- 1二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 02:44:08
「ゔっ……ぇ、ゔぇぇ……」
狭い個室にびちゃびちゃと不快な音が響く。
あぁ、全く何度繰り返せば気が済むのか。毎月毎月性懲りもなく、衝動のままに貪っては欲の分だけ吐き戻す。
あれだけ日頃賢しらに振る舞っていながら、随分とまあ理性の箍が緩いこと。
結局のところ自らもまた畜生の類に過ぎないのだと思い知らされているようで、頭蓋の中で煙るような苛立ちが募る。
ああもう本当に世話がない。ただでさえ血が廻っていないのだから、このような不毛な苛立ちに血潮を費やす余裕はないというのに。
扉を開けて、這い出るように自室に戻る。その際、肩を框にぶつけてしまって、瞬間かっと頭が熱を帯びる。
──だから、ほんとうに、くだらない事なのに。
そう噛み締めながら、せめてもの憂さ晴らしにばたんと大きく扉を閉めた。
もうこのまま寝て数日は起きたくない。そう思って布団に倒れ込もうとした途端、今度は腹が不調を訴えてくる。
最早、怒りを通り越して悲嘆に暮れる外はない。
何が悲しくて穴という穴から汚物を垂れ流さなければならないのか。清洌で在りたいという願いは断固として認められる事はないようだ。
散々反吐を出させておいて今更何を下す余地があるというのか。少しくらいは堪え性を身につけろと懇々と言い聞かせてやりたいものだ。私の身体は時を移さず私の精神を見習うべきだと。
小一時間ほど宥めすかしてようやく治まった腹を恨めしく思いながら今度こそ布団に倒れ込む。
──何か冷たくて甘いものが食べたい。
沸き起こった欲求に頭を抱えた。呆れる程に救いようがない牝畜生だ、私は。
目覚めたらまた、抑えきれぬ渇望のままに貪っては汚物に変換する作業に勤しむなど、気が触れているとしか思えない。
痛み止めを数錠飲んで、毛布の中で胎児のように丸くなる。
──あぁもう本当に、反吐が出る日々だ。
──本当に反吐が出るような身体。 - 2二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 02:51:44
ノロ?
- 3二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 02:53:49
毛玉では?
- 4二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 02:54:08
生牡蠣食べた?
- 5二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 03:02:00
アイスの食い過ぎでは
- 6二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 03:14:02
これは生理ですね
- 7二次元好きの匿名さん24/04/29(月) 03:26:53
過食・嘔吐コンボ
食事の「食べる」部分の欲だけが肥大して、
満腹→もっと食べたい→吐いて食べればいいじゃん→満腹を繰り返す地獄のループ
ストレス過剰で発症する人が居る
マジレス失礼