女装ドーベルトレssまとめ

  • 1二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:03:41

    ここはこのスレ内のssをまとめたスレです

    女装ドーベルトレss書いたものなのだが|あにまん掲示板シチュエーションの妄想が止まらないので、ssになる前のシチュエーションだけを書きこむスレを建てようと思いこのスレを建てた皆も妄想を書き込んで欲しい(ちなみに大元のスレ主がやめてくれと言う場合はこのスレ…bbs.animanch.com

    原点のss

    ドーベル、俺女装そろそろ辞めたいんだが…… 【怪文書風味】|あにまん掲示板ドーベルが男嫌いなのは知ってるし、それを承知でスカウトしたのは俺だよ。最初はまあ、大変だったよな……。会話も上手く成り立たなかったし、お前も緊張で全然走れなかったしさ。懐かしいよ。それで、そんな俺らに…bbs.animanch.com

    書いたやつ

    とある女装ドーベルトレーナーの苦悩|あにまん掲示板(許可を頂き設定をこちらから拝借しました)https://bbs.animanch.com/board/72109/俺はメジロドーベルのトレーナー。女装している。何故って思うだろうがドーベルの為なのだ…bbs.animanch.com
    とある女装ドーベルトレーナーの…|あにまん掲示板設定をお借りした元スレ様https://bbs.animanch.com/board/72109/前スレhttps://bbs.animanch.com/board/75890/URAを無事優勝したド…bbs.animanch.com

    書いてくれたやつ

    【女装ドーベルトレSS】悪いのはアタシ|あにまん掲示板【はじめに】設定の根本は下記スレをはじめとした「女装ドーベルトレSS」の設定に依るものです。以下作品を先にお読みいただくことを推奨いたします。内容に関しては極力直接的でない表現になる様に勤めております…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:04:45

    自己ベスト更新のご褒美に胸を触らせてほしい。ドーベルの発言に最初は戸惑うトレーナー。アルダンの男性不振から仲を改善したい、同僚トレーナーとそのパートナーメジロアルダンに相談してだされた女装案。初めは戸惑いが合ったが少しずつつ、トレーニング結果やレース結果は上昇しつつあってからのこの発言。
    そもそも自分はいくら女の格好を使用と男性だ疑問しかなかったが、ドーベルにメジロ家に引き取られるまでの境遇を聞いて、心の奥に母性を求めてしまうのだろうかと思い了承してしまった。

  • 3二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:05:16

    初めは服の上から、撫でるような指使いでくすぐったく感じる程度だったが、ドーベルが日々のトレーニングを真面目にこなし、タイムを更新する度に少しずつ大胆になっていった。
    服を剥ぎ、胸を触り、揉み出し、吸い付きはじめるには余り時間がかからなかった。
    この頃から、ドーベルはトレーニングの後の一緒に食事を摂ろうとお弁当を手作りしてくれた。和洋中メジロ家の料理人に指導を受けていたのか、バラエティーとみ美味しいお弁当だった。
    数ヶ月も立ち、レース結果は順調に上昇し、タイムも好調、いい事づくめの筈だが、トレーナーの体は少しずつ女性らしさを増していた。

  • 4二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:05:37

    自己ベスト更新よ。
    ドーベルの発言はトレーナーとしては喜ぶ事なのだが、最近は拒否の姿勢を見せると露骨に不機嫌な顔をしてこっちが根負けしてしまう。夜のトレーナー寮に訪れ、胸を見せるとベッドの上で吸い付き始める。最初は真っ平らだった胸に脂肪が乗り始め、腰や尻も女性らしい丸みを帯びた体になった。メジロ家の主治医が言うには、ドーベルに対して母性が働き、女性ホルモンが増加したのが原因だと言われた。

  • 5二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:05:58

    季節が巡り、夏の季節になった。
    ドーベルは順調にレース結果を出し、自己ベストを更新し続けていた。夜にはトレーナーの胸をイジり、週末には女性服を着せ、派手な下着やふりふりした服をトレーナーに買い与えていた。
    海に行きましょう。
    ドーベルはメジロ家のプライベートビーチにトレーナーを連れ訪れた。
    ビーチではアルダンとその同僚トレーナーも一緒に訪れていたが、ドーベルが用意した水着は女性用のキャミソールタイプ。眼を開き、抗議したが、その胸で男性用水着は無理。絶対ダメ!
    トレーナーの胸は日々ドーベルに吸い、揉まれ、Bカップに近いサイズまで大きくなっていた。

  • 6二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:06:24

    ○○だよな。
    同僚は眼を開きおどろいているようだ。
    アルダンは可愛らしい水着ですねと褒めた。
    顔を真っ赤にしたトレーナーはドーベルの後で縮こまる。ビーチでは距離が近くなったドーベルにどぎまぎして、泳ぎに集中できず、ビーチバレーでは激しい動きに胸が引っ張られ、散々な夏だ。
    夜になり、ドーベルが部屋に訪れ、昼のバレーで勝ったからとご褒美をせがんだ。
    体は女性に近いたがアソコは元気だし、立派な男性なのだ。海に着いてからの様々な痴態についてドーベルに文句を言っていたのだが、ドーベルは肌着を脱がし、吸い付き、揉む。
    ドーベルの手付きは日々イヤラシくなり、体は正直になっていた。
    ここなら、声を抑えなくてもきこえませんよ。
    ドーベルは目を潤ませながら言った。

  • 7二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:06:46

    朝になり、胸に違和感を覚え目覚めるとドーベルが胸を吸っていた。
    昨日は夜中まで吸い付き、揉みこんだ胸なのに飽きない子だ。ドーベルと一緒に髪を整え、最低限の化粧して朝食を食べるためにコテージに向かった。アルダンと同僚トレーナーはお互いに顔を真っ赤に染めていた。ゆうべはお楽しみでしたね
    朝食を食べ終え、部屋に戻り、ドーベルが持ってきた水着に着替えさせらた。昨日の水着より、大分際どいビキニタイプだ。
    イヤだキナイ。
    服で泳ぐと言ったが、水に濡れれば下着が透けるわよ。ビキニと変わらないと言われ、着替えせられる。
    アルダンはワンピース水着、同僚はスタンダードな男性用、ドーベルは色が違う白いビキニで自分はビキニにショートパンツ。
    ドーベルは昨日胸を痛がっていたのを気にして、激しい運動は提案しなかったがアルダンと海辺でビーチフラッグを競争をしていた。ビーチパラソルの下で同僚と寛ぎながらタイムを測る。
    ドーベルに泳ぎを教わりながら、ゆったり泳ぐ。来てよかった。よかったのか?
    夜にはドーベルが来て、ビーチフラッグに勝ったからと胸を触りに来た。飽きないのだろうか?
    結果は順風だが男の尊厳が大分削れた気がするが夏を満喫した。

  • 8二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:07:42

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  • 9二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:08:46

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  • 10二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:09:47

    このレスは削除されています

  • 11二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:10:30

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  • 12二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:11:17

    「トレーナー行きましょう」
    彼女はメジロドーベル自分の担当ウマ娘だ。
    トレセン学園に赴任した日の帰り道、ガラが悪い男性達に絡まれていた時に手助けをしたのが初めての出合いだった。
    翌日の模擬レースで彼女の走りに惚れ込み、トレーナーになる事を申し込んだのだが、彼女は男性への苦手意識からか、トレーニングや模擬レースで合う時も表情が固く、あのレースで見せた走りも十分に発揮できていないように見えた。
    はあー
    「どうした、ため息なんかついて」
    仕事帰りに先輩トレーナーに連れてかれた、飲み場でつい愚痴をこぼしてしまった。
    「明日アルダンに相談してみるか」
    彼は同じメジロ家メジロアルダンのトレーナーなのだ。正直一人では改善が難しい問題だと思っていたので有り難い申し出だった。
    翌日ドーベルのトレーニングも終わった放課後に二人を訪ねたのだがアルダンは驚きの一言を話す。
    「女性の姿になってみませんか?」
    いくら自分が男性では小柄な体型とはいえ、流石に難しい、何より男のプライドと言う物が
    「○○トレーナーは誠実でウマ娘の事を真剣に考えてくれる方だとお聞きしました。ドーベルはとても優しい子ですがあの子の男性の苦手意識は改善するのに長い時間がかかると思います。少しでも苦手意識を改善するのにはいいと思いまして」
    アルダンの言葉が重い。3年間長いようで短い時間だ。新米の自分は少しも無駄にはできない。背に腹は変えられないのか。
    「昨日トレーナーに相談されてから、家に用意をお願いしてあります」
    アルダンに車で運ばれお抱えのデザイナーさんだろうか、体の採寸、女性の化粧についてあれこれ、コルセットの付け方など、なんでも女性のシルエットは腰が重要だそうだ。
    化粧をされ、カツラを付け、レディースのパンツスーツに袖を通す。
    「お似合いですね」
    鏡の前にはスーツを着たキャリアウーマン。
    自分の男性としてのプライドを砕かれながら、
    「ドーベルも○○トレーナーと仲を深めれば、自然と男性姿にも慣れてくれると思います。」

  • 13二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:14:32

    翌日の朝、メジロのお手伝いの方が寮に来た、何でも自分が慣れるまでとアルダンが頼んでくれたそうだ。
    おはようドーベル。
    朝からいきなり自分のトレーナーが女になったのだ。アルダンから話は聞いたようだが…

    「トレーナーごめんなさい。私が男性を苦手なばかりに気を使わせてしまってすぐ慣れるよう努力するから。」
    ドーベルは頭を下げて、トレーニングに向かっていった。

    女装を始め2ヶ月はたっただろうか。朝の身だしなみの準備も慣れ、髪もカツラがいらない長さになった。ドーベルの走りは輝きを取り戻し、レース結果も好調だ。トレーナーとしては喜ぶ事なのだが、ドーベルの男嫌いの改善はなかなか難しいようだ。

    「トレーナーお弁当食べましょう」

    午前のトレーニングが終わり。お昼の時間だ。この格好をするようになり、食堂に行きづらく困っていたのだが、私が苦労をかけてるからとドーベルがお昼にお弁当を作って持ってきてくれるようになったのだ。

    メジロのお抱え料理人に教わっているらしく、和洋中バラエティーに富んだ美味しい弁当だ。

    「トレーナーベストタイム更新したわ」

    ドーベルの笑顔、担当になって本当によかった。

  • 14二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:15:29

    「ねーよかったら、週末一緒にお買い物に行かない」

    この格好をするようになって、困った事はコルセットを着けるうちに細身に体型が少し変わってしまったのと化粧品などの買い出しだ。

    貰った化粧品が少なくなり、困っていた時にドーベルが提案してくれたのだ。有り難い申し出だったのだが、翌日ドーベルは女性のカジュアル服を持って部屋に来た。メジロ家で採寸したのを元に服をお願いしたそうだ。
    スーツで行くつもりだったのだが、お洒落な格好のドーベルに自分がスーツではと言い負かされてしまった。それから、買い物の度に服を持って来る。

    ショッピングモールの化粧品売り場を周り、一通りの買い物を済ませ、お礼も込めてドーベルにはちみーを奢った。ドーベルがお手洗いに行き手持ち無沙汰となってしまった。

    「ヘイ彼女よかったら、一緒に映画でも」

    女装をするようになってから、このように男に声をかけられる。声を上げ男だと言うと、大抵は去るのだがこの男は違った。

    強引に手を引き、連れ去ろうとした所に

    「私のトレーナーです」

    お手洗いから帰って来た、ドーベルに手を握られ走り去る。

    「ごめんなさいトレーナー。私が早く貴方に慣れればいいのだけど。」
    ドーベルは申し訳なさ気な顔だ。
    ドーベルが慣れるまでの辛抱だ頑張ろう。レース結果は順調だが、トレーナーの生活は少しずつ変わっていくのであった。

  • 15二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:17:42

    ピピピーカチッ
    フワァー
    まだ朝早いが担当のためだ。彼は顔を洗い、髪を整え、化粧を始めた。彼の担当ウマ娘メジロドーベル。トレセン学園に赴任し、彼女の走りに惚れ込み、担当を申し込んだのだが彼女の男性不振は根深いようで日々のコミュニケーション力にも苦労していたところを彼女の姉メジロアルダンに女装を奨められた。
    それから、ドーベルの緊張が解れたのか、走りのキレを取り戻した。レース結果は順風なのだが、彼には悩みができた。
    まずひとつは体型が少し変化してしまった事だろうか。男性にしては小柄な方だったがコルセットを着け始めのが原因でくびれができ始めた。肌のケアにも気を使いより女性らしい身体になったのだ。
    メジロ家の御用達のデザイナーが夏用スーツのためにと採寸に来た時に発覚したのだが、胸が少し膨らんでいたようで、メジロの主治医に見てもらい、女性化乳房と診断された。これは、女性ホルモンが多くなる事で男性の胸が大きくなる症状だそうで、特に危険はないそうなのだがこれ以上大きくなると生活に支障がでると困ってしまう。
    それから、2ヶ月程たち冬用のスーツのため、採寸した結果前より大きくなっていた。医者に相談しドーベルが男性を克服できるようになったら切除をしようと決めた。
    しかし、下着を着けないで胸が垂れると手術の負担が増えるそうで、どうしたものかと部屋で悩んでいると
    「ごめんなさいトレーナー」
    ドーベルの耳にも入ったのだ。

  • 16二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:18:41

    「主治医に聞いたんだけど、下着がいるんだよね。他の人に頼むは難しいでしょ。よかったら、今から買いに行こう。私が採寸するから」
    ドーベルがいつになく真剣な顔を向けた。
    流石に担当ウマ娘に採寸させるのはと言ったのだが、
    「キチンとしたの着けないと崩れるし、トレーナーも着け方解らないよね」
    と押し切られてしまった。
    ショッピングモールの試着室
    ドーベルに半裸を見られながらの採寸、メジャーを持ち、トップ、アンダー、順番に計り始めた。むず痒いしくすぐったい。
    「Aカップね。下も計らせて」
    下は今ある男性下着でいいといったのだが
    「洗濯室に男性のあんたが女性下着をもっていくの?」
    私が洗うから一緒に揃えてと言われてしまう。男のプライドやらなんやらがズタズタである。

    ドーベルはスポーツタイプのブラとコルセットが無くてもシルエットが綺麗になるからとロングラインというウエストまであるブラを選び、下のパンツもそれに合った物を買った。
    初めて着けた下着の感触に慣れないものだ。
    寮に帰り、化粧を落とし風呂場の鏡で自分を見てしまう。ドーベルと出会った頃と比べ、女性に近い、胸と尻に肉が付いた丸みを帯びたシルエットだが、下半身のトレーナーのトレーナーは変わらない大きさを保っていた。
    ドーベルのウマ娘としての成績は上がり調子。
    先輩トレーナーにも一人前になったと言われ、自分のトレーナーとしての実績も積んでいる。
    ドーベルの男性嫌いも、いつか治るはずだとトレーナーは思いベッドで眠りについたのだった。

  • 17二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:19:53

    春、クラシック期に入ったドーベルとの関係で始めた女装も一年経った。最近はほぼ女装して過ごしていて、特に意識してなくても肌のケア等をしないと落ち着かなくなってきた。
    今日はドーベルとの用もなく、久しぶりの休日。散らかっている部屋を片付ける絶好の機会だ。とりあえず出しっぱなしの化粧品を整理し、冬服を畳み押し入れにいれ、春服を引っ張り出す。すると、男物の服ばかり出てきた。当たり前だ。去年の春は女装を始めたばかりで、パンツスーツばかり着ていたのだから。
    逆に片付けている冬服は、女性物ばかり。家の中ではジャージだが、胸の関係で下着は女物だ。そういえば、最後に男物を着て、出歩いたのはいつだろうか?思い出せないくらい昔だと言うことに気づいて恐ろしくなる。
    そうだ。今日は久しぶりにジーパンでも履こう。と出してきた春物の中にあったジーパンを手に取って履こうとしてみた。しかし、きつい。太ももとお尻がパンパンで、チャックは上げられたが一番上のボタンが閉まらない。いつの間にこんなに太っていたのかと愕然とする。仕方がないのでボタンは止めず、ベルトで無理に閉めた。だが動きづらい。ジムにでも行って運動しなければ。上はとりあえず黒のインナーシャツを着て、ジャケットで胸を隠した。今日は、代わりのジーパンを探そう。

  • 18二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:20:24

    電車を乗り継いで大きめの百貨店に来た。セール中の安いのでも買おうと思っている。丁度、男性服売り場でセールをしていたため、とりあえずウエストの大きそうなのを探す。……今日はここに来るまでにやけに視線を感じた。今もだ。すごい見られてる。何故だろう?歩き方でもおかしいだろうか?女装を始めたばかりの頃はよくガニ股になっていたが今は、日頃から一本のラインを意識して歩いているから自然になってきているはずなのだが…。いや、違う。いまは女装してない。男がそんな歩き方してたら目立つに決まっている。…でも、どうやって歩いてたっけ?…こう、だったかな?駄目だ。歩きづらい。そもそも今日のジーパンがキツすぎるのも歩きづらさに拍車をかけている。スカートならもっと楽なのに…。
    そんなことを考えている時に店員さんに声をかけられた。
    「お客様、ジーパンをお探しですか?どなたかへのプレゼントでしょうか?」
    と言われたので自分用であることを伝える。
    「あっすみません。…あの、試着などをするようでしたらまたおっしゃってください。」
    と言って下がってしまった。何だったのだろうか。
    その内に良さそうなのを選んで試着室に入った。その時に、姿見を見て初めて店員の困惑がわかった。
    私のシルエットは、女性のものだった。ジャケットとジーパンの隙間のくびれは細く、しかしお尻と太ももは見事な曲線を描いている。しかもジーパンがお尻がつっかえて半ケツになってる!インナーシャツで肌は隠れているが、これはちょっといただけない。これじゃ痴女だ…。
    女性に見られてると気づいた瞬間急に恥ずかしくなる。何より、今日すっぴんだ。と一瞬思ったことが衝撃だった。
    とりあえず選んできたジーパンを履いてみたが、大きめのを選んだから履けるがシルエットが良くない。ダボダボだ。
    いやファッション誌にこういう感じのジーパンあったよな。と自分に言い聞かせるが、そもそもそれは女性誌だ。…今日はもうやめよう。ジムに行ってお尻周りを細くしてからまた買おう。
    そう自分に言い聞かせて百貨店を後にした。

  • 19二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:21:18

    その後も散々だった。百貨店を出たとこで若い男のグループに囲まれナンパされた。「半ケツじゃん!誘ってんだろ?」だと!男だって言っても寄ってきたから走って逃げた。それから駅で電車を待ってたら尻を触られ、思わずその場から走ってしまった。なんで今日はこんな目に合うんだ?
    電車に乗れたと思ったら、私の他には男が二人しか乗ってなかった。ちょっと嫌だなと思ったら、その内の一人が隣に座った。酒臭い。思わず席を立とうとしたら肩を掴まれて座らされた。嘘だろ。思わず小さく悲鳴を上げてしまった。絶対にこいつの顔は見たくない。そのまま太ももとお尻を触ってくる男。もう一人の男に助けを求めようとしたが、そいつはスマホを触って見向きもしない。最悪だ。スマホを取り出し角で殴ってそのまま他の車両に走った。駅員を見つけたので事情を説明し、駅に着いた時に取り押さえてもらった。その後の手続きとかは面倒で、結局家に着いたのは21時を過ぎていた。
    …今までなんどか、ドーベルがいたときにナンパにあった。でも今日ほどひどくなかった。…どうして?女一人でも、こうはならないんじゃ。私は、そんなに狙いやすいの?
    …目の前にある、朝、出してきた服。男物。あいつらが、着てたのと同じ。途端に吐き気がしてきて、自分の服だってのに、見たくなくなった。衝動のまま、男物をダンボールに詰めて、蓋をした。
    もう嫌だ。女装はやめたい。…でも、男に戻りたくない…。
    助けて、ドーベル。
    そのまま私は静かに、泣いた。

  • 20スレ主21/10/06(水) 20:23:47
  • 21二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 20:25:56

    「ねぇトレーナー今度この下着履いてみない」
    彼女の手には可愛らしい装飾を施された、フリルランジェリー。
    季節も冬に差し替わりつつある中で突飛な発言をしたのは、自分の担当ウマ娘メジロドーベルだ。
    あのな、ドーベル俺は男だよ。
    しかし、彼の性別は男だ。ドーベルの走りに魅了され、担当を申し込んだのだが彼女の男性不振は根が深いようで、担当になってからのトレーニングや模擬レースの動きは精細を失っていた。彼女の姉メジロアルダンからの提案で苦手意識を克服するために、彼は女装をしているのだが、一年近い女装の影響で彼の体や仕草は女性に近づいていた。
    「トレーナーに似合うと思うわ」
    下着を手に力説するドーベル。
    「今のスポーツタイプの下着も可愛らしいけど、たまにはいいと思うわ」
    ドーベル、いくら胸が膨らんで上も下も女性下着を着ているが男なんだよ俺。
    しかし、ドーベルはこう言った。
    「年末のレースで勝ったら、トレーナーへのクリスマスプレゼントとして受け取ってくれない」

  • 22二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 20:26:37

    ドーベルが出馬する年末のレースには、最近の有力ウマ娘が多数出馬を表明していた。勿論、勝つつもりで日々のトレーニングを組んでいるし、個人対策も万端だがそれは相手のウマ娘と担当トレーナーも同じ。
    「勿論勝つつもりでトレーニングをしているわ。トレーナー願掛けよ。願掛け。男性が苦手な私にこれまで、付き合ってもらって本当に感謝しているの」
    私を信じて欲しいとドーベルは言った。
    担当を安心して、レースに送り込みたいのは当然なのだがしかし…
    「あの競馬場のレコードタイム、○○○秒だったよね。私頑張るから、トレーナーにいいクリスマスプレゼントを贈りたいの」

  • 23二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 20:27:29

    ドーベルの真剣な眼差しについ頷いてしまった。ハードなトレーニングをこなし、相手の対策を練る。ドーベルの体も心もベストな状態でレースに送り込んでやりたい。トレーナーの顔も真剣だ。

    そして、この年最後のレースにドーベルは勝った。 
    「貴方じゃなけば、このレース勝てなかった。いいクリスマスプレゼントが渡せたわ」
    ドーベルの笑顔に担当をしてよかったとトレーナーは泣いた。

    そして、クリスマスの夜がやって来た。ドーベルはトレーナーがプレゼントした洋服に身を包んでいた。メジロ家の専属デザイナーさんにお願いして用意した物だ。しかし、ドーベルの手にはあの時のランジェリー。いつもトレーナーが着ているスポーツタイプの下着ではなく、カップが付き華美な装飾とフリルが付いた、際どい下着。ドーベルはあのレースでレコードを刻んだのだ。

  • 24二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 20:29:40

    「トレーナー男に二言はないわよね」
    ドーベルは期待に答えてくれた。しかし、自分は男だ。体は丸みを帯び、シルエットは女性に近づき、男のプライドが日々削られながらもアソコは元気だし、ドーベルが採寸で近づく時も抑えるのに苦労しているのだ。
    「この前のレースで負けた○○さんに勝ったわ」
    ドーベルは結果を出し続けてくれている。新米の自分の初めての担当で…
    「レコードも偶然かもしれないけど取れたわ」
    偶然なんかじゃない。ドーベルの日々積み上げた努力の結果だ。
    「トレーナー駄目かしら…」
    ドーベルの努力には報いたいが…
    「お願い」
    ドーベルの顔には涙が浮かんでいた。

    「綺麗よ。トレーナー」
    ドーベルの前には際どい下着に身を包んだトレーナー。男性のはずだが、日々着けていたコルセットにより腰はくびれ、肌は手入れによって白く、体は丸みを帯び尻や胸に脂肪がついた女性の体だ。
    「ねぇ、縮こまってないでもっとよく見せて」
    足を交差し手で前を隠してしまっていた。トレーナーのトレーナーはこの体に成っても元気なのだ。
    ドーベル流石にこれ以上は
    しかし、ドーベルの目は興奮に染まっていた。
    「トレーナーごめん」
    ドーベルはベットにトレーナーを押し倒した。手を解かれ、体は下着に包まれた、生まれる一歩前の姿を晒していた。
    ドーベル!!
    「ごめんなさい、私が男性不振なばかりに苦労をかけて。けど、貴方がトレーナーで本当によかった」
    体を抱き締められながら、耳元で呟かれた言葉。
    これで良かったんだろうか?ドーベルはレース結果を出し、自分は新米の実績を超えつつある。トレーナーはドーベルの頭を撫でながら、抱きしめる。
    「ねぇトレーナー。この服の下ね、トレーナーと同じなの」
    プレゼントとした服をはだけ、トレーナーが着ている下着と同じデザインの際どい物だ。
    春に出会った時よりも、女性らしさを増したドーベルの体はトレーナーには毒なのだ
    「みたい?」
    トレーナーの手はドーベルの服に……

    うまひょいうまひょい

  • 25二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 07:16:04

    このレスは削除されています

  • 26二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 13:32:50

    「おめでとう○○」
    「ありがとうございます先輩」
    まぁ飲め飲め、
    トレセン学園の近場の酒場、両者共にウマ娘のトレーナーだ。
    後輩トレーナーの担当ウマ娘メジロドーベルが初のg1レース勝利その祝い酒。
    「しかし、原因の俺が言うのもあれだが大丈夫か。仲は深まったんだろうが普段の生活は」
    後輩トレーナーとメジロドーベル。今でこそ、良好な関係ではあるが出会った当初はお互い息が合わず、良いレースを出来ずにいた。この酒場で後輩の悩みを聞き、彼が自身の担当メジロアルダンに相談したのを切っ掛けに両者の仲は深まったのだが…
    アルダンの解決策は女装、ドーベルの男性不振を少しでも軽減させるため、普段から女装を始めたのだ。
    「大丈夫ですよ」
    後輩トレーナーの口に泡を着けながら、可愛らしい一言。髪は綺麗に切り揃えられ、腰にはコルセットを巻き、女性物のパンツスーツに身を包んだ姿は女性そのもの。男性だと、言われても信じる人は少ないだろう。
    普段のちょっとした仕草にも女性らしさを感じてしまい、つい男だった事を忘れてしまう。
    初担当での一年目g1勝利。ドーベルとの信頼関係もしっかり築けているのだろう。トレーニング風景もコミュニケーションがしっかり取れているように見えるのだが、ドーベルの男性不振も根深いのか、一年近く女装を続けている。
    「先輩ごちそうさまです」
    明日のトレーニングも早い、軽く飲んで酒場を後にした。朱色に染まった後輩の姿は、女性の姿にしか見えず、男だったの忘れそうになってしまう。
    寮の帰り道ふと考えてしまった。
    アルダンに相談をしてよかったのだろうか?
    いやよかったのだ。新米トレーナーが初担当でg1勝利喜ぶべき事なのだ。
    後輩トレーナーの女装生活は長くなりそうだ。

  • 27二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 13:33:33

    「トレーナーおかえりなさい」
    寮の部屋にはメイド服を片手に持ったメジロドーベル。メジロ家のお手伝いさんの拝借したのだろうか、見覚えがある服だ。
    去年のg1レースから、ドーベルはレースに勝利する度にトレーナーにおねだりをするようになった。際どい下着や可愛らしい洋服を着てほしいという、可愛らしいものだがトレーナーは男だ。ドーベルの男性不振から始めた女装だが、なかなか症状改善にはならないようだ。
    「○○レースに勝った、だからね」
    ドーベルは目に涙を浮かべおねだり。
    「おねがい♡」
    うぅ
    トレーナーはドーベルの涙に弱いのだ。

    「トレーナー似合ってる」
    ドーベルの顔に笑顔を浮かべている。眼前にはメイド服に身を包んだトレーナー。カチューシャに白いエプロンスタンダードなメイド服。
    ドーベルの手には紅茶が添えられていた。日常的に飲食を共にしていた関係でトレーナーの紅茶の淹れ方も実に様になっていた。
    トレーナーの目には薄っすら悔し涙を浮かべ、ドーベルに奉仕していた。
    「ごちそうさま、美味しい紅茶だったわ」
    夜も遅いしお開きだ。トレーナーはカップを洗い、片付け、メイド服を脱ごうとしたが

  • 28二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 13:34:21

    「まだお菓子が残ってる」
    突然、ドーベルはトレーナーの手を引きベットに押し倒したのだ!
    ドーベル!
    ドーベルの手は止まることなく体を弄り始めた。スカートの上から、丸みを帯びた尻、コルセットにより美しい曲線を持ち始めた腰、そして薄っすら脂肪がのり始めた胸。
    初めは優しく撫でるような指使いだったが、次第に激しく大胆になった。トレーナーの顔は薄っすら赤く染まり、ドーベルはついにスカートの中に手を出した。
    トレーナーは声を上げるがドーベルの手は止まらない。
    「下着使ってくれたんだ」
    ドーベルは嬉しそうに言った。
    下着はクリスマスにドーベルがプレゼントした物だった。華美な装飾とフリルが付いたセクシータイプのランジェリー。ドーベルの手はトレーナーの丸みを帯びた尻に吸い付いたかのように離れない。
    そして、手はエプロンを外して胸元のボタンを外し始めた。抵抗するがウマ娘には適わず、トレーナーの胸元はあらわになった。
    下と同じデザインに包まれたそれは、去年始めて着た時よりも大きく見えた。
    「トレーナー、去年より大きくなったね」
    ドーベルの手はそれを優しく撫で回す。
    「あたしも去年より大きくなったの」
    ドーベルはパジャマのボタンを緩め、胸元をあらわにした。ドーベルの勝負服に近い色のランジェリー、春に初めて会ったその時より女性らしくなったその体はトレーナーには毒だ。
    ドーベルはトレーナーの耳元でつぶやく
    「みたい」
    ドーベルのパジャマのボタンをあと一つでも外せば見えるだろう。
    「いいよ」
    トレーナーの手は………

    うまひょいうまひょいうまひょい

  • 29二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 23:22:29

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  • 30二次元好きの匿名さん21/10/08(金) 02:25:17

    ジーパンssその後

    電車で痴漢されてから一週間経った。
    正直まだ思い出すし、男の人が寄ってくると警戒してしまう。特に酒の匂いがする男。昨日は金曜だったから他のトレーナー達は呑みに行ったが、今回は遠慮した。同僚達ならまだしも呑み屋には他の酔っ払いがいる。絡まれたくない。
    今日はドーベルとお出かけの約束をした。多分、元気がないのに気付かれたようだ。この間の話をちょっとだけしたところ、そのまま男のどんなところが嫌かの愚痴り合いになってしまった。男の自分がそういう話題で盛り上がるのはどうかと思うが、気分が楽になったのは確かで、ドーベルには感謝している。
    ドーベルはそのまま、その日のことを忘れられるようにと、男物の服を着た自分とお出かけをしようと提案してきた。ドーベル自身の男嫌いの払拭と、私の痴漢の経験をトラウマにしないためだ。つまり、女装をせずに出かけて、何事も無ければトラウマも軽くなるだろうというわけだ。不安もあるが了承した。
    今日着るのはボディラインを隠せるメンズのサルエルパンツとパーカーだ。ドーベルが用意してくれた。髪は帽子で隠した。
    ドーベルを待たせてはいけないと、待ち合わせの場所に15分前に行ったがドーベルは既に来ていた。遅れて申し訳ないと伝えると、
    「大丈夫。私も今来たばかりだから。」
    と返されてしまった。
    そのままドーベルと美術館の企画展をみたり、カフェを巡ったりして二人の時間を楽しんだ。ドーベルと一緒に居ると男だとか女装だとかといったことを忘れられて、素の自分でいられるようで楽しいと思えた。トレーニングの話、レースの話、メジロの子達の話、憧れるウマ娘の話、勝負服の話、流行のファッションの話、肌の手入れの話、コスメの話、靴の話、それからドーベルの蹄鉄の話なんかをして盛り上がった。
    充実した一日だった。
    その時まで。

  • 31二次元好きの匿名さん21/10/08(金) 02:25:58

    カフェを出た後ドーベルが気になるブランドがあるとのことで、百貨店に寄った。二人でそのままお店をいくつか巡ったが、途中で尿意を催したのだ。多分さっき飲んだコーヒーの影響かもしれない。おかわり無料だからって三杯は飲み過ぎだったかもしれない。
    ドーベルにお手洗いに行く旨を伝えて、トイレに向かう。そう、トイレ。いつもトレセン学園では男子トイレに入っている。皆事情を知っているからだ。女装してお出かけした時は多目的トイレを使わせてもらっていた。けれども今日使うべきは、男子トイレだ。女装はしてないから。多目的トイレだって本当は健常者は使わない方が良いから、男子トイレに入らなければならない。いや、入らなければならないっておかしいな。男なんだから、自然な話だ。男子トイレを使うのは。でも、立ってしたら服に飛び散る。いや、男子トイレにも個室のがあるし…。
    けれども、足が動かない。男子トイレの扉を見たら、止まってしまった。
    なんだ?何をしてるんだ?なんで、何を戸惑ってるんだ?尿意が迫ってきている。早く入らないと。いつも入ってるのに!何してるんだ!?
    でもここは、この中には男しかいない。…あんなのしかいない?この間の若いナンパ男みたいのや、あの痴漢みたいなのが、しかもこの中で、あれを、あれを出してる。
    途端に吐き気がしてきた。どうしようもなく汚い空間に思えてきて、後ずさってしまう。
    どうしよう。どうしよう。どうしよう。
    思考は堂々巡りを始めて、まともに頭が動かない。しかし、膀胱は限界だ。焦りばかりが募ってきて、
    「トレーナー?!どうしたの!」
    その時聞きたかった声が聞こえた。ドーベルだ。でも、何を伝えよう。何を。
    「ドーベル…、ドーベル!私…!」
    ドーベルは私の顔を見て、そのまま腕を掴んで引っ張っていった。多目的トイレへ。
    そうだ。多目的トイレ。いつも使ってるのにどうして気づかなかったんだろう?ドーベルありがとう。
    ドーベルのおかげで、多目的トイレに入れて、しかし安堵を感じた私は尿意を忘れていた。股を滑り落ちていく液体と、広がっていく温もり。私はそのまま、ぺたんとお尻をついて、大きくなってく池の中で泣くしかなかった。ドーベルが見てるのに。
    もう、終わった。ドーベルに見られた。これじゃトレーナーなんて続けられない。
    俯いて泣き続けた私。だから、彼女の笑顔には気づかなかった。

  • 32二次元好きの匿名さん21/10/08(金) 02:26:25

    ドーベルは、それでも私を見捨てなかった。
    ドーベルは私を優しく撫でて、抱きしめてくれた。こんな醜態を晒したのに。そして、ドーベルが今日、ブティックで買ったばかりの服を代わりに着て良いと言ってくれた。それから、急いで下着も買ってきてくれた。一番近くで下着を売っていたのがランジェリーショップしかなかったらしくて、レースのついた透けた下着を履くことになったけど、そんなの今はどうでもよかった。ドーベルのくれた服は膝丈の高そうな可愛いスカートで、お金は払うつもりだけれど、あまりに申し訳なかった。
    その日はそのまま、ドーベルにくっついて家まで帰った。ただただ、ドーベルの近くじゃないと不安で仕方がなかった。
    多分もう、私は男が無理なんだ。
    ドーベル、あなたがいないと、私は駄目だ。

  • 33二次元好きの匿名さん21/10/08(金) 11:04:30

    「トレーナー週末、お買い物に行かない」
    午前のトレーニングも終わり。ドーベルが手作りしてくれたお弁当を片手に休息も兼ねたお昼休み。
    「部屋の化粧品少なくなってたよね」
    そうだね、ちょっと化粧水とか少なくなってたかも。
    甘めに焼かれた卵焼き、色艶よく仕上がった野菜の煮物、軽く焼きめが付いた鰆、今日は和食のお弁当だ。メジロ家の料理人に手解きを受けていて味も格別だ。
    ドーベルの走りに惚れ込み、担当を申し込んだのだが、彼女は軽度の男性不振。男性トレーナーの自分とは打ち解けきれずいた所に彼女の姉メジロアルダンから出された女装案。
    それが上手く行ったのか、今ではこうして昼食も一緒に食べる仲となった。
    「ショッピングモールに新しいアイス屋さんが出店したの、マックイーンが美味しかったて言ってたから食べましょう」
    ドーベルも年相応のウマ娘甘いもに目がないのだろう。


    「トレーナーおはよう」   
    ドーベルの装いはフリルワンピース。
    週末の朝は早いものだ。
    ショッピングモール行きの電車。週末ということもあり混雑していた。
    ふと、尻に違和感を感じ振り返る。後ろには男性とその腕を掴むドーベル。
    またか、トレーナーが女装をする様になり、痴漢やナンパに少なくない被害あっていた。

    「ごめんなさい、嫌な思いしてるよね」
    大丈夫だよ、ドーベル
    ドーベルに被害が行かなかっただけ良しだ。ウマ娘に痴漢する者も少なくないし、男の自分でも嫌悪感を感じるのだ女性なら尚更だ。

  • 34二次元好きの匿名さん21/10/08(金) 11:05:51

    「このリップ、トレーナーに合うと思う」
    ショッピングモールの化粧品売り場。大抵はドーベルが見繕った化粧品を言われるがまま購入している。肌の手入れ用の化粧水、唇のリップクリーム、下地用のファンデーションetc etc
    女装を初めはや一年、女性の身だしなみにかける苦労を味わっていた。

    「上も下もちょっと大きくなったね」
    ランジェリー売り場の試着室、メジャー片手にドーベルはテキパキスリーサイズを計っていく。
    腰は柔らかい曲線を描き、胸や尻には脂肪がのったその体は日々のコルセット生活とドーベルがこっそり食事に盛り始めたサプリメントにより、下半身のうまひょいした部分を見なけば、女性にしか見えないであろう体だ。
    サイズが変わり始めたため、新しい下着を購入した。スポーツブラやスッキリした体型に見せるためのロングラインブラ。合わない下着は体を痛めるからとドーベルの顔は真剣だ。

    「いちごとすみれ、バニラとパッション」
    マックイーンオススメのアイスクリーム屋はなかなかの混雑具合だ。定員さんから、アイスクリームを受け取り休める場所を探す。
    「マックイーンもいいお店教えてくれたね」
    あいすを口に運ぶドーベルの顔には笑顔が浮かんでいた。マックイーンが押すだけあり味は美味しい。

    夕食はドーベルの進めでメジロ家が経営しているらしい、レストランで食べる事になった。
    いらっしゃいませ
    個室に通され、メニューを見るが、
    食前酒から始まり、前菜、メイン、デザート。食材の名前から高価なことが窺えたがメジロ家の奢りらしい、何でもメジロを預かるトレーナーは一度通さる決まりらしく、先輩トレーナーもアルダンに連れて行かれたそうだ。

    「トレーナーいつもありがとう」
    ドーベルの手にはノンアルコールカクテル
    トレーナーの手には食前酒でキール
    乾杯をしたら、料理とそれに合わせたらしいワインをサービスされた。味は大変美味しく、トレーナーの月給ではなかなか来れない店だ。しっかり食事を楽しませてもらった。デザートにも口をつけ終わり。帰ろうかと思うのだが、大分酔いが回っているらしく、意識が朦朧とし始めた。おかしいな、普段はこんな酔い方をしないのだが、タクシーを呼んでくれたらしく、手を引かれ乗り込む。

  • 35二次元好きの匿名さん21/10/08(金) 11:06:17

    寮に到着し、ドーベルに部屋まで送ってもらってしまった。部屋のベットに運ばれ、服を脱がされ始めてしまう。
    ドーベル?
    「トレーナー、クリスマスにあたしの話聞いてくれたよね」
    トレーナーの目を見ながら、ドーベルは服を脱がしていく。
    ドーベルがメジロ家に引き取られるまで、色々なことがあったらしく、心にわだかまりを残している事。
    「だからね、嬉しいんだ。トレーナーに信頼してもらって、レースでも結果が出せてる」
    手は止まることなく、上着は脱がされ下着姿。動きやすい様に色気がないスポーツタイプの下着。付け始める様になってから半年は立つがトレーナーの胸はその時より、ひと回り大きいBカップ。
    ドーベルの手が下着を剥がし、揉み込み始めた。
    どーべる
    「ごめんなさいトレーナー」
    ドーベルはトレーナーの胸に吸い付きはじめた。
    母恋しさなのだろうか。レースに勝つ度にドーベルはトレーナーに際どい衣装を着せ、一夜抱きしめて泊まっていく。
    どーべる、おれおとこ
    舌は回らず、力はウマ娘には敵わない。その状況でも、トレーナーのトレーナーは構わず反応してしまう。
    「メジロの子って、トレーナーと結婚する子がほとんどなんだ。何でだか今のトレーナーなら分かるよね」

    トレーナーはどーべるにたべられてしまった

    はがねのいしはまけたうまひょい。

  • 36二次元好きの匿名さん21/10/08(金) 16:51:39

    >>32

    (我慢出来なかったので家についてからの続きです。こちらは豊乳表現がありますのでお気をつけてください。セリフのみとなります。)


    「トレーナー…。もう大丈夫。家についたわ。」

    「…こんなに怯えて、ねぇ。何があったか、聞いてもいい?」

    「…そうなの。それで、トイレの前で立ってたの…。あまりに遅いから、何かに巻き込まれたのかと。…あなたは、自分でも気づかない内に、男の人が生理的に駄目になってしまったのね…。」

    「とりあえず紅茶でも淹れるね。それを飲んで落ち着いて。」

    「…うん、私、今日はそろそろ帰るね。…どうしたの?え?…一緒にいて欲しい?…不安なのね。…そんな縋るような目で言われたら断れないわ。」

    「お金?…ああ、服の。いいの。…そんな顔しないで。」

    「ねぇ、トレーナー?今日のその服ね。実はあなたにプレゼントしようと思って買ったの。だから、気にしなくていいから。」

    「そんなに気にしなくてもいいってば。」

    「…じゃあさ、ちょっとお願い聞いてくれる?」

    「服脱いで。」

    「駄目なの?…恥ずかしいの?下着の採寸で、よく上半身は裸になってるじゃない。…いや、やっぱり、私に脱がさせて…。」

    「部屋は暗くしていいから。」

    「まあ、…ふふっ。」

    「あなた、…今日キャミソール着てたの?こんな、透けてるレースでできてるキャミソール。…この間私があげたやつね。」

    「パーカーの下にこんなの着てるなんて。あなた、それなりにあるから、スポーツブラくらいは今日も着てるだろうとは思ってたけど、…いいえ、似合わないわけないわ。とっても似合ってる。…可愛い。」

    「あなたのは、とても綺麗な形してるもの…。」

    「…横になりましょう?」

    「触るわね。」

    「良い反応。敏感なのね。…ふふっ、ふふふっ。…可愛い声。ねぇ、もっと聞かせて?」

    「スカート、良く似合ってるわ。…お尻、丸くなったね。こんな綺麗なものが男に触られたなんて許せない…。大丈夫…。私は優しくするから。」

    「でも、ここだけは今でも立派なのね…。ここには触らないわ。苦しいならあなたが握ってなさい。…そう。良い子ね。」


    「ふふっ!…可愛い。」

  • 37二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 00:15:04

    『さあ第4コーナーを回って内から仕掛けてきたのはメジロドーベル!
    メジロドーベル、先頭を目指し加速する!そして外からは○×△□!
    ドーベルか!○×△□か!ドーベル抜け出した!1着はメジロドーベル!!
    並み居るティアラ路線の強豪を捻じ伏せ、勝利を掴みました!』


    『いや~、今回もドーベルは強かったですね
    現役ティアラ路線ウマ娘の最強の一角としての地位は確立されたといっても過言ではないでしょう』
    『メジロドーベルはジュニア級の頃から結果を残してきましたが、一方で精彩を欠くレースも少なくありませんでした
    しかしある時期から見違えたように、冷静なレース運びと練り上げられた大胆な作戦を取れるようになりましたね
    現役中の短期間でにフィジカル面で大きく成長するウマ娘は少なくありませんが
    メンタル面でここまでの成長を短期間に見せるウマ娘は珍しいです』
    『今後もドーベルからは目が離せませんね では次の特集に━━』

  • 38二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 00:15:30

    今回のGIもドーベルは勝利を飾った。
    完璧なレース運びによる、ティアラ路線を戦い抜いてきた古豪達に対する文句なしの勝利。
    これ以上ない見事な結果だった。
    その勝利への「ご褒美」として、ドーベルは再びトレーナーによる、
    小さな貸し切りステージでのウイニングライブを求めてきた。

    「今回はこれを着てね ああ、それと下着は外さないとダメよ」
    そう言いながらドーベルが手渡したのはレオタードだった。

    ドーベルに言われるがまま、更衣室で女物の服に女性用下着を脱ぎ、レオタードを着るトレーナー。
    そしてトレーナーが更衣室の姿見の中に見たのは、
    レオタード生地越しに露わになる、ドーベルによって完全に女性のスタイルとして整えられた自分の身体、
    そして同じくレオタード生地越しにその存在を主張する、トレーナーの男性としての象徴だった。

    「トレーナー、準備は出来た? そろそろ曲掛けるわよ」
    鏡の前で固まっていたトレーナーだったが、ドーベルの呼ぶ声により、
    羞恥で顔を赤くしつつも急いでステージへ向かう。
    そして曲が始まり、トレーナーはライブを始める。

  • 39二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 00:15:53

    曲は前回と同じく『彩 Phantasia』。
    本来はティアラ路線でのクラシック級GIレースのウイニングライブで用いられる楽曲で、
    ドーベルも「本物」のウイニングライブでセンターを飾った曲だ。

    クラシック三冠レースで用いられる『winning the soul』を
    (ウマ娘のライブに用いる曲に対してこういう表現は奇妙だが)「男性らしさを表した曲」とするならば、
    『彩 Phantasia』は「女性らしさを前面に押し出した曲」。

    「レオタードで女装させられて、可愛らしい楽曲を歌い踊る」というシチュエーションは
    トレーナーに対し最大級の羞恥を抱かせるに足るものだった。

    前回のライブ以降、ドーベルと2人でみっちり練習したこともあり、
    パフォーマンスのクオリティは確実に向上していたが、その羞恥が拙さを加える。
    そして羞恥は興奮を促し、結果トレーナーの「それ」は存在感を増していく。
    ドーベルの前に「それ」を晒すわけにもいかず何とか隠そうとするも、
    ライブ中に手で隠すわけにもいかず、結果腰をもじもじとさせるだけ。
    トレーナーのライブはこの上なく扇情的なものへと仕上がっていた。

  • 40二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 00:16:14

    そして曲が終わり、トレーナーのライブも終わった。
    羞恥で顔を真っ赤にし、涙目にすらなっていたトレーナーの姿は、
    レオタードの中で限界まで張り詰めた一点を除けば
    「恥ずかしがり屋の女の子」そのものであった。

    「お疲れさま とってもいいライブだったわ
    次にGIを勝った時もまたお願いね
    今度は…そうねぇ 前に来てもらった競泳水着はどうかしら
    水着ならビキニタイプも捨てがたいわね
    いっそのこと、あなた専用の特注の勝負服を…」

    そしてトレーナーの前で嬉しそうに話す彼女の中に、
    かつての「男性に怯えるドーベル」の姿はもうどこにもなかった。

  • 41二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 00:16:34

    『最終コーナー、メジロドーベル早くも仕掛けてきた!最終直線もう先頭だ!
    追いすがる◎☆※!だがドーベルさらに伸びる伸びる!
    メジロドーベル今ゴールイン!GIの舞台でクラシック路線の古豪も撫で斬り!
    クラシック・ティアラの垣根を超え、現役最強へと見事名乗りを挙げました!!』


    「…ぎゅんとぎゅっと鼓動が♪ こんなに苦しい ねえ♪」


    おしまい

  • 42二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 00:17:09

    コスプレの王道、制服のSSに挑戦しようと思う。なるべく動画やピクシブを見て勉強してきたけど、ウマ娘エミュや設定に間違いがあったら許してほしい。

    やってしまった。
    明日の夕方はドーベルとショッピングに行く約束をしていたのだ。しかし、大事なレースの出走登録やダンススタジオの使用申請が今日までであることを失念していた。ドーベルに謝らなきゃ。
    「ドーベル、ごめん。必ず埋め合わせはするから。」
    「えっ、うん。それじゃあ、仕方ないよね。」
    直前ではなかったこともあり、許してはくれたようだ。でも、ドーベルの声はどこか寂しそうだった。申し訳ないことをしてしまった。

    それから数日、ドーベルは不調続きだった。トレーニングをしていても心ここにあらずといった風だ。タイムにもかなり響いてしまっている。何より、露骨に不機嫌になってしまった。
    「こないだは本当にごめん。どうしたら許してくれる?」
    「もういいから、続きをしよう。」
    上目遣いでの渾身の謝罪にも関わらずドーベルの表情は曇ったままであり、耳と尻尾も萎れてしまっている。
    「お願いだから期限を直して欲しいな。ね、お願い。何でもするから。」
    その時、ドーベルの目に光が戻った気がした。
    「わかったわ。でも、何でもよ?今週末、寮まで来てくれる?埋め合わせ、してくれるんだよね?」
    私は許してくれそうな兆しが見えたことに安堵し、ドーベルの口角が上がっていたのを見逃してしまった。

  • 43二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 00:17:40

    そして週末、ドーベルの部屋に赴くと、メジロ家の面々が揃っていた。
    「今日は皆で女子会をしようと思って呼んだの。じゃあ、始めよっか。」
    ドーベルがそう言うやいなや全員に取り押さえられ、あれよあれよと言う間に皆と同じトレセン学園の制服に着替えさせられてしまった。自分が女子会に参加してもいいのだろうか?ドーベルはこんな事で許してくれるんだろうか。気恥ずかしい気持ちでメジロ家の女子会にお邪魔させてもらった。

    女子会はつつがなく進行していた。お菓子やコスメやファッションの話、ウマッターのトレンドの話、ウイニングライブの振り付けの練習。自分以外女性しかいないこともあり、どこか安心した気持ちで楽しい時間を過ごせた。時間はあっという間に過ぎていき、皆でひとしきり話し込んだ夕方、皆が不可解な話をし始めた。
    「フフッ、ドーベル、トレーナーさんにそろそろ教えてあげたらいかがですか?」
    笑いをこらえながらアルダンがそう指摘した。
    「トレーナーがドーベルにゾッコンなのはもうわかったからさ。」
    ライアンもニヤニヤしながらアルダンに同調する。
    「??」要領を得ていない私は困惑するばかり。
    「ドーベルのトレーナーさん、その制服に違和感はありませんこと?」
    そうマックイーンが言うと、皆が一斉に後ろを向いた。自分と同じ制服の後ろ姿。皆尻尾をパタパタさせている。尻尾は、制服のスカートの穴から生えている。
    その瞬間、私は全てを察した。
    「やぁっ!」
    私はお尻を両手で隠しながらぺたんと座り込んだ。皆に半ば無理やり着せられたから気づかなかった!制服のスカートには尻尾を通すための穴が空いている!
    「ドーベルの勝負服と同じ色のパンツがずっと見えてたんだよ。あははっ!」
    パーマーが腹を抱えて笑っている。今日はドーベルからもらった緑地に白レースの下着を穿いて来ていた。
    「もうっ!意地悪っ!」
    私はドーベルに向き直ると顔を赤くしてそう行った。
    「ごめんね。でも、私も寂しかったんだよ。これで許してあげる。」
    そう言って私を抱き寄せ、お尻を撫でるドーベル。
    恥ずかしい目に逢わされたが、元々悪いのは私だ。ドーベルが機嫌を直してくれて何より。明日からは調子を戻してくれるだろう。
    メジロ家の面々はひとしきり笑いながらも考えていた。もうこのトレーナーは戻ることができない所まで来てしまっていると。

  • 44二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 09:04:40

    「こうでいい、姉さん」
    「えぇ、大丈夫よドーベル」
    メジロ家所有の調理室で二人のウマ娘メジロドーベル、メジロアルダンが料理に励んでいた。
    トン、トン、トン、グツグツ
    調理場は心地の良い匂いと音に包まれる。メニューは中華料理だろうか、唐揚げや春雨サラダエビチリ。彼女達は自分の担当トレーナーのお弁当を用意していた。
    「ねぇ、ドーベル○○トレーナーとはどこまで進んだのかしら」
    ドーベルは料理に向かう手を止めた。
    「姉さん進んだてその」
    「あのお店にお食事に誘ったのでしょう。少し気になって」
    先日にドーベルはトレーナーを誘い、メジロ家が経営するレストランを訪れていた。代々メジロのウマ娘が想い人に思いを伝えてきたお店だ。メジロのウマ娘がトレーナーを店に連れる事は告白を意味するのだ。
    ドーベルは顔を赤に染め言い返す。
    「姉さんこそ大分前にトレーナーを誘ってた」
    アルダンは同じ様に顔を真っ赤に染め、
    「私はあの日トレーナーさんにいただかれてしまいました」
    「ぁあたしはその」
    ドーベルは小さい声で
    「した」
    「お互い節度あるお付き合いをしましょう」

    翌日、午前の授業が終わりドーベルは早足でトレーナーの元に向かった。片手にはお弁当を二人分携え、トレセン学園の外れにある休憩場のテーブルにトレーナーは座っていた。肩口で整えられた黒髪、ドーベルより少し高い背、レディースのパンツスーツに身を包んだ男性。一見して女性にしか見えないが、ドーベルの担当トレーナーは男である。
    「ごめんトレーナー送れしまって」
    「いつもありがとうドーベル」
    トレーナーはドーベルの男性不振を改善すべく女装をしていた。初めは戸惑いがあったが、1年にも及ぶ女装生活はトレーナーの体をすっかり女にしていた。
    「今日は中華の日だから」
    昨日用意したお弁当を広げ食べ始めた。冷めても美味しくなる様に濃い目に味付けされた弁当は大変美味しくトレーナーは感謝した。

  • 45二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 09:05:07

    「ねえ、トレーナー今夜部屋に行くね」
    昼食も食べ終わり。片付けをしながらの発言。
    「ドーベルそのな」
    「この間のレース勝ったよ」
    ドーベルは顔に薄っすら涙を浮かべ
    「だからねお願い」
    トレーナーはおれた

    夜中のトレーナー寮。部屋には女性物の小物や化粧品、一見して女性の部屋にも思えるが男性の部屋である。ドーベルの手にはチャイナ服と紐の様に薄いランジェリー。
    ドーベルがレースを勝利する度にする。可愛らしいおねだり。その度にトレーナーの男性としてのプライドを少しずつつ砕いていた。
    「おねがい」
    トレーナーに手渡されたその衣装、日常的に体を採寸しているドーベルが用意したものだ。
    スーツを脱ぎ衣装に着替える。太ももに大胆なスリットが入ったその衣装はトレーナーの体にピッタリだ。
    「ありがとう」
    ドーベルの前には赤いチャイナドレスに身を包んだトレーナー。日々のコルセットの使用による腰の艶めかしい曲線、胸元や尻部は女性らしい丸みを帯び、柔らかく脂肪がのった太ももには紐の様な下着が見え隠れし、ドーベルの劣情を煽っていた。
    トレーナーをベットに連れ、ドーベルはその曲線を存分に堪能していた。柔らかく脂肪がついた尻をいやらしく揉みながら、胸元の一部をいじめていた。
    「ドーベルそこはだめだから」
    ドーベルの手がスリットの中にある紐に手をかけたのだがそれを太ももで阻止だが、ウマ娘のちからには敵うことなく、紐下着は剥ぎ取られ、シミひとつ無い太ももを撫で擦る。トレーナーのトレーナーはチャイナ服の前からでも分かるぐらい大きくなっていた。
    「トレーナー、姉さんから昨日お土産貰ったの」
    手には0.01mm
    「節度あるお付き合いをしましょうだって」
    ドーベルの顔は真っ赤に染めながら
    「したい?」

    うまひょい

  • 46二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 14:41:05

    私がドーベルのおねだりを聞くようになってから、ドーベルの勝率は右肩上がりである。今日のウイニングライブも素晴らしいものだった。
    トレーナーとして私も鼻が高い…のだが
    「トレーナーと私だけのためのウイニングライブが見たい」
    この一言で、私はウイニングライブを踊ることになってしまった。
    ドーベルのそれを幾度となく見てきたので、歌詞も振り付けも問題ない。ただ一つ問題なのはこの格好だ。
    ピンクサテンのバニースーツにセットのうさみみと網タイツ。同色のハイヒールまで履かされている。きつめのサポーターのお陰で股間の違和感は少なくなっているが、扇情的な格好であることに変わりはない。体型もすっかり変わってしまったため、ちょっとした谷間までできてしまっている。
    ビデオカメラ片手に食い入る様に見つめるドーベルの前で、今日ドーベルが踊った曲を披露する。仮にも男である自分がアイドルみたいな可愛いダンスを踊るなんて。でも、ドーベルのためなら
    ウイニングライブを舞台袖で見るのと、自分が実際に踊るのには天と地ほどの差がある。
    疲労と羞恥で顔を紅潮させながら私は踊る。きっとウマ娘達のそれと比べてあまりにも拙かっただろう。
    「ドキドキってもっと Phantasia♪ 手を伸ばし つかもう♪」
    体を一回転させたその時であった。慣れない高いヒールだった事もあり、バランスを崩してしまった。
    すぐ近くで見つめていたドーベルがすかさず私を抱きかかえてくれた。私は思わず、ドーベルの首に手を回してしまう。
    「トレーナー、ありがとう。最高のライブだったわ。」
    耳元で囁かれ、体の力が抜けてしまう。
    「ごめん。私、次は完璧に踊れるようになるから。」
    「うん。楽しみにしてる。」
    ドーベルは私を抱きかかえたまま、ベッドに向かった。

  • 47二次元好きの匿名さん21/10/09(土) 21:01:42

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  • 48二次元好きの匿名さん21/10/10(日) 00:00:07

    今日は大晦日。
    昨日のうちに大掃除は終わってるので、今はこたつに座ってみかん食いながら特番を流してる。
    今年は、初めての担当、そして初めての女装。
    初めてばかりで大変だったが充実した年でもあった。今はスポブラを付けてるくらいで、流石に女装はしてないが、明日、つまり元旦はドーベルと初詣に行くことになってる。
    女装して。
    まあ、ドーベルはまだ男嫌いが治ってないので仕方ないが、新年を女装で始めることになるのは、去年だと考えられなかったことだ。
    そんなことを考えながらみかんを食べていたら、ドーベルから連絡がはいった。
    『いきなりごめん!今日の二十時半に○○神社の社務所に来て!女装姿で』
    何故??

  • 49二次元好きの匿名さん21/10/10(日) 00:00:46

    とりあえず化粧を簡単に済ませ、ブラウスとくるぶしまであるスカートを着てコートを羽織り、件の神社まで来た。社務所とやらに向かうと、建物の近くに二人のウマ娘がいる。
    「あっ!トレーナー!ごめんいきなり。」
    「わあ!黒髪の綺麗な方ですね。じゃなくて!来てくださってありがとうございます!」
    ドーベルと、もう一人、あれは確かマチカネフクキタルだ。そういえばドーベルと仲が良かったっけ。けれど何故か二人とも巫女服を着ている。
    「実は、この神社はフクキタルの生家でね?これから一年で一番忙しくなるんだけど…。」
    と、ドーベル。
    「その、バイトで雇った方が風邪をひいてしまいまして!急遽他の方を探したんですが今日の21時から年明けまでの間に入ってくれる方が一人だけ見つからないんです〜!!」
    とちょっと涙目のフクキタル。
    ほうほうなるほど。え?もしかして…。
    「トレーナー、巫女さんのバイトしない?」
    いや、え?嘘でしょ…?
    「大丈夫!ドーベルのトレーナーさんなら似合いますよ巫女服!」
    と、フクキタル。
    そういう問題じゃなくて…。
    「あっ、性別ですか?大丈夫です!神さまって結構寛大ですので!…多分。」
    いま多分って言ったじゃん。
    どうにかして断ろうと思ったが、
    「トレーナー、今日は一日暇だって言ってたから大丈夫かなって思って。…ごめん、いきなりはやっぱり迷惑だったよね…?」
    そうドーベルに言われると、どうにも断りづらくなる。これが惚れた弱みというやつだろうか?いや、惚れてるわけではないが…。
    時間としても三時間だけで、なんならバイト代も(少しだけ)弾んでくれると言うから了承した。
    「ありがとうトレーナー!」
    「ありがとうございます!ドーベルのトレーナーさん!」

    巫女服の着付けは社務所内で事情を知ってるドーベルとフクキタルの二人でやってもらった。袴というのは今まで履いたことがなかったが思ってたより動きづらくはなかった。ただ、足を擦るようにして歩かないとつま先が袴の内側を踏んでしまうので、そのまま何度かつんのめってしまったし、2回ほど転んだ。
    なんとも言えない恥ずかしさがある。
    「おお…!すごくお似合いですよ、ドーベルのトレーナーさん!」
    「ほんと。全然男には見えないわ!とっても可愛い。…いや、本当に似合ってるわね。ちょっと写真撮っても良い?」
    あんまり嬉しくない。

  • 50二次元好きの匿名さん21/10/10(日) 00:01:18

    バイトの内容は、まあ言ってしまえば売り子だったのだが、もう本当に人が多くて大変だった。時々軽薄そうなのが、「可愛いね。バイトさん?何時に上がるか聞いていい?」なんて聞いてくるのがいたが、本当に人が多くて嫌味を言うのも疲れるので適当に笑って「後ろの方どうぞー!」と言って流したりした。
    本当に疲れた。これは確かに一人抜けただけでも大変だ。社務所に戻ると先に上がっていたはずのドーベルが待っていてくれた。
    「トレーナーだけじゃ、その巫女服の脱ぐのはともかく、畳み方とかわかんないでしょ?」
    と言っていたので有り難く手伝ってもらうことにしたが、何故かドーベルの手には一眼レフが握られている。それは一体…?
    「え?ああこれ?さっき写真撮って良いかって聞いて、良いってトレーナー言ったから。」
    え?写真ってスマホとかじゃないんだ…。
    「フクキタルに頼んで、一時間は他の人、入ってこないから。その間よろしくね!」

    それからドーベルは写真を撮った。それはもう沢山。ポーズの指定もまた、細かいのだ。直立のポーズ。両手を股間辺りで重ね合わせて胸を逸らし、くはを少し傾けるポーズ。そのまま上半身を倒し顔を上にあげるポーズ。その後腕を後ろに組んでさっきの後はさっきと同じポーズ。体育座りでカメラ目線。座った状態で足を前に出して交差し膝を立てた方の足に寄りかかるポーズ。などなど。それらを前からお尻から、つまりは全方位から撮られた。まあ、ここまではまだ良かった。
    「よし…。じゃあ脱ぎ初めて。」
    ドーベルはそう言った。カメラを持ったまま。さすがに脱いでいるところを撮られるのはどうなんだと思いちょっと抗議したが、
    「でも、どちらにしろそろそろ脱ぎ初めないと他の人が入って来ちゃうよ?いいの?」
    と言われて渋々脱ぎ初める。そして、やっぱりドーベルは脱いでいる間、ずっと撮っていた…。

    「トレーナー…。その、…さっきはどうかしてたわ、私。」
    「でもね、その、…実は結構楽しくて、…絶対に、絶対にね?他の人には絶対に見せないから。…私が選んだ衣装着て、撮影会、させてくれない、かな…?」
    「え?…レースで勝ったら?それ、本気で言ってる?」
    「ありがとう!…私、絶対に勝つから…!」

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