閲注 桃爺ちん

  • 1二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 10:21:23

    ひらり

    冬の厳しさも鳴りを潜め、すっかり暖かくなってきた頃。山が桜色で満ちていると評するには少々時期が遅れたか、若緑が一面を覆う中、どこからともなく桜の匂いだけがほんのりと風に運ばれてくるそんな季節。

    一枚の木の葉が春風と戯れながら山中の村をひらひらと漂っていた。木の葉は川辺を走る子供たちの足元に音もなく落ちる。

    「おう、みんな!桃爺じゃ!桃の爺やんじゃ!」
    「昔話聞こか」
    「行こ!行こ!」

    村の中腹に流れる浅い川、その上にかけられた桟橋のすぐそばに生えた一本の桃の木。その木に腰かけて昔話をしてくれる老人は、桃爺と呼ばれ親しまれていた。
    村の子どもたちは桃爺のもとに集まり、彼の昔話を楽しみに待っている。一通り子供が集まり、むしろの上に座った辺りで、老人は琵琶を手に取り語り始めた。

    「これは爺の連れ合いがまだ生きとった頃、爺の目もまだあいとった頃のお話・・・」

    べん

    琵琶の短い音が河原に響いた。

  • 2二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 10:35:24

    まさかじいさんまで……

  • 3二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 10:42:47

    「爺は婆と一緒になってこの村に住んでおった。おまんらの親父さんらが生まれるもっと前じゃ」

    ぺんぺん、と高い音を鳴らしながら老人は語る。その語りはあくまで他人に聞かせるための芝居がかかっているように感じるが、それでいてどこか昔を懐かしむような哀愁を感じさせる。

    「婆はそれはそれは働き者じゃった。目が弱い爺の分まで働くいうてな、そらあ励んだもんじゃ。もちろん、爺も頑張ったぞ?」

    くすくすと笑う子供たちと朗らかに語る老人。彼らの間には地縁以外の絆などないが、不思議なほどに一体感を覚えられる空間が出来上がっていた。

    琵琶の音と子供の声が奇妙な合奏となって場を染めている。

  • 4二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 10:48:02

    ○○ちん まとめ

    閲注 ぺぱちん|あにまん掲示板「マスター、バーボンくれ」「おや、この時間に来るのは久しぶりですね、ペパーさん」球形の透明な氷にバーボンが注がれる。BGMなど配していない小さな場末の酒場にトクトクとささやかな音が添えられていく様をペ…bbs.animanch.com
    閲注 スグちん|あにまん掲示板テーブルシティの喧騒から遠く、かといって人通りが消え果るわけでもない、そんな街角にただずむ一軒の小さなバー。少し小さめのカウンターテーブルはこの酒場の主人の心意気がつまった特注品である。しつらえのいい…bbs.animanch.com
    閲注 グルちん|あにまん掲示板ヤヤコマの鳴き声が遠くに響く昼下がり。セルクルタウンの中腹にあるパティスリームクロジ、その展望デッキ席には一人の青年がアフタヌーンティーを喫していた。ナッペ山ジムリーダー、グルーシャである。今日は彼の…bbs.animanch.com
    閲注 ハイちん|あにまん掲示板パルデアを代表する商業都市カラフシティ。元々は切り立った崖であったが、水利資源が豊富だったこともあり、古来から人々が集まる、いわばオアシスとしての機能をもっていた。現代ではより洗練され、上層中層下層に…bbs.animanch.com
    閲注 ボタちん|あにまん掲示板見渡す限りの青い海。コサジタウンの西端に位置するその砂浜は真っ白な砂と青い海がコントラストとして実に美しい一景を作り出していた。少しだけ傾いて刺さったパラソルは燦燦と照り付ける太陽を遮り、その陰に入る…bbs.animanch.com
    閲注 セキちん|あにまん掲示板「此度はごくろうであったな、うむう」「さすがに骨が折れたわい」コトブキムラの中腹、現代の言い方でいえば一等地にあるムベの店では、ギンガ団のデンボクと店主のムベが歓談していた。「時空の裂け目、空から現れ…bbs.animanch.com

    ※打ち切り

    CP閲注 ヤロちん|あにまん掲示板ガラル全土を揺るがしたあの大事件から何度か季節が巡り、人々はとうに落ち着きを取り戻していた。いや、むしろ活気づいていると言ってもいいだろう。その理由は多々あれど、やはり無視できないのは偉大なるチャンピ…bbs.animanch.com
  • 5二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 11:06:57

    逃げ場なんてもうどこにもない

  • 6二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 11:08:47

    打ち切りで笑った
    むしろ緊張感増すわ

  • 7二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 11:15:05

    え…?えっ!?

  • 8二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 11:20:56

    ちょっと待ってわかんない!

  • 9二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 11:52:46

     べ ん

    ひときわ大きくかき鳴らされた琵琶の音。荒さは感じないため緊張感は生まれないが、子供たちの意識を一瞬ひきつけた。

    「爺と婆には子供がおらんかった。婆はそらあ子供が好きじゃったが、世の巡りってな奇特なもんでの。望んでも得られず、望まずとも得るのは世の常じゃ。結局ついぞ婆さんが自分の子を授かることはなかった」

    村の大人たちは多くが、この老人の妻と遊んだ記憶がある。自分に子がない分、せめて地縁のある子たちを育てることを手伝おうとしたのであった。

    「そんな折、爺が山に芝刈りに行っておったとき、婆は川へ洗濯に行っての。そこで見つけてきたんじゃろうなぁ」

    老人の目は遠くの山を見つめている。ぺんぺんと高い音を、耳を澄まさねば聞こえないほど小さく出しながら、老人は語る。

    「家に帰った爺も、そらあ驚いたわい。婆がポケモンを抱いておるんじゃ。玉のような、かわいい子じゃった」

  • 10二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 12:01:13

    「モモワロウ」

    老人の声は小さかった。だが、子供たちの耳にははっきりと届いた。不思議な言霊を宿した言葉であった。

    「爺と婆はそのポケモンに"モモワロウ"と名を付けての。可愛がったもんじゃ。それはそれは可愛がった」
    老人の目には涙がにじんでいるが、子供たちは気づいていない。

    「モモワロウはどっからか、犬っころを見つけてきての。この犬も爺のことをよーく手伝ってくれた。よくモモワロウと一緒になって爺と眠っとったから、"酔い寝犬"なんて呼んどった。おまんらの親父らが小さい頃じゃ。覚えとるもんもおるじゃろうなぁ」

    べんべん

    少し低めの音が琵琶から響いて木の葉を揺らす。薄緑色の若葉は琵琶の音を受けて面白いようによく揺れた。

    「モモワロウが来てからしばらくしてからか、爺がふとつぶやいたことがあっての。婆にせめて着物のひとつでも買ってやりたい、とな」

  • 11二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 12:10:45

    「それからじゃ。犬がしばらく消えたと思えば、今度はモモワロウが爺と婆の手を引いて勝手口へ連れてきおった」

    琵琶の調子は速くなっているが、誰も気づいていない。

    「そこにあったのは桃色の綺麗な着物じゃった・・・。少なくとも爺の目にはそう見えた。婆さんは驚いとったが、爺が急かすもんで、袖を通してくれた。そらあべっぴんじゃった・・・。モモワロウがイヌと一緒に着物を買うてきてくれたんじゃ。イヌが日銭を稼いで布を買い、モモワロウが色を染めたんじゃろう」

    琵琶の調子はいつの間にか元の通りの穏やかな流れに戻っていた。

    「わしらはモモワロウを誉めた。そして叱りもした。危ないことは勝手にしちゃいかんとな。まだ幼いあの子にはなかなか伝わらんかったがのう・・・それから、モモワロウはたびたび餅を振舞ってくれるようになってな。桃の香りのする旨い餅じゃった。山桃でも積んで来とったんじゃろう。爺も婆もたいそう喜んだ」

  • 12二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 12:17:18

    「モモワロウは酒でも入れちまったんじゃろうな。爺も婆もモチに酔っちまっての。あれやこれやと口がすべったもんじゃ。あれがほしい、これがほしいとな。そいで、そいつを隣で聞いとったイヌが方々たずねて持ってくる・・・この辺の商家でイヌの奉公を受け取らん店はないじゃろう」

    穏やかな琵琶の調子。それでいて音は低く大きくなっていった。

    「そんときもモチを食うとった。爺は気が大きくなっとっての。同時に自分の体を見て思っちまった・・・老いさらばえたもんじゃとな・・・。そこでいつものようにつぶやいたんじゃ。もっと大きく、もっと立派な、反り返るような・・・・



    ちんちんがほしい、と。」

  • 13二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 12:51:15

    ちんちんがほしい、と。

    じゃないんだわ。草がもりもりと生い茂ったそうじゃ
    話変わりますがスレ主さん、○○ちんシリーズがまとめ動画に狙われてるっぽいので
    もしも動画化お嫌でしたら次からは外部禁止など文面に入れるとよろしいかと思われます

  • 14二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 13:11:06

    >>13

    ありがとうございます。

    動画はあんまり気にしてないので、あにまんの規約がOKならそれでいいかなって、思ってます。

  • 15二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 13:52:58

    「"雅男棒"ってなぁ。むかぁしからよく言われたもんじゃ。男に生まれたなら雅男棒を持たなきゃあいかん、てな」

    老人の奏でる琵琶の音に力がこもり始める。

    「爺はその雅男棒がほしゅうてほしゅうて・・・いつの間にか寝ても覚めてちんちんのことばかり、雅男棒のばかり考えるようになっとった。そんなある日、婆さんがモモワロウに言ったんじゃ。

    ”爺さまの頼みさ聞いてくんろ”ってなぁ。」

     べ ん

    「爺はもう嬉しゅうて、情けのうて、涙が出てきたもんじゃ。ちんちんのために我が子同然のモモワロウを旅に出すことにしたんじゃから・・・聞けば、かの地には綺麗なお面もあるとのことでな。その美しい面を婆さんに贈りたいと、願っとった・・・」

     べ べ ん

    「なんであんな事、願っちまったんじゃろうかのう・・・あの子が・・・モモワロウとイヌが居れば、爺も婆もそれで良かったんに・・・」

    琵琶の音が止まった。

    「さて・・・今日はもう終いじゃ。気を付けて帰るんじゃぞ。またおいで」

    老人の昔語りは突然終わりを告げた。

  • 16二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 13:59:36

    「母っちゃ!けえった!」

    子供たちは家に帰ったあと、口々に今日の桃爺の話を親たちに報告するのであった。

    「父っちゃ!桃の爺やんの話、ホントか!?ホントにあったんか!?」
    「なんじゃい、いきなり・・・ああ、桃爺んとこ行っとったんか。なんの話聞いたんじゃ?」

    父親に話をする子供。頭を撫でて聞く父親。微笑む母親。隅で寝る赤子。
    慎ましやかで、確かな幸せの色がそこにはあった。

    「桃爺のちんちんの話じゃ!」
    「ああ、雅男棒の話か。本当じゃい。
    しかし、まあ、お前もあれを聞くころになったか。
    ってこたぁ・・・

    桃爺おちんちんらんどの開園じゃのう!」

  • 17二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 14:09:41

    馬鹿の住む村なの?ここは

    良いぞもっとやれ

  • 18二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 14:13:29

    雅男棒・・・・がおぼうのことかwww

  • 19二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 15:02:39

    ランドをひらがなで表記するニクイ演出

  • 20二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 17:06:53

    その日の晩、子供たちは寝付けなかった。

    「おちんちんらんどって、一体なんなんだ・・・?」

    父親の言い残した言葉がひたすらに頭の中で繰り返されていた。音を伴わず、脳内でのみ響く言の葉。
    しかし、その台詞は確かな残響をもって、夜の闇に響いている。

    真っ暗な夜。

    月明りだけではいささか不安な夜。

    そう。

    ちんちんの夜。

  • 21二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 17:54:30

    ????????

    なん・・・???なに?????

  • 22二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 18:07:42

    このシリーズ所見なんですが何この…何?

  • 23二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 18:23:36

    何と聞かれても…ちんちんとしか…

  • 24二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 18:27:02

    なんだこれ…な初見さんは全部読むといいぞ!
    全部読んでもなんだこれ…って思えるよ!

  • 25二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 18:40:54

    翌日の夜、子供たちの父親のうち、一人が老人を訪ねてきた。

    「ん、おお、あんときの坊主が今や父親じゃもんなあ・・・時がかすむわい」
    老人は男を軒に通し、月を眺めながら酒を楽しむことにした。また、男もそれを受けた。

    少し辛めの酒が底の浅い杯に注がれる。男は掌に収まった小さな月が波紋に揺れるのを目で楽しんだ後、次は老人の杯へと同じ酒を注ぐ。杯というよりは茶碗といった方がよく似あう深めの椀にとくとくと音を立てて注がれていく酒。

    その表面には男の手の中のものよりほんの少し大きめの月が、これまた同じく波紋に揺れていた。
    二人の杯の中の月の大きさは、そのまま彼らのちんちんの関係でもある。

    「爺さん、ありがとよ、うちのも面倒見てくれてたんだよな。みんなアンタにゃ感謝してんだ」
    「なんの」

    琵琶もなく、風もない。遠くでコロトックの鳴く声だけが宵闇に色を付けている。

    「爺さん。・・・・・・・・・・もう・・・いいんじゃねえか?もうちんちんは・・・」
    「いや。あの子はちんちんを持って帰ってくる。きっと帰ってくる。きっとバキバキじゃ」

    老人はそれ以上語らない。男もそれ以上問おうとはしなかった。ただ一つ、男は自宅に帰る前、老人にこう言い残した。

    「それなら、バキバキおちんちんらんどの開園だな」
    茶目っ気を感じさせる笑顔であった。

  • 26二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 19:04:57

    おちんちんランドが進化しよった

  • 27二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 19:18:48

    これがモモワロウとじじばばの今生の別れになるきっかけなのか(困惑)

  • 28二次元好きの匿名さん24/02/15(木) 21:27:43

    今回のちんちんはしんみりしてるな

  • 29二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 07:13:40

    >きっとバキバキじゃ


    やかましいわ

  • 30二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 09:13:53

    ところ変わって異国のどこか。

    モモワロウはイイネイヌと共に、道中新しく仲間にしたマシマシラとキチキギスを伴って旅を続けていた。
    目指すはキタカミの里。

    狙うはちんちん。

    道中出会ったさまざまなポケモンたちに聞けば、それはそれは立派な反り返りとのこと。
    モモワロウは俄然気合が入る。

    ちんちんを持ち帰ればきっと喜んでくれるだろう、もっと愛してくれるだろう。

    その一念だけがモモワロウに過酷な旅を乗り越えさせている。
    イイネイヌはその旅路の果てに咲く花は決して美しいものではないかもしれないという漠然とした不安を感じていたが、幼い主人を守るべくより一層意気を昂らせるのであった。

    すべてはちんちんのために。

  • 31二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 12:18:57

    キタカミの里、その中央にどっしりと構える大山。

    後に"鬼が山"と呼ばれることになるこの山も、今はまだちんちん山という別の名で呼ばれていた。
    その名の由来はもちろんちんちんであるが、こんな山にちんちんに関連するものがあるはずもない。

    奇岩景の地であればそれに似た形の峰を見て取れるかもしれないが、この時代、この山にはそんな峰はない。
    ならば、人々はなぜこの地をちんちん山と呼んでいるのか。

    その答えは山の頂上にあった。

    死火山であるこの山には太古の昔に吹き出でたマグマだまりの空洞があり、近くには多くの支流を持つ河が流れている。その河の水が山頂に汲みあがっているのか、山頂では冷たい水を確保することができていたのである。

    しかし、問題はその水の蛇口であった。

    そう。ちんちんだったのである。

  • 32二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 12:23:46

    山頂のくぼみから生えた宝石のようなちんちん。そのちんちんからこんこんと湧き出て満ちる輝く水。

    ふもとの村の人々は月光に照らされ怪しく揺らめくこの場所を、"ちんちん山の照らす池"と呼び、畏れ敬った。ちんちんから湧き出る水は長い年月をかけていつの間にか深い池を形作っていた。

    池の底に輝く水を吐き出すちんちんがあることを知る者ももうだいぶ少なくなってしまった。しかし、今でもこの池の奥底には、輝くちんちんが人知れずひっそりと生えているのだろう。

    それをモモワロウたちは見つけることができるのだろうか。それは誰にも分からない。

  • 33二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 17:21:46

    ちんちんからこんこんと湧き出るな!

  • 34二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 17:23:33

    シリアスなのにコメディがふんだんにある
    これがシリアルか…

  • 35二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 17:28:51

    モモワロウと仲間たちは山を登りつつ、煌々と光る月を眺めている。

    桃爺は、もう自分以外誰もいなくなった家の軒に座り、見栄もしない月をただただ見上げている。

    奇しくも同じ時刻、異国の男はオーガポンと共に近くの沢で水に映る月を眺めていた。
    三者三様に風月を愛でつつ、宵闇は深さを増していく。

    ちんちんのように深さを増していく。

    送る者、旅行く者、待つ者と寄り添う者

    彼らの運命の道は交錯している。だが、それらの道は決して幸せへと繋がっているわけではないようであった。
    しかし、ちんちんの神は彼らを見放してはいない。
    たとえ悲劇に見舞われたとしても、絶望の夜に沈んだとしても。

    朝日は必ず登るのである。

  • 36二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 17:51:35

    >>30ちんちんを持ち帰ればきっと喜んでくれるだろう、もっと愛してくれるだろう。

    愛してくれるが薄汚い意味に見えてしまった…

  • 37二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 17:57:49

    モモワロウと仲間たちは過ちを犯してしまった。

    その罪の一端はモモワロウを送り出した老人にもあると言っていいだろう。
    しかし、村から出ていない彼がそれに気づくことはない。

    一体なぜ、このようなことが起こったのか。

    山は答えず。風は答えず。
    月も語らない。

    当然、ちんちんも黙して語らず。
    ただひとつ、てらす池の奥底で光るちんちんは周囲の岩に反射された光を浴びて、さらにきらめくのみ。

    罪の味は甘いという。しかし、モモワロウたちの犯した罪過の味はとても甘いとは言えないだろう。
    彼らの帰りを独り待つ老人の胸中にも甘い思いなどあるはずもなし。

    それでも日は巡る。太陽は再び空を照らす。
    彼らは生きねばならない。
    どれほど苦痛と後悔が満ちている未来だとしても、そのさらに先に待っている未来のために。

    彼らは立たねばならないのである。

    そう。ちんちんのように。

    ~桃爺ちん 完~

  • 38二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 18:01:32

    深い…のか?
    完結乙
    昔話特有のやりきれなさとちんちんへの困惑でどうにかなりそうどよ

  • 39二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 18:55:13

    今回はちゃんとついていけた、情景が想像できたわ

  • 40二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 18:57:41

    イイハナシカナー?

  • 41二次元好きの匿名さん24/02/16(金) 20:07:57

    トンキチだけどめっちゃ悲しい話なんだよな・・・

  • 42二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 00:57:37

    一番好きかもしれないけどやっぱり理解できない

  • 43二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 10:19:38

    ○○ちんシリーズで一番初心者向けな気はする

  • 44二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 13:00:55

    >>43

    !!????

  • 45二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 13:03:00

    ちんちん上級者って何なんだ……?

  • 46二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 14:44:10

    パルデア男子だけだと思ってたらボタンもやられたし、別地方のヤローさんたちもやられそうになったし、時代すら超えてセキ兄貴もやられた
    そのうえ、モモワロウの爺さんまでやられたら、全地方全キャラどころかどんな脇役キャラでもやられる可能性ある

  • 47二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 14:46:32

    >>46

    ポケモンレンジャーちんとか出てきそう

  • 48二次元好きの匿名さん24/02/17(土) 14:48:26

    怖いお姉さんちん来い!

オススメ

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