ここだけ異能学園オンライン出張ギャラリー IV

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:17:05

    ここだけ異能学園の掲示板シリーズにでてきたキャラ絵(Picrew可規約はちゃんと読むこと)やSS、芸術作品を飾るところ!キャラについて盛り上がってもOKだよ!

  • 2二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:19:12
  • 3二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:20:14

    ついに恋愛妄想勢も現れたか、らしくなってきたじゃないか……!

  • 4二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:20:30
  • 5二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:21:58

    春になったらSS書こ……キャラ生き残ってるか分かんないけど

  • 6二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:22:22
  • 7二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:24:30

    保守保守

  • 8二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:24:56

    とりま保守

  • 9二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:25:43

    クリスマス衣装ぴくるーで作ろうとしたけど間に合わなかったな
    それっぽいパーツがない…自分で描けるようになりたいが遠い…

  • 10二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:26:48

    >>9

    描き始めればいいじゃねえか……今からよ!

  • 11二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 21:15:32

    誰か男装かぐやさん×女装小桜君でなんか描いて(大の字)

  • 12二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 12:40:14
  • 13二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 19:44:21

    この飄々とした見た目で…あのポンコツ…好きです

  • 14二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 22:28:06

    >>11

    雑だが

  • 15二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 23:56:55

    (多分31日に笑ってはいけないSS出します)

  • 16二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 00:24:29

    >>14

    えろい

  • 17二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 17:29:03

    事件スレにてアイアスの盾やギガントアイアス使ってた騎士団団長のビジュ

  • 18二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 18:20:36

    >>14

    グッド…

  • 19二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 22:03:09

    そういえば隠岐くんとかの見た目決まってなかったよな

  • 20二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 22:04:18

    決まってないね

  • 211921/12/28(火) 22:04:31

    >>19

    そりゃそうだ隠岐は隠岐だ

  • 22二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 22:10:17

    >>21

    ワートリの隠岐ではないと思うよ!?

  • 23二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 22:11:26

    (ワートリ知らないから今までマジで意味分かってなかった)

  • 24二次元好きの匿名さん21/12/29(水) 20:09:34

    このレスは削除されています

  • 25笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 07:02:42

    大晦日になったのでSSを投下します。時間ごとに投下するので今日はコテハン付けさせてください
    ・異能学園でこれまで出てきた人物のギャグパロSSです。※キャラ崩壊に注意
    ・一部展開を端折っているものもあるのであまり期待しないでください。2日で書くのはさすがに無理だった

  • 26笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 07:04:07

    異能異能学園第2運動場、某日早朝──
    バッグを持って私服で来た面々
    新條晴、玉城錬、隠岐(仮称)、クレア・アヴァン・ホーン、雨野月雲の5人
    集合時刻の5分前に集まりちょっと会話をしている
    新條、玉城、雨野は3人で決定戦の話題に
    新「それで…そちらの方は……?」
    (((誰だこの人)))
    隠「自分、隠岐って呼ばれてます。本名言っても通じないんで、こっちで呼んでもらって全然大丈夫なんで」
    雨「そんでこっちの人は……」
    ク「クレア、クレア・アヴァン・ホーン。特殊異能科、コタツ同行会所属。……よろしク」若干挙動不審気味のクレア
    隠「なんや、つんけんしとって。取って食うわけやないで?」
    コタツ同好会を知っている玉城や新條は見たことあるような顔をしている
    そんな中、集合より数分遅れて
    「皆、遅かったねぇ~」コタツ同好会の生徒が地中から這い出てくる。
    玉「お前、あの…同好会の…えっと……」
    ((((何だっけこの人の名前……))))
    ク「リーダー!?」
    隠「いやあんさんも知らないんかい」
    ク「いヤ、リーダーはリーダーだシ……」
    これから新たに創立されたという異能学園に転校生として行ってもらうことに、制服に着替える
    玉城だけ女子制服、おかっぱ頭に胸パッド。他のメンツは男子制服。玉城を見て新條、クレア、雨野は吹き出しそうになる
    隠「似合ってますよ」
    玉「そりゃどーも」
    雨野はアフロのかつらをかぶっている。ちょっとかゆそう
    雨「実験で失敗してもこんな頭にはならないっすよ」

  • 27笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 07:05:53

    そして笑っていけないルールの説明
    コ「異能学園に求められる理想の生徒像はどんな事態になっても動じない、柔軟な対応を迅速に行う完璧な生徒だから。笑ってしまうとシバキ隊にお尻を叩かれるからねぇ、覚悟しておくことだよ」
    雨「当事者になって思いますけど、やっぱりおかしいすよねこのルール」
    新「クレアさんは女性ですけど大丈夫なんですかね?」
    異能学園行きのバスも到着し、いよいよスタート。新條、クレア、玉城、雨野、隠岐の順で乗る
    新條がバスの入り口の段差で転び、後ろにいたクレアが笑ってしまい早速ケツをしばかれる
    玉「容赦ねぇな……同好会ってのは」
    バスが異能学園に向けて出発する

  • 28笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 08:00:05

    バスが停留所に到着
    雨「誰か来るんすかね」
    玉「見当つかねぇな」
    皇后崎がパンツ一丁、撮影カメラを担いで乗ってくる
    皇「いやぁ~皆さん皆さん、お揃いで!今日もい~ぃ顔してますねぇ!」
    (全員 アウト)
    新「いやいつか来ると思ってましたけど」
    隠「最初から飛ばしてくるなぁ」
    皇「新條さん、かわいい顔して中々豪快な戦い方をしますねぇ!痺れましたよ」
    新「それはどうもありがとうございます」
    皇「玉城さん、創さんとの準決勝凄まじい接戦でしたね!手に汗握りましたよ」
    玉「んまぁ……どうも」
    皇「そして雨野さん……その……えと……良かったですよぉ!」
    隠「どの面下げて言ってんねん」
    雨「……無理しなくて大丈夫っすよ?」
    (クレア 新條 アウト)
    皇「しっかし皆さんどうしてここに?全員お知り合い……でもありませんよねぇ?」
    ク「新しい学園が出来テ、そこにアタシたち転校するみたいなんだヨ」
    皇「ほっほう。では私もついていきましょうかね!新しい出会いは今私に最も必要なので!」
    皇后崎が向かいの席に座る。バスは出発
    玉「嘘だろ……」

  • 29二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 08:07:35

    このレスは削除されています

  • 30笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 08:08:13

    途中、信号で止まったところで皇后崎がしれっとパンツのずれを直す
    (全員 アウト)
    隠「もう何もせんといてくれ、じっとしとけ」
    雨「この人降ろして……」

  • 31笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 08:15:29

    停留所に止まると、女性が襲われている。
    「いやぁーっ、助けてー!」
    玉「異能使えよ、円卓のやつだろ?あいつ」
    雨「でもマズくないすか?助け呼んでますし」
    皇「はっ、あれは円卓の……マズい、助けたいがこのままでは私だとばれてしまう……!」
    ク「何したってバレるだロその恰好」
    新「もう何もしないでくれ……」
    皇「はっ、そうだ!このパンツを使って……」
    おもむろにパンツからパンティを取り出し顔に装着、そしてパンツの両脇をたくし上げ、変態仮面に変身する
    (全員 アウト)
    雨「大丈夫なんすか皇后崎さん、あんた本当にそれで」
    玉「とっさの行動として狂ってるだろそれは」
    皇「待てーいそこの悪党!この変態仮面が来たからにはもう安心だ!」
    皇后崎、カメラをぶつけ異能を使い悪漢を撃退
    隠「隠しててもバレバレやんけ」
    (新條 雨野 クレア 玉城 アウト)
    「ありがとうございました変態仮面さん、どうかお礼を」
    皇「いえ、そんなものは要りません。では私はこれで!」
    その場から去る変態仮面、カメラを置いていく
    「あら、これってもしかしてあの人の……?」
    女性は大事そうにカメラを抱える。バスは女性を置いて出発する
    雨「もしかして惚れたんすかね……?」
    隠「変態やなぁ」

  • 32笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 09:02:25

    バスは学園に到着。周辺を森に囲まれたところに校舎が立っている
    コ「着いたでぇ、皆降りるんや」
    玉「やっとか……」
    雨「思ったよりちゃんと校舎っすね」
    新「建築委員会が建てたんですかね?」
    隠「まだ学園の敷地にこんな場所があったなんてなぁ」
    ク「お尻痛イ……」
    コ「ここがお前らが入学する、ダース―七光学園や」
    玄関には巨大な像が立っている。
    隠「ぶっさいくな像やなぁ、てかほぼまねき猫ですやんコレ」
    コ「そしてこれが学園長の像や。この像の口に手を入れるとご利益があるんやってぇ」
    新「誰が入れます……?」
    雨「玉城さん、お願いします」
    玉「俺か?まぁいいけど」
    手を突っ込む玉城。すると手に何かをつかまされる
    玉「ひっ!?」慌てて手を引っ込め、手のひらを見ると
    ガムがくっついていた。
    (隠岐 雨野 アウト)
    コ「ガムがついてるなんてラッキーやな、きっといいことあるでぇ」
    隠「嘘つけ」
    (新條 アウト)
    一行は校舎に入る。

  • 33笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 09:10:24

    コ「ここがお前たちの部屋や。荷物置いたらすぐ校長室挨拶行くでぇ」
    一行は校長室へ向かう。
    コ「ここが校長室や。校長は厳しい人やから、きちんとせえよ」
    新「怖いですね……」
    隠「誰なんやろな」
    コ「校長、失礼しまーす」
    校長が背を向けて座っている。
    コ「校長、転校生の5人をお連れしました」
    「ご苦労。」
    振り向いたのは綾小路父だった。膝上には猫(校長)がいた
    (雨野 クレア アウト)
    雨「そうきたか…」
    新「あの顔、完全に飼い猫ですよ」
    綾「君たちが転校生か。ダース―七光学園にようこそ、君たちは今日からこの学園の一員として切磋琢磨努力してほしい」
    玉「うっす」
    ク「はイ」
    綾「わが学園はつい最近設立されたばかりだが、設備や教師陣などの支援体制は万全……」
    突如、言葉をさえぎって機嫌が悪くなった猫が校長を襲い始める。椅子が後ろに倒れる
    (新條 玉城 アウト)
    隠「大丈夫ですかあれ?」
    雨「かなり豪快に行ったっすね猫ちゃん」
    コ「校長のペットは気性が荒いからねぇ、いつものことやで」
    綾「はっはっは、こいつめ。よしよし……すまないね諸君」
    綾小路校長が立ち上がると顔はひっかき傷だらけになり、スーツは破れ中に着込んでいた女装が見える
    (全員 アウト)
    隠「何してんねん」
    ク「体張るナ、校長」
    綾「我々は学生に対して手厚い支援を行っている。なにかあればすぐに近くの職員に言ってほしい」
    玉「話に集中できねぇよ」

  • 34笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 09:10:34

    綾「話は以上だ。帰っていいぞ、私は忙しいからな」
    新「ちゃんと上、着直してくださいね」
    校長室を出る
    コ「じゃ、部屋に戻ろうねぇ」
    校長室を出たところで、また猫が襲い掛かる音がする。
    綾小路校長が部屋から出てくるが、女装服も破れて乳首が露出している
    (全員 アウト)
    雨「もう許してほしい」
    そのまま綾小路校長はどこかへ向かう
    新「どこに行くんですかね……校長」
    隠「あれやと学園の恥やで」

  • 35笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 09:29:58

    自分たちの部屋に戻ってきた一同
    玉「やっと休める……」
    新「お茶入れますね」
    雨「すみません、お願いしますっす」
    隠「しっかし色々置いてあんなぁこの部屋」
    部屋の中には学園に関するものだろうか、書類や書籍の棚以外にもいくつか用途不明の道具が置かれている。鍵のかかったロッカーもいくつかある
    ク「このロッカー、どうやって開けるんダ?」
    新「どこかに鍵があるんですかね?」
    雨「机の中とかじゃないすか?」
    隠「一斉に開けるとごちゃごちゃするから順番に開けよか」
    玉「じゃあ俺から」
    玉城が自分の机の引き出しを順々に開けていく。
    玉「何もねぇな」
    ク「じゃあ次はアタシカ」
    「笑」と書かれた謎のボタンが出てきた。
    雨「なんすかそれ」
    隠「笑って書いてある時点で地雷やろ」
    新「でもせっかく見つけたんですから押せばいいのでは?」
    ク「じゃあ押すカ」
    ボタンを押した。すると突然Fatboy Slim の Because We Canが流れる
    曲とともに入場してきたのは皇后崎と風紀副委員長。皇后崎は引き続きパンティを顔にかぶっている
    「「いやいや~どうも~‼」」
    (全員 アウト)

  • 36笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 09:30:28

    玉「フットワーク軽すぎだろ」
    隠「やっと忘れてきたところやったのに」
    ク「円卓はやっぱり違うナ」
    皇「はい、ということで!ゴム・ブラウンですー、よろしくお願いしますー!」
    副「年越しそばは、ソース派です!」
    皇「キャーッ‼」
    皇后崎ツッコもうとするが、超反応で避けられて右ストレートを頬に入れられる
    (全員 アウト)
    新「痛そう……」
    雨「あれ完全に入ってますよね」
    皇「なんやねんソース派って。普通におつゆで啜るやろがい‼」
    副「よろしくお願いしますー‼」
    皇「はい、じゃあ改めましてお願いします」
    副「最近ね、私考えたことがあるんですよ」
    皇「なんですかいきなり」
    副「いやね、サザエさんの中島くんっているじゃないですか」
    皇「いるね、カツオくんの友達ね」
    副「あの中島くんを5人合体させて最強の中島くん、ナカジMAXを作りたいんですよ~!」
    皇「ナカジMAX…?」
    副「ナカジMAXを作るのはすっごい難しくて……だが、私はやり遂げてみせよう……」
    皇「……何言ってるんですかねぇ!でも……ナカジMAX、最強って聞きますとねやっぱり見てみたくなりますよね!どこが最強なのか是非知りたいですしね」
    副「それでは、中島の入場だぁ~っ!」
    皇「これからね、中島くんが5人、来るみたいですね」

  • 37笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 09:30:36

    副「中島です/中島です/中島です/中島みゆきです/中島です……合ッ体‼」
    皇「中島みゆき!?中島の中に、中島みゆきさんが入ってるぞぉ!?これから一体、どうなっちゃうんだぁ~!?」
    副「つ~ば~め~よ~」
    皇「ダメ―」皇后崎ツッコむが再び超反応、今度は腹に拳が入る
    (全員 アウト)
    玉「めちゃくちゃしばかれてるな」
    雨「皇后崎さん腹抑えてますよ」
    皇「……いや…中島みゆきさん……存在感強く…て……ウッ」
    隠「いやもう限界やんけ」
    新「打合せの時よりも威力が強かったんですかね」
    皇「中島みゆきさんの要素しか出てないじゃん‼次こそはちゃんとナカジMAX、作ってくださいよ!」
    ク「持ち直したナ」
    副「気を取り直して次行きましょう……中島みゆきです/椎名林檎です/aikoです/前田敦子です/宇多田ヒカルです……合ッ体‼」
    副「女性歌手ばっかりで合体するぞ!?これは一体、どうなっちゃうんだぁ~!?」
    副「つ~ば~め~よ~」
    皇「はいダm……」皇后崎がツッコむ前にビンタされる
    隠「もうめちゃくちゃやんけ」
    副「よし、本日はナカジMAXが無事完成いたしましたので次は磯野波ヘラクレスを作りたいと思います!」
    皇「……楽しみですねぇ‼」
    「「どうも、ありがとうございましたー‼」」二人は部屋から出ていく
    (全員 アウト)
    玉「帰れ帰れ」
    新「二度目の登場早かったですね」
    雨「流石にこれ以上来ないでしょう」
    ク「お大事二……」

  • 38笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 09:46:23

    隠「なんか僕の所にも入ってますね」
    出てきたのはブーブークッション。
    新「それに座るといいんじゃないですか?」
    隠岐がブーブークッションを椅子に敷いて座る。音が鳴る(ブゥ~)
    雨「……普通っすね」
    隠「あ、でもこれなんか音変わりますね」
    玉「本当か?」(ブゥ)
    新「笑わせようとしてます?」(ブゥブ)
    ク「仲間内でつぶし合いは見にくいゾ…」(ブゥーブブゥブゥ‼)
    (雨野、玉城、クレア アウト)
    玉「アイツからクッション取り上げろ‼」雨野が隠岐からブーブークッションを取り上げようと追いかける
    隠岐は椅子に乗って逃げる、その際、体勢を変化させる度にクッションが鳴る
    (ブゥ、ブゥ!ブッビ…ブブブブブブブビビビビビィィィ‼)
    (雨野 新條 玉城 クレア アウト)
    新「勢いありすぎ」
    隠「追っかけくるからですやん、こんな音出ちゃうのは」
    玉「分かった、俺が悪かったから……一旦やめてくれ」
    隠「分かりましたよ」
    隠岐、ブーブークッションを机の上に置く

  • 39笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 09:51:39

    新「僕の所は……何もないですね」
    雨「俺は……なんだこれ……」
    出てきたのは謎の封筒。開いて中を見るとよく分からない文書が入っている。
    玉「なんだこれ……暗号か?」
    ク「何か解く方法があるのカ?」
    メンバーが解読方法を考えている頃、雨野はもう一枚封筒に入っているものを見つけた。
    それはケツしばき回避券(5回分)。これを見られないようにポケットに隠す。
    暗号の解読方法は結局不明のままだった。
    隠「色々解き方を考えたけど…一部文字が足りないんや……これだと文章にならない」
    文書を封筒に戻し、封筒は机の上に上げる。
    雨「……そういえばそれ、座り方で音が変わるんなら他の人だと音の鳴り方変わるんすかね?」雨野、ブーブークッションを指さす
    新「いやいや、もうその件はもう……」
    雨「いやー、でも気になるんすよねぇコレ。試しにクレアさん座ってみてくださいよ」
    ク「はァ……」
    クレアが座ると(プゥ…)と可愛い音が鳴る。
    隠「かわいらしい音やね」
    雨「じゃあ次は玉城さん」
    玉「いやいいって、もう……」渋々座る
    (ブボッ‼ボッ、ボボボボボボボボ‼)
    (新條 雨野 クレア 隠岐 アウト)
    隠「いやどうやったらそんな音出るねん」
    新「ほらぁ、これじゃ誰も救われないんですよ!」
    雨「でも……」雨野、回数券をシバキ隊に見せてお仕置き免除
    隠「なんやそれ、ズルいなぁ」
    雨「あの封筒に一緒に入ってたんすよ」
    玉「それ……全部で5回分なら一人一枚配れるじゃん」
    雨「いや、これは俺の机から出てきたんで」
    ク「独り占めダ」
    玉「覚えとけよお前…」

  • 40二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 09:57:51

    >>29

    SS書くのは好きにしろい

  • 41二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 10:01:06

    SSは基本自由やで、ただ不快な表現や露骨なヘイト表現はやめてな

  • 42笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 10:02:01

    コ「お前ら、転校生を歓迎するレクリエーションがあるから行くでぇ」
    新「そんなのあるんですか」
    体育館には各学科の生徒がチームを組んでいる。
    5人は転校生チームとして対決する。結果は転校生チームの勝利

    玉「つっかれたな…」
    隠「玉城さん、考えながら動くの苦手なんですね」
    玉「いや、戦闘なら問題ないんだがな?」
    新「あっ、見てください。"机の中身が変更しています"……だそうです」
    ク「ブーブーも封筒も無くなってるナ」
    雨「でも俺の券はポケットに入ってるんで。あと2枚使えるんすよ」
    ((((こいつ…))))

  • 43笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 11:20:00

    玉「おっと…鍵か」玉城の引き出しからロッカーの鍵が出てくる。
    鍵に記された番号は21番。大きなロッカーを開ける。
    雨「何が入ってるんすかね」
    玉「よっと…………えぇ…?」取り出したのはイッシ―の像…だが顔には玉城の顔が彫られている
    (雨野 新條 隠岐 クレア アウト)※雨野は免除、残り1回
    隠「なんですかソレ……イッシ―くん、ですよね」
    新「顔が玉城さんですよね?」
    玉城、おもむろにイッシ―像を顔の脇に持ち上げる
    (雨野 新條 クレア アウト)※雨野は免除、残り0回
    隠「息子さんですか?そっくりですねぇ~」
    (玉城 アウト)
    玉城、像を机に置いて座る
    雨「それにしてもよく出来てるっすね」
    玉「誰だよ作ったやつ…あ」
    玉城は後頭部に謎のボタンがあるのを発見。押してみる
    『ギャー―ス‼』怪獣の雄たけびのような声が像から鳴り、おどろおどろしいBGMが鳴る。最後に口元からは勢いよく煙が出た
    (玉城 クレア 隠岐 アウト)
    隠「中々悪趣味やでこれは」
    玉「これ以上いじるのはまずいな」像を机に置く
    若干の静寂の後、玉城は像の向きを調整して像と共にメンバーの方を向く
    (新條 雨野 隠岐 クレア アウト)
    新「ちょっと雰囲気よくないですよー!やめましょう争いなんて!」
    ク「その像片付けロ」
    玉「え……?」像を胸に抱えて悲しそうに4人の方を向く
    (新條 雨野 隠岐 クレア アウト)
    隠「その子供を抱きかかえるみたいなのやめてくださいよ」
    玉城、しぶしぶ像をロッカーに片付ける
    玉「ごめんな……」玉城、まじまじと像を見て吹き出す
    (玉城 アウト)
    雨「自分で笑ってたら世話ないすよ……」

  • 44笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 11:54:38

    コ「お前ら、お昼休みやでぇ」

    新「やっとですか……」

    隠「腹減りましたわぁ」

    コ「この学園は実力主義やからな、お前らにはちょっとしたゲームに挑戦してもらってその結果で昼食を決める」

    玉「中々きついな」

    コ「それでは、どうぞー」

    「はーいはいはいはいはいどうもー!昼食係の宇藤直介です!」

    昼食は替え歌で指定された食べ物のことを褒める歌を歌うゲームで決める。

    一位:豪華なお重弁当 2位:焼肉定食 3位:食堂のきつねうどん 4位:1/2のり弁当 5位:素うどん

    ゲームの結果、隠岐>新條>雨野>玉城>クレアの順に決定した。

    クレア「うゥ……」素うどんを食べてすぐに部屋のお菓子をむさぼっている

  • 45笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 12:55:36

    お昼休みが終わる。
    コ「お昼も食べ終わって、少し眠いやろぉ?」
    雨「いや全然?」
    コ「眠気覚ましついでに運動場行って、体育の授業やるでぇ」
    雨「いや全然?」
    コ「学園のグラウンドはちょっと離れてるから、バスで移動するで」
    新「なんでそんなところに建てたんですかこの学園」
    (雨野 クレア アウト)
    バスに乗り込み、一同はグラウンドに向かう。
    グラウンドでは異能が使えない状態で地獄の鬼ごっこが行なわれる。鬼に捕まると鬼の顔に書かれた罰を受ける
    隠岐がガラス張りの部屋に幽閉され、開けるためのカギを探す。ハズレのカギだと奥から京都弁の子が出てきて二人羽織をする。食べるものは軒並み熱々or激辛)
    結局答えのカギは見つからず
    コ「あ、そういえばポケットにそのままにしとったわ。ほい」開錠
    隠「はぁ、はぁ、やっとかいな……」
    コ「帰るでぇ、はよバスに乗るんや」
    玉「面の皮厚いなこいつ」

    学園の部屋に戻ってくると
    ク「また机の中身リセットされてるみたいダ」
    雨「マジすか……」

  • 46二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 15:18:22

    新「なんか入ってますね……お菓子だ」
    出てきたのはおいしそうな大福。パッケージには塩大福(イチゴ入りあんこ)と書かれていた。
    ク「いいなァ」
    玉「危なくないか?机に入ってた大福なんて」
    新「賞味期限も問題ないですし、誰かが入れてくれたものを食べないのももったいないですし」
    隠「なんかドッキリ用ってことないか?激辛とか変な味、とか」
    新「まぁ…食べてみます」おずおずと口へ運ぶ。
    新「………うん、普通においしいですね」
    隠「よかったやん、儲けもんやな」
    突然、ディスプレイに映像が流れる。

  • 47笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 15:19:21

    わが学園の一流の講師陣。その中でも血統、異能共に優れ、厳しい基準をクリアしたエリート教師が存在する。
    彼の名は、アーサーペンドラゴン。この学園で異能戦闘科で教鞭を取っている。今日、彼には我々テレビ班の挑戦をクリアしてもらう。
    それを通じて、彼のすばらしさを見ていただこう。
    今回挑戦してもらうのはサウナだ。ここで30分耐えてもらうのだが、ただのサウナではない。本来のサウナよりも高い、120度で挑戦してもらう。
    雨「なんでサウナなんだよ」
    (新條 クレア アウト)
    早速アーサー先生には服を脱いでもらい、タオルを持ってサウナへ入ってもらう。
    「このくらい、屁でもないな」
    挑戦スタート。まずは10分、彼はじっと耐える
    玉「………」
    体からは滝のような汗が出ており、彼の体を伝う
    隠「見せんでいいねんそんなの」
    そして20分。ここでサウナの連絡機能を使って彼に質問をしてみる
    ──あなたにとって、教育とは?
    「…………えっ?」聞こえていない
    (全員 アウト)
    ク「ちゃんと聞いとけヨそのくらイ!」
    玉「一流ならそのぐらいちゃんとしろよ」
    ──あなたにとって、教育とは
    「…………えっ?」
    「…………………継承、ですね……血統、異能共に一流でも知識と礼節がなければ一流にゲホッゲホ」サウナの熱気にむせる
    (全員 アウト)
    雨「しっかりしろ一流!」
    「…………………継承、ですね……血統、異能共に一流でも知識と礼節がなければ一流にゲホッゲホ」
    「ゲホッ、ケホッ……オエッ」えずく
    (全員 アウト)
    新「汚いなぁ」

  • 48笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 15:19:56

    「…………一流の素質に一流の教育を。そしてそれを次代につなぐこと。これが私の教育……です」
    真の一流を生み出し、継承する教育。彼の偉大さを表す素晴らしい信念だ
    (ここからアーサーがサウナで耐える絵面が10秒ほど流れる)
    隠「何需要やねん」
    ──そして30分経過。今回、なぜこのような挑戦を行ったのか?これには理由がある。
    彼の遺伝子を採取するためである。彼の汗が染みこんだタオルを絞り一流の汗を集め、火にかけて一流塩を取り出す。
    そしてこの一流塩を餅に練りこみ完成したのがこの──
    玉「嘘……だろ……」
    一流大福だ。
    (全員アウト)
    新「えぇっ!?」
    隠「いや気持ち悪っ」
    ク「ドンマイ」
    新「もう食べちゃったんですけど……最悪」
    雨「油断っすね」

  • 49笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 15:26:39

    雨「まぁ新條君は運が悪かったってことで」
    新「うぅ……」
    玉「お、なんか入ってる」出てきたのは謎のDVD
    隠「そこにDVDプレイヤーあるんで、再生してみたらどうです?」
    早速再生することに
    雨「あ…泉川さんっすね」
    DVDには泉川海姫からの日ごろの感謝の気持ちが書かれた手紙を読み上げる映像だった。(月姫は後ろで作業をしている)
    決定戦の活躍や団体戦の思い出なども触れられておりちょっと照れ臭くなったところで
    泉「玉城………タイキック」
    (月姫は肩が震えており、内容に笑いがこらえきれなくて顔を見せていなかっただけだった)
    玉「えっ、俺?おいおいおいおい泉川、嘘だろ!?ちょっといい雰囲気だったじゃねーか!」
    入ってきたのはボクサーの恰好をしたヤンライタン
    ヤン「ハイ、動かないだよ!よし行くねー!」
    一瞬爆破したような、そんな威力のタイキックが玉城のケツに炸裂
    玉「ぐおおおおおおお!!!!!!」玉城、絶叫
    (新條 雨野 隠岐 クレア アウト)
    玉「くっそ、これ考えたやつ絶対許さねえからな……」

  • 50笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 15:58:44

    雨「お、俺の所にもなんか入ってるっすね」
    机から出てきたのは「悲」と書かれたボタン
    玉「さっきのとおんなじボタンだけど……文字が違うな」
    ク「悲しい気持ちになるのはちょっと嫌だナ」
    雨「まぁ押してみますね」
    ボタンを押すと、突然黒子が入ってきて机と丸椅子を置いていった。机の上にはラーメンの器が置かれている
    隠「なんやなんや」
    新「何か始まるみたいですね」
    突然部屋が暗くなり、用意された場所にスポットが当たる。
    やがて泣きながら新條実が入ってくる。一緒に新條創、新條唯が入ってきて席に座る
    (新條 玉城 アウト)
    新「なんで兄さんたちが!?噓でしょ!?」
    玉「ちょっとヤバいかもな……」
    実「丸太小屋の……火事のこと…僕は責任がないって……言ったけど……」
    隠「北の国からのやつなんかな?」
    雨「みたいっすね」
    実「(中略)だから……火事を出したのは…僕の責任だ……それをずっと言いたくて……でも」
    創、こっそりと左手で実の器に手を当てる仕草を繰り返している
    ク「何してんダ?あいつ」唯、ちょっと笑いをこらえ切れていない
    (新條 隠岐 アウト)
    隠「んもー真剣なシーンやんけ今はさぁ…変なことせんといてくれや」
    再現は続く。そして……
    「あのぉ、もう店閉めますけど」入ってきたのは新條贋だった
    (新條 アウト)
    玉「新條一族そろい踏みだな」
    新「贋さんとはこんな形で会うのだけは嫌だった……」実は初対面
    贋「1500円」創は贋の持っているトレイにお金を入れる
    隠「来るで…」
    贋「まいど」実のラーメンを下げようと器に手をかけるが

  • 51笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 15:59:03

    創「子供が、まだ食べてる途中でしょうが……っ痛っ」
    手を振り払う、というより贋よりも早く器に手をかけて実にラーメンを浴びせようとしたところ、ラーメンの器は机に固定されていた。
    手を痛めた創と泣いている実を見て
    唯「もういいわよ父さん、お兄ちゃん、行きましょ(笑っているので微妙に声が震えてる)」と雑に退場する。贋もその後に戻っていく
    (全員 アウト)
    玉「何してんだよ創」
    隠「最後の最後で雑やわぁ」
    新「……」
    ク「とんだ三文芝居見せられたナ」
    雨「しっかり演じてほしかったっすね」

  • 52笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 16:33:40

    コ「皆ぁ、今から異能研究科の実験室行くで。異能を使った新薬の実験を行うそうや」
    隠「ほな行きましょか」廊下を移動する。
    すると奥から言い争いをしている由良ゆりらと明道秋政が出てくる。
    明道はなぜか不良の恰好をしている
    ク「うワ……」
    明「おい…お前、なんや人にぶつかってきて。金払えや金ぇ!」
    由「いや……無理です」
    明「無理はこっちのセリフや!おめぇ学ランに傷つけやがって…弁償せぇ弁償!」
    由「いや…無理ですって」おもむろに服の内側から叩き棒を取り出す
    明「誠意見せろや誠意!」由良が明道の胸元を棒で叩く
    明「おーい!……って何すんね……何すんねんお前」明道、服を脱がされ上裸に
    新「凄いですね鋼の体」
    明「なめたことしくさってホンマに……おーい(1hit)!おーい(2hit)!おーい…って来いへんのかい!」
    明「来ると思ったら来うへんのかい、来る思うとったら来うへんのかい!えぇ!?」
    明「(つま先)おいつま先やめろ、(顎)アゴもやめろ、おい(顎)アゴやめろ!(脇)脇やめろ(脇)脇やめろ(脇)脇やめろ!毛細血管いっぱい詰まってるとこ、脇~!」
    由良、聞こえないジェスチャー
    明「毛細血管いっぱい詰まってるとこ、脇~!毛細血管が、いっぱい詰まってるとこ、わ・き~!……何で聞こえんねんこれが!」
    由「すみません"毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇"って部分が聞き取りにくいのですが」
    明「そう言うたんやお前ぇ!よう聞いておk……乳首ドリルすなぁお前」何度も乳首ドリルをしようとする由良
    雨「よく許可しましたねこれ」
    ク「会長の指示じゃないカ?」
    明「乳首ドリルすな、すな、すな、すなすなすなすなつま先脇アゴぉ!ドリルせんのか~い!」
    明「すると思ったらせんのかい!すると思ったらせんのかい!すると思ったら……すんのかいぃ、ドリルすんのかいぃ…あん」
    隠「喘ぐなや」
    明「すんな、すんな、すんな、つまさっ……乳首かいぃ……」
    明「すな、すな、すな、つま先脇アゴ、ドリル、ドリル、ドリルせんのかい!ドリル、ドリル、ドリルせんのかすんのかーい!」
    由良、明道の胸元をさすり
    由「…バーベキューでもしましたか?」
    明「誰がバーベキューしたかやお前!お前のせいや!……明日はちゃんと払ってもらうからな!」明道、去る
    (全員 アウト)

  • 53笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 16:33:48

    玉「凄いもの見たな」
    隠「ちょっと得した気になってしもうたわ」
    雨「それ、分かるかもしれないっす」
    コ「ほな行こかぁ」

  • 54笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 17:02:25

    コ「着いたでぇ、ここが異能研究科の実験室や。ここでは異能を使った新薬の研究や新しい素材の発見をしてるんや」
    玉「うちの学園よりまともだな」
    雨「一応、同じことしてるんですけどね……」
    新「評判がよくないですよね」
    コ「今日はここで新薬の発表があるそうなんやぁ。じゃあお願いします」
    研究科の生徒がやってくる
    研「はい、では説明をば。今回発表させていただく新薬はある生徒さんとの共同研究で生まれたものです。その生徒さんは体が発光する異能を持っていて、塗料にすることで暗いところで使う衣服に使えるんじゃないかって」
    隠「そりゃすごいなぁ」
    研「それで……実験は最終段階に入っていてあとは実際に使ってみるだけなんですが……あ、アナタ!」
    ク「アタシ!?」
    研「そうですそうです、あなたがいい。このコフィンに入ってください…あ、そのままで大丈夫です」
    クレア、実験用コフィンに入る
    研「この中に入って、全身に塗料を吹き付けます。これで全身が発光するはずです……スイッチオン!」
    コフィンのガラス部分にカバーがかかる
    雨「全身にかける意味あるんすかね?」
    玉「まぁやっていないと分からんからな」
    (ブッシャ―!!)何かが強く吹き付けられる音がする
    (玉城 新條 雨野 隠岐 アウト)

  • 55笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 17:03:10

    雨「結構直接なんすね」
    隠「雑すぎるやろ」
    数分後……
    研「では、オープン!」コフィンから大量の煙が出てくる
    そこからは全身が薄緑色に発光するクレアが出てきた。制服にもなぜか小さな発光体がちりばめられている
    研「……どうです?」
    ク「いや、まるで生まれ変わったようで……」
    (新條 玉城 隠岐 雨野 アウト)
    隠「キャラ変するのやめーや」
    新「意外とノるの上手いですね」
    研「健康値も特に異変はないですし……成功です!やった!」
    隠「一番の異変起きてるやろ。なぁ」
    研「クレアさん、ご協力ありがとうございました!……では!」
    ク「エ、戻さないの!?このまマ!?」
    (新條 玉城 雨野 隠岐 アウト)
    玉「一人すげぇ情報量増えたな」
    コ「ほな、戻ろうかぁ」
    雨「本当にいいんすかこれで」

  • 56笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 17:49:40

    部屋に戻ってきた一同
    新「それにしても……ちょっと眩しいですね」
    玉「……ちょっと部屋の電気落とすぞ、クレアはそこに立っててくれ」暗い部屋の中で薄ぼんやりとクレアが光っている
    隠「おぉ~、微妙に明るい」
    雨「光源に使えるか使えないかくらいっすね」
    ク「体張ってこれだケ!?」電気をつける
    玉「まぁ落ち着けって、机の下に何か落とした時とか便利だろ」
    新「それフォローになってます…?」
    その時、突然ダンスミュージックが流れ始めクレアがメロディーに合わせて光が変化する。
    部屋にダンサーがやってきてクレアの周りで踊りだす
    (玉城 新條 隠岐 雨野 アウト)
    隠「誰やねんこいつら、どこから聞きつけて駆けつけたんや」
    ミュージックが止まりダンサーがいなくなる
    雨「すぐいなくなりましたね」
    玉「まだ何かあるんじゃねぇのか?」
    ク「いつになったら直るんダこの体……」
    隠「ちょっと遅めのクリスマスツリーやね」
    (クレア アウト)クレアが叩かれた瞬間、体が強く光る
    (新條 隠岐 玉城 アウト)
    雨「こんな隠し玉があったんすね」

  • 57笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 18:02:29

    コ「クレア君、ちょっと……」クレアが部屋から連れ出される
    雨「やっと終わりっすかね」
    数分後、クレアが元の状態で戻ってくる
    新「お疲れ様です」
    ク「……うン」

  • 58笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 19:12:03

    コ「皆、大変やぁ。職員室で血統差別推進派と反対派に分かれて先生たちが喧嘩しとる」
    隠「ホンマですかそれ」
    玉「怖いなそれは」
    コ「皆、職員室に行くで」
    新「僕らが止めに行くんですか?」
    雨「止めても無駄そうな気がするんすけどね」
    ク「喧嘩カ、面白そうだナ」
    職員室に到着した一同、用意されたパイプ椅子に座る
    隠「職員室ってこんなに荒れてるもんですっけ」
    雨「ほぼほぼガレージか倉庫っすねここ」
    そこに、喧嘩しながら男性職員たちが入ってくる。全員ふんどしだけのストロングスタイルだ。
    (全員 アウト)
    新「最悪だ……アーサー先生もいる」
    隠「ホンマや」
    血統支持派vs反対派の戦いは5番勝負。
    ①熱々の皿うどんを素手で先に食べ切った方の勝ち
    ②爆竹を中に仕込んだタライを置き、その上の段に乗りスタンバイ。飛んでくるタライに耐え、段から降りなかった方の勝ち
    ③紐で囲まれたフィールドで目隠しチャンバラ対決、二本先取
    ④ローションが塗りたくられたマットの上で腰に紐を巻き付け綱引き、二本先取
    そして最後は……
    「お互いのケツにパンパン空気を入れて腕相撲を行う。そして、その最中に屁ぇこいた方が負けってルールや」
    (全員 アウト)

  • 59笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 19:12:44

    隠「なんやねんそのルール」
    ア「私が出よう。血統支持派の諸君、このリーダーに任せたまえ」
    玉「おぉ、塩が行くのか」
    (雨野 クレア アウト)
    新「その呼び方は勘弁してください……」
    「ではこちらもリーダーの私が出ようッ!」
    雨「誰っすかあれ」
    隠「寮監もやってる捕縛の先生やないかなぁ」
    ア「後悔するなよ、根無し草ども……」
    縛「無論だッ!そちらも後悔しないことだなッ!」
    両者ケツに空気を入れる
    「それでは……勝負開始!」
    ア「……あっ」
    台に肘を載せた時点でアーサーの屁が漏れてしまった。その直後に捕縛も屁を出す
    (全員アウト)
    玉「しっかりしろよ…」
    反対派からヤジが飛ぶ。
    「やる気あんのかアーサー!ケツの穴も閉められねぇガバガバ血統がよー!」
    ク「罵倒が凄いナ」
    ア「ふ……これはいわばハンディキャップですよ。これくらいあげないと張り合いがない」
    縛「ナメやがって……」
    もう一度ケツに空気を入れる……がアーサーの尻から空気が抜けてしまう
    (全員 アウト)
    雨「もう負けっすよ」
    なんとか空気を注入し直した
    「それでは2戦目、開始!」
    ア「あっ……あっ……」
    なんとか腕相撲までこぎつけたがアーサーはどこか力の入らない顔で。すぐに敗北し脱力と同時に屁をこいた
    (全員アウト)

  • 60笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 19:12:50

    ク「サレンダーしロ、ブーサー(デブのアーサーの意)」
    「なんだよ、ウチのリーダーの圧勝じゃねえか!」
    「こんな勝負じゃ話にならん!もっといい勝負持ってこい!」
    両団体は争ったままどこかへ去ってしまった
    コ「ほな、戻ろうかぁ」
    新「結局解決しませんでしたね」

  • 61笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 20:10:09

    一行が部屋で時間をつぶしている頃
    『緊急放送、緊急放送。ただ今、この学園に異能狩りが侵入いたしました。安全確保、また人員確認のため、至急全生徒は体育館に集合してください』
    隠「なんやなんや」
    玉「異能狩り?こんな時間にか」
    雨「物騒っすねぇ」
    コ「大変やぁ、この学園に異能狩りが襲撃してきたそうなんや」
    新「今放送で流れてましたね」
    コ「とりあえず体育館行こか、道中は気いつけてやぁ」
    体育館へ向かう。既に多くの生徒が集まっており一同は一番手前の席に座る
    「皆さん、全員の無事が確認されました。迅速な行動ありがとうございます。異能狩りは異能を持った人々を現代社会から排除するために活動する非合法の組織で、法も平気で破るような奴らです」
    「皆さんは学校にいる時だけでなく普段生活をしている時から気を付けておいてください。では解s」
    「待てぇ!!!!!」突然体育館に響く声。
    雨「まさか……」
    玉「おい、この声って」
    突然現れたのは雨野叢雲だった。何故か鎧武者の恰好をしていてその上から体に鎖を巻いている
    (全員 アウト)
    新「雨野さん⁉」
    隠「まさかやけど、ビンタやろなあれは」
    叢「たった今情報が入った──この中に、異能狩りと通じている裏切り者がいると」
    隠「ホンマですかそれ」
    叢「あぁ。これがその証拠だ」叢雲が取り出したのは謎の封筒。それは雨野の机に入っていたものと酷似していた
    (雨野 アウト)
    月「嘘だ……嘘だ……」
    ク「まだ分からないゾ」

  • 62笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 20:10:23

    叢「この封筒には、ある文書が入っていた。我々はこれの解読に成功した」
    月「でも、でもそれ、隠岐さんがこれは解けないって、言ってましたよね?ね?」
    叢「……何で口答えしてんだお前?」
    (新條 玉城 隠岐 クレア アウト)
    新「余計なこと言うと疑われますよ」
    玉「黙って聞いておけ」
    叢「確かにそこのやつ言ったように、この紙だけでは解読は不可能だ。だが、これを使えばいい。工学科の開発した暗号解読機だ」ワゴンに運ばれて機械が運ばれてくる
    玉「凄い機械来たな」
    叢「この機械に文書を入れれば数万通りの暗号解読を解析したコンピューターが答えを導き出す…はずだ」叢が機械に文書を入れる
    月「…………」
    『ウィー、ウィー、ガピーガピーガピー………"スパイハ"、"ウラギリモノハ"……"アメノツキクモ"………』
    (全員 アウト)
    隠「機密文書のくせになんで共犯の名前名指しやねん」
    玉「他の部分何も触れてねぇのか……」
    月「名前間違えないでほしいっすよ……ツクモっすよ、俺」
    ク「諦めロ」
    叢「だそうだ。おい、月雲、ちょっと来い」月雲を舞台上に呼ぶ
    月「えぇ!?………ちょっと待ってよ兄貴」
    叢「だれが兄貴だと貴様………俺は鬼教官MURAKUMOだぞ、口を慎め」
    隠「初めて聞いたわそんなん」
    月「ちょっと待ってちょっと待って!もしかしたらその機械がおかしいだけですよきっと!」
    叢「…………お前、工学科なのに工学科の機械を疑うのか……」
    月「えぇ↑っ!?いや、別にそんなわけないっすけど!!」
    (新條 玉城 クレア アウト)
    玉「口答えするな」
    ク「大人しくしロ」

  • 63笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 20:10:51

    叢「お前……本当に異能狩りのスパイなのか?」
    月「いえいえいえ全然!全然、そんなこと、ないでございますですはい!」狼狽する雨野
    叢「でもな、この文書にはお前がスパイだって書かれてるんだよ」
    月「いや……待ってくださいよ!本当に何も知らないんですって俺!ねぇ皆!俺違うよねぇ!?」4人の方を向く
    ク「いヤ……まさか雨野が裏切り者だったとハ……騙されたナ」
    隠「だって、その紙にそう書かれておるわけやから……なぁ」
    月「玉城さん!玉城さんなら俺のこと信じてくれますよねぇ!?」
    玉「お前俺らに券くれなかったじゃねーか」
    月雲、黙って4人をにらみつける
    (玉城 新條 隠岐 クレア アウト)
    隠「何睨んどんねん」
    玉「自業自得だろ?」
    叢「裏切り者には、制裁として俺のビンタをくらわせる」左手で月雲の胸倉をつかみ、右手を構える
    月「待って……。待って待って!他にいます!裏切り者います!」
    新「えっ?」
    隠「誰かを道連れにする気やな」
    叢「暗号にはお前以外の名前は誰も書かれていなかったぞ」
    月「いやでも!俺だけはおかしいですって!もっといてもおかしくないですよ!」
    叢「…と言っているが、お前ら本当にそうなのか?」
    隠「いえいえ違いますよ、裏切り者はそいつだけです」
    月「薄情者ーーーーッ!」
    (玉城 新條 隠岐 クレア アウト)
    ク「薄情者っテ、なんでそうなるんだヨ」
    玉「大人しくしろって」
    兄「もう黙れ……行くぞ」
    弟「はい……」当てられる側の頬を引きつらせて準備する
    隠「なんでちょっと面白くするねん」
    (新條 玉城 クレア 隠岐 アウト)

  • 64笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 20:10:57

    叢「よし……行くぞ……」何度か頬にそっと手を当てる
    月「ひっ!……ひっ!……」目をつぶりながら手が当たるたびに声を漏らす
    叢「制裁だ…………ぅおらぁっ!」衝撃が下の4人まで響くような強烈なビンタが月雲の頬に決まった
    月「ひょっ……ひょぉ~~、ひょぉ~~~~!」ビンタされた瞬間の顔で4人の方を向く
    叢「ガァッデム!」叢雲は去る
    (新條 玉城 隠岐 クレア アウト)
    隠「最後っ屁かましてきおったな」
    新「いやまぁなんというか……災難でしたね」

  • 65笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 22:01:05

    隠「それにしても、いつ終わるんですかねコレ」
    ク「一日だかラ……後2時間ってとこカ?」
    雨「うへぇ」
    突然、ディスプレイに映像が流れる
    「御機嫌よう、転校生の諸君」
    玉「誰だ?」
    「ボクは"収集癖"コレクター。突然で悪いが君たちの大事なお仲間は頂いた」奥には縛られて座っているコタツ同好会生徒の姿が
    コ「皆、すまん捕まってしもうたぁ。」
    収「彼を返してほしくば、今から隔離棟に来ることだねぇ」
    コ「助けに来てくれやぁ」
    隠「いやあんた逃げられるでしょう異能使えば」
    ク「面倒臭いナ……眠いシ」
    新「言われてますよ」
    収「ただし……まずは新條晴と雨野月雲の二人で来い。その代わり捜索に行く生徒はその間笑ってはいけないルールを撤廃してやろう」
    玉「なんでだよ」
    新「まぁ、従っておかないと面倒そうなので……」
    雨「行ってくるっす」
    二人が出発
    なぜか廊下においてある順路の看板通りに進んでいく
    新「親切ですね」
    雨「急ぐっすよ」
    道中ドッキリがいくつも仕掛けてあり、ことごとく引っかかる
    新「も~!」
    雨「もう限界っす……」

  • 66笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 22:10:10

    一方そのころ、残された3人は
    隠「暇ですねぇ……」
    玉「年の暮れくらいこのぐらい静かでいいんじゃねぇかな」
    ク「…………ゲームしたイ」
    玉城、思い出したように玉城イッシーくん像を取り出す
    隠「またそれですか?」
    玉城、顔の前に像を持ってくる
    玉「ヤァ、ボクハイッシ―クン、ヨロシク!」
    隠「……」
    ク「……」
    (玉城 アウト)
    隠「いやいや、自滅してどうすんですか玉城さん」
    玉「……つい魔が差して」
    ク「早く戻ってきてくレあの二人」

  • 67笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 22:23:26

    雨「ここみたいっすね、あの人がいるの」
    新「なんか雰囲気怖いですから、早く戻りましょう」
    雨「失礼しまーす……あれ椅子がある」
    新「"ここに座って待て"?はぁ…」
    新「もう怖いのは嫌ですからね」
    突然目の前の壁を破って獅子舞が出てくる
    中からたむけんのコスプレをしたアーサー先生が出てきた。腹には「一流の贅肉」と書かれている
    ア「チャ~」
    新「はぁ……」
    雨「ずいぶん頑張るっすね先生」
    アーサー、気づかれていないと思ったのか再び獅子舞を被る
    新「分かりました分かりましたって!」
    ア「チャ~」
    雨「先生、もしかしてよく知らないんすかねこのネタのこと」
    ア「……君は何か知っているのかね?」
    雨「うーん……体張るネタくらいですかね」
    ア「体張るって……そうだ!黒子、カモン!」後ろから黒子が現れ、巨大なゴム紐を持ってくる
    ア「今からこれを使ってゴムパッチンをしよう」
    ゴム紐を咥え、黒子に引っ張らせる。やがて限界になるが、黒子が後ろに動くと一緒にアーサーも動く
    新「ビビってるんですか?」
    ア「ほうひゃはい!ほへいほううほへはいははあっひはへおははふははははいほ……」
    雨「何言ってるんすか」
    その時、黒子が手を離した。アーサーの顔に当たり、悶絶する
    ア「ぐっ…ぐっ…どうだ、面白いか」

  • 68笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 22:24:36

    雨「ん-…ちょっとインパクトが足りないっすね、股間でやりましょう」
    ア「……本気か?」
    新「まずいですって!無理ですよ!」
    ア「何、無理だと……?私に無理なことなどはない!」
    早速ゴムを男性器よりも股の足側に巻き付け、引っ張る。
    アーサー、歯を食いしばり衝撃の準備をする。
    二人、固唾をのんで見守る
    黒子が手を放し、「ベチン」と重い音が鳴る。アーサーは声も出せずその場にうずくまった
    新「(笑いをこらえている)」
    雨「あの……すんません、俺が悪かったすから……」
    ア「……どうだ、面白かったか?」
    雨「ちょっと申し訳なさが勝ったっす」
    ア「こいつらを拘束しろ!」
    新條と雨野は捕まってしまった
    新「雨野さん!」
    雨「多分正解ないっすよこれ!」

  • 69笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 22:31:14

    収「お久しぶりだねぇ君たち、残念なお知らせだが新條と雨野の二人は捕まってしまったようだねぇ」
    玉城、急な映像にビビる
    ク「ドジったカ」
    隠「えぇ、何しとんねん」
    収「したがって、次は君たちの番だ。隔離棟に来たまえ」
    玉「面倒だな……」
    隠「このままあいつら置いて帰ります?」
    ク「まぁ探さないと面倒だシ、よりにもよって隔離棟に捕まってるシ…」
    玉「……行くか」
    隔離棟を歩きながら捜索する三人。
    拘束された二人を発見し、同好会の生徒を探すことに
    隠「なにして捕まったんですか?」
    雨「アーサー先生がたむけんの恰好して出てきて……ダメ出ししたら逆ギレされてそれで……」
    玉「なんだよそれ」

  • 70笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 22:52:32

    一行が隔離棟の外に出ると、屋根の上に子立津宗明がいた。
    玉「な……」
    ク「まさカあいつモ……?」
    子「…………聞いてください、"あるある伝説"」
    宗明の背後から理子と美子が現れ、演奏を開始する
    新「すごい…」
    ♪~
    子「(位置について……よーい、ドン!) う~(あるだっち!) う~あるぴょい! あるぴょい!う~(あるだっち!) う~(あるぴょい!) あるあるあるある 3,2,1、fight! あるある言いたい快晴レース あるある言いたい(そーわっ So what) 第一第二第三あるある(だんだんだんだんあるある言いたい)」
    雨「いや長いな」
    隠「はよ言ってや、寒いねん」
    子「ある言いてー(でも言えなーい)」
    新「あるってなんですか」
    玉「むりやり略すな」
    ク「言えない理由はなんだヨ」
    子「(中略、ちなみにゲームサイズ)今日のーあるあーるー コタツで寝るっと 体痛い コタツで寝るっと のどが渇く(うー fight!)」
    玉「時間返せ」
    隠「はよ行きましょ、寒くてかなわんわ」
    新「お疲れさまでした」
    ク「よいお年ヲ」

  • 71笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 23:01:14

    看板の通りに進んだ先にあった小屋の中に発見
    コ「本当にありがとう、よく分かったねぇ」乳母車の中に入っており、なぜか赤ちゃんのコスプレをしている
    雨「看板ありましたし」
    新「それでなんでそんな恰好なんですか」
    コ「なんかこれから出られないみたいなんだ、このまま運んでねぇ」
    玉「なんかあったらこいつ置いていこう」
    ク「そうだナ」
    閉じ込められていた隔離棟裏にある小屋から脱出し、ゆっくりと校舎へ戻る。
    が、カードから召喚された巨大なドラゴンとバイクに乗ったダイナマイターが現れる
    収「おのれ、我ら隔離棟の面々から逃げられると思うなよ~!」
    ドラゴンは火を吐き、ダイナマイターは周囲を爆発させて追ってくる
    玉「やばいやばいやばいやばい!手加減してないあいつら!」
    5人は全力で何とか逃げ切った。
    新「最後の最後にとんでもなかったですね」
    雨「あれガチの顔だったっすね」
    隠「やっぱ隔離棟はバケモンの巣窟ですわ」

  • 72笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 23:32:28

    そして──ついにその時がやってくる。
    コ「皆、もう24時になるから帰るでぇ」
    ク「はーイ」
    玉「あーーー、やっとか……」
    部屋を出て玄関へ向かう5人。ようやく転校生としての1日が終わる
    隠「なーんか妙に疲れたなぁ……」
    新「もうすぐ年を越すんですよね…何してるかなぁ」
    玉「どうすっかなぁ……つっても泉川と十六夜のとこにいるだろうな」
    雨「他の人が聞いたらうらやましがられるやつっすよそれ」
    ク「アタシは同好会でパーティーだナ」
    新「今年もお疲れさまでした……本当に」
    玉「まさか最後の最後にこんなにケツをしばかれると思ってなかったな」
    雨「来年もこれやるんすかね」
    隠「勘弁してほしいわぁ」
    玉「来年もおんなじメンツなら、雨野はビンタ確定だな」
    雨「ちょっと、やめてくださいよそういうの!それなら玉城さんだってタイキック確定じゃないすか」
    新「雪………ですね」
    ク「寒イ…早くバスに乗ろウ」
    一行は異能学園を去っていく

    今年も異能学園スレをよろしくお願いいたします
    あなたにとってこれからの一年が素敵な年になりますように。

  • 73笑ってはいけない異能学園24時21/12/31(金) 23:33:22

    ケツをしばかれた回数
    玉城…165回
    新條…133回
    雨野…152回
    隠岐…123回
    クレア…196回

    これで終了です。長時間に渡りありがとうございました!

  • 74二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 23:34:47

    面白かったよありがとう!来年もよろしく!

  • 75だれかののーと21/12/31(金) 23:42:51

    月の光。スキ。
    朝の日差し。キライ。
    踏切を待つ時間。スキ。
    飛行機雲。キライ。
    ゴミ捨て場の鳥籠。スキ。
    商店街の副引き。キライ。
    誰かの落とした鍵。スキ。
    私のことが、キライ。
    だから花占いは、キライ。
    ……大キライ。

  • 76二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 23:52:49

    >>73

    隠岐(仮称)くんが一番回数少ないのなんか笑う

    …名前考えようかなあ

  • 77二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 23:56:49

    >>75

    なんの基準で好きと嫌いが分かれてるのだろうか

    「ワタシ」が嫌いなのと「だから」って接続詞で「花占い」が繋がるのも不思議

    この雰囲気は結構好き

  • 78二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 00:55:14

    >>73

    めっちゃ面白かったぜ!ありがとう!今年もよろしくゥ!!

  • 79二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 01:00:03

    >>75

    その時々の世界の断片を花弁に例えてるんですかね

  • 80二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 08:46:03

    蛇の異能のお姉さんなのねん
    パーツが多いカオス女の子メーカーさんで作らせていただいたのだわん

  • 81二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 09:43:17

    このレスは削除されています

  • 82二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 09:48:32

    「「明けましておめでとうございます!」」

    ということで仁藤透理・にとり兄妹からの年賀状風イラストを作ってみました(郵便局の公式素材、picrew の「灰は不味い」さんを使わせて頂きました)

  • 83二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 09:52:00

    かわいいですね癒される……

  • 84二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 09:52:26

    >>80

    色気がある感じいいですね

  • 85二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 21:05:21

    かわいいぃぃ...今年も宜しくお願いします!

  • 86二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 23:21:38

    「なんで起こしてくれなかったの! 年越しまで起きてたかったのに〜!」

  • 87二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 23:21:59
    Picrewの「ぽんぽんぺいん」でつくったよ!
    ぽんぽんぺいんハライターイ

    ★★★★★

    おなかすいたの全身版だよ!!めちゃくちゃ面倒だよ!!!!!!

    規約は変わらず原則なんでもOK権利放棄はしてないよ。

    (常識の範囲内且つpicrewの規約に従ってね!)

    問題発生は自己責任でよろしくね!

    ★★★★★

    *コツ*

    ・眉毛は色変えで表情が変わるよ!

    ・ハイライトは色変えでサイズ変えられるものもあるよ!

    ・はみ出しは気にしない方がいいよ!

    ・褐色は閉じてる口なら黄色に色変えするとちょっとだけ見やすくなるよ!

    ・相性悪いものがあるけど脳内補完してね!

    ・後ろ髪でしぼりのあるものはおさげと組み合わせてね!

    ・女の子向けに見える服は実はショタ想定だったりするし性別気にしない方が幅が広がるよ!女装もいいかもね!

    ・加筆やトレースは、ここの画像をベースにしていると判断できる場合、置き換えの割合に関係なく手書き加工として扱うよ!加工すると表現の幅が広がるよ!


    ランダムはクリーチャーを作れるよ!


    ご質問・ご連絡などはコチラ ⇒ https://twitter.com/purin9987

    (めちゃくちゃ質問来るのでたまに見逃しちゃってるよ!ごめんね!)


    ★★★★★2021/07/23

    解説・明言しておくね!

    「原則なんでもOK、権利放棄はしていない」というのは、purinが全ての権利を持つため本来は侵害にあたる行為も基本的には見て見ぬふりをする、という意味だよ!

    場合によっては取り消してもらうこともあるから常識的な使い方を心掛けてね!
    picrew.me
  • 88二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:24:35

    月曜日。いつも通りの目覚め。お母さんに急かされながら朝ごはんを食べて学校へ。放課後はサッカー部で練習。帰って弟とマリパで遊ぶ。勿論俺の勝ち。お父さんとサッカーの練習をして寝た。

    火曜日。いつも通りの目覚め。お母さんに急かされながら朝ごはんを食べて学校へ。放課後はサッカー部で練習。監督からスタメンの発表があって、俺はDFに選ばれた。お母さんもお父さんも、めっちゃ喜んでくれた。
    弟が応援の気持ちだとプレゼントをくれた。お揃いの髪飾り。こういうのはカッコいいとは思うけど、蝶の髪飾りってちょっと女の子っぽい。けどしっかり付ける。弟は身体が弱くて試合には出れないけど、インターハイ優勝は俺ら二人で叶える夢だ。

    水曜日。いつも通りの目覚め。お母さんに急かされながら朝ごはんを食べて学校へ。放課後はサッカー部で練習。
    野球部の奴らが大会から帰ってきて、グラウンドを奪おうとしてきた。野球部はうちより実績があるし、あそこのキャプテンは異能持ちだ。大人しく従おうと思ったけど、髪飾りを見て『卯月ちゃん』なんて呼んで弟まで馬鹿にしてきたから、殴ろうとした。ダメだった。あいつら全員死んじゃえば良いのに。お父さんに手当してもらってから寝た。

  • 89二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:25:00

    木曜日。いつもより遅い目覚め。弟に起こされた。お母さんに急かされながら朝ごはんを食べて学校へ。放課後はサッカー部で練習。
    俺らより先に野球部が練習してたからグラウンドは諦めようと思ったけど、何故かすんなり渡してくれた。キャプテンが居ないからかも。休んでるのか?
    昨日からなんだか具合が悪いので早退した。怪我は嘘みたいに治っていたけど、めまいや頭痛が酷い。お母さんが心配してくれたけど、試合に出ない方が良いとか言ってきたので思わず怒ってしまった。放っておいて欲しい。なんか変だ。

    金曜日。いつも通りの目覚め。家の雰囲気が暗いと思ったら、お父さんが死んでいた。
    多分夢だ。変な夢だ。俺たちが生まれる前にトラック事故。夢に決まってる。今まで俺にサッカーを教えてくれたのはお父さんだ。だから夢だ。学校に行った。俺はスタメンから外されていた。初めからスタメン入りしていないと言われた。なかなか覚めない。家に帰ったら
    誰も居なかった。

    土曜日。起きた。
    知らない場所で、知らない人が、何か言ってる。異能がどうとか。俺は何かしてしまったらしい。弟はどうなってる? ずっと椅子に縛られててどこにも行けない。帰して欲しいと言ったけど、無視された。俺には歴史を変える力があって。
    だから、殺されるらしい。

  • 90二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:25:45

    日曜日。
    別の椅子に座らされた。周りに機械が置いてあって、歯医者さんみたいだ。だけど多分、それよりずっと痛い。死にたくない。弟との約束がまだだからだ。だから死にたくない。能力を使おうとしたけど、周りの奴らは全員俺の異能を無効化する鎧を着ていた。だから俺は、一人だけ丸腰の人間に能力を使った。
    一度目。めまいがする。何も変わっていない。
    二度目。周りにいる人間が二人減って、なんだか身長が小さくなった。吐き気がひどいけど、ここから逃げないと。弟が待ってるから。
    三度目。それで、周りに誰もいなくなった。
    私は知らない場所で、一人ぼうっと立っていた。


    月曜日。


    火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日日曜日


    ……月曜日。
    俺は……私は、知らない人間になっていた。産まれる前に両親が飛行機事故に遭って、母体から一人だけ保護された……弟は助からなかった。そんな人生を歩んできた、天涯孤独の、悲劇の子供。
    私の名前は羽月蝶野。産まれてこの方家族の愛を知らない、歴史改変能力者だ。

  • 91二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:26:27

    月曜日。いつも通りの目覚め。
    「みんなおはよー! 今日も朝だよ朝が来たよ! みんなちゃんといるよね〜!」
    隔離校舎の部屋の前を歩いて、一人一人の名前を呼ぶ。点呼に答えてくれた子から、ノートにチェックを付けて行く。
    四十分かけて、点呼が終わった。今日も隔離には全員いる。珍しく脱走もないみたい。
    「文句言わないの! 早寝早起きの為の点呼なんだから! みんな無事かどうか確認しないといけないしね」
    隔離の子を危険な目に遭わせるわけにはいかない。お姉ちゃんとしての私の使命だ。"あの子"のような犠牲を、もう出すわけにはいかないのだ。
    「……あの子って誰だっけ?」
    最近変な夢を見る。今度現見ちゃんに診てもらったほうが良いかもしれない。私はお気に入りの蝶の髪飾りを着けて、隔離の学園生活を始める。
    明日も、みんなで笑って過ごせますように。

  • 92二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:27:06

    (キャラメーカーはthisをuseさせてもらいました)

    八月の葬式あの子は八月に囚われたまま。

    アイテム数:296

    欲しいアイテムがある方はTwitterのハッシュタグにて言ってくださると嬉しいです。出来そうであれば追加します。

    ※このメーカーで作った画像をアイコン等何かしらに使用する場合はプロフィール欄などに明記して下さい※

    ※自作発言禁止・悪用禁止・商用利用禁止※

    ※加工について※

    ○→文字を入れる、色を変えるなど。

    ×→元の形が分からなくなるほどの加工。

    【更新情報】

    2019/6/8〜29

    8日リリース

    100アイテム突破!

    髪と瞳の色差分の追加

    ハイライトの追加

    服装飾の追加

    服の色差分の追加

    眉毛の色差分の追加

    65アイテム追加

    2019/7/2〜21

    13アイテム追加

    2019/9/16〜25

    セリフの追加

    26アイテム追加

    2019/10/9

    1アイテム追加

    2019/11/13〜17

    腕の色差分に袖を追加

    3アイテム追加

    2020/2/5

    2アイテム追加

    2020/10/14〜30

    200アイテム突破!

    アホ毛の追加

    顔装飾の色差分の追加

    53アイテム追加

    3アイテム削除

    2020/11/02〜16

    31アイテム追加

    2020/12/10〜26

    31アイテム追加

    2021/01/01

    1アイテム追加

    2021/01/03

    2アイテム追加

    2021/01/05

    リボンの色差分の追加

    3アイテム追加

    2021/01/08

    3アイテム追加

    2021/01/10

    1アイテム追加

    2021/01/12

    9アイテム追加

    2021/01/16

    セーラータイの追加

    10アイテム追加

    8アイテム削除
    picrew.me
  • 93二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:36:04

    新年早々重いよぉ…

  • 94二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:36:57

    本スレのサッカー云々これかよ(絶望)

  • 95二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:06:18

    つら……頑張って羽月ちゃん

  • 96二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 13:37:10

    (途中の呼び名が『卯月』だったのは元々の苗字です。自分に対して異能を使いまくった事で大切な人がいなかったことになりました)

  • 97二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 18:46:04

    卯月くんだったのか……

  • 98ノリで書いた志乃過去編を投棄22/01/02(日) 20:38:53

     緋鉢家の邸宅の一つは、都市近郊の広大な土地に居を構えている。外観と基本的な内装は和式の造りで、今日の真冬の曇天の下、南の縁側は薄暗い寒気に晒されていた。部屋の電灯は着いておらず障子が翳り、閑散とした庭では塀の傍の松が陰鬱な影を砂利に落とし、乾いた凍てる空気の吹き込む中、しかし場違いなほどの熱をはらんだ煮えるような赫怒の声が響く。
    「志乃───!!志乃...!どこだ!出てきなさい...!」
     あの娘...!なんて真似を...!のしのしと足早に歩く浴衣の男、緋鉢雹蔵は姪を探していた。居間に飛び込み、志乃の部屋に押し入り、それでも見当たらない姿を追って宅中を巡る。
     この先は蔵だ。眺めが良いと言って志乃がよく入り浸っていた──今となってはそれも方便だろうが、兎も角探し出さなければならない。突き当りを折れると、志乃が居た。
    「志乃...!!」
     志乃は、浴衣にジャンパーを羽織って縁側に腰掛けて、手を擦りながらふぅ、と白い息を吹いて戯れていた。こちらに気付くとゆったりと立ち上がり、笑みを浮かべてぺこりと首を垂れる。
    「どうも、叔父様。そんなにあわててどうし───」
     憤りを抑えきれず、志乃のジャンパーの襟を掴み上げた。これに対して動く手の、左手首をまた掴み取る。ちょっと、なんですか急に。びっくりするでしょう。と嘯くのに構わず、聞く。
    「『霞隠』を持ち出したな」
    「え?はい」
    「どうなるか分かっていてか?」
     はい。と、なんでもないように、微笑みのまま答えた志乃を庭へ投げ飛ばした。

  • 99二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 20:39:07

     幼い志乃の体は雹蔵の膂力に軽々と浮き上がらせられ、咄嗟に両手で頭を挟み頭部だけを守って地面に叩きつけられて「きゃん」と苦鳴を上げ、砂利の上を転がった。
     しまった、少しやりすぎた。
     志乃は聡明な子だった。他の子供や、同年代頃の息子や家族、或いは自身と比べても格段に物静かで、しかし決して内向的ではなく話してみるとはっきりとした物言いに驚かされた。異能を使いこなすのも早く、小学校に入る頃には竜巻を起こし、晴れを雨にできるようになっていた。現当主の孫の一人でもあり、十一歳の今となってはあの緋鉢大空に続いて次期当主候補と噂され、能力でこそ負けるものの当主の座を勝ち取ることも不可能ではないと考えられていた───その矢先である。志乃は『霞隠』に手を染めた。
     『霞隠』は、霧を発生させ、『霧を雲と再定義する』ことで中・近距離で雷や霜による戦闘を行う技術だ。緋鉢が不得手とする正面戦闘が容易になるが、代償に、大規模な天候操作の能力を失うという致命的なデメリットがあり、禁術指定され固く固く封印されていた。禁を破れば、死罪。
     とはいっても実際のところ死罪というのはあくまで建前。下される処分は精々、能力を失った者としての見せしめとして日陰を歩かされるか、家からの追放といったところだ。だがこれは子供は知らず、恐らく志乃の余裕ぶった態度は恐れか焼け鉢の裏返しだったのだろう。無論灸を据える必要はあるが、それにしてもカッとなって───
    「痛っ、たいですね...実の姪に手をあげるとか、常識とかないんですか?」
     冷や水を浴びたように冷静になる雹蔵とは裏腹に志乃はすぐに起き上がり、口元に笑みを崩さないまま雹蔵をジロリと睨んで見上げた。
     到底子供とは思えない。今の防御反応といい、この胆力といい、そもそもの聡明さといい...
     怒気を削がれた雹蔵は一瞬たじろいだが、逡巡を捻じ伏せ尋ねる。

  • 100二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 20:39:18

    「何故、『霞隠』に手を出した」
    「たいした理由ではありませんよ。少し能力のきぼを小さくしたかっただけです」
    「何故そんなことをする必要がある。確かに大空に遅れを取って焦る気持ちは分かる。しかしそんなことをしては本末転倒だとお前ならば分かっているだろう...!」
     再び怒りを滾らせる雹蔵とは対照的に、志乃は一瞬きょとんとすると、拍子抜けしたようにああ、と頷いた。
    「ケーショーケンのお話ですか。それもごめんなさい」
    「...は?それ以外に何があるんだ」
    「いえ、てっきり禁術へ手を出したことのほうが重いと思っていたので...」
     違和感。砂利の上、首を傾げて考え込む志乃はどこ吹く風、まるで思い出に些細な記憶違いでも見つけたかのような...
    「ほら、そもそも緋鉢の能力っておーぎょうすぎるんですよ。なので縮小させる必要が...まあ、ざんねんながら『霞隠』でもまだ大きすぎます。理想はてのひらサイズでしたし、どの道コタツの役には立ちませんね」
     ...掌サイズ...?コタツ......?何を言っているんだ...?
     今度こそ完全に怒りを見失い、雹蔵は平静を通り越して混乱に巻き込まれる。
     どこかで警鐘が鳴っていた。この娘のいうことをこれ以上聞いてはならない。この娘の、何か企む肚を暴かなければならない。焦燥感の板挟みの狭間で雹蔵は動けず、そして
    「あ、もっと恐がっていると思っていました?大丈夫ですよ。いくら緋鉢がチガイホーケンとはいっても、よほどのことがないかぎり殺人...それも子供相手にそんなこと許されるわけがないのはわかっていますから」
     緋鉢雹蔵は、この幼い謀略に、掌の上に立たされていたと、気付いて、戦慄することしかできなかった。

  • 101二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 20:39:29

    「自分のぶとここの家格くらい、さすがにわきまえていますよ」
     言いながら手を砂利について立ち上がる。じゃっ、じゃっ、と庭から戻って縁側に上がり、突っ立ったままの雹蔵を見上げた。
    「と、言うには読みが甘かったですが。単なる正とうケーショー者以上の評価をいただいていたのは、ありがたいことではありますけどね」
     禁術指定された技術への手出し、それも緋鉢レベルの家でなら通常は秘密裏に処刑だろうが、これほどの家で本家の子供の秘密裏な処刑など名実ともに不可能に等しく、手出しによる能力の損失から、追放の判断は重度として妥当だろう、というのが志乃の見立てであった。無論罰則内容の幅を考慮し、祖父には布石を打ってある。
    (ま、当主になれれば顔もたてられるし、ドーラクということでのコタツも当主ケンゲンがあれば不可能ではないかもしれない。形としては一番いいんでしょうが...)
     緋鉢大空を越え継承権を勝ち取るための道筋を考えてみる。恐らく少・青年期全てを賭すことになり、その上での勝率は高く見積もっても二割といったところか。何より仮に当主の座に収まれるとして、現時点での自身の見識の狭さを鑑みると不確定要素が大きすぎる。そんな泥舟に乗る腹づもりはない。
    (かといってケーショー戦に負ければ待つのは緋鉢家の運えいにしばられる未来。もちろん多少のドーラクは許されるでしょうが、『多少』でおさまる欲ではないし、大空くんにおんぶにだっこというわけにもゆかない。バンガイ戦じゅつでせめようにも、暗殺はまずむりとして、私が今の当主がわである以上汚い手段は使えない。となれば、これがジゼンサク)
    「こういった手合いは始めてですが、とてつもなくめんどうですね。たまたま運よくいっただけですし、そのわりにろう力とまるでつりあいません。二度とやりたくないですね」
    「...どこから」
    「はい?」
    「どこから、どこまで何を企んでいた...?いや、それよりも誰に吹き込まれた」
    「だれに、ですか。情ほうしゅう集こそしましたが、別にだれにというほど───」
    「弦一か」
    「兄さま...?ふふ、おひとよしのあの兄さまにこんなことは考えられませんよ」

  • 102二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 20:39:44

     ずいぶんとおかしくなってしまった。叔父はいつもは大てい、責任感が強くて自分にも他人にもきびしいカチッとした人で、こんなにおどろいてぼう然とするとはいがいだ。いや...ふだんきちんとしている分、からめ手は苦手なのかも知れない。そう考えると、少しもうしわけないような気がしてくる。
    「...志乃。荷物をまとめておきなさい」
    「すでにトドコーりなく」
    「......卒業までにどこに住みたいか考えて─――」
    「学えんにいってみようと思うんですよ。同じ志の人たちがいるんです」
    「ならとっとと弟に頼んで手続きを───」
    「いえ、けっこう。お父様は許してくれないでしょうから。書面だけは兄さまに手伝ってもらいましたよ」
    「───ッッ!!な...お前はなんなんだ!何故それほどの...何故そんな権謀術数を!何故それほどの才覚を持ち合わせておきながら...ッッ!!」
    「...叔父様?」
     唐突に、夕立のように雹蔵は叫び、膝を突き項垂れて、志乃の両肩を掴んだ。
    「何故...何故棄ててしまう...お前は、お前ならば!緋鉢の全てを勝ち取ることも不可能ではなかったのだぞ!」
    「緋鉢の全て?ふふ。そんなことはできませんよ。次の当主は大空くんです。強いので。もし、私が当主になれたとしても、たぶん手にあまるでしょうし。それに───」
     花が咲いたようにぱぁっとわらって
    「知っていますか?コタツって、炬燵ってすごいんですよ」
    「は...炬燵...」
    「ええ。炬燵です。暖炉に囲炉裏に地下熱と世界中に色々な方式の暖房がありますが、区切られていてへだたれていない空間を暖めるのは炬燵しかないんですよ?もちろん他の暖房とユーレツがつくとは思っていませんが、小さなリョーイキに複数人が集まることによる人との距離を縮める性質は間違いなく炬燵の一番優しゅうな点と言えるでしょう。あ、でも、でも、一番はやっぱり足が温まって眠くなるのが気持ちいいんです、上半身が外に出ているから温度のバランスを取りやすいですし───」
     舌に油の乗ったコタツ談義は、凍たい風に吹かれ「くしゅん」とくしゃみが飛び出るまで、雹蔵に浴びせ続けられた。

  • 103二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 21:15:09

    ノリで書いたから改めて読むと環境がヌルすぎますね...穏健派とかなんかそんな感じでここは一つ勘弁してつかぁさい...

  • 104二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 22:56:55

    他が厳しすぎるんだよお!コタツ……コタツ恐ろしや

  • 105二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 23:15:31

    コタツはいくらでも曇らせていい

  • 106二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 12:53:59

    まさかコタツ一派が曇らせ要因に落ち着くとはこのリハクの目を持ってしても…いやこの人だけ曇ってないな。ナチュラルボーンにコタツな人だわ

  • 107二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 22:03:01

    「……もうすぐ新年だナ」
    テレビでは『笑ってはいけない異能学園24時』が流れている。ちょうど驚いてはいけないが行われているところだ。
    寮の部屋ではコタツ同好会メンバーが勢ぞろいしている……一人、新入生は実家に帰っているが。
    「これ、いつ撮ったんです?」
    「それは秘密だけど、かなりギリギリの撮影だったねぇ。急遽行うことになって放送委員会からオファーが来たのさ」
    「クレアさんはいつ頃オファーが?」
    「リーダーから人が足りないっテ言われテ出ることになっタ」
    「放送委員が学園内を駆けまわって集めたらしいんだけど、結構予定が埋まっている人が多くってねぇ。あとこの学園、言うこと聞かない子が多いからねぇ」
    「それはそうですよね」
    「隔離とかアーサーによく話通せたナ」
    「まぁ、話が通じない面子は僕の異能でチョメチョメしたってことにしておくよ」
    「またアレで言質取ったんですか?異能は普段使っちゃいけないって会長さんに言われてたでしょう?」
    「大丈夫大丈夫、平和利用なら文句は言われないよ」
    「そういえばクリスマスの戦イ、面白かったナ。あのクソガキ共…」
    「ダメですよ?クレアさん、そんな言葉使っちゃ」
    クレアの頭を能堂が鷲掴みにする。
    「イデデデ…わかっタ、わかりましタ!」
    「宗明君、去年よりもちょーっと強くなってたねぇ。相変わらず底が知れないなぁ」
    「あら、それを全部計るつもりで戦ってたのでは?」
    「いや、そのつもりだったんだけど……サンタのこともあるしサシの勝負でも無いからねぇ。あとなんかメンバー増えてたし」
    「宗明さん、結構精神乗っ取られてる感じですか?」
    「うーん、戦闘の時は100飲まれてる感じだったねぇ。今回は特に僕がお気に召しちゃったみたいでさ」
    「まぁ相変わらずコタツコタツ言ってるかラ大丈夫だろウ」

  • 108二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 22:03:13

    時計に目をやると、2022年まで残り数分を指している。
    「さて、そろそろ新年だねぇ…」
    コタツから出て、足で跳ねる練習を始めた。
    「おッ、今年も飛ぶカ?」
    「今年は何分滞空できますかねっ♪」
    「なんなら勝負するかい?いいねぇ、そうこなくっちゃ。蕎麦はその後にしよう」
    コタツ同好会の年越しは、毎年こうして暮れてゆく。
    コタツに入る人数は昔よりもちょっと減ったけど、今年もこの暖かさは変わらない。
    来年もいい年になるように。また、皆と仲良くできるように。コタツとの魂の共鳴へと到達するために。
    それぞれの思いを持って、彼らは跳ねる。

  • 109二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 23:09:33

    (これ終わってる?)

  • 110二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 23:10:24

    平和なコタツ同好会……癒しだ

  • 111二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 10:08:14

    やはりコタツ...コタツは平和をもたらす...

  • 112二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 10:49:25

    ご迷惑をおかけすることもあるとは思いますが、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いしますであります、サー。

    ぽんぽんぺいんハライターイ

    ★★★★★

    おなかすいたの全身版だよ!!めちゃくちゃ面倒だよ!!!!!!

    規約は変わらず原則なんでもOK権利放棄はしてないよ。

    (常識の範囲内且つpicrewの規約に従ってね!)

    問題発生は自己責任でよろしくね!

    ★★★★★

    *コツ*

    ・眉毛は色変えで表情が変わるよ!

    ・ハイライトは色変えでサイズ変えられるものもあるよ!

    ・はみ出しは気にしない方がいいよ!

    ・褐色は閉じてる口なら黄色に色変えするとちょっとだけ見やすくなるよ!

    ・相性悪いものがあるけど脳内補完してね!

    ・後ろ髪でしぼりのあるものはおさげと組み合わせてね!

    ・女の子向けに見える服は実はショタ想定だったりするし性別気にしない方が幅が広がるよ!女装もいいかもね!

    ・加筆やトレースは、ここの画像をベースにしていると判断できる場合、置き換えの割合に関係なく手書き加工として扱うよ!加工すると表現の幅が広がるよ!


    ランダムはクリーチャーを作れるよ!


    ご質問・ご連絡などはコチラ ⇒ https://twitter.com/purin9987

    (めちゃくちゃ質問来るのでたまに見逃しちゃってるよ!ごめんね!)


    ★★★★★2021/07/23

    解説・明言しておくね!

    「原則なんでもOK、権利放棄はしていない」というのは、purinが全ての権利を持つため本来は侵害にあたる行為も基本的には見て見ぬふりをする、という意味だよ!

    場合によっては取り消してもらうこともあるから常識的な使い方を心掛けてね!
    picrew.me
  • 113『真実のカナリア』報告書22/01/04(火) 12:26:30

    『対象高鳥翼は在宅中に異能が発現。母親によれば合唱祭に向けた練習中に白い翼が生えたとのこと。同時に頭髪が黄色に変色。歌に関係することと変色より異能を『カナリア』と仮称し保護。翼24時間ほどで消滅。
    以下に実験及びシミュレーションの結果を示す。

    ·「しゃぼん玉飛んだ」を歌わせる
    結果:周囲に無数のシャボン玉が出現、それらはすべて屋根まで上昇し破裂した。また後半「風 風 ふくな」のフレーズが歌われると、対象の歌声を認識できる範囲がすべて無風になった。
    ·「夕焼け小焼け」を朝歌わせる
    結果:影響範囲内が夕暮れに変化、時空の歪みが発生。また寺のある山とカラスが実体化。対象が自宅へ転位した。時空への影響は24時間程度で消失。
    ·「浦島太郎」を歌わせる
    結果:変化なし。歌詞に明確に「昔」とあるため現在の改変が起こらなかったと思われる。ただし範囲内の浦島太郎の絵本全てから竜宮城の絵が消失。「絵にも描けない美しさ」の歌詞が影響したと見られる。
    ※以上より「歌うことで歌詞の内容を真実にする異能」と判明。異能名を『真実のカナリア』へ変更。

  • 114二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 12:27:38

    ·歌詞を変えたものを歌わせる
    結果:変えた歌詞のとおりに改変が発生。事実上、現実改変の制限はないに等しい。
    ·「野ばら」をドイツ語で歌わせる。対象にドイツ語の知識はなく、例として録音したものを聴かせた
    結果:一度聴いただけで完璧に歌ってみせたが、異能は発動せず。歌詞の意味を理解している必要があると判明。
    ·【機密指定】
    現実改変は対象の認識に基づいて起こるため、歌詞の表現が曖昧、かつ本人がその結果を明確にイメージしていない場合、改変がどう現れるかが不安定である。
    例として「顔も見たくない」という歌詞の場合、視界に入ることができないように行動制限がかかるだけの場合もあれば、頭部が消し飛ぶ場合もある。

    結論:非常に悪用されやすく、また危険な異能である。同時に対象は異能により急激な歌唱力の上昇と、「歌うこと」への強い衝動が生じており、他人の歌を聴くことで自制心を失い、つられて歌い出す行動が多く見られた。
    よって監視と保護のため、異能学園隔離校舎へ転入する必要があると判断する。』


    ――隔離という鳥籠に住む、歌ってはいけないカナリア。飛べない翼。それがボクだ。
    それでもこの鳥籠には仲間がたくさんいるし、だいたいは安全だし……夢で歌わせてくれる子もいる。リリちゃんのおかげで、ボクはどれだけ助かっているかわからない。
    だからボクは、自分の意志でここにいる。

    いつか、新しい鳥籠が決まるまでは。

  • 115二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 17:56:51

    哀しい…一人でないのが救いだな…

  • 116二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 23:33:13

    ニノノ兄妹イイ……よくない?

  • 117二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 23:41:33

    イイ!

  • 118二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 21:08:33

    最近よく出る発明家くんこと
    平賀 造

    とある有名な発明家の子孫らしく昔からものづくりが趣味だった。
    人を自分の発明で楽しませるのがモットー時々問題を起こしてるため風紀委員のブラックリストに乗っている
    異能は「連結」
    物体と物体を繋げる異能
    ただし物体だけでなく自分のアイデアなどをつなげることが出来、本人の発明のアイデアはこの異能から

  • 119二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 21:34:15

    どことなく漂うマッド感

  • 120二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 21:52:16

    研究科がMADじゃないはずがない

  • 121二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 22:29:05

    清く正しい人が居るじゃないか

  • 122叶 夢花の母親の会話録音より22/01/06(木) 07:54:12

    先生、あの子をよろしくお願いします。
    リモート授業や電話、チャットならあの子の異能は発動しません。制御装置があれば、異能は1度発動したら10時間前後は抑えられるそうです。
    もし装置が外れたら、いい子だから部屋に帰りなさい、と言ってください。
    …今まではそれでよかったんです。仲良くしようといわれれば誰とでもお友達になれたし、君なら出来るといわれれば、どんな勉強もできました。装置がついてからは、自分で決めて行動できることもふえました。
    でも、あの日。クラスの子のケンカを止めようとしたんです。売り言葉に買い言葉でカッとなったケンカ中の子が「消えろ」と言ったそうです。
    そうしたら…あの子は本当に消えたんです。「消えたよ、これでいい?」って目の前から声がしたそうです。
    その前の休み時間で装置が壊れていたのは、あとになってわかりました。
    あの時は透明になっただけでした。でも、改めて思い知らされたんです。もし、「この国を変えられる」と言われたら?「世界を手にする」なんて言われたら?もし…もし、誰かが「死んでくれ」と言ってしまったら?

    …でも、ここなら隔離校舎があります。きっとあの子を守ってくれる。よろしくお願いします。

  • 123二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 07:55:57

    隔離は揃いも揃って重い……!

  • 124二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 08:14:54

    まともな感性残したまま隔離ってことはそれなりの経緯があるってことだし……

  • 125二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 13:19:57

    閑院直胤
    目元の傷は異能の練習中に怪我したやつ

  • 126仁藤兄妹SS22/01/07(金) 15:41:27

    『あれもダメ! これもダメ! にいさんなんて、だいっきらい……!』

    強い拒絶の言葉と同時に、周囲の空気が揺らぐ。
    より正確に表現するなら、空気中に存在する窒素──それが妹を中心に外側へ弾かれていく。

    同じ『窒素操作』の異能でそれを押し止める。
    このまま気圧が急激に低下してしまえば、こちらだけでなく異能を行使した妹の命まで危うい。

    妹のそれは攻撃ではなく、暴走だった。
    日々増していく力を、こちらも必死になって押さえこんだ。
    何度繰り返したか、数えるのは早々に諦めたが……まさか手癖で液体窒素を作れるようになるまで続くとは、正直思ってもみなかった。

  • 127仁藤兄妹SS22/01/07(金) 15:41:51

    幸いなことに、暴走に他人を巻き込むことはなかった。
    それを実現するために色々と行動を制限した結果、冒頭のような不満をぶつけられる羽目になった訳だが。

    ……もし妹の暴走が周知されたとしても、特殊異能科、あるいは隔離校舎という受け皿はある。
    異能学園の生徒として、そこに通う人達が悪い人間ばかりではないことも知っている。

    それでも。
    妹には誰も傷つけて欲しくない。せめて家の外では、普通の生徒として自由な学園生活を楽しんで欲しい。
    そのためなら、たとえ自分が嫌われようが構わない。むしろそれが同じ異能を持って産まれた兄としての義務なのだと、幼い頃の自分は本気で信じていた。

  • 128仁藤兄妹SS22/01/07(金) 15:42:13

    数年後。
    暴走の頻度は徐々に少なくなっていった。
    元々賢い子だったが、成長するにつれて兄の思惑を理解したのか、我儘もあまり言わなくなった。
    玉城さんという憧れにも出会い、彼直々に制御の手ほどきを受けられたのは特に僥倖だった。

    『どう? これでもう心配はいらないでしょ! ……兄さん?』

    ……それでも、癖になった過保護というのはなかなか治せないもので。

    『…………』

    そんな兄の内心を察したのだろう。

    『新春トーナメント。 エントリーしたから。 ……見てて!』

  • 129仁藤兄妹SS22/01/07(金) 15:42:39

    無茶だ、と思った。

    というか実際無茶だった。

    ──でも。

    『鎌瀬選手ややフライング気味に飛びかかります――っといきなり苦しみ始めたぞ!? 仁藤選手は余裕の顔で酸素ボンベを装着しています! 空間全体の窒素を鎌瀬選手に集中させたのか! 鎌瀬選手体には勝てず敗北! これでイーブン!』

    妹は──にとりは、戦闘科の強豪から一本をもぎ取って見せた。
    しかも、不得意だったはずの収束を使って。

    その成長を、見事なまでに理解させられた。
    もうとっくに、守られるだけの存在ではなくなっていたのだと。
    あの頃から成長していなかったのは、むしろ自分の方なのだ、と。

  • 130仁藤兄妹SS22/01/07(金) 15:43:01

    「──兄さん、なにボーっとしてるの?」

    「……色々と、思い出してたんだ。 あとこの前の試合、本当によく頑張ったな、って」

    「……! でしょ!? もっと褒めてくれてもいいよ!」

    「はいはい……そうやって調子に乗るところも可愛い、最高の妹だよ、にとりは。 ……俺も、もっと頑張らないと」

    「うんうん、やる気十分だね! じゃあ一緒に作戦会議しよっか! 女装と戦闘、一緒に鎌瀬先輩にリベンジしようね!」

  • 131仁藤兄妹SS(おわり)22/01/07(金) 15:43:27

    …………?

    「……え?」

    「え、じゃないよ~! 女装ミスコンで先輩に負けたの覚えてないの? 私まだ悔しいんだから! ほら、今度はニノノちゃん先輩に頼んで、とびきりカワイイ衣装作ってもらうとか──」

    ……………………。

    「…………うん、そうだな!」

    ──そういう方向の成長は望んでないんだけどなぁ!

  • 132二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 15:45:39

    このレスは削除されています

  • 133二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 22:37:43
    ちり子式 ふわ髪女の子メーカー※背景はございません※

    ふわっとした髪の女の子を作ることができます。

    キャラデザの参考や、TRPGセッション用の立ち絵などにどうぞ!

    小説のキャラクターや動画へのご使用の際は「メーカー名(必須)」と「URL(任意)」の記載をお願い致します。

    Picrewサポートの禁止事項と併せて以下の内容をご確認いただき、ご利用ください。

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    髪色・目の色・手・服を追加

    11/3

    髪色・服を追加

    12/30

    顔・髪・アクセサリーを追加

    -----------

    アクセサリー等の追加希望(お返事はしておりません)

    ※現在受付停止中。リクエスト消化後再開いたします。

    → https://marshmallow-qa.com/chiri_9zu?
    picrew.me

    白瀬 標(しらせ しるべ)


    「この学園の無事故日数は…帰宅部…?トラック慣性バグ…?」

  • 134二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 22:42:31

    >>131

    イイイイイ!!!!!!!!

  • 135二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 22:50:07

    >>134

    ありがたい…

    ほぼ人生初SSだったから書き上がった勢いで投稿しないと恥ずか死ぬと思って中途半端な時間に出したの失敗だったかな

    全然気付いて貰えなくて心折れそうでした

  • 136二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 22:46:31

    生雲 海琴
    初等部5年にしてあの百歩心菜から1本取ったの逸材
    Waifulabsで作成

  • 137二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:06:02

    めちゃくちゃ可愛い…

  • 138二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:41:07

    チョコボールを口に運びながら考えたことだが、思うに多分、チョコレートパフェとは二進数なのだと思う。
    パフェとは語源を辿るとパーフェクト、完璧という意味だ。つまり0。相方になるチョコは当然1だ。1と0、負の数から無限に近い大数まで全てを表すことのできる組み合わせ。二進数だ。だからあんなに美味しい。
    「という訳で、以上が私から出せる情報の全てであります。役立てて頂けたら幸いであります」
    「……」
    人はパフェになれるだろうか。多分なれる。人は何にでもなれる。万物の霊長を気取るつもりはないが、なんやかんや人間にあって他の動物にはないものというのは可能性だと思う。その気になればパフェにだってなれたはずだがなっていないのはどういう訳なのか。
    それは自らを袋小路に追い込んでしまうからだ。良い変化を求めた末に、変化する先を失ってしまった種に未来はないのだ。……でもそう考えるとやっぱり人間はパフェにはなれないのかもしれない。あれ?

  • 139二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:42:29

    「お前……異能者だろ? どうして俺達に……異能狩りに味方するんだ?」
    「それは貴方達に、異能者達の情報が不足していると考えたからです」

    まあその辺はどうでも良いとして。結局のところ人間は不完全なまま生きていくしかない訳だ。異能があってもそれは一緒だ。か弱く、小さく、愚かな人間……
    しかし、人間には善い心がある。人を想い、人を愛し、人を守り、人を敬い、人を助ける、善い心がある。学園生活を通して、私はその認識を確かなものにした。確かめることが出来たのだ。
    美しさ。
    彼らならきっと、異能狩りの襲撃も耐えられるだろう。そして……

    「……確かにその通りだ。この情報があれば奴らを根絶やしにすることも──」
    「そういうことじゃなくて……争いは、些細な行き違い、互いの相互不理解から生まれるものであります」

    異能狩りと、異能者。互いの情報を得て、顔と顔を合わせれば分かる筈だ。

    「喧嘩は駄目だってことです」

    どちらも、善意に満ち溢れた善き人間であることを。
    美しさ。

  • 140二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:45:30

    「御託はうんざりだ……もう良い、用済みだ」
    「はい」
    「おっと……まさか帰れるなんて思ってないだろうな? お前自身も穢れた異能者である以上、ここで死んでもらう!」

    美しさ。

    「はい」
    「……俺直々にやってやるよ!」
    「ああいえ、それは駄目です」

    私は最後のチョコボールを噛み砕いた。口いっぱいに素晴らしい甘味が広がる。
    美しさ。

    「だって……人が人を殺すなんて、善くないことでありますから。善意ある人間として、それは認められません」
    「は?……お前まさか」

    口の中いっぱいに広がる、チョコレートの甘味。ちょっとビター。
    人の善意を信じられなかったあの子。私の善意も信じられなかったあの子。悪意を恐れて全てから逃げ出してしまったあの子に、ようやく伝えることができるのだと思う。この世界は善意でいっぱいであるということ、善意でいっぱいであるはずという事、善意でいっぱいであらねばならないということを。それ以外にも積もる話は沢山だ。何から話そうか。そうだ、ここはやっぱり……

    「今、行くよ……かな……」

    チョコレートパフェの美味しさから。

  • 141二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:48:55

    やっぱり思考回路バグってるじゃないか!

  • 142二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:51:10

    ええ……ええ……月花死んじゃうの?

  • 143二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:54:09

    手厚く(?)保護してた風紀委員とかが救出してくれると願おう

  • 144二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 23:55:45

    (生き返らせることは可能かもしれませんが彼女はそれを望まないと思います)
    (何故なら多数の殺人未遂事件を故意に起こした危険人物だからです)

  • 145二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 22:44:00

    もはや轍すら見えず。降りしきる雨、雨、雨。

    🍌GORILLA_ART🍌次作用アイテムリクエストフォーム

    画像有回答: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeETWKrgOcKMS78pcf2EO_XOcNa5bKMSCTx29JZa_W4UIRgYg/viewform?usp=sf_link

    画像無回答: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfywh_jQTW3nwjAJH9NTo_1Oqzv0SzHNKHjT6CA9np-ng3TFg/viewform?usp=sf_link



    ▲眼帯を選択される際は目の形を非表示にしてください▲

    ▲目の形を移動すると白目がおかしなところからはみ出すことがあります。その際は白目も移動させてください。▲

    ▲「かみかざり」や「そのた」ではカラーを変更すると形や数が変わるものもあります。また、一部カラーバリエーションを登録していないものもありますので、表示されないことがあります。▲


    このメーカーで作成した画像そのものは、非営利であればアイコンや同人等ご自由にお使いください。表記等不要、報告は任意です。小説などの設定画として使用していただいても構いません。

    メーカーを利用して作成した画像そのものでなくキャラクターデザインだけ(そのキャラクターデザインでご自身や他の方がイラストを描かれる場合)であれば、商用でもなんでもご自由にお使いください。なんらかの表記や報告等も不要です。

    背景含め加筆も可です!


    自作発言はしないでください。

    自作だと勘違いさせるようなかたちでのメーカーを使った企画や二次配布はご遠慮ください。


    ---------------


    女の子が作れます。各パーツたくさん動かせます。

    創作絵描きさんや字書きさんのキャライメージ作成とかに役立てば嬉しいです。新しい創作キャラを作ったりtwitterに上げたりして遊んでください。

    このメーカーで作ったキャラクターデザインをもとに創作をしていただいても構いません。制服と一部の衣装デザインに関しましては、フリーではありませんので参考までにとどめていただきたいと思います。


    現在更新を行っておりません。


    https://picrew.me/image_maker/40450
    picrew.me
  • 146二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 23:26:01

    >>145

    いい子だから、ぜーんぶ忘れちゃおうね。

  • 147二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 10:31:43

    謎の怪盗・怪盗メーゼのイメージ図だ!

  • 148二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 21:57:13

    〈……麗々夢、よかったんですかぁ?〉
    「……いいわけないよ、ばか」
    「まぁ、これでも……上から、3番か4番目くらいの結末だし」
    「“悪くはない”もの。飲み込むよ」
    「……羽月さんが男の子になったのは、残念だけど」
    〈麗々夢、女の子が好きですもんねぇ〉
    〈“私たち”も、揃いも揃って女の子だし───みゃあっ〉
    「うるさい、それより。その機械(カラダ)、ちゃんと帰しておいてね?」
    〈み゛ゃ゛あ゛あ゛……ま、使わなくて良かったですー……〉
    〈誰かが、無理やり羽月さんの意志を無視して外から記憶を戻そうとした時に備えて……ずっとこの風紀委員会のロボットに侵入(はいっ)てましたからねー。良々魅(わたし)〉
    〈流石に、風紀委員長に侵入(ハック)するのは……ちょっとギャンブルでしたから避けましたけど〉
    〈女王(クイーン)ももう動けましたし、現実でもそれなりに戦えたんじゃないですかねぇ?〉
    「使わなくてよかった、そう思おうよ。……私、寝るから」
    〈おやすみなさい、麗々夢。……“私たち”は。あなたの味方ですよ〉
    「……知ってる」

  • 149二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 22:14:11

    ふ、増えてる……

  • 150二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 09:03:31

    脳内雑居

  • 151二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 10:29:22

    書きかけのSSが消えた
    死にてえ

  • 152二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 12:16:22

    >>151

    死ぬな!生きろ!頑張れ!復旧するんだ!書け!読みたいから!

  • 153二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 12:22:05

    >>152

    ブラウザメモ帳で間違えてリロードしちゃった

  • 154二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 12:35:01

    あっ……何字くらい飛んだの?

  • 155二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 13:03:24

    >>154

    わかんない 数えてない(萎え)

  • 156二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 13:41:55

    書き直しました

    狭い部屋に蚊の鳴くような呟きだけが聞こえる。
    勉強机に散乱する何枚もの紙に描かれているのは、皆同じような黒髪の女。
    紙の中で笑い顔や困り顔を見せる美しい彼女の輪郭線は、よく見るとガタガタに歪んでいる。
    声の主は部屋の隅で丸まり、ちっとも動かない。
    「…ごめんなさい」
    「許してください」
    「もう絶対しないので、出してください」

    小桜影太、謹慎7日目の話。

    ……
    「ああ、誰かと思えば、医者を目指すなどほざく突然変異の賤.民女か」

    いつものように隔離生徒に無残にも殺された騎士団のうち1人がこんな事を言い放ったのが全ての始まりだった。
    保健委員長、十六夜月姫自身はドン引きしつつもあまり気にせず適当に流していた。しかしまだまだ新人であり、十六夜を崇拝する小桜がこれを流す訳もなかった。
    騎士団の男に一発の蹴りと殴りを入れた彼はあっさりと謹慎処分を食らってしまった。
    そして今に至る…

    ……
    保健委員が患者に手を上げるなどあってはならないことである。彼も勿論解っていた。
    が、十六夜への侮辱と謹慎での自宅軟禁による彼女に会えないことへの辛さに彼のメンタルは7日目にして限界を迎えていた。
    小桜は手を胸の前で組み、祈る。
    自分が悪いとは、わかっているけど。
    「神様、どうか奴に天罰を与えてください」

  • 157二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 13:42:31

    ………
    1月7日午後9時30分
    学園寮の暗い廊下を筋肉質な男が1人で歩く。廊下には他に誰もいない。
    顔に下卑た笑みを浮かべ、小桜の祈る部屋へ近付こうとしていた。
    小桜に殴られ蹴られたところも完治し、6日前から続けている嫌がらせもどんどんエスカレートしている。
    もうすぐ小桜の部屋だ。男が足を踏み出し階段を上ろうとすると…
    足を踏み外した。いや、正確には足が沼にハマってしまった。
    真っ暗で何も見えないので男は混乱しとにかく足を引き抜こうとするがびくともしない。
    やがて沼からは真っ黒でドロドロした手が伸び、やがて重油でできた少年のような体が出来てゆき、男の残りの体も引き込もうとする。
    死を感じ必死に抵抗した男だったが、30秒足らずでその大きな体が沼に沈んだ。
    男を沼に沈ませた重油少年は、桜色に光る目をしていた。

  • 158二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 14:36:11

    あら〜異能変化しちゃいましたね〜……こわ……

  • 159二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 14:56:53

    学校の怪談的なものが祈りに答えたのかもしれない

  • 160二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 22:48:05

    新入りです。picrewはこっちと教えてもらったので。


    ましろ製造機白髪緑目の女の子を作るためのメーカーです⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*

    他のカラバリは少なめ

    体型は変わりませんが、アイテムは男女兼用となってますー!

    はじめてのメーカー制作で色々拙いところなどあると思いますが、暖かい目で見守ってくれると嬉しいです…(´;ω;)

    パーツ上限が足りる限り順次追加予定なので、何か欲しいアイテムありましたら言ってくだされば追加するかもm(・ω・m)ダゾ!

    (当メーカーの仕様上、一部追加できないアイテムもあります。すみません!)

    商用、非商用、悪意のない加工は可です

    自作発言、二次配布などは不可(乂'ω')

    反社会的な活動、誹謗中傷、その他常識の範囲外の活用をしなければ割となにしてもおっけーです(っ´ωc)マッ...

    (アイコン使用、YouTubeでの使用、他サイトでの利用、Ⅴtuber化なども許可しております)

    たくさんのマシュマロをいただいておりますが、大体のことは許可とらずにやっていただいて構いません!

    2021/4/28パーツ数点追加しました (目色、髪色、装飾色追加、三つ編み装着時の不具合改善、その他アイテム追加)

    2021/4/30オッドアイ、その他パーツ各種追加しました

    以降ちまちまパーツ追加してます

    Twitter→@hiyo94_

    ましゅまろ→ https://marshmallow-qa.com/hiyo94_?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
    picrew.me

    で作りました。

  • 161二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 23:01:30

    かわいい……

  • 162二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 23:39:00

    念のため保守

  • 163二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 23:53:18

    制服の話をしてたので校章を作ろうと思い立った自分、自身のデザインセンスが欠如していたことを無事思い出す

  • 164二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 11:42:47

    どっかの世界線の校章作ってみた
    三原色で多様性を
    Xで交流を
    二重の円で異能の保護を表しております

  • 165二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 18:41:11

    このレスは削除されています

  • 166二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 18:41:43

    シンプルな上に深くて良いわね

  • 167二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 20:10:23

    デザインセンスもないけどそもそもエクセルは表計器ツールであってお絵かきソフトじゃねぇと気づいた!供養!

  • 168二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 20:38:02

    なんでExcelで……?こわい……すごい……

  • 169二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 21:10:26

    >>164

    >>167

    どっちも幾何学的なデザインがいいね

  • 170二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 21:17:55

    >>168

    ごめんなさい。本当は赤い部分と白い部分と一部模様消しでペイントツールも使いました

  • 171二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:18:41

    「水無月さん、異能因子が発現していることが分かったんです!」
     聞いた途端、身体が硬直した。思考は真っ白に染まった。
     通い慣れたパラレルワールド管理局の一室、来訪者の健康状態を確認するための検査を行う部屋。目の前の椅子に座った局員は、喜色を満面にたたえながらパソコンの画面を見てあれこれ説明している。私の表情の変化には気がついていない。
     この世界に住む殆どの人間にとって、それは"良い報せ"になるからだろう。
    「最近声が聞こえると仰っていましたが、恐らくそれは異能によるものですね。検査の結果、思考拡張型だと分かりました……つまり、知識が勝手に頭の中に入ったり、或いは強力なものでは未来予知も含まれます! とっても便利で──」
     局員は話し続けている。私に異能についての説明をしてくれている。聞く気にはなれなかった。
     異能。異能者。私が。脳内に学園での生活がフラッシュバックする。
     異能学園の生徒、殆どが異能者だった彼ら。殆どが人間の姿をしていたし、人間の言葉を話していたし、人間らしく振る舞っていた……
     しかし私には、アレが同じ人間だとはどうしても思えなかった。
     知るはずのないことを知っている。出来るはずのないことが出来る。そして……その気になれば、普通の人間なんて容易く殺めることが出来る彼ら。そんな存在を、どうして受け入れられるだろうか。
     私は彼らの正体を知っている、そう知っているのだ。彼らは私のような普通の人間とは違う……だからこそ"異能"と呼ばれてもいるのだろう。戦いを好み、人の死に躊躇いがない生物。『狩られる対象』ですらある生物。
     今まで耐えて来られたのは、いつか帰れるという希望があったから。自分には自分に相応しい居場所が用意されている。人間の為に用意された、暖かい家。私は人間として、帰ることを今まで心の支えにして来た。
     それなのに。
    「異能……」
    「後で特定する為の詳しい検査を行いましょう。危険なものでも無さそうなので、検査が終わればきっと戻れますよ」
    「戻れるの!?」
    「ええ、学園に」
     彼女の仕事は私の元いた世界を探す事ではなく、来訪者の異能を検査することだ。だから異能が発現していなかった今まではあまり話す機会は無かった。だから分かっていた。彼女の言葉は完全なる善意なのだ。
     そしてその事実が、私たちの間にあるどうしようもない隔絶を表している。

  • 172二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:19:00

    「ですので、これから──」
     彼女が更に何かを言おうとした時、部屋に備えられたスピーカーが一瞬だけノイズを立て、その後で大音響を鳴らした。
    『……警報! 不審な人物十数名が施設内に侵入しています! 警備員の指示に従って、速やかに地下六階のシェルターに避難してください!」
    「な……」「警報!? まさか異能狩り……」
     学園でもよく聞く名前だ。最近は特にそうだ。
     異能者を狩る無能力者の集団……私から言わせれば、どちらも同じようなもの。
    「水無月さん、今は避難しましょう! ここは地下三階なので、階段を使う方が早く……」
     慌てて椅子から立ち上がった局員を見ながら、私はあることに気がついた。
     私ももう、彼らによって狩られる対象なのだ、と。
    「……イヤ……」
    「いえ、大丈夫ですよ。シェルター内は安全ですし、施設の警備は──」
     私の呟きを彼女は異なる意味で受け取ったようだ。私を椅子から立たせた後、部屋を出て先導しようと扉の方を向いた。
     私は……
     もしも彼女に従ってシェルターに向かえば、未来は二つだ。異能狩りによってシェルターが破られ、異能者として殺されるか。異能狩り襲撃が収まり、その後"いつもの日常"……あの学園に、戻ることになるか。
     どうしたいか、と声が聞こえた。頭痛を伴って私の耳を打つ。
     ここに流れ着いた時から、私に選択肢は用意されていなかった。身寄りも力も持っていない私には、どうしたいか考えることなんて出来ない。ただ運命に従うしかない。そして今……こうしてまた運命がやって来た。だから、選択を問うてくる声はとても新鮮で、優しく聞こえた。
     私は……
    「さあ水無月さん、早く……」
     床に置いていた鞄を左手で取り上げ、右手でその中身を掴んで駆け出す。
     部屋の扉を開けて私と共に避難しようとしている局員の側頭部を、金槌で殴打した。

  • 173二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:19:09

     施設内はどこも警報が鳴り響き、あちこちで騒ぎや戦闘が起こっている。
     ちらりと振り返ると、局員は完全に気絶しているようだった。気付かれるにはまだ時間がかかるだろう。彼女の姿を見て、私は先程の光景を思い出していた。
     どうしたいか、と問われ、私がそれに答えた瞬間見えたもの。彼女の上に、巨大な矢印が突き立っていた。実際に存在するわけでは無いようだったが、確かに見えた。それが何を意味するかも、自然と分かった。
     私の身体はごく自然に動き、今まで発揮したこともないような力を出したのだ。恐らくは、人間の潜在能力というものなのだろう。
     どうしたいか?
     また声が問いかけてくる。
     私は先程よりも強い確信と決意を持って、問いかけに応える。
    「……何も」
     言葉にして、その答えを自分の心に刻む。
    「もう何も……イヤなことは何も見たくない。聞きたくないし、知りたくも、ない。もううんざりだから……ぜんぶ投げ出して、逃げ出したい」
     不都合なことにはもう飽きた。ライブステージのスポットライトのような光よりも、全てを覆い隠してくれる暗闇を望んだ。
     私の声に呼応するかのように、二股に分かれた道の片方に矢印が浮かぶ。私は迷いなくそちら、避難経路とは逆に向かって駆け出す。
     暫く走ると、階段ホールに出た。上への階段と下への階段があり、矢印はそのどちらにも浮かんでいる。
     上に行けば、出口がある。異能狩りの動きは分からないが、この建物から逃げ出すならこちらだろう。対して下には……何があるか知らない。シェルターとは逆の方向に逃げて来たのだ。しかし、そちらにも矢印は浮かんでいる。
     私は学園のことを思い出した。学園の生徒のことを思い出した。
     皆良い人だった。異能を持っていない私に優しく接してくれた。まるで初めからクラスメイトだったかのように。
     たけど、私とは違う人だった。
     私は地下へと駆け出した。明かりの少ない、暗い方へ。
     逃げる為に、奥へ。

  • 174二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:22:26

     矢印は階段の奥の奥……最下層へと私を導いた。薄暗い廊下に地図が貼り出されている。その地図の一点を、矢印が示していた。
    「並行世界……遷移、装置」
     ここはパラレルワールド管理局の施設。並行世界とはつまり、パラレルワールドを意味する……私の元いた世界も、その一つだ。
    「そこに行けば……」
     逃げ出せる。
     その部屋はすぐ近くにあった、一つ角を曲がった先だ。警備員は全員襲撃に対処する為上の階にいる。今しかない。私は喜び勇んで駆け出した……が、角を曲がる寸前で足を止めた。
     角から向こう側を覗くと、扉の前で男女の警備員が二人、辺りを警戒しながら立っている。その扉こそ、目的の部屋。他の警備員は全員上に向かったが残されてるあたり、その部屋にはやはり特別な何かがあるらしい。
     矢印の導きは当たった。しかしこのまま行ってはいそうですかと入れてくれることはないだろう。
    「どうしよ……」
     私が呟きながらふと上を向くと、矢印が二つ浮かんでいるのに気がついた。
     警備員二人を指し示している。
    「……」
     私は一つ深呼吸をして、角から飛び出した。
    「動かないで!……子供?」
    「待て……水無月さんじゃないか? どうしてここに! シェルターは……」
    「た……助けて!」
     向こうは私を知っていたようだ。シェルターとは逆方向の場所にやって来た私に疑問を抱いたようだったが、私は息を切らせながら二人の元へ駆け寄り、考える暇を与えないように叫ぶ。

  • 175二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:22:37

    「あ……あっちに……もうすぐそこに、来てて……私、追いかけられて……!」
    「まさか、異能狩り!?」
     私の言葉を聞いた女性は、銃を抜いて私のやって来た角の向こうを確かめに行く。私は恐怖で涙を流しながらもう片方に縋り付いて、私を安心させるように手を伸ばす彼の首筋に腕を回した。
     袖に隠しておいたアイスピックの刃が、向こう側からこちら側に現れる。切っ先が目の前に突き立てられ、その先端から赤い血を滴らせる。
     即座に手を放し、こちらに背を向けている警備員に向かって駆け出す……つもりだったが、袖とアイスピックの軸が引っ掛かって上手く外せない。もたついているうちに、腹部に強烈な衝撃が加えられた。警備員が最後の力を振り絞って蹴りを放った、と気が付いた時には私の身体は大きくバランスを崩して、背中を壁にしたたかに打ち付ける。
    「あうぅっ」
    「何の……何をしているの!?」
     警備員がこちらを振り返ろうとする、時間がない。私は痛みを堪えながら立ち上がり、鞄から取り出した包丁を全力で投げつけた。
     幸運か、必然か……刃の部分が、丁度こちらを向いた彼女の顔に深々と突き立った。
     二つの矢印が消える。
    「貴方達は……生き返れるから、いいでしょ……」
     演技ではなく本気で息を切らせながら、私は武器を回収することも無くよろよろと扉を開けた。

  • 176二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:22:49

     部屋の中は案外こざっぱりとしていた。目を惹くのはいくつかの操作盤のような機械と……中央に鎮座する、巨大な箱。人一人は余裕を持って入れる程の大きさがあり、扉が備えられている。
     私はもはや憑りつかれたように、思考を捨て、矢印の導きに従った。まずは操作盤……液晶に並ぶのは当然理解不能な言葉ばかりだったが、私の指は滑らかに入力を行う。
     そして最後に出て来た『確定』のボタンをタップすると同時に、中央の箱が大きな音を立て始めた。機械の駆動音にも、生物の呼吸音にも聴こえた。矢印はその箱を示していた。
     ふらつく足取りでその中に入って、私は目を瞑った。
     ここでの日々が走馬灯のように想起される。悪い日々では無かった。学園生活としては楽しい物だった。
    「でも、それだけ」
     この狂った世界の一部であったことには変わりない。異能狩りも、異能者も、どうかしているのだ。この世界の常識が何であろうと関係ない、私には関係ない。
     もう過ぎたこと。
     暫くして、ゆっくりと目を開くと、私は不思議な空間にいた。一面の黒に塗りつぶされた、宇宙のような場所。
     そして目の前に、一筋の光があった。一本の矢印が、そちらを示していた。
     私はそちらに向けて歩き出す。

  • 177二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:24:35

    「……」
     ここまで長かった。こちらに迷い込んですぐに何者かに襲われて、その後も超常の力に怯え、耐え続けた日々。
    「……」
     元の世界が見つかったと連絡が入るのを、待ちわびた日々。日常のように起こる戦いから、必死で生き残ろうと足搔いた日々。
    「……」
     それともお別れだ。全ては別世界の話。夢みたいな場所だった。もしかしたら夢だったのかもしれない。そういう悪夢を見ていただけなのかもしれない。
    「……」
     帰ったらやりたいことは、山のようにある。お母さんの肉じゃがが食べたい。ジャガイモを切るのが苦手で、少し大きく不格好になってしまう、お世辞にも美味しいとは言えない肉じゃが。
    「……」
     今から陸上に復帰して戦力になれるだろうか。しかしこちらに来てからも練習は欠かさなかった。きっと大丈夫。
    「……」
     それから、学校の友達は私のことを覚えているだろうか。文化祭のバンドメンバーとは事故以来疎遠になっていたが、もう一度連絡を取ってみよう。
    「……」
     料理に挑戦するのも良い。何にも邪魔されずに、料理を楽しめる。
    「……」
     それから……
    「……」
     ……
    「……まだ、着かないの?」

  • 178二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:24:58

     体感では五分以上は歩いていた。光に向かって真っすぐ。それなのに辺りの風景は変わる気配が無い。ただ蠟燭の火のような光が目の前で揺らめいていて、そこに矢印が向いているだけ。
    「もう……良いでしょ! もう良いでしょ!」
     誰にともなく叫んで、私は走り出す。それでも景色は変わらない。いつまで経っても光、矢印、後は闇……
     吐き気を催すような不安に一気に襲われ、私は今まで歩いていた方向を振り返った……振り返ろうとして、途中であるものを見つけた。
     それは蝋燭の火のような光だった。そして、そこに向かって矢印が伸びていた。
    「何……コレ……」
     更に別の方向には、別の光がある。矢印はそちらに向かえと示している。四個、五個……気が付かなかったでは済まされない量と密度。明らかに数が増えていた。どの方向にも光があった。どの光にも矢印があった。
     今いる場所はパラレルワールドとパラレルワールドの、更に狭間なのだろう。あの光はパラレルワールドの光なのだろう。沢山あってもおかしくはない、しかしそのどれに向かえば良いのか。矢印は例外なく全ての光に向けられている。
    「ねえ、何なの!? 私の家はどっちなの!?」
     焦りに任せた叫びに呼応するかのように、光と矢印は増え続ける。私を起点にして、あちらにも、こちらにも、「こちらに行け」と指針が示されている。無限の選択肢が提示されている。やがてどちらを向いても光しか目に入らなくなった。視界が光の集合体に焼かれて目が眩む。
    「ま……眩しいのは……イヤッ……!」
     文化祭の光景が思い出されて、私は悲鳴を上げて手で顔を覆った。

  • 179二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:25:21

     しかし信じられないことに、覆った手の内側に光が現れる。固く閉じた視界の内側に光が入り込む……
     違う。光が手の内側に入り込んでいるのではない。あれは今まで見ていた、遠く離れたどこかにある光。顔を覆っているのに見える理由は、別の部分。よく見てみれば、答えは明白だった。
     手が指先から少しずつ細切れになって、ばらばらになって、分離しつつあったのだ。
     手だけではない。見下ろした脚も、髪の毛も、少しずつ自分の身体から剥がれていく。そして、バラバラの方向に飛び散ろうとしている。まるで、矢印の一つに従うかのように。
    (もし、かして……)
     パンクした脳に、一つの考えが浮かぶ。

  • 180二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:25:33

     声が私の望みを問うて、私は逃げたいと願った。矢印はそれに答え、逃げ道を示した。
     しかしそれは、何からの逃げ道だったのか?

    『自分が……怪物になるなんて……絶対イヤだから……』
    『逃がして』

     異能を発現し、『人間』というアイデンティティを無くした私。心のどこかでずっと恐れていたこと。
     『元の世界』は、もはや私のいるべき場所ではないのでないか?
     私が彼らを受け入れられないように、あの世界の人々も、私を受け入れられないのでないか?
     『あの世界』は、もはや私の逃げ道ではないのではないか?
     そうして、私に用意された逃げ道は、その行く先は。

    「『怪物の私』から、逃げる道だってこと……?」

     体が離れて行く。無数のパラレルワールドの数と同じだけに分割され、それぞれがそれぞれの世界に逃げ出そうとしている。
     私は……

  • 181二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:25:46

    「イヤ……死にたく、ない……」

     死からの逃避を願った。
     それを口に出した瞬間に……先程まで私から放たれていた矢印が、その方向を反転させた。
     私を、無数の矢印が貫く。
     身体が戻ってくる。指先が再構成される。ジグソーパズルを組みなおすように……しかし、完成する果てから再び砂粒のようになって分離する。
     矢印があちらこちらを飛び交っている。私を向いているものもある。別の方向を向いているものもある。彼らも完全に迷走しているようだった。それを見て私は、今まで積み上げて来た愚行が、更に高く積み上げられたことに気が付いた。もはや戻ることの出来る最後の一線すら踏み越えてしまったことに。

  • 182二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:26:15

     最初の願いは自分勝手な我儘だ。最後の願いも自分勝手な我儘だ。
     『こちらの世界』と『あちらの世界』。『生』と『死』。傍観者を気取ってどちらにも身を投じなかった私は、その救いようのないエゴで最後に残っていた『逃げ道』からすら逃げ出してしまった。

    「これってホント……冗談じゃ、無いって……」

     何が悪かったのだろうか? 崩れた脳で考える。もはや人間の体を為していないだろうに、意識も思考もいやにはっきりしていた。
     それは多分、運だ。
     逃げ道の袋小路で、私は自嘲の笑みを浮かべようとした。乾いた笑い声を出そうとした。
     しかし声帯も唇もどこかに行ってしまって、いつ戻ってくるかは分からない。

  • 183二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 17:27:14

    袋小路の傍観者。

  • 184二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 18:45:44

    (忘れてた……)

    五百式立ち絵メーカー少年少女、若い男性女性くらいの範囲のバストアップが作れます。

    TRPGの立ち絵・創作キャラの叩き台などにどうぞ。描き足しや塗り絵可。この画像メーカーで作った画像のデザインをもと新たに創作して頂いて大丈夫です。


    瞳ハイライトは位置調節したほうが良いです。髪飾りは動かせます。前髪と後ろ髪もちょっと上下します、いい感じに調整してください。


    【加工について】

    メッシュやアクセサリーなどメーカーで対応できない特徴的なパーツはお好きに描き足して下さい。塗り絵としてもご利用下さい。

    メーカーで作った画像に加筆・着色などした際は『必ず』そのことを明記して下さい。自作であると誤認させたり、画像メーカーだけで作ったと誤認させることの無いようお願いします。

    ✕「自分で描いた」

    ✕「五百式立ち絵メーカーで作った」

    ○「五百式立ち絵メーカーで作った画像に加筆した」


    【商用について】

    Picrewの規約に沿った用途で商用利用可です。(金銭の発生する配信での利用等)

    画像をメインに使う用途での使用は不可です。

    商用利用する場合は出典【Picrewの五百式立ち絵メーカー】を明記してください。


    【二次配布について】

    二次配布は基本禁止ですが、TRPGのシナリオ配布(無料有料どちらも)の際にNPCの立ち絵として同梱して配布することができます。その場合は出典【Picrewの五百式立ち絵メーカー】を明記してください。


    【その他】

    Picrewの規約で禁止されていることは禁止です。

    画像を使用した際は出典を明記してもらえると嬉しいです。

    picrewの遊び方を読んでご利用ください。規約の範囲内での利用について逐一質問したり許可をとったりする必要はないので製作者に問い合わせしないでください。

    リクエストは受け付けていません。有償で受けるかもしれません。@iwose

    【五百式メーカー】

    https://picrew.me/image_maker/29989

    【五百式カクテルメーカー】

    https://picrew.me/image_maker/658765

    【五百式ドリンクメーカー】

    https://picrew.me/image_maker/664785

    【五百式青年メーカー】

    https://picrew.me/image_maker/689163
    picrew.me
  • 185二次元好きの匿名さん22/01/22(土) 20:10:58

    うわあああああ!帰ってきて!助かって露夢!

  • 186二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 10:54:24

    彼彼女さんは毎日変な料理作って時たま困ってる人助けてるくらいの時期が1番好きだった

  • 187二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 17:15:39
  • 188二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 17:28:29

    立て乙

  • 189二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 18:05:45

    たておつ

  • 190二次元好きの匿名さん22/01/23(日) 21:11:21

    埋め代わりにこのシリーズ掲示板の定型というかコピペでも考えるか

  • 191二次元好きの匿名さん22/01/24(月) 19:26:15

    笑ってはいけないをちょくちょく読み返して無限に笑ってるwwwイッシー君のくだり好きすぎるwww

オススメ

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