七冠のピアス

  • 1二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 18:45:02

    東京優駿を勝ち、トレーナー君から念の為に休養を言い渡された
    平穏無事な休みを終えてトレーナー室の扉を開け見た物は、ピアスを付けたトレーナー君の姿だった

  • 2二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 18:45:39

    扉を開けたまま固まっている私に気が付いたのだろう、体をこちらへと向けた
    「おはようルドルフ。これさ、良いでしょ」
    体に穴を開けて着飾る事は、私も知っている。いや、知っていた。の方が正しいだろう
    それをする人は身近には居なかったからか、思っていたよりも強い衝撃を受けた

    「力量不足だけど、それでも君の担当だからね。誇らせて欲しいんだ」
    そう言って見せつけてきたのは、
    右は、5枚の花弁を持つ、赤いガラス質のような
    左は、ウマ娘が走っているかのような
    そんなピアスだった

  • 3二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 18:46:10

    「君はこの耳を覆うほどの功績を残すと思うんだよね」
    私にとって、驚天動地な言葉を聞いた
    さらに穴を開けるつもりなのか
    「でもやっぱりトレーナーって立場だから、流石にダメかな」
    「髪を…」
    「うん?」
    「髪を伸ばせば、見えなくなるだろう。誰も知らなければ、真実は曖昧模糊だ」

    誰にも、そのピアスを見られたくはない。
    自身が、狼貪虎視なウマ娘だと改めて認識させられる

  • 4二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 18:46:49

    勤倹力行な日々を過ごし、菊花賞を制し
    緊褌一番で望んだ有馬記念を制した

    その翌々日のトレーナー室
    私の姿を模したピアスを光らせながら
    「やってみる?」
    髪の伸びたトレーナー君はピアッサーと呼ばれる機器を差し出した


    カシュッ
    そんな音を立て、呆気ないほど簡単に耳を貫いた
    「どう?」
    きっともう、ピアスを付けたのだろう
    単刀直入に聞いてくるトレーナー君は、悪戯が成功した子供の様な顔をしているのだろう
    けれど、今は、顔が見れない。

    あぁ…この感情は、まるで膏肓之疾では無いか

  • 5おわり21/09/18(土) 18:47:17

    私はその後
    トレーナー君に三度穴を開けた

  • 6二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 18:48:24
  • 7二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 18:48:50

    このレスは削除されています

  • 8二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 18:49:53

    SS糞おじさん出てきたな
    気にせんでええよ、俺は好き

  • 9二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 18:50:08

    >>7は荒らしだから消してもいいよ>>1

    独占力あるルドルフはいいね

    もっと書いてほしい

  • 10二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 18:51:03

    独占力を自覚する感じのルドルフいいぞぉ〜これ

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