メジロにされる?うふふ、トレーナーさんったら part6

  • 1二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 01:35:04

    今さらどう足掻こうと無意味ですのよ

    だってほら、軽く肌を撫でるだけで……この喘ぎよう♪

    何人もこんなに扇情的になった『貴方』を見て殿方とは、まさかトレーナーさんだとは思う筈もありませんわ

    ……ああ!よく考えれば無意味ではありませんでしたわね

    だって、頑張って堪えている『貴女』の姿を鑑賞するのは、この世の何にも勝る至福の瞬間なのですから

    トレーナーさんの意識を残していながら、もうこんなに私達を楽しませるために努力してくれるだなんて、『ミーティア』はとってもよく出来た妹ですわね♥️



    このスレはトレーナーがメジロ化した存在である"メジロミーティア"を愛でるスレです。


    ミーティアの由来↓

  • 2二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 01:41:37

    Q.メジロミーティアってどんな子?

    A.トレーナーが後天的にメジロになった存在。概ね、同意無くメジロに仕立て上げられた存在であり最初のうちは脱走を企てたりマックイーンに逆らったりするけど、メジロ化が進むにつれ従順になりトレーナーとしての意識も消えていく設定が主流です。


    Q.マックイーン以外のメジロはそれをどう思ってるの?

    A.大筋としては↓の通り。なお、ブライトについては何だかんだ大喜びで責めに参加しているのが主流です。


    Q.元トレーナーを助けてくれる人はいないの?

    A.個別√の開拓に伴い『ミーティア』のために動くウマ娘が各所で観測されていますが、純粋に『元トレーナー』を助ける存在としてはメジロパーマーと南坂トレーナーが反メジロの筆頭と見なされています。特に、南坂トレーナーは力業で元トレーナーを奪還できる唯一のユニットと考えられています。

    しかし、メジロでの調教が功を奏して、せっかく助けられた元トレーナーが自ら望んでミーティアとしてお屋敷に戻ってしまう…というところまで含めてワンセットが主流です。


    Q.マックイーンの暴走をお婆様は静観してるの?

    A.お婆様的な存在がメジロ化世界線にはいない、またはライアンへ既に家督を譲って隠居している説が有力です。

  • 3二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 01:51:26

    〈基本原則〉


    ・全ての創作は"ミーティア"を輝かせるために為されなければなりません。その輝かせ方があなたに与えられた裁量です。



    その他


    ・ミーティアとドーベルは特に仲良しで、普段はドーベルがミーティアを過保護して二人きりになると途端にドーベルから甘えに行くというのが主流です。


    ・概ね、ミーティアはトレセン学園でも指折りのムチッ♥️ムチッ♥️ウマッ♥️で、元々デカかったものがメジロ家総出のスキンシップ(隠喩)で育てられたとみなされています。


    スレ主的には、メジロ化世界線は可能性の世界なのでつるぺたミーティアがいる世界もありだと思います。


    ・メジロ化世界線百合ゲー説が識者の間では強く唱えられており、パーマー闇堕ちやそもそも光じゃなかったルート、メジロ家以外のウマ娘とのルートなどが続々生み出されています。


    ・ほぼ完全にミーティアとなったにも関わらず、自ら疑問を抱いてメジロに立ち向かう少年漫画誌のようなルートも生み出されつつあります。


    ・メジロの"地下室"行きはヤバいようです。



    ・その他、これまで生み出された輝き(SS、性癖等)の数々は前スレを参照……と言いたいところですが、過去スレも増えてきたので読みたい時に読みたいものを読む程度でよろしいかと思います。メジロ化世界線は可能性の世界。仮にあなたの産み出した輝きが過去スレの内容と食い違っていようと、面白い限りにおいてメジロ家はその全てを受け入れます。


    ・次スレは>>185さんにお願いします。


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  • 4二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 01:54:22

    ・最後に
    先に述べたとおりメジロ化世界線は可能性の世界です。
    仮に上記のテンプレに反する内容だったとしても、面白い限りそれは"アリ"です。
    救いのない暗い話だろうとご都合主義上等のハッピーエンドだろうど、みんな揃ってパクパクですわ!
    みんなも固定概念を捨てて楽しくメジロ化!

  • 5二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 01:56:50

    テンプレここまでですわ!保守願いますわ!

  • 6二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 02:00:54

    保守保守ですわ!毎スレこれですわ!

  • 7二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 02:01:34

    建て乙ですわ!保守保守ですわ!

  • 8二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 02:02:45

    乙であり保守ですわ!

  • 9二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 02:03:41

    保守ですわ!保守ですわ!保守をお忘れなく!

  • 10二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 02:07:08

    スレの流れがだんだん加速してきて幸せですわー!
    これからもミーティアを愛でましょうね…

  • 11二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 08:23:21

    保守ですわ!

  • 12二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 09:09:52

    前スレのハーレム√を読んでたら、私はミーティアになってマックイーンお姉様に優しくいじめて欲しかった筈なのに、ミーティアにいじめてもらうのも悪くないような気がしてきましたわ!もうなんか普通にネコに堕ちそうですわ!

  • 13二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 09:17:17

    私達は潜在的にミーティアであり、マックイーンなのですわ
    ミーティアが幸せなら喜びますし、可哀想なら泣きますわ。その時どちらの側に立つかは気分次第ですわ
    それはそうとハーレム√でミーティアのクッション係としてミーティアの柔らかさをいつでも味わえるシリウスさんが羨ましいですわ!妬いてしまいますわ……

    ひっ!ミーティアいつからそこに!?違いますの、これは……許してくださいまし♡いけない姉で申し訳ありません♡ですから、お仕置きだけはぁ♡

  • 14二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 09:19:43

    上を書いてて思いましたけど、ハーレム√で嫉妬心をつのらせたマックイーンを地下室で優しく素直になるまで調教するミーティアというのも悪くありませんわね……

  • 15二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 10:13:56

    「ジャスタウェイが3日でやってくれたぜ」

    ゴールドシップがそう言うと建物の影からトレーナーとミーティアが現れる。

    「トレーナーを分離させたら芦毛になるかと思ったので」

    ジャスタウェイは悪びれるそぶりもなかったという。

  • 16二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 10:41:32

    >>15

    トレーナーをメジロ化する→ジャスタウェイが分離させる→元に戻ったトレーナーをまたメジロ化する→ジャスタウェイが(ry

    永久機関が完成しちまいましたわねェェ~! これで天皇賞は私んモンですわ~~!!

  • 17二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 10:43:22

    >>16

    人の心とかございませんの…?

  • 18二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 10:51:42

    このレスは削除されています

  • 19二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 10:52:41

    >>16

    ジャスタウェイの芦毛ガチャ耐久といったところでしょうか?

  • 20二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 11:00:26

    風邪を引いた個別ルートの方々を頑張って看病するミーティアはよくありませんこと!?慣れないながらも一生懸命に看病するミーティアは大変愛らしいですわ!

  • 21二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 11:09:31

    >>20

    ライアンお姉様の髪型の元ネタが「皮膚病の影響で抜けた鬣を短くそろえたため」だそうですし、ライアンお姉様に軟膏を塗り込むミーティアというのも良いのではないでしょうか

  • 22二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 11:10:11

    >>16

    同じこと考えてしまいましたわ……


    いけませんわいけませんわ

    各攻略ヒロインごとに一人ずつミーティアを宛てがったり

    ミーティア尽くしのミーティアハーレムだったり

    ミーティア×ミーティアを見て荒ぶるメジロの内外のお姉様たちの世界なんて恐ろしすぎますわ

    私はここらで一杯のお茶が恐ろしくてたまりませんわ

  • 23二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 11:19:20

    むっ……トレーナーがウマ娘になるなんてロジカルじゃねェと思っていたのに、あらゆるデータで裏付けが取れてしまい、真偽を確かめるべくミーティアに接触するところから始まるシャカール√という概念が観測されましたわ
    観測は続けますが、私シャカールさんのエミュできませんわ……報告書を書けませんわ……

  • 24二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 11:23:43

    逆にハーレムルートで皆から甲斐甲斐しく看病されるミーティアもありですわ!高熱で朦朧とする最中にマックイーンを誰よりも早くに呼んでしまうというのはどうでしょうか?完治したあとにはその朦朧としていた時の記憶が無くなっててマックイーンの記憶にだけ残ってると更によいですわね!

  • 25二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 11:43:14

    前スレでもちらちらと見かけた概念ですが、ウオッカさんとミーティアはなんだか波長が合いそうな予感がいたします……ミーティアは中等部、かつ大元の精神は男性でしたもの。バイクや変形する武器やドイツ語や闇のパワーは好きに違いありませんわ。

    「む……このフォルム! そして中心のこの意匠! 完っ璧です! カッコいいですわっ!」
    「だろ!? こっちも見てみろよミーティア、そっちの奴とデザインが対になってるってよ!」
    「どれどれ……あぁっこれは! 左右で2つ並べれば無敵……無敵のコンビなのではなくて……!?」
    「ウオッカ、アンタねぇ。編入してきたばかりの子に……しかもメジロ家のお嬢様に変な事教えるのやめなさいよ」
    「はぁーっ!? 変な事とは何だよ変な事とは! 全く、分かってねぇなースカーレットは……」
    「そうですわスカーレットさん! こんなにもクールな最新のデザインはなかなか見られませんのよ!」
    「別に分かりたくも見たくもないわよそんなの……もう」

    ……的な会話も観測できましたわ。ミーティアは女の子らしい趣味にも理解のある子なので、また別の日にはスカーレットさんとも仲良くお話できるのですわ……心が温まりますわね!

  • 26二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 11:56:15

    >>23

    わ、私の中の悪魔がロジカルロジカル言ってる子に論理を捨てさせよ、この気持ちは論理も何もない、

    と言わんばかりの勢いや感情に任せてミーティアにちゅーさせよと囁いてきますわ……


    ですが私の中の天使は論理性を捨てさせるなどあってはならない、ミーティアと一緒になるにはこれしかない、

    と論理的に考えた結果ミーティアを自分以外の誰の手にも届かない場所に閉じ込めさせよと囁きますわ……

  • 27二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 14:34:04

    精神崩壊ルートの一歩手前で踏みとどまったミーティアがいる世界も観測したいですね!心なんていらないって言ってレースの修羅と化して、天皇賞を勝利してのインタビューでメジロの内情と自分のされてきたことをマスコミにぶちまける…そんなミーティアのいる世界がみたいですわ!

  • 28二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 15:48:26

    >>27

    「天皇賞は勝ちましたし、もう……良いですわよね?」って諸々ぶちまけてメジロから離反ルートですの!?

    濁りきった目でお姉様を見つめながら上のセリフを言ってくださると更に滾りますわ〜!

  • 291/222/01/06(木) 15:50:28

    >>20

    「あれっ。ライアンお姉様、お盆にお食事を載せて、どうされたのですか?」


    「アルダンがね、今日、調子悪いんだってさ。ベッドから出るのも辛いから、今日は部屋で1人で食べるって」


    「まぁ、おいたわしい……ねぇお姉様、ミーティアも着いていっていいでしょう?」


    「ミーティアが?んー……そうだね、アルダンも話し相手が欲しいかもしれないし。一緒に行こうか、ミーティア」


    「はい!」


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    「アルダン、ご飯持ってきたよー。それと……」


    「アルダンお姉様!お加減は如何ですか!?」


    「まぁ、ミーティア……ごめんなさいね、心配をかけて……」


    「うー、お姉様顔赤い……お熱があるのですか?」


    「大丈夫よー……いつものことだもの……ね、ミーティア、こちらに来てくれる?」


    「はい、お姉様!」

  • 302/222/01/06(木) 15:51:01

    「手を貸してね……あぁ、冷たくて気持ちいいわ……ねぇミーティア、手の冷たい人は心が暖かいと言うけれど……貴女はそう……誰よりも優しい……そんな貴方だったから……私達は……」

    「何ですかアルダンお姉様?よく聞こえな──」

    「……はいはいアルダンあんまり変なこと言わない!ミーティアが困っちゃうでしょ?」

    「あ……ごめんなさい、ライアン。ぼうっとして変なことを言ったわね……ねぇミーティア、これからも私が体調を崩した時は、きっとお見舞いにきてくれる?」

    「……!!!もっちろんですアルダンお姉様!!任せて下さい、ミーティアがきっとお姉様を元気にしちゃいますから!」

    「うふふ……頼もしいわー……」

    「そうだねアルダン。じゃ、そんなミーティアに最初のお願い!おかゆ持ってきたんだけどさ、ミーティアに食べさせてもらったらきっとアルダンも良くなるから、ふーふーってして、食べさせてあげてくれる?」

    「分かりましたわライアンお姉様!ふーっ!!!ふーっ!!!」

    「……んッッッッ!!!」ブシャ

    「きゃあ!?アルダンお姉様、鼻血が!?」

    「うぁ……だ、大丈夫よミーティア、これは、お熱とは別件の鼻血だから……むしろ早速貴女の看病の効果が出ているから……」

    「(……あたしも風邪引こっかなー)」

  • 31二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 18:04:35

    「お姉様、パーマー……私、頑張りました。君らの理想の私を演じ続けて、メジロの名に恥じぬ成果を出して……そして今、こうして春の盾を持ち帰った」

    「俺は、私は…これ以上何をすればいい?ずっと考えて考えて……でも答えは出ませんでした。2人の気に入る私は完成しなかったし、何かある度に地下室に連れていかれて、頭の中を弄くり回されて」

    「もう限界なんだ、俺は。だから……もうメジロの家には戻りません。今までの私への仕打ちを公表して、全てを壊そうと思います。……ぐちゃぐちゃになるのが俺だけなんて許せない。お姉様方も、私と一緒に壊れてもらう」

    「良いでしょう?私と共に、死んでもらえますよね?御二方」




    自分の中の邪悪な概念が変な形に仕上がってしまいましたわ……よよよ……。
    でもこういう自暴自棄になるのもまた素敵だと思いますわ〜!

  • 32二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 18:12:33

    いくら権力があっても、生で放送された発言を隠ぺいするなんて不可能ですわね…

  • 33二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 18:14:03

    メジロバースの中には絶対にわるいこミーティアが存在しますわ!
    具体的には、敢えて記憶処理まではされないギリギリの粗相をして地下室でおしおきされるのを楽しみにしているミーティアがいる筈ですわ!!
    マックイーンお姉様がノリノリでムチを準備する様を「えへ、えへ」って媚びた笑いを浮かべながら待機しているのですわ!
    でもその内さすがにお姉様方に手口がバレて、粗相をすると逆に撫でられるようになってしまい、植え付けられた人造メジロの性としてお姉様のご褒美で自動的に喜んでしまうけど心の奥底にある被虐欲求がまるで満たされずに情緒がバグり出すのですわ!
    記憶処理や人格定着などの無茶をやってるわけではないので壊れるところまでも至らず、やがてミーティアはお姉様にすがり付いて「いっそ壊して下さい♥️」と懇願するのに明るい笑顔しか返して貰えないのですわ!!!わるいこにはおしおきですわ!!!!!

  • 34二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 18:29:31

    今日の朝に言っていた地下室でマックイーンをお仕置きするミーティア概念を観測できたので、報告書をまとめてきましたわ!
    ちょっとだけセンシティブな感じになってしまいましたが、明確なのは入れていないのでたぶん大丈夫ですわ!
    前スレのハーレム√エピローグ的なやつですわ!

  • 35二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 20:22:39

    ここはメジロ家屋敷に存在する地下室。この場所を知っているものはメジロ家でも限られている。マックイーンたちがミーティアの再教育に何度も使っていたが、ミーティアがあのようになってしまってからは使われていなかった。しかし……

    「放してくださいまし!ミーティア、許してくださいまし!私は、反省しておりますから!」

    「だめですよお姉様。お仕置きとお伝えしたではありませんか♡」

    「ひっ!お仕置きは、お仕置きは嫌ですわ!放して、放してくださいまし!」

    「もう!聞き分けのないお姉様はミーティア嫌いですわよ?」
    「それに、今までミーティアがどれだけお願いしても、お姉様たちは辞めてくれなかったではありませんか?」

    ミーティアの冷たい視線にマックイーンの抗議の声が止む。今となってはマックイーンはミーティアに逆らうことはできない。

    「ん~どうやってお姉様をお仕置きしましょうか~?お姉様たちがミーティアにしてきたことをお返しするのも面白いかもしれませんね~♡」

    そう言ってミーティアがマックイーンに視線を向ける。ミーティアの瞳に嗜虐の色が浮かんでいることに、マックイーンは恐怖を感じた。

    「ミーティア、許してくださいまし!私の記憶を、心を壊すことはやめてほしいのですわ!」

    「それはお姉様がミーティアにしてきたことではありませんか?お姉様は自分がされるのは嫌なのですか?」

    ミーティアの冷たい言葉に、マックイーンは反論できなかった。

    (私が壊される……。この私が……メジロマックイーンが……?)

    今のミーティアはたとえマックイーンが相手であろうと、一切の容赦はしないだろう。そうなれば、今までのお返しとして、マックイーンの人格全てを壊すかもしれない。
    その可能性にマックイーンは恐怖し、涙を流す。俯き、震えるマックイーンの姿を見て、ミーティアは言い様のない高ぶりを感じていた。

  • 36二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 20:23:09

    「ああっお姉様。そのように涙を流されて……。メジロの使命を背負われていた方とは思えませんわね♡」

    「ミーティア……。私は……私は……」

    「心配なさらなくてもかまいませんわ、お姉様♡ミーティアはお姉様を壊したりはいたしません」
    「ただ、少し素直でかわいらしいお姉さまになっていただきたいのです♡」

    そう言いながらミーティアはマックイーンに近づき、彼女を抱きしめ、まるで赤子をあやす母のような手つきで頭を撫でる。
    ミーティアの言葉と頭を撫でられたことでマックイーンの恐怖は少し和らいだ。……ミーティアが彼女を人形にしたいと思っていることには気づかずに……。

    「ん~悩みますね~。お姉様を優しく虐めて差し上げるにはどうすればいいのでしょうか~」

    「ひぁっ!ミ、ミーティア……。耳元でしゃべらないでくださいませ……。ぞくぞくして、おかしくなってしまいますから……」

    この発言がミーティアに閃きをもたらしてしまったことに、マックイーンは気付けなかった。抱きしめられていなければ、ミーティアの表情が悪い笑みを浮かべていたことに気づけたであろうに……。
    「そうだ!思いつきましたわ!お姉様をお仕置きしながら、幸せになっていただく方法を!」
    「ふぇ……?ミーティア……?いったい何を……?」
    「それはやってからのお楽しみですわ、お姉様♡」

    しばらくして、逃げられないように手と足を拘束され、目隠しをつけられたマックイーンの姿があった。

    「ミーティア?いったい何をするつもりですの?どちらにいらっしゃるのです?」

    拘束される間、ミーティアは一切口を開かなかった。そのせいで、マックイーンはミーティアが今どこにいるかわかっていなかった。

    「ミーティア?私は覚悟を決めましたわ!お仕置きも受け入れますから、早く解放してくださいませんか?」

    返事はなかった。それからしばらくしても、ミーティアの気配は感じられず、マックイーンの焦燥は高まるばかりであった。

  • 37二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 20:25:21

    (まさか、置き去りにされましたの?この地下室に置き去りにされることがお仕置きですの……?)
    (この程度なら耐えてみせますわ。耐えてミーティアに反撃を……)

    その刹那、マックイーンの耳に息が吹きかけられた。

    「んひぃっ!?」

    「思った通りですわ♡お姉様、お耳が弱いんですね♡」

    「ミーティア!?いったいなにを……ひぁっ!」

    「お姉様はお耳が敏感みたいですし、ミーティアの声で気持ちよくなっていただけるみたいでしたから♡」
    「お仕置きとしてお姉様の頭が真っ白になるまで、ミーティアが囁いてさし上げることにしたんです♡」

    「やめて、くださいまし……♡ミーティア……。こんなの、耐えられるわけが……ふわぁぁ♡」

    せめてもの抗議の声もミーティアが囁くたびに止められる。

    (ミーティアの声が頭にしみこんで……真っ白に染め上げられて……)

    「うふふ♡お姉様とっても気持ちよさそう♡沢山可愛がってあげますから、楽しんでくださいね♡」

  • 38二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 20:26:01

    ~数時間後~

    「ん~?お姉さまの反応が無くなってしまいましたね~。意識が飛んでしまったのでしょうか~」
    「お姉様~、今目隠しを取って差し上げますね~」
    「まあまあ、お姉様ったら♡こんなにお顔をトロトロにして♡とってもかわいいですよ♡」

    長時間にわたりミーティアに囁かれ続けたマックイーンの思考はすでに溶け切っていた。その蕩けた表情は、知らなければ彼女がメジロマックイーンだと気付けないほどのモノだった。

    「お姉様、聞こえているかはわかりませんが、ミーティアのお願いを聞いていただけますか?」

    「…………」

    「これからはもっとミーティアに素直になって、沢山可愛いお姉さまを見てくださいね♡」
    「それと、ヤキモチさんはだめですよ~。ミーティアはお姉様も、シリウス様も、フジ様も会長さんもタキオンさんも大好きですから♡」
    「皆さんミーティアの大切で、かわいいお友だちなんですから♡仲良くしてくださいね♡」

  • 39二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 20:57:54

    なんか、ミーティア虐→ミーティアの周辺虐→メジロ虐→ミーティア虐で観測が周期しているように感じますわね…
    一定の周期で繰り返すモノ…ミーティアは天体だった…?

  • 40二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 21:08:03

    そうだとすれば、ハーレムルートミーティアはもはや彗星ではなく、光すら引き寄せて逃さないブラックホールですわね…

  • 41二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 21:23:50

    ミーティアのメジロ度を高め過ぎずゴルシの信頼度を一定以上の時に解放されるゴルシルートは既に観測されていまして?
    ミーティアになる前の〇〇(トレーナー本名)への信頼を捨てきれずゴルシパワーで〇〇の自我を取り戻させた後に、このままミーティアとしてメジロのウマ娘であり続けるか、人間の〇〇としてメジロの影響の無い何処か遠くまで逃げるか、それとも第三の道を探すか、自分はどうしたいのかを尋ねられ葛藤する姿を観測しましたわ!

  • 42二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 21:29:20

    >>41

    a.ミーティアとしての自分を受け入れてトレーナーとしての自分を捨てるメジロend

    b.100年後の予定を繰り上げる逃避行ルート

    c.どちらでもない新たな可能性


    トレーナーでもミーティアでもないただの〇〇を見ていた(弊観測宇宙内)ゴルシなら彼/彼女自身の願いを受け入れて付き添ってあげられる…と考えたのですが…いかがでしょうか?

  • 43二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 21:54:18

    >>42

    今観測しているのは「未来からメジロをレイクヴィラ社に戻しに来たゴルシ」ですが……あんまり需要なさそうですわね

  • 44二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 22:13:29

    今まで観測された世界のミーティアは、マックイーンが初期教育を担当していたのでマックイーンと似た口調ですが、メジロ家ルートだと攻略キャラの口調に近くなるのもありではありませんこと?
    例えばブライト√だとおっとりとした感じで、パーマー√だとパリピ語を混ぜながら話すようになるんですわ!

  • 45二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 22:20:12

    ミーティアの一人称がミーティアになるのは現状淫乱ルートと言われていますが、再教育を繰り返すごとに人格が退行していって次第に一人称が私からミーティアに変わっていくというのとよいと思いますがどうでしょうか?

  • 46二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 22:21:43

    >>45

    それは”アリ”ですわ

  • 47二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 23:00:05

    私の宇宙でミーティアの一人称が『ミーティア』になってしまうのは、要するに何人ものウマ娘の間で揺れ動くうちに壊れたアイデンティティをメジロミーティアとして再定義し直したものと考えておりますの。
    ですから、地下室での苛烈な再教育の果てにふわふわミーティアちゃんになっちゃったミーティアの一人称が変わるのはまさに自然の摂理、解釈一致ですわ!

  • 48二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 23:10:36

    トレーナーとしての俺でも、マックイーンに作られた人工メジロのメジロミーティアとしての私でもない、不安定な状態を示す一人称がミーティアだと思っていますわ!
    ハーレム√みたいにつよつよになる可能性もありますが、繊細で壊れやすいので最大限の配慮が必要なのが一人称ミーティアのミーティアですわ!

  • 49二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 23:16:32

    >>48

    自己同一性を保つために一人称が名前になってしまったということか

  • 50二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 00:00:42

    >>49

    まあそんな感じですわね

    一人称をミーティアにすることで、自分がメジロミーティアだとなんとか認識できているというイメージですわ

    この状態で一人称を矯正しようとすると自我を認識できなくなって崩壊しますわ

  • 51二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 06:27:30

    元々はマックイーンに近い先行策をとっていたのが攻略キャラによっては走法もそのキャラに寄っていくという概念はいかがでしょうか
    例えばパーマー√なら爆逃げ、ゴルシ√なら追込捲りといった感じですわ
    それをマックイーンには隠していたのに模擬レースをたまたま通りかかったマックイーンに見られてしまいお屋敷に帰った後地下室で問い詰められる…なんてシチュエーションもアリですわ!

  • 52二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 10:08:36

     スーパークリークは見抜いていたのでしょう。そのウマ娘が生まれたばかりで、『親元』から離れ始めた迷い子であることを。

    「ミーティアちゃん、お腹は空いていませんか?寒くないですか?あ、タオル、濡れてきちゃってますね!今、替えを持ってきますから~」

    「ひえっ……!?だ、大丈夫ですクリーク先輩!!そもそも、偉大な先輩を使い走りにするなどメジロの名折れです!」

     クリークの腰元にしがみついて止めようとするミーティアと、その頭を撫でながら控え室へ猛進するクリーク。ある時、クリークが一方的に構い始めたことで始まったその関係は、今やトレセン学園において一種の名物と化そうとしていました。

    「なんやまたやってるんかいな……クリーク、ミーティア嫌がってんねやろー。ほどほどにしたりやー」

     タマモクロスに声をかけられて、初めてクリークの足が止まります。そして、腰を屈めてミーティアと目線を合わせ、ゆっくりとあの子の意思を聞いたのです。それはまるで、年の離れた姉妹か母子のような光景でした。
     ミーティアはしっかりと目線を返し、『嫌ではない。しかし、先輩にここまでしていただくのは心苦しい』と伝えます。

    「うーん……でも、ミーティアちゃんが無理してまた倒れていたら、それこそ私は心苦しいです」

     目尻をさげ、困ったような笑顔でクリークは答えます。その答にミーティアは唖然としていました。お屋敷では、練習をし過ぎても誉められるか少し窘められる程度で、心配されることなどなかったからでしょう。……『設計限界』を知る我々と、赤の他人でこんな認識の違いが出るとは思いませんでした。

     そして、ミーティアが俯き加減でぽつぽつと口にした言葉へ、クリークは感極まったように喜び抱き付き、そのまま控え室へ連行していきました。その最後の一言は……聞き違いでなければ、このような。

    「……クリーク先輩。私、お屋敷にはお姉様が沢山居たのですけれど、学園では練習やレースの都合ですれ違いも多く、寂しくて……」
    「…………クー姉、とお呼びしてもいいですか?」

     ばきん!

     あら、いやだ。双眼鏡と集音マイクを握り潰してしまいました。替えを用意させなければ。それにしても、成長のために人間関係を構築することは避けがたいとは言え……

    「…………我々姉妹を差し置いて姉を増やそうとは、許容できませんのよ。ミーティア──」

  • 53二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 10:10:17

    (in地下室)
    「ミーティア……勘違いしないでくださいな。私は貴女が走り方を変えた事を怒っているのではありませんわ」
    「脚質や適性は時間をかけて自分の中から探し出してゆくもの。私とて最適解を模索し、迷い悩んだ時期がありました」
    「自分の脚にその走法が適していると思うのなら私は止めはしません。自由にして構いませんわ」
    「……ただ1点、聞きたいことがありますの」
    「今までとは違う種類の走法をこの短期間で、かつ独学で身に馴染ませることは不可能であるはず。優秀なトレーナーがつくか、誰かを間近で見て参考にしない事には」
    「あの走り方……貴女は誰に教わったんですの?」

    (と、どの"道具"を使うか手に取ったり置いたりして悩みながら淡々と問いかけてくるマックイーンは私の性癖に合っていますわ)

  • 54二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 12:51:46

    ミーティアは元々トレーナーですわ!
    記憶はともかく知識は据え置きにしとかないとヤバヤバですわ!

  • 55二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 13:02:51

    質問への回答次第で
    トレーナーの意識が深層心理に残っていると判断される→その意識を封じこめるために再教育
    誰かから指導を受けたと判断される→家の外に目を向けないように再教育
    というように分岐するイベントですわね

    万が一にもミーティアがトレーナーに戻らないために、ずっと「可愛い妹」でいてもらうためには必要な措置ですわ

  • 56二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 17:51:27

    久し振りに地下帰りのミーティアを観測したいですわね……
    はっ……見えましたわ!!
    別に悪いことは何もしてないけど、頭ゆるふわになっちゃったミーティアを見たいがために軽率に地下室へ送り込むブライト!ミーティアに過度な負担をかけて欲しくなくて怒るドーベル!お姉様同士のケンカを見たくなくて泣いちゃうミーティアちゃん!!これですわ!!!!

  • 57二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 19:50:51

    ネタ帳の中を粗方観測してしまいましたわね…
    何かお題を下さいませ!ビビッときたものを書く書くですわ!

  • 58二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 19:58:51

    ミーティアって会長とは関わりがありますけど副会長達とはどんな関係なんでしょうね?エアグルーヴとの関わりとか気になりますわ!

  • 59二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 20:07:28

    >>57

    人間との差異である耳や尻尾についてはいかがでしょう?

    どんな耳カバーを選ぶかなどもありますね

  • 60二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 20:56:17

    会長の育成中のイベントで見たのですが会長のお弁当は茶色の具材、つまりお肉が多いそうなのですよね、それを見たミーティアがバランス良く食べなきゃだめです!って言って会長のお弁当を作るようになるという世界を観測しましたわ!誰かまとめてくださいませんか?

  • 61二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 22:25:37

    生徒会はルドルフ会長もブライアン様も肉食系ですわね……
    エアグルーヴお姉様と一緒にお弁当作るほのぼの展開もいいのではないでしょうか

  • 62二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 22:29:16

    >>61

    お弁当作りで御一緒しているうちに、いつの間にかテントウムシ管理の会にも入っているミーティア

  • 63二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 22:33:06

    いつの間にか生徒会全員と仲良くなってるミーティアはアリですわ!
    元々持っていた能力で書類仕事もバッチリでしょうし高いレベルでの討論もできるのですわー!
    癖はあれどもほぼ万能人間みたいなトレーナーが新入生になるのはズルですズル!チートですわー!!

  • 64二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 22:36:03

    次期生徒会役員ミーティアですわ!

  • 65二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 22:37:54

    >>64

    現中等部世代が高等部になる頃にはマックイーンお姉様も生徒会役員になっている可能性は高そうですわね

  • 66二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 23:09:03

    生徒会長にはミーティアが……
    いえいえ私なんてお姉様の足元にも及びませんからお姉様こそ……
    とか言って、結局W生徒会長か、誰か別のウマ娘を会長にして自分たちは副会長になり、権力を握るんですわ〜〜〜!!!

  • 67二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 23:13:14

    二人がやらないならボクがやるもんね!ってテイオーが会長してそうですわね!

  • 68二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 23:45:07

    特殊な誕生の経緯からかメジロの因子を持っているのにも関わらずスタミナがなく長距離はおろか中距離にすら適性を持たないものの、流星のような一瞬の末脚を武器に短距離やマイルで実績を積み重ねていきいつしかメジロの異端児と呼ばれるように…という概念はいかがでしょうか?

  • 69二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 00:06:50

    >>56

    何度も地下室で再教育を受け、頭をリセットされてしまったがゆえに、地下室に近づくだけで無意識のうちに頭の中ぐちゃぐちゃにしちゃうミーティアもありですわ!

    そのことに気づいたブライトがミーティアを地下室につながる階段近くまで連れて行って、頭ぐちゃぐちゃになり始めて怖くて泣くミーティアをやさしく慰めるということをし始めるんですわ!

    当然ドーベルは怒りますが、ミーティアからすると怖い時にやさしく守ってくれる優しいブライトお姉さまなので、ブライトを庇うんですわ!

    ブライトに嫉妬したドーベルが本当に地下室に連れて行ってしまう可能性も考えると、メジロの闇の深さを感じられて脳が輝き始めますわ~~~~!!!!!

  • 70二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 00:32:21

    >>68

    タイキと仲良くなった場合→そのまま短距離マイルで年度代表ウマ娘を目指す

    バクシンと仲良くなった場合→なんとか適性距離を伸ばそうと共に奮闘する

    のルート分岐を思いつきましたわ!

  • 71二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 01:45:36

    >>57

    り、リクエストしてもよろしいんですの!?


    でしたら……part4の140をお願い致しますわ!

    「頼りになるお姉様」相手に不意打ちのイケメン(?)ムーブかます「可愛い妹」の構図を見てみたいですわ!

  • 721/322/01/08(土) 08:32:19

    >>60

    「ほら会長さん!こっちこっち!」


    「こらこら、走るならちゃんと前を見ないと危ないよ、ミーティア」


    「だって、今日は私と一緒にお昼ごはんを食べて頂けるのでしょう!?私ったらもう、昨日から楽しみで楽しみで!」


    「ふふ……何度も聞いたよ」


    「よしっ!先客はいませんね!じゃあほら、座って下さい!アレしましょうアレ、おかずのとりかえっこ!テレビで見て、ずっとやりたかったんです!」パカッ


    「取り換えっこか……面白そうだ、私の弁当も色々とおかずを入れてあるから、被らないものも多いだろう」パカッ


    「…………茶っ。」

    「お茶?」

    「お弁当の色の話です!え、野菜は?お野菜はどこにあるんですか?お肉の下?」


    「野菜か?野菜は……」サク

    「……うん。コロッケの中にいくらか入っているようだね」


    「わぁ、具だくさんコロッケ。美味しそうですねー。……いやいやいやいや!」


    「み、ミーティア?どうし」


    「有り得ません!!!」

    「私達はアスリートなんですよ!?それをこんな会長さん、大人用お子さまランチみたいなお弁当を……えっえっ、朝と晩は何を食べているのですか?」


    「えぇと……昨夜はステーキの盛り合わせで、今朝は残ったステーキのソー スと脂で厚切りのハムを炒め……」


    「お肉ばっかり!おにく!!!ばっかり!!!!」バァン

  • 73二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 08:34:03

    名前の由来に原点回帰して天皇賞を制した後容体が急変してしまうミーティアと、メジロ化の副作用を知らなかったため自分が欲を出して余計なことをしなければもっと一緒に過ごせたはずなのにと後悔するし、ミーティア人格にはお姉様が気に病むことではありませんと言われ、トレーナー人格からは許されてしまいさらに曇るマックイーン概念

  • 742/322/01/08(土) 08:37:18

    「ミーティア?少し落ち着」

    「栄養改革です!!」

    「……なんだって?」

    「本日より、会長さんが摂る全てのお食事……は、プライベートに立ち入るのも宜しくありませんので、お弁当が要る日は全て私がお作り致します!土日祝日関係なしにです!!!」

    「え"っ。いや、それはとても嬉しいが、良いのかい?」

    「当然です!!会長さん、美浦寮ですよね!?ヒシアマゾンさんにお願いしてお台所を借りて……あ、フジ様に他寮立ち入りに許可が要るか確認しないと……」

    「……フジ『様』?ちょっと待てミーティア、今のは聞き捨てならないが」

    「会長さん!私がんばりますから!!絶対健康になりましょうね!!!」

    「……いや、別にどこも悪くはないのだが……あぁ、分かった分かった……全くテイオーとは違う意味で儘ならないな、君は」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    「そんな訳で美浦寮のお台所です!」

    「どういうワケなんだ……そして何故私まで……」

    「会長さんのお弁当をお作りするんだから当然です!好き嫌いとか、アレルギーを聞かなくてはいけませんから!さ、そこで座って見ていてくださいねっ」

  • 753/322/01/08(土) 08:41:09

    「よいしょ、っと……」スッ

    「!……髪、まとめるんだね」

    「え?あ、はい。髪がお料理に入るといけませんし、視界の邪魔ですから。さてさてー、明日のお弁当はー、皆大好きハンバーグ~♪」ウキウキ

    「…………あぁ……なんだか、いいね」

    「会長さん?何か言いま、ひひゃぁっ!?」ギュッ

    「うん、抱き心地も、何だか新鮮だね。そうか、これが新婚生活の景色……全く君という子は、これがしたかったから栄養改革だなんて言い出したのかな?」

    「あぅ……ち、違います、私は会長さんのためを想って……」

    「ふふ……まさに愛及屋烏、君のエプロンすらも愛おしいと感じるが……やはり今一番愛したいのは、君の瑞々しい唇を……」

    「よく来たねアンタ達!」バァン
    「いやいや天下のルドルフ会長にお弁当を作って寄越したいとは良い後輩を持ったもんだねェ!このヒシアマ姐さんがしっかり……アド、バイス……」

    「ひゃあ!?ひ、ヒシアマゾンさん!?」

    「あー、そう。何だアンタたちそういうプレイがしたかったわけかい。いやぁきちんと言ってくれれば、別にアタシは邪魔なんかする気は……」

    「待てヒシアマゾン。君は誤解している。これは」

    「いやいや、本当に。本当に悪かったね邪魔して。あー、まぁ、とにかく台所は汚さないでおくれよ。それじゃ」バタン

    「ちが、違うんですヒシアマゾンさん、これは違うんですぅ~!!」
    「……豪快に、誤解されてしまったな」
    「言ってる場合ですか!?」

  • 76二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 08:48:01

    次は闇ーティアもいっぱい書きたいので地下ミーティアか、或いは>>71の正統派妹ーティアですわ!書く書くですわ!

    他にも色んな輝きを見たいので、皆さんの新規観測結果の報告書をお待ちしていますわ!

  • 77二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 10:11:05

    あー、可愛いですわ!会長さんの為にレシピ沢山読んでお弁当に生かそうとしてる姿が目に浮かびますわ!会長さんも朝が弱いらしいのでミーティアに弁当を作ってもらうということはそれだけ長く眠れる…つまり、ミーティアが毎朝起こしに向かってるってことになりそうですわね!

  • 78二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 10:43:01

    ミーティアが日記帳をつけている概念を見つけたので楽しく観測していたのですがなんかある日を境に哲学的?というか何というか、女子力ゼロの短文が並ぶようになって寂しいですわ。この世界線では彼女に一体何が……?

    「私はメジロミーティアである」「生まれてから死ぬまでずっと変わらない」
    「疑いはメジロの一員たる自覚の不足、未熟さによって生まれる」「メジロミーティア、私のただ一つの名前」
    「もう私自身は信じるに値しない。お姉様だけを信じよう」
    「また声が聞こえる。地下室で治療をしなければ」「私はどうして私でいるために苦しまなければならないのか」
    「助けて」
    「助かる必要は無い。もっと完璧になればいいだけ」

  • 79二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 12:44:05

    うう……会長さんとミーティアの甘々らぶらぶ恋人生活をずっと見ていたいですわ……
    拙者威厳あるお方が好きなあの子にだけはメロメロ言いなり概念が大好き侍なのですわ……
    関係の始まりが手籠めって辺りももう堪りませんわ……
    お手合わせよろしくお願い申し上げます……

  • 80二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 17:30:47

    一人称ミーティアと化したミーティアが一番可愛いですわ!
    ブライト、マチタン、クリーク、カフェに四方から囁かれて脳みそとろとろになっちゃったミーティアは銀河一可愛いに決まってますわ!!!
    (チョイスは私性ですわ)

  • 81二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 21:03:44

    ウィニングライブに対する感性はどうしても純正のウマ娘とミーティアの間では差が出ますわよね
    ミーティアにとってライブは勝者の義務であり魅せるものではない……それを見抜かれて注意を受けるも、根本的な考えのすれ違いは如何ともし難く頭を悩ませるミーティア……
    そんな時、偶然パーマーお姉様のライブ練習を目にするのですわ
    全くの偶然ながら、ライブを鑑賞して黙って立ち去るのも失礼と考えて感想を述べようとすると……出るわ出るわ、次々に、パーマーお姉様のダンスや歌に対する有効なアドバイスが次々に浮かんでくるのです
    ミーティア自身でもそのことを不思議に思っていると、突然パーマーお姉様が抱き着いてきて、言うのです

    「まだ……そこに居たんだね……トレーナー……!!」

    何のことか訳も分からず……しかし涙するパーマーお姉様を放ってもおけずにパーマーお姉様の頭を撫でる……すると、初めてのことだったのにも関わらず、驚くほど『しっくり来る』のに、吐き気を覚えるほどの忌避感が同時に湧いてきて、己の情動へさすがに疑問を抱くのですわ……

    「教えて下さいパーマーお姉様……メジロとは何なのです……?私は、み、ミーティアは、一体、誰なの……?」

  • 82二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 21:52:27

    さて、こちらの競馬においては牡馬牝馬混合でのレースと牝馬限定コースがありますね?
    メジロ家においてはメジロドーベルが牝馬限定G1で5勝を挙げる一方で、牡馬が混合したG1レースではついに1勝も挙げることができなかった逸話が有名です。
    そしてこの牡馬牝馬混合レースにおいては、牡馬が牝馬を前に興奮してウマッ気を出してしまったり過剰に張り切ってしまうケースがあり、それが原因でペースを崩して大負けする事すらあるそうです。


    さて、本題はここから。ウマ娘において「固有スキル」、またの名を「虹スキル」というものがありますね?
    そのウマ娘が最初から持つ非常に強力なスキル。マルゼンスキーのものやシンボリルドルフのスキルなどは注目を集めました。
    このスレにおいて変なフェロモンを出しているとしか思えないメジロミーティアにこのスキルがあったとしたら、と私は考え観測をはじめたのです。

    そして、観測を得ました。「猛烈な掛からせ」になるのではないか?と。
    具体的には「相手に」目標速度+、スタミナ減少、駆け引きの複合スキルという構成。過剰に張り切らせ、スピードを上げさせる代わりにスタミナをガンガン消費させるわけです。
    彼女のパドックでの何気ない所作、庇護欲と征服欲をそそる容姿、そして自身の魅力への無自覚さからくる無防備さから、周りが過剰に張り切ったり掛かってしまったりする様の再現ですね。
    周りを狂わせる様はまさに無垢毒絡と言って差し支えないでしょう。


    そしてもう1つ。シンボリルドルフの逸話です。
    彼女……ソウルでは彼ですね。ターフの上においては、他の牡馬が興奮する牝馬を前にしても泰然とした態度で臨んでいたそうです。
    他方、プライベートにおいてはその獣性を如何なく発揮し、牝馬を見るやうまだっちしていたとのこと。

    何が言いたいかというとですね?無自覚な誘惑のお仕置きはターフを離れてからということです。
    2人きりになった瞬間、荒々しくシルクのベッドに投げ落とし、ターフの上で抑えていた獣性、周りを誘惑したことによる嫉妬心、悪い子へのお仕置きなどがないまぜとなって、ミーティアを襲うわけです。
    観測結果は以上です。ご清聴感謝します。

  • 83二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 22:33:12

    つまり……『名優』メジロマックイーンに対する『千両役者』メジロミーティア……ってコト!?
    ぎゃあーーっ!!!見えますわ!!見えますわ!!ライオン閣下がミーティアを押し倒す姿が見えますわ!!!!♥️♥️♥️


    「君は、どんどん魅力的になる……このままレースに出続ければ、きっといつか悪いオンナに掴まってしまうだろう……私はそれが耐えられない!!」

    「まぁ、変なことを仰るのね?ミーティアが視ているのは、常に貴女だけ……周りの皆様は、ミーティアの視線を奪おうと勝手に躍起になっているだけですわ……なのに肝心要の会長さんと来たら、ターフではミーティアに目もくれないではありませんか?」

  • 84二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 22:59:06

    流石ですわね……やはり天才か

  • 85二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 23:12:16

    自覚的に誘惑してライオンを煽るミーティアも、無自覚に誘惑して暴走ライオンに怯えるミーティアもおいしい展開来たな……

  • 86二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 23:15:49

    悪い子ミーティアの解像度が上がってきてホクホクですわ!!

  • 871/222/01/09(日) 01:57:57

    「げほっ……げほっ……はぁ……まさか、風邪ひくなんて……」

    「大丈夫ですか……?シリウス様……辛かったらすぐに言ってくださいね?欲しいものがあるならすぐに用意しますからね!」

    「……大丈夫だ、ミーティアにうつすわけにもいかないし…今日はもう来なくても……」

    「やです!いつもシリウス様に甘えさせてもらってるから……今日は私がシリウス様のお世話します!」

    「世話ったって…お前、そんなことしたことないだろ……?」

    「したことなくてもするんです!……たまには私に甘えてください……」

    「……分かった……こうなったらお前は聴かないもんな、今日は大人しく世話されてやるよ」

    「ふふ、じゃあ今日はいっぱい私に甘えてくださいね!」
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    「シリウス様、おかゆ出来ましたよ、すぐに冷ましますからね」

    「ミーティア……そこまでする必要は……私は子供じゃないんだから……」

    「ダメです!シリウス様が火傷するといけませんから!ふーふーっ、はい、シリウス様!」

    「っ……分かったよ……んっ……美味い」

    「初めてですけど上手にできてるみたいで良かったです、しっかり食べて早く元気になってくださいね」

  • 88二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 01:59:34

    もともと無自覚であったミーティアが次第に自身の魅力を理解していき、のらりくらりと誘いをかわせるようになったらもう止め処ありませんわね……いつしか支配と被支配の関係は入れ替わり、ライオン丸は散々に焦らされ飢えさせられ、ミーティアが望む時にだけ彼女を貪ることが許されるようになるのですわ!
    こんなのいけませんわミーティア……っ!早く、早く地下室で再教育を施さなければ傾国ならぬ傾学園の美女になってしまいますわ……!

  • 892/222/01/09(日) 02:01:31

    「ぅ……ぁ……ミーティア……」

    「シリウス様……!?すごい熱…どうすれば……お薬飲んだのに……なんで……」

    「大丈夫だ……ミーティア……こんなの寝てれば……だから……今日はもう……」

    「それなら……シリウス様がちゃんと眠れるまでいます、手握っていますから……安心してください…」

    「心配性だな……普段はあんなに甘えっ子なくせに……」

    「それとこれは関係ないです!一緒にいますから……安心して眠ってください」

    「そうか……ははっ……そうだな……今日は安心して眠れそうだ…………」
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    「んんっ……こんな時間なのに……目が覚めたな……ん?」

    「すぅ……すぅ……しりうすさま……みーてぃあが……いっしょに……ずっといっしょに……」

    「……まさか、ミーティア……お前、ずっと居たのか?……そんなに言われなくてもずっと一緒だろ……お前は私の右腕で……誰よりも大事な……私のミーティアなんだから……」

    「んぅ……シリウスさまぁ……?えへへ……ミーティアのこと……ぎゅってしてください……」

    「寝ぼけてんのか……?全く……私の風邪がうつっても知らないからな……?」

    「うれしい……シリウス様……大好きですよ」

    「私もだよ……ミーティア」

  • 90二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 02:03:58

    >>87

    >>89

    あーっ甘々でおいしいですわー!全部パクパクですわー!ごちそうさまでした!!

    完全にルート入ってますわね…あのシリウスシンボリが看病を任せるなんてもう堕ち堕ちですわ~!

  • 91二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 02:07:58

    真なる一心同体になろうとしてトレーナーさんをメジロ化したのにミーティアが皆の人気者になってこんなはずじゃなかったと怒ったり悲しんだり曇ったりするマックイーンが見たいですわ!
    トレーナーがトレーナーだった時はほとんど自分だけのモノだったのにどうして同じウマ娘になったら逆に距離が離れるんですの~よよよ~

  • 92二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 07:31:32

    >>91

    放っておいても他のウマ娘のところに通ってしまいますし、かといって地下室で記憶を消してもメジロ家に疑いの目が向けられる…

    八方塞がりですわ!

    やはり独占するとなると幽閉が一番ですわね…

  • 93二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 07:55:09

    ファンディスクで全てのミーティアが一堂に会するギャグシナリオなんかあったら楽しそうですわね
    どのルートを進んでも壊れてたり淫蕩になってたりする自分を見て頭を抱えるミーティア(パーマー真√)…可愛いですわ!

  • 94二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 08:55:18

    >>82 >>88

    固有レベルが上がる度にフェロモン放出量が上がってる…ファン数を抑えなきゃ…

    後長距離のチャンミ、特に春天には絶対いてほしくない固有だと思う

    スタミナなんてただでさえ足りないのに、スピード上げさせられて更にスタミナを削られるとか悪夢でしかない

    …結果的に春の盾とるのに適した能力だなこれ

  • 95二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 09:50:44

    >>91

    ほとんど封印されているトレーナーさんの意識が、マックイーンお姉様を敬遠する気持ちを産み出してミーティアへほんの僅かに干渉・意識誘導しているとか思いつきましたわ

    あまりに微弱すぎてミーティアも干渉を認識できていないのですわ

  • 96二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 09:58:00

    ミーティアの幸せを優先し、自分の幸せを蔑ろにしがちなマックイーン…
    本当はミーティアを独り占めしたいが彼女が努力して築いた友人関係を邪魔できないマックイーン…
    ミーティアの出自に引け目を感じているため彼女が意に反する行動を取っても強く出られないマックイーン…
    次第に、自分は何のためにトレーナーをミーティアに変えたのかと根本の部分で疑問を抱き始めてしまうマックイーン…
    最も簡単だが最も残酷な手段である地下室を使う勇気がどうやっても出てこない、ミーティアを苦しめる選択が決してできないマックイーン…

    そんなよわよわ意志薄弱マックイーンはいかがですこと? なお、生粋のメジロ家令嬢たるマックイーンはどれだけ悩み苦しんでもそれをおくびにも出しませんわ。一人で抱え込みますわ。その方が私の性癖に合っていますの!

  • 97二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 10:13:25

    >>94

    固有レベルが上がりきった頃には足を組み変えるだけで周囲の視線を独占、会長さんが苛立ち紛れにする歯軋りを心地良さそうに聴いて笑みを深める最強のミーティアが完成しますわね…

  • 98二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 11:39:08

    >>97

    周囲を誘惑しているように見えてその実周囲は当てウマとしか思ってないように見えますわ

    会長の視線を独占していることを、会長の歯軋りを聞くことで確かめ悦に浸っているように見えますわ

  • 99二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 12:10:08

    >>93

    観測情報が山ほどありますから凄い人数になりそうですわね……

    未来への展望やメジロ家で過ごした楽しい日々を語る光ミーティア組、1人の例外もなく目が死んでいるギスギスの闇ミーティア組、それぞれのお相手との惚気を喋り倒す色ボケミーティア組、常人には理解しがたい性癖やハーレムに目覚めたふしだらミーティア組……分類しようとしてもキリがありませんわ! 全員パクパクですわ! 私としましては光と闇を集合させてどろぐちゃの沼みたいな空間を形成してみたいですわね!

  • 100二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 12:14:21

    >>93

    攻略キャラ別でgoodとbadのミーティアが会したらとんでもないことになりそうですわね……

  • 101二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 12:29:18

    >>93

    比較的まともなシリウスルートミーティアとシリウスのことをクッションにしてるハーレムルートミーティアが顔を合わせるのも危なそうですわね、パーマールートミーティアの胃痛が止まらなさそうですわ!

  • 102二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 12:39:07

    >>101

    シリウス様とおてて繋いで歩くミーティアとシリウス様にお姫様だっこされてシリウス様の御髪を弄びながら運ばれてくるミーティアがカチ合ったらそれぞれどんな反応するかはまぁ気になるかならないかで言えば恐ろしく気になりますわね…

  • 103二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 12:40:34

    「今日は初めての重賞……頑張らないと……ぁっ……ご、ごめんなさい……」ドンッ

    「いえ、大丈夫ですよ、あら……随分緊張しているようですね……?貴方は確か……今日が初めての重賞なのでしたよね?ふふ、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」

    「あ、ありがとうございます……え、えっと……その……」ドキッ

    「私はメジロミーティアです、気軽にミーティアと呼んでくださいね?」

    「は、はい……ミーティアさん……」
    (ミーティアさん……凄く綺麗……っ……だ、ダメ……今はレース前なんだから……こんなこと考えてちゃ……)

    「大丈夫ですか……?お顔が赤くなってますよ?」

    「……えっと……だ、大丈夫です」

    「それならよかったです、今日はお互いに頑張りましょうね!」

    「は、はい、もちろんです!」
    (なんで……こんなにドキドキするの……?ミーティアさんと話してからなんか変……目が離せなくて……全然集中できない……レース……もうすぐ始まっちゃうのに……)



    こういうことが良く起きるようになるのですね……いけませんわ!こんなこと認められませんわ!
    ミーティアが出るレースではパドックで彼女に近づくなってトレーナーに言われる子が出てきそうですけどそういわれるとますます意識して視線を独占することで更に掛かる子が増えるという概念が観測できましたわ!

  • 104二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 12:45:25

    掛からなかった子も掛かった子が展開するハイペースなレースについていかないといけないのでペースを狂わされるのですわ!
    レースが滅茶苦茶ですわー!

  • 105二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 12:49:41

    レースを裏から支配する毒婦ですわ・・・・本人に悪意がないのがよりタチ悪いですわ・・・・

  • 106二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 12:54:15

    時には(ミーティアさんにペースを狂わされた……! あの人のせいで負けた……!)などと思う子らもいるのですが、1着を取って子供のような無邪気さで喜ぶミーティアの姿にすぐさま毒気を抜かれ、ウイニングライブでセンターに立って歌い踊る姿とその色気に魅了されて結局心から恨むことはできないのですわ……恐ろしい子ですわ……。

  • 107二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 13:06:47

    ファンの増加と魅力増幅に相関関係があることに気づいた皇帝様なりお姉様なりが、これ以上ファンを増やしてほしくないと思ってしまって自己嫌悪に陥る概念ですって?
    あるいは振り切って皆のミーティアを独占するために監禁するルートも美味しいですし、逆に自分が一番だという確信が持てていれば積極的にレースに出して他の娘たちに自慢するというのも美味しいですわね

  • 108二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 13:17:33

    >>93

    「私と貴女達で何が違うっていうんですか……私だって! 貴女達になれた筈なのに! なんで私だけが! うあああぁぁぁっっ!」


    「うふふ、いえいえ。お気になさらないでくださいな。貴方様の声が聞こえない愚かなミーティア共がゴチャゴチャと喚いているだけですわ……私達には関係ありません」


    「わぁ~♪ ミーティアがこんなにたくさん。幻覚が見えているなんて言ったらお姉様はどんなに怒るかしら。またいっぱいお仕置きしてもらわなきゃ……えへへっ」


    「………………………………」


    「俺は間違ってなかったな。ええ、メジロはやはり滅ぶべきでしたわね。馬鹿げてるよ。マックイーンお姉様は何を望んで私たちを? 知りたくもないさ……」


    「今……マックイーンお姉様を馬鹿だと仰った方はどなた? すぐに名乗り出なさいな。今なら二度と走れなくなる程度で済ませて差し上げます」




    「……なんなんですのこれ。地獄?」


    「上から順に『1日1地下室矯正ミーティア』、『脳内トレーナーと相思相愛ミーティア』、『地下室中毒ドMミーティア』、『精神崩壊ミーティア』、『メジロ家転覆テロ実行ミーティア』、『ヤンデレお姉様キチミーティア』、ですわ。あの席には闇の深いミーティアらが集まっていますわね……」


    「マジ病ミーティアしかいませんのね。怖。……って、貴女は……マックイーンお姉様!? いらしていたんですの!?」


    「いいえ、私は『自分をマックイーンだと思い込みミーティア』と申しますの。地下室でマックイーンお姉様の逆調教に成功し、立場逆転しましたわ」


    「……もう嫌ですわこの人たち……つらたにえんですわ……。とりあえず『分離成功グッドエンドミーティア』の類として生まれた自分の天運に感謝しておきますわ……」

  • 109二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 13:32:34

    >>102

    お互いシリウス様の良さで語り合えると思ったシリウスルートミーティアが話している内に困惑して、信じられないことしてる別世界の自分が怖くなってシリウス様に泣きつく様子と帰ってからシリウス様に私もして欲しいですっておねだりしてお姫様抱っこしてもらう姿は見えましたわ

  • 110二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:08:41

    メジロ家転覆テロ実行ルートの道中を観測してるのですがなかなか進みませんわね

  • 111二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:09:23

    はぁ……ミーティアはどうしてこんなに愛おしいのかしら……
    ターフで魅了をバラ撒かれてからというもの自然と目で追ってしまっていたある日、中庭でシリウス様といちゃつくミーティアを見せ付けられて脳ミソ破壊されたいですわ…
    WASS(私が後で好きになったので仕方ない)ですわ……

  • 112二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:11:04

    ミーティア固有スキルがピンクフェロモンなのはわかりみが深いですわ
    でもウマソウルが殿方ではなくお嬢様の方なら対抗できるのではなくて?
    牝馬限定戦なら本来素の実力で挑まざるを得ないわけですわね

    と思ったら典型的な牝馬ソウルのドーベルお姉様はミーティアのおっぱいに夢中でしたわね…
    実質的に牡牝の区別なく常時強制掛からせの悪質スキルですわ!
    習得しても折り合いがつかなければレース外で人間不信間違いなしですわ!

  • 113二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:13:21

    >>111

    いちゃついてる姿をよく見ると耳飾りもお揃いなことに気づいてワンチャンすら無いことも思いしらされたいですわね…!

  • 114二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:24:43

    ミーティアのお弁当を生徒会室に届けさせて副会長二人にミーティアのことを見せつける会長さん…そんな世界を観測しましたわ!
    会長がわざと贈れてきてブライアンやエアグルーヴにミーティアの相手をさせていい感じになった所で室内に入って私の物だってアピールするんですわ!
    誰かこれをまとめてくださいませんか?

  • 115二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:32:10

    >>112

    ドーベルのウマソウルは殿方を見るとフケて力を出せなかったといいますから、ドーベルに効くからといってほかの元お嬢様のウマ娘に効くとは限りませんわ

    ウオッカさんのウマソウルのように殿方お嬢様問わずモテまくった方もいらっしゃいますから、ミーティアの魅了が全方位耐性無視の強力なものである可能性の方が高いでしょうが……

  • 116二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 22:43:22

    観測できた概念は山ほどありますが、リアルが忙しくて報告書書けませんわね……
    メジロの権力で1日を36時間にして、うち12時間をメジロバース観測と報告書作成に充てられるようにできませんこと?

  • 117二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 02:48:14

    今日も仕事ですわ〜とほほ〜
    時間が足りませんわ〜

  • 1181/222/01/10(月) 06:13:26

    「シービーさん……何してるんですか?雨降りそうですけど……?」

    「ん……今から散歩に行くんだ、ミーティアも一緒にどう?」

    「え、今からですか……?濡れちゃいますよ?」

    「うん、こういう時にする散歩も楽しいよ、ね、行こ?」

    「……少しだけですからね?」
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    「こんなに降ってきちゃったじゃやないですか……びしょびしょになっちゃいますよ」

    「ふふ、そうだね……でも、雨の中の散歩もなかなか楽しいでしょ?」

    「えっと……そうですけど……こんなに濡れると……風邪ひいちゃいますよ」

    「それなら、後で一緒にお風呂入ろうか」ギュッ

    「ひゃん!?シービーさん!?冷たいです、もう、何するんですか……急に抱きついてきて」

    「ミーティアの反応が気になっちゃって……すっかり冷たくなってるね、そろそろ帰ろうか」

  • 1192/222/01/10(月) 06:14:37

    「やあ、おかえり、シービー……今日も散歩かな?……ミーティア……?どうして君までずぶ濡れになっているのかな?」

    「ただいま、ルドルフ……今日はミーティアが散歩に付き合ってくれてね、少し借りちゃったよ」

    「あ、会長さん……その……これはシービーさんに誘われて……」

    「いけないな、ミーティア……そんな姿を私以外に見せるなんて……」グイッ

    「あ……会長さん、濡れちゃいますから……シービーさんも止めてください」

    「離してあげなよ、ルドルフ…ミーティアは今からアタシとお風呂行くんだからさ」クスッ

    「シービーさん!?どうして、今そんなこと言うんですか!」

    「だってほんとの事でしょ?ほら、行こ?アタシが体洗ってあげるね」

    「……ミーティア……?どういうことかな、これは……」

    「これはその……ち、違うんです……」

    「……どうやら今日は私も体が冷えてしまったようだ……一緒に入っても構わないかな?」

    「いいよ、一緒に入ろうか、ルドルフ……ミーティアもいいよね?」

    「え……は、はい……いい…ですよ……」

    「……ミーティア、この雨の中帰るのは大変だろう……湯から上がった後は……今夜は私の部屋に泊めてあげよう」
    「君が誰のものなのか……改めて教えてあげないといけないね……私のミーティア……」ボソッ

  • 120二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 10:33:56

    >>82

    なんかやべー概念が生えてきてますわ!妖彗、ターフを駆けるLv6ですわ!こんなのレースを通じてあらゆるルート開拓し放題ですわ!

  • 121二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 10:53:54

    多分「個別√すらロクに辿り着けねぇんですわよお排泄物が!」という全国のマックイーンお姉様の悲嘆の声にお答えして配布された難易度低下アプデなんでしょうね…

  • 122二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 11:28:41

    ナマ言ってんじゃねえですわ! 淑女は黙って、過去:チームシリウストレーナー! 家族関係(親兄弟):◎! 友人関係(桐生院、たづな、樫本):◎! 世間からの認知度:◎ トレーナーの自我:◎! 固有はレースでしか効果を発揮しないものを選択!
    通称『全◎シリウストレ』! 毎プレイこれですわ! これでハーレムルートに到達してこそ真のメジロ、真にミーティアのお姉様を名乗れるのですわ! 早速プレイしていきますわ!
    オイ……なんで……2日目で地下室行きになってますの……

  • 123二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 11:56:10

    >>121

    開拓しすぎてフラグ乱立してルート制御が難しくなりそうですわ


    個人的には誘惑する気もないのに固有を発動しまくって妖彗がターフを駆けまくった結果、勘違いモブを量産して手籠めにされかけてマックイーンお姉さまに救出されるルートを見たいですわ

    面識が薄い相手から色欲の目で眼差される嫌悪・恐怖 それが自分の無自覚な誘惑から来ていることに気づいてしまって面識のないウマ娘への不信とレースへの恐怖感を植え付けられ、メジロのお屋敷から出られなくなってしまいさらにマックイーンお姉さまを始めとしたメジロ家に依存するようになるのですわ

    お姉さま側も一旦ターフの才媛として自分たちから離れていくミーティアを寂しく思っていたところへ、経緯こそよろしくないにせよまた戻ってきたことでずぶずぶに甘やかしてしまうのですわ もはや地下室要らずですわ


    結果メジロミーティアという名は絶頂期に引退した伝説のウマ娘として語り継がれるのですわ

  • 124二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 12:53:30

    フラグ乱立ルートも面白そうですわね!
    ミーティアさんが悪いんだからっ!とか言われて押し倒されてるミーティアが見えますわよ!

  • 125二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 13:15:13

    シリウス様が目をかけてくれたり会長さんが急に言い寄ってきたことにも(本当にスキルの影響だったかはさておき)理由がついてしまうんですわ!
    もう走る前から一緒にいたお姉様達しか信じられませんわ!

  • 126二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 13:28:42

    それでもシリウス様なら……シリウス様ならどうにかしてくれますわ!
    シリウス様ルートは光がいいですわ!!

  • 127二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 13:43:39

    >>126

    「だって、シリウス様と私のこの感情も私の浅ましい誘惑がなかったらなかったものじゃないですかっ!」

    「……」

    「だから……終わりにするんです。本来の、何も関係なかった状態に戻るだけです……さよなら」

    「(腕をつかむ)」

    「……放してください」

    「嫌だ」

    「放して!誘惑でできた関係なんて……!」

    「そうかもな」

    「……ッ わかっていらっしゃるなら……!」

    「最初はそうだったのかもしれない。でも、もはや切っ掛けなんかどうだっていいだろ?」

    「今の私は、お前のその誘惑も、献身も、なにもかも。丸ごと愛している」

    「『私の右腕』っていうのはそういう意味だ。理解したか?」


    (低解像度観測衛星の音声より)

  • 128二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 13:53:48

    あーーーーー!素晴らしいですわ!!やはりシリウス様は光、光ですわ!!!

  • 1291/222/01/10(月) 15:17:01

    (あのレースの後からずっとミーティアさんのこと気になって目で追っちゃう……私……どうしちゃったのかな……何でこんなに……)
    (……悩んでても仕方ないよね、うじうじしてるくらいなら行動しなきゃ……まずはミーティアさんをお昼ご飯にお誘いして……ぁ……ミーティアさん……)

    「あ!シリウス様、こっちです!」

    (え……!?ミーティアさん……なんでシリウス先輩なんかと……)

    「ミーティア……こんな所に呼び出して、何するんだ?」

    「えへへ、今日はシリウス様の為にお弁当を作ってきたんです!だから一緒に食べたくて」

    「へぇ……そういうことなら断るわけにはいかないな」

    (ミーティアさん……あんなに嬉しそうな顔してる……なんで……)

    「たくさん作りましたからいっぱい食べてくださいね!」

    「おいおい、一緒に食べるんだろ?私だけ食べるわけにもいかないだろ、ミーティア?」

    「だってだって、シリウス様のことを思って作ったんです、だから……」

    「そんなに言うなら、ミーティアに食べさせてもらおうかな」

    「え……?私が……シリウス様に……?」

    「折角ミーティアが作ってくれたんだ、お前に食べさせてもらえるともっと美味しくなるんじゃないかって思ってな」

    「分かりました……で、でも、私もシリウス様に食べさせて欲しいです!食べさせあいっこしましょう!」

  • 1302/222/01/10(月) 15:17:32

    「ん、分かった……なら、お互い食べさせあいっこだな」

    (え、う、うそでしょ……なんで……なんでなんで……なんで……ミーティアさん……そんな……)

    「やった、嬉しいです!シリウス様大好きです」ギュッ

    「ミーティア、そんなにくっついたら食べにくいだろ?」

    「いいんです!シリウス様とくっついて食べさせあいっこです!」

    (あんなにくっついて……なんでシリウス先輩と……あれ……ミーティアさんの耳飾り……シリウス先輩と同じ……!?嘘……そんな……じゃあ、ミーティアさんとシリウス先輩って……)
    (そうだったんだ……私が勝手に舞い上がって……ミーティアさんには……シリウス先輩が居たんだ……こんな……私……バカみたい……) ダッ

    「シリウス様、美味しいですか?」

    「ん、ああ、美味いよ……ミーティアが作った物なら何でも美味いさ」

    「もう、それじゃあ、何がいいかとか分からないじゃないですか!」

    「はは、だって事実だからな、お前が私の為に作ってくれたものなら私はそれだけで嬉しいんだよ、ほら、ミーティアも」

    「んぅ……美味しいです!シリウス様!シリウス様に食べさせてもらえるといつもより美味しく感じます!」

  • 131二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 15:21:40

    観測が出来てしまいましたわ、レースでミーティアに魅了された子を脳破壊しながらのシリミーいちゃいちゃですわ!

  • 132二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 15:30:58

    ミーティア、なんて恐ろしいウマ誑しですの……?
    全身から溢れ出るフェロモンで誑かす悪い子ですわね……

  • 133二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 16:02:51

    それでももし自分が勝てば振り向いてくれるかもしれないと一縷の希望に縋り
    それ故にレースで更に掛かってしまうわけですね
    だからミーティアのデバフに対処しておく必要があったんですわね

  • 134二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 16:16:33

    破壊されるほど脳が強靭になって「力尽くで奪っちゃえばいいんだ」って逞しい思考になっちゃうんです……?(闇ルートに怯える)

  • 135二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 16:30:42

    そんな……会長さんが段々ミーティアを生徒会室に連れ込み初めて、最終的には常にミーティアをお膝の上に乗せて難しい案件や生徒の問題行動に関する案件などストレスのかかる事務を処理する時はミーティアを嗅ぎながら作業していたのにそんな理由があったなんて……(強めの幻覚)

  • 136二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 16:54:35

    >>135

    女帝イライラしてそう

    ブライアン気にしてない風だけどそわそわしてそう

  • 137二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 16:57:30

    力尽くで奪おうとしてもシリウス様が立ちはだかるから無理ですわー、シリウス様ルートはシリウス様以外おさわり厳禁ですわ!

  • 138二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 20:32:40

    >>135

    生徒会室に遊びに来たテイオーが嫉妬して二人して会長のお膝の上に居そうですわね!

  • 139二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 20:49:20

    >>138

    テイオーって噂話好きで、校内での噂に詳しいんですわよね…

    いつも会長の近くにいるミーティアに嫉妬していろいろ噂を集めていくうちに、ミーティアの正体を勘付いてしまうルートもあるのかもしれませんわ

  • 140二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:20:54

    う、SS書いたら330行とかになってしまいましたわ……
    このまま投稿してもよろしいのでしょうか……?

  • 141二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:29:35

    あらあら、こんなに溜めこんでいらしたのね…
    良くってよ…
    たっぷりお出しになって…?

  • 142二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:48:00

    啜り泣くトレーナーを落ち着かせる。
    幸いまだマックイーンにはまだバレていない。
    このままメジロ家にトレーナーを返せばきっと『メジロミーティア』としてトレーナーの自我を蝕んでいくに違いない。
    状況を打破するためにはトレーナーを保護してくれる後ろ盾が必要だ。
    足早にこの場を離れ、然るべき相手に相談するしかない。トレーナーを引き連れ、生徒会室を目指した。
    「入るよ、会長!」
    生徒会室の扉をノックし、返答を待たずに上がり込む。
    中には会長のシンボリルドルフがデスクで書類に視線を向けつつ鎮座していた。
    「どうしたテイオー?そんな血相を変えて……」
    「失礼致します。」
    トレーナーがボクの一歩後ろに控え、カーテシーをして見せる。刷り込みによる無意識の行動だろうか。ハッとして顔を赤くしている。
    傍から見ると立派な良家のお嬢様だ。この子がボクのトレーナーだなんて信じてもらえるだろうか。
    「落ち着いて聞いてね会長。実は―――」
    事の経緯を話すと、流石の会長も眉間にシワを寄せて黙ってしまった。
    「だから会長にトレーナーを匿ってほしいんだ。お願い!」
    「無茶を言うな。そもそも彼女はメジロのウマ娘。部外者の私が立ち入る問題じゃない。」
    「ミーティアちゃんがトレーナーってコトは否定しないんだね。会長は全部知っていたの?」
    会長は苦虫を噛み潰すような顔をしながら肯定する。
    「……あぁ、知っていたさ。極めて政治的な取引が学園側とメジロ家の間にあったことを承知している。」
    「だったら!」
    「だが、私はトレセン学園の生徒会室だ。その私が学園側の意向に逆らう訳にはいかない。たとえそれがどんな非道なものであってもな……。」
    そう言って目を伏せる。会長だって本当はこんなこと望んじゃいないはずだ。
    「会長、いつも言ってるよね。全てのウマ娘が幸せに暮らせる世をって。それってミーティアになったトレーナーの幸せも含まれていないの!?」
    「それは……。」
    「それに、ボクの幸せも……。」
    思わず涙ぐむ。会長は深いため息を付きながら。
    「分かった。彼女を匿う程度なら力になろう。」
    「カイチョー!」
    「しかし匿うだけでは状況は好転しない。メジロ家が強硬な手段を取ることも否定はできない。」
    「うん、メジロ家には。マックイーンにはボクが話を付けるよ。だからもう一つだけボクのお願いを聞いてくれないかな?」

  • 143二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:48:16

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    トレーナーを会長の私室に送り、生徒会室に戻る。
    会長の私室であればメジロ家でもそうそう手は出せないはず。ひとまずは安心だ。
    会長には校内放送でマックイーンを呼び出してもらう。

    「失礼致します。」
    さして時間を置かずにマックイイーンが現れた。
    トレーナーの姿がないことに気付いたのか焦燥を感じられる。
    いつもの優雅さや余裕を伺うことができない。
    「会長、何の御用でしょうか。私は今火急の用がありますの。」
    「すまない、君にその要件について相談があってね。テイオー、後は任せる。」
    「テイオー?貴方が何故ここに?」
    「呼び出しちゃってゴメンね。マックイーンと話がしたくてさ。」
    「そんなことよりミーティアが居なくなってしまって!あの子が許可なく私の側を離れるなど……。」
    酷く狼狽した様子で詰め寄るマックイーン。
    当然だ。最愛の妹が断りもなく居なくなればそうもなる。
    「ミーティアちゃん。いや、トレーナーはボクが預かったよ。」
    ボクの言葉に目を見開くマックイーン。
    「テイオー、貴方気付いていましたの?」
    「もちろんだよ。だからこうしてキミを呼び出したんじゃないか。」
    「……どういうつもりですか?私からミーティアを奪うなどと……」
    「違うよ。ボクはそんなこと言ってない。むしろ逆なんだ。」
    「逆……?」
    訝しげな表情を浮かべるマックイーンを見据える。
    きっとマックイーンはトレーナーへの恋慕と独占欲の狂気で混濁しているのだろう。
    トレーナーを我が物とするべく心や魂の有り様すら歪め、自らに依存し従属する都合のいい人形を作り出そうとするほどに。
    そんなの絶対に間違ってる!
    マックイーンの正気もトレーナーの心もボクが取り戻すんだ!

  • 144二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:48:31

    「トレーナーも、ミーティアちゃんも返すよ。」
    「何を言っているんですか貴女は!早く私のミーティアを返してくださいませ!」
    「うん、今言った通りだよ。トレーナーもミーティアちゃんも返してあげる。その代わり、一つ条件があるんだ。」
    「条件ですって?」
    「うん。」
    ボクは大きく深呼吸をして、決意を固めて告げた。
    「マックイーン、ボクと模擬レースをしよう。」
    「模擬レース……貴方と?」
    「うん、トレーナーを賭けて。」
    ボクの言葉を聞いた瞬間、マックイーンの顔色が変わった。目つきを鋭くし、殺気を放つ。
    「随分と面白い冗談を言いますわね。この私に勝つつもりですの?」
    「勝つよ。ボクは絶対負けない」
    気圧されそうになる心を奮い立たせ、睨みつける。
    「ほう……良いでしょう。受けて立ちましょう。」
    マックイーンも威圧するように鋭い視線を向けてくる。
    「ただし、私が勝ったらミーティアをすぐに返してもらいます。今後二度とミーティアと関わり合うことも禁じます。」
    「約束するよ。ボクが負けた時は、何でも言うことを聞くってね。」
    不敵な笑みを浮かべつつ、互いに宣戦布告をする。
    「勝負は私が見届けさせてもらう。結果がどうあれ公平に徹すると誓おう。構わないかな?」
    会長が申し出る。
    「えぇ、構いませんわ。公正な判断をお願いします。」
    「ありがとうカイチョー。それとマックイーン。」
    「まだ何かございまして?」
    「走るコースはキミが決めてくれるかな。」
    ボクから嗾けた勝負だ。走るコースくらいマックイーンに譲らないとフェアじゃない。
    例えステイヤーであるマックイーンの距離でもボクは真っ向から勝負してやるんだ。
    「では、左回りの2400m。東京レース場を模したコースで」
    「マックイーン……」
    2400m、ボクが最も得意とする距離だ。

  • 145二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:48:39

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  • 146二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:48:52

    「春の天皇賞、あの時は私に得意な距離でしたわ。今度は貴方の得意な距離で叩き潰して差し上げます。」
    「では、明日に第一トラックのCコースで。いいかな二人共。」
    「うん、大丈夫」
    「依存はありませんわ。」
    「それじゃあ、話は以上だ。マックイーン、もう行ってもいいぞ。」
    「はい、失礼致しますわ。」
    そう言って足早に立ち去るマックイーン。
    その背中を見つめながら、ボクは拳を強く握りしめていた。
    「テイオー……。」
    「心配しないで、カイチョー。ミーティアちゃんもトレーナーも必ず助けるから。」
    そう言い残し、ボクも生徒会室を後にする。
    待っていてね、トレーナー。
    ボクがキミを救ってみせるから……。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    決戦の日、ボクは勝負服に袖を通しマックイーンの待つトラックへ向かう。
    クラシックと二度目の有馬記念で着ていた白と青の勝負服。絶対に勝つという意思表示だ。
    ターフの上には既にマックイーンが待っていた。
    緑と金のメジロの勝負服をはためかせている。マックイーンもボクと同じ考えらしい。
    「やっと来ましたの?待ちくたびれてしまいましたわ。」
    「ゴメンね、ちょっと準備に手間取っちゃってさ。」
    「ふぅん、まぁいいですけど。」
    ボクは軽くストレッチをしながらマックイーンの様子を伺う。
    一見冷静に見えるけれど、瞳の奥には煮えたぎるような闘志が見え隠れしている。
    ボクも同じ気持ちだ。
    何としても勝ってトレーナーを助け出す。
    その為にも、全力を出すしかない。

  • 147二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:49:15

    「二人共、準備はできているようだな。」
    少し遅れて会長とトレーナーがやってくる。
    「御姉様……。」
    会長の後ろに隠れるようにトレーナーの姿があった。
    トレーナーはただ俯いている。
    「ミーティア、安心してくださいな。必ずや勝利し貴方を迎えに行きます。
     少々良くないことを思い出してしまったかもしれませんが、私とお勉強してメジロに相応しいウマ娘を目指しましょう。」
    優しく語りかけるマックイーンの言葉を聞いて、トレーナーの肩がビクッと震える。
    「…………」
    「ほら、ミーティア。何か答えなさいな。」
    トレーナーは何も言わない。
    ただ、俯いて黙っているだけだ。
    「まったく、聞き分けのない妹ですわね。……貴方は私の言うことを聞けばいいのですわ。」
    「マックイーン!」
    思わず声を荒げてしまう。
    そんな言い方はないじゃないか。
    「あら、どうかしましたの?」
    「今の言い草はなに!?トレーナーは物じゃないんだよ!それにキミは間違っている!!」
    「間違っていますの?」
    「うん、間違えてる。」
    「どこをどう間違ったのか説明していただけますか?」
    「全部だよっ!!なんでこんな簡単なことがわからないのさ!?」
    マックイーンの目がスゥっと細くなる。
    「いいえ、間違いなどございません。私はミーティアの為に正しい道を示してあげようとしているだけですもの。
     ミーティア、貴方も私が正しいと思うでしょう?」
    「…………」
    やはりトレーナーは俯いたまま何も話さない。
    「もういいよマックイーン、ボクが教えてあげるから。」
    「結構ですわ、私は何も間違えていませんもの。」
    「そこまで。それ以上はレースで語るべきだ。各自位置に付いてくれ。」

  • 148二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:49:29

    会長の一言でこみ上げてくる感情を押し止める。
    マックイーンの狂気を晴らすにはこの模擬レースで勝つしかない。
    「はい、わかりましたわ。」
    「わかった。」
    ボクとマックイーンは互いに目を合わせず、スタートへ歩き出す。
    「……トレーナー、待っててね。キミは必ずボクが守るから。」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    スタート位置にで体制を整える。
    「負けても文句は無しだよ。」
    「それはこちらのセリフです。」
    スタートはコイントスを行いコインが地面へ落ちた瞬間が合図だ。
    「じゃあ、始めるよ。」
    コインが弾かれる。
    高く宙を舞うコインを見つめながらタイミングを図る。
    そして、指先で弾かれたコインは地面に落下する。
    ターフの上に優しくコインが落下すると同時にボク達は走り出した。
    先陣を切るはマックイーン。
    差をつけるためにスピードを上げていく。マックイーン得意のスタミナ任せのハイペース展開だ。
    だけど、ここは抑える。マックイーンのペースに乗せられて自分のスタミナ配分を乱されてはいけない。
    東京レース場2400mを模したこのコースで末脚を使えない事態は避けなくちゃ。
    一周目のホームストレッチ。ゴール板代わりに立つ会長とその隣で不安気な表情を浮かべるトレーナーの顔を流し見る。
    それだけで絶対に負けられない闘志が湧いてくる。
    第一、第二コーナーを抜けてマックイーンとのリードを3馬身程に留め食らいつく。
    重要なのはコンマ1秒正確に刻む時計感覚だ。早すぎればスタミナ配分を誤り、遅すぎれば届かない、絶妙な感覚。
    トレーナーと培ったこのコースで走る上でのボクにとっての最適解。
    その走りを尻目にマックイーンはどんどん逃げていく。
    あぁ、なんて凄いんだ。

  • 149二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:49:40

    真剣勝負の最中、心のそこからそう思えた。
    ボクの走りがトレーナーと共に築き上げた結晶ならマックイーンの走りも同じ。
    マックイーンの汗と涙、そしてトレーナーの知識が生み出した最高のステイヤー。
    だからこそ、そんなトレーナーを自分一人の欲望のために貶めている彼女に勝たなければならない。
    そしてこみ上げてくる言葉を発露する。
    「マックイーン!トレーナーはキミのモノじゃない!」
    ボクの声が届いたのかマックイーンが一瞬振り返り、一瞥する。
    「ボク達はトレーナーとウマ娘なんだ!!二人三脚でここまで来た!!!」
    その言葉にマックイーンの耳がピクリと動く。
    「トレーナーは皆のもの、ボク達みんなのものだっ!!!」
    第三コーナーを抜けて第四コーナーに入る。
    ここを抜ければトレーナーが待つ最終直線だ。
    「ボクは、キミには負けないッ!!!」
    温存していた足を使うときが来た。ピッチを細かく刻み、加速を始めた足でマックイーンに並ぶ。
    「くぅう!」
    並んだ途端にグンっと引き離される。
    でも構うもんか、最終直線に入る。ここでぶち抜く!
    「勝負だぁあああっ!!!」
    更に加速し最後のスパートをかける。
    ここで負けたら終わり、負けたくない!負けられない!!! 心臓が爆発しそうなくらい鼓動を打つ。
    肺が酸素を求めて悲鳴を上げる。
    でも、そんなことは関係ない。
    ボクは自分のためだけに走っているんじゃない。ただ、大切な人を守るために戦っているんだ!!!
    渾身の力を振り絞ってターフをかけていく。
    残り200m。
    マックイーンの背中に手が届く。
    いける!
    「ミーティアァアアッ!!」
    マックイーンの叫びにハッとする。
    「負けませんわっ!!ミーティアは私のっ!!!」

  • 150二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:49:49

    ゴールまであと50m。
    2人の距離はほぼゼロになる。
    「うあああああっ!!!」
    ボクは叫ぶ。
    「あああああっ!!!」
    マックイーンも叫ぶ。
    「負けませんわッ!!」
    「ボクだってぇえええっ!!」
    ゴールの直前、半歩前にでる。後は置き去りにする!
    そのままの勢いで速度を乗せて会長とトレーナーの前を通り抜ける。

    「――勝った」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
    「ふぅ、はぁ、はぁ、はぁ」
    息が上がりすぎて声が出なかった。
    ただ、勝ったという確信だけがあった。
    「私の……負けですわね……。」
    マックイーンがよろめきながら歩いてくる。
    「今回の敗北、私の傲慢が招いた結果なのでしょうね……。」
    悔しさを押し殺したような顔でそう呟き、俯いたまま立ち止まる。
    「……マックイーン?」
    そこには、今にも泣きだしそうな彼女の姿があった。
    「……申し訳ございません。少し一人にしてくださいまし……。」
    「御姉様!」
    トレーナーがマックイーンに駆け寄る。
    「大丈夫ですか!?どこか痛むところはありませんか!?」
    心配そうに見つめるトレーナーを見てマックイーンの目から大粒の涙が流れる。

  • 151二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:50:01

    「私は、本当にバカですわ。貴方が私を支えてくれた、忘れていたわけではありませんのに。
     その思いを私一人に向けてほしかった。貴方を私一人だけのモノにしたかった……。
     ごめんなさい、ミーティア。貴方の気持ちを考えずに自分のことばかり考えていましたわ……。」
    「いいんです、こうして本心を話してくれただけで嬉しいのです。だから泣かないで下さい。
     また一緒にトレーニングをしましょう?今度は三人で、ですよ。ね、御姉様。」
    「ぐすっ、はい……」
    トレーナーの言葉を聞いてマックイーンは安心したように微笑む。
    「テイオー、マックイーン。先ずは二人の健闘を讃えたい。本番宛らの素晴らしい走りだった。」
    会長がそう言って拍手を送る。
    「この勝負の勝者はテイオー。そしてメジロミーティアについてだが。」
    「マックイーン、トレーナーの事だけど……。」
    このレースの目的の一つ。トレーナーを取り戻すことを忘れてはいけない。
    「えぇ、私もメジロのウマ娘。自分の発言には責任を持ちます。しかし……。」
    ボクは気になっていたことを口に出す。
    「トレーナー、元に戻るの……?」
    その言葉にマックイーンが反応する。
    「大変言い難いのですが、ミーティアはもう戻ることはございません。」
    「やっぱり、そうなんだね……。」
    ボクはその言葉をなんとなく予見していた。
    肉体や魂すら変質させる程の呪いだ。不可逆であることは当然なのかもしれない。
    「トレーナーさんに施されたメジロの呪いは不可逆の呪い。肉体は元より精神も決して戻ることはありません。
     徐々に呪いの侵食が強まり僅かに残っていたトレーナーさんの精神もいずれ……。」
    「そんな、じゃあトレーナーは……?」
    「……申し訳ありません。私の我儘でトレーナーさんの人生を滅茶苦茶にしてしまいましたわ。」
    「……」
    言葉がでない、何も考えられない。
    ボクはトレーナーを救えなかった。
    「そんな顔しないでテイオー。御姉様も。」
    トレーナーがボクとマックイーンの手を握る。

  • 152二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:50:14

    「二人ともありがとうございます。私のために泣いてくれて。こんなに想ってくれる人がいて幸せ者ですね、私は。」
    「ミーティア、貴方……。」
    「メジロミーティアになったこと、後悔はありません。この身体になって色々大変なこともあったけど、楽しいこともいっぱいありました。
     ウマ娘の体のおかげでトレーニングに対する知見も深まりました。それになにより、二人が私の事を好きでいてくれることがとても嬉しく思います。」
    「ミーティア!」
    マックイーンがトレーナーに抱き着く。
    「ずっと一緒ですわ!これからもずっと!!」
    「はい!これかもよろしくお願いします。御姉様。」
    二人はお互いを抱きしめ合う。
    その様子を見てボクは何だか心の底から温かいものが流れてくる気がした。
    呪いに侵食されて自分を失いかけていたトレーナーや、狂気に狂ったマックイーンの姿はそこにはない。それだけでこの勝負をした価値がある。
    「テイオー様、私はもうメジロミーティアから戻れないのでしょう。しかし貴方のトレーナーでもあります。」
    「トレーナー……。」
    「私はどんな姿になっても二人の傍にいることを誓います。たとえ何があっても二人のトレーナーであり続けます。」
    「うん!ボクだって誓うよ。キミと一緒にいつまでもいるって。」
    トレーナーの決意に満ちた目。ボクはそれを絶対に裏切らない。
    姿形が変わってもやっぱりトレーナーはトレーナーだ。
    きっとボクがトレーナーを想い続けている限り、呪いの進行だって食い留められる。
    「だから、これからもよろしくね!トレーナー!」
    「はいっ!こちらこそよろしくお願いいたします!」

  • 153二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:50:28

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    結局トレーナーは元には戻らなかった。
    これまでの通り、メジロミーティアとして生活している。ただ、一つだけ違うことがある。
    それは、以前のようにトレーナーとしてサポートしてくれていることだ。
    「テイオー様、御姉様、今日はこの辺りで終わりにしましょうか。」
    「うーん、もっと走りたいけどしょうがないよね。」
    「そうですわね、今日の所はこれくらいにしておきますわ。」
    トレーナーは呪いの影響で意識的に端正しないかぎり言動、立ち振舞い全てがメジロのお嬢様といった状態だ。
    でも、いつも通りトレーナーがトレーナーとしてそこに居る。それだけでボクは十分だ。
    「ではテイオー、お疲れ様でした。さて、帰りますわよミーティア。」
    「はい、御姉様。」
    「ちょっと待った!」
    そう言ってボクはマックイーンとトレーナーを止める。
    「どうかされましたか?」
    「どうもこうもないよ!今日はボクがトレーナー当番の日じゃないか!」
    トレーナー当番。つまりトレーナーの面倒を見る日だ。ミーティアであるトレーナーはマックイーンの妹だからメジロ家に帰るのは道理だが、それではメジロ化が進行しかねない。
    だからといってメジロ家から完全に独立してはマックイーンが納得しない。そこで一日ずつ交代でトレーナーを預かるということになったのだ。
    「ちっ、気付いていましたのね。」
    「当たり前だよ!」
    「確かにそうですが、先日は私の番だというのにミーティアとデートしていましたわよね?その御蔭でミーティアとは僅かな時間しか過ごせませんでしたわ。」
    「う、それはそうだけど……」
    「まあまあ、二人共落ち着いてください。」
    トレーナーがたしなめてくる。でも、これだけは譲れない。
    「駄目だよ。なにを言おうが今日はボクが当番なんだ。」
    「決裂ですわね。かくなる上はレースで決着を付けましょう。」
    「いいよ、望むところだ。距離は3200m、今度は負けないよ。」
    「あら、私に長距離で臨むとはいい度胸ですわね。今度こそ叩き潰して差し上げますわ。ミーティア、合図を」
    「はぁ、仕方ないですね二人共……。では位置について……。」

    「よーい、ドン!」

  • 154二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 21:52:31

    part5で書き書きしたテイオー様ルートの続きですわ!
    ミーティアもトレーナーも消さず、マックイーン御姉様の狂気も晴らすルートですわ!
    テイオーがトレーナーを想い続けている限りミーティアの中のトレーナーも決して消えることはないんですわ!

  • 155二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 22:01:44

    シリアスな流れで唐突にぶちこまれた「メジロの呪い」でおターフ生えましたわ(大変申し訳ございません)
    では、存分に光ったようですので闇を放ってもらいましょうか…

  • 1561/222/01/10(月) 22:02:29

     走る。走る。走る。走る。脳内にちらつく不安を振り払うようにひた走る。限界が近付くほど、余計なことを考える余裕も減っていき思考がクリアになる。私はメジロのウマ娘。春の盾を臨む誇り高き競争ウマ娘。私の存在意義はそれだけでいい。私の走る理由はそれ以外要らない。だって、お姉様がそう望まれたから──

    「──あっ」

     脚がもつれる。がくんと揺れる胴体から空気が漏れ、情けない一声が鳴った。そうか、呼気もコントロールできないくらいに私は疲弊していたんだな。そんな呑気なことを考えながら、眼前の景色はどんどん地面に近付いていって……

    「ミーティアちゃん!!」

     ……冷たい地面へ転倒する前に、人肌のクッションに抱き止められた。いや、クッションではなく、ウマ娘、か。

    「ミーティアちゃん、しっかりして……!あぁもう、やっぱり止めれば良かった……うぅん、私が止めなきゃ……守ってあげなきゃいけなかったんだ……」

     荒く胸を上下させる私を尻目に、顔くらいしか知らない彼女が勝手に盛り上がっていく。あぁ、こうなることが分かっていたから、ライスシャワーさんに倣って人知れない場所で練習してたのにな。たぶん、ずっと尾けてきて、物陰から見ていたんだろう。

    「大丈夫だよミーティアちゃん……えへ、私、栄養士の勉強してるからね、疲労回復の軽食とかいっぱい用意してあるから……い、一緒に食べようね?」

     何がそんなに楽しいのか、彼女は片手を頬に当てて笑っている。この沸き上がる吐き気は酸欠による自律神経の不調か、それとも目の前にいるモノが原因だろうか。

    「えへへ……嬉しいなぁ、ミーティアちゃん、勇気を出して想いを伝えて良かったよ。最近、メジロ家にあんまり帰ってないよね。私とミーティアちゃんの間には、まだ実家とか早いもんね。ゆっくり2人の時間を作りたいよね」

     やめろ。告白してきた誰それなんていちいち覚えていない。お屋敷に帰らないのは貴女なんかのためじゃなく、忌まわしい私の才能がお姉様を惑わしてはならないからだ。

    「そうそう!今度、アクセサリーショップにも行かないとね!」
    「……や、め」

     ──やめろ!何を口走るつもりだ。私は貴女とお買い物になんか行かない。貴女好みのアクセサリーなんか欲しくない。私には、もう、

    「だって……ミーティアちゃんの左耳は、もう空席だもんね?」

    「…………っぐ」

  • 1572/222/01/10(月) 22:03:53

    あの方とは違う、我欲しか感じられない手付きが私の耳を這い廻る。衝動的に耳を切り落とそうとして、あの方の最後のお願い──『私がお前を苦しめるなら、私が身を引こう。だから、どうか……自分を傷付けることだけはやめてくれ』──が頭を過り、思い止まる。代わりに這い出てきたのは、大して詰まってもいない胃の中身だった。

    「ねぇ……いいよねミーティアちゃん?お返事、まだ聞いてなかったな……耳飾りを……私の想いを、受け取ってくれますか?」

     形式ばかりの、非と答えられるとは微塵も思っていないであろう問い掛けが降りかかる。強い拒絶を感じると同時に、自分の浅はかさに嘲笑が溢れてしまう。私の呪われた異能に無自覚であればいざ知らず、はっきりと目覚めてしまった今、あの方の庇護を外れればこうなることも理解していた筈だ。それを衝動に任せて別れておいて、今さら他者からの求めを拒もうなんてあまりにも可笑しい話だった。

    「ふふ……あはは!」

    「ミーティアちゃん……?」

     足元がばらばらと崩れ落ちていくような不安感があるのに、腹の底からの嗤いが止まらない。もしも私のやること為すことを客観的に見る人間がいたとして、その光景はいっそ喜劇的に映っている筈だからだ。あぁ、もう、どうだっていいか。

    「いいですよ、その話、お受け致します」
    「ほ……ほんとう!?」
    「ただし」

     そんなやけっぱちな考えが浮かんだ時、頭の中にぴったりと何かがはまるような感覚があった。目の前の景色がどんどん変わっていく……まるで、『私の思考に合わせて世界そのものが組み変わっていくかのよう』な感覚。冗談でも比喩でもなく、今の私には無限の未来があり、これからの私に不可能なんて無いと確信した。

    「ひとつだけ条件があります。貴女の人生、その全てを『ミーティア』に捧げること。守れますね?」

    「……はい。はいっ!!」

     ほら、ちょっと目線を合わせてあげるだけでこの態度。なるほど、シリウス様には『ミーティア』がこんな風に見えていたのだろうか……そう考えてみると、彼女も案外可愛く見えてくる。

     さて、これからの人生をどう過ごすべきでしょうか。とりあえず──

    「久し振りに、ドーベルお姉様辺りから、ご挨拶に伺うとしましょうか♥️」


    【BADEND 妖彗乱舞】

  • 158二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:21:25

    >>154

    テイマクの周知のライバル関係

    二人の間で揺れ動くトレーナー

    テイマクミーティアのよき友情ルートですわぁ(恍惚)

    トレーナーは元に戻れず、しかもいつしか消えかねないというどことなく香るビター感も青春の味がしてたまりませんわ


    三人の関係が続くことでトレーナーは存在し続けることができる

    ミーティアは2つの星の間を回り続ける星となるのですわ

  • 159二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:28:05

    >>154

    超大作で言葉も出ませんわ……

    ありがとうございます……

  • 160二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:31:04

    >>157

    メジロから離反したものの

    留まっていた重力圏から抜け出た流星は

    荒涼とした宇宙を何処へともなく彷徨うしかないのですわ

    シリウスという一等星を背にしてどこへ向かうのでしょうね

  • 161二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:32:21

    >>154

    素晴らしいです!全てを救うテイオールート最高ですわ!

  • 162二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:44:28

    >>157

    バッドエンドのクオリティが高すぎますわ……ちょっと横になりますわね……

  • 163二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 00:50:22

    パーマーanother√にウララ√、新しく観測したマックイーンがトレーナーさんをミーティアにしたときのプロローグ……
    報告書の執筆段階で止まっている世界が多すぎですわ……
    リアルが恨めしいですわ……よよよ〜

  • 164二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 01:01:32

    ナチュラルに耳飾りを贈ることが想いを伝えることとして定着してることに驚きですわ……ミーティアからねだってシリウス様と同じ耳飾りを付けていたってことまでを理解せずに上辺だけを真似して押し付けるようにアクセサリーを贈って、ミーティアを自分のものだってアピールしようとしている滑稽で哀れですわね……しかし、それがミーティアのことを本当に思ってくれていた方がもう傍に居ないということを表しているようでとても素晴らしいバッドエンドでしたわ、とても創作意欲が湧いてきたので皆さんにメジロ転覆テロルートをプレゼントしようと思います

  • 165二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 01:58:59

    ひぎぃぃ……光と闇を交互に流し込まれて頭がおかしくなってしまいますわ……
    でもパクパクが止められませんわ~! 光のテイオーさんも闇の魔性ミーティアも美味しくてたまらないんですの~! 

  • 166救出√ BAD END 1/322/01/11(火) 04:25:33

    救出√でミーティアが春の天皇賞を制覇した場合に低確率で発生するBAD ENDを観測したのでシェアですわ!


    「南坂さん、トレーナーの状態は?」
    「先生は、無事に彼の人格は戻ったと言っていました。ですが―」
    「彼女の人格は完全には消えていないし、今施術を行うと彼の『あの日』以前の記憶まで消えかねないとのことで、4日後に再び施術するそうです。」


    彼が目覚めると、そこは見知らぬ部屋のベッドの上だった。
    「トレーナー!」と涙を流しながら抱きついてきたのは、彼の担当ウマ娘、メジロマックイーン―
    ではなく、メジロはメジロでも、メジロパーマーだった。

    彼にはある日のトレーニング後にトレーナー室でマックイーンに会って以降の記憶がなかった。
    何故かベッドの傍らにいた南坂トレーナーからは、自分を発見した時はトレーナー室で1人で倒れていて、恐らくその影響で一時的に記憶を失っているのかもしれないと聞かされた。
    心配をかけて悪かったとマックイーンに連絡しようとすると、パーマーに「私から伝えとくからさ。トレーナーは無理しないで。」と言われてしまい、「これがあったら無理しちゃうでしょ。」とスマートフォンも取り上げられてしまった。
    「学園は?」と彼が聞くと、
    南坂は「学園には私から連絡してありますし、あと1週間は休んでいるべきだと医師の先生もおっしゃっていました。」と答えた。
    こうして、彼の「療養」生活が始まった。しかし―

  • 167救出√ BAD END 2/322/01/11(火) 04:26:44

    奇妙なことに、彼の部屋にはパソコンもテレビも、ラジオすらもなかった。
    彼に部屋と食事以外で与えられたのは、「暇を潰すならこれを読んでください。」と南坂から渡された何冊かのトレーニングの参考書だけだった。

    彼が目覚めてから3日目。
    参考書は全て読み終えてしまったし、考え事にも飽きてしまった彼は退屈していた。
    彼が好奇心からゴミ箱の中身を覗くと、その中にはくしゃくしゃに丸められた1枚の新聞紙が入っていた。
    自分の記憶がない時期に何があったか分かるかもしれないと思いそれを広げると、紙面の上にはどこかマックイーンを彷彿とさせる芦毛のウマ娘と、「メジロミーティア、『天皇賞・春』制覇」の文字があった。
    それらを目にした刹那、"彼女"が目覚め―
    「ああああああああああ!」
    "彼女"の記憶と共にメジロ家で受けた数々の快楽の全てがフラッシュバックし―
    「……」
    "彼女"の意識は、"彼"もろとも焼き切れた。

  • 168二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 04:30:10

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  • 169救出√ BAD END 3/422/01/11(火) 04:30:42

    申し訳ありませんが行数の関係でパート数変更ですわ!

    "彼"が再び目覚めると、そこは路上で、彼は歩いていた。
    だが声が出せない。手足も自分の意思では動かない。
    それもそのはず。今や彼の体の主導権は、"彼女"のものなのだから。
    少しすると、下腹部から今までに感じたことのない疼きを感じるようになってきた。("彼"は気づいていなかったが、彼の頬は上気していた。)
    彼はしばらくの間それを心地よく感じていたのだが、自分がどこに向かっているのかを悟った瞬間、それを上回る悪寒がした。
    「大変。早くメジロのお屋敷に帰らなきゃ。」
    (―やめろ)
    だが主導権がない以上、彼の体は"彼女"の言いなりだった。


    夕暮れ時、遂にメジロ家の屋敷の前に彼が到着した。
    その時、「トレーナー!」と呼ぶ声が聞こえてきた。
    声の主は、パーマーだった。
    「トレーナー!どうしてこんなところに!休んでいなきゃダメだって―」
    「パーマーお姉様?何をおっしゃって―」
    (―やめろ)
    「ウソ…でしょ…しっかりしてよトレーナー!」
    「私はメジロミーティア。お姉様のトレーナーでは―」
    (―やめろ)

    "彼女"とパーマーが堂々巡りの言い合いをしていると、見慣れた黒い車体が屋敷の前で停止する。
    (まさか…)
    車内から現れたのは、メジロマックイーンだった。

  • 170救出√ BAD END 4/422/01/11(火) 04:31:42

    「あら、何をしているのですか。パーマーにト―」
    「マックイーン…!」
    「マックイーンお姉様、体は変な疼きが止まりませんし、頭の中からは知らない殿方の『やめろ』という声が聞こえてくるのですわ。」
    (―やめろ)
    「しかもパーマーお姉様が私のことを『トレーナー』と呼ぶのです。私はおかしくなってしまったのでしょうか。」
    (―やめろ)
    「マックイーン!この人はミーティアなんかじゃない!貴女のトレ―」
    「かわいそうなミーティア。きっと、悪い夢でも見ているのでしょう。私についてくれば、貴女を悪夢から覚まして差し上げますわ。」
    (―やめろ)
    「はい、マックイーンお姉様。貴女のミーティアを悪い夢から救ってくださいまし。」
    (―……)
    そう言ってマックイーンに駆け寄っていった彼女の潤んだ瞳は「マックイーンお姉様」のみに向けられる。
    道路にへたり込むパーマーの姿は、屋敷に消えていく彼女達の眼中にはなかった。


    ~BAD END~


    ちなみにこのENDの後日談では、再メジロ化を受けたミーティアからはトレーナーさんの人格が完全消滅してしまい、取り返しのつかないことをしてしまったとマックイーンがようやく気付きますの。
    何も知らないミーティアと曇りっぱなしのメジロ家も私性合ですわ!

  • 171二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 04:47:35

    あぁ~全方向曇っていてたまりませんわ~~~!!!おいしいですわ!全部パクパクですわ!

  • 172二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 05:36:52

    メジロ転覆ルートにも種類があると思うのです、トレーナーの意識がミーティアの中で完全に覚醒するパターン、記憶のみが甦ってそれを基に行動するパターン、トレーナーの残滓は目覚めずミーティアが独自に行動するパターンと簡単に思い付くだけでこれだけありますわ

  • 173二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 11:24:38

    ミーティアやトレーナーの意思に関係なく事実が白日の下に晒され、メジロへのバッシングが始まる√も観測してみたいですわ!

  • 1741/222/01/11(火) 12:26:27

    「おはようございます、マックイーンお姉様っ! ……ええ、今日はとても調子が良いんです。メジロの名に恥じない立派なトレーニングを……というと、少し張り切りすぎでしょうか? うふふふ」
    「ん……やぁ、テイオー。……そう言うなよ。こっちだって人目につかないよう気を使ってるんだから。……しょうがない、次の休みはお出かけに付き合うからさ。機嫌を直してくれ。な?」
    「今日はよろしくお願いします! ライアンお姉様! 今日こそは筋肉の声……? 的なあれそれを聞けるよう頑張りますから、見ていてくださいね!」
    「こんにちは、会長さん。暫くぶりですね。……ごめんなさい、なかなか時間が取れなくて。その分、今日は一緒にゆっくり過ごしませんか? ……ね?」
    「シリウス様、ごきげんよう! ……ええ、実は少し、生徒会の方にお願いをしてきまして。今日のトレーニング場所を確保してきました。このくらい、貴方の右腕として当然の働きですわ!」
    「……ドーベルお姉様? ……大丈夫です、私はどこにも行きませんわ。いつまでもずっと、お姉様の妹でいますから……何も心配しないでくださいね……」
    「元に戻りたい気持ちはあります。でも今はその時じゃない。俺はまだミーティアをやめるわけにはいかないんです。……我儘を聞いてもらってすみません、南坂さん」
    「ええ、最近なんだかあちこちに引っ張りだこで……こんな風にゆったりできるのは久しぶりなんです。今日は誘って頂いてありがとうございます、ブライトお姉様♪」
    「軽い実験、という話でしたよね? この大掛かりな装置は……あ、なるほど。重力を無くして体を軽くすると。……具合が悪くなってきたので帰りますわねタキオンさん。……そ、そんな目で見ないでくださいまし……うぅ」
    「パーマーお姉様……あ、『お姉様』は要らない? そうか。……ん、俺は全然平気だよ。だから君もあまり思い詰めないようにな。そっちの方が心配になるよ」
    「あ、フジ寮ちょ……んん、こほん! えーっと、本日はお日柄も良く……フジキセキ様におかれましては……えっ? あ、いや、その、たまにはこちらからフジ様のように華麗なご挨拶をと……慣れない事は言うものではないですね。えへへ……」
    「お身体の事も私の事も……どうか気に病まないでください、アルダンお姉様。私はこうしてお姉様の傍にいられるだけで幸せなんです。想って頂けるだけで十分ですわ」

  • 1752/222/01/11(火) 12:26:52

    演じるのが上手くなったように思う。
    それぞれが見ているメジロミーティアを。望まれているメジロミーティアを。その人だけのメジロミーティアを。
    今では他の誰かと偶然に鉢合わせたり、多くの人と一堂に会しても言動に苦心する事がなくなった。自然体のまま破綻せず、自分を保てる。

    誰も私の本質に気づいていないらしい。皆が皆、「自分だけが本当のミーティアを知っている」、「自分だけがミーティアの真実とトレーナーの存在を知っている」と思い込んでいる。
    聡明な人らは何か察していそうなものだが、私が今日まで平穏に過ごせている所を見ると、この闇を暴き出すつもりは無いようだ。
    各々から見たメジロミーティアを失いたくないのか。それともただ単に、この巨大な面倒事に触れたくないだけか。

    何者が「本当の自分」なのか分からなくなって随分経った。
    私は多くのものに成りすぎた。2枚舌から3枚舌になって、3枚から4枚になって、それ以降はもう数えていない。誰かを傷つけないように、自分も傷つかないように必死で演技を続ける内にこうなってしまった。
    何者が「本当の自分」なのか分からない事に、もう不安を感じなくなった。
    頭の中身を丹念にすり潰しすり潰し、他人事のように自分の体を動かすのがコツだ。自分を他人だと思うのは最高の防御。これは地下室でたっぷり時間をかけて学んだスキルだ。

    一つだけ勘違いしないで欲しいのは、頭の中がこんな調子でも、私は幸せであるという事。そうでなければこの生活を続けてなどいない。
    私がメジロミーティアとトレーナーを演じ続けている限り、誰も不幸にはならない。全ての厄介事が片付いたハッピーエンドも訪れないが、誰かが大きなものを失うバッドエンドにもなり得ない。
    終わらせなければいい。どんなに無理をしても、ただ一つとして大切なものを捨てず、延々と抱え続ける。誰にも依存せず、1番を決めず、適温の繫がりを保つ。
    これこそが、私の辿り着いた、全ての人を幸せにする方法だ。

    【NORMAL END:キャンバス上の夜空】

  • 176二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 13:07:33

    2+2=5ですわ!二重思考で完全に演じているが故にいずれ本当の自我は消えてなくなってしまいますわ!
    しかし忘れてはいけませんわミーティア!Big Mejiro Is Watching Youですわ!
    いついかなる時も与えられ、求められる役割に徹するんですわ!

  • 177二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 13:16:05

    本当の「名優」はミーティアだったという皮肉な結末ですわね…

  • 178二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 13:18:23

    誰からも耳飾りを貰わなかったミーティアきましたわね、どこかのタイミングで本当の自我が消えるというのが問題を解決しなかった故に今後大爆発を起こす爆弾のようでどこか不穏ですわね!それはそれとして与えられた役割を演じる名優ミーティア、とてもよいエンディングでしたわ!

  • 179二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 13:22:12

    たくさんのフラグを立てるだけ立てて1つも回収せずに迎えたエンディングって感じがしますわね。
    なんですの、この…確かに誰も不幸になってはいないのですが…パクパクすると何度も喉へつっかえますわ…新感覚ですわ…

  • 180二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 13:26:56

    感情・欲求・衝動が存在せず、ただ相手にとって最適な行動を取るだけの自動人形と化したミーティア
    ある日カフェはミーティアの空虚なその内側に気づいてしまい…

  • 181二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 15:06:42

    メジロ転覆ルートが全然書き終わりませんわ、丁寧に書きすぎてデビュー前なのにもう7ページですわ…

  • 182二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 15:17:07

    7……?
    一般的なテキストファイルだと1ページ最大1500くらいかけますから、改行も加味すれば9000字は書いてる計算になりますわ
    私が別スレで書いた21,500字、計24レスの長文より長い可能性が高いものの登場にドキドキしてきましたわ

  • 183二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 15:52:28

    それはもうSSですらありませんわ!まさにミーティアという名の独り歩きする怪物ですわ!

  • 184二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 18:40:40

    >>180

    こういう状態を哲学的ゾンビというのでしょうか?

  • 185二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 20:29:49

    次スレ建て建てですわ!

    >>1に載せる怪文書が浮かびませんが…まぁ何とかなりますわ!

  • 186二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 21:07:31

    あら、もう次スレの時期でしたのね…ありがとうございますわ>>185お姉様!

    最近は濃密な観測情報が多く、流れも速く感じますわ……嬉しいですわ嬉しいですわ! 小さな概念から大きな概念まで更に楽しんでいきたいですわね!

  • 187二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 21:13:23

    いつか私も>>1の怪文書に採用される設定を持った報告書や概念を観測したいですわね

    そのためにも日々観測ですわ!

  • 188二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 21:14:34
  • 189二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 21:54:55

    立て乙ですわ!立て乙ですわ!

  • 190二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 21:56:25

    お疲れ様ですわ!

  • 191二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 22:12:56

    建て乙ですわ!
    最近スレ消費が早いですわ!

  • 192二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 22:19:15

    はぁ……ミーティアに何かしらのご褒美をあげる時とお仕置きをする時に欠かさず尻尾をぎゅっと引っ張るルーティンを行うことで……尻尾を引っ張るだけで期待と不安が入り混じった媚び媚びの表情を晒してしまうようになるまで調教したいですわね……

  • 193二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 22:29:25

    >>174

    >>175

    あ゛っ゛!こういう空虚で幸せなキャラクターは大好物ですわ!パクパクを通り越してゴクゴクですわ!

    このエンド最高でございますわね!ありがとうございます!!

  • 194二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 22:50:11

    >>192

    わかりみですわ…

    ダメになっちゃった女の子は患部の奥にスーっと効きますわ…

  • 195二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:33:25

    そういえばさも当然のように地下室=やばいところの概念が作中で定着していますが、そう考えるとマックイーンやパーマーたちも幼少期に地下室でお仕置きされたことがあるのでしょうか?
    part1でのパーマーの焦り様は、メジロの地下室が好ましくない場所と知っていないと出ない反応でしたわね
    気になりますわね……

  • 196二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:42:57

    地下室は……私も観測しようとしたことが……が……
    がっががががががが

    (観測されないが故の恐怖という位置づけになっている気がしますわ)

  • 197二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 00:00:33

    お化けや妖怪と一緒ですわ
    子細が分からないからこそ、想像の余地を奪い純粋な恐怖のみ与えられるのですわ

  • 198二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 00:07:46

    今となっては進化し続ける地下室の様相を正確に観測できず、世界線によっては我々の想像を超えるおぞましい装置やどす黒いメジロの闇が隠されるようになったのかもしれませんわ。そもそも「地下室」が一つの部屋を指しているのかどうか、様々な用途の部屋がいくつも並ぶえげつない階層なのかも最早わかりませんわ。

    part1の153を書いた身としてはこんなやばい概念に成長するとは思っていませんでしたの……恐ろしいですわ……よよよ~……

  • 199二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 00:10:31

    自分も軽率にシリウス様とお揃い!ってやってほしくてペア耳飾りを観測し、
    皇帝陛下のお仕置き!ってやってほしくて軽率な固有を観測したんですの

    おい……なんで上質なバッドエンドが生えてきてるんですの……
    ちょっと横になりますわ……

  • 200二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 00:31:45

    >>200なら皆さんの観測が更に捗りますわ!メジロバースの更なる発展が期待できますわ!

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