- 1二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 16:53:18
- 2二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 16:56:15
ウマ×♀トレの概念を語ろう
過去スレ兼♀トレ達のやらかし概念集はこちら
えっちぃのは程々にね
私は普通の♀トレ|あにまん掲示板気付いたら全裸で寝ていた。昨夜『プレゼントはわ・た・し♡』とジョークで担当の子に言った後の記憶が無い……………………隣で誰か寝てる!?bbs.animanch.comえー、私は普通の♀トレ|あにまん掲示板2日目ですが体中痛くて重いです。担当の子が激し過ぎます。助けてください。bbs.animanch.com私は……普通の♀トレ……|あにまん掲示板仕方なかったってヤツだよ……付き合うしかないよね……bbs.animanch.com私は普通だった♀トレ|あにまん掲示板私は普通だったのに……担当のせいで今大変なんだから……bbs.animanch.com私は普通だった♀トレ(3月号)|あにまん掲示板ホワイトデーのお返し……喜んでくれて良かった……朝日が眩しいなぁ……bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:09:18
カフェがトレ♀と愛し合うときは、その時間をしっかりと記憶に刻み込もうとするんです
カフェの真っ白く透き通る肌、影のように黒い髪、黄金色の瞳を視覚で、コーヒーの香りの混じった汗の匂い、神経を昂らせるほどに魅惑的なカフェの匂いを嗅覚で、絶え間なく囁かれるカフェの愛を聴覚で、絹のように滑らかなカフェの肌の感触を触覚で、唾液や汗、痺れるほどに官能的なカフェの味を味覚で、感覚すべてでトレ♀にカフェを、カフェの愛を覚えさせるんですよ
ふたりで夜を重ねるほどにトレ♀はカフェに魅了され、そしてまたカフェもトレ♀に魅了され、ふたりの愛は更に深く、深くなっていくんです - 4二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:28:03
過去にスレ立てた者じゃないけど常駐してる人も多そうだし立ててみた
やっぱりウマ娘×♀トレは良いものだ
個人的には♀トレ×ウマ娘も増えてほしいと思ってる - 5二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:32:11
ほ
- 6二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:33:15
スレ立てありがとう
春眠暁を覚えずってことで、起床難な会長が♀トレと同じベッドに寝た翌朝「もうちょっと」をくり返してしまい、二度寝の誘惑に負けた♀トレともどもなまけ癖がついてしまいそうなほど朝寝する概念を保守代わりに置いておきますね
- 7二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:34:36
保守
- 8二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:59:43
ルドルフのジョーク本気かと思っちゃったじゃない!
もう1日だいぶ過ぎてるけどエイプリルフールだとルド♀トレがあたふたしてそうなのが目に見えますわ - 9二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 18:07:40
- 10前スレ122/04/09(土) 18:16:21
- 11二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 18:19:04
- 12二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 18:21:45
♀トレがトレーナー寮の自室に戻ったら「よおトレぴっぴ! お帰り! 今日はご飯にする? お米にする? それともライス?」って当たり前のように出迎えてくるゴルシ(新妻が着てそうなフリルいっぱいのエプロン着用済)
は通常運転かな…
- 13二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 22:23:20
トレーナー室でうたたね寝しちゃった♀トレの寝顔を思わずスマホで写真撮ってしまうウマ娘概念
かしゃり。自分の手の中のスマホの音で我に返る。
画面に収まっているのはトレーナー君の寝顔だった。根をつめていたのか、化粧でごまかしてはいるけれど、目もとにはうっすらと隈がある。
だからこそ、トレーナー室の机でうたたねしているのだろうが――さて、撮ってしまったトレーナー君の寝顔の写真をどうするべきか。
盗撮だ、という誹りは免れない。だがしかし、消してしまうのはあまりに惜しい。クリスマス以来、トレーナー君の寝顔を見る機会が増えているとしても、だ。
我ながら浮ついている――と考えていると、トレーナー君がふいにまぶたを持ち上げた。
「ルドルフ?」
彼女に何と言ってこの写真の許しを得るべきか、と頭を回転させながら、「おはよう」と私は笑いかけながら、手の中のスマホをロック画面に移行させた。
みたいな
♀トレのスマホのロック画面ないし待ち受け画面はレース後の手を振る姿やファンサする担当の写真だとなおよし - 14二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 00:54:46
立て乙です
保守 - 15二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 08:20:43
「ん……もう朝……って、裸!? どどど、どうして!? しかもグラスが隣で寝てる!? グラスも裸だし……!」
肌に直接触れるシーツの感触と人肌のぬくもりに心地よさを覚えながらぼんやりと瞼を開いたとき、真っ先に目に飛び込んできたのは、自分と担当ウマ娘が同じベッドで一糸まとわず抱き合っている光景だった。
「ぅ……トレーナー、さん……?」
隣のグラスがもぞもぞと起き上がる。その首筋にははっきりと赤い痕が――恐らく、私がつけた痕が――残っていた。
「お、おはよう、グラス……」
「おはようございます~」
事態を受け止めきれずに若干上ずった声の私とは対照的に、グラスはいつも通りのおっとりとした調子で挨拶を返してくる。兎にも角にも、事実確認をしなければ。
「えっと、その……昨日、何があったのかな……?」
「……まぁ。忘れてしまわれたのですか……? あんなにも深く愛し合ったというのに……」
考えうる中で最悪の事態が、グラスの口から事実として告げられる。段々と思い出してきた。そうだ、昨日――。 - 16二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 08:20:58
「プレゼントはわ・た・し♡」
それはほんの冗談のつもりだった。イベントの興奮が尾を引いたままどこか浮かれていた私は、取るに足らない冗談のつもりで『プレゼントは私』なんて言ったのだ。
「……まぁ。雰囲気にあてられてしまいましたか?」
口元を手で覆い、驚いたように少し目を見開くグラス。すぐに目じりを緩め、私の冗談を冗談として流そうとした。
「悩んだ結果、これがいいかなって。喜んでもらえるかはわかんないけど……もらってくれる?」
思えば、最初の一回だけですぐ辞めておくべきだった。調子に乗って冗談を続ける私は、グラスの目の色が鋭く変わるのに気づけていなかった。
「あらあら……ふふっ。『据え膳食わぬは恥』、ですね♪」
「なんてね、冗だ……えっ――」
気づいたころにはもう既に後の祭り。私が冗談だと言い終わらぬうちに、グラスは唇を重ねてきた。
「んっ……ちゅ……んむ……」
私の腰を抱き、逃がさないようにして唇をついばむグラス。ただ唇を重ねるだけの行為が、とても長く、甘く、心地よく感じた。
「んぅ……っ!? ……んっ、ぐ、グラス!?」
ほんの数分、或いは数秒、ただ少しの間唇を重ねただけ。それなのに、私の頭はどこか魅惑的な熱に侵されていた。
「トレーナーさん。私は……本気です。心から貴方を愛しています。貴方からの『プレゼント』……頂いてもよろしいでしょうか……?」
グラスの私を見つめる目が、あまりにもまっすぐで。
「……ど、どうぞ……」
私は、受け入れることを選んだ。 - 17二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 08:21:08
「はぁ……私、ダメな大人だ……担当に手を出すなんて……」
ほんとうに私はどうしようもない。イベントごとで浮かれた挙句、担当と夜を過ごしてしまうなんて。
「私こそ、我慢できずにトレーナーさんを襲ってしまい……」
頭が冴えてきて私たちのしでかしたことの重大さに気が付いたらしく、耳を垂れて反省しきりの様子のグラス。
「悪いのは私だよ。冗談のつもりだったとはいえ、誘ったのは私のほうなんだから」
申し訳なさそうに目を伏せるグラスの姿に、罪悪感を覚えずにいられない。ふたりとも黙りこくって、服も着ないままに頭を下げるという奇妙な時間が流れた。
「……私は、覚悟できています」
しばらくしてグラスが落ち着いた、しかし芯の通った声を上げた。
「えっ?」
「あのような――勢いに任せた初夜にはなってしまいましたが、私の貴方を思う気持ちに嘘はありません。これからも、貴方と添い遂げたいと……そう、思います」
それは、つまり……。
「それって――」
「私の恋人になってください」
グラスの透き通るようなブルーの瞳が、まっすぐ此方を見つめている。本気で想いを伝えようとしている目。私も、まっすぐ答えなければならないと強く感じた。
「……喜んで。えっと、ふ、不束者ですが……」
「ふふっ……ええ、よろしくお願いいたします」
グラスが心から嬉しそうに笑う。その笑顔に、私はまた心奪われる。
「トレーナーさん、口づけをしましょう。……今度は、恋人として」
「うん」
短く返して瞼を閉じる。少しして、唇に柔らかい感触が触れた。また少しして、唇から柔らかい感触が離れる。
「トレーナーさん」
瞼を開けると、グラスと目が合った。
「何?」
「愛しています」
「私もだよ」
私たちは、また唇を重ねた。 - 18二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 09:03:54
- 19二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 10:20:00
- 20二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 10:23:24
- 21二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 12:47:19
日常的に振り回されるからそんなふうに見たことなかったのに、冗談で「抱いて」って言ったら、優しく紳士的に抱きしめられたあと「満足したかよ?」っていたずらっぽく顔を覗き込まれてゴルシにガチ恋してしまう♀トレか
アリだな!
- 22二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 19:36:16
イベント終盤ってことでイベント絡みの概念
ヴァイオリンを嗜むことを知られて♀トレから演奏をねだられてクラシックの恋愛曲(愛の夢とか愛の挨拶とか君を愛すとか)をどストレートに選曲して弾くシリウスルドルフファイン
いつも通りに作ってたつもりが、クリスマス後に作った曲が甘めのラブソングで頭を抱えてるエアシャカール
誰にも公表しないから♀トレとエアシャカールしか知らない幻の一曲になるんだ… - 23二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:09:54
スーパーイケメン化テクニシャンゴルシちゃんに腰砕けにされて♀トレが次からどんな顔して話せばって思ってたら次の日からも意外と平常運転で「あれ?あんな事があったのに意外と普通?いやでもゴルシだしなぁ……」って♀トレが普段通りの訝しんでいたら突然トレーナー室で壁ドンして「なぁ、キスしようぜ」って迫ってきて、あの時見たのははウソでもなんでもないんだ、私が惚れちゃったゴルシなんだって♀トレを完全に夢中にさせちゃう♀トレ大好きゴルシちゃんも居ると思います!!!!!!!
- 24二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 04:21:55
奥手なネイチャがイベントごとに「プレゼントは私」されてどんどん積極的になるの良いですよね
一緒にお出かけ行くときにトレ♀の袖を軽く引っ張って上目遣いで「えっと、その……手、繋がない……?」なんて言ってくるようになったり
誰も見てないところなら手を繋ぐ、ぐらいの距離感だったのが一緒にいるときはどこでも基本手を繋ぐようになったり
がんばったら撫でてもらったりハグをしてもらうのが当然になったり
キスの頻度と一回のキスに使う時間が増えたり
いちゃいちゃする時間と回数が増えて「……あの、ネイチャ?」「何?」「最近、ちょっと距離が近くないかなー、と」「……だって、トレーナーさんはアタシのものでしょ……?」みたいな会話もしたり
トレ♀側もあまり学業やレース業に支障が出るならやめさせなきゃとは思いつつ、調子は上向きだし何よりネイチャが幸せそうなので全部受け入れるんです - 25二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 07:10:39
いいよね
イベントを経るごとに「トレーナーさんはアタシの恋人」って意識が強くなって大胆になっていくネイチャ
クリスマス直後は♀トレが誰かと仲良さそうな話してたのを目撃してやきもち焼いても何も言えなかったりその場から立ち去ったりしてたのが、イベントを重ねるごとに用事でっち上げて話に割って入ったりするようになって、最終的にはストレートにやきもち焼いたって♀トレに伝えてほしいですね
- 26二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 13:56:14
前スレにあったやつだけど、イチャイチャとはちょっと違うけどそれまでも結構仲が良かったのがプレゼント以降完全に熟年夫婦みたいになるダスカの概念好き。
定期的に♀トレにお弁当用意するようになるし毎週末♀トレの家に行くようになるし、トレーニングは♀トレの「スカーレット、こないだのアレやってみよっか」でダスカは午後から何をやるか全部分かるし、ダスカの探し物は「ねえトレーナー、アレどこやったっけ?」で♀トレも場所を言い当てる。
ここまでが学園で見れる範囲だけど、♀トレの家に泊まりに行く時はもっとガッツリ夫婦感だと良い。
「トレーナー、今日の夜何食べたい?」
「んー、何でも」
「ちょっと、それが一番困るんだけど」
みたいなやり取りしててもちゃんとその日♀トレが食べたいなーって無意識に思ってたやつ出して来たり、ダスカが♀トレとそういう事したいなって思ってるのを何気ない仕草で見抜いて寛いでる後ろから♀トレがダスカをあすなろ抱きして
「何よ、いきなり」
「んー、なんとなく?」
「ねえ、重いんだけど。アンタ、アタシが渡したメニューちゃんとやってるんでしょうね?」
「ちゃんと教わった通り毎日やってるよ……ね、スカーレット」
「何よ」
「キス、して良い?」
「なっ!?あ、アンタね、いくらアタシ達がそうだからって自分が何言ってるか……!」
「スカーレット」
「……な、何よ、もう……」
みたいなやり取りからいつもより早めに部屋の灯りを落としたりしてると良い。
- 27二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:02:56
保守
- 28二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:06:03
- 29二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 22:21:19
(どうするのよこの空気)(ん? 鱚するってなんだろ? 焼く臭いで起きる的な?)(何も聞いてない何も聞いてない何も聞いてない…)(マジか…先を越されてるとは…)(今度アタシもやってみよ)(羨ましい…)「ぐ、ぐー…ぐー…(寝てるアピール)」
- 30二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 04:45:49
「お、お姉さま! 手、繋いでもいい……?」なんておずおずと手を差し出していたライスが
「その……お姉さま。ライスの頭、撫でてほしいな……。そうしたらもっと頑張れる気がするから。……だめ?」となでなでをねだるようになり
「お姉さま。……ハグ、しよ? えっと、その……お姉さまとハグしたら、ライス元気になれると思うの」と時々ハグもするようになって
「お姉さま、おはようございます! ぎゅーっ……」みたいに挨拶とともにスキンシップするのが当然になる
みたいなのをですね…… - 31二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 08:17:48
保守
- 32二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 10:23:50
- 33二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 13:26:55
- 34二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 19:50:45
ありよりのあり
フクはスズカ、セイちゃんはスペちゃん、マチタンはネイチャ、ネイチャはテイオーに起こされてほしい
自分は大穴のしっかりしてる子たちが意外とそういう面をポロッと見せちゃうのに賭けるぜ!
具体的にいうとルドルフ、エアグル、フジ、ヒシアマ、シチー、キング、姉貴、アヤベさん、フラッシュが真っ赤な顔で「忘れて」って言ったりとか誤魔化しきれない誤魔化しをしてると私性合ですよ
- 35二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 19:52:27
トレーナーは自分のものだって言えるようになったネイチャが寝ぼけながら目覚めのキスをねだって、当然相手が違うんだからしてくれない、それにちょっと怒って誰のものか解らせるためにいつものように噛み跡を付けようと抱き寄せたとこでやっと目が覚めて欲しい
それ以降ネイチャは隠れSだって噂になるんだ
- 36二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 23:36:42
半分寝てる頭で抱き寄せた時の感覚に違和感抱いて「トレーナーさん痩せた…? ダメだよ、ただでさえ不規則な生活してるんだからもっと食べないと…」とか所帯じみたこと言ったり「もうちょっとお肉つけてくれた方が健康的だし抱き締めた時柔らかくて気持ちいいよー…」みたいな脳から直で思ったこと垂れ流したあたりで全然違う人を抱き寄せてることに気づいて一気に眠気ぶっ飛んでほしい
以降起こしてくれた子相手には今後の打ち合わせのためとか理由つけて外泊してるのが半分以上建前で実質お泊まりデートの口実なことがバレちゃうのでその度にお互い恥ずかしい - 37二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 07:07:30
そのシチュなら同室が組み合わせとしてはおいしい
同室なので外泊は必ず伝えなくちゃいけなくて、でも♀トレとのお泊まりデートとは在学中は絶対に打ち明けられない
なのでお互いバレバレでもお泊まりの日は次のレースの研究やらトレーニングメニューの話し合いやらお呼ばれしてるイベントの打ち合わせという建前を告げるしかないし、同室の子も「大変だね(棒読み)」くらいしか返せなくなるんだ
- 38二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 14:35:27
考えると同室も旅行バスも自分でどうにかできちゃうマルゼンさん本当に強いな
助手席で寝ちゃったトレーナーの額にキスとかで起こしてそう - 39二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 14:44:34
しかも一人暮らしなので自分のテリトリーに♀トレを連れ込むムーブできる
- 40二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 16:51:20
ムーブは出来てもやらないからこそマブいのよ
えっ?マルゼンさんが卒業したら?
その日の内に♀トレとハネムーンに出掛けるんじゃないですかね…… - 41二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:06:27
- 42二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:16:28
保守
- 43二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:59:21
夜寝る前にふと♀トレの声が聞きたくなったものの、電話する理由が特に思い当たらずスマホの画面をタップできずにいたら、同室の子から唐突に話しかけられたりとかで予期せずコールしてしまうのが似合うウマ娘
スペちゃんがスズカに「スマホがどうかしたの?」って話しかけられた弾みがよく似合いそうだけどどうかな? - 44二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:21:58
♀トレのプレ私のせい(お陰)で意図せず数段飛ばしで恋人になってしまった為互いの距離感がちょっと壊れ気味で寄ると触るとどちらからともなく熱烈にイチャついてしまう担当と♀トレ
明らかに歯止めが効かなくなってて流石に不味いかなと今更ながらに案じた♀トレは心を鬼にしてキス禁止令を出すが愛バにとっては寝耳に水、ヤダヤダ酷い我慢できないキスしたいとゴネにゴネまくって1日に1回だけキスオッケーそれ以外は基本的にイチャイチャ禁止とする
ちょっと予想と違ったけどこれでお互い本分であるレースと勉学に目を向けられると安堵する♀トレだが担当の方は回数の制限はあっても時間の制限は無かったな…口を離さなければ一回は一回だよね…とルールの裏をかく気満々、そんな二人の明日はどっちだ
的な二人とも頭思春期真っ盛りなのが好きなんです - 45二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 03:38:29
「……トレーナーさんと触れ合うのはキスを1日1回まで、ですか……」
「そう。最近少し距離が近すぎると思ってね。今はまだ大丈夫だけど、学業やレースに影響が出たら困るでしょう?」
「…………そうですね」
「恋人とはいえ、学園内ではトレーナーとその担当の関係。節度を守らないと」
「わかりました……。……ところで、今日の分はまだ……でしたよね」
「そうだね」
「では今から、良いでしょうか……トレーニングの前に……」
「ん……わかった。なるべく早く済ませてね」
「それでは、せっかくなので今日は抱き合いながらしましょう……ぎゅっ……」
「カフェの身体……うん、しっかり筋肉がついてるね。……でも、柔らかくて抱き心地いい……」
「ふふ……そうですか……」
「……カフェ? やらないの?」
「いえ……大好きなアナタの顔と、感触を堪能していました……」
「そ、そう……」
「……では、失礼します……ぁむ」
「んっ……」
「……ん、ぅ……」
「んっ、んー! んんっ!」
「……ぷは。気持ち、良かった……」
「……っはぁー、はぁー…………。……ちょっと、カフェ……」
「……どうかしましたか?」
「さすがに長すぎるよ……けほっ、節度を守ってって言ったばかりなのに……うぅ、死ぬかと思った……」
「途中で唇を離してないので、1回分……ですよ」
「えぇ……そんな……」
「……嫌がっているように見えなかったのでしたのですが、嫌でしたか……?」
「嫌ではなくて……確かに気持ちよかったけど……」
「……では、私はアップに行ってきますね」
「……身体、熱い……さっきのでスイッチ入っちゃってる……。……はぁ、私が我慢できなくなってどうするの……。…………とにかく、今はカフェのトレーニングに……」 - 46二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 08:08:28
保守
- 47二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 13:50:15
- 48二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 17:36:54
ドトウが「トレーナーさんのご心配はわかりましたぁ〜。がんばりますぅ」って言うから納得してくれたんだな…って思ってたら文句のつけようのないテストの成績&レース順位を引っ提げて、「やりましたぁ〜!」って言ってきて
「ちゃんと勉強もレースも大丈夫だって証明終了ですぅ〜!これで一日一回だけじゃなくてもいい、ですよね…?」
って♀トレに言ってきて(確かに諦めるって言ってなかった!)って思いつつも拒絶する口実がなくなったしほっぺをふわふわピンクに染めて迫ってくるドトウに勝てるはずもなく、なし崩しにイチャイチャしてしまう
以降成績が良ければイチャイチャして大丈夫ってことになってしまい、ルールが形骸化するドトウと♀トレもあると思うんだ
- 49二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:33:19
保守
- 50二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:16:38
バスもいいけど電車もいいよね!
ってことで遠征レース帰りの電車の二人席でお互い体を寄り添わせてうたた寝しちゃったところを記者に撮られる♀トレとウマ娘概念
なお記事は激戦を制した〇〇の意外な姿!みたいな煽りのほのぼの内容とする - 51二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 01:12:34
「プレゼントは私」なんて冗談をきっかけに勢いのまま一線を越えたせいでトレ♀が自分に無理して付き合ってるんじゃないか、と悩む担当……
トレ♀の方からなかなか誘ってこないので更に悩みは深まっていき……
ある日ベッドの上で突然怖くなって、トレ♀からの愛を確かめようとする担当……
何度「好き」と言われても、何度唇を重ねても、いつまでたっても恐怖が拭えなくて、抱きしめる両手の力が少し強くなる……
トレ♀は悩んでいることにすぐ気づいて、「どうしたの?」と優しく問いかけ……
担当は涙をぼろぼろと溢しながら自分が愛されていないんじゃないかと不安になった、と胸中を明かす……
トレ♀は貴方のことは愛しているけど立場上積極的になれなかった、心配させてごめんと謝り……
自分の愛を証明するように、一晩かけて何度も何度も優しく愛の言葉を紡ぎ、口づけを交わす……
「……まだ不安なら、貴方が安心できるまで何度でも。愛してるよ――」と…… - 52二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 07:39:07
実は影で聞いていたパーマーがメジロ会議を緊急招集して事の次第を報告すると、全員が自分達の中で一番進んでるのは自分だと思っていたメジロ家の面々に電流が走り抜け、次の日からトレーナーに対してすごい掛かり出す様子が見られるってのはありそう。
そんで急に周りの様子が変わったので不思議がってライアンがブライトに聞くと、「流石はライアンお姉様です~。私もライアンお姉様に続きますわ~」って事の次第を報告してあの時の事がバレてたと知ったライアンは再び絹を裂くような悲鳴を上げると。
- 53二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 13:57:18
獅子猿みたいな悲鳴で芝。
個人的なイメージだけどアイネスはプレ私に対して告白で返す勢な気がする。いままで二人三脚でダービーと、実装の事考えたらそっから脚に不安を抱えて不調だった時期からファイナルズまで献身的に支えてくれた♀トレに純粋に恋をしそう。
人生のパートナーってこういう人の事を言うのかな、って考えてた所にプレ私だから思わず告白で返しちゃうみたいな。冗談のつもりだったって事は後で分かるけど、アイネスの想いを聞いた♀トレも、それなら今度は冗談じゃなく本気で、ってアイネスに告白してハッピーエンドって寸法よ。
- 54二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 20:10:32
- 55二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 21:39:15
- 56二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 22:34:25
女帝も♀たわけも本分はおろそかにしないもん!と思うけど、本分をおろそかにするほど夢中でいちゃいちゃしてる二人が見てえ~!という欲望もある
ふたつになった心をSSに出力してみた
――練習終わりのトレーナー室で、私と触れ合うのは一日一回のキスまで、とエアグルーヴに伝えたところ、
「……なるほどな」
と、彼女は目を細めた。あごに手を当てて思案するそぶりを見せる。
「貴様の言いたいことはわかった」
さも納得したかのように言っているけれど、しかし、引き絞られたウマ耳としっぽの動きがありありとエアグルーヴの不機嫌を示していた。
「“女帝”として本分をおろそかにするわけにはいかないからな。だが私がレースや勉学をないがしろにするとでも?」
そういうわけじゃない、と私は否定した。レースも勉強も生徒会の仕事だって、エアグルーヴが手を抜くはずもなく、だからこそエアグルーヴの一日のスケジュールが心配なのだと訴える。
「……心当り、あるよね?」
「それは」
エアグルーヴが目をそらす。クリスマスから毎日のように、暇さえあればほぼいっしょに過ごしているのだ。
忙しくても少しの時間さえあればいっしょにいようとするエアグルーヴが、ろくに休憩もできていないのではないかと心配なのだ。
エアグルーヴは軽くため息をこぼして、「わかった」とうなずいた。
「じゃあ、今日からってことでいい?」
「いいだろう。――今日の分は、まだだったな?」
え、と思う間もなく、腕を引かれて、エアグルーヴに口づけられた。
――それだけで、私の理性はとろけてしまう。
一回だけ、一回だけだから、と自分に言い聞かせながら、エアグルーヴのキスに応えているうちに、きつく抱き寄せられた。キスが深いものへと変わっていくのがわかったけれど、むしろエアグルーヴの背に腕を回して私からも求めてしまって。
――ようやくエアグルーヴとトレーニング室を後にしたのは、きのうと同じ時刻――とっぷりと日が暮れて、月が高くなってからのこと。
寮の門限ギリギリになってからだった。
以上
「見られる意識を持っている」女帝と♀たわけはお互いしか見えなくなるくらい夢中にはなるけど、それはそれとしてやっぱりレースも勉強も生徒会の仕事も手を抜かないんだ…
- 57二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 03:32:26
「トレーナーさん、その……話したかったこと……なんだけどさ」
重要な話がある、とネイチャに告げられた週末。私は自分の部屋に彼女を招いて、並んでソファーに腰かけていた。
「何、ネイチャ」
いつになく緊張している風のネイチャ。その口から告げられる言葉を聞き逃すまいと、鼓膜に神経を集中させる。
「あの時の……クリスマスの時の、話」
クリスマス――私たちが肌を重ねた日。ちょっとした冗談から始まって、そのままの勢いでベッドの中。意識を取り戻したのは翌朝だった。
「……うん」
何を言われても受け入れる覚悟はできている。あの日からずっとよそよそしかったネイチャの態度も、きっと気のせいじゃない。契約解除でも、退職でも、責任を取る心構えはずっとしてきた。
「あの時のプレゼントのお返し」
「……えっ?」
思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。ネイチャの言葉はまったくもって想像していなかったものだった。
「アタシ、トレーナーさんのこと、もらったからさ。その……お返しに……」
言いよどむネイチャ。俯いた頭の上で、両耳がそわそわと動いていた。
「お返しに、アタシを……もらってくれませんか」
最後の方はほぼ消え入るような声。けれどそれは、私の聴覚神経に確かな衝撃をもって響いた。
「それって、どういう……」
顔をすっかり朱に染めて、けれどしっかりこちらを見据えているネイチャ。
「アタシと、お付きあ……。……いや、結婚してください」 - 58二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 03:32:44
すっかり面食らって、途端に緊張の糸が解けた。そして思わず私の口からこぼれたのは安堵の声。
「良かった……」
「良かった?」
ネイチャが私の顔を覗き込む。
「その……ネイチャに嫌われたんじゃないかと今までずっと心配だったから、そうじゃなかったんだってわかったら、なんだか安心しちゃって……」
肩の力がすっかり抜けて、私は大きく息を吐いた。
「……勢いのせいとはいえ、あんなこと好きな人としかしないよ」
不服そうに唇を尖らせて抗議するネイチャ。そしてまた此方へ向き直って、真剣な調子で口にする。
「トレーナーさんの返事、聞かせて」
私を見つめるまっすぐな瞳。頭上の両の耳は此方を向いて私の返事を待っている。
「喜んで受け入れます。今すぐは無理だけど、それでも貴方が大人になったら……絶対貴方と結婚すると誓います」
それが私の素直な気持ち。私はネイチャを愛している。
私の返事を聞いたネイチャが、心底嬉しそうに顔をほころばせる。
「よかったぁ……。トレーナーさん、アタシ、今すっごく嬉しいよ……」
感極まって瞳を潤ませ、抱き着いてくるネイチャ。私はそんな彼女をしっかりと抱き返した。 - 59二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 03:32:54
「ねぇ、トレーナーさん。アタシ指輪が欲しい。本物のじゃなくて、あのトロフィーみたいな……トレーナーさんの手作りの指輪」
私の胸から顔を上げたネイチャが、目じりに光の粒を残しながら私に言う。
「えっ? でも、私まだ折り紙下手で……」
「上手下手じゃなくて、トレーナーさんの手作りの……想いのこもった指輪が欲しいの」
真剣な眼差しのネイチャ。そんな彼女に私がすることは一つだ。
「わかった。ネイチャが望むのなら」
練習のために買った折り紙を一枚取り出して、冊子を見ながら指輪を折る。私の不器用な指先によって、一枚の紙は少しずつリングを形作っていく。
「……できた」
トロフィーと同じ、へろへろの指輪。想いは込めたけれど、ところどころ歪んだ不格好な形。
「ごめんね。綺麗に折れなくて」
ネイチャは首を横に振り、紙でできた指輪を見つめる。
「いいの。これがいい」
そう言って、左の手を差し出す。
「トレーナーさん」
ネイチャが何を望んでいるかなど、わかりきっていた。心臓がどくどくと早鐘を打つ。この音が聞こえやしないかと心配になるほどに。
目の前のネイチャの細長い薬指にそっと指輪をはめる。
「綺麗……」
指輪のはまった左手を見つめ、うっとりと呟くネイチャ。そうして私の方を振り返り、口を開く。
「愛してる」
「私もだよ」
唇を重ね、愛を確かめ合う。私たちは、何度も、何度も、唇を重ねた。 - 60二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 06:58:36
- 61二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 11:10:41
お互いがお互いのものになったトレネイが33や35みたいな事になるんですね
日毎にどっちが優位か変えて楽しむんだ - 62二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 17:25:13
保守
- 63二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 21:56:30
クリスマスの「プレゼントはわたし♡」で付き合い始めて以来、お付き合いのことを飲み会とかでお酒に酔ってうっかり口を滑らせないために♀トレは禁酒するんだよね
♀トレはお酒は好きだけどさして強くないから、禁酒していたせいでおやつ休憩で口にしたアルコール入りのチョコでふにゃふにゃになってしまったところに担当バが訪ねてきて、今まで見たことのないお酒の入った♀トレに担当バは動揺してしまうんだ - 64二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 22:03:23
学園ではそういうの控えようねと口にしていた当人が最近○○頑張ってるからご褒美〜みたいな脳が溶けたノリで抱き着いてくるしキスせがんでくるし流石に異常を察した担当が(微量過ぎた為)酒臭はしないけど酔ってるよねこれ…とあたりを見回すと案の定アルコール使用のチョコ菓子が見つかって
原因がチョコとは言え学園内で酔ってる姿を見られるのはヤバい+こんな乱れた♀トレの姿自分以外に絶対見せたくないから二人きりになれる所にしょうがなく(しょうがなく)連れ込んで落ち着くまで相手してて欲しいね
私の推しはグラスワンダーです - 65二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 23:57:12
いいですね
私はそのあと、歩かせるより抱き上げた方が早いとお姫様抱っこでトレーナー室へ連れて行こうとしたら、♀トレから「私の部屋に行く…?」って聞かれて「(いまは)行かない」って色んな感情を押し殺した結果ぶっきらぼうに言っちゃうナリブも見たいし
「何をやってるのよ、このおバカ!」って叱りつつ甲斐甲斐しく介抱するキングに甘える一流♀トレも見たいです
- 66二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 00:29:37
お酒だったら♀トレの部屋で一緒にご飯食べてるときに、♀トレの飲んでるお酒の味が気になって、でもさすがに未成年飲酒はまずいからお酒を飲んだ後の♀トレの口にキスして味見するウマ娘はどうだろう
個人的にはキスした後に「なんか苦いかもー、トレーナーちゃんこんなの飲んでるんだ。マヤも大人になったら飲めるようになるのかなー」って渋い顔してるマヤノが見たい - 67二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 08:50:27
軽く酔って絡んでくるトレーナーに口移しでアルコール入りチョコ食べさせて
「私も少し当てられてしまったみたいでね」
ってなるルドルフ
トレーナーは食べさせられた時に多少素面になったけど、甘い感覚にアルコールと色気でもう一度くらくらきちゃう - 68二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 13:56:04
口の中で舐め溶かすように一つのチョコを味わうのは凄い淫靡さを感じる
まだあるけどおかわりどう?って聞かれて顔を赤くしながらも口にチョコ入れて準備する♀トに嬉しそうに笑いながら顔を近づけて… - 69二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 15:39:09
そのチョコが溶けにくいタイプだとさらにいい
チョコがなくなってもそのまま唇を離していないのもいい
場所はかすかに開いた窓からの風にカーテンがそよぐ、ちょっと薄暗いトレーナー室を希望する - 70二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 20:28:03
少し空いた窓から微かにトレーニングの声が聞こえるなか、くぐもった吐息と粘ついた水音が響く薄暗いトレーナー室…
- 71二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 21:25:52
チョコのおかわりなくなったときがキスを止めるタイミングだったのに、その頃にはふたりとも理性がなくなって口実なくなってもひたすら溺れるようにキスしてほしいですね
- 72二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 00:25:53
- 73二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 06:42:59
- 74二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 12:04:37
保守
- 75二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 20:09:47
トレーニングの声が聞こえてきて初めは食べ終えたら行こうって思ってたのにそのうちトレーニングの声が聞こえなくなるくらい夢中になっちゃうのいいよね
- 76二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 22:32:33
「ルドルフはいつもがんばっててすごいねえ」
にこにこと笑いながらトレーナーが手を伸ばしてくる。よしよし、とまるで幼子にするように頭をなでられ、抱きつかれ、ルドルフは困惑するしかなかった。
彼女からこんな――まるきり年下の女の子めいて扱われたことはない。
信頼する担当トレーナー。対等なパートナー。そして――先日のクリスマスで加わった、年上の恋人。彼女との関係はいくつもあるが、その中のどれでも見たことのないトレーナーの顔に、心がざわつく。
「トレーナー君、これはどういう――」
「ね、……キスしたい……」
トレーナーが、うっすらと頬をそめ、じいっとルドルフを見つめながら恥ずかしげにささやいてくる。
――は、とルドルフは瞬いた。
二人きりになれば恋人の権利として当然とキスを求める自分に対して、「学園ではだめ」「恋人としての触れ合いは控えめに」と約束を持ちかけてきたのはトレーナーのほう。トレーナーの言に一理あると、ずいぶんと己を律してきたというのに―—。
さすがに様子がおかしい。まるでアルコールに酩酊しているようだ。眉をひそめて、ルドルフはくるりとあたりを見回した。
いつも通りのトレーナー室。換気のために半分ほど開かれた窓から流れてくる春めいたそよ風にカーテンがそよぐ。トレーナーのデスクには、電源が入れられているものの、スクリーンセーバーの流れるパソコンの画面。ほのかなコーヒーの香りを漂わせるマグカップと――パッケージの開封されたチョコレート。
トレーナーをソファに座らせ、チョコレート菓子のパッケージを確認して、これか、とルドルフは目をすがめた。
ブランデー入り、とでかでかとパッケージに書かれている。さりとて未成年でも口にできるほどの微量さのはずだが、彼女には少々刺激が強かったと見える。四個入りのうち、残りは三つ。一つしか口にしていないのにあのありさまとは――。
「ルドルフも食べる? おいしかったよ」
いつの間にかルドルフの隣にソファに座らせていたはずのトレーナーがいた。ふわふわとした口調で、体を寄せてくる。 - 77二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 22:33:44
「そうだ、食べさせてあげようか? 私たち、恋人だもんねえ」
チョコレートを持つルドルフの手にトレーナーのてのひらが重なる。間近で照れくさそうにほほ笑むトレーナーに、もはやルドルフも限界だった。
「そうだね――」
ルドルフはすたすたとトレーナー室のドアに近づいて鍵をかける。ドア近くのパネルでぱちりと電灯を消す。
薄暗くなったトレーナー室の中で、そよ風のたびに揺れるカーテンのすき間から差し込む夕陽が、トレーナーの頬をほんのりと染め上げていた。
「それは次回お願いしようかな。今日は私が君に食べさせよう」
ぴり、とチョコレートの個包装の封を切る。自身の口のなかに放り込んで、トレーナーの腕を引いて口づけた。
かすかに目をみはったトレーナーは、肩をこわばらせ、しかし、
「んっ、……」
ごく当たり前のように目を伏せて、トレーナーは唇をひらく。
ルドルフはチョコレートごと舌をトレーナーの口内に忍び込ませた。
そのまま互いの舌で転がすようにしてチョコレートを溶かしながら、トレーナーと深いキスを交わす。舌に広がる甘い味と、慣れないアルコールの香りより、しかし、ルドルフを夢中にさせるのはトレーナーだった。
トレーナーの香り、体温、お互いのすべてが溶け合うような心地よさ――しばし忘我の境地で、ルドルフはトレーナーの口内を探った。
――チョコレートが溶けきって、名残惜しくもようやく唇を離した。
「……少し私も当てられてしまったかな」
眉をひそめて苦笑すれば、酔いが醒めたらしいトレーナーが恥ずかしげに目を伏せた。けれど、すっと伸びてきたトレーナーの手は、ルドルフの手の中のチョコレートを抜き取って。
「次って、今じゃだめ?」
トレーナーがチョコレートの封を切る。
「――おかわり、しない?」
そう言って、口のなかにチョコレートを放り込み、見せつけるようにチョコレートの乗った舌を差し出した。
当然至極、ルドルフの答えは一つしかない。無意識のうちに笑みを浮かべ、ルドルフはトレーナーへ顔を近づけた。
こういうことですか!?! - 78二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 22:37:53
立場を忘れていちゃいちゃするルド♀トレはいい…
- 79二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 07:32:05
酔いが回った♀トレのイチャイチャモードに耐えられないルドルフは健康に良い。
- 80二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 07:35:54
「『プレゼントは私』……」
「…………」
「……現在の状況に対する正しい対応を検索中。……該当データ、ナシ」
「……しかし」
「ステータス『高揚』。……私は、『嬉しい』? マスターをプレゼントに貰うことが……『嬉しい』……?」
「ですが、マスターは物ではありません。『貰う』ことなどできないはず。……なのに、この胸の高鳴りは……」
「――深刻なエラーの発生を確認。情動制御プログラムが暴走しています。私は……マスターが『欲しい』。とても強く、強く、マスターのことが『欲しくてたまらない』……」
「マスター、矛盾の解消を求めます。マスターは物ではないのに、私はマスターのことが『欲しい』。なぜなのでしょう」
「……『わからない』、ですか」
「原因の考察を開始。……この感覚は、マスターに触れられたときに似ている……」
「マスター、検証です。両腕を広げてください」
「『ハグ』、実行。ぎゅーっ……」
「ステータス『幸福感』。……実証、私はマスターとのスキンシップを欲しているようです」
「……ですが、同時に……これは――『不足感』を察知。……もう少し、このままでよろしいでしょうか」
(……マスターとのスキンシップは『幸せ』……しかし、『不足感』が解消されません。これは……この内側から沸き起こる未知の感覚は――……) - 81二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 13:20:25
自分の感情が頭では理解できないブルボンかわいい
- 82二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 13:48:41
この場は継承の顔になって終わっちゃうけど、よく分からない感情の正体を先人(ライスやフラワー等)に聞きに行ってそこでようやく自覚するとかなりそう
- 83二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 20:57:15
微笑ましい関係で情緒が育ってくのもいいし情念たっぷりドロドロ溺れるもいいよね
- 84二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 22:08:21
「まさかもう配信になるなんて」
わくわくと頬をゆるませるフジキセキに私もうれしくなってしまう。
フジキセキの友人の劇団員が準主役の映画が公開されたものの、ちょうど夏合宿だったため、見に行けなかったと言っていた。
まさか、お家デートの日に映画の配信が重なるとは。
ソファに隣り合って腰かけて一枚のひざ掛けを二人で分け合う。日差しこそ春めいているものの、まだまだ花冷えと言った気温だ。暖房をつけるかフジキセキに尋ねたものの、
「寒いなら私が温めてあげるよ、トレーナーさん」
とまるで微笑みながら手を取られてしまった。
「暖房なんかより私の方が君のことを温めてあげられると思うな――なんて、ね」
いたずらめいて笑うフジキセキに、心臓を高鳴らせながら、
「――フジキセキが良いなら、私もこのままくっついてたい」
素直に想いを伝えればほんのりとフジキセキが頬をそめて、「トレーナーさんには勝てないなあ」と口もとをほころばせた。年頃の少女らしさの残る恥ずかしそうな笑みだった。
和やかに始まったフジキセキとの映画鑑賞は、しかし、エンドロールでとんでもない空気になっていた。
クライマックスで、すれ違っていた主人公とヒロインの告白シーンから、あれよあれよとキスシーンに進み、直接的に映ってこそいないものの、あきらかに「そういう」シーンが流れたためだ。
落ち着かない気持ちでちらりとフジキセキの横顔をうかがう。ぴったりと体を寄り添わせているせいで、私の体温が高くなっていることはフジキセキには筒抜けだ。ともすれば早くなった鼓動までも伝わっているかもしれない。
とはいえ、演劇に慣れ親しんでいるフジキセキなら動揺していないかもしれない。私ひとりがそういうつもりになっているのかも――と羞恥を覚えていると、
「――トレーナーさん」
フジキセキと目が合ったかと思えば、彼女が顔をかたむけて近づけてくる。
フジキセキの頬が上気し、青い瞳が熱っぽくうるんでいる。
何より私を呼ぶ彼女の声。
『トレーナーさん、トレーナーさん……っ』
プレゼントは私、とふざけて言ったあの夜、何度も呼ばれたときと同じ温度を秘めていた。
そうなればもう、あとがどうなるかはわかりきっている。
フジキセキの唇を受け止めながら、ふたりしてもつれるようにソファに倒れ込むだけだった。 - 85二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 22:09:51
- 86二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:25:07
素晴らしいSSをありがとう。4月号は概念をSSにしてくれる人が多くて嬉しいぜ
- 87二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 07:29:42
朝から良いモン見させて貰った。思わずスイッチ入っちゃうフジさん良い……
- 88二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 13:50:18
良いSSがいっぱいだぁ……
- 89二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 18:10:16
クリスマス、お正月、バレンタイン、ホワイトデー、担当の誕生日とイベントのたびに「プレゼントはわたし♡」を繰り返してきて、毎回だからそろそろ担当も飽きて来たかなぁ…って次の行事では言うのを控えてみたら
「今回は言ってくれないの?」
って担当に迫られ逆に言わされてクリスマスの夜を再演するハメになる♀トレ説 - 90二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 20:00:34
保守
- 91二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 23:27:39
いろいろと大きい娘に抱き締められて柔らかさに包まれて自分は彼女のモノなんだって感じるのもいいし逆に小さい娘を包み込むように抱き締めて独占欲高める♀トレはいいよね
正面から抱き締めて互いに鼓動が感じられる距離でトレーナーが凄いバクバクしてるのを解ったフラワーに甘やかされて独占欲と背徳感でぐちゃぐちゃになって欲しい - 92二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 06:31:49
体格差はいいよね
フラワーにはトレ♀にコソコソ話を持ちかける体で屈ませて、不意打ちのキスを仕掛けてほしい - 93二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 11:16:49
飛び級少女なフラワーにプレゼントは私するトレーナー…?
犯罪臭が… - 94二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 12:21:04
その時点の♀トレ的にはプレ私はジョークでそういう意味じゃなかったから…
その後はまあ真剣な付き合いなんだろううん… - 95二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 14:09:00
それを言い出したら全員未成年なんでまあ…
個人的にはその年のクリスマスは何にも起こらず卒業後のクリスマスにもう一回「プレゼントはわたし♡」して♀トレのぜんぶをもらうフラワーと♀トレがいいな - 96二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 20:36:24
色々なシチュエーションも良いけど、ここはひとつ初心に帰ってみようかな
卒業後2度目の温泉旅行でオペラオーとイチャイチャしたい - 97二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 22:05:38
私は初心に帰るなら冗談まじりに「プレゼントはわ・た・し♡」した♀トレに「ならば遠慮なく、トレーナー君の一切合切をもらおう」って鋭い眼光で迫って、クリスマス以降は事あるごとに「君は私のものだろう?」って♀トレに独占力を見せる会長が見たいです
- 98二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 01:00:47
- 99二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 07:01:08
- 100二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 13:57:23
ヤエノのストーリー見たけどこの子本能を理性で押さえてる狂犬じゃん…
全力出したレースの後とか絶対ヤバいじゃん… - 101二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 14:22:01
この概念好きだわぁ……
普段厳格な子達に限らず年相応に恋人の昔の事が気になっちゃう担当って良いと思う。
>>98みたくおずおずと歯切れ悪く聞くのも良いけど、個人的には
「トレーナー、ココ来る前も結構モテてたでしょ?」とか
「私の他にもあんな感じで(プレ私)仲いい女子を勘違いさせてたんじゃないの~?」
みたいに内心ドキドキしつつ冗談めいて聞いたらあんな事言ったのも恋人もキミが最初だよって返されて一瞬呆気に取られて
「私の事こんなに好きになってくれるのは○○だけだよ」とか
「始まりはびっくりだったけど、○○がこんなに私を好きでいてくれて嬉しい」
って微笑まれてもう辛抱たまらなくなって思いっきり抱きつきに行く担当もいて良いと思う。
- 102二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 16:38:49
マックイーンが一コマドーベルみたいに尻尾パタパタさせながら、ゆるむ口元をティーカップで隠してる(隠しきれてない)と私性合ですね…
- 103二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 20:18:54
保守
- 104二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 03:45:27
最初から本能的にキスがうまいんでも良いけど、クリスマス以降何回もキスを重ねていくうちにみるみる上達していって♀トレが勝てなくなっていくのも良いと思うんだよね
- 105二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 06:34:51
レース後に本能のままトレーナーを貪りそうでいいよね
初めのうちはこんなの駄目だって恥ずかしがるけどそれも貴女だからって認めてもらってからは段々枷が外れていって、トレーナーは自分の物だってなっちゃうんだ
- 106二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 13:18:23
トレーニングが終わって、後は寮へ帰るばかりになった頃、ぽつぽつ雨が降り出すんだよね
今日は晴れの予報だったから二人とも折り畳み傘すら持っていなくて、トレーナー室とかに置いてある予備の傘が一つあるだけなんだ
お互い大事な時期だし体を冷やすわけにはいかないから、学園の敷地内とはいえ、寮まで相合傘で帰ることになるんだよね
傘自体は大きめだし広めなんで二人とも普通に入れたんだけど、在学中はあんまりできない、しちゃいけないくらい堂々と体をくっつけあって、静かな雨の音に囲まれて、傘の中で反響するお互いの声を聞きながら他愛ないおしゃべりしながらゆっくり帰るんだよね
ウマ娘寮が見えてきたとき、名残惜しくて傘に隠れるようにしてキスしたあと、「また明日」って言って♀トレと担当は別れるんだ - 107二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 13:25:13
前スレにあったレースで白熱するとウマソウルに飲まれるのヤエノ似合う
- 108二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 18:24:03
保守
- 109二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 21:29:15
- 110二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 21:38:51
- 111二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 00:09:08
ルドルフやエアグルーヴは掲げてる夢や在り方のために表立って自分以外の子を気にかけて欲しくないとは♀トレに言えないんだよね
だから嫉妬と牽制も兼ねて痕を残しちゃうんだよね
♀トレもまんざらじゃないからひとりになったとき自分の肌に残るキスマークを指でなぞったりしてるんだよね
- 112二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 01:34:33
余所の子にも親身になって笑顔でアドバイスする♀トレに「そういう所に惚れたんだよな…」と「私以外の子に優しくしちゃやだ…」という二つの心なれど偽りない本心を同時に抱いてて欲しい。そのあと不器用にでも情熱的にお互いの気持ちを確かめ合うと良し
私のイチオシはエルコンドルパサーです - 113二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 02:30:47
GIウマ娘の担当トレーナーとして、カレンの恋人として、身だしなみや立ち居振る舞いに気を付けるようになったお姉ちゃんは学園内はもちろんのこと、取材やウマスタを通して学園外にも人気が出るんですけど、カレンは(でもお姉ちゃんの一番カワイイ顔を知ってるのはカレンだけなんだよね……)って思ってそうですよね
『真剣なまなざしで愛を囁いてくれるお姉ちゃん』も、『キスだけでとろとろになっちゃうお姉ちゃん』も、『指を絡めると嬉しそうにはにかむお姉ちゃん』も、『物欲しげに潤んだ瞳でおねだりするお姉ちゃん』も、『耳を優しく噛んであげるとカワイイ声を上げるお姉ちゃん』も、『余裕がないのにカレンを気遣ってそっと髪を撫でてくれるお姉ちゃん』も、『服の下に愛し合った痕を恥ずかしそうに隠すけど口の端が緩んでるお姉ちゃん』も、全部全部知ってるのはカレンだけなんです
お姉ちゃんはカレン以外になびかないという絶対の自信から余裕があるんですけど、それはそれとしてカワイくやきもちを焼くカレンも良いですね
「お姉ちゃん最近人気だね。カレン妬いちゃうかも……」
「えっ」
「今日は後輩ちゃんに付きっきりで全然構ってもらえなくてカレン寂しかったなー」
「ごめんね……」
「罰として、お姉ちゃんから『好き』って言ってくれないとちゅーしてあげなーい」
「わ、私はカレンのこと一番カワイイと思ってるし、誰よりも大好きだよ!」
「……ふふっ、知ってる♪」 - 114フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:14:19
前スレの方で、SSの続き書いても良いのよみたいな声があったので思わず書いてしまった。
1スレ目に書いたSSからの流れなんで滅茶苦茶季節ズレてるのと、フラワー実装前に書いたSSの続きなんで色々違う部分があるのは許せ。
有馬記念と東京大賞典が終わって、トレセン学園は本格的に冬休みに入る。
私のように担当を持つトレーナーは、年明けからのレーススケジュールやトレーニングメニューを組む為、帰省せずトレーナー寮に籠るのが普通だ。外に出るとしたら買い出しと、担当ウマ娘と初詣に出かけるくらいだろうか。まだまだ未熟だけど、私を信じてくれる担当ウマ娘の導き手として、一緒にもっと上を目指したい。
今年最後のミーティングで必要な事は全て伝えたので、学園が閉まる前に寮へ帰るよう二人に促すと、机を隔てて向かい合った担当の1人、セイウンスカイが声を上げた。
「トレーナーさん、クリスマスも一緒に過ごした事ですし、今年は大晦日も私達と3人で過ごしませんか?もちろん、トレーナーさんのお家にお邪魔して♪」
「大晦日……年越しをってこと?」
「普段からセイちゃん達の為に大忙しのトレーナーさんですし、年末年始くらいトレーニングの事もレースの事も忘れての~んびり……新しい仕掛けを考えちゃいましょうよ♪」
そう言ってイタズラな笑みを浮かべたスカイに続き、その隣に座ったもう一人の担当バ、ニシノフラワーも口を開いた。
「これから先のスケジュールを考えるなら、私達もトレーナーさんと一緒に考えていきたいと思っています。私もスカイさんも、今よりもっと強くなりたい気持ちはトレーナーさんと一緒です」
願っても無い提案だ。二人の今後を決める上で、仮にどれほど理に叶ったプランを考えても、やっぱり最後はウマ娘本人の意思も尊重すべき。少なくとも、私はそう思う。
年明けからのレースとトレーニングの相談を、有馬記念を経て尚やる気十分のスカイと、その熱気に胸を打たれたフラワーと顔を合わせて進められるのはとても嬉しい。胸の中に熱いモノが灯った私は、二人に笑顔で返した。
「そうだね、それじゃあ、一緒に年越ししよっか。勿論、これからの事も念入りに。よろしくね、二人とも」 - 115フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:16:15
私の返事に、二人はパッと笑顔を輝かせた。
「やった♪ま、スケジュール云々もそうですけど、トレーナーさんも年の瀬に一人ではお寂しいでしょうしね♪それにどうせ初詣も一緒に行くんですから、一緒の方が何かと便利ですよ」
「ありがとうございます、トレーナーさん。そうだ、私達もお手伝いしますので、大晦日は少し豪華なお夕飯にしませんか?実は私達の実家から色々と冬の美味しい物が届く予定でして……トレーナーさんにも是非召し上がって頂きたいんです♪」
「ありがとう。楽しみにしてるね」
巷を賑わすスターウマ娘と言っても、迫る大晦日と迎える新年に心を躍らせるスカイとフラワーの姿は年相応の少女のそれだ。思わず口角が上がる。
しかし、二人が年越しから年明けまで、つまりは冬休み中ずっと私と一緒に過ごす事を提案したという事は、恐らくもう一つ目的がある。さりげなくトレーナー室ではなく私の家に来ることを前提にしているあたり、二人のお目当てはきっと。
「……冬休み中、ずっと私とイチャイチャしてたい、っていうのが本音じゃないよね?」
敢えて表情を変えずに聞くと、二人もまた、笑顔のまま私に向き合う。その瞳に、艶めいた気配を宿しながら。
「にゃは♪流石にバレちゃいました?でも、それは仕方ないですよ。だって、トレーナーさんが……♡」
「トレーナーさんを私達にプレゼントしてくれたんですから……♡」
不意に二人が声と表情にも艶色を乗せ、私に向けた瞳を煌めかせた。唇から覗かせた舌先が私に狙いを定めるように光る。思わずドキッとしてしまった自分が、少し情けない。けれど、二人の言う事は紛れもない事実だ。 - 116フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:22:33
私と一緒にこの1年を戦い抜いてくれた二人を労おうと自室へ招いてパーティを開いたクリスマスの夜。私は、スカイとフラワーに私自身をプレゼントした。
『プレゼントは私』。その場のノリで言ったつまらない冗談のハズだった一言は、二人の胸に宿っていた私への想いを昂ぶらせ、そしてそれは私の想像以上に大きくなって、私をあっという間に呑み込んでしまった。
勿論、最初は抵抗した。学園所属のトレーナーと担当ウマ娘のこんな関係が許されるハズも無い。けれど、私の抵抗なんて二人の想いに比べたら本当にちっぽけなものだった。愛情表現を遙かに超えたキスで私はあっという間に抵抗する為の力を全部奪われ、そのまま二人に愛され続けて、そして────私は二人を、自分の意思で受け入れた。
二人の瞳を見つめていると、否応無くその時の事がフラッシュバックしてしまい、思わず顔が熱を持つ。クリスマスの夜、二人から送られたイヤリングが揺れた。
恥ずかしそうに顔を背けた私を、二人は変わらず微笑みながら見つめている。
「おやおや、トレーナーさん?もしかして、またイロイロと思い出しちゃいました?」
「ふふ、トレーナーさんってば、めっ、ですよ。けれど、安心して下さい。トレーナーさんとの約束、私達は忘れません。トレーナーさんの想いに、私達は必ず応えて見せますから」
フラワーの表情は微笑んではいたが、真っ直ぐに向けられた瞳は、ターフに立ったときのそれに切り替わっていた。そしてそれは、スカイも同じ。
少し長めに息を吸って火照った顔を冷まし、ざわめく心を鎮めるように胸に貯めた息を吐き出すと、二人に向き直った。
「ありがとう、私も二人を夢の、その先まで導きたいと思ってる。二人のトレーナーとして、二人の事が大好きな、私としても、ね」
そう言って、私は両の手の小指を立て、指切りのようにイヤリングに添える。そんな私の姿を、2人は変わらず真剣な眼差しで見つめていた。 - 117フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:25:34
私達がこの美しくも妖しい関係を続けるために結んだ約束がいくつかある。
その中でも一番大事な約束。それは、それぞれの学園生活を大切にする事だった。努力も、レースも、勝利も、敗北も、友情も、青春も。私達3人の日々だけじゃない、親友や、ライバル達との日々もスカイとフラワーには大切にして欲しいと思っている。
私もトレセン学園のトレーナーとして、一人の人間として、二人の夢を全力で支えると心に決めた以上、ライバルトレーナー達がそうであるように、2人と一緒にそんな日々を大切にしたい。
2人はそんな私の想いを迷わず受け入れてくれた。その証に改めて2人と口付けを交し、私達の関係はその1歩目を踏み出した。
クリスマス以来、学園生活では殆ど見せる事の無かった可愛らしく甘える二人の姿を独り占めできる事に加え、私の真剣な想いも汲み取ってくれるから、私はスカイとフラワーと結ばれて良かったと感じてもいる……無論、口が裂けても他言できない関係なのだけれど。
「さてと、それじゃあ……もう解散しようかと思ったけど、二人がその気ならまずは最初の作戦会議をしようかな」
「おっ、なんです?」
「まだ門限には時間がありますし、もしかして、早速年明けのレースの予定を?」
ずいと身体を乗り出した二人に、私は首を横に振った。
やる気十分の二人には申し訳ないけれど、まずはそれ以前のお話。年末年始にかけて2人の希望を通したければ、この学園に在籍している以上、必ず解決しなくてはならない事がある。
「冬休み中ずっと私と過ごしたいなら、二人はその期間分の外泊届を寮長と生徒会に認めて貰わないといけないよね。当然私も、二人を私の家に泊める許可を学園に貰わないといけないんだ。という訳で二人とも?作文のお時間です」
そう言って、私は書類が山積みになった机から外泊届を引っ張り出した。
「さ、一緒に良い年を迎えるためにも、寮長と生徒会に太鼓判を貰えるような文章を考えようか」
そう言って外泊届を差し出した私に対して、二人は揃って苦笑いで応えたのだった。 - 118フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:32:22
年の瀬の賑わいが冬の街を熱気で包み、人々は忙しなく街を行く。四方八方に大通りを行く人々をバ群を躱すように駆け抜けて待ち合わせ場所に辿り着くと、私が声を掛けるより早くスカイとフラワーが気づいて耳をピンと立てた。
「トレーナーさーん!こっちですよー!」
「遅くなってゴメンね、二人とも。葵ちゃんと色々盛り上がっちゃって」
「あー、トレーナーさんってばセイちゃん達をほっぽって浮気ですかぁ?まったく、しょうがない人ですねぇ」
「もう、トレーナーさん?めっ!ですよ?」
フラワーから「めっ」を貰うのはこれで何度目だろう。せめてこれが今年最後だといいけれど。とは言え、怪しい事をしていた訳でないのは二人も分かっているので、その表情も声も柔らかだった。
「私の同期で同性なのは葵ちゃんしかいないんだもの、話だって盛り上がるよ。友達は大事に、でしょ?」
「だからといって、トレーニング論で大喧嘩をするのはもうやめて下さいね?」
「ケンカする程仲が良いのは私達もよーく分かりますよ?セイちゃんと愉快な仲間達もそんな感じですしね。それにしたってミークちゃんと私達がどれだけ迷惑を被った事か……」
「……面目次第もございません」
葵ちゃんこと桐生院トレーナーとは同期の桜。ターフで初めて声を掛けられて以来、同性なのも手伝ってすぐに仲良くなった。
私達が友情を育んでいく事に、スカイとフラワーが、そして桐生院トレーナーの担当ウマ娘、ハッピーミークが揃ってヤキモチを焼いていたまでは、お互い良く思われている事を喜んだりもしていた。しかし、お互いが担当を想う余り論戦に、挙句中庭での決闘に発展した時はそれはもう大目玉を食らったものだ。担当への愛故にと知った時のスカイ達3人の複雑な表情は今でも忘れられない。
「それじゃ、遅刻と浮気のバツとして~?トレーナーさんの奢りで今夜のお鍋に色々食材を足して頂きましょう♪ボーナス、結構出たんでしょ?」
「もう、悪い事覚えて……ほどほどにしてね?」
「分かってまーす♪」
「それじゃあ、行きましょうか。今夜は素敵な大晦日になりそうですね♪」
笑顔を咲かせたフラワーに、私も笑顔で応えた。はぐれないように、と3人並んで手を繋ぎ、賑わう街を往く。初めての担当(兼、恋人達)と迎える行く年来る年は、きっと良いものになる。そして、その先の未来もきっと。心から、そう思った。 - 119フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:36:37
「んん……」
薄っすらと目を開けた時、自宅の寝室で朝を迎えた事は直ぐに分かった。
記憶がやや飛んでいる事を不思議に思いながら身体を起こそうとしたけれど、力が入らない。そこで初めて、凄まじい脱力感に自身が支配されている事が分かった。まるで、身体が自分のモノじゃないみたい。いったいどうして、と思ったけれど、すぐ思い出した。
買い出しを終えた私達はすぐに夕飯の準備に取り掛かった。2人の実家から届いた食材と、私のボーナスを削って追加したアレやコレをフラワーと一緒に手際よく調理していく。トレーナーとして栄養管理も行う以上料理の腕に自信があるつもりだったが、それでもフラワーの手際の良さには感心しきりだった。お礼と一緒にそれを告げた時の、頬を紅く染めながらもじもじとお礼を言う姿は、この上なく可愛らしい。
スカイはと言うと、「台所にセイちゃんの出番はなさそうですねぇ♪」等と言ってリビングへ向かおうとしたので、両の手に掃除用具を持たせ、お風呂場を任せる事にした。
「あのー……恋人使いがちょっと荒くありません?」
「恋人のしようとする事はなんでもお見通し、って所かな?ウチで過ごす以上、家の事も手伝って貰うよ」
そう言って私がウインクして、続けてフラワーが「めっ」したので、スカイはため息一つ、お風呂へと向かった。例えレースに関わらない事でも、私のお願いにスカイは応えてくれる。そうすれば、大好きな人が喜んでくれるから、とはフラワーの言。そんな所も、スカイの好きな所の一つ。
掃除を終えたスカイをリビングで迎え、私とフラワーとで用意したごちそうを平らげて食器やテーブルの片付けも済ませたら、後は年を越すばかり。
一段落つけてソファで寛いでいると、両隣に座ったスカイとフラワーが、不意に私の両隣から抱き着いてきた。
「スカイ?フラワー?」
「ね、トレーナーさん。そう言えばセイちゃん達、まだデザートを食べてませんでした」
「ん、それなら、昨日貰ったミカンがあるから、良かったら───」
「トレーナーさん……一番大好きなデザート、頂きますね♡」
スカイが私の言葉を遮ったと同時に、二人は私の耳とイヤリングとを指で包んでそれらをそっと愛撫した。刹那、私の身体は嬌声と共に跳ねた。一瞬で重力に逆らえなくなった身体をソファに預けた私に、2人が微笑みながら迫ってくる。 - 120フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:39:34
「にゃはは、ホントはもっと時間をかけてじっくり仕上げるつもりだったんですけどね……もうすっかりセイちゃん達に素直になっちゃいましたね、トレーナーさんのお耳……♡」
「ふふ、少し撫でてあげるだけでこんなに喜んでくれるなんて……トレーナーさんのお耳は、私達のよりずっと敏感なんですね……ふぅ……っ♡」
耳に息を吹きかけられれば、私は反射的に甘い声を上げてしまう。たった二晩で、私の耳は2人に触れられるだけでそうなるようになって仕上げられてしまっていた。そのことが2人を更に昂ぶらせたのか、2人は唇をそっと私の耳と首筋とにあてがうと、ゆっくりと舌先を這わせる。4つの腕で身体を包み、指先で愛しげに身体を撫でた。
こうなっては、私は2人を受け入れる他無い。
それからは、まるでクリスマスの夜をもう一度繰り返しているかのようだった。スカイが唇を重ね、ゆっくり私の口の中を溶かして私の心と身体を一気に最高潮まで昂らせていく。スカイが私の唇を解放したら、今度はフラワーの番。スカイが溶かしたあちこちを電撃のように鋭く、けれど愛おしそうに唇と舌先で撫でてくる。スカイがキスをして、フラワーが私を抱きしめて、フラワーがキスして、スカイが指先を私の身体で踊らせる。それを何度も繰り返す。
そして、すっかり蕩けきった私を、スカイがまるでお姫様のように抱き上げて寝室へとエスコート。寝室の冷たい空気で覚醒しかけた朧な意識を、キスで強引に二人の方へ戻されれば、そのままずっと2人と愛を交し続け、気付けば年を越していたのだった。 - 121フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:44:39
「……しまった、油断した」
目を閉じて、自分自身に辟易する。とは言え二人の提案を受け入れ、ここへ招いた時点でこうなる事は必然だったんだろうけど。せめて終わった後、色々片付けてくれただけ良しとしよう。
そう思ってふと気付いたが、昨夜の激しさの割に肌寒さを一切感じない。それどころか、自身を包むベッドや毛布からもそんな気配や痕跡を感じなかった。私の事からベッドの後処理まで、すべてやっておいてくれたようだ。なんと言うか、頭が下がる思いだ。
そんな二人は私よりずっと早くに目を覚まし、既に朝の支度を始めているようだった。出汁の効いたお雑煮のいい香りと、洗濯機と乾燥機が回る音が寝室まで届いてくる。
「……担当と恋人に恵まれたなぁ、我ながら」
目を覚ました以上、教え子二人に家の事を任せきりでは申し訳ないので、私も復帰するべく両手足を握り、開きを繰り返す。さっきまで私の両隣にいたであろう二人の温もりの残りが両の腕を伝って、私の身体に火を灯していくのを感じた。
ようやく全身の神経が私の言う事を聞いて起き上がれそうになったその時、寝室の戸が開き、2人と目が合った。
「あ、トレーナーさん!おはようございます!そして……」
「あけましておめでとうございま~っす♪」
フラワーの声に続き、軽やかな声と共にスカイがベッドにダイブ。その勢いのまま横から私を抱きしめると、嬉しそうに頬を合わせて擦った。
「あけましておめでとう、スカイ、フラワー。今年もよろしくね」
「スカイさん、めっ!寝ころんだまま新年のご挨拶なんてお行儀が悪いですよ」
「え~?それはトレーナーさんもでしょ?あ、もしかして、まだ起きられませんか?」
「……おかげさまでね。でも大丈夫、やっと足腰が言う事聞いてくれそうだから」
「ご、ごめんなさい…でも、トレーナーさんだって悪いんですよ?あんなに可愛い顔と声で私とスカイさんを呼ぶんですから……♡もっともっと好きになっちゃいますよ♡」
「それは一理あるよねぇ。あぁ、思い出しちゃうなあ、あの表情……最高の蕩け顔、ごちそうさまです♡」
褒められてるのかなぁ、これ。正直言って、滅茶苦茶にされて恥を晒しただけな気もするんだけど。
「ありがと……とりあえず、シャワー浴びてきていい?」 - 122フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:50:32
フラワーの拵えてくれたお雑煮とおせちで朝食を済ませ、ソファで資料を読んでいると、フラワーもスカイも私の両隣に座ってギュッと寄り添ってくる。3人並んで座れる広さのソファも結局半分のスペースしか使っていないけれど、悪い心地はしなかった。
とは言え、2人から伝わる体温と肌の感触に包まれているとなんとなくダメになりそうな気がしたので、私は早速2人にお出かけを提案する事にした。
「初詣ですか?いいですね!」
「え~?今の時間、人がすごく多いですよ、後にしません?」
「新年の計は元旦にありって言うからね。早いに越したことはないよ」
「え~……人混みってやなんですよ~……明日じゃだめですか~?」
「もう、スカイさんったら」
両の手をぽんと合わせて笑顔を見せたフラワーに対し、スカイからは渋い声が帰って来る。
もう、自分が初詣を一緒にって提案していたのに。仕方ない、正直あまりこの手は使いたくなかったけど、スカイをその気にさせるためにも、背に腹は代えられないかな。
「……明日で良いの?スカイ。スカイなら1月2日が何の日か知らない訳じゃないでしょ?」
「あー?トレーナーさんってばそういう事言っちゃうんですかぁ……?すっかりセイちゃん達に夢中になっちゃってるんですね……♡」
すぐに気付いて声色を変えたスカイに、ため息一つ。
「……否定はしないよ。二人に夢中なのは出会った時からずっとだからね。それに、こういう関係になってからも私のお願い、ちゃんと聞いてくれてるから。まあ、そういうこと」
「もちろんですよ♪それがトレーナーさんと私達をずっと結んでいてくれるんですから♡」
そう言って、スカイは横から私を両の腕で包むと、頬に唇を寄せた。 - 123フラウンス♀トレ22/04/24(日) 10:53:12
私とスカイのやり取りを聞いていたフラワーが、不思議そうに首をかしげる。
「あの、トレーナーさん。1月2日って何をする日なんですか?」
「もう、フラワーってば、教えたでしょ?1月2日にはね、私達みたいにかけがえのない絆で結ばれた人たちがしなきゃいけない事があるんだよ」
「あっ……そういう事、ですか……♡」
私の代わりに答えたスカイの言い回しでフラワーも気付いたみたい。って言うか、その笑顔から察するに初めからその気だったの?私の愛すべきウマ娘達は、賢さトレーニングも怠らない。まったく良い子達で困る。
そんな事を考えていると、フラワーも一緒になって横から私を抱きしめ、頬を寄せてきた。リンゴのように紅潮した頬から、フラワーの熱が伝わってくる。反対側からはスカイが艶な笑みを浮かべながら迫る。
「ねぇ、トレーナーさん。せっかく一緒に迎える初めてのお正月なんですし……1日くらい先取りしちゃいませんか……?人混みに揉まれるのはごめんですけど、トレーナーさんとフラワーとなら、どんなに密着してても平気ですよ……♡」
スカイに呼応して、フラワーもまた私を抱きしめる手に力を込めた。
「……そう、ですよね……初詣が1日、遅れても……仕方ないですよね。だって、私達はかけがえのない絆で結ばれてるんですから……♡」
そう言って、二人がそれぞれ手を伸ばす。指先が目指すのは、愛情の証のイヤリング。私が二人だけの私になるスイッチ。指が触れて動かされたら最後、私が次に正常な意識を取り戻すのは、いつになるか分からない。
なので、私はそれを両の手で握って遮った。
「「あっ……」」
「今日は初詣が優先です。それに、今後の相談もね」
昨日の今日でまたそういう気分にさせられるのは、流石に少し困る。更に言うなら、愛してくれているのは嬉しいけれど、私がなまけ癖の原因になるのも良くないと思う。なので、あからさまに残念そうな声を上げた二人に、私は敢えてきっぱりと告げた。 - 124フラウンス♀トレ22/04/24(日) 11:01:19
「むー……トレーナーさーん?」
「新学期が始まったら1日中一緒にいられる時間は減っちゃうんですよ……?」
「うん、授業もトレーニングもレースもあるし、二人は何より友達との時間も大切にするものね」
物欲しそうに私を見つめる二人にもう一度、少しだけ声を張る。
そもそもの目的を忘れないという事も含めて2人の文句に尤もな事を言ってはみたけど、どうにも不満げな表情を崩さない。
「分かってるなら今のうちにたっぷり補給させてくださいよぉ」
「休養日はずっと一緒にいるから、そんな顔しないの」
宥めるように言うと、フラワーも口を尖らせた。
「むぅ…約束ですよ?」
「もちろん、友達も大事にしなきゃだめだよ?遊びに誘われたりしたら、そっちを優先してね。学生の今じゃないとできない事は二人が思ってるよりずっと沢山あるんだから。友達との思い出はいくらあっても困らないよ」
「……もう、トレーナーさんのいけず」
諭すように言うと、スカイも拗ねながら頬を膨らませる。と同時に、2人は両側からしっかり私を抱きしめると、耳で器用に私の頬をぺちぺち叩き始めた。 - 125フラウンス♀トレ22/04/24(日) 11:02:30
二人の気持ちも分からなくもない、けど、何もそこまで残念がる事ないんじゃない?目的はともかく冬休みが終わるまでずっといっしょに同じ屋根の下にいるんだし。
二人は寮長と生徒会の承認がやけにあっさり降りたから良いけど、私の方は許可取るの大変だったんだよ?まあ、最終的にルドルフ会長が手を回して認可してくれたらしいけど。
とは言え、私の担当は片やクラシック二冠ウマ娘、片や将来有望な天才少女だ。私の、言ってしまえばワガママが通るのは、私と2人への期待の裏返しでもある。嬉しくもある反面、身が引き締まる思いもする。昨夜は不覚を取ったけど、本来の目的が作戦会議である以上、ここにいる間はある程度引き締めるところは引き締めないとね。それに───
「……それに、もし私がその気だったとしても、私達は今日初詣に行く事になるよ」
「どういう事ですか?」
不思議そうな顔をしたスカイとフラワーに、スマホの画面を見せる。
「初詣一緒にどう?ってお誘いがあったからね。私はもちろんご一緒するつもりだったけど、どうする?」
その画面に映った5人の姿に、2人は納得したように頷き、苦笑いを浮かべた。
「元旦から、とっても賑やかになりますね」
「ちょっと賑やかすぎる所はありますけどね~。ま、それが良い所でもあるんですけど」
そう答えつつ2人も頷いてくれたので、私は初詣のお誘いにお気に入りのスタンプで返事を送った。 - 126フラウンス♀トレ22/04/24(日) 11:14:23
「トレちゃんッ!ウンスちゃん!フラワーちゃん!明けましておめでとう!今年もッ!ンよろしくネッ☆!!」
「あけましておめでとー!今年もよろしくねー!」
「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」
「遅いわよ、スカイにフラワー!呼んだらすぐに開けなさいよね!」
「みてみて!トレーナーが振袖着付けてくれたの!早くターボたちと初詣行こ!」
インターホンに呼ばれて玄関を開けると、私達を誘ってくれたトレーナーとその担当ウマ娘達が振袖と袴で着飾って立っていた。初日の出のような眩しさと煌びやかな姿に、私達は新年の挨拶も忘れて一瞬固まってしまった。トレーナーも振袖で着飾っていたが、むしろ彼?にはそちらの方が似合っている
「あらヤダッ!アンタ達なんで揃いも揃って制服なのよォん!さては楽な服で初詣終わらせたらパッと着替えて寝正月と洒落込むつもりだったわねッ!?そうは府中の3ハロンよッ!神様に会いに行くんだから正装しなきゃ失礼よォん!こんな事もあろうかと振袖持ってきて大正解だったわねッ!」
そう言われて初めて彼女?の後ろに大きなスーツケースが4つ程並んでいるのに気がついた。恐らく、私達が着る振袖が入っているのだろう
「新年の計は元旦にあり!お参りの後は餅つき、書き初め、瓦割り、必勝祈願に縁起に良いことは全部やっちゃいましょ!さぁまずはお着替えよッ!キュートなアナタ達にはやっぱり振袖かしらッ!?」
「カッコいいのが良かったら袴もあるぞ!」
人差し指を立ててウインクした彼?に続き、紋付袴姿のビコーペガサスが胸を張る。貫禄があっていつもより一段とカッコ良い
「サイズはトレーナーがかんぺきにしたから大丈夫だよ!トレーナーは一目で全部わかっちゃうんだって!すごいでしょ!」
ハルウララはトレーナーの多彩な一面を自慢できて得意げだ。なんで私たちのサイズを完璧に把握してるのかは、聞かない方が良いかな?
「髪飾りもつける?!いっぱいあるから好きなのつけていいよ!」
「ホラ、さっさと準備しなさい!なんなら私が二人の振袖を選んであげるわよ?」
青髪に映えるかんざしと髪飾りをアピールしつつターボもニッと笑った。それに続いて、洋柄の振袖とブーツで着飾ったスイープトウショウも胸を張る。この間言ってた「ウチに活きの良い娘がもう1人入りそうなのよン♪」って、スイープの事だったんだ。 - 127フラウンス♀トレ22/04/24(日) 11:16:59
いつも驚かされてばかりだけれど、この人達からはそれ以上に元気をもらっている。私達が折れてしまいそうになった時、厳しくも優しく背中を叩き、慰め、励ましてくれた。感謝してもしきれない。
「さァ、アンタ達ッ!!アタシが振袖着付けてあげるから、すぐ準備なさいッ!!あっ!メイクも髪型も任せてネッ!バッチリ正月にピッタリの超可愛いヤツにしたげるから!大丈夫大丈夫アタシ京都で舞妓修行してた事あるから3人分の着付けとお化粧なんてお茶の子☆しゃいしゃいッ☆☆3人とも安心してアタシに任せてくれて良いわよォン!!」
ハレの日仕様でいつもより何倍も絶好調な彼女?を前にまずは何から言葉を返そうかと私が迷っていると、スカイとフラワーが私の後ろからひょいと前に出る。
「あけましておめでとうございまーす♪相変わらず着こなしがお上手で」
「あらァウンスちゃんったら!相変わらず嬉しい事言ってくれるわネン♪」
「けど、セイちゃんとしては人混み含めて窮屈なのはゴメン被りたいのでー……今日は制服じゃダメですかぁ?」
スカイが困り顔で応えて見せると、待ってましたとばかりに彼?はスーツケースを一つ開き、中から一着の服を取りだした。
「ンフフ♪言うと思ったわ♪そこで登場!!アタシが改造したウンスちゃん専用のお洒落振袖よォン!!こんな事もあろうかとシチーちゃんに色々流行りを聞いといて良かったわッ!!」
「わ~お、今度は服作りですかぁ……ホントに何でもできるんですねぇ」
「モチロン無理に着ていけとは言わないし、ましてや貰ってとも言わないわ。けどアタシも色々と参考にしたいから、一度着て感想だけでも聞かせてくれないかしら?神社の人混みも安心して頂戴、アタシが先頭に立って蹴散らしてア・ゲ・ル♡」
「そこまで色々考えて貰っては、着ない訳にはいきませんねぇ。しかしセイちゃんのチェックは厳しいですよ~?」
「ンフ♪臨むところよン♪」 - 128フラウンス♀トレ22/04/24(日) 11:21:05
両者が不敵な笑みを浮かべると、今度はフラワーが前に出る。
「あけましておめでとうございます。今日はお誘い頂き、ありがとうございます」
「あらまぁ、フラワーちゃんは相変わらず礼儀正しいわねン♪」
「いえいえ、こちらこそ、お洋服まで用意して貰って嬉しいです♪けど、ここはトレーナーさんの他にも住んでる人も居るんですから、騒がしくしたらめっ!ですよ?」
「あらやだ、アタシったら盛り上がり過ぎたわ、反省反省☆あ、でも安心して良いわよン。トレちゃん以外の部屋の人みんな実家に帰ってて居ないから。だから後でわざわざ謝りに行ったりしなくてオッケーだからネ♪」
そう言ってウインクした彼女?に、フラワーは不思議そうな表情を浮かべる。
「えっ、と……?なんでその事をご存じなんですか?」
「ウフ♡なんたってみんなアタシのお・きゃ・く・さ・ま♡だからよ♡やぁだ言っちゃったわァ!」
「あの、お客様って……?」
「先輩、あけましておめでとうございます。立ち話も何ですし、そろそろウチで準備しましょうか?私も色々着飾ってみたいですし」
フラワーの疑問を咄嗟に遮り、私もようやく挨拶を返す。多分、恐らく、絶対、何の”お客様”なのかは聞かない方が良いし聞かせない方が良いと思った。
「ヤダッ!アタシとした事が話し込んじゃったわネッ!さあ初詣よッ!シャキっとしないと神様に失礼よォン!」
パンパンと両手を叩いた彼女?の号令を合図に、スカイとフラワーがウララ達とスーツケースとを伴って家に入っていった。思わずふうと息をつくと、隣に立った彼?が口を開いた。
「元気な子達を見てるとこっちまで元気になるわね」
「ええ、そうですね」
「お次のG1レースも期待出来そうじゃない。ウンスちゃんは大阪杯に天皇賞、フラワーちゃんは高松宮記念にヴィクトリアマイルって所かしら?」
思わず息を呑んだ。2人にまだ伝えていなかったが、次にスカイとフラワーに提案するレースは私の中では既に決めてあったのだ。ソレを不意に言い当てられ、思わず隣の彼女?を見るとその瞳と表情はレース場で担当ウマ娘のレースを見るときのそれに変わっていた。 - 129フラウンス♀トレ22/04/24(日) 11:36:48
「高松宮記念、ウチのビコーちゃんも出る予定なの。ヴィクトリアマイルにはスイープちゃんもね。勝負よ、トレちゃん。先輩の胸を借りるだなんて言わないでね?アナタとフラワーちゃんの実力、見せて貰うわ」
刹那、私達の間の空気が変わった気がした。普段の立ち居振る舞いこそ奇異の目で見られがちだが、この人は紛れもなく学園でトップクラスのトレーナーだ。そんな人から『勝負』と言われては、こちらもいちトレーナーとして誇らしく感じる。
「分かりました。よろしくお願いします、先輩……負けませんよ?」
静かに微笑みながら返すと、彼女もまた満足げに微笑んだ。2人の提案通り冬休みを一緒に過ごす事に決めて良かった。これは作戦会議にも熱が入りそうだ。
その時、部屋の中から私達を呼ぶ声が聞こえ、私達が纏った空気は普段のそれに戻った。
「ンフ、けれどまずはあの子達の必勝を祈願しないとね♪」
「ええ、そうですね。折角の機会ですし、私もちょっとは着飾って」
「ああそうそうトレちゃん?ちょっと良い?」
「はい?」
家に入ろうとした所で呼び止められると、彼女?は私に近づき、小声で話し出した。
「……お部屋、ちゃんと『換気』しといた方が良いわよン。アナタとフラウンスちゃん達の仲が良いのは知ってるけど、お部屋の空気でカンの鋭いアタシやお鼻の効くウマ娘は気付いちゃうから、気を付けてね」
一瞬その言葉の意味を捉えきれなかったが、気付いた瞬間、一気に顔が熱くなった。きっと、頬は真っ赤になっている。
「ンフフ、トレちゃんってホント素直よねン♪そういうトコも可愛くて好きよ♪モチロンこの事はナイショにしといてア・ゲ・ル♡さあ、気合い入れて行くわよォン!!」
飛び跳ねながら私を追い抜き、家に入っていった彼?の背中を見送りながら、私はその場に立ち尽くした。
「……敵わないなあ」
私は一人そう呟くと、紅潮した頬とざわついた胸の中を深呼吸で冷ましつつ、賑やかに振袖を選ぶスカイとフラワーの元へと向かうのだった。 - 130フラウンス♀トレ22/04/24(日) 11:38:41
- 131二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 13:24:42
- 132二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 20:01:51
- 133二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 22:54:23
- 134二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 02:57:44
以前より頼もしくなって色んな人に話しかけられるトレーナーに嬉しそうにしながらも
「知らない人についていっちゃダメですよ」と牽制も忘れないクリーク
は公式だった気がする - 135二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 06:42:33
まさか続きが見れるとは思わなかった、ありがとう。
♀トレがイチャラブされつつしっかりトレセンらしくやってるのって好きだわ。オネエトレとのライバル関係も熱いけど、フラウンスの流れで高松宮記念って事はまず間違い無くキングも出てくるし、春三冠はスペちゃん達も出てくるからそこでどんな展開が、って先の事を色々想像できるのも良いね。
- 136二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 14:21:19
こう暑い日は薄暗い部屋でカフェを抱きしめてるトレーナー
基本的にウマ娘って体温高めな気がするけどカフェはなんか冷たそうな気がするよね
初めの頃はそれで冷たくなれて良かったけど、関係が深まってきた今は抱いてると少しずつぽかぽか暖かくなってくるようになっちゃったからカフェ特性のアイスコーヒーをそのまま一緒に味わうんだ - 137二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 15:40:18
他の子とトレーナーが楽しく話してるのも嫌だけど
嫉妬しちゃう自分も嫌で精一杯の勇気を出して♀トレの服の裾をくいくい引っ張るドーベル - 138二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 16:21:40
カフェよりも先に目を覚ましたトレ♀なんですけど、カフェはその小さな身体を縮こまらせるように丸くなって眠るのでトレ♀の目の前にカフェの頭が来るんですね
その綺麗な黒髪を撫でるように梳いていたら、ふわりといい匂いが漂ってきて、思わず髪に顔を近づけて嗅ぐんです
トレ♀のお気に入りのシャンプーの匂いやコーヒーの匂いが混ざり合ったカフェの匂いは魅惑的で、嗅いでいるうちにトレ♀は夢中になっていき、カフェの目が覚めても気づかずに、ひとしきり匂いを堪能して顔を離す頃になってようやくバッチリ起きたカフェと目が合うんですよ
カフェのほうは努めて冷静な風を装って朝の挨拶をするんですけど、頬がほんのり赤く染まってるんです - 139二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 20:40:04
かわいい…
♀トレと担当バには一緒のベッドで過ごした翌朝はいちゃついててほしいよね
むにゃむにゃ言ってる寝言に聞き耳を立てたりとか、ベッドに流れる髪を指で梳いたりとか、幸せそうな寝顔に聞こえるか聞こえないくらいかの声で「朝だしそろそろお腹減ったから朝ごはんにしたいなあ」ってぼやきつつ解こうと思えば解けるのに抱きつかれた腕の中にいつまでもいたりとか
- 140二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 23:29:41
保守
- 141二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 01:53:26
- 142二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 10:15:31
それ以来、2人きりになった時、ハグしたくなったら「今日はしないの?タイキの真似」みたいな事言って遠回しにイチャつきたい欲求を出してくるドーベルとか良いよね……
- 143二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 16:46:34
- 144二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 19:36:24
付き合ってることがバレてると気づかず日常的に惚気る担当バにキャーキャー言う後輩ウマ娘もアリではないでしょうか
「先輩昨日トレーナーさんと出かけたんですよね?」
って聞かれて、本当はデートだけど在学中は秘密のお付き合いなのでデートと言えず、普通のお出かけの範囲に収まるくらいのことしか言わない担当バなんだけど、行動の端々から仲の良さ距離の近さ♀トレと担当バのお互いへの好意がわかりやすくて結局惚気なので「きゃーっ」ってなる後輩バたち
- 145二次元好きの匿名さん22/04/26(火) 21:23:23
- 146二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 01:50:59
スズカさんとかトレーニング中走る時以外ずっとひっついてそうだから自然とそうなってるビジョンが見える。
「ああ、貴様。スズカは何処に行った?」
人間誰しも、不意打ちには弱いものだ。例えば、生徒会副会長、『女帝』ことエアグルーヴに突然こう声を掛けられては身体も萎縮する。とは言え、ウソを付くような状況でもないので本当の事を話す。
「何を言っている?今の今まで一緒に居ただろう。用があるから、すぐに追いかけたいんだ」
そこで、私の頭の上に?マークが浮かんだ。エアグルーヴの側も私の表情から敏感に察してくれたようで、その目には困惑の色が浮かぶ。私は同じ説明を繰り返し、同時にエアグルーヴに一つ疑問を投げた。
「何故って……ウマ娘はハナが効くからな。例えば貴様が化粧と香水でカモフラージュしていたとしても、スズカが側にいたという事くらいはすぐに分かる。後はハグの好きなタイキなどもな。まあ、それはいい。では、スズカとは今朝のトレーニングから会っていないのだな?」
今日は午後まで授業があるので、スズカとのトレーニングは放課後になってからだ。それまでは、トレーナー室の整理だったり、たづなさんへ提出する書類を処理したり、ローテーションを考えたりと、スズカに付きっきりではできない事を処理しておきたいと思っていた。トレーナー室へ急いでいた所に、エアグルーヴから声を掛けられたという訳だ。
「そうか、それは脚を止めてすまなかった。しかし、立派な心がけだな。思えばスズカも貴様のそう言う実直な所と、スズカの側に常に寄り添う姿勢を信じて……」
そこで、エアグルーヴの口が止まった。何やら思案しているようで、時折私の顔を見つめてくる。しばらくして、考えがまとまったのか、改まった様子で向き直った。
- 147二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 01:56:33
「……私の記憶が正しければ、昨夜スズカは外泊届を提出していたな。行き先は……貴様の家だな?」
刹那、頬が引き攣る感覚が顔面を走り抜けた。スズカは担当ウマ娘だが、同時に私と恋心を通わせた仲でもあった。
遡る事クリスマスの夜、私が聖夜の高揚感に煽られて言い放った冗談は、スズカの胸に秘めた想いを急激に加速させた。加速し続けるその想いを私に告げたスズカは、両の手と唇とでその想いを私に届ける。それを、自らの意思でしっかりと受け取った私は、ついにスズカと夜の帳を共にしたのだった。
以前からトレーニング前後のスキンシップは多いと感じていたが、それ以来トレーナー室だけでなく、時折外泊届を提出して私の家でも常に寄り添うようになった。それは、昨晩もまた然り。
私の表情からまたも心の中と、私から"直前までスズカと一緒に居たかのような"スズカの気配がした理由を一瞬で読み切った女帝陛下は、複雑な表情を浮かべると、ため息を一つ。
「……スズカが貴様を想っていたのは知っていたし、貴様の事も信頼している。が、他の生徒の手前という事もあるからな……スズカの事だから難しいとは思うが、程々に心がけろよ」
そう言って、頬をほんのり紅に染めた女帝陛下は踵を返して去って行った。取り残された私は、それ以上に真っ赤になっているであろう自身の顔の熱を冷まし精神を落ち着かせるべく、資料と書類で溢れかえっているトレーナー室へと慌てて脚を動かすのだった。
的な。スズカさんに関して言えばいの一番に気付くのは女帝という謎の確信がある。 - 148二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 07:09:28
- 149二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 12:26:21
保守
- 150二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 15:46:05
トレ吸いと担当吸いにハマって互いに相手の匂いがついて周囲に察しられてほしい
- 151二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 16:00:42
- 152二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 20:33:40
公式でトレーナーさんはいい匂いって言っちゃってるフジがトレ吸いにどハマりして、トレーナーさんにとって私の匂いはどうかな?って誘われたフジ♀トレがフジ吸いにハマってフジがヒシアマに釘を刺されるところまで浮かんだ
遺伝子云々の話を聞いたヒシアマも試しにトレ公吸いをしてどハマりして、寮長ふたりとも自分のところの♀トレの匂いを常時まとわりつかせちゃうんだよね
- 153二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:54:52
保守
- 154二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 00:30:09えっ!聖蹄祭でトレーナー(♂)によるコスプレ喫茶を!?|あにまん掲示板やべぇって!4時間待ちの行列できてるっ!bbs.animanch.com
他所のスレではあるけど♀トレver.もあると面白くない?
スレ立てするほど需要があるかわからんのでここに書き込んでみる
『えっ!聖蹄祭でトレーナー(♀)によるコスプレ喫茶が!?』
・執事服
・メイド服
・体操服(各自に適したサイズの上下+担当名の入ったゼッケン有)
※水着や勝負服はサイズと公序良俗に障りそうなのでNGで
他にオススメはある?
なんなら↑のスレのノリで誰がどういう反応をしそうか書いてみるとか
- 155二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 07:26:16
ネイトレにチアコスさせて応援させるネイチャか…
- 156二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 08:10:44
他の子を接客する♀トレに独占力持ちの子が独占欲発揮しそう
「五分経過。少々接客が長すぎるのではないでしょうか」ってファル子に訴えるフラッシュ
不調〜絶不調な様子の会長
メニューの影からう〜ってなってそうなネイチャ
絡まれるグラトレ♀に無言で席を立つグラス
隙あらば呼びつけるタキオン
みたいな
カレンチャンはウマスタに#大好きなお姉ちゃんとってのせて最初にお姉ちゃんとツーショ載せて、他のお客さんがお姉ちゃんと写真を撮るときカレンチャンもセットが当たり前な状況を作り上げそう - 157二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 14:07:11
奇術師みたいな格好させたフジがホール接客中のトレーナー読んでマジックショー一緒に始めるんだ
急な事で上手くできないトレーナーをカバーするようにしながらも周囲に牽制するように手を取ったり密着したり見せつけちゃうんだ - 158二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 14:30:13
ライススペちゃんオグリみたいにいっぱい食べる子にこっそり特別サービスとして注文してないものを一品増やすクラシカルメイド♀トレ概念
- 159二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 18:28:56
ネイチャの固有いいね…
これで♀トレ応援するんだよね、もう辛抱たまらないよね - 160二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 19:34:11
- 161二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 21:45:23
マジックの最中♀トレだけに聞こえるように耳もとでに「私に任せて」って囁いたり、♀トレの手が震えて失敗しそうになったときそっと自分の手を添えたり、マジックショーの後♀トレと手をつないで一礼して「私のトレーナーさんにも拍手を」って言っちゃうフジキセキ?
ならフジトレ♀はフジキセキの勝負服に似た色合いのシャツとベストとパンツスーツにタイっていで立ちで、ぱっと見マジシャンの助手みたいな格好しててほしい
- 162二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 00:20:02
良きSSをありがとう...
- 163二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 06:42:27
保守
- 164二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 15:38:52
- 165二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 17:59:43
ふと思ったんだけど、ウマ娘に生理ってあるのかな?
フジに看病されたい... - 166二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 20:48:28
保守
- 167二次元好きの匿名さん22/04/29(金) 22:34:03
トレーナーのお部屋に遊びに行ったとき、ひょんなはずみで、♀トレが集めていた自分のグッズを偶然発見してしまい、嬉しいし恥ずかしいしグッズじゃなくてここに本物がいるじゃん!いつでも会えるし話せるじゃん!っていろんな感情がごっちゃになる担当バ
- 168二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 06:54:04
- 169二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 14:29:23
保守
- 170二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 19:31:51
♀トレの部屋の合鍵持ってそうなウマ娘概念…?
渡された:ネイチャ、エアグルーヴ、ダスカ、マルゼン
ねだった:テイオー、マヤノ、ブライアン(※無自覚)、フク(シラオキ様)、タキオン
持ってる:ゴルシ
持ってない:カレンチャン(※今は)、ライス、ブルボン、マチタン
異論は認める - 171二次元好きの匿名さん22/04/30(土) 19:57:41
ゴルシは渡してもいないし取られてもいないんだけどなぜか部屋に普通に入ってると私性合ですね
こじ開けた跡もドリル穴も(今回は)ないんだ…
ハヤヒデはなんか理論的に上手い事言ってもらおうとするんだけど
「あ、じゃあ渡しておくね」と最後まで聞かずあっさり渡されて逆に困惑しちゃうんだ - 172二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 00:29:15
フラッシュは渡された組かな?
- 173二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 02:08:16
ウマ娘側から独占欲発揮されるのもいいけどトレーナー側からドロドロするのもいいと思います
ドレスフジやウェディング女帝みたいに普段とは違う雰囲気になってる姿だったりチアネイチャの露出増えた姿だったりを自分だけの物にしときたいって気持ちになりつつも我慢して見ててるんだ
フジとかはそういう視線に気づくだろうからその事でからかってくるだろうし、ネイチャには二人きりになったら抱きついて絞り出すように本心を吐き出して欲しい - 174二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 09:47:01
ウェディング姿のエアグルーヴにたわけって呆れられながらも抱き寄せられて慰められる♀ト…
- 175二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 10:27:35
きゃー結婚してー!みたいなファンの声に手を振る花嫁女帝に嫉妬を顔に出さないようにするんだけど、ぎこちない笑顔になっちゃったまま控室に戻った♀たわけ
いつも通りにしようとするんだけど、女帝と目を合わせなかったし声の調子や言葉の端々に嫉妬がにじんでるんだよね
女帝に問い詰められて嫉妬したことを白状させられて、呆れたようにため息を吐かれたから恐る恐る女帝を見たら、女帝の耳と尻尾がご機嫌だし口もとがちょっと緩んでるんだよね
いつもは控室でもトレーナーと担当の距離感を保つところを、♀たわけを抱き寄せて「今回だけだからな」って♀たわけの前だけで見せる恋人の顔になる女帝
- 176二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 17:47:03
テイオーのトレーナーも元々独占欲もってそうだからなにかのきっかけでドロドロしてきそうだよね
脚怪我したときとかべったりになりそう - 177二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 19:04:12
いつもとちょっと様子の違う♀トレに「もしかしてヤキモチですか〜?」ってからかうつもりで言ったら「そうだよ」ってストレートに返されて耳と尻尾をピーン!ってして顔真っ赤にしてタジタジになるセイちゃんはいると思う
- 178二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 19:06:18
フジを担当することになった新人♀トレ、人気者であるフジに引け目を感じて、周りの期待なんかで胸が押しつぶされ、中々眠れない日が続いちゃって、それをフジに悟られてしまう
で、悩みを打ち明けるんだけど、フジに無言で抱きしめられるという - 179二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 22:26:17
保守
- 180二次元好きの匿名さん22/05/01(日) 23:54:27
- 181二次元好きの匿名さん22/05/02(月) 07:06:44
- 182二次元好きの匿名さん22/05/02(月) 12:23:06
ライスやスズカが史実の運命を乗り越えられたところで気持ちの限界になる♀トレ
なんか胸騒ぎがしたり嫌な夢レース前に見ちゃって、それでも送り出す事しか出来なくて
無事に帰ってきた姿を見て我慢できなくなって本心を伝えて欲しい - 183二次元好きの匿名さん22/05/02(月) 16:15:02
掛かりぎみお姉さまか…
何でも出来るように見えてたお姉さまがすがるように確かめるように自分を抱き締めて告白してくるライスの心境はいかに - 184二次元好きの匿名さん22/05/02(月) 16:46:47
個人的にはこの時点のライスは憧れ〜淡い恋心を抱いてるくらいだったんだけど
掛かり気味なお姉さまの様子に「お姉さまは自分より少し年上の普通の女の人」「完璧なんじゃなくて完璧であろう、完璧に見せようとする努力の人」みたいな「等身大の人間」として理屈じゃなく実感としてお姉さまのことを理解して
その瞬間に本気の恋に変わってほしいですね - 185二次元好きの匿名さん22/05/02(月) 19:53:49
保守
- 186二次元好きの匿名さん22/05/02(月) 21:53:42
大きなレースがあったり控えたりしてるけど、GW中に息抜き兼ねてデートしてほしいよね
ファンに見つからないようにちょっとした変装してお忍びデート感出す♀トレと担当バはいるよね - 187二次元好きの匿名さん22/05/02(月) 22:02:42
- 188二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 05:47:09
- 189二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 15:11:30
保守
- 190二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 20:25:46
「ジャーン!どうですかトレーナーさん?」
大感謝祭に向けて準備をしていたら、担当のネイチャがチアガール衣装でトレーナー室に訪ねてきた。
(そういえば応援団やるんだって言ってたっけ…それにしても…)
いつもメンコをしていた耳は両耳とも空気に晒されていて時折ピクピクと動いている。勝負服とは一転して二の腕もお臍も丸見えで、「アタシのへそだしなんてどこ需要」なんて言ってた彼女はどこに行ってしまったのか…
(この格好で応援かぁ…)
ちょっとだけ、嫌な気持ちが沸いてくる
「…あのぉ、無言でずっと見つめられてると流石に恥ずかしいといいますか…何か言って欲しいなぁって」
「……ごめんね、うん、凄く似合ってる。可愛い。」
そう誉めるとうにゃうにゃ真っ赤になって恥ずかしがってしまった。
うん、可愛い。だからこそ少しずつ沸いてきた気持ちを押さえられなくなる。
「…少し髪が乱れてる。こっちおいで、結んであげる」
ぽんぽんと足を叩き上に座るように促すと恥ずかしがりながら座ってくれた。
…逃がさないように後ろから抱き締める。
「ちょっ、トレーナーさんどうした、ひゃ!」
不思議がるネイチャを黙らせるように晒されているお腹に手を這わす。
「トレーナーさ、ひゃう!」
「…今日はメンコ着けてないんだね」
わざと吐息がかかるほど耳に近づけて囁くと敏感なのだろう、ビクリと背を震わせる。
「どうしたのトレーナーさん、ちょっと変だよ…?」
「ネイチャが可愛いすぎるだけだよ」
ポニーテールになって見やすくなったうなじに顔を埋める。仄かに香るネイチャの匂いにより抱き締める力を強めていく。
「ねぇネイチャ…ネイチャの一番って私?」
「えっ、あっ、…うん、トレーナーさんがアタシの一番ですよ?」
「ありがと、私の一番もネイチャだよ…だからね」
こんなのただの独占欲で、年下の担当に抱くべき感情じゃないのは解ってる。ネイチャだって純粋に応援団として頑張るだけで他意なんて無い。それでも - 191二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 20:26:08
「その格好を他の人に見せて欲しくないの…」
「トレーナーさん…」
「変なこと言ってるのも、無理なこと言ってるのも解ってる。でも嫌なの…」
すがり付くように抱き締める私の手にネイチャの手が重なる。
「嬉しいですけど駄目ですよ、キングも皆も頑張ってるんですから」
あやすように私の手をぽんぽん叩くネイチャが、少しずつ気持ちを落ち着けてくれる。
当然だ、ネイチャもキング達応援団として頑張ってるんだ、私の気持ち程度でそれを邪魔する訳にはいかない。でも、これくらいなら許して欲しい。首筋に唇を添えて…
「ちょっ!トレーナーさ、駄目!あっ…」
━━━
本番当日、ネイチャが頑張ってるのを見かけると
「ネイチャ首の絆創膏どうしたの?」
「あっ、ち、ちょっと何かで引っ掻いちゃったみたいで、アハハ…」
「大丈夫?傷残らないといいけど…あ、ネイチャのトレーナーさん来てるよ!」
こちらを向くネイチャと目が合う、ひらひらと手を振った後に指を唇を当てると顔を赤くして俯いてしまった。そういう所がまた可愛い。
今日1日絆創膏を着けて応援団として色々回るのだろう、そして色々な人に見られる中1日中意識してくれるだろう。
それはきっと駄目な事で、それでも嬉しくて、次の会場に向かうネイチャに笑いながら手を振っていた - 192二次元好きの匿名さん22/05/03(火) 23:44:24
重めのネイトレ♀いい…
全部終わったらお腹にもキスマークつけちゃうんだ - 193二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 09:38:51
保守
- 194二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 10:51:54
完走前に良いSSを見れて良かった、しっとり独占欲を発揮しちゃうネイトレ♀もアリだな……
- 195二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 10:55:29
>>3常に先陣を切るカフェ兄貴姉貴、今月も絶好調
>>9くっついてから♀トレといちゃつくのを当然の権利のように行使する担当。ゴルシとダスカは夫婦化
>>13うたた寝してる♀トレの寝顔を写真に収めちゃう担当概念(SS付)
>>15~冗談からの一夜を反省しつつもグラスの覚悟を受け止め愛を交す♀トレ(SS)
>>28~合宿帰りのバスで寝落ちした担当が♀トレや仲良しな子に起こされ、寝ぼけておはようのキスを求めちゃう一幕
>>44プレ私により数段飛ばしで恋人になった為、寄ると触るとどちらからともなく熱烈にイチャついてしまう担当と♀トレ(>>56にSS付)
>>45恋人になって以降の距離の近さを鑑みてキスを一日一回にしたけどその分一回を滅茶苦茶情熱的にしてくるカフェ(SS)
>>57クリスマスの夜から秘め続けたネイチャの想いに折り紙の指輪で応える♀トレ(SS)。この尊さはDNAに素早く届く
>>63秘密の関係を口を滑らせない為の禁酒のせいでアルコール入りのチョコでふにゃふにゃになる♀トレと、その姿に脳に電撃が奔る担当バ(>>76にSS付)
>>72お家デートで映画鑑賞したらラブシーンに当てられて互いを求めちゃう担当と♀トレ(>>84にSS付)
>>80プレ私に対し幸せな感情の整理が付かないブルボン(SS)
>>98~♀トレの恋愛遍歴が気になり探りを入れたがそれに対する♀トレの返答に喜びを隠しきれない担当バ
>>114最初のスレ振りにフラウンス♀トレ兄貴姉貴降臨、今回は年越し編。オネエトレもいるけど卑怯とは言うまいな?(SS)
>>132~担当を立派に育てた実績からコーチやチーム運営の依頼が♀トレに沢山来て嬉しい反面自分じゃない子に応援を送る♀トレに独占欲発揮しちゃう担当バ
>>145♀トレに自分の匂いでマーキングしちゃう担当バ(>>146にSS付)
>>180実は♀トレの方が担当に対する愛が重かったが故にプレ私が出て来ちゃった説
>>190普段は決して見せないような格好のチアネイチャに対し独占欲を発揮してしまう♀トレ(SS付)
今月は概念もSSも盛りだくさんでしたね!桜は散りましたが春の感謝祭にかけてまたまたウマ×♀トレ概念が数多生まれ♀トレが担当ウマ娘と片っ端から結ばれたり進展したようですがいかがですか理事長
うむ!!!何だか知らんが皆幸せそうなのでとにかくよし!!!
- 196二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 20:37:35
まとめ助かる 4月号も無事に完走か
- 197二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 20:43:39
まとめありがとう
SSも概念も豊富だったね
♀トレとウマ娘には5月もイチャイチャしてほしい - 198二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 21:28:55
次スレを立ててくるもん
- 199二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 21:37:04
- 200二次元好きの匿名さん22/05/04(水) 22:18:18