- 1二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 17:55:15タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.comテイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com
普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?
・ここはウマ娘になってしまったトレーナー達をかわいいかわいいするスレです
・自分だけのトレーナーを考えたり概念を投げつけたりして楽しんで行きましょう
・別にTSに拘らなくても良かったり、既に居るトレーナーの別概念を上げても良いです
・大事なのは自分の性癖をさらけ出す事と他の人の性癖を否定しない事、それとトレーナー達への愛です
・そしてタイシンの性癖は破壊するもの
前スレ
おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part778【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/ https://bbs.animanch.com/board/60076/ 普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしち…bbs.animanch.comWiki(解説/全パートリンク/用語集などはこちらから)
言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp後感想用言うっちまえなかったスレ(1/31更新)
おれ居なかったから言うっちまえなかったんだけどよぉ…新part3|あにまん掲示板リアタイで伝えられなかった感謝や感想を伝えれる方がより清々しく尊死できるんじゃねぇか?それに大量の情報がある中、いまさら聞けないことを聞ける場所があったらより素敵なSSを書くことができるんじゃねぇか?…bbs.animanch.com本筋のタイトレ情報まとめ
・140-90-55-80(魔法の合言葉)
・25歳
・髪色は茶色でパーマーみたいな流星、目の色はエメラルドグリーン、耳飾りはタイシンとお揃い
・全身からおひさまのにおい、髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーの匂いがする
・耳と尻尾と胸が敏感
・熱血クソボケ
- 2二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 17:58:25
乙ですわ!お家に帰ったらなんか書きますわ!
- 3二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:06:26
たておつですわ!
同衾ですわ! - 4二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:06:46
- 5二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:07:16
立て乙メカ
- 6二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:12:43
たておつ〜
- 7二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:27:38
たておつ添い寝(っ-ω-(-ω- )
- 8二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:39:34
立て乙です
- 9二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:43:51
たておつ
なんか書きたいけど雨降ってて頭痛いですわ〜! - 10二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:46:19
低気圧による偏頭痛はコーヒーを飲むことで収まる事が有りますわ
低気圧による血管の拡張をカフェインによる血管の縮小で抗うのですわ - 11二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:49:17
担当と寝るんですか
掛からなければいいのですが - 12二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:50:10
コーヒーは苦いから飲みたくないねぇ
トレーナーくん、紅茶を淹れてくれないか?いつも通り砂糖マシマシで頼むよ - 13二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:52:17
立て乙
添い寝しようねえ - 14二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:54:17
紅茶、というか水はだいたい100g60°Cで佐藤が280グラムくらい溶けるらしい
ティーカップの一般的な容量は180~200なのでタキオンは相当な砂糖を摂取していると考えられる
よく許したな養タキ - 15二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:55:02
立て乙メカ
- 16二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:55:14
???「カフェイン摂取か・・私にはできん話だな。お陰でその手のドリンクも飲めん」
- 17二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 18:56:17
- 18二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:00:31
お父さんとお母さんと子供のそれじゃん……
- 19二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:03:12
- 20二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:06:31
- 21二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:10:24
- 22二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:13:53
- 23二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:26:01
ここもじきふわふわに沈む…
- 24二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:34:35
トレーナーの髪や尻尾をメッチャふわふわにするカマー!
担当ウマ娘が顔を埋めて眠ればやる気が最大まで上がるカマー!
カマライゴンのたてがみもすっごくふわふわになったカマー! - 25二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:38:36
- 26二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:39:15
どうぞ!
- 27二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:40:08
こいこい
- 28二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:41:10
●PEPPER MINT●
「トレーナー、これ食べてみて」
「あらベイ、これは?」
「いいからいいから」
外はすっかり暗くなり、カウチでオベイとオベトレは並んで座っていた。テレビからは二のトレの田植えが流れている。時折指を絡めあったり足をいじったりしている。
そんな中差し出されたオベイの手の上には白と緑の模様の飴があった。丁度今朝売店で見たそれは、何だったろう。
「じゃあ、もらうわね……っっ!!」
パクリとそれを食べたオベトレは少し経って全身の毛を逆立て、目に涙を浮かべてけほけほとそれを吐き出した。
「から、か、けほっ」
「Water?」
「う、ん、ぴりぴりする」
手を空に掻きながら飲み物をねだるオベトレにペットボトル入りのオレンジジュースを渡す。500mmを一本空にして、ようやく下をだしながら少し落ち着く。
「ペッパーミントだったのね…匂いから薄々気づいてはいたけれど」
「さっき…えっと何だったかなのorangeの水晶の…」
「ああ、フクキタルちゃん」
「そう!そも娘が運試しです!って3つくれてね。それ、ハズレみたいね」
からから、と笑ったオベイはオベトレを見る。彼女は耳をふるふる絞っていた。
「トレーナー、怒ってる?」
「怒ってないわ」
「怒ってるの?」
「怒ってないわ。辛すぎただけよ」
つーんとかそんな擬音が似合いそうな顔でむくれる。
「なんで若干気がついてたのに食べようとしたの?」
「向こうで…違うわね。ヒトだった頃には大丈夫だったから。やっぱり私の中の因子の影響が大きいのかしら」
ぽんぽんと胸の辺りを叩いてみるオベトレ。
「…じゃあ、色々変わっているかもね。Japanの人はお酒が飲めないらしいし、トレーナーももしかしたらダメかもね」
「それは嫌ね〜。やっぱりビールは飲みたいわ」
よいしょ、とテレビを消してオベトレは立ち上がる。 - 29二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:42:00
「寝るの?」
「一人で寝るわ。今日はベイも一人で寝て」
「What……?」
困惑した顔でオベイが見てくる。
「私をハメたお仕置きよ。ベイは一人でベッドで。私はカウチで寝るの」
「…OK ……」
耳をへなへなにして寝室へ向かおうとするオベイ。それを見たオベトレは彼女の肩を叩く。
そして振り向いたところを思い切り抱きしめ、カウチにダイブする。
するとまるでオベイがオベトレを押し倒したような体勢になった。
「トレーナー…?」
「ちょっとした冗談よ。ごめんなさい。私だって一人じゃ寝れないわ」
その言葉に一気に耳が元気を取り戻す。
「こーら。そんなに耳を振らない。素を出しすぎたらエンターテイナーらしくないわよ?」
「…ここは安心できる場所だし、トレーナーしかいないからいいの」
「そ。それならいいわよ。あとベッドで寝ましょ。ここじゃ腰が痛くなるし、ベイの体にも悪いわ」
カウチから起き上がり、ベッドに二人で潜り込む。互いに向き合って脚を絡ませて、二人の尻尾を巻き合う。
「Goon night trainer」
「おやすみ、ベイ」
小さくキスをして、そのまま相手の暖かさに意識を任せる。
翌日にはオベイがチョコミントアイスをもらったとか。
おしまい - 30二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:42:27
Peppermintネタで一本。添い寝が薄かったのはすまんかった。
オベトレは体を構成する因子の7〜8割ほどがオレノココロですので、体の作りや言語は結構日本寄りになってしまってます。
オベイは本当はとても真面目でストイックで、ちょっぴり自信がないような子だと思っているのでオベトレがこんな風に言ったらけっこう凹みそうだな、なんて。
オベトレの家では二人で一緒にいるのが当たり前だし夜寝るのも当たり前って無意識で思っています。
以上です。楽しかったですわ! - 31二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:49:30
甘い関係でいいね…
- 32二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:50:01
この2人永遠に推せるわ…
- 33二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:50:44
甘くていいね…
- 34二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 19:54:04
これでどっちも高身長とかやっば…
- 35二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:00:29
二人だけの空間が甘すぎてやばい
- 36二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:03:29
いいよね、甘いの……
- 37二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:12:48
甘い…とても…
そしてこの空間は182センチの担当と185センチのウマ娘トレーナーで構成されている - 38二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:29:08
やはり添い寝はいいものだ
- 39二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:33:10
添い寝関係ないですけどSSを投げます
- 40二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:33:47
こいこい
- 41二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:35:09
『アルコールの嗜み方』
ここはトレセン学園の近くにあるバー。度々トレーナーが飲みにくる有名な店であり、愚痴にくる人も多い。
ウマ娘化してるトレーナーたちの事情にも詳しく、少女の姿になってしまい世間体からお酒を購入したり飲んだりできにくいウマ娘化トレーナーの御用達店でもある。
今宵も一人のトレーナーがアルコールを嗜んでいた。
サクラローレル担当トレーナー、彼の姿は少女を通り越し、もはや幼女といったほうが早く。薄暗いバーの中でも山吹色に輝く巻いた栗毛はどこかの令嬢かと思わせる雰囲気を醸し出していた。
そこへ一人の男性トレーナーが来店してきた。
「すまない遅くなった。ロレトレ少し立て込んでしまってな」
「いいですことよマヤトレ様。マスター、この方にもわたくしと同じカクテルをお願いしますわ」
ロレトレはマヤトレの遅刻は気にしないとのジェスチャーをする。マヤトレはその気遣いを受け取りロレトレの隣の席に座ると辺りを見渡した。
「そういえばマベトレはどうした? ロレトレと先に一緒に来たはずでは?」
「マベトレ様ならそちらに……」
ロレトレが指差す方向を見るとテーブル席で酔い潰れ、すやすやと寝息を立てているマベトレがいた。
「お酒が弱くなったってのにもう飲んじゃったのか」
「えぇ……そうですわね……。マベトレ様が開口一番に『ロレトレもその姿じゃあお酒よわよわだよねー★』とおっしゃったので、『……では勝負してくださるかしら』とわたくしと飲み比べをしましたの。結果あのざまですわ」
「いつもの自業自得ってやつか……」
マヤトレは出されたカクテルを飲みながらロレトレの話を聞く。今のマベトレらしいといえば、マベトレらしいところだなと思いながら、その話を聞きふと疑問に思ったことを口にする。
「ロレトレは今の姿になってお酒とか平気そうだが大丈夫なのか?」と。 - 42二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:35:27
マヤトレの疑問にロレトレは少し考え、聞き返す。
「その言葉の真意はなんですの?」
「ふと疑問に思っただけさ。ほら少なからずウマ娘になってしまったトレーナーは、アルコール類が苦手になったり飲めなくなったトレーナーが多いだろ、特にロレトレやマベトレみたいなちっちゃくなった組は特に」
「まず前提として、ウマ娘が毒やアルコールに強い種族だとは知っておりまして」
「ああ、医学の初歩で習う事柄だな。濃度が異なるのでヒト用とは分けて扱うべしと」
「ではなぜ"ウマ娘になったトレーナーは自身がアルコールに弱くなった。そう思いこんでしまうのか?" わたくしもこの身で経験するまでは確証は持てませんでしたわ。でも、タキオンさんやタキトレ様あたりは知っていても不思議でもありませんですけど」
「待てロレトレ、思い込む? 弱くなったのではなく?」
ロレトレが言った『思いこんでしまう』という言葉にマヤトレは反応する。その説明ではまるで体質的には問題がないのに本人の精神が限界を決めつけているかのよう。
「マヤトレ様あなたの考えてるまさしくそのとおりですわ。ソウルの欠損やわたくしのこの口調みたくアルコールが受け入れられないようになる呪いといった例外を除けば、体質的にはヒトよりお酒に強いはずなのですわ。なら残るのは?」
「ウマ娘になってしまったと言う精神的なショックというわけか」
「ええ、そういうことですの。マヤトレ様、精神が肉体に引っ張られるという定説はご存知あげて?」
「そこで、すやすや気持ちよさそうに寝てるマベトレがいい例だな。まあソウルからの干渉もあったらしいが」
マヤトレは精神が大きく変わった代表例の1つであるマベトレの方向を見ながら言った。
「そのとおりですわ。マベトレ様は内側からの干渉もあって精神性そのものが変わったようですけど。特に以前とのギャップが大きいトレーナーほどその傾向も大きくなりやすいですわね」
「なるほどな、ロレトレはそこまでわかってたから精神が引っ張られなかった。だからこうして平気に飲めると」
疑問が解けたかのようなマヤトレに対しロレトレは首を横にふり否定する。そして指で髪をいじりながら言う。それは以前の彼ならば見られない仕草であった。
- 43二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:35:49
「いえ、わたくしも悔しいですけど少しばかり引っ張られてるですのよ。ウマ娘になった当初は全然お酒なんか飲めませんでしたし、今この時もこうして引っ張られて口調や外見に似合った仕草をしてしまいますもの」
「じゃあ、何をしたらこんなに飲めるようになったんだ?」
「慣らしと後は……自己暗示や催眠療法でなんとかなりましたわ。意外とKIAIでいけるものですわね」
マヤトレの心配を他所に解決法を意外と明るく言うロレトレ。そしてあっさりでてきた脳筋ワードにマヤトレは混乱する。
「あれ? なにげにすごいことをしてないかってか催眠療法ってなんだ?」
「あら、マヤトレ様もいつかウマ娘になった場合、必須テクだと思われますわよ。その時はわたくしが手とり足取り教えて差し上げますわ」
「ウマ娘になることが確定みたいな言い方をするなよ、第一ウマ娘になったとしてロレトレのような小さい子になるとも限らないし」
「わたくしだってなってしまったですのよ。しかも口調改変やドリルヘアー付きで、覚えといて損はないことですわよ?。わたくしの見立てではマヤトレ様はマヤノさんに似た双子がいいと思いますわね」
口に手を当て優雅に笑う素振りを見せるロレトレにマヤトレはため息を漏らし
「やめてくれよ……」
と言うのであった。
かくしてマヤトレは飲酒のコツ○を手に入れた。そして後ほど出したロレトレの飲酒のススメ本は飲めなくなったトレーナーに好評だったとか。
- 44二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:37:39
以上ちょっと全体的な設定に踏み込んだ、ロレトレが出す仮説を元にした飲酒つよつよSSでした。
ぅゎぉι゛ょぅっょぃ。マベトレが共存とするならロレトレは乗り越えるとしてテーマに入れていたり。
みんなSS書くの早くてすごいなぁと思ったり
あの世界医療の現場猫案件多そう……
- 45二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:48:54
そもそもウマ娘の研究すらそこまできっちり進んでないみたいなのにそこに人間の変化なんて起きてるこの世界だとてんやわんやどころではないと思うんだ…
- 46二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:54:41
間違いなくこのトレセンは研究対象だろうなぁ
それと私もSS投げていいかい? - 47二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:58:23
なるほどな…?
元の体格や性別から著しい変化、場合によっては人格の侵食すら発生している現状その物が「自分はこれまでに比べて脆弱な存在になった」という無意識での意識を引き起こすことによりアルコール自体に対する耐性にまで影響していると。語弊はあるけど「俺酔ってないわ!」じゃなくて「俺きっと酔ってる」が発生しているせいで酔いをより認識してしまっている、ということなのかな?
認識が種族その物の耐性に影響するか、そもそも人間からウマ娘になった者にウマ娘の酒耐性そのものが適用されるかはともかくとしてこれは興味深い…
どうぞ~
- 48二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:59:00
「重い…」
…バランスを取るのに苦労しながら歩くサトトレ。その体はいつもみたいな全部ちっこい…ではなく、大変豊満な胸を持っていた。
まあだいたいいつものアレではあるが、Bサイズの反転が理由である。朝起きたら立派な双丘が出来ていたのだ。
「ダイヤから下着借りる羽目になった…でもなんかノリノリなんだけど…」
最初に会ってすぐは流石に驚かれたものの、適応したのかつける下着ですと着せてきた。相変わらずグイグイ来てる。
と、そんな事を思っていれば、突如後ろから回された腕にホールドされるサトトレ。若干胸も持ち上げられる。
「いやぁ、この姿になる前のサイズだと密着出来て温かいわー。それと、そっちは大きなものもついているみたいだね」
「…タイキトレ、その…抱き上げるのはいいけどもうちょっと下で抱えてくれない?」
一応トレセン内だが人目のある場所であり、その持ち上げ方では当然そのπも強調される。ダイヤと同等のが、である。
──タイキトレの腕によって自己主張する胸は、頭サイゲなサトトレの姿と相まって凄くエッな代物だった。
「めんごめんご、とはいえ抱き心地は変わらないねぇ…いつもよりちょっと重量感があるけどさ」
「僕の身長とこのサイズだと十分重りになるのかぁ…」
そうして堪能されていること数十分、タイキトレに離してもらって周りを見れば、似たような事に陥ってる人達がちらほら。
「ここは相変わらずカオスだねぇ…」
「そんなものじゃない?…所で、僕を持ち上げてどうするつもり?」
「や、タイキがなんか抱いてみたいとか連絡してきたから連れてこうかと」
「…まあいいけど、程々にね?」
──その後、タイキとタイキトレの二人でサトトレを抱いてる姿が見られたとかなんとか。
短文失礼しました
前スレよりBサイズ反転ネタ。あまりにもトンチキが起きまくっててそろそろ皆慣れてそう。(ウマ娘化からしてそうだけどさ)
タイキ、犬を抱き上げるイベがあった筈だしトレーナーがこんなことしてると聞いたら自分もしようとしそう。 - 49二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:07:57
えっちだねぇ…
頭サイゲサトトレはすごそう。
そしてトレセンは魔境だった…!? - 50二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:12:58
急にあの脂肪の塊が付いたらなぁ…
- 51二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:19:23
いきなり胸が大きくなったらバランスを取るのだってそりゃ苦労するよね
タイキとタイキトレに抱きあげられてるタイキトレ想像したら和む… - 52二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:22:55
サイゲちっとれはやばそう
- 53二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:30:43
頭サイゲボディな黒ルドを抱える魔ルド……
- 54二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:33:58
このレスは削除されています
- 55二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:36:36
- 56二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:37:49
頭サイゲボディになって周りの目を気にしだすロレトレ
そこへマベトレが後ろから「マーベラスなおっぱいだねー★」ともみ始め「ひゃあっ!?」と声を出すロレトレ
モブの性癖は壊れた - 57二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:37:49
- 58二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:40:21
オベトレさんおっきい…好き!
- 59二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:41:41
うおっ……
うおおっ……
でっ……
おっふ…… - 60二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:42:11
- 61二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:46:47
- 62二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:46:55
すべてがデッッッ
- 63二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:47:48
デカい…あまりにも…
- 64二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 21:48:06
- 65二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:02:32
- 66二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:04:16
他人の栄養バランスは気遣う男義カフェトレ
- 67二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:05:28
自分のカップ麺は山ほど入れるけど他人の健康には気を使う義骨
- 68二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:06:01
黒が料理作ってて爆発でもしたのかな?
- 69二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:08:29
何をやったと言うんだ黒カフェさん…
味の素のパンダの瓶持ってるの細かい - 70二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:08:50
こやつ味の素が絡むと甘くなりよる!
直れ!直れ! - 71二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:09:12
なんでカフェトレは自分の健康をかなぐり捨てるんだよ!!!
- 72二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:09:54
義骨はカップ麺の時だけおかしくなるだけだから……
- 73二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:10:26
1回でもダメですよ!?
- 74二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:28:09
赤狐や緑狸を食べるときに足りないからと七味や一味を足しまくる
- 75二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:34:02
- 76二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:35:16
カ゜ワ゜イ゜ィ゜ッ゜(断末魔)
- 77二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:35:38
かわいいなあ
- 78二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:35:40
そういえば同居してましたね…くぁいい…
- 79二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:36:04
カワイイッ
- 80二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:38:17
一緒に眠るみんなかわいい…!
- 81二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:42:50
かわいいぜ…
- 82二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:46:05
穏やかな寝顔が二人揃ってトテモカワヨイ、スバラ…!
- 83二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 22:57:30
- 84二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 23:01:18アグネスタキオン担当トレーナー - 言うっちまうスレ @ ウィキ【10/5更新】【担当】アグネスタキオン 概念1 基本情報 地獄に落ちたってかまわない。君のトレーナーになったあの日から、俺はどんなことになろうとも君の力になると決めているんだから 【略称案】タキトレ 【一人称】俺(...w.atwiki.jpウオッカ担当トレーナー - 言うっちまうスレ @ ウィキ【9/29更新】君はどのウオトレを選ぶ!? 現時点で上がっているウオトレ概念は4つ! 可愛い! かっこいい! 👁 202cm! 絵w.atwiki.jpトレーナー属性一覧/表 - 言うっちまうスレ @ ウィキ【10/15更新】該当する情報が無い場合は一律「-」を記載 表1 トレーナー 頭サイゲ レース 料理人 お菓子 乗り物 サバイバル 元女性 タイトレ ○ - - - - - × テイトレ × ○ - - - - × ル...w.atwiki.jp
↑タキトレとウオトレ(親父)のWikiの更新が完了しましたのでご報告させていただきます
ここ数ヶ月所用が立て込んでSSが書けない&Wikiの更新をずっとしてないで更新する内容がおおくなってしまって、これからもっとまめに編集をしていきたいと思うばかりです
これからも2人をご愛好してくださると幸いです
誤字などがございましたら遠慮なくお申し付けください
- 85二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 23:20:54
お疲れ様です
2人とも個性的でとっても好きですねえ - 86二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 23:28:00
編集は大変だよねえ
- 87二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 23:39:49
後々になるほど大変だからな
- 88二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 23:42:36
おかしいな、書いてたらなかなか着地点に到達しないぜ!
……長ーく書こうとするとやっぱエネルギー使ってしまうねぇ - 89二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:16:00
のんびり書いていこうねえ
- 90二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:41:37
『ヒーローの条件』
背丈も見た目もバラバラな、四人のウマ娘が街を行く。楽しそうに話す姿には、そのあたりの通行人の目をちらちらと引き寄せていた。尤も、白く輝く白亜の仮面をつけたウマ娘のせいかもしれないが。
「いやぁ、今日はしてやられたというわけだな! 見事な差しきりだったぞ、バントレさん」
「乾坤一擲の策……という程では御座いませんが、新たな戦法を試させていただきました。それでも猶鼻差の決着です。まだまだ磨きをあげませんと、すぐに追いつかれてしまいましょう」
「悔しかったけどいい勝負だった! 次は負けないぞバンブー先輩!」
「お互いもっと早くなって、またいい勝負にするっスよ!」
とある重賞レースに参加した二人のウマ娘、ビコーペガサスとバンブーメモリー、そしてそのトレーナー二人のビコトレとバントレ。彼女たちはレース後に息抜きということで開催地の町を散策していた。
「それにしても夕飯はどうしようか? ぜひご一緒にと誘ったはいいが」
「気分で決めるというのもよろしいかと……おや? どこからか音が聞こえますね」
ふとバントレが耳を澄ますと、風に乗って太鼓と笛の音が流れてくる。ほかの3人もそれに気が付いたようで、ビコーはそれに気が付くと耳をピンと立たせてそわそわしだした。
「なんだろ、ちょっと見てくる!」
「あ、猛ダッシュは危ないっスよ!」
たまらず駆け出して行ったビコーを追いかけるようにバンブーが走り、その二人の後姿を見て苦笑しながら大人の二人もゆっくりと追いかけていく。
「祭りか、この近くであるなら見てみようじゃないか」
「えぇ、折角ですからそこで出店の物を買って夕食とするのも乙なものですね」
近づけば近づくほど祭囃子は鮮明に聞こえてきて、夕闇に提灯の明かりがぽつぽつと現れだす。
町の人たちが歩いていたのはこの祭りのためだったようで、大人から子供までたくさんの人でにぎわっている。
「うおーっ! お祭り!」
「ト、トレーナーさん……買い食いは……?」
二人の学生は年相応に目を輝かせ、一方は今にも駆けだしそうになり、もう一方はそわそわとバントレのほうを窺っている。
「こういう時は場に合わせるものです。存分に楽しんでくださいね、バンブーさん」
「よし、焼きそば買いに行くっスよビコー!」
「いっぱい食べるぞ!」
そうして二人のウマ娘は出店のほうへと駆け出していくのであった。 - 91二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:41:47
「はっはっは、楽しそうで何よりだな!」
「えぇ、子供が喜ぶ姿というのはいつ見ても良いものです。……私たちは大人の味わいと行きましょうか」
「ふむ……まあ、程々に楽しもうではないか。私たちは引率なのだからな!」
「おや、齟齬を感じますね? ……あちらですよあちら」
そういってバントレが指さした先には、火を噴く唐辛子とフランクフルトのイラストの描かれた看板……所謂激辛料理の出店があった。
「……成程! それは失敬、確かにあれも大人の味わいというものだ」
「ああいう出店の、常軌を逸した辛みを追求した物もたまに味わいたくなるものです……」
「うーん、ワタシは流石に最大級の辛さはやめておこうかな! ……しかしそうなってくると、ドリンクは先に確保しておいたほうがいいかもしれないね」
「そうですね、少しあたりを回ってみましょう」
地域のお祭り、といっても規模は様々。この町のお祭りでは市民運動場一帯全てを祭りの会場にしていたため、遠目から見えたものよりも多くの出店が立ち並んでいた。その中にはサイダー専門の出店や軒先に氷水で冷やされた缶ジュースを売るような、出店ならではの光景が広がっている。
「あぁ、昔を思い起こさせる光景ですねえ。子供の頃は祭りに遊びに行ってはよく小銭を数えながら遊んでいたものです」
「限られたお金をどう使うのか? というのはいつの世も子供にとっての難題だろうね」
「ですが、お祭りにおけるお金の使い方は大人になってからも案外悩むものでした。御覧なさい、あの勝負服に負けず劣らずな色取り取りの清涼飲料水。どれもお祭りだからか大変美味しそうですね」
「それも確かに!」
ワイワイと話しながら夕飯にチョイスする飲み物を選ぶ二人だが、ふとビコトレが何かに気が付いたのか周囲を見渡す。
「……どうしました、ビコトレさん?」
「子供のすすり泣く声……のようなものが聞こえないか、バントレさん?」
「……ふむ、確かに。少し遠めのようですね」
「行こう、いろいろと考えるに迷子だろう」
そうして二人は踵を返し、迷子と思われるすすり泣きの音のする方向へと向かった。 - 92二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:42:01
「ん……ぐすっ、まま……ぱぱ……」
「むぅ、本当に迷子だったとは」
「取り合えず、運営へと連絡するのが先決でしょうか」
たどり着いた場所は出店エリアを少し離れ、明かりの届きにくく少々薄暗い場所。そこに小学校低学年かそれより年下くらいの少女が蹲っていた。
「そうだな、ここは……駄目だ、ワタシが行くとワタシ自身が迷子扱いされてしまう!」
自信満々に走ろうとし始め、自分で自分の体長にツッコミを入れて立ち止まるビコトレ。知り合いにも苦労している人が何人かいることを知っているバントレは、苦笑を浮かべてしまった。
「それも……そうですね。では私が行きましょう。ですが放送席にたどり着くまで少々時間はかかってしまうでしょうから……おや」
そうしてバントレは少女の身に着けているバッグの端に、とあるキーホルダーがついていることに気が付いた。
「ビコトレさん、もしもこの子を元気づけるのであれば、これが必要になるでしょう」
そういうとバントレはバッグの中から一つのお面を取り出した。
「こ、これは! ……これをいつも携帯しているのかい?」
「ええ、極稀に役に立つことが……冗談ですよ、先ほど見かけたついでに買っておいたのです」
「先の先まで考える、素晴らしい判断力……いやそういう問題ではないな。ありがとうバントレさん! 二人で必ずや、この少女に笑顔を取り戻して見せよう」
「勿論です。では、後ほど」
走り去るバントレを軽く見送り、ビコトレは手渡されたお面を顔に装着させる。
(そうだ、泣いた子を元気づけるのもヒーローの証。ビコーに誇れる自分であろう)
そして気が付く。
(……待った! このバージョンの時のはどんな口調が正しいんだ!?)
直近のものはビコーに勧められて観た事がある、しかし過去作品はどうだろう。新作品ばかりが広告に出て昔のシリーズはなかなか表舞台に上がらなくなるのはテレビにおける常。
そう、少女のキーホルダーであり、バントレが渡し、今まさにビコトレが装着しているのは……現行キャロットマンの、ひとつ前のシリーズのものだった。
(ええい、ままよ! とりあえずなんでもやってみろ!)
ピンチにビビってはヒーローになれない。ならばピンチを力に変えて見せよとビコトレは奮起した。
「……やあ君! こんなところでどうしたんだい?」
かくして、(当人にとって)大変大いなる意義を含んだ戦いが始まった。 - 93二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:42:12
「む、あの後ろ姿。バンブーさん! ビコーさん!」
走るついでにビコーとバンブーを見かけたバントレは、その背中へと声をかける。
「あ、トレーナーさん! この焼きそばめっちゃウマそう……ってどうしたっスかそんな全速力で!?」
「あれ、トレーナーは別行動なのか?」
「ええ、今緊急事態が起きていまして。迷子を見つけたので私は放送席を探し、ビコトレさんは子供を元気づけています」
「ええっ、それは大変だ! トレーナーとその迷子はどこに!?」
「あちらの奥です。ビコーさん、トレーナーさんを手伝ってあげてください。バンブーさん、放送席の場所はわかりますか?」
「あ、それならさっきチラッと見かけたっス! すぐに案内できるっスよ!」
「ありがとうございます、すぐに向かいましょう!」
「じゃ、後で!」
「よろしく頼むっす、ビコー!」
二手に分かれて、それぞれやるべきことをやる。適切に動くことが、事態の早期解決につながる。
放送席にたどり着いたバントレとバンブーは的確に少女の容姿を伝え、放送席からは迷子のお知らせが祭りの会場中に放送される。そうすると汗を滝のように流している少女の両親がすぐに現れ、程なくして少女もビコトレとビコーに連れられ放送席のもとへとたどり着いた。
かくして迷子は親と再会することができたのであった。
「ありがとうございました! 私たちがほんの少し手を放してしまったせいで、この子には怖い思いをさせてしまって……」
「無事に再会できてよかったです。御旅行でしたか?」
「ええ、レースを見に来たついでに……ついで……ああっ、バンブーさんにビコーさん!?」
「お姉ちゃんたちが助けてくれたんだ!」
「……本当にありがとうございました! ファンとして、そして親としてももっと精進していきたいと思います」
「お姉ちゃんたちありがとー!」
そうして親子と別れた四人は、ようやく当初の目的である夕飯を食べることができたのであった。 - 94二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:42:23
「いやー、あの時のトレーナーカッコよかったよ! クルクルッシュタッて感じのポーズを難なく決めたんだ!」
「それは後でぜひとも見せていただきたいものですね」
「アクロバティックな動きは難しいっスからねぇ……あれ、どうしたっスかビコーのトレーナーさん?」
ニコニコと笑うビコーと対照的に、難しい顔で唸り続けるビコトレ。辛い物が多少原因の一つでもあるようだが、それよりももっと大きな問題があったようだ。
「……いやなに、勉強不足を恥じ入るところだよ……」
「え、一体何があったのですか?」
「……ほら、バントレさんが渡してくれたお面があっただろう?」
「ありましたね、あのお面は役に立ちましたでしょう?」
「うん、間違いなく切り札だったよ。ただ……あれ、現行シリーズの一つ前の作品でね……本当にチョイスは完ぺきだったんだ、ただちょうど知らない作品だったがゆえに口調が正しくない、と少女に指摘されてしまってね……」
「……あぁー」
どうも、一般的な変身ヒーローのような堂々とした口調よりもちょっとキザっぽい口調が特徴のキャラだったらしく、そこを指摘されてしまったようだ。指摘していくうちに少女も気分を取り戻していったため、結果的には良かったようなのだが。
「そっか、トレーナーにはまだ見せてなかったね……」
「ヒーローになる、というのは案外難しいものなのだなと実感するところだね」
ふぅ、と苦笑いを浮かべるビコトレ。それに対して、バントレは静かに首を振るう。
「いえいえ、古今当来誰かの笑顔のために力を発揮できる人は英雄たり得るという言葉もあります。今回ビコトレさんは口調の不一致はともかくとして、今まで会ったこともない少女の笑顔のために奮起し、そして笑顔を取り戻せたのです。それを英雄として何の差支えがるでしょうか?」
「そうだよトレーナー、自信もって!」
「結果的に元気にできたんだから万々歳っスよ!」
「うーむむむ、仮面の同士であるバントレさんと二人に言われてしまえばそう認めざるを得ないか……それでも、もっと良いヒーローになっていきたいものだね」
「なら、アタシともっとヒーローになるためのトレーニングをしていこう!」
「ああ、その通りだな!頑張ろう、ビコー!」
その手で硬い握手を交わすビコーとビコトレ。そんな姿に、バンブーとバントレも笑顔になる。 - 95二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:42:37
「やっぱり真っすぐな志というものは良いものです」
「だからウマ娘が頑張る姿が好きなんっスよね、トレーナーさんは」
「そうですね。夢を追いかけ、それを叶える姿は素晴らしい物ですから。その一助となるために、私たち指導者たちも日々努力をしているのです……たぶん」
「たぶんっスか」
最後に付け加えられた一言で梯子をずらされ姿勢を崩してしまうバンブー、そしてそれを見て笑うバントレ。
「まあ人それぞれ色々ありますからね。さあさあ、お喋りだけでなく食事も楽しみましょう」
「……それにしても、その真っ赤通り越してマグマみたいな色したフランクフルトをなぜ平然と食べられてるのか、今はそれが一番気になるっスねアタシとしては……」
「食べてみます? 案外バンブーさんにとっても美味しいかもしれませんよ」
「いえ、遠慮しとくっス」
祭囃子が鳴り響く中、食事と会話を楽しむ四人。
思いはそれぞれ、夢もそれぞれ。今日の疲れを癒したら、また明日から走り出す。
そんなウマ娘たちの一幕。
おまけ
「やあやあ、そこにいるお嬢さん……こんなところで涙してどうしたんだい?」
「もっと、もうちょっと声を上げ下げして……」
「むむむ! やぁあやぁあ!」
「ぷぷっ、そこじゃない」
「むむーっ! ヒーロー道とはなんと難しいものなのだろう!」
「あ、すごい! そのセリフはぴったり!」
「ちょ、ちょっとだけ彼女のことが分かったかもしれない……もう一度! やあやあ!そこにいるお嬢さん!」
キザなキャラは難しいと思いつつも、なんとなくシンパシーを感じるビコトレがそこにいた。 - 96二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:45:33
以上。話の流れはしっかり考えてたのに割かし長くかかってしまった。ビコトレさんをお借りしました。
ヒーローになろうとしたらアウトってどこぞの弁護士が出まかせ言ってたけど、上っ面だけでない中身も伴った上で、それでも尚人のためにふるまえる志を持っている人であればきっとその人はヒーローなのでしょう。
バントレさんは割と辛いもの大好きです。ちなみに今回のマグマフランクフルトは見た目ほどではなかったそうです(印度料理店で食べるようなもののほうがよっぽど辛いそうで)。 - 97二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 01:32:00
https://bbs.animanch.com/board/709732/1/?res=101
の続きをあげさせていただきます。
- 98二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 01:33:14
9.『在り得ざる歩みの始まり』
一度躓いた者は視線が下へ向きやすくなり、さらなる悪循環を招く。
困難な壁と誹謗中傷。さらには自分の身体を失うという事故に立て続けに直面した自分の精神は限界を迎えていた。一歩間違えればどのようなことになっていたのかもわからない。
また、全く余裕がなかったこともありスルーしかけていたことだが、自分の身体が女性のそれになっているというのはやはり奇妙だ。すぐに受け入れられるわけはなく、この肉体と精神の乖離した感覚にはいつまで付き合っていけばいいのだろう。原因も、そもそも戻れるのかどうかさえ全く分からない。
だが幸いにも俺の交友関係は広くはない。トレーナーになってからは頻繁に顔を合わせるような知人もほぼゼロに近かった。驚くべきことに、唯一の懸念だったバクシンオーはなぜか俺であることをすぐに見抜いてみせた。であれば、解決法の分からない自分の問題よりも優先すべき事項は、俺が一番に考えるべき問題は別にある。
次で結果を残せなければおそらく俺にはもう何も残されない。正真正銘のラストチャンス。何よりバクシンオーを勝たせるために。痛みと責任の全てを背負って。
もう十分、傷つくだけ傷ついたのだから。
「おはようございます、トレーナーさんッ!うんうん、私が差し上げたジャージも似合ってますね!」
ウマ娘という体の構造上、これまでの衣服と同じものをというのは少し困難だ。かといって新調するのも、すぐに戻る可能性が無いとは言い切れない以上その気にはならなかった。だから恥を覚悟で、トレセン学園のジャージを数着貸してはもらえないかとバクシンオーに頼み込むことにした。彼女にはこの所助けられてばかりいる。
「こんな形にはなったが、その…変わらず今まで通りにしてくれると、助かる」
「勿論ですッ!私たちは歩みを止めるわけにはいきませんから!!バクシーン!!!!」
「…そうだな」 - 99二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 01:34:05
少し間を空けて、本題に入る。
「少しだけ分かったことがある。今までは、お前が中距離以上を走れないのはスタミナ不足によるものだと考えてたが、多分少し違った。もう基礎体力は十分すぎるほど付いている。それは間違いない」
「では、どうしてなのでしょうか?」
「一つの仮説はある。ただ、今お前にこれを話してしまうと効果が出ない可能性がある。だからしばらくは話せない。…信じてもらうしかない」
その言葉に反応して、一瞬だけ、バクシンオーの表情と口調が変わる。
「…二度は言いません。それに関してはすでに答えを申し上げましたので」
「…ああ、そうだったな」
もう、言葉はいらなかった。
「始めるぞ。勝つために」
「はいッ!!!」
10.『夢の追想(剪定)』
『いッッッッぱいあるんですよ!私が勝たなければならないレースは、短距離以外にもッ!!』
何を変なことを言っているんだと、初めはそう思った。
『スプリンター、マイラー、ステイヤー、─その全てを兼ね備えてこそ模範!』
『それでこそ!学級委員長なのですッ!!』
どう見つもっても勝ち目のない適正外の距離に臨もうとする姿勢。逆に、デビュー前にも関わらず短距離ではもう自分に敵はいないかのような傲慢な態度。かけられた『スプリンター』としてのスカウトを一蹴する行為。
サクラバクシンオー。彼女の言動の何もかもが、俺にとっては理解しがたいものだった。
『先ほどからずっとそちらで私を見守っていらっしゃった貴方!!私に言いたいことがあるのではッ!?それとも…。もしや貴方も、“スプリンターとして”私をスカウトするおつもりでしたか?』
─その気が全くなかったと言えば嘘になる。でも、それ以上に。
『ここで迷いなく「NO」が出ないのならば、大変心苦しいのですが、お断り─』
『分かった。やろう』
まるで自分にも言い聞かせるかのように、気づけばそう答えていた。
『せねばなりませ…。んん?今、なんと?』
『俺を、トレーナーにしてほしい。俺が、絶対に、お前を望むレースに走らせて、勝たせて見せるから』
無茶苦茶だ。意味不明だ。理解不能だ。そう頭で思ってはいても。
思えばこの時から、俺はあいつの走りとスピードに、どうしようもなく惚れていたのかもしれない。
この時。決定的に、何かが変わった。
- 100二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 01:35:07
11.『望まれなかった奇跡が二つ』
「…緊張してんのか?」
「そ、そんなことありませんよッ!?見てくださいこの溢れんばかりの学級委員長オーラを!レースが始まる瞬間を今か今かと待ちわびて─」
「んなオーラ見えねぇし分かんねぇよ…」
きっとお互い不安で仕方がないのだろう。やれるだけのことをやってきて、お互いどれだけ信じ合っていても。癒えない過去はまだ側にあるのだから。
でも、後ろばかりは見ていられない。俺たちは前に進む。そのために、ここに来た。
「難しいことは考えなくていい。思うままに走ってこい。それが必ず最善に繋がる」
「…も、もちろんですッ!!大バクシンをみせてやりますとも!!!」
「ああ、行ってこい」
何を言っても正解かどうかが分からなくて、結局言えたのはそれだけだった。
拭いきれない不安と恐怖は必死に押し込めて。
信じて信じて信じ続けて。力が少しでも届くようにと、ただ、それだけを思い続ける。
メジロマックイーンの三連覇。この年の天皇賞(春)は一つの大きな期待とともにあった。そしてそれをライスシャワーが阻んだことは、また大きな話題を呼んだ。
だがその影で、もう一つの奇跡が起きていたことを知る者は多く無い。
「ハァッ…ハァ…ハァ、ハァ…」
息を切らし限界を迎えても、その勇姿は立って上を見上げ続けていた。
「…お疲れ」
やっとのことで辿り着いた迷路の終着点は、俺たちの目指す場所の入り口に過ぎない。
それでも。不安と恐怖と絶望の中で俺たちは確かに希望を掴み取った。
「なぜ…トレーナーさんが泣いているのですか?」
こちらへ振り返った彼女はそう静かに言った。
「…お前の泣き顔があまりにも似合わな過ぎてるからだよ」
何かを誤魔化すように。照れ隠しのようにそう言って無理矢理笑って見せる。
「あはは…なんですか、それ…。まるで、私が、泣いているみたい…じゃないですか…」
初めて見せたサクラバクシンオーの表情。それが持つ意味の大きさを、俺は受け止めないといけない。
天皇賞(春)、5着。
不器用でも、大きな一歩を俺たちはこの日、踏み出した。
- 101二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 01:36:05
12.『君の夢に境界はいらない』
『短距離であれば勝つ』
これは自他ともに認める、サクラバクシンオーの持つ実力に裏付けされた事実。
だが裏を返せば、それは『短距離でないと勝てない』という意味をも孕んでいる。事実その壁は、クラシック期の俺たちを強く阻んだ。
課題は『距離』。それを考えた時、どうしても気になることがあった。
それは、そもそも『短距離』とはどの距離を指すのか?という問題。
俺が昔にやった学校でのヒトの短距離走なんて50mや100mが精々で、1000mを超えてくればもう長いと、そんなふうに感じていたと思う。でもそれはウマ娘のレースにおいては『短距離』に区分される距離だ。前提が違うと言われればそうなのだが、結局、短いや長いといった概念はその範囲内での相対的なものでしかないということだ。
そんな当たり前のことに気づいた時、一つの可能性に辿り着いた。
それは、『短距離でしか勝てないのならば、全てを短距離にしてしまえばいい』という考え。
1200×2が2400ならば、4800は2400×2。1200×3が3600ならば10800は3600×3だ。
要は中・長距離を『短い』とバクシンオーが認識さえすればいい。そのために、レースでは決して走ることのないほどの長い距離をただひたすら一緒に走り続け、距離の概念の境界を曖昧にする。ほぼ毎日、それを繰り返した。
バクシンオーの単純さは彼女の美徳だ。彼女がそう思い込めば絶対に走り切れる。賭けでもあったが確信でもあった。必要な基礎能力はすでに足り過ぎている。
彼女の理想の実現には、距離という概念そのものが邪魔だった。
ずいぶんと遠回りをしてしまった。時間もかけてしまった。歯痒い思いもさせてしまった。
もう、障害は無い。
─あとは、驀進するだけだ。
- 102二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 01:37:25
13.『信じてる。信じてます』
「はー、美味しかったです!やはり桜餅はココが一番!トレーナーさんもぜひお一つどうぞ!!」
「どうぞもなにも俺の金で買ったんだが…」
とある日の昼下がり。息抜きに訪れた神社で休みながらそう答える。
「はぁーっ、結局俺の身体は戻んねぇままか…」
「いいじゃないですか!どんな見た目でもトレーナーさんはトレーナーさんですよ!!」
「そう簡単にお前は言うけどさぁ…」
一年以上時間が経っても元の男の身体に戻ることはなかった。突然姿が何もかも変わり、原因も分からず戻る気配もないというのはホラーなことこの上ないが、ウマ娘としての生活にも微妙に慣れてきてしまっているあたり、ヒトの適応能力を侮っていたのかもしれない。戻りたいという気持ちはあるが、別にもうどうでもいいやという投げやりな気持ちになっていたりもする。
そんなふうに今の俺がいられるのは、きっと。
「傷は、治りましたか?」
となりにいるこいつのおかげなのかもしれない。
「…ああ、おかげさまで」
「それはよかった!体は大切にしないといけませんからね!!学級委員長的にもNGですから!!!」
そう何気なく言ってみせては、また夢中で追加の桜餅を頬張っている。
本当に、分からない。俺がウマ娘になったあの日のことも。いや、そのずっと前から。彼女の目には何が見えて、そしてどこまで見えているのだろうか。
「そういえば、ずっと気になっていたことがあるのですが!」
「?」
「どうしてトレーナーさんは、あの時私をスカウトしてくれたのですか!?」
本当に、分からないけれど。
彼女のトレーナーになれたことは、感謝してもしきれないほどの幸運だった。
「…ほっとけなかったんだよ。あの時のお前があまりにもアホなことして、滅茶苦茶なこと言ってるから」
「むっ、聞き捨てなりません!学級委員長である私のことを今アホと言いましたか!?」
「言った言った。なんなら今もまだアホのままだ」
「なんですとー!」
こんな日常も、全然悪くないと思える。
「全生徒の模範になる。理想の学級委員長にはなれたか?」
「まだまだ、終わってませんッ!…これからも、着いてきてくれますか?」
「当たり前だろ。俺はお前のトレーナーなんだから」
バクシンロードは、これからも続く。
- 103二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 01:39:53
これで一応の完結です。自己満足以外の何物でもありません。拙い物語を失礼しました。
特に〇〇トレとかいう概念ではないです。話を書きたかっただけでトレーナーに特徴が出るように造形もしていませんので…。
戦績は文中にかけたらよかったんですがうまくできなかったのでご想像にお任せします。
適正については自分なりに理由づけてみたつもりです。ガバガバのトンデモ理論ではありますが1200×3=3600で長距離が許されるなら9600÷3=3200で短距離も許されるんじゃないかと…(そもそもこのssを書こうとしたきっかけがこの理論だったりするのですが)
ちなみにもう一つ、ライスシャワーとトレーナーの話も書いてみたくもあるので、できたらまたいつか失礼するかもしれません。長々と失礼しました。
- 104二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 05:09:32
Bが大きい勢はデスクワークする際机に乗せるの?ぬいぐるみやクッションに乗せて支えるの?
- 105二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 06:09:18
おはメカ
なんだい昨日は…やけに良質なSSと絵を大量に見かけるが… - 106二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 06:51:04
おは140-90-55-90
- 107二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 07:10:06
おはメカ
いいssが来てるメカねぇ - 108二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 07:14:34
おはよす
良いものはいくらあっても構わんからねぇ - 109二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 07:20:26
おは140
- 110二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 07:28:43
おはメカ
どれもいい… - 111二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 07:28:52
さらっと尻盛ってんじゃないよ!?
- 112二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 07:29:11
よきssを見たので仕事を頑張れる
- 113二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 07:30:14
今日は生姜の日ですよ皆さん
トレーナーは生姜を使った料理で精をつけるのです
体をととのえるのもいいですね。 - 114IP規制の巻き込まれががが…22/06/15(水) 07:36:05
「えへへ、こうやって寝るのもいつ以来かな…」
「さて、いつだったかしらねキタ。」
夜更け、キタトレの家にて。彼が使う部屋に置かれたベッドの上でキタサンとキタトレの二人は密着していた。
大きめではあるが元々一人用だというベッドは、二人…それも片や178cm、片や162cmの巨乳な二人ではやや狭い。
「わざわざここに入らなくてもいいのよ…と言っても野暮でしょうけど。私は別に構わないし」
「…トレーナーさんとこうして寝るといつもより寝やすい気がするんです。多分他の娘も同じことを言うんじゃないかなぁ」
「うふふ、私に安眠効果でもあるのかしら。」
「でも、本当にあるのかも…」
仰向けで肩同士触れ合う状態、勿論これでも互いの熱は感じるがこれだけでは足りないとキタトレは腕を伸ばす。
「…!」
「やっぱり、こうするのはいいわね。…あんまり出来る相手はいないのだけど」
体を横に向け、伸ばした腕を縮めて抱き抱えるようにキタサンを引き寄せればその温かさがじんわりと感じられる。
逆に密着させられたキタサンからすれば、顔を…というか全身を包みこんでくるキタトレの体温が眠りへと誘おうとする。
「トレーナーさん、もしかして抱きまくらとかって使ったりしてるんですか?」
「いいえ、あんまり使わないわよ。私が求めるのはどちらかといえばこうやって隣で寝てくれる人かしら。」
「じゃあ、一人だと寂しかったりとか…」
「そうね、別に一人でも構わないといえばそうなのだけど、でも人の温かみを感じれる方がいいわね。」
眠気がぼんやりと頭の回転を阻害し始める。キタサンも対応するかのようにキタトレに腕を回して抱きしめた所で、キタトレは鼻唄を歌い出す。落ち着いた曲調と静かな音色が、張り付くような距離じゃないと顔をはっきり見えない暗い空間を満たしてくれる。
キタトレは彼女の背中をさすり、手放さないように抱く。キタサンは彼の胸元に頭を押し付けて眠る。
──温かい空間の完成形だった。
短文失礼しました
添い寝、いわゆるママ組は近くで寝ると寝やすいのかもしれないし、人肌は結構安眠には効果がありますよね。
キタトレも一人よりか誰か近くにいる方が好きなタイプです。こうやって直接感じられるくらいだと尚更。 - 115二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 07:56:48
いいね…
- 116二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:00:35
あったけぇ…
- 117二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:03:27
- 118二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:10:21
いい…
- 119二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:15:59
おは140
どのSSもいいですね
気持ちの良い一日になりそうだ - 120二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:32:33
「……これが、彼の重み……」
本来はない二色の流星、本来はない大きな胸。
私は今、魔ルド──彼の身体になっていた。
そして、明らかに重量感伴うそれを眺め、驚き、そして触ろうと軽く上からなぞるだけでその身体はこちらに感覚を返してくる。
なんなら、下から持ち上げるだけで既に怖くなる。
そんなところを話しかけてくるのは……
「トレーナー君?」
私の身体のルドルフが、こちらを伺ってくる。
ある意味、彼に使われなくてよかったとも思う。
──きっと、己の身体のことを自分より理解してしまうのではないかとも思ってしまったから。
「ああ、ルドルフ……」
「……それにしても。なんだか、いつもより避けられる気が……」
そう言う彼女の雰囲気はいつもと変わらないが、ややキツい印象の私の目と合わさり若干の圧を感じる。
……彼なら、それを上回る愛嬌で覆い尽くしてしまうのだろうが。
「気のせいだと思うが……」
「そうか……そうだと、いいな」
「……ところで、彼は?」
「ああ。『他の人と"そういう"ことをしなければ何をしてもいい』とだけ伝えて、チームトレーニングに向かったよ。多分今頃私としてトレーニングに励んでいるだろうな」
「……人に休めと言っておいて自分は自分なりに働く。ワガママというか、矛盾と言うか……」
「だが、それに助けられているのも事実だからな……」
「ああ……」 - 121二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:34:10
二人して色々と彼について語らう。外では、チームがトレーニングに励む声が聞こえる。もしかしたら、彼のチームなのかもしれない。
と、考えていると、ルドルフはこんなことを言い出す。
「ところで、だ。少し椅子に座ってくれないか?」
「……?ああ、大丈夫だが……」
そうルドルフに頼まれ、そっと椅子に腰かける。
そうすると、ルドルフはすとん、とこちらの膝に乗ってくる。
なんとなく彼の胸の圧迫感と自らの身体の体重、そして体温と──少し不思議な匂いを感じる。
そうして、微笑んだルドルフが、こう言ってくる。
「……たまには。こういった体験も良いだろう?」
「……ああ。ありがとう、ルドルフ」
「感謝するなら彼だ。これも、彼の言い出したことだからな」
「……あの人は、何を考えてるのやら……」
結局、二人揃ってうとうとしてしまうまで時間はかからないのであった…… - 122二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:37:28
黙ってみればいつも通り黒ルド吸いをする魔ルド、しかし真実を知れば黒ルドがルドルフを乗せてるほほえましい光景
こんなのもやれるので入れ替わり概念は色々やれると思うの
……ルドルフの身体で外を歩き回ってる無自覚天然傾国魔性が何をするのかだけはわからないけど - 123二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:46:01
魔ルドin黒ルドは元の魔ルドとはまた違った魔性を見せると思うんですよねそれぞれ自分の身体の魅力に無頓着という共通点はあれこそすれど魔ルドの誘惑が密着型のそれだとすれば黒ルドの誘惑は中~遠距離型つまり距離を取られると詰めたくなるという人間の心理に依拠した巧みなものになるんですよしかも魔ルドは動作の1つ1つが完全に女性的なのに対し黒ルドはどことなく男性を感じさせるものでそれがあのボデーと合わさることでとんでもないアンバランスさとそれによる相克的な魅力が醸し出されると思うんですよまあこれ全部元の黒ルドでも言えるんですがね
………
……
…
何が言いたいかと言うと、ぽかぽかするSSありがとうございました(合掌) - 124二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 08:59:58
いいね…
- 125二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 09:50:50
いつもと同じだけれどいつもと違う
入れ替わり概念ってそういうことができるのが良いよね… - 126二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 11:41:57
前の入れ代わりのときとは偉い違いだ
あのときは規約前だったからね - 127二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 12:31:50
身体がだるい…こんな日はそうめんを食べたいなぁ
食べまくるとぶくぶく太っちゃうけど - 128二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 14:01:57
そうめんを食べまくって太るスイトレが浮かんだ
- 129二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 14:20:44
ポヨンポヨンがボヨンボヨンになっちゃう…
- 130二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 14:24:39
…あれ、あんまり変わってないような
- 131二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 14:26:51
スイープにお腹ムニムニされてちょっと太ったんじゃない?って言われてそう
- 132二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 14:44:12
「し、しあわせな魔法をいっぱい詰め込んでるだけだからぁ……」
- 133二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 15:49:44
そうめんは氷で冷やして0度だからゼロカロリーなんだよ
- 134二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 15:52:04
このレスは削除されています
- 135二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 15:52:33
0度だったら凍ってるんですがそれは
スズトレはスズカと一緒に夏野菜そうめんとかやってそうな感じある - 136二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 16:26:54
貴方は流しそうめんを開始する!
それはとても楽しいで美味しい! - 137二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 16:55:55
前スレの200の担当と寝るssです。
ある日、シンコウウインディの寮のルームメイトがいない日があった。ウインディはルームメイトがいないと寝付けないため、シントレに一緒に寝たいと駄々をこねるように頼んできた。シントレはウインディならいいかなと思いその要求に応えることにした。
そしてその日の夜。
「トレーナー!そろそろ寝るのだ!」
シントレ宅のベッドに入りながらウインディは元気よくそう言った。
「寝る準備…万端ですね…。」
「当たり前なのだ!わかったらベッドに入って来い!早く寝るのだ!」
「ならそろそろ寝るとしましょうか。」
シントレは部屋を暗くするとウインディと同じベッドに入った。
「大丈夫ですかウインディ?狭くないですか?」
「全然平気なのだ!」
シントレが聞くとウインディは笑顔で答えた。
「…それにしても、誰かと寝るなんて久々ですよ。」
「そうなのか?」
「まあ…ずっと一人で暮らしてたので…。」
「寂しいと思ったりはしないのだ?」
「寂しくはないですが…。でも、こう誰かと寝るのも…やはりいいですね。」
シントレはほんの少しだけ微笑みながらそう言った。
「なら、今度またウインディちゃんが一緒に寝てやるのだ!」
ウインディも笑みを浮かべていた。
しばらくするとベッドの中も温まり、眠気が押し寄せてくる。すると先にウインディが穏やかな寝息を立てながら寝始めた。その様子をシントレは見ている。
(また…一緒に寝るのもいいかもね…ウインディ…。おやすみ)
心の中でそう思いながらウインディの頭を軽く撫でるとシントレもゆっくり眠りについた。 - 138二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 16:59:33
まってくれ
良すぎて語彙力が - 139二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 17:03:46
- 140二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 17:25:11
すばらしい…
- 141二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 17:33:37
(ニシトレの人に聞きたいのです…ニシトレさんはトレーナー寮住まいですか…?まあそもそもトレーナー寮の位置関係はふわっとしてるからトレセン敷地内かどうかはわからないケド…
- 142二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 17:41:29
- 143二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:10:45
少し寂しそうにしているシントレと一緒に寝てやるというウインディの優しさがいいね…
- 144二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:17:54
いい…
- 145二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:19:08
- 146二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:20:46
- 147二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:29:24
- 148二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:32:51
- 149二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:34:30
- 150二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:38:51
- 151二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:45:13
そう言えば、言うっちまうの人達って節足動物は大丈夫なんでしょうか?
自分が平気なので気にしていなかったんですが
この前下半身が百足なモン娘グラトレを投げていたのは、今更ながら不味かったかなと思っている所でして - 152二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:53:34
大丈夫…じゃないかな?
- 153二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:58:37
実物は大丈夫じゃないけど緩い絵や文章くらいなら大丈夫派です
- 154二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 18:58:49
実物を見るのはキツいところあるけどにじげんならでぇじょうぶ
- 155二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:02:43
実物だとちょい苦手、絵や写真ならまあ大丈夫…
触れたりはしないよ! - 156二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:04:54
- 157二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:07:05
絵ならまあ大丈夫よ
- 158二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:07:14
https://bbs.animanch.com/board/698033/?res=136 より
アラクネフジトレさん
グラトレが先に百足となっていたので蜘蛛にしたのかなっとちょっと思いまして
拙いなりに頑張って描いてみました
- 159二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:09:56
いい絵だねぇ
大いなる責任が伴ってそうなマークだねえ - 160二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:10:13
あんま好きじゃないからそういうのは見ないようにしてる
- 161二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:10:43
- 162二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:13:27
かわいいぜ…
- 163二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:13:34
- 164二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:16:11
- 165フジトレの人22/06/15(水) 19:22:07
- 166二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:25:22
好みは誰にでも有るから仕方ない
- 167二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:27:58
- 168二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:38:19
いいね…
- 169二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:44:36
目離してたらいい絵が投げられてた
ありがたや - 170二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:47:41
- 171二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:51:11
気がついたか…
- 172二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 19:54:04
両手で抱きしめられたと思ったら1本…2本と脚も絡み始めるんだよね…
- 173二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:12:19
いいよねモン娘
- 174二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:13:43
なるほど多脚や多腕だとそういう考え方もできるのか…
ためになるなぁ - 175二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:14:12
捕食かな
- 176二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:16:00
捕食(ぴょい)
- 177二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:20:44
(今モン娘トレーナーって何人ぐらいだっけ?と考えてる顔)
- 178二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:25:51
モン娘ちゃんと考えようとしたら悲惨な感じになったから明るくする為に別パターン考えたら種族が強すぎて解釈違いになって書けません!書いてる人すごいわ
- 179二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:26:09
最初の7人
ウオシス、ネイトレのサキュバス
ブラトレの天狼、ウオトレ(親父)の仙狼、フクトレの天狐
グラトレ(独)の百足、フジトレのアラクネ、スズトレの八咫烏、グルトレのアルラウネ
タイキトレのダンピールを含めるならおおよそ16人ぐらい? - 180二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:27:27
- 181二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:29:59
サラマンダーケツ上とか人形ブルトレとかは?
- 182二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:30:11
- 183二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:31:00
- 184二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:32:24
忘れられた吸血鬼マベトレ
- 185二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:32:38
(メジロ系モン娘が1人もいないことに驚いている顔)
- 186二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:32:55
- 187二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:33:43
マクトレは酒司る神してそう(偏見)
ヤマタノオロチとか - 188二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:34:33
草薙って聖剣もあるから似合いますね
- 189二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:36:08
魔剣グラムは八岐大蛇マクトレの尾から出てきた物だった…?
次スレを立ててきます - 190二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:42:57
ホムンクルスハヤトレなんてのもあったような
- 191二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:44:18
すいません
一度スレ立てをしたら画像がアップロードされないままスレ立てをしてしまったようで、再度スレ立てをしようとしたら連続投稿の検知でスレ立てまでに時間がかかってしまうそうなのでもしお手隙の方がいらっしゃいましたら代わりにスレ立てをお願いできませんでしょうか
ご迷惑をおかけして申し訳ございません - 192二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:44:44
おk、立てます
- 193二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:45:24
ありがとうございます!
- 194二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:47:07
- 195二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:48:00
立て乙
- 196二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:48:20
立て乙メカ
- 197二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:48:20
たておつだぞゴラァ!!
- 198二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:48:33
たておつです
200ならトレーナーの私服 - 199二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:48:50
巨乳に
- 200二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 20:48:56
たておつ
酒ですわ!