おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part841【TSトレ】

  • 1二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:02:22
    タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.com
    テイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com

    普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?


    ・ここはウマ娘になってしまったトレーナー達をかわいいかわいいするスレです

    ・自分だけのトレーナーを考えたり概念を投げつけたりして楽しんで行きましょう

    ・別にTSに拘らなくても良かったり、既に居るトレーナーの別概念を上げても良いです

    ・大事なのは自分の性癖をさらけ出す事と他の人の性癖を否定しない事、それとトレーナー達への愛です

    ・そしてタイシンの性癖は破壊するもの


    前スレ

    おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part840【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/ https://bbs.animanch.com/board/60076/ 普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしち…bbs.animanch.com

    Wiki(解説/全パートリンク/用語集などはこちらから)

    言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp

    後感想用言うっちまえなかったスレ(1/31更新)

    おれ居なかったから言うっちまえなかったんだけどよぉ…新part3|あにまん掲示板リアタイで伝えられなかった感謝や感想を伝えれる方がより清々しく尊死できるんじゃねぇか?それに大量の情報がある中、いまさら聞けないことを聞ける場所があったらより素敵なSSを書くことができるんじゃねぇか?…bbs.animanch.com


    本筋のタイトレ情報まとめ

    ・140-90-55-80(魔法の合言葉)

    ・25歳

    ・髪色は茶色でパーマーみたいな流星、目の色はエメラルドグリーン、耳飾りはタイシンとお揃い

    ・全身からおひさまのにおい、髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーの匂いがする

    ・耳と尻尾と胸が敏感

    ・熱血クソボケ

  • 2二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:03:05

    たておつ

  • 3二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:06:01

    たておつ
    酒だあぁ!!

  • 4二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:06:08

    たておーつ
    ロブトレさんのSS心が暖かくなっていいですね

  • 5二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:11:53

    たておつー

  • 6二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:13:08

    たておつ
    きっとトレーナーズはなんかめでたいから宴会をしてるんだ…興が乗って野球拳をしてるんだ…!!

  • 7二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:22:37

    複数トレ対抗野球拳

  • 8二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:22:57

    たておつ  

  • 9二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:24:09

    立て乙デス

  • 10二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:25:23

    >>7

    白カフェvs小タマ

    ファイッッッ!!!

    いやこれはちがうんです202カタパルトは勘弁してください

  • 11二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:28:58

    ギーさんのムッキムキ腹筋見れるんです?

  • 12二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:29:08

    >>7

    でもよパチ…ブラが!

  • 13二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:33:50

    立て乙です

  • 14二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:35:12

    >>11

    恥ずかしがりながらおずおず脱ぐけどケツがひっかかるケツ上

    おとなしく躊躇なくけれど躊躇なく脱いでアバラで性癖を破壊してくるタバコ

    たはは…って笑いながら仕方なく脱いでガッチガチの腹筋を見せてくる義

    ミステリアスにウインクしながら脱いでどこにそんなん隠してたんすかというレベルのものをお出ししてくる影

    セコムガード白

  • 15二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:41:56

    1周年おめでとうございます!
    1年が経つのは早いですね
    25歳組も12人にまでなるとは…

  • 16二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:45:36

    作成中の1周年SS今日中に間に合ってくれ……!

  • 17二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:50:10

    >>15

    うわー!!!!新デザ蒼ファルだー---!!

    ありがとうございます!!ありがとうございます!!!!!

  • 18二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:52:44

    >>15

    みんなかわいいぜ…

  • 19二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:55:28

    >>15

    (あれ…ケツ上が25歳組と仲良く食事してるな……)

    (いやもう本当に毎回ありがとうございます……)

  • 20二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:56:17

    >>15

    25歳組+オトモダチ組の皆がかわいい!

    こうして仲良くしていってほしいね……

  • 21二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:58:00

    >>15

    25歳組で一緒に御飯食べてて良きですね…

    食べてるものも皆違ってて凄い…

    しれっとエビフライ取ってるオトモダチに視線を持っていかれる…!

  • 22二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 22:59:18

    >>15

    いっぱいたべるブルトレかわよ……

  • 23二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:00:33

    >>15

    可愛いなぁ

    食べてる物が皆違ってるのも良い……

  • 24二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:00:39

    お友達飲み食いできるんだ…
    じゃあ見えないから食ってる物だけ飛んでるのかな
    エビフライだけに

  • 25二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:01:02

    一周年記念とは関係ないけどSSが書きあがりました!
    計7900文字、9+1レスお借りしてもよろしいでしょうか?

  • 26二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:01:33

    このレスは削除されています

  • 27二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:01:47

    いいyo

  • 28それを継ぐ意味1/922/09/22(木) 23:02:29

    [それを継ぐ意味]

    「───なに? ローレルの。お前今何て言った」
    「ゴールドアリュール様から『ソウルの方のギムレットによろしく』、と」

    トレセン学園は朝の頃。学生たちは学校生活を謳歌しているであろう時間帯。
    トレーナー達に与えられた事務室の内の1つに互いに向かい合い、話し合う影が2つ。
    1人はこの部屋の主であるサクラローレルのトレーナー。ウマ娘となりその身長は以前とは見るべくもない程に小さくなったが、それでもその才気は留まることを知らず。優雅な見た目とは裏腹に努力を厭わない彼は、間違いなく優秀なトレーナーであると周囲からも認められている。
    もう1人はギムレット。ウオッカのトレーナーたちの内の1人のウマソウルであり、その正体は此処とは別の、異世界においてダービーを制覇したタニノギムレットその人である。傲岸不遜、詳細不明な彼だが能力は折り紙付き。走りにおいて極めて高い能力を発揮すると共に、指導においても折々に適切な助言を行うことでトレーナー達に信頼されている彼は、もう1つ、ウマソウルの鑑定をすることが可能なことでも知られていた。
    今回彼らが話していたのも、ロレトレが夢の中でウマソウルに出逢い対話をした結果外見に変化が発生したからだったのだが──

    「まさかアリュールの奴に意識まであるとはな……」

    ──流石に意識まで発現させていたのは予想外だった。
    目頭を押さえながら堪えきれない様にギムレットは微かに声を漏らす。
    ロレトレのウマソウルが自分もよく知らない物──これについてはロレトレから『シラヤマヒメ』だと逆に教えられた──とゴールドアリュールであることは知っていたが、まさか彼らに意識があることまでは読めていなかった。
    彼の脳裏にこれまで行ってきた所業の数々が過ぎる。全てが全て知られている訳ではないだろうが、それでも再開するとは思わなかった同期に知られると不味い物は幾つかある。
    彼らが居るというのは彼にとって嬉しくあるのだが、それはそれとして気の抜けないということでもあるのだ。

  • 29それを継ぐ意味2/922/09/22(木) 23:02:47

    「あの、ギムレットさん。大丈夫ですか? さっきからずっと黙って何か考え事をしていらしてますが…」
    「ん?ああ、いや。すまないな。どうも考え事が過ぎたようだ。それで、お前のウマソウルについての話だったな?」
    「そうですわ。夢の中でシラヤマヒメ様とゴールドアリュール様と会って話をしましたの。お2人とも優しい方でしたわ!」
    「それで色々と話した結果、アリュールの奴から夢を託されたり、『ソウルのギムレットによろしく』と言われたりした挙句、目覚めたら髪に白い流星が現れていたと」
    「ええ、その通りですわ。ですので、今日貴方をお呼びしたのはウマソウルの状態の確認に加えて、アリュール様からの言伝を伝えるためでもありましたの」

    考え事をしていたギムレットにロレトレから声がかけられ、会話が再開する。
    彼曰く、ギムレットが呼ばれたのはウマソウルの状態確認に加え、ゴールドアリュールからの伝言を伝えるためなそうな。事実、ロレトレの髪には白い流星の様なものが現れており、彼女に何かしらの変化が生じているのは明白であった。

    「成程、あの堅物野郎がねぇ……それなら俺もしっかりと仕事をしないとな。鑑定で手を抜いたことは無いが、しっかりとしないとアイツにどやされそうだ」
    「ふふふ、アリュール様はそこら辺厳しそうですものね。ならいつもよりサービス多めでお願いしますわ」
    「そこは努力のしどころというヤツだがね。さて、まずは現在のお前の状況な訳だが、先程も言った通り以前に比べてウマソウル、特にアリュールの物が活性化している。お前の髪に流星が現れたのもそれが原因だろう」

    彼らにとって共通の話題とも言えるゴールドアリュールについて共感をしながら、ギムレットは眼前のウマソウルを分析する。
    以前見た時に比べて、ロレトレのウマソウルは間違いなく活性化している。特に、ゴールドアリュールの物は著しく強まっており、その影響は流星という形で彼の外見に現れるまでになっていた。

  • 30それを継ぐ意味3/922/09/22(木) 23:03:56

    「それと、恐らくだが走りも速くなっている。ウマ娘の力の源泉をウマソウルとするならば、その活力が高まることは自分の能力を高めることにも繋がるからな。アリュールのソウルが強くなっている現在、お前の競走能力は以前に比べて高まっている筈だ」
    「なるほど……ウマソウルの影響が強まると競走能力も上昇するのですね」

    ギムレットからの分析を聞きながら、その内容に納得するロレトレ。
    ヒトとウマ娘の違い。
    それは何世紀にもわたり研究されていながらも未だに原因が不明な事象であり、ある者はその原因をウマムスコンドリアという細胞を持っているか否かと考え、ある者はウマソウルを別世界の魂を持っているか否かと考えた。
    もし「ウマソウルを持っているか否か」という仮説が正しかったとするならば、その影響が強まると能力が向上するのも当然のことと言える。
    それにしても、活性化することにより能力が高まるとはゴールドアリュールの実力は凄まじい物なのではないか。ロレトレがそう考えていると──

    「と言ってもそう良いことばかりでも無いがな。ウマソウルと当人の強さは同じではないし、影響が強まるということはそれだけのデメリットも伴う。強くなりたいのならば、何よりもお前自身の積み重ねが大事だということは忘れるなよ?」
    「ええ、わかっていますわ。走るのが私である以上、負けた理由を誰かに求める気はありません。私は私らしく走り、お2人の願いを叶えるつもりですわ」

    ギムレットから忠告にも近い注意が入った。
    彼の言うことももっともだ。ウマ娘の能力の源泉がウマソウルだとして、ウマソウルと自分は全くの別物だ。その強さが=で結ばれることも無く、また、能力を引き出せるかどうかは当人次第だと言っても良い。
    だが、それは元からそのつもりだ。
    サクラローレルのトレーナーとして、そしてシラヤマヒメとゴールドアリュールの夢を背負う一人のウマ娘として、彼らに誇れない走りをするつもりはない。ウマソウルが活性化したのも、恐らくアリュールからのせめてもの餞別なのだろう。ならば、自分は自分らしく全力で走り、彼女たちの夢を叶えてみせるのだと。ロレトレはそう考えていた。

  • 31それを継ぐ意味4/922/09/22(木) 23:04:14

    「──フ、良い顔をしているじゃないかローレルの。あの堅物が『夢を託す』とは珍しいことがあったものだと思ったもんだが、その顔を見ればその理由がわかる気がするな」

    そうして決意を固めたロレトレの表情を見て、顔を少しほころばせるギムレット。
    自らが死に、別世界でウマソウルとなった後では会うことはないだろうと思っていた同期と間接的な形ではあるが再会できたこと。そして、その同期が自分の様に他の誰かに力を貸した上で、自らの夢を託すに相応しい相手に託すことができたこと。
    これらのこと両方が、ギムレットにとっては嬉しく微笑ましく、それでいて眩しいことでもあったのだ。
    もし仮に、ゴールドアリュールが今のタニノギムレットを見ればどのように思うだろうか。
    「お前の所のも良い奴だな」と自分の相棒を褒めるのかもしれないし、それとも「俺の所のトレーナーにはまだまだ及ばないな」と自らの宿主を褒めるかもしれない。あるいは「死んだ後まで父親面しているのか」と自分の生き方を諭しに来るのかもしれない。
    このどれもが違う気がするし、案外全て正解な気もする。詰まるところ、彼に出会わない限り答は出ないということなのだろう。

    「あの、前々から気になっていたのですけれど、ギムレットさんとアリュール様はどのような関係でいらっしゃるのかしら? お知り合いだとは思うのですけれど……」

    だが今はそれでいいのではないか。
    ギムレットがかつてのライバルにそう想いを巡らせていると、ロレトレから自分たちの関係性を問う質問が飛んできた。
    それもそうだ。彼からしてみれば、面識のない筈の2人がまるで以前からの知り合いかの様な空気感を醸し出しているというのは、いささか奇妙に感じられるだろう。可能性があるならば生前から二人が知り合いだった場合が考えられるが、それがどうなのかを知る手段は、現在のロレトレには存在していなかった。

  • 32それを継ぐ意味5/922/09/22(木) 23:05:15

    「ん? ああ、言ってなかったか。俺とアリュールの奴は元々同期でな。これでも一緒に日本ダービーを走ったこともあるんだぞ?」
    「なるほど…でも私の適性から考えればアリュール様もダートに適性があるのでは?それともデジタルさんのようにどちらとも走れる、といった風だったのでしょうか?」
    「いや、芝はてんでダメって訳じゃなかったが、アイツの専門は間違いなくダートだった。それでもダービーで5着には食い込んでいる辺り、地力は間違いなくあったがな」
    「適性外、しかも日本ダービーの舞台で5着……アリュール様はやっぱり凄いのですわね!」

    ギムレットの言葉にロレトレは目を輝かせる。
    自分と同じようにダートに適性を持ち、自分と同じように上手く芝を走れない筈だというのに日本ダービーという大舞台で5着にまで食い込む。芝を上手く走れず苦しんだロレトレにとって、自分の中に居る彼がそこまで行ったという事実は、着順以上の大きな感動をともなって押し寄せていた。

    「だろ? ……実はアリュールの奴は何回か芝のレースで走ったことがあったが、勝ったことは1回も無くてな。それでも日本ダービーに挑むと決めたのは、アイツも一人のウマ娘として頂点を目指していたってことなんだろうよ」
    「……アリュール様自身の覚悟もそうですが、それを許すアリュール様のトレーナーさんも凄いですわね。気持ちはわかりますが、これまで芝で勝てなかったウマ娘をダービーに出す決断をするのは至難の業ですわよ?」

    自身に力を貸してくれている存在が、かつては不利を理解した上で日本ダービーに挑戦したという事実に内心歓喜していたロレトレは、ついで彼のトレーナーに対して畏敬の念を抱くことになった。
    自分もサクラローレルを指導しているからこそわかる。
    ウマ娘のトレーナーは担当にとっての最善を考えるのが仕事だ。担当の夢を叶えてあげたいという考えは勿論尊重されるべきことであるのだが、それでも目指したレースという理想と勝てるかどうかの現実が衝突した時に、勝ち目の殆どないと言えるレースに担当を出走させられる者は想像するよりも遥かに少ない。
    そして、かつてゴールドアリュールのトレーナーはそれをすることができた。
    心の底から担当を信じているのか、それとも負けることを織り込み済みで挑戦を決断したのか。いずれにせよ、尋常ならざる決断力の伴う人物なことは間違いないだろう。

  • 33それを継ぐ意味6/922/09/22(木) 23:05:38

    「ま、アイツのトレーナーは担当の事を信じていたのだろうよ。『自分の担当は夢だったレースに負けた程度で心が折れるほどヤワじゃない』ってな。事実、ダービーの後はダートに的を絞ってレースに出走した結果、クラシック期を終えるまでにGⅠを3勝することができた。思っていたのとは別の形だったわけだが、アイツは間違いなく日本の頂点に手が届いていたのさ。だが……」
    「だが……?」

    ゴールドアリュールとそのトレーナーによる輝かしい戦歴を語っていた筈のギムレットの顔が歪む。悲しそうな、それでいて苦虫を噛み潰したかのような彼の顔は、未だに過去の傷は癒えていないであろうことをどのような言葉よりも如実に表していた

    「……運だけは無かった。国の代表として海外で行われる春の大レースに参戦しようとした時にちょっと政治的なゴタゴタがあってな。アイツはそのレースに参加することができなかった。しかも気を取り直して現役を続けていたら、秋に走っていたレース中に喉鳴りを発症しちまった。当然目標としていた大レースには参加できなかったし、アリュールの奴は引退を余儀なくされた」
    「………」

    言葉が出ない。
    間違いなくゴールドアリュール自身には実力があった。トレーナーも夢にしていたダービーに負けた担当を立ち直らせて、ダート戦線でGⅠを幾つも勝たせるほどの高い能力を持っていた。
    しかし、運だけはなかった。
    日本一だと言える陣営とウマ娘だったとしても、運が無かっただけで挑戦することすらできずレースを去ることになってしまった。夢だったレースに負けても心折れることの無かったゴールドアリュールが、怪我で目標としていたレースに出ることすらできずに引退をしたという厳然たる事実は、ロレトレの二の句を封じるには十分すぎるほどの威力を有していた。

  • 34それを継ぐ意味7/922/09/22(木) 23:06:03

    「その後、アリュールの奴は後進の育成みたいなことに携わることになった。関わった中にはGⅠを勝つ奴が何人も居たし、アイツが目標としていたレースに出走する者も居た。ただ、それでも満足はできなかったんだろうな。あの場に選手として立つことこそ、ダービーに代わるアイツ自身の新たな夢だった」
    「…………」
    「お節介な話だろうが、それでもかつてゴールドアリュールの友だった者として、かつて彼の夢を打ち砕いた者としてお前に問おう──お前は、本当に我が友の夢を継ぐ覚悟があるか?」

    ギムレットの金の眼光が一段と鋭さを増し、ロレトレの全身に心臓を鷲掴みされたかのような怖気が迸る。視線だけだというのに、体に対して何倍もの重力が掛けられたかのような圧迫感を感じながら、彼はあることを悟る。
    彼は間違いなく自分を試している。
    相手が自分の友の夢を継ぐに相応しい人間か。そして、友の夢を汚すような人間ではないのかを彼は試している。
    もし自分の一瞥にすら耐えられぬようであれば、夢を継いでもすぐに潰れるだろう。彼の過去を聞いて怖気づき、覚悟が無いと返すのであればそもそも継ぐに値しない。彼の道筋がどれだけ困難だったかを知っているが故に、タニノギムレットはその覚悟を問うているのだろう。
    少しの間、瞑目して考える。
    『夢のような舞台に立ちたかったのですわ』──シラヤマヒメの言葉が脳裏を過ぎる。憧れだった中央の人々や自分の母と居られるのであればそれで十分だと、少し寂しそうに笑っていた優しい少女の顔を思い出す。
    『そんなコト軽々しく言っても信じられるか』──ゴールドアリュールの言葉がそれに続いて浮かんでくる。何かを諦めてしまったかのような、でもそれでも諦めきれないと心の底で叫び、葛藤していた彼の顔を鮮明に思い出す。
    彼らの夢を叶えると自分は約束した。その上で、困難な道を行く上で、レースに挑む中で自分は何をしたいと願ったのか。自分のかける夢とは何だったのか。
    吸って吐いて息を整える。答えはずっと自分の中に在った。

    「──ありますわ。私は、夢にしていた景色を誰かに届けられるウマ娘になりますわ。アリュール様の夢も、シラヤマヒメ様の夢も叶えることこそが今の私の夢の1つですわ」

  • 35それを継ぐ意味8/922/09/22(木) 23:06:34

    夢の景色を届ける。
    シラヤマヒメにかつて自分が約束したこと。どれだけ努力を積み重ね続けても、夢の舞台に立つことすらできなかった彼女の夢を自分が代わりに叶えると約束した。
    ならば、それこそが自分の夢だ。困難な世界であるレースの世界において、誰かの夢を叶えられるようなウマ娘になってみせる。たとえそれが誰かの夢を踏み潰すことになったとしても、自分がその夢を叶えてみせよう。

    「────」
    「────」

    ギムレットの視線から真っ向から対峙する。
    自分の目指す物はもっと大きな物だ。ならば、この程度の重圧などに負けるわけにはいかない。たとえそれが傲慢な考えだったとしても、自分はそうありたいと心の底から確信しているのだから。彼に道を譲るわけにはいかなかった。

    「──フフ。俺はどうやらお前の事を過小評価していたようだ。すまない、俺が間違っていた。お前にとって、アリュールの夢も叶えるべき夢の1つでしかないんだな」
    「……ええ、そうですわ。アリュール様の夢もシラヤマヒメ様の願いも、皆まとめて叶えて差し上げますわ」

    ギムレットの顔に笑みが戻り、肩にかかる重圧が霧散する。体を縛り上げていた物が消え去り、解放感からへたり込みそうになるのを気合いで抑えこんだ。今へたり込んで彼からの前言を撤回されてはたまらない。

    「無理はしない方が良い。レースの経験も無いというのに、八方睨みを長時間受け続けるのは辛かっただろう。ソファに横になって休め」
    「…え、ええ。折角なのでお言葉に甘えさせていただきますわ……」

    その八方睨みをしたのは間違いなく貴方ではなくて?と思いながらもソファに横になる。
    いつの間にか握りこんでいた手のひらを開くと、汗でびっしょりと濡れていた。問答をしていたのは少しの間だと思っていたが、実は思ったよりも時間が経っていたらしい。
    彼の様子を横目で見てみると、どうやら部屋に備え付けてある冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出して手慣れた様子でコップに注いでいた。

    「頑張ったなロレトレの。春の大レースに出るというアイツの夢、お前ならば叶えられると心の底から思うよ」

    コップをこちらに差しだしながら、慈愛に満ちた様子でギムレットが言葉を紡ぐ。先程まで修羅もかくやという眼光からは考えられないほどに彼の声は優しく自分を包み込むように語りかけられていた。

  • 36それを継ぐ意味9/922/09/22(木) 23:07:49

    「そうだ、もう1つ要らない節介だろうが、喉には気を付けろよ」

    出されたコップの中に在るスポーツドリンクを少しずつ体になじませるように飲んでいると、ギムレットから思い出したかのように「喉に気を付けろ」という言葉が飛んでくる。
    何故彼がそういったのかを考えてみると、1つ思い当たる部分があった。

    「もしかして……喉鳴りでして?」
    「ああ、お前がアリュールのウマソウルを継いでその影響下にあるのならば、お前に影響が発生することも可能性としてはごくわずかだがあり得る。そうならない様に気を付けた上で、そうなった時の対策も考えておいた方が良い」

    ロレトレはゴールドアリュールのウマソウルを持っている。彼が喉鳴りで引退した以上、因果として自分にもその影響が及ぶ可能性はわずかながら存在する。

    「大丈夫ですわ。ここにはしっかりとした治療法がありますわ。それに──喉鳴り程度で私が止められると思ったら大間違いですわよ?」

    だからといって自分が恐れることは無い。
    敢えて言おう。喉鳴り1つなおした上で、絶対にレースに戻ってくると。それだけはハッキリと宣言することができる。

    「だな。ならこれも要らない心配だったか。じゃあな、お前も疲れているだろうからこの後はちゃんと休んでおけよ」
    「ええ、今度はトレーニングコースで会いましょう。ダートコースでボコボコにして差し上げますわ」
    「ぬかせ。ダートだろうが走り始めのお前に負けるわけないだろうが」

    トレーナールームを出ていこうとするギムレットの後ろから寝転がったまま声をかける。
    今度はコースで会って併走しよう──と。レースを走るウマ娘として相手を倒すと宣言をする。
    それに対してギムレットからは「お前などには負けん」と自分が言った事と同等の事と共に、野性的な笑みを1つ返される。そして自分の返事を待つことも無く、彼は去って行った。
    仰向けになりながら考える。ギムレットからぶつけられた直線的なまでの戦意と威圧感は自分がこれから歩む道の険しさを表していた。彼からの問答は自分の覚悟を問うていた。

    (なら、私は勝ってみせますわ。レースを走って勝ち、誰かに夢を魅せられるウマ娘になってみせますわ)

    ならばこそ、今自分が抱く、何色にも染まっていない自分の願いは大切にしよう。この思いを大事にして、走って行こうと決意を新たにするのだった。

  • 37それを継ぐ意味+122/09/22(木) 23:13:49

    これにて終了です。

    一周年らしいSSを投げれなくて申し訳ない……
    誰かの夢を叶えるということを心から信じているのって良いですよね
    ギムレットが厳しくなったのは、友の往った道の辛きを知っているからこそ、生半可な覚悟で進むのは互いにとって辛いことだということを理解していたからなのでしょう。
    ロレトレさんをお借りしました。エミュや設定に問題などがありましたら遠慮なくお申し付けください。

    長文になりましたが、読んでくださると幸いです。

  • 38二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:24:59

    戦友に想いを馳せるギムレット…
    もしかしたら他のトレーナーにもギムレットの知り合いは居て
    そのウマソウルに懐かしさを感じていたりするのかもしれませんね…

  • 39二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:27:18

    知り合いがいるのはいい事だねえ

  • 40二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:37:27

    いいね…

  • 41二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:37:33

    覚悟がある人はそれだけで格好いいんだ…

  • 42二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:45:32

    真っ当にかっこいい話……読んでて熱くなった
    こちらもだいぶ久方ぶりのSS(一周年感なし)投げますね

  • 43二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:47:35

    ■最近どうなの?1(ベガトレ・ネイトレ)
    長く暑い夏もようやく終わり、台風一過であっという間に寒くなってきた今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。
    「……あーやっぱダメ。台風一家が頭をよぎっちゃう」
    「あるあるですねー。台風パパに台風ママ、あと台風坊や」
    「そうそうそれそれ。ていうかネイトレも久しぶりー……って言っていいのかね? あまり日を置かずに会ってる気がしないでもないけど」
    「割と一方的に私が忙しかった気が……まあお久しぶりということで。先輩は変わりないようで何よりです」
    「ま、いい意味で変わりないのよこっちは。で、最近どうなの?」
    「最近、というと?」
    「ネイチャとどこまでいったの?」
    おーい吹くな吹くな。あとむせるなってば。

    「ごめんなさい……夏に何か新しいことあったのか、ですかぁ…………そうですね……」
    「あ、遠い目してる」
    「……何泊かですね、私の実家にネイチャを連れて里帰りしたんですよ」
    「普通に進展してるじゃん!」
    「いや、知っての通り、って言ったらアレですけど、ネイチャとうちの両親はすでに面識があって、お泊まりもある意味経験済みというか……」
    「あー年末の温泉旅行だっけ? じゃあちょっと新鮮味がない感じ?」
    「……新鮮味どころか、ネイチャったらすぐにうちの実家の台所仕事できるようになって、その……私の方がビミョーに肩身狭いです」
    「できる嫁連れてったらそっちの方がチヤホヤ可愛がられて外様気分感じちゃうやつぅ」
    「いやもうホントそれで……私の実家なのにぃ」
    「え、じゃあなに? ちょっと関係にヒビg「そんなわけないじゃないですか」」
    真顔で言ってるぞこの後輩。

    「その、イチャイチャしたい欲というのは当然あるというか……むしろ、お互いそういう欲は持っているわけで……里帰りした二日目の夜にですね」
    「しまった! 私から聞いといてなんだけど離脱するね! って腕掴むな! イヤー! 案外ノロケる気満々かー!?」
    「ちょっかいかけたの先輩の方! ちょっとぐらい聞いてくれたっていいじゃないですかー!」
    「……え? マジで聞かせてくれるの? だったら覚悟決めて根掘り葉掘り問いただすけど」
    「…………まあその。さすがに詳しい話はしませんけども」
    ネイトレ、今更ちょっと恥じらい赤面しても遅いと思うよ。……なんてーか、この場にブラトレがいなくてよかったかもしんない。

  • 44二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:48:06

    「うん、じゃあそういうディープな奴は一旦置いといて、ライトな話題ない?」
    .「いや、ネイチャとの話題もそんなディープじゃ」
    「どーだか」
    ……とはいえ肉体関係どうこうではないだろうなと思ってる。この後輩は結局のところバカ正直というか、無駄に律儀で、卒業前に手を出すことはしないはずだ。大方ネイチャが無自覚か、もしくは真摯に口説き文句をネイトレに全力ストレートをぶつけて、惚れ直したとかそんなとこだろう。あの斜に構えたウマ娘はそういうことする。

    「ライトな話題ライトな話題……あ、そうだ! 里帰り中にUSJでやってる名探偵コ⚪︎ンの謎解きゲームにネイチャと参加したんですよ。日帰り大阪遠征って感じで!」
    「へー。クリアした?」
    「制限時間一分前に、電流が『ピシャーン』って通って、なんとか無事に……! で、そこから実家に帰るときにですね」
    「はいはい」
    「近くの駅で起きた人身事故の影響で新幹線が3時間半来なくって……」
    「……」
    「『こんな事もありますよねー』ってネイチャは言ってくれたけど、ようやく乗れた新幹線も途中大雨に降られたせいで安全が確認できるまで山奥の線路上でまた2時間以上の立ち往生……」
    「……ライト?」
    「ようやく最寄り駅に着いてもそこは本来新幹線が止まらない無人駅で、あくまで手洗い休憩。……あ。でもそこで1時間ほど待機中に鉄道会社から水とカロリーメイトの配給があったのは嬉しかったです。『こんなこともあるんだね……』ってネイチャと分け合いっこしたのを覚えてます」
    「……」
    どうしよう、どんな感情で聞けばいいかわかんない。若干瞳が濁って見えるのは気のせいかな?
    「結局新幹線が終着駅に着く頃には他終電もすでに出た後。タクシーも捕まえられず。なくなく実家の両親に連絡して、後は車で送り迎えしてもらいました……」
    「な、なかなかできない体験をしたって事でいいんじゃない?」
    「ええもう、ホントに……もう…………」
    「……ノロケ、聞いてあげよっか?」
    「……ありがとうございます」
    多分、ネイトレは誰かに聞いてほしかったんだろうな、この超々遅延事件。気持ちはわかる。私だって話したくなるよそりゃ。
    それからしばらくの間、私は想像から遠く逸脱していないネイチャとネイトレのラブい話を聞いてあげた。ネイトレは少し元気になった。

    (終)

  • 45二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:48:27

    以上、新幹線の話は……実話ですハイ

    書き溜めできずにうんうん唸ってましたが、やはり投稿欄に直接打っていくのが性にあってますね。スイスイ書ける
    遅くなりましたが一周年おめでとうございます!!

  • 46二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:51:58

    お労しやネイトレ上…
    でもネイチャと寄り添って頑張れたのはきっと良い経験さ

    実話の方は…はい
    お労しや…

  • 47二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:54:11

    ああ…会話劇が染みるぅ…
    書き手の不幸力がネイトレ上に襲い掛かっていて草
    エコノミー症候群気をつけてね…

  • 48二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 23:59:37

    ネイトレさんと実話の方も含めてお労しや…
    実家に一緒に帰ってるあたりでもうラブラブさが伝わってきて尊みが凄い

  • 49二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 00:02:04

    書きだめするとああでもないこうでもないと悩むことありますよねえ…
    その点入力欄に直接投げ込むと案外すいすい進んだりする不思議。ベガトレさんありがとうございます。
    新幹線関連はおつらい…あまりにも…

  • 50二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 00:07:38

    ネイチャの親世代へのウケの良さはすごい。進んで家の仕事してるのが目に浮かぶ…

    あとネイトレさんは律儀だけどネイチャといつイチャイチャネチャネチャしてもおかしくない雰囲気がある

  • 51二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 00:13:39

    しっかり一周年遅刻しそうです!白い人です!
    白カフェちゃんの異能編そろそろ出来上がりますです…!

  • 52ネイトレ発案者22/09/23(金) 00:14:53

    SSありがたい限りで-人-ナムナム

  • 53二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 00:43:00

    書けました!投下しちゃいますね!

  • 54二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 00:43:28

    購買付近で怪しい商売をしている奴らが居る。
    そんな通報を受け、エアグルーヴが急行した先には…
    「…何をやっとるんだ」
    「あ、いらっしゃいませ~」
    「ませ~!」
    白カフェと、ゴルトレが居た。
    「…通報があったぞ、怪しい商売をしている連中がいると」
    「まぁ、失礼ですね…そんな怪しい物ではないですよ?」
    「本当だろうな?」
    「ええ。そこの白カフェちゃんにお菓子を渡して、一曲歌ってもらう。という商売です」
    「………」
    エアグルーヴは問い詰めるか迷ったが危ない事をさせている訳でもないから飲み込む事にした。
    「となると…単純に絵面の問題か。」
    「…そうですねぇ…案外お客さんがさっぱりで。白カフェちゃんのおやつがゼロです。」
    「おやつー!!」
    「…自信はあるんだろうな」
    「おっ、一曲行きますか?」
    「少し待っていろ」
    購買でカントリーマ○ムを買うと、白カフェに渡して。
    「わーいっ!」
    「リクエストなんかあったりしますか?」
    「いや、特にないな…オススメを頼む」
    「白カフェちゃん、なんかある?」
    「うーん…そうだなぁ、あれかな?」
    こほん、と小さく咳払い。ゆっくりと息を吸い込んだ…
    ~twinkle night feat.somunia~
    「…言葉と指を交わそうよ恋のセオリー」
    ぱちぱちぱちと拍手の音。
    知覚で聞いていた人も含めてそこそこの拍手が降り注ぐ。

  • 55二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 00:43:54

    >>54

    「どうだったどうだった~?」

    「うむ…流石商売にしているのは伊達ではないか」

    間違いなく心に響く歌だった。それと同時に…

    「おかしくないか?あれは二人用の歌だったな。」

    「あら流石副会長、着眼点が鋭いですね。」

    くす、と笑うはゴルトレ。心底楽しそうに…

    「白カフェちゃんの歌は特別みたいなんです」

    「ほう?どういうことだ?」

    「白カフェちゃんが子供な理由は知ってますか?」

    「?ウマ娘化した時に子供の姿になったから…じゃ、ないのか?」

    「実は少し違いまして。正しくはウマ娘になってから激しく情緒が動きやすくなった、んです」

    「…何が違うんだ」

    「心の底から子供になったわけでは、正しくはないんですよ。精神の根っこには元の彼が居ます。

    激しく感情が動く底には何かあるんじゃないかな、と気になりまして調べてみたんです。」

    タキオンさん協力の下でね。と頷いて。

    「そして分かった事が『彼女の近くでは感情がブレる』事と『歌や詩に込められている感情を引き出せる』ということです」

    「…?つまりどういうことだ」

    「彼女の歌は聴覚というより感情にダイレクトに響くんです。そして歌から感情そのものを引き出しているから『二人分を同時に歌っているようにも聞こえる』」

    「…おい、それは」

    「ぶっちゃけた話マク○スですね」

    「…なんだそれは」

    実際かなり凄いものだ。つまり彼女の歌は誰の心にでも響かせる事の出来る魔法の歌ということになる。

    「まぁ、悪用するのも違うのでこうやって白カフェちゃんの利になるようにしてる感じですね」

    「使わんという発想はなかったのか…?」

    「だって面白そうじゃないですか」

    「歌うの楽しいよ?」

    まぁ、当人たちに悪意が一切ないならいいのか…?と納得することにしたエアグルーヴ。

    「…ぁ、あの…」

  • 56二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 00:44:12

    >>55

    「はいはいいらっしゃいませ?」

    「いらっしゃいませー!!」

    出てきたのは、内気そうなウマ娘。

    「その、一曲お願いしてもいいですか?えと、これ…」

    そう言って渡されるたけのこ○里。

    「わーい!まかせてまかせてー!」

    「リクエストなんかあったりしますか?」

    「えっと…しっとりした歌がいいです…お願い、出来ますか…?」

    「白カフェちゃん、行ける?」

    「ん~…うん!いけるよ~」

    いくね?と息を吸い込んで…

    ~Mili YUBIKIRI GENMAN~

    「ゆ びきりげんまんと、な、えた…」

    「…あ、うっ…」

    泣き出してしまった内気なウマ娘。

    「わわ…大丈夫…?」

    「いえっ…大丈夫…です…っ」

    ゆっくり頷いて。くし、と目をこすって。

    「ありがとう、ございます。元気、出ました。」

    「えへへ、よかったよかった~」

    「良かったらまたご利用くださいね~」

    手を振って、彼女を見送る二人。

    「ね?面白いでしょう?」

    「…まったく」

    はぁ、と息を吐くエアグルーヴ。

    その後もまちまちとお客さんが来て、お菓子一杯で幸せな白カフェちゃんでした。

  • 57二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 00:45:51

    >>54

    >>55

    >>56

    というわけで異能編でした。ちなみに異能名を『感情引力』といいます!

    色々悪さはできそうな感じですが本人にやる気がないので悪いことは起きないのがいいところ?

  • 58二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 00:48:05

    このレスは削除されています

  • 59二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 01:07:29

    >>37

    あ……あ……あ……ちょっと顔出しした設定からこのような熱いSSが作られるなんて……

    ロレトレさんのエミュ完璧いやそれ以上です!登場させていただきありがとうございます!!

  • 60二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 02:08:29

    1年ってやばくね

  • 61二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 02:15:16

    >>60

    ブルトレの人へ

    有り得んくらい絵が上手くなっててびびりました


    フクトレの人へ

    MOD頑張っててすごいですね


    みなさんへ

    TSは終わらねえ


    PN.邪龍亜光鎌獅子斎/元凶

  • 62二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 02:23:39
  • 63二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 02:24:28

    逃げないようにラフ置きに来たら久々に見た。
    元気そうで何よりです。

  • 64二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 03:09:54

    このレスは削除されています

  • 65二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 05:57:21

    おはメカ
    この2人は初期っちまうを思い出すメカねぇ
    いい絵メカ

  • 66二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 06:41:11

    おはメカ
    産みの親がいたメカねえ

  • 67二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:02:18

    おは140-90-55-80

    夢で何故か千利休(へうげもの)とお茶会の準備について話してました。和気藹々とお茶菓子や食器とかについても語り合ってました。なんで……?

     

    >>60

    マクトレの髪の所々フワッとしてる所としっかりとした流星が、スーツや眼差しとかと相まって落ち着いた大人な雰囲気が出てていい…


    >>64

    ラフの段階で髪とかが描かれてないのに、顔のところだけで誰が誰だかを判別できるの描き分けが凄くていいね…

    完成が今から楽しみ

  • 68二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:05:47

    おはます
    元凶来てたのか…

  • 69二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:15:31

    おはよう

    >>60

    >>64

    かわいい…(目覚めたばかりで語彙消失)

  • 70二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:19:32

    おはます
    29?と思ったらマクトレ初登場回だったよ

  • 71二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:23:33

    そういえば今日が7+1の確立だっけ?

  • 72二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:26:07

    スズトレあたりも今日かな?
    いや最初の2~3日は密度が凄かったっすね…(遠い目)

  • 73二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:27:57

    折角だから提唱してるトレが何時頃か見返してみたら25日だったんだけどよぉ
    え、うそ?(第三世代)

  • 74二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:32:01

    宴会くらいまでは一週間の出来事なんだね

  • 75二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:33:07

    第三っていうとカフェトレ〜スペトレあたり?
    マルゼン世代に隠れてるけどここも濃いな

  • 76二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:33:57

    確か今日が7+1確立だったと思うよ
    んで日が変わってすぐにマルトレが来てそこからマルゼン世代が昼から夜にかけて次々登場していったはず

  • 77二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:35:11

    そうか……30スレ程度ってだいたい数日なのか……


    なんで数日でそんなに概念が出現してるんです?

  • 78二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:38:08

    >>77

    なんでだろな…多分みんな掛かってたんだろうな…

  • 79二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:41:00

    第三世代改めて見てみると
    黒カフェ(同時期にタバコ?)、ネイトレ、オベトレ、ゼリー、ドトトレ、クリトレ(小)、スペトレ、バクトレ、マベトレ
    が対象になる…?

  • 80二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:41:30

    そもそも7+1の+1はそろそろ7人以外についても話したいよねっていうところから生まれたから、その後に個人で考え出されたマルトレのお陰もあって見えないところで溜まってた自分の考えたウマ娘化トレーナーについて語りたい欲が吹き出したのではないだろうか

  • 81二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:44:13

    大体集合絵の段ごとになってるんじゃないかな
    4世代も濃いね

  • 82二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:48:35

    集合絵見てると楽しくていいね
    …これ更新するのバリ大変じゃないすか?(小声)

  • 83二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 07:49:21

    >>82

    超大変だと思うしここまで書いたの凄いと思う…

    でも集合絵師さんのデザイン大好きだから楽しみにしてるんだ…

  • 84二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:01:35

    おはようございます
    集合絵はあの人数を担当と一緒に可愛くデフォルメされて描かれているのがとても良いですよね…
    あと元凶さんに褒めてもらえて凄く嬉しかったです!
    初期からここで描いてる絵師さんは皆絵がとても上手くて尊敬してます…私ももっと頑張っていきたいですね

  • 85二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:05:51

    こういうトレいいよねっていう7+1以降の概念爆発に関してはじつは二世代と三世代の間は結構曖昧なんだ
    SSとか絵になるのがちょい早いとか遅いとかの差でしかないんだ(なんなら提唱だけなら前後する)

  • 86二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:07:24

    今のちびハヤ、白カフェ、ゴルシトレ、あと投げられてたコパトレあたりって何世代扱いになるんだろうか

  • 87二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:07:51

    あ、オタデジ忘れてたのと、雑に書いたの投げるよ!

  • 88二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:08:38

    >>86

    ウオトレもいるね

    >>87

    どうぞー

  • 89二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:09:20

    「最近さ、なんか……こう……増えたよね?ちっトレ」
    「増えたな」
    「黒ルドちゃん大丈夫なの?」
    「……大丈夫って?」
    「いや、ちびハヤトレちゃんはまあ走ってるだけだし、おいかけっこしたことあるしほっといていいと思うよ?」
    「うん?」
    「白カフェちゃんは抱き締めたことあるからまあいいけど」
    「待て魔ルド、やったのか!?既にやったのか!?」
    「やったよ?」
    「いや、待て!そこまで親しくないのに抱いたのか!?」
    「抱いたよ?」
    「抱いたのか……」
    「それでさ、オタデジちゃんに強しゅ…近付いて抱き締めたら気絶しちゃったし……」
    「いや本当に何してるんだ!?深謀遠慮はないのか!?」
    「あるよ?ほら、プラエトリアニのトレーニングの時とか……」
    「……本人の言うとおり、公的な場なら優秀なんだけどな……」

    尚、この話の一部だけを聞いたモブトレは魔ルド×白カフェを描こうとして他のモブトレに昏倒させられた。南無三。

  • 90二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:14:17

    魔ルドが「抱いたよ」なんて言ったらなんか…えっちだね

  • 91二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:14:19

    通り魔ならぬ抱きしめ魔……
    でも本人が楽しそうならOKです

  • 92二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:17:51

    ヒェッ…怖いめぅ…
    怖いからイクトレ抱きしめて寝かせるめぅ…

  • 93二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:20:57

    >>89

    こいつ白カフェを抱いたんだ!これは実質うまぴょいなんだ!!

  • 94二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:23:02

    わかっておったろうにのう…オタデジトレが天然傾国魔性な魔ルドトレに抱き締められて大丈夫な筈がないと…

  • 95二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:46:35

    SSを投下しても大丈夫そうかな?

  • 96二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:47:17

    こいこい

  • 97二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:47:28

    >>95

    こいこい

  • 98二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:47:51

    それでは投げさせて貰いますね~

  • 99二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:48:22

    放課後のトレセン学園。
    疲れた様に歩く者やランニングを始めている者。
    様々な生徒が各々時間を過ごす中グラスワンダーもまた練習を始めるべくトレーナーの部屋へと向かっていた。

    コンコン
    「こんにちはトレーナーさん、グラスワンダーです」
    既に何度も来た部屋だが礼儀としてノックと共に声を掛ける。
    エルはソレを怠り部屋に突撃して着替え中のエルトレさんを見てしまったという。
    そんな何かが増えた盟友を思い出しながら声を掛けた部屋の主からの返事を待つ。

    「…………はい」
    「? ……トレーナーさん?」
    しかし、帰って来た返事は少々弱いモノ。
    お昼休みに話した時はそんな兆候は無かったが、もしかしたら体調を崩しているのかもしれない。
    そんな不安に駆られて慌ててトレーナー室のドアを開ける事とした。

    「大丈夫ですかトレーナー……さん?」
    「ううっ……グラス〜……」
    トレーナー室へと入った先に居たのはトレーナーさん。
    ……いえ、確かにトレーナーさんなのですが。
    何やら着ている着物が小さく……と言いますかトレーナーさんが大きく?

    「えっとトレーナーさん? そのお身体は……」
    「お昼寝から目を覚ましたらこの様な事になってしまっていまして〜……」
    「はぁ……」
    昼寝をしていただけでこの様な事になるのでしょうか?
    ……いえ、なりますね。
    トレセン学園で起きた様々な事柄が納得させるのに充分な証拠を用意しています。
    そもそもトレーナーさんがウマ娘になったのも朝起きたらなっていたという話。
    この学園、不思議な事が起こり過ぎです。

  • 100二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:48:59

    >>99

    「さて、取り敢えず着替えの用意でしょうか?」

    「ええ、お願いしてもよろしいでしょうか~」

    なにはともあれ今のトレーナーさんの格好をどうにかしないといけません。

    着物姿なので袖や裾の長さが合わないだけで済んでいますが、あまり良い格好とは言えませんからね。

    という訳で着替えの用意の為に今のトレーナーさんの身体の採寸を始めます。


    「では、身長からですね」

    「は〜い」

    巻尺を用意し身長から始めます。

    ……高いのでやり難いですね。

    「…………ふぅ、175……ですね」

    「175ですか〜……」

    測定した結果、身長は175cm。

    普段より20cm高い……ウマ娘になる前のトレーナーさんと同じ値です。

    ……こんなにも私と大きさが違ったんですよね。


    「…………さて、他の数値もですね」

    「……ええ、お願いしますね~」

    其々思いが有るのか少しの沈黙が部屋を包みます。

    そしてそれを振り払うかの様に採寸の続きを行っていきます。


    「えっと……バストは89、ウエストは65、ヒップは……9、99」

    「あらあら、随分と大きくなりましたね〜」

    測定結果は175-89-65-99

    どうやら身長に合わせてスリーサイズも大きくなっている様ですね。


    ……と言いますか何なんですかこのお尻は!

    さっきまでのしんみりとした空気を弾く大きさじゃないですか!

    そんな感想を胸に懐きながらグラスは合いそうな服を持っていそうな人の下へと向かう事とした。

  • 101二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:49:27

    >>100

    「……取り敢えずスーツは借りれましたよトレーナーさん」

    「ありがとうございますグラス、とても助かりました〜」

    今のトレーナーさんに合うサイズの着替えを求めて取り敢えずたづなさんの下へ行ってみました。

    そして流石はたづなさん、最近の様々な事態に合わせて予備のスーツを取り揃えていた様でした。

    中には暴力的なスリーサイズの方も居られるので色々揃える必要が有ったみたいですね。

    ……本当にお疲れ様です。


    「ふむふむ、少々お尻が窮屈ですが~……まあ、良いでしょう~」

    「あらあら、本当にパツパツですね……」

    私が持って来たスーツへと着替え終わったトレーナーさん。

    しかし幾ら入るサイズだと言っても、しっかりと身体に合わせた物ではありません。

    残念ながらトレーナーさんの大きめなお尻には少々合わなかった様です。

    ……ちょっと叩きたい気持ちになってしまうのは仕方無いと思います。

    (ケツデース!)

    黙りなさい。


    「グラス?」

    「えっ? あっ、すみません……」

    ……少々トレーナーさんのお尻に意識が向き過ぎていた様ですね。

    取り揃えず気を持ち直しましょう。


    「それで、今日の練習ですが~」

    「はい♪」

    「止めにしませんか~」

    「はい?」

    しかし気を持ち直した私にトレーナーさんが話したのは練習を止めないかという話。

    一体全体どういう事でしょうか?

  • 102二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:49:52

    >>101

    「どうしてでしょうかトレーナーさん?」

    「いえ、せっかくこの身長になりましたので~」

    私の疑問に答えつつトレーナーさんはこちらに向かって腕を広げます。

    「ハウディ〜」

    「……ふふっ、あらあら」

    腕を広げてまるでタイキ先輩の様な事を言い出したトレーナーさん。

    その意図を察して思わず笑みが溢れてしまいます。

    ……そうですね、せっかくなので乗るしかありませんね。


    「ふふっ、すっぽりと収まりましたね~」

    「はい、トレーナーさんの顎が耳に当たる程ですよ〜」

    トレーナーさんの意図通りにすっぽりと腕の中へと収まりぎゅうっと抱きしめられます。

    トレーナーさんと抱き合う事は多々有りますが、この身長差はとても新鮮です。

    ウマ娘になる前のトレーナーさんと抱き合う事は有りませんでしたからね。

    ……本当はお互いしたかったのに我慢していましたから。


    「せめて日が落ちるまで……良いかなグラス?」

    「はい、トレーナーさんが望むまで」

    きっと明日にはトレーナーさんは元の身長に戻ってしまっています。

    せめて今はかつてを思い起こさせる姿を焼き付けましょう。

    1日だけの夢……というには顔に当たる柔らかい物が邪魔な気もしますが……

    今はトレーナーさんの温かい体温に包まれながら

    こうやって抱きしめられていたかもしれないという夢をみましょうか……



    「あの、グラス? 抱きしめ返してくれるのは有り難いんだけど……お尻を触るのはちょっと……その、敏感だし……」

    …………はい


    うまぴょいうまぴょい

  • 103二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:50:50

    了です。
    言うっちまう1周年&グラトレ(独)登場1周年
    という事で起きたら身長だけ元に戻っていたグラトレ(独)の話でした。
    巫山戯つつもちょっとしんみりした所も入った話。
    元の身長に合わせてスリーサイズ変えたらどうなるかが発想元とは思えねえ……
    思い付いたままに書いたので取り留めの無い内容となってしまっているかもしれません

    という訳で
    ウマ娘化前の身長に合わせてスリーサイズを合わせてみよう
    例えば劇中で出たグラトレ(独)はウエストを決めた後
    巨乳指数と(H-W)/身長(m)の値をだいたい合わせて決めてみる感じで
    155-77-55-85 Bカップ 巨乳指数:105 (H-W)/身長(m):19.4

    175-89-65-99 Bカップ 巨乳指数:103 (H-W)/身長(m):19.4
    にしてみました
    改めて思う、尻がデカい
    (H-W)/身長(m)を19.4にする為に仕方無かったのだ
    大いなる大義が其処には有ったのだよ

    他のトレもウマ娘化前の身長にスリーサイズを合わせたらどうなるのだろうか

    これにて後書きも了です
    最期に一言、スーツは着替えが有ったけど下着はどうなんだろうね
    腹を切ります

  • 104二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:53:58

    身長だけ戻るってのは新しくていいですね
    めっちゃケツがデカいデース!!

  • 105二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 08:59:31

    タイトレが190位になったらとんでもないことになるのでは?

  • 106二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 09:09:03

    >>89

    よく気絶で済んだなオタデジ。下手したら冗談抜きで死んでたんじゃないか?

    >>99

    うーんケツがデカい

  • 107二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 09:21:56

    >>105

    タイトレを190にしてみた

    ウエストはゴールデンカノンとの差を現在とだいたい合わせて75で設定

    そこから各数値を調整した所……


    140-90-55-80

    Fカップ 巨乳指数:216 (H-W)/身長(m):17.9

    190-117-75-109

    Gカップ 巨乳指数:213 (H-W)/身長(m):17.9


    という結果を導き出しました!

  • 108二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 09:23:54

    >>107

    デッッッッッ

  • 109二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 09:30:37

    >>107

    こうして伸ばしてみるとケツも大概デカいことがわかる

  • 110二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 09:35:57

    >>109

    ケツがデカいグラトレの身長を-15して尻は-5だけなんだ

    尻もサイゲなんだ

    やはり頭サイゲはヤベェヤツでは?

  • 111二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 09:36:52

    ケツデェェェェェス!!

  • 112二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 09:43:38

    頭サイゲ神もあの世で喜んでるよ

  • 113二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 09:47:07



  • 114二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 10:01:23

    もしタイトレが男の時と同じ様にデカイままだったらタイシンは少し耐えれたと思う
    アイツならこうなるよなって
    暴力的なスリーサイズは兎も角納得はまだ出来る

    対して現行のサイゲボディは
    あのデカイのがこんな小さく? いやこのスリーサイズは?
    というギャップがタイシンの性癖に対する破壊力を強化していると思うんだ

    教授殿の見解は?

  • 115二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 10:23:57

    >>114

    君が次期教授だ

  • 116二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 10:26:46

    確かにタイトレは小さいというのもいいのだな

  • 117二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 10:27:31

    教授のものです。

    近年の学会の中でのタ性壊の見解の主流としては、やはり140cmという一般的に見ても小柄な体育の中にはち切れんばかりのバスト、きゅっと締まったウエスト、そして胸と比べて比較的控えめなヒップを詰め込んだことによる一撃一撃の重さによるもの、というものです。

    しかしながらそこにもやはり異を唱える方がいるようで、先日提出された論文の中に面白い記述がありました。「タ性壊の要因はもしかしてタイトレが小さい頭サイゲボディなだけであって本来の身長に戻ればそうおこなわれないのでは?」というものです。もしこの論文が否定されれば、タ性壊の反証になり得ます。
    しかしながらどうでしょう。190-117-75-109という数字の羅列を見て、先程このようなレポートを渡されました。「高身長ムチムチイケメンくそかわタイトレ×ベタ惚れナリタタイシン」というこちらの本、高身長になった分タイトレに包まれる範囲が多くなり、結果全部を包まれることになるタイシンや、離れようにも体格差で離れられなく、またそれを楽しむタイシン。
    ここから導き出されることはそう!タ性壊はタイシンによってでなく、タイトレがタイトレである限りつづくのです!
    この研究結果は学会を震撼させるでしょう。なんせ彼自身が我々が積み重ねてきた研究の結果だったのですから。灯台もと暗しというやつです。最後にタイシンとタイトレは雨宿りで灯台に忍び込んで2人で甘々な1晩をすごして欲しいです。

  • 118二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 10:33:18

    なんで!このスレには!超絶ニッチな層の教授が湧くんだよ!?!?

  • 119二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 10:34:05

    >>118

    そもそもこのスレがニッチな層の集まりだし…

  • 120二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 10:35:17

    おきた
    クソ真面目な人が何故かゴルシのトレーナーやってて、ゴルシに「ゴルゴル星行くぞ!」って言われて「分かりました、少し待っていてください」って言ってその後「ゴルシ、星の命名権を買ってゴルゴル星と名付けましたよ」って言い放つ夢見た
    これ真面目すぎてゴルシと組み合わせたらアカンタイプだわ

  • 121二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 10:42:30

    この教授トレセン学園地下帝国の本を読みこんでそう

    でもタイトレは大きければ包容力が、小さければ庇護する/されるの反転とそれにともなうギャップと自分が我慢する側に回るというある種の禁欲感がそれぞれタイシンを攻撃するというのが繋がるのはそうよね…


    >>120

    星の命名権買って名前つけるのは言っては何だけれどゴルシ的にはなんかちがうな…感ありそう

  • 122二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 10:45:03

    >>121

    絶対ゴルシ困惑させてる、多分クソ真面目すぎて思わぬ方向に暴走しちゃうタイプ

  • 123二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 11:17:43

    (TSってニッチなのって言う顔)

  • 124二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 11:36:52

    wiki見てたらギャルゲー概念とかポケトレ概念とか色々あったなぁって

    あ、私が好きなのはカマライゴン概念です。かわいい

  • 125二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 12:00:12

    (ss投げていいかな?)

  • 126二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 12:00:28

    照れるメカねえ

  • 127二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 12:01:29

    >>125

    こいこい

  • 128二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 12:02:17

    「さて、あれから数日経った訳だけど…調子はどうかしらコパトレ。」
    「あ、あー…まだ慣れないです。」
    「そうね、別におかしい事じゃないわ。そもそも数日でウマ娘の身体に適応出来る人の方が少ないもの。」
    「そう、ですね…」
    寮の一角、コパトレの部屋に押しかけ女房…ではないが、彼の様子の確認にきたキタトレにコパトレは正直に伝えた。
    …ウマ娘化したその日から、数日の間リッキーとキタトレとで彼が慣れるまで面倒を見ていたのだが
    「…それで、風呂に入るのはいいけど下着を忘れたからといって、つけずに出歩くのはやめなさいな。仕方ないけれど…」
    「すみません…」
    「別に怒る気はないのだけど、基本私か彼女…リッキーちゃんがいたのだから呼べばいいのよ。」
    「あー、すっかり失念してました。」
    (やっぱり彼、どこか抜けてるわね…素直なのはいいことなのだけど。色々と教え込みやすくて助かるわ)
    キタトレはそんな事を思いつつ、コパトレの身体をまじまじと観察する。勿論、教え込むといってもキタトレ好みにとかそういう訳ではなく単純にリッキーと二人掛かりで女性としての常識を伝えてるだけである。(そういう事しそうな見た目と口調はしてるが。)
    「さて、じゃあちょっと私についてきてもらえるかしら。」
    「あ、はい。」
    格好を整えたコパトレを連れて、キタトレは寮から出る。向かう先は…キタトレがよく行くあのお店。
    …そんな二人で歩いている姿を目撃したモブトレは、素直なコパトレがキタトレにあんなことやそんなことをさせられるんじゃないかと思い、慌てて駆け出したのだった。(ついでに走りながら地下帝国所属と明言してる同僚に問題の光景を伝えた)
    「チヨトレ、暫く空いてるならコパトレのマッサージも頼めるかしら。肩肘張ってるのも流石に疲れたでしょうコパトレ?」
    「大丈夫です、先にコパトレさんからマッサージしますね。」

    短文失礼しました
    キタトレとコパトレ、ウマ娘化して数日後にあっただろう話。キタトレは別にコパトレを自分好みにしたり食ったりはしませんよ。
    コパトレ、自由にしてほしいということはつまりスレの流れやSS,絵で設定を増やしていいということでOK?

  • 129二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 12:32:14

    >>128

    OK


    あくまで雛形がスレに投げられていたのを形にしたという認識なのでその辺は本当にご自由に

  • 130二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 12:39:09

    しれっとノーパンしてて草

  • 131二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 12:56:43

    SMSS(セリフのみのマジでショートストーリー)な家トレズ(黒ダスと略称決めてなかったウオトレ)置いていって良いですか?

  • 132二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 13:14:31

    コパトレが周囲の助けを借りながら一歩ずつ慣れていくの良いね…

    ちょっとずつ良くなってくの好きなんだ


    >>131

    勿論!

  • 133二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 13:16:35

    「ダストレちゃーん!遊んで欲しいッスー!」
    「今忙しいから後でな」
    「えー!今が良いッスよー!」
    「るっせぇな…ほらゲーム貸してやるから、これやって大人しくしてろ」
    「ちぇー、まぁ良いッス。忙しいの終わったら遊んでもらうッスから」
    「はぁ…もうなんでも良いわ。黙っててくれ」
    「言質取ったってやつッスねー!さてと…」
    「…おい、忙しいって言ってんだよ遊んでろって言っただろ。人を抱きしめて挙げ句頭に胸置いてんじゃねぇーよ!重いわ!」
    「そうなんスよ重いんスよ。それにダストレとボクの身長差だとダストレ小さいッスし、良いかな?って思ったす!」
    「よぉし喧嘩売ってんだな買ってやるよ蹴り飛ばしたらクソがぁ!」
    「うわっひゃあ!ダストレちゃんが怒ったッスぅー!逃ぃげろー!」
    「待てやゴルァ!」

  • 134二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 13:32:22

    >>133

    また子供系トレーナーが増えた…

  • 135二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 15:27:55

    >>133

    悪ガキ感があって可愛らしいね

  • 136二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 18:54:25

    最近トレ達が増えてうれしい

  • 137二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 18:59:05

    お風呂浸かりながら「無敗の二冠馬の因子継承したツルトレがツルに菊取らせるっていいな……」とか「造花セイトレが小学生時代にスクールカースト下なの悟って灰色とまではいかないけど輝いてない青春時代過ごしたせいで自分には才能はないって思い込んでるとかありだな……」とか思ってたら悪魔合体して造花セイトレが菊で「貴方を勝たせてあげることができなくてごめんね……こんな無能でごめんね……」って曇ってた
    どうして…………

  • 138二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:00:11

    https://bbs.animanch.com/board/826375/?res=158


    これは以前に投げたツルトレの幻覚

  • 139二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:10:33

    つ、辛い……

  • 140二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:18:37

    1日遅れの1周年記念SS出来たから上げていいかな

  • 141二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:19:56

    SSたすかる

  • 142二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:22:54

    大丈夫そうなので上げますね

  • 143二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:23:17

    「1年ですかぁ……時間が経つのは早いですね」
    「気が付くとあっという間だよね。身体の動きにもすっかり慣れちゃったし」
    今日はウマ娘化現象が始まってから1周年経った事を記念し、アグネスデジタルとオタデジをアタシの部屋に招いて軽い飲み会を開いていた。
    と言っても未成年(デジタル)が居るので飲み物は酒ではなくはちみーサイダーだが。
    「しかしまさか1周年を前にしてオタデジもウマ娘化するなんてね」
    「ずっと憧れてましたから、気付いた時はテンション爆上がりですよ。……多少誤算はありましたけど」
    持って来たお菓子をつまみながら遠い目をするオタデジ。
    その様子を見たデジタルが何かを思い出したかの様にくすりと笑う。
    「オタトレ(オタデジ)さんはあたしに負けず劣らずのウマ娘ちゃんオタクですからね。理想のシチュエーションが見れないのが残念なのはよく分かりますよ」
    「そうなんだよ。デジタルそっくりな姿になれたのは嬉しいんだ。ただ俺はデジタルとデジタルそっくりなウマ娘のてぇてぇな光景を外野から見たいんだよ……!」
    「あたしはオタトレさんを見てると自分の姿を客観的に見てる感じがして、今までの自分の奇行が脳裏に蘇って来ますね……」
    自分の行動を思い出して照れくさくなったデジタルは、気持ちを紛らわせる為に持っていたはちみーサイダーを一気飲みする。空になったコップに新しい飲み物を注ぐと、近くにあったクッキーに手を伸ばした。
    小さな口で食べる姿が小動物みたいでなんとも可愛らしい。
    「踊トレさんは最近はずっとグランドライブ関係で忙しかったですよね」
    「参加するウマ娘達のダンス指導とか関係各所への挨拶とか色々あったからね。ライブも終わってようやく一息付けた気分だよ」
    ここ暫くは、トレセン学園のOGであるライトハローが企画したグランドライブ復活をサポートする為、同じライブ指導教員の蒼ファルと共に多忙な日々を送っていた。
    しかしその忙しさがまったく苦にならない程にやる気に満ち溢れたウマ娘達にダンスを指導するのが楽しく、大変充実していた。

  • 144二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:24:30

    「レースとはまた違ったウマ娘達の顔が見れて幸せだったな~。デジタルも相変わらずの歌唱力お化けで圧巻のライブだったし」
    「いやいやいやいや、あたしよりも他のウマ娘ちゃん達のパフォーマンスが凄いですって!」
    「デジタル含めて全員目に焼き付けたさ!今思い出すだけでも昇天しそうになるぐらいだし」
    ライブ当日は隣に座っていたオタデジがウマ娘の姿を見る度に失神したり蘇生したり号泣したり祈ったりと忙しそうだったのをよく覚えている。最後の方なんて燃え尽きて真っ白になってたし。
    「羨ましいよ。アタシはオタデジ程デジタルに合わせて行けてるか不安もあるしさ」
    デジタルの影響でウマ娘の同人誌を読む様になったり、様々なシチュエーションを思いつくようになったりと話は分かる様にはなっているが、デジタルと同じテンションで盛り上がれるオタデジを見るとちょっと自信がなくなる事がある。
    「テンションは重要じゃないですよ。大事なのはどれだけウマ娘達を想っているかですし。俺見たんですよ、踊デジさんがグランドライブで踊る教え子達の姿を見て涙を流してたの」
    「えっ、マジで?」
    まさか自分が泣いていた上にそれを見られていたとは。照れくささで顔が火照ってしまう。
    「踊デジさんは俺達とまた違った視点でウマ娘達を見る事が出来るから、俺やデジタルが気付けないような発見が出来るんですよ。お陰で俺達も同人のネタが増えて助かってますし」
    「そっか。それならアタシも安心したよ。……ん?そういやデジタルは?」

  • 145二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:24:55

    いつの間にか静かになっていたデジタルの方を見ると「視点は違いながらも、ウマ娘ちゃん達を想う同志の友情……なんとてぇてぇ事か……」と言いながら尊みで爆発寸前になっていた。
    これもすっかり慣れたいつもの光景である。
    担当ウマの幸せそうな笑顔を見て、微笑ましくなったアタシとオタデジは互いの顔を見てクスリと笑い合う。そして次の瞬間それを見たデジタルが奇声を上げて爆発した。どうやら今のが完全にトドメになってしまったようだ。
    「あヤバイ。俺も踊デジさんスマイルで天に還りそう」
    そう言って床に倒れるオタデジ。
    ウマ娘化してからは姿だけでなく体質まで似たのか、こんな風に失神する場面が多くなった。
    まるでデジタルが二人に増えたような気分だ。
    「まだ時間はあるから、二人とも落ち着いたら戻っておいで」
    「「はーい」」と二人分の返事が聞こえた。
    さて、次はなんの話をしようか。やっぱりウマ娘化トレーナー達の話かな?彼らの話題は尽きる事が無いからいくらでも語り合えそうだ。アタシも提供出来そうなネタが沢山あるし、二人からもウマ娘の話が聞けると思うと楽しみで仕方がない。
    今宵もまた、三人で有意義な夜が過ごせそうだ。

  • 146二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:25:38

    >>143

    >>144

    >>145

    オタデジさんをお借りして一日遅れのデジトレ一周年記念SSでした。

    踊デジもオタデジ程大きいリア以上クションはしませんが、内面はしっかりウマ娘オタクに染まってますね。

    オタデジと踊デジは自分とは違う目線でウマ娘を見ることが出来る共同トレーナーを互いにリスペクトし合ってるイメージです。そしてそれを見たデジタルがいつもの如く爆発すると。


    ちなみにデジタルからの呼び方は「トレーナーさん」だとどちらか分からなくなってしまうのでオタデジ=オタトレ、踊デジ=踊トレで分けてます。

  • 147二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:53:20

    いいね…

  • 148二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 19:58:25

    >>146

    オタデジをありがとうございます!踊デジとオタデジがお互いにリスペクトしてるの良いですね…!

  • 149オタデジ概念の人22/09/23(金) 20:01:14

    どうしても真面目な部分を書きたくなっちゃう人なのでオタデジもつい曇らせたくなっちゃうけどそれは違くない?って声も心の中でするのでオタデジは爆散した

  • 150二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 20:14:39

    図書館のお手伝いとは聞いてはおりましたけどなぜこのような姿をしなければいけませんこと?

  • 151二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 20:18:20

    >>150

    かわいい…

  • 152二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 20:26:33

    >>150

    図書館手伝うロレトレいいね…

  • 153二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 20:27:01

    自然科学担当かぁ

  • 154二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 20:27:19

    >>134

    でもこの性格で身長185あるの凄いよね…業を感じる


    以前ウマソウルがエクスターミネーターとゲインズボローで「ヒーローの条件」を考えるビコトレを考えたことがあるけど、話がややこしくなる上にまあまあ危ない領域に足を踏み込みそうでボツにしたなぁ…

  • 155二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 20:28:37

    >>150

    ロレトレさんかわいい…!

  • 156二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 20:44:06

    図書館ってことはMOD作られてるやつかな?いいね…

  • 157二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 21:29:29

    ガンエボが楽しいのでガンダムっぽいネタ書きたいですねぇ…

  • 158二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 21:48:11

    ちょっと造花さんのとこで菊花賞云々書いてたので、
    転セイトレのバースだとセイちゃんはアプリ+史実の史実最後の春天抜いてJC、有馬まで頑張ったとこまで考えてます。
    勝ちはJCスペシャルウィーク、有馬グラスワンダーまでそのままですが掲示板内に入る健闘したと考えてます。
    クソデバフはあるけど信頼できる人全力で頼ったり色々して頑張る感じです、無理はした。
    後正直頼った描写出しといて史実勝ち鞍勝てませんなんてするつもりはないです、お借りしてるトレさん大好きですし。

    なので多分造花さんとは別バースです。ぶっちゃけ造花さんのノリだと転セイ居てもお邪魔虫にしかならないし。

  • 159二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 21:48:13

    (例のダンスが出てくる辺り自分相当毒されてそう)
    所でssあげていい?

  • 160二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 21:51:43
  • 161二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 21:52:04

    >>159

    あっどうぞ

  • 162二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 21:53:45

    「はぁぁ………はぁ……」
    「キミ、いつ見ても凄い放熱だね」
    …立ち上る湯気か蒸気か、白いそれを身体中から発しながら息を整える白い服の少女…サトトレは肩を上下させていた。
    体温が上がった事で顔や体の一部は紅く染まり、その姿はまるで高温で排熱するロボットかのよう。
    「ふぅ………、僕があのヒラヒラした勝負服なのも薄い方が楽だからだしねデジトレ(踊)。勿論速くなるからではあるんだけど」
    「アタシの動きやすいぴっちりインナーとは対照的だね。キミの白い布一枚だけで作ったような勝負服は」
    実際、サトトレの勝負服は装飾と腰の巻いているのなしだと本当に一枚の白い布から出来てるレベルなのだ。
    対してデジトレ(踊)のはボディラインが非常に目立つ服装で、こちらはこちらで装飾の殆どないシンプルisベスト。
    「レースのデジトレ(踊)は凄くテクニシャンだし、僕みたいに純粋なパワーの大外一気でゴリ押すのとも対照的だよね。」
    「いや、サトトレはサトトレで凄く技術面でも巧みだよ。アタシですら真似出来ない部分もあるし」
    …デジトレがその技術を自覚して使っているのに対して、サトトレのそれは無意識下での最適化…両者の違いはこういう所だろう。
    「惜しむらくはアタシとキミじゃ主戦場が違うって所かな。ステイヤーはドベトレと…デビューしてないキタトレくらいだし」
    「デビューしてる人達の中じゃどうしてもね…僕にマイルはちょっと短いから、せめて中距離じゃないと。……っ」
    熱か疲労か、少しふらついたサトトレを軽く支えるとデジトレ(踊)は気を遣って話しかける。
    「おっと、大丈夫サトトレ?…アタシが部屋まで送ろうか」
    「…ごめん、ありがとうデジトレ(踊)」
    ──デジトレ(踊)におぶわれるサトトレの姿を、物陰から観察していたデジトレ(オタ)とデジタルは…尊みで爆発した。

    短文失礼しました
    デビュー組の絡みでデジトレ(踊)と。サトトレの勝負服、あの布の下は真面目に下着だけで隙間のある風通しの良い作りなんすよ。
    デビュー組、公平に競えるのはやはり中距離しかない(フリオーソさんは…ごめんなさい)。まあリアルもそういうものだし…

  • 163二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 22:26:49

    デビュー組の絡みいいね
    もしかして勝負服を着たトレーナーってえっちなのでは

  • 164二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 22:32:25

    >>162

    まーたオタデジとデジタルが爆…嫌これはちょっと気持ち分かるわ

  • 165二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 22:51:21

    >>162

    放熱する体質なサトトレに合わせた勝負服の構造になってるのいいね…

    他にダート走れる人ってなるとそれこそロレトレ(サクラサンドリオン)とIFのパチタマ(スカーレットクロス)ぐらいしか居ないという哀しみ

  • 166二次元好きの匿名さん22/09/23(金) 23:26:05

    >>162

    デジトレ(踊)ありがとうございます……!

    身体が火照って加湿器と化してるサトトレさんをおぶってるデジトレ(踊)の背中があったかくなってそうですね

    デジトレ(踊)の勝負服は露出はゼロだけど下半身のラインががっつり出るのでよくモブウマ娘やモブトレーナーの性癖を破壊してます

  • 167ちびハヤトレ長編22/09/23(金) 23:42:36

    お辛い展開を乗り越えたハヤトレ長編の続き行きます

    前の

    『"1.Cleared for Takeoff"』 https://bbs.animanch.com/board/1024692/?res=171

    『"2.Takeoff failure"』 https://bbs.animanch.com/board/1042410/?res=134

    『"3.Blackbox"』 https://bbs.animanch.com/board/1049139/?res=104

    『"4.Flap"』 https://bbs.animanch.com/board/1052126/?res=123

    『"5.Crash site"』 https://bbs.animanch.com/board/1052126/?res=128

  • 168ちびハヤトレ長編622/09/23(金) 23:43:27

    『Junk Airplane "6.Engine start"』
    「あー、恥ずかしかった。ごめんな、ハヤヒデ」
    「良いさ。トレーナー君の助けになれるなら」
    「……ありがとう、ハヤヒデ」
    「大丈夫だ。……あれがトレーナー君の実家か?」
    「ああ、何もないところにあるから歩いてくるの大変なんだよな。……ここに来たのは、何年ぶりかな」
    ドアの前に立ち古いベルを押すと、ウマ娘とおっさんが二人揃ってバタバタと出てきた。
    「……ただいま」
    「おかえり。まあ、ずいぶんかわいくなっちゃって」
    「ああ、まあな……ずいぶん縮んだし」
    「なんだお前、縮んだっつっても前と大して変わってないじゃねえか」
    「うるせえな……」
    親父と母さんの言うことを適当に流して、ハヤヒデの紹介をする。
    「こっちは俺の担当のビワハヤヒデ。活躍は……まあ、わざわざ言うまでもないよな」
    「始めまして、ビワハヤヒデです。トレーナー君にはいつもお世話になっています」
    「活躍はいつもテレビで見てるわよ。本当に凄い!」
    「ああ、二人で見てるよ。いつもあいつが足引っ張っててすまんな」
    「いえ、足を引っ張っぱるなんてそんな……」
    答えづらそうにしているハヤヒデに割り込む。
    「返答に困ってるだろうが。上がっていいか?」
    「うん、早く上がっちゃって」
    俺とハヤヒデは靴を脱いで居間へ向かう。
    「うわー、おっそろしいほど変わってないな」
    「うるさくてごちゃごちゃさせるあんたが居なかったからねえ」
    「嫌味か?」
    いつも通りのような家での懐かしいやり取り。まるで数年前にタイムスリップしてきたかのような感覚だった。
    「それにしても、トレーナー君のお母様がウマ娘だったとは驚きでした」
    「あら、あんた言ってなかったの?」
    「わざわざ言う事でも無いだろ」
    「ひどいわね、昔は重賞に出た事もあるのに」

  • 169ちびハヤトレ長編622/09/23(金) 23:43:46

    「レースにも出ていらっしゃったんですか?」
    ハヤヒデが驚いている。まあ、黙ってたのはこの反応が見たかったというのが無くはない。そこに親父が割り込む。
    「重賞に出たっつっても結局勝てて無いだろうが」
    「あら、その勝てなかった私のトレーナーは誰かしら?」
    「まーた始まった……」
    俺が呆れながら、けど懐かしくて楽しいやり取りを見ていると、ハヤヒデが隣から聞いてきた。
    「もしかしてお父様も……?」
    「ああ、元トレーナーだよ。あれで重賞ウマ娘出してるんだぜ?信じられないよな」
    「……なるほど、この両親に育てられたなら、走るのが好きだったりトレーナーとして優秀なのは納得だ」
    「何だそれ……」
    俺は飲み物に口をつけながら話す。……そんなに似てるかな。
    「そういや親父って中央来てハヤヒデの走り見たことある?」
    「それがな、まだ無いんだよ。テレビではもちろん見たけどな」
    「いつか見に来いよ」
    「ええ、是非見て頂きたいです」
    「そうさせてもらうよ。まだまだ伸び代があるように見えるからね。こいつが上手く指導すればもっと違うかもしれないけどな?いっその事俺がトレーニング指導してやろうか」
    「親父無理すんな。もう年も年だしおっさんはおっさんらしく静かに余生送ってろ」
    俺は親父に突っ込みを入れる。引退してからだいぶ経ってるのに指導は無理がある。
    「あ、そういやトレーニングで思い出した。裏のトラックってまだ生きてんの?」
    「おう、生きてるぞ」
    「トレーナー君、裏のトラックとは?」
    ハヤヒデに説明する。
    「家の裏に親父特製のトラックがあるんだよ、小さめだけどな」
    俺達は四人でわらわらと裏に回る。
    「ほら、ここだ」
    「結構広いな……ここを一人で作ったんですか?」
    「まあな。それなりに大変だったよ」
    「私に『お前に絶対重賞を取らせてやる!』って言ってねえ。びっくりしちゃった」
    「そんで結局重賞取れないんだから骨折り損だよなあ」
    「あら、その後役に立ったんだから良いじゃないの」

  • 170ちびハヤトレ長編622/09/23(金) 23:44:35

    なんか言い合ってるが、それよりも気になる事があった。
    「なあ、なんか整ってねえ?放置してたらこんなにきれいにならないだろ」
    「ああ、それはねえ。また走りたいだろうって父さんが一生懸命綺麗にしたのよ」
    「バカ言え、俺はビワハヤヒデが走る所を見たかっただけだよ」
    「相変わらず素直じゃねえなあ。まあ、ある意味分かりやすいけど」
    というか絶対分かっててやってるが。でも、こっちの方が楽しかった。いつも通り。
    「ほら、走ってみろよ。俺がフォーム見て指導してやる」
    「しょうがねえな……ウマ娘になってそんな経ってないから期待するなよ?」
    俺はトラックに立って準備をする。うん、懐かしい。この感覚が好きだった。俺は無理をしない程度に一周する。
    「おいおい、まだフォームが甘いぞ。そんなんでトレーナーやっていけてるのか?」
    「こちとら全然違う身体になったばっかなんだぞ、無茶言うな」
    ニヤニヤしながら言ってくる親父に適当な反論をしておく。
    「なあ、トレーナー君。私も走ってみて良いだろうか」
    「ああ、良いぞ。でもクオリティには期待するなよ?」
    ハヤヒデがトラックに立ち、スタートする。本気ではないが、それでも俺とは比べ物にならないスピードで走る。
    「ありゃ本物だな。フォームも綺麗だ。それに、レースを見ると試合展開の運びも上手い」
    「俺の見る目も中々だろ?」
    「バカ言え、あんなもんは誰でも見抜けるわ。ま、お前が惚れ込むのは分かるけどな」
    俺と親父はハヤヒデを見ながら話す。そういえば、今までこうやってトレーナーとして話す事は無かった。
    「……ハヤヒデ、この長さにしては少し遅いな。足が慣れてないからか?」
    「あれはコーナリングが良くないからだろう」
    「えっ、普通に見えるけど」
    「もちろん一般的な水準にはある。ただ、ここのコースは小さい上コーナーもキツいからコーナリングの上手さが顕著に反映されやすい。それで普段よりも遅くなってるんだろう。もう少しコーナリングを細かく見てやると良い」
    「はー、なるほどなあ……結構気をつけてたつもりなんだけど。今度重点的に見てみるわ、ありがとう」
    真剣に語る親父の姿は、まさに優秀なトレーナーのそれだ。普段家では目にする事のない姿だった。

  • 171ちびハヤトレ長編622/09/23(金) 23:45:01

    「走らせてもらってありがとうございます。……トレーナー君、どうした?考え込んで」
    「いや、どっかのおっさんに吹き込まれたせいでちょっと今後のトレーニングに関して考えててな。後にする」
    「全く、アドバイスしてやった親への態度がそれか?まあ良いが。さあ、居間に戻ろう。夕飯の準備をしてやる」
    「ありがとうございます。手伝いますよ」
    「大丈夫よ、気にしないで。私がとっておきを作ってあげるから」
    「それでは、お言葉に甘えて」
    料理は任せて居間でテレビを見ていると、母さんから声がかかった。
    「ごめん、調味料が切れちゃった。コンビニで買ってきてくれる?」
    「は?今は車運転出来ないんだぞ。コンビニなんて行ってられるか」
    「ウマ娘になったんだから行ってこられるでしょ」
    「ちっ、しゃーねーな……」
    「トレーナー君、私も行こう」
    「いや、ハヤヒデはここで待ってろ。どうせ道分かんないし。それじゃ行ってくる」
    俺はハヤヒデを置いてコンビニへ向かった。
    ────
    トレーナー君がコンビニへ行ってしまって、若干居心地が悪い。縮こまっていると、お父様から声を掛けられた。
    「そんなに畏まらなくても大丈夫だ。それにしても生で見るとやっぱり物が違うな」
    「お褒め頂きありがとうございます。トレーナー君の指導のお陰です」
    「あいつもまだまだだけど……ま、良くやってるみたいだな。……本当にありがとう」
    「何がですか?」
    「あいつはさ、一時期本当に荒んでたんだ。こっちが心配しても、どうにもならなくて。でも、本人が心を閉ざしてたから俺達は何も出来なかった。情けない話だけどな。けど、トレーナーを目指し始めてから少しずつ元気を取り戻して行って、特にハヤヒデちゃんを担当するようになってからはしょっちゅう連絡寄越すようになって。前のように楽しそうにな」
    「トレーナー君がそんな事を……」
    「ま、まさかウマ娘になって帰ってくるとは思わなかったけどな」
    「それは私も本当にそう思います」
    「あいつも、本当は苦しい事もあると思うんだ。昔から抱えがちだからな。だから、出来れば支えてやってくれ。未熟な息子ですまんな」
    「いえ、大丈夫です。私が支えてみせます」
    「そりゃ頼もしい限りだ」
    お父様からトレーナー君の事を頼まれる。しっかりしなければと思っていると、お母様からも話が飛んできた。

  • 172ちびハヤトレ長編622/09/23(金) 23:45:32

    「未熟とか言ってるけどねえ、この人も昔は凄かったのよ?私が重賞取れないまま引退した時にすまなかった、俺が情けなかったばっかりに、って大泣きしてね」
    「うるせえなあ、昔の事は良いだろうが」
    トレーナー君も何かあったらそんな風に泣いてしまいそうだな、と思った。きっとお父様も素晴らしいトレーナーだったのだろう。
    「ただいまー、買ってきたぞ」
    「おかえり。さ、続きを作りましょうか」
    ────
    「そういえば、お前さんにウマソウル?かなんかが居て、そっちとも変われるって聞いたんだが」
    「あ?親父に言ってなかったよなそれ、誰から聞いた?」
    「トレセンには旧い知り合いが居るからな。ある程度は聞いてる。なんならそいつもウマ娘化してたな」
    「あー、そりゃトレセンにも知り合い……ちょっと待て、ウマ娘化したトレーナーで親父と知り合いって誰だ?というか俺、親父の知り合いとトレセンで会ったこと無いんだけど」
    考えてみれば当たり前の話だが、今まで昔親父がトレーナーをしていたトレセンに居て声を掛けられなかった方が変だ。
    「そりゃ俺が特別扱いしてくれるなって言っといたからな。お前の為にならないし、無駄にプライド高いからそういうの嫌がるだろ」
    「無駄にってなんだ無駄にって。…………ありがと」
    ……親の心子知らず、か。知らない所で助けてもらってる事がどれだけあるんだろう。
    「感謝される程の事じゃねえよ、俺が勝手にやったんだから。それより、せっかくだから見せてくれよ。ソラヒデって言うんだろ?」
    「そこまで聞いてるのかよ。ちょっと待ってて」
    俺は眠っているソラヒデを起こす。
    『おーいソラヒデ、起きてくれ。俺の親父と母さんがお前に会いたいってさ』
    『お兄ちゃんのお父さんとお母さん!?会いたい!』
    俺はソラヒデと変わり、中から様子を見守る。
    「始めまして、お兄ちゃんのお父さんとお母さん!」
    「あら、元気で良いわねえ!」
    「ああ、あいつと違って可愛げがあるわ」
    う、こうして中から見てると少し恥ずかしい。
    「ソラヒデ、だったか。走るのは好きか?」
    「うん、大好き!」
    「そりゃ良い。あいつも小さい頃はこんな感じだったんだけどなあ」
    「トレーナー君は小さい頃こんな感じだったんですか?」
    『いや全然違うだろ。走るの好きだったって所以外全く共通点無いぞ』

  • 173ちびハヤトレ長編622/09/23(金) 23:45:54

    「あら、そんな事無いわよ。こんな感じだったよ」
    『本当か……?』
    いやまあ、俺もそこまで覚えてる訳じゃないが、こんな感じでは無かったと思う。多分。
    「今日はもう遅いから走れないけど、今度来たら走ってる所見てやるよ」
    「本当!?約束だよ!」
    「ああ、約束だ」
    『おいおい、勝手に約束するなよ。まあ別に良いけどさ。さ、そろそろ良いだろ。ソラヒデは寝る時間だ』
    「はーい。じゃあ僕は寝るね。走ってる所見てくれるの、約束だよ!」
    「ああ、ちゃんと守るよ。それじゃあな」
    ソラヒデが眠り、俺の意識が戻る。
    「あー、恥ずかしかった。ま、楽しそうだったから良いか」
    「ソラヒデとの約束守る為にもまた来いよ?」
    「俺はついでかよ。……まあ、また必ず来るよ」
    懐かしくて、楽しかった。本当に勇気を出して帰ってきて良かったと思った。
    「で、ハヤヒデちゃんとは結婚するのか?」
    「ブッフォ!」
    思いっきり吹き出して咳き込む。
    「何言ってんだ親父!俺とハヤヒデはトレーナーと担当ウマ娘だぞ!?」
    「別に良いじゃねえか、俺もそうだし」
    「しまったそうだった!」
    マジで何を言い出すんだこの親父は。いや確かに実家にハヤヒデ連れてきた俺にも問題が無いとは言わんけども。
    「大体今しろって言ってる訳じゃないだろ?」
    「そんなのは当たりめーだボケ!」
    「私は別に構わないが……」
    「ハヤヒデ!?」
    おいおいハヤヒデまでとんでもない事言い出したぞ。もうツッコミが追いつかん。
    「あのなハヤヒデ、わざわざ気を遣ってこんなバカ親父に合わせなくて良いんだぞ?」
    「いや、本気だぞ。大体実家に一緒に泊まりに来ている時点でまあまあな覚悟はしてる物だろう」
    「正論言わないでくれ!」
    ああもう収拾がつかない。さっさと寝よう。

  • 174ちびハヤトレ長編622/09/23(金) 23:46:09

    「もう俺は寝る!おやすみ!」
    「あ、ハヤヒデちゃんの布団も一緒に敷いてあるわよ」
    「なんで一緒の部屋に敷いてんの!?」
    え、何これ?俺外堀埋められてる?急展開すぎてついていけないんだけど。
    「ほら、寝るんだろう?行こう」
    「いや待……もういいや、一旦部屋行こう」
    俺は頭がフリーズしかけた状態でなんとか部屋へ辿り着いた。
    「「……」」
    気まずい。というかなんでさっきあんな事しれっと言い放ったハヤヒデまで微妙な表情してるんだ。俺が悪いみたいじゃん。
    「……まあ、色々言いたい事はあるけど。疲れたしもう今日は寝るか」
    「……ああ、そうしよう」
    隣り合った布団に入って、気まずい空気のまま電気を消す。すると、暗い部屋の中でハヤヒデが話しかけてきた。
    「……トレーナー君、今でも怖いか?」
    「……怖いよ、今でも。今日はっきり分かった」
    「そうか……」
    少しの沈黙の後、ハヤヒデが布団に入ってきて、抱きしめられた。
    「……これなら、怖くないか?」
    「……なあ、どうしてそこまでしてくれるんだ?俺はハヤヒデに支えられてばっかりでさ。本当は俺がハヤヒデを支えないといけない立場なのに……」
    「ずっと思っているが、トレーナー君は一つ大きな勘違いをしている。私は十分トレーナー君に支えられている」
    「そんな事は……」
    「普段のトレーニングメニューや健康管理、食事バランスや戦略の考え方、全て私一人では出来ない。トレーナー君は私にとって必要不可欠なんだ。だから、私もトレーナー君を支えたい。それとも、私の言葉が信じられないか?」
    「ハヤヒデ……」
    ハヤヒデが信じてくれというなら、信じるしか無かった。
    「私は、ずっと君の傍に居たい。君の助けになりたい。……ダメか?」
    「……俺は、お前に相応しいのか?」
    「それは私が決める事だろう」
    もしハヤヒデがそう言ってくれるのなら、答えは一つしか無かった。
    「……分かった。ハヤヒデ、俺とずっと一緒に居てくれ」
    「もちろんだ」
    その言葉で、お互いに抱きしめる力を少し強めた。

  • 175ちびハヤトレ長編622/09/23(金) 23:47:11

    という訳でお辛い展開を乗り越えたら書いてるうちに別方面へぶっ飛んでしまった長編6でした。いや本当なんでこうなった。お辛い展開の反動か…?

  • 176二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 05:01:50

    しっかりと乗り越えられてよかったねえ

  • 177二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 07:47:32

    おはメカ
    いいSSメカね……

  • 178二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 08:33:22

    おは140-90-55-80
    一緒にトラウマを乗り越えて支え支えられる関係に改めて気づくの良いね…
    ハヤヒデとちびハヤトレの家族感がすごい

  • 179二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 10:05:59

    お辛いものを書くと反動が出る
    みんな知ってるね

  • 180二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 10:07:58

    そういう時は頭空っぽの物をお出しすると良いらしいですよ

  • 181二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 10:44:12

    今日はウチのゴルトレのwiki編集しようと思いますー…
    トンチキSS書く為の準備だぁ…

  • 182二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 11:15:48

    おはよう

    >>180

    ちびハヤトレ長編書くのがお辛すぎて脳が爆発して出来たのがオタデジです()

  • 183二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:18:26

    シリアスだけじゃ重すぎてお通夜になっちまうギャグも作ってバランスを取らねえとなぁ

  • 184二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:25:43

    シリアスを書き続けると「あれ、ギャグってどう書くんだっけ…?」ってなるのあるあるだと思うんだ
    でも筆が乗り始めると書くのが凄い楽しい

  • 185二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:26:28

    バランスがね……大事だね
    次スレ立てます

  • 186二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:30:09
  • 187二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:30:51

    >>186

    たておつー

    ギャグをそろそろ書きたい…

  • 188二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:33:35

    たて乙、空気重くなりそうだなギャグ書こうって繰り返してたら長編がずっと進まなくなってるので一長一短…

  • 189二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:35:15

    たておつー
    キャラによってシリアスの度合いを変えないとダメなのが難しい

  • 190二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:39:23

    おつおつ
    シリアスってどこまでが許されるのだろうとたまに思ったりする

  • 191二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:42:22

    立て乙

  • 192二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 13:50:20

    >>190

    侘助さんの例を見るにスレ民の精神が崩壊しない程度までかな…?個人的には最後は救われてほしい

  • 193二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 14:03:43

    たておつです

  • 194二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 14:06:50

    たておつ

  • 195二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 14:11:00

    たておつ!

  • 196二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 14:15:21

    200なら改めてキャラ紹介

  • 197二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 14:17:15

    あなたの推し

  • 198二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 14:18:20

    裏話含め振り返り

  • 199二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 14:24:26

    おつ

  • 200二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 14:24:35

    >>196

    >>197

    >>198

    全部盛りだァッ!!!

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています