- 1二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:46:44タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.comテイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com
普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?
前スレ
おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part311【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/ https://bbs.animanch.com/board/60076/ 普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしち…bbs.animanch.compart1
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/https://bbs.animanch.com/board/60076/普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえ…bbs.animanch.comWiki(解説/全パートリンク/用語集などはこちらから)
言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp後感想用言うっちまえなかったスレ(最新)
オレ居なかったから言うっちまえなかったけどよぉ… part2|あにまん掲示板リアタイで伝えられなかった感謝や感想を伝えれる方がより清々しく尊死できるんじゃねぇか?【ルール】1.感想を述べる時はpart、レス番号、リンク(出来ればレス直行)を記入2.「より~の方がよかった」等の…bbs.animanch.com本筋のタイトレ情報まとめ
・(正直自分だけのタイトレを作ってもいい)
・140-90-55-80(魔法の合言葉)
・25歳
・熱血クソボケ
・髪色は茶色でパーマーみたいな流星
・目の色はエメラルドグリーン
・全身からおひさまのにおい
・髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーやソープの匂いがする
・耳と尻尾と胸が敏感
・最初はロブロイの服とか下着とかを借りていた。のちの着せかえ人形である。あとBIG90Tシャツ
・耳飾りはタイシンとお揃い
・最近にんじんがおいしい
・タイトレとタイシンは因子継承する。タイトレは産む。(諸説あり)
- 2二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:51:43
たて乙
侘助メス犬化は気にしないで大丈夫です - 3二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:52:10
たておつ
- 4二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:52:29
- 5二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:52:53
立て乙
- 6二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:53:34
- 7二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:54:12
- 8二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:54:36
ヮ‐カワイイ!
- 9二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:55:08
- 10二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:55:25
壮絶すぎる自爆になる…
- 11二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:56:17
自分が雌だと分からせられそうなTSトレステークス
- 12二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:56:21
風呂場が大惨事になりそう
- 13二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:56:29
- 14二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:57:20
ムリ シナイデ カラダ ヤスメテ
- 15二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22:59:46
画像にツッコミどころが多い!
- 16二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:05:47
- 17二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:06:34
SS、書けたので投げても大丈夫ですか?
- 18二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:06:50
いいよー
- 19二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:06:57
GO!
- 20ロブトレヒロイン概念21/10/24(日) 23:07:31
過去回想:ロブロイとの出会い第四話「物語の最初の1ページ」
「トレーナーさん、次の話ですが、こういうのはどうでしょうか?」
「なるほど、いいですね。ですがそれだと次の冒険に響きますから、ここはこうではないでしょうか?」
「ですが、もっとこうした方が……」
「ならここをこうして、どうでしょうか?」
「はい!これならとてもいいと思います!」
ロブロイの物語のヒロインになると宣言をしてから、トレーナーである私自身が考えるだけではなく、ロブロイ自身も一緒に物語を綴るようにしてトレーニング内容を考えるようになった。
お互いに尊重しあい、また、ロブロイ自身も本当に物語の主役のように感じて、楽しみながら、そしてその熱意を燃やしながら、トレーニングに取り組んでいく。
また、ロブロイ自身もやはり体は弱い方で、保健室に横になることもあったが……
「トレーナーさん、ごめんなさい……心配、かけてしまって……」
「いいのですよ、それにこれもまた、一つの物語の一幕ではありませんか?」
「ふふ、そうですね……英雄が倒れたのを看病する、というのも、物語、みたいですね」
そういうときはすぐにロブロイのもとに駆け付けて看病をしていた。
保健室の養護教諭でもあるタキトレさんとは保健室に通うようになってからは顔なじみにもなった。
また、寮で休んでいるときはライス経由でお見舞いの品などを渡したりもしました。
そして、少しずつ、少しずつ一緒にトレーニングを行い続け、ついに選抜レース当日になりました。
地下バ道で、選抜レース前にロブロイへと声をかける。
ロブロイは少し緊張してはいるが、それでも以前のような調子の悪そうな様子はなかった。
「あ、トレーナーさん……」
「ロブロイ、あなたの、英雄としての走りを魅せましょう」
「はい!トレーナーさん、行ってきます」
その顔に迷いはなかった。今のロブロイなら大丈夫。そう自信をもって言えるほどに……。 - 21ロブトレヒロイン概念21/10/24(日) 23:08:04
ガコンッ!
ゲートが開かれる。
以前参加した選抜レースの時と同じように、今回も1800m。
以前は見に来てくれているトレーナーさんに私の走りを見せよう、と思って焦ってしまった。
でも、今は違います。トレーナーさんがついてくれている。あの時は見せる相手であったトレーナーさんが、今は一緒に紡いでくれている。
『ロブロイの強みは三つあります。一つは安定した走り。あなたの走りは本当にきれいなフォームで走っています。落ち着いていけばこの距離も問題なく走れます』
トレーナーさんは言ってくれました。私の走り、フォームは崩れることなく、とてもきれいな走り方をしていると。
以前は焦ってしまって早めに出てしまいましたが、今回は差し、序盤は足をためていく。
呼吸が、軽い。走りに乱れはなく、落ち着いて、トレーナーさんと一緒に走ってきたように。
そして……
『二つ目はその末脚の鋭さです。あなたの末脚は誰よりも早く駆け抜けます』
「やあああ!!」
最終コーナーに差し掛かるところで、今までためてきた足を踏みしめ、一気に……
駆け抜ける!!
『おおーと!ここでゼンノロブロイ上がってきた!これはすごい末脚だ!』
次々に眼の前のウマ娘を抜き去っていく。そうです、この走りです。
私が目指している英雄の走り。かつての英雄たちのように、誰にも負けない走り方。
でも、まだだ……まだ、前を走る子は諦めていない。あそこから再加速している。
このままだと、押し切られる……あの人も、負けたくない、勝ちたい、という気持ちが伝わります。でも……
- 22ロブトレヒロイン概念21/10/24(日) 23:08:15
『そして三つ目。崩れない心。物語の主役になりたいという強い熱意を決して崩れることがないその心です。その心があなたの一番の武器です』
勝ちたい、物語の主役のようになりたい、英雄の走りをしたい、そして、トレーナーさんに私の走りを魅せたい。
その想いが私の足をより熱くさせます。まだ、まだいけます。
負けない。私は……私だって……
「私だって、物語の主役になるんです!!」
その想いのままに、さらに足を踏み込む。
前へ、前へ、もっと、もっと、前へ!
誰にも負けない英雄のように!!
『ゼンノロブロイ、さらに加速する!ぐんぐん追い抜いていく!ゼンノロブロイ、1着でゴール!!』
その想いのまま、走り切りました。
英雄は、ヒロインである姫に支えられて、大きな戦いを制したのでした。
- 23ロブトレヒロイン概念21/10/24(日) 23:09:42
「トレーナーさん!」
「ロブロイ、お疲れさまでした。本当に素晴らしい、走りでした」
レースを終えたロブロイが私の元に駆け寄ってきます。
その表情はレース後であるのに疲れを感じさせず、満面の笑みでした。
「あの、私、私が目標にしている英雄の走りに近づけたように感じます」
「ええ、ええ、確かに見えました。あなたは少しずつ、そして確実に英雄へと近づいていますよ」
「はい……それも、トレーナーさんが一緒に物語を書いてくれたおかげです」
そうしてロブロイが嬉しそうに今日のレースのことを語っていると……
「そう、その人がロブロイちゃんのトレーナーさんなのね」
「え……お、お母さん!」「え……ロブロイの、お母様、ですか!」
「ええ、初めまして、ロブロイちゃんの母親です。ロブロイちゃんがお世話になっております」
後ろから年上の女性の方がいました。どうやらロブロイの母親のようでした。
ロブロイも驚いているのを見ると、恐らく内緒で見に来ていたようです。
そうして驚いていると、お母様はロブロイと嬉しそうに話し始めました。
「ロブロイちゃん、頑張ったのね。お母さん、ロブロイちゃんが嬉しそうに走っているの見てとてもうれしかったわ」
「はい、お母さん。私、走るのが楽しいです。トレセン学園に入れて、よかったです」
「よかった。素敵な出会いをしたのね……トレーナーさん、どうかロブロイちゃんのこと、今後もよろしくお願いしますね」
ロブロイのお母さんから深々と頭を下げられる。
本当に、ロブロイは親にとても愛されて育ったのが伝わる。
そんな大切な一人娘を、これからも預かっていくのだ。改めて、そのことを心に刻み込む。
- 24ロブトレヒロイン概念21/10/24(日) 23:10:04
「ええ、必ず、ロブロイを、彼女の目指す英雄にしてみせます」
「本当にいいトレーナーさんね。ロブロイちゃん、これからもトレーナーさんと一緒に頑張ってね、お母さん、応援しているからね」
「はい、お母さん、見ていてくださいね。私、頑張りますから」
そうして、突然のロブロイの母親はそのまま去っていきました。どうやら近くのホテルに泊まる、ということです。
後でロブロイも一緒にご飯を食べるとのことで、レース後のミーティングは早めに切り上げ……
「あの、トレーナーさん……」
「どうしましたか?これからお母様とご飯を食べに行くのですよね」
「いえ、その……私、トレーナーさんが一緒に書いてくれたから、ここまで私自身の物語を、レースができました」
「私ひとりじゃ、きっとここまでこれませんでした。トレーナーさんがいてくれたから、私、走れました。やっぱり英雄にはヒロインが必要なんです」
一呼吸おき、真っすぐに私の目を見る。その瞳には、あの時のように強い英雄への想いが光り輝いている。
「トレーナーさん、これからも、一緒に物語を紡いでくれませんか」
ああ、やはり私はその姿に心の底から惚れたのだ……。
「ええ、私の方こそ、どうかあなたの物語を紡がせてください。あなたの物語のその先を見たいのです」
そうして私とロブロイの物語の最初の1ページは終わりました。
だけどそれで終わりではない。次のページを捲り、二人でそのペンをとる。
私たち二人の物語は、始まったばかりなのですから……。
- 25ロブトレヒロイン概念21/10/24(日) 23:11:29
- 26二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:13:12
- 27二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:13:21
- 28ロブトレヒロイン概念21/10/24(日) 23:13:22
言い忘れていました。ロブトレ、誕生1か月おめでとう!
ロブトレはここに来る前から自分の中で考えていたのですが、ここに来たことでようやく生んであげれました。
言うっちまうスレのおかげです、本当にありがとうございました。
これからも、ロブトレの物語を書いていきたいです - 29二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:13:28
よき……
- 30二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:15:51
- 31二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:16:40
ssを読むと疲れが癒える……
- 32二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:22:22
脳にしみこむような感じの感動だわ
ええなぁ… - 33二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:24:23
- 34二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:25:46
- 35二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:25:51
身長差がいいね……
- 36二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:26:39
- 37二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:26:59
あっ、良い…素晴らしい…
- 38二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:27:48
エルトレちゃんデザ全体描きます
- 39二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:28:41
- 40二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:29:04
タバコめっちゃ好きだわ
- 41二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:30:35
エル。耐えなさい。
- 42二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:32:00
敏感体質のトレーナーは人間時代にクソボケだった説ある?(サンプル数1)
- 43二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:36:11
すいませんデジトレとオグトレの作者様いましたら二人が興味ありそうなゲームのジャンルを教えていただきたいです
- 44二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:37:55
すぐさまトレTV作者とわかる発言(
- 45二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:40:07
- 46二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:40:11
グルトレの時点でゲーム選択に限界が来てるのでもう作者様にジャンルを聞くしか無いんだ(白目)
- 47二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:40:40
たまんねぇな…
- 48二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:41:06
168が低く見える異常事態…
- 49二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:41:30
特に何か待ちがなければドベ助お泊り投げるぞい
- 50二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:41:48
ウオしゅき
- 51二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:41:54
- 52二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:41:59
ええぞ
- 53二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:42:01
- 54二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:42:29
もう寝なさい
- 55二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:43:00
- 56二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:43:03
『ドべ助、泊まりに来る』
「ブラトレー、来たぞー。案外近いっぽいな」
「おお来たかドベ助。まあトレセンまで軽く走ったら10分程度ってところだな」
「しかしなぁ、いろんなトレーナーのところに泊まらせてもらったが」
「ン、なんか問題あったか?」
「いや、ぶらとれの家の中が思ったより汚くないんだなって」
「──さよーならー」ギィィィィ
「待って閉めないで!追い出さないで!」
「もう秋だぞ、外は涼しくて過ごしやすいぞぉー」
「そういう問題じゃなぁい!野宿する羽目になるじゃねえか!」
「じゃあその俺が掃除ができないズボラなやつのイメージを払拭してから来な!30分間ランニング!」
「うひぃー!」
「ぐへー、戻って来たぞ……うおーい」(ピンポーン)
「おかえりー。ご飯できてるから食べなさーい」
「……まさかこの時間で用意してくれたの?」
「いいから食え食え、出来立てを腹減った状態で食うのが一番うまいぞ」
「あざぁーっす!」
「あ、シャワー先でもいいぞ」
「おなか減ってるからご飯先で!」
「ビーフシチュー良いねえ…濃厚な味わいだ」
「あったかい料理が心にしみる時期だからな。ちょっとすき焼きと迷ったが今日は白菜のいいのが見当たらなかった」
「すき焼きも食べてえなー……」
「ドべ助お前料理って出来たっけ?」
「……あんまり。でもサバイバル能力はちょっとあるぞ?」
「歪だなあオイ!とりあえず包丁くらいはまともに握れるんだろ?あとはまあフライパンや鍋の扱いとかができれば十分行けると思うぞ」
「ぬぬぬ、まあ一人暮らしってなるとそれくらいはできないとな…」
「あと、野菜の皮むきとかを何も全部包丁使う必要はねえんだ。道具を使え!適宜楽をしろ!」
「べ、勉強になる!」 - 57二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:43:13
~桃〇12中~
「おいやめろドベ助、考え直せ。今都心に突っ込んだら間違いなくハリケーンに巻き込まれるぞ」
「止めるなブラトレ、今あそこは空き物件の山だぞ。今あさらずに放置してたらさく〇にむしり取られる!」
「行くなぁぁぁ!」
「おらーランドセルタワーだぁぁぁぁああああああこっちくんなそしてギリギリで擦り付け失敗してんじゃねえええええ」
「おいたわしや、欲望に負けたドベ助……」
「待てこらドベ助、そこの物件あと一つで独占なんだ手え出すんじゃああああああ!」
「放置してたブラトレが悪いぜふはははー!」
「呪われろ!呪われてしまえぇい!」
「敗者の負け惜しみはおいしいなぁ!」
「お前次のターン絶対なんか起きるように呪ってやるぞ……」
「今日は調子がいいんだ、そんなことには負けねえ!」
「あ、ドベ助お前行先全部赤マスか黄色マスだぞ」
「んげ、いや、俺は俺の運を信じる!黄色マス!あっデビルカード」
「あっ」
「あっあっ銀二全額スリ……」
「おいたわしや、一文無しのドベ助……いや物件売って一文無しではないな」
「やめろ!悲しくなる擁護はやめろ!」
「け、結局ギリギリ負けた!」
「むしろあれだけ無茶苦茶な被害請け負ってよく2位まで戻ってこれたな」
「運が良かった……それに尽きるぜ」
「最初からその運を活用すれば十分1位だったのにな」
「言わないでくれ……!」
- 58二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:43:23
「さー寝るぞ寝るぞ」
「ブラトレの家ってなんで布団が2セットあるんだ?」
「まあ友人が泊まったりすることもあるしな。いつぞやはブライアンも使ってたと思う」
「嘘ぉ」「あ、そ、そういうことは特に起きてないからな?」
「……まあ知ってたけど」
「むしろお前が大丈夫なのかよ、ドーベルちゃん結構お熱じゃないの」
「ま、まだ俺には早いから……」
「……いやそこはドーベルには早いって言うところだろ」「ぐぬぅ…」
「まあ一人暮らしし始めたらドーベルも遊びに来るだろうし布団ぐらい用意しておきなさいよ」
「……もぐりこんできそう」
「……寝るかぁ」
「そうしよう……」
「おはようございまぁぁぁぁぁす!」
「ごがっ!う、うるひゃい……まだ6時前だぞぉ……」
「さあ新しい朝が来たからさっさと起きてジョギングすっぞドベ助!」
「き、きぼう……二度寝ぇ……」
「そんなもんは無し無し、さっさと起きろ起きろよーい」
「んごごごご……」
「で、どうだった?」
「まあ……悪くはないけど起き抜けのジョギングきつい」
「まあそうだろうなー。朝から運動するのは健康にいいからやっていいと思うぞー」
「そうか……?本当にそうなのか……?」
「ま、とりあえず朝ご飯はおいしくなるな」
「……確かに」
「また泊まりに来ていいんだぜー。歓迎するよ」
「……まあ、楽しかったし考えとく。ありがとさん」
なんだかんだ楽しんでくることができたドベトレさんであった。
- 59二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:43:53
- 60二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:47:24
平和だ…楽しそうでよかったなぁドベトレ…
- 61二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:49:36
平和な世界
- 62二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:55:37
平和なssの後で申し訳ないんだけどDK組看病ネタが出来たので投げてもよろしいか!四レス分!
- 63二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:56:07
投げろ投げろ
- 64二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:56:40
DK組看病ネタ
「鍵いつものとこか?」
「…いや、開いてる」
「不用心過ぎますわ…」
雲が泣いたように雨が降り注ぐ天気の中、三人のウマ娘がドアを開けてとある部屋に入る。その手には食材や飲み物といった見舞いの品があった。
フクトレとブラトレとマクトレがやって来たのはテイトレの部屋。恐らく直前に連絡して一番上に来てたであろうブラトレがメッセージを受け取ったからだ。
その内容は、体調を崩したからテイオーを頼むという簡潔なもの。自分の心配をしろと呆れた三人が各々必要な物を用意して同僚の様子を見に来たのである。
「おーい入るぞー…入ったぞー」
「不法侵入ですわー」
「調子どうだー…あーっとこれは…あれか?」
「…そうっぽい。テイトレ、俺達のこと分かるか?」
入り口を抜け、ベッドの置いてある部屋に入った三人が顔色を変える。ベッドから半身を起き上げたテイトレの瞳が虚ろで光が無いのを確認したからだろう。当の本人は来訪者を見てへにゃりと笑顔を見せる。
「…こんにちは」
「んー…駄目そう」
「はいこんにちは…お名前とお仕事を聞いてもよろしくて?」
「…?えっと、俺は…トレセン学園っていうとこで働いてて…おれは…トウカイテイオーの…トレーナーで…っ!!」
ニコニコと笑っていたかと思うと急に血相を変えて、呼吸を乱し震え出した。
「わっ…私、だれ、だれかの役に、テイオーの役に立た、立たないと…っぁ…!ゔ、えぇ…」
「大丈夫ですわ…っあー…やっちゃいましたわね…」
ぶつぶつと幽鬼のように呟きながら立ち上がろうとする彼をフクトレが押さえ込む。
その際にベッドに置かれていたガラスのコップが落ちて割れ、それを見たテイトレが水分だけで構成された嘔吐をした。
ベッドが、自分の寝間着が、近くにいたフクトレの衣服が少し汚れたのを見て歯を震わせながら頭を下げる。
「ごめんな、さい…ごめんなさい…!」
「おう気にすんな。これ飲め」
この世の全てに怯えるように震えるテイトレは零れ出る涙を拭おうともせず、嘔吐きながらも差し出された水をゆっくりと飲み干す。半分以上をベッドに溢しながら。
一息吐いたのも束の間、一種のせん妄のような状態になったテイトレの声が懺悔から助けを求めるものに変わる。 - 65二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:57:02
「助けて…テイオぉ…父さ…母さん…怖いよ…ひっく…」
「大丈夫だー…大丈夫だぞー」
ぐしゃぐしゃと赤子の様に、幼児の様に泣き崩れるテイトレに吐瀉物や割れた食器を片付けながらそうブラトレが声を掛ける。
心の奥底からの救いの声。彼が彼女になったとしても頼りたい、縋りたい人への願い。
(それにしてもまぁ…親より先にテイオーが出て来るのはテイトレらしいというか…)
全員が苦笑いを浮かべながら各々の行動を取ろうとして、息を呑んだ。
「たすけ、て…フク、トレ…ブラトレ…マクトレ…」
びくりと、三人の動きが止まる。一人は差し出そうとした手を震わせ、一人は拳を強く握り締め、一人は唇を噛み瞳を伏せる。
「テイトレ、ここにいる。いるから…ほらつかまって…大丈夫…大丈夫…」
「う、うぅ…うゔゔぅ…!」
「…ゆっくりお休みなさい…私達が、そばにいますから…」
フクトレが震える身体を抱きしめ、頭を抱える。その背を優しくマクトレがあやす様に叩く。嗚咽混じりの泣き声は数分もしないうちに止まって規則的な呼吸音が部屋に響いた。
「…眠ったか?」
「タキトレに言って貰っといてよかったな…睡眠薬」
くしゃりと潰した薬袋をゴミ箱に放り込む。見舞いに来る前にタキトレから渡された睡眠薬を嘔吐した後に飲ませた水に混ぜていたらしい。
「後は寝間着も変えておきましょうか…失礼しますわよ…っ!」
胃液で汚れたテイトレの服を下着だけ残し着替えさせようとして、顔を顰める。汚れの不快感などではなく、彼の左足を見て。
- 66二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:57:36
白い肌に負けぬ程清潔な包帯は、どす黒く、真っ赤に染まっていた。まるで咎人のように、幸せになる事を許さぬ様に。
「圧迫する。マクトレ頼む」
技術も知識も一流のトレーナー達の手によって手際よく手当とテーピングが施される。そのまま衣服を取り替え清潔になったベッドで横にさせる。縋る様に差し出された手をフクトレが握ったまま。
「…はぁ…」
誰かが吐いた、深い、重いため息。汚れ物を洗濯機に放り込み戻ってきたブラトレがそのまま近くの壁にもたれかかる。
「…最近は、明るかったから吹っ切れたと思ってたわ」
「久しぶりにここまでなったこいつ見たな…」
「…多分、体調不良だけじゃ無くて」
ぽつりと呟くように口を開いたマクトレを二人が見やる。眠り込んだテイトレを眺めながらそのまま言葉を続けた。
「弱ったところを間違いなく蝕まれたんでしょう。私達を変えたナニカ…邪神に」
弱々しい、哀れな犠牲者の頭を撫でながら、もう片方の手は血が滲む程強く握り締める。
「面白半分なんだろうよ。あのクソ野郎共からしたら…俺は、奴等を許さねぇ…未来永劫。何があってもだ」
忌々しそうに言い切ったその言葉に同調するように二人が黙り込み、静寂が包んだ部屋で三人の瞳が一箇所に集まった。
どうか、願わくば幸せな夢を見ているようにと。
- 67二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:58:01
「いやーごめん!覚えてないけど看病してくれたらしいな!」
「…おう、足大丈夫か」
「…覚えてないのか?」
「おー車椅子使う程じゃないから平気…ってそれがさぁ、なんかその部分だけ記憶が抜け落ちたみたいで…俺なんか迷惑かけた?」
「…うう…酷いですわ…私と共に愛しさと切なさと心強さを追いかけたあの日を忘れるなんて…」
「過ちを恐れずに俺は進むから…なんか迷惑かけたっぽいな…今日飯奢るから許してくれ」
「仕方ない…焼肉で手を打とう」
「寿司でもいいぞ。回らないやつ」
「えっ…えっ…?」
「私行きたいバーがありまして…アルティメット高いお酒置いてますのよねぇ…」
「無理!無理だって!お財布が死ぬ!」
「おーお前の財布空にしてやる」
「明日休みだしテイトレの家で二次会するかー」
「…?なんだよー頭撫でんなよお前ら」
- 68二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 23:58:35
いっつもアホばっかりさせてるので頼りになる、優しい三人にテイトレを看病して貰いました。最初期の頃とは違い、関わりを深める中でテイトレにとって助けを求めてもいい、支えて欲しい人の枠に三人が入ったという考えでした。もちろん、今回名前を挙げなかったテイトレに関わった全ての人もその枠に入ると思いますが。いつも書かせていただいてありがとうございます。
私さ…可哀想なテイトレを久しぶりに書こうと覚悟してss仕上げたんだよ…けど…悪い、やっぱ辛えわ…テイトレに幸せになって欲しい…アホな事してエッチな目にあって…ぇっちな目にあって欲しい… - 69二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:00:27
言えたじゃねえか……
- 70二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:02:16
- 71二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:02:54
エル、耐えなさい。耐えられなかったら…絶えなさい()
- 72二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:03:27
かわいい!!!!
- 73二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:04:40
TSして地味ながらも可愛らしい美少女(設定より)なので
- 74二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:14:09
パーラシンシン!お望み通りテイトレ先輩にはえっちな目にあっていただきます!
テイトレ「お前は何を言って」
問答無用です!テイッ!
テイトレ「ウッ」
恐ろしく早い手刀...私でなきゃ見逃しちゃいますね...
さて、先輩をこのコンテナ部屋に寝かして...先輩の携帯からテイオーちゃんにここに来るように伝えて...この紙を貼ればOKですね!
《うまぴょいしないと出られない部屋》
────────────
見せられないよ!
──────────── - 75二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:19:01
- 76二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:20:31
理事長。
- 77二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:21:39
ぴょぴょぴょぴょーーーい
- 78二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:22:15
- 79二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:24:42
やってみせろよ!
爆撃されそうならやめてね - 80二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:25:33
分かった!カマライカーセッから8割、その他2割で混ぜてくるね
- 81二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:25:47
ウワッー!!無量空処!!
- 82二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:25:51
全年齢向け掲示板がぴょいに耐える事は出来ないんだ。
- 83二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:31:37
掲示板は文章のエロさで砕ける。言うっちまうズ……お前達は私の隕石だ
- 84二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:36:48
深夜だけどチヨノオーSSを投げようと思う
- 85二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:38:07
おけ
- 86二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:38:47
こいこい!
- 87二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:39:08
ぴょいとか前戯を見せろと言っているのではない!!
突入する前の流れや会話がみたいのだ私は!!! - 88二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:39:34
「テイオー...ゴメンな、でも出るにはこうするしか無いみ...テイオーさん?その手に持ってるうねうね動く棒は一体...」
「トレーナー、大丈夫だよ?ちゃんと気持ちよくしてあげるから!」
「やめっ...んっ」
「ふーん、やめて欲しいの?でもここはこんなにトロトロだけど?ここも服の上からでも分かるぐらい固くなってるし、本当にやめていいの?」
「そっ...それは...やめてほしくないです」
「よく言えました...じゃあ...いくよ?」
テイオーがおれ私の唇を優しく包みこ
─────────────────
パラシン「はっ!今まで読んでたエロ本は!?」 - 89チヨノオートレSS21/10/25(月) 00:39:49
チヨノオーさん、私と一緒に走ってみませんか?」
ウマ娘になって間もないある日、トレーナーがそんな事を言い出した
私もウマ娘になったトレーナーの走りが気になったのもあり了承した
トレセン学園のトラックで待っていると、ジャージを着たトレーナーが現れた
改めて見てみると中々の美少女ウマ娘だ
グレーっぽい白の長髪に、紺紫の釣り目。顔立ちは整っている
走りの方はどうかというと
最初は人間との違いに戸惑っているようだったが
今まで収集した知識のおかげかすぐに慣れていった
「それじゃあ、一緒に走りましょう」
大分慣れてきたのか、トレーナーは次の段階に進みたいらしい
並走のスタート地点を指で指示してきた
距離は皐月賞やホープフルステークスと同じ2000m
合図はコイントス
「位置について―――」
打ち上げられたコインがしばし滞空する
「用意」
地面に落ちる瞬間、私は弾かれたように飛びだし――――
目の前の光景に唖然とした
まだ殆ど時間が経っていないのに、トレーナーが数バ身先を走っている
いやそれだけじゃない
私との差がじわじわと開いていく - 90二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:40:36
貴方が作って投稿するのです!
- 91チヨノオートレSS21/10/25(月) 00:40:57
「くっ」
更にギアを上げようとして思いとどまった
他者に無理に合わせてペースを崩したらいけない
私は自分のペースを守りながら走ればいい。逆転は終盤でも可能だ
そう考えてトレーナーの後ろを追随するも
「スピードが落ちない――?」
終盤になって追い上げるも、差が思った以上に縮まらない
そしてその差を最後まで維持されたままゴールイン
「はっ…はっ…」
荒れた呼吸を整えながらトレーナーの走りについて振り返る
彼女の走りは想像以上だった
脚質や距離適性は分からないけれど、相当の実力者で間違いない
恐らく今からクラシック級に出ても通用するだろう
今後トレーナーを仮想ライバルにして鍛えるのもありかもしれない
そんな事を考えていると、トレーナーが寄ってきた
「チヨノオーさんから見て私の走りはどうでしたか?」
どうやら私の所感を聞きたいようだったので、素直に気持ちを話した
「凄いですッ!!なんならこれからも一緒に走りたいです!」
若干まくし立ててしまった感があるが、私は単純に嬉しかった
2人でこれから走りを作り上げられる気がしたのだ
- 92チヨノオートレSS21/10/25(月) 00:42:30
- 93二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:43:34
- 94二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:43:54
しゅき
- 95二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:47:16
最早走れるトレーナーの方が一般的な感じまでするな…
- 96二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:50:03
最初期はブラトレくらいだったけどあれこれ使えるな?ってわかったウマトレーナーがどんどこ走り始めたからね…
もう半分くらいは一緒に走ってそう - 97二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:50:30
まあウマ娘の本能的な所に「走り」があるっぽいし、「TS」と「ウマ娘」の違いがどこにあるのかって考えたらやっぱ走ることに行きつく気はする
- 98二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:51:39
ウマ娘というかウマ娘化というか
せっかく要素あるなら活かしたいと思うのも割と自然な流れではなかろうか
それでトレーナーである意味がなくなるところまで行っちゃうとあれだけど今のところはそういう風潮も無いというかトレーナーとして走ることを生かせてるとは思うし - 99二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:52:38
盛りすぎなきゃ全然OKよ
トレーナーステークスたのしいしな - 100チヨノオートレSS21/10/25(月) 00:53:31
トレセンコソコソ噂話
チヨノオートレの適正距離は1800m~3000m
差しも先行もできるらしい
チヨノオートレの固有スキル
『DATE CALCULATION』
膨大なデータにより最適の挙動を演算し、凄く抜け出しやすくなる
- 101二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:55:30
SSを、垂れ流します!
- 102二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:55:30
このレスは削除されています
- 103二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:55:43
おさきにどうぞ!
- 104二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:56:01
いいですよーさきどうぞ
- 105二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:02:32
だすね
- 106二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:02:42
このレスは削除されています
- 107二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:02:55
「楽なんですのよ最近」
「ん?」
時々開くオンライン飲み会も中盤に差し掛かった頃、マクトレの話。
「最近まともな夢ばかり見ますの」
「まとも?まともじゃない夢って?」
「何回かお話しているでしょう」
「あ、うぅ」
いつも見ている夢の話は3人とも何度か聞いていた。それゆえテイトレは顔を赤らめ、フクトレは皺を寄せ、ブラトレは顔を伏せた。
「耐性が低すぎるよ」
「このアホは置いとくとして、いいことなんじゃないか?減るだろ、負担」
「そうなのですけど」
マクトレは頬杖をつき、はぁ、と溜息を吐いて続けた。
「急すぎるんですの。まるで嵐の前の静けさのような」
「なるほどねぇ」
ウマ娘化トレーナーに影響を及ぼす謎の存在。その毒牙にかかり心をおられかけたトレーナーは複数いる。最近はマクトレにやたらご執心でマクトレの夢をうまだっちなものにしていたのだが、ここしばらくそれが消えたということだ。
「となると何が起こるんだろうな?お前自体に何をしてもだいたい耐えるだろ?」
「ま、耐えますわね」
「素晴らしい自信だね……」
「お褒めに預かり光栄ですわ」
「そこは尊敬できるからな。そうだ、今まで何が起きてたかを少し思い返してみるか」
そして3人、途中からブラトレが復活し4人で今まで起きたことについて知っていることを話し合った。ウマソウルの侵食、掛からせ、夢。いろいろあったなと思っていたところで、テイトレがふと思い出した。 - 108二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:03:16
「記憶喪失」
「あー」
セイトレの記憶が飛んでいたことがふと浮かんだのだった。発言により、全員がそのことを思い出す。
「流石に記憶持ってかれたらやばいですわね」
「普通はそこまでされる以前でやばいんだよ?」
「しかしなぁ、アイツら与えることはしても奪うことはしないよなあんまり」
「例のアレが関係ないか、それとも何かとの交換だったり?」
「科学的に訳分かりませんわね……しかし記憶喪失ですか」
「こいつが記憶喪失になったとしてどうなるんだろうな?」
「メジロガンギマリがナニモノガンギマリになる」
「ひでぇ」
「でも確かにそうかもな……や、俺は記憶失っても酒飲んでる説を推す」
「フクトレも充分酷いよね」
「そうだぞー」
「そういうブラトレはどうなんだ」
「そうだな……なんか起きた瞬間マックイーンの顔見て記憶戻りそう」
「そういう話じゃ……マクトレ?」
談義に盛りあがっている中で、フクトレはマクトレが途中から一言も話さなかったことに気がついた。抗議も同意もなく、ただ険しい顔で手元を見ていた。
「どした?」
「──どうなるんでしょう?わたくしには見当もつきませんわ」
「本人がわかんねぇのか」
「わたくしが思い出を全て忘れたとして……どうなるんでしょうね?なんだかどの時期のわたくしも当てはまらない気がしますわ」
「ま、ふつーはそうだよな」
「そもそも記憶喪失になるとわかった訳じゃないもんね」
「ですわね。とりあえず色々考えてみて備えときますわ」
こうしてまた4人はありふれた話題へと戻っていった。 - 109二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:03:33
- 110二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:04:06bbs.animanch.com
の前のお話。
マクトレの記憶が消えるとどうなるか。その答えは簡単に言えば昨日のwithoutです。しかし記憶が消えたとしてもこの世界にはマックイーンが、すぐそばにいます。空洞は、彼女で埋められることが運命づけられています。
そのうち、書きますね
- 111二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:06:05
俺はレスの流れを見てなかった男……良いssが読めて嬉しい
- 112二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:08:48
- 113二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:11:35
- 114二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:11:43
ま簡単に言えばマックイーン抜きだとこいつの人生の原動力は学業やスポーツで取れる好成績から来る自己肯定力と何かしらのコンテンツの推しくらいしかないやつです
マックイーンも好成績も推しもいないウィザウトのマクトレは本当に何も無い存在です - 115二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:12:03
しぇいしぇい!
- 116二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:15:30
やっばり邪神像は破壊するべきでは?ボブは訝しんだ
- 117二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:16:17
マクトレバースの女神はだいぶ邪神
- 118二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:16:44
自己肯定感も目的も何も無いところに引かれない程度に構ってくる主人公ってそりゃ依存EDが存在するよね……
- 119二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:17:49
実はマクトレバースとドベトレバースは少し違うよ
後者の三女神の方がだいぶやばいよ
あとマクトレバースのマクトレは別にメジロ出身じゃないよ - 120二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:19:17
DK4の世界だけでもだいぶベースが違うから言うっちまうバースは複雑だぜ
- 121二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:21:02
アメコミにありがちなバースが違うせいで設定も違って脳が混乱するやつ!
- 122二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:21:12
てかドベトレがいきなり現れた時にマクトレがメジロに昔からいた事になってて「なんやて!?!?!?」ってなったんすよね
面白いからバースにした - 123二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:22:35
じゃ私は少し前のテイトレSSをもう一回読んで寝るね
ふぅ
おやすみ - 124二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:23:49
ドベトレバースのマクトレはガンギマリメジロ(メジロ産)って感じなのか
- 125二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:27:32
今度こそ俺は夜勤の苦しみを固有スキル妄想で乗り切ろうとする男……
キスブレイズ
[蒼焔シフト/Nitro-BB]
最終コーナー後200m地点で前の方にいると誰かの姿を幻視しギアを変えて速度が上がる。
マルゼンスキー
[紅焔ギア/LP1211-M]
最終コーナー以降で前の方にいるとギアを変えて加速力が上がる。
文字列の長さを一緒にして対になる感じにするのに苦労をした - 126二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:34:06
私は月曜休みを良いことにリウトレSSを書きながら装置集めをしている者……
絵もまだ描きたいけど、私このSS書き終わったら寝るんだ…… - 127二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:35:51
- 128二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:36:54
むしろ今投げて楽になっておくべきでは()
- 129二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:37:37
投げよう!!
- 130二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:40:35
OK、それじゃあ投げます。
救済部分は主に前作とかにぶん投げてるので苦手な人は飛ばしてください。 - 131二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:41:07
最悪の目覚めだ。頭から突っ伏して床に寝てるなんてどんな寝相なんだ。
体を起こして支度を、そう思った時──
「ッうぉおおわぁああ!!?」
右足が動かず体が床に叩き伏せられる。とっさに掴んだ木製テーブルはバキバキと嫌な音を立て一緒に床に転がった。
ドサドサとテーブルに載っていた本やノートが落ちてくる。
「な、なんで?老朽化でもしてた?」
イヤそんな事どうでもいいと頭を振る。まだ痛い。
取り敢えず右足の感覚が戻るのを待とう。右足を見ているとゆっくりと感覚が戻ってくるのを感じる。
よろよろと立ち上がりこの部屋の洗面台へ向かう。右足はまだ怖いが何かに捕まりながら慎重に歩く。
取り敢えず酷い寝癖がついてなければ良い、位に思っていた。ただ、寝癖で説明のつかない大きな耳二つが頭に載っている。
ポカンと立ち尽くし呆気に取られている鏡の中ウマ娘は、見る見る血の気が引いていった。
「ウマ娘、だったのか?いや…でも、えっ」
「男?女?この服は男物だけど…俺?俺…は、誰なんだ…」
混乱。困惑。──やがて、憤慨。
「ふッッッざけるな!なんなんだお前は!なんで俺の動きを真似る!?」
右手を思い切り鏡へ振り下ろす。右足の感覚が消え前へ倒れるが止まらない、止められない。
割れた鏡が耳に、頭に降り注ぐ。頭に当たる鏡の破片は自分の体だとこれ以上なく主張をしていて尚更腸が煮えくり返る。
「お前はなんだ!俺は誰だ!!答えろ!何か!答えろ!!!」 - 132二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:41:25
鏡が飛び散った洗面台を殴りつける。洗面台を左手で掴み体を支えていたが自分が映るほどの鏡が残ってない。
視線はすぐに転がった鏡の破片に移っていた。大きい破片をすぐさま砕くように殴りつける。
あのウマ娘が映っている、ココにも、そこにも。まだ!まだ!まだだ!!!
細かな破片を握りつぶしていく内に両の拳が赤くなっていた。叫びすぎたのか息が荒い。
鏡の破片を大体砕いた頃、急に不安になったのか今度は泣きたくなってきた。この後何をやればいいのかわからない。
助けを求めるように誰かの部屋…俺の部屋だと思う。に戻る。壊れたテーブルと散らばった本とノート。
そして、アルバム。アルバム?飛びつくように掴む。また右足がおかしくなりベッドに頭を打ち付ける、鈍い声が出る。
パラパラと捲ると知らない男女二組と男が二人写っている写真が幾つも出てきた。コレは俺?俺なのだろうか…。
一枚捲る、わからない。また一枚、わからない。成長している男二人のどちらなのか?わからない。この男女二組の誰か?わからない。
ココは俺の部屋ならなんでわからない?なんで?おかしい、こんな事はおかしい。
「…ぅ、ふぐ…ひっ、ぅう…ぐす、ぁあ…」
気づいたら俺はアルバムの写真を一枚一枚破り始めていた。
なんで破りだしたかはわからない。何時破り始めたかもわからない。
気づいたら破りだしていた。気づいたのに止められない。自分で自分をコントロール出来ない。
ひたすらひたすら、おかしい事でも、間違っていても。今自分で手を止められない。
気づけばアルバムの写真は全て破かれ、気づいたらページも破りだしていた。
なんでページも破っているんだろう、なんて思いながらも手は止まらない。涙も止まらない。本当にこの体は自分の体なんだろうか。
アルバムのページを破り終わり、ウマ娘の力で強引にカバーも破る。それでも涙は止まらない。
「ぅ、ひぐ…ぁ、うわあああああああああああ!!」
ベッドに縋り付き泣いた。俺は結局誰で何者なんだ。思い切りベッドを殴りつける、軋む音がする。
何も答えてくれない、答えになってない。どうすればいい、何をしたらわかる。
涙が止まるまで一発、もう一発とベッドを殴りつける。変な音が響いた気にしない、もう一度、もう一度と殴りつける。 - 133二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:41:34
ようやく落ち着いた頃ベッドもおかしな曲がり方をしていた。
俺は、何をしていたんだろう。俺は誰なんだろう。駄目だ、考えると頭がおかしくなりそうで怖くなる。
別に何か考えるものが欲しい、何か。何かないのか、何か。
目に止まったのはテーブルから落ちていた本とノート。本は、トゥ…何?まあ、競争の雑誌。
落ちた時に開いていたページに何か書いてある。"最大釣果目標"…と。
気になってページを捲ってみる。パーソナリティ以外は見れば多少思い出せるみたいで色々思い出してきた。
トゥインクルシリーズ、クラシック期の特集。皐月賞、日本優駿、菊花賞の特集だ。
余程熱心に読んでいたのか古いのか、メモ書きが多く本は多少痛んでいた。
そして捲ってる内にまた最大釣果目標、と書かれたメモに戻ってくる。赤いペンで皐月賞、日本優駿、菊花賞に丸がつけてあった。
何故か、また涙が溢れる。何故か、この本を破く事が出来ない。
震える手で本を手放し落ちていたノートを拾う。トレーニングメニューや並走の記録を付けているようだ。
ページを捲る、捲る…幾らか前のページで俺の手は一度止まった。
"セイウンスカイは絶対に彼女が求める大物を取れる"
何も疑う事のない様な力強い文字が目に入る。
俺が書いたのだろうか、俺がセイウンスカイのトレーナーだったのだろうか。
ノートを捲る、捲る。前の方に挟んであるメモに携帯のパスワードが書いてあった、不用心だが今は有り難い。
幾つか連絡が来ていたが無視。それより録画データを探す。
全てがある訳ではないがココにも幾らか走っている録画があるはずだ。
あった、芦毛のウマ娘が走っている。此方をからかっている様な楽しそうな言動だ。
だが二つの足でしっかりと大地を踏みしめて、然し回りをよく見ている様に目を奪われた。
戻ってきた芦毛のウマ娘はトレーナーらしき人物と走った感触や並走した相手について話している。
このトレーナーが俺なんだろうか。推定自分、としか言えないが本当なのだろうか。
俺は、"セイウンスカイのトレーナー"なのだろうか。 - 134二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:41:52
今の俺には、コレしか自分を証明出来るものがない。
歯を食いしばれ。震えを止めろ。泣き言は止めだ。コレ以外マトモに生きる道はない。
もう一度レースの映像を見返す。セイウンスカイと自分の言動、行動を見返す。
反芻…俺は今から"セイウンスカイのトレーナー"だ、そう認識して生きる。支える。クラシックを取らせる。
食いしばった歯が震えだすが、頬の肉を噛み震えを止める。鉄の匂いがしてきたが好都合だ。
覚えろ、覚えろ、"セイウンスカイのトレーナー"なら何を言う。見逃すな、全部覚えろ、全部だ。
数回動画を見返した後、息を吸って吐き出す。
俺は今から"セイウンスカイのトレーナー"だ。どうやらレースが好きだったみたいだし俺も多分レースが好きだ。
トレーナーをやる事に文句はない。知識も…資料を見て頭に入ってきている、パーソナリティ以外は無事のはずだ。
少なくとも自分を思い出すまで、そうじゃなくても今の俺が生きる道が見つかるまで。
俺は俺だった誰かとして生きる。口の中の鉄分を飲み込み、連絡を入れる事にした。 - 135二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:43:50
という訳でウマ娘化直後ならぬ記憶喪失直後の話です。
この後厚底の件や記憶喪失露呈の件になります。
長編もちゃんと書きたいけど一部納得出来てない部分があるからそこ出来てから…。
それまでは概念見ながら短めのちょいちょい投げたいです。 - 136二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:45:31
乙です
取り戻せる可能性はあるのだろうか… - 137二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01:54:25
乙です
おつらぁい - 138二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 02:01:12
厚底ギャグのセイトレに辛い過去……
- 139二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 03:29:18
車で移動する際荷物をトランクにいれて扉を下ろして閉めようとした時に胸と衝突して悶絶するタイトレ。何やってんのよとトランクを代わりに閉めてタイトレの方を見るとワイシャツのボタンを開けていたいところをフーフーしているタイトレの姿が。そういえばデカかった頃も痛いところをフーフー吹いてたなと思いつつそこを吹くのは絵面がやばいのだがそれを指摘すると自分がタイトレの胸を意識してるみたいで恥ずかしいので何も言わずに溜め込んだ結果性癖が破壊されるタイシン
- 140二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 03:35:07
曇りの日にちょっと憂鬱なタイシン。気晴
らしにゲーセンに行くが一人は味気ない。
せっかくなので暇人居ないか確認をしてみ
るとタイトレが居たので嫌な予感しつつも
メーカー品のバチを持っていき太鼓達人と
かの音ゲーをやったらバチで連打の時にわ
ー胸が小刻みに揺れてる。とタ性壊した。 - 141二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 03:36:42
ダメダヨ
- 142二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 05:49:54
- 143二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 05:54:13
おは140
パワーちゃん無理しないでね、これは命令です - 144二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:02:16
おは言うっちまう
ドベトレバースは他のバースとの整合性を
あまり考えずに作った世界です
だから設定のすり合わせが出来ておらず
謎の設定が生えて来てしまったんです
そこは申し訳ないです
ドベトレバースはハードモードです(断言)
何で邪神は魂を弄んでくるんですか(困惑) - 145二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:04:05
- 146二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:25:34
おはよー
バースも色々あるよねえ - 147二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:25:52
- 148二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:28:00
- 149二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:29:07
おはよう
やっと仕事が終わりそうです - 150二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:32:12
代表っぽい女神にしても
試練女神ーーーー曇らせ女神ーーーーバトエン女神
くらいの振れ幅あるよね - 151二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:32:26
多分うちのとこのバースは
アホ・曇らせ・ぴょいの三女神方式で
人の倫理は通用しないけど悪辣でも外道でもない、くらいのバランス
なおフジトレは三女神に任せたら「意図的に」病弱なままだった模様 - 152二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:37:28
- 153二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:40:52
グラムとかがあるバースはどのバースだっけ?
まあふんわりと存在してるんでもいいのだけど - 154二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:41:02
ちょっと侘助さん風味の朝食いかがですか?多分5レスほど
- 155二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:41:16
いいよー
- 156二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:41:35
キテー
- 157二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:42:23
「……侘助さん。私に頼むのはさすがに無理があると思いませんか?あと一人暮らしって言葉の意味知ってます?」
「悪いネイトレ。声かけたのは、その……なんかの気の迷いだった」
「バックパッカーみたいな格好してるから何かと思えば……」
「転々としなきゃいけない呪いというか、色々あってな?……てかここ住んでんの?このでかいマンションに」
「はい。まあ入ろうとしたところを見られたから隠しようもないですけど」
「それはただの偶然だって!別に尾けてたとかじゃねえって!」
「そんな事思ってませんよ!?……ああ、会った頃の侘助さんはもっとキリッとしていたのに、今はもうこんなにキャンキャン鳴く子犬になってしまって……」
「そんな哀れむような目で見ないでくれよぉ!悪かった!もう頼らねぇから!今日は野宿でもなんでもする!」
「……そんなことしなくていいですよ」
「……は?」
「そもそもお金があるならこんな事頼まないだろうし、最近は夜も寒いし……あと天気予報で今夜は雨が降るって見たし。一宿一飯ぐらいなら提供してあげます」
「……あ」
「?」
「あぁぁねぇぇきぃぃぃいいい……!!」
「まだ外!まだ外だからね!?泣くなら中に入ってからにしようね!?」
────────────────────────────────
「……かなり高い階なんだ」
「正直地震が来たらどうなっちゃうんだろって不安だけど。ちゃんと免震とか制震?っていうのがしっかりしてるみたいで、なんとか大丈夫みたい」
「へぇー……」
(広い家はさておき、こんだけ高い家は初めてか) - 158二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:42:46
「……さて。ここが私の部屋だけど、入る前に決まり事を簡単に。中の様子は他言無用。あとああしろこうしろみたいな干渉もダメ。いい?」
「……分かった。覚悟する」
「別に汚部屋とかじゃないからね?一応の礼儀として。そ、れ、とーー……あ、もしもしネイチャ?今寮にいる?」
実はね……うん……うん……大丈夫だって……うん……え?
「かわってほしいって、ネイチャが」
「……なんか急に緊張してきた。もしもしぃ?」
『……話は聞いた。ドベトレさんさ、今どこにいる?』
「どこって……あね、ネイトレんとこの部屋の前だけど」
『もうそんなとこかー……。…………』
「お、おーい……ネイチャ?……ナイスネイチャー?」
『そっか』
「!!!!!????」
(痛ってえ!!なんだこれ、「視線」が痛ってえ!!!睨まれてる!?どこから!!?)
『分かってると思うけどさ、手を出さないでね』
「分かってる!んなこと絶対にしねえ!!」
『……トレーナーさんにかわって』
「(痛みが、消えた……)ああ……」
はーいかわったよ……うん……誓います……うん……うん、じゃあね
「よっし。これで半分終わり」
「半分ってなんだよ……すでに大分ヤベェよ
」
「ううん。あとは侘助さんがドーベルから了承もらえば泊めてあげる」
「」
〜子犬説明中〜
「……どうだった?特に私にかわらなかったけど」
「『ネイトレさんに手を出したら兄さんを殺して私も死ぬ』って言われた……」
「……愛だねぇ。とにかく誓約はこれで十分でしょ。それじゃ、入って入って」 - 159二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:43:11
「……なんつーか、女子力をぶちまけてるわけじゃない分落ち着く、でもたしかに女子の部屋って感じだ」
「おっと。お部屋批評は恥ずかしいからそれぐらいにしてね。夕食は適当にパスタ茹でるからー……はい。この箱から味選んで?」
「レトルトの山!?自分でソース作ったりしねぇの?」
「手間がかからないってのは正義なんだよ侘助さん。出来合いのお惣菜コロッケがどれだけの家庭と家そのものを救うのか……」
「その話はわかんねえけど……じゃあこれ。カルボナーラ」
「オッケー。じゃあ私は、ナポリタンで」
「どっちも二人前だけどいいのか?俺は食うけど」
「身体おっきいしね。それぐらいがちょうどよくなっちゃった。あ、手伝いしなくていいよ。ゲストなんだからリビングでのんびりしてて」
「わ、わかった」
(……そうは言われてもやることがねえ。てか落ち着かねえ。だから、部屋を見回す)
(大量のネイチャのぱかプチ。大きさ違い、表情違い、服装違い……コンプリートしてんのか)
(飾られている学園からの表彰状。ネイチャの戦績を考えりゃこんだけにもなるか……ちょっと待てマイルのG1も取ってんの?)
(コルクボードに貼られた写真。意外といろんなとこ行ってんだな姉貴。まりも祭りってなんだ?)
(でもほとんどの写真が担当と一緒に写ってるのはさすがって感じ。……ん?)
「……でーきまーしたー。トマトとレタスだけのシンプル野菜サラダ付き……ってあれ?なんか変な写真でもあった?」
「……姉貴。これって」
「どれ?ああ、ネイチャがシニア有マ記念で勝った時のだね」
「一緒に写ってる黒い髪の人は」
「それは私。人間の頃の」
「……こんな顔だったんだな」
「そういえば侘助さんと会った時にはもうウマ娘になっていたっけ?そうです、元はこんなのでした」
「……なんつーか、」
「普通だな?」
「それ!……あ」
「そんな顔しなくていいよ。むしろ褒め言葉みたいなもんだし。……さ、ごはん用意できたし食べるよ」
「……おう」 - 160二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:43:38
「……普通にカルボナーラうまかった」
「よかった。メジロの口になんてものを!みたいな展開はなかったんだね」
「俺も別に純正かっていうと……てか姉貴のメジロ像どうなってんだよ」
「……やっぱり名門・上流階級って感じかなあ。住む世界が全然違うってイメージ」
「まあ……そういう面もあるか」
「あと、金の力で外堀埋めてガンガン人を追い詰める」
「それもう酒飲んでるときの兄貴のイメージだろ」
「マクトレさんを見るたび『あれがメジロなんだ……!』って思ってるよ」
「ちげーんだよ!兄貴のは大体メジロモドキだから!見るならドーベルとかマックイーンにしてくれ!」
「あんまりお兄さんの事悪く言ってちゃダメだよ?」
「自分だってすげえ言い草……ってちょっと待て姉貴。俺と兄貴は実の兄弟、マルかバツか?」
「……バツ」
「よかった、さすがにそこは分かってたか」
「そりゃあね。だって私と侘助さんも本当の姉弟じゃないでしょ?」
「……迷惑だったか?」
「え?」
「姉貴って呼ぶの」
「……逆に聞かせて。なんで迷惑なんじゃないか、って思ったの?」
「……俺にとっては、初めて会った時から姉貴──ネイトレはよく声をかけてくれて。白い髪で瞳の色が黒くて。本当にその程度のことで姉貴って呼んでた」
「うんうん。っていうかそういう理由だったんだね」
「でも元の、人間の頃の写真を見て、」
「……黒い髪の私を見て、自分が姉貴呼びしていることが急に申し訳なくなってきた?」
「……なんでわかんだよ」
「今の侘助さんはちょっと素直だし。こう見えて、学生の頃は現代文けっこう得意だったんだから」
「けっこう?」
「……まずまずだったかな?」 - 161二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:44:06
「とにかく、こちらからすれば『迷惑じゃないし今まで通りどうぞ』って感じ」
「……さっきも言ったけど、あの程度の理由で姉貴呼びはねえだろ?」
「しょうもない理由でもみみっちい理由でもいいよ?」
「うーん……」
「納得いってないっぽいねぇ……まあすでに『兄貴』がいるんなら姉貴呼びにモヤモヤするのも当然か」
「……悪ぃ、多分そうかも」
「……一応補足するけど、私はむしろ全然言ってって気分だよ。一人っ子だったし」
「それは弟分が欲しかったって話じゃねえか?」
「……子犬扱いと弟分扱い、どっちがいい?」
「その二択は卑怯だろ!?」
「まあまあ、それくらい呼ばれ慣れてたってことだから!」
「……そもそも、私からは『侘助さん』って呼んでるよ?会って間もない頃からずっと」
「……そういやそうだな」
「しょうもない理由かもしれないけど、今更呼び方変えないからね」
「そういうことなら……バランス考えて前向きに考えとくか」
「そうそう。でもすぐに決めなくたっていいからね。侘助さん」 - 162二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:44:24
「……変なこと聞いて悪かったな」
「気にしてないよ。……要は愛称というか、呼び方だからね。母さん(ウラトレ)って呼んだり、ママ(フジトレ)って呼んだり、色々だよ」
「かあさん……ああ、そういえば若い義母さんがいるんだっけ?今はもうママって呼んでるのか」
「え?母さんとママは別人だよ?」
「え?」
「え?」
「……その義母さんとネイチャと一緒に温泉旅行行ったんだよな?」
「えええ!?行ってない行ってない!!」
「えええ!?」
──全ての誤解を解くのに10分を要した。
(終) - 163二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:44:45
以上。長い長い会話劇
侘助さんとの愛称話を書きたかったところに降って湧いた転々一泊概念、飛びつきました。ただし風呂と寝床の話はぶん投げる
一泊を許した時点から実はだいぶ砕けた口調
姉貴って呼ばれるのはこそばゆいけど、一人っ子なので頼ってくれる弟(妹)が増えるのはなんだかちょっと嬉しいし、それがなくなるのはなんだかとても寂しい。そんなネイトレ概念
……あと、昨日でネイトレ一ヶ月と聞いて混乱してマス。これからも常人・ネイトレさんを書きたい。いっぱい書きたい - 164二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:46:57
俺は昨日の朝九時から仕事を開始してなんやかんや二時間程度寝て夜も仕事して今に至るわけなんだけど大体タバコカフェのタイムスケジュールなんだがこんなの毎日やってたらそりゃ即身仏だわ飯食ってるとか食ってないの問題じゃねえわこれウマ娘になってなかったら死ぬわ
- 165二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:47:51
ネイチャのネチャネチャからしか得られない栄養分がある
- 166二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:50:04
ネイチャの八方にらみ、もう金スキルどころか固有スキルに昇格してないか?
- 167ガンギマリ頭スズトレ21/10/25(月) 06:52:31
おは168-81-58-86
スズトレ創作増えて♡(挨拶)
スズトレバースは基本的にぴょいアホ曇らせの三柱理論でかつ曇らせがド畜生なので故に侘助って言いそうで言わない誰かにぶっ殺された感じだよ。アサヒSSを書くにあたって「神の力や運命からさえも逃げ切った」構図が書きたかったから仕方ないね
そしてネイトレSSいい…まだあまり自分でも書きなれてないけどもっと出してあげたい…頑張ろ… - 168二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:55:40
- 169二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:56:58
細すぎる…
- 170二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:57:18
秋理タ
の性イ
み朝壊シ
つ れン
を るの - 171二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:57:23
これは複雑なご家庭
- 172二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:58:08
- 173二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06:58:10
- 174ガンギマリ頭スズトレ21/10/25(月) 06:59:39
- 175ネイトレ発案者21/10/25(月) 07:00:46
- 176二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:01:41
- 177ネイトレ発案者21/10/25(月) 07:02:25
- 178ネイトレとか書く人21/10/25(月) 07:04:10
- 179ガンギマリ頭スズトレ21/10/25(月) 07:06:35
(了解です。これからもSS待ってます。)
- 180二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:08:03
- 181二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:10:08
父(発案)
父(執筆)
父(ネイトレ父)
父(ネイチャ父)
ネイトレは両親ともに4人いる複雑な環境だった…? - 182二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:10:08
おはようございます
朝から素敵なSSをありがとうございます - 183ネイトレとか書く人21/10/25(月) 07:11:01
- 184二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:13:57
スズトレ「ドベトレが料理のさしすせそも知らなくて……」
マルトレ「砂糖、塩、スターバックス、正油(しょうゆ)、味噌だな」
スズトレ「嘘でしょ……なんでスターバックス……」
マルトレ「だって酢使わんし……りんご酢飲んでるくらいだし……スタバでデザート買って食後デザートの方が料理に貢献してるし……」
スズトレ「嘘でしょ……酢の物とかに使わないの……?」
マルトレ「酢の物作らんし……サラダも既製品のドレッシングかけるし……」 - 185二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:14:39
- 186二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:16:09
ターボ立てるもん!!
- 187二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:16:12
朝からいいもん見れた。とりあえずネイチャは眼でチワワを震え上がらせるウマ娘
次スレ建てます - 188二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:16:23
ターボ任せた!
- 189二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:17:28
ロブトレバースはあまり考えてなかったですね
多分、他のところのバースよりも三女神がまだゆるいところだと思う
ガチでやると三女神関連に話が持っていかれそう、というのもあって、ガッチガチにはしてないですね
私が書きたいのはウマ娘と担当の素敵な関係なので - 190二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:18:33
(同意します。センス・オブ・ワンダー、分からなくたっていいじゃないかの精神)
- 191二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:19:35
ターボ立てたもん!バッテリーなくて焦ったけど建てられるってことテイオーにも見せてやるんだ!!
おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part313【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/ https://bbs.animanch.com/board/60076/ 普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしち…bbs.animanch.com - 192二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:19:55
よくやった!
- 193二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:21:03
タテオーツ
- 194二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:22:40
あぁ〜!?
どんどんとスレが梅っていくよぉ〜!? - 195二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:23:18
感謝の梅
- 196二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:23:41
- 197二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:24:57
埋め埋め
- 198二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:27:02
埋めるわよ
- 199二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:27:26
折角だしドベトレの突撃となりの晩御飯をみんな書(描)こう
- 200二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 07:27:54
200ならスネークとオタコン襲来