- 1メカドラぬいぐるみ22/05/22(日) 20:33:16タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.comテイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com
普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?
・ここはウマ娘になってしまったトレーナー達をかわいいかわいいするスレです
・自分だけのトレーナーを考えたり概念を投げつけたりして楽しんで行きましょう
・別にTSに拘らなくても良かったり、既に居るトレーナーの別概念を上げても良いです
・大事なのは自分の性癖をさらけ出す事と他の人の性癖を否定しない事、それとトレーナー達への愛です
・そしてタイシンの性癖は破壊するもの
前スレ
おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part760【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/https://bbs.animanch.com/board/60076/普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえ…bbs.animanch.comWiki(解説/全パートリンク/用語集などはこちらから)
言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp後感想用言うっちまえなかったスレ(1/31更新)
おれ居なかったから言うっちまえなかったんだけどよぉ…新part3|あにまん掲示板リアタイで伝えられなかった感謝や感想を伝えれる方がより清々しく尊死できるんじゃねぇか?それに大量の情報がある中、いまさら聞けないことを聞ける場所があったらより素敵なSSを書くことができるんじゃねぇか?…bbs.animanch.com本筋のタイトレ情報まとめ
・140-90-55-80(魔法の合言葉)
・25歳
・髪色は茶色でパーマーみたいな流星、目の色はエメラルドグリーン、耳飾りはタイシンとお揃い
・全身からおひさまのにおい、髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーの匂いがする
・耳と尻尾と胸が敏感
・熱血クソボケ
- 2二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:36:58
立ておーつ
- 3二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:37:10
たておつですわ
- 4二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:37:12
おつおつ
- 5二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:37:14
たておつのすけ
- 6二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:37:29
たておつ〜
- 7二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:37:47
たておーつ
- 8二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:37:47
おつです
- 9二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:38:07
立ておーつ
トレーナーが独占力は複数トレがやばい - 10二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:39:21
たておつ
タマとカフェとウオッカがヤバいことに? - 11二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:39:44
立て乙
独占力ですか…所で何人かはもう習得してそうな… - 12二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:40:37
1人の担当を求め独占力を発揮する複数トレ達
世はまさに修羅場時代! - 13二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:41:55
ウワーッ乙女ゲーのヒロインみたいになってる!
- 14二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:42:07
掛かったギーさんとか誰が止めるんですか
もう戦車ですよ戦車 - 15二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:42:39
…ちなみにチームトレーナーの場合は元々の担当ウマ娘のみ?それともチームの全員に向けて独占力点火してる?
- 16二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:44:35
両方OK!
- 17二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:44:51
担当かな…?
- 18二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:44:56
「あの……トレーナーさん?」
「どうしたリボンカロル」
「……見つめられるとなんか速度が落ちるんですけど」
「えっ」
「……これも特訓の一環ですか?」
「……ああそうだ! プレッシャーに負けぬ走法を身に着けるんだ!」
「わかりました! 頑張ります!」
「その意気だ!(……いやなんでだよ! なんで見るだけで速度落ちるんだよおかしいだろ!)」 - 19二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 20:48:09
スキルで独占力が発動してる…
- 20キスマーク22/05/22(日) 21:00:36
「『担当にキスマークをつけてもらわないと出られない部屋』ー?今口紅とかは持ってないなー。パーマーは持ってないー?」
「私もないね……どうしようトレーナー」
「そっかー……じゃあ、いいよー」
「え?」
「こういうのって首元につけるんでしょー?……嫌かなー?」
「えええ!?い、嫌じゃないけど……」
「無理しなくていいからねー。でもー……私はパーマーにならー……いいよー?」
「っ!……ごめんね、トレーナー…!」
「んー…」
「おぉー。出られたねー」
「ホントごめんねトレーナー!大丈夫?痛くなかった?跡隠さないとね…!」
「大丈夫だよー。髪で十分隠れるだろうしー。それにー…」
「それに?」
「私はー…見られちゃってもいいよー?」
「ふぇっ…!?もー!からかわないでよトレーナー!」
「あははー、ごめんねー。じゃー、トレーニング行こっかー」
そう言って歩くトレーナーさんの耳は少しペタッとなっていたけど──私がそれに気づくのはもう少し後の話。 - 21二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 21:06:56
えっちだ…
- 22二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 21:09:12
照れているのを隠しているのは可愛いですね
耳がペタッとなって隠しきれていませんでしたが、それも愛嬌ですね - 23二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 21:11:44
パマトレさんかわいいね…
- 24二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 21:13:27
グラトレ(独占力)×2
「グラス♪」
「え……えっと、トレーナーさん?」
「うん?」
「あの……学園に行かなくて良いのですか?」
「うん♪」
「し、しかしトレーニングも有りますし……」
「…………ダメ」
「トレーナーさん?」
「もし学園に行ったら他の人がグラスの姿を見るでしょ?」
「……え?」
「ふふっ、グラスのね……姿も、声も、匂いも、視線も、足音も、息も、体温も、全部全部誰にも渡さないし、グラスの見る物、聴く物、喋る物、食べる物、触れる物、全部全部俺の物にしたいんだ」
「ひっ……」
「うん、グラスの恐怖も俺の物だね♪」
「だ、誰か……」
「…………ねえ、俺を考えたよね? ねえ、グラス?」
──グラスワンダーは監禁された - 25二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 21:18:44
コワ~…
- 26二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 21:20:20
ウワッー!独占力2積みー!
- 27二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 21:22:16
- 28二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:06:47
ないよぉ!!!
描いてる絵が終わらないよぉ!!!!!
ママああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!
ふぅ…… - 29二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:09:35
- 30二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:31:10
黒ダストレの独占欲ってどうすれば良いんでしょ?
- 31二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:36:35
汝のしたいように為せ……
- 32二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:42:49
- 33二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:52:54
(今更だけどスレ立ててるのメカドラぬいぐるみじゃん…)
(カマライゴンぬいぐるみとメカドラぬいぐるみ…)
(ふわふわ…) - 34二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:55:16
独占欲×キスマークがないと出られない部屋この2つはssの題材に使えそうだ!独占欲のスキルlv3を手に入れた
- 35二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:55:36
メカマドラぬいぐるみはふわふわなのか否か
- 36二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:58:28
- 37二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:00:14
私のふわふわアイによるとメカドラぬいぐるみはふわレベル3ぐらいね
問題なくふわふわよ - 38二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:00:21
ブルトレが触れるくらいふわふわだし大丈夫大丈夫
- 39二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:04:32
- 40二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:05:00
- 41二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:06:42
いいよ
- 42二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:07:05
- 43二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:07:20
「…あら、どうされましたかトレーナーさ…」
「ダイヤ、どこにもいかないよね?」
しがみついてくる小動物…いやサトトレに、いつもとは違うものを感じ取りつつそれでもいつものように抱き締める。
普段なら頬を赤く染めて暫くオロオロしてるのだが、今日はすぐに腕を回すと強めに抱き返してきた。
「トレーナーさん、私はどこにもいきませんよ?」
「うん、そうだよね…」
「…」
ちらりと覗くサトトレの瞳、いつもなら見える特徴的な金色のダイヤは心なしか暗く見えた。彼は縋りつくように顔を見上げる。
ウマ娘のパワーでなら、人を引き寄せることも抱き上げることも容易い。ダイヤは抱き上げようとして
「ね、ダイヤ。だから…僕の傍から離れないでほしい。僕が見えないどこかへ行かれるのはとっても嫌なんだ…」
「トレーナーさん…」
逆に抱き上げられると二人でベッドにダイブする羽目になり、上から乗られるような形で抑え込まれた。
相変わらずその目は隠れているが、その口元からは独占力とその他諸々の感情が渦巻いてるのが見える。
「…煽ってくるトレーナーさんが悪いんですよ。折角いつもじゃ見れない積極的なトレーナーさんにわくわくしてたのに…」
「ダイヤ…んう」
思い切りぎゅっと抱き締め、そのまま横に転がる。どうやら彼女の独占力スイッチも押してしまったらしい。
元々独占力を点火してる側のダイヤと、先程向けてくるようになったサトトレ。どちらが重いかは明白だった。
「…ん、かわいいです」
「んんっ…」
互いにその独占欲を満たそうとする二人。時間も気にせず、ベッドの上でいちゃつく。二人きりで誰にも邪魔されない。
───一日中ずっとこんな感じだったので、独占力のエンチャントが外れたサトトレは隅へと恥ずかしさで縮こまった。
短文失礼しました
独占力ということで、普段くらう側のサトトレに向けてもらいました。ほらもっと独占力を向けるんだトレーナー達。
独り占めしたくて束縛して甘えてくる幼女…いけませんね、これにはダイヤちゃんも思わずぐちゃぐちゃにしたくなってそう。 - 44二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:17:01
良い独占力です……
普段独占力を発揮しない人から取れる物は確実に有ります
ましてやそれが目隠れロリのサトトレともなれば……
やはり独占力は良い…… - 45二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:18:22
ダイヤちゃんつよい…サトトレがわいい…
ちょっとしたら自分も独占力ss投げるね… - 46二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:27:19
なげりゅ
- 47二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:27:22
超短文独占欲系のを投げて今日は逃げます
- 48二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:28:07
ワクワク
- 49二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:29:03
- 50二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:29:39
何かすいません、本当に短いので…すいません
- 51【初感情/制御不能】22/05/22(日) 23:30:15
「……ねぇ」
「ん?何だよ」
「何だよ、じゃないわよ。どうしたの?」
そう言うダイワスカーレットに答えるのは膝の上に頭を乗せている黒ダストレだ
「別に、何かよく分からねぇけどこうしたくなってな」
「変な事もあるのね、明日は雨かしら」
「るっせ、自覚はしてるからそれ以上は言うな」
そう言って顔をそむけるように転がるが顔が赤くなっているのは隠せていない
「……そう、ならもう言わない」
「そうしろそうしろ」
それから先はゆったりとした時間がすぎるのであった。 - 52二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:31:14
これ以上長いのは想像できませんでした!
- 53二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:33:25
良き良き……
黑ダストレさんは、あまり普段は触れ合う事なんてなさそうですし
ちょっと可愛らしい独占力を発揮するんですね - 54二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:35:22
てぇてぇじゃん…あったか…
- 55二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:44:09
じゃあそろそろすいません…自分も一レス失礼します…
- 56二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:44:41
「大丈夫?トレーナー」
「…う、ん平気だから」
見慣れたトレーナー室のソファに座り込みながら絞り出したような声で返答を返す。
割れるような痛みの脂汗を隠して、気を抜くと震え出す悪寒を無視して、感覚の薄い左脚を握りしめる。
天気が崩れたせいか急に痛み出したこの脚が憎い。よりにもよってどうしてテイオーがいる時にこうなる。
不安そうに、真剣にこちらを見る瞳から逃れるように瞼を閉じる。
いつものことだ少し経てば収まる。歩けるようになったら一応タキトレに診てもらうか病院にでも行けばいい。
俺が我慢すればいい、耐えればいい、俺一人で。
テイオーはこれから友人達と遊びに行くんだからこれ以上迷惑をかけるな。
「…ほら、みんな待たせちゃってるんだろ?大丈夫だから、早く行ってやって」
嘘。大丈夫なんかじゃない。そばにいて欲しい。私といて欲しい。
違う、違う、ちがう。俺はトレーナーなんだから。
そう思ってるのに、身体は浅ましい本音を溢れ出す。
「…いか、ないで」
漏れ出た言葉は戻らない。
「一人、にしな、いで…」
ドアに手をかけたテイオーが振り返って微笑む。
「…うん分かった」
嫌そうな顔一つせずに私の前にしゃがみ込んで瞳を合わせてくれる。
「トレーナー。ボクはここにいるから、ずっといっしょにいるから」
「う、うぅ…ごめ…ごめん…」
「大丈夫だよ。だから、泣かないで」
顔を押さえ込んだ手を優しく離してテイオーがハンカチで涙を拭う。
迷惑をかけて申し訳ないのに、約束を破らせて謝りたいのに。
いっしょにいてくれるのが、嬉しくて。
ああ、なんて醜い独占力なんだろうか。 - 57二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:45:32
話が…違うっすよ…独占力ssはえちえちな目に合わせてもいいって…
最近テイトレの明るい話ばっかり書いてたからたまには重いものをね。こんなん書いてるから雨でビッチャビチャになるんじゃない? - 58二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:50:33
重い……っ!
でも、こんなジメジメした独占力も良い……!
悪いと思いつつも心が満たされてしまう……
そんな葛藤と共にテイトレにはトイオーを束縛して貰いたいですね - 59二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:51:24
- 60二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:52:29
十人十色だなぁ……(先発の独占力SSを見ながら)
自分も投げます - 61二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:53:57
◎チアネイチャは独占力持ち
前略。ナイスネイチャがトレセン学園屋上のベンチにて悶々としています。
新人トレーナーたちに囲まれて何やら嬉しそうに応対してる自身のトレーナーを目撃して、なぜか居た堪れなくなってしまいこんなところまで来てしまいました。頼れる先輩役ができて嬉しいのが分かってても、ちょっとだけ許せないもんなんです。
「うにににに……! こんなのトレーナーさんがウマ娘になった直後以来ぃ……! ……はぁ、なーんで今更こんなモヤモヤしちゃうかなー……」
昔は考えるより先に視線の矢を射飛ばして安心を得ていたからでは? とツッコミを入れる者は残念ながら彼女のそばにいません。
(……あ、いたいた。ネイチャー。……ネイチャ?)
後ろから聞こえるのは屋上の扉の開閉音と愛しの担当を呼ぶ女性トレーナーの声。でも振り向きません。彼女は絶賛不貞腐れ中なのです。面倒くせぇ。
(……そぉーっと。そぉーーっと……)
そろりそろりと忍び足でネイチャに近づくネイトレ。いや口に出とるがな。無論ネイチャは奇行に気づいていながらあえて無視してます。ほんとこいつら。
そして彼女たちの間では挨拶のような後ろ抱き(あすなろ抱き)からの、
「だーれだ?」
「……目を隠さないとダメじゃないですか?」
「そこはまあ、『ふてくされてます。構ってくんないとやだー』って感じの背中だったから?」
「…………アタシの背中そんな風に見えた?」
「うん。そんなとこもいじらしくて好き」
口に出さずとも態度が何より雄弁な模様。
「……いいですよ、もう。アタシが勝手にやきもち焼いてただけですし、離してください」
「え? いや」
「……もしもーし? なにゆえー?」
「もうちょっと構ってほしいんでしょ。嫌ならスルリ躱せるはずだし」
「……トレーナーさんが構ってたいんでしょ?」ギュッ
「ん。半分正解♪」ギュッ
胸の前で組まれた腕に手を合わせるネイチャ。少しだけ強く抱きしめるネイトレ。……なんてことないよくある日常です。
(終) - 62二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:54:18
- 63二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:56:53
ネイチャ:構ってー
ネイトレ:構わせてー
こいつら…! - 64二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 23:59:57
お互いが独占力を向け合うのは良い物だ
行けーっ!向かい合って抱けーっ! - 65二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:00:57
めんどくさいネイチャ最高にヒロイン力高すぎて好きが過ぎる
- 66二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:02:19
めんどくせ…(すき………)
- 67二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:11:31
タマ、誕生日おめでとうなんだよ
うん………SSも絵も用意できてないんだ……うん……はい - 68二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:20:24
このレスは削除されています
- 69二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:22:32
SSを投げます
- 70二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:23:50
「トレーナーさん、おはようございます」
「………」
「えっと…トレーナーさん?」
いつも通り部屋に入り、いつも通りの挨拶をしたはずが、トプトレは何も返事をしない。
ふらり、と立ち上がると背中でなにか赤いものが一瞬出て、消えるような感覚の後にそのトプトレの目がトップロードの目と合う。
そこにはいつものような光がなく、黒くぐるぐると何かが渦巻いていた。
「えっ…あの…トレーナーさん?」
「今日、誰と話しましたか?」
「え?あ…オペラオーちゃんと、アヤべさんと、たづなさんと…クラスの…みん…」
トップロードはそれを最後までいえなかった。トレーナーの耳がどんどん絞られ、脚を地面にガリガリしているからだ。
見るからに不機嫌。彼が普段そんなことはしないはずなのに。
「何故ですか?」
「何故…?」
「私以外の存在となぜ会話をする必要があるんですか?あなたのその声も、顔も、髪も耳も目も首も方も声も表情も腕も肩も脚も走りも全部全部全部全部全部私のモノのはずです。なのに何故他人に、そいつらにそれをさらけ出す必要があるんですか?」
「トレーナー……さん?」
「あなたは私だけのトップさんです。いつだってそうであるはずですし、そうなんです。なのに何故、何故何故何故、私以外の有象無象にあなたを取られなければいけないのですか?横取りされる道理は無いはずです。あなたは私だけの、私以外が目にしちゃいけないんです。一生私の傍で…ずっと…」
「ヒッ………」
「食べるものも、吸う息も、体温も聞く音も見るものも夜寝るのも朝目覚めるのも喋る内容も触るものも浴びるお湯も歯磨き粉も私だけのです」
「トレーナーさん…何かおかしいです…こう…分からないですけど…」
「おかしい……?今、誰かと私を較べましたね?何故今他人を思い浮かべたんですか?あなたには私だけが居るはずです。それで十分ですし満ち足りてます。私だけを見て、私だけに満たされてください…トップさん」
ぎゅっ、とトップロードに抱きつき、強く腕に力を入れて話さないトプトレ。するりと自身のネクタイを解くと、それを彼女の首に巻く。
「…これは……?」
「あなたが、私の、私だけのトップさんである証です。今日はもう…返しませんよ?」
トプロは────監禁されかけた
オペトレは────恐ろしいものを見た。
おしまい - 71二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:25:45
行数の関係でツメツメですわ!申し訳ありませんわ!
彼は天然というある意味自意識的なストッパーがない分、こういったのに取り憑かれるととまりませんわ!
独占欲逃げけん制束縛がLv.7くらい付いてますわ!
楽しかったですわ! - 72二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:28:28
うわーっ!
天然培養独占力……!
これだけの独占力……トプトレさん恐るべしです - 73二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:34:07
こええよお!みんなしてこええよお!の中に
いくつか清涼剤が混じってて…これが癒し… - 74二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:39:43
- 75二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:43:44
- 76二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:44:28
こいこい
- 77二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:44:34
ちゅどーんとかと一緒にぶっ飛んでる時とかによく見るよね
- 78二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:44:49
「その姿……ヒシアマゾン、なのか?」
そこには俺がいた。これはうわさに聞く過去の自分が出てくる夢というやつだろうか。ヒシアマを担当し始めた頃だなぁ。
「それにここはどこなんだ!?」
……うん、普通は驚くよな。最近のトレセン学園は変なことばっか起こるから、一般的な感覚を忘れていた。
「だいたい分かったよ。つまり君は未来から来たってことだろ」
「正確には過去と未来で同じ夢にいるってことだけど」
「せっかくだから、未来の君に聞いて良いか?」
「答えられることなら」
「ヒシアマゾンは元気かい?彼女とは仲良くやってる?」
「元気だよ。今日もタイマンしたし」
「へぇ!君もタイマンするのか」
「他には聞かないのか?例えば活躍させることができるのか?とか、気を付けることとか」
初めて担当したときは色々と心配していたはずだ。
「それは……不安ではあるけど。これから俺が頑張ることだから。先に結果を聞くと慢心しそうだし」
「そっか」
元々教える気はなかったけど。今の俺はヒシアマと一緒に頑張ってきた結果だから、過去は変えたくないし。
それはそれとして、過去の俺に会ったら確かめたいことがあったんだ。
「じゃあ、俺から1つ良いか?タイマンしようぜ」
俺はどれくらい成長したのか。
- 79二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:44:52
あ、こいこい
- 80二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:45:13
「良いタイマンだった。……これで何戦目だ?」
「この夢、なかなか終わらないなぁ」
「流石にもうタイマンすることもないよな」
「料理対決しようとしたら食材が無限に湧き始めたのには驚いたなぁ」
「そういえば、君の料理好きはお母さんの影響かい?」
「そりゃそうだけど……。なんでそんな当たり前のことを?」
「ヒシアマゾンの料理に似てたからさ」
「?」
「ヒシアマゾンの娘だろ、君は」
「は!?いやっ、ちがっ」
──ピピピピ
「俺はお前だ!!」
嘘だろ!?ずっと誤解したままだったのか!!?
料理とか同一人物だと気づくチャンスはいっぱいあっただろ……
鈍すぎないか、おれぇ…………
自覚なしにヒシアマゾンの影響を受けまくっていたヒシトレさん、自分に勘違いされるほどに。
未来から来たとだけ言って名乗らなかったのが悪い。
シリアスなお題来たと思ってたのに……
- 81二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:48:19
そりゃヒシアマ姐さんそっくりなんだもんヒシトレ…
- 82二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 00:51:34
いい…
- 83二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 02:08:08
「トレーナーさん痛くありませんか?」
「あぁ、大丈夫」
ウマ娘スーパークリークの右手には白い綿毛がついた耳かき棒。膝の上にいる俺は、その耳かきをされている最中だ。
クリークはいつも通り優しい表情で俺を見ている。そんな彼女を見てるとなんだか落ち着くな…… しかし、何故こんな状況になったかというと話は数分前に遡る――
「トレーナーさん耳掃除をしましょう!」
スーパークリークが唐突にそう言い出したのだ。
「えっ?急にどうしたんだ?」
「トレーナーさんがウマ娘さんになってから耳掃除をなさってないのではと思いまして……」
「あー確かにそうだな」
ウマ娘になってから随分経つが、耳掃除なんて一度もしてない。耳の中も汚れてるだろうしやってもらうとするかな。
「ほらトレーナーさんこっちに来てください〜」
クリークはそう言うとソファの上に座り、自分の太腿をポンポンと叩いた。
「ここに座ってくださいね〜」
「……うん」
そして今に至るというわけである。正直担当に甘えすぎている気がしてならないがこの身体になってからはクリークの世話になりっぱなしなので申し訳ない気持ちもあるのだが好意に甘えることにした。
柔らかい膝枕の上で仰向けになる。するとクリークは俺の頭を優しく撫でてきた。
「では始めますよ〜まずは外側から綺麗にしていきますね〜」
クリークはそう言って耳かき棒を手に取り、俺の耳の外側をカリッと軽く掻いてくる。
「痒かったり痛かったりしたらすぐに教えてくださいね〜」
カリッカリカリッ クリークはゆっくり丁寧に耳垢を取っていく。あまり強くなく程よい力で掻かれるのはとても心地よかった。
カリッ、コリッコリッ 耳の中に異物感を感じる。今まで感じたことのない感覚だが嫌ではない。むしろ心地よいくらいだ。
「もう少し奥の方までいきますね〜」
カリッ!コリコリッ! さっきよりも少し強い力が加わる。でもやっぱり痛くはない。
「はい終わりました〜次は中に入っていきますね〜」
クリークは耳かき棒の先端を耳の穴に入れてくる。そのままゆっくりと手前側に向かって引いていく。
「あっ…」
思わず声が出てしまった。人の身であった時はで特に何も思わなかったがこの身体になってからは初めての経験だったのでつい驚いてしまった。
クリークは耳かき棒を動かす手を止めて心配そうな顔をしている。 - 84二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 02:08:58
多分俺の声を聞いて驚いたのだろう。しかし、クリークの手つきは非常に繊細で気持ちいいものだったため、自然と出てしまうものだ。だから別に気にしないで欲しい。
「大丈夫ですかトレーナーさん、続けていきますね〜」
クリークは安心させるように微笑みながら再び耳かきを再開する。
カリッ……コリコリ…… 先ほどよりも更に丁寧かつ繊細な動きだった。まるでマッサージを受けているかのような感覚に陥る。これは癖になってしまうかもしれない。
「トレーナーさんのお耳、とても綺麗ですね〜」
クリークはうっとりとした声でそう呟いた。
「毎日ちゃんと手入れをしてるからな」
「偉いですねぇ、よしよし」
ウマ娘になってから身だしなみには気をつけているつもりだ。髪や尻尾はもちろんのこと、爪や顔なども常に清潔に保つよう心掛けている。しかしクリークはそれを褒めてくれた。それだけでなんだか嬉しい気分になった。
「ウマ娘になった日にクリークに教わったからな、しっかり守らないと」
あの日以来、クリークに言われたことは全て守っている。髪を乾かす時も櫛を通すし尻尾油による手入れも欠かさないようにしている。もちろん風呂上がりにもしっかりとケアをしている。
「ふふっ、私の教えを守ってくれてるんですね〜」
クリークは嬉しそうに笑った。
それから暫くの間クリークは黙々と作業を続けた。時折聞こえる小さな吐息と鼻歌だけが部屋に響いていた。膝から伝わる彼女の温もりが優しさに包まれているような気がして、このままずっとこうしていたいなと思ってしまう。
「はいトレーナーさん終わりましたよ〜」
クリークは優しく囁きかけてくる。
俺は起き上がってソファに座り直した。
「ありがとうクリーク」
「いえいえどういたしまして〜」
クリークは笑顔で応えてくれる。その様子からは疲れなど微塵も感じられなかった。 - 85二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 02:09:12
「どうでしたか?私の耳かきは?」
「すごく気持ちよかったぞ」
「それは良かったです〜」
クリークは満足げに笑う。
俺は耳を触ってみるが全然違和感がない。それどころか非常にスッキリした感じがある。こんなに気持ちよくなるなら定期的に頼みたくなってしまうな……
「トレーナーさんさえ良ければまたいつでもしてあげますよ〜」
そんなことを考えているとクリークは満面の笑みでそう言ってきた。
本当にありがたいことだな…… 今度これまでの事を含めたお礼をしなければと思うトレーナーであった。 - 86二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 02:10:15
ネタ被りしてそうだけど耳かき物です
- 87二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 06:40:12
おはメカ
起きたらSSいっばいでハッピーメカ - 88二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 07:11:39
おはメカ〜
独占欲トプトレに死ぬほど愛されたいメカ…
でも今日は月曜メカ… - 89二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 07:52:46
クリークとクリトレの優しい空間が良い
- 90二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 07:57:49
おは140-90-55-80
耳掻きでの二人だけの時間良いね…
ところでバンブーが風紀委員でバクシンオーが学級委員長だけど、他にも委員になってるウマ娘って居るんだろうかとふと気になった - 91二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 07:59:46
- 92二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 08:04:56
クリークが保健でイクノが総務とかじゃなかったっけ
- 93二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 08:14:46
- 94二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 08:46:06
朝からss投入していい?
- 95二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 08:48:18
良いよー
- 96二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 08:48:54
「んー、腕落ちたかなー?」
「…パマトレか、それでこれは…射的してるのか?」
「そうだよー、私、射的は得意なんだー」
コルクガンを構えていたパマトレは、ふと後ろからかかったファイトレ(女)の声に顔を上げて振り向く。
表情の変わらない二人は、しかしパマトレは耳と尻尾、ファイトレ(女)はごく僅かな声色から好意的なのは分かった。
「む…先程腕が落ちたかもと言ったなパマトレ。なんとなくだがその原因が分かったぞ。」
「ファイトレさんー、その原因ってー」
数発撃つ姿を見たファイトレ(女)は、その動きからいつもより下手になった…と言っても十分上手い彼に推測した原因を伝えた。
「感覚というか、その胸だな。大方重心がその質量体のせいで崩れたから、その分手ブレが酷くなっているのだろう。」
「なるほどー」
確かに身長の変化とそれ以上にHカップの胸は、パマトレの今までの感覚と噛み合わずブレるのも当然だろう。
納得してズレを補正しようとする彼を、ファイトレ(女)は手伝おうと言い、後ろから抱き締めるような格好で支える。
「持ち方ももうちょっと…こんな感じでずらした方がいい。ウマ娘のパワーなら多少強引なやり方でも保持できる。」
「う〜んー、こうしてみると中々胸が邪魔だねー」
「そういうものだからな。かくいう私もより大きくなったせいで銃が撃ちにくくなった。…と、流石だな。上手じゃないか。」
ポンポン的に当てていくパマトレに、もう補助はいらないと離れたファイトレ(女)はその腕前に感心していた。
「ああそれと、胸の揺れが気になるならブラにもこだわるといいとも。もし相談するなら…キタトレにでも聞くといい。」
「へー、ありがとうー」
「彼ならそういうのはしっかり聞いてくれるだろう(まあ元男だが)。…それと、私も撃ってみようと思うんだが…」
───このあと二人で射的の腕を競い合ったりした。
短文失礼しました
新しいトレで一つ、射的が特技らしいのでこういうこともあったんじゃないかなと。急激に変化したらバランスは崩れるよね。
バスト3桁かつカップもここで最高級のキタトレはこういう相談してそう。パマトレの人、何か意見等遠慮なく言ってください。 - 97二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 08:56:22
良き良き
まあ、急に大きな重しが胸に付いたらそうもなるか… - 98二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 09:03:44
総務委員にはアヤベも所属してたと思う
- 99二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 09:04:02
いいね……
- 100二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 09:33:01
デッカイよね……
- 101二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 11:13:20
今日、5月23日は映画会社の松竹にちなんだ記念日が2つ
1つは「ラブ・レター」という映画のPRで
5(こい) 2(ぶ) 3(み) ≒ 恋文 との事で「ラブレターの日」としている
もう1つは「はたちの青春」という映画の上映日にちなんだ物で
この映画は日本で初めてキスシーンが撮られた映画で、それにちなんで「キスの日」としている
つまり「ラブレターの日」と「キスの日」なので、ラブレター贈ったりキスしたりするんだ - 102テイトレのキッス!?!?!!?22/05/23(月) 11:27:22
なかなかロマンチックな日なのですね
- 103二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 11:32:12
- 104恋文の返答でキスされろテイトレ22/05/23(月) 11:34:01
- 105顔を赤くして恋文を読めテイトレ22/05/23(月) 12:01:47
いつもは伝えられない想いを手紙にしたためて伝えることができるってスゴい良いと思います…
- 106二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 14:19:14
- 107二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 14:33:50
うおおおキスフライ!!
- 108二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 14:41:53
「……ラブレター?」
「ああ、そうだ。最近皆の間で流行っているようだが……」
「ふーん……」
いつものような生徒会室。いつものように仕事をしていた彼女に話を振っても、彼女はぴくりとも反応しなかった。
「普段なら、すぐ何か言うと思ったのだが……」
「……私、ラブレターって貰うのは得意だけど書いたことないなぁ、って」
「成程、そんなことか」
「……そんなこと、って何さ。ルドルフだって多分書いたことないでしょ?」
「さあ、どうだろう」
「……いいもん、ルドルフに書くラブレターなんてないから」
「……それは、どういうことだ?」
軽い沈黙を明け、彼女が呟く。
「……どうせ、ルドルフならずっと私の言葉覚えてるでしょ」
「ああ、覚えているとも」
「……だからラブレターなんていらない、でしょ?」
「さあどうだろう。少なくとも、君の言葉は記憶だけに留めるというのは、とても寂しく、物足りないものだ」
「……ルドルフ、一週間後にラブレター、交換ね?」
「勿論。君の為なら、今すぐにでも書こう」
その一週間後、開いた便箋の側で顔を真っ赤にして俯く魔ルドがカフェテリアで目撃されたという。 - 109二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 16:55:52
かわいい魔ルドトレたすかる
- 110二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 17:10:45
ラオル、MODお借りしてプレイしてますが本当にトレ達が動いてるの見て感動しました……それはそれとしてめちゃくちゃ難しい
- 111二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 18:56:20
少し拗ねたりルドルフからのラブレターで恥ずかしがるルドトレさんかわいい…
- 112二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 19:12:41
遅れましたが独占力SS上げます
- 113二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 19:13:00
よしこい!
- 114二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 19:15:52
『独占力★★★』
今日も満面に周囲にマーベラスを振りまくマーベラスサンデー。
いつもの光景いつもの日常、モブトレはやや離れたところから風景を見ながら平和を享受していた。
そこへモブトレの胸ほどの背丈しかない小さなウマ娘、マベトレが近づく。
いつもであったならマベトレが加わり巻き込まれ結果的に元気をもらえるはずであったが、その日は"違って"いた。
「ねえーモブトレおにいちゃん★ なんでそんなにマベのことを見ているのー★」
「うん?マーベラスサンデーはいつも元気だなっと思ってさ」
「モブトレおにいちゃん★」
「ん?」
マベトレの雰囲気がなにか違う気がする――そんな風に疑問に思っているとマベトレはうつむきながらつぶやく。
「マベがね~★ みんなにマーベラスを分け与える。それはとってもマーベラスなこと★
でも、みんなはマーベラスはわからないー★ わかりあえないー★
でもね★★ 私だけがそのマーベラスな景色を共有してるのー★ そしてこの景色は私とマベだけのもの★ 誰にも渡したくない★ だからね★」
そしてマベトレは顔を上げる。
「マーベラスの一端もわからないようなよわよわでざこなモブトレおにいちゃんにはマベを視て欲しくないんだー★」
――そう言うマベトレの瞳は吸い込まれるほどに漆黒に包まれていた。 - 115二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 19:16:10
その異様とも思える気配に押されたモブトレは本能的に危険を感じ取りその場から逃げるように立ち去っていった。
その逃げたモブトレを入れ違いのようにマーベラスサンデーがマベトレのもとへ駆ける。
マーベラスサンデーは小さくなっていくモブトレの背中を見ながら、マベトレが何を話していたのか興味津々に聞く
「トレーナー何を話してたの?それはきっとマーベラスなこと☆」
マベトレはさっきまでの雰囲気が嘘のようにいつもの顔でマーベラスサンデーと接する。
「なんでもない世間話だよー★。そうだマベ、レースも近いし作戦を練るのにも学園だと見ている人も多いしー★ 私営の施設でみんなには秘密の特訓をしよー★」
「でも、トレーナー次のレースは併走練習が鍵って言ってなかった?」
「少し方針転換★併走なら私がやってあげられるし、私のスタミナなら数人分付き合ってられるー★だからねお願い」
「う、うんトレーナーが言うなら」
そう言いその場から半ば強引かのようにマーベラスサンデーを連れ出すかのように手を引いていくマベトレの口元は嗤っていた。
- 116二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 19:16:41
- 117二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 19:28:44
ヒエ……
- 118二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 19:32:05
深淵…!恐ろしすぎる…
- 119二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 19:33:31
マーベラス★(恐怖)
いったいマベサンは何処に連れて行かれたのか……
きっとマーベラスな事になっていますね…… - 120二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:19:30
マベトレさんこわい…
独占力ってこんなに恐ろしいスキルなのね - 121二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:27:50
なにせ速度にぶっささるデバフだからスタミナ削るより効果的なこと多いからね…(多分違う目線
- 122二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:43:05
SS投げても良いですか?
独占力とは関係無いけど
というか独占力発揮しているトレーナーはいつも書いてる(グラトレ感) - 123二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:43:34
- 124二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:44:11
それじゃあ投げますね~
- 125二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:44:44
「こんにちは~、グラトレですが~」
「は~い」
トレセン学園の昼下がり
普段なら校庭の片隅で野点を立てて一服している時間だ。
しかし、今日は訳有ってとある部屋の前で大きなカバンを持って部屋主が扉を開けるのを待っていた。
「グラトレちゃんいらっしゃい」
そう言って扉を開けて出て来たのはフジキセキ担当トレーナーのフジトレさん。
今日はフジトレさんに少し用が有り、この様にフジトレさんのトレーナー室へと足を運ばせて貰ったのだ。
「フジトレさん、こんにちは~」
「こんにちは……ささっ、どうぞ入って入って」
改めて挨拶を交わし、フジトレさんに導かれるままにフジトレさんのトレーナー室へと入らせて貰う。
「気にせず好きに座って貰って構わないよ」
「ありがとうございます~、それとすみませんが荷物も置いても構わないですかね~」
「うん、大丈夫好きに置いて良いよ」
「では、お言葉に甘えさせて貰いますね~」
フジトレさんに言われるがままにソファーに座らせて貰い、荷物であった大きなカバンも脇に置かせて貰う。
中身のせいかこのカバン、中々に重かったよ……
「グラトレちゃんは緑茶で良いかな?」
「ええ~、ありがとうございます~」
「グラトレちゃんの為に茶葉を買って来たんだけど、口に合わなかったらごめんなさいね?」
「ええっ、そこまでされたんですか?」
「うん、でも僕が好きにした事だからグラトレちゃんは気にしないでね」
「でも、今日はお礼に来たのですが……」
「でもグラトレちゃんのお手伝いをしたのはカムちゃんだから、お礼はカムちゃんにして貰えたら十分だよ」
「……フジトレさんがそう仰るのなら仕方有りませんね~」
カムちゃんとフジトレさん双方にお礼を持って来ていたのだが仕方無い。
まあ、お茶会の席で出せる物だから問題無いだろう。 - 126二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:45:01
今日フジトレさんのトレーナー室へと来た理由。
それは以前、グラスの代わりに美化委員の仕事をした時にフジトレさんのペットの大百足に害虫駆除をして貰ったお礼だ。
…キチキチキチキチ
「おや、噂をすれば来ましたね~」
「おいで、カムちゃん」
このフジトレさんの首に巻き付いたカムちゃんと呼ばれる大百足。
50cmというサイズもだが、人の言う事を聞いてくれる知能の高さも有って害虫駆除要員として重宝されている。
……まあ、たまに虫嫌いの人が目撃して腰を抜かすのはご愛敬。
「ふむ……それでフジトレさんの言う通り林檎を持って来たのですが~」
百足が喜ぶ物とはいったい……と、悩んだ果てに何か餌をあげるしか思い付かず。
仕方無いのでフジトレさんに直接聞いてみた所、美味しい林檎で良いと言われたので持って来たのだが……
……百足って林檎食べるの?
「肉食にみえて百足は雑食なんだよ、肉食の気が強いけどね」
疑問が顔に浮かんでいたのだろう、フジトレさんが補足説明をしてくれた。
雑食だったんですね百足。
「そうだったのですね~、勉強になりますね~」
「うん、だから気にせず切り分けてあげて?」
「はい、そうさせて貰いますね~」
そしてこれまた懐より取り出した短刀で林檎を切り分けてカムちゃんへと差し出す。
すると待っていましたとばかりにカムちゃんは林檎を齧り始めた。
「うん、カムちゃんも美味しそうに食べてくれているね」
「それは良かったですよ~」
正直林檎で本当に良かったのか半信半疑だったので、美味しそうに林檎を食べてくれるカムちゃんに安心する
これで心置きなく別件の話をする事が出来るよ。
「それでフジトレさん、もう一つの件ですが~」
「あの話だね」
「ええ~、なのでフジトレさん……服を脱いで貰えますか~」
- 127二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:45:19
服を脱いで下着姿になろうとしているフジトレさんを尻目に持参した大きなバックを開き中身を取り出す。
カムちゃんに手伝って貰ったお礼をしたいとフジトレさんに話した時に頼まれた物がその中に入っているのだ。
「え~と、脱ぎましたよ?」
「すみませんが~、そのまま立っていて貰えますか~」
「ちょっと恥ずかしいですけど、分かりました」
「それでは着付けていきますね~」
フジトレさんに頼まれた物は着物。
どうやら着物を着て過ごすトレーナー達を見て着てみたくなったらしい。
そしてそれとは別に、担当のフジキセキさんを驚かせたいという思惑も有る様だ。
という事で、フジトレさんに似合いそうな着物を見繕ってバックに入れて来たのだ。
それからフジトレさんの着物の着付けを進めていき……
「帯は苦しくないでしょうか~」
「はい大丈夫ですよ、丁度良いみたいです」
「ではでは~、これにて完了ですね~」
無事に帯の調整も終わり、フジトレさんの着付けを完了しました。
濃ゆい赤色を基調として白い藤の花で彩られた着物に金の筋が入った黒い帯。
我ながら中々の選択だと自負しています。
「ありがとうグラトレちゃん!」
「わぷっ!?」
着付けの終わりを聞いたフジトレさんはとても嬉しそうに感謝の言葉を述べてくれました。
その言葉だけでも着付けをした労力が報われるというものですね。
まあ、感極まったのか直後に頭を抱き抱えられフジトレさんの胸に押し付けれましたが……
殆ど同じ身長なのにだいぶ大きさに差が有りますね、着物の帯で持ち上げられていてその事がよく分かります。
- 128二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:46:02
……さて、そんな事よりも確認しないといけない事が有る。
「フジトレさんは~、この色で良かったでしょうか~」
あくまでこの着物は俺がフジトレさんに似合いそうだと選んだ物、フジトレさんが気に入るかは別の話だ。
最悪この着物を基に別の色や柄を決めて貰わないといけない。
「全然大丈夫だよ、とっても綺麗だと思ってるくらい」
「それなら良かったですよ~」
どうやら杞憂だったらしい。
自分が選んだ色が綺麗だと言われたら中々に気分が良いものだ、着せ替えたがるウラトレさんの気持ちも少し分かる気がする。
そうして一通り着物を着た自分を見回したフジトレさんが一つの疑問を口にする。
「でも本当に綺麗な赤だね、どうしてこの色を?」
「ふむ……赤は古来より厄除けや生命の象徴の色でして~、縁起の良い色として扱われるのですよ~」
「厄除けと生命の象徴か……」
「そして藤の刺繍には~、不死と掛けて長寿の意味が込められているのですよ~」
「長寿……そうか、フジにはそんな意味が有るんだね」
「ええ、そうですよ~」
フジトレさんが言った藤に別の意味が込められていたような気がしたが……
詮索するのは野暮と言う物だろう。
- 129二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:46:22
…カチカチカチカチ
「……おや?」
「あっ、カムちゃん?」
どうやら少々しんみりとした空気になったのを察したのか、カムちゃんが牙を打ち鳴らして空気を変えてくれました。
……まさか百足に気を使われる時が来ようとは、やはりカムちゃんはお利口さんだ。
(嘘でしょ……お利口で済ますの……)そんなツッコミが何処からか聞こえた気がした……
何はともあれ、折角カムちゃんが気を使ってくれたのだ。
このままのんびりとしたお茶会を始めるのも良いだろう。
きっと着物を着たフジトレさんがお茶を飲む姿は様になるだろう。
「それではお茶を淹れさせて貰いますね~」
「待ってグラトレちゃん」
「はい?」
「僕に淹れさせて貰えるかな?」
「ですが~、フジトレさんは慣れない着物を着てられますし私が淹れますよ~」
「ううん、着物を着付けてくれたお礼をしたいんだ……それに、フジが帰って来る前にある程度慣れておきたいしね」
「おやおや、それは良いですね~、それではお願い致しますね~」
「ありがとう、グラトレちゃんは寛いでいてね」
「ではでは~、お言葉に甘えますね~」
「うん、言葉だけじゃなくても、僕に幾らでも甘えて良いからね」
「……そうですか~」
その後
フジトレさんにお菓子をあ~んされる等、甘やかされながらのんびりとお茶会を楽しみ。
フジキセキさんが帰って来る前にフジトレさんのトレーナー室から退去させて貰いました。
フジキセキさんを着物姿で出迎えて驚かせるという計画の成否は、翌日の上機嫌で肌が綺麗になったフジトレさんを見れば分かるのでした。
うまぴょいうまぴょい
- 130二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:46:46
- 131二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:57:56
お疲れ様です
ぶっちゃけフジトレはマジでエミュしようとすると色々面倒くさい上ライブ感で書いてるところも強くそしてSSとかで表現しきれてない部分もあるため無問題です!!
そもほかの人の解釈を楽しみに見てる節もありますから!
- 132二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:58:40
こうして着付けをしてるの新鮮味があって良いね…
藤がフジと掛かってるのに加えて長寿の意味合いがあるのフジトレさんにあってる上にちょっとしたユーモアがあるみたいで好き - 133二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 21:13:11
- 134二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 21:22:34
そのトレーナに合う柄を選んでの着付けいいものだ
なにげに短刀持ってるグラトレコワイ - 135二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 21:47:50
グラトレさんの口調眠くなってきそう
ほわほわしてる - 136二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 21:53:21
短刀こわいめう…
だからキッスで場を和ませるめう…
ついでに宴会もするめう… - 137二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 21:58:24
- 138二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:01:49
- 139二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:05:42
色が真逆だから二人並ぶと映えるなぁ
気を使わない関係という物は良い物だ
タマモクロス誕生日おめでとう! - 140二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:12:05
- 141二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:26:23
- 142二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:28:01
🎈
タ
マ
モ
ク
ロ
ス
誕
生
日
お
め
で
と
う
それはそうとようやく私はフクキタルの誕生日絵に着手し始めました
いつになるかは分かりません - 143二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:28:30
ヴッ(流れ弾)
- 144二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:28:50
いい……人の時は割とかっこいいよね
- 145二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:32:12
まるで黒タマに人外の瞬間があるみたいだな
黒タマが可哀想だろ!! - 146二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:42:06
そんな…
俺達から見たら斧に見えていただけで
実は黒カフェは人の姿をしていた黒タマを振り回していたなんて…! - 147二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:50:34
- 148二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 22:56:22
3ヶ月…ア゛ッッ…ヴゥゥゥゥ…(魂の擦り切れる音)
- 149二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 23:05:21
時が経つのは早い…
- 150二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 23:09:24
3ヶ月、3ヶ月…!?
- 151二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 23:16:22
かわいい…
- 152二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 23:17:52
一瞬4次元殺法コンビにみえてしまった………
そう思ったら四次元殺法コンビにしか見えなくなった - 153二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 23:20:59
日を跨ぐ前にキスの日ネタ投下しますよ?
- 154二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 23:22:01
どうぞ!
- 155二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 23:22:23
「ラブレターの日か…」
ここ最近、浮足だっているように感じるこのトレセン。ラブレター、キスの日というのが理由だろうか。
割と普通の学生生活をおくり、まだ記憶に新しいほうな俺にはそういう気持ちはまだ分からなくもない。
「そういえば…」
…ファインとキスしたことはあまりない。ファインは王族…今やすっかり認められ、なんならあちらに引き込まれるんじゃないかと時折思ったりもするほどではあるが…いくらこの姿とはいえ、キスはそうそう出来ない話だった。ハグならもうしてはいるが。
「ねぇねぇ、キミ、今日はなんの日か知ってる?」
「ファイン、ラブレターの日とキスの日だね。」
…などと言っていればすぐに来た。やはりこの殿下は俺の心でも読めるのだろうかとでも勘ぐってしまう。
(ファインと双子みたいな姿だし、双子特有の互いに状況が分かるというアレだろうか。どうなんだろう…)
「どうしたの、トレーナー?」
「いや、ちょっと考え事をしてただけだよ。」
覗き込まれるように見られるのは少し落ち着かない。身長まで並んでしまったので、顎クイとかも普通にされるように。
…なお、ウマ娘パワーこそ手に入れたが、SPの人達やファイン相手に力で勝負したら普通に負けるので結局変わらなかった。
「ねぇ、キミ。」
「…え」
───頬に暖かい感触がした。目一杯にうつる離れていくファインの顔に、キスされたことに気がついた。
「ッ!」
「今日はキスの日だよ?ふふっ、言葉じゃなくて行動で示すのもいいよね。…ね、してくださらない?」
そう言われて引き下がりはできない。丁寧に彼女を引き寄せると、これみよがしに向けられた頬にバードキスをする。
…どうやら、お気に召してくれたらしい。さて、この後見守ってるSPさん達になんて言おうかと俺は考え始めた。
短文失礼しました
ファイトレ(男)視点、キスの日だそうなのでラブレターよりはファインならこっちかなと。ファイトレ(女)はいつものやってるし。
何気にうちのトレでは一番常識的な感性を持つ若いトレなので、こういうのは彼だからこそ。他3人はそれぞれねー - 156二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 23:32:45
いい……
- 157二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 23:43:31
こういうの好き…
甘酸っぱさが残ってるの良いね - 158二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 00:04:48
いいね…
- 159二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 00:22:24
甘くて好き…
- 160二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 00:45:32
暗闇の中を行く。
ただ、足音だけを響かせながら。道なき闇を、夢とも現実とも分からぬまま進んで行く。
それはまるで無意識のうちに何かに導かれているようでもあり。
自身の意思でその先に待つ『何か』を目指しているようでもあった。
しばらくして、足音が止まる。何もなかった無から、突如として扉が浮かび上がる。
何処に繋がるとも分からない。そもそも繋がっているのかどうかすら分からない扉。
非現実な光景を目の当たりにしても、不思議と進もうとする意思だけは確かだった。
僅かな静止の後、躊躇うことなくゆっくりと静かにその扉を開けた。
白い光が辺りを包む。
あまりの眩しさに目を瞑ったのも一瞬。気づけば先刻までの暗闇はなく、とある一室に立っていた。
特徴のないきわめて普通の部屋。ただ、普通というには少しだけ狭く、そしてあまりにも寂しいと感じてしまうのは内装の少なさ故か、それとも部屋の隅に蹲っている『彼』の存在がそう感じさせるのか。
『彼』はその場から動こうとはしない。背を向け、体育座りで俯いたまま、声を出すこともせず、ただ、物のようにその場に在るだけ。こちらの存在に反応する素振りもない。
ゆっくりと『彼』のもとへ歩いていく。声も、表情も、背丈も、感情も。どれだけ近づいても全く分からない。
それでも、俺は『彼』をよく知っていた。 - 161二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 00:48:35
ゆっくりと腰を下ろし、『彼』と背中合わせになる形で座る。触れ合っても『彼』に変化はない。ただ呼吸音と共に微かに揺れる鼓動が伝わってくるだけ。
それはまるで今にも消えそうな灯のようであまりにも弱々しかった。
言葉が届くとは、到底思えなかった。そもそも俺はそんな資格を有してはいない。止まりかけている『彼』を立たせ、動かすのは、他でもない『彼』自身しかいない。
だから、これは独り言だ。意味を持たない、空へと無造作に放つ、『自分』への語りかけ。
「─救いは、ある。誰にも。いつか必ず訪れる」
ささやくように。
「間違えてもいい。転んでもいい。止まってもいい。また歩ければ、それでいい」
いのるように。
「待っていてくれる誰かがいる。隣にいてくれる誰かがいる。自分を呼んでくれる誰かがいる。一緒に歩いてくれる誰かがいる」
ねがうように。
「ゆっくり歩いてきて。
───未来で待ってるから」
勝手に期待されて。勝手に失望されて。勝手に傷ついて。勝手に絶望して。現実全てを悲観していた過去は、間違いなく切り捨てられない自分の一部だ。
例え姿形が変わってしまっても、時を経ても、絶対に忘れない。だってそれは、俺が俺であったという証だから。
痛みを。苦しみを。悲しみを。迷いを。喜びを。感謝を。愛しさを。希望を。
その全てを背負って、生きていく。
───
「トレーナーさぁん…?だ、大丈夫ですかぁ~…?」
「せんせー!起きて、起きてー!」
目を開けると、そこはいつもと変わらない日常だった。
「あはは…ごめん。ちょっとぼーっとしてたかも」
あの時見ていた世界よりも、広くて、明るい。そんな場所に、今は居ることができる。
「いつもありがとね、二人とも」
「…?こちらこそ、ですぅ…?」
「急にどうしたのー?どういたしましてー!」
かけがえのない今を、生きている。
- 162二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 00:49:55
乗り遅れた気がしますが過去の自分ネタです。終ぞトレの名前が文中で出せなかったのでここで補足するとメイショウドトウのトレーナーです。設定が設定だけにそこそこ重苦しい話にはなってしまいましたが、もう乗り越えた話なのでそこまでではないはず。
余談ですが、ドトトレは書いたssの関係上、ウマ娘化から一年以上明確に時間が経過してたりします。最後の方で「二人」と言っているのは担当がドトウ以外に一人増えているからです。ドトトレを先生呼びするちょこちょこ出番があったりなかったりする彼女ですが、実はアイボリーシュシュという名前が一応決まっていたり。キャラ付けはてきとうですが。
長々と駄文に加え後書き失礼しました。
- 163二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 01:01:18
いい…過去を乗り越えて今があるのが改めてわかって最高…
- 164二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 01:14:38
「待たせてしまっただろうかトレーナー君?」
「いや、今来たばかりだよ。ルドルフ」
待ち合わせ場所には既に夏物の白いシャツとフレアスカートに左耳には自身と同じ耳飾りを着けた〈彼〉いや今はウマ娘となった〈彼女〉の姿があった。
肩まで伸びた艶やかな黒色の髪と、透き通るように白く美しい肌。スカートから伸びた手入れが行き届いた尻尾。
普段のスーツ姿とは違う私服姿のトレーナー君を見るとつい見惚れてしまう。
「どうかしたのかルドルフ?俺の顔に何か付いているかな?」
「いいや、何でも無いよ」
最近のトレーナー君はとても女性らしくなってきたと思う。トレーナー君自身は気付いていないみたいだが、服の好みが以前とは変わっているし、何より仕草一つ一つがとても色っぽく見えるようになった。
「じゃあ行こうか、ルドルフ」
「ああ、そうだね」
私はトレーナー君の隣を歩く。今日はこれから二人で映画を見に行く予定なのだ。映画館に入り、座席を確保する。
「どれを見るんだいルドルフ?」
「そうだな……これにしよう」
《初恋キャロットケーキ2 ハチミツの甘い香り》以前二人で見た映画の続編である。前回の作品も丁寧な恋愛模様を描かれていたが、今回はどうなるのだろう。私は期待に胸を膨らませながらチケットを購入し、席に座った。
館内は休日にしては珍しく私とトレーナー君の二人だけだった。やがて照明が落ち、スクリーンに映像が流れ始める。 - 165二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 01:16:42
─前作と同じくとある喫茶店でウマ娘の主人公とトレーナーが出会うところから始まる。
お互いに惹かれ合うものの、選手とトレーナーという壁が立ちはだかる。それでも二人は諦めず、様々な困難を乗り越えて結ばれ、幸せになるという内容であった。
席の間隔が狭いからだろうか。お互いの尻尾が触れ合い、その度にドキドキしてしまう。
映画の終盤に差し掛かった頃、不意に隣から視線を感じた。横目で確認すると、トレーナー君がこちらをじっと見つめていた。
目が合った瞬間、彼が慌てて目を逸らす。
私はそんな彼の反応が面白くて、つい肩を寄せ互いの耳を擦り付けてしまう。
カチャリ 耳飾りがぶつかり、音を立てる。それに驚いた彼はビクリと身体を震わせる。
ふふっ、可愛いなぁ……
そんな事を思いながら、私は誘うように自身の尻尾を揺らめかせる。
すると、それに釣られたように、トレーナー君の尻尾が私の尻尾に絡みついてくる。そのままお互いに尻尾を擦り合わせる。耳元に吐息を吹きかけると、また身体を小さく跳ねさせる。
「んっ……」
漏れ出た声を抑えようと、口元に手を当てる姿が愛らしい。
そのまま尻尾を撫で続ける。時折、尻尾の付け根を軽く叩くようにして刺激すると、面白いくらいに身体を震わせた。
「……るどぅ……」
トレーナー君が何か呟いたが聞き取る事が出来なかった。
「すまない、よく聞こえなかったのだがもう一度言ってくれないか?」
そう言うと、トレーナー君は顔を真っ赤にしながら答える。
「だから、その……当たってるから……」
「ああ、これの事か……」
私がわざと尻尾を動かすと、トレーナー君はびくりと肩を震わす。
「すまない、少し調子に乗りすぎたようだね」
そう言って尻尾を引っ込めようとしたのだが、彼から尻尾を絡めて来て離れられなくなってしまった。
「その……もう少しだけなら良いから……」
顔を真っ赤に染めたトレーナー君は消え入りそうな声で囁く。そんな彼に私も我慢が出来なくなり、尻尾を強く押し付ける。
「あっ……」
「ふふっ、本当に可愛いねトレーナー君は……」
「か…可愛くなんてない」
「そんなことは無いさ。今の君はとても魅力的に見える」
そう言いながら、トレーナー君の頬に口づけをする。 - 166二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 01:17:38
「だ、だめだって……ルドルフ」
私はそんな彼を更に追い詰めていく。耳元に指先を当てながら、耳飾りを引っ張るようにして弄「ひゃめっ……あぁっ」
耳と尻尾を同時に責める度に、身体が小刻みに震えている。力が抜けていき、私の身体の上に倒れ込んでしまう。
彼の体重を感じているはずなのに、何故か重さは感じられなかった。むしろ心地の良い温かさを感じていた。
乱れたシャツから覗く鎖骨に、つい視線を奪われてしまう。気が付くと、無意識のうちにそこに唇を押し当てていた。
「ん…るどる…ふ」
突然の事に驚くトレーナー君。私は構わずに首筋に舌を這わせ、強く吸う。白い肌に赤い痕が浮かぶ。
我に返り、彼の顔を見ると、涙を浮かべて恨めしそうに睨みつけてきた。
「すまなかったね。つい夢中になってしまった」
そう言った後、トレーナー君は恥ずかしくなったのか、そっぽを向いてしまった。
─上映終了を告げるアナウンスが流れる。私は立ち上がり、トレーナー君の手を引く。
まだ余韻が残っているのか、トレーナー君の顔はまだ赤く染まっており、瞳には熱が篭っていた。
「すまないトレーナー君。今の君を見ていると、どうにも抑えが効かなくなってしまってね」
「別に気にしなくていい…その……嫌じゃ無かったから」
彼の尻尾は左右に揺れており、機嫌が良い事を証明していた。私は思わず、トレーナー君の手を引き寄せて抱きしめてしまう。
「ちょ、ちょっとルドルフ!」
「ああ……やはり君の匂いは落ち着くな」
髪から香ってくる甘い香りを堪能する。私が勧めたシャンプーの香りと、彼自身の持つ優しい匂いが混ざり合ってとても心地よい気持ちになる。
「トレーナー君、今日はこのまま帰らないかい?」
「えっと、それはつまり……」
「ああ、そういう意味だよ。今日は君とずっと一緒に居たいんだ。駄目かな?」
トレーナー君の返事は分かりきっているが、それでも聞いてみたくなるのが乙女心というものだ。
「……分かったよ。今日は一日付き合うよ」
「ありがとう、トレーナー君」
二人は手を繋ぎ歩き出す。
この日、私達はいつも以上に愛を深め合ったのであった。 - 167二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 01:18:34
前スレのマッサージの続きです
- 168二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 03:12:37
ドトトレの未来から過去へ送るメッセージ
ルドトレのミッシングリンク的なお話
そういった心の変化でのシリアスでしか取れない栄養素は確かにある - 169二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 06:17:05
栄養素多岐に渡る問題
- 170二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 06:33:22
栄養素はなんぼあってもいいからな……
- 171二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 06:55:00
良いSSは朝の目覚めに効く
- 172二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 07:02:47
栄養補給
- 173二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 08:45:41
ss投下しますね
- 174二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 08:47:08
「え、ええ…」
キタトレのトレーナー室に入ろうとする一人のウマ娘、その手には筆記用具やら宿題やらトレーニングメニューやら。
「寝てる…」
…扉の先ではソファに腰掛けて眠るキタトレと、その両肩に凭れ掛かるようにして眠っているサトトレとキタサンの姿が。
(よく見たら肩っていうか、あの巨乳に頭を預けてる…気持ち良さそうに寝てるなぁ。)
キタトレが夜間でも働いているのを知ってる一ウマ娘としては、超人ではなく同じ人なんだなと仮眠姿を見て思った。
とはいえ、色々教えてもらいたいから来た訳だし起こそうとしたが、その大変さを知る彼女は起こそうにも起こせなかった。
「う〜ん…」
仕方なく冷蔵庫からドリンクを取り出して飲む。好きに飲んでいいと言われてるので、静かに開け閉めしておく。
「…美味しい…はっ!」
すわ声量的に起こしてしまったのではないかと振り返る。…3人は相変わらず眠ったまま、ほっと胸をなでおろした。
───ここでうっかり気を抜いてしまったのが運の尽きだったのだろう。置いてあったガラスのコップに肘が当たる。
「…あ」
気づいた時にはもう遅い。ガラスのコップは倒れ近くにあった別のコップに当たり特有の高音を発生させる。
「…誰かしら。」
「…」
「zzz…」
「し、失礼してます…」
ぱっちり目を開いたキタトレと半目でやや不機嫌そうにも見えるキタサン。サトトレは変わらずお休み中。
「す、すみませんでした!」
「まあ私はいいけど…キタ、あんまり言わなくても大丈夫よ」
「うん、今度から気をつけてね」
「zzz…」
…その後キタトレとキタサン、途中で起きてきたサトトレに色々教えてもらい、目的は達成した彼女だった。
短文失礼しました
昼寝してる人達と起こしちゃうお話。近くに寝ている人がいると静かに動くのはよくある話ですね。
キタちゃんは実馬の方で昼寝を邪魔したら怒るそうなので、参照してみました。サトトレは安定に子供仕様です。 - 175二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 09:14:36
寝てる時に起こされると機嫌が悪くなるのほんとうにわかる
実馬の特徴がウマ娘にも表れているのはウマ娘の面白いところの1つだと思う - 176二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 09:23:48
起こすと申し訳なるよねぇ…
- 177二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 11:01:11
おはよー!!起きてー!!カンカンカンカン!!カンカンカンカンカン!!朝だよ!!外明るい!!ねえねえ!!見て見て!!すごい!!外!!明るい!!!!カンカンカンカンカンカンカンカン!!カンカンカンカン!!起きてー!!カンカンカン!!
この後の私の生存率を求めなさい - 178二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 11:40:22
- 179二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 11:48:07
一応グーグル検索でSite:URLを使えば探せるけど手間なのは間違いないのでこまめにまとめようね(X敗)
- 180二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 11:50:33
いやじゃいやじゃ!!
うぃきなど編集しとうない!! - 181二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:09:58
スマホでWikiからSSに飛ぶとレス番号無視して強制的に上に戻されるのってバグとかではなく仕様ですかね?
- 182二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:11:11
2〜3日以内にWikiに纏めている俺 高見の見物
漏れが有ったら泣く - 183二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:11:32
多分そうだと思う
- 184二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:12:08
掲示板側の仕様だったかな
- 185二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:12:41
自分も戻されるわ
多分仕様なのかも? - 186二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:13:23
良かった戻されるの俺だけじゃ無かった
- 187二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:43:22
スマホだと中々不自由な事もある…
次スレ立てます - 188二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:46:42
- 189二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:48:18
立て乙
- 190二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:48:22
今日は日本初のゴルフ場が開設された事を記念したゴルフ場の日
トレーナー達はゴルフをするといい
邪魔にならないようズボンやスカートの中にシャツの裾を入れたり、ワンピース姿になったトレーナーは良いと思う
そしてゴルフスイングするトレーナーは破壊力有ると思うんだ - 191二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:48:45
たておつなのじゃ
- 192二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:48:50
立ておーつ
- 193二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:49:03
たておつです
- 194二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:50:21
- 195二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:50:35
立て乙メカ
- 196二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:51:35
立て乙
- 197二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:52:01
立て乙っつ
- 198二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:52:23
流しそうめん
- 199二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:52:39
昼寝
- 200二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:52:56
ご飯