【閲覧注意・CP・ダイス】遺言厳守アーロンとベルメールさんに

  • 1◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 22:39:28
  • 2◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 22:45:23

    なんで遺言守る気になった?

    dice1d4=2 (2)

    1タイのお頭の遺言「それでも人間を殺しちゃならねェ」

    2投獄される前にコアラと話した

    3投獄中に大兄貴の遺志について考えた

    4ジンベエと殴り合った結果諭された

  • 3◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 23:04:29

    ボルサリーノにボコボコにされているところにコアラが飛び出してきたかな
    何の気まぐれか少しの間話をさせてくれた
    泣きじゃくるコアラはタイガーの死を悲しみ、タイヨウの海賊団のみんなを気にかけていた
    海軍の連中に急かされたコアラは、ふらふらと立ち上がると座り込んだままのアーロンの頭をぎゅっと抱きしめていった
    「わたし、またみんなでいろんな島を旅したい」
    「…」
    「まってるから。ずっとまってるからね、アーロンさん」
    なんども振り返りながら去っていく後姿を見送って、アーロンは自分の血で汚れたワンピースが、あのとき別れ際にハチたちが着せてやったものだと思い出していた

  • 4◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 23:08:05

    コアラが去ってからボルサリーノに連行されるアーロン

    取り調べでは言葉少なで黙りがち

    ジンベエの七武海入り後インペルダウンから出たアーロンは


    dice1d3=1 (1)

    1ジンベエに他の海へ行くことを伝える

    2何も言わずに親しい仲間をつれて東の海へいく

    3誰にも何も言わずに東の海へ行く

  • 5◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 23:18:44

    「なぁアニキ、おれはこの海を出ようと思う」

    「そうか…海賊稼業は続けるつもりか?」

    「どうだろうな。気に食わねェやつはぶちのめすだろうが、しばらくは海軍に目を付けられるのもご免だしな」

    「おい、暴れるつもりなら」

    「わかってる、殺さねェよ。殺しはしねェさ。下等な人間どもと同じになってたまるかよ」

    近しい仲間を連れてジンベエと袂をわかったアーロン

    静かな海がいいということにで行き先を東の海に定めたようだ


    ココヤシ村につくまでに

    1海軍に遭遇

    2海賊に遭遇

    3モームに遭遇

    4何もなくココヤシ村に到着


    dice1d4=1 (1)

  • 6◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 23:19:59

    さっそく海軍に遭遇

    戦闘に

    1なる

    2ならない


    dice1d2=1 (1)

  • 7◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 23:23:30

    戦闘になったものの、アーロンたちは遺言を守るため海兵たちを殺さない

    どうやって切り抜ける?

    dice1d3=2 (2)

    1船を壊して航行不能に

    2海流を読んで追手をまく

    3死なない程度に痛めつける

  • 8◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 23:26:35

    アーロン一味は海流を味方につけて相手をまくスタイル

    海軍をやり込めてたどりついた東の海の小さな島々は

    dice1d3=1 (1)

    1海賊に襲われている

    2嵐に見舞われている

    3漁業不振で苦しんでいる

  • 9二次元好きの匿名さん22/10/09(日) 23:27:30

    同じく脳を焼かれた者として支援

  • 10◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 23:30:08

    島に近付くと髑髏のマークを掲げた船が停泊している

    海賊旗を掲げることをやめたアーロン一味が気にせず船をつけようとすると

    dice1d3=3 (3)

    1海賊が戦闘をしかけてきた

    2漁船が近付いてくる

    3小舟が漂っているのをみつける

  • 11◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 23:38:35

    「アーロンさぁーん!」

    ハチのどこか呑気な声が響く

    「手漕ぎボートが流れて来るぜ」

    「ああそうかい」

    放っとけというつもりで適当な返事をするも、ハチはなおも食い下がる

    「ニュ~?何か乗ってるなぁ」

    「積み荷ごと流されたんだろうよ。そんなことより船着き場を探さねェか!」

    マストを見上げて怒鳴ると、ハチは辺りを見るどころか甲板に降りてこようとしていた

    「てめぇ、ハチ!持ち場を離れるんじゃ」

    「大変だよアーロンさん、子供だ、子供!」

    「あァ…?」


    乗っていたのは

    dice1d4=2 (2)

    1ナミ

    2ノジコ

    3ナミとノジコ

    4村の子供

  • 12◆NYDiO3/agbjZ22/10/09(日) 23:50:22

    マストを降りたハチは、そのまま海に飛び込む

    眉をしかめたアーロンが海面を覗き込むと、あっという間に小舟に回り込んだハチが船のほうへ向かってくるところだ

    積み荷を押さえる幌の隙間から、青い髪の子供が頭をのぞかせた

    「おい、お前。大丈夫か~?」

    「えっ、ええっ?」

    子供が目を白黒させている間に、もう心配いらないからなとひとりで話を進めるハチがあれよあれよと小舟ごと子どもを引き上げた

    騒ぎをききつけた仲間たちもぞろぞろと甲板に集まってくる

    「流されるなんてドジだなぁ、昼寝でもしてたのか?えー、あー」

    「あ、あの私ノジコ…って言います…」

    「そうかぁ、おれははっちゃんだ」

    「…」

    アーロンは少し離れたところから様子を伺っていた

    偉大なる航路を抜けて、初めてまともに顔をつきあわせる人間だ

    青い髪の少女はしばらく自分を取り囲む連中をまじまじと見つめると、みるみる目に涙をためた

    (所詮、下等なサルどもか)

    始末はハチたちに任せればいいと船室に引っ込もうとするアーロンの背に、

    「お願い…!」


    dice1d3=3 (3)

    1妹を探して!

    2妹を助けて!

    3ベルメールさんを助けて!

  • 13◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 00:02:53

    「ベルメールさんを助けて…!」

    そう叫んでわんわん声を上げて泣き出すノジコに、ハチも周囲の仲間たちも顔を見合わせている

    「ノジコ、あ~泣くな、泣くなよぅ。その、助けてほしいのか?ニュ~、誰だ、べる?」

    「べっ、ベルメールさん、私たちのこと育ててくれてる…」

    「あ、お前の親か!」

    「お…お母さん…みたいなひと…」

    「ニュ~?」

    「おい」

    要領を得ないやりとりに割って入るアーロン

    両手でぐしぐしと涙を拭う人間の小娘を見下ろしたかと思うと、目深にかぶった帽子をとって屈みこむ

    「お前、おれたちがなんなのかわかっているのか」

    「え、なにって…わかんない…けど、海賊じゃないんでしょ?」

    真っ赤になった目をしょぼつかせながら、ノジコは鼻声で返事をしながらマストを指さした

    「どくろマークがないから、違うんでしょ?」

    「…」

    「あ、アーロンさん…」

    「おれたちは…」


    dice1d2=2 (2)

    1そうさ、海賊じゃぁねェ

    2残念だったな、おれたちも海賊さ

  • 14◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 00:15:21

    「残念だったな、おれたちも海賊さ」

    「あ…」

    「だから、先客に居座られると困るんだ」

    立ち上がったアーロンは、周囲を見渡して拳を突き上げた

    「野郎ども、戦闘準備!」

    「「「おお!」」」

    「まずはあそこに見える船から沈めてやれ。他にいたとして、異変をかぎつけりゃぁ後から湧いて出て来るだろう」

    アーロンの号令で、気の早い連中は早くも海に飛び込み敵戦を目指す

    後れを取るものかというように、甲板を行きかう船員たちもにわかに熱気を帯びて目をぎらつかせていた

    「あの…」

    「お前も運がなかったな、ガキ」

    「ううん…その、ありがとう!アーロン…さん?」

    アーロンは返事をせず、自らも海に飛び込んだ


    そのころベルメールさんは

    dice1d2=1 (1)

    1敵船で奮闘

    2ナミを人質にとられている

  • 15◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 00:17:34

    敵船で奮闘中。ナミは人質に取られていないもよう

    相手の被害

    100に近いほど大損害

    dice1d100=4 (4)

    ベルメールさんのダメージ

    100に近いほど重傷

    dice1d100=2 (2)

  • 16◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 00:18:29

    あれ?最大値100になってない…?

  • 17二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 00:18:40

    >>15

    まだ戦い始まったばっかりな感じか?

  • 18二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 00:20:47

    闘いが始まった瞬間にアーロン軍団襲撃か……

  • 19◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 00:23:57

    ええ…書き方間違ったかな

    いや、ダイスに従おう

    ベルメールさんかすり傷!そのかわり相手もぴんぴんしてる


    ベルメールさんはなんで海賊の拠点である船にいる?

    dice1d2=2 (2)

    1突如現れた海賊を迎え討ちに

    2ナミが連れ去られた

  • 20◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 00:30:18

    「うちの娘を返してもらうわよ!」

    海賊に連れ去られたナミを追って船に乗り込んだベルメール

    軍属時代の愛銃を構える彼女の足元には、叩きのめされた男が転がっている

    「不意をつかれたのか、ザマぁない!おい女、腑抜けをひとりぶちのめしたくらいでいい気になるなよ」

    「……!」

    「自分の置かれた状況を理解するだけの冷静さは残っているようだな。さーて、これだけの数を相手に女一人でどこまでやれるか見物だなァ!?」


    海賊の人数(+30)

    dice1d300=54 (54)

    さっきがさっきだったから…

  • 21◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 00:45:28

    船上の海賊は84人

    どいつもこいつも得物を抜いて今にも跳びかかろうとしているのがわかる

    「何人いようが関係ない!あの子は返してもらうわよ!」

    まっすぐ船長に銃口を向け、引き金にかけた指に力を込める、その瞬間

    「ゴキゲン麗しゅう、人間ども」

    背後から、水飛沫を巻き上げた大きな影が日の光を遮った

    思わず振り返ったベルメールの頬にぱたぱたと水滴が落ちる

    ぎらりと反射する光に、ナイフでも構えているのかと目を細めると、およそ人間にはありえない鋭く尖った歯が不気味なほど白く光っていた

    「なっ、なんだてめぇ!」

    「なぁに、名乗るほどのものじゃねぇさ。ゴミ掃除に寄っただけなんでね」


    アーロン強襲

    手始めに

    1 dice1d84=13 (13)  人血祭り

    2 dice1d84=39 (39)  海に投げ落とす

    3キリバチで甲板破壊

  • 22◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 00:46:22

    ダイス忘れた

    dice1d3=3 (3)

  • 23二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 00:47:21

    穏便に船破壊か
    ……穏便?

  • 24◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 00:48:27

    アーロンの戦闘時のテンション

    100に近いほど原作(高笑いしてるやつ)

    dice1d100=64 (64)

  • 25二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 00:49:05

    まぁまぁ楽しそう

  • 26◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 01:01:18

    重い音を立てて甲板に降り立ったアーロンは、目を丸くするベルメールの脇を抜けると手にした得物を振りかぶった

    轟音とともに甲板の床がただの木片と化す

    アーロンの足元に穿たれたひびは、海賊どもが体勢を立て直す間を与えずに口を開けその隙間に船員を飲み込んだ

    ず、と刃先を引き抜くアーロンは獰猛に笑っていた

    「おい、そこの女」

    「あっ、私?」

    「お前がベルメールか。邪魔だからとっとと消えろ」

    「……」


    ベルメールは

    dice1d3=2 (2)

    1そうね、あんたに任せるわ

    2邪魔?あんたこそ急に現れてなんなの?

    3我に返ってナミを探しに

  • 27◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 01:18:54

    「邪魔?邪魔って何よ。ていうかあんたこそ急に現れてなんなの?」

    ベルメールは逃げ出すどころか、向かってくる敵を銃で打ち据えながらアーロンを睨みつける

    「カタギには見えないわね。こいつらの仲間ってわけじゃなさそうだけど…」

    「おれが?おれたちが人間どもの仲間?」

    低く唸ったアーロンがキリバチをもつ手に力を込める

    おもむろに腕を振りかぶると、飾り彫りの入った手すりが木っ端みじんになった

    「二度とくだらねぇことを口にするな」

    ベルメールが訝しんでいると、子供の泣き叫ぶ声が響いた

    「ベルメールさぁぁん…!」

    「ナミ!」

    海賊の頭が、小脇に抱えたオレンジ色の頭に銃口を突き付けていた

    「この…っ」

    「動くんじゃねぇ!くそ、なんだってんだ、化け物がいるなんて聞いてねぇぞ!」

    「その子に触るんじゃないわよ!ああ…ナミ…!」


    子供を人質に取られて動けないベルメール

    アーロンは


    dice1d3=1 (1)

    1キリバチを投げつける

    2敵船船長に向かって歩いていく

    3気取られないように仲間に合図を出す

  • 28◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 01:25:01

    「お、おい動くな…」

    「ちょっと、なに」

    無言でキリバチを持ち上げるアーロンに、敵はおろか傍らのベルメールも絶句する

    「動くなってんだよ!」

    恐慌状態に陥った敵船長の銃口がアーロンに向けられるが、お構いなしにキリバチを投げつける

    引きつった悲鳴を銃声がかき消す

    頭上すれすれに巨大なノコギリを突き立てられた敵船長は白目をむいて崩れ落ちた

    とらわれて泣き叫んでいたナミは、解放されたにも関わらずその場にへたり込む


    銃弾はアーロンに

    dice1d2=1 (1)

    1当たった

    2当たっていない

  • 29◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 01:26:31

    こまかく切りすぎた…
    ひとまずここまでで

  • 30二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 01:27:55

    お疲れ様です!
    続きも待ってますよー

  • 31二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 09:43:48

    ここからあのクソボケアーロンになるかもしれないのか…楽しみだな

  • 32◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 10:07:55

    ナミの視線を追ってアーロンの正面に回り込むベルメール

    濡れたシャツの影から落ちる水滴が赤く染まっている

    「今の、当たって…」


    アーロンのダメージ

    100に近いほど重傷(魚人フィジカルで補正-10)

    dice1d100=79 (79)

  • 33◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 10:17:36

    補正込みで69。そこそこのダメージ

    急所は避けたけど胴体に当たったか


    「……っ」

    キリバチを甲板に突き立てたアーロンは脇腹を押さえる

    タイヨウのマークの下から流れた血でズボンが染まっていった

    久しぶりの戦闘で気が高ぶっているのか痛みはさほど感じないが、力が抜けその場に片膝をついた

    (この程度でザマァねぇ)

    ベルメールがこちらを一瞥して駆け出したのをぼんやり見ていた

    へたり込んだ子供を抱え上げている

    (さっさと行っちまえ)

    言葉にすることなく毒づくが、頭が重く前を向いていられない

    深く息を吐きだすと慌ただしい足音が聞こえた


    足音の主は

    dice1d5=5 (5)

    1ベルメール

    2ノジコ

    3ナミ

    4仲間たち

    5ベルメールを追ってきたココヤシ村の住人

  • 34◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 10:27:09

    「おいあんた!しっかりしろ!」

    「…ああ?」

    聞きなれない声に視線を動かすと、水かきのない手のひらが肩にのせられていた

    「すぐに医者がくるからな」

    「ベルメールたちを助けてくれたんだってな。ノジコと、たこっぽい人から聞いたよ」

    「おいこら、何をしていやがる」

    「とにかく血を止めないと。痛いだろうが我慢してくれよ」

    「そうじゃねぇ!くそっなんだってんだ」

    口を挟む間もなく傷口に布を押し付けられたアーロンは、周囲の人間どもを見回して振り上げかけた腕を止めた

    どうみても荒事を生業にしている人間の体つきではない

    下手に動けば殺してしまうかもしれない

    ぎりぎりと歯噛みをするアーロンの視界の端に、青い髪の子供を肩にのせた同胞が映る

    間の抜けた顔で笑うハチが、担いだ子どもといっしょに両手を振っていた

    「あのマヌケ…」


    アーロンは

    dice1d2=2 (2)

    1おとなしく治療を受ける

    2無理矢理その場を立ち去ろうとする

  • 35◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 10:35:29

    同胞の呑気な様子にカッと頭に血が上ったアーロン

    「どけ!人間ども!」

    「うわっ」

    手をあげる代わりに一喝すると、人垣が一歩後ろにさがる

    ようやく手が離れた隙に立ち上がったアーロンは、まわりの人間が止めようとするのに耳を貸さず歩きだした

    「誰がてめぇらの手なんぞ借りるか。おいハチ!お前もとっととガキを降ろせ!」

    「待ちなさいよ!」

    脇腹に宛がわれた布をその場に捨てるアーロンは、目の前に立ちふさがる人影に目を細めた

    「まだ何か用か」

    「ええ」


    アーロンを呼び止めたベルメールは

    dice1d4=4 (4)

    1四の五の言わせず治療よ!

    2名前くらい名乗っていきなさいよ!

    3後日お礼するから絶対きなさいよね!

    4?!

  • 36◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 10:38:03

    なんも考えてなかった
    安価 ≫36~≫40
    レスがないときは1-3で振りなおします

    出かけるのでひとまずここまで

  • 37◆NYDiO3/agbjZ22/10/10(月) 10:39:06

    それと、自己満スレですが見てくださってる方ありがとうございます!

  • 38二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 13:02:43

    アーロンにその気がなくても順当にココヤシ村の人達に受け入れられる流れやんこれ…いいわー…

  • 39二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 13:10:25

    殴って気絶させてでも治療させる

  • 40二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 17:28:17

    「ありがとう」と微笑む

  • 41二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 19:47:44

    スレ主と同じく脳を焼かれた者です。これは楽しみなスレ

  • 42二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 22:01:14

    dice1d2=2 (2)

    1殴って気絶させてでも治療させる

    2「ありがとう」と微笑む

  • 43◆39T/F3vkIAUR22/10/10(月) 22:37:21

    「ありがとう」

    肩口に銃身を立てて、ベルメールは真っすぐにアーロンを見上げて笑った

    「まだお礼も言えていなかったから。あんたのおかげで、私の娘はふたりとも無事だったわ」

    なんの含みもない言葉に、アーロンは思わず足を止めていた

    瞬間的に沸き上がったのは怒りだった。火花のように瞬間的に飛び散って、彼自身その形を捕まえることもできずにきえてしまう

    言いたい言葉があったはずだが、硬く噛みしめた歯の間からはくぐもった呻きがこぼれただけだった

    それも潮風にかき消されてベルメールには聞こえていない

    「いくら大丈夫でも、ちゃんと治療はしなさいよ。船医くらいいるんでしょう?」

    肩をすくめるベルメールの足元に青と橙の髪の子供が駆け寄って抱きついている

    小さな頭と、そこに乗せられる手に、なぜか潮風に傷んだ褪せた金色と水かきの広がる赤い大きな手のひらが重なって見えた

    傷口を押さえることもせず、アーロンは黙ってベルメールの横を通り過ぎる

    「ベルメールさん、どうしたの?」

    「ううん、なんでもないよ、ナミ」

    背びれの伸びる丸まった背中を、ベルメールはじっと見つめていた

    「私たちも帰ろうか」

    「「うん!」」


    そのまま船に戻ったアーロン

    アーロン一味はその後どうする?

    dice1d2=1 (1)

    1ココヤシ村の面々に村のはずれに駐留するようすすめられる

    2船を停泊させるがしばらくは船上で様子見

  • 44◆39T/F3vkIAUR22/10/10(月) 22:41:39

    早々に拠点を手に入れたアーロン一味

    日ごろ何をしている?

    dice1d3=1 (1)

    1周辺海域の海賊を積極的に狩っている

    2ココヤシ村の雑事を手伝いながらたまにくる海賊を返り討ち

    3辺鄙な村で海賊も来ないので漁業をはじめる

  • 45◆39T/F3vkIAUR22/10/10(月) 22:45:25

    東の海に引っ込んでも好戦的

    ココヤシ村とは

    dice1d3=2 (2)

    1成り行きで助けた一件以降、全体的に遠巻きにされている

    2村の面々が積極的に一味と交流を持とうとしている

    3困りごとがあるときだけ相談にやってくる

  • 46二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 23:04:17

    これは、良いスレだ

  • 47◆39T/F3vkIAUR22/10/10(月) 23:07:25

    さては村民怖いものしらずだな?


    友好度 100に近いほど友好

    ココヤシ村の人々から一味の面々

    dice1d100=18 (18)

    一味の面々からココヤシ村の人々

    dice1d100=88 (88)

  • 48二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 23:08:07

    海賊だしなぁ……

  • 49◆39T/F3vkIAUR22/10/10(月) 23:12:19

    交流持とうとしてるけど友好度は低め

    接し方を探っている?魚人は見たことないだろうし

    一方一味の連中はグランドラインスタンダードの対応の反動でチョロくなっている・・・?


    ネームドキャラの一味に対する友好度

    ベルメール(補正10)

    dice1d100=86 (86)

    ノジコ(補正20)

    dice1d100=97 (97)

    ナミ(補正20)

    dice1d100=38 (38)

    ゲンさん

    dice1d100=78 (78)

  • 50二次元好きの匿名さん22/10/10(月) 23:14:20

    ナミだけ低いのキリバチ投げられらたからかな?

  • 51◆39T/F3vkIAUR22/10/10(月) 23:38:33

    ゲンさんはあの場で助けられたのを見てたのかな?


    すっかりアーロン一味に気を許しているベルメールとノジコ

    一方助けられたとはいえ怖い思いもしたナミは、自分以外のふたりが一味に好意的なのに不満そう

    「ナミ、お前また船着き場をうろついていたのか」

    「だって!最近誰も海につれてってくれないんだもん」

    「そりゃまぁ、アーロンたちが近海の海賊を退治してまわっているからなぁ」

    「村のみんなが言ってたよ。あいつら目当ての海賊がこのあたりの島に来てるって。そのかわりに商船が避けて航路をかえちゃってるんだって」

    みかん畑の片隅で膝をかかえるナミは、よっこいせと腰をおろしたゲンの方を見ようとせずに唇を突き出してむくれる

    ナミの言葉は事実で、外海に向けて開けた村一番の港には、村の漁船とアーロン一味の帆船しか停泊していない

    「けどな、その辺は彼らも理解しているぞ。買い出しもかって出てくれているし、少なくない額の金品まで納めているじゃないか」

    「海賊をやっつけるついでで、お宝だって海賊から巻き上げたものでしょ!」

    「うむ、それはそうなんだがな」

    アーロン一味の強さは、この東の海では別格だった

    話を聞いてみるとあの偉大なる航路が彼ら魚人の本拠地だという

    大きな声では言えないが、このあたりに駐屯する海軍でも歯が立たないだろう

    あれだけ暴れまわっては海軍に目を付けられるのではないかと、一味でも古参らしいチュウに尋ねたところ「それはない」と断言されたことを思い出す

    単に彼ら自身の強さを誇っての言葉ではないようだったが、ゲンには彼らの内情まではうかがい知れない

    「とにかく!私は海に出て海図を描きたいの!」

    やおら立ち上がりに拳を振り上げたナミは、ゲンが声をかける暇もなく駆け出していった

    「ナミ!…夕飯までには帰るんだぞ!」

    そう声を張り上げると、ナミは振り返って盛大に『あっかんべー』と舌を出してから坂道を駆け下りていった


    ナミはこのあと

    dice1d4=2 (2)

    1一味の船にもぐりこむ

    2ハチを泣き落として海に連れて行ってもらう

    3一味の住処に忍び込む

    4いつもの港と違うところから小舟で海にでる

    5?!

  • 52◆39T/F3vkIAUR22/10/10(月) 23:48:47

    「ハチー!」

    「ニュ、ナミかぁ。お前さっきクロオビに家まで送ってもらったんじゃなかったか?」

    「あれはね、キョウセイソウカンっていうのよ。私帰りたくて帰ったんじゃないもん!」

    ハチを見つけたナミは、さっそく足元にまとわりついて海に連れて行ってくれるよう頼む

    渋るハチに、しびれを切らしたナミはポケットに忍ばせた目薬を見えないようにささっとさすと

    「どうしてダメっていうの?ハチだって私の海図ほめてくれたじゃない。みんなが来てから、私一枚も新しい海図描けてないの。こんなんじゃせっかく覚えた描き方も忘れちゃうわ」

    「な、泣くなよぉ。わかった、近くの島までな。けど、おれも一緒に行くからな。ここんとこ物騒なんだ」

    「いいの!わーい、はっちゃん大好き!」

    「調子いいなぁ。ニュ~、アーロンさんには言えねぇや」


    ハチを泣き落としたナミ。近くの島までハチが小舟を押してくれることに

    出先で

    dice1d4=4 (4)

    1急に海が荒れて帰れない

    2島に着く前に海賊に見つかる

    3到着した島で海軍に呼び止められる

    4海から何かが現れた

  • 53◆39T/F3vkIAUR22/10/11(火) 00:30:42

    「うわああああ!!!」

    「なんだあ~?!」

    突如せりあがった海面から現れたのは

    「う、牛!?」

    「うげっ海獣!なんでこんな浅瀬に!」

    巨大な牛に似た海獣が、ナミの乗っていた小舟を弾き飛ばした

    とっさにハチがナミを抱えるが、海獣の角を掴みふたりそろって振り落とされないようにしがみついていた

    「なんで角つかむのよー!」

    「あんな高さから落ちたら、お前怪我するだろーよー」

    ハチの服を掴んで非難ごうごうのナミは、海獣が猛スピードで泳ぐ理由を見つけて目を剥いた

    「かか、か、海王類!」

    「アーロンさん!?」

    「えっ」

    同じく目を剥くハチは、海面に頭をもたげた海王類のさらに上を見ていた

    「…何をしてるんだてめぇら」

    「そりゃこっちの台詞だよアーロンさぁん!」

    「見てわからねェのか」

    そう言って振りかぶるアーロンの腕に握られているのは、愛用のキリバチではなく巨大な銛だ

    「狩りをしてるのさ」


    アーロンの狩りに巻き込まれたふたり

    怪我を

    dice1d3=1 (1)

    1ふたりともする

    2ナミだけする

    3ハチだけする

  • 54◆39T/F3vkIAUR22/10/11(火) 00:51:42

    「ごめんなァ、大丈夫かナミ」

    「全然平気!かすり傷よ、こんなの。それよりハチの方こそ大丈夫?」

    細かい擦り傷切り傷にじんじんと海水が染みるのを我慢するナミは、ハチの頭にできたたんこぶに目を向けていた

    ふたりはアーロンに襟首を捕まえられて、彼の船に乗せられている

    ハチのたんこぶは、アーロンが無言でゲンコツを落としてできたものだった

    「村の連中はしばらく海に出すなといったはずなんだがなァ、兄弟」

    「め、面目ねェ。その…おれが連れ出したんだ、面白い海流ができてるから見に行こうってよ」

    「人間が、それもガキが、どうやって海底で海流見物するんだよ」

    「えっ、それは…」

    「あっ、あの、アーロン…さん!」


    dice1d3=2 (2)

    1私が連れてってって頼んだの

    2なんであんなとこで漁してたの

    3さっきの海獣はどうするの

  • 55◆39T/F3vkIAUR22/10/11(火) 01:08:09

    「なっ、なんであんなのとこで漁してたの…ですか?」

    じろりと睨まれてハチの影に隠れようとするナミ

    ふんと鼻を鳴らしたアーロンは、ぐるっと周囲の海に目を向けた

    「ここいらの海賊どもはまるで手ごたえがねェからな。海王類を相手にでもしないと体が訛って仕方ねェのさ」

    「ふぅん」

    船の後ろには巨大な網にかけられた海王類が曳かれている。アーロンの部下が何人か海に潜って押しているようだ

    「あの海王類って食べられるの?」

    「おれたちは食べるけどなァ、人間はどうだろう。村についたら聞いてみるか。お前食べてみるか、ナミ」

    「うん、食べる!それじゃあ、あっちの牛は?」

    「あれも食うぞ」

    アーロンがぼそりと呟くと、船首の前を泳ぐ牛の姿の海獣、海牛がぶんぶんと首を振った

    「ねぇアーロンさん、あの子」

    dice1d3=3 (3)

    1かわいそうだから食べるのはやめよう

    2かわいいし飼ったらいいんじゃないかな

    3あんまりおいしくなさそうだよ

  • 56◆39T/F3vkIAUR22/10/11(火) 01:21:42

    「あんまりおいしくなさそうだよ」

    ナミの言葉に海牛はぶんぶんと首を縦にふる。目が血走って必死だ

    「それになんだか私の言葉がわかるみたい。ねえ、この子は放してあげたらだめかな」

    「まー、海王類だけでも食いきれないくらいだしなァ」

    階段に腰を下ろしたままのアーロンは、心底つまらないという顔で「好きにしろ」と海牛に向かって顎をしゃくった

    ハチの手助けで、海牛の首にかかった縄をはずしてやると、ぶもっと鼻息がかかってナミの前髪が逆立つ

    絆創膏の貼られた額を露わにして、ナミは声をあげて笑った

    その後ココヤシ村に帰投する船の後ろを、少し離れて海牛がついてきた

    「あの子ずっとついてくるね」

    「…」

    「ココヤシ村で飼ったらだめかな」

    「…」

    「アーロンさん、海牛の食べ物知ってる?」

    「知らん!おれに聞くな、勝手にしたらいいだろうが」

    足元にまとわりつくオレンジの頭をつぶさないようにじっとしていたアーロンがしびれを切らして声を荒げると、ナミは目を丸くしたあとにぱっと笑顔になった

    もうひと言二言どなりつけてやろうとしたアーロンの脳裏に、偉大なる航路で手を振っていた小さな人影が蘇る

    軽い足音を立ててハチに駆け寄る後姿を見るともなく見つめていた

    「ハチ、聞いて!あの子、ココヤシ村で飼うんだ」

    「にゅ~、そんじゃ名前をつけないとな」

    「うん。ウミウシ!」

    「にゅ?」

    「…モームはどうだ。チュッ」

    いつの間にか覗き込んでいた海牛が、チュウの言葉に何度も頷く


    さてココヤシ村では

    dice1d3=2 (2)

    1ベルメールさんが港に来ている

    2ノジコが港に来ている

    3ゲンさんが港に来ている

  • 57◆39T/F3vkIAUR22/10/11(火) 01:22:23

    今日はここまで
    日中書き込みできないので、夜に残っていたら続きを
    書けたらいいな…

  • 58二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 05:39:50

    保守

  • 59二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 11:45:32

    いいスレだ

  • 60二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 19:53:13

    保守する

  • 61◆39T/F3vkIAUR22/10/11(火) 23:08:10

    港に降り立つナミにノジコが駆け寄ってきた

    「ナミどこ行ってたの!」

    「えっ、いや~あはは…」

    「あんたね、笑ってる場合じゃないよ。今大変なんだから…」

    「ノ、ノジコ?」

    「あのね」

    dice1d3=2 (2)

    1ベルメールさん、かんっかんに怒ってるよ!

    2ベルメールさんのミカン畑、なくなっちゃうかも…

    3家に変なヤツがきてるの!

  • 62二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 23:14:17

    みかん畑の危機…!再開発でもあるのか?

  • 63◆39T/F3vkIAUR22/10/12(水) 00:07:06

    「えっ…!そんな、どうして?!」

    「わかんないよ!でもなんか悪そうな大人がたくさん来たの!いろいろ難しいこと言ってたけど、最後まできけなかったし」

    耳をそばだてていたノジコは、ベルメールに外に出ているように促されて港に走ってきたのだ

    「ゲンさんは?」

    「隣村に出かけちゃった。とにかく、早くもどらないと」

    子どもたちが青い顔で言い合っているのを尻目に、とっととねぐらに戻ろうと踵を返すアーロンだが不意に腰布をひっぱられ足を止めた

    「そっか、わかった。行こう、アーロンさん!」

    「ああ?」

    「こういうときはね、アタマ数をそろえるのが大事なんだって」

    「なんだそりゃ。誰の教えだよガキども」

    「「ベルメールさん」」

    「……。おいこら、それはともかく手を離せ。おれには関係ねェだろうが」

    「いやだぁ!アーロンさんも一緒に来てよ!」

    「そうよ、こういうときは男の人がいたほうがいいんだもん!」

    「う、うるせぇ…っ。そんなもん村の連中に頼め!」

    「「やだぁ」」

    「この…っ。オイ、ハチィ!お前がガキどもについていけ!」

    ついに足にすがりついてきたナミとノジコに、いたずらに手をあげることもできずに額に青筋を浮かべたアーロンは、海牛の首を撫でていたハチにいらいらと声を荒げたが、足元から一斉に抗議の声が上がる。

    「ハチじゃだめ!」「全然だめ!」

    「にゅ…」

    おれ何もしていないのに、と眉を下げるハチの肩を叩いたチュウが「なんでだよ」と尋ねると、子供たちは声をそろえてこう言った

    「「だって顔怖くないんだもん」」

    「クソガキどもが…!」


    血管がきれそうなアーロン、ノジコとナミに対して

    dice1d3=3 (3)

    1そこまで言うなら目にもの見せてやる、と二人を小脇に抱えてベルメールの元へ向かう

    2足にまとわりつくのをやめないので折れる

    3どう躾けられてんだ!と怒鳴りながらも二人の家に向かう

  • 64◆39T/F3vkIAUR22/10/12(水) 00:21:02

    「どう躾けられたらこんなクソ生意気になるんだ、クソっ」

    足元からひきはがしたノジコとナミをそれぞれ小脇に抱え上げたアーロンは、ふたりを放り投げるわけにもいかず一路ミカン畑を目指す

    さっきまで青い顔をしていた子供たちは、人間と段違いの魚人の脚力に泣きだすどころか声をあげて笑っていた

    (現金なもんだぜ)

    「人間のガキってのはもっとおとなしいもんじゃねぇのかよ」

    思わずぼそりと吐き捨てると、きゃらきゃらと笑い声をあげていたノジコが顎を反らしてアーロンを見上げた

    「アーロンさんは、おとなしい子どもと知り合いだったの?」

    無邪気な問いかけに男は答えられなかった

    軽口や嫌味のひとつやふたついくらでも口に出せると思っていたというのに、自分でもしくじったと自覚するほど不自然な沈黙を生んでしまった

    「アーロンさん、どうしたの?」

    「…あっ、いたいた!あいつら!」

    ナミの、まだ少し笑いが尾を引く質問をかき消すようにノジコが大きな声をあげて前方を指さした

    この辺りでは見慣れない、スーツを来た一行とやたらに立派な馬車がとまっている

    ベルメールは堅苦しい恰好の連中に囲まれて苦い顔をしていた

    すると

    dice1d4=4 (4)

    1ナミが腕を振りほどいてベルメールに駆け寄る

    2スーツの一行がアーロンたちに気付く

    3ベルメールがアーロンたちに気付く

    4アーロンが声をかける

  • 65◆39T/F3vkIAUR22/10/12(水) 01:23:19

    「おい、お前」

    猫の子をぶらさげるようにしてナミの襟首をつかみ、ベルメールに向けてつきだす

    「またガキどもが港をうろついていたぞ」

    何とかしろ、と低い声にため息をまぜて唸ると、ベルメールを取り巻いていた人垣が一歩後ろに下がった

    鬱陶しさを視線に込めて顔を向けると、さらに一歩後ずさる

    「見ない顔だな。団体客とは珍しいこともあるもんだ」

    ナミを抱きかかえるベルメールに、にこりともせず視線を落とすと、訝し気に見上げてくる目がはたと瞬きをした

    「あっ、ああー、そうなの。ちょっとね、急な来客で。もう約束してた時間だったかしら」

    「まぁな。…それで?そちらの余所者ご一行サマも招いてやるのか」

    無遠慮に身なりを観察したアーロンは、わざとらしく背中を丸めると、人垣のうちのひとりにぐっと顔を近づけて笑った

    吊り上がった口の端から、刃物のように尖った歯が覗き、見下ろされた人間は気圧されたのか手にした鞄を取り落とした

    もったいぶって膝を折ったアーロンは、鞄を掴んでゆったりとした動作で土を払うと「ほらよ、イイ鞄じゃぁねェか」と、およそ愛想とは程遠い狂暴な笑みを浮かべて見せる

    「あ、あ、いや、その…我々は、これで失礼しますよ。お伝えすることは伝えましたからね、頼みますよ」

    「はいはーい、どうも」

    おとといきやがれってのよ

    そそくさと退散する一向に、ベルメールが吐き捨てた


    アーロンは

    dice1d2=1 (1)

    1用が済んだので帰る

    2なんとなくその場に残る

  • 66◆39T/F3vkIAUR22/10/12(水) 01:25:03

    暴力を封印するとわりと早々に丸くなった(ように見える)
    今日はこのあたりで
    平日はあんまり書けない…またスレが残っていたら続きをぼちぼちしたい

  • 67二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 08:20:21

    保守

  • 68二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 16:03:31

    保守します

  • 69二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:33:26

    保守

  • 70二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 01:03:27

    保守

  • 71二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 07:30:33

    アーロンをすこれ

  • 72二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 12:28:34

    残るかな
    ほしゅ

  • 73二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:04:18

    アーロンさんを味わいてぇ...

  • 74◆39T/F3vkIAUR22/10/13(木) 23:32:37

    残ってた!
    憤慨するベルメールさんを尻目にとっとと退散しようとするアーロンから

  • 75◆39T/F3vkIAUR22/10/13(木) 23:36:59

    「ね、待って」

    やかましいガキどもも離れたことでやっと帰れると立ち去ろうとするアーロンにベルメールが声をかけた

    「まだお昼食べてないなら一緒にどう?今日も自信作なの」


    アーロンは

    dice1d2=2 (2)

    1食べていく

    2断る

  • 76二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 23:44:24

    主さんおかえり!待ってました!

  • 77◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 00:14:00

    海域を問わず暴れるアーロン一味に対して、村の連中は拒絶こそしないものの遠巻きしていた

    そんな中でも物好きはいるもので、このベルメールという女はその筆頭だった

    友人に話しかけるような気安い言葉に歩みが鈍るが、アーロンは返事もせずに来た道を戻ろうとする

    「ちょっと!無視するなんてひどいじゃない」

    背後に駆け寄ってくる気配も黙殺していると、不意に肘のあたりをあたたかな体温が掠めた

    「っ!」

    「うわっ」

    何か考えるより先に腕を引いていた

    半身を返す勢いに、派手な柄のシャツが翻る

    振り返った先、思いのほか間近にいたベルメールが目を丸くして見上げていた

    「ご、ごめん…」

    アーロンの剣幕に伸ばした手を中途半端に引っ込めたのか、力なく曲がった指が所在なく空をかく

    不敵な笑みを浮かべてばかりの口元が笑おうとして引きつっていた

    「……」

    開いた瞳に映りこむ自分がどんな顔をしているのかわからないが、アーロンは自身の過剰な反応に内心でうろたえていた

    たかが人間じゃねェか

    腕を引かれるくらいなんてことないだろうに

    現に、ナミやノジコに鬱陶しいほどまとわりつかれても、こんなあからさまな拒絶を見せることはなかった

    疎ましく思うだけで、振舞いを制御できていたというのに

    アーロンは薄く口をひらいたものの、取り繕う言葉も思い浮かばず黙り込む


    すると

    dice1d4=3 (3)

    1ベルメールがその場をとりなす

    2ノジコが駆け寄ってくる

    3ナミが飛びついてくる

    4?!

  • 78◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 00:14:24

    >>76

    ありがとうございます!

  • 79◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 00:30:27

    「アーロンさん!」
    声を弾ませたナミが、アーロンの腰のあたりにとびついた
    前髪のすきまから、真新しい絆創膏がのぞく
    「あのね、少しだけど新しい海図が描けたの。うまくできたんだよ、ねぇ見てみて!」
    「でかい声出すんじゃねェよ、うるせェなぁ。今度にしろ」
    「やだ!いま!今日!」
    「なら後で見るから貸せ。まったく…」
    ぐいぐいと押し付けてくる図面を掴むアーロンに、見たらほめてね!と顔をかがやかせるナミ
    褒めるのが前提なのかよと、怖いものしらずの図々しさに眉をしかめる
    「あんまりアーロンのこと困らせるんじゃないわよ、ナミ」
    オレンジの頭を荒っぽい手つきで撫でるベルメールはいつもの調子で白い歯を見せていた
    なぜかそれにほっとして、アーロンは鼻白んだ
    「…じゃあな」
    その場を離れたい一心で、誰に言うでもなくひと言吐き捨ててミカン畑に背を向ける
    「ねえベルメールさん、さっきの奴らなんだったの?」
    「うーん、私のファンかな?」
    「絶対ウソ!」
    「なーんですってぇ!ノジコ~、私にファンがいたらおかしいかしらー?」
    「きゃはは、ウソだウソー」
    「もうっ、ベルメールさんもナミも!あたし真面目に聞いてるのに」
    背中に一家の明るい受けながら、そういえば、とアーロンの頭を小綺麗な身なりの連中がよぎった
    やけに鼻につく野郎どもだったが、一体何者だったのだろうか
    そう思ったのも一瞬で、ミカン畑を抜けるころには奴らの顔も忘れていた

  • 80◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 00:32:33

    この時点でのアーロンの好感度(100に近いほどよく思っている)

    ベルメール

    dice1d100=14 (14)

    ナミ

    dice1d100=90 (90)

    ノジコ

    dice1d100=70 (70)

    村の面々

    dice1d100=3 (3)

  • 81◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 00:35:37

    意外性の欠片もないな


    この時点でのアーロンの強さ

    100に近いほどジンベエ並み(最低保証50、50以上の場合、心意気補正+10)

    dice1d100=53 (53)

  • 82◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 00:36:57

    この時点でのアーロンの強さ
    63
    過去回想時のジンベエを100、原作過去アーロン50とするとそこまで劇的ではないかな

  • 83二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 00:53:22

    続きだ!ありがてえ!!

  • 84◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 01:19:54

    他の村人に比べるとマシではあるものの、ベルメールに対しても頑ななアーロン

    翌日、海賊船を一隻沈め、近くを哨戒していた海軍をおちょくりながら海に落とした海賊どもの世話をさせたアーロン一味は、酒をあおりながら回収した宝を広げていた

    「そりゃ海図ですか、アーロンさん」

    賑やかな同胞たちから距離をおき、空いた椅子にかけた足にひっかけるように海図を広げるアーロンにチュウが声をかける

    酒瓶を傾けてまぁな、と唸るアーロンが海図を寄越す

    「見事なもんだ。あのオレンジのガキが描いたものでしょう?」

    ナミの測量の腕は確かなもので、海に精通する魚人の目から見ても精度の高い海図を描いていた

    「お前らが連れ歩くせいで、描いた端から見ろだの褒めろだのうるさくてかなわねェよ」

    「はっ、うるさいのは違いねェ。…チュッ。でもまぁ、人間っつってもガキはなんだかんだ素直ですね。ナミもノジコも、船のうえではおれ達の言うことをちゃんと聞く」

    海図をアーロンに返したチュウは、伸びた口元をゆるめてそう話しながら不自然に言葉を切った

    コアラと同じだ、そう続けようとしてやめたのだと察しがついたから、アーロンは黙って酒瓶に口をつけた

    「ガキどもといえば…ミカン畑のあたりで妙な連中を見ましたぜ」

    「妙?」

    露骨な話題変更よりも、妙な連中という言葉がひっかかりアーロンは片眉を吊り上げる

    チュウのざっくりとした説明からも、昨日追い払った連中だということは察しがついた

    「どうも、友好的とは言い難い雰囲気でしたよ」

    言うだけ言ってチュウは同胞たちの騒ぎの輪に戻っていった

    もう日は傾いて、住処の周囲は薄暗がりに満ちている


    アーロンは

    dice1d4=1 (1)

    1港に向かう

    2ミカン畑に向かう

    3村で一番見晴らしのよい丘に向かう

    4?!

  • 85◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 01:32:21

    それからひとり離れてさらに数本瓶を空にしたアーロンは

    散らかったテーブルに酒瓶を置くと、盛り上がる同胞たちには声をかけず住処を抜け出した

    今夜は騒ぎに加わる気分ではなかった

    だらだらとしているうちに夜は暮れ、真面目な村民たちは眠りについているらしく、港へ続く道はひっそりと静まり返っていた

    暗い深海でも見通すことができる魚人の目には、月明かりだけでも十分な光源だった

    なんの目的もなく港に足を向けたアーロンは、もののついでに自らの船の様子を見ようと村の正面を外れた奥まったあたりを目指した

    村人たちの船から離れて、一味の船はぽつんと停泊している

    誰もいないだろうと足音を忍ばせることもなくずかずかと歩み寄ると、防波堤が一部だけ不自然に盛り上がっている

    (あれは)

    側頭を借り上げた特徴的な髪型が見える。ベルメールだ


    アーロンは

    dice1d4=2 (2)

    1黙って船の様子を見る

    2見なかったことにして戻る

    3声をかける

    4?!

  • 86◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 01:34:53

    クソボケの片鱗が見えてきた気がする
    本日はここまで
    明日も書き出しは深夜になりそうなので、よければアーロンやベルメールさんやふたりの周辺など雑談の場にご利用くださいー
    アーロン×ベルメール×アーロンでカプ語りもぜひぜひ

  • 87◆39T/F3vkIAUR22/10/14(金) 01:36:22

    昼間一回自分でも保守いれたんですけど、スレ保守って大変ですね
    保守いれてくれるみなさんありがとうございます
    ゆるっと楽しんでください

  • 88二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 02:10:33

    クソボケアーロン好きだからその片鱗が見えてきて嬉しい

  • 89二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 10:47:24

    見なかったことにするなよ~~~話しかけろよ~~~と嘆く自分とアーロンさんだからそれでいいんだ...と安心している自分がいる
    クソボケアーロン..

  • 90二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 20:00:33

    保守

  • 91二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 23:52:02

    保守

  • 92二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 04:53:30

    保守

  • 93二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 12:40:16

    保守

  • 94二次元好きの匿名さん22/10/15(土) 20:37:11

    保守

  • 95二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 00:19:01

    ほーしゅっしゅっしゅ!

  • 96二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 08:30:09

    保守

  • 97二次元好きの匿名さん22/10/16(日) 18:42:57

    保守保守の実

  • 98◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 00:10:18

    人影に気付いたアーロンは、思案するように月明かりを見上げたかと思うとため息をついて来た道を戻ろうとした

    ざり、とサンダルが土を噛む音に水が跳ねる音が重なる

    思わず振り返ると、防波堤に人の姿がない

    (落ちたのか?)

    耳をすませても夜の静寂には潮騒のほかに状況を推測する音は聞こえない

    酒瓶を握る手に力がこもる

    おれには関係ない

    ガラスを隔ててどぷりと液体が波打つ感触が、生ぬるく手のひらに伝わった

    「…チッ」

    鋭い舌打ちとともにアーロンの手から酒瓶が落ちる

    防波堤に駆け寄るよりも船の間から海に潜ったほうが早い

    波間をくぐって夜の海をかきわけるアーロンは、一体何をしているのだろうと眉をしかめていた

    人間ならば鼻先さえ見通すことのできない冷たい暗がりの向こうに、白い手足が見えた


    dice1d2=2 (2)

    1近付くとベルメールがこちらに気付く

    2ベルメールが気づく間もなく最短で抱え上げて浮上する

  • 99◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 00:16:55

    水のなかで魚人の推進力に勝るものはそうそう存在しない

    瞬く間に距離を詰めたアーロンは、相手の顔も見ずに胴に腕をまわすとそのまま真っすぐ上へ浮上した

    「げっほ、げほっげほっ…!」

    物干しに提げられた洗濯物よろしく、アーロンの肩に担ぎあげられたベルメールが盛大に咳きこむ

    アーロンは

    dice1d3=1 (1)

    1無言で港にもどる

    2何バカなことしてんだ!と怒鳴る

    3ベルメールを持ち直して顔を見る

  • 100二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 00:49:38

    このレスは削除されています

  • 101◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 00:50:50

    ちょこちょこ鯖落ちしますね
    月曜になったからか・・・

  • 102◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 00:52:50

    背中のあたりで咳きこむ声に顔をしかめるも、何を言うでもなくベルメールを肩に担いだまま港を目指す

    「ちょっと!なに?なんなの!」

    まだ咳をひっかけたいがらっぽい声を張りあげるベルメールは、自分を抱えているのが誰かわかっていないようだった

    説明するのも面倒に思うアーロンは泳ぎに億劫さがにじみ出ており、防波堤までがやたらと遠かった

    そうしている間に、ひとしきり周囲を見渡す気配がとまったかと思うと首のあたりを張り飛ばされた

    「離せってのよ、この!」

    「いてェ!」

    波音も掻き消えるほどの破裂音とともに、アーロンはたまらず怒声をあげた

    首に沿って開いたえらを叩かれたのだ

    腕力と無関係に、脊髄の中心を痛みが駆け抜ける

    「えっ、アーロン?あんたアーロン?」


    dice1d3→3

    ・文章一部ダブってたので削除して上げなおし。ダイス結果は保持

    1むすっとして答えない

    2なにすんだ!とどなる

    3そうだよ、と怒りを押し殺して返事する

  • 103◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 01:02:12

    「……、ああそうだよ」

    ぎざぎざの歯の隙間から怒りを押し殺して答えると、首筋にほのかな熱がともり反射的に身を固くする

    「ご、ごめん。痛かったわよね…」

    アーロンが肩をこわばらせたため、ベルメールは彼の首にあてた手を同じようにぎくりと引いた

    「……」

    肩に担いだ女が所在なさそうに身をよじってこちらを窺うのがわかる

    今しがたぎゃんぎゃん噛みついてきた勢いが嘘のようにしおらしい

    「…泳いでる間はそこ触るな」

    「っ、ええ、わかった」

    ごめん、ともう一度謝る声にも力がない

    そうしていると防波堤にたどり着いた

    アーロンは


    dice1d3=1 (1)

    1声をかける

    2黙って岸に押し上げる

    3ベルメールの顔を見る

  • 104◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 01:24:54

    「別に止める義理もねェが、海ではやめろ」

    「ん?」

    「見つけりゃ助けねェわけにもいかねェんだよ。かといってうまい事死におおせられても始末が面倒だしな」

    「おっと、もしかして私、入水したと思われてる?」

    防波堤に上がれるよう、肩からおろそうとするアーロンの腕に手を重ねたベルメールは、よく見なさいよ、と呆れまじりに言いながら正面にまわる

    「こんながっつり泳ぐつもりのカッコで、そんなことすると思う?」

    夜目が利かずとも、水滴が流れ落ちる肌が月明かりを受けて暗がりに浮かび上がる様をはっきり目にすることができただろう

    水着を着たベルメールが、背中に張り付いた髪を首の横から前へと流す

    「ほら、泳ぐ気満々でしょ」

    中途半端に岸辺に押し上げようとした体勢で、ベルメールの人を食ったような笑みが見下ろしてくる

    体を支える腕に、畑仕事で日に焼けた境目が肘の上あたりについていた

    首と腕と、普段日差しに晒されている部分と、そうでないところが、月明かりしかない夜のもとで視覚的に示されている

    納得した?

    ベルメールが小首を傾げてみせると、アーロンは眉間にしわを寄せてそっぽを向き、まあな、とむすっと返した

    アーロンは

    dice1d3=1 (1)

    1それ以上は何も言わず、岸に押し上げる

    2何かあったのか、とつっこんだ質問をする

    3?!

  • 105◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 01:29:19

    黙ってベルメールを岸に押し上げるアーロン

    これで面倒ごとも終わったと思っているとベルメールが声をあげた

    「あれ、服がない」

    「お前…」

    「待って待って、それは違うから。ふつーに上も下も着て来てるから」

    背中を丸めて辺りを探しながら、参ったな、と呟くベルメール

    アーロンは

    dice1d3=1 (1)

    1まあなんとかするだろうと岸にあがって帰ろうとする

    2仕方がないから周囲の海を探してやる

    3自分が着ているシャツを投げつける

  • 106◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 01:37:42

    勢いをつけて岸辺に降り立ったアーロンは、すっかり酔いも醒めてしまったと不機嫌に背中を丸める

    落とした酒瓶も割れてしまったと思うと、このまま船にあがって風に当たる気にもならなかった

    (疲れただけだったな)

    溜息をぐっと飲みこんで歩きだそうとしたのだが

    「…なんだ」

    服の裾をひっぱられ足をとめる

    相手は悪びれた様子もなく笑いながら

    「ね、これ貸してくれない?」

    そう言ってくいと布地の引っ張る手は、こちらが嫌だと言ったところで話す気はないだろうという意思を感じさせた

    アーロンは

    dice1d2=2 (2)

    1服を貸す

    2貸さない

  • 107◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 01:43:58

    「なんでおれが」

    「いいじゃない、減るもんじゃなし。ちゃんと洗って返すわよ」

    「そういうことじゃねェんだよ」

    「なによ、こーんな美女が水着で夜道を歩くなんて危ないって思わないわけ?」

    「痴女の間違いだろ」

    「誤解も甚だしいわ!あのね、夜間水泳はケンゼンな趣味だから!だいたい…っ、だいたい、いつもこんなことしてるわけじゃないわよ…」

    頑なにシャツを貸すことを拒むと、ベルメールはいつもの調子で物怖じもなく噛みついてくる

    しかし、それも自らの言葉で尻すぼみに勢いを失っていった

    アーロンのシャツを掴む手に力がこもってしわになっている

    アーロンは

    dice1d3=1 (1)

    1シャツを貸す

    2何かあったのか尋ねる

    3ベルメールの手を振りほどく

  • 108◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 01:57:41

    なんか1ばっか出る


    アーロンは思い切りしわを寄せた眉間を親指と人差し指でぐっと押すと、大きなため息をついてシャツを脱いだ

    ベルメールが俯いた顔を上げると、それを隠すように派手な柄のシャツが広がる

    いつも強気な女が伏し目がちになる理由など、興味はないし知りたくもなかった

    そして、魚人である自分が身に着けていたものを貸してくれなどという女が、実際にそれを手にしたときにどんな顔をするのかも見たくなかった

    「ギャーギャーうるせェなァ。そいつはやるから捨てるなり好きにしろ」

    「アーロン」

    「…てめぇの言う通り貸してやっただろうが。まだなにか」

    言いながら、振り返ったアーロンは後悔した

    人間の言うことなんぞ無視して行っちまえばよかった

    そうすれば、

    「ありがとう」

    「…」

    そうすれば、やたらと大きいシャツに袖を通すベルメールが、ミカン畑で見せるのと同じ顔で笑うところなど見ずにすんだというのに

    皮肉のひとつでも返せればまだ違ったのかもしれない

    しかしアーロンは不格好に口元をわななかせると、結局何も言わずに踵を返すことしかできなかった


    ここで好感度。友好度にプラス

    ベルメールさんは一味への好感度と同数値だったということで

    100超えたら恋愛感情かな?

    アーロン→ベルメール(友好度14)

    dice1d100=27 (27)

    ベルメール→アーロン(友好度86)

    dice1d100=23 (23)

  • 109◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 01:59:10

    アーロン→ベルメール(友好度14)

    dice1d100=27 (27)+14→41

    ベルメール→アーロン(友好度86)

    dice1d100=23 (23)+86→109


    アーロンさん手強い

  • 110◆39T/F3vkIAUR22/10/17(月) 02:00:58

    というところまでで・・・
    今週書き込むの難しいので、おそらくここまでになるかなと
    中途半端ですが、おつきあいありがとうございました!
    ダイススレでテンポよく進めるの、本当に難しい!ということがよくわかりました

  • 111二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 02:23:02

    乙です
    なかなかアーロンさん素直にならないな…

  • 112二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 12:23:08

    保守

  • 113二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 18:27:22

    これは名作だあ

  • 114二次元好きの匿名さん22/10/17(月) 23:54:35

    保守

  • 115二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 07:09:17

    保守

  • 116二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 16:02:18

    保守

  • 117二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 22:29:42

    保守

  • 118二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 04:18:16

    保守

  • 119二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 12:31:54

    保守パーク

  • 120二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 22:22:22

    保守

  • 121二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 01:45:53

    保守

  • 122二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 11:52:11

    保守

  • 123二次元好きの匿名さん22/10/20(木) 21:32:24

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 07:03:54

    保守

  • 125二次元好きの匿名さん22/10/21(金) 16:44:50

    保守

  • 126二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 00:26:57

    保守

  • 127二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 11:35:28

    保守

  • 128二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 22:05:00

    保守の量を見るにこのCPに脳を焼かれた仲間がけっこういるな…

  • 129二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 01:27:01

    仲間がいるよっ!

  • 130二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 09:07:28

    ベルメールさんとクソボケアーロンさんが俺の脳を焼いたせいで...

  • 131二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 20:21:27

    希望があって好きな概念だ…クソボケアーロンさん頑張れ

  • 132二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 04:45:24

    いつまでも待つ…

  • 133二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 15:31:54

    保守

  • 134二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 20:27:33

  • 135二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 06:12:48

  • 136二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 13:52:37

    保守します

  • 137二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 23:15:50

    保守

  • 138二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 09:30:31

    保守

  • 139二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 15:42:41

    つい先程焼かれたばかりなので…(保守)

  • 140二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:21:55

    希望を込めて

  • 141二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:35:29

    保守

  • 142二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 08:14:30

    保守

  • 143二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 15:40:12

    保守

  • 144二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:06:16

    保守

  • 145二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 07:01:29

    保守

  • 146二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 18:11:57

    ニュ〜 保守

  • 147二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 18:19:01

    保守

  • 148二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 01:12:36

    保守
    …戻ってこないかなぁスレ主さん…

  • 149二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 11:15:29

    保守

  • 150二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 23:05:36

    保守

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