28
柵を越え、ぬいぐるみに手を伸ばします。あと一寸、一分で届く……もう少し……
「っておいバカバカバカバカ!!」
そんな中、号外に扉を蹴り破って部屋の中に誰かが入り込んできました。遅れてもう1人と、壊れた鍵の落ちる音がしました。
「っあっぶねええ!!ちょ起きろ姉貴!!オイ姉貴!!!」
べちべち。べちべち。頬を何度か張りますと、途端に虚な枯井戸のような目をしていたネイトレがぱちり、と目を開けました。
「……え……ふぇ?」
「よかった……目が覚めた……」
そこに居たのは侘助。肩で息をしながらネイトレを抱きかかえています。とても安堵した様子です。
「わびすけさん……?」
「よかった…間に合った……」
「うう……うぅ…わびずげざあああああああああああ!!!」
顔面をくしゃっとして、侘助の腹に泣きつきます。さっきまでの不安が一気に漏れ出てきて、とめどなく溢れます。
そりゃもう、ここまで泣いたのは昔お気に入りのお人形の腕がぽろっともげた時くらい泣きました。おかげで侘助の服は涙と鼻水でびしょ濡れです。
「捕まえましたよ」
「ナイスです影さん。よいしょ」
「縛っちゃおうねぇ〜」
「札と塩持ってきたぞ」
「ありがとうございます、フクトレさん。動けないように撃っときますか?」
「いや、いいだろう。でも気が済まないなら撃っとけ」
「ネイトレさんを危険な目に合わせましたもんね…えい」
「さらにもう一発…!」
ネイトレは泣きっぱなしで気がついていませんが、侘助の目の前では件のぬいぐるみがお仕置きを受けているところです。影カフェをはじめ黒カフェ、フクトレ、タイキトレによるきついお仕置きを施しているところです。罰して成仏しかけたところを戻して、また罰するのを2桁ほど繰り返しました。
「始末どうする?」
「ん〜……黒カフェさん。こっちにきてください」
縛られたぬいぐるみを床に置きまして、その目の前に黒カフェを立たせました。
「えい」 - 125二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:55:28
影カフェはそのまま後ろに回って膝カックン。バランスを崩した黒カフェは、ぬいぐるみごと尻もちをつきました。
「退治完了です」
そこには水に濡れて、首のちぎれかけたぬいぐるみがいました。もうあのざくろのようなアザもありません。
「あとは……ネイトレさんですね」
「うん。こっからは女子組に任せて任せて。2人は夜道、気をつけてね」
そうして黒カフェとフクトレが帰り、侘助も撤収して影カフェとタイキトレ、ネイトレだけになりました。
「今日は一緒に寝るよ。さすがに可愛い後輩ちゃんを1人にはできないからね」
「私もお守りはお任せください」
顔を真っ赤に泣き腫らして、保冷剤入りのタオルで目を冷やすネイトレはふと質問しました。
「影カフェさんって……女の子ですか?」
「ふふ。部屋には入らないので大丈夫ですよ」
「いや……そうじゃなくて。本当にどっちなんですか?」
「ヒミツ…です」
しかし、突発的な怪異や怪談、恐ろしいことよりも、短かに潜むこういったことの方がぞっと恐ろしいのかもしれません。
たとえば、影カフェの性格や、誰かの性癖のように
おしまい
稲川淳二風のを描きたかったんです……
語り部は誰でしょう……さあ、だれでしょうね
それを問いにしてしまったら、普段の語り部は……これ以上早めておきましょう
では、ここいらで - 126二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 22:14:40
いいね怪談…ネイトレさんを怖がらせた結果ガッツリお仕置きされてる…
それはそうと私も投げていいかな? - 127二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 22:19:10
- 128二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 22:19:43
うう…泣き顔が見たいとは言っていたけれどこんな怯えたネイトレは見たくない…いややっぱりちょっと見たい…いや結構見たい…
ありがとう侘助…幸せになれネイトレ… - 129二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 22:20:59
…静かに注がれるアルコールが、中を8割ほど満たした所で止まるとつぐ手。それを手に取りつつキタトレは
「ありがとうキタ、とつぐのが上手ね」
「はい、何度もお父さんや弟子さんの分を注いだことがありますから!」
1L近くある瓶、しかも注ぐ度に揺れ動く中身。そんな中で綺麗に入れ続けるのはウマ娘のパワーか手慣れてるが故か。
手に持った焼酎を飲むキタトレは、一杯空にしてコトリと置いた所で酔いが少し回るのを感じ息を吐く。
「トレーナーさん、もう一杯とついでおきますね。」
「…ふふ、まだ二十歳でもない教え子にさせるのは悪い大人ね、私も」
外泊許可は出てるし、ここはキタトレの家。別に誰かに見られるなんて事も何かの間違いが起きることもないけれど。
にしたって酒のお酌をさせるのは、例え本人の希望であっても控えた方がいいのかもしれない。絶対に当てられない訳でも無いし。
「とはいえ、美味しいわね…」
…朱の差したキタそっくりな白い肌、うっとりと細められた目の横顔は煙管も似合いそうな花魁のようで。
雰囲気にあてられたキタが頬を赤く染める横で、キタトレは酔いを建前に彼女をそっと腕の中に収める。
「温かいです、トレーナーさん…」
「そうね、アルコールのおかげかしら」
僅かに酔ってるとはいえ、未だに思考は平常通りなキタトレのその振る舞いは悪魔みたいに魅惑的なソレ。
…そうして二人きりで夜を楽しんだキタトレは、次の日見た目こそいつも通りだが内心嬉しそうに出勤した。
───後に、これを見て学んだキタが同じことをキタトレ相手にして大変叡智だったのは未来の話である。
短文失礼しました
酒のお酌をするキタちゃんと、叡智さのあるキタトレ。キタサトは担当もトレも肌が白くていいね。
ザルじゃないけどそこそこ強いキタトレ。そんな彼に酔った姿で誘われて耐えられる人はいないでしょうな(キタちゃんもだけど) - 130二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 23:16:46
お酒のせいかしらとかだいぶ殺し文句な感じするね……
- 131二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 00:04:56
スリーサイズが設定されてるからかおっぱいやケツのこと語るの多いけど太もものことも語りたいでござる
書類仕事やトレーニングメニューとかで座っての作業が多いトレーナーの太ももはもちぷにっとしてると思うでござる
むにゅっと手に吸い付く肌をモミモミしたいでござる
ちびハヤとか運動してるトレーナーはアスリートみたいなすべすべの太ももしてるでござる
頬擦りしたいでござる
ウマ娘の太ももに触れる沖野トレーナー殿うらやまけしからんでござる
あやつが許されるならそれがしも許されるでござろう!
いざ!尋常に!(ドゴォ - 132二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 04:20:32
「うへ〜……ごめんねえグラトレさん……」
「いえいえ〜このくらいお安い御用ですよ〜」
飲み会でいつものようにダウンしたマートレはグラトレに運ばれ家に送られていた。
「うーん……」
「おや〜今日はいつもより酔いが回っているのでしょうか〜?いつもは入り口までですが中まで運びますね〜。鍵をお借りしますね〜」
「いや〜……散らかってるし悪いから大丈夫だよ〜……」
「いえいえ〜ご遠慮なさらず〜」
(そういえばマートレさんの家の話は聞いた事ありませんでしたね〜)
そう思いながら鍵を開け、マートレの部屋の扉を開ける。明かりをつけたグラトレの目に飛び込んで来たのは───
大量の書類の束や本の山、アストンマーチャンの着ぐるみであった。
「マートレさ〜ん?この山はなんでしょうか〜?」
「あー……レースの資料だったり、漫画のネタやマスコットの資料だったり……色々だねえ」
「しっかり片付けなければいけませんよ〜?」
「あはは、着ぐるみを置いておく部屋は埃ひとつないんだけどねえ……まあこっちも資料の場所なんかは覚え「マートレさ〜ん?」……はーい」
「まったく……今度黒カフェさんでも連れて来ましょうか〜……」
「ごめんごめん……心配しなくても大丈夫だよー。特製の掃除機もあるし」
「特製?」
「うん、そこのスイッチを押してみて」
「これでしょうか〜?」
着ぐるみの近くにあるスイッチを押すグラトレ。よく見るとその周りにはたくさんのコードが集まっていた。
何かが駆動する音が聞こえる。不意に、着ぐるみの目が光った。
『起動……一家に一台、アストンマーチャンです』 - 133二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 04:21:02
「あらあら……マートレさん……これは一体……?」
「ちょっと前にグラトレさん達が見た動く着ぐるみと転セイトレさん達が遭った機械人形から思いついてね。思ったように動かせる着ぐるみがあれば便利かなって。イクトレさんと作ってみたんだ」
「いつかのマートレさんのトレーナー室にいた着ぐるみですか〜……」
「まあ試作品だから長い時間は動けないし機能もルンバくらいしかないんだけどね……一応、パワーもあるんだ」
そう言ってひょいとマートレを持ち上げる着ぐるみ。なるほど、ウマ娘1人くらいは難なく持ち上げられるようだ。
「なるほど〜。でもこの絡繰……かなり値が張るのでは〜……?」
「うん……おじさんもイクトレさんもロマンを重視し過ぎてね……目指すは一家に一台なんだけど量産出来る物じゃないんだねえ」
「なるほど〜……大変なんですね〜」
「いやーやっぱりドラ○もんみたいな多機能は難しいねえ……まあ、このマーちゃんがあるから掃除はしなくてm「……ですが、書類は難しいでしょうし簡単にでも片付けると致しましょうか〜」
(誤魔化せなかったかあ……)
その後、スキンケア用品が一切無いのがバレてみっちり教えられる事になるのだがそれはまた別の話。
終わり
マートレの家は沢山のマーちゃんグッズの試作品や完成品や大量の書類が積み上がっています
グラトレさんお借りしましたが口調などミスがあればすみません - 134二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 04:22:25
おまけ
「ふへー…なんとかバレなくて済んだかな」
簡単な部屋の整理を終えグラトレにお礼を言ってタクシーを呼び見送った後、マートレは独り息をつく。
あとはシャワーに入り、ブログを更新したら眠るだけだ。
「朝は……ゼリーでいいかなー」
見られてたら怒られてたかな……と冷蔵庫を覗きながら思う。大した食べ物は入っていないから見られたら危なかった。あまり他の人達を心配させるのも悪い。
諸用を片付け、寝室の扉を開ける。この部屋は見られなくて良かった。とても他人に見せられるものではない。
そこはベッドがあるだけの殺風景な部屋───ではない。
壁一面、いや天井にすら彼の担当アストンマーチャンのポスターやグッズが貼られていた。
どの向きで目を覚そうと、必ず目に入るように。
起きた時に彼女を忘れていても、すぐに思い出せるように。
忘れられる事を何より恐れるあの子を、自分は一度忘れたのだから、このくらいは必要だろう。
他の人が知ればここまでするな、と言われてしまうかもしれないが、自分に出来る事などこれくらいしかないのだから。
疲れた体をなんとか引きずり、ベッドに横たわる。
彼女のレンズとして、倒れたりなどしないように少しは休まなければならない。
いつかの夢を見る事や、起きると何もかも忘れている事が何より恐ろしくても。
(それでも、止まる訳にはいかないからね)
そう思いながら、マートレはゆっくりと目を閉じた。 - 135二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 07:38:02
おは140-90-55-80
もう二度とマーチャンを忘れないようにしようとしてるマートレの想いが伝わってきていいね… - 136二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 08:41:04
おはようございます
少し遅くなりましたがグラトレ(独)の使用ありがとうございました!
遂に入ったマートレさんの家、散らかってる宣言で本当に散らかってるなんて……
更に何だこの着ぐるみ、動くぞ!?
一家に一台お掃除マーちゃん、コストの削減が求められる
そしてマートレの寝室……
マートレの想いや覚悟を感じます
個人的に愛や想いが重いのは大好きです
最後に改めてグラトレ(独)の使用ありがとうございました! - 137二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 09:13:03
マーちゃん人形に笑う
俺もほしい……!! - 138二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 10:32:48
『宇宙に舞う』
無限に広がる宇宙。遠く彼方に煌く星。静かにたゆたう蒼き銀河を、二つの機体が航行していく。
「ポイントA3──敵影、無し」
「んー外れねえ、じゃああっちのほう行きましょあっちのほう」
「了解……C4方面へ」
「……適当に選んだ索敵ミッション、ミスったわねこれ!」
通信によって呼びかけあう二つの機体のパイロット達はとある依頼を遂行するために、人型の起動兵器を動かしている……という、体である。これはウマレーター内に創り出された、高性能なMSシミュレーターの機能の一つである、PVEミッションなのだ。
「もしかしてだけどもさ、レドーム付けてきたほうがよかったかしらねこれ」
「ん……『否定(ネガティブ)』。どちらも……近接系の機体。無理にバランスは──崩せない」
「あーそれもそっか。あんたの金ぴかも私の赤ピンクも武装が殴り合いメインなのよねえ」
「『肯定(アファーマティブ)』、長所は……長所として、活かすべき。それは、それとして……スモーと、マズラスター」
「そうそうそれそれ。っていうか上限三人だったしバントレ連れてくればよかったのよ、確かあっちのんーなんだっけ……なんちゃらバレットのイン何とか、あれ索敵にも使えるんじゃないの?」
「バントレのは……あまり、向いてないかな。それと、シルヴァ・バレトで──インコム」
「あーそうだったそうだった。ダメねーもうちょっと詳しくならないと適当に呼ぶだけになっちゃ──ユニトレ、二時のほう。二体いるわね」
何かが走るように、ベガトレは敵の存在を認識した。おちゃらけた雰囲気はどこへやら、眼には鋭い光が宿る。
「……うん、僕のほうも──把握した」
「移動ばっかりじゃあつまらないものねえ……狩りの時間としゃれこもうじゃないの」
「よし……仕事、開始」
スラスターの出力を上げ、敵影のセンサーに捉えられぬようデブリの間を縫うように進んでいく。
加速しながら、最小限の動きを通しながら、金と赤の閃光は突き進んでいく。
そして敵が彼女らを把握した時には──もう、遅すぎた。
「スコア1、さあてこいつらがいるってことは本隊もそれなりに近いわね」
「スコア、1。油断せずに……確実に、行こう」
「そのつもりよー。いい感じに稼ぐわよ」
二色の機体は青白い炎をたなびかせながら、彼方の宇宙へと飛んでゆく。その周囲の敵を、赤き爆炎に消し去りながら。 - 139二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 10:35:49
以上、前やったガ〇プラシミュレーターの話。ユニトレさんお借りしました。
一対一、チーム戦、大ボス戦、ミッション戦と多数取り揃えております、とかそういう感じ。
お友達を誘って君もMSパイロットになろう、的な。
ユニトレさんのは自前かもしれないしそうでもないかもしれない。ただしベガトレさんのは間違いなく借り物です。商品化されてない機体のスクラッチビルドなんて彼女にはできませんで。(ちなみにベガトレさんの機体は声優つながり - 140二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 12:59:33
ユニトレさんありがとうございます
ガンダムは詳しくないですがこういうロボットものはわくわくしますね
ツーマンセルの連携かっこいいです - 141二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 13:30:19
ウマレーターで体験しながらゲーム出来るってのは良いですよね
慣れるまで大変でしょうけど三次元の派手な戦いが出来そうで好きな人はとってもハマりそうです - 142二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 17:28:22
そういえば今日はペンギンの日なんだねえ
何故かトレセン周辺にいるからかわいがろうねえ - 143二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 17:53:56
ガンダムはいいぞ
君も水星の魔女を見よう - 144二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 17:54:24
トレセン周辺は珍獣が多いからな…
- 145二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 18:03:06
ハマーン様役に何故か駆り出されるネイトレ
威厳の欠けらも無いクソ可愛いネイトレ - 146二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 18:13:13
変な竜やらペンギンやら怪異やら…
- 147二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 18:16:22
水星は学園ものなら平和かと思って見たねえ
ドウシテ… - 148二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 18:25:36
ガンダムだからな…
- 149二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 18:53:21
黒の會MS全部黒にしててめちゃくちゃかっこよさそう
- 150二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:07:08
イクトレとロボットを作ろう
- 151二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:39:22
黒タマ変なもの持ってきそう
- 152二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:51:48
- 153二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 19:56:52
モン娘かな
人外のトレはロボな人とビィくんかな… - 154二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:05:35
もんむすもいろいろいたねえ
- 155二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:06:48
- 156二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:11:47
モン娘概念の中で明確に被害を受けたいなら魔ルド独グラマベトレ蒼ファルあたりだろうか
- 157二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:28:52
お、ふっかつ
- 158二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:30:04
復活しましたね
今の内にMAもモン娘も関係無いSS投げさせて貰いますね~ - 159二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:31:19
キュウキュウッ
ヘイ 「えっと……この向きで良いのかな?」
転セイ「そうですね頭から咥えさせれば呑み込んでくれますよ」
キュウッ!
独グラ「ふふっ、美味しいみたいですね〜」
転セイ「そうみた、痛っ! まだ沢山ありますから突かないで!」
独グラ「あらあら〜、お痛はメッ! ですよ〜」
キュウッ!キュウッ!
ヘイ 「それじゃあ次の子は……えっと……」
独グラ「その子は確か〜……カノープスでしたね〜」
転セイ「いえ、違いますよ?」
独グラ「あら? ……では、この子がマーメイド……もしくはツクヨミでしょうか~」
転セイ「全然違いますよ!?」
キュイッ!!キュイッ!!
独グラ「あ、痛い! ご、ごめんなさい間違えてしまいました!」
ヘイ 「何言ってるか分からないけど何言ってるか分かるな……それで正しい名前を聞いても?」
転セイ「さっき魚を食べたのがリヴァイアサンで俺を突いていたのがアルテミスです」
独グラ「ううっ……お魚をあげますので許して頂けませんか~……?」
キュイッ!
転セイ「それと今グラトレさんに抗議を入れてるのがサラスヴァティーですね」
ヘイ 「ありがとう……それともう一つ質問良いですか?」
転セイ「何でしょう?」
ヘイ 「今更だけどこのペンギンはいったい……?」
転セイ「…………さあ?」
独グラ「いったい何なのでしょうかね〜?」
ヘイ 「……本当に何なんだ?」
そんな不思議を残しつつ三人はそれから暫くの間ペンギン達と戯れるのでした。
うまぴょいうまぴょい - 160二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:32:00
了です
転セイトレさんとヘイトレさんお借りしました
言動等に間違いが有ればお申し付けください
今日は世界ペンギンの日らしいですね
なんでもこの時期は米国の南極基地の近くにアデリーペンギンが現れるらしく
それを南極の研究者達がペンギンデーとして内々に祝ってたのが広まったらしいですね
ちなみに作中のグラトレ(独)による名前間違いですが地味に元の名前に関連してたりします
・アルテミス→ツクヨミ 難易度低
月の神様繋がり
・リヴァイアサン→マーメイド 難易度中
七つの大罪において嫉妬の悪魔がリヴァイアサン、嫉妬の幻獣がマーメイド
・カノープス→サラスヴァティー 難易度高
七福神の中の弁財天の元ネタがサラスヴァティー
福禄寿の元ネタの南極老人……の元ネタが南極老人星(カノープス)
どれだけ分かったかな? 最後はこじつけ? ウマ娘的に聞いた事の有る名前だから仕方無い仕方無い
腹を切ります - 161二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:35:29
いいね…
- 162二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:44:35
ペンギンたちがかわいいぜ…
- 163二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:47:50
転セイありがとうございます
ペンギンと戯れるトレーナー達良きですねぇ
ノリで賢くしたのでペンギン達の自我が強くて突いたりしますが。愛嬌です、多分。 - 164二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 20:56:44
生き物とのふれあいはいいぞ
- 165二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:07:46
みんなも生き物とふれあうメカ
お試しとしてメカをかわいがるといいメカ - 166二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:12:00
鉄臭そう(偏見)
- 167二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:13:14
ぺんぎんたちかわいいね~
私も絵をあげます - 168二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:14:56
こいこい
- 169二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:15:49
かもん
- 170二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:16:02
- 171二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:22:10
確定申告はありがたい…
- 172二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:26:51
怒り気味のロレトレさん可愛い…
私も投げていいです? - 173二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:27:49
- 174二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:28:31
「豪華客船で世界一周クルーズかぁ…」
「サトトレ君は海外に興味があるのか?」
「海外遠征なら行った事ありますから…それでも僕たちトレーナーにはこんな旅、多分縁もないですけど」
「仕方ない話ですが、残当ですわね…」
流れてきたウマホの広告を見てそんな会話をするサトトレ、フェストレ、ロレトレの海外遠征したことある3人。
結構憧れを持つ人も多いであろう豪華客船のクルーズだが、トレーナー達は残念なことに引退するまで多分行く事はない。
(そんな長い期間の休みなんて取りようがないし…担当のトレーニングを放棄なんて選択肢は存在しないからね)
「或いは中に一通りトレーニング設備さえあれば行けるかもしれないけど…」
「屋外トレーニング場なんて船に乗るか怪しいですわ」
「でも乗ってみたくはあるな、そういう船。船で旅しながら世界のレースを巡るなんて随分面白そうじゃないか」
(仮に乗ったら、フェストレさんはフェスタちゃんを連れてカジノスペースに入り浸ってそうな気がするなぁ)
流石にスケールがデカすぎて実現する可能性は低いが、それでも夢を見ちゃうのは分からないでもない。
…列車に乗ってあちこち暴れ回った事例なら3人にソウルとして入ってる猫好きが既に達成してるのは、まあうん。
「ロレトレはどう?」
「わたくしはいいですわ…」
「僕は試してみたいけど、流石にサトノ家でも無理だろうしね。」
「まあね」
───その後3人でポーカーした。流石に運ゲーなので皆勝ったが、それでもフェストレが高い勝率だったらしい。
短文失礼しました
海外遠征した担当の三人で一つ。未来には海上のメガフロートの上で競ったり世界を回る事もあるのかもしれません。
世界一周クルーズは長期休暇取れないと時間ないからね、しょうがない。そしてやっぱり強いフェストレ、ギャンブラーだし… - 175二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:34:19
いいね…
- 176二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:37:07
たくさんの供給たすかるねえ
どれも素晴らしいねえ - 177二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:38:07
- 178二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:48:49
船旅でメチャクチャ酔ってるトレを介抱したく
- 179二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:54:30
船旅はいいぞ
みんなも海に出て無人島に流れ着こう - 180二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:57:02
遭難してる…
- 181二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:58:36
海に出るんだ
遭難もするさ - 182二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:59:44
- 183二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:00:20
よろ
- 184二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:01:57
たのんぁ
- 185二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:04:48
- 186二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:06:03
たておつおつ
- 187二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:09:02
たておつ!
確定申告てつだってくれるロレトレさん優しい…いや神か?
領収書の切り忘れ…ウッ(死)
サトトレのクルーズもいいね…しかしカジノバニー…そういうのもあるのか! - 188二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:09:30
- 189二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:09:51
たておーつ
- 190二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:15:26
たておつだねぇ
- 191二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:18:13
乙梅
- 192二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:18:26
オチ
- 193二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:19:08
裏梅
- 194二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:19:15
おつ
- 195二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:19:29
乙です
- 196二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:20:23
たてお~つ
- 197二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:22:54
ロレトレはえっちやな〜
- 198二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:27:49
トレーナーの好きな漫画とか知りた味〜
- 199二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:28:19
トレーナー無人島遭難編
- 200二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:28:57
ぎゅー