セイウンスカイ「なにかいいことでもあったの、フラワー?」【SS】

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 21:25:57

    お弁当を一緒に食べながら、いつもより輪をかけて機嫌がよさそうなフラワーに話しかける。
    「今日ファインさんにお弁当をほめられたんです。小さな宝石箱みたいって」
    「ほうほう。たしかにフラワーのお弁当は国宝級ですからなあ」
    「も、もう!スカイさんってば……」
    てれてれと頬に手を当てて恥ずかしがるフラワー。
    彼女の手に自分の手を重ねる。
    フラワーの目が驚きで丸くなる。

    「私にとっての一番の宝石はフラワーだけどね」

    そう言って微笑むとフラワーの頬がさらに赤くなった。

  • 2二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 21:26:27

    翌日のお昼休み、フラワーが申し訳なさそうに大きな風呂敷を持ってやってきた。
    「その、昨日ほめられてついはりきってしまって……」
    「いやあ私ってば宝石商になれそうだね」
    苦笑しつつ風呂敷を開くと重箱の塔が現れた。
    「無理しないで大丈夫ですからね?」
    フラワーが心配そうに見つめてくる。
    一番上の重箱を手に取る。
    きらびやかなおかずたちが整然と並んでいた。
    私は橋を手に取り、手早く、かつしっかり味わって食べ進める。
    「スカイさん……」
    「ほら、フラワーも一緒に食べよう。この卵焼きすごいおいしいよ」

    卵焼きを一切れつまんでフラワーに差し出す。
    少し顔を赤らめながら開いたフラワーの口に卵焼きを運ぶ。
    「ね、おいしいでしょ?って、フラワーはもう味見とかしてるか」
    「……スカイさんに食べさせてもらったから、もっとおいしいです」
    「ならよかった」
    一段、また一段と重箱を空にしていく。
    重箱の塔がすっかり軽くなったころ、私のおなかはすっかりいっぱいになってしまった。

  • 3二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 21:26:46

    「ふへえ~……おいしかったあ」
    「スカイさん、本当にありがとうございます」
    フラワーがぺこりと頭を下げる。
    「お礼を言うのはこっちだよ~」
    それに、とフラワーの頬をなでる。

    「一番の宝石を曇らせるわけにはいかないからね」

    「スカイさん……!」
    フラワーは文字通り花のような笑顔を浮かべた。
    「でも、昼からのトレーニングはちゃんとやらないとなあ~」
    おなかをさすりながらフラワーに微笑みかける。
    「よかったら私のトレーニングに付き合ってくれないかな、フラワー」
    「……!もちろん、よろこんで!」

    私の手の中でフラワーの笑顔がきらきらと輝いていた。

  • 4二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 21:27:59
  • 5二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 21:28:50

    ありがとう、風邪が治りました

  • 6二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 21:29:07

    尊い…

  • 7二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 21:29:20

    止まってた心臓動いたわ、ありがとう

  • 8二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 21:30:23

    オアーーーッ

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています