ダイスでウマ娘に力負け短編ss

  • 1二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 17:54:34

    振ったら書こう

    dice1d114=71 (71)

  • 2二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 17:55:26

    dice1d114=19 (19)

  • 3124/04/13(土) 18:10:12

    彼女(シリウスシンボリ)を勝たせたい それだけが自分の生きる理由で存在意義なのではないか…と思ってしまう
    それほどまでに彼女の放つ輝きに魅せられた
     だから…疲れなんて、ゆっくりと眠るなんて…頭にも浮かびはしなかった

     日差しの強いある日、彼女とタイム計測のためにグラウンドに出ると、疲れた体に刺さる日光からか目眩がした
     だが、それが彼女の研鑽を止める理由になるわけもない
    そんな思いでただただ歩いていたが、足をもつれさせ倒れてしまった

    「ん?…おい…!」

    彼女に腕を引かれ、強い力で抱き寄せられる

    「…さっきから顔色が悪いと思ってたら…アンタ熱があるじゃねぇか…」

    意味はないと知りつつも、その言葉を否定する

    「はぁ…?そんなことよりもトレーニングだって?」

    彼女はその言葉を聞き、顔をしかめた

    「まぁ、確かに先に控えたレースのことを考えれば…そうだな けど」

    ニヤリと口を吊り上げると、シリウスシンボリはふわりと、やさしく、だが逆らいようのない力で抑えつけるように抱えあげ、いわゆるお姫様抱っこをした

    しばし、トレーナーも身じろぐように抵抗したが、離さないシリウスシンボリ

    そして周囲のウマ娘たちが、ヒソヒソとこちらを見ながら小声でささやきあうが意に返さず、こういった
    「子犬ちゃんを見捨てないと勝てない程…私はよわくないぞ」
    そう言うと自分よりも大きなトレーナーを抱えたまま軽やかに踵を返し、トレセン学園の医務室に向かうのだった

  • 4124/04/13(土) 18:11:24

    力負けか?とも思ったが思いついたのがこんな話だったので… でも、成人した大人が自分より年下の小さな子にお姫様抱っこは力負け感あるとおもった。

  • 5二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 18:14:22

    dice1d114=71 (71)

  • 6二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 18:19:39

    >>5

    いきなりかぶっちった上に未育成だから全然再現できないし出来たとしても劣化コピー以下になりそうだからふり直してもいいかしらん…?

  • 7二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 18:19:50

    >>5

    シリウスの強者ムーブはなんぼあっても良いですからね

  • 8124/04/13(土) 18:28:32

    >>6

    お気になさらず…

  • 9二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 18:36:02

    >>2

    「「脱稿!お疲れ様!」」

    夜の帳が下りた栗東寮に2人の声がこだました。

    「いやいやありがとうございますトレーナーさん!おかげ様で早割入稿できました!ありがとうございまする~」

    「そんな畏まらなくても良いよ。それより今日は夜更かししちゃったから、明日のトレーニングは軽く済ませようか。レースまで時間はあるし、ゆっくり上げていこう。」


    どんな場所でも走れるデジたんだが、芝でもダートでもない、同人誌という戦場を走りきった後は流石に疲れが残る。そんな彼女の負担を少しでも軽くできればと思い、寮長に特別な許可をもらってベタ塗りやトーン作業を手伝っていた。こんなに集中して作業したのはいつぶりだろうと思いながら肩を回すと…

    「あたたたた、やっぱ年甲斐もなく無理するものじゃないな。全身バッキバキになっちゃったよ デジたんは大丈夫?」

    「はい!あたしはウマ娘ですのでご心配なく!それよりトレーナーさん、肩、お揉みしましょうか?」

    「いいよいいよ。ウマ娘ちゃんにオッサンを触らせるのは悪いし。それじゃおやすm」

    断ろうとして立ち上がったその時、全身に40代を感じた。このままだと間違いなく、明日ベッドから起き上がれない。いや、半日悶えながら苦しむことになるだろう。

    「やっぱりお願いします…」

  • 10二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 18:36:14

    >>9

    「いや~肩をお揉みするのなんていつぶりなのでしょうか…トレーナーさん、それでは行きます、痛かったらすぐに言って下さいね?」

    「了解。痛い痛いもげるもげる!!!!!!」

    「あっ!!…失礼しました、トレーナーさん、実は人間でしたもんね…」

    「トレーナー業を初めてから人間じゃなかったことなんてなかったが…あっ肩軽くなった」

    「お役に立つことができて光栄です!」

    「それじゃあ僕もデジたんの肩を揉もうかな」

    「ひょえ?」


    「力加減いかがでございましょうかおデジ様」

    「気持ちいいです…あ~でももうちょっと強く…」

    「うりゃ、おりゃ、そりゃ、…はい、終わり!肩軽くなった?」

    「はい!おかげ様でだいぶ楽になりました!それではあたしはここでお休みしますので、トレーナーさんも気を付けてお帰り下さい!」

    「ああ、おやすみ」


    栗東寮を後にし帰路につく。トレーナー寮に帰ってすぐに床に就く。うつらうつらと意識を手放しながら、トレーナーにはある強い感情が渦巻いていた。


    「俺、地元では一番力強かったんだけどな…」


    肩に残るデジたんの手の感触と同時に、少しの嫉妬の炎を心に宿しそのまま意識を手放した。きっと明日には肩こりとともに綺麗さっぱり忘れているだろうと信じて…

  • 11二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 18:48:10

    dice1d114=46 (46)

  • 12二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 18:48:55

    dice1d114=62 (62)

  • 13二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 19:44:20

    >>5

     シリウスシンボリのトレーナーになってから、以前のように人からの頼みごとが断り辛いということもなくなったように思う。

     やはり自分の意志で選び取ることこそ大事なのだと、彼女から教わったのだ。今の俺は、常にそれを胸として行動している。

    「――おい」

     そんなことを思いながら、せっせと荷物運びをしている俺を、よく知る声が呼び止めた。

    「アンタ……さっきからなにをしてる…?」

     声の主――紛うことなきシリウス本人が、どこか怒気を孕んだ声色で続けた。

    「えっと……実は先輩から頼まれてて――」

     俺がそこまで言いかけると、彼女はあからさまに不機嫌な表情でため息を洩らした。

    「…折角野生の気概を見せたと思ってたんだがな……またひ弱な子犬に逆戻りしたいのか?」

     出会って間もなかったころと変わらない表情に、少しだけ尻込みしそうになるが……何とか踏みとどまる。

     そして、負けじと声を発した。

    「いや……これはれっきとした俺の『意志』だよ」

    「……あん?」

     俺の言葉が想定外だったのか、怪訝な声を漏らすシリウス。

     そして俺は続けた――この前シリウスと併走トレーニングをしてくれたウマ娘はその人の担当ウマ娘であること、その予定を入れてもらうために多少無理を通してもらったこと、そしてその見返りとして手伝いを自ら引き受けたこと。

    「彼女とのトレーニングには得るものがあったって、君も言ってただろう?」

    「…あぁ、確かに、悪くねぇ走りをする奴だった。それに今までやりあったことのないタイプだ、本番でカチ合う前にやれたのは僥倖だった」

     俺の問いかけに、シリウスは少しだけ思い返すようなそぶりと共に呟いた。

  • 14二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 19:44:46

    >>13

    「そう、俺もそう思ってね。なんとかして彼女を君と走らせたかったんだよ。だからこれはその為に必要だったことだ。だからこれは紛れもなく俺の意志でやってることなんだ」

     俺のその言葉に、シリウスは呆れまじりに失笑した。

    「はっ! 屁理屈ばかり上手くなりやがって……結局その先輩とやらに尻尾振ってるのは変わらねぇだろうが…ったく」

     彼女はそう言いながら俺にぐいっと近寄ってくると、抱えた荷物をひょいを軽々持ち上げた。

    「おい、これで全部か?」

    「え…えっと、実はあとひとつ――」

    「持ってこい」

     端的に言われ、俺はまるで脊髄反射のように即座に従う。そしてもう一つの荷物を抱えて戻ってきた。

     するとシリウスは、それもひょいと持ち上げてしまう。俺が一つ抱えるのでやっとだった荷物を、両肩に軽々抱えている。

     …その『差』を改めて目の当たりにした俺は、じっと自らの手を見下ろした。

    「…何してる、さっさと案内しろ。身軽になったんだ、それぐらい朝飯前だろう?」

     少々冷ややかなお言葉に、俺は再び脊髄反射のように従い、彼女を先導して歩き出した。

    「…でもなんで手伝ってくれるんだ?」

     彼女の前を歩きつつ、恐る恐る問いかけた。

    「あのままアンタにやらせてたら日が暮れちまうだろうよ。なぁに、さっさと終わらせてから、アンタの飼い主が誰なのか、改めてわからせてやる必要があると思っただけさ――

     ――アンタにも、その『先輩』とやらにもな」

     彼女はそう言いながら、不敵に笑んで見せたのだった。

  • 15二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 19:46:07

    >>13

    >>14

    キャラスト4話までを見直してなんとか頑張ってみた…育成シナリオの内容は未反映なのでそこは堪忍やで

  • 16924/04/13(土) 21:17:10

    9です。批評等歓迎です。よろしくお願いします。

  • 17二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 21:29:28

    dice1d114=108 (108)

    未実装未入手出てきたらどうしよう……

  • 18二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 21:31:34

    キャラいっぱい持ってるから行けるかもしれん

    dice1d114=100 (100)

  • 19二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 21:31:50

    は?

  • 20二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 21:34:23

    >>18

    流石にこれは振り直してもいいと思うよ……

  • 21二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 21:36:09

    画質高いの貼るから振り直し許して♡

    dice1d114=64 (64)

  • 22二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 23:34:44

    >>17

    「どうしたんっすか?トレーナーさん」

    「あ、シオン……ちょっとこの棚を移動させようとしてたんだけど、重くて……」

    流石に荷物を入れっぱなしで運ぶのは無理か。中身を出して入れ直す作業に時間を割かれてしまうのは勿体ないが、仕方ない。

    そう思っていたら、シオンが「じゃあ、あたしが運びましょうか?」と提案してくれた。

    「え、ありがとう!じゃあお言葉に甘えて…この辺に運んでもらえないかな」

    シオンはわかったっす、と頷き、棚を持ち上げた。

    「よいしょ…っと」

    自分が持てなかった棚をあっさりと持ち上げられ、人間とウマ娘の力の差を痛感する。

    シオンでこれなら、鉄球を圧縮していたジェンティルドンナはどれだけの力を持っているのだろう。想像するだけでも恐ろしかったので、考えるのは止めた。

    「ここで大丈夫っすかー?」

    「うん、ありがとうシオン!」

    しばらくシオンから、物凄く丁重に扱われたような気がするが、多分きっと気のせい。

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