ここだけカカシが九尾事件を起こして三尾の人柱力として無限月読に励む世界 (まとめ編)

  • 1土下座中22/02/20(日) 21:53:00

    このスレはオビトから写輪眼を託された後、リンは三尾をコントロールできてカカシはリンを殺さなかったが、リンは木の葉の連中から人柱力の化け物と迫害されて自殺しており、父親とリンを自殺に追い込んだ木の葉の里に怒りを覚えて里抜けして九尾事件を起こした後、三尾の人柱力となりオビトと合流して無限月読を目指す世界

    をまとめたものです。

    具体的にはリンが人柱力となったところから暁の初期メンバーとして加入した所までが完成したので整理をするためにたてました。
    このスレに暁での様子も付け足していき、原作での流れもまとめられるといいなぁと考えています

  • 2土下座中22/02/20(日) 21:54:40
  • 3土下座中22/02/20(日) 21:55:21

    まとめさん
    大変だったとおもわれますが、まとめを作ってくださりありがとうございます

  • 4まとめ22/02/20(日) 21:56:12

    この世界のまとめを作ったものです。
    次のスレからまとめを投稿していきます。
    誤字脱字はスルーしてくださいね

  • 5まとめ22/02/20(日) 21:56:41

    リンが三尾の人柱力になるまでは原作で
    ここにマダラが関与している

    カカシ12歳 リン13歳

    雷切がギリギリで止められて心臓の呪札は取る事に成功し里に無事に帰還
    この時にオビトもみていたが安心しリハビリの生活に戻る

    クシナの教えもあり完全にコントロールできる人柱力としてリンは木の葉で生活をする
    カカシがリンを守る為に暗部入りし、リンの監視(護衛)を行いクシナから尾獣のコントロールを習いうずまき一族の封印術を教えてもらった。
    カカシはリンを守るためというモチベーションが高く戦闘にも利用できるレベルで修めたがチャクラ切れを起こしやすくリスクが高いので普段は使わない事を決意
    三尾の人柱力として兵器扱いされそうになるのを防ぐ為に四代目ミナトが色々と里外で手を尽くす
    ヒルゼンが里の代わりのトップとなる

    不在の隙を突かれてマダラの企みで人柱力の件が発覚、戦争中ということもあり里から村八分のような嫌がらせをうける(原作のナルトのような人間が多数)
    リンが人柱力の情報の出所が不明のためクシナが九尾の人柱力である事も発覚すると不味いと判断され接触禁止令を出される。
    完全に手元に置いて管理する必要がありリンの両親とも隔離される
    人柱力の親であるという理由でリンの両親も迫害対象になった上に治安がナルト時代より悪い為直接的な嫌がらせを受けることもあった模様

    この時点で里からの迫害をカカシ、リン、リンの両親が受けておりカカシが自身の名を上げれば多少は盾になれると考え正規の任務も受ける
    この状況になっても自分を恨まない二人に疑問を覚えた三尾が対話を始める
    結果として名前を教える程三人が仲良くなり、後に一定の条件下なら磯撫とカカシも直接の会話が可能になる
    努力して写輪眼のカカシと呼ばれるほど強くなりその状況が気に入らないうちは一族の一部の馬鹿達がカカシが不在時に集団でリンの尊厳を破壊
    この事を知ったマダラがリンが闇に堕ちるか自ら消えるだろうと推測

    オビトを闇に落とす材料として利用する為にオビトにリンとカカシが詳しくは分からないが迫害を受けていると告げ、オビトを揺さぶる

  • 6まとめ22/02/20(日) 21:58:57

    ミナトがヒルゼンに続いた穏健派でうちはに対しても平和的な解決をしようと試みているおり弱みを握ろうとしていたダンゾウが一部のうちはの馬鹿による尊厳破壊を部下の根から聞く。使えると考えたダンゾウが馬鹿を裏から手を回し軽く扇動

    里がリンの件を隠蔽した事を知ったマダラがダンゾウを使えると判断して長門も闇に落とすために平和主義の暁の情報をダンゾウに掴ませる

    リンは未成年かつ自分よりも年下で異性のカカシに相談できず尊厳破壊について一人で抱え込むようになる
    磯撫がカカシに相談したらと提案するが知られたくないリンが二人だけの内緒の約束として伝えないことを決めた
    約束したため、話すことはないが側にいてあげて欲しいと磯撫がカカシにお願いをした

    リンの両親が村八分と嫌がらせに耐えきれず自殺しそれを知ったリンのメンタルがおかしくなる
    心の整理をつける為にお互いに両親の話をしたので六道仙人の事、仙人の家族、尾獣たちの成り立ちを知ったが三人だけの秘密となっている
    この時は楽しい話をしたかったので、主には尾獣同士の関係性や磯撫視点での尾獣の姿のお絵描きをしたりと迫害されて心身共に追い込まれていなければ割と楽しい生活をしている。


    リンもカカシも反撃をしない為より迫害が悪化し二人とも限界に近い
    カカシも迫害が悪化し常に里に居なければならないリンが心配で任務は成功するがわざと負傷し出来るだけそばいて守ろうとする
    リンとしては自分が心配でカカシがわざと負傷しているのに気がついているがどちらもお互いに知らないふりをしている

    一方その頃のオビトは最初はミナト先生が火影をしている以上、迫害が起きる筈がないとゼツ達からもたらされた事を信じていなかったがこの頃になるとカカシのメンタルにヒビが入りつつある状況だった為、感情が大きく揺さぶられると一瞬の共鳴をするようになる

    共鳴した映像が
    写るのが今まで仲良くしていた筈の里の人間の冷たい目
    明らかにやつれているリン
    暗部の人間に蹴りを入れられ視点がとびこれがカカシの写輪眼と共鳴している事を理解

    ある時から一瞬の共鳴ではなくある程度の時間の共鳴が起こっている

  • 7まとめ22/02/20(日) 21:59:28

    常に里の中は二人だけで行動しそれ以外だと里で嫌がらせを受けている時
    激しく咳き込み崩れ落ち、リンが慌ててこちらに駆け寄り手に持っている何かを捨てチャクラで治療しようとするシーン
    今まで見たことのないような不安定な笑顔を浮かべ会話をするリン

    流石に状況を把握しているオビトが里に戻ろうとするがリハビリがまだ完了しておらず焦りながらも確実に助けられるよう一層努力する(毒を盛られている可能性のあるシーンを見て里の人間を本格的に信じられなくなるオビト)

    これらの出来事によりカカシの心にヒビが入る時に共鳴が起こる事を理解する

    もう一押しで闇に堕ちると確信したマダラがオビトに俺が死んだあとでお前が絶望し世界を変えたいと望むならゼツに俺の計画を託しているから聞いてみろと伝言を残して死亡する


    リンとカカシは頼れる人間がお互いしかいなかった為、恋愛感情ではなく姉弟愛(家族愛)を抱いており精神安定の為(悪夢を見るから)に同じ布団で一緒に寝て、磯撫も含めて三人で色々な寝物語を語る。迫害が加速するにつれ、最後には過去の楽しかった話しかできなくなっていたがそれでも三人とも楽しい時間を過ごす
    何かの拍子にリンが死んだ時は両親と同じ墓に入りたいと漏らし、カカシが約束をする

  • 8まとめ22/02/20(日) 22:00:02

    暗部の嫌がらせでミナトの不在が三尾の人柱力であるリンを兵器として使える駒は多い方がいいから奔走していると書かれた手紙をみてしまう
    (本当はミナトはリンを助けたいといった先生としての私情だが表向きの理由はそうはいかない為)
    限界だったリンの心が限界を迎え自害を決意
    (このリンは里を恨んで憎しみに囚われたくないのとカカシをこれ以上巻き込みたくなかった)

    ただカカシの事は気がかりでリンも死体になった自分を見せなくなかったので、暗部の監視の交代の時間の隙を利用する
    (本来は把握できないがカカシの監視の時はリンの前に姿を見せて暗部の人間がリンに迫害をしないように牽制を兼ねていたので把握している。その為、掟を破るカカシが何らかの罰則を受けている事も暗部の人間からカカシが嫌がらせを受けていることも何となく察していた)
    磯撫も止めようとしたが壊れたリンに説得が通用する筈もなく無駄に終わった

    道具を探そうにも忍者として動けないので武器を探しているとカカシのミナトがくれた特注のクナイを見つけミナト班のことを連想しこれで自害を決行

    任務が早く終わり帰還したカカシが出来るだけリンの側にいたいと考えて暗部の任務の交代を提案して監視の任務を引き受ける

    リンの想定していたタイミングがズレ、カカシが虫の息の状態のリンの前に帰還
    カカシがパニックになりチャクラを乱しながら優秀な頭はもう助けられない事実をわかってそれでも止血するために抱きあげる
    朦朧とする意識の中、顔をあげると泣きそうな声でどうして、なんで、って声をあげるカカシの幻覚をみるリン
    兵器扱い、恨むのは嫌なんだ、ごめんね、カカシといった遺言を残しながらも大好きな人の腕の中で死ぬ事を喜び最期を迎えるリン

  • 9まとめ22/02/20(日) 22:00:24

    磯撫とリンに声をかけていたカカシだが二人とも謝りながらカカシの腕の中で死亡
    こんな目にまであって恨みたくないからと幸せそうな声を聞いて、ヒビが入り、それでも無理矢理にくっつけていた何かが粉々になるのを茫然と自覚しつつリンをみる

    この状況になってからついぞ見ることの叶わなかったオビトも揃っていたかつてのミナト班のあの笑顔を浮かべていたリンの体がふと重くなる

    人は死ぬと重くなる。
    その事をサクモの一件、任務の同僚、回収を命令された仲間の遺骸から実感していたあの重さ
    誰よりも守らなければと決意し、死んだ親友と交わした何よりも守ると決めた約束の、自分にとっても大切な最近では姉のように思っているリンからあの、死んだ人間から感じる、あの嫌な重さがする事を身をもって今、実感したカカシ

    理解することを拒むが今腕の中にいる彼女から、もう知りたくないと願ったあの特有の重さがすることを認めるしかないこの状況にチャクラが暴走
    条件を満たした事により万華鏡写輪眼が開眼
    チャクラが暴走していたため、リンの遺体とカカシ本人が神威空間に飛ばされる
    チャクラの消費という肉体的、心が壊れてしまった事による精神的負担から気を失う




    のはらリン 
    里からの迫害に耐えきれず自害 享年 14歳

  • 10まとめ22/02/20(日) 22:00:48

    いつものように焦りつつもリハビリに励んでいると急に共鳴した事に今日はどんな迫害を受けているのか警戒したオビトの目に、大好きで大切なリンが血まみれで床に倒れているシーンが写る
    思わず茫然とすると錯乱しているであろうカカシの視線がリンに向いたまま歪み始める。
    目を擦るが滲んだ視界は変わらずその時初めて映像ではなくいつもは聞けなかった音声までも拾いはじめ、この状況にただ事ではないことを理解しながらも何もできない事に打ちのめされていると、カカシの視界からリンの最期の言葉が聞こえ一拍した瞬間、無い筈の左目と己の右目が熱くなる。思わず目を押さえながらそれでも視界を凝らすと見たことのない空間が見渡す限りに広がった瞬間に共鳴がきれる。

    余りの展開に茫然としているとゼツから万華鏡写輪眼を開眼している事、何かあったのかと言われ木の葉の里の現状を探るように指示

    木の葉の里では通常の交代の時間になり、監視を変わろうと暗部が現場に向かうと大量の血痕を発見し調査が行われ血液がリンのものである事、出血量から助からないと判断され、ミナトに伝達

    リンのうちはによる尊厳破壊の件で優位にたつ予定だったが、リンが死亡し何もしなかった事を突かれたくないダンゾウが証拠の隠滅をはかり、カカシがリンを殺して逃亡したことととして処理
    その為ミナトが帰還した時には全てが終わった後だった

  • 11まとめ22/02/20(日) 22:01:09

    木の葉の里---秘匿情報 三尾の人柱力の書

    一部抜粋

    ●月□日
    人柱力の監視の交代を行う際、大量の血痕を発見

    調査の結果
    三尾の人柱力のものと断定
    出血量から死亡と判断

    以上の結果より当時、監視役だったはたけカカシが人柱力を殺害し遺体を持ち去ったと推測

    三尾の人柱力(14) 死亡

    これによりはたけカカシを抜け忍と断定

    命令

    はたけカカシの捕縛又は殺害
    捕縛に成功した場合、人柱力の遺体のありかを自白させる事
    三尾の人柱力の遺体の回収

    期間 無期限

    暗部のS級ランクの任務とする

  • 12まとめ22/02/20(日) 22:01:56

    目が覚めたカカシはいつもの日常を繰り返したくてリンと磯撫に声をかけるが返事はない
    腕の中にいるリンは冷たくなっており、既に死んでいる事を実感し疲労とショックで頭が回らないながらもリンのお墓を作る事を決意

    いつも以上に体がだるく無理をした時のチャクラ切れが起きている事を理解し疲弊度及び直前に目が熱くなったため写輪眼の影響と判断
    この空間についての知識はないが確実にオビトの写輪眼の空間であるためとりあえず害を与える存在がいない現状を把握

    リンとの約束を思い出し両親と一緒に眠りたい、死んだ後に利用される事を嫌がっていたことから火葬をする事に

    両親の墓で眠らせてあげれない事を謝りつつ、この空間がオビトの目をもつ自分しか入れない安全な場所と判断し安らかに眠って欲しい
    オビトとリンと自分の秘密の場所だからリンもオビトと一緒にいられるようにと願いを込めてこの場にお墓を作るための作業を開始する。

    かなりの疲労困憊状態だがリンの遺体を野ざらしにする方が嫌だったので火遁でリンの遺骨や何かが持ち去られて利用される可能性がある以上灰になるまで燃やした
    無理に引き出したチャクラももう残っていない上にまともな道具もない為、辛うじて持ってきていたリンが自害に使ったであろうミナト先生の特注のクナイで地面を削り穴を掘る

    リンの遺灰を残さずかき集めポーチに包み掘り返した土を被せていく
    ようやく自分がなぜ泣いているのかを自覚したカカシがはじめて声をあげて泣いた
    周りに何もないので無理して削った結果欠けたクナイを埋めた穴の前につきたてリンの額当てをかけて墓を完成させる

    気力も尽き死んだように眠りながらチャクラを回復させつつ、持ってきた兵糧丸で命をつないでいた

  • 13まとめ22/02/20(日) 22:02:20

    この時のカカシは泣くほどまいっていた為、無意識のうちにオビトと時々共鳴しており、オビトはリンの遺体を燃やしている所、土をかけている時にカカシが泣いている事、完成したリンの墓の前でまた倒れたことも断片的な映像として目に写っている


    オビトがゼツから得た情報からカカシがリンを殺害し里抜けをした事になっているが直前の映像や謎の空間の様子から違うと判断してリンが自害して事を理解する

    ゼツがこの時に初めて無限月読の話と計画の内容を話すが一蹴する
    第一優先でカカシを見つけ情報を得ることを目的に修行を行う


    カカシは体力とチャクラを回復してどうしようかと途方にくれたが少なくとも四代目の火影は信頼でき、かつ今の自分の置かれている状態が抜け忍扱いをされている危うい状況だと自覚しているため里に戻る事を決意
    先生に相談したらなんとかなるかも知れないと壊れた何かの中でもまだ形を保っているましなカケラを必死に守っている為まだこの時は原作のような立ち位置につく事もできた
    この時はまだカカシは自分がリンを守れなかった事を悔いているだけであり、迫害を行った里を恨んではいなかった

    神威を使い外にでるが見た事はあるものの木の葉の里からはかなり遠い上にチャクラの消費が激しくダウン

    オビトがようやく完全に回復し、神威の力をコントロールできるようになる。
    試しに力を使うとあの謎の空間にでたことから慌ててカカシを探すが見当たらない。
    それでもあの時泣きながら作っていただろう場所に向かってみるとどう見ても墓にはみえないが必死にカカシが穴を掘るために使用したクナイに額当ての掛けてある場所を発見。すれ違いが起きた事を理解しカカシを探すために木の葉に侵入する

  • 14まとめ22/02/20(日) 22:02:40

    神威の影響と木の葉の里から離れた場所に放り出された為、里に帰還できたのは数ヶ月後だった
    里の相変わらずの様子に虚しさを抱えながらミナト先生を探す

    ようやく見つけたがやや憔悴している様子は見えるもののそれでも前に進もうとするミナト夫妻の姿をみて思わず足が止まり後をつけていくと里一番と呼ばれる産科の病院に入っていく二人。
    驚きつつも二人が病院から出てくるのを待っているとぎこちないが幸せそうな笑顔を浮かべたのを見た瞬間になんで、リンはあんな目にあったのにどうしてクシナさんは幸せな未来を歩めているのかと思ってしまう
    自分のとっさに思った事に驚き慌ててその場から立ち去るカカシ

    リンは最期まで里の事を思っていたのにこんな考えはよくないと必死に自分を戒めているその時に

    リンが死んだ事に安堵しつつ、
    どうせ殺すなら最初から殺しておいで欲しかった
    あんな化け物と一緒にいるなんて冗談じゃない
    さっさと死んで当然よ
    カカシって奴が殺したらしいがあの白い牙の息子だろ?
    仲間を守って任務に失敗して死んだ人間の息子のくせに俺たちを守らずにあの化け物の方を守ってたんだろ?二代そろって無能すぎるだろ

    といった声を聞いてしまう。
    自分がリンを殺した事になっているのは驚いたが納得できる状況の為そこまでショックを受けなかった
    最後まで里を思ったリンを悪くいわれた事で最後の小さなカケラが塵になり初めて憎悪の感情を抱くようになる
    この際に自殺願望も無意識のうちに抱いた
    リンの両親の遺骨は流石に今掘り起こせば確実に騒ぎになる為、遺品の一部と墓の材料になりそうなものとまとめて神威空間にとぶ
    墓だと分かるように改善し、花を添えて復讐を兼ねた自殺に向けて準備を始める

    オビトも里に戻っていたがリンとカカシへの誹謗中傷に里への見切りをつけゼツに無限月読の計画を教わり実行する事を決意

  • 15まとめ22/02/20(日) 22:03:02

    マダラがゼツに平和主義な暁(長門の輪廻眼)と霧の里の影を利用しろと命令が下り暁に勧誘をしたが断られたので保留しカカシを優先したいため、ゼツを監視につけて放置した
    霧の里の水影のやぐらを洗脳し事実上のトップになった事でカカシの行方を探ろうと考える
    神威空間にいくとリンのお墓が整えられ花が添えてあるため定期的に墓参りをする 
    オビトはゼツと協力しつつ計画をたて、カカシに会うために時々神威空間に足を運んでいた

    カカシを最優先で探すため水影として三尾の件でいちゃもんをつけ、表向き三尾の人柱力を殺した事になっているカカシの生捕を木の葉に要求
    暗殺命令が出ているカカシを生捕にして助けたかった四代目がその案にのり正式にカカシは生捕を命じられ霧に引き渡すことが決まる。

    オビトはこの結果がどうなろうと理由をつけて霧を使い木の葉と抗争を起こそうと企んでいた
    少なからずミナトの事は信用していたがいくら里の為で水影が言い出したとはいえカカシを生贄する事を了承した事で本当に里を切り捨てた

  • 16まとめ22/02/20(日) 22:03:30

    カカシは抜け忍として追われている為、チャクラ切れを起こせないので無理ができない事から頭を使い九尾事件の詳細を決めていく
    まだ決行の踏ん切りがついていなかったカカシに木の葉が自分を生捕にしようとする事を察知
    理由を探ると自分は木の葉の和平の道具として霧に引き渡す条約ができている事を知る
    リンが自殺した時に周辺のものも巻き込んで神威に飛んでいたため書類をみてリンの事を兵器扱いしていた事を信じられていなかったがこの件で確信し、自分も道具としてみられている事に絶望したカカシの踏ん切りがつく
    追い忍にわざと姿をみせて情報を撹乱しつつ里の機密情報を探る

    目的としては尾獣の力をコントロールできている人柱力を化け物扱いし追い詰め迫害した里にコントロール不可になった尾獣をあてがい里に被害を与える事

    可能で有ればリンの両親のお墓を掘り起こし、遺骨または遺灰の一部を強奪し、リンのお墓に添える事

    無意識の潜在下で死にたいと考えているが本人は気がついていない

    リンの最期を知っている以上、これは復讐ではなくただの八つ当たりで最低な行為だと理解しているがもう自分でもこの衝動を止める事が出来ずに計画をたてる。
    ミナト先生や三代目の凄さは実感している為、何らかの所で計画は頓挫すること、自分がこの計画に失敗するとリンが人柱力となった原因でもある霧に引き渡され、写輪眼を強奪される事を恐れて確実に殺してもらえるような悪辣な計画をたてた

    オビトやリンを守る事ができていない事から自己評価が低いが前提として13歳で写輪眼のカカシの異名をもち暗部入りしており、うちはのモブが焦って暴走をするくらい優秀な存在である。
    決行すると計画通りに事が進み(カカシからしたら想定外)ミナト先生と対峙することなる

  • 17まとめ22/02/20(日) 22:04:35

    オビトは霧で色々と計画をたてている最中に木の葉で騒動が起こっており、九尾の絡んだ事件のらしいと木の葉を見張らせていたゼツの一体から連絡が入り現場に急行

    カカシはミナトと敵対中にどうしてこんな事をしたのかと火影ではなく、先生として質問。
    計画が順調に進むという最悪の想定外が起こりしかも死んでいない事に動揺したカカシが先生に思わず迫害を受けていた時に無意識のうちに思っていた、リンを助けてほしかったのにどうして!という本人も自覚していなかった思いをはきだす
    火影としてカカシを殺すのではなく、先生として捕らえる事を決めカカシを確保しようとした瞬間に様子を伺っていたオビトが衝動的に割り込みカカシを神威空間に飛ばした。

    神威空間に飛ばされ疑問に思いはするものの、写輪眼にチャクラを回し失明する前提で神威の能力を使っていたので肉体的な疲労は限界を迎えておりミナト先生とのやり取りで精神も不安定な為、頭が働かない状態である。
    気を失いそうになった時に、リンの両親の遺骨を持ってこれている事に気がついたため中身を取り出し霞む視界でリンの墓まで行くがそこで力つき、気絶。

    あの生意気だったカカシが今まで聞いた事もない子供が泣いているような科白を聞き衝動的にカカシを神威に飛ばしたはいいが何も考えていなかったオビトと突然現れた仮面の男に仲間かと勘違いした四代目が対面。
    四代目としてカカシとの関係性や目的、理由を問い詰めるが、そもそも野次馬のような状態のオビトが目的を答えられる筈もなく、関係性に関しては行方不明になったカカシを探していた人間でしかない。さらに理由はむしろオビトの方がカカシに問い詰めたいぐらいなので、全てはぐらかして対応する
    これにより、カカシを示唆した人間であると判断し戦闘になるがオビトの目的は戦闘ではなくカカシに理由を聞く事なので全てすり抜けで対応しすぐに神威空間に撤退

    神威空間に飛ばしたカカシがいない事に驚きつつ、気配を辿るとリンの墓の前で二つの何かを大事そうに抱え気絶したカカシを発見。
    何かの正体が二つの骨である事からおおよの検討をつけカカシが回復するまで待つ事にした

  • 18まとめ22/02/20(日) 22:05:00

    四代目がうちはと連携し九尾の沈静化に成功し、ナルトに封印する事で幕を閉じた。
    死傷者の数は原作よりは少ないものかなりの被害でありネームドの人間は原作通り死亡。
    この一連の流れを監視していたゼツをオビトが情報を入手するために神威空間に呼ぶ

    木の葉では四代目がカカシと仮面の男が主犯の事件だと告げた事によりカカシは三尾の人柱力の殺害と九尾事件の首謀者の一人として認知される
    これにより危険度が倍増したため、堕ちた白い牙の二つ名がつく事になった
    カカシが犯人である事から当時の状況を知っていた人達がこれを復讐であると判断し、写輪眼をうちは一族以外が取り扱う事を禁止する事を正式に決定した
    里の闇が起こした事件として上層部がカカシとリンの出来事を隠蔽し、親しかった人間は口をつぐみ話をしようとしないのでナルト世代ではリンの存在やカカシの事は誰も知らない事のきっかけになる。
    その為堕ちた白い牙として悪評のみがナルト世代達に伝わっている

    この過ちを繰り返したくないと決意したミナトの友人のフガクがナルトを引き取る事を決意。
    カカシの同期や事情を知っていて味方になる事が出来なかった人たちがナルトの時にはそれなりに裏で手をまわした事で、マイルドな迫害にまで抑える事ができ、ナルトの環境は原作のような状態に落ち着いた。
    フガク一家もカカシを擁護した事を追及されている為、肩身が狭いが後悔せずにナルトを実の息子達と同様に可愛がっている。

  • 19まとめ22/02/20(日) 22:05:21

    目を覚ましたカカシが目の前にいるオビトを見て幻術と判断して解除を行うものの消えないオビトに呆然としたら徐々に直前のやり取りから神威を自分で使っていないのにこの空間にいる事を思いだし、目の前のオビト本物である事を理解する。

    辛うじて塵として残っているメンタルに直撃をくらいパニックになったカカシがリンの事を守れなかった事を思いだして謝罪をしはじめ過呼吸を起こす。

    起きた瞬間に幻術を疑われた挙句に懺悔のように謝りだしたカカシに時が止まっていたオビトだが
    過呼吸を起こし始めた事に気がつき我に返る
    この状態のカカシをみて共鳴の時の様子から二人が受けていた迫害はロクでも無い事は勘づいていたが、想像以上な目にあっていた事を把握して忿怒しそうになりながらカカシを宥める。

    空気の読めていないゼツがカカシの計画で四代目が死んだ事をばらし計画の成功をお祝いする。
    余計な事を最悪のタイミングでばらしたゼツをオビトが神威空間から叩きだす。

  • 20まとめ22/02/20(日) 22:05:44

    この計画において優秀な頭は自分が殺されるか、生捕にされて霧との和平交渉の道具にされるとしか考えておらずミナト先生が死ぬ未来は考える事が出来なかった為殺される覚悟ができていても先生を殺す覚悟ができていなかった。
    この事実がカカシの中の塵(最後の心)を吹き飛ばしたせいで回復が不可能な精神崩壊状態に

    錯乱状態のカカシが計画を成功させる気はなく、木ノ葉への復讐と道具扱いをされる事を拒んだ自殺を兼ねた計画だった事や自分の姿が目にうつりリンの事を守れずミナト先生を殺した自分を殺してくれるのかと縋りつかれたオビトがカカシを仲間に引き込む事を決意

    そもそもオビトはカカシがリンを守ろうと努力し共に迫害されながらも頑張っていた事を共鳴と里に帰還した時のカカシの悪評から把握していたので仲間意識を持っており錯乱しているカカシの様子から里への恨みが増幅しただけである

    自分もカカシとリンの側に居る事が出来ずリンが自害しカカシがこうなったため、二人を守れなかった事に罪悪感を抱いておりせめてカカシだけでも守ろうと過保護の道を進み始める

    リンを守る事ができず俺のせいだと謝罪するカカシにオビトが忍の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる、けど、仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだとかつてのセリフを用いてカカシが悪いのではなく、里が悪いのだと啖呵をきりカカシを落ち着かせる。

    この時に月の目計画について説明しそれが今の自分の宿願で手伝って欲しいと頼む。
    落ち着いたカカシが無限月読の事を知って自分は里を恨み八つ当たりから九尾事件を引き起こすことしかできずにいたのにオビトはこんな世界でも救おうとする事にオビトは自分にとって親友でありながら英雄である事を再認識する。
    この時に自分が水影として洗脳してカカシの行方を探ろうとした結果、一連の事が起こったのでオビトはカカシにこの事を伝えて和解している

  • 21まとめ22/02/20(日) 22:06:25

    オビトから計画している無限月読や今まで何をしていたのか聞いたカカシはマダラと黒ゼツに対して多少の不信感を抱くが口に出す程では無いと考えて黙っている事に
    (何故リンが死んだ事やオビトがこの計画に乗ることがわかっていたのか等)
    計画の内容を聞いて手伝いを申しでるがカカシは心の整理がついていない為パニックを起こすので保護の目的も兼ねて神威空間で生活してもらう
    この時にオビトのカカシのパニックを落ち着かせるスキルが上昇し、リンとの思い出を語ったりする事でリハビリをしている。
    その思い出からオビトも三尾の事も知っておりカカシやリンと同じくらい二人の友達の三尾の事を気にかけるようになる
    カカシは失明覚悟で万華鏡写輪眼を使用したため視力が低下しておりどうにかするため柱間細胞を移植する案がでた
    死ぬ危険性が高く他の方法を考え柱間細胞に適合しているオビトの細胞をカカシに移植する事に。オビトの写輪眼を移植しているためオビト細胞だと拒絶反応が出ないと考慮し移植手術を行う
    オビト細胞を作る際にオビトが自分の体を調べ違和感があるが今はどうにもならないのと確信を抱いたわけではないのでスルーした

    移植した結果
    カカシは木遁は使えないが視力が回復して失明の可能性が無くなった
    オビトとカカシで一人とカウントされるようになったので二人が揃っている場合は須佐能乎を顕現可能になる(修行した後)
    カカシにはオビト細胞が入ってるためチャクラの暴走などで単独での須佐能乎が可能だか暫くはチャクラ切れやオビトにも影響があるため自滅行為に近い

    といったメリットが発生

  • 22まとめ22/02/20(日) 22:06:43

    木の葉はカカシの処分を自分達で下したいと考え四代目が取り決めていたカカシの引き渡しを断る変わるに莫大な賠償金を払うことで双方が同意

    この頃木の葉では一族以外に写輪眼を移植する事が公式に決まり焦ったダンゾウが周りの情勢から暁を平和主義であるが危険と判断し同じ考えを持つ半蔵を煽って暁を壊滅させようとする

    神威をある程度使いこなせるようになったカカシは自分がパニックに陥いる事を申し訳なく思っており徐々に錯乱する頻度も少なくなっている

    霧の政策に関してはカカシも意見を出している
    (オビトは原作でこれを成功させている以上頭がいいのでオビトの案も十分にエグい。ただその案をより効率的かつ効果的にブラッシュアップしたり違う視点からの取り入れは全てを出し抜いて九尾事件を起こしたカカシの方がよりすごいだけ。
    出してる案の採用率はカカシが6オビトが4くらいの割合)
    とはいえ人前に出れる精神状態ではないため、オビトが懇願しカカシは神威空間で生活中に鬼鮫の事を知る
    鬼鮫の現在の状況から考えて無限月読に対して仲間に引き込めると判断してマダラとして接触を決意する。カカシも自分の精神状態を知っているためマダラに慣れる意味と鬼鮫と会いたいと考え九尾事件から初めてオビト以外の人間と会う

  • 23まとめ22/02/20(日) 22:06:59

    原作のマダラの仮面を外して鬼鮫を納得させた所で仮面を被っているならマダラと辛うじて割り切りができていたが仮面を外しても尚マダラを演じるオビトにカカシが不安定になりそうなのを気力で抑え込む
    一連の流れの後マダラが後に控えていた協力者を紹介し気配に気がつかなかった事に驚き警戒する鬼鮫の前に顔を暗部の時の狐の面で隠しているカカシが登場
    様子がおかしいので疑問に思っているとマダラがコイツは九尾事件のあの堕ちた白い牙と紹介
    迂闊にカカシに手を出さないようにする為に本当はカカシが計画立案実行を一人で行いそれを偶々みていた為、拾う事にし介入をしたらマダラが主犯格になった事を説明
    仮面を外してもマダラのままのオビトに耐えきれなくなり限界を迎えそうなカカシに気づいたオビトが仮面を被りカカシを宥めながら鬼鮫と今後の話をする
    この時に鬼鮫はカカシの不安定さに違和感を覚え何かある事に気がつくが明らかに地雷でしかないので踏み込まない

  • 24まとめ22/02/20(日) 22:07:22

    任務をこなしているが鬼鮫はマダラの思想に共感しただけでカカシの目的が読めなかったため九尾事件を何故起こしたのか聞いた所、本人から周りを巻き込んでちょっとした自殺擬きのつもりが何故か成功して生き残った事をパニックになりながら伝えられる
    マダラに確認して事実であると分かりカカシの能力の高さと自己評価の差やパニック時の言葉から大体の様子を知ってカカシにドン引きする鬼鮫
    ちょっとしたトラブルで鬼鮫とカカシのツーマンセルの時に地雷を敵に踏まれて不安定になったカカシが化け物の定義について質問する
    鬼鮫の返答を聞いてカカシの中で整理がつき、鬼鮫は質問の内容から三尾の人柱力はカカシにとって大切な人でカカシが殺したのではなく迫害から命をたった事を知る
    迫害の内容も軽く流れで知った上にその当時の二人の年齢を聞いて流石に木の葉の民度に軽蔑した鬼鮫が本心を伝えたことでカカシが鬼鮫を仲間だと判断しそれに鬼鮫が絆された
    マダラ(オビト)もそれを察知しており、鬼鮫もマダラの正体を薄々勘づいているがきっかけがなくそのままでいたが徐々に落ち着いてきたカカシが仕掛けたイタズラに引っ掛かり二人して叱り飛ばしたことが原因でようやくオビトとして鬼鮫と正式に挨拶をすることに
    以降保護者ズとして振り回されることによる被害を少しでも軽減しようと(無駄に終わるが)する

  • 25まとめ22/02/20(日) 22:07:45

    暁が半蔵と暗躍したダンゾウの手によって壊滅状態に陥ったため、マダラとして接触するか判断しようとした時に三尾のリポップが発生し水影として対処しないといけない為、後回しになった

    リポップ前の記憶がある為、磯撫は人間の闇に慣れているとはいえ流石にもう利用されるのは嫌なので悩んでいると様子見の斥候としていくつかの里の忍にちょっかいをかけられて機嫌が最悪の尾獣が大暴れし返り討ちにして殲滅させる。
    リンとカカシの思い出から海に行って景色を眺めながら今後の事を何となく考えている

    三尾のリポップを把握し様子見を兼ねたちょっかいを掛けたが尾獣に恥じない暴れようをみて手を出す事を諦めつつお互い手を出さないように国同士の睨み合いが発生

    カカシが磯撫に会いたがりオビトが理由を知っている為承諾し、大きな騒ぎを起こさない事を条件にこっそり会いに行く事を許して神威空間で今後の方針を鬼鮫と決める会議をする

    また自分の感知に引っかかる人間が現れて気が立つ磯撫だがカカシだったので大喜びする
    カカシの様子がリンの中からみた時より幼く感じ違和感を覚えるがポツポツとリンとの思い出話に花を咲かせてる最中にカカシがリンのお墓が神威空間にある事を喋る
    ついでにオビトが生きて神威空間に信頼できる仲間と一緒にいるからリンのお墓参りと仲間に会ってみないかと提案し磯撫が即決
    (本人達は友達の墓参りをするだけのつもりなので何の問題もないと考えている)
    神威空間に突撃をかまして保護者コンビをずぶ濡れし下手をしたら圧殺されていたという結構な騒ぎを起こし何故か三尾からの印象が泣き虫で遅刻魔である事を知り追加で説教する事を決める
    気を利かせ神威空間から退出するのと三尾が突然消えたことを霧の仕業にして帳尻を合わせるように奔放する事になる鬼鮫

  • 26まとめ22/02/20(日) 22:08:03

    神威空間でリンの墓参りを終えた磯撫に無限月読をオビトが計画してカカシがそれに賛同している事を告げ協力を申し出る
    六道仙人の教えに真っ向から反対する事を友達のカカシがしようとしている上に聞いた人物像と違うオビトに対してもう一度六道仙人の教えを正確に伝えて辞めさせようとする
    その説得の最中にオビトの体に何かが仕込まれている可能性や利用されいるかもしれない現状でオビトに不利益が生じる可能性に思い至ったカカシがパニックに陥りオビトが宥めることに
    自分がリンと死んだ後の事を知らなかった磯撫がカカシのこの状態に疑問を持ち何があったのかを聞き九尾事件を起こしカカシが壊れてしまっている事を知った

    慣れているオビトがカカシのパニックの原因を問い詰めようとするが気がついた事を悟られたくないカカシが話を逸らす為にもマダラがリンが人柱力になった事や迫害が始まる原因の情報の漏洩に関与している可能性がある事を思いついていたと伝える(オビトは今伝えたくないと考えた事に気がついているが磯撫の手前、見逃すが後で問い詰める事を決意する)

    オビトや磯撫はショックを受けるがオビトはマダラの意思である黒ゼツを殺そうと神威空間から出ようとするが様子がさらにおかしくなったカカシに気がついた磯撫によって我に返ってカカシを宥めつつ更に聞き出した結果、マダラが関与していようと迫害そのものは里の人間が自分からやったことである事実に愕然とする磯撫だが見切りをつけていたオビトはすんなり受け入れた

  • 27まとめ22/02/20(日) 22:08:21

    オビトが磯撫を名前で呼んでいいか質問しこの壊れてしまったカカシをずっと面倒をみてきたことが直ぐに分かる宥め方をみて少なくともカカシやリンの言っていた通りの人間なんだと思い了承

    うちは一族の石碑について質問し六道仙人の磯撫から聞いた人柄や思考から石碑の内容が改竄されている可能性があるが石碑の瞳力によって内容が異なるギミックから六道仙人の時代からの何者かの暗躍の可能性を思いつく

    よって無限月読を行う方向で話が決まるが磯撫が反対して他の誰かに助けを求める事を提案するが信じて貰えないだろうと諌められる
    オビトが信じたことを根拠にしようとするが、オビトの昔と変わらない仲間を大切にするという根底があるからこそ今この話ができていることを実感して少なくともリンやカカシから聞いた内容とと全く変わっていない人と認識しオビトを自分の友達の大切な人で自分にとっても友人になりえる人間であると認めた

  • 28まとめ22/02/20(日) 22:08:38

    オビトとカカシは
    ・マダラが全ての元凶だった場合は無限月読はマダラやオビト自身が望む通りの結果を齎すこと

    ・マダラが元凶ではなくその裏に潜んでいる何かが無限月読を目論んでいるか無限月読を利用して何かを企んでいる方が可能性として高い

    ・神話時代からの暗躍している相手の目的が分からない以上、無限月読をしない場合に相手の出方が分からなくなり対処ができなくなる

    ・目的も理由も分からない第三者の計画の一旦に無限月読が関係している以上計画に乗ったふりをして出方及び目的を調べる必要がある

    以上の理由により後手にまわっている今は他に道がないことから無限月読はする必要があると磯撫を説得する

    理由を聞いた磯撫は無限月読を反対しても第三者に尾獣達が利用されるのは確実で他の里に磯撫自身が兵器として扱われるだろう事や六道仙人の関係者が黒幕として関与している場合はその目的を阻止する方が重要であると判断した

    条件として
    無限月読に必要なチャクラの譲渡
    暗躍者の企みの阻止
    カカシに人柱力になる事を要求

    オビトが無限月読を実行する際に尾獣を抜けばカカシが死んでしまう事を理由に拒否するが尾獣を抜かないようにすればいいと提案され仕方なく承諾しカカシが三尾の人柱力になった
    神威空間での会議が終わり、急に消えた三尾の行方や人柱力の偽装工作をしてやぐらが三尾の人柱力であると表向きは決まった

  • 29まとめ22/02/20(日) 22:09:01

    鬼鮫は信用しているので機会を設けて説明し、鬼鮫・オビト・カカシ・磯撫が第三者を警戒しつつ無限月読を実行する方針が決まる
    カカシがパニックなった原因は結局オビトに知られてこっそり検査した結果心臓の呪印及び他にも細工されている事が分かりマダラやマダラの意思である黒ゼツに対する警戒心は高まった
    霧の事実上のトップという立場を利用して優秀な医療忍者に内密に治療させ解除に成功

    霧で順調に暗躍をおこなっていると側近の青がやぐらに対して疑いを持っているような様子が見受けられるように
    対処を考えていると忙しすぎて放置していた暁が再結成をしようと目論んでいることを察知して慌ててマダラとして接触する

    長門や小南は半蔵に復讐をしたいが木の葉(ダンゾウ)が絡んでいる事に気がついていた為どうしようかと悩んでいるとマダラに接触される
    以前の邂逅で忠告をされていたこと等から警戒しているが何をしたいかと問われ世界征服(平和)が目的であること、そのための組織として暁を再結成することを告げる

    使えると判断したマダラがその目的に尾獣を集める事を提案する
    また半蔵への復讐をしたいと考えている事を見抜き問題児(カカシ)だかストッパー(鬼鮫と自分)がいるから木の葉(ダンゾウ)への対処にかなり役に立つからと人材を紹介すると提案し小南達が承諾

    その人物が霧隠れで色々と暗躍している最中なのでその計画が一ヶ月前後で終わる為、それまでに半蔵に関しての情報収集を命じ一旦解散する

  • 30まとめ22/02/20(日) 22:09:29

    マダラ(オビト)が小南達との取り引きの内容を伝えて霧から完全に手を引く事を決める
    やぐらは処理しないと不味いので3代目から続く血霧の里と呼ばれるような原因として恨まれている為、何人かの抜け忍がやぐらを暗殺しようとしている事に気がついていたので利用する
    抜け忍達で集団を組ませて襲撃日を決めさせて戦闘中に命を落としたことにする計画を実行

    抜け忍の集団との戦闘中に側近の青が白眼を使用しやぐらのチャクラの巡りから洗脳状態が確認でき動揺した隙を突かれて殺されてしまう

    死んだ時点で洗脳は解除される為、証拠もなく三尾の人柱力であることから情報の秘匿をする処理を行う際に人柱力ではない事が発覚
    水影が洗脳状態だった可能性や実際に暗殺されたことや人柱力では無かったことに上層部が騒然
    これらの事が外部に漏れることを恐れて表向きはクーデターに巻き込まれて死亡した事になっており三尾の人柱力に関しては秘匿となる
    水影レベルの人間を洗脳できる幻術を使えるものとして写輪眼を持つ木の葉の関与が疑われるが確たる証拠がない上に賠償金が全額支払い済みになっているが実際は半分程度で木の葉との関係が最悪状態に

    鬼鮫が任務から帰って来ずに里抜けをし鬼鮫しか使えない鮫肌以外にも首切り包丁を持ち逃げしたことから指名手配されるが行方知れずに
    水影の一件に関しては疑われておらず里を立て直す方が優先順位は高いため放置された

    やぐら暗殺の計画をたてて賠償金の半分程度を持ち逃げする算段をつけながらダンゾウが木の葉としてどれだけ半蔵と関わりがあるかを探る最中に首切り包丁に一目惚れしたカカシが鬼鮫の里抜けに合わせて一緒にお持ち帰りした
    保護者も驚いて説教をしたが返却は今更無理なので首切り包丁はカカシ預かりとなり長門達に合流する

  • 31まとめ22/02/20(日) 22:09:44

    霧隠れで暗躍している問題児とストッパーが何をしているのか探ったが何もでて来ないので詮索を諦め半蔵について調べていた小南達のもとに水影がクーデターで死亡したと情報が入り関与を疑うが何も調べても出て来ないので警戒を最大限にした二人にマダラが約束通り再び接触

    水影の件に探りをいれるが問題児だか優秀な人材と言ったはずだと確信は与えないものの関与を否定しないマダラがその人材とコンタクトをとるか確認してきたため賛成する

    珍しく本当に問題児でストッパー付きだかあまり意味を成してないことや、諫めはするが恐らく自分も止められないと念を押してくるマダラにその問題児への懸念を募らせる二人の前にカカシと鬼鮫が紹介される

    フワフワした雰囲気の首切り包丁を背負った白い男と若干の疲れがみえる霧の抜け忍らしき男の二人組みに呆気に取られるが、その正体が堕ちた白い牙と尾のない尾獣と言われたカカシと鬼鮫と判明し警戒するが半蔵への復讐は無事に成功

    初期メンバー

    小南 長門 マダラ カカシ 鬼鮫 ゼツ

    の暁が結成される

  • 32まとめ22/02/20(日) 22:11:30

    とりあえず確定してる所までは以上になります。

  • 33土下座中22/02/20(日) 22:13:12

    ありがとうございます。
    このスレのリンクを現行してるスレにも貼っておきます

  • 34二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 09:27:37

    このレスは削除されています

  • 35二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 14:01:09

    この世界でのコンビ名

    神威コンビ……カカシとオビト
    忍刀コンビ……鬼鮫とカカシ(鮫肌と首切り包丁をもつ)
    保護者ズ………鬼鮫とオビト(主にカカシのため)

  • 36二次元好きの匿名さん22/02/21(月) 21:33:36

    ちょっとした小ネタ

    人柱力がバレて迫害受けて家でカカシの監視(護衛中)の迫害がましなころ

    カカシ「そういえば」
    リン「どうしたの、カカシ?いつもごめんね。こんな事になっちゃって」
    カカシ「リンは何も悪くないから気にする事ないよ。それより俺もちゃんと守れなくてごめん。いや、ふと思ったんだけど、リンって三尾と会話できるんだよね?」
    リン「謝らなくていいよ。うん、できるっていうか私が一方的に話しかけてるだけだけどね。それがどうかしたの?」
    カカシ「いや、会話できるなら三尾の事なんて呼んでるの?名前って三尾な訳?」
    リン「……私も知らない。そっか名前があるかもしれないよね。聞いたら答えてくれるかなぁ」
    カカシ「聞いてみたら?ここにいるの俺たちだけだし、どうせ誰も気にしないから」
    リン「ありがと、カカシ。そうだね、時間ならたっぷりあるし私頑張ってみるね」

    これからを知らない二人だけのきっかけの話

  • 37二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 00:00:39

    平穏な筈の日常が崩れ落ちる日々

    カカシ「今日もおつかれ、リン。疲れたね。里の人達が俺たちに向ける目とかもあからさまだし。リンは大丈夫?」
    リン「カカシもお疲れ様。うん、まぁ私もちょっと疲れてるけど誤解が解ければ里の人達もまた前みたいにやっていけるよ。ミナト先生も今いないから……。私は人柱力だし怖がられる気持ちも分かるからしょうがないよ。カカシは私と一緒にいるだけなのに。カカシこそ、平気?」
    カカシ「父さんの件で……慣れてるから。それに、リンは暴走しないって分かってるから何ともない。三尾だって暴れるつもりないんでしょ。」
    リン「うん。一回しか話せてないけど三尾はいい子だよ」
    カカシ「リンがそう言うなら大丈夫でしょ。まぁ、……一回しか話してないみたいだけど。」
    リン「もぅ、それは言わない約束だよ。それに私は毎日話しかけてるから聞いてくれてるよ。返事はされてないから分からないけど」
    カカシ「会話できるといいね。リンがお話できるようになったら教えてよ。俺も話してみたいし、名前もあるなら知りたいから」
    リン「うん。名前はカカシが言い出したことだもんね。名前を呼び合える友達になれるといいな。」
    カカシ「そうだね。明日も大変だろうけどお互いに頑張ろうね。おやすみ、リン、三尾」
    リン「おやすみ」
    リン(ねぇ、三尾。今日も大変だったね。でも、ミナト先生が帰ってくればまたクシナさん達と一緒にいられるから楽しみだね。お友達になりたいし、名前だって知りたいな。おやすみ、三尾)


    ???(今こうなってるのボクのせいなのにどうして恨まないんだろう?二人とも変なの。………名前を聞いてどうするつもりだろう。友達になりたいって嘘に決まってる。でも、ボクに毎日おやすみを言うカカシもリンがボクに話かけてくる声も優しい。リンは嘘はいってない。…………本当にボクと……友達になりたいの?)

  • 38二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 08:18:33

    少しずつ何かが削れていく日々の間幕

    カカシ「……ただいま」
    リン「おかえり。それ、その怪我はどうしたの?今日は里内の任務のはずだよね。……それ、もしか「いや。これは俺が任務中にヘマしたんだ。何ともないよ、治療してもらって遅くなっただけ。遅くなってごめん。どうかした?」
    リン「ねぇ、カカシ。…表の任務も受けるって本当?」
    カカシ「うん。そのつもり。人手が足りないみたいだし、それに強くなるなら数をこなす必要があるから」
    リン「………本当にそれだけ?」
    カカシ「そうだよ。それよりどうだった?今日は俺以外の暗部がリンに付くの今日がはじめてだし」
    リン「平気だよう。カカシと違って姿を見せることもなかったから、ちょっと変な感じだけど」
    カカシ「…その怪我は?」
    リン「怪我?これはねぇ、じゃーん。これを作ったの」
    カカシ「これは…茄子の味噌汁にそれと兵糧丸?」
    リン「料理してる時に切っちゃった。兵糧丸はカカシがご飯をすぐ抜こうとするから私のお手製だよ。ちゃんと食べなきゃだめなんだからね」
    カカシ「……うん、ありがとう。ご飯食べよっか?」


    食事中
    カカシ「そういえば、三尾とはどうなの?」
    リン「えっとね、好きなご飯とか聞いてみたけど何にも教えてくれないの。恥ずかしいからかな」
    カカシ「……そもそもご飯を食べるのか謎だよ」
    リン「お話しできるようになったら色々聞きたいねぇ」
    ???(……どうして、そんなにボクの事が知りたいの?)
    カカシ「………?どうしたのリン。手が止まってる」
    リン「今、話しかけてくれた。ちょっと待ってね」
    リン(はじめてまして、私はのはらリン。よろしくね。どうしてかぁ、うーん、友達になりたいからかな)
    ???(……………ともだち)
    リン(そう。私もカカシも貴方と友達になりたいの。友達の事を知りたいって思うのは変かな?)
    ???(変なの)

  • 39二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 11:43:36

    >>38

    続き

    急に目を瞑り穏やかそうな顔をするリンをみて驚き思わず食事の手をとめてしまう。おそらくリンは今彼女の中にいる彼と話をしている。邪魔したい訳ではないが気になって仕方がない。そもそもカカシだって彼?彼女?の事が気になっているのだ。


    「ねぇ、カカシ。友達の事を知りたいって思うのは変なことかな?」

    「いや、変ではないと思うけど。急にどうしたの?」

    「この子がね、どうして自分の事を知りたがるのか気になるんだって」

    「 えっと、それ俺が答えて聞こえるの?」

    リン(貴方はカカシの言う事も聞こえるの?)

    ???(……聞こえるよ)

    リン(教えてくれてありがとう)

    「聞こえてるって、私はさっき挨拶したの。」

    「教えてくれてありがと。あー、はたけカカシ。よろしくね。えっと、どうしてか、なら友達になりたいから?」


    なんて、ちょっと照れ臭さそうに笑いながらも答えくれるカカシを見て???は困惑するしかない。

    友達になりたいから、なんて理由で本当に二人とも毎日話しかけているのか?だって確実にこの二人がお互いに怪我の理由を誤魔化して伝えてるのは???がリンの中にいるからだというのに。

    それでも二人とも今も楽しそうに話しかけてる。

    今日のご飯は美味しい?

    俺の好物なんだけど、今食べてる茄子の味噌汁はどう?

    まるで何も気にしていないかのように振る舞いに楽しそうだなと普段なら絶対に思わないだろう事を無意識のうちに思った???はその思いに気がつかぬまま、カカシとリンの会話を聞いている。

    この日の食卓は年若い少年少女に???という奇妙な組み合わせながらも久しぶりに明るいものとなったのだ。

  • 40二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:42:04

    あの日

    いつものようにカカシは嫌がらせを兼ねた任務に出かけリンは暗部の監視(嫌がらせ)を受けながら過ごす、感覚が麻痺した二人にとってはいつもと変わらない日の筈だったある日の出来事。

    (あれ、リン。また紙が落ちてるよ)
    「そうだね。またかぁ、次の監視役の人に渡さないとね」
    (渡す必要ないよ。またリンが怒られちゃう。こっそり燃やして隠したら?ボクなら一瞬だよ。リンが怒られるのみたくない)
    「うん。ありがとね。でも大丈夫だよ、何しても怒られるなら短い方が楽だから。前みたいにカカシに懲罰がいって欲しくないの」
    (………カカシが辛いのも嫌だ。怒られるならその時にボクと話していようね。今日はオビトの話が聞きたい。ほんとに男の子なのにすぐ泣くの?カカシは泣かないのに! 
    紙に今日は何が書いてあるのかな?嫌な事ばっかなら見ちゃだめだからね)
    「…ありがとう。今日はなんか書類みたいだよ。えっと…………………こ、これ……」
    (リン?…………どうしたの?)

    リンが手にした紙は四代目直筆の国の上層部に向けた手紙だった。

    一部抜粋
    __我が里の戦力の強化の為にも、三尾の人柱力は使えると思います。幸いにも暴走する事なく………以上です。九尾は我が里にとっているのが前提ではありますが、三尾は元々霧の国の所有物。いても居なくても国にとって変わらないので有れば戦争時に前線に立たせる事で戦力図を塗り替える事が可能です。………三尾の人柱力を木の葉が使えるよう他国との交渉の場を設けてくださり感謝します__


    そこに書かれている文字の羅列が文章という暴力となりリンの心に襲いかかる。
    元々、リンという少女の柱は既に限界であと少し、ほんの少しのきっかけで崩れ落ちる寸前だったのだ。残っている柱は里の人間から受ける物なら一切の傷をつけることは出来ない。今の彼女にとって拠り所となっているのは幸せを体現したミナト班に精々がクシナを足した程度だろう。
    他の人間なら彼女自身がその柱に近づく事をよしとしない、ゆえに彼女は踏みとどまれていた。
    他ならぬ彼らなら大丈夫という思いがこの柱を形成しているのだから。

  • 41二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:43:13

    「……………そっか、………そっかぁ。
    使える………か。わたし、わたしは…………もう……ミナト班の………仲間…じゃないの?……………みなと……せんせぇ……」
    (………リン?リン!だめだよ、それはダメ!それの手紙に書いてある事が嘘かも知れないよ。アイツらのイタズラだって!ミナト先生が書いたか分からないのに信じちゃダメ!)
    「……あのね、いそぶ。これね、ミナ………四代目の字なの。ずっと一緒にいたから……本物かどうかなら……分かるの。
    …………………ごめんなさい、わたしのだいじなおともだち。これいじょう…………むりだよぅ」

    (……カカシはどうするの?ボクらの友達のカカシは?一人にするの?一緒に頑張ろうって!カカシは任務に行っちゃたんだよ。帰ってくるのに、ミナト先生が…味方でなくても、カカシはずっと味方じゃん!オビトだって、こんなに早く会いにいったら、怒っちゃうよ!
    ………逃げようよ、こんな所。だって、おかしいよ!リンもカカシも悪くないのに!悪いのは里の、ボクらを虐める悪い奴らだよ。ボクの力があれば何処にだって、連れていってあげる。
    二人が見たいって言って海だって、ボクの得意な術だって沢山、見せてあげる!
    ボクは人に恐れてられてるあの尾獣だよ。
    ボクが本気を出せばカカシとリンを行きたいところに行けるように、守ってあげられる。
    カカシが帰ってきたら一緒に出ていこう?
    ………だから、だから、……死にたいなんておもわないでよ……リン)

    「ありがとうね。でも、私もカカシもそれは無理かな。………里の忍なの、私たち。忍以外の生き方を知らない私たちは……里でしか生きられない…憎しみに囚われたくない。磯撫は私の思ってる事が伝わるでしょ。貴方はとても優しい、いい子だからその感情を知って欲しくないの。オビトは………泣いちゃうかな。もしかしたらお父さんもお母さんも泣くかも………あいたいなぁ。……カカシは…ごめんね。……みせたくない……。今日は、一日中の任務だったよね?これなら………いけるかな」
    (リン!リン!嫌だ、ボクは絶対いやだ!話を、話を聞いてよ、ねぇ、リン!いつもみたいにどうしたの?って聞いてよ!)

    自分の大切な友達が叫んでる。それでも妙に鈍く聞こえるのは何故だろう?うまく聞こえない。

  • 42二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:43:41

    柱が折れてしまった彼女にとって、今優先すべきは確実に死ぬ武器を探すこと

    ない、ない、ない、見つからない。

    元々人柱力である事が露見し隔離された時に忍としての任務につく事は禁止されたのだ。クナイや、手裏剣といった武器はもう既に彼女の手から離れていって久しい。
    その時ふと目についたのはかつての恩師の、カカシの上忍祝いにプレゼントされたあのクナイ。

  • 43二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:44:09

    これにしようかな?
    ごめんなさい、迷惑をかけてしまって。
    ………ごめんね、オビト、父さん、母さん。
    向こうに行ったら怒るかな?それとも泣いちゃう?
    でも、皆に会った時にバケモノじゃなくのはらリンとして見てほしいのは私の我儘かな?

    磯撫、ありがとう、今まで私に付き合ってくれて。
    私のせいで大変な目に合わせてしまってごめんなさい。とても強くて優しい貴方。
    昔の色々とびっくりするような話を聞かせてくれてありがとう、六道仙人の話は驚いちゃった。
    今からする事は貴方を一度殺す事になる。
    私を許さなくていいからね、私の大切なお友達

    カカシ、ごめんなさい、巻き込んでしまって。
    本当は知ってたの。
    私を守ろうとして無茶な暗部と表の任務を両立してそこで暴力を受けていた事
    食べ物を買いにいって、結局買えなくて里の外れに小さな畑を作ってそこで育てて野菜を買ってる事にしてるのも
    嫌がらせで毒のような物を任務の食事の際に入れられて夜呻いていた事。
    暗部の任務の監視が監視対象の前に現れたらダメなのに私を安心させたくて姿を見せてる事で懲罰を受けてる事。
    全部心配かけたくなくて隠してたの知ってるよ。私とカカシは血が繋がってないけどカカシのお姉ちゃんだもん
    知ってて知らないふりをする事にして、守られていてごめんなさい。
    カカシにこんな姿をみせたくないの。だから今ならカカシは帰ってこない。私が死んでる事に驚くだろうけど、その時には処理が済んでる筈だから安心してね。

    さようなら、カカシ、磯撫
    大好きだよ




    あえるかなぁ、オビト、父さん、母さん

  • 44二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:44:59

    (いやだ!いやだ!リン、やめてお願いだから!それをしまって!カカシ!とめてよ、誰かねぇ!誰でもいいからリンをとめて!)

    叫んでいる。自分の大事な友達が、泣きそうな泣いてるような声で何かを言っている。

    折れてしまった彼女の心に彼の声は届かない。
    今彼女の目に映るクナイ以外、彼女の心の中に存在しない。任務に出なくなったとはいえ、彼女は優秀な医療忍者だ。確実に急所にクナイを当て、掻っ切る事など容易かった。


    (いや、やめてぇええええええ!!!!!!!!嫌だあああああああ!!!!)
    「ただいま……………………………り、ん?」

  • 45二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 00:27:57

    一日かけて行う筈の任務は想定外にも予定以上の成果をだし、無事に終了した。
    次の暗部は交渉で任務を変わってくれる人だ。カカシやリンに対して悪感情を抱いてなければ、憐れみの感情を持つ事もない中立を貫く、今の里ではごく少数派の人間である事を思いだし交渉する事に成功したカカシは半日早く帰宅する。

    少なくとも、どうみてもリンは限界だ。
    だからこそ側に居なければと考えるカカシは自らもまた限界である事を自覚していなかった。

    それでもこの生活をカカシは嫌っていなかった。
    里の人間の態度も分からなくもないのだ。先の大戦で多くの人間が死んだ。その中には人柱力によって被害を受けた人やその遺族だっている。
    このやり場のない感情をぶつける相手としてリンという人柱力の存在は彼らにとっても都合が良かったのだろうと頭の片隅では理解しており、仕方のない事と諦めているからにすぎない。
    それにカカシにとってもはや日常となりつつある迫害を気にするより三人で過すことを考える事が大事で、だからこそギリギリで正気を保っているのだ。

    リンとカカシとそれから三尾の磯撫
    磯撫はリンと接触しないと会話ができないがそれでもリンが磯撫の気持ちを代弁したり、家の中で遊んだりとそれなり楽しく生活できている。
    今日はかなり早く帰宅できたから、一旦畑にいって野菜を収穫して店で買ったように加工をしなければ。ご飯を作るのを手伝えば味噌汁に茄子を入れてもいいか聞いてみよう。
    ある意味日常が麻痺しているからこその考え事をしながら帰路につき、玄関の扉を開けてリンがいつもいる部屋につくまでカカシは思いもしなかったのだ。
    今日が辛うじて日常の形をしていた何かが完膚なきまでに破壊されるその日だという事を

  • 46二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 08:51:53

    目の前の光景に対して咄嗟にでたカカシの第一声はその人の名を呼ぶことだった。

    「ただいま……………………………り、ん?」

    何故、どうして、なんで、目の前の光景に思考を停止したカカシの頭の中で疑問符が渦をかく

    なんで、リンは倒れているんだ?
    その手にあるクナイは?
    この床に、壁に、この部屋に飛び散っているあの時の父さんと同じ赤い、あかい、鉄の臭いのするこの液体は何?
    ……………………もしかして、血?

    血、その事に思い至った瞬間に写輪眼のカカシたらしめる頭が急速に回転し認めたくないない事実を簡潔に弾きだす。

    ____手遅れ____

    それはそうだろう、そもそもリンは任務に出なくなったとはいえ優秀な医療忍者で確実に急所にクナイを当て掻っ切る事など容易い。
    リンが急所に傷をつけた時点で助からないのは明白だった。

  • 47二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 15:01:08

    「………ぁ、ぁ、あああ!なんで?どうして?ねぇ、どうしたの?リン?りん?ねぇ、リンなんでこんな事してるの?起きて、起きてよリン!」

    カカシ自身自分が何を口走っているのか理解しないまま血溜まりの中に沈む彼女の体を掻き抱く。

    冷たくなりつつあるのは血が足りないから?
    それとも死神がすぐ側で佇んでいるからか?

    どうしようもない事態を認められないカカシが思い至ったのは彼と彼女の共通の友人

    「ぃ、い、いそぶ?へ、へんじできる?いるよね?きえてないよね?」

    (か、かかしぃ……ごめん、ごめん。ボク、ボクとめられ無かった。やめてって言ったのに……ボクが呼びかけたら……返事してくれるリンが返事しなくなって、ク、クナイで……)

    「なんで…こんな……。たすからないの?」

    (……て……が…み)

    「てがみ?……!磯撫!ねぇ、聞こえてる?しっかりとして!……ねぇ、起きてぇ……」

  • 48二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:16:01

    …あたたかい?
    ふと意識が浮上する。
    まだ、辛うじて息のあるリンが目を開けるとそこには自分にとって大切な弟のような少年の姿が

    「………っぁ。か………しぃ…」
    「‼︎……リン!……なんで、こんなことしたの?…里から出れば良かった? どうすれば……こんな、こんなっ…」
    「ご…めんねぇ。へいき…あつか……い、や」
    「……うん」
    「……さぁと…う…らみ………なぃ」
    「うん、うん、わかった、分かったから。けが、その怪我を治してよ。リンは、リンならその怪我治せるよね?お願い……なおるって…いって…」


    徐々に曖昧に小さく聞こえなくなっていく声、いつも温かく安心して眠りにつけたあの体温は既に感じられない。
    認めたくない現実から逃れるように或いは理解してる頭が聞き逃す事を防ぐためだろうか、カカシは無意識のうちに声を聞こうとリンの口元に耳を当てた。



    (……もう、げんかい…だから……)
    「………………ぁ……り…ぁ………と」


    (…ごめん)
    「ご…めん………ねぇ」


    ごめんね、カカシ
    でも、夢でも最後に会えて嬉しかったよ


    奇しくも三尾とその人柱力が発した最期の言葉は目の前の少年への謝罪だった。

  • 49二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 11:01:30

    「……………………。…………りん?………いそぶ?」


    何かに謝ったあと急に力の抜けたリンの体がカカシによりかかってくる。父、仲間、敵、多くの人間からした覚えのある重さが彼女からするという事実がリンの を示している。
    呆然としながら声を聞こうと傾けた視界の先にリンの手が写る。あの手に持っているクナイは信頼できる先生が自分達を守るためにくれたものだ。

    どうしてそれを使ったの?
    磯撫のてがみとは何の事?
    なんでリンから声がしないんだろう?
    磯撫の声がしないのはなんで?

    優秀な頭では分かっている現実も、分かっていない疑問も全てが一緒くたになりカカシの頭を支配し思考を停止させる。


    顔をあげ周りを見渡すと視界に飛び込んでくる容赦のない悪夢は現実として少年に突きつける

    一面に飛び散る赤
    手に持っている赤い何かがついたクナイ
    足元に転がっている見覚えのない手紙
    そして、笑っている少女の姿

    …………………わらって…る?

    思考を停止させていた頭でさえ引っ掛かる言葉にカカシはリンの顔を覗き込んだ

  • 50二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 15:50:01

    「……っ………っぁぁあああああ!」

    (なんで?どうして?なんでこうなったんだ?俺がちゃんとリンを守れなかったから?もっと、もっと、俺がしっかりしていれば?)

    頭の中は大量の疑問が浮かんでいるのに口から出るのは言葉ではなくただの音。
    意味のない音が口から出る事を別の言葉で言い表すのならこういうだろう。

    絶叫

    だって見てしまったのだ。最近のリンが一度も浮かべたことのない表情。毎日の寝物語の最中ですら見ることの叶わなかったその顔は

    (だって、だって、これはっ……あの時の!)


    年相応の無邪気な満面の笑みだった。


    かつてミナト班として、オビト、リン、カカシのスリーマンセルを組んでいた時にリンがしていた嬉しそうな表情。
    オビトが死に迫害が始まってからついぞ見ることの叶わなかった、もう一度みたいと、それでも見ることを諦めていた幸せを体現したかのようなあの笑顔をリンが浮かべている。

    理解する___理解してしまう…生きているうちにみたいと願ったあの笑みを今、リンが浮かべているからこそ、認めたくないこの結論をカカシは受け入れざるを得なかった



    リンは死んだ
    他ならぬリン自らの手によって

  • 51二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 22:22:55

    チャクラが暴走する
    獣のような叫び声を上げているカカシの右目にありえない程の力が収束しそれに気がつくことなく放置されついに限界を迎えた時空が歪む

    その歪みは里からの迫害に耐え忍ぶことのできなくなった少女の亡骸とその少女の側で常に守ろうとした少年を吸い込み、そして消えた

    赤く染まった思い出の部屋が何事もなかったのかように静まりかえる。
    これはいつか来るはずだった日常の形をしていた何かが完膚なきまでに破壊された日の出来事。

    この事実を知っているのは、死んだ少女と彼女の中にいた尾獣、死を看取ることになった少年のみ

    他は誰も知らないあの日の真実であり、これからもこの事実を知る事ができる人間は誰もいない

    _____ただ一人、対の目を持つ彼を除いて

  • 52二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 07:56:03

    ………………さむい
    目を覚ました少年は見覚えのない景色に違和感を感じつつも疑問を浮かばせる

    どうしてリンと寝てるのにこんなに寒いのか?

    瞬間、気を失う前の出来事がフラッシュバックし飛び起きた少年_カカシは慌てて抱き寄せている少女_リンの事を思い出す。
    慌てて抱き寄せても依然リンの体は冷たいままだ。認めたくないその事実は明らかなのにそれでもまだ希望があるかもしれないと縋るカカシは物言わぬ骸に声をかける。
    いつも寝起きの悪いリンを揺り起こしそれでも愚図る彼女のお腹に手を当て心の中にいる友達に内側からの大音量で叩き起こして貰ういつもの日常を続けたくて

    「リン?起きないとダメだよ。朝なんだから。ほら、起きて。………磯撫、今日もお願いしてもらっていいかな?まだ、リンが寝てるんだ」

    …………………………返事は返って来なかった
    知らない空間にただ、震えるカカシの声がかすかに響いただけに終わった

    あぁ、本当に二人は消えたのだ

    唐突に心の中にすんなりと入ってきたその事実はリンの笑顔を見たときにヒビが入っていたそれを確実に破壊し尽くさんと暴れだす。その止め方も破壊されてるものが何かすら気が付かぬまま、呆然とその何かが壊れていくのをみているだけのカカシはふと視界が滲んでいる事に気づく。

    涙?

    両眼から流れているその涙は本人ですらその理由を明確に自覚しないまま流れ続けた。人柱力の少女を守ろうと彼自身も苛烈な迫害を受けつつなお恨み言一つ溢さずに耐え忍んでいたたった13歳の少年は初めてこの日泣いたのだ。

  • 53二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 18:12:00

    磯撫とオビトとカカシの神威空間での作戦会議



    オビト「………三尾。俺はお前の事を名前で呼んでもいいのか?嫌なら呼ばないが。」

    磯撫「……こんな事をしようとするのに呼ばれたくない。でも………カカシがこうなって、それをオビトが支えてるのは分かる。だからリンとカカシにとって大事な友達なのは変わらないから、……………すっごくイヤだけどいいよ。ボクは磯撫。よろしくね」

    オビト「そうか、俺はうちはオビトだ。よろしくな、磯撫。それでだ、先程の話を聞いていくつか聞きたいことがある」

    磯撫「聞きたいこと?ボクに答えられるか分からないけどそれでもいいならいいよ。」

    オビト「カカシがパニックになる前の話は本当に六道仙人はそう考えているのか?………俺の、うちは一族には六道仙人が書かれたとされている石碑がある。そこにある内容は写輪眼の瞳力で読める範囲が変わるというものだがな。俺はリンが死んだあと万華鏡写輪眼の状態でその石碑を見たが、輪廻眼の開眼方法とおそらくだか無限月読の事がやんわりとだか書かれてあったぞ。そうなれば必然的に十尾が必要になる。力を一つに束ねる事を反対している筈の人間が何故その方法を後世、ましてや実行しようと思えばできる一族にそのような内容を残す?」

    磯撫「………石碑?ごめん、それはボクも知らなかった。よく分からないけどそれ本物なの?だって、ボクたちに話してくれた内容は他の人間には伝えないって言ってたよ。争いを生む原因を残す必要はないしそもそもボクらにだって無限月読の詳細は教えてもらってないのに」

    カカシ「……………改竄?」

    オビト「改竄?あれをか?わざわざ瞳力によって内容が異なるものを書き換えるとなると、俺に内容を教えたマダラがしたのか?………流石に無理だろ」

    カカシ「いやマダラじゃなくて、多分さ、石碑自体は六道仙人が作ったんだと思うよ。そうじゃなくて、石碑は昔から書き換えられてたんじゃ?……磯撫、六道仙人ってさ家族いたよね?その家族なら書き換える事できると思う?」

  • 54二次元好きの匿名さん22/02/25(金) 22:08:58

    磯撫「うーん。家族?六道仙人の家族の話は聞いた事があるけどボクらもそんなに詳しく教えてもらってないの。息子が二人いて性格が全然違うからしょっちゅう喧嘩してたのと、あと六道仙人には兄弟がいたんだって。なんかお母さんと喧嘩した時に兄弟で力を合わせて頑張ったって言ってたよ。でも、ハムラは月に住む事にしたからもう会えないって。だから誰が書き換える人がいるかどうかも分かんない。ごめんね」

    カカシ「………ありえるかな。六道仙人の兄弟に関しては本当に月にいるなら出来ないけど、他の息子や、母親なら多分できる」

    オビト「そうなると…何が目的だ?そもそも、六道仙人の家族が本当に関わっていた場合、神話の時からの陰謀になるぞ。……マダラも、俺も利用されている事になる。その事については腹は立つがまぁ、いい。だが、少なくともこの話が本当であると仮定した場合色々と不味い事になる」

  • 55二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 08:45:23

    カカシ「……そもそも……いやなんでもない。確かに不味い所の騒ぎじゃないよ」

    オビト「カカシ、どうした?お前、なんかまた言葉を飲み込んだな。思いついたことがあるなら言ってくれ。俺だと思いつかない考えだってあるし、ここで共有できないと今後で詰む。頼むから教えてくれないか?」

    カカシ「……………臆測で証拠もないよ?」

    オビト「今のこの話だって、磯撫が教えてくれないと分からなかったんだ。臆測だろうがなんだろが話さないと始まらん」

    カカシ「……………約束して、オビトも磯撫も。今から言うことはあくまで仮説だから話を聞き終わっても怒らないって。……それなら話すから」

    オビト「あぁ」
    磯撫「?うん、いいよ」

    カカシ「そもそもさ、霧を利用するのはマダラの計画だったんだよね?なら、オビトが洗脳する前から本当は操られてたんじゃないの?…………り、リンが人柱力になったのは……偶然なの?」


    磯撫「え?」
    オビト「…………………おい、まさか……俺、か?」


    カカシ「っ、違う!オビトのせいじゃない!ただ、マダラって死んだ時に絶望したら黒ゼツにって言ったんでしょ?なんでオビトが絶望する事を知ってたのか不思議だったんだ。オビトがこうなるのが確定だった場合、リンはその為に利用されたんじゃないかってちょっと前から思ってて。でも、俺はマダラとあった事がないから判断できないし。それに……そうだとしても……でも、ならなんで、どうしてっ!」

  • 56二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 16:57:56

    磯撫「カカシ?どうしたの?ねぇ、オビト!嘘だよね?リンが選ばれたのは偶々だよね?」

    オビト「………可能性とありえるな。あのジジイ。巫山戯るなよ。だとしたら、その為だけにリンは利用されたのか?………いい度胸だなぁ」

    磯撫「オビト!カカシ、カカシの様子が変だよ!ブツブツいってないでしっかりしてよ!ボクじゃどうにも出来なんいんだから」

    オビト「!悪い……カカシ、どうしたんだ?確かに可能性としてあり得る話だが、どうしてそこまで取り乱す。考えつかなかった俺も俺だが前から考えていたんだろう?気がついていたなら今、何を考えたんだ?」

    カカシ「リン…リンが人柱力になったのがマダラの計画の一つだとしても、それでも、これじゃ、意味が……理由がないんだ。
    だって、そんな…………理由は変わらないんだよ!俺がリンを守れなかったのも、リンが死んじゃった理由はなんにも、何一つとして……変わってないんだ!」

    オビト「……里に噂を広めて迫害をしたのもマダラの可能性がある。変わるだろ………俺の所為でリンが利用されて死んだんだ」

    カカシ「………………違うんだよ、オビト。本当にオビトの所為じゃない。………ねぇ、磯撫。俺はどこに所属してたか、覚えてる?」

    磯撫「知ってるよ。リンを守るために暗部?ってところにいたんだよね?ボクとリンを守る為に護衛だってしてくれてたでしょ。リンが教えてくれたんだ」

    カカシ「うん、正解。俺は…リンを守りたくて暗部に入ったんだ。暗部に入った以上、リンのこと以外にも色々と任務についからね。里の裏の事もそれなりに分かってるつもり。マダラが噂を広めたのは……そうかも。でも………迫害はムリなんだよね」

  • 57二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 21:21:11

    磯撫「何それ……それって、そんなっ!」

    オビト「煽動した可能性があるだろ。噂の流し方次第でそれくらいなら……可能な筈だ」

    カカシ「それが、不可能なんだよね。暗部にいたから知ってるけど里の上層部はリンが人柱力である事を秘匿する方向だったんだ。それは四代目が里をでて外で外交をしていた時も同じ。噂を煽動するなんて事をするのは暗部がしそうではあるけど俺が調べた限りじゃ、その痕跡はなかった。噂の出所の調査で里の人からだった事も公式の調査で分かってる。マダラが迫害を主体でやれば流石にわかるし、辻褄が合わないんだよね。
    ならさ……里でリンが受けたのは……………里の人達……がやったこと………なんだよね。だから……オビトの所為じゃ……ない。俺が守れなかったのが一番悪い……でも、あの嫌がらせ…される必要がなかったのに……。ごめん…リン、守れなくてごめん…………ごめんなさっ……」

    磯撫「…………」

    オビト「…………そうか。…………謝るな、そう約束しただろう?話してくれて助かった。ありがとな、カカシ。これ以上は無理するな。お前だってあの時は大変だったんだ。…………この事を考慮すると今の状況は面倒極まりないな。
    考えられる可能性として、まず六道仙人と同じ時代からいる何かがマダラを利用して間接的に俺を使って目的を果たそうとしているか、マダラが全ての元凶の二つか?
    まぁあの時の様子からして無限月読自体は本当だろうがな。」

    カカシ「……まだあるよ。オビトのあったマダラがあのうちはマダラではなく別の何かの可能性と、黒ゼツが本当のマダラの意思を俺たちに伝えていない可能性だってある。…………マダラが元凶が一番シンプルでいいんだけど。これらを踏まえてオビトはどうしたい?」

  • 58二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 23:54:16

    オビト「…………無限月読は決行だ」

    カカシ「まぁ、それが一番無難だよね」

    磯撫「なんでっ!そんな事をしたら相手の思うつぼだよ!それに無限月読は六道仙人だって反対してるってボク言ってるのに!」

    オビト「磯撫の言いたい事も分かるがな。これ以外の道は無いぞ。………………俺の野望が無限月読をする事だから勘違いしているかもしれないが、カカシも同じ理由でこの結論に至ってる筈だ」

    磯撫「カカシもそう思うの?」

    カカシ「あー、うん。ごめんね、磯撫。でもこの状況だと無限月読をやる以外に策がないのも事実なんだよね」

    磯撫「……他の尾獣達や影達に相談したら対処してくれそうな人…………いないから?」

    オビト「………尾獣達に感情があって六道仙人がどんな人間だったかなんて言われて信じる奴なんざ誰もいないだろうな」

    磯撫「オビトはボクの名前を聞いてくれたし、話だって信じてくれてるよ?そりゃ、今までの経験からしてもそう簡単に見つからないかもしれないけど………でも!」

    カカシ「オビトだから…………。オビトはリンを守れなかった俺を責めないし、俺に起きたことも俺自身はしょうがないって思ってる。でもそれは間違ってる、怒っていいことでもっと自分を大切にしろって。磯撫からしたらオビトは六道仙人の教えを破ろうとする悪人なんだろうけど、でも昔と変わらず仲間を大切にする俺の英雄なんだ。
    ……磯撫ももう分かってると思うけど俺は九尾事件の後から……こうなってさ。仲間も守れない、何の役にも立たないクズなのにずっと俺の事が大切だって、今でも大事な仲間だってパニックになるたびに付き合わせてそれでも側にいてくれるんだ。こんな俺に見切りをつけないで、話を聞いてくれて信じてくれてる。だから磯撫の事も疑わずに信じてくれたし、俺が単独で会いに行く事や墓参りの事も許してくれたんだ」

  • 59二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 08:15:35

    オビト「カカシの話には色々言いたいことはあるが、先に言っとくと磯撫をここに連れてきた事に関しちゃ俺と鬼鮫から後で話がある。危なかっただろうが。しかもあたり一面を水浸しにした事も追加で説教案件だ。いいな?」

    カカシ「え?なんで俺怒られるの?」

    磯撫「………そう。ねぇ、オビトはどうしてボクの話を信じてくれたの?」

    オビト「リンとカカシの仲間だからだが?それ以外の理由が必要か?俺の大事な仲間のリンとカカシの共通の友人で、死んだリンのことを想って墓参りまでしてくれている。磯撫にとって大切な親の教えを破ろうとするのに、俺がカカシの事を大切にしているからお前たち尾獣にとって意味を持つ大切な名前を教えてくれてた。十分信じるに値するだろう。何故当たり前のことを聞く?」

    磯撫「………………。そっか。なら、どうして無限月読を実現させたいの?」
    (リンやカカシの言ってた通りオビトは本当に遅刻魔で泣き虫だけど仲間を大切にする英雄なんだね)

    オビト「理由はいくつかある。マダラが全ての元凶だった場合、無限月読は俺が思っている通りの結果を齎すだろうな。ただマダラが元凶ではなくその裏に潜んでいる何かが無限月読を目論んでいるか無限月読を利用して何かを企んでいる方が現状、可能性として高いわけだ。……神話時代からの暗躍している奴の考えが分からない以上、俺達が無限月読をしないと決めた場合に相手に勝手をされると対処そのものができなくなる。目的も理由も分からない奴の計画の一旦に無限月読が関係しているなら、それに乗りながら出方及び目的を調べる必要がある。後手にまわっている今はそれ以外に道がない」

    磯撫「…………。ならボクの人柱力になって欲しい、カカシに」

    カカシ「え?」
    オビト「は?」

  • 60二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 15:27:55

    磯撫「二人の考えてることは分かったよ。オビトの考えなら無限月読を反対してもソイツにボク達が利用されるのは確実だよね。それにボクを利用したいのは他の里だって一緒だけどボクはもう絶対に兵器として扱われるのは嫌だ。…………無限月読は本当に嫌だし、絶対に反対。でも暗躍者…それもあの時代の、六道仙人の関係者が関与してるならそれを阻止する方が重要なんだ。無限月読に必要なチャクラも渡す。だからその代わりに暗躍者の企みの阻止をお願いしたい。…………マダラが黒幕で無限月読が本当に実現したとしてもカカシがボクの人柱力なら十尾だって弱体化するから止められる人間だって見つかる。それに、オビトよりカカシの方が好きだからカカシがいい」

    カカシ「うん、いいよ。クシナさん直伝のうずまき一族の封印術も扱えるからできると思う。それに俺も磯撫の事は好きだしずっと一緒にいられるの凄く嬉しいから賛成!」

    オビト「ふざっけんな、反対に決まってるだろ!外道魔像に人柱力のチャクラを渡すってことは俺にカカシを殺せっていうのか!仲間を犠牲する提案を俺が認める筈ないだろが!」

    磯撫「なら、全部のチャクラを抜かなければいいじゃんか!言っとくけど、ボク絶対に譲らないからね!無限月読は絶対に賛成できないのにボク、チャクラを渡すんだよ!邪魔だってしないんだから十分でしょ!」

    オビト「…………………………はぁ。磯撫からしたらかなりの譲歩だな。チャクラを全部抜かずに一部だけか。可能か?まぁどちらにせよ、協力してくれるだけでも御の字か。……………カカシ」

    カカシ「?どうしたの、オビト?」

    オビト「お前、本当にいいんだな?……百歩譲っていいとしても、カカシになんらかの負担が発生するなら却下だ。お前は自分をもう少し大切にしろ。いくら自分とはいえ俺の仲間のカカシを大切にしないのは許容できない。磯撫も、人柱力になった人間にデメリットは存在するのか?」

  • 61二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 22:55:01

    鬼鮫、オビト、カカシ


    前提
    オビト細胞の移植後
    神威をある程度使いこなせるようになりマダラからの指示もあり霧にちょっかいをかけマダラ(オビト)が水影を支配下に
    カカシは自分がパニック状態に陥いる事を申し訳なく思っており、パニックになる事もあるがまとも(躁鬱状態)になりつつある
    とはいえ人前に出れる精神状態ではないため、オビトが懇願しカカシは神威空間で生活している。
    鬼鮫に会う前の作戦会議でこんな会話してたらいいなぁという妄想です

  • 62二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 07:26:07

    作戦会議中

    カカシ「ねぇ、オビト。あのさ、俺もそろそろ外に出たい。流石にオビトの負担が大きすぎるでしょ」

    オビト「急にどうした。別にそこまで負担に思った事なんかねぇぞ。今だってこの作戦の内容は提案も俺だってしてるが、カカシの案の方が効率よくエグいのばっかだし実行にうつしてる作戦もカカシのほうが多いだろ」

    カカシ「俺は案しか出してないんだよ。オビトは案もだして実際に水影に成り代わって色々やってるのに俺ずっとここ(神威空間)で待ってるだけで、何にも役にたててなんか……」

    オビト「あのなぁ、カカシ。お前、自分の体調の事考えてるか?少なくとも実験とほぼ変わらない細胞移植をして視力も回復したとはいえ万全の状態じゃないのに無理させられるか。案しかって、その案があるから俺たちの計画は順調に進んでんだ。あんまり自分を卑下するんじゃねぇよ。」

  • 63二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 14:01:59

    カカシ「っ、でも!俺はオビトに…手伝ってくれって頼まれたのに、迷惑しかかけてない!……ごめん。でも、鬼鮫と接触するんだろ?何処まで使えるか分からないけど、使えるなら長い付き合いになる。その時に最初から俺がいた方が怪しまれずにすむし、俺の…今の…状態を考えたらマダラのオビトに慣れてないと」

    オビト「…………はぁ。なら、俺がマダラとして会う時にくるか?カカシの事を紹介する必要はあるからな。ただ、そん時の俺はオビトじゃなくてマダラとしてアイツに会う。そうなりゃお前の事は堕ちた白い牙って紹介するぞ」

    カカシ「うん。そうしないとマダラと俺じゃ接点がないし」

    オビト「お前の有用性を鬼鮫に示す必要があるな。あー、世間じゃお前と仮面の男ででやった事になってるからそれでいけるか?」

    カカシ「それだけじゃ多分たりない。本当の事……お、俺が全部やってるのを伝えた方が」

    オビト「……いいのか?お前……乗り越えた訳じゃないだろ」

    カカシ「だいじょーぶ。……ミ、ミナト先生を…こ、ころしちゃったのは、……俺だから。そ、それに最初からこの状態の事を相手に見せてる方がいい。…………ほんと、ごめんオビト。役に立ちたいのにこんなんじゃ。……だ、だからり、リンだって、ま、………まもれずに……。ごめん、ごめん、ごめなさっ」

    オビト「落ち着け、カカシ。お前はリンを守ってたし、本来ならお前だって守られて当然だったんだ。俺の方こそ守ってやれなくてごめん。それに……この話はもう平行線になるからやめるってカカシが言ったんだろ?」

    カカシ「…………………うん」

  • 64二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 22:24:19

    初対面



    原作通り仮面を外し会話する二人

    マダラ「〜」
    鬼鮫「〜」



    カカシ(やっぱり、オビトじゃないみたい。…っ、だいしょぶ、あれは演技でオビトじゃない、マダラだからあんな事をいうだけ。それにこの後、俺は紹介される。……四代目火影を、クシナさんをころした犯罪者として、なんで………やっぱりおれはあの時に…違うしっかりしろ。俺はオビトの夢を叶えるって決めたんだ。せめて、最低限の事はしないと……)

    とマダラ(オビト)をみて不安定になりつつも自力で持ち直しながら後で待機していたカカシに声がかかる。
    この時のカカシは狐の面を被った状態

  • 65二次元好きの匿名さん22/02/28(月) 23:23:00

    マダラ「あぁ、お前が協力するというなら紹介しておく必要がある人間がいる。俺の協力者だ」

    鬼鮫「ほぉ、貴方に協力者ですか。どのような方なんです?貴方程の人間が協力者というくらいならさぞかし大物なんでしょう」

    マダラ「自分で判断するんだな。………おい、もういいぞ。出てこい」

    狐の男「………………なに?……呼んだ?」

    鬼鮫(⁉︎…気配に気がつけなかった……かなりの手練れですね)
    鬼鮫「これはこれは。気付きませんでしたよ。それで貴方は誰なんです?……見たところその仮面、木の葉の暗部の仮面のようですが」

    狐の男「っ…………!マダラ」

    マダラ「はぁ。…俺の計画には尾獣のチャクラを使う必要があってな、九尾の人柱力について調べてた時に拾った拾い物だ。」

    鬼鮫「九尾の人柱力?成る程、そういえば木の葉隠れの里で九尾が出現し暴走をとめる為に四代目火影が死んだ事件がありましたねぇ。仮面の男と堕ちた白い牙が主犯の。ですが、貴方なら協力者を使わずともお一人でやれたのでは?」

    マダラ「話を聞いていなかったのか?鬼鮫。俺は人柱力の調べ物をしていたといったんだ。尾獣そのものに興味はない」

    鬼鮫「……どういう事です?」

    マダラ「俺が調べものをするために里に侵入時にあの騒ぎが起こってな。コイツと四代目火影が戦闘を行なっているのをみて使えると判断しコイツが捕縛されそうだったんで逃走に手を貸してやっただけだ。何故か俺がメインで実行した事になっている。そもそも俺にあの騒ぎを起こす理由はない。コイツと違ってな………なぁ、堕ちた白い牙」

    狐の男「……だ、だったら、何?俺は……紹介したいやつがいるって聞いたからここに来てるんだけど。……………あの時の、あの時のことは、今、関係ないだろっ!」

    鬼鮫「ほんとに大丈夫なんです?この方。先程までの気配の消し方と今の話が本当なら、一人であれだけの騒ぎを起こした以上、手練れなのは分かりますが明らかに様子が変でしょう。使えるので?」

  • 66二次元好きの匿名さん22/03/01(火) 09:19:14

    鬼鮫としても狐の男が堕ちた白い牙である事が分かるが普通ではない精神状態の人間を前に思わず戯れを兼ねた殺気を放つ。
    それに反応したカカシが触発され殺気を出したことで険悪な雰囲気に。

    マダラ「戯れも結構だがな、お前たち。俺は紹介をすると言ったんだ。殺し合えとは言っていない」

    鬼鮫「失礼しました。私の名前は干柿鬼鮫。ちまたじゃ、尾のない尾獣と呼ばれている者です」

    狐の男「はたけカカシ…………九尾事件を起こしたら、マダラに拾われて、堕ちた白い牙って呼ばれてる」

    マダラ「自己紹介は済んだようだな。仲良くしろよ、特に鬼鮫。カカシは戦闘能力も頭脳の方もいいからな」

    カカシ「ぉ…………まだら……」

    マダラ「もういいぞ、カカシ。先に戻ってろ」

    カカシ「う、うん」

    限界を迎えている事に気がついたオビトが神威空間にカカシを戻す。

  • 67二次元好きの匿名さん22/03/01(火) 20:12:07

    保守

  • 68二次元好きの匿名さん22/03/01(火) 23:28:16

    鬼鮫「頭もですか?私の殺気への対応からそれなりにやるでしょうが、あの状態の人間がまともに物を考えるなんて無理でしょう」

    マダラ「そう思うのも無理はないがな。そうだな…」

    マダラがいくつか水影として対応した他の里や大規模な抜け忍の処理をした中でも鬼鮫自身がえげつないと当時判断した作戦や他里にかなりの被害を出した作戦を羅列する。

    マダラ「これは主にアイツが考えたものだ。これでもまだ俺が抑えてこうなっている。一度真面目に作戦を立てさせた事があるが、使えないと判断した。それがこれだ」

    渡された資料を見てみると見覚えのある指令に関することだったが、作戦の内容はかなり違ったものだった。

    鬼鮫「………これを、本当に彼が考えたので?
    この作戦を行えば相手の殲滅は可能でしょうが、これを一人で行うのは私ですらギリギリですよ。それにこちらに関してはうちの上忍程度の実力があれば誰でもできるように調整されてますがこれは……」

    マダラ「間違いなく戦争に発展するだろう。戦争に関しても負けるような作戦は立てないだろうがな。一人で行うほうはアイツ自身が単独行動をすると仮定したものだ。……分かっただろう、難はあるがかなり使えると」

    鬼鮫「前言を撤回しますよ。確かにアレは協力者として申し分ない戦力だ。」

  • 69二次元好きの匿名さん22/03/02(水) 06:52:32

    きっかけ

    マダラの指示で鬼鮫とカカシで暗躍をしている最中に別の里の抜け忍と追い忍の戦闘に巻き込まれターゲット、追い忍、抜け忍集団との大乱戦に
    二人ともそれなりの数を相手にしていた為、疲弊している事もあり、劣勢状態。

    鬼鮫「これは?一体どういう事です?私をどさくさに紛れて始末するおつもりで?」

    カカシ「そんな訳ないだろ!マダラに怒られるしそもそも俺だって想定外だ!」

    鬼鮫「……まぁ、そうでしょうね。これは中々に梃子摺りそうだ。いけますか?カカシさん?」

    カカシ「やるしかないでしょーよ。………それにここは……」

    鬼鮫(やれやれ。これは何かの地雷がありますね。感じからしてどうやらこの場所が問題のようだ。早急に片付けて撤退するしかないでしょう)


    因みにこの戦闘が行われている場所はリンがカカシの雷切に突っ込み自殺未遂を行った場所によく似ており時間帯も一緒のため暴走しそうになっている。

  • 70二次元好きの匿名さん22/03/02(水) 17:36:06

    敵1「くっそ……なんで、ここに、尾のない尾獣と、堕ちた白い牙がいるんだ!」

    敵2「怯むな!いくら相手が化け物だとしても……この人数なら押し切れる!」

    敵3「抜け忍ども、コイツらを殺せれば恩赦がでる!死にたくないなら殺せ!」

    敵4「本当だろうな?……聞いたか!お前たち!俺たちは死にたくねぇ。今から追い忍の奴らと手を組むぞ!特に鬼鮫の方は気を付けろ!………人柱力でもねぇくせにチャクラが多い……人間じゃなくてバケモノを相手取ると思え!いいな‼︎」

    鬼鮫「やれやれ、随分な言い草だ。まぁ、簡単にやられる程我々も柔じゃありませんが。ねぇカカシさん?………カカシさん?」


    カカシ「………ばけもの……だれが?……へぇ。鬼鮫、戦闘続行。…どちらも殲滅する」

    鬼鮫「了解です」

    時間はかかったが敵を撃破
    カカシの様子がおかしいの気がついていた為、早急に立ち去ろうとする鬼鮫。

  • 71二次元好きの匿名さん22/03/02(水) 23:31:28

    鬼鮫「カカシさん?帰りますよ?」

    カカシ「………ねぇ、鬼鮫。化け物の定義って何?人柱力なこと?それとも人じゃないこと?」

    鬼鮫「それ、返答しだいで私の心臓に雷切を加えませんか?」

    カカシ「………」

    鬼鮫「……人それぞれでしょう。少なくとも私は尾のない尾獣なんて言われますけど自分の事は人間だと思ってますよ」

    カカシ「そう……」

    鬼鮫「どうしたんですか、急に?先程どなたかが
    バケモノ扱いをしてきましたが今更でしょう。里の人間の認識も変わらないと思いますし」

    カカシ「…きさめも、バケモノ扱いされてるの?
    ……任務中に殴られたり、ずっと噂されたり……蹴られたり、お店に入れなくて物が買えなかったり、食べ物に悪戯されたりしてるの?」

    鬼鮫「いえ、これでも恐れられてますからされませんよ、そんな事…………それ実体験です?」

    カカシ「うん……。俺は別に平気だったけど、リンはずっと里にいないといけなかったからもっと酷かったと思う。バケモノだから、……きみがわるいから…正当なこういなんだって。俺にとっては、人柱力になっただけでリンはリンなのに…鬼鮫も人柱力はバ、バケモノだと思う?」

  • 72二次元好きの匿名さん22/03/03(木) 09:14:45

    鬼鮫「それを私に聞きますか?尾のない尾獣と呼ばれる私に?………はぁ、我ながら柄じゃないんですがねぇ。少なくとも人柱力の事をバケモノと思った事はありませんね。戦力という意味なら化け物ですが、それは別に人柱力でもなくとも化け物はいるでしょう?歴代の影達はまさしく化け物クラスです、其れこそ私やマダラさん、カカシさんもね。貴方の話から大体の事は理解しましたが、里の人間のほうがよっぽどバケモノだと思いますよ」

    カカシ「………そうなんだ」

    鬼鮫「ここまで来たら貴方とは長い付き合いになるでしょうから聞いておきますけど、そのリンという方や貴方の受けたそれ、いつの話なんですか?」

    カカシ「おれが……12で、リンが13。…………でも、リンが消えちゃったからもうないの」

    鬼鮫「…………そうですか」

    カカシ「鬼鮫も、おれのこといじめるの?」

    鬼鮫「しませんよ。そんな事。殺し合いなら喜んでお相手しますけど、私の趣味じゃありませんから。それにろくでもない人間ですが子供を虐める程落ちちゃいませんし」

    カカシ「………おれ、三つ下なだけで子供じゃないんだけど」

    鬼鮫「その発言がでてる時点で子供だと思いますけどね」

    カカシ「……………知らない。でもね、鬼鮫は碌でもない人間じゃないと思うよ。こんな不安定な俺に付き合ってくれるし、それに俺の事をいじめないならリンも虐めないでしょ。だからね、おれは、鬼鮫はいい人だとおもう」

    鬼鮫「そうですか」

  • 73二次元好きの匿名さん22/03/03(木) 21:05:25

    保守

  • 74二次元好きの匿名さん22/03/04(金) 04:05:02

    ちょっとした補足

    この時のカカシは不安定な時に鬼鮫がバケモノの扱いされ、鬼鮫もリンのような目にあっていたのかと思い不安になっていたのと、幼児退行が入りはじめいたのが重なりいつになく素直です。
    鬼鮫もカカシの過去を粗方察してはいましたが、改めて里の人間のやった事に関してドン引き。
    流石にそんな事はしないし一緒にしないで欲しかったのと、様子がおかしかったので割と本心を伝えています。
    最後のいい人という発言に思う所があった鬼鮫が何かと気にかけるようになりカカシも久しぶりに何もしてこない同じ任務をこなす仲間の鬼鮫を頼るようになります。
    マダラの事はなんとなく気がついていましたがスルーしており、オビトも気付かれている事は分かっていましたがきっかけがない為そのまま流れています。
    因みにマダラの正体はカカシが自前の頭をしっかりと使ったイタズラに鬼鮫と二人して引っかかった時に思わずオビトとして鬼鮫と説教をした事により、正式に露見しました。
    これにより二人は保護者の道を爆走しカカシを止める事に心血を注ぐ事になります。

  • 75二次元好きの匿名さん22/03/04(金) 14:47:12

    part4
    8レスのコピペ
    スケア
    【設定】
    ・渦潮隠れ出身だが、戦禍により故郷を無くしている
    ・封印術を得意とする
    ・職業はフリーのジャーナリストorカメラマンで、世界中を回っている

    【経歴】
    ・香燐を皮切りに恵まれない子供を拾い、集め、雨隠れにて孤児院を作る
    ・砂隠れで我愛羅、木ノ葉隠れでナルトなどの面々と出会い交流している
    ・孤児院が雨隠れの公営となって以降はウタカタに院長を代替わりし自身はまた世界中を回っており、その最中に行き場の無い子供を拾っては孤児院に連れて行っている



    孤児院

    【表向き】
    スケアが香燐を拾った後、雨隠れの孤児なども集めて私設。護身のために忍術や体術などを教えており、時々スケアの友人(トビなど)も手伝いに来る。
    後に雨隠れが公営することになり、同時にアカデミーも作られる。

    【実情】
    暁の活動資金より出資されて設立。この資金の出所は神威コンビ一行が霧より持ち出した木ノ葉からの賠償金。
    とはいえ暁としてはこの孤児院を何かに利用するつもりは無い。この件に関しては完全に慈善団体暁となっている。
    後に暁の本格始動にあたってスケア(カカシ)を身軽にするため、また、暁との関係性を知られないようにするために雨隠れという公的組織に組み込む。
    加えて大蛇丸などの厄介者たちにも目を付けられだしているため、用心棒のような意味合いでウタカタを院長に据える。

  • 76二次元好きの匿名さん22/03/04(金) 23:16:14

    暁、暗黙の了解が作られるの巻

    新生暁にマダラが連れてきたのが尾のない尾獣と堕ちた白い牙。
    最大限に警戒をしていたペインと小南だったがいつもカカシだけは楽しそうに残りの二人を振り回してるので同情はしてる。
    カカシの精神が年齢にあっていないのを薄々感じている為、信用も信頼もしていないが二人とも気にかけてはいる。
    なんだかんだで任務はしっかりこなすので普通に暗殺や破壊工作も任せていたら鬼鮫とマダラの様子がおかしくなっている。
    怪しんでいると、マダラから殺しの命令をさせるなと言われて疑問に思いつつ真面目に言われたので承諾。人数が足りないため任務に出さないという選択肢はないため鬼鮫とのツーマンセルで砂隠れの人柱力の情報を入手するように指示をだす。
    アジトの奥にいたマダラが急用だと言いながら飛び出していったが不信感しかないので警戒はしつつ放置。
    暫くすると幼児の様にブスくれてタダをこねているのに爪先まで血に染まったカカシ、機嫌が悪そうだか少し疲れて見えるマダラと明らかに疲れてる鬼鮫が帰還。
    何があったか現状を確認する前に、コイツが壊れている事は気がついているようだが何時にも増して壊れている時にスイッチが入ると地獄絵図を作り出すからそうしたい時以外は任務に出すなと指示をして戻るマダラ。
    カカシは拗ねているので口を利こうとしないから鬼鮫に質問。
    砂の人柱力の扱いが悪くスイッチが入りその場で暗部並びに風影を殺害しようとする。
    落ち着かせようとしたが止められずマダラが来た事で漸く宥める事に成功し帰還する事にした。
    風影の暗殺は諦めてくれたがそれまでに暗部を全滅させ、街を半壊させている事を報告。
    宥める時に風影の殺害を諦めさせたので機嫌が悪く癇癪を起こしている状態だが、これといって大きな怪我をしてないため、この血が返り血であることも説明
    一連の話を聞き普段の様子からは想像もつかない暴れように堕ちた白い牙の由来が伊達ではない事を認識。
    砂がこの事を隠蔽した為、特に世間からのカカシの評価は変わらなかった
    これによりメンバーの人数を増やす事とこの事を暗黙の了解とする事を決断

  • 77二次元好きの匿名さん22/03/05(土) 08:33:49

    暁、暗黙の成り立ちを知るの巻

    マダラ(トビ)以外の暁メンバーが揃っている頃

    カカシに対する暗黙の了解は皆に周知されているが理由を聞くのも指示が出た期間は本人にちょっかいかける事を禁止されている事に納得がいってない状態
    この時のカカシは完璧に躁鬱状態で幼児退行の状態でメンタルが完全に安定しているため、最年少のデイダラよりも子供みたいになっているが、初期メンバーは何も言わないし鬼鮫は振り回されているが嫌ではなさそうである。
    コンビというより保護者と子供の関係にしか見えない。戦いも最低限で済ませようとし、戦闘もそもそも鬼鮫に任せているので惚けた嘘くさい平和主義者 としか認識されていない。

    九尾事件を起こしたことから堕ちた白い牙と呼ばれるようになるが謎の仮面の人間とカカシの仕業となっているため、世間から認識ではカカシは写輪眼要員として使われたと考えられている。
    暁に加入した大蛇丸も同様の見解を持っており、若輩者のうちはではない写輪眼持ちと舐めていたかつ、歓待でのプレゼントで馬鹿にされていると誤解していており仲は悪い。
    しかし九尾を操ったカカシの写輪眼そのものに興味があったため、強奪する事を決める。

    全員で対面の集会の期間中に暗黙の了解の時期に突入。初期メンバーはこの時期が一番危険であると分かっているので鬼鮫をつけて落ち着かせていたが、鬼鮫が少しの間離れる必要が出てきた為カカシをアジトに一人で軟禁状態にする事で隔離しようとした。
    大蛇丸からしてみればチャンスでしかない状態にカカシへ襲撃を行う。鬼鮫もオビトもいない状況で普段の暗黙の了解時より不安定だった為、簡単にスイッチが入り半殺しの一歩手前くらいまで追い詰めたが、周りの事を考えていなかった為アジトが耐えきれず全壊。

  • 78二次元好きの匿名さん22/03/05(土) 20:34:50

    保守

  • 79二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 00:12:07

    驚いてる隙に大蛇丸が逃走
    近くにいた暁のメンバーが様子を確認するといつものカカシから想像できない程の威圧と殺気を向けられ戦闘になる直前で鬼鮫が戻りなんとか落ち着かせようとするが、興奮状態にあるので辛うじてここにいる暁の人間を殺さないように宥めるので限界。ペインがスイッチをしっかり入れて自分で切らせる方が得策だと考え、敵対する犯罪組織の壊滅を単独で今から行う様に指示。
    暫くした後にいつもの状態に戻ったカカシ(血塗れ)が帰還する。怪我もしておらずいつもの状態に戻っているが匂いも汚れも凄いので鬼鮫に近くの川で洗ってくるように指示し、カカシと事情を知ってる鬼鮫をこの場から離す。
    バレてしまった以上隠しても仕方がないのでこの暗黙の状態のカカシは選択肢を間違えると殺戮マシーンに変わり手に負えないので放置する事で対処している事を告げ、改めて暗黙の了解を徹底させる。
    以前はどのように対処していたのかを聞くとサソリにかつて砂の暗部が全滅し、風影の暗殺が成功しそうになった事件があった事を知ってるかと訊ねるペイン。サソリとしても勿論知っているので肯定すると、その時は暗部の全滅でギリギリ落ち着かせられたと暴露。
    当時より今の方が確実に強いため何を仕出かすか分からない以上余計なことはするなと釘をさす初期メンバー。
    そもそも堕ちたとはいえあの白い牙の名前を冠する相手に大蛇丸もバカな事をしたときって捨てた小南があの九尾事件は計画、立案、情報収集、実行をほぼ一人でおこなったものだと告白して暗黙の了解はこれ以降徹底してら守られるようになった。

    ちなみに鬼鮫が宥めるのが上手くいってないが、そもそもこの状態の時のカカシに迂闊に近寄ると問答無用で殺しにかかるので、近寄る事が出来る鬼鮫への信頼はずば抜けて高い。
    (この状態で近づき、会話が出来るのは鬼鮫とオビトのみ)

  • 80二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 09:17:48

オススメ

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