生徒会長がいませェん!!【一条ミヤビ】パート17

  • 1一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/18(月) 21:41:26

    私は連邦生徒会長とプライベートでバカやるのが日常『だった』連邦生徒会『元』行政官の新生徒会長、一条ミヤビ!

    トイレもベッドも机の下も行きつけの喫茶店も施工完了間近の新築ビルもこっそりつくった秘密基地も探したけどバカ会長が見つからない!


    エデン条約はなんとしても成立させよう、リンちゃん。


    名前 一条ミヤビ

    学年 2年生

    所属 連邦生徒会

    役職 生徒会長(元行政官)

    出身 ヴァルキューレ、捜査局


    戦闘   57(コマイヌ不在時は12)

    頭脳   82

    事務   43

    政治   98

    神秘   24

    技術   96(専門は爆発物)

    体力   32(スタミナ)

    オカルト 84

    医療   78


    設定・全part集

    一条ミヤビ設定+過去スレ一覧名前 一条ミヤビ

    学年 2年生

    所属 連邦生徒会

    役職 生徒会長(元行政官)

    出身 ヴァルキューレ、捜査局
    tele​gra.ph
  • 2二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 21:43:50

    たておつです

  • 3二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 21:46:58

    たっておつ

  • 4二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 21:50:54

    たておつ

  • 5二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 21:53:22

    たておつ

  • 6二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 21:53:27


    いつの間にか17も来てたのか

  • 7二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 21:58:04

    ここ最近ばか会長見てないから寂しい

  • 8二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 22:01:48

    リンちゃんの友好度意外とそんなに高くないんだ

  • 9二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 22:02:36

    たておつほしゅ

  • 10二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 22:04:31

    リンちゃんとアオイちゃんはオフィスラブしているからな(モモモークから調べ)

  • 11一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/18(月) 22:08:40

    本日は更新なし、とりあえず質問だけ返答します


    >ヒーラーやってたコハルは流石にもう一緒に突っ込んだりはしない?

    展開次第ですが、率先して前に出したりはしないですね……

    あくまで今の彼女は補習授業部預かりなので、正実の指揮系統から外れてたはずですし……


    >クロノスを締め出したら次に起きるのはデモ…

    >ヴァルキューレ海警は左遷扱いというのは本当なのですか!?

    来るなって言っても来るんだから締め出しようがないでしょ


    全ての部署はキヴォトスの治安維持のために必要不可欠であり、決して部署によって扱いに差異を設けるなどということはしていません。今も職務に邁進する海警に対して風評被害を生むような質問はお控えください。


    >セイア護衛も兼ねて学園で待機してたミネ団長

    >パテル分派の動向一部始終を「黙って」見ていた

    団長……?


    >コマイヌ「出番まだー?」ウィンウィン

    まて!ステイ!今来たら聖徒会に押しつぶされるから!


    >コマイヌは海装備も大丈夫そうで羨ましいわね

    アタッチメント次第ですね、基礎的な防水処理はされていますが……


    >200ならスピンオフ、ミヤビのグルメ

    落ち着いたら何か書きましょうか……。

  • 12一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/18(月) 22:11:46

    >>6

    気づいたら17ですね…。

    アビドス編がっつりやってたら多分もう20行ってたんじゃないでしょうか


    >>7

    私も寂しい!


    >>8

    >>10

    私はリンちゃんからは良く思われていない(と思っている)ので……。

    リンちゃんとアオイちゃん、そういう関係だったんですか?えぇ?

  • 13二次元好きの匿名さん24/03/18(月) 22:11:53

    前にあったシチューとかが美味しそうだったんでつい

  • 14二次元好きの匿名さん24/03/19(火) 07:12:25

    保守

  • 15二次元好きの匿名さん24/03/19(火) 15:10:03

    諸々終わったら焼肉とかいこう

  • 16二次元好きの匿名さん24/03/19(火) 19:11:56

    キヴォトスというか連邦生徒会はパブリックコメントとか制度があるのだろうか…
    カイザーが組織的に嫌がらせで大量に送っていても止められないんだろうな…

  • 17二次元好きの匿名さん24/03/19(火) 22:20:08

    連邦生徒会内でリンちゃんが一番ミヤビちゃんからの友好度低かったのか

  • 18二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 08:07:49

    ほし

  • 19二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 16:18:51

    19

  • 20一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/20(水) 21:41:09

    (休みでも予定が詰まっているので仕事になりました、年度末はこれだから)

    (エデン条約編が一息ついたら、現時点までの好感度上昇ダイスでも振ります)


    お茶濁しに、このごたごたが終わった後『ミヤビのグルメ』をやるメニューを安価取ります

    >>21>>28でダイスです

    出来ればマニアックな料理等はご勘弁ください

    それ以外でしたらデザート、屋台、定食、なんでもありです

  • 21二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 21:42:08

    そんじゃ柴関ラーメン
    できればホシノといっしょに

  • 22二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 21:42:32

    サバの味噌煮

  • 23二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 21:42:43

    おでん

  • 24二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 21:43:03

    フルーツ盛り合わせパフェ

  • 25二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 21:43:22

    鮭専門店サモーンの焼き鮭定食

  • 26二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 21:43:38

    カレーライス

  • 27二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 21:43:48

    焼き肉!

  • 28二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 21:44:09

    白玉あんみつ

  • 29二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 21:44:30

    食い放題ケーキバイキング

  • 30一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/20(水) 21:46:18

    dice1d8=1 (1)

    1 柴関ラーメン ~ホシノ先輩を添えて~

    2 サバの味噌煮

    3 おでん

    4 フルーツ盛り合わせパフェ

    5 鮭専門店サモーンの焼き鮭定食

    6 カレーライス

    7 焼き肉

    8 白玉あんみつ

  • 31二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 22:43:59

    安定の柴関ラーメン

  • 32二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 22:48:39

    エデン条約終了後にグルメと拉致が確定してるの草。

  • 33二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 22:49:43

    柴関ラーメンか…絶対ミヤビちゃん気にいるだろうね

  • 34二次元好きの匿名さん24/03/20(水) 23:38:55

    (おそらく)百鬼夜行のヤツメウナギ屋台はいまどうしてるだろうか(居酒屋なのに生徒間で大人気)

  • 35二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 03:07:37

    あれ…慈愛の怪盗による生徒会長拉致事件起こるもしかして?

  • 36二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 09:29:18

    ラーメン→誘拐の順かな

  • 37二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 15:11:31

    外交修羅場超えた後に食べたラーメンがもたれるような誘拐とかよほどでないと許されざる者になるのでは感

  • 38二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 19:58:54

    誘拐の時点て許されないから大丈夫だ

  • 39二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 22:28:23

    保守

  • 40二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 07:42:20

    保守

  • 41二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 14:03:25

    連邦生徒会に必要な精神はただ一つ!
    カイザーグループぐるみの年度末に発覚する去年の引き継ぎ書類から見えた過去10年分の手続き事故による粉飾を見逃さずプレジデントまで責任追求させていくことである!

  • 42二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 21:30:16

    miyabi

  • 43一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/22(金) 23:29:50

    (とりあえず書けてる分だけSS投下します。ダイス君はもうちょっと待っていてくれ)
    (RABBIT小隊の再起シーン、サキ編です。あと3名分考えていますが、蛇足にならないかちょっと不安ではあります)
    (万全な状態のFOX小隊はどれだけ盛ってもいい、私の持論です)

    「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふっ……」
    「……ねえ」
    「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」
    「ねえってば! さっきからうるさいわよ、RABBIT2!」
    指揮所の一角、人気の少ないそこに立ち寄ったクルミが声を張り上げた。
    視線の先にいるのは、一心不乱に腕立て伏せに励むサキ。
    普段なら気にも留めないその姿も、この状況下では明らかに異様だった。
    「気に、しないで、くれ! 気晴らし、だから、な!」
    「だからうるさいって言ってるの! ……そんなに失敗したのを気に病んでるわけ?」
    「っ……!」
    「はんっ、図星なのね。一回躓いたくらいで情けない」
    「一回、そうだな一回だ。先生に、血を流させた一回だッ!!」
    クルミの声をかき消すかの如く、絶叫とも言える声量でサキが叫ぶ。
    立ち上がってクルミに詰め寄る彼女の顔は、焦燥感に満ちていた。
    「考えても考えても! 霞む視界に滲むんだ!! 先生が撃たれて崩れ落ちる姿が、焼き付いて離れない!!」
    体が動かない中で、それでも必死に見続けた先生の姿。
    血を流して地面に倒れる小柄なその姿を忘れることなどできない。
    まして、この学園都市でそんな姿を見ることなどほぼないと言っていいはずだった。
    『死』という逃れえない結末を、否応なく想起させるその姿が、サキの心を責め苛んでいた。
    「なあ先輩、貴女にわかるか!? 目の前で、守るはずだった人がなすすべなく倒れる姿を見せつけられる私の気持ちが!!」
    「──わかるわよ」
    絶叫が、ぴたりと止まる。
    強く、強く意思の籠ったクルミの瞳が、サキの瞳に向いていた。

  • 44一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/22(金) 23:33:00

    「私が先走って、バカなミスしたせいで、オトギを本当に失いかけたことがあった」
    「私のミスをカバーするために、ユキノが、ニコが、危ない橋を渡ることもあった」
    「そういう時はいっつも自分に怒鳴ってる。なにやってるんだこの無能、って」
    それは、クルミの体験だった。
    一年の頃から積み上げてきたのは、エリートとしての素晴らしい実績だけではない。
    その裏には、同じほどに積み上げられた失敗の歴史もある。
    特にクルミは、サキと同じポイントマン。危険な場所を一番に切り開く斥候である。
    そのミスは部隊の全滅に繋がりかねないものであり、それ故にクルミは場面こそ違えど、サキの抱える気持ちが理解できた。
    「自分が情けなくて、ぶつけようのない怒りと後悔でいっぱいなんでしょ。いっそ自分の頭を撃ち抜けたら楽になるんじゃないかってくらい」
    「…………」
    「でもね、それは抱えて進むしかないの。どうしようもなく重荷でしかなくても、それでも歯を食いしばって踏ん張って、いつかその重荷を重荷と感じなくなるまで歩き続けるしかない」
    「……先輩は、どうなんだ。重荷は、軽くなったのか?」
    「なったと思ったらまた重荷が増えるだけよ。私たちはこの制服を脱ぐ日まで、掲げた正義を肩から降ろすその日まで、そうあり続けなきゃいけないの。……それが、あんたの選んだ『規範』なのよ」
    サキは、気づけばクルミのことをまっすぐに見つめていた。
    胸の中にあるどうしようもない曇りは、まだ変わることなくそこにある。
    それでも。
    「先輩」
    「なに」
    「……次こそは。そう思うしかないんだな、私たちは」
    「ふん、ちょっとはマシな顔に戻ったわね」

    「支度しなさい、後輩。ペイバックタイムよ」

  • 45一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/22(金) 23:35:26

    (以上となります。モエとミユはある程度出来てますが、ミヤコがなかなか……)
    (できれば休日に一気に進められたらと思います。気長にお付き合いいただければ幸いでございます)

  • 46二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 23:38:18

    おつおつ
    気長に待つので無理しないでくださいねー

  • 47二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 23:40:09

    乙です
    FOX頼りになりますね…!
    こちらは気長に待てますのでスレ主さんも体に気をつけてくださいね

  • 48二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 23:41:24

    このダイス間の行間中々見れないからとても嬉しい

  • 49二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 23:43:04


    皆最善を尽くしてたんだが、間が悪かったんだ

  • 50二次元好きの匿名さん24/03/23(土) 10:06:30

    SRT一年組にとっては一番つらい結果だったものな

  • 51二次元好きの匿名さん24/03/23(土) 20:08:57

    保守

  • 52二次元好きの匿名さん24/03/23(土) 22:45:57

    これでトリニティが招集で協調ゼロという事はないだろう多分

  • 53二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 07:50:46

    立ち直ってくれるといいが

  • 54二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 15:57:48

    連邦生徒会ってセーフティーネットの概念知らなそう…知ってる?

  • 55二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 16:07:02

    社会保障そのものがキヴォトスで育ちきってないでしょ

  • 56二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 20:49:33

    先輩に甘えられる兎は本編よりマシというキヴォトスの問題の大きさ

  • 57二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 23:02:37

    保守

  • 58一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/24(日) 23:44:39

    (休みに進展させるといったな、用事と爆睡でタイムロスだ。申し訳ない)
    (セーフティネットがあるならブラックマーケットがあそこまで拡大することもないんじゃないですかね)
    (というか多分それは各自治区でやるべきこと…内政干渉になる…)
    (ってことでモエ編書けたのでどうぞ)

    臨時指揮所、物資集積所内。
    モエは集められた装備を無心で仕分けていた。
    普段のへらへらとした軽い調子はどこへ行ったのか、作業に没頭することで何かを忘れようとしているように見える。
    「こんなところにいた」
    「っ! ……に、ニコ先輩」
    暗がりの中にいたモエを見つけ、ニコは傍まで歩み寄る。
    「い、いやぁ、見つかっちゃいました? くひひっ」
    「何してたの? 整備?」
    「ま、まあ、そんなとこです。ほら、用途別に仕分けとかないと使いづらいでしょ?」
    「……現実逃避」
    「うぐっ」
    ニコが微笑みながら、鋭く切り込んだ。
    苦い顔でモエが呻くと、もう一歩、ニコが踏み込む。
    「あの時の状況は聞いてるわ。よくやったと思うけど」
    「いの一番に落とされたの、私なんですよね。なーんにも出来なくて、参っちゃいますよ! ……ほんと、参っちゃいます」
    さしものモエも、あの戦果には思うところがあった。
    SRTに入った動機こそ不純極まりないものの、その能力は折り紙付きだ。
    ゆえに、何もできず一蹴されたことはモエにとって耐えがたい苦痛をもたらした。
    なにより、その敗北が護衛対象を傷つける結果になった。それこそがモエの心に重くのしかかる。
    「ミヤコも、サキもミユも、仕事を果たしたけど。私はなんにもしてないんですよ。ただそこにいて、だーっと撃たれてぶっ倒れて。何しに行ったんでしょーね私って!」
    「モエちゃん」
    「大体、私役立たずすぎて! 全然建物も吹っ飛ばせませんでしたし、あのアリウスの連中も次から次に来るからどうしようもないですし!」
    「モエちゃん」
    「あー! こんなことなら病欠でもして休んでればなあ! こんな、こんな……!」
    「モエちゃんっ!」

  • 59一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/24(日) 23:45:42

    喋りだしたら止まらなくなったモエを、ニコがきつく抱きしめる。
    背中を、頭をさすって、大丈夫だから、と声をかけながら。
    その熱に、抱擁に、モエの目尻から涙が溢れてくる。
    「──わたっ、わたしっ、だって、なんにもっ」
    「大丈夫、わかってる。わかってるよ、頑張ったね。大丈夫、誰も責めてないから」
    「そうじゃっ! そうじゃないっ! 責めてよっ! わたしがなんにもできなかったってっ! 頑張るだけじゃ、だめでしょぉっ!?」
    モエの、珍しく激しい声が上がった。
    それは後悔と絶望と、痛みと悲嘆と僅かな安堵の滲んだ絶叫だった。
    きつく、きつく、ニコの背を握りしめるように抱きしめながら。
    叫ぶ。
    「知らなかったっ! こんなっ、こんなっ! 情けなくて、苦しいなんてっ! なんでっ!」
    「うん、そうだね。失敗をして、躓いて、苦しんで。辛いよね」
    でもね。ニコが続ける。
    「皆そうなの。私も、他の隊員も、躓けば痛いし、失敗すれば苦しいし、立ち上がろうとしたらすごく辛い思いを抱えなきゃいけなくなる」
    「それでも皆立ち上がるの。私たちはそうであれと望まれて、そうあらんと望んだから。モエちゃん、貴女だって同じでしょ?」
    慰めの言葉はあった。大丈夫だと、よくやったと褒める言葉もあった。
    だが、一度も。たった一度も、ニコは言わない。
    諦めていいとは、絶対に口にしない。
    それが優しさだった。ここでくじけてうずくまったままになれば、この少女は必ず後悔するから。
    SRTに入るということは、決して生半可な才能や決断だけで出来るものではない。
    誰もがその意思を強く持たなければ、その門を潜ることは許されない場所だった。
    だから、ニコは信じている。
    「だけど、私は……。だって、そんな立派な理由なんてなかった……」
    「それでもここまで来て、その辛さを抱えられた。それは、貴女がSRTとなって、その任務に真摯に向き合った結果なんだよ」

  • 60一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/24(日) 23:46:19

    「……ニコ先輩……」
    「本当に、よくここまで来たね。貴女は守れなかったことに悔しさと後悔を抱けるところまで来た。なら、次も踏み出せる。私は、貴女たち皆がそうあれると信じてる」
    優しいけれど、それはモエに止まっていいとは言っていなかった。
    貴女達なら立ち上がれる。全幅の信頼をもってそう言い放つニコに、モエは力なく笑う。
    優しさと厳しさは同居するのだと、自分を抱きしめてくれるあたたかな先輩に強く感じていた。
    「あー……。ニコ先輩、きびしいなあ」
    「先輩だもの。……さあ、涙を拭って目を開いて? RABBIT小隊は、まだ負けていないんだから。貴女の感じた悔しさを、ぶつけて晴らす機会はまだあるよ」
    軽く背を叩き、離れる。
    そうしてもう一度モエの顔が見える。
    くひひと笑う、いつもの笑顔に戻った顔が。

    「──ありがと、ニコ先輩。私が泣いたこと、他には言わないでね?」
    「ふふ、じゃあ私とモエちゃんだけの秘密ってことにしておこうかな」

  • 61一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/24(日) 23:48:10

    (以上です。キャラエミュブレてても許してください)

  • 62二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 23:54:20


    一応連邦生徒会も補修をする制度自体はあるんだよね
    プロローグのリンちゃんが言っている

  • 63一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/25(月) 00:06:29

    >>62

    そもそもプロローグで言われていた内容って連邦生徒会が出す内容なのか不明瞭なんですよね…

    これを連邦生徒会に出すなら、じゃあ自治区の生徒会はなにをしているのか、という話になってしまいますし

    まあ可能性としては自治区の維持に手いっぱいで他に手が回らない小さな自治区、学校からの依頼、あたりかもしれませんが

    ほんへでの見落としがあったら教えていただけますと幸いです

  • 64二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 07:39:01

    今シャーレがやっているようなのは基本的に連邦生徒会がやる(こともある)内容だと思っていた

  • 65二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 14:07:19


    次はミヤコかな?

  • 66二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 21:43:17

    保守

  • 67二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 01:27:49

    クロノス「ハイランダーはネフティスと密接な関係のある学園ですがこの学校に資金注入があったという事は連邦生徒会直属化を狙う意図があるのではないでしょうか!?」

  • 68二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 09:28:10

    保守

  • 69二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 17:49:02

    再起SSたすかる

  • 70二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 21:32:21

    先輩に励まされる兎は寂しくないな
    もっと曇らせなきゃ

  • 71二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 21:55:00

    おっつ

  • 72二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 01:22:58

    なんでそんなひどい事を言うんだ

  • 73二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 09:19:36

    ほしゅー

  • 74二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 11:24:21

    自治区同士の抗争が起きた時は連邦生徒会調停室に連絡するでいいのかな?

  • 75二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 18:50:15

    ミヤビ成分の欠乏で死にそうだ

  • 76二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 20:16:44

    便利屋68とFOX小隊による夢の共闘
    お姫様を繋ぎ止めた新連邦生徒会長の辣腕

    熱くなる展開をそろそろ見たいものだ

  • 77二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 23:05:40

    ほしゅ

  • 78二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 05:03:52

    クロノス「プリンシパル・エージェント論に曰く外部化する部門の監督の為に監督者が十分に業務を把握している必要があるわけですがSRTの監督を連邦生徒会長単独で認可することは後任に多大な負担になるのではないでしょうか⁉」

  • 79二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 07:04:21

    このレスは削除されています

  • 80二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 07:04:50

    このレスは削除されています

  • 81二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 07:05:51

    このレスは削除されています

  • 82二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 07:14:33

    FOX小隊も本当なら原作でやりたかっただろうね、こういうのは…

  • 83二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 07:32:03

    FOXのみんな頼りになるなぁ…ラビットの事励ましてくれてありがとうねみんか

  • 84二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 16:42:09

    まるで透き通る世界観みたいや

  • 85二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 22:26:39

    保守

  • 86二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 06:23:20

    保守

  • 87二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 12:06:52

    このレスは削除されています

  • 88二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 21:18:24

    わっぴーにはこういう後輩がいないの悲しいね
    ハナコはどう思う?

  • 89二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 00:11:53

    キラーパスやめい

  • 90二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 00:15:04

    このレスは削除されています

  • 91二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 08:06:07

    World of Peace

  • 92二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 12:54:24

    このレスは削除されています

  • 93二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 13:33:30

    >>92

    別のスレの奴を付けっぱなしにしてた。

  • 94二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 18:53:48

    オトギかっこいい先輩してるなぁ……。
    後輩に背後を取られた先輩の姿かこれが

  • 95二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 20:33:02

    やめなよ、アリス!!キヴォトスは福祉国家という概念が薄れて義務なくして権利無しを地で行く経済悪化国家なんだよ!

  • 96二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 22:50:42

    保守

  • 97一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 01:58:25

    (回線工事とその後の調整で一日潰れました、ひと眠りしたら再開予定です)
    (書き終えたミヤコ編だけ投下します)

    「弾丸よし、マガジンよし。火器の調整よし、防弾ベストよし。……何をしているんでしょうね、私は」
    「ここにいたか、ミヤコ」
    「……ユキノ先輩」
    「随分としょぼくれた顔をしているな。いつもの優等生はどこへ行った?」
    肩が竦んだ。
    いつもと変わらない、鋭い視線と張りのある声。
    それが自分を責めているような声音に思えて、ひどく惨めな気持ちがぶり返す。
    「……上手くできる自信があったんです」
    何を目的にしているかもわからないまま、装備の点検と整備を黙々と続けていた。
    何かをしていないとおかしくなりそうで、手癖のようになった行為を繰り返して。
    「たとえ障害があっても、いつも通りにこなせると思っていました」
    私の言葉を、ユキノ先輩はただ聞いている。
    その視線が自分を苛んでいるように思えて、視線を俯かせたまましゃべり続ける。
    「でも駄目だった。私たちは結局任務に失敗して、守らなければいけない人を傷つけてしまった」
    「そうだな」
    「……私は、隊長としての任すら果たせなかった。最後まで立っていることもできず、守るどころか仲間に守られて! こんな無様がありますか!?」
    「それで?」
    「……わかりません。私は、どうしたら……」
    「頑張れとでも、言ってほしいのか? それとも転んで泣きわめく幼児にするように、優しく抱きしめてあやしてほしいのか? お前は悪くない、よくやった、もう心配ないと」
    責めるような言葉は、けれど不思議と穏やかだった。
    私が手にしていた整備したての拳銃を横から取り上げると、ユキノ先輩は表情を変えないままスライドを引き、薬室を覗き込む。
    綺麗に清掃し、メンテナンスを終えたもの。今の私とは違い、いつでも仕事を果たせるように準備が整っている。
    「……我々はSRTだ。そして、私も、お前も、一つの小隊を預かる小隊長でもある」
    「……」
    「お前が隊員なら、慰めもしただろう。だがお前は小隊長だ、慰めも励ましも、お前は受け取るべき立場にない」

  • 98一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 01:58:43

    だから、とユキノ先輩が続ける。
    スライドを戻して、外されていた装填済みのマガジンを入れた。
    セーフティをかけ、私の手に戻される。
    「任務の失敗は任務で取り戻せ。お前が、私が、負債を清算するやり方はそれしかない」
    「……自信がなくても、ですか。次は、今度こそ先生の命が危ぶまれるかもしれない。私たちが、未熟だから」
    「甘ったれるなよ。自分が未熟だと言い張れば、目の前の現実が変わるとでも?」
    その通りだった。
    私は、私たちは、この任務を拒否することも出来た。まだ一年生で、実戦経験が十分とは言えない。合同での手入れやバックアップの整った作戦ではないこの事態に首を突っ込んだのは、他でもない自分たちで決めたことだ。
    だから、何の言い訳もできない。ただ自分たちが幼いことを叩きつけられただけのようで。
    「現実は待ってはくれない。何があろうと、目的を果たすために弛まず歩き続けるしかない。そしてお前は小隊長だ、その歩みを先導し、誰よりも先に立ち続ける権利と、義務がある」
    いつしか、ユキノ先輩の視線が私の視線とぶつかっていた。
    目を逸らそうとしても、体は私の弱音を聞かずに固まったまま。
    「わかっているはずだ、ミヤコ。なぜ装備の手入れをしていた? わからないなら、逃げ出したいなら、そんなことはしていない。お前の本音はこの装備そのものだ」
    整備され、次の舞台を待ち望む自身の装備を見る。
    手慰みに、ただの習慣で、準備していただけのもの。それが、私の本音だと言われて。
    分からない。わからないけれど、萎れて草臥れていた心の中で、ぱちりと舞う火の粉があった。
    「……私は」
    それは徐々に燃え広がって。いつまでもうずくまろうとする私の心の弱い部分を燃やし尽くしていく。
    これが先輩なりの激励なのだということはすぐに分かった。
    私はこの人に、ずっと教えを受けてきたから。
    いつも厳しい顔をしている、この人に。
    「……すみません、先輩。少し、休んでいただけです」
    「そうか」
    装備を身に着け、先輩が手に取った銃をホルスターに収める。
    ヘッドセットを頭に戻せば、また私の姿が戻ってくる。SRT一年生、RABBIT小隊の小隊長が。

    「ブリーフィングだ。行くぞ、RABBIT1」
    「はい、FOX1」

  • 99二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 08:47:58

    ミヤコ編どもです!

  • 100二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 13:38:36

    otu

  • 101一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 17:46:58

    (おはようございます、めっちゃすやすやでした。再開します)
    現時点での状況おさらい
    ・サクラコ様 ほんへ通り重傷で古書館の寝室
    ・ハナコ等、大聖堂組はほんへ通りかつ、パテル分派の一部によるクーデター続行中(なおミカ)
    ・先生 お腹に穴空いてる(処置済み)
    ・ナギサ、ミカ、ツルギ、ヒナ等が連邦生徒会、SRTと同行中
    ・ブルアカ宣言秒読み(コハルがいないためハナコが二人分発破を掛ける模様)

    「会長。RABBIT小隊、全員揃いました」
    「FOX小隊以下、待機状態のSRT全隊員問題ありません」
    その言葉と共にRABBIT小隊とFOX小隊の面々が入ってくる。
    この短時間の間に指揮所は大きく様変わりしました。持ち運びに支障のない機材は収納され、非戦闘員が運搬できるようになり。
    それ以外の機材も、壁や比較的頑丈で安価な機材で囲うように一か所に集められ。
    あとは作戦を説明し、開始すれば場所を放棄できるように整理整頓されました。
    「お疲れ様です。RABBIT小隊、問題ありませんか?」
    「はい、会長」
    「……わかりました。では、皆さん。私から作戦の説明をさせて頂きます」
    見渡せば、この指揮所や仮設救護テントで戦ってきたすべての人がここに集っています。
    決して多くはありませんが、最初とは違い顔色の良いナギサさんや彼女に従うトリニティの生徒たち。そして脱獄(!)してきたミカさんに、先刻RAT小隊と共に何とか帰り着いてくれたアズサさんの姿もありました。
    そのそばには、ミカさんに連れ立ってやってきてくれ、他の生徒に混じって沢山の雑務を率先してこなしてくれたコハルさんも立っています。
    そして、別の一角にはFOX小隊を始めとするSRTの隊員たち。現在も聖徒会を押しとどめるべく戦ってくれている前線の生徒たちには、こちらの機材ではなくカヤちゃんの指揮する簡易指揮車経由で通信が繋がっています。
    連邦生徒会から調印式に参加したのは私とリンちゃん、そして少しの役員たち。その全員がここにいます。
    ……では、始めましょう。この状況を、ひっくり返すために。

  • 102二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 17:57:25

    皺寄せがヒフミに行ってて草
    まーファウストならなんとかなるやろ

  • 103一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 18:05:29

    では、作戦を説明します。
    我々は作戦開始時刻をもってこの指揮所を廃棄、後方から迫るユスティナ聖徒会が指揮所内を占拠するおおよその時間を見計らってここを爆破し、ユスティナ聖徒会の後方からの圧を一時的に緩和します。
    脱出後はミカさんと剣先委員長、BOAR小隊が先鋒を務め、お二人をBOAR小隊が護衛しつつ古聖堂までの道を誘導していただきます。
    その後ろをSRT各隊が護衛につき、中央には私を含む非戦闘員が荷物をもって移動。空﨑風紀委員長には最後方で遊撃をお願いします。
    おそらく一時的な圧の緩和はそう長く持ちません。全方位を取り囲まれた状態での移動が続くと思われますので、風紀委員長には適宜持ち場を移動して攻撃に当たっていただくことになると思います。
    先生には、申し訳ありませんが車椅子に乗った状態での指揮をお願いします。指揮対象は基本的にRABBIT小隊と空﨑委員長のみ、それ以外は各自の判断での対応を行っていただきます。
    ……以上です。正直、かなりごり押しでの移動になりますので、相当厳しい戦いになるかと思われます。
    ですが、ここを脱出しない限り物資と人員の枯渇によってここは磨り潰されることになるでしょう。
    どうかお願いします。皆さんの力を貸してください。

  • 104二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 18:13:38

    いよいよか…頑張ってねみんな
    それとコハルいないけどもなるべく早く来てくれよヒフミ…!
    ブルアカ宣言はヒフミが言ってこそだから!

  • 105一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 18:45:50

    「先鋒かぁ、よろしくねツルギちゃん☆」
    「……(コクッ」
    「我々が護衛いたしますのでご安心を、御両人!!!!」
    「うるさっ」

    「ああー、これでまた予算が飛びますねぇ……。大変だぁ……」
    「非常事態ですから。どうぞ会長、トリニティの生徒が淹れてくれた紅茶です」
    「あ、どうも。……ん、美味しい」

    「先生、無理はしないで」
    「そうです、先生は我々とSRTの皆さんが守りますから」
    ”ありがとう、でも皆も気を付けてね。特にヒナたちは病み上がりなんだから”
    「私は平気」
    「ツルギも平気でしょう、もう治ったと言っていましたから。私とヒナタさんは、護衛に専念します」
    「頑丈さは、お二人と比べたら大したことありませんから……」

    「先生、あらためてよろしくお願いします。……今度は、傷一つつけさせませんから」
    ”こっちこそよろしくね。大丈夫、今度は皆いるよ。上手くいく”
    「ああ、二度も同じミスはしないさ。任せてくれ」
    「あ、あ、あの……。モエちゃんが……」
    「くひひ……♪ ああ、こんないっぱいの高級機材ごと施設一つ吹っ飛ばすなんて、作戦でもなかなかできないよォ~……♪」
    「RABBIT3、ほどほどにしてくださいね……」

  • 106一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 18:50:25

    「ふぅ……。いざ動くとなると、存外に緊張するものですね……」
    「あ、あの、ナギサ様……。これ、良かったら」
    「コハルさん、それにアズサさん。これは、紅茶ですか……?」
    「私とアズサで淹れたんです。あ、い、要らなかったら……」
    「いえ、いただきます。……美味しい紅茶ですね、上手に淹れられていますよ。ありがとうございます」
    「あ、ありがとうございます!」
    「……白洲アズサさん。補習授業部について私が皆さんにしてきたことを、謝罪いたします。申し訳ありませんでした」
    「桐藤ナギサ、なぜ謝るんだ?」
    「私の独善が、皆さんを苦しめることになってしまった。自身の過ちを認めなければ、私は皆さんと肩を並べられません。それに、貴女には結局頭を下げていませんでしたから」
    「ナギサ様……」
    「わかった、謝罪を受け入れる。……別に、私は気にしてはいない。貴女のおかげで、私はかけがえのない友達と出会えたから」
    「……ありがとうございます。お二人とも、この件が片付いたら私の開くお茶会に参加していただけませんか? 政治的な意味のない、見知った顔だけの、お、お友達とおしゃべりとお茶をするだけの席に」
    「ああ、私は構わない。コハルはどうする?」
    「わ、私も! ご一緒します、ナギサ様」
    「なになに、お茶会の話? 私も私も! いいよねナギちゃん☆」
    「ミカさん貴女……。ええ、いいですよ。ロールケーキをたくさん準備しますから」
    「二人とも期待しててね、ナギちゃんのロールケーキ美味しいんだから! ……まあ量は凄いんだけど」
    「問題ない、その分訓練を増やせばいい」
    「わ、私はそんなにたくさんは……」
    「あ、あくまで常識的な範囲です! ミカさん、変な印象操作をしないでください!」
    「でも一人一本は作るでしょ?」
    「え? 当たり前じゃないですか」
    「……ナギサ様、それはちょっと多いと……」
    「……なるほど、飽食と肥満もたやすく節制を失う虚しさがもたらすものか。だが、それは訓練を重ねて克服できることだ。桐藤ナギサ、いくらでも立ち向かおう」
    「あ、アズサさん!? そんなに大量には出しませんから!?」

  • 107二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 19:09:04

    ナギサ様やっぱ落ち着いてる時は面白いな…

  • 108一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 20:16:27

    「皆さん、準備は良いですか? ……では行きましょう。誰一人取りこぼさず、辿り着きます。総員戦闘準備!」

    私の号令で、全員が銃を構える。

    ここから先は後戻りのできない一本道。これだけの戦力でも大丈夫だと言い切れない戦場に足を踏み入れることになる。

    「──作戦開始!」

    声が響くとともに、BOAR1が指揮所の一番大きな入り口から飛び出していく。

    それに続いてミカさん、剣先委員長、BOAR小隊の残りの面々が。

    さらに続々と隊列を組んで私たちが外に出れば、そこを囲むようにして聖徒会に対抗していた他の隊員が、網を縮めるように集まってくる。

    『通信は随時こちらで中継しています。指揮所爆破までのカウントダウン開始、出来る限り離れてください』

    「了解です。さあ皆さん、行きましょう!」

    膨らみ過ぎず、伸びすぎず。適度な距離をSRTの隊員がコントロールしつつ、周囲の敵を叩きながら進み始める。

    一路、古聖堂へ向けた前進が始まった。


    古聖堂への道 

    2+dice1d8=3 (3) ターンで到達



    前進ダイス

    dice1d2=1 (1)

    1 dice1d2=2 (2) ターン分前進+イベント

    2 dice1d3=1 (1) ターン分前進


    イベント

    dice1d3=2 (2)

    1 クロノスの生徒を発見、隊列に拾い上げる(報道再開)

    2 トリニティの負傷した生徒を救出(反対勢力へのトリニティ一般生徒のイメージ向上)

    3 ゲヘナの負傷した風紀委員を救出(反対勢力への風紀委員のイメージ向上)

  • 109二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 20:19:57

    良し残り三ターンだな!おまけにイメージ向上ヨシ!

  • 110一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 20:25:27

    (ターンで表記していますが、kmでも何でもいいです。ざっくりとした距離、時間の表現だけなので)

    聖徒会を退けながら進んでいくうち、ヒナが声を上げた。
    「あれは……。ごめんなさい、少しだけ場を持たせられる?」
    「問題ありません、どうされました?」
    「一般生徒が瓦礫の陰に隠れてた、助けに行くわ」
    「わかりました。停止を」
    「いえ、すぐ行って戻ってくるから進んでちょうだい。先生、いい?」
    ”大丈夫、行っておいで。その子を助けてあげて”

    「貴女、大丈夫?どこか怪我はしていない?」
    「うっ……。あなた、は、ゲヘナの……?」
    「今は関係ないわ。敵は散らしたから、隊列に合流しましょう。古聖堂まで連れて行ってあげるから」
    「う、うそよ……。これは、貴女達がやったんじゃ……」
    「……いいえ、私たちもしてやられた側よ。隊列には連邦生徒会とSRTもいるから、安心して。貴女に傷一つつけない」
    「……わかった、ついていく。あ、で、でも足が……」
    「ん……、少しだけ我慢して」
    「え?ひゃっ、な、なにっ!?」

    ヒナがトリニティの一般生徒をお姫様抱っこで連れ帰ってきた。
    生徒を救出したことでイメージが向上しました。

  • 111一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 20:25:59

    古聖堂への道 5ターンで到達

    残り3ターンで到着


    前進ダイス

    dice1d2=2 (2)

    1 dice1d2=1 (1) ターン分前進+イベント

    2 dice1d3=2 (2) ターン分前進


    イベント

    dice1d2=2 (2)

    1 クロノスの生徒を発見、隊列に拾い上げる(報道再開)

    2 ゲヘナの負傷した風紀委員を救出(反対勢力への風紀委員のイメージ向上)

  • 112二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 20:26:37

    後一回で着きそうね

  • 113一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 20:27:55

    古聖堂への道 5ターンで到達

    残り1ターン


    確定前進につきイベント発生ダイス

    dice1d3=1 (1)

    1 イベント dice1d2=2 (2)

    2 イベント dice1d2=1 (1)

    3 何事もなく到着


    イベント


    1 クロノスの生徒を発見、隊列に拾い上げる(報道再開)

    2 ゲヘナの負傷した風紀委員を救出(反対勢力への風紀委員のイメージ向上)

  • 114二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 20:28:49

    イメージ向上ヨシ!
    報道はされなかったけども両者からのイメージ上がったのはありがたいね

  • 115二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 20:33:35

    クロノスは負けません!連邦生徒会の強権化を防ぐまでは!(n敗目)

  • 116一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 20:36:53

    「あ……」
    「どうしました聖園殿!!!!足が止まりましたが!!!!」
    「ご、ごめん、ちょっと行ってくる! すぐ戻るから!」
    「承知いたしましたァ!!!!」

    傷ついたゲヘナの風紀委員が崩れ落ちる寸前、聖徒会を殴り飛ばしてミカがやってきた。
    「ねえ貴女、大丈夫! ほら、邪魔ッ!」
    「い、一撃であいつらを……。お、お前は聖園ミカ!? どうしてここに!」
    「今皆で古聖堂を目指してるの、一緒に行こ! ヒナちゃんもいるよ☆」
    「ヒナ委員長が!? いや、だがお前の言葉など……」
    「別に信用しろとは言わないけど、貴女達を見捨てると後味悪いなって思うだけ。ねえ、どうするの、ついてく──」
    「後ろだ聖園ミカ!!」
    喋りかけるミカの後方から銃弾が叩きつけられる。
    それを気にも留めず、むしろ羽を大きく広げて、弾が彼女に当たらないように防いで見せた。
    「どうするの、あんまりのんびりできないんだけど☆」
    「お前……。わかった、いや。わかりました、先導をお願いします、ミカさん」
    「……おっけー。とりあえず、こっちは邪魔だよねっ!」

    振り返りざまに銃撃して聖徒会を黙らせると、ミカは負傷した風紀委員を守りながら隊列に復帰した。
    生徒を救出したことでイメージが向上しました。

  • 117二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 20:40:04

    ミカかっこいいなぁ…

  • 118一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 20:58:23

    「見えた、古聖堂!」
    ミカさんが大きく声を張り上げる。
    そこにあったのは、古聖堂の形を一部だけ残して瓦礫の山と化した残骸。
    しかし、そこは確かに、相反する両者が手を取り合おうとした場所だった。
    「あれは、スクワッドか! 誰かと交戦中!」
    「……! ヒフミ!」
    「えっ、ヒフミ!? ちょっと、まってアズサ!」
    SRTの隊員が声を上げると、それに反応したようにアズサさんが目を見開き、そして駆け出した。
    コハルさんもそれに続いて走りだせば、二人は隊列を通り越して聖徒会の隙間を縫い、古聖堂へと駆けていく。
    「総員前進! 止まらないで! FOX小隊、二人を追ってください! ナギサさん、ミカさん、空﨑委員長、向こうに到着したらすぐに調印式を再開します、準備しておいてください!」
    「わかりました!」
    「おっけー!」
    『わかった。あと私のことはヒナでいい、面倒でしょ』
    「はい、ヒナさん!」
    釣られて走りだそうとした一部を、声を張り上げてひき戻しつつ、隊列を崩さず進み続けようとする。
    あと少し。ここで取りこぼすなんて絶対にさせない。
    「必ず、全員で辿り着きます!」

    「ヒフミ!」
    「アズサちゃん!? よかった、無事だったんですね!?」
    「アズサ、やはりここに来たか! 全員、照準をアズサに集中!」
    「させないわよ!」
    「グレネード!!」
    声が錯綜する。
    スクワッドと相対していたのは、ヒフミとハナコの二人だった。
    負傷した人員がいるとはいえ、二対四。まして戦闘訓練を積んだ四が相手では、まともに戦闘を続けることも難しいはず。
    それでも、二人はやってのけた。ここでひけば、これ以上に最悪なことが起こりかねないとハナコの頭脳が言っていた。戦力はクーデターへの対処で割かれていて、ここに人を回せない。根拠のない、半ば妄想にも近いハナコの言葉は、熱を帯びて暴走する生徒たちには届かない。

  • 119二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 21:00:13

    本当パテルはさぁ…こんな時に何してるんですかね

  • 120二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 21:04:10

    クロノス「風通しが悪い組織は統制が取れなくなることが多いです!社会全体にこういう雰囲気が蔓延しないようクロノスも精一杯努めて参ります!」

  • 121一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 21:21:50

    「ヒフミ、逃げるんだ! ここはヒフミが来るべき場所じゃ……!」
    「逃げません! アズサちゃん言いましたよね、自分は人殺しで、そうなるように育てられて! 私とは何もかもが違うから、一緒にいちゃいけないって! ふざけないでください!!」
    「ひ、ヒフミ……?」
    ヒフミの、可愛らしいとすらいえる怒号が響く。
    それは不思議と目が離せない、耳を傾けてしまう声だった。
    「私は確かに平凡です。アズサちゃんが見せてくれたガスマスク姿が本当の姿なんだってこともわかりました。私なんか、手も届かないようなところに生きているんだと、言いたいのはわかりました!」
    「でも!! アズサちゃんは一つ、大きな間違いをしています!!」
    「ヒフミ、何を言って……」
    気圧されている。
    仮にも人殺しの兵士として育てられたアズサが、目の前の平凡な少女に、その威に息を飲んでいる。
    それだけの気配が、ヒフミから立ち上っていた。
    彼女は、鞄の中から丁寧に保存されていたらしい、一つの紙袋を取り出す。
    「今ここで、私の本当の姿をお見せします! 私の正体、それは……!」
    それを、何の変哲もない茶色の紙袋に、穴を開けただけの簡素なマスクを。
    彼女は今この場で被って見せた。
    「『覆面水着団』のリーダー、ファウストです!!」
    「……え?」
    アズサは困惑した。
    確かに気迫は本物なのに、その絵面と来たらあまりに間抜けで。もしかしたら気を抜かせて自分を向こう側に行かせまいという彼女の策略なのかとも疑った。
    「どうですかこの恐ろしさ、不気味さ!アズサちゃんと並んだって、見劣りしないでしょう!こっちの方が恐ろしいという人だっているはずです!」
    「私とアズサちゃんは、違う世界になんていません! こんなに触れ合える、手を伸ばせば触れ合えるくらい近くにいるんです! だから……!」
    「……すまないヒフミ、私も叱られたんだ。そんなことをしても誰も喜ばないと。だから、そんな嘘はつかなくても……」

    ──誰が嘘だって!?

  • 122一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 21:39:14

    それは、明らかに異様な存在だった。
    ガスマスク姿のアリウスたちから見てもなお異様。
    カラフルな覆面を被り、目と口回りだけを露出させた生徒四人が、いつの間にかヒフミの傍に立っている。
    制服がそのままのため、覆面の意味があるのかは不明だが。
    「いやぁー、なんだか大事なところみたいだね~?」
    『覆面水着団、リーダーのファウストさんのご命令で、集合しました!』
    通信越しの声に、この場の誰もが息を飲んだ。
    噂には聞いたことがあるという、覆面水着団。ブラックマーケットの違法銀行を襲撃、一人の犠牲者も出さず華麗に中身を奪い去っていったという謎の集団。
    そのリーダーがヒフミだとは、アズサも信じられない思いだった。
    ちなみに傍で見ていたコハルはその恰好に正直ドン引いていた。
    並べ立てられる『ファウスト』の悪行。
    『ファウスト!! ファウスト!! ファウスト!!』
    そして鳴り響くファウストコール。脱ぎ捨てられる紙袋。
    「あ、脱いだ」
    「さすがに恥ずかしかったのかな~」
    「こ、ここ、ここまでしなくても良かったんじゃないでしょうか!? なんでコールを!?」
    「いやあ、その場のノリ?」
    「なんで脱いじゃうのよ、せっかくノってあげたのに!? ほら、シロコ先輩も覆面取って!」
    「ん、残念……」
    高まっていた緊張が、次第に解されていく。
    しかし、スクワッドはその緊張を残していた。集まった四人は明らかに強者であり、油断して相対できる敵ではないと理解できたからだ。
    『ま、まあそれはともかくとして……。対策委員会、今度はヒフミさんを助けに来ました!』
    「皆さん……! ありがとうございます……!」
    そして、それと共にFOX小隊が、それに続いて他のメンバーも集まってくる。
    中央のナギサとミヤビ、先生を守る形で、傷を癒した強者たちが古聖堂へとたどり着いた。

  • 123二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 21:52:00

    ついに役者が揃ったね
    さぁここから反撃開始だ!

  • 124一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 22:27:37

    ──それは、とても美しく、誰もが胸に抱く理想を謳いあげる言葉でした。

    平凡であっても、いえ、平凡だからこそ、どんな虚しさも、憎悪も、あらゆる力がそれを押しつぶして消し去ってしまおうとしても。
    それでも、自分たちの結末を、誰かに委ねないという、高らかな宣言。
    気に入らないものは気に入らない、大事だから守りたい、それを踏みにじろうとする者には決して屈さない。
    それを、たった一人の平凡な少女が、『人殺し』を自称する危険な者たちの前で叫ぶこと。
    きっとスクワッドには理解できなかったでしょう。
    彼女たちにとって、希望は踏み潰されるもので。
    未来は黒く染まっているもので。
    結末はすべて虚しさに満ちているものだから。
    「……そうですね。その通り、貴女の言う通りです。ヒフミさん」
    気づけば、空は晴れていました。
    まるで彼女が奇跡でも起こしたかのように、雨雲が押しのけられ、天から光が降り注ぐ。
    たとえ世界がこうだと決まっていたとして。
    そうじゃないと声を上げ、足音を鳴らして歩きだすことはきっと皆ができること。
    アズサさんが、ヒフミさんが、私たちに力を貸してくれている多くの人たちが、こんな現実は払いのけてみせると足を踏み出してくれていることが、私は本当に嬉しかった。
    会長が見たかったもの、会長が欲しかったものの一欠けらは、きっとこれに他ならないのだから。
    「始めましょう、調印式を。先生、ナギサさん、ミカさん、ヒナさん。こちらへ。他の皆さんは、終了までの間防衛をお願いします」
    「あ、ミヤビさん……! それに、ナギサ様、ミカ様、ヒナ風紀委員長さん!? 先生も、みんな揃って……無事だったんですね!」
    瓦礫の山からこちらに降りてきたヒフミさん。続いて補習授業部の三人もそれに続いて降りてきます。
    体中傷だらけで、制服だってほつれだらけ。穴が開いているところもある。
    「ヒフミさん、ハナコさん……。お二人も無事でよかった、これから調印式を執り行います。皆さんは後ろに下がっていてください」

  • 125二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 22:46:47

    二人ともボロボロだろうな

  • 126一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 23:39:13

    「ここにエデン条約の調印を執り行います。連邦生徒会長、一条ミヤビ。並びに連邦捜査部S.C.H.A.L.E.の顧問が、この調印の見届け人となります。両学園の代表は、この条約に同意するなら、文書にサインを」
    ”未届け人に同意する。私と連邦生徒会長が、この調印の証明者となる”

    ──あれを止めろ! 条約を結ばせるな!!

    「トリニティ総合学園所属。ティーパーティー臨時ホスト、桐藤ナギサ」
    「トリニティ総合学園所属。ティーパーティー、聖園ミカ」
    『私たちは、トリニティ総合学園を代表し、ゲヘナ学園とのエデン条約調印に同意します』
    当初の予定からは少し変わりますが、ナギサさんとミカさんが、連名でティーパーティーとしての調印を。

    ──アリウスを通すな! 調印式を守り抜け!

    「ゲヘナ学園所属。風紀委員長、空﨑ヒナ」
    『私は、ゲヘナ学園を代表し、トリニティ総合学園とのエデン条約調印に同意します』
    ヒナさんが、この場でのゲヘナ学園の最高責任者として、調印を。

    ──複製で押しつぶせ! 急げ、なんとしてもあれを……!

    「両学園の代表の合意を認めました。今この時をもって、エデン条約は有効となります。新たなエデン条約機構は両学園の合意の元形成され、恣意的に運用されることがないことを、ここに宣言します」
    ”そして、この合意によって形成されるエデン条約機構に、恣意的な運用、および権限の暴走が認められた場合、SRT特殊学園の選抜生徒によってこれを鎮圧、制御されるものとする。これを、新たな戒律の守護者として定義する”
    私たちが認め、そして新たな一文を添える。
    機構が無法を働こうとしたとき、それを抑えるための力を。これは連邦生徒会がエデン条約機構に関与する、たった一つの軛。そしてそれをもって、かつての守護者の任を解く。

    『──私たちが、新たなエデン条約機構』

  • 127一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/03/31(日) 23:50:25

    (今日はここまでです。ようやくここまで来ました)


    ユスティナ聖徒会の動きが止まった。

    ガクン、と、出来の悪い人形のようにその場でうずくまるように停止すると、他の人影たちも同じように跪いていく。

    「なんだ……! なぜだ、どうなっている!?」

    「ETOが二つできて、ユスティナ聖徒会はETOを助ける存在だから……。でも、えぇ……?」

    「あの宣言……。守護者の座すら書き変えているってこと? それじゃあ、古い機構である生徒会は……」

    スクワッドも混乱し、しかし打ち倒されぬように止まった聖徒会の体を盾にして時間を稼ぐ。

    だが、時間はもはやスクワッドに味方はしなかった。

    「今この時をもって、古き守護者の任は解かれます。ユスティナ聖徒会は武器を下ろし、あるべき場所に帰りなさい」

    「ゲヘナ学園代表は、新たな守護者の制定に同意するわ」

    「トリニティ総合学園代表も同じく、制定に同意します。……長きに渡る献身、心からお礼申し上げます。どうか、安らかにお眠りください」


    dice1d100=23 (23)

    オカルト84以下のダイス目で成功、ユスティナ聖徒会を解放し複製にも連鎖、すべて消滅します。

    85以上が出た場合、複製の無限復活が失われ、現在出てきている聖徒会が消滅すれば復活しなくなりますが、即座に消滅はしません。

  • 128二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 05:22:49

    乙です
    この場のユスティナ全員成仏とは凄い…
    これで残るはヒエロニムスか…頑張ってねみんな

  • 129二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 07:03:30

    空気を読んだクロノス「皆様、ご覧いただけましたでしょうか!今、新たなエデン条約が締結されました!信じられないことですがあのスケスケハイレグお化けはエデン条約というルールの守護者だったという事です!冷静に考えるとSRTが同じ様に幽霊になっても守る事になるのではという一抹の不安はありますが和平合意がなりました!」

  • 130二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 12:38:46

    オカルトってまさか霊魂との意思疎通が図れるのか
    それも見越してばか会長はミヤビちゃんを?

  • 131二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 13:30:19

    >>129

    ス ケ ス ケ ハ イ レ グ お化 け

  • 132二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 18:43:18

    保守

  • 133二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:01:07

    ほしゅ

  • 134一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/01(月) 22:10:42

    (何の気なしにオカルト入れてみましたが、そもそもどういうものなのかを決めてなかったですね)

    (ほんへからしてよくわからないというのは、まあそれはそう。ということでオカルトの才能が何なのかを決めて再開です)


    オカルトってそもそも何をさしてる?

    dice1d4=4 (4)

    1 霊視(霊が見える)

    2 ↑+霊と話せる

    3 怪奇現象について直感的に解法を見いだせる(よくわからんけどこうすればいいのか)

    4 安価ダイス>>134>>137

  • 135一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/01(月) 22:11:29

    安価ミス、136~139まででお願いします

  • 136二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:13:33

    真名看破

  • 137二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:14:07

    大抵の霊と気軽に話せるし取り憑かれたり呪われたりすることもない
    そして心霊現象についての解が直感レベルで分かる

  • 138二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:16:49

    夢に入り込める、なんなら徒歩で行ける
    何者にも侵されない心

  • 139二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:18:48

    墓場で霊に質問できる

  • 140二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:20:43

    オカルト84/100なら3つ含めた複合スキルでも違和感ないな

  • 141一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/01(月) 22:21:15

    オカルト能力dice1d4=2 (2)

    1 >>136

    2 >>137

    3 >>138

    4 >>139

  • 142二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:22:24

    シュロちゃん特効になって草

  • 143二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:22:33

    ミヤビちゃんすげぇ…これシュロちゃんの時も大丈夫そうね

  • 144二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:22:44

    これ鬼太郎レベルの能力じゃんね

  • 145二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:24:03

    ※シュロちゃん「から」の好感度は95あります
    なんで?

  • 146二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:26:32

    >>145

    …気軽に霊と話せるからその部門で話盛り上がるとか?

  • 147一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/01(月) 22:31:03

    (能力一個だけに限定しとくの忘れてたけどいいや)
    ということで、オカルト能力は
    『霊視(見える、聞こえる、喋れる)+完全防呪+心霊現象解法看破』
    となりました。
    心霊探偵かな?

    複製を初見で突破できなかったのは、この解法看破に関して
    ・実際に現象に近いもの、ことに触れる必要がある(今回の場合、ユスティナ聖徒会の複製がいる状態で条約調印の場に参加して初めてこの方法で行けると確信した等)
    ・複製は厳密に言えばマエストロの作品であり、『なんだかよくわからないモノ』とはずれる為看破しづらかった
    という理由付けをしておきます

    なお、これまでそのような描写を一切していない為、ミヤビ本人はこの能力について自覚していないものとします
    霊との会話は『時々うすぼんやりした人がいるんだよね、皆いいひと!』くらいの認識だと思われます
    まあ解法が分かっても武力がないとダメなパターンばっかりだし、本人だけでどうにかできることはあまりないですね!

  • 148二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:32:50

    そのミヤビちゃんの後ろにお姫様が控えておるじゃろ?

  • 149二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:34:54

    自覚ない能力なのね
    …シュロちゃんその能力に気づいたから気に入ったとかだったりして?

  • 150一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/01(月) 23:10:54

    (こいつの恐怖耐性の原因、昔から激やば心霊現象にぶつかりまくって振り切れてるからでは…?)
    (とにもかくにも本編ちょっと進めます)

    ユスティナ聖徒会の複製。跪き、祈りを捧げるように両手を組んで額に当てた姿の彼女たちが、その姿を薄れさせていく。
    任を解かれ、その責務を終えたことで。彼女たちは本来いた場所から退き。
    それに引きずられるようにして、彼女たちの複製もまた消えようとしていた。
    「やめろ、やめろ、やめろ! なぜだ! こんな、こんな奇跡などあってたまるものか!! こんなものに、こんなものでっ!!」
    「もうやめよう、サオリ。終わりだ、全て終わりなんだ」
    絶叫、という言葉ですら生ぬるい、血の滲むような声を上げるサオリに、アズサが告げる。
    この場に、傷ついていない者などいない。
    もはや勝者などどこにいるのかもわからなくなったこの戦場で、アズサはそれでもまっすぐにサオリへその双眸を向けている。
    「終わりなものか!! ハッピーエンドだと!? そんな上っ面の言葉で何が変わる! お前が終わりだというのか! アズサ!! お前がっ!!」
    サオリは、もう自分が何を言っているのかもよくわかっていないのかもしれない。
    自分の手を離れ、一人で飛び始めたひな鳥を前にして、親鳥でありながら翼を傷つけられたままの彼女が出来ることは。
    お前もこうなるはずだったと、自分でも信じていない恨み言を泣き叫ぶしか。
    「どうして、お前だけが!! ともに苦しみ、ともに世界に絶望した!! なのにお前だけが、この世界で意味を持つのか!?」
    「サオリ……」
    「……まだ、まだ終わっていない。古聖堂の地下のあれを使えば……!」

  • 151一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/01(月) 23:32:13

    サオリはスクワッドを連れて古聖堂の地下へと駆けだす。
    追いかけようにも、周囲からアリウスの生徒たちが集まってき始めているため、SRTはその対処に追われていた。
    ここで追わなければまた何か起きてしまう。そう直感し、アズサは一人、スクワッドを止めるために古聖堂地下へと走りだそうとするが、
    「まて、サオリ! くそ、追いかけないと……」
    「はーい、ちょっと待ってアズサちゃん☆ ここから先は、私が行くよ」
    「聖園ミカ!? いや、これは私のっ」
    「貴女をトリニティに入れたのは私だよ? それに、これでもティーパーティーだしね、最後くらいちゃんとしないとでしょ」
    「み、ミカ、私も行こう」
    しかし、その中で単身動くことのできる超戦力も存在する。
    アズサの肩を掴んで止めたミカ。そしてそのミカに同調したツルギ。
    その二人が動いたのを見て、もう一人も立ち上がった。
    すでに趨勢は決した。最後の一押しが必要ならば、それにこそ参加するべきだと。
    「私も行くわ。……一応、条約の代表者だし。そっちが参加するなら出ないわけにはいかないでしょう?」
    「空﨑ヒナ……。い、いや、だが……!」
    ミカ、ヒナ、ツルギの三人に取り囲まれ、さすがのアズサも少し顔色を悪くしながら、それでも自分も行くのだと言い募る。それを見かねてか、ヒフミが動く。
    「……あの、ホシノさん。一つ、お願いが……」
    声を掛けられたホシノは少し驚いた顔をしてから、
    「……それは、リーダーとしての命令かな~?」
    「いいえ、お友達としてお願いしてます。……危ないことを頼んでいるのは、十分わかってるつもりです」
    「うへー、むしろそっちの方がやる気が出ちゃうなぁ。……いいよ、私もアズサちゃんについていくから。心配しないで」
    「あ、ありがとうございます!」
    その言葉を聞いていたのか、アズサを囲んでいた三人もホシノを見た。
    互いに持つ力が、この中で頭二つ以上抜けていると理解できる力量。この相手となら、問題なく戦えると確信できる四人が揃った。

  • 152二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 23:35:26

    (悲報)ヒエロニムスさん最強格四人が相手になる模様
    これは負ける気がしないな!

  • 153二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 23:36:38

    【朗報】キヴォトス最高戦力4人参加決定!【驀進】

  • 154一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/01(月) 23:39:46

    「そ、それなら私も行くわ! ハナコもヒフミもこんなにぼろぼろになるまで頑張ったんだから、補習授業部としてここは譲れないのよ!!」
    その様を見て、コハルは思わず声を上げていた。
    二人はすでに戦うことなどできないほどぼろぼろで、対する自分やアズサはまだ十分戦闘に耐えうる。
    ここでアズサを連れて下がるか、それともアズサを一人にしないようついていくか。そのどちらか以外、今のコハルの頭には選択肢などなかった。
    なによりも、自分がそうするべきだと感じている。コハルはそれに逆らおうとは思わなかった。
    「えぇ!? コハルちゃん、危ないよ!?」
    ”じゃあ私が指揮を執るよ。アズサとコハルは私の傍で後方支援、それでどうかな”
    ミカの言葉に先生が答え、それならばとアズサも仕方なく頷く。
    それが決め手となって、古聖堂地下へ突入する最終メンバーが決定した。

    STRIKER
    ・聖園ミカ
    ・剣先ツルギ
    ・空﨑ヒナ
    ・小鳥遊ホシノ

    SPECIAL
    ・白洲アズサ(限定ポジション)
    ・下江コハル(限定ポジション)

  • 155二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 23:41:15

    まさに豪華メンバー…コハル聖なる手榴弾頼んだぞ

  • 156二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 23:42:10

    アズサも防デバフ持ちだし思ったよりスキがないぞこの即席PT

  • 157一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/01(月) 23:44:07

    (本日は以上です。次回、ヒエロニムス戦。新しいシステムを考え中なのでもしかしたらちょっとかかるかもしれません)
    (なお、ミサイルデバフが消えた+新システムなので色々テコ入れします)

  • 158二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 23:47:30


    最良は先生に大人のカードを切らせないことだけど、どこまでやれるか

  • 159二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 23:49:07

    >>155

    でも修学旅行イベのEXステージでゲヘナ風紀モブを敵判定したんだけど、ヒナに聖なる手榴弾投げて大丈夫かな?

  • 160二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 00:02:43

    つまりミヤビちゃんは実質寺生まれのTさん?

  • 161二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 07:48:10

    ミヤビちゃんが自分の特異性に気がつく日は来るのだろうか
    ヒマリ案件とか?

  • 162二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 16:01:45

    ミヤビちゃんが有能すぎてこれは連邦生徒会長の器…

  • 163二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 19:45:49

    腕力へぼへぼだけどそれがかえってみんなが協力してくれる口実にもなるという
    連邦生徒会長に新しい形を提示してくれたミヤビちゃんすこ

  • 164二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 22:59:52

    >>163

    私はみんなに助けてもらわないと生きていけない自信があります!

    ということか…

  • 165二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 08:49:25

    保守

  • 166二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 15:23:05

    >>164

    「なら貴方になにができるというのです!」

    「お前に勝てる」と続く

  • 167二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 22:00:36

    連邦生徒会は謀略と暴力が渦巻く伽藍とクロノスも標語に挙げている程だしな

  • 168二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 07:45:44

    ありもしないものを書くのもマスコミの仕事

  • 169二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 07:47:14

    それはマス●●って言うんだ
    ……いつものクロノスだな

  • 170二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 12:17:17

    まあいいでしょう

  • 171二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 19:14:39

    ほしゅ

  • 172二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 22:01:40

    ほしゅ

  • 173一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 22:32:26

    (まだ仮組ですがやっていきます)
    (なお、私はヒエロニムスとはストーリーでやり合っただけなので描写に関してはご勘弁ください)

    「うへぇ~、何あれ……」
    「赤い法衣、頭に浮かんでいるのはヘイローかしら」
    「きひっ……!」
    「でっかーい☆ でも、あれでどうにかできると思われてるならちょっと心外かも?」
    サオリたちを追って一行がカタコンベで見たものは、巨大な赤い法衣をまとった何者かだった。
    自分たちの身の丈よりもはるかに巨大な姿を持つそれを前に、しかし彼女たちはまるでひるんだ様子がない。
    「やはり間に合っていたな……。マエストロ、お前のものを貸してもらうぞ!!」
    『ふむ、いささか予定とは違ってしまったが、致し方あるまい。先生、いまだ未完成故、出来栄えに関してはいささかの不満が残るものではあるが、この作品をご覧いただきたい』
    ぎぃ、ぎぃ、と音を立てて気障なお辞儀をして見せたのは、頭を二つ持つ木製の人形だった。
    サオリと赤い法衣、ヒエロニムスから少し離れたところで語るその者の声は、明らかに聞こえるはずのない距離だというのに、明瞭にその場に響き渡っている。
    『さあ、見せてくれたまえ先生! 我が作品に、全力で応えていただきたい!!』
    ”……これは、反則みたいだね”
    巨大で、異様なその姿に、先生も一度はカードを出すべきか逡巡した。
    しかし、その時自身の指揮する少女たちが揃って自身に満ち溢れた視線を送ってきたがために。
    ”──だけど、それはこっちも同じみたいだ。皆、準備は良い?”
    「うへ~、そうこなくっちゃあねえ」
    「キヒッ……! い、いつでも……っ!」
    「ええ、指示を頂戴。先生」
    「先生の指揮かぁ~、どれくらいのものか見せてね☆」
    「作戦了解、支援に徹する」
    「か、回復は任せて! 何とかするわ!」

    ”それじゃあ、行こうか。皆”

  • 174一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 22:34:02

    ルール説明 ステータス

    ・戦力diceで攻撃権を決定、戦力低下ではなくHPの減少で管理。攻撃は戦力diceで勝った側だけとする

    ・ボス側は戦力とは別に速度diceを有する。ボスの攻撃権diceはこちらで対応する

    ・攻撃側の戦力diceと防御側の戦力diceで引き算、攻撃側の数値が残ればそれがダメージになり、HPを減少させる。


    ヒエロニムス 600/600 戦力dice1d100

     相手の攻撃をマエストロの『複製』が毎ターン100分肩代わりする(100点のダメージ減衰)

    速度 dice1d600

     


    聖園ミカ   200/200 戦力dice1d95

    『大天使のタフネス』与えるダメージを+10、受けるダメージを-10、毎ターン20回復

    『天に通ずる祈り』奇数ターンごとに隕石を降らせ、相手に50のダメージ


    剣先ツルギ  150/150 戦力dice1d120

    『スーパーリジェネ』毎ターン受けたダメージの半分(小数点切り上げ)+40のHPを回復

     戦闘不能になってもそのターンの回復が間に合えば戦闘不能を無効にする


    空﨑ヒナ   180/180 戦力dice1d120

    『風紀委員長の器』受けるダメージを-40、与えるダメージを+30

     

    小鳥遊ホシノ 130/130  戦力dice1d130

    『受け継がれたもの』味方にダメージが発生する場合それを庇って代わりに受ける。庇った場合受けるダメージを-90

    『暁のホルス』自身が受けるダメージを-30、与えるダメージを+20

     

    白洲アズサ  固定値75 ダイスに成功した場合敵の戦力を1ターンの間20低下させる

    下江コハル  固定値60 毎ターン味方全体のHPを20回復

    先生の指揮支援 固定値100

  • 175一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 22:39:07

    (もりもりに盛りました。完璧状態っていくら盛っても許される気がする)


    1ターン目

    ヒエロニムス

    速度 dice1d600=57 (57)


    反則部隊

    dice1d95=67 (67)

    dice1d120=107 (107)

    dice1d120=99 (99)

    dice1d130=6 (6)

    +75+60+100



    ヒエロニムス 600/600 戦力dice1d100=93 (93)


    聖園ミカ   200/200 戦力dice1d95=15 (15)

    剣先ツルギ  150/150 戦力dice1d120=2 (2)

    空﨑ヒナ   180/180 戦力dice1d120=9 (9)

    小鳥遊ホシノ 130/130  戦力dice1d130=31 (31)


    アズサ デバフダイス dice1d2=2 (2) (1で効く、2で効かない)

  • 176一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 22:41:10

    1ターン目、味方の攻撃ですが複製に全て吸われました。

    状況の推移がないため、このまま2ターン目のダイスを振ります


    ヒエロニムス

    速度 dice1d600=527 (527)


    反則部隊

    dice1d95=16 (16)

    dice1d120=109 (109)

    dice1d120=6 (6)

    dice1d130=83 (83)

    +75+60+100



    ヒエロニムス 600/600 戦力dice1d100=25 (25)


    聖園ミカ   200/200 戦力dice1d95=34 (34)

    剣先ツルギ  150/150 戦力dice1d120=9 (9)

    空﨑ヒナ   180/180 戦力dice1d120=6 (6)

    小鳥遊ホシノ 130/130  戦力dice1d130=120 (120)


    アズサ デバフダイス dice1d2=2 (2) (1で効く、2で効かない)

  • 177二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 22:41:20

    与ダメ全部防がれて草

  • 178一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 22:44:08

    2ターン目、ヒエロニムスの攻撃。ですが誰に当たっても無効、リジェネで全回復されるので無意味でした。

    あと3ターン目から目標ダイスを追加します。ヒエロニムスが誰を狙うかのダイスを一緒に振るの忘れてました

    ってことで3ターン目です。(ダイス目がひどすぎる…)


    ヒエロニムス

    速度 dice1d600=105 (105)

    目標ダイス

    dice1d4=3 (3)

    1 ミカ

    2 ツルギ

    3 ヒナ

    4 ホシノ


    反則部隊

    dice1d95=21 (21)

    dice1d120=35 (35)

    dice1d120=120 (120)

    dice1d130=1 (1)

    +75+60+100



    ヒエロニムス 600/600 戦力dice1d100=30 (30)


    聖園ミカ   200/200 戦力dice1d95=24 (24)

    剣先ツルギ  150/150 戦力dice1d120=108 (108)

    空﨑ヒナ   180/180 戦力dice1d120=71 (71)

    小鳥遊ホシノ 130/130  戦力dice1d130=109 (109)


    アズサ デバフダイス dice1d2=2 (2) (1で効く、2で効かない)

  • 179二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 22:45:42

    ようやっとダメージ入ったかな…?
    ダイスさん何とかデレてくれたか…

  • 180一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 22:54:59

    ミカの隕石落としを含め、複製の守りを突破して322のダメージをヒエロニムスに与えました。


    「まずは、いっぱーつ☆」
    声に呼応するように、いずこからか呼び出された、あるいは生み出された巨大な岩石が、ヒエロニムスを守らんと立ちふさがる『複製』を吹き飛ばした。
    もはやユスティナ聖徒会の姿を借りただけのまがい物にすぎない彼女たちに、かつての恐ろしさなどみじんもない。
    それでも無数に立ち塞がられればうっとおしいことこの上ない相手ではあるものの。
    「だ・か・ら☆ 邪魔だってばッ!」
    横薙ぎに放たれる銃撃と、それに付随して迫る鉄拳。
    圧倒的な暴力を前に、複製達がそれでも辛うじてヒエロニムスの前に立ちふさがる。
    「キ、ェェェェエエエッ!!」
    それを打ち破ったのは、ミカの背に隠れるようにして急速に接近していたツルギだった。
    彼女の背を超えて一気呵成に突っ込むと、うす皮一枚残った複製達を一瞬で消し飛ばし、そしてヒエロニムスまでの道が開かれる。
    そこに銃口を向けるのは、『キヴォトス最大の神秘』とうたわれるもの。
    そして、それに追随するような暴力の化身。
    朗らかな笑みのまま、眼光だけを鷹のように鋭く尖らせたホシノがショットガンを撃ち放ちながら距離を詰めれば、その体すれすれのところを力を帯びた弾丸の嵐が吹きすさぶ。
    ゲヘナ最大の暴力、風紀委員長がその枷をすべて外されたような状態で引き金に指をかけ続けている。
    どれだけ撃とうと、ホシノに弾が当たってしまうなどということはない。そうなるように狙っているし、ホシノもそうなるよう位置取りをしている。
    その二人が距離を詰めながら、がら空きになった懐に飛び込むと、
    声を持たないはずの何者かが、恐怖と痛みで叫びだすようなしぐさを取っていた。

  • 181一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 22:56:00

    4ターン目


    ヒエロニムス

    速度 dice1d600=371 (371)

    目標ダイス

    dice1d4=4 (4)

    1 ミカ

    2 ツルギ

    3 ヒナ

    4 ホシノ


    反則部隊

    dice1d95=25 (25)

    dice1d120=18 (18)

    dice1d120=30 (30)

    dice1d130=5 (5)

    +75+60+100



    ヒエロニムス 278/600 戦力dice1d100=26 (26)


    聖園ミカ   200/200 戦力dice1d95=66 (66)

    剣先ツルギ  150/150 戦力dice1d120=27 (27)

    空﨑ヒナ   180/180 戦力dice1d120=6 (6)

    小鳥遊ホシノ 130/130  戦力dice1d130=55 (55)


    アズサ デバフダイス dice1d2=1 (1) (1で効く、2で効かない)

  • 182一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 22:59:57

    (前の攻撃、ヒエロニムスの攻撃分を減らしてなかったので残りHPは308です。ミメシス分引くことしか考えてなかった)


    ヒエロニムスの攻撃、しかし攻撃は通じなかった!

    「うへー、そんなのは食らってあげられないなあ」


    5ターン目


    ヒエロニムス

    速度 dice1d600=48 (48)

    目標ダイス

    dice1d4=1 (1)

    1 ミカ

    2 ツルギ

    3 ヒナ

    4 ホシノ


    反則部隊

    dice1d95=13 (13)

    dice1d120=103 (103)

    dice1d120=2 (2)

    dice1d130=105 (105)

    +75+60+100


    ヒエロニムス 308/600 戦力dice1d100=42 (42)


    聖園ミカ   200/200 戦力dice1d95=42 (42)

    剣先ツルギ  150/150 戦力dice1d120=34 (34)

    空﨑ヒナ   180/180 戦力dice1d120=80 (80)

    小鳥遊ホシノ 130/130  戦力dice1d130=49 (49)

    アズサ デバフダイス dice1d2=1 (1) (1で効く、2で効かない)

  • 183一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 23:04:30

    アズサのデバフが入り、総攻撃! ヒエロニムスに193のダメージを与えました。
    残り 115/600

    傷を負わない。
    当たらない。
    当たってもすぐになおる。
    そもそも盾を抜けない。
    ヒエロニムスにとってその戦闘はあまりに理不尽そのものだった。
    どれだけ攻撃をしても、すべてをなかったことのようにスカされて、気づけば自分が痛打を被っている。
    それに憤慨する情動すらも備えていないことが、余りに哀れですらあった。

  • 184一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 23:05:11

    6ターン目


    ヒエロニムス

    速度 dice1d600=230 (230)

    目標ダイス

    dice1d4=3 (3)

    1 ミカ

    2 ツルギ

    3 ヒナ

    4 ホシノ


    反則部隊

    dice1d95=73 (73)

    dice1d120=16 (16)

    dice1d120=109 (109)

    dice1d130=78 (78)

    +75+60+100



    ヒエロニムス 308/600 戦力dice1d100=100 (100)


    聖園ミカ   200/200 戦力dice1d95=9 (9)

    剣先ツルギ  150/150 戦力dice1d120=55 (55)

    空﨑ヒナ   180/180 戦力dice1d120=50 (50)

    小鳥遊ホシノ 130/130  戦力dice1d130=100 (100)


    アズサ デバフダイス dice1d2=2 (2) (1で効く、2で効かない)

  • 185二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 23:06:05

    これでトドメかな?
    どんまいヒエロニムスくん相手が悪かったんだ

  • 186二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 23:06:26

    次スレ行きそう

  • 187一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 23:09:57

    (ヒエロニムス君のHP更新してないねえ!ターン開始時点で115です!)

    ヒエロニムスの決死の猛攻を掻い潜り、74のダメージを与えました。

    残り 41/600

    ”あと少し……!”


    7ターン目


    ヒエロニムス

    速度 dice1d600=250 (250)

    目標ダイス

    dice1d4=4 (4)

    1 ミカ

    2 ツルギ

    3 ヒナ

    4 ホシノ


    反則部隊

    dice1d95=4 (4)

    dice1d120=26 (26)

    dice1d120=103 (103)

    dice1d130=97 (97)

    +75+60+100


    ヒエロニムス 41/600 戦力dice1d100=12 (12)


    聖園ミカ   200/200 戦力dice1d95=5 (5)

    剣先ツルギ  150/150 戦力dice1d120=10 (10)

    空﨑ヒナ   180/180 戦力dice1d120=80 (80)

    小鳥遊ホシノ 130/130  戦力dice1d130=115 (115)

    アズサ デバフダイス dice1d2=1 (1) (1で効く、2で効かない)

  • 188二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 23:12:04

    ホシノちゃん絶好調すぎない?
    めっちゃ張り切ってるじゃん

  • 189一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 23:23:14

    ヒエロニムス 撃破

    赤い衣の異形が崩れ落ちていく。
    淡々と、己のスペックを発揮し続けた者たちの手によって。
    あるいは、一人の”大人”の指揮によって。
    『おお、おお……! 素晴らしい……! 残念ながら『カード』の力は拝見出来なかったが、それはまたの機会にとってておくこととしよう……。これが未完成な作品であることは汗顔の至りだが、すぐに完成させてみせる。なんにせよ、心から感謝しよう、先生……! 今度はその『カード』の力を存分に拝見させてもらいたいものだ……!』
    一方はその現実に喜びの声を上げるが、もう一方の声は上がっていない。
    いや、そもそももう一方、サオリの姿はどこかへと消え去っていた。
    ヒエロニムスの陰に隠れ、撤退を図ったのだろう。先生はそう考え、深く探ることはしなかった。
    ともあれ、これでこの事態をおさめられるだろう。

    ”じゃあ皆、帰ろうか。お疲れ様”

  • 190一条ミヤビ◆GrE9MODMBM24/04/04(木) 23:23:51
  • 191二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 23:27:02

    本来のヒエロニムスから弱体化してるのかな
    フルスペックだとどうなるのか気になる

  • 192二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 23:27:14

    この調印式のどたばたのあと晄輪大祭運営が控えてるってマジですか…?

  • 193二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 23:39:17

    コマイヌ「負傷者の搬送は任せろバリバリー」

  • 194二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 23:48:40

    ラーメンにはいついけるんだろう

  • 195二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 00:59:36

    ??の怪盗「おつかれさまです♡少し早い休暇と洒落込みませんか?」

  • 196二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 05:07:21

    落ち着いて休みができたら誰かと遊びに行ったりしますか?

  • 197二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 08:03:43

    晄輪大祭!ラーメン!誘拐!
    エデン条約後のミヤビちゃんの予定はいっぱい!

  • 198二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 09:07:57

    以前どこかで言ってた友好度とは違う湿度っていつごろダイス振ろうと考えています?

  • 199二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 10:32:00

    連邦生徒会の標語ってあります?やっぱりスクラップ&スクラップ!とか?

  • 200二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 10:37:42

    200なら柴関ラーメンのうたをミヤビも歌う

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