おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part917【TSトレ】

  • 1二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:14:43
    タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.com
    テイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com

    普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?


    ・ここはウマ娘になってしまったトレーナー達をかわいいかわいいするスレです

    ・自分だけのトレーナーを考えたり概念を投げつけたりして楽しんで行きましょう

    ・別にTSに拘らなくても良かったり、既に居るトレーナーの別概念を上げても良いです

    ・大事なのは自分の性癖をさらけ出す事と他の人の性癖を否定しない事、それとトレーナー達への愛です

    ・そしてタイシンの性癖は破壊するもの


    前スレ

    おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part916【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/https://bbs.animanch.com/board/60076/普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえ…bbs.animanch.com

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    言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp

    本筋のタイトレ情報まとめ

    ・140-90-55-80(魔法の合言葉)

    ・25歳

    ・髪色は茶色でパーマーみたいな流星、目の色はエメラルドグリーン、耳飾りはタイシンとお揃い

    ・全身からおひさまのにおい、髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーの匂いがする

    ・耳と尻尾と胸が敏感

    ・熱血クソボケ

  • 2二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:15:18

    たておつの舞( ◜ω◝و(و

  • 3二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:20:17

    おーつー

  • 4二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:27:36

    立て乙です 

  • 5二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:27:46

    たておーつ

  • 6二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:29:08

    たておつー、カマライゴン?

  • 7二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:29:25

    立て乙だねえ
    とりあえず10にするねえ

  • 8二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:30:09

    カマライゴンメカ
    かわいがるメカ

  • 9二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:30:57

    手札から速攻魔法増殖するたて乙を発動!テイトレのおやつを生贄に捧げてたて乙を10体召喚するぜ

  • 10二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:31:32

    なんの!割り箸!

  • 11二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:31:37

    たておつだねぇ
    カマライゴンとあじさいはモフる
    メカ邪龍は…これどうしよ……

  • 12二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:34:26

    >>11

    天ぷらにしよう

  • 13二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:34:32

    たておつ

    >>11

    おばあちゃんに料理してもらおう

  • 14二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:40:56

    素材として愛でるのか……
    メカ邪竜は寿司も有るぞ

  • 15二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:41:27

    メカもぬいぐるみが作られればモテるんじゃないメカ?

  • 16二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:43:19

    よくよく考えたらオチが思い付かないときにゴルムンに天ぷらにさせててゴメン、メカ邪竜

    でも、お前悪い側だもん……

  • 17二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:44:41

    悲しいね……なんかこう、なんか悪いことしたばっかりに爆発したり天ぷらにされたり食われたり……
    いや別に爆発はそれが原因ではないな……

  • 18二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:45:48

    そんなメカでもロブトレブルトレテイトレのところのは平和に暮らしてるから……うん

  • 19二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:45:53

    メカが悪いんだよ
    機械生命体の癖に表面はゴリゴリでありながら中はネバネバ。甘すぎず、辛すぎる味わいがとっても―――んゴパっ

  • 20二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:46:03

    何かする前に死んでるんだよなあ

  • 21二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:51:32

    産まれたスレで死にまくってなかったっけ、ミニメカ

  • 22二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:54:54

    >>21

    既にセイブルコンボが成立してたから狩られてた

  • 23二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:57:27

    メカ属性つけたばかりにメカ特効のブルトレにリスキルされたんだよね

  • 24二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:00:32

    たしか龍属性はグラムの餌食だからメカ属性つけて太刀打ちしようと思ったら龍属性は残ったままで弱点増えただけっていう

  • 25二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:03:22

    そんなメカ邪龍も今ではバイアリータークの眷属としてカービィダンスを踊るように
    というかお前試練の女神の眷属だったんか……

  • 26二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:06:13

    なぁに以前は兎も角今から愛でれば良いさ

    という事で夢の遊園地カマライランド開園という謎の電波を受信した
    刺激的な遊びを届ける メカ邪龍コースターやゴーメカート
    ゆったり楽しめる カマ覧車やカマライゴーランド
    疲れた時の休憩に アジサイ庭園にうどん処紫陽花亭
    様々なアミューズメントが君を待っているぞ!

  • 27二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:08:18

    園内に作られた川にメカ邪竜型のボートが流れてそう

    川の名前は……多摩川?

  • 28二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:08:24

    投げ損ねてた絵がメカを持ってたので
    メカ邪竜との付き合いはセイブルとほぼ同時なので気付けば長いものです

  • 29二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:16:22

    優し気な顏でメカ邪龍を持っているのが良いですね
    メカ邪竜の出オチとしての付き合いですから本当に最初から係わりがありますね

  • 30二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:17:36

    かわいいぜ……

  • 31二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:26:58

    >>28

    優しげにメカ邪竜撫でてるブルトレさんカワイイですね

    出会いは天敵だったのにいつの間にか同居してるのも数奇なめぐり合わせですねぇ

  • 32二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:41:40

    ブルトレさんかわいい…
    こころなしかメカ邪龍の眼も穏やかになってるのいいね…

  • 33二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 00:04:18

    エイプリルフール 一日目――

  • 34二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 00:24:47

    なんて事だ!
    トレーナーが嘘をつく度に胸か尻が大きくなる薬がバラ撒かれた!
    エイプリルフールという事で嘘をつくトレーナーが危ないぞ!(棒)

  • 35二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 05:45:26

    ぬいぐるみ?なメカ邪龍を抱くブルトレさんかわいいですね

  • 36二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 05:46:57

    マー「いやーみんな手伝ってくれてありがとうねえ。結構重い物もあったりするから助かるよ」
    蒼「いえいえ、このくらいお安い御用ですよ、マートレさん」
    転「蒼ファルさんの持ってるの凄い重そうですが……俺には無理そうです」
    ブル「転セイトレさんは危ないので無理はダメですよ」
    転「これくらいの小さいのなら大丈夫ですよブルトレさん。……でもこれって何に使うんですかね?」
    マー「それは〇〇のときに──」
    時々集まって知識の交換や雑談をしている担当が逃げ脚質のトレーナー達。今日はマートレがアストンマーチャンの自主映画制作に使った機材や小道具の車への積み込みを手伝っていた。
    転「そうなんだ……映画って色々機材使うんですね」
    マー「素人なりに色々こだわりたいからね。最大限マーちゃんの想像してるものを実現させたいからさ」
    蒼「なるほど……いいこだわりですね。その演出力……ウマドルで活かしてみませんか?」
    マー「ウマドルの蒼ファルさんに褒められるなんて光栄だねえ。お誘いは嬉しいけど、おじさんはやっぱり裏方が似合ってるかなー。……代わりにマーちゃんを出せたりしない?」
    蒼「残念です……アストンマーチャンの件はファル子に相談してみましょう」
    (結構向いてるビジュアルだとは思うんですがね、髪色とか)
    (あんまり好きじゃないみたいですからね……ハルウララさんみたいで綺麗な色だと思いますが)
    転「そういえばこの機材とかって、いつもどこに置いてあるんですか?」
    マー「これかい?理事長さんに頼んで学園の古い倉庫を使わせてもらってるんだ。結構大きいけどお化けとか出るから誰も使われてなかったんだってさ」
    ブル「え!?お化けですか!?」
    マー「まあおじさんは良く使ってるけど見た事ないけどね。多分ただの噂なんじゃないかな」
    ブル「そ、そうですよね。そうそういませんよね」
    蒼「ブルトレ……私はそこまで運ぶのを手伝うけど貴方は無理しなくてもいいのよ?」
    ブル「い、いえいえ、私だけ帰るのも悪いですから」
    マー「あはは、ありがとうね皆」

  • 37二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 05:47:23

    トレセン旧倉庫
    ブル「ここがその倉庫……結構広いですね」
    転「色んな物が置かれてるんですね……これはなんですかね?」
    マー「これかい?だいぶ古いけど……『アニマトロニクス』って物じゃないかな」
    転「アニマ…?」
    マー「自由に動かしにくい動物とかの動きを再現したりするためのロボットだね。これはウマ娘の様だし……『アニウマトロニクス』ってとこかな」
    ブル「そういう物が……なんというか不気味ですね」
    蒼「あら、最近のは結構精巧よ。イクトレさんなら作れるんじゃない?」
    転「これは古いですしね……でもどうしてウマ娘のを……」
    マー「昔のファン感謝祭で子供向けに出したりとかしたんじゃないかな。……じゃあちょっと奥の方に台車があるから取ってくるね。皆はここで待ってて」
    そう言ってマートレは奥へと進んでいく。ガラクタで狭くなっている倉庫の道を着ぐるみで進んでいく。器用な物だなあ、となんとなく眺めていた転セイトレは、
    さっきまで見ていた機械人形──アニウマトロニクスが居なくなっている事に気づいた。
    あれ……?と思った束の間、
    「転セイトレさん、後ろ!」
    転「え───?」
    そう振り返ると─────
    先程の機械人形が目の前に立っていた。
    瞬間、ぎこちなく動く人形の拳が目の前で空を切る。
    動きこそ緩慢だが威力は高い事は振られた拳のブンという音から察せられた。
    ジリジリと追い詰められ、壁に手がつく。
    足を使ってでも全力で逃げるか──と考えていた時、
    蒼「大丈夫ですか!?転セイトレさん!」
    そう言って腕を掴み動きを止め、
    蒼「ブルトレ!やって!」
    ブル「はい!」
    ブルトレが好きをついて人形に触る。機械の人形はバチバチと音を立て、やがて動かなくなった。

  • 38二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 05:48:45

    転「あ、ありがとうございます2人とも……」
    ブル「ごめんなさい遅くなって……他にも何体かいたみたいで」
    それを聞いて周りを見ると似たような人形が何体も転がっていた。おそらく先程のように力の強い蒼ファルが動きを止め、ブルトレが機械を壊したのだろう。
    転「この人形……こんなにいたんですね……」
    蒼「ええ、驚きましたね。まさかあれが動き出すなんて」
    ブル「マートレさんは何も出ないって言ってたんですが……」
    流石にこんな危ない物がいると知っていて連れてくるような人とは思えない。じゃあ何故今まで何も無かった……?
    3人がそう思い首を傾げていると───
    「ごめんごめん。台車の場所が前置いてたはずのとこになくてさー……あれ?何があったの?」
    そう言いながら台車を押してきた着ぐるみを見て、
    (ああ、仲間だと思われてたのかなあ……)
    なんていう考えがふと浮かんできた。

  • 39二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 05:50:21

    黒『海外ではそういう事件があるみたいですね。儀式でそういう機械を依代として魂を移したりとか。』
    転『そういうのってどう対処すれば良いんですかね?』
    黒『依代にしてる体が壊れれば祓えますよ。力づくでもなんでも。だからまあ……蒼ファルさんみたいな腕っぷしの強い人やブルトレさんみたいな方でも倒せるのではないでしょうか』
    転「って事らしいですね、黒カフェさんによると」
    ブル「やっぱりアレってお化けだったんですね……」
    蒼「まあもう出ないならいいじゃない。あの後は何も居なかったんだし、黒カフェ達が祓ってくれるわ」
    マー「ごめんねー……おじさんが連れてきたばかりに怖い思いさせて。あんなのが出るなんて知らなかったよ。お詫びと言ってはあれだけど今日も好きなだけ食べたり飲んだりしていいから」
    ブル「ありがとうございます。……でもマートレさん、今まで本当に何もなかったんですか?」
    マー「んー結構使ってるけど今回みたいなのはなかったんだよねえ。」
    転「そうなんですか……じゃあなんで今回だけ出てきたんですかね……?」
    ((転セイトレさんかなあ))

    終わり

    以前グルサポ概念で書いていただいた方々でホラーに遭う話を書きました
    蒼ファルトレさん、転セイトレさん、ブルトレさん、黒カフェさんを少しお借りしましたが設定など間違いなどあれば申し訳ありません

  • 40二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 06:21:51

    黒カフェありがとうございますー!
    アニマトロニクス…といえばフレディーズが最初に思い浮かびますね。あんな見た目の人形に襲われたらトラウマ必須です。
    今回も転セイさんが無事帰還できて安心。というかマートレさん仲間だと思われてたのは流石に笑います。

  • 41二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 06:30:10

    セイトレだけだとFNAFがはじまりそう

  • 42二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 06:54:29

    転セイありがとうございます!
    映画の手伝いとなるとアニマトロニクスも独りでに動き出したらとても怖そうですね…
    無事帰れた事は勿論助けてくれた蒼ファルさんとブルトレさんも怪我なさそうで良かったです
    無自覚に仲間に思われるマートレさんと
    無自覚に呼び出しちゃう転セイが同時に居るのもアニマトロニクスへの反応が違って面白い
    改めて転セイありがとうございます!

  • 43二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 07:19:20

    エイプリルフールだーーー!!

    そして黒カフェさんがすっかり怪異の専門家に…

  • 44二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 08:12:15

    ごめんね…

  • 45二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 08:12:47

    ☀️ご起床☀️

  • 46二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 08:16:14

    >>45

    ドウシテ…ドウシテ…

    可愛いけど悲しい一幕がそこに

  • 47二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 08:19:05

    oh,黒カフェトレさん夢見た豊乳lost......カナシイカワイイネ

  • 48二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 08:36:46

    夢の中のドヤ顔巨乳カフェトレかわいいね
    目覚めた後の涙目壁上儚いね

  • 49二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:01:10

    夢にまで見た……夢。
    前スレの話ですが、問題なければ9:30頃から投げ始めたいと思います。
    朝っぱらから大盛りカツカレーを食べさせるような所業、どうかお許しいただきたい。

  • 50二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:11:01

    ふーんえっちじゃん

  • 51二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:15:27

    お労しや黒カフェ上…

    夢の中のドヤ顔と起きた後のはだけた服がまた哀愁を漂わせてるねぇ


    >>49

    ついに来るのか…!

  • 52二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:30:14

    というわけで、前編10レス、後編9レス、トレーナー解説3レス、あとがき1レスの合計23レス、頂きます。
    一人で1/10持っていきます。

  • 53二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:32:02

    『Dear My King』
    一つ目の冠は、一歩及ばなかった。

    二つ目の冠は、焦りが全てを押し流した。

    そして、手にした三つ目の冠は、虚な玉座だった。

    それが望むものではなかったと理解した彼女は、自らの征く道を決めた。
    僕は、彼女にその道を示すことはできなかった。
    本当に望んでいたものを、僕は彼女に与えられなかった。
    僕が、導くべき方向を間違えたからなのか?

    いや、導く、与えるだなんて、あまりにも上から目線な考え方だ。
    本当は、僕は彼女の担当としてふさわしい存在ではなかったのかもしれない。

    きっと彼女は真に一流で、僕は平凡……いや、未熟9:16 2023/04/01なのだ。

    だからと言って、今投げ出すわけにはいかない。彼女は岐路の真っ只中、大きな路線変更を行ったからには、少しの練習時間も無駄にはできない。

    そうして、また僕は仮面をかぶった。
    寝る間も惜しみ、自分の時間を削り、只々、愚直に、彼女に捧げ続ける。

    そうしなければ、僕が僕でいられないから。


    だから、無理が来るのも当然で。

    記憶の途切れ目は、迫る地面と暗転する視界。

    こうして今、僕は暗闇の中で佇んでいる。

  • 54二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:32:51

    暗い夢の中で、いろいろな映像が、消えてはうつろう。

    これは、子供の時の記憶。
    「〇〇ならできるよ、俺よりも優秀だからな」
    「きっと素晴らしいトレーナーになってくれるわ」
    気が付けば、両親の期待は重しになっていた。

    これは、学生の時の記憶。
    「今の成績では厳しいかもしれないが、それでも中央を目指すのか?」
    「そうか……なら、これ以上は止めはしない。全力を尽くすんだ」
    気が付けば、重しを下すこともできなくなっていた。

    これは、試験の時の記憶。
    「お前さんは、自分をあまり見せねェな」
    「いや、別に良い。優秀なだけのトレーナーが、全てのウマ娘を導けるだなんて幻想だからな。お前さんだからこそ導ける子に出会えることを祈っておくさ」
    気が付けば、重しは僕の一部になっていた。

    万華鏡のように、過去の風景がフラッシュバックする。
    目の前に、周りに、硝子のような壁がある。
    これは走マ灯か、それとも記憶の逆流か。あの頃に触れようとしたのか、それともかき消そうとしようとしたのか、思わず手が伸びる。
    でも、硝子は僕の過去を映すばかりで、今の僕なんて映りこむことさえなかった。

    まるで、今の僕に映すべき己がないように、そして映すべき意味なんてないように。

    でも、何かが足りない。とても大事なことが、一つ欠けている。
    そんなことを少しだけ思った途端に……
    「成程、これが貴殿の過去か」
    僕の背中のほうから、凛とした声が聞こえてきた。
    その瞬間、かしゃんと割れるように硝子は砕け散り、過去の景色は消え去った。

  • 55二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:33:34

    独りぼっちの夢には、いつの間にか一人の観客がいた。
    「誰……なんだ……いや、誰ですか……?」
    心の中で、自分の言葉が紡がれる。仮面をかぶらずに話したのは、何時ぶりだろうか。
    「誰、と言われれば……さて、困るな。どう名乗ったものか」
    美しい黒鹿毛、一筋の流星、はっきりとした顔立ち。胸元に九つの星が輝く、勝負服にも思えるオリーブ色の衣装をまとったウマ娘は、装飾の付いた椅子に座りながらこちらを見据えていた。
    「名を名乗れば、私は貴殿に大きく影響を与えるだろう……ふむ」
    その表情は固くも見えたし、こちらに興味を持っている風にも見える。
    「或る国で生まれ、一年と満たぬ須臾を駆け抜け、九つの栄誉を勝ち取った者。名は……そうだな、“良識を敬する”とでもしておこうかな? まあ、古き時代のしがない馬さ」
    「は、はぁ……」
    よくわからなかった。だけれど、その覇気は本物であると確信した。
    こちらを見据える眼、言葉一つ一つに乗せられた重み。
    ウマ、と言ったときに少しだけノイズが走ったような気がしたが、そんなことはどうでもよかった。

    その眼の色は、僕の担当ウマ娘……キングヘイローのそれに、とてもよく似ていた。

    「なんだ? 私の眼がそんなに気になるか?」
    まじまじと見つめていると、そのウマ娘はきょとんとした顔でこちらに問いただしてきた。
    「あ、いや。よく知っているウマ娘が同じ色をしていたから」
    「ふぅむ、血縁というものは存外、わかりやすいところに現れるものかもしれんな」
    まあそんなことはどうでもいいだろう、と彼女は話を切り替えた。
    「私がここに来た理由については、後に話すとしよう。今、貴殿がどういう状況下にあるか、把握しているか?」
    「……そうですね、多分……過労で倒れている」
    「正解。そして、少々命の危機だ」
    最後に見た記憶は、大きく揺らぐ視界、天と地がひっくり返る感覚、手放される意識。
    買い出しのためと商店街に出かけた先で、倒れたのだろう。

  • 56二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:34:09

    「なぁ、貴殿は何故そこまで身を削るのだ?」
    黒鹿毛のウマ娘は僕に指差しながら問う。何故?
    「……何故って、それはトレーナーだから」
    そう、僕はトレーナーだから。
    「トレーナーとは、そう頻繁に命を投げ捨てるものなのか?」
    ピクリ、と体が反応する。
    「いや、そんなことはない……はず」
    「では、何故貴殿は命を落とそうとしてまで曾……んんっ、彼女にその身を捧げる?」
    「……何故……」
    答えられなかった。
    「いや、もっと根底の話を聞こう。貴殿も忘れているかもしれんな、記憶をあれこれと見たのだが、いまいち判然としなかったのだ」
    「……その、人の記憶をそうじろじろと覗き見するのは……どうなんでしょうか」
    「あ、これは失敬」
    つい意見をしてしまったが、そのウマ娘は存外素直に謝った。
    「人の夢や意識に紛れ込むという事自体が初めてなものでな、勝手がわからず貴殿の記憶を見てしまったことに関しては謝罪しよう。申し訳ない」
    「あ、いえ。初めてなら仕方ありませんし……」
    なんだか調子が狂う。超然的なのに親しみを感じて、規律正しそうに見えて案外粗忽な部分が見えてくる。
    「話が逸れてしまったな。単刀直入に聞こう。貴殿は何故トレーナーになったのだ?」

    「……えっ」
    これも、答えられなかった。
    どうして。
    どうして僕はトレーナーを目指したんだろう?

    「……答えられぬかぁ」
    ウマ娘は、心底残念そうな顔をした。
    「方や、自分の意思を通しぬき、果て無き挑戦への道を行くもの。方や、自らの起源すら曖昧な、流されるままに生きるもの……」

  • 57二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:35:27

    即座に、そのウマ娘の瞳は冷たいものとなった。突き刺すように、僕の過ちを見透かすように、その赤色の瞳はこちらへと向けられている。
    「これではもう、貴殿は担当のウマ娘……キングヘイローにはふさわしくないという事ではないのか?」
    「う……」
    思わず、肯定しそうになる。僕が未熟なトレーナーであることに間違いはない。
    でも、それだけはだめだ。……何故。
    「貴殿がそのようなあやふやな姿勢であっては、彼女が道を違えたのも道理ではないかね?」
    「いや、違う……」
    口から漏れ出した言葉は、眼前のウマ娘を否定した。それだけは、認められない。
    彼女が一流ならば、僕も一流としてのふるまいをせねばならない。
    ……何故?
    「違う、と。では、何故彼女に執着するのだ?」
    「……」
    ウマ娘から発せられる、覇気が強まる。幾多の戦場(レース)において死線を潜り抜けたであろう彼女の放つ圧は、たとえ現役を退いた後だとしても何ら衰えたとは思えぬほどだ。
    それでも、僕は立ち向かわねばならない。
    「貴殿は何故、数多いるウマ娘の中で、キングヘイローのトレーナーでありたいと思うのだ? 栄光を手に入れた彼女の側仕えにしがみつけば、苦労せずとも栄誉の称号を得られるといった打算の産物であるか?」
    違う……彼女は、そんな怠惰を決して許さない。
    「それとも、貴殿は子供が身に合わぬ夢を抱えて破滅する姿を傍で見たいとでもいう、倒錯した趣味を持ち合わせた外道か?」
    違う。彼女の敗北は、他の何よりも僕を悲嘆の底へと沈めた。
    「ならば、世間知らずの御令嬢なら、大した実績もない貴殿であっても指導できるという傲慢の表れか!?」
    違う!もしもそうであれば、彼女は僕を認めない。
    「では、では、では! 何故背負うのか! なぜ彼女が歩む茨の道を、共に進もうというのか!」
    「それはっ!」
    僕の声に共鳴するように。硝子の破片は、鮮明に映し出した。
    それは、あの日の約束を。彼女と共に立ち上がろうと決めた、あの日の光景を。
    「僕は、背負ったんだ。彼女の「一流としての覚悟」を」
    「何故、背負える?」
    「僕は……そうだ、僕は。おじいちゃんに教えてもらったんだ」
    そして、もう一つだけ、硝子の破片はいつかの僕を二人に見せた。

  • 58二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:36:14

    それは遠い日の記憶。最早忘れ去ってしまっていたほど、小さな時の記憶。
    「おじいちゃんは、どうして凄いトレーナーなの?」
    「それはなぁ、一杯頑張ったからでもないし、最初からとっても強いトレーナーだったからじゃあない。色んなウマ娘と会ってきたんだ、やれ思いっきり走り抜けたいだけだの、後ろから全員ぶっちぎれるような完璧な走りがしたいだの、お金が稼ぎたいだの、チヤホヤされたいだの、そりゃあもう色んな夢を持ったウマ娘とな。そんなやんちゃな競争者たちと、一緒の夢を見続けたんだよ。夢叶わぬとも、叶うとも。彼女たちと同じ夢を見て、同じように走って。途中でぶつかったりもするけれど、互いに腹割っていけば、きっと道は開けるわけよ。そうして最後にゃ笑って走り抜けた子たちばっかりだったからだよ」
    「うーん、よくわかんないよおじいちゃん」
    「はっはっは、まだ○○は小さいからな。でももしお前がトレーナーを目指すのなら……同じ夢を応援するだけじゃない、一緒に叶えようとトレーナーも走り続けるんだ」
    「うん、ゆめをいっしょにかなえたい!」
    「うんうん、さすがは俺の孫だな!」
    なんてことはない。今、僕がやろうとしていたことと同じだ。
    でも、大事なことを忘れていた。

    「そう、僕は“僕”を隠していた。見ていた夢があまりにも遠大すぎたことを知って、そんな夢に押しつぶされないように……立派だったおじいちゃんが、バカにされないように。精一杯弱い自分を隠して見せようとしていた」
    でも、今思い出した。僕が本当に望んでいたことを。
    「そう、本心を隠して、キングと僕の二人で抱える一流を、自分だけが抱えているものと思い込んでしまった」
    本当は、僕自身だって彼女に伝えなければならなかった。僕の抱えていたものを、僕の本当の想いを彼女と共有するべきだった。
    トレーナーとウマ娘は、共に同じ夢へと向かう存在なのだから。
    「それが、貴殿の抱えていた歪みというわけだ。……すまんな、実は知っていてカマをかけた」
    先程までの彼女の冷徹な表情は解かれ、優しい瞳を覗かせた。
    「うん、なんだかそんな感じがしていたから」
    迷いは、薄れていった。僕の起源(おもいで)が、僕の背中を押してくれた。
    「僕は、彼女と共に勝ちたい。それが、僕の本当の思いだ」

  • 59二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:36:45

    「ふふっ、良い眼をするようになったな。これなら、キングヘイロー……いや、曾孫を任せられる」
    初めて、彼女の顔は柔らかな笑みを浮かべた。
    「ありがとう……ヘイルトゥリーズン」
    自然とその名が口から出る。彼女の名前は、きっとそれだと確信した。
    見たことも聞いたこともないはずなのに、間違いなくその名前であると。
    「……気にするな。曾孫が元気にしてるかちょっと気になって見に来たら、貴殿がぶっ倒れて命の危機だったからちょっと助けに参っただけだよ」
    たとえ今この場に魂だけだとしても、たとえ遠く離れた地にいる曾孫だとしても。
    子孫を思うその気持ちに、嘘偽りはないのだろう。
    「……そうだ、僕は倒れてしまっているんだった」
    思い返せば、人通りはあるにしても少し奥まったところを歩いていて倒れた記憶もある。
    つまり、普通に生命の危機。
    「助けにきた、とは言うけれど……どういう風に?」
    「小難しい話と、簡潔な話。どちらが好みかな?」
    「簡潔にお願いします」
    「成程、そちらを選ぶとはますます私の好みだな。単刀直入に言えば、貴殿をウマ娘にする」

    「へ?」
    だいぶ良くわからない言葉が聞こえてきた。なんだって?
    「要は大きくダメージを受けてしまったボディを、リフレッシュするようなものだ。理屈ではもっと面倒な手順が必要なのだが、今この地においては多少の無理が効いてしまうからな……全く、幽境の水鏡をぶちまけるとは、神といえどおっちょこちょいにも程があるだろう」
    はいそうですか、と言うにはあまりにも突拍子もない言葉。よくわからない単語も聞こえてきたがそこはもはやどうでもよい。
    「いやいやいや、という事は僕、女の子になるってわけですかそれ」
    「有態に言えばそうだな、女の子とはいってもウマ娘だが」
    「そこは対して重要でもないような……あるような……?」
    流石にそこまでの覚悟は持ち合わせていなかった。
    「しかしだね、貴殿の友人にもすでに“成ってしまった”者はいるだろう?」
    「そ、それはそうなんですけれど……」
    「まあどちらにせよ、成らない限りは私の手助けの手段としては内なる魂から呼びかけるような「がーんばれ!」ぐらいの手段しかないのだよ」
    「根性論!」
    選択肢はないに等しかった。……そうなってしまった原因は自分自身にしかないのだが。

  • 60二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:37:27

    はぁ、とついため息をついてしまったがどうしようもない。変わることを受け入れるのだ。
    「わかりました……このまま寝たきりになっていたら、キングのサポートなんてできやしない。そんな事僕には耐えられない」
    「うむ、正直この手段しかないというのは申し訳ない」
    それはそれとして、ひとつ気になる点がある。
    「……見た目って、どうなるんですかね」
    「んー、んー。場合による」
    「そんな投げやりな……」
    「まあ待て、私は見ての通り黒鹿毛だろう? だが、黒鹿毛だから黒色の艶ある髪になるという理論は通用しない。一つ例を挙げるならば、かのメジロアルダン。彼女は芦毛ではない」
    「えっ」
    こんなところで割と衝撃的な事実を伝えられてしまった。
    「まあ傾向としては受け継いだ魂に沿うような見た目になりやすい……はずだ。反例もそれなりにあるのが厄介だが、大まかにはそうなっているとだけ考えればいい」
    つまり、魂側に引っ張られることで、自分の今の見た目は消えてしまう可能性が高いというわけだ。
    「うぅぅん……受け入れられている土壌はあるのはわかってるんですよ。ただ、これまで生きていた姿を捨てるというのはなかなか踏ん切りが要りますね」
    「その点については私もまあ、似たようなものだ」
    「えっ、そうなんですか?」
    「貴殿はウマ娘の内なる魂は別世界からやってきている、という話は聞いたことがあるかね?」
    「あぁ、与太話か真実かで未だに割と割れているという話ですが」
    正直オカルトすぎて半信半疑だったのだが、今この目の前にいる存在の事を考えると……。
    「……やっぱり真実ってことなんですかね?」
    「ああ。私とて元の世界と今の姿は大いに違うからな」
    初めて聞く話が多すぎる。もう少し落ち着いた環境で聞きたかった……。
    「だが、こちらの世界に来て……共に歩む者と出会い、元の世界とはまた違う戦いを歩んできて、そして愛を紡ぐ……なかなかどうして、悪くない経験であった。何よりも、もう出会うことはないと思っていた戦友とも出会えたからな。まあ別人……別ウマ? だったがね、はっはっは」
    からからと笑いながらも、ヘイルは思い出に浸るように目を閉じる。

  • 61二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:38:12

    「さて、そろそろ貴殿も目覚めの時だ。私は意思を潜め、貴殿の魂の中に揺蕩うことにしよう」
    「えっ、どうしてですか?」
    暗い夢は、少しずつ光に包まれていく。気が付けば、目の前のヘイルは光の粒子となりつつあった。
    「二つほど理由がある。貴殿の意思は貴殿のものだ。貴殿の生き方を、過去の存在が大きく変えすぎるというのは決して良いものではないからな……そして、もう一つ。キングヘイロー、彼女が本当の意味で王となった時、そして本当の意味で笑うことができた時。その時にこそ、彼女と改めて話すために。今は、静かに眠っておくことにしようとね」
    「本当の意味で、王に……」
    「まあ、どういう道筋で君たちが真に一流を標榜するのかに関しては、私は何もアドバイスしないよ。だが、彼方より見守っている……それだけだ」
    僕が今まで見てきたキングは、どんなレースにも諦めず立ち向かう姿。
    どのようなレースでも、決してその意思を曲げない姿。
    「……これは賭けのようなものですが、高松宮記念を突破した時……その時は、キングヘイローと共に四階級制覇を目標にしようと思っています」
    短距離、マイル、中距離、そして長距離GIレース。その全ての距離を勝ち抜くという前代未聞の偉業、それが四階級制覇。嘗て三階級制覇にあと一歩及ばなかったウマ娘も多数いた中、それはもはや無謀を超えたものと言ってもおかしくはない。
    だけれど。
    「本来は、難しいだろうといわれていた長距離GIをこなせた今、チャンスは間違いなくあるんです。だからこそ……キングが、真に一流のウマ娘であると誰もが認められるように……何より、僕たちがそうだと宣言できるように」
    そう、伝えた。迷いなく、真っ直ぐにヘイルの眼を見つめて。
    「迷いは、もう無いみたいだね」
    ヘイルは最後に、笑顔を見せて光の粒子と消えた。

    少しずつ、意識が浮上していく。目覚めたとき、僕はどのような姿になっているのだろうか。
    そして、キングはそれを受け入れてくれるだろうか。

    でも、悩むことはない。たとえ何があっても、キングを支えていきたいというこの思いに、嘘偽りは存在しないのだから。

  • 62二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:38:55

    月明かりに照らされた病室内。開けた目は白い天井を映す。
    ググっと力をいれて体を起こすと、今までよりも軽い感覚。
    手を見れば、細く華奢に。頭の側面を撫でれば、そこにあったはずのものはなく、代わりに頭頂部にゆらりと動くものが二つ。
    「あぁ、為ってしまったんだな……」
    声も、なんだか幼くなってしまった。それでも僕は変わらないつもりでいようと、ぱちんと両の手で顔をはたく。
    ちょっぴり目が覚めたところで、がらがらとドアの開く音がしたと思えば。

    「トレー……ナー……?」

    そこには、驚愕とも、悲嘆ともとれるような表情をしたキングヘイローがいた。

  • 63二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:39:43

    『Dear My Trainer』
    トレーナーが街で倒れた、そして救急車によって病院へと緊急搬送された。
    二つの情報は、たったそれだけで私を激しく錯乱させた。
    「ど、どうしよう……」
    震える手から、スマートフォンが落ちる。床に落ちて跳ねようとするそれを、ウララさんは素早くキャッチした。
    「あぶなーい! キングちゃん、大丈夫……?」
    「え、えぇ……こういう時こそ、落ち着かなきゃ……」
    深呼吸する。今、何をすべきか。それを纏めようとしても、心が落ち着かない。
    「大丈夫……大丈夫よキング……落ち着いて考えなさい……」
    「キングちゃん……」
    今私がやれること……私は今何ができるの……?
    そもそも、トレーナーは何故そこまで疲弊していたのだろうか、それとも何か持病を抱えていたのか……?
    そしてそれは……誰のせいなのか……?
    「キングちゃん!」
    「うぇっ!? あ、ごめんなさいウララさん……」
    相当呆けていたようで、ウララさんの言葉も耳に通っていなかったらしい。
    それを申し訳なく思っていると、ウララさんは一つの提案をしてきた。
    「ねえねえキングちゃん。お見舞いにいってあげたらどう?」
    「お見舞い……? で、でもトレーナーは今……」
    倒れていて、意識があるかどうかもわからない。そんな状態で、面会は通るのだろうか?
    「こういうときはね、考えるより先に行動した方が良いって私のトレーナーも言ってたんだ!」
    そう言いながら、私の手をぐいぐいと引っ張りながら部屋の外へと連れて行こうとする。
    「ま、待ってウララさん! わかったから、いったん引っ張るのをやめて頂戴!」
    結局勢いに押されて寮のフリースペースまでやってきたのだが、まだ何をするべきか頭の中でまとめ切れていない。
    そんな中、私の目の前に二人のウマ娘が現れた。
    「あれ、キングちゃん? こんな時間にどうしたの?」
    スペシャルウィークさんと、ツルマルツヨシさんだった。

  • 64二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:40:42

    「ええええええ!? キングちゃんのトレーナーさんが意識不明!?」
    「しーっ、静かになさい! 夜に大声を出すのは迷惑になるわよ!」
    「そ、それって大変だよ! ごっほごほっ!」
    「ああもう! ツヨシさんもそんなに焦らないで! なんで二人そろって私より狼狽してるのよ!」
    事情を伝えれば、二人とも大慌てになってしまった。ツヨシさんに至っては先ほどの顔色は見る影もない程青ざめてしまっている。
    「ど、ど、ど、どうしようキングちゃん! 今すぐ病院に行った方が良いと思うんだけど!」
    「い、一応そういうことをウララさんと話していたのだけれど……」
    「病院に行くときは○○線のバスを使った方が良いよ! あ、乗り間違えちゃったらいけないから事前に時間を調べて……ごっほ!」
    「あ、ありがとう……じゃなくて!」
    まだ会える状態ではないかもしれない、という事を伝えようにもてんやわんやのままの二人は目をぐるぐる回したまま捲し立ててくる。心配してくれているというのは大変身に染みるのだけれど、何故当事者の私以上に混乱してしまうのだろう。
    そういったところが、彼女たちの優しいところなのかもしれないけれど。
    「どうしたんだい、そんなに騒いで。もう空も暗くなった時間帯だ、もう少し静かにするべきだよ、ポニーちゃんたち?」
    「あっ、フジ先輩……」
    「すみません先輩……で、でもとりあえず聞いてください! キングちゃんのトレーナーさんが大変なんです!」
    結局私が口を開く前に、スぺさんが全部説明してしまった。もう。
    「……なるほど、事情は分かった。うん、友達が心配なのはわかるよ。だけれど、それで大騒ぎしてはその友達も、寮の皆も困ってしまうよね?」
    「は、はぁい……」
    「気を付けます……」
    しゅんとなってしまう二人。
    「そして、キング。……もしも迷っているなら、行っておいで」
    「……その、私は……」
    「……もしかしたら、話せる状況じゃないかもしれない。もしかしたら、話せても口もきいてくれないかもしれない。だけどそれは、飽くまでも「もしも」だよ。菊花賞の時の君は、それよりも更なる困難に挑み、打ち勝った」
    「……はい」
    「恐れる必要はないさ、自分の納得を得ることが重要だからね。……だからこそ」
    そう言って、フジ先輩は一枚の紙を差し出した。
    「外泊の際は、これを忘れずにね?」
    そう、どこからともなく外泊届の用紙を。

  • 65二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:41:46

    バスに揺られる。
    物思いに耽る。
    あの日から、私とトレーナーは二人三脚を続けてきた。そして、セイウンスカイさんやスペシャルウィークさん、そして数多の強者と戦い続け、遂に菊花賞の冠を勝ち取った。

    本当に……共に歩んできたのだろうか?

    二人三脚とは、互いの息を合わせ、歩調を合わせ、共に進むこと。
    私は、彼を振り回してばかりだったのではないだろうか。
    一流の名の下に、一流を証明するための戦い。それは本来、私だけのものだった。それを、彼が共感してくれて、共に頂を目指すために進み始めた。
    私は、結局彼のことをただのお手伝いか何かだと思ってしまっていたのだろうか?
    私には魅力があるのだから、私には力があるのだから。
    それだけを考えて、考えすぎて、結果として彼を傷つけてしまったのではないのだろうか?

    首を振るう。
    「……駄目ね。こういうことを考えすぎるのは、一流とは言えないわ」
    そろそろ病院に着く頃だ。
    あの人に、会わなければならない。
    そして……。

    病院前に到着したバスから、急いで降りる。
    見上げれば、月は真っ白に輝いていた。まるで、どこか別のところに通じているようにも見えた。

    病院に入ってみれば、なんだかスタッフは慌ただしく走り回っており、普段通りとは到底思えない状況であった。
    「あの、すみません。○○さんのお見舞いに来たのですが……」
    「えっ、あっはい……えっ、キングヘイローさ……!? ちょちょちょ、ちょっとお待ちください!」
    受付の方に面会許可を取ろうとすると、慌てた様子でお医者様を呼んできた。お医者様は、大変混乱した様子を強靭な精神力で押さえつけているようで、かなり不思議な表情となっている。
    「えーっと、なにから説明すればよいか。ともかく、単刀直入に言わせてもらいます」
    今日、何度目の驚愕であっただろうか。
    「○○さんは……ウマ娘になってしまったようです」
    その衝撃は、思わず手に下げたバッグを落としてしまう程だった。

  • 66二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:42:51

    トレーナーが、ウマ娘に、なる。
    事実として、現在のトレセンではそのような現象が幾つも報告されている。
    だからといって、それを受け入れられるかというのは別問題なのだ。
    カツカツと、自分の足音だけが病院の廊下に響く。
    どうして、今になって。どうして、このタイミングで。
    焦りが、足の運びを速くする。
    何も、今このタイミングでなる必要ないじゃない。
    一刻も早く、一刻も早く到達しなければならないのに。
    高松宮記念まで、半年とない。そんなタイミングで、トレーナーが……。

    そうして、足が止まる。また、自分本位。
    彼への心配はどこへ行ったのだろう。

    「……ダメよ、キング。私は前に進まなければならない」
    今、立ち止まっても何も変わらない。
    進まなければならない。
    無理やりに納得して、強引に足を動かす。
    気が付けば、受付の方に教えてもらった部屋の前にたどり着いていた。

    深呼吸をする。
    意を決して、ドアを開く。


    そこには……

    「トレー……ナー……?」
    「……キング、ヘイロー……や、やあ」

    どこか、懐かしい雰囲気を纏うウマ娘がいた。

  • 67二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:44:09

    心臓の動悸が激しくなる。
    今、私の眼にはウマ娘が映っているはずだ。なのに、私の頭は彼女が私のトレーナーだと認識している。
    どうして、今のタイミングで。
    「……」
    何も、声が出せなくなってしまった。
    ふらふらと、彼女の……いや、彼のもとへと足を動かす。
    それは意識あってか、無意識か。
    一歩、二歩、三歩。少しずつ近づいていく。
    「……ごめんね、キング」
    そうして、ベッドのそばにたどり着いたとき、彼はそう口走った。
    「……どうして?」
    「君に、隠していたことがある」
    どうして、彼が謝るのだろう。
    彼がこうして倒れて、こうしてウマ娘になったのは、私のせいではないのだろうか?
    私が、真に一流として振舞うことができなかったから、こうなってしまったのではないのだろうか……?
    もやもやが私の中で広がる中、彼は口を開き始めた。
    「俺は……ううん、僕はね。臆病で、弱くて、ちっぽけだ。一流なんて、あの時初めて宣言したようなものだ。両親の重すぎる期待に押しつぶされそうになって、それから逃げるような勇気もなくて。中途半端な実力のまま、流されるままに、トレセンに来てしまっただけのトレーナーなんだ。祖父の事を知っている人に失望されないように、精一杯虚勢を張って、余裕のあるような仮面をかぶって。誰にも見せないように、涙を流してた。それでも、君と一緒なら……他の誰でもない、キングヘイローとなら。互いに高めあえるだなんて、思ってしまうような、弱い人間だったんだ。そんなしょうもない、やせっぽっちの覚悟から始まった関係だけど……それでも」
    彼の口から、激流のように言葉が紡がれる。
    「君が、僕をまだトレーナーとして認めてくれるのであれば。今度こそ、君の……いや、君と僕たちで抱えたあの日の覚悟を、誰もが知る栄光へと届かせられるように……」
    僕を──と、口にしようとしたトレーナーを止めるように、私は彼の手を握った。
    ちょっと前までとは違う、細く、しなやかな指。小さな豆の多く、少しごわついたような彼の手は、もうどこにもない。
    もう、今貴方を呼んでも、あの姿は戻ってこない。

    肩が震える。

    ぐちゃぐちゃになった頭から、納得が一つだけ得られた。
    ああ、この人は……本当に、私を見ていた。
    誰よりも、私を見ていたのだ。
    でも、私に、私の血統に、彼の祖父に。恥じぬよう、劣らぬよう……無理に仮面をかぶり続けていたのだ。

  • 68二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:44:53

    「おバカ」
    口から、言葉が漏れ出した。
    「へっぽこ……自分勝手。人の事を何にも考えてない」
    貴方は、静かに聞いている。でも、これは。
    「独り善がりで、子供で、プライドだけは一丁前で」
    「……」
    言葉が震える。心が、止めどなく溢れていく。
    「これだけ、これだけ……二年も一緒に過ごしているっていうのに、何も……気が付けなかった……!」
    「キング……」
    私への、自戒。
    「解ってたはずなのよ! 短距離用の練習メニューだって、練習相手の打診だって、すぐに用意できるものじゃないなんて、わかってたのよ! でも私は見て見ぬフリをした、ひぐっ、してしまったのよ! 貴方の厚意を、努力を、時間を……何もかもを、当然のようなものとして受け取って! こんなの……こんなのッ、一流じゃ……!」
    「キング!」
    溢れ出る言葉の濁流を、私の、私への否定を。貴方は力強く抱き寄せることで止めた。
    「っ……!」
    「違うんだよ、キング」
    「……ひぐっ」
    抱き留める腕から、胸から。柔らかい熱が、優しさが伝わる。
    「……僕にとって、キング……キングヘイローは一流なんだ。あの日、自信満々に自己紹介をしたとき。皆の前で、一流であると啖呵を切った時。選抜レースで負けてしまっても、気高く前を向いていた時。僕にないものを持っている君を、単に素晴らしく思ったわけじゃない。君があの日、誰よりも輝いて見えたから。君が持つ一流を、僕も本当のものにしたいと思ったから。何よりも……」
    「……」
    「君と、勝ちたいと思ったから」
    「……ぐすっ」
    そんなことはわかっていた。彼は優しいから。
    私がどんなわがままを言っても、受け止めてくれる。
    だから、私はきっと心の底で彼に甘えて、それを彼が受け止めてくれていた。
    改めて彼の真意を受け止めたうえで。
    本当の意味で共に勝ちたいと思えるだろうか。
    私は、また立ち上がれるだろうか。

    そんなことは、もう決まっている。

  • 69二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:45:33

    「……少し、胸を貸して頂戴」
    「うん」
    「……うっ、うぅ……」
    「……うん、大丈夫。大丈夫だから。この場には、僕と君しかいない」
    声をあげて泣きたくなる衝動に駆られる。それを、貴方は優しく受け止めてくれる。
    だけれど、それは自分自身が許せない。
    「……私の、名前は?」
    「……キング」
    これは、もう一度立ち上がるための宣誓。
    「誰よりも……」
    「賢く、気高い」
    「その未来は……」
    「輝かしく」
    言葉は、力だ。
    「みんなが憧れるウマ娘」
    「そう……誰よりも速く、強く。自分の道を行く一流のウマ娘の名は」
    心の底から、そうあらんとすれば。
    「キングヘイロー」
    強く答えてくれる。
    「……私は、貴方以外がトレーナーになるのあり得ないと思っているわ……恥ずかしながら、あの時“キング”を見てくれたのは貴方だけだったもの」
    「……うん」
    もう涙は拭い去って、また笑顔を見せる時。
    「だから……シャンとなさい。貴方は、貴方が思っているほどダメなトレーナーでもないし、何よりこの私が認めたトレーナーなのよ」
    「ありがとう、キング」
    そう言って笑った貴方の顔には、消えてしまったはずの面影がしっかりと残っていた。
    あぁ、姿は変わったとしても、仮面を捨て去ったとしても。貴方は貴方のままなのね。
    「……また、二人でいきましょう、トレーナー」
    「うん、今度こそ。共に一流を作り上げるためにも」
    決意は、私たちの心にまた火を灯した。

  • 70二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:46:50

    寒風吹きすさぶ十二月の府中。
    今日も私の高笑いが、トレセンのグラウンドに響く。
    「おーっほっほっほっほ! 私の名前はキング! 長距離から短距離へ、激烈なる茨の道を行く超一流のウマ娘よーっ!」
    遠巻きに、私のライバルたちが見守っている。
    「やー、元気そうで何よりだねぇ」
    「なんだか前よりもっと元気になった気がしますね」
    「心の底から発する声と笑顔。素晴らしいものです……いずれ、またレースにて相まみえることになるでしょう」
    「その時は、とんでもない強敵になってるはずデス……エルたちも、負けてられません!」
    「キングちゃん、元気になってくれてよかったなあ。……私も、絶対に一緒に走るんだ!」
    「うーん、うずうずしてきちゃいましたね。……一緒に練習とか……ダメ?」
    「短距離用の練習だけど大丈夫ー? スぺちゃん、ついていける~?」
    「あっ、そ、そうだったね……うーんでもな~」
    そんな会話が聞こえてくる中、私のトレーナーが一つ提案をした。
    「偶には、一緒に走るのも悪くないんじゃない? 中距離の練習も混ぜておいた方が、癖を忘れないだろうからね」
    「奇遇ね、私も同じことを思っていたわ。皆ー! このキングと一緒に、並走する権利を上げるわよー!」
    そう声をかければ、皆沸き立った。
    「本当!? キングちゃんありがとー!」
    「エル、突撃、参戦、激走デス!」
    「あらあら~。でも、たまには息抜きも必要でしょうね~」
    「並走が息抜きになるだなんて、グラスもおかしなこと言うよね~」
    「でも、スカイちゃんもなんだか乗り気じゃないの?」
    「菊花賞じゃしてやられたけど……私はまだ負けてるつもりないからね~。ま、そこそこに走りますよーっと。ツヨシも無理はしない方が良いんじゃな~い?」
    「今日は、気分が良いから大丈夫です! ……たぶん」
    皆が同じスタートラインに立つ。
    戦う道は違っても、征くべき先は違っても。この先、戦う相手が誰だとしても。
    私達は、共に走り続けるだろう。
    「位置について……よぉーいっ」
    トレーナーが発した、ありふれたスタートのサインが。
    「ドンっ!」
    幾度と繰り返すも、二度と同じ物はない私達の走りの幕を開けさせた。

  • 71二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:47:20

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    人は言う。一流とは何か。

    それは、素質か。
    それは、血統か。
    それは、栄誉か。

    それら全てを兼ね揃えれば、それが一流なのか。

    否、彼女たちにとっては、そうではない。

    どのように負けてしまったとしても。
    どのような落胆を経たとしても。
    どのように苦しき道だったとしても。
    自分の意思を貫き通し、常に心胆を練り上げ。
    そうして手に入れた彼女たちだけの、泥臭くも輝かしき道のり。
    それこそが、真の一流ではないだろうか。

    菊花賞を勝ち抜いた、その時。
    その日こそが、果てしなき道のりを歩み始めた彼女たちにとってのプレリュードなのか。


    キングヘイロー。
    彼女こそが四階級達成を達成した、真の王。
    王道とは、切り開くものだ。

  • 72二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:48:10

    キングヘイロー担当トレーナー(ヘイトレ)
    【略称案】ヘイトレ
    【一人称】僕
    【身長】168
    【スリーサイズ】90-62-89
    【髪の色】黒鹿毛に一筋の白い流星
    【髪型】少しカールしたロングヘア
    【瞳の色】茶(キングと同じ)
    【年齢】22
    【因子】ヘイルトゥリーズン
    【脚質】ダート短距離・マイル適正/先行
    【二人称】(同僚)○○さん
         (ウマ娘)短縮系かフルネームを呼び捨て
    【三人称】あの人、彼、彼女
    【声イメージ】高山みなみ
    「僕は、キングヘイローの担当トレーナーだ。今までも、そしてこれからも」

    ・【概要】
    キングヘイロー担当のトレーナー。
    彼女の一流と共にある、自称平凡トレーナー。

    ・【性格】
    元々は穏やかな性格であったが、トレーナーとなる際に威厳を保つこと、そして自身の弱さを隠そうとするために虚勢を張っていたため、常に前向きに見えて余裕のない生き方をしていた。
    ウマ娘となった際に本当の自分を隠すことをやめ、真にキングヘイローと向き合うこと、そして本当の意味で一流のウマ娘とそのトレーナーとなるために仮面を被ることをやめた。

    ただ、元の性格に戻った後はキングヘイローを振り回すことが増えたという噂。
    ある種ガチガチに固めていた仮面から開き直ったような形の本性へと変わっているため、基本的にヘマは起こさないものの、何かをやらかした際は笑ってごまかすことも多くなった。


    実のところ、彼の本心にあるのは多少の嫉妬心も含まれていた。自信にあふれたキングがうらやましく、ほんの少しだけ妬ましく思っていた。だが、それもまた人の性であると今は割り切り、現在その嫉妬心はほとんどなくなっている。

  • 73二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:49:28

    ・【容姿】
    ヘイルトゥリーズンの因子を受け継いだことで、キングと似たような顔立ちになったが、彼女に比べると少々大人びている姿となっている。また、毛先がカールしやすい黒鹿毛のロングヘアーとなっていて、前髪に一筋の細く白い流星をなびかせている。
    瞳はその血の繋がりを示すようにキングと同じ色をしている。


    ・【口調】
    自らを隠していた時は「俺」であったが、ウマ娘となった後には自分を隠すことをやめたので、「僕」へと戻ることになった。
    柔らかな口調が基本であるが、あまり女性的な言葉遣いは行わない。
    「~~だろう?」「~~なんだ」や、「~~だね」などの語尾が多め。年の離れた相手には敬語を使う。ある程度の同年代や、友人に関してはあまり敬語は使わない。

    「やぁ、僕はキングヘイロー担当トレーナーだ。……そうだね、ヘイトレと呼んでくれるとありがたいかな」
    「元々はあまり人に弱みを見せたくはなかったけれど、自らを隠し続けることはとても辛く、大変だった。そうして無理をし続けた結果がこれさ。……人は弱いものだ。だからこそ、無理をするくらいなら溺れる前に助けを求めた方が良い……僕は、そう思うね」
    「キングについて? ……一言では言い切れないかな」

    ・【担当との関係】
    キングヘイローの一流の宣誓を受けた後に、憧憬とも、尊敬とも、嫉妬ともとれるような複雑な感情から彼女との一流宣言を共に行い、彼女のトレーナーとなる。
    その後クラシック路線最後の冠である菊花賞を勝ち取った後、キングヘイロー自身が大きな路線変更を決めた際に自分のアイデンティティを喪失しかけるが、内に宿ったヘイルトゥリーズンのソウルとの対話、そしてキングヘイローと改めて向き合ったことにより自己を確立した。
    キングヘイローにとってヘイトレはは自らの茨の道を進む同志であり、常に最適なトレーニングを行ってくれる恩師であり、そして淡い心を向ける対象でもある。
    ただしあまりにも振り回しすぎたせいでトレーナーが倒れてしまったと認識しているため、普段表には出さないが負い目を感じている節もある。


    ・【TSの経緯】
    菊花賞後、短距離路線への大幅な転換を表明したキングのために奔走していたが、これまで抱えてきた疲労とさらなる負担のために遂に限界を迎え、倒れてしまう。
    そこにやってきた「ヘイルトゥリーズン」の力により、ウマ娘となった。

  • 74二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:50:25

    ・【因子】
    ヘイルトゥリーズン。
    アメリカ生まれの競走馬であり、全米2歳王者になる栄誉を勝ち取るもケガによってその競争者の歴史を9か月で終えてしまった馬。だが、種牡馬としても大いに活躍した為にその名は別世界において一大体系の一つとされており、受け継がれ続けて薄まった今なお、脈々とその血は受け継がれている。

    ・【交友関係】
    ・スぺトレ、グラトレ、エルトレ、セイトレ(転、造花)
    共に同じ世代として注目を浴びる黄金世代のトレーナー達。
    比較的年齢層が近いため、基本的には彼らと一緒に遊んだりすることも多々ある。
    年齢的にもスぺトレとはよく交流する。

    ・ウラトレ
    同室つながりで、時折お世話になったり他愛ない話をしたりする。
    当然最初に会った時からその本性は見抜かれていた。

    ・22歳組(ドべトレ、リウトレ、ウオシス、パルトレ、過ファルトレ)
    同じ年代として交流アリ。
    変な人が多いと思っているが失礼なので表には出さない。


    ・【その他】
    ・実は、そこそこの頻度で寝不足気味。夜遅くまで仕事をすることが多い。
    ・実は、推理が得意。だがキングとともにいる場合は、キングにとっての一流のワトソンとなるだろう。
    ・ヘイルトゥリーズンは基本的には内部にて休眠中だが、時折表に出てくるらしい。
    ・お酒を飲んでも、まったく表に出ない。元から強かったが、ウマ娘になってから完全なザルになった。
    ・声イメージは未熟さと威厳、どちらも表せるという事で。

  • 75二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 09:52:26

    【後書き】
    長い。重い。そして執筆期間もバリ長い。構想期間まで含めるとおおよそ半年ほどの期間を経てヘイトレさんは誕生しました。もっとコンスタントに情報を詰めて執筆しなさい。
    基本的に私の書くトレーナーはケセラセラな前向きポジティブシンキングが基本なところがあるので、ちょっと後ろ暗いところのあるトレーナーというのがなかなか大変でした。
    それでも、あまり引きずらず、なるべく前を向くような気持ちに落ち着かせたのは結局のところ、自分が書きやすくするためというところがある。やっぱ私としては自然に笑える人のほうが書きやすいです。

    キングヘイローはプレイヤー側の私としても、かなり育成完走に苦労したこのひとりです。何が問題かって、最初は中長距離を走らされるからそちらにステータスを割り振らなければならないのに、シニア期には一転して短距離への路線変更をしなければならないわけで、当初はサポカも貧弱なものばかりだったがゆえにたいっへん苦労したものです。今では安定してますし、最初に完走できた時はとてもうれしかったですね。なので、お気に入りのウマ娘の一人だったりします。
    じゃあこれ、知識も何もない新人トレーナーだと死ぬほど大変なのでは?という所から構想が始まりました。
    そしてエッセンスとして、「一流に憧れる、一流になろうとする」という部分を少し強めて、「まだ一流ではない」トレーナーとしてヘイトレさんが生まれた……という形です。
    未だ成長途中で、色々なところから学びを得ようとするトレーナー、という形でも書けたらいいなあと思っていたりしています。


    でもよくよく考えると、本来短距離向きの傾向があるキングヘイローを長距離GIで勝たせることができたという時点でめちゃくちゃ優秀なのは内緒。

    クソ長いSSにお付き合いいただきありがとうございました。
    ブラトレ、ベガトレ、バントレに並ぶ4人目のウマ娘ですが、誰かの心に響いてくれると、幸いです。

  • 76二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 10:18:21

    よく見たらなんか変なのが混じってしまっている!嗚呼コピペミス。

  • 77二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 10:41:21

    おおキングヘイローのトレーナー!

    キングと似た所も有るトレーナーですね
    本音を語って偽りの仮面を捨てるなんて王道な展開
    これからは存分にキングを振り回しつつ茨の道を踏破して欲しいですね

  • 78二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 11:00:55

    満足感で胸が一杯だ…
    同じ一流を目指して同じように仮面を着けてた2人に互いの視点からそれぞれ歩み寄っていくのが見ていて凄い良い…

  • 79二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 11:02:36

    おお、スゴイ大作だ…
    掲げる目標も大きいけど吹っ切れた明るさで頑張ってほしい

  • 80二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 12:14:35

    そうか桜島の桜ってそういう意味だったんだな! (バクシン的理解)
    そしてまさか武雄の御船山が紹介されるなんて……

  • 81二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 18:19:08

    サクラ組のトレーナーで旅行……ありそう

  • 82二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 18:19:39

    今回のイベントの内容的に考えて鹿児島から北海道まで行くことになるんだよねヴィクトリー倶楽部の3人
    トレーナーも付いて行って各所を観光してそう

  • 83二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 18:47:06

    バクトレが観光地について調べてまとめ
    ロレトレが各地の名物激辛料理を食べ
    チヨトレが情報量と激辛料理に屈する

  • 84二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 18:56:06

    鹿児島から北海道までの心霊スポットを全巡りするバスターズ倶楽部なんてものを思いついた
    けどゴーストバスターズ体力無いのが二人いるので中止でーす、中止

  • 85二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 18:59:49

    やはりここは鹿児島から北海道までの大根を集めるルドゴルムントプで……

  • 86二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 19:21:39

    エイプリルフールだったけどいいネタが浮かばなかったねえ
    悲しいねえバナージ

  • 87二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 19:22:41

    ルド「聖なる力を……宝玉、聖護院ダイコン!」
    ゴル「桜島パワーッ! 豪槌、桜島ダイコンッ!!」
    ムン「大地穿つ槍を見せよう……地槍、守口ダイコン!」
    トプ「凄く真っ赤! 赫剣、安家地ダイコン!!」

    メカ「メ、メカッ……! そんな並のダイコンでメカの魔剣ダイコンブレードを破れると思うなメカァ!!」
    ルド「……全国を周った私達のダイコンの旅!」
    ゴル「苦難有り笑い有りのその旅路……それは辛さと甘さを持つまさにダイコンだ!」
    メカ「な、どうして力が上がってるメカッ……!?」
    ムン「長い旅の経験がおでんのダイコンの様に私達に染み渡ったのさ」
    トプ「もう、メカの知る以前の私達とは違います!」
    メカ「メ、メカァァァッ!!!!」

    カマドラクエスト3 大地のダイコン
    トレセン学園にて販売未定

  • 88二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 19:34:17

    これあれだろ
    スキン変更modが大流行するやつだ

  • 89二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 20:21:53

    タイトレは嘘がつけるのか私気になります!

  • 90二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 20:48:36

    >>75

    すっっっごい大作でした…

    読み応え凄かったです…

  • 91二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 20:48:40

    タイトレだって軽い嘘くらいはつくんじゃない?
    今日はエイプリルフールらしいぞ! って大きな声で前置きが入るだけで

  • 92二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 21:08:16

    何食わぬ顔で嘘をつこうとするネイトレ
    直後に震えるネイトレ

  • 93二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 21:23:33

    逆に担当に嘘つけるのは……

    タイキトレ?

  • 94二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 21:24:00
  • 95二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 21:24:20

    >>91

    つけてない!

  • 96二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 21:27:03

    >>94

    いつもながら手の込んだ……

    どうやってるのか見当も付かないですねぇ

  • 97二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 21:45:33

    >>94

    おお、お疲れ様です

    今年は踏み逃げされないといいですね()

  • 98二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 21:45:55

    なんだろう

    古さゆえに心に来る……

  • 99二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 22:04:37

    ちゃんとctrl+Aに対応してるのすき

  • 100二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 22:09:37

    >>94

    懐かしさすら感じるページ内容

    エイプリルフールネタに手が込んでて凄いなぁ…

  • 101二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 22:12:10

    エイプリルフール記念にトレーナー達全員実装!みんなで走ろう!

  • 102二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 22:16:10

    三龍サポカも実装しろ

  • 103二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 22:50:10

    トレーナー達が実装されてるとして、担当のトレーニングに付き合ってる勢やメイクデビュー勢はともかく普段は走らない人がどんな感じになるのかは気になる所
    タイトレとかは成長率がパワーと根性補正になってそう

  • 104二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 22:51:15

    >>39

    遅くなってしまいましたがブルトレさんを出していただきありがとうございます!

    またセイトレさんが危ない目に遭っている…FNaFみたいなアニマトロニクスが襲ってくるのは凄く怖いでしょうね…怪我もなさそうでよかったです

    出していただきありがとうございました!

  • 105二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 23:09:59
    キングヘイロー担当トレーナー - 言うっちまうスレ @ ウィキ【10/2更新】タグ一覧: 【担当】キングヘイロー 概念1 基本情報 【略称案】キングトレ・キントレ 【身長】140cm 【スリーサイズ】86-58-85 【髪の色】黒に近い茶色、焦げ茶とも言う 【瞳の色】キング同様...w.atwiki.jp

    更新自体は朝のうちにやっていたけど一応報告まで。

    元のキントレさんとは盛大にぶつかる設定ですが、同時に出す場合はまあいつの間にかウマ娘になってましたくらいの設定でいいと思います。

    寧ろぶつからない設定のキャラの方が珍しい説。

  • 106二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 23:10:04

    >>102 それっぽく考えてみた


    三邪龍サポカ(友人)

    友人サポカ共通の体力減少抑止の他、トレーニング時にランダムで効果が付与される事が有る

    カマライゴン登場時:SP10pt付与

    アジサイ登場時:体力10回復

    メカ邪龍登場時:全能力2上昇+体力10減少


    友人サポカなのでお出掛けも有る

    カマライゴン:やる気2段階上昇+SP50pt付与

    アジサイ:やる気1段階上昇+体力80回復

    メカ邪龍:全能力20上昇+バステ1つ付与

    三邪龍全員その1:やる気1段階上昇+SP20pt付与+体力30回復+全能力7上昇

    三邪龍全員その2:やる気1段階上昇+SP40pt付与+体力50回復+全能力15上昇+スキル「げきりん」付与

    ※げきりん:レース中盤に速度が物凄く上がるが掛かり状態になる 妖精には効果が無い

  • 107投下して寝ますね23/04/01(土) 23:52:08

    春の陽気な昼下がり、ファイトレ(女)は見た事のない黒鹿毛のウマ娘を見かけて後ろからさらっと声を掛けた。
    「こんにちは、ヘイトレ。君もウマ娘になったのかい?」
    「こんにちは。はい、僕もこの姿になりました。」
    …ヘイトレ、一騒動あってウマ娘化したとは聞いていたがファイトレ(女)とこの姿で会うのは初めてである。
    勿論直近だとヘイトレ以外に見たことの無いウマ娘がいなかったから特定出来たのだが、そうじゃないなら辛かっただろう。
    「しかし、随分と柔らかくなったな。私と何度か会った時の昔の君はもう少し威勢のある人だったようだが」
    「ええ、僕ももう虚勢を張るのはやめましたから。」
    「そうか…良いじゃないか、自分の弱さに正直なのは美徳だとも」
    …そう、ファイトレ(女)の第六感とでも言うべき同類を判別するソレに引っ掛からなくなったというのが理由だった。
    「この姿になった時に漸く気づきましたから。だから、隠して無理を続けるよりも周りに助けを求めた方がいいと思います」
    「…そうだなヘイトレ、それを忘れないようにした方がいい(…そう、君はそのままでいればいい)」
    穏やかで、でも真剣な目で話すヘイトレに少しだけにこやかに返すファイトレ(女)。そこには裏なんて無いようで。
    「…辛気臭い話はこれで終いにしようか、その申請書は今から出しに行くのだろう?私も少しそちらに用があってね」
    「それなら、一緒に行きましょう」
    そう言って自然な笑みを浮かべたヘイトレを、ファイトレ(女)は何処か嬉しそうに眺めていたとか。

    短文失礼しました
    ヘイトレ、私の好きなタイプです。ちょっと遅れましたけど早速借りて同類さんと一本書いてみました。
    ファイ女の同類センサーに引っ掛かるトレって大体問題抱えてるんで、対象外になったヘイトレに喜ぶのはね、本能的なものですわ。後エイプリルフールなので嘘も一つ混ぜました。ヘイトレのエミュ等何か問題あれば遠慮なく言ってください。

  • 108二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 00:18:56

    立ち直ったヘイトレを素直に祝福するファイトレ(女)さん余裕があってカッコいいね…
    嘘とはなんなのかが気になる…

  • 109二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 05:39:17

    オハヨー

  • 110二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 06:37:22

    おはよーございます
    ssいいね…

  • 111二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 06:45:27

    なるほどある種同類だったのか……
    ファイトレさんはいつか同類センサーが問題無いトレーナーに反応する様になって欲しいですね

  • 112二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 06:53:47

    おはメカ

  • 113二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 07:43:48

    おはよー
    今日は国際子供の本の日であり図書館開設記念日でもありますよー
    児童文学『言うっちまう』を考えてみましょー

  • 114二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 08:05:48

    100万回性壊したタイシン

  • 115二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 08:12:59

    >>114

    トケタタイシン!

  • 116二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 08:21:58

    >>114

    大丈夫?

    読んだ児童の性癖も壊れない?

  • 117二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 08:30:13

    エイプリルフール2日目───

  • 118二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 08:42:37

    >>107

    おはようございます、ヘイトレを早速ありがとうございます。

    おそらく仮面を被っていたときに問題を抱えているだろう、と判別できるのは付き合いが長いか、同じような経験をしているか、もしくは年の功…という感じだと思うので、ファイトレさんにはお見通しだったようですね。年の功枠としては試験のときに世話になったベテランのトレーナーやウラトレさん等。

    ウラトレさんは年の功枠でいいのか…?

    他にはグラトレさんは気がついてるかもしれませんね。

  • 119二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 09:46:47

    おはよーござい
    今日もねむいねえ

  • 120二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 10:47:03

    まるとぶら
    まるとれとぶらとれが道行く先で変なものを見つけては調理し食事する文学書。
    何故か似たような食材に対して実際に適応できるくらいには凝った調理方法が特徴。ただし自然にある植物、茸などを迂闊に食べないようにという但し書きが至る所に記載されている。

    くいしんぼうのぼのとれ
    御馳走ばかり食べているはずなのに一向にデカくならない謎の生態をしているぼのとれが、世界各地を遭難……旅しながら各地の料理を紹介していく文学書。
    思わず舌鼓を打つ描写は、大人にも好評。ただし読み終わった頃にはお腹が空くこと請け合い。

    ちびはやでんしゃとはしる
    生粋のスピードジャンキーであるちびはやが、ちょっと見かけた電車とレースする文学書。
    明らかに児童書の枠を超えた文語表現が使われているが、背伸びしたい子供には好評。

  • 121二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 12:02:09

    ちっトレや乳武海がわちゃわちゃしてそう

  • 122二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 12:42:48

    ちいさくてかわいいトレ

  • 123二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 12:45:38

    >>122

    絵柄は可愛らしいけど世界観がハードすぎる…

  • 124二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 13:06:00

    ワ…!

  • 125二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 13:33:44

    週刊連載の日でもあるらしいし漫画も出そう

  • 126二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 13:39:17

    クリークのトレーナーはロリウマというよりベビーウマ娘(スぺちゃんの回想スチル)になりそう。
    2~3歳くらいの物心つくかつかないかの年齢になって、ウマ娘だから普通の幼稚園児くらいの身体能力があるけど、体に引っ張られて感情抑えられなくなったり、体力尽きて仕事中にすやすやしちゃったり。
    それを防ぐためにコーヒーとかエナドリぐびぐびして頑張ってたけど眠気に耐えられずすやぁしてからのじょばぁしてるのを同僚のトレーナーとかに見つかって「クリークには絶対に言わないで!」って泣きながら懇願してる姿とかとても似合いそう。

    なおクリークにはバレる模様。

  • 127二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 13:55:48

    ユーニユーニユ-ニヴァース
    アナタモイッショニユーニヴァース

  • 128二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 14:03:13

    ユニユニしててカワヨ
    個性的過ぎる地球だぁ…!

  • 129二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 14:09:31

    おお…!ユニトレさんかわいい!

  • 130二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 14:15:48

    色塗りが素敵だぁ ユニっとしてる

  • 131二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 14:18:15

    ネオっとしてユニユニしてる

  • 132二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 15:21:23

    かわいいぜ…

  • 133二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 17:03:39

    >>127

    うわあああああああ!!かわいいいいい!!

    ぷくっとした無表情で地球を眺めてるのいいですね!


    ユニトレさん描いていただきありがとうございます!!!!!

  • 134二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 17:26:25

    このレスは削除されています

  • 135二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 17:58:27

    このレスは削除されています

  • 136二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 17:59:21

    トレーナーがなるウマ娘化ってだいたい何歳くらいになるんですかね?

  • 137二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:00:29

    このレスは削除されています

  • 138二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:03:31

    >>136

    中等部、高等部と同じくらいの年齢ってことが多いから幅で言うと12~18ぐらい?

    ただお酒は普通に飲めるようなのでそのあたりは割とふわふわ、外見年齢だけで一応成人しているという感じの人は多いかも

  • 139二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:04:27

    このレスは削除されています

  • 140二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:05:16

    割とふわふわしてるよね
    これから成長しそうな人も既に成長済みって雰囲気の人もいるし

  • 141二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:08:33

    食事を制限されるイクトレに悲しき今…

  • 142二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:09:28

    タプトレなんで消されてしまうん?

  • 143二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:09:51

    幻のトレーナーなの?

  • 144二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:10:24

    >>141

    塩辛おしまいでーす

  • 145二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:12:43

    このレスは削除されています

  • 146二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:16:09

    >>142

    異常に粘着してるのが報告連打して消してる

    規約に反する内容では無いので消されるいわれはもちろん存在しない

  • 147二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:20:43

    推定カップの計算式では15~17歳
    ちっトレは第二次成長前後のイメージ

  • 148二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:31:34

    >>142

    あの人の作品は綺麗に全部消されるか

    中途半端に消されるかの2択でここでしっかりと残ることは無いだろうね

    wikiのURLも掲示板のじゃないし

  • 149二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:32:29

    おっぱいがすでにデカい乳武海は成長するのか
    したらさらにデカくなるのか

  • 150二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:38:40

    タイトレが胸ごと成長したらタイヘンナコトデスヨ
    めろん22みたいになりそう

  • 151二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:49:34

    バーゲスト並みにデカくなるのか…

  • 152二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:53:01

    男の頃より背も胸も大きくなるタイトレ
    その腕の中でトケルタイシン

  • 153二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 19:15:56

    1.5年も経って成長期が…

  • 154二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 19:29:52

    魔ルドとかスズトレとかオベトレは実際育ったからな……

    なんか28歳組の比率高くない?

  • 155二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 19:42:44

    つまり28歳くらいになると成長しやすくなる…?
    叡智に成長するフクトレ…?

  • 156二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 19:52:59

    オベトレは25歳…つまり25歳組も成長するんだよ!ケツ蒼以外

  • 157二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 19:55:31

    ケツ上だって胸は増えないけどタッパとケツは増えるかもしれないだろ!

  • 158二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:04:57

    タイトレがこんな感じに……?
    うお……流石にデカすぎ……

  • 159二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:08:06

    >>158

    まだいけるんじゃないか?

  • 160二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:15:17

    今ですら胸が大きくなる夢を見てるのに周りが大きくなったら…

  • 161二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:20:40

    ケツも蒼も胸は大きくならないんだっけ

  • 162二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:31:42

    どっちも大きくならないはずだねえ

  • 163二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:38:03

    悲しいなあ…

  • 164二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:44:08

    ケツ上背が伸びたらNULLになりそう

  • 165二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:51:55

    周りのカフェトレや黒の會、25歳組が大きくなったケツ上…

  • 166二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:52:24

    黒カフェは
    元から結構
    タッパある(162cm)

  • 167二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:57:22

    蒼ファルもケツ上もそこそこあるよね
    背の高さ

  • 168二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:03:10

    胸を盛られても世界の修正で戻されるケツ上に悲しき現在…
    でぇじょおぶだ同じ喉の妖精さんがやどるおばあちゃんはぺったんだから

  • 169二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:14:21

    モルペコモルペコ乳をモルペコ
    エイプリルフールだからええやろ

  • 170二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:16:52

    ケツ上がまたひどい目に……

  • 171二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:17:42

    まだ盛れる!頑張れる!

  • 172二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:18:46

    ああ…日曜が終わる……

  • 173二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:19:00

    ケツ上じゃないけど盛りました!許してください!

  • 174二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:19:43

    ああ、おかわりもいいぞ

  • 175二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:21:00

    盛るペコ久しぶりやな

  • 176二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:22:45

    気軽に盛ろう

  • 177二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:23:29

    乳と背とケツを盛るペコ

  • 178二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:24:45

    ちっトレを盛るペコ

  • 179二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:25:33

    >>178

    ちっトレ、乳武海になるの巻

  • 180二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:25:47

    全てを盛るペコ

  • 181二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:26:23

    たくさんの盛るペコが集まっている
    そろそろ次スレ立てるよ

  • 182二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:26:42

    胸を盛られても世界の修正で戻されるケツ上に悲しき現在…
    でぇじょおぶだ同じ喉の妖精さんがやどるおばあちゃんはぺったんだから

  • 183二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:29:26
  • 184二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:30:28

    >>183

    たておつー

    >>182

    大事なことだから2回言わないとね(

  • 185二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:31:24

    >>183

    立て乙

  • 186二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:31:28

    このレスは削除されています

  • 187二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:32:44

    立て乙


    あ、>>186は間違えた奴なので気にせず

  • 188二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:33:42

    たておつー

  • 189二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:39:52

    成長したり盛ったりとかは結構あるけど幼児化って案外少ないよねココ
    ってことで埋めついでに幼児化トレーナー概念を雑投げしてみる

  • 190二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:40:56

    立て乙です

  • 191二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:43:03

    幼児化とかクリーク大暴走待ったなしだとおもうんですよ

  • 192二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:44:17

    幼児化は肉体だけなのか精神面もなのか、どちらかが重要だ

  • 193二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:45:08

    ああ!フクトレが幼児化して益々在りし日のお姉ちゃん似に!

  • 194二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:56:19

    おつ

  • 195二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:58:45

    おつおつ

  • 196二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:59:14

  • 197二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:59:48

    埋め

  • 198二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 22:02:44

    おつ万 

  • 199二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 22:03:03

    盛るペコ

  • 200二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 22:03:10

    モルペコ

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