- 1二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:29:56
カフェトレにも「視える」「聞こえる」「触れる」「喋れる」ようになった世界
カフェと、カフェと同じ姿のお友だちが迫るスレです
初代
ここだけカフェの姿のお友達が|あにまん掲示板カフェトレが見えていないと思って日常的に身体にまとわり付いたり顔を頬に擦り寄せたりベッドに潜り込んだりしている世界なおカフェトレにはしっかり見えている上感触も少なからず感じているが懸命に耐えているもの…bbs.animanch.com前スレ
ここだけカフェの姿のお友達が その2|あにまん掲示板カフェとカフェの姿のお友達がカフェトレに迫るスレですまえhttps://bbs.animanch.com/board/1240198/bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:33:41
10まで保守します
- 3二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:34:20
ありがとう!!!
- 4二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:36:47
お友だちは見えてないと思って日常的にカフェトレのお風呂にこっそり乱入したりお布団にこっそり潜り込んだりしています
途中から見えることがバレたので好意を隠さないようになりました - 5二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:37:15
ロリになってみたらカフェ&トレからかわいいかわいいされてたじたじになるお友達もアリだと思うんですよ私は(続行)
- 6二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:37:55
カフェとお友だちとカフェトレはカフェトレサンドと呼ばれています
3人でお風呂入る場合、カフェとお友だちがカフェトレを前後からサンドしそうだよねってところからこの呼び名になりました - 7二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:38:34
- 8二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:43:29
カフェトレサンドは名物
- 9二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:44:34
前スレ27とか94とか104とか110とか167とか書いた奴ですけど、一般的にお友だちの一人称って何なのだろう?
自分は「ワタシ」にして、口調もちょっと荒っぽい感じにしてるつもりなんだけど
他の二次創作みてると「俺」とかが多いしやっぱりそうなのかな? - 10二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:46:35
口調が荒めなのは概ね共通認識っぽいけど、一人称は「俺」の方が若干多いかな?「私」系も普通に見る
- 11二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:51:15
「……あんまり可愛くないよ、それ」
「何? 俺のなにが可愛くないんだよ」
「その……俺って言い方」
「って言われても……俺は俺だしな。カフェだって私って言い方に可愛いとか可愛くないとか、特に何も考えてないだろ」
「トレーナーさんは……どっちが好き……かな」
「な、なんで急にあいつが出てくるんだよ!」
「別に……私が急に俺って言い出したら、可愛いと思ってくれるかな、って……思っただけ」
「……ふ、ふーん……」
「……でも……やっぱり俺は、私らしくないって、言われるかもしれないね。……うん、私の方が、いい……かな」
「そ……そーなんじゃないか、それでいいと思うぞ……わ、ワタシ……も」
「……え? いま……」
「な、なんだよ! うるさいぞカフェ! トレーニングだろ急いだ方がいいぞ俺……ワタシのことは気にせず行けほら!」
「う、うん……? じゃあ、行ってくるね。また……夜に」
「……おう、いってらっしゃい」
(……別に、あいつにどうとか思われたいとかじゃないんだからな。アレだ、俺……わ、ワタシのせいでカフェが悪い大人になったら嫌だからお手本になってやってるだけだ。そうだ、そうに決まってる……)
みたいな過去を幻視しましたがどうかしらね… - 12二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:51:26
- 13二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:51:38
- 14二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:52:54
- 15二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:53:51
- 16二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 21:55:44
- 17二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 22:00:45
他にもSSやイラスト描いてくれる人がいたらさらに伸びるかもだけど高望みはできんね
- 18二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 22:12:12
それは仕方ないね
ゆっくり続けてもしビビッとくる人がいたら参戦してくれると嬉しいね - 19二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 22:16:06
この世界のお友だちはマックちゃんのことどう思ってるんだろうね
カフェトレとマックちゃんの間でやきもきしたりしないかなしてほしいな - 20二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 22:36:26
「やあトレーナーさん。また遊びに来てやったぞ」
「いらっしゃい。今日はどこ行ってたの?」
「……え?」
「え? いや……いつもカフェと一緒なのに今日はいなかったからさ」
「…………べ、別にどこでもいいだろ」
「あ、ああ……もちろんいいよ? ごめん、ちょっと気になっちゃってさ。普段は僕たちと一緒にいるけど、たまに居なくなる時はどこで何をしてるんだろうって」
「ふ、フン。ワタシにだって用事や顔を見ておきたい奴がいるんだ」
「へえ……ウマ娘特有の、運命的な出会いってやつかな? 全く知らないはずなのに何故か他人とは思えない。初対面なのに心の深いところでつながり合ってるように感じるっていう」
「そんなトコだ。……まあ、ワタシの場合はそんなぬるいもんじゃないぞ? もっとすごいやつだ」
「へえ……気になるなぁ」
「な、なんで気になるんだよ! 面白いことじゃないだろ!」
「じゃなくたってさ。キミのこともっと知りたいって思ったらダメかな?」
「っ……ばか! ワタシのことなんか面白くないっての!ばーかばーか!」
「ひどいなあ、あはは。さてと……僕、お風呂入るけど……どうする?」
「……いく」
「カフェには内緒だからね。ずるいって言われちゃうから」
「…………うん」
(殺し文句め……くそっ)
あれ……マックちゃんのこと書くはずだったのに結局カフェトレとお友だちがイチャついてるだけになった……あれれれ - 21二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 22:50:37
なんか後方腕組み親父面やってそうなイメージがあるわね
トレーナーさんはたらし…………… - 22二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 22:51:52
彼氏面なのか親父面なのか……
- 23二次元好きの匿名さん23/01/03(火) 23:00:01
「あああああのイクノさん!? 本日なのですけれど!」
「はいマックイーンさん。今夜もアレですね?」
「そ、そうですわ! 今夜も……そのあの」
「ええ、重々承知しています。サメ映画、用意しておきます」
「えっ!!?」
「え? ……もしかして違いましたか」
「ちがっ……うわけありませんわ! さすがイクノさんですわ、私のことはもう何も言わずとも理解してくださいますのね!」
「ふふ、そうとまではいきませんが……マックイーンさんとはもう深いお付き合いですから」
「イクノさんったら……♥」
(頑張れよマックイーン……でもちゃんと話した方がいいと思うぞ、ワタシも人のこと言えないだろうけど)
と言った具合にマクイクを気ぶっててほしい - 24二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 03:08:07
このスレのカフェトレサンドは二人の子孫の前に現れて気ぶりを続けてそうだし見える体質持ちには三人で砂糖吐きそうなイチャつきを続ける困ったご先祖様扱いされてそう
- 25二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 09:56:19
カフェの子孫ならまだしも、もしお友だちの子孫全員見えるとかだったらものすごい人数になるな
- 26二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 10:18:30
なんて迷惑なご先祖なんだ…
- 27二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 10:19:40
子孫たちが、霊体になってまでイチャつき続けるカフェトレサンドのことを、どこにでも現れる気ぶりファン妖怪みたいなこと言い出すのか
- 28二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 15:42:44
自分達もイチャつきながら後方腕組み親父面するお友達とやきもきするトレカフェ………
普通に有用なアドバイスも飛んでくるから邪険にもしにくい子孫………… - 29二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 18:52:05
本当に迷惑なご先祖だ…
- 30二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 19:14:52
たぶん守護霊としては滅茶苦茶強いよ
砂糖吐きそうになるのが霊障かもしれないけど - 31二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:18:36
一族に伝わる縁結びの神様みたいな扱いになってそう
- 32二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:30:34
子孫概念でSS書くとするとカフェたちが死んでるっていう悲しいこと考えちゃって指先震えて書けない
- 33二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:47:44
カフェ以外にも霊感持ちっていたっけ?
現代でもカフェと勘違いされたりサンドイッチされてるのを目撃されてスキャンダル扱いされてそう - 34二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 22:58:10
多分いないと思う…おそらく
- 35二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:01:59
- 36二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:21:41
困ったときのタキオンパワーもあるし三女神パワーもある
- 37二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:22:57
オカルトに頼りたくないんや!
- 38二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:30:03
代わりに「ふと自分達が亡くなったあとも皆で一緒にいられるか不安になってしまったカフェ達を慰めるお友達」のお話はいかがでございましょう
- 39二次元好きの匿名さん23/01/04(水) 23:33:29
- 40二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 01:48:35
数十年後の世界に飛ばされたカフェトレが未来でカフェやその娘たちと出会ってイチャつく話みたいなのを書いてるはずなのに全然違う展開になっててどうしようって頭抱えてるけど大丈夫かな大丈夫だよねなんとかなるよねなんとかする
おかしい最初は子孫たちにいちゃつくご先祖たちやばいよって話の流れにするはずだったのにもう私の手を離れて勝手に話が作られてしまう - 41二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 01:54:25
ここの概念とも全然違う結末になりそうなので二千字くらい書いたけど没にします
- 42二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 02:11:57
正直もったいないので投下してくださるとありがたいっす
発祥がここなんできっと大丈夫! - 43二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 08:02:25
カフェトレがカフェとお友だちの両方に好意を向けられているという前提条件さえ満たせば、スレ違いにならないはず
- 44二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 09:48:51
- 45二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 09:49:35
- 46二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 09:58:37
- 47二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 10:03:10
- 48二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 11:33:19
- 494423/01/05(木) 15:50:20
めっちゃざっくりそんな感じですね
- 50二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 16:21:46
- 51とあるカラオケ店員の手記①23/01/05(木) 22:27:01
これは、私がカラオケ店でバイトしていた時の話です。
トレセン学園近くにあるこの店は学生やトレーナーさんたちの利用がとても多く、特にレースを控えたウマ娘たちが歌の練習に訪れることがよくありました。
ただ、注意しなければならないことも────
考えたくもないことですが、当店の個室には監視カメラが設置されておりません。されている店の方が少ないかとは思いますが、それでも先にそれを説明しておきます。
これのなにが注意すべきか、と言いますと……────あるんです。
いわゆる、恋愛関係のウマ娘とトレーナーさんが……個室で、つまり……“そういうこと”をするということが。
もちろん滅多に起きることではありませんし、私たちも個室の前を通って判明することがほぼほぼです。それにお客さんを信用してお部屋をお貸ししていますから、例えばお食事をお持ちした時に出くわす……────などではない限り、こちらからはどうしようもありません。
それで、本題に入ろうと思いますが────
その日は、とても忙しい1日でした。
朝からずっと雨が降っていたこともありグラウンドでのトレーニングができないウマ娘さんたちが多く来店されて、トレセン学園のためにかなり多くの個室を用意している当店でさえ順番待ちができるほどでした。
私たちアルバイトはもちろん、店長や社員たちもてんてこ舞い。
次々に注文される軽食メニューを捌きつつ、順番待ちのお客さんの案内もして……本当に大変な1日でした。なんたってその週で1番の売り上げでしたからね。
それで……────そのお客さんが来たのは、ようやく捌ききって落ち着いた時間帯でした。確か午後6時くらいだったかと思います。 - 52とあるカラオケ店員の手記②23/01/05(木) 22:27:53
ふたり組の、男性とウマ娘のお客さま。
トゥインクルシリーズに疎い私でも見たことがある────艶やかな長い黒髪のウマ娘。マンハッタンカフェさん。
同伴の男性はトレーナーさんだったのでしょう。彼女と親しい様子でしたから。
ただ……雰囲気が、その。
担当ウマ娘とトレーナーというには、少々……親しすぎるような気がして。
それともウマ娘とそのトレーナーというのはそんなにも距離の近いものなのでしょうか。彼女たちの雰囲気はお互い好き同士のお出かけのような……もはや恋愛のデート中のような。
由緒正しいトレセン学園のウマ娘とトレーナーさんが、上述した“そういうこと”をする関係とは思いたくありませんが……少し怪しく感じてしまって。
ただ我々にできるのは現場を押さえることだけですから、お客さんにはお部屋をご案内しました。
部屋番号と伝票をお渡しすると、優しげな対応でエレベーターへと向かわれて────……
「……あれ?」
その、瞬間。
トレーナーさんの背中に負ぶさる、黒髪の女の子の影が────
「……、……」
────いない。
今、そう見えたはずなのですが……そんな影はいませんでした。 - 53とあるカラオケ店員の手記③23/01/05(木) 22:28:30
ただの見間違いだと思うことにして、私は仕事に戻りました。
上司に彼女たちののことを伝え、私たちは疑われない程度に前の通路を通るなどして対策を取ることに。
面倒ごとは困りますので。
ただそればかりに気を取られるわけにもいかず、私は客室へお食事を運んだり、ドリンクバーマシンの補充だったりと忙しく動き回っていました。
そのまま忙しい時間帯が2時間ほど続いて、落ち着く頃にはマンハッタンカフェさんのことは頭から抜けてしまっていました。
思い出したのは、たまたま彼らのお部屋の前を通ったからで────
中から聞こえてきたのは、いま話題のラブソング。
男女で唄う、お互いへの気持ちを語った甘酸っぱい曲で私もお気に入りで────……立ち止まってしまったのです。
ついつい小さく口ずさんで、中から聞こえてくるトレーナーさんとマンハッタンカフェさんの歌声と、そして。
ふたりを盛り上げるように差し込まれる────
、、、、、、、、、、、、
合いの手とタンバリンの音。 - 54とあるカラオケ店員の手記④23/01/05(木) 22:30:03
ただのタンバリンの音なら、私は何も感じなかったと思います。
けれど何よりもおかしく感じたのが、合いの手で。
カフェさんもトレーナーさんも、2人とも歌っているタイミングで入ったのです。誰とも違う女の子の声で。
その途端に私は猛烈な吐き気に襲われ、トイレに駆け込みました。お腹の中のもの全てを吐き出しても吐き気はおさまらず、1時間近くは空嗚咽きを繰り返していました。
ようやく落ち着いて、上司から退勤を命じられ、ひとりで歩いて帰るとき。
ちょうど、店先で……出会ってしまいました。
マンハッタンカフェさんと、そのトレーナーさん……────それと、彼の傍らにくっついたカフェさんそっくりな人影。
その影を目にした途端、私は息ができなくなってしまいました。喉が締め付けられるように苦しくなり、激しい頭痛で頭が割れそうになり、指先が震えて────……
死んでしまう、と感じたとき。
その陰の女の子が私に駆け寄って、言いました。
【ワタシに当てられたか。悪かったな、見えてることは気づいてたんだ】
彼女に手を握られた途端、苦しさが嘘だったかのように消えて……────私はその場に気を失ってしまいました。 - 55とあるカラオケ店員の手記⑤23/01/05(木) 22:30:50
気がつくと私は職場の事務所にいました。
店長の話によると、倒れた私をカフェさんとトレーナーさんが運んでくれたみたいで、介抱の手伝いもしてくれたのだそうです。
おかげでさっきまでの吐き気や頭痛が嘘だったかのように消え去り、体調はとてもよくなっていました。
「あの3人が私を助けてくれたんですね」
店長にそう問いかけると店長は不思議そうな顔をして、
「3人? いや、ふたりしかいなかったぞ」
……────あの影の女の子を誰も見ていなかったのです。
私の手を取り、声をかけてくれた……あの女の子。
マンハッタンカフェさんにそっくりだけど、どこか違う……────あの子は何者だったのでしょう。
後日、店で確認した監視カメラや防犯カメラにもあの子は映っておらず、カフェさんとトレーナーさんのふたりだけ。
あれ以来、彼女たちは来店していません。お礼を伝えようにも、部外者がトレセン学園に入ることはできないので、来てもらった時に直接伝えるかファンレターを書くしかなく────
ちょうどカフェさんが年末のG1レースに出走することを知った私は、激しい座席抽選のすえに勝ち取り、中山レース場へ訪れました。 - 56とあるカラオケ店員の手記⑥23/01/05(木) 22:33:41
メイクデビューからすでに私はウマ娘たちが繰り広げるレースに目を奪われてしまい、その日のメインレースが始まる頃にはすっかりウマ娘のファンになってしまっていました。
年末のグランプリ。有馬記念。
16人で行われる最高峰のレース────……はずが。
私の目にはどう数えても17人目のウマ娘がいて。
マンハッタンカフェさんにとても……とてもよく似ているあの子。
出走表にも名前のない、あの影のウマ娘。
「……やっぱりいたんだ」
私は客席で小さくつぶやいていました。
あのとき助けてくれた子は、私の見間違いではなかったと確信しました。 - 57とあるカラオケ店員の手記⑦23/01/05(木) 22:34:39
そのレースはマンハッタンカフェさんが勝利────……となっているけれど、私は知っています。
彼女よりも先にゴール板を駆け抜け、1着を獲っていったあの子がいたことを。きっとあの子は普通のウマ娘ではないのだと、薄々感じていたので驚きはしませんでした。
それから私はファンレターを書きました。
マンハッタンカフェさんと、あの子に宛てて……────
当然、返事はありません。
何百通と送られてくるうちのひとつに、返事を書いたりしている余裕は彼女たちにはないはずですから。
結局あの子が何者なのかは分からずじまいで、彼らが私の店に来ることも、もうありませんでした。
あれから数ヶ月、今はもうカラオケ店のバイトはやめて、ウマ娘の運営に関わるお仕事をしています。この仕事を続けていれば、いつかあの子に会えるかもしれないですから。
今までウマ娘のことやトゥインクルシリーズに興味のなかった私の変化に周りは驚いていました。
それも当然かもしれません。本当に私、今までウマ娘について何も関わらずに生きてきましたから。
色んなヒトからも言われます。なぜ急にこの仕事に就こうと思ったのか────と。
だから、私は必ずこう答えます。
「あのとき言えなかったありがとうが言いたくて」 - 58二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 22:37:01
- 59二次元好きの匿名さん23/01/05(木) 23:16:26
お友達が脳焼いちゃってる……
再び見える日は来るのだろうか - 60二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 04:58:49
ラブソング歌うってことは…そういうことですよね!?!?
- 61二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 10:38:52
有馬の17番目ってことは、過去1度も3位以内に入っていない大外16番より更に外側から走って勝ったのか…
流石にコーナリング上手いと言われているだけあるな - 625823/01/06(金) 14:35:04
最初はもっとホラーにする気だったけど違うなってなってこんな終わり方になりました
ご満足いただけたなら私も幸いです - 63二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 17:18:54
- 64二次元好きの匿名さん23/01/06(金) 20:31:55
SS有難い…
俺もかいてみたいから遅筆でも頑張ってみよう - 655823/01/06(金) 21:16:28
- 66二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 00:00:20
お友達には正月太りという概念は無いだろうか
ちょっとだけ肉付きが良くなってしまったカフェと一緒にトレーナーをサンドイッチして三人で運動(健全)に勤しんだりするかもしれない - 67二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 00:13:54
カフェの温泉イベントに準ずるならあの子は食事をしないらしいからねぇ…
ここのSSや概念では、お供えという形で特殊な処理をしてお友だちも食べたりしているけど
もしお正月太りが起きたら走るしかないね、そりゃあもうね、ガンガン走ろう
- 68二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 00:31:03
実馬カフェがデビュー戦から3ヶ月で42キロ減って次走までの4ヶ月で46キロ増やしたことを踏まえると、カフェは案外体重が不安定なんじゃないかと思ってる
育成中のイベントでも体重の急な増減に悩んでいたし
つまり、お友だちはしなくてもカフェの方が正月太りする可能性は大いにあり得る - 69二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 02:02:56
トレーナーさんの前でお友達とスタイル比較されるカフェ………………!?!?!?
- 70二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 08:24:49
トレーナーさんに抱きついた時に違いがバレるふたり!?
- 71二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 16:09:24
サンドイッチしてる最中に肉付きが良くなったのを暴露されるカフェ…………
半分ヤケになったカフェとやる気のお友達に挟まれながらついでに正月太りのチェック(触診)されるトレーナーさん………… - 72二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 20:38:19
自分を挟んで揉み合い(文字通り)をされたり自分も揉まれたりするトレーナー……………
- 73二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 23:15:53
「トレーナーさん……少し太ったような気が……しない……?」
「トレーナーさん、ここ最近ずっと食べては寝てを繰り返してたからな。正月太りってやつだ、カフェも気をつけろ」
「……わ、私は……大丈夫……だよ」
「そうか? だったらトレーナーさんとふたりで触って確かめてやってもいいぞ」
「ぇっ……や、やめて。それは……だめ」
「遠慮するなよカフェ。ワタシの料理がちょっとずつうまくなってて沢山食べてるのわかってるんだぞ」
「………………おねがい」
「せっかくだ。3人でまた風呂に入ったときに触りっこしてやればいい。トレーナーさんも喜ぶ……」
「やめて」
「…………わかったよ悪かったよ。だからその怖い顔やめろよ……」
という一幕? - 74二次元好きの匿名さん23/01/07(土) 23:42:56
お友達とトレーナーさんに二人してお腹を弄ばれちゃうカフェ
後々自分も同じ目に逢わされるトレーナー
元凶(?)のお友達
そういうことか - 75二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 09:48:16
ほほほほしゅしゅしゅ
- 76二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 10:45:34
お友だちが予測できないところからくすぐり出したらカフェにもトレーナーにも回避方法はないだろうな
- 77二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 18:23:30
お友達がみかん籠からみかんを取り出して、カフェのおなかに乗せて「鏡餅!」とかイタズラしてそう
- 78二次元好きの匿名さん23/01/08(日) 18:54:24
- 79二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 00:14:06
- 80二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 05:09:27
- 81二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 14:16:24
横になったお友だちがこれをやって、怒ったカフェがこね回しながらお友だちの胸部へ目線をやったカフェトレを睨むんですね
コケちゃって鏡餅を落としたドトウ
<a href="https://twitter.com/hashtag/ウマ娘" target="_blank">#ウマ娘</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ウマ娘" target="_blank">#ウマ娘</a>プリティーダービー <a href="https://twitter.com/hashtag/メイショウドトウ" target="_blank">#メイショウドトウ</a> — Takiki (Takiki2828) 2023年01月08日 - 82二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 18:03:34
「なんですかこんな脂肪の塊をぶら下げて」みたいな怨み節をぶつけるカフェが容易に想像できる
そして目を奪われたトレーナーさんはわからせられる - 83二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 23:16:18
こたつにおっぱい乗せてくつろぐお友だちの胸の上になぜか転がってきたみかんが乗っかって「!!?」となってしまったトレーナーさんと「…………」と2人を串刺しするような視線で見るカフェ?!
- 84二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 23:30:53
- 85二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 23:36:56
お友だちより小さいことを気にしてバストアップ運動を行うカフェ
なんのトレーニングかよく分からず、カフェには効果の薄いトレーニングじゃない?とか言ってしまって怒られるカフェトレ
カフェが一生懸命やっている側で霊体を活かしてイメージ図とか言いながら若干盛るお友だち
カフェはいじけた - 86二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 23:50:01
トレーナーさんは責任取って運動を手伝うべきだと思います
- 87二次元好きの匿名さん23/01/09(月) 23:57:33
「やっぱり冬はこたつだな……」
「うちに来るとずっと入ったままだよね……サンデー」
「カフェの部屋にはこたつがないんだ、仕方ないだろトレーナーさん。文句ならカフェに言え」
「いや……別に文句はないけどさ」
「……寮にこたつはないから、仕方ないでしょ……? それより、そのくつろぎ方は……ちょっと」
「んん? フフフ……いやあ、悪いなカフェ。ワタシってほら、デカいから疲れるんだよなぁ〜」
「…………」
「だからこたつに乗せとけば重たくないし疲れないしあったかいし、非の打ち所がないってもんだよ。トレーナーさんも好きだろ? こういうの」
「えっ!? ……ぼ、僕……僕、みかん取ってくるよ!」
「あ、逃げた」
「……トレーナーさんを揶揄うのはやめて。本当の大きさじゃないでしょ……」
「フフ、ワタシの特権だな。その気になればもっと胸も尻も大きくした姿にだってなれるんだ、トレーナーさんもワタシにイチコロかもな」
「…………トレーナーさんは……私の方が好き……だよ」
「フッ……甘いなカフェ。名前に似合わずとろけるような甘さだぞ。男はみんな、おっぱいが好きだ」
「お、っ……!? …………も、もう……!」
「みかん取ってきたよ〜」
「見てろよカフェ……」
「えっ」
(宙に浮くみかん)
「こら、サンデーお行儀悪いよ。飛ばさずにちゃんと手で取らないと……」
「フフ、わるいわるい。じゃあちゃんと受け止めればいいだろ? ……ぁんっ♥」
(胸で受け止める)
「!!?」
「……!?」
「……フフ、どうかな……トレーナーさん。……ワタシのかがみもち……食べちゃう……」
「ちょっと……やめて」
「うりうり、柔らかくて大きいだろ? これならトレーナーさんも満足できると思うんだけどなあ……?」
- 88続き23/01/09(月) 23:57:47
「ぁ……ぃ、いや……あの……っ」
「ほら……我慢しなくていいんだぞ。ちょっと早い鏡開き……しちゃお♥」
バンッ!!!
「…………………………………………もう」
「…………冗談だよカフェ、そんな怒った顔するなって」
「か、カフェ……あの、これは……」
「………………………………反省したって」
「あ、ちょっと待てカフェ! なんかやばいの呼ぼうとするな、ワタシでも祓うのがめんどくさいやつだぞ!」
「か……カフェ落ち着いて! 僕はカフェの身体だって好」
「トレーナーさんがアテられて気絶した!?」
「……………………………………許さない」
「あっ! おい、こらっ! 痛い! ぽかぽか殴るな! こら、結構痛いんだぞ! こら!」
「むーっ! むーーっ!」
「わかった、わかったから! ワタシが悪かったって! ごめん、悪かった! 謝るから……ごめんなさいってばー!」
「むーーーっ!」
終 - 89二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 00:01:03
10分くらいのクオリティだけど許して亭ゆるして
- 90二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 00:06:11
ほっぺ膨らんでそうなカフェかわいいしトレーナーさんも爆弾発言しかけててかわいい
そして恐ろしい何かを召還できるのかカフェ…………… - 91二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 00:13:57
>カフェチャンカワイイ
>トレーナートハヤククッツケ
>アッサンデーノヤツガカフェチャンイジメタ!
>セイバイ!セイバイ!
>サンダイオンリョウニカゾエラレシワレノチカラ、ミセテクレヨウゾ!
- 92二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 00:26:01
この後復活したトレーナーさんにくっつきながらみかんをあーんしてイチャつく様を見せつけるカフェを幻視した
- 93願いは叶えた…ではさらばだ23/01/10(火) 00:54:35
「はい、あーん」
「あー……、ん……むぐむぐ」
「おいしい?」
「……はい……ふふ、おいしいです」
「よかった、カフェの口に合って」
「あなたが……食べさせてくれるから……かもしれません……ふふ」
「あはは、そんなので味は変わらないよ」
「変わります。……トレーナーさんに抱きしめてもらいながら……食べさせてもらっているんです。いつもより美味しくないと……意味がありません」
「そういうものかな?」
「そういうもの……です。……────ね?」
「へいへい、そーですね」
「…………そうだよ、ね?」
「…………その通りです」
「……ふふ、ね? あの子もそう言ってます」
「あ、あはは……」
「言わせたんだろ……脅すなんて卑怯だぞ、カフェ……」
「先に卑怯なことをしたのは……アナタだよ。トレーナーさんを…………誘惑する、なんて」
「誘惑ぅ!? そ、そんなことしてないだろ、あれは……ほら、アレだよ! すけべなトレーナーさんが喜びそうな姿に変身してやっただけだ!」
「え、サンデー……僕のことそんなふうに思ってたの?」
「えっ!? いや、そういう……えと、わけじゃ……あの、えっと……ずるいぞカフェ!」
「……ずるくない……でしょ? 好きなヒトに……甘えるのは、普通のことだもん。……ね、トレーナーさん」
「あ、あはは……そう……かも?」
「……ほら、トレーナーさんもそう言ってる」
「くっ……!」
「続き、食べさせてください……ね。あーん、して?」
「うん。いいよ……あーん」
「あーむ……ふふ……おいしい」
- 94願いは叶えた…ではさらばだ23/01/10(火) 00:54:47
「ぐぬぬぬ……トレーナーさん、ワタシにも食べさせろ! ワタシもみかん食いたい!」
「ああ、いいよ」
「ダメですよトレーナーさん」
「え、どうして?」
「今は私の……あなた、ですから」
「そ……そうなの? いや、僕さっきなんで寝てたのか覚えてないし起きたらカフェを抱っこしながらこたつ入ってたしで頭がまだあんまり追いついてないんだけど……」
「気にしないで。トレーナーさんは……私だけに集中……してください……♥」
「なんだか今日のカフェ……すごく積極的だね」
「……ダメですか?」
「ふふ、もちろん構わないよ。サンデーもカフェも大切だから」
「!」
「……あの子の方を先に呼ばないで、私を呼んでください」
「えー!?」
「え……あ、ああ。カフェと……サンデー?」
「……ふふふ、はい♥」
「くっ……ぐぬぬぬ……!」
終 - 95二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 00:58:09
またしても10分クオリティですがゆるして
位置関係的には、こたつに入ったトレーナーさんの胡座の上にカフェが座って、ぎゅっと抱きしめてもらいながらみかんを食べさせてもらっているのだ
お友だちはこたつの対面で羨ましそうにそれを見てぐぬぬしているのだ
前にも言ったような気もするしないかもしれないけど、サンデーは好意を素直に口にするのは恥ずかしい男子中学生みたいな感じだといいなって思うのです - 96二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 01:18:22
あぁ…………幻覚が現実に………………ありがとう………………
甘えまくるカフェかわいいね……………
だいぶ積極的だけどいざ愛情を言葉にするとなると恥ずかしがるお友達もやっぱりかわいいよね………………… - 97二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 09:24:43
カフェの直球いちゃこら路線の責め手もかなりの破壊力である
- 98二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 11:30:39
素直になりにくいお友だちとこういをつたえることには素直なカフェの対比がとてもいいと思う
- 99二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 18:19:14
言葉で伝えるのは素直にできるが行動に移すのはちょっと勇気がいるカフェ
行動に移すのは素直というかもはや無意識レベルでくっついてるけど言葉にはできないお友だち
つまりどっちも可愛い - 100二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 22:38:11
初代スレで幽霊パワーを使って一瞬で着替え完了するお友達概念があったけど、あの技術でカフェのデート用勝負服選びを手伝うお友達とかもいいなと思います
自分とBのサイズ以外ほぼ全く同じ容姿だからそのまま自分が着た時のイメージ図になる - 101二次元好きの匿名さん23/01/10(火) 22:43:29
初代じゃなくて前だったか
霊体ならBサイズを揃えることもできるな多分! - 102二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 01:30:31
このレスは削除されています
- 103二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 10:04:39
あたしが居ることも気にせず虚空に向かって話しかけてるべ…ちょっぴり怖いべ……
……とか思ってると思ってンだろなぁ
ヤミノビジンのおかげであたしにも見えてるとも知らないで、ふたりで明日のデートのお洋服選び……美しいべ - 104二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 16:02:39
- 105二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 16:45:57
「うん、そうだね……じゃあ次はこれと、これを重ねて……」
(カフェさン、今日も熱心にお空に話しかけてるべ……やっぱり噂通り誰か居るんだべか?)
「ちょっと……大きくしないで。私と同じにして」
(大きく? 同じ? なンのことだろ……)
「……うん、やっぱりさっきの方が……可愛いね。トレーナーさんも……喜んでくれる、かな」
(ふふ、お洋服決まったみたいでがんす)
「……すみません、ユキノさん。うるさくしてしまって……」
「いいえぇ! あたし、カフェさンが笑ってる顔見るの好きですから!」
「ぁ……っと……その、……」
「照れたお顔もめんこいべなぁ……ふふ、同室の特権ですねぇ」
「あ、あな……あまり……揶揄わないで、ください」
「ええっ!? 本心なのに……」
「うぅ……あ、あなたまで揶揄わないで……トレーナーさんとは、関係ないから」
(トレーナーさン?)
「浮気じゃない……から……そういうこというと、また……」
「浮気!? あたしそんなつもりないべ〜!!」
「ち、違うんですユキノさん……あ、あの子が揶揄ってくるだけで……もう、やめて……!」
(あ……あの子って……いつもカフェさんと仲良くしてるみてぇだけンど……ちょっと羨ましい)
「もう……本当にすみません。何か飲み物……淹れましょうか。何が飲みたいですか?」
「そ、それじゃあカフェオレ……牛乳とお砂糖、うンと入れてください!」
「分かりました……とっても、甘くしておきますね」
「えへへ! ありがとうございます!」
(カフェさンのカフェオレ、あたしでも飲めるようにうーんと甘くしてくれる。やっぱり同室の特権でがんす♪)
という一幕…?
ユキノ持ってないから口調は適当でがんす - 106二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 20:33:05
真っ赤になったカフェがめんこいのは皆様ご存知の通り
ユキノもトレーナーさン相手に中々責めるぞ! - 107二次元好きの匿名さん23/01/11(水) 23:15:04
たまに研究資料を燃やされるタキオンと違ってユキノにはお友だちも優しそう
結果ユキノからは座敷わらしみたいな感じに思われることに - 108二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 00:27:10
服屋デートでも着せ替えスキルをフル活用してそう
そしてたまにへそ出しとかの格好をして二人を赤面させたりする - 109二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 06:49:38
ユキノさんがお友達式のアプローチを知ってしまったらどうなってしまうのだろう
なんか顔真っ赤になりながら実践してみようとしそうだけど多分二人に止められる - 110二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 11:08:25
ユキノはシチーガール志望な所みたいに割と影響受けそうな感じもするしな
- 111二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 13:37:36
なんと素晴らしい概念だぁ……
カフェトレ君が酒に酔ってるときのカフェとお友達の反応が見てみたいなぁ……
酔いつぶれているカフェトレ君を介抱しててもいい…… - 112二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 15:00:17
- 113二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 19:18:39
カフェトレが泣き上戸だったら、「カフェもお友だちも両方好きになってしまった…二人を同時に好きになるなんてあってはならないことなのに、俺は最低だ…」みたいなことをつぶやくかもしれない
- 114二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 19:28:10
素面に戻ったあともうそんなこと考えなくて済むくらい愛されるやつだ………………
- 115二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 21:11:57
どうやって酔い潰してやろうか
お友だちが唆して飲ませまくる方向で行くか - 116二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 21:21:45
飲み会帰りとかどうかしら
モルモットくんあたりに搬送されて帰ってきたところとかそんな感じで - 117二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 21:25:34
- 118二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 21:30:50
- 119二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 21:39:44
そういえばライホウシャイベントとか登山趣味とかもあるし外泊の頻度はそこそこ高そうなんだよなカフェ
つまりトレーナーさんをサンドイッチしに行っててもそんなに怪しまれない!!! - 120二次元好きの匿名さん23/01/12(木) 22:06:20
カフェは優等生だろうし許可もおりやすそうだよね
- 121二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 08:23:07
お泊りの理由には、酔った状態で怪異に襲われでもしたらカフェトレ一人じゃどうにもならないって面もありそうだな
- 122二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 09:31:02
やあやあトレーナーさん、また怪異にでも襲われているのかい? まったくキミは本当に懲りないしそのつもりもなさそうだね。おおかた誰かを助けようと自分から怪異に首を突っ込んだのだろう? いいやつだね、本当にいいやつだよトレーナーさん。胸がムカつくくらいいい男だよ。カフェも俺も苦労してるってものだよ。たまには取り憑かれるたびに守り祓ってやるほうのことも考えてほしいね、まあそれに託けてキミとイチャついてるのがカフェと俺なんだけどね、トレーナーさん。さあ今日も仕事を始めようか、今日の怪異はどうやって祓われたいのかな、抱きしめる要領で握り潰そうか。キスするように吸い出して噛み潰そうか。交わるように重しをかけて踏み潰そうか。さあ選ぶといいトレーナーさん、キミはどうやって救われるのがお好みかな?
- 12311723/01/13(金) 18:59:39
- 124二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 20:13:23
カフェトレはCV.神谷浩史だった…?
- 125二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 21:34:11
- 126二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 21:37:12
- 127二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 21:42:19
- 128二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 21:51:01
嫌われるだけのことはしてるもんね…
好きじゃないけど何もしない限りはこっちも何もしないし毛嫌いすることもないって感じですね
こんな話題を投げたのは、タキオンとモルモットくんのことはなんと呼ぶんだろうってふと思ったのがきっかけなんだけどね
- 129二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 21:59:50
- 130二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 22:08:23
部屋で実験するたびに目を光らせてそう
【あいつ今日は何をやる気だ…】
「…わからないけど、モルモットさんが…犠牲になると思うよ…?」
【俺たちに被害が出そうなら燃やせばいいか】
「そうだね…この前みたいなことになったら、私も怒らないと、って思ってたから…」
「何やら物騒なことを言ってるけど聞こえてるねぇ! どうせお友だちくんも碌でもないこと言ってるんだろう!」
みたいなやりとりしててほしい - 131二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 22:10:23
ダスカがやって来たときのはりきりっぷりにぶったまげてそう
- 132二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 22:11:55
カフェもダスカのことは結構気に入ってたりするといいなって思うダスカ推しの私
- 133二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 22:16:39
仲の良い友達の妹ちゃんぐらいの距離感かもしれない
ダスカの場合はタキオン本人より態度が柔らかそうでもある - 134二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 22:21:40
ダスカは優等生モードなら優しいし人当たりもいいからお友だちから嫌われることもないだろうね
【お、今日も来たのかあのちびっこ】
「タキオンさんにまた…変な薬品のテストに付き合わされてる…みたい」
【へえ…後輩ってのは苦労するもんだな、嫌でも先輩命令は聞かなきゃならないんだろ】
「嫌がってなさそうだけど……タキオンさんに無理強いはしないように、言ってみよっか」
「聞こえてるねえ! 言うはずがないだろうそんなことを私がスカーレットくんに!」
みたいなやりとりしてほしいねぇ - 135二次元好きの匿名さん23/01/13(金) 23:01:46
なんか一連の流れ見てたらカフェトレの胃袋を掴むためにお弁当技術を調べるお友達を思い付いたぞ
ニコニコしながら二人でお弁当食べるタキモルを眺めてちょっと和んだりしながらラインナップを盗みとったりしてトレーナー宅に潜り込むであれこれ作ったりカフェに伝授して一緒に通い妻力を蓄えたりする - 136二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 06:16:42
そのうち4人+αのお弁当品評会ダブルデートめいたことになるかもしれない
安心と信頼のモルモット君
実はそこそこ料理もできはするタキオン
胃袋掌握のカフェ&お友達
自炊はそんなに腕がないが食べられるくらいの腕前はあるカフェトレ - 137二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 14:49:25
ふと思ったんですが、
お友だちってサンデーサイレンスで良いんでしたっけ?
明記されてないとは思うんですけど、ほぼ確実にサンデーサイレンスって感じでしたっけ - 138二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 15:09:45
- 139二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 19:48:41
- 140二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 20:12:56
- 141二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 20:15:36
カフェ本体とカフェソウルとサンデーの3人から好かれるカフェトレ…?
カフェトレは────耐え……耐え…… - 142二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 21:39:37
いつものカフェと原案み強めのカフェソウルと大体共通認識通りのサンデー………そういうのもあるのか
- 143原案カフェソウル(仮)23/01/14(土) 22:07:44
「ふふ……夜ですね、トレーナーさん。夜は外界とのつながりが遮断され、私たちのいるこの場所だけが切り取られた唯一の世界となる……ロマンチックでしょう? ええ、もちろん私とあなただけの世界ですよ」
「おい、ワタシたちも居る目の前でそれを言うのかカフェソウル」
「なんだ、居たんですか。もう寮に帰ってもいいですよ」
「……それは……できません。トレーナーさんと一緒にいたいのは……あなただけじゃ……ないですから」
「そうだぞ! ワタシたちのほうがトレーナーさんのこと……す、す……ぅ……き…………な、なんだからな!?」
「だとしても、トレーナーさんは私のことを愛してますよ。……ね、トレーナーさん? 私の全てを愛し、理解してくれるただひとりのヒト……」
「あ、ちょっ……オマエ待て!」
「だ……だめ……! トレーナーさん、だめです……!」
「待ちませんし、トレーナーさんも渡しません。……さあ、私とあなただけの世界で……静かな夜を愉しみましょう。レースでは見せられない、あなただけの特別な私を魅せてあげますから」
『だめーーーー!!!』
うーんこうですか分からん - 144二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 22:19:24
原案のあの危ない感じが出ていて………とてもよいと思います……………
- 145二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 23:15:34
- 146二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 23:20:22
GEでも姿が重なるシーンはあったはず
実は持ってないから詳細は確認できないけど……… - 147二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 23:22:50
- 148二次元好きの匿名さん23/01/14(土) 23:53:46
原案カフェがカフェトレサンドに参入したら他ふたりの勝ち目がなくなっちゃうのでは?
そう思わされるほど強いなって感じた - 149二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 00:06:09
143だけど原案カフェの名前はカフェソウルでいいのかな……?
まあ仮で、しかも1発ネタのつもりだったんだけども - 150二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 00:12:08
(正直あんまり増やすとややこしくなりそうだから基本はカフェの一部でたまに出てくるぐらいがいいかもしれない)
- 151二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 00:13:20
(やってることって普段より過激なお友だちってイメージだしね……とりあえず一発ネタってことでご容赦くださいね)
- 152二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 00:17:48
カフェのウマソウルはたまに分離するという事にして
生き霊みたいにたまに出てきてあれこれした後はカフェに戻るけどその間の記憶とかも引き続がれるから本人を滅茶苦茶恥ずかしがらせるとかどうだろう - 153酔い潰れカフェトレサンド①23/01/15(日) 01:18:20
「ただいまぁあ……」
トレーナーさんが帰ってきたのは夜の22時を過ぎた頃だった。
その日のトレーナーさんは同期と飲み会があると言ってそれに参加していて、カフェは外泊届を出して彼の部屋に泊まりに来ていた。
────トレーナーさんが……酔って帰ってきたら……大変だから。
という理由だったが、それならワタシでも対処できるのではないか? そう尋ねると、カフェは首を横に振ってこう答えた。
────アナタばっかりに任せるのは……申し訳ないし……私は……彼のウマ娘、だから。
……らしい。
つまりは理由はそれだけではないということであり、要するに自分も彼の介抱をしたいようだった。まったく、愛されているなトレーナーさんめ。
そうして、もはや泊まり慣れたトレーナーさんの部屋でふたりで過ごしていると、カフェの隣人────と呼ぶと、カフェはそこまで親しいわけじゃないと怒るが────の小動物に肩を借りながらワタシたちのトレーナーさんが帰宅したのだった。
「すみません……お世話をおかけしました。大変……だったでしょう……」
玄関口でトレーナーさんを受け取りながら、カフェは小動物と挨拶を交わしている。ワタシはあいつから姿は見えないため、部屋の奥でその様子を見守っている。
「ううん、大丈夫。私も帰る口実になったし、あんまり遅くなるとタキオンがうるさいからね。……それに帰り道より店にいる方が大変だったし」
「……?」
店にいる方が、ってどういう意味だ? 吐いたとか? - 154酔い潰れカフェトレサンド②23/01/15(日) 01:19:08
小動物の言葉にカフェも違和感を覚えたようだが、無視して話を続ける。
「本当に……ありがとうございます……今度、改めてお礼を」
「いいっていいって! 本当に気にしないで、いつもタキオンと仲良くしてくれてるしさ」
「そのつもりは……いえ、なんでもありません。帰路にはお気をつけて、今夜は寒いですから」
「ありがとう、彼のことをよろしくね」
「……はい……もちろん」
そんな会話をして、小動物は扉を閉めて帰っていった。ようやくワタシもカフェとトレーナーさんのそばへ向かう。
「おかえりトレーナーさん。生きてるか?」
壁にぐったりともたれかかったトレーナーさんの肩に軽く触れながら声をかけてみる。もちろん生きてるのはわかってる。ジョークだぞ、だからそんな目で見るなカフェ。
「んぅ……ただいま……ふたりとも……」
ふにゃふにゃだった。
顔も声もオーラも全部がふにゃふにゃだ。少し強く押したら崩れて消え去るんじゃないかと思わされるくらいに脆い。 - 155酔い潰れカフェトレサンド③23/01/15(日) 01:19:49
「とりあえず中へ運ばないと……手伝って」
「ああ」
カフェとふたりでトレーナーさんを担ぎ、ゆっくりとリビングへ連れて行く。意外と足取りはしっかりしていて、最初感じたほど脆くはなさそうだった。
だが常に頭は揺れて落ち着きがなく、瞳もとろりと蕩けて定まらない。そのうち眠ってしまいそうな様子に感じる。
「ほら、座れるか?」
トレーナーさんの背を支えてこたつに座らせると、彼はそのまま机に項垂れてしまった。
「よしよし……」
その背をカフェとふたりでさすってやる。少し熱い……酒で体温が上がってるんだろう。顔も赤いし呼吸もしづらそうだ……とりあえず水でも飲ませた方がいいだろうか。
そう考えているとひと足先にカフェが流し台へ向かい、コップに水を入れて戻ってきた。トレーナーさんの前にそれを差し出して、
「お水です……飲めますか……?」
「ん……」
トレーナーさんは顔をあげて小さく頷くと、くぴくぴと音を鳴らして飲み始めた。なんか可愛いなこいつ……。
「はぁ……ごめんね……ありがとう」
「いえ……」 - 156酔い潰れカフェトレサンド③23/01/15(日) 01:20:36
トレーナーさんの顔色は悪くはない。それなりに赤くはあるが、様子を見ている感じでは吐きそうにも見えない。適度に水を飲ませて休ませていればそのうち落ち着くだろう。
それともベッドに寝かせた方がいいか……?
「大丈夫……せっかくふたりが来てるのに……」
お人好しめ……そもそもカフェが来てるのは酔って帰ってきたお前を安全に寝かせるためなんだぞ。ワタシが居るとはいえ、ふたり居た方が何かあったときに対処できるからそうしてるのであって……────
「大丈夫……だと思うよ」
「なんだよカフェ」
「トレーナーさんは……私たちの気持ち……分かってると思う……から」
そうカフェは言ってワタシを落ち着かせようとするが、そうじゃないんだ。ワタシたちはあくまでトレーナーさんのためにだな……。
「だから……大丈夫。私たちが来てることに負担を感じるなら……あなたが見れば分かる、でしょう?」
「……それは、そうだけど」
確かに彼のオーラはふにゃふにゃと揺れているが、それは酔っているからだ。色はいつもと同じ……落ち着いている、安心しているときの色だ。
だからワタシたちがいるからと無理をしようとしている風には見えない。確かにそれはそうだけど……!
「……大切なヒトがそばにいたら……構ってあげたくなるのは、あなたも……でしょ?」
「っ……べ、別にワタシは大切なヒトなんか……!」
「ふふ……本当にわかりやすいね」
ちっ! 分かってますと言いたそうなカフェの顔に腹が立つ。 - 157酔い潰れカフェトレサンド⑤23/01/15(日) 01:21:25
……分かってる、分かってるさ。
ワタシだってずっとトレーナーさんの家に来てるのは……最初はカフェのためだったけど、今は……ワタシ自身がこいつを守ってやりたいからで、それはつまり……────
分かってるよ。
ワタシもカフェも、……こいつのことが……────だから。
「……ぐす、っ」
洟を啜る音が聞こえた。
カフェ────じゃない。カフェは私と顔を向け合って、話をしていたから。
だとしたら……?
「……トレーナー……さん……?」
カフェがゆっくりと振り返る。私もそれにつられるように、視線を彼へと送る。
すると……────
「ごめ、っ……ぐす……ぅ……っ」
泣いていた。 - 158酔い潰れカフェトレサンド⑥23/01/15(日) 01:22:17
トレーナーさんが、ぼろぼろと。
大粒の涙をこぼして。
子供のように顔をくしゃくしゃにして。
ざあ、と血の気の引くような音がする。これはワタシかカフェか、あるいは両方か。
ふたりで寄り添うように彼の傍に走り、背中をさすりながら声をかける。
「大丈夫ですか……トレーナーさん……」
「どうしたんだ! なんか悪いものでも食ったのか!?」
ふるふると首を振るトレーナーさん。涙は止まらない。
「ちがっ……ぅんだ、ごめ……ぅぐ……うぅ、うう……っ」
声にならないような音を吐き出しながら、トレーナーさんは泣く。息もしづらそうで、見ているこちらの胸が苦しくなるような有様だ。
大人の男が泣いている姿を、情けないと誰かが言うかもしれない。でも……ワタシたちにとって彼はどんなものよりも守らなくちゃいけない存在だ。
理由は分からないがその彼を泣かせる何かがあったのなら、それはワタシとカフェでなんとかしてあげなくちゃいけない。
だって、それが……────
「……大丈夫だトレーナーさん、落ち着いて。ワタシたちがそばにいるから」
「そうです……私もあの子います……安心してください」 - 159酔い潰れカフェトレサンド⑥23/01/15(日) 01:22:57
抱くように身体を寄せ、ふたりでトレーナーさんの頭を撫でる。震える身体は熱く、涙声は次第に嗚咽へと変わっていく。
「っ、ぐ……うぅ、だめ……なん、だよ……っ」
堪えるような声で、トレーナーさんが言葉を紡ぐ。
無理に話さなくてもいい。
無理に伝えなくてもいい。
泣きたいならそれでいい。
「なにが……だめ?」
ワタシとカフェはそう思うが、トレーナーさんの話したいという気持ちを尊重して静かに耳を傾ける。
「ぼ、っ……ぼく、は……最低、な……やつなんだ……っ」
オーラが揺れる。先ほどまで落ち着いていた色が歪み、小さくなり震えている。
これは悲しみ。心に辛いものが現れたときの色。
「何がだめ……なんですか……? あなたに悪いところなんて……ありませんよ」
「きい、て……っ……ぐす、……聞いて……くれる……?」
「はい……もちろんです」
カフェが優しく声をかけ、彼の涙声に静かに同意する。 - 160酔い潰れカフェトレサンド⑦23/01/15(日) 01:24:02
「……ぼく……僕は、ね」
涙をごしごしと拭い、トレーナーさんはぽつぽつと涙の理由を語り始めた。
「僕は……最低……なんだ」
その言葉にどれだけの重みがあるのだろう。自らを最低だと評価する彼に、一体何が……?
ワタシとカフェは視線を合わせ、互いに心当たりがないことを言外に伝え合う。
トレーナーさんの言葉を待つしかなさそうだ。
「ぐ、っうう……ごめ、っ……カフェ……サンデー……っ」
「お、おい……」
「大丈夫ですから……落ち着いてください……」
しきりにワタシたちの名を呼びながら、嗚咽を漏らす。
身体を抱いて背中をさする。
……分からない。
人間は酔ったらみんなこうなのか? でもあの小動物も顔は赤かったがここまででは……ううん、分からない……。
ワタシもカフェも、彼の嫌がるようなことはしていない。むしろ普段から彼の世話をしているし、彼にも世話をしてもらってる……もう家族みたいなものじゃないか。
なのに、今更……ワタシたちを負担にだなんて。
「泣いてばかりじゃ分からないぞトレーナーさん……落ち着いて話してくれ」
「っ……うぅ……ぼ、ぼくは……僕は……キミたちは、優しくされる資格が……ない……っ……」 - 161酔い潰れカフェトレサンド⑧23/01/15(日) 01:25:38
……どういう意味だ?
「……僕は……カフェも……サンデーも……ふたりとも好きに、なっちゃったんだ……」
「……………………」
……………………は?
「最低……でしょ……? ひとり……ひとりを、選ばなくちゃ……だめなんだよ……?」
……待て。
「僕は……最低なやつなんだ……ふたりを好きになっちゃうなんて、だめなのに……最低だ……」
待て……待て、待て。
ワタシたちは何を聞かされてる?
酔い潰れて、ボロボロと涙をこぼして、最低だなんだと自分を責めるこの……この、ばかは何を言ってる……?
「……あ、ぁの……トレーナー……さん……?」
聞いていたカフェの顔がみるみる赤くなっていく。もともと肌が白いカフェだから、その頬に差した朱が鮮明に映る。
「ごめん……僕は、カフェが好きだよ……でも、サンデーも好きなんだ……ふたりとも、幸せにしたい……大切で、仕方ないんだ……」
いったん黙れトレーナーさん!
「だ、っ……黙れるわけ、ないだろ……こんなに、好きなヒトは……キミたちしか、いないのに……っ」
逆ギレするように机を叩くと、トレーナーさんはワタシとカフェを力強く抱き寄せ────……ワタシたちの身体を強く抱きながら、また激しく泣き喚き始めた。 - 162酔い潰れカフェトレサンド⑨23/01/15(日) 01:27:38
「……おい、どうすればいいんだこいつは」
「…………私は…………もっと、好きって……言ってほしい……」
「そういう意味じゃないって!」
ああもう、ダメだ。
カフェもダメだ。好きって言われて顔が真っ赤で、ただの恋する乙女になってやがる。
「……アナタだって」
「……」
………………ああ、白状するよ。ワタシだって顔は赤いさ……身体は熱いし、心臓は早鐘を打って仕方がない。霊体に心臓があるかって? 野暮なことは言うなよ。
ようやく理解した。
小動物の言っていた、店にいる間の方が大変だったって言葉の意味……────この感じじゃ、店でも泣いて喚き散らしたのだろう。こんなに手の負えない子供のように泣かれては、同期の奴らもどうしていいかわからないはずだ。
「……好きだよ……カフェ、サンデー」
噛み締めるように、トレーナーさんは言う。ワタシたちは彼の頭を撫でて……視線でコンタクトを取る。
────ワタシもカフェも、考えていることは同じ。
トレーナーさんの悩みは、たぶんワタシたちが思っているより大きいのだろう。トレーナーという職業もあり、大人ということもある。
そして何よりこいつの真面目な性格のせいで、同時にふたりのヒトを好きになった……なんて耐えられないと言われても理解はできる。
だけど、好きになった気持ちは……どうにもできなかった。だから今、唐突ではあったが……話してくれたのだ。 - 163酔い潰れカフェトレサンド⑩23/01/15(日) 01:28:44
これを……愛おしく感じないわけがない。
当たり前だろう? ……好きな、ヒトに……好きと言われて嫌な女の子はいないんだ。
ワタシもカフェも、気持ちは同じなんだ。
トレーナーさんのことが好き。
好きだからこうやって家に泊まりにくるし、飯を作ってやるし、一緒に風呂に入って、一緒に寝て……一緒に起きるんだ。
男ってのは……大人ってのは、ばかな生き物だ。
最初から素直になっていればよかったのに。
ワタシもカフェも最初から、ふたりまとめて幸せにしてもらうのを望んでいるっていうのに。
「……いいですか、トレーナーさん」
「……よく聞けよ、トレーナーさん」
ふたりでその耳に囁くように言葉を紡ぐ。
「私もこの子も……アナタが大好きです」
「ワタシもカフェも、オマエを愛してる」
トレーナーさんと目を合わせるように、顔を突き合わせて気持ちをぶつける。
見開かれた彼の目はまんまるで。
分かりきっていたことだろうに、驚いてるんじゃない。
……ああ、今だけは照れるのはなしにしてやる。特別だぞ……ばか。 - 164酔い潰れカフェトレサンド1123/01/15(日) 01:29:17
「……私たちは、アナタに幸せにしてもらいたいです……」
「トレーナーさんはワタシたちを幸せにしたくないのか?」
首を横に振る。
そして小さく、耳を澄まさなくちゃ聴こえないほどに小さな声で────
「……ふたりを、幸せにしたいよ」
その言葉を聞いたワタシたちの顔は、たぶん、幸せで満ち溢れていたことだろう。実際には見ていないが……たぶん、そうだ。
「……大好きです、トレーナーさん」
「……大好きだよ、トレーナーさん」
だって、とても嬉しくて……嬉しくて。
顔を見合わせる余裕もないくらいずっと……────キスをしていたから。
何度も、何度も。
時には3人同時に、時にはかわるがわる。
休む間もなくずっと……ずっと、ずっと。
ずっと、口唇を重ね続けた。
ワタシたちは幸せだと、泣き虫で心配性な彼に伝えなくちゃいけなかったから。 - 165酔い潰れカフェトレサンド1223/01/15(日) 01:33:09
・・・
後日談というか、今回のオチ。
翌日、目を覚ましたトレーナーさんは昨晩に泣きながら吐露したことの全てを忘れていた。
まるで全て吐き出して流してしまったかのように、まるで何ひとつ覚えていなかった。目を覚ましたとき、布団の中にカフェがいることに驚いていたくらいだ。
ワタシには驚かないのかって? 当たり前だろ。カフェがいてもいなくても、ずっと毎日一緒に寝てるんだぞ。
自分でどうやって帰ってきたのか、それすらも覚えていないようで。
カフェはトレーナーさんになんとか好きだと言わせようとしていたが、トレーナーさんは顔を赤くして逃げ回っていた。
まあなんだ、つまり……普段通りの日々に戻ったってことだ。
ワタシも素直になるのは昨日限りだ。抱きしめてもらったり抱きしめたり、一緒にお風呂に入ったり一緒に寝るのは普通にするけど、好きだなんだと無闇に言ったりしない。
だって……言わなくたって、行動で伝わるだろう?
ワタシがオマエのことを愛してる、なんてことは。
見てすぐ分かるだろう。ワタシはとっくにオマエのことが大好きなんだ、いまさら素直になったってやることは変わらない。
まあ……少しくらいなら、キスはしてもいいかなと思わなくもないが。
……少しくらいならな! - 166二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 01:34:39
- 167二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 01:39:03
(浄化)
最上級のクオリティで形にしてくださった……………ありがとう………………………
ちゃんと愛情わからせてあげるのいい……………………… - 168二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 01:41:25
- 169二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 05:21:23
カフェの育成シナリオを書いたライターは「お友達」のホラー系の話を読む限り、意図的に「本当は怖いウマ娘」みたいなのを書こうとしている気がする。
カフェシナリオ以外の話でもホラー系のやつはこのライターが書いた話の感じがするし、そういう話ってのは「こういう怖いイベントが起こりましたが、真相はどうだったのか、よく分かりません」「真実がはっきりしない闇の中」に落とし込むパターンが多い。
そういうライターの癖とか嗜好と、下の考察サイトの記事とかを読むと、「お友達=サンデーサイレンス」という分かりやすいプロットより、「お友達=サンデーサイレンス要素+実馬のマンハッタンカフェ号の要素+不採用になった原案カフェの要素+etc…」という構成を狙ってやっている気がする。
むしろ、ノーマルエンドの「カフェが魂をお友達に食われる」という展開をわざわざエンディングに持ってくるとか、そういうよく分からない結末のシナリオで実装した、とかを考えるに、制作陣はあえて「お友達」を「正体が良く分からない、何だか怖くてハッキリしない不思議なもの」にしておきたがっている気がする。
ウマ娘マンハッタンカフェのお友達の正体は幽霊?史実の元ネタは?ウマ娘プリティダービーにマンハッタンカフェが実装されました。ウマ娘のマンハッタンカフェは他の人には見えない「お友達」の存在をよく口にします。マンハッタンカフェの「お友達」の正体は何なのでしょうか?史実の元ネタを基に解説していきます。extratopics.info - 170二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 05:47:01
ライターの人はこの人の言うような「理解できてはいけない」「意思疎通ができてはいけない」「根本的な解決策があってはいけない」の3点を意識してるのかも
#堀川くん ホラーの三戒 - KAKERUのイラスト - pixivちょっとした「ホラー」のコツをば。ここ気を付けたら、完全な日常物でさえ「怖く」なるよ。サザエさんに出てきた、あのヤベェ奴みたいに。「理解できない」「解決できない」。これが最重要ポイントで、理解できたりwww.pixiv.netお友だちの正体を理解できそうで理解しきることはできないところとか、そもそもカフェ自身霊障をやり過ごすなり追い払うなりはできても退治まではできないようなところとかが近いのかなと
カフェって対霊だと負けないと思ってたけど|あにまん掲示板bbs.animanch.com - 171二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 06:27:27
このSS最高なんだ!ありがとう……本当にありがとう……
- 17216623/01/15(日) 10:04:44
ご満足いただけてよかった…
このスレの概念にはいつも楽しませていただいていますので、これからも色々書いていきたいです
今後ともよろしくお願いします - 173二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 17:05:33
- 174二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 18:52:19
- 175二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 19:32:35
- 176二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 19:45:01
- 177二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 20:14:54
- 178二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 20:29:23
- 179二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 20:31:12
現実ではシングルベッドで超密着しながらカフェが添い寝して
精神世界では謎の部屋でハグしたりすりすりしたりカフェが見てないからと調子に乗ってしまうお友だちにトレーナーさんも満更でもないんだ - 180二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 20:40:24
- 181二次元好きの匿名さん23/01/15(日) 23:07:31
規約に抵触しそうになったらトレーナーを夢から覚まさせて、「なんかすごく気持ちいい夢を見た気がする。あ、下着変えなきゃ…」で詳細には触れない感じで締めれば大丈夫かな
- 182二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 01:58:23
改めて見ると3スレ目の盛り上がりが凄いな
非常によい概念だと思うのでありがたい…… - 183二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 10:47:32
もうそろそろ次スレか
10までは保守するわけだし、テンプレ的なものを作っておこうかな - 184二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 11:23:35
- 185二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 19:08:58
これまで出てきた妄想をピックアップして箇条書きにするとかがいいのではなかろうか
- 186二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 23:00:35
今日昼間に思いついた概念があって書かなきゃって思ってたんだけど仕事終わったら忘れてしまってた
思い出したらまた書くのだ… - 187二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 23:08:59
- 188二次元好きの匿名さん23/01/16(月) 23:57:45
それが良さそうですね
テンプレができるようになってこのスレも楽しくなってきましたね
まだまだ続いてほしいと願うばかりです - 189二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 05:46:54
前スレでカフェトレサンドと名付けたのが定着して嬉しく思っている
- 190二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 06:21:29
- 191二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 07:33:41
時間かかっちゃったけど、テンプレのたたき台みたいなものができたよ
もし「ちょっとニュアンスが違う」「ここはもっとこう説明した方がいい」みたいなことがあったら気軽に書き換えてね
カフェトレ
「視える」ようになり合わせ鏡のような二人に深く愛された、とても幸せなトレーナー。
あまりにも甘美な誘惑に負けそうになるも、学生と指導者の関係を守るためにも、そして規約を破らないためにも今日も耐え続ける。
お友だち
本人(本霊?)も知らず知らずのうちに、カフェトレに強い好意を抱いてしまった霊。
カフェトレには見えていない(と思っていた)のをいいことにベッドに潜り込んだり一生にお風呂に入ったりしていたが、カフェトレが視えていることに気付いてからはより一層積極的に好意を示す。
霊体なので体のサイズは可変だが、カフェより胸部が豊かであることが多いようだ。(カフェ初期設定のB81?)
霊体ゆえ着替えも一瞬で自由自在にできたり、カフェトレに憑りついて思考を読んだり、夢の中に入り込んだり、不在中のカフェトレ宅に潜入して通い妻したりといろいろできるが、その行動力に反して想いを言葉にして伝えるのは苦手らしい。
マンハッタンカフェ
カフェトレが指導を担当するウマ娘。
カフェトレにはもともと密かに、しかし確かな思慕の情を持っていたが、お友だちのアグレッシブさに危機感を覚えて以前より積極的になったようだ。
お友だちとは逆に好意を行動に表すことは若干苦手だが、言葉で伝えることは比較的得手としている。
カフェトレサンド
カフェトレが時にお風呂で、時にベッドでなどあちこちでカフェとお友だちに挟まれてぴったり密着されている状態。
カフェトレは多幸感に包まれるが、手を出すまいと必死に耐える。
世界線によっては、オセロのように挟まれたカフェトレが二人そっくりのウマ娘の姿に変化することも…?
参考映像?
…アナタは『彼ら』に好かれやすいようです…
おかしなことがあれば、すぐに言ってください…。 — しゃもじ (syamoooji) 2022年10月30日もう一つの源流かもしれないスレ
「なあカフェ…いつになったら俺の背後霊をお祓いしてくれるんだ?」|あにまん掲示板bbs.animanch.com - 192二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 08:32:03
お友達の設定に好物がミントキャンディとかいうやつが無い。
それでトレーナーがいつの間にかミントキャンディの匂いだけでお友達の事を想像して夢に見るようになるとかいうやつ。 - 193二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 08:56:55
追記するのはミントキャンディと、あと浄化されると素直になるところか(除夜の鐘とか)
- 194二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 12:05:16
思い返せばいろんな概念が出てきたもんですね……
- 195二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 21:09:39
カフェのソウル分離攻め攻めモードもどうだろう
- 196二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 21:12:45
カフェソウルがカフェから分離すると、カフェの強みとお友達の強みを融合させた最強の存在になってしまうのだ…
もはや公式チートなのだそれは - 197二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 21:18:35
久しぶりに見に来たらふと投げた石が素晴らしい城になってる……ありがとうございます……ありがとう……
- 198二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 21:39:50
ミントキャンディと浄化の項だけどこんな感じでいいかな?
ミントキャンディ
カフェトレのトレーナー室や自宅に置いてあるキャンディでお友達の好物。
お友だち用に用意されたものを間違って食べてしまった結果、カフェトレがお友だちの姿を「視える」ようになったとかなってないとか?
ちなみにお友だちからはこのキャンディの香りがほんのり香るらしく、カフェトレはいつの間にかこの香りを嗅いだだけでお友だちのことを夢に見たりするようになってしまった。
浄化
お友だちが除夜の鐘を聞いたり、何らかの外的要因で浄化されると起きる現象。
具体的には口調が柔らかくなり素直になる。素直になりすぎてカフェトレにひたすら好意を口にしまくり甘えまくる。
そのかわりにカフェは機嫌が悪くなる。 - 199二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 22:34:21
とりあえずこれで立ててきますね……
変更点あればまたそのとき話しましょう - 200二次元好きの匿名さん23/01/17(火) 22:43:41