- 1二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:24:43
ウララ「たのもーっ!」
ロブロイ「今日も道場破りですか?」
ウララ「うん!二人とも有馬記念走ってるもんね!わたしの有馬記念にむけての道場破りにぴったりだよ!」
ライス「それじゃあ、今日もやろっか」
ウララ「うん!今日こそ1着とっちゃうもんねー!」
ルドルフ「ハルウララ、私と走ったばかりなのにもう走るのか?」
ウララ「うん!強い相手に挑めば挑むほど強くなるって漫画で言ってたし!」
ルドルフ「なるほど、理には叶っている。なら私ももう一走りさせてもらおうか」
ライス「か、会長さんもですか!?」
ロブロイ「うう、これは強敵です・・・ライスさんやウララさんだけでも結構いっぱいいっぱいなのに・・・」
アルダン「・・・・・・」 - 2二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:26:16
ライス「・・・アルダンさん、さっきからずっとこっちを見てるね」
ロブロイ「いっしょにトレーニングしたいんでしょうか?或いは走り方の観察とか?」
ウララ「じゃあ聞いてみよう!おーい!」
アルダン「・・・・・・はい、もしかして、私を呼びましたか?」
ウララ「うん!たのもーっ!」
アルダン「・・・はて?」
ライス「え、えぇっと、これはウララちゃんなりの併走トレーニングのお誘いというかなんて言うか」
ウララ「道場破りだよっ!」
アルダン「なるほど、道場破りですか。ですがごめんなさい、今日はこれ以上走れないんです」
ウララ「えぇーっ!?どっか痛いの!?保健室行く!?」
アルダン「いえ、そういうことではなくて」
ルドルフ「彼女は生まれつき体が弱くて一日に走る量を制限されているんだ。そうだったな、メジロアルダン」
アルダン「はい、その通りでございます。ですから、私のことはどうぞお気になさらずに」
アルダン(・・・・・・本当は、私も走りたい。彼女たちのように、何度も何度も走り続けたい)
アルダン(でも、私の身体がそれを許してはくれない。特に今日はトレーナーさんと組んだトレーニングメニューにない練習もしてしまった。私のわがままで、トレーナーさんに自主練に付き合わせてしまった。だからこれ以上は───) - 3二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:26:57
トレーナー「走ればいいじゃないか」
アルダン「っ!?トレーナーさん?」
トレーナー「クールダウンはもう済ませただろう?今なら少しだけ走れるさ」
ルドルフ「・・・・・・あなたがメジロアルダンのトレーナーか。失礼だが、それは彼女の身体に支障がないから言っていると見て間違い無いか?」
トレーナー「そうだ。しかし、中長距離は勘弁して欲しい。それに、できれば足に優しいダートの方がいい。・・・・・・この条件を飲んでくれるか?」
ウララ「うん!いいよ!」
ライス「ライスも、ダートは普段あんまり走らないからいい練習になりそう」
ロブロイ「私の方も構いません」
ルドルフ「私も構わない、が・・・・・・どうする?」
アルダン「・・・・・・トレーナーさんからお許しをいただいたということは、それだけはまだ走っても問題ないと言うことです。ならば私は、走りたい」
ルドルフ「決まりだな。もうすぐ日が暮れる。その前に終わらせてしまおう」 - 4二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:27:24
アルダン「トレーナーさん、本日もよろしくお願いします」
トレーナー「ああ。じゃあ始めるよ」
アルダン(今日のトレーニングが終わり、一度トレーナー室へ。トレーニング後には必ずここでトレーナーさんのマッサージを受けている)
アルダン「いつもありがとうございます。・・・特に今日は、二度もわがままを聞いていただいて」
トレーナー「俺は君のトレーナーだ。担当のウマ娘が走りたいと言ってるんだ、走らせてあげるのが俺の仕事だ」グッグッ
トレーナー「その後のケアも含めて全部俺の仕事だ。君とこのトゥインクル・シリーズを駆け抜けると決めたあの日からな」グッグッ
アルダン「・・・えぇ。存じております。だからこそこうして私の命とも言える足をあなたに預けられるのです」
アルダン(トレーナーさんは私と専属契約をして早1ヶ月、私が存分に走れるようにもセラピストの資格をとってきてくれました。私の足に疲労が残らないよう、私にできる限り多くのトレーニングをさせられるように)
アルダン(私の身体の事情を知ってトレーニングメニューからトレーニング後のケアまで全てを1ヶ月で仕上げてくれました。だからこそ私は、この3年間を走り切りたい)
アルダン「・・・・・・トレーナーさん。今後とも、どうぞよろしくお願いします」
トレーナー「こちらこそ。さて、太腿にいくよ」
アルダン(・・・・・・ですから少し恥ずかしい気持ちは抑えなければならないのです。彼はやましい気持ちを持ってなどいないのですから)
アルダン(それに、これが結構気持ちよくて・・・・・・実はトレーニング後の楽しみにもなってきていたり。つくづく悪い女ですね、私は) - 5二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:27:51
アルダン(今日も今日とてトレーニング後にはトレーナーさんのマッサージ。・・・・・・足以外もしてくれていいのですが)
トレーナー「よし、じゃあ今日もやっていこうか」
アルダン「・・・・・・あの、トレーナーさんれ
トレーナー「どうしたんだ?」
アルダン「その・・・・・・今日は、上の方もやってもらえませんか?」
アルダン(ああ、言ってしまいました。己の欲望に負けて言葉としてこぼしてしまうだなんて、メジロの家の者としてあるまじき行為。ですが・・・・・・)
トレーナー「うーん、そうだな。これからは上半身のケアも本格的にやっていこうか」
アルダン「やったっ」ボソッ
トレーナー「そんなに疲れてたのか?ならもっと早く言ってくれればよかったのに」
アルダン「き、聞こえていました?」
トレーナー「君の言葉を聞き逃すはずがないさ」
アルダン「〜〜〜〜〜〜っ!!!」
アルダン(時折りこう、口説いているかのような言葉を使うのはずるいと思います) - 6二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:28:17
アルダン「・・・・・・あれ?」
トレーナー「どうした?」
アルダン「あ、いえ、何も」
アルダン(おかしいですね。私は肩と腕と腰部分のみをほぐされています。それも服の上から)
アルダン「あの、本格的なと言ったのは・・・・・・」
トレーナー「ああ。上半身の用意はしてなかったからまた明日になるかな。今日は簡易的なものになるけど、これでも多少は疲れが取れるはずだから」
アルダン(確かにいつもと比べて肩は軽く腕も血が通っているような感覚はあります。ですが、そうではないのです!)
アルダン(・・・・・・マッサージが気持ちいいことは否定できませんが) - 7二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:28:53
アルダン(レースの後、ウイニングライブ。彼の指導があってやっとここまでたどり着けた)
トレーナー「お疲れ様。センターで踊る君はいつにも増して綺麗だったよ」
アルダン「ふふ、ありがとうございます。その言葉に相応しくあるよう、今後とも精進いたします」
トレーナー「よし。ライブの余韻もあるだろうけど、ホテルに戻ったらしっかりとケアしないとな。レースとライブと、両方で全力を出し切って疲れただろう」
アルダン「は、はい!それはもう全身が!」
トレーナー「大丈夫、ちゃんと準備はしてあるから」
アルダン(ついに念願の全身マッサージですね!私の身体を余すところなくほぐしてもらうためにも、多少の薄着は覚悟していますとも!) - 8二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:29:56
アルダン(・・・・・・あら?)
トレーナー「それじゃあそれに着替えて待っていてくれ。その間にこっちも準備を整えるかられ
アルダン「あの、これ、学園指定の水着・・・」
トレーナー「それだとオイルで多少汚れても綺麗にできるからな。学園側に頼んで余分に何着か用意してもらっていたんだ」
アルダン「はい、そうですね・・・・・・」
トレーナー「それじゃあ、着替えが終わったらこっちの部屋に来てくれ」
アルダン「はい・・・・・・」
アルダン(トレーナーさんは大人として当たり前の対応をしているだけ・・・・・・まあ、そうですよね・・・・・・) - 9二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:30:25
アルダン(とはいえ、全身マッサージは予想以上に気持ちがいいです。今日の疲れもあって、睡魔が・・・・・・)
トレーナー「・・・・・・寝ちゃったか。疲れてたもんな」
アルダン(はい、寝てません!今なら私は何をされても気づきません!さあ、何をしても構いませんよ!さあ!さあ!)
トレーナー「・・・・・・足は問題なさそうだな。次は腰を」
アルダン(・・・・・・な、なにか探るように触られて、く、くすぐったいです)
トレーナー「触った感じは異常なしか。寝ているとはいえ反応もないし、これは大丈夫そうかな」
アルダン(あら?)
トレーナー「怪我の予兆があったらすぐにわかるようにしないとな。彼女に3年間を無事に過ごしてもらわないと」
アルダン(・・・・・・怪我のチェック、でしたか。なんだか残念なような・・・・・・ですが、やはりトレーナーさんは信頼にあたる人物。だからこそこうして・・・・・・からだを・・・・・・)スヤァ
トレーナー「・・・・・・狸寝入りは終わったか。さて、今のうちに痛くなりそうなツボ押しを終わらせるかな。お疲れ様、アルダン」 - 10二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:30:48
アルダン「・・・・・・ついに、引退ですね」
トレーナー「ああ。君が最後まで走り抜けられたこと、嬉しく思うよ」
アルダン「私もです。あなたと共にいなければ、なし得なかった。公私を捧げてくれてまで私を走らせてくれたあなたがいたからこそ、私は・・・・・・」
トレーナー「さて、引退レースといえどもボディケアは欠かせないな。これで最後になると思うと少し寂しいけど、いつも通り着替えて───」
アルダン「・・・・・・嫌、です」
トレーナー「え?」
アルダン「これが最後だなんて、私は嫌です。私は、もっとあなたと共にいたい」
トレーナー「アルダン・・・・・・」
アルダン「トレーナーさん。あなたにお願いがあります。これからも、私の身体のケアをしていただけませんか?これで最後だなんて言わないで、ずっと・・・・・・」
トレーナー「・・・・・・んー、そうだな。メジロ専属マッサージ師とかになればいいのかな?」
アルダン「えっ?」
トレーナー「でも俺、トレーナー続けたいしなぁ・・・・・・中央トレセンに結構苦労して入ったし・・・・・・」
アルダン「そう言う意味じゃありませんでしたのに・・・・・・もう」
トレーナー「それか、トレセンの生徒たちの教官にでもなってみるか?それだったら今後もケアはしないといけないしな」
アルダン「そうですね・・・・・・それもいいかもしれませんね・・・・・・」 - 11二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:31:13
アルダン(きっと、あなたには伝わっているはず。だってあなたは、何年も私を専属で見続けてくれていたんですもの)
アルダン(でも、私はわがままな女みたいなので。これで満足はしませんよ。私の硝子の脚は、あなたでないと手入れできないのですから───) - 12二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:32:00この上なく贅沢なことを言う|あにまん掲示板アルダンのトレーナーになってトレーニング後アルダンの足に疲労が残らないよう隈なくマッサージしたい。アルダンの足をケアするためだけにセラピストの資格を取りたい。「トレーナーさん、本日もよろしくお願いしま…bbs.animanch.com
新たな概念を打ち立てたのでアルダンお嬢様を書いてみたらなんか若干マックイーン因子が紛れ込んだ気がしてる。
アルダンの硝子のように美しい御御足を心ゆくまでほぐしたいよね。
それはそれとしてロブロイの全身マッサージをしたい。
- 13二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 19:32:33
過去作↓
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