【SS】【♂トレ×ウマ】お家デート

1二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:48:11

※キャラ崩壊注意
※キス描写があるので注意

「………………………。」
「デートの日に限って何故このような天気に…。」
「この大雨じゃ予定通りには出来ないね…。」
「これからどうしましょうか……。」
「フラッシュが良ければの話だけど…。」
「俺の家に来ない？」
「………えっ？」

2二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:48:50

「あの…トレーナーさん…。」
「本当に…良いんですか…？」
「俺は構わないよ。」
「…！」
「では…お邪魔しますね…。」

「トレーナーさん…お掃除もちゃんとされてるんですね。」
「意外だったかな？」
「いえ、私の事だけでなくトレーナーさん自身の事も抜かりなく行なっている事に感心しました。」
「ありがとう！」

3二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:49:25

「さて…。」
「これからどうしようか…。」
「もうすぐ12時か……。」
「………お腹が空いてきましたね。」
「じゃあ何か作るよ。」
「！」
「ありがとうございます。」

エイシンフラッシュに料理を出す為に家にある食材を確認したが…
(パスタくらいしか出せないか…。)
(あとは付け合わせのサラダくらいか…。)
「トレーナーさん。」
「何かお手伝い出来る事はありますか？」
「俺1人で大丈夫だよ。」
「いえ、トレーナーさんに任せきりでは申し訳ないですから…。」
「分かった。」
「じゃあ野菜を切ってもらっても良いかな？」
「はい、お任せください。」

4二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:49:27

わっふる！わっふる！

>>17

5二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:50:03

「…これで完成でしょうか？」
「手伝ってくれてありがとう。」
「いえ、このくらいは当然です。」
「…トレーナーさんは料理もお上手なんですね。」
「一人暮らしだし、これくらいは出来ないと困るからね。」

「では…いただきます。」
「いただきます。」
「……！」
「美味しいです…！」
「口に合ったようで何よりだよ。」
エイシンフラッシュは自分の作った料理に満足しているようだ。

6二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:50:32

「「ごちそうさまでした。」」
「とても美味しかったです。」
「ありがとう。」
「そう言ってもらえるとすごく嬉しいよ。」
「皿洗いをしてくるからのんびりしてもらって良いよ。」
「手伝ってもらうほどの量でもないからね。」
「…申し訳ありません。」
「ではご厚意に甘えさせていただきますね。」

7二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:51:05

「次は何をしようか…？」
「そうですね…………。」
「一応ここの棚に映画のDVDがあるけど…。」
「映画ですか。良いですね。」
「私が選んでもよろしいですか？」
「もちろん。」

「この映画は………。」
「ゾンビものだね。」
「えっ………！？」
「……………ほ、他の映画にしましょう。」

8二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:51:40

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9二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:52:13

「…ではこちらの映画にしましょう。」
「確認ですが、ゾンビは出てきませんよね？」
「ゾンビは出てこないね。」
「ただ…。」
「刺激的なシーンがあって…。」
「刺激的なシーン…ですか？」
「ですが私はもうそれで恥ずかしがるような歳ではないですし…。」
「それにこの映画は18禁でもないので大丈夫だと思いますが…。」

「………………………。」
「思っていた以上に刺激的でしたね……。」
「ちゃんと伝えておくべきだったね。」
「ごめん。」
「いえ…選んだのは私ですから…。」
「それに…映画自体はとても楽しめました。」
「楽しんでもらえたなら何よりだよ。」

10二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:52:54

「…………………。」
「あの…トレーナーさん…。」
「どうしたの？フラッシュ。」
「…………………。」
「その……………。」
「キ…キスをして欲しいのですが…。」
「…………………。」
(や、やっぱりこんな事をお願いするのは間違っていたんでしょうか…。)
(引かれてしまったかもしれません…。)
「い、今のは忘れてください…。」
「ちょっとした気の迷いですから…。」
「フラッシュ。」
「じっとしてもらっても良いかな？」
「え…？は、はい…。」
自分の顔をフラッシュに近づけた。
「！」
そして……………。
「んっ…………………。」
「………………………。」
「…………………はぁっ。」

「………………………。」
「あ、ありがとうございます………。」
(こんなに早くキスをするなんて予定外です…………。)
(でも…悪くはないですね……。)

11二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 19:54:27

それから2人で他愛もない話をしていた。
そして…。

「……！」
「雨が止んだみたいですね。」
「かなり時間も経っているようですし、そろそろおいとまさせていただきますね。」
「学園まで送っていこうか？」
「いえ、それは流石に迷惑ですから…。」

「今日はありがとうございました。」
「こっちも楽しかったよ。」
「ありがとう。」
「あの…トレーナーさん。」
「機会があればまたトレーナーさんの家に来てもよろしいでしょうか？」
「Die Zeit, die ich mit dir verbringe, ist das, was ich am meisten schätze.」
「だからいつでも待ってるよ。」
「……っ！」
「………ありがとう、ございます。」
エイシンフラッシュとの間に、かけがえのない絆を感じたひとときだった……。