【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART13

[1 スレ主 23/02/04(土) 01:25:02]

治療開始...？

前スレ

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART12｜あにまん掲示板

[2 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 01:26:50]

立て乙

[3 スレ主 23/02/04(土) 01:32:05]

PART1〜5

【CP閲覧注意】ここだけルフィとウタが｜あにまん掲示板

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART2｜あにまん掲示板

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART3｜あにまん掲示板

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART4｜あにまん掲示板

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART5｜あにまん掲示板

[5 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 01:42:17]

立て乙

[6 スレ主 23/02/04(土) 01:45:35]

>>3

PART6〜11

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART6｜あにまん掲示板

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART7｜あにまん掲示板

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART8｜あにまん掲示板

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【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART10｜あにまん掲示板

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART11｜あにまん掲示板

[7 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 01:46:28]

たて乙

[8 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 01:49:54]

梅

[9 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 01:50:09]

埋め

[10 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 01:50:21]

うめ

[11 スレ主 23/02/04(土) 01:56:55]

【前スレの復習】
side赤髪親子
・悪夢を見たウタは大泣きするがシャンクスに慰められる
・親子揃って病院へ←イマココ

sideルフィ
・悪夢を見て1人大泣き

side消防局組
・ウタの夢に出てきた

sideモンキー一家
・エースとサボはルフィがつい1時間前までいた街にやってきた
・ガープとドラゴンはエースたちがいるまちを目指して出発

[12 スレ主 23/02/04(土) 02:03:49]

【登場人物を整理】
モンキー・D・ルフィ　23歳　消防士
・ウタからの実質DVにより追い詰められた結果、自身を根本から否定され、心が折れた
・ウタから逃げてしまったことを滅茶苦茶後悔しているが、もう戻ることはできない
・ウタにボロクソ言われた挙句、別れるという夢を見て大泣きした

フィガーランド・ウタ　24歳　歌手
・ルフィが夜逃げしたことに絶望
・原因が自分にあるなんて微塵も思っていない。だから、なんでルフィがいなくなったのかが本気で分からない
・壮絶な悪夢を見て泣き喚く
・医者に診てもらうを決意し、シャンクスと一緒に病院へ

シャンクス
・ウタをなんとか医者の元に連れて行くことができた

モンキー・D 一家
・ルフィを捜索中
・シャンクスの提案を受け入れ、ウタの治療が終わるまで待つことにした

トラファルガー・ロー
・ウタとシャンクスが突然来たのでびっくり

キッド＆ジンベエ
・しばらく出番はないと思う

[13 スレ主 23/02/04(土) 02:10:20]

(前スレラストあたり)

「ねぇシャンクス...」

「わたし、いちごアイスが食べたいな...」

「そうかそうか。ウタはいちごのアイスが食べたいんだな！」

「おれが買ってやるから、ウタは先に売店で選んでてくれ！」

「うん...分かった。私、先に行ってるね」

そうしてウタはひと足先に診察室を後にし、売店へと向かっていった。

[14 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 05:09:47]

悪夢のせいでちょっと幼児退行してないか...？

[15 スレ主 23/02/04(土) 07:11:39]

あまりにも可愛らしい光景を見せられたローは困惑していた。

(歌姫屋...まるでガキのような振る舞いを...)

(いや...でも何かがおかしい...何だ...この違和感は...)

ウタの様子に違和感を覚えたローは、1人黙って考えていると...

「あの〜すみません」　

「！？」

　

突然シャンクスが話しかけてきたのでびっくりしてしまった。

[16 スレ主 23/02/04(土) 07:17:42]

「すみません。娘にアイスを買ってあげたいので、少しお時間いただいてもよろしいですか？」

「あ、あぁ。別に構わんが...」

「本当にすみません。直ぐに買ってきますので...」

[17 スレ主 23/02/04(土) 07:26:38]

15分後...

「おいしい...」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

ウタが隣の部屋でアイスを食べている中、シャンクスとローの話し合いが始まった。

「先程はすみませんでした...」

「いや...まぁおれは別にいいんだが...それよりも赤髪屋に聞きたいことがあってだな...」

「その...父親に対してこんなことを言うのもあれなんだが...」

「歌姫屋って...あんなガキっぽい振る舞いをするような奴だったか？」

[18 スレ主 23/02/04(土) 07:55:34]

「それがおれにもよく分からなくて...」

「ルフィが夜逃げしてからあいつ、何か子どもっぽくなったんですよね...」

「ん？ちょっと待て...モンキー屋がいなくなっただと？」

[19 スレ主 23/02/04(土) 08:00:07]

「あ、はい。そうなんですよ...突然居なくなってしまって...」

「いやいやおかしいだろ...病院にも関わらず、ずっとベタベタしていたぐらいラブラブな奴らだぞ？」

「それなのになんでモンキー屋が夜逃げなんてことを...」

[20 スレ主 23/02/04(土) 08:43:49]

「それなんですが...」

困った顔を浮かべながらシャンクスは話し始めた

"ルール"と"お仕置き"のことはもちろん、

ルフィが大事にしていた手紙を粉々にしたことや、

トドメとなった『仕事やめろよ』のことなど隠すことなく2人の間にあった出来事を全て明かした

[21 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 08:45:18]

トラ男の反応やいかに!!!

[23 スレ主 23/02/04(土) 08:50:26]

また、ルフィがいなくなってからのウタの言動についても明かした。

ウタ自身がルフィに対して行ったことの重さを自覚してないこと

人の話をロクに聞かず、自分にとって都合の良いことだけを考えていること

その過程で子どものように駄々を捏ねたり、大泣きするようになってしまったことなど...

[24 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 12:08:39]

改めて聞くと重症だあ…

[25 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 12:10:48]

まあ、ローならなんとかするやろ(無責任)

[26 スレ主 23/02/04(土) 12:14:33]

次から次へと明かされる事実にローは頭を抱えざるを得なかった

「なるほど...そりゃかなり厄介だな」

「というか赤髪屋もよく耐えたな。歌姫屋の言動を見続ける方も相当キツイだろ」

「おれも最初は疲れ果てて帰ろうとしたんですが...娘が大泣きして気絶してしまったので帰るに帰れなかったんですよ」ﾊﾊﾊ...

「･･･(汗)」

[27 スレ主 23/02/04(土) 12:42:04]

・・・・・

「えーそれで...今日は歌姫屋の診察をしてくれって話なんだよな？」

「はい...」

「もし娘に何かしらの問題があるとしたら、それをちゃんと治療してからルフィに会わせるということで彼の家族と約束したので...」

[28 スレ主 23/02/04(土) 12:44:49]

「治療か...」

シャンクスの話を聞いたローは考える仕草を取る

「治療するなら、おれよりあいつの方が適してるか...よし」

「悪いな赤髪屋。少し電話する時間貰うぞ」

ローはそう言って携帯電話を取り出すと、そのままある人物に電話をかけ始めた

[29 スレ主 23/02/04(土) 12:47:59]

「悪い。今時間いいか？」

『ーーー』

「お前がこの後空いてるかどうかを聞きたくてだな...」

『ーーーー！』

「お、それは助かる。実はな、これからお前の方で診てもらいたい奴がいるんだ」

『ーーーー？』

「まだ細かいところまだは分からねぇが、恐らく精神面で何かしらの問題があると思う」

『ーーー...』

「カルテはこれから送るが...決して大声を出すなよ？騒ぎになったら面倒なことになるからな」

『ーーー？ーーー！！』

「じゃあまた後でな」

『ーー！』

ﾋﾟｯ

[30 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 13:32:52]

もしかしてチョッパーかな

[31 スレ主 23/02/04(土) 14:19:03]

「悪い。待たせちまったな」

「いえいえそんなことは。おれたちもさっきは勝手な都合で待っていただいたので...」

「それで...娘の件についてなんですが...」

「歌姫屋についてだが、本人の話を聞いてない以上、まだ断定することはできない」

「ただ、何かしらの問題があるのは確かだな。赤髪屋が話した通りなら、奴はモンキー屋に強く依存していることになる」

[33 スレ主 23/02/04(土) 14:42:48]

「話に出てきた"ルール"や"お仕置き"ってのは、一般的に対象の人物に対して、過度に依存している場合にありがちなことだ」

「本人からしたら、自分から離れて欲しくないという純粋な理由で悪意は全くないだろうが、これはどう考えても普通じゃねぇ」

「こんなモノに縛られ続けていたら、いくらモンキー屋でもおかしくなっちまう」

「･･･」

[34 スレ主 23/02/04(土) 14:48:01]

ローの見解はまだ続く。

「それに手紙やモンキー屋の仕事に関しての言動も気になるところだな」

「モンキー屋にとって消防士はまさに天職そのもの。その仕事に対する熱意、やり甲斐を真っ向から否定されたんだ。それも最愛の女であろう歌姫屋からな...」

「言うなれば奴がしたことはある種の尊厳破壊だ」

[35 スレ主 23/02/04(土) 14:59:01]

「モンキー屋のことだからあり得ねぇとは思うが、仮に歌姫屋が訴えられたら100%負ける。最悪の場合、歌手としての活動人生そのものが終わっちまうぞ」

「歌姫屋は運がよかったな。相手があのモンキー屋でよ」

「はぁ...おれたちは本当に恵まれてるな...」

ルフィやその家族がその気になれば、ウタの歌手としての人生が終焉を迎えてたという事実にシャンクスは背筋を震わせる。

それと同時に、ウタがあれだけのことをしても一向に訴えてこないルフィや、静観することを約束してくれたドラゴンたちへの感謝の想いで一杯になるのであった。

[36 スレ主 23/02/04(土) 15:01:38]

「少し話がそれたな...まぁつまりは、歌姫屋には精神面で何かしらの問題があるということだ」

「ここから先は別の医者に担当してもらうぞ」

「･･･？」

[37 スレ主 23/02/04(土) 15:24:44]

シャンクスとローが話している間、ウタはのんびりとアイスを頬張っていた

「〜〜〜♪」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

「･･･？」

[38 スレ主 23/02/04(土) 15:29:39]

「あれ...もう終わっちゃった...」

「もっと食べたかったなぁ...」ｼｭﾝ

[39 スレ主 23/02/04(土) 15:35:46]

・・・・・

「暇だなぁ...」

「シャンクス...まだ終わらないのかな...」

[40 スレ主 23/02/04(土) 15:45:18]

・・・・・

「ふわぁ...」

「あいすたべたら...ねむくなっちゃった...」

ﾊﾟﾀ...

「すこしくらい...いいよね...」

[41 二次元大好き匿名さん 23/02/04(土) 15:46:03]

ここまで凄いルウタは初めてだ…

[42 スレ主 23/02/04(土) 15:48:27]

「すぐ...おきる...から...」

「おやすみ...ﾑﾆｬ...」

[43 スレ主 23/02/04(土) 15:53:49]

・・・・・

「んん...るふぃ...て...つなご...」

「るふぃ...あいしてる...」

「ずっと...いっしょ...だよ...」

[44 二次元好きの匿名さん 23/02/04(土) 23:04:57]

ほ

[46 スレ主 23/02/04(土) 23:39:23]

どうやらルフィとウタはデートをしているようだ

ルフィが両手に荷物を抱えながら、横断歩道を渡ろうとするウタを追いかけている

ルフィ〜♪こっちこっち〜！

ウタ〜ちょっと待ってくれよ〜！！

えへへ♡はやくはやく〜♪

[47 二次元好きの匿名さん 23/02/05(日) 00:14:53]

よき

[48 スレ主 23/02/05(日) 01:14:52]

ねぇルフィ...//

わたし、ルフィのことだーい好き！！

ルフィと毎日一緒にいれて、わたしすっごくしあわせなんだ！！

ルフィが側にいるだけでね、わたしの心はいーっぱいに満たされるの！！

[49 スレ主 23/02/05(日) 01:25:32]

どんなに仕事が辛くても、ルフィが応援してくれてるから頑張れる！

どんなに家事が大変でも、全部ルフィのためだから、いくらだって頑張れる！！

わたしはルフィとのしあわせのためなら、最強にだってなれるんだ！！！

[50 スレ主 23/02/05(日) 01:46:14]

わたしにとってルフィは全て！

わたしとルフィは一心同体！！

わたしとルフィは、切っても切れない固い絆で結ばれているんだよ！！！

もうわたしたちは誰にも止められない！！！！

わたしたちは世界でいっっっっっちばん しあわせな家庭を築くんだからね！！！！！

[51 スレ主 23/02/05(日) 02:01:32]

だからねルフィ！

わたしたちはこれからもずーーっといっしょ！！

わたしとずっとずっとずーーーっと、一緒にいようね！！！

[52 スレ主 23/02/05(日) 02:07:36]

愛してるよ！！！ルフ

「ウタ！！！危ない！！！！」

ﾌﾞｰｰｰｰｰｰ!!!!

あ...

[53 二次元好きの匿名さん 23/02/05(日) 08:39:26]

某赤猫でもなんかあったな…

[54 スレ主 23/02/05(日) 08:59:50]

>>36

場面は戻ってシャンクス＆ロー

「別の医者...？もしかしてさっきの電話が...」

「その通りだ。おれでもできないことはないが、精神治療ってのは医者と患者が知り合い同士だと距離感がバグって上手くいかなくなるんだ」

「まぁ安心しろ。そいつは見た目こそ若干変わってて面白いが、腕は確かだ。歌姫屋の治療にはもってこいの医者だと思う」

[55 スレ主 23/02/05(日) 16:40:49]

シャンクスは色々と手を尽くしてくれるローに対し、感謝の想いでいっぱいだった。

「ウタのためにそこまで...本当に頭が上がらねぇよ...」

「おれは医者だからな。患者のために最善を尽くすのは当たり前のことだ」

「あとはまぁ...ただの私情だが、おれの妹が歌姫屋のファンでな、あいつが活動を休んだことを知って残念そうにしてるんだ。妹のためにも出来る限りのことはさせてもらうぞ」

[56 スレ主 23/02/05(日) 16:50:53]

・・・・・

「よし。方針も決まったことだし、そろそろ行くとするか」

「そうだな！じゃあウタを迎えに...

『あああぁぁぁあぁあァァァァァァぁあああぁぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛゛ぁ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ーーーーー！！！！！！！！！！！！！！』

！？！？！？！？！？

[57 スレ主 23/02/05(日) 17:01:07]

突然聞こえてきた悲鳴に驚くシャンクスとロー

2人からは分からないが、あまりに大きな声だったため、病院内もざわついている

「なんだ今のバカデカい声は！？」

「すぐ近くから聞こえたぞ...は！もしや...！！」

「おい待て赤髪屋！どこへ行く！？」

[58 スレ主 23/02/05(日) 18:27:48]

どこか心当たりのあるシャンクスは急に立ち上がると、診察室の外に出て行った

ローも慌ててシャンクスの後を追いかける

・・・・・

診察室を出たシャンクスが駆け込んだのは隣の部屋

そう、ウタがいる部屋である

ｶﾞﾗｯ!!

「おいウタ！大丈b

「ウワアアァァァァァァぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁああぁぁああぁぁぁーーーーーーーーー！！！！！！」

[59 スレ主 23/02/05(日) 18:29:40]

一体何があったのだろうか？

ウタは子どものように大声で泣き喚いていた

「おい歌姫屋！！何があった！？」

「あああああああぁぁぁぁあぁあァァァァァァぁあああぁぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛！！！！」

[60 スレ主 23/02/05(日) 18:54:41]

「ウタ！しっかりしろ！！」ｷﾞｭ!!

シャンクスは泣いているウタをがっしりと抱きしめると、彼女の背中を優しく摩り始めた

「ほ〜ら、もう大丈夫だぞ〜。お父さんがいるからな〜」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

[61 スレ主 23/02/05(日) 19:19:21]

シャンクスの存在を認知したウタはシャンクスを強く抱きしめる

「じゃんぐずううぅぅぅゥゥゥ！！！るふぃ゛が！！るふぃ゛がああぁぁぁァァァーーー！！！！」

「どうした〜ルフィがどうかしたのか〜？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

[62 スレ主 23/02/05(日) 19:27:42]

「あのね゛...！るふぃ゛がね...！！」

「わだじを...ｳｸﾞｯ かばっ...で...ｴｸﾞｯ ぐるまに...ひがれでぇ...」

「ばらばらに...ﾋｸﾞｯ なっで...うごがなぐでぇ...じんじゃっでぇ...！！」

「わだじ...ひどりぼっぢで...！ざみじぐでぇ...！！がなじがっだぁぁぁ！！！」ｷﾞｭｳｳ!!!

[63 スレ主 23/02/05(日) 19:43:26]

「そうかそうか、怖い夢だったんだな〜」

「でももう怖くないぞ〜。お父さんもいるし、お医者さんもいるからな〜」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「うわああぁぁぁァァァァァァ！！じゃんぐずうううぅぅぅぅぅ！！！！ごわがっだあぁぁぁ！！ごわがったよぉぉぉぉーーーー！！！！」ｷﾞｭｳｳ!!!!

[64 スレ主 23/02/05(日) 19:46:04]

「お〜よしよし...」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァん！！！！」ｷﾞｭｳｳ---!!!!!

・・・・・

シャンクスとウタが抱き合ってる中、ローは1人唖然としていた。

(おいおいうそだろ...)

(赤髪屋から前もって話は聞いていたが、ここまで酷いのは流石に想定外だぞ...)

[65 二次元好きの匿名さん 23/02/05(日) 21:56:57]

おおまいごっ

[66 スレ主 23/02/05(日) 22:32:21]

(モンキー屋が入院していた時はこんな風ではなかったはず...)

そしてローはある仮説に辿り着いた。

(まさか...そういうことなのか？)

(そうだとすれば、歌姫屋の治療はかなり面倒なことになるが...)

(まぁいい...まずはトニー屋の診察を受けてからだな...)

[67 スレ主 23/02/06(月) 00:27:10]

「ｸﾞｽﾞｯ...ｴｸﾞｯ...しゃんぐずぅ...」ｷﾞｭｳ

「どうだウタ...落ち着いたか？」

「う゛ん...」ｽﾞﾋﾞｯ

「よし、いい子だ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「･･･」ｷﾞｭｳ

[68 スレ主 23/02/06(月) 00:33:35]

出るタイミングを見計らっていたローは、ウタが泣き止んだのを見て2人に話しかけた

「あーそろそろいいか？」

・・・・・

「うちの娘がすみませんでした...」

「･･･」ｷﾞｭｳ

申し訳ない気持ちでいっぱいのシャンクスは、ローに向けて深く頭を下げる

ウタは相変わらずシャンクスに抱きついたままだ

[69 スレ主 23/02/06(月) 00:45:30]

「そのままでいいから聞いてくれ」

「歌姫屋の治療についてだが、まずはおれが担当医をここに連れてくる」

「歌姫屋は色々と目立ちやすいからな。あまり院内を出歩かない方がいいだろう」

「というわけで少しの時間、ここで待っててくれ」

「おう、分かった」

「･･･」ｷﾞｭｳ

「すぐ戻る。また後でな」

そうしてローはウタの担当医を迎えに行くため、部屋を後にしたのであった...

[70 スレ主 23/02/06(月) 00:45:57]

今夜はここまで

[71 二次元好きの匿名さん 23/02/06(月) 00:54:24]

そういえば歌姫屋は有名なアーティストだったね

[72 二次元好きの匿名さん 23/02/06(月) 02:12:26]

総合病院で泣き喚いたせいで既にバレてないかコレ

[73 匿名 23/02/06(月) 07:07:38]

おー

[74 二次元好きの匿名さん 23/02/06(月) 07:12:29]

>>72

大声でしかも半狂乱で叫んだ時の声って通常時の声とは随分違うから、そこにかける感じになるな

[75 二次元好きの匿名さん 23/02/06(月) 07:14:41]

お父シャン頑張れ…
それにしてもルフィの方は悪夢を見ても自分を追い詰めてもそばに人がいないのがつらいな

[76 スレ主 23/02/06(月) 07:22:43]

>>72

>>74

【追記】

近づこうとした人たちをローが追い払ってました

(多分これが一番辻褄があうはず...)

また、びっくりしたけど病院なので、「そういう人もいるんだな」って思った人もいるはずです

[77 スレ主 23/02/06(月) 09:04:14]

部屋に残ったシャンクスとウタ

シャンクスは抱きついてるウタの頭や背中を優しく撫でていた

「なぁウタ」

「･･･なに？」

「一旦離れてくれないか？いくらおれでも、ずっとこうしてるのは疲れちまうんだ」

いくら可愛い娘とは言え、子どもの時とは訳が違う

シャンクスにとっても、成長した大人のウタをずっと抱きしめているのは体力的にキツイのだ

[78 スレ主 23/02/06(月) 09:06:36]

「･･･やだ」ｷﾞｭｳ

しかし、ウタは離れない

シャンクスにべったりと抱きついたままだ

「ウタ...」

一旦離れて欲しいと思うシャンクスも、無理に引き剥がすことなど到底できない

(仕方ねぇなぁ...)

離すことを諦めたシャンクスは、ローが戻ってくるまでの間、ウタを抱きしめることにした

[79 スレ主 23/02/06(月) 09:11:04]

「ねぇシャンクス...」

「わたし...さみしいの...」

「ルフィがいなくなって...心が空っぽになって...ずっとさみしい...かなしいの...」

シャンクスに抱きついてホッとしているのか、ウタは自身の気持ちを吐き出した

その声はいつもの彼女からは想像できない悲痛なものだった

[80 二次元好きの匿名さん 23/02/06(月) 09:12:01]

アーティストとして優秀であるほど変人の可能性が高いとは言うがこういうことではない()

[81 スレ主 23/02/06(月) 09:14:32]

「あとね...なんでか分からないけど...寒い...」

「毛布にくるまったり...シャンクスにぎゅってしたりしたけどね...」

「あったかくならない...ずっと寒いの...」

[82 スレ主 23/02/06(月) 09:21:04]

「今はどうだ...？ほら、これであったかくなるだろ？」ｷﾞｭ

シャンクスはもっと力を入れてウタを抱きしめるも...

「ううん...だめ...あったかくならない...」

「わたし...どうしちゃったのかなぁ...」ｷﾞｭｳ

「たすけてしゃんくす...さむい...さむいよぉ...」ｷﾞｭｳｳ

「るふぃ゛...あいだいよぉ...もどっでぎてよぉ...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

[83 スレ主 23/02/06(月) 09:35:06]

「･･･」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

(おれじゃダメか...)

父親なのに、娘を元気づけることができないことに落ち込むシャンクス

それでも、今のシャンクスにはウタを抱きしめ続けることしかできなかった

[84 スレ主 23/02/06(月) 09:39:32]

「そのまま寝るんじゃないぞ？また怖い夢見ちまうかもしれないからな...」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「う゛ん...！」

「わだじ...こわいゆめはもう...みだぐない...みだぐないよぉ゛...！」ｷﾞｭ!

[85 二次元大好き匿名さん 23/02/06(月) 14:44:19]

ほ

[86 二次元好きの匿名さん 23/02/06(月) 16:06:02]

おおう…

[87 二次元好きの匿名さん 23/02/06(月) 16:08:29]

保守

[88 スレ主 23/02/06(月) 16:53:44]

side AS

エースとサボはルフィの目撃情報を集めるために聞き込みをしていた。

エース「なかなか集まんねぇな」

サボ「見たという人はそれなりにいるんだが...どれも昨日の話なんだよな」

どうやら有力な情報はあまり得られていないようだ

「あいつ、もうこの街には居ないんじゃねぇか？昨日のうちに別のところに移動したのかもしれんぞ」

「そうなるとおれたちの力で探すのは相当難しくなるな...」

[89 スレ主 23/02/06(月) 17:02:31]

「本当なら警察に頼りてぇところだが、少なくともまともな対応はしてくれねぇだろうよ」

「じじいも言ってたが、あと2,3日待てば警察を動かすことはできる...ただその間にあいつの身に何かあったら...」

[90 スレ主 23/02/06(月) 17:11:37]

昨日のニュースのことを思い出した2人は態度にこそ示さないものの、内心不安で仕方がなかった

「昨日、私服で火事の家に飛び込んでたからな。別の場所でも、また何かやらかしそうな気しかしねぇ」

「何も起きなければいいが...嫌な予感しかしねぇな」

[91 二次元大好き匿名さん 23/02/06(月) 21:48:33]

平和に解決してくれ…！

[93 スレ主 23/02/06(月) 22:57:50]

・・・・・

サボ「これからどうする？」

エース「あと1時間くらいでおやじとじじいが来る。それまでは聞き込みを続けるぞ」

「あいつがもう別の場所に移動したとするなら...駅の人に聞いてみるが良さそうだな...」

「じゃあおれは駅周辺で聞いてみるとするか」

[94 スレ主 23/02/06(月) 22:58:53]

そうして2人は聞き込みを再開した。

だが、先に結果から述べると、両者ともに有力な情報を得ることはできなかった。

サボはルフィが利用したであろう駅の職員に聞き込みをした。

しかし、利用客が少ない田舎ならともかく、比較的都会である街の駅で利用客が多いため、一人一人の顔を覚えているはずもなく...

もちろん、監視カメラの映像を見ることもできない。

結果は空振りとなってしまった。

エースも駅周辺を歩いている人やコンビニ等の店員に聞き込みをしたが、有力な情報を手に入れることはできなかった。

調査も虚しく、空振りの結果に終わったエースとサボ。

2人はベンチに座り、ため息をつきながら、ガープとドラゴンがやってくるのを待っているのであった。

[95 二次元好きの匿名さん 23/02/06(月) 23:43:32]

>>84

side赤髪親子

あれから15分後...

「すまない。少し遅くなった...って歌姫屋の奴、また寝たのか？」

「いや、起きてはいるんだが...どうやらおれから離れたくないようでな...」ﾊｧ...

「･･･」ｷﾞｭｯ

[96 スレ主 23/02/06(月) 23:45:25]

未だシャンクスから離れようとしないウタに若干呆れつつも、仕方ないと割り切ったローは話を進める

「そうか...まぁいい。どの道、少ししたら離れてもらうからな。今のうちにたくさん父親に甘えとけ」

そしてローは部屋の外にいる誰かに向けて声をかける

「待たせて悪かったな。もう入ってきていいぞ」

[97 スレ主 23/02/06(月) 23:48:49]

『やっとおれの出番か！待ちくたびれたぞ！！』
　
変わった足音を立てながら診察室に入ってきた人物とは...

[98 スレ主 23/02/06(月) 23:50:18]

明日は朝から夕方までバイトなので今日はここまで

[99 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 01:31:47]

乙でした
チョッパー頼むぞ

[100 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 02:03:23]

保守

[101 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 03:22:02]

チョッパー来たァ！

[102 匿名 23/02/07(火) 07:35:29]

きたか

[103 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 08:12:50]

キタァァァ！！！！

[104 二次元大好き匿名さん 23/02/07(火) 15:51:14]

ほ

[105 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 16:13:09]

やはりチョッパーだったんだなチョッパーはルフィ知ってるのかな？

[106 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 21:22:15]

保守

[107 スレ主 23/02/07(火) 22:52:28]

>>97

「うおお〜！プリンセスUTA〜！！」

「？？？」

「･･･」

「ハァ...」

トナカイに見えなくもない何者かが目をキラキラと輝かせている

シャンクスは困惑し、ウタはただただ見つめ、ローはため息をついた

[108 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 22:54:08]

キャラを曇らせすぎて見てる人が減ってるらしいと聞く…俺は好きだから好きに書いてちょー！
チョッパー登場で見る人が増えると予言する！

[109 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 22:58:11]

わっしは粘着気質のあるウタファン、、周りから嫌がられるがウタが幸せになるまで見守る、見続けるという信念だけは持ち合わせてる

[110 スレ主 23/02/07(火) 23:12:35]

リアルな話をすると、バイトでなぜか高所作業をする羽目になって、めちゃくちゃ神経使って疲れたので、書く気力が落ちてます
今日は少しだけ更新して寝ます

[111 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 23:15:56]

>>110

いつも楽しませてもらってます

無理せず書いてください

[113 スレ主 23/02/07(火) 23:22:15]

「落ち着けトニー屋。お前の目の前にいるのは患者だぞ」

「は！そうだ！こんなことをしてる場合じゃねぇんだ！」

ウタを目の前に昂っていた気持ちを落ち着かせると、姿勢を整え、キリッとした表情になる

「おれはトニートニー・チョッパー！今日からプリンセスUTAの主治医を担当するぞ！」

「まぁ気軽にチョッパー先生と呼んでくれ！これからよろしくな！！」

[114 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 23:23:26]

>>113

チョッパー先生！

[115 二次元好きの匿名さん 23/02/07(火) 23:45:47]

チョッパーせんせー

>>113

[116 スレ主 23/02/07(火) 23:51:21]

「あ、はい。よろしくお願いします...」

(まさか医者だったとは...ロー先生が呼んだ医者というのはこいつのことだったのか...)

「･･･」ｼﾞｰ

[117 スレ主 23/02/07(火) 23:55:25]

「まぁそういうわけで、今後の歌姫屋については、トニー屋に任せることにした」

「見ての通り、見た目は面白いが、医者としての実力はこの国...いや、世界の中でもトップクラスだ」

「何せこいつの出身は、医療大国として知られるドラム王国。しかも、そこの名医として知られるDr.くれはの愛弟子だからな」

「あぁ、あのドラム王国の...」

まさかの経歴を持つチョッパーに、シャンクスも驚きを隠せない

[118 スレ主 23/02/08(水) 00:00:25]

「精神系のことについてはトニー屋の得意分野だ。そこらの医者よりもちゃんと診てくれる上に、歌姫屋に合わせた適切な治療法を提供してくれるはずだ」

「それなら安心して娘を任せられるな！」

[119 スレ主 23/02/08(水) 00:06:39]

「みんなして褒めるなよ〜！褒めたって何も出ねぇぞこのヤロー！」ｸﾈｸﾈ

「はは...うれしそうでなにより...」

「･･･」

どこか冷たいオーラが漂うローがベタ褒めするほどの実力を持つチョッパー

褒められり、頼られたりして気分がいいのか、謎の照れ仕草を披露していた

[120 スレ主 23/02/08(水) 00:07:25]

今日はここまで

[121 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 01:30:30]

ウタチョッパー見たまんま固まってるぞ

[122 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 01:31:19]

お疲れ様です
ゆっくり休んでくだされ…

[123 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 07:31:35]

保守

[124 スレ主 23/02/08(水) 09:16:57]

「先生！娘がこれから世話になるが、よろしくな！！」

「ほらウタ、お前も先生に挨拶を...ウタ？」

「･･･」ｼﾞｰ

「おーいウタさーん。聞いてますかー？」

[125 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 09:18:09]

モフ…りたい…！

[126 スレ主 23/02/08(水) 09:25:20]

「ウタさーん？」

「･･･？」

チョッパーを見たまま固まっていたウタ

シャンクスがいくら声をかけても反応しない

ローもよく分からないといった表情をしていたが...

[127 スレ主 23/02/08(水) 09:31:01]

「･･･」ｽｸｯ

ｽﾀｽﾀ...

「･･･」ﾁｮｺﾝ

突然立ち上がりチョッパーの前まで行くと、その場で膝をついた

「お、どうかしたか？」

チョッパーの質問を他所に、ウタはチョッパーに向かって両手を伸ばすと...

[128 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 09:31:33]

ｺﾞｸﾘ

[129 スレ主 23/02/08(水) 09:37:32]

「かわいい...」ｷﾞｭｯ

「「！？」」

[130 スレ主 23/02/08(水) 09:43:43]

「な、なんだ！？おれ、プリンセスUTAにハグされてるのか！？」

ウタの突然の行動にチョッパーはもちろん、シャンクスやローも驚いていた

当のウタは相変わらず、チョッパーをハグし続けている

「もふもふ...」

「なんか恥ずかしいぞ！」

[131 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 12:07:12]

あら可愛い存在がセラピー

[132 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 12:11:48]

そこにチョッパーがいるならハグする
俺だってそーする

[133 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 13:28:17]

幼児退行したウタ可愛くないか？

[134 スレ主 23/02/08(水) 15:54:46]

・・・・・

数分後

「おい歌姫屋、いい加減トニー屋を離してやれ」

「やだ〜もっともふもふする〜！」

チョッパーを抱きしめたままベッドに座り続けているウタに呆れたローが、離すよう説得し始めたが、ウタは手放そうとしない

[135 スレ主 23/02/08(水) 15:57:19]

「こらこら。先生はお人形さんじゃないんだぞ」

「む〜！」

シャンクスに言われても、ウタは駄々を捏ね続ける

[136 スレ主 23/02/08(水) 16:50:28]

「なぁUTA、そろそろ離してくれないか？これからお前たちに大切な話をしなくちゃいけねぇんだ」

「ほらウタ、先生もこう言ってる。そろそろ離してあげるんだ」

「う〜...」

[137 スレ主 23/02/08(水) 17:31:12]

「わかった...」

駄々を捏ね続けたウタだったが、みなの説得に観念したのか、ついにチョッパーを離した

すごく残念そうな顔をしていたが...

[138 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 18:24:04]

ほ

[139 二次元好きの匿名さん 23/02/08(水) 23:10:20]

捕手

[140 二次元大好き匿名さん 23/02/09(木) 04:02:48]

ほ

[141 匿名 23/02/09(木) 07:57:58]

ほ

[143 スレ主 23/02/09(木) 08:25:07]

「よし！じゃあ早速だが、今後のことについて説明するぞ！」

ウタのハグから解放されたチョッパーは、気合いを入れ、説明を開始した

ｶｸｶｸﾆｶﾆｶ

「そういうわけで、まずは診察だ！」

「UTAには悪いが、おれと一緒に来てもらうぞ！」

[144 スレ主 23/02/09(木) 08:26:58]

「え･･･」

「おれの部屋でもよかったけど、ここからだとちょっと遠いからな。近くの空き部屋を借りたからそこで診察をするぞ！」

[145 スレ主 23/02/09(木) 08:32:06]

「･･･」ｷﾞｭｯ

「ここじゃ...ダメなの･･･？」

「ウタ･･･」

シャンクスから離れてしまうことを察したウタは咄嗟に彼の服を掴む

シャンクスもこれには困った表情を浮かべてしまった

[146 スレ主 23/02/09(木) 08:42:57]

「すぐ隣がトラ男の部屋だろ？近くに身内や知り合いがいることが分かってると、なかなか本音ってのが言いにくくなる」

「だから、少しでもトラ男や父親と距離を取って離れたところで診察をするんだ」

「そう...なんだ...」ｷﾞｭ

ウタは納得しつつも手を離さない

よほどシャンクスから離れたくないのだろう

[147 二次元好きの匿名さん 23/02/09(木) 09:25:24]

チョッパーなら何とかしてくれる...！

[149 二次元好きの匿名さん 23/02/09(木) 21:04:29]

保守

[150 スレ主 23/02/09(木) 22:25:51]

しかし、これでは話が進まない

シャンクスはウタの眼を見ながら説得する

「ウタ、ここからはお前1人で行くんだ」

「でも･･･」ｸﾞｽｯ

[151 スレ主 23/02/09(木) 22:27:50]

「これはお前自身の問題なんだ。おれも当然サポートはするが、最後はお前自身の力で治さないといけねぇ」

「少しずつでいい、焦らなくていい。一歩ずつ、確実に前へ進むんだ」

「･･･」

[153 スレ主 23/02/09(木) 22:31:31]

「そうだぞ！こういうのはな、患者本人のメンタルが重要なんだ！」

「"病は気から"ってことわざを聞いたことがあるだろ？

まさに精神系の病気はこれなんだ！勇気を持って一歩一歩前に進めば必ず治すことができるんだぞ！」

「もちろん逆のケースもあって、本人が弱気になればなるほど症状は悪化してしまって、最悪の場合、自◯してしまうなんてこともあるんだけどな...」

「だからこそ、患者本人のメンタル管理が大事になってくるし、おれたち医者や家族がそれをサポートをするんだ！」

[155 二次元好きの匿名さん 23/02/09(木) 22:36:45]

デマ情報が書かれてる？！そんなもの気にせん無論ダァ

[156 スレ主 23/02/09(木) 22:38:46]

【補足】
チョッパーやローが言ってる医療関連の話については、あくまで物語の展開を進めるために設定した架空のものです

実際に行われている医療とは違う部分があるかもしれないので、真に受けることなく読んでいただければと思います

[157 スレ主 23/02/09(木) 23:20:12]

シャンクスやチョッパーの言葉を貰ってもなお、ウタは不安が拭いきれない

「でもわたし...こわいよ...」

「わたしは一体、どういう病気なのかな...？わたしの力で...治すことができるのかな...？」

「もし失敗したらと思うと...勇気が出なくて...最初の一歩が踏み出せないの...」

[158 スレ主 23/02/09(木) 23:26:54]

「はぁ...はぁ...！ふぅ...ふぅ...！」ｶﾀｶﾀ


ウタは恐怖のあまり、呼吸が荒くなり、体を震わせてしまう

[159 スレ主 23/02/09(木) 23:29:11]

「ウタ、落ち着け。大丈夫だぞ」

すかさずシャンクスもウタを落ち着かせようと動き出したが、彼女の震えは止まらない

[160 スレ主 23/02/09(木) 23:41:11]

「わたし...こわい...こわいよぉ...」ｶﾀｶﾀ

「あぁ...あぁぁ...やだぁ...やめてぇ... ひとりぼっちはやだぁ...」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

[162 スレ主 23/02/09(木) 23:47:49]

「ひとりはさみしい...くるしい...さむいのぉ...」

「おねがい...るふぃいい...たすけてぇ...！かえってきてぇ...！」

「わたしを...ぎゅってして...！ぽかぽかにしてよぉ...！」

[163 匿名 23/02/10(金) 00:04:59]

うわあ

[165 スレ主 23/02/10(金) 00:13:38]

「はぁ...！はぁ...！ﾋｭｯ...！ﾋｭｯ...！」　

恐怖と絶望のあまり、過呼吸になってしまったウタ

「よ〜しよ〜し。ウタ〜もう大丈夫だからな〜」ｷﾞｭｯﾄｼﾃﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「ﾋｭｳ...！ﾋｭｳ...！」ｷﾞｭｳｳ!

シャンクスはそんな状態の彼女を強く抱きしめ、頭と背中を撫でる

ウタも縋るような思いでシャンクスに飛びついた

[166 二次元好きの匿名さん 23/02/10(金) 00:15:24]

待って、チョッパーってウタのファンでしょ？

ルフィという恋人がいた事を知らせることによる精神破壊が……

[167 スレ主 23/02/10(金) 00:18:49]

チョッパーも動き出すと、ウタの目の前にやってくる

「ほらUTA！もう一回おれをハグしていいぞ！」

「ﾌｩ...！ﾌｩ...！」ﾀﾞｷｯ!

チョッパーの提案にウタは秒で飛びついた

[168 スレ主 23/02/10(金) 00:20:39]

「どうだ？気持ちいいか？」

「ハァ...ハァ...もふ...もふ...」ｷﾞｭｳ

「よし、少しずつだが落ち着いてきたな」

[169 スレ主 23/02/10(金) 00:28:53]

「歌姫屋、ここが最初の正念場だ。ここを乗り越えられるかどうかで、今後の人生が大きく変わることになるぞ」

「お前はモンキー屋に帰ってきて欲しいんだろ？だったらこんなところで負けるわけにはいかねぇよな？」ﾅﾃﾞ...

ローも一瞬だが、ウタの背中を軽く撫でる

[170 スレ主 23/02/10(金) 00:29:38]

中途半端だけど今日はここまで

[171 二次元好きの匿名さん 23/02/10(金) 00:49:44]

乙カレー
なるほど、精神安定をモフらせることによって実現している…トラ男が言っていたのはこういうことか…

[172 二次元好きの匿名さん 23/02/10(金) 03:08:00]

乙
やはりモフモフはすごいな

[173 匿名 23/02/10(金) 07:59:39]

ほ

[174 二次元好きの匿名さん 23/02/10(金) 17:02:01]

✩

[175 二次元好きの匿名さん 23/02/10(金) 19:35:03]

保守

[176 二次元好きの匿名さん 23/02/10(金) 19:59:30]

やっぱすげーぜ...モフモフ狸、

[177 スレ主 23/02/10(金) 20:44:28]

>>169

「ふぅ...ふぅ...」

「そう...だよね...ﾌｩ...まけてちゃ...ﾊｧ...だめだよね...！」

[178 スレ主 23/02/10(金) 20:47:38]

「わたし...るふぃとずっと...いっしょにいたい...！」

「るふぃといっしょに...しあわせになりたい...！！」

「だからわたし...がんばる...がんばるよぉ...！」

[179 スレ主 23/02/11(土) 00:12:03]

遂にウタは最初の一歩を踏み出すことができた

シャンクスたちは大喜びである

「よし！偉いぞウタ！これから一緒にがんばろうな！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「その意気だぞ！おれ、UTAのために全力を尽くすからな！」

「ﾌｯ...」

「ううう...みんなぁ...ありがとう...」ｷﾞｭｳｳﾓﾌﾓﾌ

[180 スレ主 23/02/11(土) 00:16:42]

・・・・・

それから10分後...

「もふもふ...おちつく...」

ウタはチョッパーのもふもふを堪能していた

[181 スレ主 23/02/11(土) 00:20:46]

「UTA。そろそろいいか？」

「あとごふんだけ...」

「仕方ねぇなぁ...あと5分だけだからな？」

「ありがとう...」

「もふもふ...もふもふ...」

[182 スレ主 23/02/11(土) 00:25:20]

(歌姫屋...語彙力がもはや幼稚園児レベルだぞ...前途多難だなこれは...)

(ウタ...これからがんばろうな...)

[183 スレ主 23/02/11(土) 00:26:42]

少ないけど今日はここまで、次からはルフィ視点に移行予定

[184 二次元好きの匿名さん 23/02/11(土) 02:25:30]

ルフィ視点楽しみだ
精神崩壊してそうだけど

[185 二次元好きの匿名さん 23/02/11(土) 12:31:57]

保持

[186 二次元好きの匿名さん 23/02/11(土) 19:08:58]

幼児退行化…？

[187 スレ主 23/02/11(土) 23:04:22]

sideルフィ

UTAの活動休止の知らせに続き、ウタに罵倒されて別れるという悪夢を見たルフィ

ウタへの罪悪感で押しつぶされているルフィの気分は最悪だった

いつもならお腹いっぱいになるまで食べる朝食も、今日という今日は食欲が全くわかない

ただ何も口にしないわけにもいかないので、適当に水で済ませることにした

「はぁ...」

「だめだ...何もする気が起きねぇ...」

[188 スレ主 23/02/11(土) 23:33:28]

『ほらルフィ！早く食べないと遅刻しちゃうよ！』

『えへへ♡ルフィといっしょに食べるとおいしいな！今日も仕事がんばるぞ！』

「あいつ...ちゃんと飯食ってるよな...」

「おれがいなくても...大丈夫だよな...」

ここまで来てもなおウタのことを心配しているルフィ

もはや聖人の域に達してるのではないかと疑ってしまう程だ

[189 スレ主 23/02/12(日) 00:47:18]

『ルフィ！私たち、ずーーっといっしょだよ！！』

ウタといっしょにいる資格...おれにはもうねぇからな...

『ねぇルフィ...わたし、すっごくしあわせだよ...』

ウタ...どうかしあわせになってくれ...

[190 スレ主 23/02/12(日) 00:54:19]

『わたし、ルフィのことだーいすき！！』

おれじゃなくても、ウタをしあわせにできる人はいるはずだ...

『愛してるよ！！ルフィ！！！』

ウタがしあわせになってくれればそれでいい...

おれはそれだけで十分だ...

[191 二次元好きの匿名さん 23/02/12(日) 00:56:55]

シャンクスな一番見てて辛いです
僕はおかしいのでしょうか

[192 スレ主 23/02/12(日) 01:05:02]

『ルフィ』

『ルフィ･･･』

『ルフィ！』

『ルフィ･･･///』

『ルフィ･･･？///』

『ルフィ〜！！』

[193 スレ主 23/02/12(日) 01:08:48]

ルフィ！！！！

[194 スレ主 23/02/12(日) 01:11:02]

ウタ...

今までありがとな...

おれ...お前といれてしあわせだった...

ずっといっしょにいれなかったのは心残りだけどよ...

もういいよな...

これで全部"おわり"にしよう...

[195 スレ主 23/02/12(日) 01:11:47]

ウタとの思い出が走馬灯のように駆け巡ったルフィ

その場から立ち上がると、荷物の整理に取り掛かった

「ししし...おれ、もう疲れちまった...」

[196 スレ主 23/02/12(日) 01:14:02]

次スレは朝に立てます

[197 二次元好きの匿名さん 23/02/12(日) 02:02:56]

不穏すぎるぞ…

[198 スレ主 23/02/12(日) 08:25:06]

次スレ

【CP・現パロ・閲覧注意】「ごめんシャンクス！ウタとの生活はもう無理だ！！」実質PART14｜あにまん掲示板

[199 二次元好きの匿名さん 23/02/12(日) 16:32:34]

うめ

[200 二次元好きの匿名さん 23/02/12(日) 16:33:32]

梅