- 1ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 12:17:52
- 2ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 12:20:22
- 3ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 12:22:02
- 4ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 12:26:25『仮面ライダーリバイス』望月Pを直撃、タイトル&バイスタンプ由来やキャスティング秘話「菅田将暉を彷彿させた逸材」も (4)2021年9月5日よりテレビ朝日系全国ネットで放送スタートする新番組『仮面ライダーリバイス』は、『仮面ライダーゼロワン』(2019年)『仮面ライダーセイバー』(2020年)に続く「令和仮面ライダーシリーズ第3弾」であると同時に、第1作『仮面ライダー』(1971年)放送50周年記念作品と銘打たれている。news.mynavi.jp
また、このインタビューを元ネタに
リバイス世界の人物として書くなら、本スレに限ってはリバイス以前の歴代ライダー作品のどれかに登場するキャラで、2021年もしくは現時点のリバイス本編までは五体満足で暮らしてるという想像がしやすいレジェンドキャラとウマ娘側のキャラの掛け合い系の書き込みを投稿するのもOKです
- 5ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 12:28:41
- 6ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 12:32:15
前スレ
https://bbs.animanch.com/board/264921/?res=125
無印
https://bbs.animanch.com/board/132954/?res=198
2個目
https://bbs.animanch.com/board/185511/?res=199
3個目
https://bbs.animanch.com/board/204604/?res=192
4個目
ライスはもういない… 4個目のバイスタンプ|あにまん掲示板 前スレ、前々スレに引き続き、同じスレ主が立てさせていただきました 令和ライダー3作目で50周年記念作で現行テレビ放送ライダーな作品である仮面ライダーリバイス。この作品とウマ娘のアプリ、アニメ、漫画の…bbs.animanch.com - 7二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:32:49
あざす
- 8二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:33:48
前スレを途中で落としてしまった、申し訳ない!
- 9二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 12:45:28
- 10二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 14:35:04
建ておつ
- 11二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 14:36:13
前スレを保守出来なくてすまない
まだまだ語り足りないことは多く、本編でまた増えるかもしれない - 12二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 14:59:27
このレスは削除されています
- 13ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 15:01:23
- 14二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 17:03:06
- 15マクゴルリバイスの人22/01/12(水) 19:33:08
それではスレ主様の世界観とは別の
マックイーン→リバイス
ゴールドシップ→バイス世界の現ゲノム一覧表を
レックス:メジロマックイーン←リバイ
イーグル:マンハッタンカフェ←W
マンモス:ビコーペガサス←電王
プテラ:ウオッカ←ファイズ
ライオン:シンコウウインディ←クウガ
メガロドン:メジロライアン←ディケイド
ジャッカル:ナリタタイシン←エグゼイド
コング:サトノダイヤモンド←フォーゼ
カマキリ:グラスワンダー←鎧武
ブラキオ:ヒシアケボノ←ジオウ
バット:ライスシャワー←エビル/ライブ
スパイダー:ミホノブルボン←デモンズ
コブラ:トウカイテイオー←ジャンヌ
バッタ:スペシャルウィーク←1号
モグラ:ヒシアマゾン←アマゾン
コンドル:エルコンドルパサー←ジョーカー
タートル:ナイスネイチャ←V3
スコーピオン:シーキングザパール←X
クジャク:テイエムオペラオー←ZX
ネオバッタ:エアシャカール←ゼロワン
カジキ:ゼンノロブロイ←セイバー
カンガルー:ツインターボ←ビルド - 16二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 19:35:11
正直スレの維持のための新しい話題作りは必要かもしれない
- 17ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 20:29:17
- 18二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 22:03:26
- 19二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 22:13:18
明確に固めるのは映画見てからだけどセイバー組と絡むなら
永遠の蓮ファイ概念を記そう【ウマ×セイバー注意!】|あにまん掲示板ここでは下のスレで生まれた『緋道蓮トレーナー…ファイン殿下と相性良いんじゃねーの?』という流れで生まれた概念や幻覚を記していきましょう https://bbs.animanch.com/board/2…bbs.animanch.com物語の結末は私が決めたいトレーナー|あにまん掲示板はじまりは、やけにほの暗い夜だった。ある事情で遅くに学園まで残っており、用を済ませて部屋から出ようとした瞬間──「──え? 本が押し込まれて……か、絡繰屋敷みたいに変形して──すっ、吸い込まれる……!…bbs.animanch.comこの辺の概念をウマく絡められるだろうか
- 20ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 23:03:23
- 21ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 23:04:24すっごい優良物件、見つけちゃったかも!|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/img/111492/411この人なんだけどね!顔は文句なしにかっこいいし、まだ若いのに大企業の社長さんらしいしなにより元お笑い芸人で、ギャグがすっご…bbs.animanch.com強さの果てを追い求めるトレーナー|あにまん掲示板はぁっ⁉︎バ場最悪なうえに、雨が強くなってきた⁉︎マジないわ‼︎bbs.animanch.com永遠の蓮ファイ概念を記そう【ウマ×セイバー注意!】|あにまん掲示板ここでは下のスレで生まれた『緋道蓮トレーナー…ファイン殿下と相性良いんじゃねーの?』という流れで生まれた概念や幻覚を記していきましょう https://bbs.animanch.com/board/2…bbs.animanch.com物語の結末は私が決めたいトレーナー|あにまん掲示板はじまりは、やけにほの暗い夜だった。ある事情で遅くに学園まで残っており、用を済ませて部屋から出ようとした瞬間──「──え? 本が押し込まれて……か、絡繰屋敷みたいに変形して──すっ、吸い込まれる……!…bbs.animanch.com
これらのスレや、その他たくさんあるライダーとウマ娘のクロスオーバーネタのスレッドで語ってたネタや投稿してたSSやその続きを本スレに投稿してもOKです。
このことはできれば広めていただけると有難いっす!
難しいことを言ってるのは百も承知ですが、どうかお願いします!
- 22ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/12(水) 23:20:46
- 23二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 07:11:17
- 24二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 12:49:18
あざす。覚えておきます
- 25二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 12:52:05
- 26二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 13:12:21
このレスは削除されています
- 27二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 13:15:05
このレスは削除されています
- 28ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/13(木) 13:24:48
- 29ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/13(木) 13:29:08
- 30二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 13:50:40
了解です
- 31ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/13(木) 15:02:52
- 32二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 17:38:54
- 33二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 18:40:43
- 34ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/13(木) 18:44:01
- 35二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 18:53:59
- 36ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/13(木) 19:24:58
OK、了承します!
ただし発生したスレのリンクというかURLと、
そのネタを持ち出す時点で利用していたスレ、つま本スレシリーズ内にカテゴライズされるスレッドのURL
これらを、ネタや概念を持ち出した先で新たに立てた
スレッドの1コメに貼ったうえで、
このスレが発生元で、このスレから持ち出したというようなコメントをやはり1コメに一緒に記載すること、
あとは、「持ち出す際に持ち出させてもらいます」か「持ち出させてもらうが大丈夫か」といったような内容のコメントを持ち出し元のスレに投稿すること。
ただこれに関しては持ち出した時点で、そのスレが完了したか落ちていた場合はやらなくてよい
少し長くなってしまいましたが、これらの条件というかルールを守っていただく必要がありますがよろしいでしょうか
もしよろしければ、安価をつけてそのような内容のコメント投稿お願いします
- 37二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 19:53:37
- 38ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/13(木) 20:01:05
>>1、>>2、>>3、>>4、>>5、>>6、>>20、>>21、>>22、>>29、>>31、>>35、>>36
またスレッドの統制や管制に関しましては、基本的に2個目のスレ以降は同じスレ主、つまり当スレ主が行っています
そんでスレの民度のほうはと言いますと、基本的に平和というかおとなしいですね
あと、その理由と取ってほしいんですが、このスレシリーズはどのスレも通常のあにまん内スレみたいに不定期で、尚且つそれも最新のコメから12時間近く経つか経たないかぐらいでコメントが投稿されることもちょくちょくあるので、スレが立ってから完了するまでに約11〜12日かかります。またその良く言えばゆっくりさ、悪く言えば過疎さのせいもあってか、前スレと前々スレは途中で落ちました
なのでこのスレでコメントを投稿する場合は、SSにせよ、新たなネタや概念にせよ、思いついて書けたら、忙しい時じゃないかぎりは、あまり間を置かずに投稿してもらえると有難いっす
またさっきの理由に付け足しますが、基本的に深夜帯から明け方、具体的には11時ごろまでは、スレ主も作業や睡眠で書き込みや統制、延いてはその状況のチェックは満足に行えません、恥ずかしながら
なので、その時間帯にスレが落ちかかっていた場合は>>35様を含めたこのスレやスレシリーズの利用者なあにまん民に書き込んでもらう必要がありますが
よろしいでしょうか
よろしければ、そのような旨の返事のコメントを、36のコメントへの返事のコメ同様に、>>35、>>36と、あと今回は>>37という安価もつけて投稿してくださると有難いです!
- 39ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/13(木) 20:06:43
- 40二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 22:08:28
少し離れているうちにルールが追加されていた
スレ主さんの熱意が伝わって来るな
スレ主さんのssでも歴代ライダー要素多かったしちょうどいいかもしれない - 41ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/13(木) 22:40:50
そう言ってもらえると只々モチベーションになって有難いばかりです、これからもSSやスレ管理を頑張らせていただきます!
- 42二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 22:53:26
……てか例にしたって天彦✕イクノってどんな神経してたら出せるんだよ?!
- 43二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 23:07:06
- 44ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/13(木) 23:35:38
- 45二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 08:46:36
楽しく待機
- 46二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 14:09:35
みたいに怪人もウマ娘化も進めるとしたらクロス世界(チームアルゴルズム、マクゴルリバイス)での悪役ムーブと、アプリ版で登場したらの場合のメインストーリーと脚質などの性能、固有演出も考えてってもいいかも
- 47二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:16:54
- 48二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 00:41:54
マクゴル世界でバイスタンプがウマ娘に対応してるなら音声も変わってくるかな
- 49二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 00:42:20
マクゴル世界→マクゴルリバイス世界
- 50二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 10:41:11
- 51二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 16:12:41
- 52二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 19:53:42
似たものどうしの組み合わせか、いいね
- 53二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 22:02:03
最新話が楽しみ
- 54二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 01:16:46
今日フリオやその友人がどうなるのか、あとギフテリアン絡みのギミックはどう攻略されるのか、そればかりが気になって夜しか眠れないコメ主です
- 55二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 13:05:14
- 56二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 16:48:11
- 57二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 18:38:21
- 58ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/16(日) 22:13:23
オルテカだいぶ承認欲求高めで王様気質、それでいてフリオの暴走にもかなり意外そうに驚いてたあたり、案外おっちょこちょいにも思える。
だからまあ彼のキャラストーリーを
『リバイス本編のスピンオフ』
で尚且つ
『オルテカには、実は元アスリートで、何らかの経緯でアスリートであることを渋々諦め、デッドマンズに入会したという過去がある』
という妄想を前提にしたうえで、めちゃくちゃ大雑把に骨組みだけ考えるなら
『新生デッドマンズが瓦解し、さらにそこから入会者たちに裏切られ1人落ちぶれていたオルテカがトレーナーと出会い更生し、そのうえで彼女が罪を認め償い、その結果かつて彼女が迷惑をかけた者たちからも認められ、初芝 真という1人のアスリートとして再起する』
っていう感じなキャラストーリーになるんじゃないかなと
- 59二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 23:42:33
オルテカが傲慢な性格してるんじゃないかっていう予想は確かにその通りだと思う
- 60二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 00:42:19
なるほど、こういう形も面白いですね〜
ウマ娘のオルテダイオウイカもリバイス本編のオルテカと同様に人間名があると言う想定ですね
アギレラクインビーとかフリオウルフとかとまとめて残りのデッドマンズ初期組と合わせた会話とかも楽しそう
(マクゴルリバイス世界においてはちゃんとした?悪役だけど、彼女らはもしアプリに輸入されたらまたキャラ付けが少し変わる可能性があるってことなのかな)
- 61二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 04:41:04
- 62二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 12:37:00
- 63ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/17(月) 14:30:33
- 64二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 18:15:20
- 65二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 19:57:18
- 66二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 20:41:12
- 67二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:08:57
- 68ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/17(月) 23:34:49
- 69二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 23:43:11
- 70ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/18(火) 00:00:03
期待してます!
- 71二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 10:26:57
続く
- 72二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 14:06:33
- 73二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 15:22:13
新ライダーは、出る時期の本編の状況や雰囲気を無視して気分を高揚させてくれるんで、できれば出てほしいね
- 74二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 16:59:29
出るんじゃね? 多分
- 75二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 18:39:53
- 76二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 20:46:07
- 77二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 23:04:46
欲を言うなら、18話でも流してほしかった……!
- 78二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 00:21:25
カメレオンとかプラナリアのフェーズ2が勝負服として似合うウマ娘は誰がいいかな?
もういっそのことマクゴル世界の名あり悪役はオリジナルウマ娘にしてもいいかも? - 79二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 09:03:42
- 80二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 12:26:27
職人様か我こそはという人にデッドマンズかライダー×ウマ娘画像かイラストを上げてくださると嬉しい
妄想を共有できて精度が上がるかも - 81二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 17:23:24
- 82二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 18:32:58
しゃーない
- 83二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 22:30:09
- 84二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 23:48:32
- 85二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 10:42:02
確かにありやね
- 86二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 12:16:00
- 87二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 15:21:40
確かに
- 88ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/20(木) 16:53:00
ならちょっとスレ主から質問なんですけど、スレ主のSSでシービーが使ってるバイスタンプ、それとその元ネタの生物を変更してもいいですかね?
【変更点】
ジェヴォーダンバイスタンプ→シービーバイスタンプ
ジェヴォーダン→ウンバチイソギンチャク
【理由】
シービーという名前に似た発音の生き物を使ったバイスタンプにしたかったけど作った時はあんま考えつかずジェヴォーダンにしました。けどそれからちょくちょくいまいちジェヴォーダンだとシービーという名前に結び付かねえなあって思うことがあった。で、先日よく考えたら、シービーって英語ならSEE BEE、つまり海の蜂とも書けるやんってことに気づいた。
ならバイスタンプの固有名はシービーにするとして、次は海の蜂みたいな名前の最強生物がいないかググりました。
するとウンバチイソギンチャクっていう毒持つイソギンチャクの中で世界で最も触るな危険!なやつを見つけた。さらに、めちゃくちゃ近くの海藻や地形に擬態するからか、色も多種多様で
緑のパターンも白のパターンもある。
あと、海なら氷結(バリッド)も火山(ボルケーノ)もある
以上のことから、一度レースで仕掛けたら誰にも触れられないほどに危険で暴走じみた爆走で追い込むシービーに相応しい、決定!という感じっす
【まとめ】
ただ反対の意見もあるかもなんで、これから6時間後までは変更しません。そしてその間、3時間おきにコメントをチェックするんで、反対の意見の利用者は>>88っていう安価つけてコメント投稿してくださいですわ!
ちなみにウンバチイソギンチャクは主に沖縄の海にいます。南国→暑い→半袖か腕丸出しな服という連想ゲーム的な意味でもシービーにぴったしなんです!
- 89二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 18:19:25
- 90マクゴルリバイスの人22/01/20(木) 18:48:00
面白いですね〜
今までライダーシリーズなどでイソギンチャクを主役級にしたキャラクターはいなかったように思うので、とても個性的な感じになると思います!
CBとsea bee で名前の響きが似ているところも面白い共通点ですね
所で、アルゴルズム世界のウマ娘達が変身する仮面ライダーのデザインは、ssを見ると仮面やスーツ等で顔や全身が覆われているというよりは衣装チェンジ(プ◯キュア等みたいな感じ?)のような雰囲気になっているように感じたのですが、そうなるとウンバチイソギンチャクゲノム(いっそのことシービーアネモネゲノム(シービー+シーアネモネ)でもいいかもしれません)のゲノムチェンジ体やバイスタンプのデザインはどのようなものになっているのか、構想などありますでしょうか?
- 91ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/20(木) 19:49:07
イソギンチャクでシーアネモネ、いやまじですっげえ盲点でした!
でも変更はどうしよっかなぁ、個人的にはシービーのバイスタンプ名は一輝のレックスバイスタンプのレックスに引っ掛けて四文字で作ろうって思ってたんすよねえ
あと、スレ主の文章力の無さで上手く伝えられてなかったみたいで大変申し訳ないんですけど、仮面ライダーシックもヒーロもヒールもアマクサもスーツはプリキュアのイメージではなく普通にライダーのイメージでお願いします
最後に、作中でウマ娘が変身するライダーのスーツの構想は大まかなものでよろしければ、
全員通常勝負服を有機的に変化させたような、要はリバイたちみたいなスーツを纏ってるって感じですね。
上手く伝えられてるかは分からないですけども、分かってくだされば幸いっす!
- 92マクゴルリバイスの人22/01/20(木) 20:40:41
- 93ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/20(木) 20:58:38
有難うございやす、無理せず頑張ってください!
- 94二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 23:17:21
- 95二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 23:59:53
ありがたい
- 96二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 00:00:06
楽しみ
- 97二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 05:33:55
狩崎がライダーに変身して戦ってるところを本編で見てえ
- 98二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 09:43:16
保守スパースタンプ
- 99二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 13:03:39
マクゴル世界ではデジタルと狩崎が親戚で、狩崎が作ったライダーシステムをデジタルが管理・調整したり、バイスタンプを既存の生き物にウマ娘ちゃん達の要素を組み合わせたりしているってのも思いついた(ここの世界だと本編の展開次第だけどデモンズドライバーには身体に負荷をかける副作用は取り除かれてそう)
多分開発・研究にはにはアグネスタキオンやエアシャカール、ビワハヤヒデといったウマ娘インテリ勢が、狩崎含めた研究費はメジロ家やファインの実家とかから援助が出てると妄想 - 100ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/21(金) 14:02:11
スレ主です。2個目のスレでスレ主の二次創作内でテイオーが使うバイスタンプや基本フォームや従える悪魔のモチーフの生物を土佐犬としました。
ただ昨日久しぶりにたぬき(ウマ娘)を漁ってたり、狸がイヌ科だって初めて知ったり、天草地方じゃないけど熊本に絞ってみれば狸の伝承が普通にあるのを知ったりしました。
なんで、スレ主の二次創作でテイオーが使うバイスタンプはタヌキバイスタンプ、彼女が変身するライダーであるアマクサの基本フォームはタヌキゲノムに、彼女の悪魔はハマタヌに変更しようと思います。
昨日のウンバチイソギンチャクの件に続いて誠にすいやせん。何かコメントや反対意見があれば、今回は>>100って付けて投稿してくださるとありがたいっす!
- 101二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 16:35:33
たぬき(ウマ娘)がまじもんの狸になるとは、このリハクの目ry
- 102二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 20:48:37
なるほど
- 103二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 22:06:04
ええと思う
- 104二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 23:45:42
そういやスレ主さんのSS最新話から二週間近くか、いつものことだけど、早う続きを見たいな
- 105二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 00:28:17
- 106ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/22(土) 07:07:13
- 107二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 12:49:34
続く
- 108二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 15:29:14
- 109二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 18:43:43
最新話が楽しみ
- 110二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 19:53:16
果たして新ライダーは明日出るのか
- 111二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 21:28:46
明日またオルテカの屑っぷりがますんやろうな
- 112二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 22:52:42
明日に期待
- 113二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 23:59:34
御子柴さんの秘密は分かるんだろうか
- 114二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 03:06:26
期待
- 115二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 11:41:19
来週はヒロミさんがかえってパワーアップすると予想
- 116二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 12:25:23
デモンズドライバーがやっぱり悪魔そのものか悪魔を封じてるのかな
- 117二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 13:25:01
- 118二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 17:30:31
ありそう
- 119ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/23(日) 23:59:35
先程描き終わりましたので、初投稿です
※このSSに出てくる画像は、全てイメージです!
当SS内で出てくるオリジナルバイスタンプの対応表は以下の通りです、各バイスタンプが各ウマ娘に対応しているといった具合です。
ただし、ジェヴォーダンはシービーに、スズメバチはカメバチに脳内で変換してお読みください
- 120ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:01:40
今回の物語は、一輝やシービーによりデッドマンズベースが破壊され、その後フェニックスの隊員達によりデッドマンズの幹部たちが軒並み袋の中の鼠に、或いは拘束された状況からスタートする。
「ギフ様ぁーっ!」
「アギレラ様! おい、お前ら離れろ!アギレラ様に触るなあ!」
「騒ぐなデッドマンズ! 観念しろ、貴様らはもう終わりだ」
ただし先程までと同様、アギレラは拘束されながらも半ば狂乱状態で、ただ青く広がるばかりの大空にデッドマンズベースありし日の思い出を刻みつけんとでも言わんばかりにギフの名前を敬称で呼び続けているのだった。
しかしそんな主を黙って見ていられるはずもなく、フリオがアギレラを止めようと駆け寄ろうとするも、当然彼も彼女のように拘束されているため、できるはずもないのであった。
「ねえ幹部メンバーの諸君、ごめんなさいしたら? ボス、泣いちゃってるし」
「ボスぅ? ハッ、その女は飾り。入会者を集めるための、分かりやす〜いお人形さんだ!」
「……絶対に許さないッ!」
『ウルフ!』
「オルテカァア! 貴様アギレラ様に謝罪しろ!! 謝れェ!!」
「何ッ!?」
そんな中バイスがアギレラや幹部たちに反省というか謝罪を促すも、カメレオンは嘲笑、なんならオルテカのほうはここ数日の間と同じかそれ以上に、アギレラを見下し侮蔑してみせるほどだった。
だが当然アギレラはもちろん、何より彼女個人に崇拝に近いのではないかと周りに思わせるほどの思慕の念を強く抱いているフリオがこれに耐えられるはずもない。即座に彼を両側から拘束していたフェニックスの隊員2名を突き飛ばし、ウルフ・デッドマンに変身。オルテカへ強い憤怒の念と共に詰め寄るのだった。
- 121ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:02:53
「フリオ~正気か!?」
ただこれを他の幹部達が見過ごすはずもなく、具体的にはカメレオンがデッドマン態へ変身、フリオを拘束しにかかるのだった。彼に仲間意識があったことが地味に驚愕ものである。
「待て貴様ら! 変sゔっ…!?」
「マスター!? 」
(もしや体内に異常が!? ならば止むを得ません!)
「緊急事態発生と判断、ここは私が。変身ん゛ンゥッ!?」
(りかい…ふの…ッ!)
またこの様子を彼や彼女が黙って見ていられるはずもなく、ヒロミとブルボンも変身しようとするが、しかしその瞬間突如として彼等の肉体に掛かった負荷、そのダメージに耐えられず変身のための予備動作どころか思考さえままならず、膝をついてしまうのだった。
- 122ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:03:47
「フリオ、落ち着けお前!」
「うるさいッ! オルテカーッ!! 俺はアギレラ様に救われたんだ。どん底にいた俺を、救ってくれたんだーっ!」
「だから何だ?」
『ダイオウイカ!』
一方でデッドマンズ幹部はというと、オルテカもカメレオン同様黙ってやられるつもりはないらしく、自身にダイオウイカバイスタンプを押印、ダイオウイカ・デッドマンへ変身しフリオに襲い掛かる。
さらに吸着能力を持つ爆弾や剣と盾の能力を併せ持つ傘のような形状をした愛用の武器ことパラネグロで、フリオの腹部をぶっ刺した。刺された本人はというと、先程からずっとカメレオンに拘束されていたということもあってこれを割と至近距離から深々と食らってしまい、そしてそれ故の一時的な重傷により変身解除し倒れてしまうのであった。
「だから……今度は俺が……アギレラ様を……守る……!」
(フリオ…!)
- 123ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:04:28
「あっおいっ、貴様!」
「私は、守ってほしくなんかない!」
『クイーンビー!』
「ゔっ!? ゔうっ…ッ! ヴアァアアーーーッ!!」
それを見たアギレラは隊員たちの拘束を振りほどくと、フリオの落としたバイスタンプを手にし、幹部メンバー同様にそのバイスタンプを自身の体に押し当てた。
するとアギレラの頭の上に蜂の巣が現れ、そこから多数のエネルギー体の蜂が飛び出し、彼女を包み込む。そしてその後に立っていたのは、クイーンビー・デッドマンフェーズ3へと変身を遂げたアギレラだった。
その苛烈な雰囲気たるや、シービーが変身するシックが水中にふわりふわりと揺蕩う海の蜂なら、今のアギレラは宛ら火中にどっしりと佇む空の蜂といった具合だ。しかし一輝に因縁がある二人のウマ娘がかたや相棒、かたや仇敵として、共に蜂の名を冠すること以外は対照的な生き物のバイスタンプを行使するとは、何とも因果なものである。
しかし幹部たちと違い、初変身でいきなりギフテクスになれているあたり、押印直前まで穢れなき器だったということもそうだが、やはり彼等よりもギフ復活のための悪魔獣になれる資質が強かったということなのだろうか。
またそれよりも、彼女はここから何を始めるつもりなのだろうか。
「お前たち、よくもギフ様を!!」
「アギレラ、やめろ!」
「どうしちゃったのさ、キミ!?」
するとどうしたことだろうか。いやこれは自然な流れと見るべきなのだろうか。アギレラは一輝とシービーを集中攻撃し始めた。自らやフリオを煽ったオルテカやカメレオンには目もくれずな行動だった。
つまり先程彼女が行った、守ってほしくなんかないという、宣言にも似た発言は、自らのホームを破壊した張本人である彼等を捩じ伏せ、ともすれば鏖殺して証明するつもりだったということなのだろうか。
- 124二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 00:05:35
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- 125ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:06:31
「いまのうちです」
「では〜♪」
「離せフリオ!」
「アギレラ様、落ち着いてください」
「ッ!……フンッ!!!」
兎に角そんな話はさておき、アギレラが放つ全身からエネルギー状の針を飛ばす攻撃は、一輝とシービーはもちろん、オルテカやカメレオン、フリオさえ巻き込んだ無差別テロじみたものになりつつあった。というか、なっていた。
そして案の定、このどさくさに紛れて、というかアギレラの無差別攻撃を避けたその勢いのままにオルテカ、カメレオンは逃亡してしまったのだった。
しかしバイスタンプの力に呑まれてしまっているのか、そんなことを露知らないアギレラはまだまだ無差別に攻撃を放つのを止める様子ではなかった。
が、フリオがそれを必死に押さえ込み、アギレラもそれに感化されたのか、ある程度理性を取り戻し、忌々しそうに周囲を一度舐め回すように睨みつけた後、強烈な一発の全方位攻撃と共にフリオを連れてオルテカ達同様即座に行方を晦ましてしまったのだった。
「……アギレラ」
「あの子、無事だといいんだけど……」
- 126ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:08:29
「よくやってくれたな、一輝、シービー」
「お疲れさまでした」
「「ヒロミさん、ブルボン……」」
「「後は俺(私)達に任せとぅぇっ……」」
「「!? ヒロミさん、大丈夫ですか!」」
「「ブルボン(さん)、どうしたの!?」」
「大丈夫だ、目眩がしただけだ……」
「私のっ、き、機体スペックは、正常値を、示していますので……」
唐突というべきか、因果応報というべきかは分からないがアギレラに短時間で散々な攻撃をくらったにも関わらず、さくらとテイオーは彼女はもちろんフリオやオルテカら幹部のことまで気にかけている。
やはり彼等の生来の人当たりの良さか。そんなふうに感じたヒロミとそれに倣ってブルボンはそんな彼等、特に今回の件で最も尽力した一輝とシービーを励まそうと、まるで何十歳も歳を取ってしまったかのように重く感じられ、またそれとは別に事実として疲労困憊な状態な全身を気力で奮い立たせながら彼等に近づき、肩をかりながら礼の言葉を告げようとした。
しかし礼を告げ終わろうかというその瞬間、気力でも抑えきれなくなってしまったのか、立ち眩みや貧血の類なのかは全く不明だが、体から力が抜けるような感覚に引き摺られながら、その全身をヒロミ・ブルボン共に崩れ落ちさせ、挙句にそのまま彼等に抱えられ逆に心配される始末となっててしまったのだった。
- 127ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:09:14
「コングラチュレーション、五十嵐一輝、ミスターシービー、大二君、ライス君、ヒロミ、ブルボン、照井警視!」
「そこの彼女たち、つまり五十嵐さくら、トウカイテイオーもそうだが、今回君たちはデッドマンベースを破壊し、壊滅寸前まで追い込んだ。上出来だよ!」
「ですです、フェニックスの皆さんの大掛かりなバックアップもありましたけど、とはいえライダーの皆さんが、同志たるトレーナーやあたしの狙いの達成、そのMVPなのは揺るぎない事実なんですから!」
「なんで、ブルボンさんもアルゴルズムの皆さんも是非ゆっくり体を労ってやってください、ファンであるあたしからのお願いでふぅ! つまり体を労って激しく戦闘!ってやつですよ!」
またそんな一輝たちに近づいてきた狩崎とデジタルは、先のヒロミやブルボンの行動同様に礼の言葉を述べ、特にデジタルのほうは貴方達にはしっかりと休息を取る、あるいは療養してほしいというような旨のお願いじみた発言をしてくれたのだった。
そしてこれを以て慌しかったN.E.2021年、そのクリスマスの日に発生した災難は一応の終局を見せたのであった。
Da-iCE feat. 木村昴 / liveDevil(『仮面ライダーリバイス』主題歌)/Lyric Video
- 128ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:12:02
「はい上げて上げて〜!」
『5日前に東京上空で爆発したデッドマンズが潜伏していたと思われる宇宙船の瓦礫から、謎の石像が発見されました』
『現在は基地に保管されており、調査が進められています』
「これで色々と安心だね」
「ね〜!」
『なお、その詳細を把握していたと思われるアギレラ、フリオ、オルテカ、カメレオンらデッドマンズの幹部メンバーは依然逃走中で、フェニックスも引き続き彼等の足取りを追っている模様です』
???????「……嘘でしょ、あたしのせいで、豪がまさかあんなふうになってるなんて……」
????「ん、どうしたの?????」
そしてあれから数日の時が経過し、現在12月30日、つまり大晦日の一日前である。アギレラらデッドマンズの主要メンバー、その一切を確保できず、転じて逃すこととなってしまったフェニックスだったが、残り物には福来たる、ではなく福があると言うべきなのだろうか。
つまりギフ像、ではなくギフの棺の回収に成功。あの爆発で破壊されてなかったのか、そもそも特殊な細工で逃げおおせたのか絡繰は不明だが、兎にも角にも、狩崎・デジタルコンビが要研究の必要ありと判断を下したことで、その時点で司令官に昇進していたヒロミの総指揮のもと、冬空の下、年末特有の氷点下に余裕綽々で迫る気温に囲われながら、スカイベースへの移転作業が行われているのだった。
- 129ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:12:55
「この中には一体何が?」
「恐らく、マスターや私では予測もつかないようなものなのでしょうが」
「うん、実にエキサイティングだ。いろいろと」
「ウマ娘ちゃんたちの尊み溢れる掛け合いを想像してるとき並に、興味と興奮が収まりませんよお!」
それから数時間後、無事運び込まれたギフの棺を前に話し込んでいる真っ最中なのは、狩崎・デジタル・ヒロミ・ブルボンら四名。
特に狩崎とデジタルらトレーナーと担当ウマ娘のコンビは、デッドマンズ壊滅作戦の際にデッドマンズベースに忍び込んだときから研究目的として気になっていたギフのご本尊を入手できたことが非常に喜ばしいのか、運び込まれるやいなや各種機器を用いてその実態の分析に移り出す始末だった。どこまでもマイペースなコンビである。
- 130ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:14:36
「あの2人を悪魔と分離することが出来なかった…」
「でも、俺たちは世界を救ったんだよ」
「うーん、どうにかして助けらんなかったのかなぁ、あの二人……ブクブク」
「シービーさんは気にしなくていいよ、とは言わないけど、あの時の工藤さんと灰谷さんに何が起きたのかに関してはフェニックスでも分かってないし、そんな状況でシービーさんだけ気持ちを先走らせても、きっと良いことはないと思うんだ」
「だからライスたちも、今はゆっくりしてもいいんじゃないかな」
所変わってこちらはしあわせ湯の男湯。デッドマンズ壊滅作戦終了後、数日かけて進めていた大掃除が少しばかり前に終わりを告げ、風呂にてほっと一息付きながら、五日前のことを振り返っている一輝と大二の姿があった。
また一方で女湯には、数年前の入学当初から寮ではなくわざわざ学園近郊にあるしあわせ湯に部屋を借りてトレセン学園に通わせてもらっている恩もあって、五十嵐家同様に先程まで大掃除に四苦八苦し、今は体を休めながら数日前のことに思いを馳せ、さりとてそれに頭を抱え話し合っていたシービーとライスの姿があった。
- 131ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:15:13
「「……これからは、フェーズ3を倒すのは俺(アタシ)が引き受けるよ」」
「何言ってんだよ、兄ちゃん。俺はデッドマンズを倒すためにフェニックスへ入ったんだ。とっくに覚悟はできてる」
「大二……そっか。でも、さくらやチームの皆には背負わせたくないな」
「ライスにも今まで通り少しは任せてほしいな。ライスだって、アスリートのままにフェニックスの秘匿隊員になったときから、デッドマンズのやってることを止めるために戦うって決めてるから」
「ライス……うん、分かった。それにネガティブな気分をずっと引き摺るなんてアタシらしくないし。ただ、テイオーや五十嵐家の皆に背負ってもらうにはまだ早いかもしんないね」
しかし湯というか壁を隔てていれば、今さらなものだが一輝とシービー、彼等の考えが互いに似ていること、さらに言うなら互いを非日常から遠ざけ違っていることに気づくこともないあたり、意外と身近なことほどなかなか知り得ず、また無意識にすれ違っているものである。いやしかし、すれ違っているというのはまだ早計かもしれない。
- 132ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:18:02
「ママにクリークさん。どっちかが私のドライバー隠したでしょ? いや多分ママだろうけど、まあそれはともかくどこに置いたの?」
「そうだよ、まったく幸美さんにクリークってば、さっきからわざと話題をずらしてるでしょ。さくらとボクのベルト、どこに隠しちゃったのさ?」
「知らない。デッドマンズとの闘いは終わったんだから、さくらにもテイオーちゃんにも、専用のベルトなんて必要ないでしょ?」
「そうそう。さくらちゃんはもちろん、テイオーちゃんだってもう戦うこともないでしょうし、だからさくらちゃんのは幸美さんが、テイオーちゃんのベルトはテイオーちゃんをよく見てる私が管理しちゃってもいいかなぁと思って、自分にしか分からない場所に移しただけです♪」
また同じ頃、しあわせ湯のリビングでは幸美とさくら、そしてクリークとテイオー、よく世話する側とよく世話される側な組み合わせ、それも一組は親子な組み合わせでもある二組が、軽い口論を繰り広げていた。さくら専用のベルトであるリベラドライバーとテイオー専用のベルトであるドリムドライバーを、どうやら前者は幸美が、後者はクリークが隠してしまったらしいことに、さくらとテイオーが気づいたことから始まっているようだ。
つまり幸美もクリークも相変わらず、目に入れてもは言い過ぎだが特に可愛がっている誰かには、危険な事はさせたくないということだろうか。
なんだか、ガラス細工や腫れ物扱いに近いようにも思える慎重さというか可愛がりようである。
- 133ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:19:13
「どうしたんだ、さくら、テイオー?」
「うん? さくらにテイオー、そんな顔してどしたの」
「一輝兄にシービーさんってば聞いてよ。私のドライバー、ママに隠された」
「え、そうなのか?」
「ねえトレーナー、シービー、ボクのベルトがどこにあるか知らない? 朝起きたらなくなってて、なんか幸美さんとクリークは知ってるみたいなんだけど教えてくれなくてさ」
「ふむふむ、なるほどなるほど、おおかたクリークが没収しちゃったって感じかな?」
そしてそこへ同じタイミングで一輝と大二、シービーとライスが暖簾を潜って現れた。なら当然さくらもテイオーも今現在リビングで発生していることの由を一輝たちに話すのが道理で実際そうなった。
しかしさくらと幸美、テイオーとクリークがベルトのことだけでなく、それ以外の話題でもちょくちょく軽い口論になっているのを知っている面々ばかりなので、そこまで深刻な顔付きや雰囲気にはならないのがオチだった。
「さくら。ねえ、これパパのタンスに入ってたけど、どしたの、くれんの?」
「なあテイオー、私とクリークの部屋の私のほうのベッドの下に、こんなものがダンボールに入った状態で置いてあったんだが、キミは何か知らないか?」
しかしそこへ、タイミングが悪いと考えるべきか、幸美とクリークが隠した場所が悪かっただけと考えるべきかは不明だが、元太がリベラドライバーを、オグリがドリムドライバーを持って呑気そうに現れた。
どうやら二人の発言からするに、どちらのドライバーも幸美とクリーク両名それぞれの相方の持ち物というか、家具の中に隠していたらしい。木を隠すなら森の中とはよく言われるが、覆う部分がふわふわしていたり、あまり安定性のないものでは話にならないということが地味によく分かる話の顛末である。
- 134ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:21:46
「返してよ!」
「うわっ!って痛゛っ、また腰をや゛っぢっだぁ……!」
「オグリ先輩ってばナイスだよ! お礼に頭を撫でてあげてしんぜよ〜♪」
「? どう善行をしたのか分からないが、チームメイトのテイオーが嬉しいなら私も嬉しいぞ……ッ!? 気のせいか?」
「もうパパさん、せっかく隠してたのに!」
「あだぁッ、追加攻撃ィ!?」
「オグリちゃん、そこは黙っててほしかったですよぉ。めっ、ですからね〜」
「そうか、すまnうっ!? や、やはりさっきからまた酷い頭痛が……」
「まあオグリちゃん、大丈夫!?」
そして探し物であるベルトが勝手に戻ってきてくれたなら当然、持ち主であるさくらとテイオーもすぐに手元に収めるのが道理である。しかしその際の反応はさくらとテイオーで対照的である。
つまり元太とオグリで常日頃周囲からの信頼を獲得できていないか否かの差が出たという具合だ。まあ妥当なところなのかもしれない。またそれはそうと、元太は腰を、オグリは頭をまた痛めたようだった。
ただ、ちょくちょく腰をやっている元太はあまり違和感はないが、良く言えば頑丈、悪く言えばしぶとい印象なオグリが、彼女とはあまり無縁に思える頭痛を、それも強い痛みを伴うレベルのソレを、短期間で二度も発生させてしまっているというのは、不思議なものである。
- 135ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:23:10
「あちゃー、一輝のパパもオグリンも、何という最悪なタイミングぅ〜」
「だよね〜、アタシも同感!」
「ああ。ただ、どっちも心配だな、特にオグリは現役アスリートで何より俺の担当だし。けど生憎と、チーム一色んな病状やその対策に詳しいベルノは買い出しに出ちゃってるし、とりあえずロキソニンとレバミピドを飲んでもらうか」
「失礼します」 「お邪魔します」
と、そんな間にいつも以上に柔和でそれでいて慎重な面持ちに連れ立ったヒロミと、普段以上に硬直した顔付きのブルボンがやってきた。
恐らく何か重大な用事があってきたのではないか。
そのように感じ取り瞬時に全体的に少し畏まる一輝・大二・ライスと、だが対照的にそうは感じても見た目や振る舞いにはその素振りを一切見せないシービーだった。
- 136ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:24:00
「あ゛〜っ、いつも子供たちがお世話にあだだだ!」
「痛た…あ、貴方がヒロミさんで、キミがブルボンか。私はオグリキャップ。いつもトレーナーやトレーナーの家族の皆さん、それに何よりアルゴルズムの皆がお世話になっているらしいな、ありがとうございます」
「何かあったのか?」
「見たところ、お二人とも体を痛めているようですが?」
「はい、父ちゃんは腰を、オグリはまた頭をやっちゃったみたいで」
「元太さんのこれはアタシたちからしたら見慣れた光景なんだけどね」
「ただオグリのほうは珍しいんだ、それこそこの娘がご飯を残したりたくさん食べなかったっていうのと同列なくらいには。なんで気になっちゃうんだよね」
「なるほど、それならお二人にフェニックスの病院を手配しましょう」
「今ならすぐ申請できます」
そしてそんな四人の心情を察してか察さずかは不明だが、元太とオグリがヒロミに礼の言葉を述べようとするも、しかし彼は人体、彼女はバ体に数日ぶりに発生した異常により締まらない感じに終わってしまうのだった。
当然それを察さないヒロミとブルボンではなく、察するやいなや瞬時に一輝に事情を聴取、一輝のほうも素直にぎっくり腰になったと彼等に説明する。
またそれを聞いたヒロミとブルボンは自分たちがちょくちょくお世話になっているフェニックス職員や隊員専用の病院で元太とオグリを診てもらってはどうかという案を打ち出すのだった。
- 137ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:25:48
「えっ、いいぃだだだ!」
「つぅ…! あっ、すまない!」
「ありがとうございます。あっ?今日はお風呂ですか?」
「それともサウナですか〜?」
「いや、お母様と一輝君の担当アスリートのスーパーさんがさくらさんのことを心配してると伺い、協力依頼元として、きちんと説明しなければと思って参りました」
「お母様とスーパーさんのご心配は分かります。ただ、五十嵐3兄弟と彼女達アルゴルズムナウタイには特別な力があります。ほかの人間では替えが効かない。世界が必要としている力です」
「幸美さんもクリークさんもそのことは、大二さんとライスの就任式や、シービーさんの故郷の旅館での一件でご存じのはずです」
どうやら今の話から察するに、ヒロミとブルボンがしあわせ湯を訪れた目的は、幸美やクリークがデッドマンズ絡みの犯罪における五十嵐兄妹やアルゴルズムナウタイの近況、その正しい把握や事実確認ができているかどうかの視察、および近況把握や事実確認ができていなかった場合の説明や補足にあるようだ。どこまでも誠実な彼等らしい判断である。
- 138ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:27:49
「母さん。デッドマンズはまだ、壊滅したわけじゃないんだ」
「みんなが安心して暮らせるその日まで、私は戦う」
「幸美さん、クリークさん、ライスたちは皆誰かの居場所を守るために必死に戦ってるの。だからライスたちはもちろん、さくらさんやテイオーさんのことも信じてほしいんだ」
「絶対無敵のテイオー伝説、そのリベンジはまだまだ始まったばかりだからね!」
「だからさ、俺や大二、さくらの戦いをもう少しだけ、応援してくれないかな?」
「アタシも、まだまだこのチームの皆と一緒に走っていきたい。そしてその居場所を、軌跡を、これからも守っていきたい」
「だからアタシからもお願い。まだ二人を、皆を守らせてほしい。幸美さん、クリーク」
そしてヒロミとブルボンの説明に多少納得した幸美とクリークの心を掴まんとするかのように、一輝やシービーらライダーである者たちはそれぞれが掲げるライダーとしてのレゾンデートルを、ある者はその言の葉で、またある者はその立ち居で、またまたある者はその振る舞いで以て彼女たちに届けたのだった。
なるほど、彼等彼女等とて、伊達に数ヶ月もライダーとして戦ってきていない、ということなのかもしれない。
- 139ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:28:33
「あんたたち……」
「皆……」
「ヒロミさん。この子たちをどうか、よろしくお願いします」
「お願いします!」
「私からもお願いだ。皆をよろしく頼む、ヒロミさん、ブルボン」
「ヒロミさん、ブルボンちゃん、皆をどうかお願いしますね〜」
「ありがとうございます」
「俺っちもがんばるー! って、なーんでいつも蚊帳の外なのよ〜んですわ、よよよ〜!」
そして一輝たちの言葉は無事幸美とクリークに伝わったらしく、彼女達はただただは感激極まっているようだった。
さらに、元太やオグリも合わさって、彼等のほうから頭を下げて世話を頼んできた。よほど身に響いたのだろう。
あとはまあ、いつも通り悪魔なので認識されずこれまたいつも通りバイスがわざと大袈裟に悲しんでいるのであった。
- 140ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:35:11
「ヴァ゛ア゛ア゛ー゛ッ!……ハァッ、ハァッ……フリオ?」
「す、すいませんアギレラ様。ですが、すっ、スマイルスマイルぅ〜!」
「ふん、見てんじゃないわよ!」
「うわっ!」
一方こちらは時刻にして同じ頃、場面は代わってアギレラとフリオがどこかの廃工場の物置に身を隠しながら、彼女が彼にペットボトルを投げつけるなど、少しお茶目なやり取りを繰り広げていた。
「アギレラ様のご衣裳、見つけてきましたよ」
「よく燃えなかったわね」
「あと、どうやらギフ様もご無事のようです」
「うん、私たちが人間に戻れるのが何よりの証拠」
そして今の彼等のやり取りから察するに、どうやらギフの棺かあるいはギフ本体が残り続ける限りはギフテクスの安全も保証され続けるということらしい。
つまりそれは、ギフが無事でなければ、ギフテクス、あるいはフェーズ3と呼ばれるデッドマン達は軒並み人の姿に戻れない、あるいは人の姿を維持できないということなのだろうか。要は怪人のままということなのか。意外なやり取りから一つの疑問が解消された裏でまた新たな疑問が発生していたようだ。
- 141ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:37:49
「フリオ、行くわよ!」
「いや、どちらにですか?」
「ギフ様を奪還しに行くの! いつまでこんなとこにこそこそ隠れてんのよ!?」
「落ち着いてくださいアギレラ様! 敵は宛ら国家権力の威を借る不死鳥、無闇に突っ込んでも奪えませんよ!」
「ッ!……じゃあ、着替えるからどっか行って!」
「はい」
またそのような疑問は置いておいて、アギレラたちの動向に戻ろう。彼女はギフのことでフリオと軽く揉めたようだ。
つまり、どうやら彼女は今尚ギフの棺と共にあることを諦めてはいないらしい。同時に、そのためには絶対、どうしたって必要な行程であるギフの棺のフェニックスからの奪還もまた、まだ諦めてはいないらしい。
まあそれは仕方のないことである。何故ならば、彼女の今までの生、即ちナツキハナというグッドルッキングガールな栃栗毛のウマ娘のバ生は、いつ頃からかは不明だがギフと共にあった。それこそ、基本原理や習慣やレゾンデートルと呼べるほどに馴染んだものだったらしい。そしてこれは既出の情報からでも間違いなく窺える。
ならばそれらから察するに、アギレラにはギフの花嫁以外の生き方を模索する余地は彼女の脳内にも精神にも魂にも今のところは恐らくないのであろう。
- 142ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:54:27
「ゔぅっ……」
「おや、貴方は、それにそちらの彼は……なるほど。まあそれよりも、貴方はよほどその顔が気に入ってるんですね」
「慣れなのか? 妙にしっくりくる」
「元の顔を忘れませんか?」
「俺は自分が誰よりも嫌いだった。鏡を見るたびに割りたくなった。とにかく、自分を捨てたかった」
「そっちは、何故デッドマンズに?」
「……。世界は俺のもの……」
──それから時を戻すこと約20時間前、即ち29日夜。どこかのビルの屋上、アギレラやフリオより先にフェニックスの包囲網から抜け出したオルテカはその後数日の間、全国各地のデッドマンズ入会者の自宅を転々とする形でどうにかこうにか逃げ隠れていた。そして29日、つまり今日、再び渓谷区に戻ってきたのである。ちなみに全国を巡る間にいろいろな計画の第一段階をスタートさせており、またそれなりに起動に乗っていることもあってか、オルテカは少しばかり悦に浸っていた。
と、そんなところに縄で括った男を抱えて、オルテカにとってはよく見知った顔をした一人の男が姿を現した。そう、カメレオン・デッドマンである。カメレオンもまたオルテカと共にフェニックスの包囲網を抜け出し、だがその後は別行動を取っていたものの、彼なりにいつでもデッドマンズとして再起できるようにと考えたうえでのソレだった。そのため特段落ち込むこともなく、あれから本日までやってこれていた。とはいえその間、カメレオンが人間だったころの本来の風貌に戻したことは一度たりとてなかったのだが。
なぜならカメレオンが先程オルテカに語ったように、彼は昔から反吐が出るほど自らの顔や人生に嫌気が差していた。というのも平々凡々に醜い顔というのは、それだけでその者の生き方を拘束してくるものだし、なんなら彼が臆病な性格だったこともあって常に他人の顔色を窺い、生を持ち上げ、その裏で妬みを発露させることの繰り返しだった。
そしてだからこそ、そう、なればこそ彼は擬態を得意とするカメレオンの力を宿したカメレオンバイスタンプとこのうえなく相性が良かったのかもしれない。
- 143ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:55:22
「ハハハハ……!その願い、俺が叶えてやってもいい」
「ほう……どうやって? 今現在デッドマンズに入会していた者たち、組織を信奉していた者たちを招集中ですが、揃うにはまだ少しばかり時間がかかります。ゆえに、そこの彼を入れても現在の我々はたった3人ですよ?」
「問題ない、俺と、スカイベースから掻っ払ってきたこいつが五十嵐家を嵌める。その裏であんたはヒロミの野郎を惹きつける、適度に弱らせながらな。要はフェニックスに潜入した時と似た方法だよ」
「なるほど。ならとりあえず、リバイスドライバーでも奪ってきてもらいましょうか」
話を戻すが、オルテカの簡単すぎる回想、というよりどこにでも転がっていそうな、されど陳腐すぎるがゆえに叶えるやつより叶えない、叶えられないやつのほうが数多存在するだろう彼の野望を聞いたカメレオンは傍に転がした男を眺めながらそう呟いたのだった。いったい彼等はこれから何をしでかそうというのだろうか。オルテカはどうやらベルトに興味があるようだが。
- 144ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 00:55:57
「失礼する」 「分析結果は出ましたか?」
「えへへ、待ってましたよぉヒロミさん、ブルボンさん! もちろん出ましたとも!?」
「ただ、どうやらあたしとトレーナーさんが調べた結果、この棺を構成してる物質の構造、これはストーン。つまりは、ただの石っころみたいなんですよねぇ……」
「なるほど。つまりこれは、デッドマンズにとっては単なる錦の御旗に過ぎないということか」
「そのようだね。だが、にも関わらず、石のはずなのになぜか非常に興味深い。というのも、人間の感覚ではキャッチできないほどの、ごくごく僅かな振動が2パターン記録されている」
「2パターンの振動とは何ですか、デジタルさん?」
「はい。ちなみに、これらがその振動AとBをそれぞれ5000倍に拡張した音です」
それから数時間後、時間帯にしてしあわせ湯を訪問するより前、ヒロミとブルボンは再びスカイベース内に設けられた狩崎の研究室を訪れ、狩崎とデジタルとギフの棺の分析結果について話しあっていた。
そしてその横で脈動を続ける、狩崎が拡大したその二つの音はまるで人間やウマ娘の心臓音のソレにも似たリズムを奏でているのであった。
- 145ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 01:03:38
「豚ロースと……あっ牛肉もある!」
「一輝兄、買いすぎだってば!」
「あっ、はちみーもいっぱいある〜!」
「それが普通なんだけど……今さらだけど、テイオーさんて、ほんとにお嬢様なんだね」
「このスーパーにこのメンバーで買い物に来るなんて、なんか久しぶりね!」
「うん!」
「私今すっごく幸せです〜!」
「クリークってば浮かれすぎ。ま、アタシも気持ちはわかるけどね!」
五十嵐兄妹、そしてオグリとベルノを除いたアルゴルズムのメンバーは、買い物に行くという書き置きをしあわせ湯のロビーに貼り付ける形で残して、幸実と共にスーパーへ買い物に来ていた。さくらやアルゴルズムのメンバーが学生ということもあって、現在しあわせ湯に住まう者たち全員で買い物に行くことはなかなかできておらず、幸美やクリークがとても嬉しそうにしているのはそれが理由だった。
- 146ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 01:20:39
「父ちゃん病院から帰ってきたらびっくりするよ」
「まーたぎっくり腰になったりして!」
「オグリもまた頭痛……にはならないね、今回が珍しいってアタシには思えたし!」
「も〜一輝にシービーちゃんったら! あっそうだ、トイレットペーパー切らしてたから見てくるね!」
「私もご一緒しますね」
「ありがと、クリークちゃん!」
「二人とも行ってら〜!」
「ハロォ〜ウ!」
「「んゔぅ!?」」
だがトイレットペーパーのストックが全くなかったことを思い出し、楽しい会話も程々で一度切り上げ、衛生用品のコーナーへ向かった幸実とクリークだったが、彼等の背後からカメレオンと彼が連れていた男が現れ、彼女達を無理矢理バックヤードへ連れ込んでしまったのだった。
どうやら、昨夜カメレオンがオルテカに対して告げていた作戦はこれのことだったようである。彼女達に成り済まして五十嵐家やアルゴルズムを内部からめちゃくちゃにしてやる胎づもりなのだろうか?
- 147ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 01:25:12
「で、オルテカさんよ。この後はどうすりゃいんだ?」
『カメレオンさんのように、貴方はスーパークリークに化けてください。その後の彼女の処置は五十嵐幸美もそうですが、貴方たちに任せます』
「分かった、この間のガキの身内を、こいつに化けて殺してやるぜ!」
「しー!……今日から私が、あなたになります」
「てめえらの役目はここまでだ、大人しくしてろ」
「母ちゃーん」「あっ一kゔっ!?」
「クリーク〜」「シーbぃ゛っ!?」
そして幸美に擬態したカメレオンや、カメレオンが連れていた男、よく見ればカゲロウがかつて散々痛めつけて扱き使った詐欺師の一人のようだが、彼等が幸美とクリークに告げたことから察するに先程の予想はどうやら当たっていたようだ。
いやしかし、カメレオンが正体や絡繰を明かす前ならともかく明かした今、それを再び活かした作戦を実行して上手く行く保証があるとは考えづらい。敵ながら少し心配になってしまいそうである。
まあ大二に対して間違いなく恨みを抱いており、実は工藤の次に悪魔の存在数値が高いと狩崎やデジタルに目されていた詐欺師集団、その男性メンバーのうちの一人をスカイベースから工藤を隠れ蓑にして連れ出して以降、今回の作戦を打ち明けにオルテカの前に姿を現すまでひた隠しにしていた辺り、彼なりにそれなりに自信のあるプランということなのかもしれない。とはいえ、いやだからなんだという話にもなるが、それはそれ、これはこれである。
ともかく、そんな彼等に消されそうになった幸美とクリークだったが、タイミングが悪かったのか、そこへ扉の外で一輝が幸実を、シービーがクリークを呼ぶ声が響いてきた。なので止む無しとばかりにカメレオンは幸実を、詐欺師はクリークを気絶させ、バックヤードから出ていったのだった。まあ彼等からすれば忌々しいかぎりだろうが、一輝やシービーらのことを思えば、幸美とクリークが消されずに済んだというのは、良かったに決まっているのである。そう、間違いなく。
- 148ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 01:26:51
「母ちゃーん!」「どうしたの一輝」
「特売品があったからさ。ほらね」
「シービーちゃんどうしたんですか〜?」
「うん、お餅のお得セットがあったから。はいこれ」
「あら二人ともやるじゃない! でも悪いんだけど、そんなことより一輝、シービーちゃん外に来て。面白いものがあるの」
「面白いもの?どこ?」
「シービーちゃんが楽しくなれるものかもしれませんよ〜」
「アタシが?」
「母ちゃん、なんもないよ」
「クリーク、その楽しくなれる何かがまるで見当たんないんだけど?」
「「へっ!」」
そして、バックヤードから幸美の姿で出てきたカメレオンとクリークの姿で出てきた詐欺師は、そのまま一輝たちのほうへ向かった。一輝やシービーが呼んだ理由を確かめなくてはならないし、反応が一切なくては不自然に思われても仕方がないと彼等は考えたためである。そうして、合流したカメレオンと詐欺師は言葉巧みに話の流れをずらし、入口の一つを通って駐車場へ誘き出した。この駐車場はバックヤードにも面しており、仮に正体がばれたとしてもすぐに人質を引っ張ってこれるためカメレオンたちの作戦には打ってつけなのである。話を戻し、駐車場へ一輝とシービーを誘き出したカメレオンと詐欺師は、カメレオンが一輝の、詐欺師がシービーの背後を取りながら予め持参していたコンバットナイフを彼等の首元目掛けて一切の容赦なく、またしたり顔で手早く振り下ろし食い込ませたのだった。
- 149ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 01:29:45
「「グゥッ!?」」
「お見事です、五十嵐トレーナー、シービーさん、では予定通り、私はマスターの支援に回ってきます」
「おう、あんがとな……っと、おいカメレオン、俺たちが何度もお前の策に乗ると思うなよ」
「トレーナーのこの発言が全てだけど、敢えて言わせてもらうね。キミ、自分の能力や手腕を過信しすぎ。だから手下を使っても、こうして追い込まれるんだよ」
「ま、でもアタシはちょっと楽しかったけどね! 何かを追い込むのは大好きだし!」
……筈だったが、コンバットナイフが一輝とシービーの喉元の少し近くに迫った辺りで、彼等が振り向き、駐車場に出る際にそのままたまたま持ってきてしまっていたはずのトイレットペーパーで難なく受け止めそのまま駐車場の中央に蹴り飛ばされ、カメレオンと詐欺師による一輝とシービーの殺人は敢なく失敗に終わったのだった。さらにはフェニックス隊員らが何名も現れ、カメレオンを取り囲む始末だった。
「おいっ、何がどうなってんだ!?」
「ん? ああいや、クハハハハ…! 驚いたよ、まさかこっちが待ち伏せされていたとはねぇ」
「焦ったな、まさかこうも早く引っ掛かるとは……」
「ヒロミさんとブルボンさんの策に引っかかるにはまだ時間がかかると思ってましたもんね……」
「ぶぅわははは! これもヒロミっちとブルボンちゃんのファインプレーなのよねん!」
また、カメレオンたちはただただたまげているようだったが、大二とライスのやり取りから察するに、どうやらこんなに早く彼等が失敗するとはフェニックスも考えていなかったようだ。つまりはカメレオンたちにも失敗の一因はあったということだろう。そしてそんなカメレオンたちを悪魔らしく嘲笑いながらバイスが放った独り言、それによれば、どうやら今回彼等の作戦の裏を掻くことができたのは、ヒロミとブルボンが立案した策によるところが大きかったようだ。
- 150二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 01:32:31
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- 151二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 01:42:01
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- 152ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 01:46:45
- 153ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 01:48:12
「母ちゃん、ケガはない?」
「大丈夫」
「よかった」
「クリーク、傷はない? 特に足腰とかの」
「大丈夫ですよ、やっぱりシービーちゃんもトレーナーさんもいい子ですね〜」
「ありがと、ただ甘やかしてくれるのはまた後でね」
「チィッ、てめえら全員、生かしちゃおかねえぞっ!」
「フフンフフン……いけ好かないィ……ガぁキぃどーもめえェッ!」
そして集音器やGPSも搭載した恐らく狩崎とデジタルの立案だろう通信機器から漏れ聞こえてくる隊員たちからの連絡から考えると、幸美とクリークも当然だがその身の安全は確かだったようだ。
またそれにより、計画を台無しにされたことに対するストレスが臨界点を突破したらしいことが窺えるほどに激怒した詐欺師とカメレオンが、この状況では陳腐なものとしか取られないだろう脅し文句を吐きながら、連続してカメレオン・デッドマンへと姿を変える。
それから見るに、どうやらカメレオンは、カメレオンバイスタンプを詐欺師に使わせてフェーズ2のカメレオン・デッドマンに予め変身させた状態で今回の作戦に参加させていたようだ。ならば今現在のカメレオンたちの状況は、自分に自信がない者同士の作戦が、彼等とは似て非なる、自分の不甲斐なさを誰より憎み、然りとて覆そうと努力した者たちの策に呑まれた、類は友を呼ぶ作戦というふうにも言えよう。
- 154ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 01:49:24
- 155ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 01:59:30
「家族を守れなきゃ、世界は守れない!」
『レックス!』
『Come on!』
『レ! レ! レ! レックス!』
「どんなピンチでも、冷静に熱く闘う!」
『バット!』
『Confirmed!』
『Eeny, meeny, miny, moe~♪ Eeny, meeny, miny, moe♪』
「無敵を証明する!」
『コブラ!』
『What's coming up!? What's coming up!? What's coming up!? What's coming up!?』
「トレーナーやチームの皆の楽しい時を守る!」
『シービー!』
『Beat on!』
『シ! シ! シ! シービー!』
「皆の幸せや笑顔を守るヒーローとして戦う!」
『オウル!』
『Showered!』
『Humpty-dumpty♪ Humpty-dumpty♪』
「絶対無敵なリベンジ版テイオー伝説を刻む!」
『トサケン!』
『So what's now! So what's now! So what's now! So what's now!』
- 156ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:00:11
「「「「「「変身!」」」」」」
『バディアップ!』
『オーイン! ショーイング! ローリング! ゴーイング! 仮面ライダーリバイ! バイス! リバイス!』
『チェーンアップ!』
『ナツイン! コーニング! ロッキング! ドゥーイング! 仮面ライダーバイス! シック! バイシック!』
『バーサスアップ!』
『Precious! Trust us! Justis! バット!』
『仮面ライダー! ラ・イ・ブ!』
『プライスアップ!』
『Blesser! Believer! Brother! オウル! 』
『仮面ライダーヒ・ー・ロ! 』
『リベラルアップ!』
『Ah Going my way! 仮面ライダー! 蛇・蛇・蛇・ジャンヌ~! 』
『ドリームアップ!』
『Ah Running our vision! 仮面ライダー! 猗・猗・猗・アマクサ〜!』
そしてまあ当然だがそんなことは知る由もなく、五十嵐兄妹・バイス・アルゴルズムナウタイは流れるようにまた澱みなくそれぞれリバイ、バイス、ライブ、ジャンヌ、シック、ヒーロ、アマクサへと変身を遂げた。
さらに一輝やシービーらの変身を見届けた幸美やクリークががんばれという想いを込めた表情で見守るなか、ダブルカメレオン・デッドマンとの戦いが幕を開けたのであった。
- 157二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:01:01
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- 158ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:02:06
「なかなかやるねえ、ふっ!」
『ジュニア!』
あれから少しして、戦いは一輝たちが優勢なままに進み、それに少し焦りを抱いたのか、はたまたいつも通りなのかは分からないが、カメレオンはギフジュニアを召喚した。
しかしそれを見た一輝とバイスとシービーは別段それに向かっていくようなことはせず、そのままカメレオンを相手取り、代わりに大勢のギフジュニアに対しては大二、ライス、さくら、テイオーが応戦を始めたのだった。
そして一方で、一輝たちとカメレオンとの激戦は継続しており、そんな中でオストデルハンマー50とサイズモードのナツインバスター50を使ってバイスにより連続で繰り出された打撃と斬撃を受け止め怯んだカメレオンに、一輝が間髪入れずゼロ距離射程からの銃撃、さらにそれにより後退したところにすかさずシービーが時計回りに高速回転しながら遠心力とトモを活かした蹴りと、同じく遠心力により通常時よりもスピードと質量を伴わせてお届けするフクトデルハンマー50による打撃のコンボを叩き込んだ。
またこれによりさらに一輝たちの強さを危惧したのかカメレオンは姿を透明化し、素早い攻撃でリバイ、バイスを翻弄し始めたのだった。
- 159ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:02:45
『イーグル!』
『Come on!』
『イ!イ!イ! イーグル!』
『バディアップ!』
『荒ぶる! 高ぶる! 空駆け巡る! イーグル! お前の羽を数えろ!』
『ドラゴンフライ!』
『Beat on!』
『ド! ド! ド! ドラゴンフライ!』
『チェーンアップ!』
『千客万来! 未来! 到来! ドラゴンフライ! それは飛行のための、たった一つの冴えたやり方!』
「そこか。バイス!」
「支援はキミに任した!」
「はいよ!」
ここで一輝はリバイイーグルゲノム、バイスはバイスイーグルゲノムドラゴンフライモディファイ、シービーはシックドラゴンフライゲノムとなり、その超視力でカメレオンの居場所を瞬時に特定、そこ目掛けて突風を起こし、カメレオンと詐欺師を舞い上がらせ、さらには即座に急降下させたのであった。
- 160二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:05:00
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- 161ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:06:07
『コング!』
『Come on!』
『コン! コン! コング!』
『バディアップ!』
『アーム! ストロング! 戦いのゴング! 鳴らせ! コング! ドラミングキター!』
『グリズリー!』
『Beat on!』
『グリ! グリ! グリズリー!』
『チェーンアップ!』
『プリティ! ラブリー! パワフリー! へし折れツリー! グリズリー! ぶち熊してやりますわ!』
「一輝、シービーちゃん、行けーっ!」
「大二、ライスちゃん、がんばれーっ!」
「さくら、テイオーちゃんっ! 負けるなーっ!」
「痛っ、コブ!」
「ハァ〜、さっきからトレーナーさんもシービーちゃんもライスちゃんもテイオーちゃんも、ライダーの誰も彼もが皆立派で、甘やかしたい気持ちが止まりません〜〜〜!」
「ハマハマ〜、くすぐったい、タヌ〜!」
「幸美さん、スーパーさん、落ち着いてください!」
さらに畳み掛けるように、一輝はリバイコングゲノムに、バイスはバイスコングゲノムグリズリーモディファイに、シービーはシックグリズリーゲノムとなり、一輝がパンチでカメレオンを、シービーが頭突きで詐欺師を吹っ飛ばすのだった。
一方で大二とライスは、バックヤードから近くの建物の階段に移動し、加えて駆け回りながらギフジュニアと戦闘を行なっていた。
また一方でさくらとテイオーは駐車場の別区画に移動し、格闘戦でギフジュニアと交戦していた。
そしてそれを応援する幸美とクリークは、幸美のほうは応援に熱が入り、ラブコブに勢いよく蹴りとパンチを入れ、クリークのほうは甘やかしたいという欲が高まりすぎて、近くにいたハマタヌの全身を撫で回していたのだった。
- 162ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:06:50
『カマキリ!』
『Come on!』
『カ! カマキリ!』
『バディアップ!』
『いざ無双斬り! 俺が横切り! カマキリ! 俺たちオンステージ!』
『カメバチ!』
『Beat on!』
『カ! カメバチ!』
『チェーンアップ!』
『やん八! 捨鉢! カメバチ! あなたのことを、刺さずにいられない!』
「ねえママ、クリークぅ〜! 俺っちの応援もしてよー!」
「バイスも頑張って-」
「もちろんよ、バイスちゃんもいい子ですね、頑張ってくださ〜い♪」
「ママのテンション一輝のときと全然違うんですけどお! こんなのぶっちゃけ1000%有り得ませんよ〜! いやまあ、クリークが俺っちにも優しくしてくれたのはありがたいですけどね!」
そして一輝・バイス・シービーはカマキリバイスタンプやカメバチバイスタンプを使い、さらにゲノムチェンジやモディファイチェンジを行うと、今度はカメレオンへ連続の斬撃と刺突をぶちかますのであった。
- 163ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:09:20
『ジャッカル!』
『Eeny, meeny, miny, moe~! Eeny, meeny, miny, moe~!』
『バーサスアップ!』
『Over drive! Power dive! 仮面ライダーライブ! ジャッカル!』
『ヒツジ!』
『Humpty-dumpty♪ Humpty-dumpty♪』
『プライスアップ!』
『Runner zero! Stayer hero! 仮面ライダーヒーロ! ヒツジ!』
またそれとほぼ同じタイミングで大二がライブジャッカルゲノム、ライスがヒーロヒツジゲノムへ変身を遂げる。そして高速移動で残存しているギフジュニアたちを逃さないと言わんばかりに次々と撃破していくのであった。
- 164ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:09:54
『スネール!』
『So what's now! So what's now! So what's now! So what's now!』
『リサイクル!』
『アームズムズムーズ! ムズムズ!』
『リチェーンアップ!』
『Zoo! スネール! デデデーン!』
『タートル!』
『What's Coming-up!? What's Coming-up!?』
『リスタイル!』
『ウエポンポンポーン! ポンポン!』
『リバディアップ!』
『Ah! タートル! ダダダダーン!』
同じタイミングでテイオーはスネールの、さくらはタートルのバイスタンプを使い、それぞれハマタヌをスネールゲノム、ラブコブをタートルゲノムに変身させ、粘液と爆撃による連携攻撃を行い、目の前にいるギフジュニアを纏めて撃破したのだった。
- 165ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:10:26
「沸いてきたぜ!」「弾んできたね!」
『バリッドレックス!』
『バリバリ!』 『バリバリCome on!』
『バリバリアップ!』
『My name is! 仮面ライダー!』
『リバ・バ・バ・バイ! リバイ! リバイ!
リバ・バ・バ・バイ! リバイ!』
『チューンシービー!』
『チュンチュン!』 『チュンチュンBeat on!』
『チュンチュンアップ!』
『Your name is 仮面ライダー!』
『シ・シッ・シッ・ク! シック! シック! シ・シッ・シッ・ク! シック!』
「ねえ見て-! これ俺っちが作ったの-!」
「一輝にシービーちゃん、かっこいいーー!!」
「まぁ、バイスちゃんたら凄いですね〜!」
「母ちゃん、ありがとう!」
「サンキュー、幸美さん!」
「ガーン…ハァ、けどそのぶんクリークの優しさが染み渡るってもんだぜえっとお!」
これで仕上げだと言わんばかりに、一輝・バイス・シービーはカメレオンを追い込んでいく。さらに一輝とバイスはバリッドレックスバイスタンプを、シービーはチューンシービーバイスタンプを使って現時点での最強形態であるリバイバリッドレックスゲノム、バイスバリッドレックスゲノムチューンシービーモディファイ、シックチューンシービーゲノムにゲノムチェンジを遂げたのだった。
そしてバイスはすぐにチューンセイバーとバリッドシールドを幸美とクリークに自慢し始めるも、クリークはともかく幸美は一輝とシービー以外目に入ってないのかバイスのほうには目もくれない様子だった。なのでクリークの声援が余計に沁みたのか、バイスはチューンセイバーとバリッドシールドを勢いよく振り回しながらカメレオンに突撃していくのであった。
- 166ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:11:04
「サクっと倒すよ!」
「テイっと押し切っちゃうよ!」
「大事に決めようか!」
「ライスな気分で決めちゃうんだから!」
『ジャッカル! ジャスティスフィニッシュ!』
『ヒツジ! ブラザーフィニッシュ!』
『クジャク! スタンピングスマッシュ!』
『イーグル! ドリームスマッシュ!』
「やった! あー!」
「四人ともいい子いい子です〜!」
いつの間にかさくらはラブコフをクジャクゲノムに、テイオーはハマタヌをさらっと新たな姿であるイーグルゲノムにチェンジさせていた。続けて、クジャクとイーグルの扇子をフリスビーのように使った攻撃を、大二とライスの高速移動からの銃撃&斬撃と合流させる形で、残ったギフジュニアたちに叩き込み一掃を完了させ、四人揃って決めポーズを余裕そうに決めたのだった。当然、幸美とクリークも嬉しいことこのうえないといった様子だった。
- 167ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:12:33
「俺たちはお前たちを助けたいんだ!降参しろ!」
「今ならまだアタシたちでも二人とも助けられるんだ、だから早く!」
「お前らごちゃごちゃうるさぁーい! どうせ俺は人間には戻れないんだよォーーーッ!!」
「そっ、そうだそうだ、意味分かんねえこと言ってんじゃねえや!」
一方でこちらは先程と変わらずカメレオン・詐欺師と戦いを繰り広げている一輝・バイス・シービー。今朝もそうだったが、五日前のデッドマンズ壊滅作戦の折に工藤と灰谷をデッドマンから分離できなかったことを一輝は酷く悔い、またシービーも敵に割と容赦ない彼女には珍しく、とても残念に感じていた。
そのため、未だ方法は見つかっていないがデッドマンズ幹部の救出という彼等の目下の目標を実現させるべく、狭いエリアでの戦闘という急転直下が何度も起こりうる状況下でそれでも尚、言えるだけの言葉、それを以て表せるだけの必死さ、つまりは彼等がこの状況下で為せるだけの努力を成し、どうにかカメレオンの戦意を収めさせようとした。
しかし侮っていた相手に追い込まれ、挙句に良く言えば慈悲、悪く言えば舐めプのような発言をされたカメレオンは、より一層激情に駆られ、それに便乗したデッドマン態の詐欺師と共に、最後の猛攻とばかりに、いやカメレオンがしねえだろというような攻撃、その極北とでも言うべきな縦長な豪火を左右に放出し攻撃してきたのだった。
- 168ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:33:51
「詐欺師のほうはともかく、カメレオンは……殺るしか、ないのか……ッ、シービー、頼む!」
「……そうだね、今アタシにもカメレオンを救える秘訣みたいなものは……悔しいけど、全然思い浮かばない。なら、楽しくはないけど……絶対ないけれど!……倒さなきゃ、駄目だ」
(何よりミスター・トレーナー、人殺しなんて大嫌いなキミが、悩み抜いてそれをしなきゃと心に決めてアタシを頼ってくれたのに、無闇にそれを揺さぶりたくはないもん。うん、アタシも、彼を倒す覚悟を決めなきゃに決まってる!)
「「しつこい奴等だなあ、食らえェ!」」
『レクレク! プテプテ! オーオー!』
『シビシビ! ペラペラ! アルアル!』
そしてその攻撃を避けた一輝とシービーがカメレオンへの処置に対して再び逡巡し、しかし無理矢理にでも納得し覚悟したその瞬間、カメレオンたちが再度炎を発射してきた。
しかし、悲しみと共に一輝がレックス・プテラ・ブラキオのバイスタンプをバリッドスキャナーに、続けてシービーがシービー・ペラゴルニス・アルゼンチノのバイスタンプをチューンスキャナーに連続して読み込み、リバイシックレックシービー・リバイシックプテラゴルニス・リバイシックブラキオアルゼンチノを彼等の眼前に召喚した。それによりその攻撃は欠片も一輝たちに届くことはなく消え去り、それとほぼ時を同じくして一輝たちが三体のブレンド態全員にカメレオンと詐欺師を集中攻撃するようスタンプを介して指示を出し、それを皮切りに彼等への最後の攻撃が始まったのだった。
- 169ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:34:29
「「ゔぅわッ!? ぐぉえ゛っ!」」
「「ハァッ!」」
「「ハァアア!」」
『バリバリ! スタンピングフィニッシュ!』
『チュンチュン! バイシングフィニッシュ!』
「「ハアアアアアーーーッ!!」」
「ヴャアーーーッ!? え゛ゔっ!」
「ほげえええええッ!?」
「どぅわ〜! 以前ならしなかった二人共用の悪魔も巻き込みかねない攻撃を平然とやるなんて、一輝とシービーったらだ・い・た・ん♪」
まずはリバイシックレックシービーにプテラゴルニスを混ぜ、その翼を宿し、次にブラキオアルゼンチノをエフェクトとして纏わせると同時に、レックシービーをカメレオンに接近させ彼等を瞬時に上空へ吹っ飛ばした。
さらには、現在無防備なカメレオンと詐欺師をプテラゴルニスの翼で斬りつけ怯ませ、一輝とシービーが粒子化したレックシービーを纏い、放つはダブルライダーキック。トレーナーと担当ウマ娘という組み合わせな二人によりぶちかまされる彼等の息をぴったりと合わせた連携技で、カメレオンたちを地に堕とし、めり込ませ、叩きつけ無力化したのだった。
あとついでに、お約束の決めポーズも決めていた。相変わらずかっこいいやつをである。
- 170ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:36:21
「「やっ(やりまし)たーー!!」」
「ゔぅ……?」
「おーおー気絶しちゃってますよ、ほんじゃあっちはってありぃ、何だあいつぅ!?」
「残念……だなぁ〜……ぁあああ~……」
「悔しぃいぃなぁぁ~……」
それを見た幸美とクリークが喜ぶなか、数分前の攻撃のダメージが響いたのか、詐欺師は変身解除された状態で気絶したまま仰向けに横たわり、カメレオンも同じく変身が解けてしまった……などという単調なものではなく、白い司令官服の若林の姿から黒い服の若林の姿へ、といった感じにころころ姿が変わっていき、最後にそこにあったのはどこかの芸人に似たパッとしない顔付きの男だった。
それ以上姿が変わることがなかったことからも察せられるが、恐らくこれが彼の本来の姿、鏡に写るたびに鏡を割りたくなるほどに苛立つ生来の彼の容姿、それに違いなかった。
さらに、すぐに五日前の時の工藤や灰谷と同じく、その全身が黄色く輝き出し、そのまま粒子化。スカイベースの方へ飛んでいったのだが、それに気づくものはいなかった。なぜならカメレオン、いや最後までその名を明かさなかった男は消滅してしまったのである。その場で彼と戦っていた面々は皆それに気を取られてしまい、また工藤や灰谷とは違い、現状で精一杯手を尽くして尚助けられなかった、いや助けられる流れにさえ持ち込めなかった一輝とシービーはこれを見て苦渋を顔に滲ませ、さらにシービーのほうは自らに怒っているのか無意識に両耳を絞ってさえいたのだった。
- 171ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:37:17
「「これで、ゔっ!?」」
「おんやぁ、どぉうしましたあ!? やはりそのベルト、貴方たちに合ってないんじゃa……ってあれは! チッ、どうやら退いたほうがいいようですねえ、では!」
「「ケハッ、エ゛ホッ!」」
そしてその裏ではヒロミとブルボンがオルテカを追い詰めていた。が、デッドマンズ壊滅作戦の時と同じくヒロミはデモンズドライバー、ブルボンバッボイドライバーから発された全身を駆け巡るような衝撃に膝をついてしまう。
またほぼ同じタイミングでカメレオンと詐欺師のほうの作戦が失敗に終わったことを、オルテカが少し遠方に見えた爆炎から察したこともあって、再び彼を逃してしまったのだった。
「デッドマンズの残党は三人。必ず探し出せ」
「どうかよろしくお願いします」
「はい、司令官、司令官補佐!」
「カムバック司令官、おめでとうヒロミ。そしてブルボン、これで君も再び司令官補佐になり、つまりは今日からまた、フェニックス司令官付きのウマ娘だ、良かったねえ」
「「……ありがとうございます」」
「おやあ、浮かない顔してるね?」
「少し体調が優れなくて……」
「私も、駆体機能に少々トラブルが生じているようです……」
それから数時間後、スカイベースはもちろんフェニックス全体を混乱に陥れた元凶を討ち果たしたこともあってヒロミとブルボンは司令官と司令官補佐という、フェニックスのNo.1とNo.2の役職に一気に昇進したのだった。つまり二人とも見事復帰を果たしたわけである。
しかしそれに二人はあまり喜んでいるわけでもなく、というよりもそういったような余裕はないようにも思える。ヒロミはデモンズドライバーが、ブルボンはバッボイドライバーが起因となってこういった状況になっているのではないかとも考えられるが、まだ真相は闇の中。果たしてそれが分かる日がいつ来るのかは現時点では分からないが、彼等に起きている異常が生命の危機に直結するようなものでないことを祈るしかない。
- 172ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 02:40:57
「おやおやそいつは大変だぁ、二人ともお大事にね」
「「失礼します……」」
「……ふっ、フハハ!」
「……そうしたほうがいいからしゃーなしですし、無理強いはしたくないですけど、トレーナーさんのそういう戦闘に関するほんとのことすぐには明かさないとこ、デジたん同志としてあんまり好きじゃないって言っておきますぅ!」
「すまないすまない、ただ今は君も分かってる通り、今は経過観察の段階だし、流石に命に別状が有りかねないような事態なら私も即座に明かすさ」
「ほんとお願いしますよ、もぉう!」
そしてそんなヒロミやブルボンが司令室を去っていく姿を見て、狩崎は含み笑いを浮かべている。すぐにデジタルに咎められたが、別にそんなに反省しているわけでもなさそうだ。
思えば狩崎はヒロミとブルボンに辛辣だったが、今の状況に恐らくそれは関係はないだろう。しかし今後ヒロミとブルボンが何か起こるのか、ともすれば今何が起きているのかも知り尽くしていそうであるのは間違いないと考えられてしまうだけに、彼の行動からまだまだ目を離すわけにはいかないようだ。
「失礼します。司令官と司令官補佐は?」
「いないよ。私とデジタルだけだけど、どうしたの?」
「もしや病院で何かトラブルがあったりしたんです?」
「いえ違うのですが……あの、司令官と司令官補佐の連れてこられた方たちのレントゲンが変なんです」
「ふむ、これは五十嵐元太の……!?」
「こちらの図は、オグリさんのやつですよねえええェッ!?」
「「心臓が……ないぃ!?」」」
だがそういった疑問を吹き飛ばすかのように、新たな疑問が舞い込んだ。なぜ元太とオグリの心臓はないのだろう。というかなぜないのに彼等は生命としての活動を送れているのか、それもまた疑問である。あとはいつから消失しているのか。どうやって消失したのかというのも疑問である。
ともかく、スタッフが持ち込んだ二つのレントゲンの画像は、狩崎とデジタルに新たに数多くの疑問を齎すことと相成ってしまったのだった。
- 173二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:50:47
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- 174二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:53:56
「おいしそうな肉だねえ!」
「肉を食べれば元気一杯だもんな、父ちゃん!」
「ああ、元気があれば何でも出来る! さあオグリちゃんもタマちゃんも食べた食べた!」
「モグモグ、ありがとう、私もぐもぐ、ゴックン! 全力で行かせてもらうとしよう!」
「いやレースとちゃうしもう全力やないかーい! ただまあ、こんなにお肉ばっかめちゃくちゃぎょうさん食べれる機会もあんましないのは事実やし、うちも領域(ゾーン)に入ったるつもりでご相伴に預かろうやないか!」
「もうオグリちゃんたら、よく食べるのは構わないけど、トレーニングに差し支えないようにしてよね」
「ああ、もちろんだ。ほら、ベルノももっと食べるといい。あ、すまない幸美さん、おかわりを頼む!」
「ええぇ……」
だがそうした疑問は一時ではあるが強制的に終了されたようだ。というのも場所がしあわせ湯内のリビングルームへ切り替わったためである。そこには五十嵐家、アルゴルズム、タマモクロスが二つのテーブルを中心にして集合していた。どうやらこの間元太が言っていた焼き肉パーティーをやっているらしい。つまり数時間前の買い物はこの準備のためでもあったようだ。
またオグリは相変わらずパクパク肉を胃袋に放り込んでいる。今さらではあるが、まるでブラックホールである。今頃宇宙を旅しているだろうチャオが口癖などこかの宇宙人もびっくりすること間違いなしとさえ言えるだろう。
そしてタマもそれに負けじと、一つの競技において時代を作るアスリートのみが偶発的に突入できる現象である『領域』にまた突入してやるとさえ語るほどの覚悟と勢いで肉を取りまくっている。楽しそうで何よりである。
- 175二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:55:58
「パパってばそんなにはしゃいだら、また腰痛めるよ。てか、治るの早くない?」
「オグリさんの頭痛はまだ分かるけどさ」
「そうなんだよね、流石フェニックスの病院だよ。完全復活!! アルゴルズム万歳、五十嵐家万歳!!」
「ああ、あそこの病院は凄いな。こうしてトレーナーやチームの皆ともすぐに再会できたし」
「だから私も、ヒロミさんとブルボンには感謝しかないぞ」
「くぅ〜〜〜、羨まちぃ!」
どうやら元太とオグリは割とすぐにフェニックスお抱えの病院から帰ってこれたようだ。つまり元太たちは自分に心臓がないということを知らないようだ。まあそれが運が良いのか悪いのかは分からないし、なんなら分かる必要のないことだが。
そして相変わらずバイスは、リビング奥の扉に嵌め込まれたガラス越しにその様を見ているだけだった。食べられなくてかわいそうだが、そもそも幽体でできるわけがないのでかわいそうもへったくれもないのである
- 176二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:56:41
「六人とも頼もしかったわ~! 流石パパさんの子供と一輝の担当してる子たちね!」
「いや~いや、それほどでも。二枚食い!」
「私も、この家の居候で、何よりトレーナーさんの担当で良かったって改めて思いました〜、はいトレーナーさん、あ〜ん」
「ふぁりがと。って父ちゃん最初から食べすぎ、俺の分まで取らないでくれよな」
「……兄ちゃんのことはだいぶ分かってるつもりだけど、未だにクリークさんとのあのやり取りはちょっと立ち入れないものがあるよなぁ……」
「同感、一輝兄はクリークさんを甘やかしてるだけなんだろうけど、絵図がコアなプレイのそれに見えちゃって、ちょっと凄いもんね……ん?」
そしてそんなことは気にならないのが当たり前。元太は引き続き肉や野菜にパクついていた。心臓がないわりに大したものである。もしや元太は人でなく、オグリもウマ娘でないのか?はたまたオグリに関しては家族かアルゴルズムのメンバーと幼い頃に、彼等も忘れてしまっているだけで何か、臓器や体液を分け合うような出来事があったのか。だから五十嵐三兄弟はライダーに変身できるし、もちろんアルゴルズムのメンバーもライダーに変身できるのだろうか。
- 177二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:57:22
そしてそんなことは気にならないのが当たり前。元太は引き続き肉や野菜にパクついていた。心臓がないわりに大したものである。もしや元太は人でなく、オグリもウマ娘でないのか?はたまたオグリに関しては家族かアルゴルズムのメンバーと幼い頃に、彼等も忘れてしまっているだけで何か、臓器や体液を分け合うような出来事があったのか。だから五十嵐三兄弟はライダーに変身できるし、もちろんアルゴルズムのメンバーもライダーに変身できるのだろうか。
「やばっ、光君ち行くの忘れてた! 渡したいもんがあるって言われてたの」
「えっどうゆうこと? 彼氏じゃないよね?」
「んなわけないじゃん、いいからほらパパは退いた退いた」
「うぅ、はーい」
どうやらさくらは牛島家に呼び出されていたようだ。あの胡散臭さが全力全開な家庭にである。まあ、そんなことはさくらが知る由もないことなので仕方がないのだが。
とにかく、そんな用事を思い出したさくらはすぐに席を立ち、ジャンパーを羽織ってリビングを出ようとしたのだが、彼女を行かせまいと元太が立ちふさがった。親心や父性愛からなのだろうが、そんなものは今はどうでもいいさくらはすぐに退かせると玄関に向かったのだった。
- 178二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:58:07
「あっそう言えば、僕もマックイーンの実家に呼ばれてたんだった! 急がなきゃだもんね!」
「アタシの予想だけど、ベルトの調整のことだと見たね!」
「そうらしいんだ〜、それにもうそろそろ近くに爺やさんが迎えに来てくれる時間だし、早く行かないと行けないんだよね。てことで、じゃあ行ってきまーす!」
「あたしも行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい、さくらは牛島さんに、テイオーはマックイーンちゃんやパーマーちゃんやアルダンちゃん、爺やさんやご当主さんによろしくな!」
「さくらちゃんもテイオーちゃんも、足元には気をつけてくださいね!」
そしてテイオーもどうやらメジロ家に招待を受けていたようで、急ぎ仕度をし玄関で待っていてくれたらしいさくらと足並み揃えて各々の目的地へ向けて出ていったのであった。
- 179二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 02:59:38
『さくらさんいらっしゃい。玄関空いてるから入ってください』
「お邪魔します」
「光君?」
「あれ?」
「……う、牛島さん?」
「ん?a 何このドア……えっ!?」
「ゴクッ……!」
そうして牛島家へやってきたさくらはインターフォンを鳴らす。すると光が応答し、ドアのロックも外れたようなので中へ入った。しかし近くまで来た時からさくらが思っていたことなのだが、まるで電気がついていない、地味に不気味だ。
またそれは中に入っても変わることはなく、ただただ疑問である。加えて誰も出迎えなしで家の奥から誰の返答もない、では先程光はどこから応答してきたのか。そんな疑問を新たに感じながらさくらがリビングに入るとやはり真っ暗で誰もいない。なんなら窓が思いっきり空いている始末である。
つまりここまでにさくらが感じた疑問だけ挙げ列ねても、どうみてもやばい状況なのは明らかで家に戻ったほうがいいはずなのだが、この家の不気味さは実は前に泊めてもらったときも少しだけだが感じたものなので、ここまで来たらいっそ解き明かしてやろうというふうに、さくらは少し考えていた。
するとある扉が開いているのを発見、覗いてみると地下へつながる階段が、階段を下りていくことにしたが、その先にはひたすらに怪しげな雰囲気や妖光が漂っていた。
果たして一体、この先に何が待ち受けているのだろうか。そんな疑問を余所に、さくらは階段を下っていくのであった。
- 180二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 03:00:43
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- 181二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 03:02:48
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- 182二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 03:04:09
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- 183二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 03:05:11
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- 184ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/24(月) 03:05:43
『次回、仮面ライダーリバイシック!』
『新生デッドマンズの恐ろしさを、見せてやりましょう』
新生デッドマンズ、始動───────────
『彼の名は、フリオではありません』
『玉置豪っていうんだよ、ほんとのあいつは』
『何ここ!?』
『VRウマレーター内に展開された仮想空間、その中のトレーニングルームだ』
──────────────バディの真価!
『燃えてきたぜ!』 『凍ってきたね!』
『毎週どこか、乞うご期待!』
【第17話 裏切りの深化、トリオの真価】
仮面ライダーリバイス 第17話「裏切りの深化、バディの真価」予告
- 185二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 12:17:07
乙です
続く - 186二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 16:30:52
- 187二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 23:58:38
面白かったです
- 188二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 04:02:59
もうそろそろ次スレか
- 189二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 12:59:05
続く
- 190二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 20:05:55
- 191二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 22:21:50
- 192二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 22:51:03
このレスは削除されています
- 193二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 22:51:49
- 194二次元好きの匿名さん22/01/25(火) 23:46:42
続く
- 195二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 06:31:25
ありそう
- 196二次元好きの匿名さん22/01/26(水) 12:25:21
続く
- 197ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/26(水) 18:43:06
- 198ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/26(水) 18:48:37
- 199ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/26(水) 18:56:50
- 200ライスないスレ5&ゾク4スレ主22/01/26(水) 20:24:41
建ててきたので、置いておきます
当スレを利用いただき、どうもありがとうございました