- 1二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 00:20:31
- 2二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 00:22:18
「おいでミゲル」
夏油は目を閉じたまま囁いタ;;俺は僅かな緊張を感じながら側に寄りひざまづく;;投げ出された手の甲にキスをすると夏油は小さく笑っタ;;
「ねえミゲル」
「なんだ」
「抱きしめて」
「特級か?」
「ううん、一級なんだけどちょっと重くてね」
夏油の術式は呪霊を飲み込むことで強化スル;;しかし等級の高い呪霊ほど飲み込んだ時に強い副作用がかかル;;
そんな時夏油ハ決まって俺を呼んダ;;
ただ『抱きしめるダケ』;;
そうすると落ち着くらしい;;
夏油は俺が夏油に向ける感情を知っていル;;
アア、コイツは本当に性格がまだ悪い;;
それでも俺は夏油の頼みを断れナイ;;
「ん…」
ゆっくりと;;適度に力を込め抱きしめル;;少しの憎しみも込めて;;
すると夏油は気持ちよさそうに俺の首に頬を擦り付けた;;
きっと全て計算の上での行動なのダロウ;;
それでもイイと思えた;;この男の側にいることが俺の幸せだからダ;;
それから夏油が眠りにつくまで俺は甘い香の香りと少し低い体温を全身で感じ続けたのだった;; - 3二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 00:30:15
- 4二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 00:33:32
紛争地域にでもいるんじゃないスかね?
- 5二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 00:35:01