夢と違うことするんじゃねーよ

1二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 22:31:30

呼び鈴の音で目が覚めた。
「はいはいちょっと待ってくださいね」
ドアを開けると、そこには包丁を持った男が立っていた。
「え……？」
慌ててドアを閉めようとするも間に合わず、私は刺された。

「はっ……！」
気が付くと、私はベッドの上にいた。
「夢か……」
すると、呼び鈴が鳴った。
「はいはいちょっと待ってくださいね」
ふと、嫌な予感がした。
デジャウとでも言うもだろうか？この光景が、先ほどの夢に似ている気がした。
私は慌てて玄関へ向かい、鍵をかけた。安心して力が抜けたのか、その場に座り込んでいると
ガチャ、という音がして、鍵が開いた。
外には、包丁を持った男が立っていて、
「夢と違うことするんじゃねーよ」
と言った。

「はっ……！」
また目が覚めた。
私は急いで玄関へ向かい、鍵をかけてドアチェーンもかけた。
すると、鍵を開けられて、ドアチェーンを包丁で切断された。
「夢と違うことしても無駄なんだってば」

この話を小学校の時怪談の本で読んだ気がしたが、どの本だったかが思い出せない。
誰か知っている人はいないか？