【🎲】ガンダムビルドファイターズ 水星の魔女6【グエスレ？】

[1 二次元好きの匿名さん 23/12/26(火) 02:22:05]

※色々【崩壊注意】です

　ビルドファイターズっぽい世界観になった水星の魔女です。

⚫︎最初のスレ

【ダイス】ガンダムビルドファイターズ水星の魔女｜あにまん掲示板

[2 スレ主 23/12/26(火) 02:27:52]

⚫︎前回のおさらい

　スレッタ、色んなハプニングをいつも誰かに助けられながらもついに世界大会本選へ勝ち進む。

　気づけばソフィ、グエル、フェルシーと同居状態。もう姉と母の部屋ないね。

　そこへミオリネが寄りを戻そうと現れたり……？

⚫︎2スレ目

【🎲】ガンダムビルドファイターズ水星の魔女2｜あにまん掲示板

⚫︎3スレ目

【🎲】ガンダムビルドファイターズ　水星の魔女3｜あにまん掲示板

[3 スレ主 23/12/26(火) 02:29:58]

⚫︎4

【🎲】ガンダムビルドファイターズ　水星の魔女4【グエスレ】｜あにまん掲示板

⚫︎5(前回)

【🎲】ガンダムビルドファイターズ　水星の魔女5【グエスレ】｜あにまん掲示板

[4 スレ主 23/12/26(火) 02:31:28]

(タイトルの【グエスレ】が【グエスレ？】になったのは大体ミオリネのせい)

[5 スレ主 23/12/26(火) 02:38:18]

　間違えてこっちで書きたかった事を前回の≫200に書き込んじゃった。「200なら〜」のいつものお約束潰したのは申し訳ない。

↓前回≫200
(あ、あとメイジン・カワグチ(エリクトのクローン)がスレッタを自分の妹にしたくなったので、ある意味堕ちた模様。まだ愛憎の炎が燻ってるけど)

[6 二次元好きの匿名さん 23/12/26(火) 02:43:55]

立て乙！
もうみんなまとめて大家族エンドになってもええんやで？（にっこり

[7 スレ主 23/12/26(火) 02:53:34]

(では本編も進めておく)

　第三次予選で生き残り、残り30人で争う本選進出が決定したスレッタ。

　明日から始まる本選トーナメントの抽選も終わり、家に帰ろうとするスレッタ。

　そこへメイジン・カワグチが話しかけてきた。

メイジン「スレッタ」

スレッタ「はい？」

メイジン「今日は……まぁまぁの戦いだったわ。もう1人のモブとだけのチームだったらとても予選で生き残れなかった。あなたの事は許さないけど、その事だけは感謝してあげる」

スレッタ「は、はぁ……」

メイジン「あと……」

dice1d3=3 (3)

1.「お姉ちゃんって呼んでいいよ」

2.「私が本当のエリクトに成り変わるから、エリクトお姉ちゃんって呼びなさい」

3.「お姉ちゃんって……いいえ、なんでもない」

[8 スレ主 23/12/26(火) 03:10:54]

メイジン「あと、お……お、お姉ちゃんって……」

　メイジンは照れ臭そうにスレッタに背を向けた。

メイジン「……なんでもない」

　そして歩き去っていくメイジンの姿に、スレッタは首を傾げた。

スレッタ「わけわかんないです」

　スレッタは家に帰り、グエルとさっそく話し合う事にした。

グエル「幸い、強敵は別ブロックに大半向かった。言ったら悪いが、そいつらはエリクトやメイジンに負けるだろうな。例外があるとすればケナンジチャンプくらいか」

スレッタ「私のブロックで警戒すべきは、ジョーさんと……」

グエル「まぁ、もう1人……だな」

　2人は同じテーブルに着いていたフェルシーの顔を見る。

　フェルシーは……

dice1d6=3 (3)

1〜3.あくまでスレッタに勝つつもりでいる

4〜5.試合までスレッタと馴れ合うべきじゃないと思っている

6.スレッタには勝てないと思っている

[9 スレ主 23/12/26(火) 03:20:56]

スレッタ「フェルシーさん、もし対戦する事になったらよろしくお願いします」
フェルシー「……絶対勝ってやるからな。そしてグエル先輩を取り返す」
スレッタ「え、グエル先輩は関係ないんじゃあ……」
フェルシー「うるさい！　せっかく勝負する事になったんだ！　今こそ決着をつけるべきだろ！」
グエル「おい、フェルシー……。お前、それとこれとは話が……」
ソフィ「はいは〜い。テーブル空けてね〜。ご飯できたから食べよっか」
　鍋を抱えたソフィが割り込んできたので、結局その日の喧嘩寸前の空気はうやむやになった。

　一方その頃、エリクトは……
エリクト「これで、ルブリスモドキは80機破壊……あと何機あったっけ……やる事が多過ぎる……」

[10 スレ主 23/12/26(火) 03:38:12]

　さて、本選トーナメント1回戦当日。

　スレッタはさっそく勝った。

セセリア「スレッタ選手！　圧倒的！　ストレート勝ちです！」

フェン「キャリバーンの性能に加えて、ミーティアも強力ですからね。対戦相手がちょっと可哀想なくらいですよ」

　フェルシーも勝った。

セセリア「学園ではグエル・ジェタークの腰巾着と思われてましたが、ここまで勝ち残った実力は確かなようです！　クジ運だけではありませんね！」

フェン「グエル選手もいい実力があったんですけどね……」

フェルシー(……そうだよ。私じゃなくてグエル先輩が勝ち残るべきだったんだよ)

　さて、問題は別のブロックの試合である。

　エリクトとメイジンの今日の対戦相手は……

エリクト　dice1d9=5 (5)

1.ケナンジ　2.チュチュ　3.ウィリアム

4〜9.その他モブ

メイジン　dice1d9=2 (2)

1.ディルフィ　2〜9.その他モブ

[11 スレ主 23/12/26(火) 03:45:04]

　残念ながらみんなモブ戦だった。

　ちなみにエリクトのブロックは他に何かあったかな？

dice1d6=6 (6)

1.ケナンジとチュチュが対戦

2.ケナンジとウィルが対戦

3.チュチュとウィルが対戦

4.アシムレイト使用による失格者が出た

5.ウィルが対戦相手の女を食ってた

6.特に何もない

　ところで今日はミオリネは……

dice1d2=1 (1)

1.会場に来ている　2.来ていない

[12 スレ主 23/12/26(火) 04:44:42]

(過去スレ見返してて気づいたけど、ラウダ忘れてた)

　ラウダ&シュバルゼッテはどこへ参加？

dice1d3=3 (3)

1.エリクトのいるAブロック

2.メイジンのいるBブロック

3.スレッタのいるCブロック

[13 スレ主 23/12/26(火) 04:47:49]

>>8 のグエル

「まぁ、もう1人だな(ラウダ強いよな。残念だがフェルシーは戦力外か)」とか考えてたのか、ラウダの事ガチで忘れてたのか、どっちだろう……

　どっちにせよひどい……。ひどくない？

[14 スレ主 23/12/26(火) 06:26:21]

(考えてみるとフェルシーとラウダが同じブロックってのはすごい偶然)

[15 二次元好きの匿名さん 23/12/26(火) 11:08:54]

保守

[16 二次元好きの匿名さん 23/12/26(火) 18:34:18]

ほ

[17 スレ主 23/12/27(水) 01:10:18]

(また多忙が重なってしまった。
申し訳ないけど、続きはまた明日)

[18 二次元好きの匿名さん 23/12/27(水) 01:11:25]

（おお、乙でございます。無理なさらずに）

[19 二次元好きの匿名さん 23/12/27(水) 08:59:00]

保守

[20 二次元好きの匿名さん 23/12/27(水) 19:55:59]

ミオリネきた！
修羅場くるか！？

[21 スレ主 23/12/28(木) 04:17:40]

ラウダ(兄さん、あの女と一緒にいるのか……。フェルシーもいるし、間違いは起きないだろうから預けておくか……)

　さすが会場に何度も足を運んでいるのでグエルの事にラウダは気づいている。

　グエルの無事に安堵しつつも複雑な心境のラウダだった。

　1回戦を突破したスレッタはグエルやソフィ、そしてフェルシーと家に帰ろうとしていた。

グエル「フェルシーのディランザもスレッタのキャリバーンも無傷でよかった。2人とも強くなったな」

スレッタ「そ、そうですか？　えへへ……」

フェルシー「ま、まぁ、あれくらいチョロいッスよ。へへ……(正直ヤバかった。世界レベルしかいないこの大会で、今のディランザじゃキツいな……)」

　そこへ現れたのはミオリネだった。

ミオリネ「スレッタ……」

スレッタ「ミ、ミオリネさん……」

グエル「ミオリネ……」

グエル(真剣な表情だ。何か大事な用件か？)

　ミオリネが話したい相手はスレッタだ。

　この場合、グエルはソフィやフェルシーと一緒に席を外すべきだと考えるが……

dice1d3=1 (1)

1.あえて留まる

2.席を外す

3.ミオリネに引き止められる

[22 スレ主 23/12/28(木) 04:45:08]

ミオリネ「この間は突然ごめんなさい。あの時の話の続きがしたかったの」

スレッタ「………」

ミオリネ「グエル、悪いけど、2人きりにしてくれないかしら？」

グエル「ミオリネ。スレッタの話ならもう俺にとっても他人事じゃないんだ。察しはつくが、話をするなら俺にも聞かせてもらおうか」

セセリア「おぉっと！　グエル先輩、足を止めてスタンスを広げた！　これはインファイトの構えです！　最近正面から打ち合って勝てた事ないのに、アウトボクサースタイルをやめて大丈夫なんでしょうか！？　どう思いますか？　解説のロウジさん」

ロウジ「セセリア、覗き見は趣味悪いよ」

　ミオリネは「まぁ、いいわ」と呟くと、スレッタの目をじっと見つめて言った。

ミオリネ「スレッタ、私はあなたが好きなの。距離を取っていたあの時間が私にそれを気づかせてくれた。あの日からずっと私はあなたが忘れられなくなった。もう、私はあなたなしでは生きていけない。

　だから、お願い。私にやり直させて。

　私の父が、あなたの家族を傷つけた事は分かってる。その事であなたが私に復讐したいなら、いくらでも受け入れるから……。

　あなたが望む事ならなんでもするから……。

　たまに浮気くらい認めてもいいから……。

　だから……だから私のそばにいて、スレッタ！」

グエル(ガチ告白を横で聞くのって、案外恥ずかしいものだな。というか、重い。そんなにスレッタが好きになったのか、ミオリネ……)

フェルシー(いいぞ、ミオリネ。スレッタとくっつけ。そうすればグエル先輩は……)

ソフィ(………なんかイライラしてきた。嫉妬かな)

　スレッタの返事だが……

dice1d6=4 (4)

1.その前にグエルがミオリネに牽制する

2.スレッタは頭を下げて断った

3.「少し、考えさせて下さい」と保留した

4.悩んだ末にある事に気づいた

5.開き直ったのかテンパったのか「じゃ、じゃあ、みなさん全員で付き合いましょう」とトチ狂った事を言い出した。

6.グエルとミオリネのプレッシャーに負けて逃げた

(6出るな6出るな6出るな6出るな6出るな6出るな6出るな6出るな6出るな6出るな6出るな)

[23 スレ主 23/12/28(木) 05:12:02]

スレッタ(どうしよう……ミオリネさんが、ここまで私の事を想ってくれてたなんて……。もうトマトのお世話もしなくなって長いのに……。こんなの、返事は『YES』しかないよね)

　嬉しくて、涙が出てきた。

　違う。

　この涙は嬉し涙ではなくて……

スレッタ(なんでだろう。こんなに嬉しい事って、もう他にないはずなのに……。ミオリネさんの手を取ろうと思っても、前に足が踏み出せない。

　どうして？　ミオリネさんと一緒にいられる事を望んでたのに……。

　嬉しいとか、そんなのじゃなくて……もっとわけがわからないグチャグチャの感情に押し潰されてしまいそう。

　あぁ、これって……)

　空虚と寂しさの涙だった。

　感情は、心はミオリネを求めていても、もう理性がミオリネは必要としていない。

　もう彼女とは別れるべきだと、理解してしまったのだ。

　振り返り、グエルの顔を一瞥する。

　スレッタの決断を温かく見守るようで、喪失を恐れるような複雑な表情をしていた。

　その表情を見た瞬間に気づいてしまった。

スレッタ(そっか……私、いつのまにかグエル先輩の事を……)

　ミオリネの反応は……

dice1d3=3 (3)

1.スレッタの気持ちにまだ気づかない

2.スレッタの気持ちに気づき、身を引く決断をした

3.スレッタの気持ちに気づきながらも、諦めない

[24 二次元好きの匿名さん 23/12/28(木) 08:41:02]

修羅場

[25 二次元好きの匿名さん 23/12/28(木) 11:43:11]

いいぞもっとやれ
ミオリネはそういう女だ

[26 二次元好きの匿名さん 23/12/28(木) 14:41:38]

人間関係がトライアングラーどころかカルテットだかペンタゴンだかよくわからない展開になってきたでござる。
さらにそこへお姉ちゃんとお姉ちゃんに目覚めた者がぶっこんできたら余計ややこしいことになりそう。

[27 二次元好きの匿名さん 23/12/29(金) 00:25:11]

保守

[28 スレ主 23/12/29(金) 02:23:47]

　さすがにミオリネもスレッタの心を察した。

　今のスレッタの感情は誰に向けられているのか。

　もう自分の居場所はないのだ。

ミオリネ「そう……やっぱりそうよね」

　ならば居場所なんてまた新しく作ってしまえばいい。ミオリネは引き下がらず……

dice1d4=2 (2)

1.スレッタに「また会いに来るわ」と告げて去った

2.グエルに宣戦布告した

3.「せめて愛人でもいいから」と健気に懇願した

4.スレッタの唇を奪いに来た

[29 二次元好きの匿名さん 23/12/29(金) 02:31:15]

え、えらいこっちゃあ・・・戦争じゃあ・・・！

[30 スレ主 23/12/29(金) 02:31:18]

ミオリネ「グエル」
グエル「……なんだ」
ミオリネ「スレッタは、必ず私があなたから奪い返すわ」
グエル「奪い返すって……別にまだ付き合ってるわけじゃないんだぞ」
ミオリネ「奪い返すわ。必ず」
　ミオリネの鋭い眼差しにグエルも一瞬気圧されたが、すぐにグエルも睨み返した。
グエル「わかった。いつでも来い」
　そしてミオリネは去って行った。

フェルシー「なんだよ。お前、アイツと寄りを戻せばよかったのに」
スレッタ「えっと、それは……」
ソフィ「フェルシーはボブとお姉ちゃんを引き離したいだけじゃん」
グエル「お前らもうその話やめろ。特にフェルシー、2回戦も今日みたいに上手くいくとは限らないからな」
　グエルが強引にその話を打ち切ったので、今日はそれ以上ミオリネについて誰も触れなくなった。

[31 スレ主 23/12/29(金) 02:51:46]

　さて、本選ではガンプラの修復などの時間が設けられているため2回戦は明後日になっているが、次のスレッタの対戦相手は強敵なので対策は必須である。
　ソフィが適当に端末で対戦相手を調べてくれた。

ソフィ「『ジョー・モリカワ。元ボクシングバンタム級日本チャンピオン。戦績は32戦30勝2敗30KO』　……KO率100%じゃん！　すっごーい！
『幼少から両親不明で天涯孤独の身。物心ついた時から東京のスラム街で盗みなどをしながら生きてきた』　……この辺、なんか親近感湧くね。
『特等少年院を16歳で退院した後、天性の喧嘩センスを買われて鴨川ボクシングジムへ入門』　……以後はさっき言った通り、順風満帆にボクサーとして出世したらしいね。世界タイトルで負けてからすぐ引退したけど」

　ガンプラの『ガ』の字もないデータだった。

スレッタ「え、この人いつガンプラバトル始めたんですか？」
ソフィ「『今年から』だってさ」
スレッタ「天才じゃないですか！」
グエル「天才、なんて緩い言葉じゃ済まないな。この男は正真正銘の『バケモノ』だ。明後日の試合、全力で対策を練らないと、キャリバーンはジャンクになるぞ」
スレッタ「ジャンク……」

　スレッタの新たな戦いが始まった。

[32 スレ主 23/12/29(金) 03:11:41]

　せっかくなのでジョーが現役時代のボクシングの試合を観る事になったスレッタ。

スレッタ「明後日の試合、ボクシングじゃないですよね？」

グエル「ガンプラバトルにも癖と性格が出てるんだ。よく見ておけよ」

スレッタ「はい。……うわ、顔面が！　今の横パンチ痛くないんですか！？　ひっ！　血……血が！」

　さすがに大の男達が殴り合う映像は、見慣れていないスレッタにはショッキングだった。

　一通りの試合動画を観戦し終えた頃には、夜になっていた。

　スレッタは燃え尽きたように俯いている。

グエル「勝算は見えたか？」

スレッタ「……無理です。勝てる気がしません。あの人のガンプラ、メチャクチャ強いんです。それでこの格闘センスとか、東方先生ぶつかるしかないです」

　苦悩を通り越して絶望しかけているスレッタ。

　それを見て心配したフェルシーが手を挙げる。

フェルシー「ビーム撃ちながら逃げ回ればいいんじゃいか？　相手は射撃武器ほぼないはずだし、キャリバーンとミーティアの機動性なら……」

ソフィ「無理だよ。あの人、予選でスレッタお姉ちゃんの機体の弱点見てるから。必ずIフィールド積んでくるはず。ガンプラが多少重くなるだろうけど、私ならそうするし、あの人も必ずそうする」

　フェルシーの名案は即座に却下された。

スレッタ「下がれば猪みたいに突進されて、あの左右から連打が来る。こっちから攻めてもカウンターが飛んで来る。そもそもあの人のボクシング器用過ぎて動きが読めないです……」

グエル「元々野生児みたいな喧嘩屋だったをジムの会長が必死に調教したらしいからな……」

　彼に勝てるイメージが見えないスレッタ達。

　もはやこれまでか？

　このピンチを覆せる者はいるだろうか？

dice1d4=2 (2)

1.グエルが…… 2.ソフィが……

3.ミオリネが…… 4.メイジンお姉ちゃんが……

(ダイス結果の反映はもう少し後で)

[33 二次元好きの匿名さん 23/12/29(金) 05:36:09]

保守

[34 二次元好きの匿名さん 23/12/29(金) 11:51:02]

殴り合い宇宙か

[35 スレ主 23/12/29(金) 18:39:56]

　ちょうど日付が変わろうとする時間帯。
　スレッタはキャリバーンの手入れが終わったので、そろそろ寝ようかと考えた。
スレッタ「ソフィさん、まだジョーさんの試合観てるんですか？」
ソフィ「ん？　あぁ、電気消していいよ。もうちょっと観ておくから。この人のボクシング、きっとガンプラバトルにも影響してるし、気になったんだ」
スレッタ「私の為にそこまでしなくても……」
　スレッタの気遣いに対して、ソフィは首を振る。
ソフィ「お姉ちゃんには勝ち進んで欲しいからね。それに、この人も私と同じスラム出身だから……何か共感しちゃったんだ。この人も一歩間違えれば私と同じ裏の世界で生き続ける事になってたから……」
スレッタ「……分かりました。でもちゃんと寝てください。ソフィさんが身体を壊したらお姉ちゃん悲しいですから」

　だが結局その夜、ソフィは何も突破口を見出せなかった。ジョーという男の闘いをたくさん観ながらも、そのあまりの闘争本能とセンスに弱点が見えなかったのだ。
ソフィ(強いて言えば喧嘩っ早いところだけど、挑発して策にハメるなんて搦め手がお姉ちゃんに使えるわけないし……うーん、南無三かなこれ……)
　32戦の内、ジョーが敗北したのは2戦。
　初の日本タイトルマッチで1敗、最初で最後の世界タイトルマッチで1敗。
　そこからも攻略法を探してみたが……
ソフィ(ダメだ……。相手選手がひたすら強いという事しか分からない。でも、私だけでもお姉ちゃんの力にならないと！)

　ちなみにこの頃、ミオリネもスレッタの助けにならないかと同じボクサーの研究をしていたりするが、その事をソフィやグエルが知る由もない。

[36 スレ主 23/12/29(金) 19:15:22]

　翌日。すなわち2回戦の前日。

　何かイベントはあるかな？

dice2d8=4 6 (10) (重複は1ずらし)

1〜2.スレッタ、偶然ジョーと出会う。攻略のヒントを掴むキッカケを得る

3.スレッタ、何故かミオリネとグエルの三角関係が話題になり炎上。明日の試合はアウェイになる

4.ジョーが強敵だと察したメイジンがスレッタに発破をかけに来る

5.キャリバーン、うっかり壊しちゃった

6.そうだ、京都へ行こう

7.何故か海へ行く

8.なにかが起きる

[37 二次元好きの匿名さん 23/12/29(金) 20:56:20]

ちょｗｗｗなぜ京都？ｗｗｗ

[38 スレ主 23/12/30(土) 03:14:33]

メイジン「……で、次の対戦相手の研究は万全なの？」

スレッタ「え、えっと……実はその……まだ……あんまり……」

　スレッタのはっきりしない返事に、メイジン・カワグチは深く深くため息を吐いた。

　朝7時頃に、突然メイジンはスレッタの家を訪ねて来たのだ。そしていきなりスレッタに2回戦への準備ができてるのか問い詰めて来た。

　直前まで寝ていたスレッタにしてみれば災難としか言いようがない。

メイジン「ふむ。ガンプラの整備ができてるなら、今日一日精神修行に行った方がいいかもしれないね。

　スレッタ、京都へ行くよ」

スレッタ「え……えぇぇぇぇっ！？」

　こうしてスレッタは困惑したままメイジンに拉致されて京都行きの新幹線に乗せられた。

　何故かソフィとグエルは引き止めようとしなかった。

スレッタ「わ、私朝ごはんまだなのに！」

メイジン「心配しなくてもお弁当くらいは用意してゆってば」

　メイジンの料理スキルは？(ちなみにソフィは93)

dice1d100=18 (18)

[39 二次元好きの匿名さん 23/12/30(土) 09:01:08]

飯マズ

[40 スレ主 23/12/30(土) 19:50:54]

　新幹線の車内で、スレッタはメイジンから渡された弁当箱の中身を見て絶句する。
　とても人が食べるモノではなかった。
　その箱の中に転がっているのはきっと、かつて命だったモノなのだろう。
　なのにスレッタにはその恵みが感じられなかった。
　食べ物の匂いとは別の奇妙な異臭がするのだ。
スレッタ「この炭みたいなのは……」
メイジン「ハンバーグだけど？」
スレッタ「この……(辛うじておにぎりと認識できる)ご飯の固まりにまぶしてあるのは……」
メイジン「ヒトデをすり下ろして乾かし、ふりかけにしてみた。我ながら天才的なアイデアじゃないかな」
スレッタ「この、イチゴの死骸は……」
メイジン「電子レンジでショートケーキを作ってみたんだよ」
　スレッタは車内販売のお姉さんを見つけると、すぐに財布を取り出した。
スレッタ「すみません、駅弁ありますか？」
メイジン「え、なんで……」

[41 二次元好きの匿名さん 23/12/30(土) 21:13:29]

日帰り京都（修行）旅行どうなることやら

[42 スレ主 23/12/31(日) 02:57:42]

　時は正午頃。京都に着いたスレッタ達が向かった先は、都市部から離れた山寺のような所だった。
メイジン「珍庵老師、ご無沙汰しております」
珍庵「久しぶりじゃな、エリクト。いや、今はメイジンと呼べばよかったかのう」
　そこにいたのは仙人のような老人。
　スレッタは少し戸惑いながらメイジンに耳元でこそこそと尋ねる。
スレッタ「ほ、本当にこの人の元で修行したら、明日の試合に勝てるんですか？」
　珍庵老師はまるで地獄耳のようにスレッタの疑問を理解した。
珍庵「なるほどのう。これは確かにしごきが必要かもしれん」
メイジン「うちの愚妹です。今日一日よろしくお願いします」
スレッタ「違いますよ！？」

　それからスレッタは珍庵の元で過酷な修行を受ける事になった。
　山を登り、滝に打たれ、水を汲んで寺まで運び、寺を掃除し、昼寝し、カブトムシを捕まえに行き、お笑い番組を観て笑った。
　夏休みらしい楽しい体験ができたスレッタだった。

[43 スレ主 23/12/31(日) 03:14:39]

スレッタ「途中からおかしくなってないですか！？　遊んでますよね！？　楽しんでますよね！？」
珍庵「ん？」
メイジン「もぐもぐ……ぶぶ漬けおいしー」
　ちょうど日が沈みかけた夕食時。
　スレッタが作った精進料理を3人で食べている最中で、ようやくスレッタはツッコミを入れた。
　珍庵は珍しい生き物に遭遇したように目を丸くした。
珍庵「楽しんではいかんのかの？」
スレッタ「そ、そう言うわけじゃないですけど……。私、明日には東京で試合があるんです！　強敵なんです！　勝つ為には全力で準備して挑まないといけないのに……」
　早く帰って作戦を練らないと。
　丸一日時間が潰れて、焦りが増したスレッタ。
　だが珍庵はそんなスレッタの焦りを見透かしたような目をしていた。
珍庵「『強敵』『勝つ』『挑む』……物騒な言葉ばかりじゃな。それも結構じゃが、おぬしには『ガンプラバトルを楽しむ』という言葉が欠けておるな」
　珍庵の言葉に、今度はスレッタが目を丸くした。
スレッタ「楽しむ？」
珍庵「おぬしは、誰かに勝ちたくてガンプラを触り始めたのか？　違うじゃろ。最初はただ、楽しかっただけのはずじゃ」
　スレッタは珍庵老師が今日一日で何を教えたかったのかようやく理解した。
　理解しながらも、今すぐその教えを受け入れるのには難しい事も理解した。
スレッタ「それでも、私は……勝たなきゃダメなんです。でも、あの人が強過ぎるから、どうすればいいのか……」
　思い悩むスレッタに、メイジンと珍庵は呆れたようにため息を吐いた。
珍庵「ふむ……。やれやれ。こうなれば勝つ為の手段を授けてやるしかないのう」
メイジン「……これだけは私も不本意だけど、お願いします、老師」
　夕食を終えた3人は、提灯を手に山奥へと進んだ。

[44 スレ主 23/12/31(日) 03:37:42]

スレッタ(なんだ……ちゃんと試合に勝てる秘策を教えてくれるんだ。よかった)
　スレッタは内心で少し安堵しながら、提灯を持って先導する珍庵老師について行く。
　薄明かりに照らされた老師の顔を見ると表情は険しく、自称姉の顔に至ってはまるでこれから断頭台にでも登るかのように青白かった。
珍庵「荒療治じゃが、これも人生じゃな」
　珍庵老師の不吉な呟きが、スレッタにこれからおぞましい試練がある事を予感させた。

　一行が着いた先は洞窟だった。
　夏なのに空気はひんやり冷たく、入り口からすでに霜が地面を覆っていた。
スレッタ「こ、こんなところがあるんですか」
珍庵「平安時代から千年以上続く『氷室』じゃ。天然の冷凍庫と呼べば分かりやすいかのう。今はすっかり忘れ去られ、誰も使おうとはせん」
　洞窟を奥へと進むと、そこは足元も壁も天井も氷に覆われていた。提灯の光に照らされてキラキラと輝く幻想的な場所だ。
　思わず見惚れていたスレッタに、メイジンは手を差し出す。
メイジン「スレッタ、キャリバーン持って来てるよね。貸してくれる？」
スレッタ「あ、はい」
　何気なくメイジンにキャリバーンの入ったガンプラホルダーケースを渡したスレッタ。
　すると、メイジンは「御免！」と言いながらキャリバーンのケースを洞窟の奥へと放り投げた。
　カランカラン、とケースが転がる音が虚しく木霊した。
スレッタ「な、な、な、な……なんて事するんですか！？」
　怒りよりも困惑で脳内パニック状態のスレッタ。
　珍庵はあくまで落ち着いた声でスレッタに言った。
珍庵「床の氷の厚さはそこそこじゃが、あの辺は実は少し深い水溜まりでのう。ガンプラを取りに行くなら、氷を割らないように慎重に行くがいい」
メイジン「風邪引くのが嫌なら、取りにいかない手もあるけどね。そこは好きにするといいよ」
　珍庵老師と自称姉はそう言い残すと、入り口側に提灯を置いたまま、スレッタを置いて氷室から出て行った。
スレッタ「嘘……でしょ？　嘘だよね？　嘘だと言ってよ、バーニィ」

[45 スレ主 23/12/31(日) 03:51:14]

(これは『京都』と『メイジンが発破』がベストマッチしちゃったダイスの悲劇です。でなければこんなスレ虐展開を誰が描きます？(第六文明人の遺跡構文)

　お察しの通り、元ネタはガンダムシリーズあります。
　あとはスレッタが悟りを開けるかどうか……。
　いよいよジョー戦が近づいて来ました。
　スレッタの明日はどっちだ)

[46 スレ主 23/12/31(日) 05:45:40]

(×元ネタはガンダムシリーズあります。
⚪︎元ネタはガンダムシリーズにあります。)

[47 二次元好きの匿名さん 23/12/31(日) 09:56:01]

保守

[48 二次元好きの匿名さん 23/12/31(日) 11:03:06]

果たしてスレッタは明鏡止水に開眼できるのか？（番組が違います

[49 二次元好きの匿名さん 23/12/31(日) 21:03:21]

スレッタにとって厄日かなにかかな

[50 二次元好きの匿名さん 24/01/01(月) 03:33:27]

あけおめー

[51 スレ主 24/01/01(月) 07:28:39]

(あけましておめでとうございます。
　そしてあいにく元旦なのに仕事あるので帰ってから続き書きます。
　いつもこんなカオスな文章読んでくれてありがとうございます)

[52 スレ主 24/01/01(月) 18:45:16]

(新年早々、大変な事が起きた……。
　無責任は承知の上で言いますが、被災地の方々は頑張って生き延びてください)

[53 スレ主 24/01/02(火) 01:16:18]

(今夜は自粛します)

[54 二次元好きの匿名さん 24/01/02(火) 06:17:32]

保守

[55 スレ主 24/01/02(火) 17:24:58]

　薄暗く寒い洞窟の中、スレッタは恐る恐るキャリバーンへと歩き出した。

スレッタ「とりあえず取りに行かないと何も始まらない。明日の試合に間に合わせる為にも、こんなところで膝を抱えてるわけにはいかないんだ」

　キャリバーンの入ったホルダーケースは氷の床を綺麗に滑って行ったらしい。

　そこへ辿り着くには水溜まりに張られた薄氷の上を…… dice2d5=1 1 (2) 0mも歩かなければいけなかった。

　天井からは無数の氷柱が垂れ下がっており、頭上に落ちれば怪我は免れないだろう。

スレッタ(私、なんでこんなところでこんな事してるんだろう……)

[56 スレ主 24/01/02(火) 17:37:32]

スレッタ「よし、キャリバーン確保。さぁ、帰ろう」

　目測では遠く感じられたケースとの距離だったが、実際に歩いてみると案外近いものだった。

　スレッタは問題なく(判定不要で)キャリバーンの所へ辿り着く。

　だがスレッタがキャリバーンのケースを手にした瞬間、ピキピキと不吉な音を立てながら床の氷に亀裂が走り始めた。

スレッタ「あわわわ！！　ど、どうすれば！？　あ、でもこの状況どこかで見たような……」

　慌てふためきながら、スレッタは懐かしい既視感に囚われる。

スレッタ「そ、そうだ！　こういう時は！！」

dice1d6=6 (6)

1〜3.『何も考えずに走れ！』

4.『愚かな僕を撃て』

5.『天国なんてあるのかな』

6.『おさらばで御座います』

[57 二次元好きの匿名さん 24/01/02(火) 17:39:04]

あかん（あかん

[58 スレ主 24/01/03(水) 04:25:46]

スレッタ「おさらばで御座います」

　足元の氷が割れ始めるが、何かを覚悟したスレッタは逃げようともせず、そのまま氷水の中にドボンと落ちた。

　まもなくスレッタは息ができなくなり、意識が遠のいた。

メイジン「ぜぇ……はぁ……ぜぇ……はぁ……」

珍庵「な、なんとかなったのぉ」

　スレッタがぼんやりと意識を取り戻すと、メイジンと珍庵老師がそばにいた。

　スレッタにとっては数時間くらい時間が経った気がするが、実際は数分以内の出来事だろう。

スレッタ「ゴホッゴホッ！　た、助けてくれたんですね」

メイジン「当たり前でしょ……！　あのまま溺死でもされたら、直接やったわけでなくても絶対世間は私を非難するし……。冗談じゃないよ、まったく。なんで逃げなかったの？」

スレッタ「えっと……なんとなく？」

珍庵「なんとなく、か……。スレッタよ、この試練で何か学んだ事はあるか？」

dice1d3=2 (2)

1.ある　2.ない

3.何も学んだ事はないが、とりあえず薄氷の上を歩く貴重な経験で肝がすわった

[59 スレ主 24/01/03(水) 04:38:34]

スレッタ「……えっと……よくわかりませんでした」
メイジン(もうダメかもしれない、この子……。いっそ私がこの子の替え玉になってジョーに挑んだ方がよくないかな)

　結局、修行の成果は特に何も得られなかった。
　この1日は一体なんだったのか。

　翌日早朝。
　スレッタとメイジンは始発新幹線で東京へ戻る事にした。
　駅のホームまで珍庵老師は見送りに来てくれた。
スレッタ「すみません。色々教えてくださったのに、何も掴めなくて」
珍庵「構わんよ。しかし、スレッタ。今は何か必死に勝ちを求める理由があるのかもしれんが、いつか思い出すがいい。ガンプラは楽しむものだとな」
スレッタ「はい！　ありがとうございました！」
　スレッタが試合会場に到着したのは試合時刻ギリギリのタイミングだった。

グエル「遅いぞ、スレッタ」
スレッタ「すみません！　あれ？　ソフィさんは？」
グエル「アイツはまだ家でボクサー時代のジョーを研究してるよ。ところで珍庵老師のところへ行ったんだろ？　何か得られるものはあったのか？」
スレッタ「……………」
グエル「おい、何故目を逸らした！！」

[60 スレ主 24/01/03(水) 08:05:37]

(セセリアの相方誰にしようか。

　候補は何人かいるけど、迷ったのでダイスで決めちゃえ

dice1d4=2 (2)

1.カザミ　2.沙慈　3.老フリット　4.綺麗なクルーゼ)

[61 二次元好きの匿名さん 24/01/03(水) 18:10:04]

ほ

[62 二次元好きの匿名さん 24/01/04(木) 02:23:32]

保守

[63 二次元好きの匿名さん 24/01/04(木) 06:30:48]

しゅ

[64 スレ主 24/01/04(木) 17:08:26]

(セルほ
　今夜はちゃんと進めます

　今年はこれからいい年になる。
　そう思いたいな)

[65 スレ主 24/01/05(金) 02:52:55]

セセリア「まもなくCブロックの試合が開始されます。解説の沙慈・クロスロードさん、次のスレッタ選手とジョー選手の試合、どう予想されますか？」

　セセリアの質問に、解説担当の青年はまるでテロリストにさらわれた人質のような表情で答えた。

沙慈「あの……何度も言ってるんですけど、僕の専門は宇宙機材でガンプラは専門外なんですよ。何故僕は今日ここへ呼ばれたんでしょうか？

　と言うか、僕今日ルイスとデートする約束してたのに、気がついたらこの会場にいたんですけど？」

　まるで解説になっていないトンチキな実況と解説の席。会場中からは笑いの声が響いた。

スレッタ「あ、あれ？　そう言えば私と一緒に帰って来たメイジンって試合間に合ったんですか？」

グエル「シード枠だから試合はないらしい。前回で各ブロック10人から5人まで絞られて、今日は3人に絞られるそうだ」

スレッタ「それ、次も1人試合がない形になりますよね？」

グエル「……他人の事心配してる場合じゃないだろ。ほら、始まるぞ。行ってこい！」

　ちなみに本選のトーナメントはブロック内で組み合わせが毎回ランダムになる仕様だ。

ジョー「よう、嬢ちゃん。どうも縁があるようだな」

スレッタ「よ、よろしくお願いします！」

　ついに試合は始まった。

　序盤の展開は……

dice1d6=6 (6)

1.スレッタ絶体絶命！

2〜3.スレッタ大ピンチ！

4〜5.なんとか五分五分に持ち込めている

6.スレッタ、まさかの優勢

[66 スレ主 24/01/05(金) 03:10:22]

セセリア「おぉっと！　まさかの番狂わせか！？　下馬評では勝ち目がないと噂されていたキャリバーン、ボクシングガンダムを追い詰めています！」

モブ観客A「おぉ、上手い！」

モブ観客B「ガンプラバトル特有の立体的な動きを活かしたのか！？　確かにボクシングは踏み込みが命！　空中ならその威力は半減するはずだ！」

　ジョー・モリカワの近接格闘特化型ガンプラは完璧なファイターだった。素早く、攻撃力もあり、耐久性も申し分ない。おまけにキャリバーン対策でIフィールドも使えるようにしていた。

　それでもスレッタは優位に立てた。

スレッタ(この人のボクシングの試合を観たおかげで癖やスタイルがなんとなく分かった気がする。これならなんとか！！)

ジョー「へぇ、俺のデンプシーロールまで警戒して来るか。それに俺がカウンター使いだって事も見抜いてると来たもんだ。嬢ちゃん、もしかして俺のファンかい？」

　思わず独り言が溢れるジョー。

　知らず知らずの内に彼の闘志が高揚しつつあった。

　スレッタはこのまま優位を維持できるか？

dice1d6=6 (6)

1〜2.だが強力なブローの一撃に状況はひっくり返された

3〜4.徐々にボクシングガンダムに追い詰められて、互角に持ち込まれた

5.スレッタ、優勢をキープ！

6.ボクシングガンダム撃破！　スレッタ大勝利！！

[67 スレ主 24/01/05(金) 03:33:44]

スレッタ(アレ？　さっきからおかしいと思ってたけど、私から見て右側に回り込むと、反応が少し遅い気がする。もしかしたらこれで……！)

　キャリバーンは電光石火のごとくボクシングガンダムの左側から背後を取りに行った。

　ほんの一瞬遅れてボクシングガンダムも旋回し、キャリバーンの姿を追う。

　だがその一瞬の差が勝敗を分けた。

　キャリバーンが抜いたビームサーベルによる捨て身の一撃がボクシングガンダムを頭部から腹部までを一閃する。

　やや遅れてボクシングガンダムの右拳がキャリバーンの頭部に飛んだが、途中で動きが止まった為に浅い打撃になってしまった。

　そしてボクシングガンダムはそのまま二度と動かなくなった。

セセリア「試合終了！！　スレッタ選手の勝利です！！」

　セセリアはどこからかゴングを取り出し、やかましく鳴らした。

　沙慈は両耳をふさいだ。

ジョー「負けたぜ、嬢ちゃん。まさか俺がパンチドランカーで、右眼も悪くなってる事に気づいてたとはな……」

スレッタ「えっ……！？　そうなんですか！？」

ジョー「……なんだよ、気づかずやったのか。大したもんだぜ。必ずチャンピオンになれよ」

　ジョーはそう言って握手を求めてきた。

　スレッタは相手の弱みをつけ込んだような罪悪感を覚えながらも、その手を握った。

スレッタ「はい……！　私、もっと強くなります！」

ジョー「へへ……、嬉しい返事だ」

　こうしてスレッタは2回戦を突破した。

画像引用元

— 2024年11月21日

[68 スレ主 24/01/05(金) 03:46:52]

　ちょうどその時、家でジョーの研究をしていたソフィが汗だくになりながらスレッタのところへ駆け寄って来た。
ソフィ「お姉ちゃん、分かったよ！　あの人の攻略法！　驚かないでよ！　あの人実はパンチドランカーなんだよ！　しかも視神経にもダメージあって、普段の試合はファイト精神で騙し騙しやってるけど、よく分析すれば致命的な隙があって、それで…………
　あれ？　もしかして試合はもう終わっちゃったの？　もしかして負けちゃったの！？　私が間に合わなかったばかりに！」
　ソフィは必死にスレッタの手助けをしようとしてくれていたみたいだ。
　なんとも微笑ましい。
スレッタ「うん、ありがとう」
　スレッタはソフィの頭を優しく撫でた。

(大会中盤の強敵のつもりで出したジョーがまさかこんなあっさりやられるとは……)

[69 スレ主 24/01/05(金) 09:10:29]

(スレッタ勝ったのに、やっぱりコレジャナイ感ある)

[70 スレ主 24/01/05(金) 19:30:36]

　スレッタは2回戦突破できたが、他のファイター達はどうなったかな？

　3回戦に行けるのは各ブロックわずか3人までだ。

　メイジンは試合ないのでBブロックはディルフィのパイレーツガンダムが順当に勝ち残るぞ。

・Aブロック

　仮面ファイター0号(エリクト)の対戦相手

dice1d4=3 (3)

1.ケナンジ　2.チュチュ　3.ウィリアム　4.モブ

(4以外は他の3人も組み合わせて試合する)

[71 スレ主 24/01/06(土) 03:22:11]

　ウィリアムがエリクトと対戦。あのクソつよスナイパーもついに敗退か？

dice1d6=4 (4)

1〜2.エリクトの圧勝

3.エリクトの辛勝

4〜5.意外と拮抗している

6.まさかのエリクト敗退(理由は追加ダイスで)

　他に何か起きるかな？

dice1d4=2 (2)

1.エリクトの仮面割れ(正体バレイベント)

2.ラウダがウィリアムに決闘を申し込む

3.シャディクがまた余計な事を企む

4.3回戦が1対1ではなく三つ巴の準決勝に変更された

[72 スレ主 24/01/06(土) 04:48:08]

　あとグエルに宣戦布告したミオミオはどう出るかな？

dice1d6=2 (2)

1.この日は父を優先して特に何もしない

2.スレッタに色仕掛けをする

3.プレゼントで気を引こうとする

4.スレッタ攻略のため色々考えてるけど、迷走中

5〜6.スレッタの家に押しかける事を決意する

[73 二次元好きの匿名さん 24/01/06(土) 05:21:51]

あら～～

[74 二次元好きの匿名さん 24/01/06(土) 09:02:53]

ミオリネ、これはこれで迷走してないかな？

[75 二次元好きの匿名さん 24/01/06(土) 16:59:27]

もしかしたら色仕掛けは建前で自分がしたいだけかも知れない

[76 二次元好きの匿名さん 24/01/06(土) 17:18:27]

ミオリネが本編よりめんどくさい子になっている……

[77 二次元好きの匿名さん 24/01/07(日) 00:02:25]

保守

[78 二次元好きの匿名さん 24/01/07(日) 06:54:57]

ほ

[79 二次元好きの匿名さん 24/01/07(日) 11:14:00]

これで負けたら姉引退するしかないな、エリクト

[80 スレ主 24/01/07(日) 18:00:59]

(更新遅くなってすみません

エリクト敗退なんてしたら攻略対象誰も大会に残らないし、どうしよう……)

[81 スレ主 24/01/08(月) 03:06:29]

　スレッタの試合が終わったちょうどその頃、京都にて。
　珍庵老師は弟子と仲良く『連合vsザフトⅡ』で遊んでいた。
珍庵「スピード覚醒からの姑息な格連打なんて効かんで！　シールドで弾いたるわ！」
弟子「嘘ですやろ！？　こんなん百歳超えの人の反応速度ちゃいますやん！？」
珍庵「フハハハ！　まだまだやな！　次はLストライクで挑んで来るんやな！　これで終わりや！　……おっと、タイムや」
　超エキサイティングしていた珍庵だったが、どうやら電話が鳴っていたのでゲームを一時停止させた。
　それから珍庵は咳払いをし、静かに受話器を取ると、さっきまでとは別人のように落ち着きと貫禄のある声で受話器に向かって会話し始めた。
珍庵「スレッタか。その様子じゃと勝てたようじゃな。……ふむ。じゃがガンプラの道は果てしない。精進を怠るでないぞよ」
弟子「師匠、今更なにカッコつけてますん？　関西弁どこ行ったんですか？」
　弟子の質問に対して珍庵は立てた人差し指を口元に当てて「静かにせんか」とサインを送ってきた。
　弟子ははいはいと頷きながら、長年付き合いのある師匠の奇行に目を瞑った。

弟子(……ここ数年、イメチェンして若い世代の人らに『老師』とか名乗り始めとるって噂ホンマやったんか)

[82 スレ主 24/01/08(月) 03:37:40]

　話は大会会場に戻る。

　Aブロック第１試合は、エリクトとの対決が近づいているケナンジが、そのモチベーションを糧にイングランド代表のカズアワー・セモブマンをわずか27秒で撃破していた。

　その実力は若き日の全盛期を超えていると、会場で観ていた評論家達を唸らせた。

ウィリアム「チャンプ、ずいぶん燃えてるねぇ。おかげでこっちの試合も早くなっちゃったよ。さて……」

　ウィリアムが控室を出ると、ラウダが待ち構えていた。

ラウダ「ウィリアム・ツィマット。貴様に決闘を申し込む。勝敗に関わらず次の試合の後で、俺とガンプラバトルしろ」

ウィリアム「……嫌だ、と言ったら？」

ラウダ「そんな事をしてみろ……。泣きながらお前を指差してみんなに言いふらしてやるぞ」

ウィリアム(それは……すごく困る)

　これにはさすがのウィリアムも折れた。

ウィリアム「どういう条件でやるの？」

ラウダ「俺が勝ったら、貴様には3回戦を棄権してもらう。もっとも、次の試合で仮面ファイター0号に敗退するなら、この条件は忘れてくれていい」

ウィリアム「私が勝ったら？」

ラウダ「そうだな……」

　ラウダが賭けるものとは……

dice1d4=3 (3)

1.ラウダが大会を棄権する

2.シュバルゼッテをあげる

3.ウィリアムをグエルの婚約者候補に推薦する

4.ラウダがウィリアムの舎弟になる

　ただしこの条件は……

dice1d2=1 (1)

1.ウィリアムが2回戦敗退したら無効とする

2.ウィリアムが2回戦敗退しても有効とする

[83 二次元好きの匿名さん 24/01/08(月) 05:44:23]

グエル「！？」

[84 二次元好きの匿名さん 24/01/08(月) 10:20:24]

ラウダといいミオリネといい、最近頭のネジ抜けてるヤツ多いな

[85 二次元好きの匿名さん 24/01/08(月) 18:08:01]

ほ

[86 二次元好きの匿名さん 24/01/08(月) 18:12:37]

とりあえずがんばれエリクトお姉ちゃん・・・

[87 二次元好きの匿名さん 24/01/08(月) 23:13:08]

しゅ

[88 スレ主 24/01/09(火) 04:26:26]

(風邪でちょっとダウン中。少し休めばまた頑張れるはず……)

[89 二次元好きの匿名さん 24/01/09(火) 09:31:31]

無理せんとくれ保守！

[99 二次元好きの匿名さん 24/01/09(火) 11:40:59]

他スレでも暴れてた人か…
平日昼間から御苦労なこったね

[101 二次元好きの匿名さん 24/01/09(火) 11:42:05]

スレ主 この人荒らしなのよ
ロボカテのスレを埋めまくってる

[111 スレ主 24/01/09(火) 12:12:13]

(>>89 ありがとうございます)

[112 二次元好きの匿名さん 24/01/09(火) 12:21:55]

>>111

（スレ主さんご無理なさらずに）

[113 スレ主 24/01/09(火) 22:31:23]

セセリア「ヅダ、必死に逃げてます！　逃げながらも追いかけてくるエアリアルに反撃してます！」

沙慈「狙撃タイプのガンプラでは接近戦は不利ですからね。ヅダが逃げるのもエアリアルが距離を詰めるのも必然でしょう(ホントはよく知らないけど)」

　エリクト対ウィリアムの試合はドッグファイトのような空中での追いかけっこになった。

セセリア「ここまで圧倒的な力を発揮してきました仮面ファイター0号選手、必死に追いかけてます！　見失えば一方的な狩りになると確信しているからでしょう！　もちろん自分が獲物役ですね！」

沙慈「ウィリアム選手はもちろんその状況目当てなわけですが、あの機動力相手では分が悪いですね」

　ヅダF・イェーガーの機動性はこの大会でもトップクラスだった。だが相手はエアリアル強化改修型。

　トップクラスであっても真のトップではない。

　全力で逃げても次第に2機の距離はジリジリと詰まっていった。

エリクト「よし、もらったよ！」

　エアリアルはヅダの右側に旋回しながらビームライフルを向けた。確実に当たる距離。ダメージを与えるには十分だと確信できた。

　だがしかし同時にヅダも狙撃砲を旋回するエアリアルの行き先を読んで向けてきた。

　エリクトは背筋が凍るような感覚を覚えて回避を試みたが、もう遅い。

　同時に撃ち合う2機のガンプラ。

　エアリアルは右肩を撃ち抜かれ、ヅダも左肩を損傷した。

エリクト「くっ、まさか誘い込まれた！？　こんな距離で偏差撃ちしてくるなんて！」

　遠くで観客達が呑気に歓声を上げているが、恐らくそれもウィリアムに対してだろう。

エリクト(格下だと思ってたけど、甘かった！　この子を倒さないと、あの偽エリクトと戦えない。お母さんもスレッタも守れなくなる！　ボクは負けられないんだ！！)

　アシムレイトによりフィードバックされたダメージで左肩が痛い。それでも負けられない闘いだった。

　状況は互角。どうする？　エリクト。

dice1d6=5 (5)

1〜3.策を練る

4〜5.気合いとアシムレイトでなんとかする

6.捨て身で挑む！

[114 スレ主 24/01/09(火) 22:44:41]

　一方ウィリアムもまた焦りを感じていた。

　だがスナイパーとしての才能のおかげか、焦りながらも彼女の指先は精密機械のごとくガンプラを操縦していた。

ウィリアム(やっぱりこの人強い……。ホンモノのエリクト・サマヤなんだっけ？　スレッタちゃんの様子見てたらそれっぽいし。でも……必ず勝たないと。だって次の相手も決まっちゃったから！)

　回想。

ラウダ「俺が負けたら貴様をグエル兄さんの婚約者として推薦しよう」

ウィリアム「え、いらないんだけど」

ラウダ「き、貴様！！　兄さんの婚約者になる事が不満だと言うのか！？」

ウィリアム「いや、だって私男に興味ないし」

ラウダ「くっ！　……まぁいい。必ずギャフンと言わせてやる！　覚悟しろ！」

　ラウダはそう言って去って行った。

ウィリアム(ペトラちゃんもらうって条件じゃダメだったのかな……)

ウィリアム「よくわかんないけど、ここで負けたらあの弟くんがガッカリしちゃうからね。必ず勝つよ、仮面ファイター0号！！」

　ウィリアムは……

dice1d6=4 (4)

1〜3.携帯していたグレネードなどでエアリアルを罠にかける

4〜5.このまま格闘戦を避けるように距離を維持しつつ、偏差撃ちでエアリアルを削る

6.反転してエアリアルに蹴りを叩き込む！

[115 スレ主 24/01/09(火) 23:00:45]

　試合は長期戦にもつれ込んだ。

　どちらのファイターも捨て身や奇策に勝負を委ねる事はせず、ガンプラの性能とファイターの実力だけで撃ち合う事になった。

　だが、ガンプラの性能で言えばエアリアルが有利であり、ファイターの実力でもいかにウィリアムと言えどもエリクトには及ばない。

　果たして勝負の行方は？

(※ダイスロール五番勝負。数字の大きい方が勝ち)

・1ラウンド

エアリアル　dice3d60=4 44 59 (107)

ヅダF dice3d50=20 29 40 (89)

・2ラウンド

エアリアル　dice3d60=6 3 5 (14)

ヅダF dice3d50=30 10 5 (45)

・3ラウンド

エアリアル　dice3d60=47 46 22 (115)

ヅダF dice3d50=50 45 28 (123)

・4ラウンド

エアリアル　dice3d60=10 28 42 (80)

ヅダF dice3d50=25 21 2 (48)

・5ラウンド

エアリアル　dice3d60=36 1 26 (63)

ヅダF dice3d50=47 2 37 (86)

[116 スレ主 24/01/09(火) 23:04:29]

　エリクト 2対3 ウィリアム

　エリクト、敗退

[117 二次元好きの匿名さん 24/01/09(火) 23:05:14]

……うそじゃろ？？？

[118 スレ主 24/01/09(火) 23:08:02]

(ごめん、スレ主も↑のスレッタみたいな顔してるわ

　……どうしようこれ
　グエルもエリクトも負けるオリキャラとか想定外なんだけど)

[119 二次元好きの匿名さん 24/01/09(火) 23:13:41]

スレ主も読者もエリクトも目玉がすっとぶ展開になっとる！？

[120 スレ主 24/01/09(火) 23:25:33]

セセリア「試合時間50分にも及ぶ死闘の末、僅差で勝利したのは！　ウィリアム・ツィマット選手でした！！」

　試合会場から割れんばかりの拍手が鳴り響く。

　ウィリアムだけでなく、仮面ファイター0号の健闘をも讃える拍手喝采だった。

　そんな中でスレッタは呆然としていた。

スレッタ「嘘……エリクトお姉ちゃんが、エアリアルが負けた？」

グエル「まさかこれほどとはな……」

ケナンジ「……………何者なんだ、あのヅダ乗り」

　そんな中。

　エリクトを名乗るエリクトのクローン人間であるメイジン・カワグチは、エリクトの敗北を知り……

dice1d6=5 (5)

1.失笑！　爆笑！　嘲笑！

2.エリクトに失望した

3.呆然自失し、色々と困惑した

4.復讐の為に動き出した

5.エリクトに決闘を挑む事にした

6.ボロボロのエリクトに追い討ちをかける事にした

(一旦ここまで。決勝戦の絵面が想像できなくなってきた……)

[121 スレ主 24/01/10(水) 04:32:35]

(あと書き忘れてたけど)
　シャディクは最大の敵エリクトが敗北した事で歓喜した。
シャディク「これでメイジン・カワグチの優勝は確定だね。
　……ん？　ウィリアム？　あぁ、あんなのマグレ勝ちみたいなものだよ。メイジンの敵じゃないな。
　水星ちゃんは……以前は強敵だとは思ってたけど、所詮はエリクトの完全下位互換だろ？　今は脅威を感じないね。
　これでもう役立たずな裏世界のファイター達を使う必要もない。メイジンが優勝した後、メイジンにガンプラバトルの暗部を告発させれば、現体制が崩壊。後は俺の希望通りの革命がやり放題だよ」
サビーナ(何か、よくないフラグ立ってないか？)

　あとついでにケナンジはこの夜メチャクチャヤケ食いした。

[122 二次元好きの匿名さん 24/01/10(水) 11:12:06]

保守

[123 スレ主 24/01/10(水) 19:38:55]

　アシムレイトで受けたダメージに耐えながら、エリクトは大会会場を後にする。

エリクト(アシムレイト使ってたのバレたかな。でも負けたからどうでもいいか。それよりどうしよう。これじゃあお母さんを守れなくなっちゃう。偽のルブリスも処分できなくなるし……あ、もうそれはほとんど潰したからいいや)

　外は雨が降っていたが、エリクトは傘を持ってきていない。今朝は快晴だったのだ。

エリクト(嫌な事って重なるもんだね)

　真夏なので風邪を引くほど寒くはなる事はないだろう。エリクトは雨に打たれながら帰る事にした。

　雨粒の不快感を呆然と受け止めながら歩いていると、背後から誰か追いかけてくる足音がした。

　足を止めて振り返ると、現メイジン・カワグチであるエリクトのクローンが肩で息をしながら、エリクトを睨んでいた。

メイジン「エリクト！　今すぐ私と勝負しろ！！」

エリクト「……無理だよ。エアリアルは撃墜されたんだ。また今度なら……」

メイジン「逃げるな！　私のエアリアルの予備パーツを貸してもいい。今すぐだ！　今すぐ私と戦え！！」

メイジン「今日はなんて日だよ……」

　一方その頃スレッタだが……

ミオリネ「ス、スレッタ……今日の私、セクシーでしょ？」

スレッタ「ミオリネさん……」

ミオリネ「恥ずかしいけど、スレッタが喜んでくれるようなドレスを選んだの。私、スレッタが望む事なら、なんでもしてあげる。色ボケなスレッタの強大な性欲だって受け止めてあげるから……」

　露出の多めなドレスを着てスレッタを誘惑するミオリネだったが、その色仕掛けのタイミングは最悪だった。

　果たしてスレッタは騙されてくれるかな？

dice1d10=1 (1)

1〜6.スレッタ「ごめんなさい、ミオリネさん。私、お姉ちゃんが心配なので、先に帰ります」

7.スレッタ(ミオリネさん……。私の事をそんなに好きでいてくれたんだ……)

8.スレッタ「ミオリネさん、ダメですよ！　そんな格好！　早く何か羽織ってください！」

9.スレッタ(なんだろう。ムラムラしてきた)

10.スレッタ(ちょっとくらい、浮気してもいいよね？)

[124 二次元好きの匿名さん 24/01/10(水) 19:49:07]

ですよねー

[125 スレ主 24/01/11(木) 00:52:42]

(エリクト周りが重い展開になるの確定な気がしてきたから、とりあえず先に軽い方の話片付けよう)

　エリクトに勝ったウィリアムは大破したヅダF・イェーガーを予備パーツで組み替え、ラウダの待つ新たな戦場へ向かった。

ウィリアム「待たせたね」

ラウダ「勝ったようだな。では、約束通り賭けてもらうぞ。次の3回戦の権利を」

　ヅダF・イェーガーも強力だが、ジェターク社最高傑作のシュバルゼッテはその性能を超える。

　それでも、今の彼女には格上でもそう簡単には倒せないであろう凄みがあった。

　ラウダも緊張で手の震えが止まらない。

ラウダ「では……行くぞ！

　ガンプラバトル！　レディゴー！！」

　果たして勝負の行方は……

dice1d9=2 (2)

1.ウィルの圧勝

2.ウィルの勝利

3.相討ち

4.ラウダの辛勝

5〜6.ラウダの勝利

7〜9.戦力拮抗。その間に何かイベントが発生する

[126 スレ主 24/01/11(木) 00:59:35]

(誰かあの天才を止めろ！！)

[127 スレ主 24/01/11(木) 01:07:36]

ウィリアム「ふぅ〜。なんとか勝てたかぁ。連戦はキツいなぁ……」

ラウダ「ば、馬鹿な……。シュバルゼッテが……。

　こんな、こんなポッと出のオリキャラに負けるなんて！　まだロクな活躍してないのに！！」

ウィリアム「あー。そう言えば、私が勝ったら何くれるんだっけ？」

ラウダ「くっ、認めよう。貴様は今からグエル兄さんのフィアンセだ！」

　ウィル子は……

dice1d6=1 (1)

1.「ま、それでいっか。玉の輿だし」と妥協した

2〜3.「それより、あのペトラって子くれない？」

4.「それより、君……可愛い顔してるね。負けたんだから、私の下僕になってよ」

5.「いらないから、ヅダの修理代ちょうだい」

6.「シュバルゼッテとその予備パーツくれる？」

[128 二次元好きの匿名さん 24/01/11(木) 08:31:33]

ダイス裏目ばかりだな

[129 二次元好きの匿名さん 24/01/11(木) 12:09:04]

逆張り系ダイス……

[130 二次元好きの匿名さん 24/01/11(木) 14:18:23]

ここのダイス神はこんがらがった人間関係をお望みなのか……？　ボブは困惑した。

[131 スレ主 24/01/11(木) 21:56:19]

　ミオリネの誘惑をスルーしてスレッタはエリクトを探しに行くが、エリクトとメイジンの対決はどうなってるかな？

dice1d6=4 (4)

1〜2.まだ戦ってるところ

3〜5.エリクトがボコボコに負けてる

6.エリクトが勝った

[132 スレ主 24/01/12(金) 01:30:36]

　アスティカシアガンプラ学園の教室の一つで、2人の戦いが行われていた。
　だが戦いと言うにはあまりに一方的だった。
　仮面を外したエリクトが、瓜二つの顔をしたメイジンに何度も戦わされて、何度も敗北していた。
メイジン「まだだ！　もう1回だ！　お前の本気はこんなもんじゃないだろ！」
　ガンプラ自体はダメージを受けない設定にしてあったらしく、青と白を歪な赤でかろうじて補強修復されたエアリアルは撃墜されながらも無傷だった。
　だがアシムレイトで受けたダメージはそれとは比較にならないほどエリクトを傷つけていた。
　膝をつき、もはや立ち上がる気力すらも乏しいエリクトのその姿は痛ましい。
　ウィリアムに敗北して精神的にも傷ついていたエリクトに、初めからこのバトルで勝ち目などなかったのだ。
エリクト「な、何度やっても……君の勝ちだよ。僕の事は好きにしていい。でも、お母さんだけは……見逃してくれ……」
メイジン「まだっ……まだそんな事を言うのか！　だったら本気で戦え！　私に勝ってみせろ！」
　また、試合が始められる。
　一方的に蹂躙され、エリクトは敗北する。
メイジン「こんな……こんなヤツが……私が追い求めていたオリジナルなのか……？　スペアパーツとして生み出された私が……いつか、倒すと決めたオリジナルが……こんな……！！」

スレッタ「お姉ちゃん！　メイジンさん！」
　そこへスレッタは駆けつけた。

[133 スレ主 24/01/12(金) 01:53:22]

メイジン「スレッタ……」

エリクト「スレッタ……ダメだ。近づいたらいけない……くっ！」

スレッタ「お姉ちゃん！」

　冷たい床に倒れ込むエリクトをスレッタは介抱する。

　雨に濡れて身体が冷えたのだろう。その身体はまるで氷のように冷たく感じられ、とてもガンプラバトルをできる体調には思えなかった。

スレッタ「メイジンさん！　お姉ちゃんはもう戦えないんです！　ガンプラバトルがしたいなら、日を改めて万全の状態でしましょう！」

　スレッタはメイジンに説得を試みるが、彼女は殺気とも取れるおぞましい気配を漂わせながらエリクトを見下ろした。

メイジン「勘違いしちゃダメだよ、スレッタ。私がやりたいのはね、ガンプラバトルじゃなくて復讐なんだよ」

　メイジンはスレッタになど興味がないように、自身のガンプラをフィールドから広い上げ、教室を出て行こうとした。

メイジン「もう、どうでもいいや。ガンプラバトルなんて所詮は戦争ごっこのおままごと。こんなのスポーツでもないし、幼稚な遊びに過ぎないんだ。くだらい……。本当にくだらない……」

スレッタ「メイジン……さん？」

メイジン「エリクトには勝ったんだ。もういいよね？　母さんを……そろそろプロスペラを殺しに行く事にするよ」

スレッタ「えっ！？」

エリクト「ま、待って！　それだけは！　ボクはどうなってもいいから！　お母さんだけは！！」

メイジン「敗者の指図なんか聞きたくないね。エリクト、お前だけは生かしておいてあげるよ。せいぜい今度はお前が私に母殺しの復讐に励むんだね！」

　スレッタはメイジンを止める為に動く。

dice1d6=4 (4)

1〜3,「私とガンプラバトルで勝負してください！」

4〜5.「お母さんと話し合いましょう！」

6.「行かないで、お姉ちゃん！」

[134 スレ主 24/01/12(金) 02:23:15]

スレッタ「お、お母さんと話し合いましょう！」
メイジン「………は？」
スレッタ「お母さんは、本当は優しい人なんです。アシムレイトで大変だったエリクトお姉ちゃんの為に色々頑張ってただけで、絶対に悪気なんてないんです。だから……メイジンさんの事も本当はすごく後悔してるんじゃないでしょうか？」
　スレッタの思いもよらない言葉に、メイジンは怒りで全身を震わせた。
メイジン「だったら、何？　今更『ごめんなさい』って言ってくれれば全部丸く収まるの？　ふざけないでよ……。そんな言葉で、私の人生は償えないんだ！」
　それでもスレッタは言葉を続ける。
スレッタ「生まれてきた事が全てなんですか？　今日まで生きてきた事全てが、お母さんのせいで不幸になったんですか？　メイジンさんは、自分自身で何一つ幸せを手に入れられなかったんですか？
　私は……、一緒に京都に行った時のメイジンさん、楽しそうだなって思いました。あの時のあなたは、嘘だったんですか？」

　予想外の攻撃にメイジンは怯んだ。
メイジン(この子に近づき過ぎたんだ。今の私が動揺してるのは、この子の無邪気さを知ってしまったからだ。迂闊だった。もっと冷徹にならないと……)

　メイジンは深く息を吐くと、スレッタを睨んだ。
メイジン「気が変わったよ、スレッタ。大会決勝戦で待つ事にした。それまでプロスペラに手を出すのはやめよう」
スレッタ「それじゃあ……」
メイジン「キャリバーンを粉々に壊してやる。それからじっくりとプロスペラを締め上げて、態度次第ではやっぱり殺す事にしよう。せいぜい、私と戦えるように腕を磨いておくんだね、スレッタ」
　メイジンはそう言って去って行った。

[135 スレ主 24/01/12(金) 06:26:06]

(せるふ保守)

[137 スレ主 24/01/12(金) 16:47:18]

(ラウダ、別に大会で敗退したわけじゃないから、普通にフェルシーと対戦する可能性あるんだな。
　2人に因縁とかあるわけでもないし、ぶつかったら普通にラウダが勝って終わるかと思ってたけど。
　これ、場合によってはフェルシーがガチギレモードでラウダをしばきに行く事になるのでは？
　ダイス神はその展開を望んでいた……？)

[138 二次元好きの匿名さん 24/01/12(金) 16:50:29]

ダイス神の趣向がわからなさすぎる定期
スレッタ&スレ主頑張れ

[139 二次元好きの匿名さん 24/01/12(金) 17:17:55]

>>137

フェルシーちゃん「ラウダ先輩ーなんでよりによってあのクレイジー変態スナイパーをグエル先輩にあてがいやがるんっすかー！！」（激おこぷんぷんストーム

こうですか？わかりません！＞＜

[140 スレ主 24/01/13(土) 02:58:46]

(>>139 フェルシーちゃん可愛いですね。

　忘れがちですが、それ以前にフェルシーとグエル付き合ってるんですよ。

　交際関係のある男に勝手に別の婚約者を用意なんてしたら、最悪刺されかねないですよね、ラウダくん)

[141 スレ主 24/01/13(土) 03:32:14]

グエル「スレッタ……その人、エリクトなのか？　何があったんだ？」
スレッタ「い、いいから、肩貸してください」
グエル「あ、あぁ。……ソフィ、フェルシー。風呂と食事の用意をしてくれ！　さっき多めに買って来たゴ⚪︎ラバーガー、全部レンジに入れておけ！」
ソフィ「はーい」
フェルシー「了解ッス！」

　スレッタは疲労とダメージで衰弱していたエリクトを連れてタクシーでマーキュリー家に帰った。
　母と一緒のところに帰す事も考えたが、家の方が近く、すぐに身体を温めて休めるので、その方がいいと考えた。
　先に帰っていたグエル達に手伝ってもらい、エリクトはようやく休息を取る事ができた。
エリクト「ごちそうさま。ジェターク家って意外とジャンクなの食べるんだね」
グエル「悪いか」
エリクト「ううん。おかげで元気出たよ」
スレッタ「お姉ちゃん、もう大丈夫？」
エリクト「うん。……ごめんね、スレッタ。エアリアル、取り上げたりして」
スレッタ「……いいんだよ。もう、いいんだ」
　エリクトが初めて見せた本心からの謝罪に、スレッタは微笑みながら首を振る。
スレッタ「お母さんの為だったんでしょう？　それだけじゃなくて、私を21年前の因縁から遠ざけてくれたんだよね。もう大丈夫だよ。何も気にしてないから」
　やっと姉の心に触れる事ができたスレッタ。

　その晩、姉妹は今までの人生で一番長く色々な話をした。今までの秘密やわだかまりがなくなった分だけ、姉はたくさんの話を聞かせてくれた。

　翌朝には雨は止んでいた。

[142 スレ主 24/01/13(土) 03:48:50]

　一方、メイジン・カワグチは一晩中眠れなかった。
　スレッタにエリクトへの制裁の邪魔をされて以降、ずっと苛立ちが止まらなかったのだ。
メイジン「なんで……。私の事、何も知らないくせに……なんであんな鬱陶しい事を……」

『お母さんと話し合いましょう』

　何を話し合えと？

『生まれてきた事が全てなんですか？』

　全てで悪いのか？

　エリクトの為だけに作られた人形。
　そんな無意味な生から逃れ、人としての矜持を取り戻す為に、復讐は必要な行為だった。
　復讐がなければ前に進めなかった。
メイジン「スレッタ……。嫌いじゃなかったのに」
　今はもうエリクトには興味がない。
　スレッタこそが本当の敵だ。
　メイジンは、自分にそう言い聞かせるようになった。
メイジン「お前が……私の立場でも、同じ事を言えるの……？」
　朝日の眩しさがひどく不快だった。

[143 スレ主 24/01/13(土) 03:58:08]

　ところでウィリアム・ツィマットをトチ狂ってグエルの花嫁にすると言い出したラウダ。

　彼は屈辱的ではあるが、ウィリアムの能力を認めてはいるのだ。そうでなければグエルの婚約者になど推薦しないはずだ。

　そんなラウダの本気度はどれくらいかな？

dice1d6=3 (3)

1.即刻グエルをジェターク家に連れ戻して軟禁。フェルシーやスレッタに近づかさせないようにした

2〜3.↑をやろうとしたが、大会準決勝までは様子見にする事にした。とりあえずグエルにも伝え、フェルシー達にも釘を刺しておく

4〜5.実は大会でラウダ自身がウィリアムにリベンジするつもりではある。勝ったら約束は反故にするつもりだ

6.本音を言えばフェルシーとスレッタに期待している。もし2人がウィリアムに負けたら諦めるしかないが、陰ながら応援している

[144 二次元好きの匿名さん 24/01/13(土) 06:43:22]

保守

[145 スレ主 24/01/13(土) 17:07:19]

　昼頃になると3回戦の組み合わせについてウォンから新たな発表があった。

　ありがたい事にテレワークみたいな形で、在宅からもウォンの発表を聞く事ができた。

ウォン〈3回戦進出が決まった皆様、おめでとうございます。あなた方9名はガンプラに選ばれた猛者です。3回戦でもぜひその実力で大会を盛り上げて頂けるよう、私は(以下省略)〉

　ウォンは約5分にも及ぶ無駄に長い挨拶の末、次の試合について……

dice1d6=6 (6)

1〜3通常通り1対1の試合を各ブロックで行い、選手1名は試合なしという事にした

4〜5.大会を盛り上げる為に、三つ巴戦にして準決勝という事にした

6.ブロックを一度シャッフルして1対1の試合を行うと言い出した。

[146 スレ主 24/01/13(土) 17:20:07]

グエル「え……今、こいつなんて言った？」

フェルシー「聞き間違いッスよね？」

ソフィ「結構ひどいよねー。ブロックをシャッフルなんてしたら、次の試合への想定と対策狂っちゃうじゃん」

エリクト「……これ、みんな怒るだろうね。ケナンジチャンプも、あの子も……」

　案の定、選手達からはウォンに対して非難の嵐だった。しかしウォンは涼しい顔で「主催者は私ですから」などとほざいている。

スレッタ(あ、今日の発表が大会会場でなく通信制だったのって、何言ってもノゴローさんの時みたいに殴られる心配がないからなんだ……)

　この邪智暴虐の大会主催者を止める者はいるだろうか？

dice1d6=4 (4)

1〜3.残念ながらもういない

4〜5.やはり暴力！

6.メイジンとケナンジが「棄権するぞ」と圧力をかけてきた(効果があるか等は追加ダイスで)

[147 スレ主 24/01/13(土) 17:27:45]

　案の定、ウォンは殴られた。

　誰がやったかな？

dice1d6=4 (4)

1.ノゴロー再び　2.ジョー　3.ケナンジ　

4.ディルフィ　5.チュチュ

6.気性の荒い厄介ファンモブ

(ちなみに現在残ってる選手は、

Aブロック　ウィリアム　ケナンジ　チュチュ

Bブロック　メイジン　ディルフィ　モブ

Cブロック　スレッタ　ラウダ　フェルシー)

※画像はイメージでもなく特に意味はない

[148 スレ主 24/01/14(日) 03:00:09]

ディルフィ「ウォン！！　みんなを困らせるヤツは俺が許さねぇ！！」

ウォン「キャ、キャプテン・ディルフィ！？　何故ここに！？　グワァア！！」

　ウォンはボコボコに殴られた。

　数十分後、ウォンは譲歩して今まで通りブロックのシャッフルなどせずに3回戦を行う事を確約した。

ウォン「イテテ……。それにしても大した自己犠牲の精神ですね。まさかあなたがノゴローさんみたいに失格覚悟でこうして私に意見しに来るとは。いやはや、感服しましたよ」

　ウォンの言葉にまったく意味を理解してないようにディルフィは首を傾げる。

ディルフィ「何言ってんだ、お前。俺はまだ大会に参加するぞ？」

ウォン「……え。あ、いや、だからですね？　普通こうして主催者に暴力を働くなんて、失格なんですよ。むしろ警察沙汰にしないだけでも感謝してもらうべきなんですよね」

ディルフィ「断る！！　俺はまだ3回戦へ行く！！」

ウォン「えぇ……」

　大胆にして滅茶苦茶なこの男のワガママに、ウォンは開いた口が塞がらなかった。

　ディルフィのこの無茶な要求は通るかな？

dice1d2=2 (2)

1.ウォンは諦めた。何故か通る

2.さすがにウォンも怒った。通らない

[149 スレ主 24/01/14(日) 03:11:23]

　ディルフィ、失格処分。

　この衝撃的なニュースに、彼の地元ブラジルのファン達は「キャプテンのやる事だし、今さら騒ぐほどじゃない。帰って来たらみんなでいつも通りしばいてやる」とコメントしている。

メイジン(『パイレーツ・ガンダム』のラバー装甲や手足の伸縮ギミック、それにAGE特有の換装仕様に、クロスボーン系の隠し武器…………色々対策用意してたのになぁ。無駄になっちゃったよ。

　…………楽しみにしてたんだけどなぁ…………)

　そしてついに、3回戦の組み合わせが発表される。

・Aブロック

dice1d3=1 (1)

1.ケナンジ対チュチュ

2.チュチュ対ウィリアム

3.ウィリアム対ケナンジ

・Bブロック

　ディルフィ失格のため、

メイジン　対　モブ　確定

・Cブロック

dice1d3=2 (2)

1.スレッタ対フェルシー

2.フェルシー対ラウダ

3.ラウダ対スレッタ

[150 スレ主 24/01/14(日) 08:56:40]

(Bブロックは1回休みかな)

[151 スレ主 24/01/14(日) 19:20:05]

(もうすぐフリーダム公開かぁ。早いもんだな。
　もし神映画だったら、スレ主も1週間くらいどっぷりハマってスレ放置しそう。

　そう言えば昔、あにまんで安価とダイスの種スレがあってだな。
　どこで道を踏み外したのか、クライマックスで発射されたジェネシスの光線を刹那が乗ったデビルガンダムが盾になって地球を守る展開になってたな。
　懐かしいけど、種スレとは一体……)

[152 スレ主 24/01/14(日) 19:23:42]

(チャートぐちゃぐちゃなので、どうするか考え中なところあるけど、とりあえずフェルシーとチュチュはかなり焦ってると思われる。
　特にチュチュはチャンプと戦うし。
　2人ともガンプラ強化イベントあげるべきだよね？)

[153 二次元好きの匿名さん 24/01/15(月) 01:59:45]

京都か、それともギアナ高地か

[154 二次元好きの匿名さん 24/01/15(月) 09:25:31]

保守

[155 スレ主 24/01/15(月) 18:12:27]

　フェルシーとチュチュはどこか武者修行にでも行くのかな？

(ダイス左からフェルシー・チュチュ)

dice2d6=5 3 (8)

1.そうだ。京都行こう！

2.ギアナで修行

3.何故か無人島へ

4.むしろガンプラのビルドの為に部屋に引きこもるでしょ普通

5.富士山だ！

6.宇宙(そら)へ

[156 スレ主 24/01/16(火) 02:49:09]

　ラウダがマーキュリー家を訪ねて来た。

　スレッタ、ソフィ、エリクトは席を外し、グエルとフェルシーが居間で会話していた。

フェルシー「……な、なにを言ってるんスか？」

グエル「ラウダ。いくらお前でも、そんな冗談は許さないぞ」

ラウダ「もちろん冗談なんかじゃないよ、兄さん」

　動揺する2人にラウダは冷たく返した。

ラウダ「父さんの決定で、兄さんの婚約者はウィリアム・ツィマットに決定した。近い内に迎えの者を寄越すから、こんなタヌキ小屋から引き払う準備をしておいてくれ」

　グエルは思わず席から立ち上がる。

グエル「おい、ラウダ！　お前はその決定に何も思わないのか！？　俺の家出を責めるにしてもやりようはいくらでもあるだろ！」

ラウダ「ウィリアムを父さんに推薦したのは俺だ」

グエル「な！？」

ラウダ「彼女は身分こそ平凡だが、容姿は決して悪くないし性格もスッキリ整っている。そして何より、ガンプラバトルの実力が彼女の能力の優秀さを語っている。ジェターク家の跡継ぎを産ませるには十分な資格があるだろう」

　グエルはハッとして隣りのフェルシーを見る。

　フェルシーは今にも泣き出しそうな表情で俯いていた。

グエル「……フェルシーはどうなる？　交際の事は知ってるだろ」

ラウダ「…………愛人にでもしてやればいい。父さんもそれがいいと判断した」

グエル「お前…………」

ラウダ「今日は帰るが、よく考えておいてくれ」

　グエルの睨みも意に介さない様子でラウダは立ち上がり、居間を後にしようとする。

　その背中へフェルシーは問いかけた。

フェルシー「ラウダ先輩は……、もし自分がグエル先輩と同じ立場なら、ペトラと別れるんスか？」

　ラウダは……

dice1d6=3 (3)

1〜3.「すまない」と謝りながら去った。

4〜5.「ジェターク家の男なら、当主の決定に従うのは当然だろう」と冷たく返して去った。

6.黙ってマーキュリー家を出て行った。

[157 スレ主 24/01/16(火) 03:01:14]

　残されたグエルとフェルシー。

フェルシー「……ははは、愛人ッスか。グエル先輩の愛人なら悪くないかもしれないッスね」

グエル「フェルシー……」

フェルシー「女を……女をなんだと思ってるんスか」

　ラウダの去り際の謝罪は、彼の罪悪感を物語っていた。とは言え、事情がどうであろうと彼は馬に蹴られて地獄は落ちるべき大罪を犯したのだ。

　フェルシーのラウダに対する直接的な怒りはどれほどのものだろうか？　(数字が大きいほど怒りが強い)

dice1d10=10 (10)

1.怒ってるが、ジェターク家の事情から覚悟はしていたので、納得はできなくても理解はできた

10.殺意を感じている

[158 二次元好きの匿名さん 24/01/16(火) 03:49:51]

ブチ切れフェルシーちゃん……

[159 二次元好きの匿名さん 24/01/16(火) 04:53:02]

よりにもよってそこを引いた上にCブロックでぶつかるとは…
もしここでラウダに勝ってガンプラバトルの実力を見せつければあるいは…？

[160 スレ主 24/01/16(火) 06:32:15]

(穏やかじゃないですね)

[161 二次元好きの匿名さん 24/01/16(火) 16:56:01]

保守
ラウダいきろ

[162 二次元好きの匿名さん 24/01/16(火) 22:45:27]

なんで富士山なんだ……

[163 二次元好きの匿名さん 24/01/17(水) 01:06:47]

そこに山があるからさ

[164 スレ主 24/01/17(水) 03:20:34]

　ラウダが去った後、フェルシーは決意した。

フェルシー「グエル先輩。私、ラウダ先輩を次の試合でボコボコにしてやるッス。その為に、ディランザを強くしないと……」

グエル「………」

ソフィ「わー、ヤバいじゃん。アスティカシアの『火消しの風　プリベンダー・ウィンディ』がキレちゃったら、誰が火を消すの？」

スレッタ(フェルシーさん、そんな通り名あったんだ)

　まもなくフェルシーは、エリクトの助言で富士山頂へ行く事にした。そこには多くのファイターが下山もせず修行に明け暮れているらしい。

　ちなみに次の試合まで5日ある。

フェルシー「じゃ、行って来るッス」

グエル「あぁ。気をつけろよ……」

　フェルシーは重いバックパックを背負ったままマーキュリー家を出て行った。

　玄関で立ち尽くすグエルの背中をソフィが叩く。

ソフィ「今度は逃げんなよ、ボブ」

グエル「逃げるわけねぇだろ。フェルシーも諦めていないんだ」

　グエルはそう答えたが、内心は複雑だった。

dice1d6=3 (3)

1〜3.やはりフェルシーを追いかけよう。助けになってやらないと

4〜5.いや、スレッタも大変な状況だ。エリクト含めてサポートしてあげたい

6.……今雲隠れすれば、とりあえずジェターク家に軟禁される心配はないかな……

[165 スレ主 24/01/17(水) 03:40:16]

グエル「スレッタ、悪いが俺もフェルシーを追いかける事にした」
スレッタ「そ、そうですか……」
　自分よりもフェルシーを選ぶグエルに少しがっかりするスレッタだが、今回ばかりはフェルシーだけでなくグエルの人生もかかっている。当然の判断かもしれない。
スレッタ「では、お気をつけて！」
ソフィ「風邪引くなよぉ？」
　グエルも重装備でフェルシーを追いかけた。

　一方エリクトは、自室の机でエアリアルのパーツを分解しながら考え込んでいた。
エリクト「メイジンのエアリアルは強い。どうやって入手したかは知らないけど、ファラクトを追加装甲にしたせいでボクのエアリアルよりも強くなってしまった。アレをキャリバーンが超えるには……」
　エリクトはガンビットの１つを手に取ると、深刻な面持ちでそれを睨んだ。
エリクト「……お母さんと、スレッタを守らないと。ボクの命に換えてでも」

[166 スレ主 24/01/17(水) 06:24:18]

(現在、キャラ達が色んな思惑で動いててすごくややこしい事になってしまった。
　ミオリネとしてはラウダを利用してグエルをウィリアムにくっつければ勝ち確定なんだよね。
　果たしてミオリネがそれをやるかどうか)

[167 スレ主 24/01/17(水) 12:03:32]

(突然だけど、ノロウイルスには注意しよう。
牡蠣を加熱しても意外と奴らはしぶとく生き残る。
生じゃなければ安心、なんて従来の考えは捨てるべきだ。

と言うわけで、ゴジラの熱線みたいに派手に朝食嘔吐して疲れたから、水分補給してまた寝ます。
おやすみ……)

[168 二次元好きの匿名さん 24/01/17(水) 15:42:57]

>>167

おおう……スレ主さんお大事になさってください。

[169 スレ主 24/01/17(水) 23:47:15]

(全身だるくてスマホいじるのさえ苦痛になってる……

おのれダイス神め)

[170 スレ主 24/01/18(木) 02:37:21]

(セルフ保守
結局ほとんど寝てた)

[171 スレ主 24/01/18(木) 07:56:59]

(先にダイスだけ振っておく)

　富士山でフェルシーはディランザにどんな改造を施すかな？

dice2d6=5 5 (10)

1.武器の追加

2.機動性の向上

3.耐久性の向上

4.強化モードの追加

5.機体乗り換え

6.パーツ組み換え機能

[172 スレ主 24/01/18(木) 08:00:12]

　乗り換え対象は……

・作品

dice1d20=6 (6)

1.初代　2.Z 3.ZZ 4.逆シャア　5.V 6.G 7.W 8.X

9.∀ 10.種　11.運命　12.00 13.AGE 14.Gレコ

15.鉄血　16.08MS 17.ポケ戦　18.スタメモ　19.UC 20.クロスボーン系

・ポジション

dice1d10=9 (9)

1〜2.主人公機(1なら前期、2なら後期優先)

3.ライバル機　4.味方機　5.味方量産型機

6.敵量産型機　7.強敵機　8.クソつよMA

9.ラスボス機　10.MSV系

[173 スレ主 24/01/18(木) 12:36:23]

　どうすんのこれ……

[174 二次元好きの匿名さん 24/01/18(木) 13:10:59]

ダイス振り直してもええんやで……

[175 スレ主 24/01/18(木) 22:27:15]

　富士山の険しい坂道を登り終えたフェルシーとグエル。
　その山頂は真夏にも関わらず真冬のように寒く、息も苦しく、強風が吹き荒れていた。
　だがそんな過酷で長期滞在も困難な場所でも複数のテントがあり、たくさんのビルダーやファイターがいた。
モブビルダー「おや、あなた方もガンプラファイターですね？　ようこそ、『富士ガンプラ研究会山頂支部』へ。ここでは多くのファイターやビルダーがおのれの肉体を鍛錬し、『究極のガンプラ』への探究をしています」

　頭のおかしな連中の集まりだった。
　とは言え、試合に勝つ為には背に腹はかえられない。
　グエルは(頭に血が昇ってるフェルシーの分も)彼らに頭を下げながら彼ら『富士ガン研』からガンプラに関するノウハウを学ぶ事にした。

　3日後。
フェルシー「やっぱり『究極』と言えばこれだよな！　アルティメットガンダム！」
モブビルダー「素晴らしい！　フェルシーさんはディランザへの執着を捨てた事で新たな一歩を踏み出したのです！　そしてこの短期間でこれほどのガンプラを作れるとは！　これは『究極のガンプラ』への一つの可能性かもしれない！」
フェルシー「グエル先輩！　ついにできたッスよ！　名付けて『アルティメットガンダムF』！
　これでラウダ先輩をボコボコにしてやるッス！」
グエル「あ、あぁ。よかったな……」
　グエルはフェルシーの新たなガンプラの完成を祝福しつつも、彼女が何か道を踏み外し始めているような不吉な予感を覚えた。

[176 スレ主 24/01/18(木) 22:30:32]

　さて、ここで気になる問題が1つ。

　フェルシーが富士山で作ったアルティメットガンダムFだが……暴走のリスクないよね？

dice1d6=2 (2)

1.常時暴走気味

2〜3.ラウダ戦で暴走する

4〜5.しばらくしたら暴走する

6.奇跡的に制御できてる完璧で究極なガンダム

[177 二次元好きの匿名さん 24/01/18(木) 22:32:27]

あかん（あかん

[178 二次元好きの匿名さん 24/01/18(木) 22:38:21]

ガンダム水星しか知らない民わい、デビルってついてるから何となくやばいのはわかるんじゃが、これそんなにやばいの？

[179 スレ主 24/01/18(木) 22:46:47]

>>178

(金属細胞が無限に増殖して、最終的に星一つ飲み込みかねないバケモノでした。

　さすがにガンプラがそこまで危険なはずないけど。はてさて)

[180 二次元好きの匿名さん 24/01/18(木) 22:50:21]

やばいやん（やばいやん）

[181 スレ主 24/01/18(木) 22:58:59]

　ところ変わって一方、先日スレッタに渾身の色仕掛けを仕掛けたにも関わらずアウトオブ眼中だったミオリネ。

ミオリネ「まさかスレッタが私に目もくれないなんて……。

　次はどうやってスレッタにアピールしようかしら……。

　そういえば、グエルに新しい婚約者候補が当てがわれたとか噂になってたわね……」

　ミオリネはこの話をどう捉える？

dice1d4=3 (3)

1.「グエルをその婚約者とくっつければ……」

2.「気に入らないわね。邪魔してやりたいわ」

3.「グエルを祝ってあげましょう」

4.「不本意だけどスレッタのためにも、グエルの味方してあげないと」

[182 スレ主 24/01/18(木) 23:03:16]

(明日いよいよラウダ対フェルシー
荒れる予感しかしない……)

[183 二次元好きの匿名さん 24/01/19(金) 01:57:29]

フェルシーちゃんもミオリネも闇落ちしそうで心配。

[184 スレ主 24/01/19(金) 05:17:15]

　チュチュはどうなったかな？

　無人島修行の果てに得たものとは……

dice2d6=5 3 (8)

1.武器の追加

2.機動性の向上

3.耐久性の向上

4.強化モードの追加

5.機体乗り換え

6.パーツ組み換え機能

[185 スレ主 24/01/19(金) 05:20:22]

　乗り換えた上で耐久性を上げる改造をするらしい。

・作品

dice1d21=17 (17)

1.初代　2.Z 3.ZZ 4.逆シャア　5.V 6.G 7.W 8.X

9.∀ 10.種　11.運命　12.00 13.AGE 14.Gレコ

15.鉄血　16.08MS 17.ポケ戦　18.スタメモ　19.UC 20.F91 21.クロスボーン系

・ポジション

dice1d10=4 (4)

1〜2.主人公機(1なら前期、2なら後期優先)

3.ライバル機　4.味方機　5.味方量産型機

6.敵量産型機　7.強敵機　8.クソつよMA

9.ラスボス機　10.MSV系

[186 スレ主 24/01/19(金) 05:23:32]

　チュチュの乗り換え対象はケンプファーで、装甲強化したようだ。
(すごく似合ってる気がする……)

[187 二次元好きの匿名さん 24/01/19(金) 15:52:02]

保守

[188 スレ主 24/01/20(土) 00:40:11]

　そして試合当日。
セセリア「皆さま、約1週間お待たせしました！　ついに3回戦開始です！　まずはラウダ選手対フェルシー選手ですが、フェルシー選手はガンプラを乗り換えた様子ですね」
解説役ロウジ「……デビルガンダムをモデルに作った『アルティメットガンダムF』。大会の規定ギリギリのサイズだし、よくこんなの作ったものだね。でも明らかにディランザよりは強いはず……」
　ちなみにアルティメットガンダムこそがデビルガンダムの本来の姿であり、アルティメットガンダムが事故で暴走した結果、それがデビルガンダムと呼ばれるようになった。

フェルシー「ラウダ先輩」
ラウダ「なんだ」
フェルシー「私が勝ったら、グエル先輩の婚約の話は解消ッスよ」
ラウダ「……悪いが、それはもう俺の一存で決められる事じゃない」
フェルシー「なら、ペトラと別れてくれッス。それくらいじゃなきゃフェアじゃないッスよ」
ラウダ「な、何を言ってるんだお前……」
フェルシー「容赦しないッスよ」

　試合が始まると、シュバルゼッテがその高度なスペックで巨大なアルティメットガンダムFを翻弄した。
ラウダ(ビットの攻撃にも対応できてる様子はないな。スピードもこっちが断然上だ。あの大口径バルカンは危険ではあるが、早々やられるシュバルゼッテじゃない。フェルシーめ、アレで俺に勝てるつもりか？)

　しかし、試合開始から5分が過ぎた頃。
　まず最初にその異変に気づいたのは観客席のエリクトだった。
エリクト「……ダメだ、それは…………」

[189 スレ主 24/01/20(土) 00:56:36]

ラウダ「なんだ、シュバルゼッテの動きが鈍くなってる……？　なっ！？」

　ラウダは驚愕する。

　発射したビットが遠くでカランカランと、ガラクタのように落ちて転がっていくのが見えたのだ。

　そしてアルティメットガンダムFは胴体の周りから光の触手を伸ばし始めていた。

ラウダ「なんだ、あれは？　全部プラフスキー粒子によるものか？　ま、まさか……吸収したのか？　このフィールドに供給されているプラフスキー粒子を！」

　シュバルゼッテは飛行も危うくなり、地面に不時着する。

ラウダ「だ、だとすれば……フェルシーはなんと言う恐ろしいガンプラを作ったんだ。倒さないと……ジェタークの子として、あんな邪悪なガンプラに世界大会優勝なんてさせるわけには！！」

　だが、シュバルゼッテが動こうとすればするほど、Fから生える光の触手は増殖する。

　ラウダに勝機はあるだろうか。

dice1d8=3 (3)

1〜5.シュバルゼッテは無惨に敗北した

6〜7.ボロボロになりながら、ラウダは相討ちになってでも仕留める覚悟を決めた

8.ラウダは微かなチャンスが見つけた

[190 二次元好きの匿名さん 24/01/20(土) 01:01:25]

あかん（あかん

[191 スレ主 24/01/20(土) 01:02:23]

　やがてシュバルゼッテは動かなくなった。
ラウダ「おい、動いてくれ！　アイツは！　アイツだけは倒さないといけないのに！　頼む！　頼むよ！　シュバルゼッテ！！」
フェルシー〈約束……したッスよね。じゃあ、これでお別れッス〉
　通信越しのフェルシーの声は冷たかった。
ラウダ「ま、待ってくれ！　降参だ！　試合放棄する！　だから……」
　ラウダの哀願などまるで聴こえないかのように、無慈悲な光の触手がシュバルゼッテを粉々に砕いた。

[192 スレ主 24/01/20(土) 01:18:34]

ペトラ「フェルシー、どうして……」
フェルシー「……ごめん」
　やがて試合が終わったフェルシーの元へ、ペトラがやって来た。だがラウダと別れさせた罪悪感のせいか、フェルシーにはペトラと顔を合わせる事ができなかった。

　一方、エリクトとスレッタは……
エリクト「まずいよ、アレ。冗談抜きでこのままじゃ勝てないかも」
スレッタ「そ、そんなにまずいの？　プラフスキー粒子の吸収なんて、昔からある技術なんじゃあ……」
エリクト「あんな無差別に吸えるガンプラは他にないよ。
　通常、ガンプラバトルはプラフスキー粒子によってガンプラが動かされて、ビームとかも粒子で作られてるんだけど、それが全部吸われたらガンプラは動く事すらできない。勝負にならないんだ」
　つまり、詰みだ。
エリクト「スレッタ、できる限りキャリバーンに粒子吸収を抑える改造するよ。何がアルティメットだ！　フィールドのどこからでも粒子吸えるなんて、本家デビルガンダムより野蛮じゃないか！」

(明日辺り次スレへ)

[193 二次元好きの匿名さん 24/01/20(土) 01:25:35]

だいぶルートごちゃごちゃになっちゃったけど、姉妹共闘が見られるのはそれはそれで乙なものがある

……あれ、ソフィがサポーター枠とられとる……

[194 スレ主 24/01/20(土) 08:31:36]

(デビルガンダムなんて準決勝で終わるような敵役じゃないんだよなぁ……)

[195 二次元好きの匿名さん 24/01/20(土) 14:15:41]

ほ

[196 スレ主 24/01/20(土) 19:29:14]

次

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[197 スレ主 24/01/20(土) 19:31:58]

(>>200の秒数が素数なら、フェルシーの闇堕ち悪化)

[198 スレ主 24/01/20(土) 19:45:22]

埋めておく

[199 スレ主 24/01/20(土) 19:46:11]

(フェルシーちゃんもスレッタも頑張ってほしい)

[200 二次元好きの匿名さん 24/01/20(土) 20:51:21]

２００ならフェルシーちゃんの闇落ちはペトラがどうにかする。