- 1二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:49:06タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.comテイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com
普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?
前スレおれバカだから言うっちまうけどよぉ… part353【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/https://bbs.animanch.com/board/60076/普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえ…bbs.animanch.compart1
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/https://bbs.animanch.com/board/60076/普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえ…bbs.animanch.comWiki(解説/全パートリンク/用語集などはこちらから)
言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp後感想用言うっちまえなかったスレ(最新)
オレ居なかったから言うっちまえなかったけどよぉ… part2|あにまん掲示板リアタイで伝えられなかった感謝や感想を伝えれる方がより清々しく尊死できるんじゃねぇか?【ルール】1.感想を述べる時はpart、レス番号、リンク(出来ればレス直行)を記入2.「より~の方がよかった」等の…bbs.animanch.com本筋のタイトレ情報まとめ
・(正直自分だけのタイトレを作ってもいい)
・140-90-55-80(魔法の合言葉)
・25歳
・熱血クソボケ
・髪色は茶色でパーマーみたいな流星
・目の色はエメラルドグリーン
・全身からおひさまのにおい
・髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーやソープの匂いがする
・耳と尻尾と胸が敏感
・最初はロブロイの服とか下着とかを借りていた。のちの着せかえ人形である。あとBIG90Tシャツ
・耳飾りはタイシンとお揃い
・最近にんじんがおいしい
・タイトレとタイシンは因子継承する。タイトレは産む。(諸説あり)
- 2二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:54:07
立て乙です
- 3二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:54:42
おつ
イクノさんですわ! - 4二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:54:43
- 5二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:55:14
でかいかわいい
- 6二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:55:44
たておtウワーッ!!ウワーッ!!
- 7二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:56:11
ウオエッチ
- 8二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:56:32
- 9二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:56:53
(リウ描いてると照れ顔うまくなってる気がしてくる…)
- 10二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:57:00
かわいい!!ウオデッカ!
- 11二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:57:59
かわ……デッ……カ……
- 12二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 22:58:19
- 13二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:00:16
この子を自分だけの物にしたいシリウスの気持ちがめちゃくちゃ分かるな……
- 14二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:01:29
SS投げたいんだけどよろしか?
- 15二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:02:10
c'mon!!!
- 16二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:03:29
「うぅ……ハロウィン……お菓子の誘惑がいつもの数倍に跳ね上がるイベントですわね……」
メジロマックイーンは苦しんでいた。
1年に1度訪れる秋の収穫祭ことハロウィン、それはこの国において「コスプレしてお菓子を取引するイベント」と化していた。
メジロマックイーンはスイーツが大好物であり、そして太りやすい体質であった。そのため、常日頃からスイーツの誘惑に負けないように努力しながら生きている。そのため、その誘惑が5倍増しになるハロウィンイベントは高揚と憂鬱が同時に襲いかかるげに恐ろしき祭なのだった。
ついでに言えば芋や栗をふんだんに使った秋限定スイーツがいつも通り主張してくるのもまた彼女にとっては魅力的で辛かった。
そんなこんなでどうしようかと迷いながら彼女はトレーナーの元へと向かった。
トレーニングルームで仕事をしていた彼女のトレーナー、メジロマックイーンにそっくりなウマ娘は言った。
「楽しめばいいのではないでしょうか?」
「いいんですの!?」
「あくまで許容範囲内でですが……それでストレス抱える方が後に響くでしょう?」
「食べすぎてしまうかも知れません……」
「わたくしがストッパーとして働けばいい話ですわ。で、どうしますの?」
「ううん……」
マックイーンは今までのことを思い返して、この展開は予想出来たではないかと思った。
彼女のトレーナーは常に彼女にとっての最善を考えている。自身の経験から、何がマックイーンのレースに良く、何が悪いかを見定めている。ウマ娘化してからは特にそうだった。
そして、トレーナーにとってこういう時の最善は「マックイーンに全て判断させる」と決まっていた。正月、バレンタイン、夏の海、大体の場所で「節度を持ちさえすれば全力で楽しめばいいのでは?」と言われてきた。その理由を聞いてみれば、「どんなに大きな節目の前でも、やりたいことを我慢してしまえば一生後悔するかもしれない。てかそれを我慢するくらいで突破できるちゃちい壁なんて無い」とよく言われる - 17二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:03:53
ただそれでも、そのまま突き放す訳でもないのが目の前のトレーナーだった。
「……やはり悩みますわよね。ハロウィンは他のイベントよりもスイーツにかかる比重が大きいですもの」
「ええ……パンプキンパイ、かぼちゃ餡のパフェ、かぼちゃケーキ、キャンディ、さらに加えて取引されるいつものお菓子はより魅力的にみえてしまいまして……」
「そこまで考えてるならもう吹っ切れてしまった方がよろしいでしょうに。ここで我慢し続けても意味はありませんし……だったら背中をさっさと押した方がいいですわね」
そう言うとトレーナーは立ち上がり、ロッカーを開く。そこには見知らぬ段ボール箱があった。
「それは?」
「ロブトレさんやウオトレさんに頂いたものです。つまり今日着れる衣装ですわ」
「……誰用の?」
「2着ありますわ。少し前にお願いしましたの。わたくしも着ればマックイーンもやりやすいでしょう?」
「確かに……」
「加えて」
さらにロッカーから透明で大きい箱を取りだした。
「こちらに頂いたお菓子を封印することで、どれくらい消費してしまったのかを可視化することが出来ますわ。これなら知らないうちに食べすぎる、なんてことも無いでしょう?」
「そんな、ここまで準備して頂けているなんて」
「これくらい当然のことですわ。大人として経験を反映させつつ、あなたにとっての最善を狙う。それが今、私のすべきことです」
- 18二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:04:16
「トレーナーさん……」
ああ、やっぱりこの人が隣にいてくれてよかったとマックイーンは思った。トレーナーとウマ娘の関係性に正解などないが、それはつまり正解は示されていないということ。その点で、目の前にさでにこやかに微笑んでいるその人は、最適解、すくなくともそれにほど近い道を示してくれる。それこそ、自分と一心同体たることを心に留め、メジロマックイーンにとってもっとも凝りの残らない道を見せてくれるのだと。
ならば自分はその期待と行動に答えねばならない。メジロの誇りにかけて。
「……ええ。行きましょう。あくまで食べすぎないように、皆様とハロウィンを楽しみましょう!」
「そう、それでいいのです。では早速着替えに行きましょうか」
何より悔いのないように。2人は祝祭の渦へ向けて歩き出した。
「なんですのこの紐!?」
「誰でしょうねこれ入れたの……」
- 19二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:04:58
- 20二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:08:16
何故猿轡が
- 21二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:08:56
- 22二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:10:12
わぁ
- 23二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:11:18
- 24二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:11:19
マクトレがすごくまともにトレーナーしてる(?)……久々……
それはそうと紐はやべぇ - 25二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:12:39
よかった
マックイーン以外に見聞色使えたらチートもいいとこだった - 26侘助21/10/31(日) 23:12:47
- 27二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:13:37
コレが性格チワワとか犯罪では?
- 28二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:13:40
ちわだっち……
- 29二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:13:42
ウワーッ!!!!!
- 30二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:14:39
こりゃドーベルもお持ち帰りするわ
- 31二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:16:53
- 32二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:17:20
- 33二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:18:12
- 34二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:19:57
- 35二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:20:39
このちわちわがマクトレと裸で同じベッドに寝たと考えると激ヤバじゃん
- 36二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:23:21
絵が描きあがらないので何かあった202のステータスだけなげていいですか
- 37侘助21/10/31(日) 23:23:44
- 38二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:25:55
頼んます!!
- 39二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:27:45
何かあったバースの202
[VictoryOnDrive] カミカゼアクセル
適正 芝A ダートC
逃げG 先行D 差しA 追い込みC
短距離A マイルD 中距離A 長距離E
成長率 スタミナ5 パワー25
初期スキル コーナー回復〇/隠れ蓑/差しのコツ
覚醒
Lv2 良バ場
Lv3 円弧のマエストロ
Lv4 読解力
Lv5 鋼の意志
固有スキル 「Still Wind till the end」
レース中盤に後方にいると風を抜き去り、スキルが発動しなくなる代わりにデバフを無効化しながら徐々に加速する
意味は「風はそこにあり続ける。世界が終わるその時まで。」好きなカードの名前をもじりました
性能はちょっと強いかもしれない、スキル発動しなくなるしまぁいいでしょ(安易) - 40二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:33:35
適性マンだったウオトレ202がこうなるなんてマジで何かあった後な奴やん
- 41二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:34:10
パワー驚異の25%!
そのパワーで202㎝の体が全くひるまずに加速しながら近づいてくるの、怖くないですか?
前は知っているウマ娘にすごい圧がかかりそう
そして、202がこうなるって、本当に何があったんだ……
- 42二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:35:36
短中距離Aって珍しいですわね
マイルのDにシナリオが隠れてそうな気がしますわ
……15レス!お借りしますわ!!
“劇場版ウマ娘プリティートレーナー 栗毛の宝物キンチェム”
https://bbs.animanch.com/board/116933/?res=13
https://bbs.animanch.com/board/118978/?res=98
https://bbs.animanch.com/board/122092/?res=71
https://bbs.animanch.com/board/122474/?res=14
こちらの続きになりますわ!!
- 43二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:36:03
- 44二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:36:28
俺ことダイワスカーレットのトレーナーには才能がない。
これは俺のトレーナーとしての資質ではなく……ウマ娘として、走ることの才能だ。
「……駄目だな。ウマソウルが微塵も感じられない」
「つ、つまり?」
「ダイワの。お前はウマ耳と尻尾が生えただけの、割と弱めの人間だ」
「😭」
あまりに端的な物言いに、俺は咽び泣いた。
キンチェム曰く、ウマ娘に相性の良いウマソウルがふたつ入るのはウマソウルの自我がウマ娘に害を加えぬよう混濁させる必要があるからであり、ふたつのソウルが持つ因子をウマ娘の発育に結びつけやすくする為である。ウマ娘の強靭な膂力や走力は、このウマソウルが由来しているのだそうだ。
つまりウマソウルが何も入っていないが故にただの人間同然なのが俺であり――ウマソウルがひとつ入り、それが共存しているが故に走力を持ち合わせているのが目の前のウマ娘、タニノギムレット……もとい、ウオッカ担当トレーナーだ。
「おいおいギムレット、もうちょっと手心ってやつをだな……」
「知らずに無謀な努力をするよりはずっとマシだ」
「ゴメンっすダストレさん。親父さん、歯に衣着せぬウマなんで気にしないでほしいっす」
「そう気にしなさんな。ないならないなりに勝負……だろ?」
ウオッカちゃんにはいつも仲良くしているウオトレさん(202cmのほう)以外にも、ギムレットさん(と共存しているウオトレさん)、Vトレさん他、何人かのトレーナーさんがついている。
優秀なウマ娘にサポーターが複数つくのは珍しい話じゃない。魅力的なウマ娘に人は惹かれるものだしね。けど……
「ちょっと個性豊か過ぎません???」
「「「そんなことはない(っす)」」」
俺とスカーレットのライバルとも言える人達がこんなにも個性派揃いのはなんでなんだろう。
三女神の導きはいつだって謎に満ちている。 - 45二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:36:43
このレスは削除されています
- 46二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:37:58
ギムレットさんに訓示を受けているように……キンチェムに試合を申し込んでから、俺はいろんな人からの助けや手伝いを受けて試合に備えている。
マクトレを始めとした、DK4の面々やヘリトレ大先生が声をかけてくれているお蔭で、予想以上に多くの人が助力を申し出てくれているのだ。
そしてそれは単に俺自身の強化だけではなく――キンチェムへの助けになるようなことも、積極的にやってもらっていた。
「……危なかった。マデンがいないと、こんなに気付けないのね」
トレセン学園内で行われた、芝4200m模擬レース。
海外を意識した模擬試合……という名目で開かれたレースの参加者は、トレセン学園の誇る名ステイヤー達が揃う、野試合には勿体ない程の名勝負となった。
その中にキンチェムを放り込んだのは、彼女の走りを衆目に晒すことで俺のハンディキャップの妥当性を見出させるというサクラバクシンオー担当トレーナーさんの元記者らしい着眼点であり、俺なりにキンチェムにとって必要だと判断してのことである。
予想通りキンチェムは、最初は勝ったことのある距離だけに余裕の表情こそ見せていたが、次第に驚愕し、真剣な顔を見せた。
「21ハロン……ここじゃ4200mか。この距離じゃなかったら、わたしの勝ち目は万にひとつもなかった……ううん。この距離でも、危うかった」
日本のウマ娘達が出走する長距離走の中で最も長いレースはステイヤーズステークスの芝3600m。
4200mをレースとして走り切るのは厳しいというのが衆目の下馬評だったが、その予想に反し彼女達はキンチェムと付かず離れず走りきったのだ。
「……マデンが鞭を入れるタイミングを覚えてなかったら、この距離でも負けていた。
あの子達はわたしとマデンが息を合わせて漸くできるレースを、ひとりで成し遂げられる」
最終的に勝敗を分けたのは、走るペースをキンチェムが覚えていたことだろうか。
それでもハナ差まで詰める皇帝シンボリルドルフや、粘り強く前を征く覇王テイエムオペラオー……大外を駆る孤狼ナリタブライアンなど、心胆寒からしめる強豪達との競り合いが、キンチェムの慢心を削ぎ落としたのは明白だ。
「……怖いね。わたしだけで走るのは」
キンチェムは再び仕上がったのだ。
ヨーロッパ中を相手にした、ハンガリーの奇跡として。
- 47二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:38:20
「……それにしても、貴方の意図が掴めないわね」
「そうだね……ダストレちゃん、どうしてキンチェムを仕上げるの?」
そう俺に声をかけてくれたのは、片眼鏡の似合うキタサンブラック担当トレーナーさんと、以前からちょくちょく優しくしてくれるルドトレさんだ。
ふたりともスカーレットを上回る……そう、上回る! 圧倒的な包容力と母性の内に、切れ者として閃く頭脳を持ち合わせた人心掌握……というか誘惑の達人である。
彼女達の間に挟まれたが最後、俺は思考という思考が乳幼児レベルに陥り、キレ散らかしたスカーレットによる突進で引き起こされた大容量の三合会によって息の根が止まるだろう。幸せな最後とも言える。
とはいえまだ死ぬわけにはいかないので、俺はウオトレさん(202cmのほう)の腕の中に逃げ込みながら話を伺った。ここが一番安全と踏んでのことである。
「ダストレちゃんは、あの子と競うんだよね? 自分の存在をかけて」
「はい、そのつもりです」
「なら、キンチェムを仕上げるのは致命的なミスになるわ。でも、貴方はそれを承知で走らせた……それはどうして?」
二対の射抜くような瞳は、担当ウマ娘に負担のあるレースをさせた意趣返しという訳ではなさそうだ。
むしろ困ったような八の字の眉は、俺の意図を薄々察しつつも心配してくれているように感じる。
ウオトレさん達に「カッコよく答えろよ!」と応援されながら前に出され、俺は背筋を伸ばして答えた。
「俺は、これからズルをするからです」
- 48二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:38:46
「ズル?」
「そうです。俺とキンチェムの競走はレースなんて言えません。俺が勝つ為に、俺にひたすら有利な条件を並べ立てた意地悪なものです」
我ながらよくもまあ堂々と言えたものだと思いながらも、俺は一切譲らずに答えた。
面白がっているのか、背後からギムレットさんが俺に更なる質問を投げかける。
「お前の発言は矛盾している。あの怪物を調教するのはお前の不利だぞ。そこに何の悪意も感じない」
「そうですね。でも、それならキンチェムも言い訳が効かないでしょう?」
恩師譲りの笑みに、キタトレさんとギムレットさんの目付きが変わり、ルドトレさんが懐かしげに似たような微笑みを返した。
俺は胸中で先生……今はハルウララ担当トレーナーとして活動している恩師の教えを思い出す。
『目立たないなら、観察し放題だと考えましょう。短所は長所に通じるものですよ』
そして観察すべきは、その人が何を大切にしていて、何を嫌悪しているかだ。
顔色を伺って距離を置いてしまう癖がある俺に、ウラトレ先生が教えてくれた俺なりの持ち味を今、ここで活かす。
「あの子に全力で俺と競ってもらって……勝っても負けても、未練なんて忘れるくらい互角の勝負にする為に、俺は百の意地悪と百の誠実を積み重ねなきゃいけないんです。
なので……甘えさせてくれて、ありがとうございます!」
トレーナーが皆一様に大切にしていているもの。
それは、ウマ娘への想いと誠実さだ。
俺達はその一点だけは必ず通じ合える。それを見込んでの誠意で、俺は一歩踏み込んで頭を下げた。
- 49二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:39:06
「……やるな、ダストレ! いい啖呵だったぜ」
「ちゃんと気合い入れて言えたな。流石俺達のライバルだ」
「よく頑張ったっすね。えらいえらい」
「あばゔぁばば、どぉぅもぉ〜……」
チームウオッカの3本の手(多分ギムレットさんじゃなくてメイントレーナーさんの手だ)が、一斉に俺を撫でくりまわし、俺の頭がゲームコントローラーのスティックめいて回る。
そんなもうハチャメチャに男所帯の対応を眺めて、キタトレさんとルドトレさんが悩ましげに溜息をついた。
「塩梅には気をつけなさいね。法まわりの対応は相談に乗れるから」
「学園に届出が必要なものがあるか、あとで打ち合わせしようね」
「……ありがとうございますっ!」
「ふむ……」
ギムレットさんが俺の下げた頭を撫で……いや、撫で方が変わらないのを見るに、片腕の主導権を相方に渡すとか、そういう無茶苦茶をやっているんだろうか?
コツを聞けば俺も身体に居残れるだろうか……いや無理だな……と考えていると、ギムレットさんがもう片方の腕を伸ばす。
「俺も撫でてやろう」
「ウワーッ! レバガチャ!!」
ダストレの頭レバガチャダイパン合戦にルドトレさんやキタトレさんも交じり、それを見ていた観衆からも我も我もと思いっきりなでくり回され、俺の首はちょっとイカれた。
でも、こういう扱いは……嫌じゃない気がする。
- 50二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:39:32
「ボディ、勝ったよ……どしたの、その頭」
「いや、ちょっと可愛がりを……」
クールダウンを終え、競い合っていたキンチェム達が戻ってくる。
ウマ娘の選手として必要な資質に勝敗で禍根を残さないことがある。キンチェムも選手の一員として競い合った皇帝達と健闘を讃え合い、仲良く帰ってきたようであった。
鳥の巣のようになった俺の髪をキンチェムは手で梳いてくれた後、さあどうぞとばかりに胸を張る。
「はい、おめでとう」
「んふふ……わかってるじゃない」
俺は花屋で買ったデイジーをキンチェムの髪に挿す。図書館の本で読んだ、勝利したキンチェムがオーナーから必ず受けていた儀式だ。
獣として生きたこのキンチェムも同じように祝されていたようで、満更でもなさそうに微笑む。
今度スカーレットにもやってあげようと思っていると、クールダウンを終えたシンボリルドルフちゃんが、彼女に声をかけてくれた。
「どーしたの、ルドルフちゃん?」
「何、少しアドバイスをね。
キンチェムはいま、手が地面につくまで下ろす癖があるだろう?
そのせいで走るフォームが乱れがちだ。
空気を拳で押し出すみたいにすれば、もう少し走りが安定し、怪我の心配も少なくなる筈だ」
担当トレーナーのいないウマ娘の教官代わりも務めるルドルフちゃんならではの助言と共に、彼女はゆっくりと身体を動かして手本を見せる。
キンチェムはそれを真似ながら、興味深げに頷いた。
「……たしかに。貴方達なりの、走り方があるのね」
「そうだ。これが私達のやり方だよ」
キンチェムの眼差しには、確かな強敵であり、未来を走る者への敬意が伺えた。
- 51二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:40:05
「そういうことなら、ボクも賢者の役を演じるとしよう!」
「えっと貴方は……テイエムオペラオーちゃん!」
「そう、ボクさ! 思うに君は、仕掛けのタイミングは我流なのだろう?
今回の君は、都度台本を確認する新米役者のようだったからね……」
「そういうことでしたら、わたくしからも……」
ルドルフちゃんのアドバイスから契機を見出したのか、共に走ったステイヤーウマ娘達が我も我もと集まってはキンチェムに自らの走りを教え、意見を交えていた。
ウマ娘は俺達トレーナーの添え物では決してない。彼女達は彼女達の判断で誰かと触れ合い、お互いに高め合っていく。
それはもし俺との競争をキンチェムが勝ち抜いた時、絶対に必要になる縁で……そうでなくても、彼女の力になってくれる繋がりに違いない。
俺はそれを、止める気にはならなかった。多分、他のトレーナーさん達も。
「……あーっはっはっはっは!!!
る、ルドルフちゃん、なにそれ、おっかしー……!」
「……おや。下手な洒落はよしなしゃれとよく言われるのだが……!
君には気味がいいくらい気に入ってくれたみたいだね」
「きみ! キミのキミって……っぷ、あひ、ひぃーっ……!」
「え、今の何が面白かったの???」
「会長のダジャレはビンテージ品だった……?」
途中異文化コミュニケーションを挟みながら、キンチェムは名バ達の強みを吸収していった。
ちなみにキンチェムはルドルフちゃんのダジャレをめちゃめちゃに気に入ったらしく、以降キンチェムの爆笑が聞こえたら必ず心底満足そうな会長が隣にいた。仲が良さそうで何よりです。
- 52二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:40:47
「……色々学びたいのは確かよ、ボディ。でも、これはいるの?」
「ウマ娘として走って生きていくなら必須だよキンチェム」
「ええ……?」
勿論、走るだけがウマ娘の生業ではない。
この業界で走って生きていくなら――走って、勝つなら必ず避けて通れないのが歌と踊り。
つまり、ウィニングライヴだ。
「いやおかしいでしょ。なんで全力でレースした後に踊るの! つかれるでしょ!」
「えっと……どうだっけ、デジトレさん」
「アタシに聞く? 三女神への神事がどうこうとかは聞いたことあるけど」
「ミライのやつ! ショッケンランヨウしやがって!」
どうせ可愛い子が踊る様が見たかったんだろあいつ! と叫ぶキンチェムを尻目に、俺はダンスシューズを履いて準備運動を始める。
勝負として競争を起こすならば、ウィニングライヴまで含めて完遂するべし。
それが樫本理事長代理がトレセン学園中を使ったレースを許可する条件として提示したものだ。
つまりこれは「両者決して怪我をしないように」ということであり、彼女なりの気遣いとも取れる。
『貴方は私以外にも、数多くの人から気にかけて貰っていることを自覚した方がいい。
……尤も、それは昔の私と同じように、多くのトレーナー達にも当てはまることですが』
手厳しいながらも成長を促すその薫陶は、俺にとってもキンチェムにとってもありがたいものだ。
だからこそお粗末なものにはできないので、こうしてダンス講師としてアグネスデジタル担当トレーナーさんをお呼びしているのであった。
- 53二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:42:20
「今回は折角だし、ハンガリーの民族舞踊をモチーフにやってみよっか」
「ハンガリーの? どこの踊り?」
「ソトマール地方のチャールダーシュ。知ってる?」
「知ってる。アタシの生きてた頃はみんな踊ってたもの。
それで、チェンデシュ(めちゃおそ)? ラッシュー(ゆっくり)?」
「折角だし、フリッシュ・チャールダーシュ(めちゃくちゃはやく)でどうよ」
「……いいわ! ボディとやりたい!」
あけすけな態度が気に入ったのか、キンチェムはすぐにデジトレさんを気に入ったようだ。
どういうものか聞いてみると、チャールダーシュとは19世紀にハンガリーで発祥し、ヨーロッパ中に流行したダンスのことなのだそうだ。
わからない人には、ファンタジー映画の宴で民衆が踊るダンスだと思ってもらえば伝わるかもしれない。
ステップを活かし軽やかに跳ねるダンスで、音楽と靴音が調和して賑やかながら騒がしくないリズムを奏でてくれる。
この為に色々と調べてくれていたのか、それともそういった民族舞踊にも堪能なのか。何にせよキンチェムの為のチョイスはとてもありがたいものだった。
「最初はアタシの手拍子に合わせてリズムに慣れよっか。踊りは好きにしていいよ」
「……キンチェムはどう踊る?」
「好きに踊るわ! 合わせて!」
「うん、わかった」
キンチェムが俺の肩に手を置くので、俺もそれに倣ってリズムに集中する。
ラジカセから流れる民族音楽と共にデジトレさんの手拍子が鳴り、俺達は回転しながら思い思いに足を動かした。
「いーね! 息ぴったし!」
「とーぜん! わたしとボディは一心同体なんだから!」
ぎゅんぎゅん勢いよく回って足を差しては抜いて。
時折結んだ肩をほどいては手で腿を叩きながらまたステップ。
ウマ娘の体力についていくのでやっとだけど、できればきちんと完成するまでついていくつもりだ。
俺達の締めくくりは、笑顔で終わってほしい。そう思ってやまないのだから。
- 54二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:42:51
昼にレースで夕方ダンス、夜はようやくおやすみ……とはいかない。
今まではキンチェムの為の時間であり、夜は俺の為の時間……つまり、俺が生き残る為に費やす努力の時間なのだ。
「今回は検証の為、こちらの人形を用意しました」
そう言ってエアシャカール担当トレーナーさんがお披露目したのは、俺と身長体重がほぼ同じの、車のテストのために載せる人形だった。
俺とウオトレさん(202cmのほう)が困ったように顔を見合わせて、メジロ家専属トレーナーの面々が首を傾げた。
「今回、ある程度のショートカットのため、ダストレさんを飛ばすわけですが」
「お待ちくださいまし」
「はい、なんでしょう」
「いや、飛ばすと聞こえたのですけれど。何をする気なんですの?」
「飛ばします」
「何をする気なんですの???」
困惑するマクトレと同じくらい困惑しながらも、俺は等身大ダストレくん人形をウオトレさんの大きな手のひらに載せる。
シャカトレさんの指示の下、ウオトレさんは勢いよく等身大ダストレくん人形をグラウンドから放り投げ……。
……校舎の壁に直撃した等身大ダストレくん人形は、四肢がバラバラに千切れ飛んだ。
「「「…………」」」
「というわけで、この作戦を達成すれば大幅なタイム短縮が狙えますが、リスクもそれなりにあります。
然るに、正確な弾道計算とそれを活かす砲丸投げ選手が必要なわけですね」
「いやマジで何をする気なんですの?????」
マクトレ達がドン引きした目で俺を見つめた。
いや俺だってやりたくないんですけど?????
- 55二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:43:21
結論から述べると、今回のキンチェムとのレース、俺はほとんどマトモに走らない。
色んな人の手を借りる、という言葉の主たる部分はずばり此処であり、キンチェムにとっては障害走だが、俺にとってはほぼ「有利走」に違いないのだ。
問題はそれだけ優位を積んでも、伝説の走りには敵わない可能性があるというだけである。
「概ねの事情は承知致しました。けれど……」
「あーまた砕けた!」
「加減難しいっすねこれ……」
「せめて歩幅は場ミリして一定にしましょうか。
ああ、等身大ダストレくん人形の残数はお気になさらず。
あぶみ本舗が充分な数を用意してくれていますから」
「普通に走った方が生き残る目があると思いますわよ???」
「うん、俺もちょっと本気でそう思う」
砕け散った等身大ダストレくん人形の山を見て、マクトレが割とマジで止めに入る。
俺も流石にこれマジでしんじゃうんじゃない?と思わないではないけど、その生き残る目を鍛えるためにメジロ家の専属トレーナーさん達に鍛えてもらうのである。
それを改めて説明すれば、マクトレ達も快く頷いてくれた。
「わかりましたわ。そうと決まれば……」
「まずは、マッスルトレーニング!!!」
特に一番勢いよく手を上げたのは、メジロライアンちゃんの担当トレーナーさん。
俺とほとんど同じ背格好ながら、ポージングひとつで見事な筋肉を見せつけてくれる彼ないし彼女は、元ボディビルダーにしてジム講師という体作りのスペシャリストだ。
そしてマクトレ曰く「価値観が筋肉になっている狂人」らしい。こんなんばっかかメジロ家。
- 56二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:43:53
「あー……リャイトレ義兄さんよ。
ダストレの奴は走りからしてド素人なんだし、そっから始めた方がいいんじゃねえか?」
「一理ある! だが、後耳介筋で話を聞いてくれるかい?」
「こ……どこで!? どうやって!?」
「落ち着きなさいドベ太郎。普通に話聞きゃいいんですわ」
異論を唱えたのはメジロドーベルちゃんの担当トレーナーさん。
この中では最年少で色々経歴は怪しいようだが、しっかり話を聞く姿勢を見せている辺り悪い子じゃないのかも。
リャイトレさんは鷹揚に頷いた後、ふくらはぎの筋肉を動かしながら解説する。
「ウマ娘は走ったり動く時、筋肉が本来持つ力の倍以上の力を発揮するんだ。
話に聞いた通りダストレくんにその力がないなら
ダストレくんは純粋な筋肉だけで走りを挑むことになる」
だからこそ唯一の武器となる筋肉は絶対に鍛えねばならない。これは俺やマクトレも同意できる認識だった。
リャイトレさんは平時こそ頭のおかしいボディビルダーのようだが、こういった体作りの分野に関しては誰よりもしっかりと、堅実な判断を下す。
レースの道以上に裏道のない筋肉の道の精通者。その言葉には一定の含蓄があった。
「……成程な。で、このヒョロい身体のどこを鍛えるんだ?」
「全身を満遍なく鍛えよう。体力の基礎作りはどこが偏ってもうまくいかない」
リャイトレさんは顔をめいっぱい動かした満面の笑みで笑った。まるで勇気づけるように。
「まずは表情筋のトレーニングだ。ゴールというものは、笑顔で迎えるものだからね!」
- 57二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:44:17
リャイトレさんの体作りに関する指導は実に的確で、俺やマクトレ達も思わずメモを取りながら耳を傾けるほどであった。
業務の合間に鍛えるだけでも一定の効果があるトレーニングであることから、リャイトレさんなりに俺のハードワークを慮ってくれているからありがたい。
「で、走りはどうすんだよダストレ。見たとこ、キンチェムは差しみてえだけどよ」
「その前にドベ太郎」
「あ? なんだよ兄貴」
「言葉遣いを正しなさい。ダストレは、貴方のひとつ上ですわよ」
「……え!?」
驚きで尻尾まで上がる辺り、ドベトレさんは感情がめちゃめちゃに表に出やすいらしい。
しかしドベ太郎とは……同じメジロ家だし、義兄弟みたいなものなのかしらん。
相変わらず突っ込んだ話の出来ない俺は、ともかく気にしないでほしいと手を振った。
「ひとつ上って言っても、経歴そんなに変わらないしねえ。
気安くでいいよ、気安くで」
「わかった! あんがとな、ダストレ!」
「ダストレ、そこの愚弟あんまり甘やかさないでくださいまし。つけあがるので」
「お兄さん厳しいなあ(笑)」
「おだまりなさい友人A野郎」
笑顔で頭引っ叩かれる程度には仲良くなれたのか、マクトレも大概容赦がなくなった気がする。
それにしてもドベトレさんは中々人懐っこい小動物みたいな人である。
男性だった頃は会っていないけど、どんな人だったんだろうか。
今度機会があったらマクトレに聞いてみよう。
- 58二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:45:33
「走りだけど……やっぱり先行で距離を維持するつもりでいきたい」
「それで、わたくしですのね」
「うん。スカーレットに教わり直してもいいけど、どうせならね」
トレーナーとはウマ娘を教え導く者だ。
その中で俺が一番信用を置けるのは、やはり同じ先行ウマ娘を教えきったマクトレになる。
マクトレもその意思を汲んでくれたのか、ゆっくりと頷いて返してくれた。
「まず、無意識下にある走行フォームの乱れを整える。日頃意識して走れ」
「映像に撮って確認した方がいいかもね。正しい走行も撮っていい?」
「企業秘密だ。スカーレットさんに走ってもらえ。
……その後はプレッシャーへの対策だな」
マクトレの提案は先行策の基本に忠実で、走ることそのものに未熟な俺にとっては実に的確といえた。
マクトレはドベトレさんに向き直ると、こともなげに命令する。
「ドベトレ。ダストレと併走して、後ろから脅かし続けろ」
「えっ」
「あ? いいのかよ。それってラフプレーだろ?」
「キンチェムが後ろにつくのはそれ以上のプレッシャーの筈だ。
そこで掛からないようにする為に、多少大袈裟なくらいにやられても慣れる必要がある」
- 59二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:46:31
- 60二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:47:31
- 61二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:48:10
すげえ……
このトレーナー数を上手に捌いてる……
すげぇ…… - 62二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:48:33
- 63二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:48:46
この人数捌けるのすごい……
- 64二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:49:34
- 65二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:51:51
- 66二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:52:27
すごい...
- 67二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:55:11
トレーナーのエミュもしっかりしててスゴイ…
次回も楽しみに待ってます。 - 68二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:55:57
この人数をぱっと見で分かるレベルで書き分けてるのもすごいし細々としたネタを挟んでくるのずるい…面白い…
- 69二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 23:59:41
これが劇場版の威力
凄いわ…… - 70二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:00:15
SS投げますね
- 71二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:01:26
めっちゃすごい…
- 72二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:02:05
「トレーナーさん、この衣装似合っていますか?」
「ハロウィンの仮装ですね、吸血鬼でしょうか?」
「はい。 あなたのメジロヴァンパイアルダンです。 そういうトレーナーさんは魔女の仮装ですか? 胸もとの開いたセクシーな衣装は誰のセンスなのか気になりますけど」
トレーナー室にやってきたアルダンはくるりと回って仮装をみせながら感想を求めた。
ところどころ蝙蝠の模様があしらわれたブラウスにひざ丈のパンツ、マントを羽織り、髪も一つにまとめ全体にマニッシュな雰囲気にまとめている。
対するトレーナーは大きな黒いとんがり帽子に同色のゆったりとしたローブというシンプルな仮装だが、デコルテの部分が大きく開かれ素肌が覗くことで妖しさを醸し出している。
「では早速、カプってしてけんぞくぅにしちゃいますよ?」
「おや? トリックオンリーでしたか?」
「そうでした、順番は大事ですよね。 では改めて、お菓子をくれなきゃ悪戯するぞー、です」
がおーっと両手をあげて威嚇するアルダンを見てトレーナーはデスクの引き出しからビニールの包みを取り出し、アルダンに手渡す。
「どうぞ、マシュマロです」
「悪戯させてはくれないのですね」
「ダメです」
指で小さくバツ印をつくるトレーナーを見てアルダンは包みを開きマシュマロをまとめて口に放り込んだ。
目的のためにははしたないなどと言ってはいられない。 - 73二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:02:36
「お菓子はなくなりました。 では、トリックオアトリートです」
トレーナーは備え付けの戸棚から新しい包みと水筒、カップを取り出す。
「チョコチップ入りのクッキーです。 紅茶もどうぞ、ティーバッグですが」
トレーナーがソファに座りテーブルにお茶の用意をするのを見て、アルダンも長期戦を見据えてトレーナーの隣に腰を下ろした。
「せっかくですからトレーナーさんも食べませんか?」
「そうですね、せっかくですから一枚いただきましょうか」
「……ふっふっふ、三度目の正直です。 トリックオアトリート」
「ナッツ入りのチョコレートをどうぞ」
「……とんがり帽子の中から取り出しましたけど、いったいいくつ仕込んでいるのですか?」
「さあ? いくつでしょう? 途中から楽しくなってしまったので」
「ちなみに、ほかにはどんな場所に?」
「あとは、これとかですね」
トレーナーは大きく開いた自身の胸元に手を伸ばし、谷間から袋に入ったチュロスを取り出すとアルダンに手渡した。
「なんてものをなんて場所から取り出すのですか……」
「アルダンさんに渡すもの以外は仕込んでいませんよ」
「当たり前です! いえ、そういうことではなく……」
「……トレーナーさんってウマ娘になったこと、この上なく楽しんでいますよね」
「今まで26年ほど生きてきましたが、今が絶頂期といっても差し支えないですね」
「これ以上パクパクしてマックイーンになるわけにはいきませんので、悪戯はあきらめることにします。 それでは失礼します」 - 74二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:03:27
「ああ、少し待っていただけますか?」
立ち上がって退室しようとするアルダンをトレーナーは呼び止める。
「なんでしょうか?」
「トリックオアトリート、私もお菓子を要求します」
「……え?」
「おや? いたずらの方ですか?」
「……やさしくしてくださいね」
「では、こちらへ」
トレーナーがひざをぽんぽんと叩きアルダンを呼び寄せると、横抱きにして膝にのせる。
「悪い魔女につかまってしまいました」
「ふふっ、逃がしませんよ」
トレーナーは左腕でアルダンを腕ごと抱え、右手をアルダンの頬に添え、顔を近づけ──
(近いですトレーナーさん。 ああ、でも、トレーナーさんが求めてくださるなら……)
もにゅっ
トレーナーの手がアルダンの頬をつまんでいた。
「ぽれーなーひゃん?」
「前からアルダンさんの頬はやわらかそうだな、と思っていたので」
「……なんだか今日はトレーナーさんに振り回されっぱなしです」
「私もいつもいつもやられっぱなしというわけにもいきませんから」
アルダンを探しに他のメジロシスターズが来るまでアルダンは頬や頭や耳を撫でまわされるのだった。 - 75二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:03:32
可愛いなこの人……
- 76二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:04:10
以上です。
ぎりぎりマニアワナカッタ - 77二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:04:56
なんかすごい久しぶりに見た気がするなアルダントレ……
- 78二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:07:20
- 79二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:11:15
- 80二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:12:14
なんだこれは
ここだけ筆の速度が速くなる魔法でもかかってるのか - 81二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:12:32
かわいい
- 82二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:16:16
- 83二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:16:36
ウワーッ!?これ完全に事後じゃん(最低)
- 84二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:17:44
一夜は共にしてますわよ♡
- 85二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:19:20
- 86二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:19:38
- 87二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:21:34
芝3200
- 88二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:21:59
- 89二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:23:03
描いてても思ったから一緒にあそこでフクにアイアンクローしてるフクトレに謝りに行こ?
- 90二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:23:28
一瞬クソデカ洗面器で息止めチャレンジしてるのかと…。
- 91二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:28:23
アップルボビングってなんや?と思って調べたら海外のハロウィンの恋おみくじというかゲームなんだね
水に浮かせたリンゴを口だけで取る…これフクとかDK組がフクトレが頑張ってるの見て笑ってるんだろうなぁ
取ったりんごを片手で握り潰して「誰からこうなりたい?」って言われて鬼ごっこが始まるんだ…
- 92二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:28:41
速筆過ぎません!
なんでこんなにも素敵すぎる絵をこんな短時間で書けるの!時間の流れが違うのですか! - 93二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:29:41
- 94二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:30:19
- 95ロブトレヒロイン概念21/11/01(月) 00:32:55
ファルトレ「ロブトレさん。ウマドルになりませんか?」
ロブトレ「ファルトレさん?あの、私をウマドルに、ですか?」
ファルトレ「ええ。何も走ってくれとは言いません。少しライブに出ていただけないかと」
ロブトレ「ライブ……その、人に見られるのは少し……でもライブ自体は興味がありますね」
ファルトレ「思うに、ロブトレさんの誰に対しても優しく柔らかな雰囲気、
着る服の良さを理解してそれに合わせて着飾るセンス、
何事にも真剣に取り組もうとする姿勢はウマドルとしてアドバンテージに働きます」
ロブトレ「ふふ、そのように言われると嬉しくなりますね」
ファルトレ「ボーカルレッスンは私が担当しますしダンスレッスンもデジトレさんに頼んであります。トレーニングの日程に影響が出ないようにスケジュール調整も行います。如何でしょうか?」
ロブトレ「とても魅力的なお誘いうれしいのですが、申し訳ありませんが遠慮させていただきますね。今の私はロブロイのトレーナーであり、デザイナーも目指す身です。トレーニングの日程に影響が出ないように、と言うのはありがたいのですが、デザイナーとしても勉強していくので、さらにその上、と言うのは難しいかと……それに」
ファルトレ「それに、なんでしょうか?参考までに聞かせてもらっても?」
ロブトレ「それに、アイドルになるのなら、私はロブロイだけのアイドルになりたいので」
ファルトレ「そうですか。残念ですがわかりました。また何か機会があったら懲りずに誘いますから」
ロブトレ「あ、ですがファルトレさん、ウマドルにはなれませんが、衣装関連にはぜひ協力させてください。アイドルの衣装は必要でしょう?それに、実はスズトレさんの妹さんと少しある計画を進めていまして……」
ファルトレ「なるほど、勝負応援服。これならウマドル衣装だけではなく、実際のライブのようにそれぞれの勝負服できるのですね」
ロブトレ「どうでしょうか、もう少し詳しい事はスズトレさんの妹さんと交えて……」
その後、とある計画が進められたとかいないとか、今はまだ誰も知らない……。
以上です。ファルトレさんの構文、使いやすかったです!
ファルトレさん、ありがとうございました!
今後もぜひ仲良くしたいですね、では、駄文失礼しました - 96二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:33:03
どうぞどうぞ
- 97二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:34:27
- 98二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:39:51
- 99二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:43:08
- 100二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:46:41
なんかバリバリドーンと天啓が降ってきたのでイラスト作成ちう
- 101二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:53:21
(シンボリトレでなんか書こうかと思ったけど、なんか良い感じにネタがなくてアレ…描く方にしようか…)
(グルトレSSも書きたい…) - 102二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:21:09
出来上がったから明日朝上げるね( ˘ω˘ )
- 103二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:29:43
あ、忘れてたSS上げて良いです?
- 104二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:31:10
見せて( ˘ω˘ )
- 105二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:32:29
セイトレ「──なあ、スカイ。この前の並走データだけどさ。他の人にも渡していいかな?」
スカイ 「普通はブブーッ、駄目です!って言いますけど、どうしたんです?」
セイトレ「いや、この前走ったこの子とこの子何だけどトレーナーがまだついてなくて、それで──」
スカイの判断は至極当然の事だ。
普通は担当との並走データを人に渡すなんて事はない。校内レースとは言えライバルになり得る相手ばかりだし。
俺も敵に塩を送る様な事までするつもりはない、ないけれど。
セイトレ「一番は、やっぱり心配だから。誤魔化さないと色々辛いからね」
スカイ 「そう言われたら良いですよーって言いたいですけど、セイちゃんが折角頑張ったのに横流ししちゃうんですか?」
セイトレ「スカイが勝てるだけの種は十分撒けて勝てただろ?レースの祝勝祝も兼ねて今度何か埋め合わせするよ」
スカイ 「良いんですね、トレーナーさん?一日中付き合ってもらいますよ?」
セイトレ「…頑張ります、お手柔らかにお願い」 オテアゲコウサン
ちょっと待っててくれ、と電話を掛ける。
自分で調べれば良いかもしれないが俺はあんまり得意じゃないし専門家に頼ろう。幸いにもトレセンには探偵もいる。
セイトレ「なんでトレセンに探偵が居るんでしょうね。俺が理由忘れてる訳じゃないですよね?」
ブイトレ『急にかけてきて何言い出すんだよ、今日も猫探しかお得意様?』
セイトレ「それは来週お願いします。今日は人探し、というか今から言うウマ娘について調べて欲しくて」
ブイトレ『ウマ娘について?トレセン学園の生徒なんだよな』
セイトレ「そうですよ。事件性があるとかじゃないので安心してください。彼女達の──」
……探偵捜索中……
ブイトレ「ほら、約束の物だ。皆ちゃんと練習してたぞ」
セイトレ「ありがとうございます。…うん、練習時間に自主練場所もある」
ブイトレ「探偵の仕事を舐めちゃいけねぇ、それでどうするんだ。野良猫と同じって訳にはいかないだろ」
セイトレ「取り敢えずはチームを持てるトレーナーに…うん、あの人かな。ついてきます?」
ブイトレ「水臭い事言うなよ、最後まで付き合うぜ」 - 106二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:32:40
キタトレ「それで私のところへ?」
セイトレ「はい。俺の素人目から見てちょっと危ういと思った子達、気の所為かもしれないけど。まあそんな子達です」
キタトレ「練習を見る位は構わないけども、貴方達が見たりはしないの?」
ブイトレ「俺は探偵と兼業のサブトレーナーだ。面倒見るならある程度の人数指導できる余裕がある相手が良いに決まってる」
セイトレ「俺はとてもそんな余裕はないです、新人ですし専属契約だけで目を回してるので」
二人の言葉を聞きキタトレは資料に目を落とす。
基本的なパーソナリティと自主練場所、練習方法が纏まっているのは探偵であるブイトレの仕事か。
それぞれの子に話も聞いたのか近頃の調子や自主練の目的まで載っている。
一方で資料についていた付箋は何度か走っているところを見たのか走りの懸念点が簡単に纏めてある。
懸念の方向は概ね怪我に繋がるかどうか。心配性なところも見られるが一度目で見ておいた方が良いかもしれない。
然し、だ。
キタトレ「それなら一度見ておくけれど、ココまで目が届くならチームを持つ事も考えたらどう?」
ブイトレ「俺等のとこは海外も見据えてるからな、話聞く位までは兎も角それ以上は手が回らねえ」
セイトレ「俺はこれ以上受け持つと寝れなくなりそうで、トレーナー見て油断してくれる位が嬉しいですし当分掛け持ちしませんよ」
キタトレ「その意図がある割にあっさりと明かしたね、良いの?」
セイトレ「はい、お二人を騙せるとは思えませんから」
ブイトレ「お、言ってくれるじゃねえかセイトレ」
キタトレ「それはどうも、強く否定する気はないけど程々にね。心配してる人も居るから」
セイトレ「…気をつけます、それよりその子達お願いしますね。歩くのに不便するのは辛いですから」
キタトレ「わかってる。怪我なんてさせないから安心なさい」 - 107二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:36:19
アホバレしたけど仕事中は真面目だしそっち方面も書きましょうという事で一つ。
アプリから並走相手よく見てるとこあったし厚底セイトレは怪我に敏感になっても良いなと思ったり。
ブイトレさんは翔ちゃんなら書けるかと思ったらダブル見返す事になって大変でした。
セイちゃんがトレーニングサボる時のカウンターで先に猫集めてもらいたい相手ですね。また猫探しかよって言って欲しい。
キタトレさんは落ち着いた大人の女性と言われてたけどコレで良いのか不安。
でも練習広く見てくれる人なら任せる相手には良いなと思いました。
全体的にエミュあってるか不安ですし、雑にボケさせるの避けたら時間もかかっちゃいました。
まだまだ精進が足らぬ - 108二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:38:07
素晴らしい………
- 109二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:38:33
- 110二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:38:39
深夜に読むにはもったいない気がしてきた
- 111二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:42:57
足を使って人脈を武器にする探偵、幾らでも話に使えると思うので皆さんブイトレさん書こう!(新しい推し)
ゴールデンタイムより深夜上げるほうが幾らか精神が楽ですね…。 - 112二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:44:03
あれだけ濃いコンビにスッと入ってきたのは流石のキャラの強さ
- 113二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 02:00:29
おやすゅみ…
- 114二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 02:02:06
(推してもらえて本当に嬉しいよ)
(素晴らしいSSありがとう) - 115二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 02:24:50
- 116二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 02:26:26
ウワーッ!ウワーッ!
- 117二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 02:26:50
わい、底辺SS書き
試しに絵を描いてみたが下手すぎて撃沈
絵師ってしゅごい - 118二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 02:41:48
- 119二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 02:42:20
,俺も寝るからお前も寝ろ
- 120二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 03:07:31
一時間以内に書き込みがなければケツの胸がちょっぴり盛られて、タバコがほんの数日健康になる
- 121二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 03:11:05
朝に投げるグルトレSSどんな内容にしようかな~
- 122二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 03:16:14
一時間以内に書き込みがなければタバコの腹が大幅に盛られて、カフェ性壊される
- 123二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 03:17:03
(寝ないんですか……?)
(内容決まったから書くだけだ~) - 124二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 03:17:42
(タバコは不健康でなければならない)
(それはそれとしてもっと食え) - 125二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 03:17:56
(さっき起きた)
- 126二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 03:20:56
(起きちゃったんですね…二度寝しましょ)
- 127二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 03:32:30
明日は平日ですよ~?
ちゃんと寝て?
(夜勤勢より) - 128二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 03:54:11
皆さんしっかり寝ましょうね~
もしも眠れないなら膝枕して子守唄を唄ってくれるトレーナーさんを妄想しましょう
そうすればきっと眠れますよ(夜勤勢) - 129二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 04:17:17
エル。知ってますか?
グラトレ(独占力)を書いてる人は、夜勤の度にぴょいSSを上げているんですよ?
今日は夜勤なので上げますね。 - 130二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 04:17:42
ハロウィンの夜のグラトレ(独占力)
「くっ……退いてくれないか、グラス?」
「ふふっ、ダメですよ〜……悪い妖怪の猫又は、退治しないといけませんからね~」
ハロウィンだからと似非猫又の格好をした夜、グラスに後ろから覆い被さる様に布団に押し倒された……
「では、弱点を探しましょうか~」
「まてまて!? なんか今日は押しが強くないか!?」
「今日のトレーナーさんはネコですからね〜」
「確かに猫の格好はしているけど……?」
「こういう時、責められる方はネコって言うらしいですよ?」
「……知らなくても良い事を知ってしまった気がする……」
「私もあまり詳しく無いですが……甘んじて受け入れてくださいね?」
そう言ったグラスは片手を布団と身体の間に入れて弄り、もう片方の手でお尻を触り始める。
「ひゃっ……やめっ……」
「トレーナーさんは知ってますか?」
「なっ……何っ」
「猫はこういう時、痛みが要るみたいなんですよ〜?」
そう言うや否やグラスは首の後ろを噛み付いて来た。
「みゃっ!?」
「ふふっ、やっぱり猫なんですね~」
「くっ……!!」
しっかり付けた噛み痕を舐めながら言うグラスに、今度必ず仕返すと誓いながら、されるがままになるのでした。 - 131二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 04:19:43
- 132二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 04:28:17
- 133二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 06:15:12
おはメカ140
- 134二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 06:28:30
おはセイブル140
- 135二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 06:59:35
おは178-101-60-93
早速だけど短い朝食いる? - 136二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:02:49
いる
- 137二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:04:10
…とあるビーチの一角にて
「ぐおぉ…」
「あら…」
「何故私も…?」
ーーーそう口々に言うのはウオトレ(親父)、ウラトレ、キタトレの三人。
普段、その余裕のある態度をする三人。
そんな今の三人の共通しているのは…
…牛柄ビキニとミニカウベルをつけていることだった。
「流石にきついぞ…これ…」
「貴方にしては珍しい弱音ですね…」
「お前さん…」
「…二人はまあ分かるとして、何故私もなのかしら?」
「え、近くにいましたので折角ですし…」
「それ暗に巻き添えにしたいって言ってないかしら…?」
そうこう言っている内も突き刺さる周りの視線。
「ええ…」
「すげぇ…」
そしてそれは更に羞恥心を煽り…
「…っ!」
とうとう堪えきれなくなったのか、ウオトレは顔を手で隠す。
いつもの飄々とした態度が嘘のような反応をする彼女に声をかけるウラトレと可哀想と思うキタトレ。
「いつもの貴方では考えられないですね…」
「う…」
「それにキタトレさんもやっぱりきついですか?少しばかり耳がしおれてますが」
キタトレの動きが止まる。
実際、キタトレはポーカーフェイスこそ出来ているが耳と尻尾が普段とは違う反応を返していた。
「…ええ、そうですわ。しかしそれは貴方も同じではありませんかしら?」
「私は…」
「貴方の耳、赤いわよ?」
ウラトレの動きも止まる。 - 138二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:04:44
- 139二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:15:06
いい…
- 140二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:15:55
こういうことに一番耐性が無いのは親父なの凄い解るわ
- 141二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:19:42
>目立たないなら、観察し放題だと考えましょう〜
言いましたね。これは言いました。記憶が創造されるのを感じます。
がんばれダストレさん。
- 142二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:23:12
おは168-81-58-86
スズ──(二のトレズのハロウィンライブ衣装に目を焼かれる)
今日やりたいこと
・ファルトレSS
・ミニミニファルトレ
・ミニミニブルトレ
ヨシ!!!! - 143二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:36:28
- 144二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:36:38
- 145二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:38:38
- 146二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:39:29
- 147二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:42:32
「僕はトレーナーお見合いおじさん。微笑ましいコイバナをよこしなさい」
「ウワーッ!!ママが壊れた!!」
「ママじゃないし壊れてもないよテイトレちゃん。ところでおじさん聞いたよ?テイオーと付き合うかどうかで悩んでるって」
「ど、どこから聞きつけたんです!?解決したので大丈夫です!!」
「ひどいなあ。テイオーちゃんのダイヤの指輪の相談に乗ったの僕なのに」
「え」
「ルドルフちゃん経由で僕のところに相談が来たからね。良さげなのピックアップしてカタログ送ってあげたの。最近はネイチャちゃんにも送ってあげたし」
「う、ウワーッホントにお見合いおじさんだったぁ!!」
「と、いうわけで手数料だー!その時のデートの様子を教えろー!!」
「あ、あの落ち着いてママ!!」
「ママじゃないよ。とりあえずキスはしたんだよね?デートスポットはどこにしたの!?あとあと前の方の指輪で告白されたときのアレコレも根掘り葉掘り教えろぅ!!!」
「か、掛かってるー!誰か、誰かフジキセキか大先生を呼んでくれーっ!!」
この後偶然通りかかったヘリトレに鎮静化されたフジトレであった - 148二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:44:34
このフジトレとんだ気ぶりおじさんだぞ!
- 149二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:45:21
- 150二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:47:01
- 151二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:48:51
ありゃ…ただの気ぶりおじさんだなそれ…
- 152二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:49:15
恋バナ大好き褐色気ぶりお姉さん(おじさん)だもんね
尻尾アクセ待ってる - 153侘助21/11/01(月) 07:53:50
- 154侘助21/11/01(月) 07:55:51
- 155二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:56:57
- 156二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:57:46
- 157侘助21/11/01(月) 07:58:55
- 158二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:59:20
了解しましたー
- 159二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:59:37
おはようございます 140-90-55-80
現在マルトレさん1日教官を作成させていただいているのですが、モブウマ娘に対しての心情や指導の仕方、そもそも教官を受けるのか、マルゼンスキー卒業後の顛末など詳細に決まっていましたらお教えいただければ幸いです。
こちらのスレで返答がなかった場合ご迷惑をおかけしますが次スレに再掲させていただきます。 - 160侘助21/11/01(月) 08:01:04
- 161二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:01:21
前スレでなんかあったので急いで書いて急いで投げる
お友「ほら、次はケツの番ダヨ!!」
ケツ「……なんでこんなことやってんだよ俺ら」
お友「僕のことを教えろって言ったのはケツじャン」
カフェ「だからと言ってウマ娘生ゲームは……おかしい気がしますが……」
お友「まーいいじゃん!!ほら早くシテ!!」
ケツ「……また1だ、隣の人とハグ……」
ケツ「お前なんかインチキしてんだろ、さっきからこんなんばっかだぞ」
お友「ナンノコトカナー?それより早くハグしナヨ」
カフェ「……トレーナーさん、顔は……見ないでください」
ケツ(年頃の女の子だもんな……嫌だよなそりゃ)
お友「2人ともお似合いだネェ〜」ニヤニヤ
カフェ「……///」
ケツ「お前からかうのも……いででででで!?」
ケツ「あっ、なっ、カフェの力がどんどん強くなるよォ〜!?」
ケツ「待って!!待ってください!!折れる!!折れちゃう!!ダメだ振り解けねぇ!!ヤバいヤバいヤバい!!」
ペキッ
ケツ「あっ」
この後お友だちが霊力パワーでなんとか治した - 162二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:06:44
ウワーッ! 気ぶり幽霊!
- 163二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:07:09
- 164二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:07:53
細すぎて胸がデカいタイプですねコレは……
- 165二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:16:07
ファルトレ構文ウオトレ(親父)編完成しました
スランプ状態なので拙文になりますが投稿してよろしいでしょうか? - 166二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:17:27
今投げろちょうどいいぞすぐ投げろ
- 167二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:18:20
ファルトレ「ウオトレさん。ウマドルになりませんか?」
ウオトレ「……? ファルトレ。それは俺にアイドルになって歌って踊れと?」
ファルトレ「ウマドルです。何も走ってくれとは言いません。少しライブに出ていただけないかと」
ウオトレ「うーん、俺は可愛げのない顔をしているし他に適任が居ると思うけどな。もしかして、ギムレットの方を勧誘しに来たのか?」
ファルトレ「いいえ、勧誘しに来たのは両方です。思うに、ギムレットさんの身体操作能力とクールさ、ウオトレさんの歌唱能力と情熱的な無邪気さはギャップとなってウマドルとしてアドバンテージに働きます。それに、ウオトレさんは綺麗な顔をしていますよ?」
ウオトレ「き、綺麗なのか俺って。でも歌とか自信ないし、それにトレーニングの日程もあるだろ?」
ファルトレ「ボーカルレッスンは私が担当しますしダンスレッスンもデジトレさんに頼んであります。トレーニングの日程に影響が出ないようにスケジュール調整も行います。如何でしょうか?」
ウオトレ「……ギムレット、お前こういうの興味ないだろ?断ったって良いんだぜ?」
ギムレット「俺はボウズが出るなら出るし、逆もまた然りだ。というかお前興味あるだろ?さっきから尻尾の動きが抑えられていないぞ。そうだろファルコンの」
ファルトレ「ええ、それはもう。綺麗と言われた後からは音が聞こえてきそうなぐらい振ってましたよ。誘った自分でもウオトレさんがここまでギャップのある人だとは思いませんでした。逸材ですよ貴方」
ウオトレ「逸材ってなんだよ逸材って。……今回だけだからな。」
ファルトレ「ふふ、ありがとうございます。では詳細は後程メールで送付します。よろしくお願いしますね」
「そういえばだけどギムレット、どうして俺が出ないなら出る気が無いって言ったんだ?別にお前だけ参加でも良かったんじゃないか?」
(どうしてって、お前が出たくないものに俺だけが出るわけにはいかないだろう?ま、ダンスは俺、歌はお前でやれば打ち込む分練習時間も短く済むし気楽に行こうか)
この後、後輩のウオトレ(202)から渡されたフリフリのアイドル衣装を着せられて彼らがこの提案を呑んだことを後悔するのは言うまでもないことだった。 - 168二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:20:17
ウオトレ(親父)は基本的に凄いチョロいです
攻め込まれると基本的にダメです。最初から女だったら色々と無防備すぎる位の奴です
拙文ですが読んでくださると幸いです - 169二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:24:00
ウマ娘になりたてのトレーナーって耳で感情がバレる人が多そうだよね
- 170二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:25:26
- 171二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:26:08
介錯しもす!
- 172二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:27:01
- 173二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:37:20
- 174二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:38:38
スリーサイズ表を確認したらEカップだったからそうだろうなぁ!!
- 175二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:39:45
おはやうございます
スレ残りぎりぎりに近いし次のスレで昨日夜に描いてたやつ投げます - 176二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:40:57
ありがたやありがたや……
教官は本人が予定が空いてれば受けます。
指導方法はマルトレはウマ娘本人が楽しくやりたい走り方をサポートするトレーニングのさせ方をします。本人がやりたい目標の為のプラン練りは普段の雑さと違い怪我などへの注意の払いなど精密です。ただ精密にそのウマ娘の限界寸前を突き詰めてくるのでキツさは地獄です。ただ本人が嫌そうならやめます根本はウマ娘が楽しそうに走ってる姿を見るのが好きなのです。
マルゼンスキー現れるまで専属に就くこともなく昼行灯呼ばわりされるくらいスカウト意欲が低いのでマルゼンスキー引退後は楽しそうに同じように走るの楽しい!走り中毒みたいなのと出会わない限りは他トレチームのサブトレについてメイントレーナーの方針に従い指導をしてると思います
- 177二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:42:03
- 178ガンギマリ頭スズトレ21/11/01(月) 08:47:47
- 179二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:50:15
可愛い…
- 180二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:51:07
かわいい
- 181二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:56:25
次スレ建てるね
- 182二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 08:57:37
- 183二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:00:06
- 184二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:00:24
ウワーッ!誰!?
- 185二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:00:44
カレ島さんのおかげじゃないか
- 186二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:02:35
挟んでおいたよ
『お兄ちゃんはカレンロードウェイにならなかった』 - 187二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:02:45
ありがとう月島さ…ウワーッ!?誰!?
- 188二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:03:00
月曜日の朝からいきなりぶち込むネタじゃねーぞ!!
- 189二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:03:26
いま文学カレンチャンの人の山月記読んでたから腹筋に悪い
- 190二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:05:23
- 191二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:06:08
- 192二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:07:20
- 193二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:07:44
ついつい装飾過多になった結果のやつ(
- 194二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:07:55
絵が描けるひとはうらやましいなあ
- 195二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:08:48
肩幅やばくて草
- 196二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:09:22
肩よりもかなりのガタイを誇る首の太さで笑う
- 197二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:11:20
まぁウマ娘で過去に干渉できたらやりそうなのはカレンチャン……でもないか……?
今のカワイイカレンチャンでお兄ちゃん(お姉ちゃん)を振り向かせたいんだろうし
いやもう振り向いてるけどな!耐えてるだけだけどな! - 198二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:11:43
カワイくないと思った?これがこれからの「カワイイ」、挟んでおいたよ♡
- 199二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:12:02
浅倉かよ
- 200二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 09:12:09
200ならカワイイトレーナー概念