- 1二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:19:50タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.comテイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com
普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?
・ここはウマ娘になってしまったトレーナー達をかわいいかわいいするスレです
・自分だけのトレーナーを考えたり概念を投げつけたりして楽しんで行きましょう
・別にTSに拘らなくても良かったり、既に居るトレーナーの別概念を上げても良いです
・大事なのは自分の性癖をさらけ出す事と他の人の性癖を否定しない事、それとトレーナー達への愛です
・そしてタイシンの性癖は破壊するもの
前スレ
おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part715【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/ https://bbs.animanch.com/board/60076/ 普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしち…bbs.animanch.comWiki(解説/全パートリンク/用語集などはこちらから)
言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp後感想用言うっちまえなかったスレ(1/31更新)
おれ居なかったから言うっちまえなかったんだけどよぉ…新part3|あにまん掲示板リアタイで伝えられなかった感謝や感想を伝えれる方がより清々しく尊死できるんじゃねぇか?それに大量の情報がある中、いまさら聞けないことを聞ける場所があったらより素敵なSSを書くことができるんじゃねぇか?…bbs.animanch.com本筋のタイトレ情報まとめ
・140-90-55-80(魔法の合言葉)
・25歳
・髪色は茶色でパーマーみたいな流星、目の色はエメラルドグリーン、耳飾りはタイシンとお揃い
・全身からおひさまのにおい、髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーの匂いがする
・耳と尻尾と胸が敏感
・熱血クソボケ
- 2二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:20:04
このレスは削除されています
- 3二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:30:42
立て乙でございます
- 4二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:31:03
おつぽい
40分くらいになったら投げるべ - 5二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:32:39
たておつ
- 6二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:32:42
『黒狼物語~前奏曲・転機と挑戦~』(タイトレ、ルドトレ、グラトレ)
https://bbs.animanch.com/board/178322/?res=16
『黒狼物語~第一幕・変化と不変~』(ボノトレ、フクトレ)
https://bbs.animanch.com/board/185695/?res=36
『黒狼物語~第二幕前編・閃電~』
https://bbs.animanch.com/board/208957/?res=104
『黒狼物語~第二幕後編・桃源~』(フラトレ)
https://bbs.animanch.com/board/226017/?res=95
『黒狼物語~第三幕前編・朧影~』
https://bbs.animanch.com/board/250758/?res=56
というわけでいつもの前回までの分。
これだけ書いたけどもうちょいと続くんじゃ
続いちゃうんじゃ…
- 7二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:33:09
- 8二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:34:05
見直したら去年12月28日じゃないか3か月近くも塩漬け気味だったわ
4月までにケリつけておきたいね - 9二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:34:13
たておつ~
長編は読み返してみるのも楽しい - 10二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:24
『黒狼物語~第三幕中編・深緑~』
時間というものは有限だ。誰にとっても同じだけしかなく、その使い道もそれぞれだ。
今ブラトレは、チームメンバーのトレーニングに合わせてリボンカロルのトレーニングに付き合っていた。
起源は明日の選考レースまで、たった一日だけのトレーニング。それがどこまで通用するかは、誰にもわからない。
しかし、彼女はそのトレーニングで、自分の力をどれだけ発揮できるかに賭けていた。
「もっと抑えろ!解放のタイミングがまだ早い!ギリギリをねらえ!」
現在は、短距離右回り1400想定のレーストレーニング。追い込みとしての走行方法を身に着けるためのトレーニングを行っている。
今までと全く違うタイミングでのスパート、そして発揮させる瞬発力の違い。まだまだ戸惑いのほうが多いようで、リボンカロルは大きく疲労していた。
「はあっ……はあっ……もう一回っ、お願いしますっ!」
「いや、休憩だ!無理に走っても身に付かん」
「は……はいっ!」
指示を受けて、カロルは一旦水分補給へと向かう。
「……どうなんっす?カロルちゃんの様子」
心配そうに聞いてくるフラハラウ。
「んー、筋はいいな。ただまあ、今まで一切触れてきてなかった走法だからどうしても経験が足りん」
「元々先行で練習してたらしいし、真逆とまではいわないけど……いや真逆っすね。完全に逆っす」
「フラハラウは別の走法試したことはあるか?」
「あるにはあるっすね、結局慣れてる差しに戻っちゃったっすけど。後半に後ろからドカンと攻めるほうが好みに合ってるっす」
それに、とフラハラウは付け加える。
「自分の知識だけじゃ絶対足りないってわかったっすからね。教えてもらいながら適切な走法を学ぶほうがいいと思うっす」
まあそりゃそうだな、とブラトレが頷く。トレセン学園に入学するまでに、ウマ娘たちは様々な方法でトレーニングをこなす。その中には元トレーナーの開催しているレース塾や教室で学ぶ子も多い。
だが、そういった教育の受けられるウマ娘ばかりではないというのも事実。特に地方ではなかなか大掛かりな教室は少ないため、独学で練習をこなす子も一定数は存在するのだ。 - 11二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:32
「だからこそ、実際にレースに参加したことがない子も存在する。そして、往々にして自身が学んでいた走行スタイルと実際に適性のあるスタイルとのギャップが発生する……ということもな」
「なるほどっすねぇ……」
特にそういった場合では、実戦形式の練習を積めないというのが大きい。独走、併走、そしてレース形式。すべて、同じようで違う環境であるためだ。
「じゃあ、そこまでで学んだことはすべて無駄になるのか?と言われるとそうでもない。結局のところ走法云々よりも、トレーニングに取り組むことのできる意志、適切にトレーニングを行える知識を得ることができているわけだしな」
「ははぁ……さっきから感嘆の言葉しか出ないっす」
「じゃあ頭使うより体動かすトレーニングするかー。今日は全身トレーニングやっておけよー」
「了解っすー」
そう言いながらフラハラウが走り去ろうとして、ふと気が付いたことを尋ねる。
「あれ?そういえば今日まだブライアンさん来てないっすね」
「あぁ、ブライアンは今日の分のレースを見に行ってるな」
「あ、だから居なかったんすね……じゃあ今度こそー」
走り去っていったフラハラウを目で軽く追い、息を整えて戻ってきたカロルのほうへと向き直る。
まだまだトレーニングの時間は始まったばかり、とにかく今やれることをしっかりとやっていかなければならない。
「よし、休憩は大丈夫だな?」
「はい、問題ありません!」
「じゃあ今度はスパートの踏み込み方の練習をするぞ、ついてこい!」
「はいっ!」
駆け出しながら、ブラトレは今始まろうとしている次の選考レースについても少しだけ思いを馳せるが、彼にとっての最高の相棒が、最もよい選択をしてくれると信じて考えを頭の片隅にへと押し込めっておいた。
空は、雲一つなく晴れ晴れとしていた。 - 12二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:37
寡黙、そして威圧感。彼女のその姿を見ればそんな単語が思い浮かぶだろうか。
ナリタブライアンは今、本日行われる選考レースを見るために観客席最前列に腰掛けていた。
単純に状況を見るだけでも三冠ウマ娘が品定めをしている、生徒会の重役が見ている、それだけで慣れぬレースに挑もうとしているウマ娘はもちろんのこと、周囲にいるトレーナーたちでさえ圧を感じるほどである。
暖かな日差し降り注ぐ中、鋭い視線がパドックでアピールをするウマ娘たちに刺さる。冷や汗たらり、動悸が高鳴り、落ち着きなど出来るはずもなし。
否、一人だけ落ち着き払って自分のアピールを行っているウマ娘がいる。
緑掛かった黒鹿毛のセミロングを靡かせ、自身の最も自信を置く足先で素早くステップをこなす。周囲からはおぉ、といった具合の声が漏れる。
(……ふん)
軽く息を吐くブライアン。
刺すような視線は止めて、周囲を軽く見渡す。懐かしいような、そうでもないような空気感。
張り詰めたわけでもなし、緩みきったわけでもなし、ただ歩みを始める者たちの初々しい緊張が支配する。
この場にいるウマ娘たちのこれからが始まる場所。それが選考レース。
(あんたはどういった目で見ていたんだろうな)
ふと頭に思い浮かぶのは自身の選考レースの事。あの時はブライアン自身、少々自棄を起こしていたと自覚しているのだが、そんな中で自らの足に秘められた力を見抜いた彼女のトレーナーは、如何様にしてその潜在能力を窺い知ったのだろうか。
レース中における見る、というものと、レースを外から観る、というものは大きく違いがある。俯瞰してみることにより、仮に自身がその状況に置かれていた場合の最適な動き方などのシミュレーションを行うこともできる。
それ以外にも、ただ強者たちの戦いを見ることが楽しみの一つでもあるからこそ、ブライアンはレースを観ているのだが。 - 13二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:46
ふと、黒鹿毛の少女と目が合う。
一瞬だが確実に、視線と視線が重なる。
黒鹿毛の少女はその一瞬の間に、意思を乗せたような強い目線をブライアンへと送った。
そうしてアピールタイムが終わり、黒鹿毛の少女はパドックから降りてレースの準備へと進んだ。
「どうだいブライアン、新進気鋭の子たちの様子は」
「……会長か」
ふと声をかけられてブライアンが振り返ると、そこにはトレセン生徒会長、シンボリルドルフその人が立っていた。
「いつもこの時期になると心が躍るよ。また新たな後輩たちが、夢を追うためにここにやってくる」
「だがその中でも、栄光を掴めるのは一握りだ」
「そうだ。一重に夢を追う場と言っても、最終的には競い合い、たった一つの座をかけて戦う。その美しさと残酷さを知ってなお、これほどまでのウマ娘たちがトレセンの門を叩いてくる……だからこそ、私はウマ娘たち皆の幸せを願いたいのだよ」
大いなる矛盾を抱えてまでも、その夢に向かい進み続けるルドルフの姿は、ブライアンにとっては少々まぶしすぎるのかもしれない。顔をそらして、またレース場のほうへと向き直りながら口を開く。
「……御託は結構だ。それより、何の用だ?」
「何、君と同じだよブライアン。まあ……視察とでも言っておこうか。しかし、大っぴらに見て回ることもできないわけだけれどね」
「あんた直々にスカウトなんてした日には、トレセン中大騒動だろうしな」
「そういった無用の混乱を招くことは誰にとっても良いことではないからね、私はしばらくしたらまた公務に戻らせてもらうよ」
そういって踵を返しかけるルドルフへ、ブライアンが声をかけて引き留める。
「……待て。せめてこのレースだけでも見ておけ」
その言葉を聞いたルドルフは耳をピクリとさせ、少々驚きつつも喜ばしいといった表情を浮かべる。
「ほう?」
「理由は……あんたならわかるだろう?」
「ふふっ、そうだな。では楽しませてもらおうか。怪物の御眼鏡にかなったウマ娘が、どれほどのものか」
果たして、そのレースは生徒会長と副会長が見守る異例のレースとなった。 - 14二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:54
(本当にいるんだあ……イヤ凄いなあ、噂は本当だったんだ)
レース前の軽いストレッチをこなしながら、黒鹿毛の少女が思案する。
彼女の名前はメイフォレスト。やはりこの年にトレセンへと入学する、新入生ウマ娘の一人。
切っ掛けは選考レースが始まったすぐのこと。『どうやら、今年の選考レースはとんでもない人が見に来てることがあるらしい』という噂が新入生、そして選考レースに出場するウマ娘たちに広まりつつあった。
彼女をして正直に言わせてもらえば、眉唾物でしかなかった。ベテラントレーナーの誰かに対する話に尾ひれがついて広がっていった程度のものである、と。
それはそれで彼女としては「アリ」だと思っていた。なぜなら、相応に経験を積み続けているであろうベテラントレーナーの下で行うトレーニングであれば、自身の走りの研鑽をより効率よく積むこともできるだろう、と考えていたからである。
その点で、新人トレーナーやそう経験を積んでいないトレーナーはどうだろうな……と思っているのも正直な感想である。
当然だ。メイクデビューからたった数年の間に、ウマ娘たちは数多くのレースをこなす。そこで活躍できるか、それとも日陰の存在に甘んじるか、それを大きく変えてしまう切っ掛けなのが、トレーナーとの契約である。
より指導の適切なトレーナーを、より自身に合う考え方のトレーナーを、できうる限りであれば、それら両方を兼ねそろえたトレーナーを探す。それこそが、デビュー前に一番重要なことなのだ。
(仮に新人であるという噂が本当であったとしても、環境に関してはこれ以上のものはないでしょ。そもそも三冠とった新人って何……?)
故に、ブライアンの姿を見かけたときは本当に驚いたのだ。遠目からでもはっきりとわかる威圧感を放つその立ち振る舞い。歴史にそう多くの人数が名を残すことのない三冠ウマ娘という称号、そしてその圧倒的な走りをもってして自然と呼ばれるようになった『無敵のブライアン』。
彼女が、トレーナーとともにいないのは少々気になったが、それ以上にここに現役ウマ娘がいるということはそれ即ち、チームの勧誘を行おうとしていること、と判断した。
ならば、彼女のやることは一つ。
(やれるだけアピール……ってのもわざとらし過ぎか。ポテンシャルをしっかり発揮するだけでいいか)
より良い道を選ぶ、何時だって彼女はそうしてきた。 - 15二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:41:05
ガコン!とゲートが開く。各ウマ娘が一斉に駆け出していく。
ゲートが開くまでの静けさは巻き起こされる足音と風切り音に吹き飛ばされ、歓声が巻き起こる。
たった9人、されど9人。走りによって巻き起こされる空気の流れが、熱気と闘気を孕みながらターフに吹き荒れる嵐へと変わっていく。
序盤から先頭では激しい位置取り争いが繰り広げられ、前半が終わるころには大きく離れ、縦長の展開となっている。
「……皆、少々焦っているようだね」
「あぁ、あれではしばらくしたら持たんかもしれん」
それは緊張によるものか、周りの空気に充てられてしまった故か、自身の走りをコントロール不能なレベルまで高めてしまうことによるペースの乱れ、所謂掛かりといったところ。先頭二人はペースを乱してしまい、極端なまでに中央集団から離れている。
だがそれで、中央集団が落ち着いて走れるか、と言われればそうではない。
当然先頭集団がどんどんペースを上げて走る都合、全体の速度は高まってしまう。そうなれば、後に取り残されぬように中央集団も速度を上げざるを得ない。そうなればどうなるか?当然、ペースの乱れにつながる。
そういった状態を意図的もしくは結果的に引き起こす大逃げという作戦もあるが、まだ実戦経験に乏しい彼女たちにとっては非常に厄介な状況といえるだろう。
「はっ、はっ、はっ!」
メイフォレストも、後方待機を行っていたが、縦に長い集団ゆえに先頭まではもう15バ身以上の差がついてしまっている。差し体制を主軸とする彼女だが普段ここまで離れた状態でのレースの想定はまだ行っておらず、非常に気力を消費してしまっている現状である。
(無理にアピールなんてしないでよかったっ!こんな状態じゃまともにペースを合わせるだけで、体力を持ってかれる!)
ざっざっざっと響く足音に紛れ、彼女の足音が霧散する。
(落ち着けメイフォレスト、私の得意な作戦は何だ。序盤から中盤は後方待機、後半に差し掛かったら一気にまくって上がる。息を整えろ、足の動きを効率化させろ!)
静かに静かに、息をひそめる。吐く息と足音が、徐々に静かになっていく。
まるで森の中を駆ける獣のように、無駄をそぎ落として、洗練された走りになる。 - 16二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:41:14
中盤戦が終わり、最終コーナーに差し掛かる。
(……ッ!!今ッ!)
現在メイフォレストの位置は7位、そこから一気にスパートをかける。
それまで静かに運ばれていた足音が、突如として大地を響かせる。
周囲のウマ娘がぎょっとしたような顔をしたようにも見えたが、一切気にかけることなくその音を鳴り響かせる。
呼吸はどんどんと激しくなり、心臓はばくばくと全身にエネルギーを伝達してく。
筋肉が唸りを上げ、大地が踏みしめられ、風が彼女とともに征く。
6位、5位、4位、徐々に徐々にと集団を乗り越え、ついに先頭の二人を射程距離に捉える。
しかし、ガクンと速度が落ちる感覚が引き起こされる。体力の限界といった痛みや疲労感が身体のそこかしこから響いてくる。
「うぐう!」
(流石にキツイ!だけどもうちょい!)
スタミナはほとんど残っておらず、振り絞るように足を動かす。手は全力で振りぬき、少しでも走りを安定させるように耳も尻尾も、風をとらえるように動かす。
ゴール板が視界の端へと映る。しかしそんなことにかまっている余裕などかけらほども残っていない。
今先頭を走る三人にあるのは、ただただほかの二人よりも真っ先に駆け抜けたい、勝ちたい、といった単的な、そして純粋な思い。
実況の声も遠く消え、歓声もまた凪の如く。認識できるのは、己の足が鳴り響かせる轟音と、吐きちらされる息の奔流、そして全身を厚く滾らせる血潮の流れる音のみ。
唯只管に只管に。己の闘争本能に、勝利への渇望に従って、三人のウマ娘が走る、走る、走る。
「うおああああああ!」
「だあああああああ!」
「やあああああああ!」
叫びが武骨なトリオを奏でだし、三者の協奏曲がゴール板を切り裂き開いた。
駆け抜けたと分かった瞬間に一気に三人はエネルギーを使い果たし、しばらく走ったのちにその場へとへたり込み、気を失うかのように倒れてしまったのだった。 - 17二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:41:37
「うおおおおああ!どうなったんだ私!」
「保健室では静かになさい!」
「あっはい!」
メイフォレストが気が付けば白い天井が目の前に広がっていた。
がばりと起き上がり叫んだメイフォレストを保険医が咎めると、メイフォレストはしゅんと縮こまる……といった表現は正しくないのだろう、すっと姿勢を正して座りなおした。
時刻も昼を回ったところで、実に数時間ほど寝ていたようだ。
「はい、スポーツドリンクです。しっかり水分補給は行ってくださいね」
「ありがとうございます先生……あーやっちゃったなあ、こりゃスカウトは御預けかなあ……?」
ちらりと横を見ると、共に爆走した二人は未だに保健室のベッドの上でぐっすりと寝息を立てている。片方はだいぶ煩いが。
「先生先生、レース終了時にぶっ倒れてスカウトされた前例ってありますか」
「残念ながら私はそこまで詳しくないので何とも……しかし、ペースを乱し切っていると考えると少々評価は厳しいものになってしまうかもしれません」
「そっかー……」
先ほどまでの威勢はどこへやら、耳がどんどん萎びていく。
流石にスカウトされない、といったことはないだろうが、お目当ての良いトレーナーに出会えるかどうかは非常に怪しい結果となったと思われる。
今回のケースにおいては走行、というより暴走気味になってしまったが故に、走行不安定の烙印を押されても文句は言えないのだ。そうなってしまったら、物好きなトレーナーに拾われるかどうかを願うしかないと思ってしまっていた。
がらりと開かれる保健室のドアの音を聞くまでは。
邪魔をする、とだけつぶやいて入ってきたのは三冠ウマ娘、ナリタブライアン。
いらっしゃいの言葉を聞くと、こつこつと足音を鳴らしながらメイフォレストのもとへとやってきた。
「お前は随分とよく走るな」
開口一番、走りについての質問が来たが、これといったことを考えずに口から出る言葉でメイフォレストは返答していった。
「まあ楽しいですからねー、走るの。勝てりゃもっと楽しいですけど」
「ほう、お前も強いものと戦うことに意義を感じるヤツか?」
「それこそがウマ娘の本能……ってちょっとオカルトに傾向しすぎですかね」
それに関しては私は詳しくないから知らん、とブライアンは切って捨てた。 - 18二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:41:52
「単刀直入に言わせてもらおうか、お前をスカウトに来た」
「へえそれは……えっ?アレで?」
思い返してみても全体のペースに巻き込まれて思うような走りがうまくできなかったこと、最終的にスタミナを全部使い果たしてぶっ倒れたこと、今の今まで保健室でぐっすりだったこと。メイフォレスト自身から見れば、減点要素満載である。
「私はトレーナーほど要点を挙げて伝えることはできんが……あれだけ荒れた展開から3着までもっていったその精神の強さは感嘆に値する」
「あっ三着だったのかあ……」
「だがハナ差、クビ差程度のものだ。あの状況であれば、誰が勝ってもおかしくはなかった。そして、もしもペースを乱すようなことがなければ、お前が十分に勝ちを拾えていただろう」
今年のレースは激戦が多いなといった具合の感想も漏れ出すほど、熱い勝負が繰り広げられた選考レース。その主役の一人であるといった認識を持たれていることをメイフォレストは知った。
「……勿論、最終的に誰の下でトレーニングを積むかは自由だ。だが、もしも私のチームに来るのであれば……まあ、共に走ってやれることもあるだろう」
「わかりました、私そこで走ります」
「……即答だな。良いのか?」
「まあ色々考えもあってのことではありますけどね。何より直々にスカウトに来たっていう時点で私に対して結構期待を持ってくれてるってのはわかりましたし……何よりも」
一息ついて話し始める。
「三冠ウマ娘と一緒にトレーニングできるなんてそうそう手に入る環境じゃありませんからね!」
「はっ!言ってくれるじゃないか」
大胆不敵な宣言を聞き、ブライアンは笑う。これ位気概のある者を探し求めていた、と言わんばかりに。
「いずれお前が私と共に戦えるような……それぐらい強いやつになってくれるなら、私の見る目も間違っていなかったということになるだろうな」
「……期待に副えるかなんてわかりませんが、私は私がもっと強くなれるように努力していきますよ」
二人の間には、いずれ巻き起こる戦いの前の静けさとも言えるような静寂と、それ以上にともに走れることに対する喜びのようなものがあったのかもしれない。
いずれにせよ、その空気の本質を知るのは、この二人だけ。
こうして四人目が、チームへと加わった。
残りは、一人。 - 19二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:42:48
以上!難産極まった!
でもこれで残すところあと1個分のレースとちょいちょいとちょいちょいで完了する!
まあこれが終わっても思いついたネタをSSにすることはやめないんだけどねーい - 20二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:50:55
いいね…長編は特にレース込だと大変なんゴ…尊敬するわ。私も凍結してるやつ進めないと…
- 21二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:52:07
続々とチームメンバーが集まってきてチームが出来上がって行くのいい…
レースというだけで文量が一気に増えるから、それ込みでの長編は大変だろうなぁと思うわ - 22二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:53:52
それっぽいことをそれっぽく文章にするスキルって大事だねえ…難しいから身に着けたい
- 23二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:04:39
大丈夫かな?4+1お借りします
- 24二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:06:07
『大食いマーベラス☆』
――トレセン学園カフェテリア・昼
「うーん。」
一人の男性が昼食を持ちながら唸る。彼はマヤノトップガン担当トレーナー通称マヤトレ
今日はトレセン学園内のカフェテリアで食事にしようかと来たが、流石はというべきか多数の生徒や職員で賑わう昼時のカフェテリア
昼食は確保したもの食事席はものの見事に埋まっていた。
マヤトレはこのまま席が空くのを待って食事が冷めてしまうよりかは、トレーナー室で食べたほうがいいと思いカフェテリアをあとにしようとすると高く幼い声で呼び止められる。
「マヤトレー、こっちこっちー☆」
マヤトレは声の主がするほうを振り向く、
そこにはポニーテールにまとめてもなお床に届くほど長い髪、そして小柄な体躯と一部分の主張が大きくさらにそれを助長するかのような服装をしたウマ娘が座っていた。
マヤトレはそのウマ影を見るとウマ混みをかき分けて、用意してくれたであろう席へと座った。
「席もロクに取れないざぁこなマヤトレのためにーマーベラスに席をとっておいてあげたんだよー★」
「おう、マベトレ席とってくれてありがとうな」
彼女の名前はマーベラスサンデー担当トレーナー通称マベトレ
ウマ娘がウマ娘のトレーナーするのかというと少し違う、彼女はもともと普通のヒトの男性トレーナーであったが、ヒトがウマ娘化するという怪奇現象によってウマ娘になってしまったトレーナーの一人である。
その後の因子の影響もあって身体面もさることながら精神面でも大きく変わったトレーナーでもある。それでも変わらない部分もあり、腐れ縁でもあるマヤトレはこうして仲良くやっていたりする。
- 25二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:07:14
そんな彼女はというと大盛りの人参定食を前に舌なめずりをしていた。
「マベトレいくらなんでもそんな量を食べると太るぞ」
「大丈夫だもんー☆私どんなに食べても太らない体質みたいだしー★ほら、これ見てよー☆」
そう言ってマベトレが差し出したのはここ数ヶ月の身体測定の結果を印刷したもの、ずらりと並ぶ検査項目の中にある体重の欄を見ると定規で引いたように真っ直ぐな直線が引かれていた。
「ここまで変わらないと気味が悪いな。逆に日々体重に一喜一憂している人たちが見ると怒り出しそうだ。」
「まー私も考えなしにってわけじゃないしー☆この後はマベとの併走に合同トレーニング、個人的な走り込みの申し込みetc...と入れてるからむしろ足りないくらいだよー。まぁセーブしてても無性に食べたくなるときもあるけどねー☆」
「ふーん」
そうして、マべトレはバッグの中に測定結果をしまうと「いただきまーす☆」と言い目の前の大盛りの人参にかぶりつく。
「ん~美味しいー!!!程よい甘みがあってなおかつこの触感!!最高にマーベラス☆★☆人参がこんなにも美味しいなんて知らなかったよ~☆」
美味しそうに人参を食べるマベトレをマヤトレは見つめる。それに気づいたのかマべトレは口の中のご飯を飲み込み聞く。
「どしたのー?」
「いや、もうすっかりウマ娘だなって思ってな。走ることに夢中になって人参を美味しく食べてさ」
「そう言われればそうだねー☆でもねーどんなに変わっても私は私なんだって☆、マベがそう言ってくれた。だからマーベラスにいられる。マヤトレも同じ理由で今一緒にいるんでしょー?」
「まあ、そうだな」
- 26二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:07:27
マヤトレが納得したのを見るとマべトレは残り僅かになった人参に専用のドレッシングをかけて頬張る
「この専用のドレッシング人参の風味が際立ってさらに美味しいー!マヤトレのざこ舌じゃあこの美味しさはわからないだろうなー★。あれでもマヤトレもウマ娘になったことあったよね?記憶が霞んでよく思い出せないー☆そんなことあったようなー★なかったようなー?」
「そのまま記憶の彼方で眠らせておいてくれ」
「もしもマヤトレがウマ娘になったらどーせ☆おしゃれがわからないようなよわよわさんだからーマヤマベ達と着せかえして遊ぶんだー★」
「碌な事思ってないなお前。他のトレたちにはあまりしてないよな?」
「この前ちっちゃいものクラブにメイド服を支給しようしたら断られちゃった☆」
「あのなぁ」
-マーベラス-
「次はもっとエッチな服な服を持っていこうかなってー★」
「はーあんまりやりすぎるとまたタイキトレに縛られるぞ」
- 27二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:07:44
といろいろ雑談をしているうちにいつの間にマベトレの目の前にあった昼食は消えており
「ごちそうさまー☆」
「はや、いつの間に!?」
「マヤトレが遅いんだよー★食べるのも遅いざーこ★でもまだデザートが残ってるから心配しないでゆっくりマーベラスに食べていってー」
そう言って席を立ちデザートが売っているであろうエリアへマべトレは向かっていった。
小柄なせいかウマ混みにもみくちゃにされているであろう姿が見えた。
数分後、大量のカップケーキを抱えマベトレが戻ってきた。
「おまたせー☆」
そうしてカップケーキをテーブルの上に置くと目を見開きキラキラとした笑顔でカップケーキを食べ始める。
「マーベラス☆甘いカップケーキもまた格別!!」
頭の上にある耳や尻尾が喜びのあまりブンブンと振っているのが見て取れた。
その姿を見てマヤトレは思い出す。
「そういえばマべトレはあれ試したことがあるか?」
「あれって?」
「最近流行ってるという青汁ケーキってやつ」
「あれかぁ……」
そこまで聞くとさっきまで調子の良かったマベトレが一気にげんなりとする。
「疲れは一気に消えたよー☆でもねー青汁のまずさといったらもうね……」
「そんなにか」
「ざこマヤトレはわからないと思うけどねー★。敏感な味覚にマーベラスに届くんだよあれー、その日一日ずっと舌に苦みが残ってるのーその日は体調不良と同じくらい調子が悪かったんだからー」
「マヤノに使うのやめておくか」
「そうしたほうがいいと思うよー☆ヒトとウマ娘だと味覚もぜんぜん違うからー」
「当事者が言うと説得力が違うな」
- 28二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:08:03
- 29二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:08:43
途中文字数カウントミスで5+1になってしまいましたが
以上マベトレとマヤトレの昼食兼雑談でした。小ネタを盛り込んで書いているうちに長くなりました。
味覚が変わって人参を美味しく食べる話。衣装を画策する話。カップケーキの話。といった日常系でした。
ハーフアニバおめでとうございます。書きたいこと描きたいことがスタックしておる……
- 30二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:12:41
口はわるわるでもなんだかんだで友達思いのマベトレいいね…
- 31二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:16:40
メスガキモードでも友人のことをちゃんと思ってるマベトレさんいいね…
- 32二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:27:49
いい…
- 33二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:34:09
メスガキマベトレ達に着せ替えられるちっちゃいトレ倶楽部…?
- 34二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:36:08
- 35二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:37:23
カワイイ!!
- 36二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:38:39
みにみに黒メブトレさんかわいい!
- 37二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:39:12
メブトレ黒かわいい!!
- 38二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:41:54
- 39二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:51:51
かわいめ…
- 40二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:55:42
かわよい……
- 41侘助22/03/22(火) 23:12:57
- 42二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:15:11
転勤だと引っ越しとか色々ありますよね…
凄い上達ぶりだ…! - 43二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:17:33
知っているか?
2月は試験や入試で学生が忙しくなり
3月は年度末の追い込みで社会人が忙しくなるのじゃ
そして新年度の4月に向けての準備等で双方忙しいのじゃ - 44二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:18:27
- 45二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:20:13
- 46二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:23:14
- 47二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:26:24
- 48二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:26:31
絵を描こうとして完成させること自体すごいことなのだ
- 49二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:49:47
- 50二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:56:29
ウオデッカ……
ウオデッカ!? - 51二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:57:30
ウワーッ!
リウトレさん…ウ…ウワ…ウワーッ!
かわいい…でっか…てかわいい… - 52二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 23:57:40
バニーなリウトレさん凄い破壊力…
- 53二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 01:24:32
これはもう見える。見えた
- 54二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 06:28:38
バニータイトレも見てぇなぁ……(強欲)
- 55二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 06:32:48
メカ…
水曜を…お知らせメカ… - 56二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 06:40:44
おはようございます
マベトレになる夢を見ましたこれがサイゲ体型……
走るのたのしいいいいいいいいいいいいいいいいいいい☆ - 57二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 06:44:39
おはます
朝からキメる脱法マーベラスは格別 - 58二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 07:37:31
おはよう
夢言うっちまうとは…
自分も夢の中でウマ娘と同じぐらい速く走ってみたい - 59二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 07:45:53
夢っちまうなら一度スズトレに襲われてうまだっちする夢なら……
- 60二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 07:48:08
おはよう
よくわからない夢を見たりもするねー - 61二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 07:59:36
黒タマと修学旅行に行く夢なら見たことあります
終始黒タマがザルそばを食べてたのが印象的でした - 62二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 09:25:52
「俺自身が…蕎麦になることだ」する黒タマ…?
- 63二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 10:11:29
うどんパチタマ
ざるそば黒タマ
そうめん小タマ
らぁめん猫タマ
自分でも何言ってるのかわかんなくなってきた( - 64二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 10:12:42
ということは将来パスタのタマトレも生まれる……?
- 65二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 10:14:52
美味しいパスタ作っタマトレ
家庭的なトレがタイプの俺一目惚れ - 66二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 10:16:01
タマトレの中ではパチと猫が料理上手そう
小は食べる担当でパチは「座っとけ」されてそう - 67二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 10:18:08
タマトレーズは
パチ→まな板
小→洗濯板
黒→ほんのすこし
猫→視覚の暴力
だと私性合 - 68二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 10:55:15
- 69二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 10:57:09
- 70二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 10:57:48
- 71二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:00:22
タマトレたちには皆でお好み焼きパーティーをしてほしいんだ
恐らくあるであろう鉄板とか借りてきて皆でお好み焼きとか高めのお肉とか焼いて、〆で焼きそばを焼いて皆お腹いっぱいになってほしいんだ - 72二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:02:40
- 73二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:03:33
- 74二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:07:54
- 75二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:16:24
広島への深刻な風評被害…!
- 76二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:17:57
広島でお好み焼きは大阪焼きで、明石での明石焼きは卵焼きなんだっけ?
そう考えると回転焼きとか大判焼とかの食べ物の名称問題って色んなものでありそうだよね - 77二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:18:42
- 78二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:40:59
二重焼きとは…?
- 79二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:43:42
うな重食べたい
- 80二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:44:51
御座候だろ?
- 81二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:48:58
ベイクドモチョチョ定期
- 82二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:50:20
スぺちゃんがまんまる焼きってんだからまんまる焼きだろうが!
- 83二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 11:56:54
真面目系のトレーナーが「ああ、ベイクドモチョチョか。美味しいよな」って返答するもんだから周囲が「ベイクドモチョチョ!?!?!?!?」ってなるやつ
- 84二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:05:53
マクトレあたりが真顔で言っても面白いしじじぴが言っても面白い
- 85二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:06:38
ベイクドモチョチョですわ。これさえあれば二重焼きなんて余裕勝ちですわ。
- 86二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:10:53
こうなったらデュエルで決着うを着けるしかないな
- 87二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:16:34
まるで意味が分からんぞ!?
- 88二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:16:53
思ったんだが太ももって盛ったことあるっけ?
- 89二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:19:10
デフォで盛ってる奴がおるじゃろ?
- 90二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:20:20
俺はスレンダートレーナーに盛るペコ
義によって助太刀致すペコ - 91二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:20:27
太ももは盛ったことないはず
僕はタキトレの太ももを盛りたいです - 92二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:20:37
盛ったことがあるか覚えていないが
自作は太い - 93二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:26:23
走ってるやつらのふとももは結構カッチリしてそう
- 94二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:30:57
太ももを盛るペコ
盛った太ももで担当の頭を挟むペコ
ダストレはスカーレットに挟まれるペコ - 95二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:31:13
デビュー組の太ももは筋肉がありつつ適度な脂肪で女性らしくもっちりしてると私性合
- 96二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:31:36
つまりスズトレの太ももはムッチムチ……ってコト!?
- 97二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:32:17
- 98二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:36:20
モルペコモルペコトレーナーのふとももをモルペコ
質量保存の法則ペコ、盛った分だけ胸から削るペコ
ペコペコ、ぺったんこぺこ、これで世界が平和日なるペコ - 99二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:37:11
先生っ……!!
俺は……俺はっ!!
ダストレの太ももを盛りたいですっ……!! - 100二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:41:02
盛らなかったら、そこで試合終了ですよ…?
- 101二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:55:40
- 102二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 12:59:15
なるほど、追い込みのサトトレはぷにぷにしながらも筋肉の凄いふとももしてそう。後は担当のキタちゃんがふともも太いキタトレは担当の因子+走りに付き合ってるのと合わさってムチムチで太そう。膝枕されたい…
- 103二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:18:50
- 104二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:23:11
- 105二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:28:55
- 106二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:34:29
──ここはモルペココロニー
きょうも たくさんのモルペコたちが げんきにくらしてます
わたしがあいずをしたら インファイトをはなて - 107二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:36:00
インファイトだと殲滅できないから地震をはなて
- 108二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:39:55
ハーゼ(リウif)を描くときは太ももを盛っているというか全部盛ってる
本格化という理由でスリーサイズが変わっているので - 109二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:40:20
モルペココロニーに火を放てっ!
ふと考えたんだけどレース組のトモを比べて講習会とかしてたらぇっちじゃない?
担当や生徒の足を見せるのは…あっトレーナー(自分)のならいいじゃん!(悪意無し)
で短距離中距離長距離とかで並べて実際に触ったりしつつ理想的な筋肉の付け方を紹介する。なお受講者は定期的にトイレに行く - 110二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:42:33
- 111二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:45:49
- 112二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 13:58:55
芝とダート合わせて8人か
誰が出走する? - 113二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 14:18:09
- 114二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 14:21:15
マリルリってグラードンより火力あるの…??
しらそん… - 115二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 14:34:17
こういうときはWikiの適性表だ
芝短距離適正ありのトレーナーは――なになにカレトレ……?#あっ#侵食組#ようこそメリバ - 116二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 14:34:46
そもそもIfでしか出走してない可能性すらある短距離勢
- 117二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 14:36:53
まあifでもいるだけましか
- 118二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:03:28
マイルからなら何人か居るけど、基本的には中距離から走れるトレーナーさんが多いよね
- 119二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:13:46
クラシックディスタンスは昔からの伝統かつ華だからな…SMILE区分でE(2700m以上)いけるトレは少ないだろうが
- 120二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:18:12
長距離走れる人となるとキタトレとサトトレ、DK4にあとは2800までならパルトレさんとかだったっけか
自分が作成したトレーナー全員適性がマイル~中距離に固まってるから、1人位長距離走れる人にしても良かったのかもなぁと今更ながら思ったり - 121二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:18:23
基本無から適性出すんじゃなくて担当とかウマソウルから適性出すからな……
- 122二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:26:03
ifでいいならリウも3200走れるよ
- 123二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:39:49
マべトレも中長距離走れるかなそれ以上は3マイルが限界
- 124二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:42:08
ちょっと自作の適性を精査してみるか
色々変わるかもしれない - 125二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:44:20
生徒に足を見せつけることを強要されたイカれたメンバーを紹介するぜ!
シヴァ
短距離 カレトレ!
マイル マルトレ!
中距離 スズトレ!
長距離 ブラトレ!
ダート
短距離 ファルトレ(蒼)
マイル ヤエトレ!
中距離 ロブトレ!
長距離 タマトレ!
以上8人! - 126二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:44:47
3マイル(=4800m)と聞いて宇宙猫になったけどよくよく考えたらエクリプスさんヒートレースの時代の馬だったわ…
IFのリウトレさんとかも含めて考えると長距離走れる人結構多いのかも? - 127二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 15:54:36
担当の影響でステイヤーな人は案外多そうよね
大体マイル中距離か中距離長距離的な感じで、一部が短距離マイルかってイメージがある。短距離〜中距離やマイル〜長距離はまあそういないかな?
(ハーゼなんか一番低い短距離でもCだったりマイルBと距離は広そうだけど、脚質が逃げしかないのでそこのバランスは取れてるだろう…)
- 128二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 16:10:22
競争能力を開示・変更
クリトレ(眼鏡)
【因子】イ■―ツ
【馬場適性】芝A、ダートG
【脚質適性】逃げC、先行A、差しB、追い込みG
【距離適性】短距離E、マイルC、中距離A、長距離A
パルトレ
【因子】Phalaris、■■■■■■■■(微弱)
【馬場適性】芝A、ダートG
【脚質適性】逃げD、先行A、差しA、追い込みE
【距離適性】短距離A、マイルA、中距離B、長距離D - 129二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 16:23:02
(ハーゼは自作で走らせてるのがいなかったり、因子3人突っ込んでいたりで走るのもifだけだしと好き勝手やりました)
- 130二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 16:26:33
- 131二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 16:29:45
設定はポンポン思いつくけど、肝心のSSの筆が進まないんだぁ…
- 132二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 16:41:01
ヒソカなのか真人なのかハッキリしろ
- 133二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 16:42:41
中長は色々走れる人は多いな
- 134二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 17:02:12
- 135二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 17:03:39
もうみんな3200m走ればいいんじゃないかな
- 136二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 17:05:05
- 137二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 17:05:21
- 138二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 17:29:52
- 139二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 17:33:07
かわいい…
- 140二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 17:59:00
ダート走れるやつほぼ居ないからだいたいどっちかの適正Bだし多少はね
- 141二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:15:29
5+2位頂いても?2part遅れのなんちゃってホラー系ですけど。
- 142二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:15:56
おけ
- 143二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:16:27
電車に揺られ十数分。夕暮れがだんだん暗くなる頃の外出。
トレーナーTVの撮影で義カフェトレさんと心霊スポット探索なんてバカバカしいとは思う。
そもそも俺は深夜帯に動く事が多いだけでカフェトレさん達みたいな心霊関係の特技なんてない。
まあ、心霊現象に遭遇しやすいなんて印象を払拭する為に了承した訳だけど。
セイトレ「後一駅で……あれ、人居ない?」
『次は──』
セイトレ「乗る電車間違えた?今回は、確認もして……もらったから、私は……っ」
軽く自分の頬を叩き、気を持ち直す。
何かあるなら着いた後だと思っていたがそもそも白昼夢か何かかもしれない。
スマホの時計を見ると時間はさして変わっていないので電車を降りてから連絡すればいいだろう。
まず遅刻するかもしれないとLINEで連絡していると『ご乗車ありがとうございました』とアナウンスが聞こえてきた。
『あのですねぇ、駅名がわからないと私達もお伺いする事が出来ない為現在地の確認をお願いします』
セイトレ「はいはい、えー……掠れてて見えないけど、さ……き……?」
『……申し訳ありませんがお伺いさせていただく事が出来ません、またのお電話をお待ちしております』 ガチャッ、ツーツーツー
「あっ。……まあ、駅名も読めないし仕方ないか」
駅名読めない、周りは山と畑と疎らな民家という田舎。
廃線になるんじゃないかと逆方向の線路を見るとボロボロでとても電車が走ってるとは思えなかった。
土地勘なんてものは記憶と一緒に飛んでいるから此処が何処かは正直わからない。
白昼夢にしては長い気もするし遅刻連絡はしたから電話すれば何かアドバイス貰えるかもしれない。 - 144二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:16:36
セイトレ「不在着信二件?……もしもし、フ──」
フクトレ『セイトレ無事か!?今何処だ!?』
セイトレ「えっ、はい。無事ですけど、何があったんですか?」
フクトレ『急ぐから手短に言うぞ、ついさっきお前と義カフェトレが例の廃墟に行くとこを見送った』
セイトレ「……まだ着いてないですよ?」
フクトレ『ああ、すぐに気づいたそうでもう黒カフェトレが向かってる』
セイトレ「なら大丈夫そうですね、良かった良かった」
フクトレ『良くねぇよ!?お前今何処だ!』
セイトレ「それが降りた駅の駅名が掠れて読めないんですよね。……さ、……き?駅?とか」
フクトレ『……きさらぎ駅か?』
セイトレ「なんですそれ?」
フクトレ『……7つ差、いやお前は関係なかったな──』
きさらぎ駅、有名な心霊話。
20分以上も電車が走り続け、きさらぎ駅という駅に降りた後失踪したという話。
その後似たような話が夏頃には報告されるが概ね失踪するか気づいたら帰り着いているという。
セイトレ「言われてみたらそれっぽい話聞いた事あるかもしれないですね?」
フクトレ『思ったより余裕ありそうだな、合流できそうか』
セイトレ「いや蹴ってもらえばすぐじゃないですか」
フクトレ『なあ、俺はそこにどうやって行けば良いんだ?』
セイトレ「えっ、あ……」
フクトレ『俺が行くからって油断しすぎだろ、大丈夫か』
セイトレ「……頑張りまーす」 - 145二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:16:50
……構内探索中……
セイトレ「……取り敢えずここで待てそうにないですね」
フクトレ『纏めるぞ。線路を仕切る金網の向こうは暗くて見えない、改札も出口もない、向こう側の線路は廃線でとても走れそうに見えない、と』
セイトレ「あ、後時刻表は読めません。多分アラビア語ですけど。それで、きさらぎ駅の帰り方ってどういうのなんです?」
フクトレ『ないぞ、大体気づいたら戻ってきてるか失踪のどちらかだ。駅からは出てる』
セイトレ「駅から?……出れませんけど、どうしたら良いですか?」
フクトレ『……どうしような』
セイトレ「助けてください専門家!」
フクトレ『たまに勘違いされるけど陰陽師とかじゃないからな!』
幾つかの推測と相談の後、来た線路の脇をそのまま歩いて戻る事にした。
危険だとも思ったがこの道をそのまま戻る事が知っている場所への戻り方として一番理屈が通っている。
理屈が通っていてくれるかはわからないがそこはもう祈るしかない。
そもそも電車が通るのかもわからないが十分に線路から距離を取りながら電車で揺られてたであろう道を戻る。
セイトレ「なんだか音が聞こえてきますね。これが太鼓と鈴ですっけ」
セイトレ「あ、聞こえてきたら煙焚かなきゃですね。多少避けられるかも」
セイトレ「後、あんまり聞かない方が良いんですっけ。えー、いちについてー……」
日傘の先に火種として持ってきてた絞った新聞紙をタオルで縛り火を付ける。
懐中電灯をしまって日傘の先で煙を焚いてるのはどういう絵面だろうと疑問が出ない訳ではない。
手段を選んでられないし人も居ないはずなのでひとまず気にしない、命の方が大事だ。
片手はずっとスマホを耳に当てているから、変な転け方をしないように定期的に蹲る。
こんな時も融通が利かない足が憎いが今文句を言って治る訳もない。
セイトレ「君の愛バがー……あ、踏切1つ目。確かこういうのが出入り口になるんでしたっけ」
セイトレ「そして……ああ、もう一つ向こうに。はい、了解しました」 - 146二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:17:01
2つ目の踏切が見えてウマぴょい伝説を歌い終えた頃、後ろから声が聞こえてきた。
気づかないフリをして2つ目の、待ち合わせ先宛の踏切へ歩く。
次いでもう一度、ハッキリと呼び止められる声。今度は見知った声だった。
黒カフェトレ「セイトレさん、何処行ってるんですか!こっちですよ」
セイトレ「……」
黒カフェトレ「セイトレさん、聞こえてますかー」
セイトレ「聞こえてますけど、スマホで話してたのに何で呼びかけるんですか」
黒カフェトレ「こんな所だし、通信状況が」
セイトレ「まあ、どうでもいいですけど。こっちに来るのはフクトレさんって話ですから」
黒カフェトレ?「いやいや、皆で探したほうが早いですし」
セイトレ「最初からこっちに来るのはフクトレさんとスタッフ一人だけで、話してたのもフクトレさんでしたけど」
セイトレ「気弱になって"私"って言う俺をコピーする相手なら切り際に名前出した相手をコピーしますよね」
黒カフェトレ?「……」
セイトレ「フクトレさんに繋がった時点で何も怖くないんですよ。今は繋いでるフリしてるだけですけど」
XXXX?《でも、今はただ無防備で帰る宛もナイお前一人ダヨネ》
セイトレ「……気づかないでくれませんか、精一杯虚勢張ったのに」
言うと同時に煙を焚いてた日傘を踏切の方へ投げる。
俺の話と乗ってた路線から当たりの踏切を探してくれた事、ブラフの提案と本当にフクトレさんには頭が上がらない。
踏切に日傘が当たった当たりで向こう側に見知った人が見えた気がした。
振り返りざまにもう一つ、ベルトにくくりつけた懐中電灯と絞った新聞紙。ライター事突っ込んで火を付けて投げる。
最早黒カフェトレさんの姿でもない何かが多少怯んでくれる事を祈って踏切へ急ごうとすると、踏切までの地面から例の太鼓と鈴の音が聞こえてきた。
思わず此方が怯んでしまうが、上着を脱いで地面に滑らせる。
向こうが追いつく前に急いで地面を直接踏まないように、滑らせた上着の上から踏切へジャンプをする。
機会はこの一回、思い切り両足に力を込めると目の奥がチリチリして足に痛みが走る。──帰ってから考えよう。
勢いよく跳んで踏切が近づくと「カン、カン、カン、カン!」と警報を鳴らし始めた。
誰が危険物だ誰が、後ろのか。と妙に冷静な頭で毒を吐いてみる。 - 147二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:17:27
──ガクン、と。体が地面に引っ張られた。
触感は何も感じない。思い切り手を伸ばしても遮断器に後少しで指が触れる位で向こう側に体を放り込む事は敵わない。
向こうから何か声?音?が聞こえるがそんなものはもうどうでもいい。
XXXX?《縺カ縺、蛻?j縲ょ?驛ィ逵滉シシ繧九?》
──眼の前に御札と、頼もしい先輩が居る姿がもう見えていた。
フクトレ「よく帰ってこれたな、後は任せろ」
目の前の怪物に流れるように鋭い足蹴が刺さる。
XXXX?《鬥ャ鮖ソ縺ェ?∫┌髦イ蛯吶↑螂エ縺九i髫秘屬縺励縺ョ縺ォ蝸壼他蝸壼他蝸壼他??シ?シ》
こうして、今夜駅に起きた心霊現象は幕を閉じた。
フクトレ「無事かー……なぁ、なんで上全部脱いでる?」
セイトレ「まあ、色々あって全部投げたり落としたり……適当な上着ありますか?」
フクトレ「夜の予定だからあるぞ。……立てるか?」
セイトレ「ちょっと自信ないけどやってみます」
フクトレ「無理な時は無理って言え、妙な見栄張るな。ほら」
セイトレ「すみません、ありがとうございます」 イタタ - 148二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:17:43
おかしい、次のSSの予定は脳死系グダグダSSだったのに。
デッドコピーされてるの見て凄く楽しくなっちゃって何時の間にかゼリーを書いてました。
フクトレさんをお借りしてます。特攻持ちの頼れる先輩凄く助かる、とてもオチがわかりやすい。
ゼリーが毎回クラッシュゼリー寸前なので明確なゴールあると書くのがとても楽になります。
カブトムシゼリーがクラッシュゼリーとはなんぞやと思ったり。
エミュは幾つか見てみたけどやっぱり不安です、問題あれば消します。
2part遅れですけど許して、チャンミでセイブル出走させるために粘って遊んでたら時間が溶けてました。
おかげで逃げでしか勝てません。追込なんてなかったんや。 - 149二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:17:54
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- 150二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:17:58
おまけ
セイトレ「……あー、スミマセン。ちょっと眠いからコーヒーとミントガム買ってきてくれませんか」
フクトレ「俺が?」
セイトレ「この格好でコンビニに行く程羞恥心を投げ捨ててませんよ」
フクトレ「まあ、俺も欲しかったから良いけど。お前ちょっと俺に遠慮なくない?」
セイトレ「大体全部事情知ってる相手ですからねー、一応普段は昔の自分のエミュで答えてますから疲れるんですよ」
フクトレ「お前が変わった事は大抵知れ渡ってるし少しは気楽にしても良いじゃないか」
セイトレ「それはそうですけどー、気分的にどうも」
フクトレ「楽に話せる相手は居るだろ、そういう相手から増やせば良い」
セイトレ「そうですねー、楽に話せる人にはあんまり意識してませんから……」
セイトレ「そう言えばさっきの怪異?ですけど。黒カフェトレさんの姿に誘導したじゃないですか」
フクトレ「あー、そういう段取りだった。俺見てないけど上手くいったか?」
セイトレ「まあ、上手くいったんですけど。黒カフェトレさん、もしかして見つけるなり即除霊しました?」
フクトレ「付いて行ってないから知らないけど、多分な。それがどうかしたのか?」
セイトレ「俺も今思い出してるんですけど、妙に輪郭がぼやけてたのと。胸に膨らみが……」
フクトレ「…………」
セイトレ「…………」
フクトレ「本人には言うなよー」
セイトレ「はーい」
今度こそおしまい - 151二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:23:31
いいですね……しかしそうか……きさらぎ駅を知らない層もいるのか……
と思ったけれどセイトレさんは知ってる知らない以前の問題だった
そして労しきは黒カフェ…… - 152二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:40:25
いいね…
- 153二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:40:48
これはカブトムシゼリーの異名も返上できなさそうですね……
- 154二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:43:57
きさらぎ駅は名前だけ知ってたけどまさかこんなに怖いとは
セイトレさん毎回危険な所まで行ってそうな感じがあったけど本当にそうだったのか - 155二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:48:35
- 156二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 19:09:50
きさらぎ駅ってよく分らんが怖い事は分かった
他人の姿を真似る系は心臓にも悪いんよね - 157二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 19:32:54
異能生存体説きたな…
- 158二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 19:39:10
ぶつ…。…部真似る…
馬鹿な…無防備な奴から隔離し…のに嗚呼嗚呼嗚呼…
文字化け見るとね、復元したくなるよね - 159二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 19:57:58
そういえばだけど他人に憑依する系の怪異が意識あるウマソウル持ちのトレーナーに憑依しようとしたらどうなるんだろうか
席がすでに埋まってるから入れないのか、それとも憑依することはできるのか。フェストレさんの中に怪異が入ったらいつぞやのミドリナイダンみたいに中の人に消滅させられたりしそう - 160二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:06:09
「ふふふ、この体は乗っ取った...ん?」
「ボウズよ...」
「ウワーッ!?」 - 161二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:14:36
同調率100%以上の蒼ファルとか入り込む隙間なさそう
いやむしろ対象1体とみなされて上書き憑依が成功するのだろうか - 162二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:21:45
ウマソウルに意識があるかは微妙だけど、馴染んでるトレーナーは対象1体って判定されそう。所でss投げるけどいい?
- 163二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:23:07
どうぞー
- 164二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:23:38
「ちっちゃいもの倶楽部…わたくし、招かれたのは初めてですわ…」
「多分すぐ揃うと思うので、とりあえず座っていてください」
…何処かの部屋、ブルトレに連れられて来た黒メブトレは、椅子に座って待っていた。この部屋にブルトレ以外にはサトトレの姿も
「こんにちは、所でそれは…」
「こんにちは黒メブトレ、最近ダイヤが渡してきた最新のウマホでちょっと叩いてるんだ、ぬるぬる動くのはいいと思わない?」
『My醤油ペイペイ二元論〜♪』
爆速で大量に降ってくるノーツを会話しながら捌くサトトレ。サトノグループが出してる難しめの音ゲーだったはずだが…
「最新のウマホとかよく使いこなせるな…」
「そう?便利な機能とか多いし、音ゲーは常に冷静を保つ練習には向いてるよ?…それと、君の『素』はそうなんだね。」
「ボクはこれでも元男性だからな」
「…二人共、そろそろ会議を始めますよ」
ブルトレが話を中断する。どうやらいつの間にか揃っていたらしい。黒タマトレや黒ルドトレ、イクトレの姿があった。
「…それで、今日は何を?」
『今日話すのは…今度イベントで企画されてる等身大クレームゲーム、その景品役に倶楽部の面子で出て欲しいという件だよ』
「「「…え?」」」
「あれかぁ…」
ルドメブタマの黒色の3人が困惑する中、サトトレだけが思い当たりがあるのか声を漏らす。持っていたウマホをいじり
「…これだ、ダイヤが前のバレンタインに僕がやることになった企画の派生型。後でグループに共有しとくね。」
黒色の3人がサトトレの向けたウマホを覗き込む。巨大なアームで人が掴まれている画像と、アーム代わりに人が掴んでるもの。
『重量、サイズ等の兼ね合いで私達がいいということらしい。参加するかは任せるらしいが、返事は早めにとのこと。』
「そ、そうなのか…」
「んー、俺はいいと思う」
「…まあ、面白い企画でしょうし、わたくしは参加してもいいと思いますわ…」
困惑気味だったが、とはいえ参加に関しては前向きな黒色三人衆。一方でブルサトイクトレは最初から腹を括っていたのか
「じゃあ良さそうですかね」
「うん、まあ人間大クレーンゲームはそんなにヤバいものでもないからね、それは僕が保証するよ。」
『経験者が語ると違うね。とりあえず、参加する方向で進めてくよ』
…割とイベントにも前向きな人が多いのかもしれない倶楽部会議だった。 - 165二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:24:15
短文失礼しました
ちっちゃいもの倶楽部で等身大サイズのクレーンゲーム。いつかにブルトレが持ち上げられた絵がありますがあんな感じです。
この倶楽部はツッコミとボケの比率が適度につり合っていいので暴走したりはあまりなさそうですね。 - 166二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:26:57
そっか…ちっちゃいとこういったことも可能なのか…ちっトレ倶楽部恐るべし…!
あとそのクレーンゲーム大丈夫?盛るペコ紛れ込んでない? - 167二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:28:31
いいね……ちっちゃいトレが景品か……胸が熱くなるな……!
- 168二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:41:27
可愛らしくていいよね…
- 169二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:42:01
ちっちゃい子倶楽部のクレーンゲーム…!
一回お幾らですか?(真顔) - 170二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:44:03
ちっちゃいものクラブ冷静な人が多い印象
- 171二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:45:46
もし全員参加なら景品は
・サトトレ
・イクトレ
・ブルトレ
・黒タマ
・少タマ
・赤タボ
・黒ルド
・黒メブ
ほ〜ん……(邪な目) - 172二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:47:37
- 173二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:53:43
- 174二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:58:38
きゃわ……
- 175二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:01:16
二、活版所
テイトレが学校の門を出るとき、同じ組の七八人は家へ帰らずマクトレをまん中にして校庭の隅の木のところに集まっていました。それはこんやの性癖祭に青い概念をこしらえて川へ流す烏瓜を取りに行く相談らしかったのです。
けれどもテイトレは手を大きく振ってどしどし学校の門を出て来ました。すると町の家々ではこんやの銀河の祭りにいちいの葉の玉をつるしたりひのきの枝にあかりをつけたりいろいろ仕度をしているのでした。
家へは帰らずテイトレが町を三つ曲ってある大きな活版処にはいってすぐ入口の計算台に居ただぶだぶの白いシャツを着たイクトレにおじぎをしてテイトレは靴をぬいで上りますと、突き当りの大きな扉をあけました。中にはまだ昼なのに電燈がついてたくさんの輪転器がばたりばたりとまわり、きれで頭をしばったりラムプシェードをかけたりした人たちが、何か歌うように読んだり数えたりしながらたくさん働いて居りました。
テイトレはすぐ入口から三番目の高い卓子テーブルに座ったじじぴの所へ行っておじぎをしました。そのじじぴはしばらく棚をさがしてから、
「これだけ拾って行けるかね。」と何かを見せながら、一枚の紙切れを渡しました。テイトレはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらいのSSを次から次と拾いはじめました。青い胸あてをしたライトレがジョバンニのうしろを通りながら、
「やあ、虫めがね君、お早う。」と云いますと、近くの四五人の人たちが声もたてずこっちも向かずに冷くわらいました。
テイトレは何べんも眼を拭いながらSSをだんだんひろいました。 - 176二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:01:25
六時がうってしばらくたったころ、テイトレは拾ったSSをいっぱいに入れた平たい箱をもういちど手にもった紙きれと引き合せてから、さっきの卓子のじじぴへ持って来ました。じじぴは黙ってそれを受け取って微かにうなずきました。
テイトレはおじぎをすると扉をあけてさっきの計算台のところに来ました。するとさっきの白服を着たイクトレがやっぱりだまって小さな銀貨を一つテイトレに渡しました。テイトレは俄かに顔いろがよくなって威勢よくおじぎをすると台の下に置いた鞄をもっておもてへ飛びだしました。それから元気よ口笛を吹きながらパン屋へ寄ってパンの塊を一つと角砂糖を一袋買いますと一目散に走りだしました。 - 177二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:12:10
なんで銀河鉄道の夜って絶妙にしっとりしてるのだろうか……
- 178二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:18:33
このレスは削除されています
- 179二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:21:48
このレスは削除されています
- 180二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:27:12
次スレを立てます
- 181二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:29:10
- 182二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:30:49
立て乙
- 183二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:31:00
たておつ
- 184二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:32:44
立て乙
- 185二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:35:47
たておつの舞( ◜ω◝و(و
- 186二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:37:29
立て乙
- 187二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:38:11
立て乙
- 188二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:38:42
立て乙です
- 189二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:40:05
立て乙メカ
- 190二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:40:26
埋めついでに
トレのお尻枕で安眠したい - 191二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:40:29
たておーつ
- 192二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:44:23
立て乙
- 193二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:44:35
乙メカ
- 194二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:44:47
立て乙
- 195二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:44:59
うめ
- 196二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:45:25
梅
- 197二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:45:45
200ならローションツイスターゲーム
- 198二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:45:48
200ならちっちゃいものクラブVs乳武海VsカフェトレVsダークライ
- 199二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:46:49
うめ
- 200二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:47:01