【CP現パロ閲注】拝啓ロジャーさん、お元気でしょうか。おれは今非常にピンチです。

  • 1◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 20:23:20

     時刻は夜9時を回ろうとしている今、おれは訳あってウタのクローゼットに隠れていた。
    しかし、最初にその部屋に入ってきたのはウタと交際してるルフィであり、サプライズを計画していたおれは出るに出られなかった。しばしの談笑やゲームなどで遊んだ後、布同士が擦れる音やリップ音が部屋の中に響き…そして…

    「ルフィ…私…欲しくなっちゃった♡」
    「おれももう…我慢できねェ…!」

    そのような会話の後、僅かに布がフローディングに落ちる音が僅かに聴こえてくる。そう、おれは今娘と友達の情事が始まろうとする部屋のクローゼットにいるのである。

    どうしてこうなってしまったのか…。自らの計画の過ちを呪うことしか出来なかった

  • 2二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:24:14

    🏴‍☠「何やってんだお前」

  • 3二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:24:27

    釜用意

  • 4二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:29:13

    微笑ましいシャンクスにみんなニッコリ

  • 5◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 20:29:53

    「ウタ、誕生日おめでとう!今日は家で盛大なパーティーを…と言いたいところなんだが…すまない、どうしても外せない仕事が入ってしまって明日の昼まで帰れないんだ。」

    https://bbs.animanch.com/storage/img/1162442/16

    嘘をつくことに心を痛めながらウタに言った。

    「…そうなんだ。仕方ないよね…お仕事だもんね。」

    声のトーンが下がり、悲しげな表情し、後ろ髪が下がるウタ。それを見ただけで今すぐに全てを打ち明けようか悩んだが、全てはウタの喜ぶ顔が見たい為に我慢する。

    「じゃあ夜はルフィや他の友達と食べて来るね。」

    「悪いな、明日にはルゥの作ったフワフワのパンケーキ一緒に食べよう!」

    「わかった!ルゥのパンケーキ美味しいから楽しみにしてるね!」


    そうしておれは仕事に向かうふりをして約束の場所へと向かった。

  • 6二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:30:09

    やってること自体は最悪なんだがそうなってしまった理由が理由だから可哀想としか‥

  • 7二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:30:17

    どんな訳があるんだよ

  • 8二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:30:54

    子供っぽいところが最悪な形で発露したな…

  • 9二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:31:01

    監視カメラでも忍ばせておけばよかったんじゃないんですかね…

  • 10二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:31:12

    期待

  • 11二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:32:26

    少しでもガタッてしてみろ
    死ぬぞ

  • 12二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:32:37

    「クローゼットの中でずっとスタンバってました」
    これで行こう

  • 13二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:32:51

    ウォロロロ!茹でる準備はできたぞ!
    (邪魔だと思ったら削除して頂いても構わない)

  • 14◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 20:37:37

    「悪いな休みの日に集まってもらって。」

    待ち合わせ場所には既におれが呼んだベックとルゥが待っていた。

    「社長がおれたちに難しい頼み事なんてよくやることだ。今更だな。」

    「おれも趣味の料理を活かせるし、ウタに喜んでもらえるなら構わないぜ。」

    「ありがとな二人とも!」


    「それで前話したヘッドフォンのことなんだが…」

    「あぁ…その話だがな…」

    と、煙草を一服したあと、大きな鞄からなにかを取り出した。

    「ほらよ。今朝ギリギリ届いた。」

    と、箱を手渡される。そこには先月発売したばかりのゴードン監修、カリーナモデルの100個限定発売のヘッドフォンがあった。ウタが前々から欲しがっていたが海外限定のもので値段もかなり高く半ば諦めていたヘッドフォンを誕生日当日になんとか用意することができた。

    「ありがとなベック!助かったよ。代金は後日振り込んでおくよ。」

    「軽く言ってくれるぜ。まぁ貸しにしといてやる。今度社長が奢ってくれよ。」

    と、ニヤリと笑った。

    ベックが色んな手と人脈を駆使してようやく手に入れたものだ。居酒屋で奢る程度の労力に釣り合うものでない。ベックには頭が上がらなかった。

  • 15◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 20:38:46

    画像の時系列とかはお許しください(ベックが白髪だったり黒髪だったり)

  • 16◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 20:41:25

    「ほんとに手に入れるなんてすげぇなベック!よし!おれも負けてられねェな!家に用意はしてあるから任せとけ!」
    ウタの好きなケーキ作りを引き受けてくれたのはルゥだ。
    「ウタはお前の作るパンケーキが好きだからもし時間があれば頼まれてくれるか?」
    「ウタも誕生日だもんな!任せとけ!だけど夜はおれも用事があるから運ぶのは難しいな。」
    「ったくしょうがねぇな。おれが近くでスタンバイしといてやるよ。」
    「ほんとか!ありがとなベックマン。」
    「社長はどうするんだ?」
    「おれもサプライズを計画してるんだ。任せてくれ!」
    すると、不安そうな目つきでおれのことを見る二人。
    「社長、悪いことは言わねェから何しようとしてるのか話してみろ。」
    「うん、話せ。」
    ったく、おれのことなんか心配しやがって。
    「しょうがねぇなぁ!まずおれがウタの好きなグラサンベアーにコスプレするだろ?そしたらウタのクローゼットに忍び込んでベックに取り寄せてもらったプレゼント持って待つんだ!ウタが部屋に戻ってきたらいきなり登場してサプライズ成功!プレゼントを渡してスタンバイしてもらってるベックにケーキを持ってきてもら…」
    「なにもするな社長!」
    「…おれたちの努力を無駄にする気か…?」
    頭を抱える二人の姿だった。

  • 17◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 20:48:10

    「なんで無難に飾り付けとかにしないんだ!変な熊がいきなり自分の部屋のクローゼットから現れたら警察呼ばれかねんぞ!

    「そもそもなんだその熊は!ウタの変なセンスのTシャツのアレか?やめとけ!」

    (変なTシャツ)

    「いやぁ…飾り付けは昔よくやったし、そのクマはウタが好きだし…」

    「ハァ…飾り付けはマンネリ化してきたから驚かす系に変えたってわけだな…。百歩譲ってそこはいいとしてコスプレはやめろ。調べてみたがやめろ。マジで。」

    「お、おう。わかった。」

    二人の圧力に負けて泣く泣くコスプレはやめてドッキリを仕掛けるだけにした。

    「それじゃあベック、タイミングが来たら連絡するからケーキを持ってきてくれ。」

    「わかった社長。」

  • 18◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 20:49:54

    そうしておれたちは時間までルゥの家でケーキ作りの手伝いをしていた。

  • 19◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 20:50:45

    夜8時、おれは自宅へと帰りサプライズの準備を進める。進めるとは言ったがコスプレ道具などは全てベックに破棄されてしまいウタへのプレゼントを包装紙で包んだり、パンケーキに合いそうなお酒の準備をしたり、などやることをやって仕舞えばすぐに終わる簡単な仕事だ。

    普段から整理整頓を口煩く言った甲斐もあり、ウタの部屋は綺麗に整っており、そのままクローゼットを開けてプレゼントをもって入る。あとはウタがこの部屋に帰って来るのを待つだけだった。そのはずだった…。

  • 20◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 20:51:55

    書き溜め終了、おいおい書き続けます。

  • 21二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:53:30

    楽しみ

  • 22◆tsGpSwX8mo22/11/15(火) 21:13:48

    ガチャ

    「ただいま。」

    どうやらウタが帰ってきたみたいだ。あとはウタが部屋に入ってきた時に登場すれば…

    「お邪魔しまーす!」

    …うん?ルフィの声が聞こえたような気がするが…。

    十数分経った後にウタの部屋の扉が開く音がした。

    「先に部屋に入ってるぞーウタ。」

    どうやらルフィが先にウタの部屋に入ってきてしまったみたいだ。

    「ウタの部屋いつも綺麗だなぁ…。」

    (え?どうする?ウタへのサプライズだからこの状況で出るわけにもいかないし…ルフィが帰るまで待つしかないか…。)

    そうしておれは部屋のクローゼットで息を殺して待つことしか出来なかった。

    「お待たせルフィ。髪の毛乾かすのに結構時間かかちゃって、湯加減どうだった?」

    「ちょうどよかったぞ!ありがとな!」


    まずい、普通に話し始めてしまった。このままだと最悪一晩中クローゼットに籠る羽目になってしまう。


    「何して遊ぶー?まぁなにやってもルフィじゃ私には勝てないけどね!」

    「んだと!?この前だってウタがおれの脇腹くすぐらなきゃおれが勝ったただろ!?」

    「出たァ!負け惜しみィ!」

    「じゃあ今日こそ決着をつけよっか!」

    「望むところだ!」


    健全なお付き合いをしてるようで安心したぞウタ、ルフィ。

  • 23二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 01:24:18

    躊躇してたらタイミング失うんだから取り敢えず飛び出さんでどうする…

  • 24二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 06:34:30

    ほしゅ

  • 25二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 11:46:43

    保守

  • 26二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:43:16

    保守

  • 27◆tsGpSwX8mo22/11/16(水) 20:28:20

    そこからゲームしたり、勝負したり、声だけで姿が浮かぶような会話していた。
    おれは完全に出るタイミングを失い、もはや睡魔とすら戦い始めたときのことだった。

    「ねぇルフィ…ルフィからの誕生日プレゼント欲しいなって…。」
    「プレゼントってさっきあげたじゃねェか。」
    「別に物が欲しいわけじゃないし…その…」

    ゆっくりとした足音の後、布が擦れる音がした。

    「ちょっと力強すぎ!」

    「ウタが欲しいって言ったんだろ!やっぱりウタ抱き締めるすげェ幸せな感じがする。あったかいしすげェいい匂いするし。」スンスン

    「ちょっと!匂い嗅がないで恥ずかしい!」

    「ウタはどうだ?」

    「…すごく幸せです…。もっとギュッてして?」

    父親がいることを知るはずのない二人が徐々にイチャつき始めてしまった。

  • 28◆tsGpSwX8mo22/11/16(水) 20:54:09

    …そりゃそうだ。昔はガキだったあいつらも今じゃ立派な大学生だもんな。恋仲になってるならそいうことだって…

    そういうこと…?

    まずい!二人気付かないまま初めてしまったら、或いはおれがここにいることがバレてしまったら…

    想像するだけで苦しい…。

    どうにかしてこの状況をなんとかしなければ父親としての威厳が…。

    「えへへ。ありがとねルフィ。ルフィにハグされて気分いいからお酒でも飲んじゃおうかな!」

    「あんま酒強くねェんだから程々にしろよ?」

    「大丈夫大丈夫!ルフィも飲む?」

    「おれはいいや、酒あんま好きじゃねェし。」

    「そっか!」

    数分後…
    「ルフィ〜好きだよえへ〜♡」

    「大丈夫かウタ?」

    「ぜんぜんだいじょーぶだよルフィ♡もっとチューしよ♡ルフィすっごいあったかいね♡」

    この部屋は甘い雰囲気に包まれていた。

  • 29二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 21:00:12

    地獄になり始めてて草
    ルフィが先に部屋に入ったタイミングでルフィにだけ話を通しておけば避けれた事だが…

  • 30◆tsGpSwX8mo22/11/16(水) 21:14:22

    「…ねぇルフィ、私がもっとプレゼント欲しいって言ったらルフィはくれる…?」

    「…今日はもう遅いし、シャンクスだって帰ってきちまうかもしれないだろ?」

    「シャンクスは出張で今日は帰ってこないよ…。」

    …すまないウタ、すぐそばのクローゼットの中にいるんだ…。

    「ウタ今酔ってるだろ?今日はもう寝た方が…。」

    「じゃあさ、ルフィは欲しい?シたくない?私は//…その欲しいよ//。ルフィの…すごく欲しくなっちゃった♡」

    「…おれもう…我慢できないぞ…?」

    「望むところだよルフィ♡」

    いやぁルフィもウタの間大人になったんだなぁ(逃避)

  • 31◆tsGpSwX8mo22/11/16(水) 21:14:59

    >>29

    もちろん地獄にしますよ?

  • 32二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:15:42

    見つかったら気まず過ぎて3人共ずっと無言になってそう

  • 33二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:19:33

    楽しくなってきたな…

  • 34二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 07:40:41

    保守

  • 35二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 10:39:20

    保守

  • 36二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 10:44:52

    ワクワクっ!

  • 37二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 16:05:26

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 17:09:50

    >>31

    是非地獄にしてくれ

  • 39◆tsGpSwX8mo22/11/17(木) 21:49:13

    ただいま帰宅しました…更新は11時ぐらいになります…
    ごめんなさい…。
    それと、ぼかした描写が増えます。

  • 40二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:50:49

    「…」
    「…」

     そこからは(おれにとって)地獄だった。
    口数は大きく減り、ウタとルフィの荒い息とむさぼり合うようなリップの音、まれに聞こえてくる嬌声と。
    いっそこと鼓膜を潰してしまえばどれほど楽に慣れただろうか。何処の馬の骨ではなくおれにとっては家族のように
    思っていていずれはウタを任せてもいいと思っていたルフィなのが幸いだが、それにしたって心にくる物がある。
    昔はお父さんと結婚する!と幼げな声で元気よく話したた娘が淫らな声を出して、誘い、熱中してしまっていることにショックを覚えてしまう。健全な成長を喜ぶべきなのかもしれないが悲しげな気持ちに苛まれるおれは父親失格かもしれない。

    などとふけていると悲劇は起きた。

    ライン!

    おれのスマホの通知が鳴ってしまったのだ。

  • 41二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:51:49

    シャンクス…ありがとうございました…

  • 42二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:57:12

    どうしてサプライズなのにマナーモードにしなかったんだ!

  • 43二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:59:11

    そういう所だぞシャンクス。

  • 44二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:02:57

    本当の地獄はこれからだったなシャンクス

  • 45二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:06:08

    今更だけどロジャー生きてるんだろうけど何やってんだろうね

  • 46二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:07:38

    >>45

    元気に破天荒してるんじゃないかな

  • 47二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:08:51

    >>45

    多分エースに構ってちゃんやってたら白ひげの所行っちゃって傷心中。

  • 48二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:10:07

    ガタッ!

    唐突の音にパニックになり、思わず身体をかべにぶつけて更なる音を出してしまう。

    なぜおれはマナーモードにしておかなかったのか!クローゼットに入ることを考えた次にそのことを恨む。
    二人だけの世界に浸っているこの現場で万が一にもおれがいることがバレてしまったら、間違いなく驚き怒るだろう。最悪絶縁を叩きつけられても文句は言えない…。
    更なる音を出さないように息を殺すことしかできなかった。

    「…?なぁウタ今向こうのほうからラインと物音しなかったか?」
    「ベッドが軋む音じゃない?このベッド結構年季物だし…それより早く続きしようよ♡私まだ全然足りないよ♡」
    「…いや、一応通知だけ確認してみるか…。」
    ルフィがクローゼットに近づいてくること足音が聞こえる。やばいやばいやばい。かつてないほどの存在感を消し嵐が過ぎ去ることを待つことしかできなかった。
    「なんだ!さっきのウタの誕生日パーティーの写真がナミたちから送られてきただけだった。」
    「ほら、別に問題なかったでしょ?それより早く私を満足させるプレゼントが欲しいなぁ♡」
    「わかったわかった。今あげるからちょっと待てって!」

    幸いにもウタとルフィの鞄置き場がクローゼットの近くにあり、首の皮一枚でおれがクローゼットにいることがバレなかった。

    再び二人だけの世界に入り、ほんの少し余裕が生まれたことでおれに送られてきた通知を確認する。
    送り主はベックだった。
    『いくらなんでも遅すぎじゃねェか?いつまで車の中で待たせるつもりだ?』

    大量のドライアイスの入ったクーラーボックスにケーキを入れておれから連絡を待つことに痺れを切らしてしまったらしい。すまないベックおれは今それどころじゃないんだ。

    『最初に言っておく。おれに今メッセージを送らないでくれ。車の中で何時間も待たせてしまいすまない。おれは今もクローゼットの中にいるんだが、ルフィもいて…その…そう言う雰囲気になってしまっていて出れないんだ。もうしばらく待っていてくれ…。』

    そうメッセージを打ちベックに送り返した。

  • 49二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:11:06

    ベックたすけて

  • 50二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:11:15

    >>45

    お母さんお元気ですか?おれはいま…

    的なニュアンスでそれ以上の意味はないけどなんかつけてくれて面白かったら採用します笑

  • 51二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:11:44

    そういやスレ主さんコテハンとれてますぜ

  • 52◆tsGpSwX8mo22/11/17(木) 23:12:50

    取れちゃったすまない。

    >>48

    >>50

    おれです

  • 53◆tsGpSwX8mo22/11/17(木) 23:23:41

    「ちょっとルフィ…焦らすように撫でるやめなよ♡ずるい♡ヒャッ♡」

    「ここがいいんだろ?それに我慢なんかする気なんて初めからねェだろ?」

    「うん♡ヒャッ♡」


    「…」

    辛い、なんでこんな地獄におれはいなきゃいけないんだ…おれはただウタの誕生日を祝いたかっただけなのに…。


    「ルフィばっかりずるい!私だって仕返しするもん♡えい!ほらルフィだって強がってるくせにこんなに大きくしちゃってるじゃん!」


    「あんま触んなよ、くすぐったいんだから。今触られなかったらウタを気持ちよくさせたなのに!」

    「出たァ!負け惜しみィ!今度はこっちの番だよルフィ!」


    大人になっても、色欲に溺れてもやることは変わらないんだな…。

  • 54二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:30:32

    >>53

    なにが「フフッ」だよ

  • 55◆tsGpSwX8mo22/11/17(木) 23:32:58

    「ハァ…ハァ…なぁウタ…おれもうそろそろ…」

    「…ルフィも?ずっと触り合いっこしてたら…私も…。」


    部屋の空気が変わった。本格的な行為が始まればもうどうしようもなくなる…。おれにとってもあいつらにとっても不都合でしかない…。何もできないのに何か策を講じなければ思考する。が結局何も思い浮かばず、とうとうしを覚悟した。

    しかしどうやら神はまだおれのことを見捨ててはいなかったらしい。


    「…ごめんルフィ、ゴム今切れちゃったみたい…。一緒にコンビニいかない?」

    「!?」

    二人でこの部屋を出てコンビニ行けばその隙にここから出てベックに回収して貰えばバレずになんとかなるかもしれない!

  • 56◆tsGpSwX8mo22/11/17(木) 23:33:42

    >>49

    期待して待っててね♡

  • 57◆tsGpSwX8mo22/11/17(木) 23:35:13

    というわけで、シャンクスはこのまま部屋から安全に出られるのか!?明日は続きます!「更新が早まるように頑張ります」

  • 58二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:36:07

    外出るし、なんか羽織ろう。でクローゼット開けちゃうんだ…

  • 59二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:39:34

    「今切れちゃったみたい」
    これ本番はしてないけど出させる行為はもうしてますよね?

  • 60二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:42:12

    これはコンビニに行って無事にシャンクスが出れるパターンか
    もしくは生でやる事になって結局出れないパターンか

  • 61二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:44:05

    >>55

    そうだえ、感謝するだえ

  • 62二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:50:39

    めっちゃ面白い
    明日期待してます

  • 63二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 06:47:48

    保守

  • 64二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 08:01:21

    頼むから早くクローゼットから失せろ…!するんだシャンクス!
    止められなくなるぞ、激動するこの恋人達の新時代を…!

  • 65二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 09:02:27

    保守

  • 66二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 17:37:54

    ほほしゅ

  • 67二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 22:07:37

    保守

  • 68◆tsGpSwX8mo22/11/18(金) 22:16:17

    「ねぇルフィ聞いてるのってんん♡」

    …何かが擦れる音と再びリップ音が部屋に響く。

    「ウタ心配すんな!実はさっき薬局行った時ゾロから『今夜あいつの部屋に泊まんだろ?おれからの誕プレだ。』って、ちょっと恥ずかしかったけど役に立ったよかった!」


    …ルフィの友達、素晴らしい気遣いだが今夜だけは無くして欲しかった…。


    「そっか♡じゃあ…その…よろしくお願いします♡」

    「…おう!」


    そして…

    そして…

    そして…


    …おれは何も知らない…


    ウタの嬌声も…

    ルフィの苗字の意味も…

    二人がどれだけ愛し合ってるのかも…


    …おれは何一つ知らない…それでいいじゃないか…

  • 69二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 22:21:29

    娘と友達のおせっせを目の当たりにするのはきっちいね…

  • 70◆tsGpSwX8mo22/11/18(金) 22:35:21

    「すっごく良かったよルフィ♡」
    「おれもだ…ウタ。」
    「あんなに激しかったのに私に寄りかかって疲れちゃったんだ♡この勝負私の勝ちだね♡」
    「ウタだって途中から『やめて♡壊れちゃう♡』ってずっと言ったたじゃねェか!」
    「出たァ!負け惜しみィ!最後に勝ったのは私だもんね!このこの♡…ってルフィって限界無いの…?」
    「…別に今日はもうたくさん出したし、それにもうゾロから貰ったやつ切れちまったし…」
    「…ルフィがその気なら…私は…いいよ///」

     ちょっと待て、それは流石にダメだ。まだ二人とも大学生なんだ。万が一にも出来てしまったら二人にとって今は不都合さでしか無い。もしそのようなことになったら最悪、この(おれにとって)地獄みたいな空気でも意を決して割り込まなきゃならない…。最悪のケースを想像していた。
    「ウタ…。」
    …ルフィ、頼むぞ…。
    「おれはウタのことちゃんと好きなんだ。大切にしたいし、もしものことがあれば大変だろ?まだ準備も何もできてないし。だから今日はシャワー浴びて寝ようぜ!」

    ルフィ…やっぱりウタが好きなったのはお前で良かった…。

    「そっか!ちゃんと私のこと好きなんだね〜♡えへへ♡じゃあシャワー浴びに行こっか!」
    「おう!」

    室内の扉が開き、部屋から出ていく足音が聞こえた。
    二人がシャワーを浴びてる間に家から出て今日はベックの家に泊めてもらおう…。うぅ…。
    そうしてようやくおれはクローゼットから解放された。何時間も狭いクローゼットに閉じ込められてすっかり身体が痛くなってしまった。持ってきたプレゼントと足取りは来た時よりも重く感じトボトボと歩き出した。








    「薬局で買ったシャンプー部屋に忘れちゃった。先に取りに行ってくるね。」

  • 71◆tsGpSwX8mo22/11/18(金) 22:35:54

    >>70

    先に→部屋に

  • 72二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 22:38:12

    あっ…

  • 73二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 23:28:44

    疲れたので今日は終わります。
    明日最終回です

  • 74二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 23:47:20

    明日はシャンクスの最終回か...

  • 75二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 08:41:29

  • 76二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 08:58:04

    さあどうなる… ↓予想

  • 77二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 13:28:35

    保守

  • 78二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 13:39:31

    可哀想なシャンクス…本当に可哀想だ

  • 79二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 15:11:23

    シャンクスの墓場はここですか?

  • 80◆tsGpSwX8mo22/11/19(土) 19:21:43

    …身体と心を傷めておれは既に生気を失い、敗残兵のような足取りで玄関へ向かっていた。視界はぼやけ、音もうまく聞こえず、亡霊の如く歩を進める。


    だからこそ気づかなかったのだろう。バスルームからの足音に。


    「えっ!?お父さん!?」

    愛しい娘の驚愕の声を聞き、ぼやけていた意識が一気に覚醒する。恐る恐る視界を上げるとそこには…

    前の空いたシャツと下着一枚のウタがいた…。



    「アッ///⁉︎」

    「!?!?!?!?」


    慌てて前を隠すウタ、目を逸らすおれ。

    気まずい時間が流れる。

    「今日出張じゃなかったの!?っていうかいつからいたの!?」

    「あ、いや…その…」

    「どうしたウタ!? 大きな声出して。」

    そこへウタの悲鳴に飛んできたほぼ全裸に近い格好のルフィ。

    「ええぇ!?シャンクス!?どうしてここに!?」

    思考がまとまらない。言うことがわからないまま焦りひとこと。


    「誕生日おめでとう…その…プレゼントだウタ!」

  • 81二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 19:22:21

    もう草なんだよ

  • 82二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 19:24:57

    可哀想なシャンクス、本当に…本当に…ワァ…ア

  • 83二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 19:28:18

    部屋で覗いてたことはまだバレてなくて単に不審者みたいな登場しただけだからまだセーフ

  • 84◆tsGpSwX8mo22/11/19(土) 19:31:22

    夕飯食べ終わったら続き書いて終わります笑笑

    ちなみに私はシャンクスが大好きです。だから虐めたくなりますね笑

  • 85◆tsGpSwX8mo22/11/19(土) 20:04:46

    社長からの連絡を受けて、ルゥ手作りのパンケーキ片手に社長の家にお邪魔する。室内に入れば、急いでシャワーを済ませて髪の毛も乾かぬままの2人と見るからに焦り挙動不審の社長がぎこちない笑みとすぐに尽きる会話を繰り広げていた。あらかたのことを聞いたから正直あまり入りたくねェが、社長一人でなんとかできるとも思えねェから手伝ってやろう。

    「入るぞ社長、久しぶりだなルフィもウタも。」

    「ベックマン、その久しぶり…うん。」

    「久しぶりベックマン。その…。」

    「まぁ二人とも、そんな気まずそうな顔はするな。元はと言えばおれたちが無計画にサプライズを計画しちまったのが悪いからな。社長からのお前の欲しがってたヘッドフォンとルゥの特製パンケーキもあるから今はそれを楽しんでくれ。」

    「「ありがとう!」」

  • 86◆tsGpSwX8mo22/11/19(土) 21:11:17

    ひとまず使い物にならない社長は置いといて、プレゼントとケーキをウタとルフィに楽しんでもらえたのは良かった。が、身体を重ねるような間柄になったからには少なくとも言わなくちゃいけないこともある。

    「なぁルフィ、別に怒ってるわけでもねェし、叱りたいわけでもない。ただ一つだけ聞いてくれねェか?ウタもだ。」
    コクリ
    「身体を重ねることがダメだとか言うつもりもねェ。おれだって女遊びは好きだからな。それにお前たちだってしなくちゃいけないことは守ってるってそこでボケッとしている社長が言ってたからな。立派なことだ。だがな、だからこそ今一度、信頼してるからこそ、相手のことも思って、将来を見据えていけ。わかったか?」
    「おう!わかった。」
    「ウン、ワカリマシタ。」
    「それが聞ければあとはもう言うことはねェな。改めて誕生日おめでとうウタ。んじゃ社長はおれが預かるからこの辺でお暇させてもらおう。いくぞ社長。」
    「え?いやでも…」ガシ
    「朝まで付き合ってやるよ、その代わり社長の奢りな。」
    こうしておれたちは家から出て居酒屋で朝まで飲むのだった。

  • 87二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:13:52

    さすベック

  • 88二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:14:46

    ありがとうベックマン

  • 89二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:14:52

    ベックマン流石過ぎる

  • 90◆tsGpSwX8mo22/11/19(土) 21:17:25

    「シャンクスたち行っいまったな。」

    「うん…。正直お父さんに色々聞かれちゃったのは恥ずかしいけど、サプライズを潰しちゃったのは申し訳ないかな。」

    「まぁな…。」

    「なんか、色々あって疲れちゃった。…もうすぐ私の誕生日も終わっちゃうね。」

    「さっきたくさんあげただろ?」

    「いっぱい貰っちゃった♡でもまだ欲しいなって言ったらどうする?」

    「…。」

    「今日はこれで最後な。おれも疲れちまった!」

    「そっか。じゃあ寝ようかルフィ。」

    「おう!」


    「ウタ…大好きだぞ。」

    「ふふふ、私も♡」


    終わり

  • 91二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:19:38

    まだ足りないのかこの歌姫……

  • 92◆tsGpSwX8mo22/11/19(土) 21:23:01

    蛇足


    「ル、ルフィならいいと思ってたけど、やっぱり直に目の前でされると…うぅ…ベック…」

    「わかったわかった。ほら飲め。」

    「娘の成長早いんだな。昔はあんな小さかったのに…『私大きくなったらシャンクスと結婚する!』昔はよく言ってたのにな…。うぅ…。」

    「いいじゃねぇか。大人になったってことだ。」

    「流石に娘の情事は知りたくなかった…。」

  • 93◆tsGpSwX8mo22/11/19(土) 21:23:46

    以上で完結、長らくお付き合いして頂きありがとうございました。

  • 94二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:26:24

    おつ、OYABARED面白かったぞ

  • 95二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:27:48

    面白かった!
    次回作も期待してます!

  • 96二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 23:14:05

    そんなにシャンクスが好きになったのか、スレ主。
    いやあ、面白いモノを見た。

  • 97二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 03:43:10

    誰が悪いって事もないんだけどなあ…

  • 98二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 05:40:34

    不憫なシャンクスが面白かったw
    良かったです!乙!

  • 99二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 05:42:35

    このレスは削除されています

  • 100二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 16:27:35

オススメ

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