- 1二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:01:10
- 2二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:01:32
- 3二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:01:43
なんで建て直したのにスレタイミスってるんだおバカ！！
- 4二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:01:53
ひと学年推定三階分の人数があるのか…
- 5二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:02:03
クソボケ…
- 6二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:02:24
このレスは削除されています
- 7二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:02:44
近所の高校は単位制と工業系で別れてたおかげで8階建てだったしワンチャン
- 8二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:03:31
これ最近渋で見たぞ
- 9二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:11:41
ニッコニコですやん
- 10二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:18:40
その割には嬉しそうですねェ(ﾆｯｺﾘ)
- 11二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:20:53
本当にウタの所に行かず友達と昼飯食べるようになったらムジカMVの顔になるんでしょ？
- 12二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:55:49
私の名前はウタ。最近この町にに引っ越して来た転校生で、学年は三年生。コレは自慢ではないのだが、巷では配信や合唱祭の影響もあり歌姫と評されている為、そこそこの有名人だ。(ﾄﾞﾔｯ)
ルフィ「おいウタ！急に叫ぶなよびっくりして弁当溢す所だったぞ！？」
・・・そしてこの少年の名前はルフィ。この学園の一年生で、私とは･･･その･･･幼馴染と言うものだ。ルフィはその天真爛漫な性格で、入学してから今に至る一ヶ月で、既に様々な問題を起こし、その度に職員室へと呼び出されている。
だがそんな彼の、ちょこっと悪っぽい所と、普段から見せる無邪気な笑顔のギャップにより、学校では密かにファンクラブなどが結成されているとかいないとか。 - 13二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 14:42:18
私とルフィは、昔親の都合で急に離れ離れになってしまい、今この歳になって、双方なんの連絡もなしにまさかの再会はたし、今もこうしてお昼を当然の様に交わしたいる。
ウタ「いや、だからなんであたかも当然の様に一緒にお昼食べてんの！？あっ、はいお箸！」
ルフィ「んだよ！別に良いじゃねえか！昼一緒に食べるくらい！あっ、箸ありがとう！」
一同(((また始まった)))
モブ子1.2.3「チッ!」 - 14二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 15:08:15
ゾロ(おっ！面白くなってきてんじゃねえか！)
- 15二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 15:09:01
ナミ(コレはまたアレになりそうな)
- 16二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 15:10:00
サンジ(ウタちゃん急に料理を教えて欲しいって言うから何かと思えば･･･そう言う事だったのか･･･)
- 17二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 15:15:15
程よくギャラリーが集まってきておりこの他にもルフィとお昼を交わしたい女子達、それから何故か集まって来ている男子達も廊下に立ち往生している状況化で、私はお弁当を食べ進めるのだった。
ウタ「あのね〜ルフィ！こっちだって迷惑してるんだから！」
ルフィ「えっ・・・！？」
そう･･･私だってルフィが毎回毎回お昼を食べに来るせいで迷惑しているのだ･･･だって･･･だって！！ - 18二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 15:15:18
渋で見たわ
応援してるでもコテハンはつけたほうがいいと思う - 19二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 15:43:50
だって...?ｺﾞｸﾘ
- 20二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 15:52:20
つまり画像付きでpixivで公開されてるものが見られるってわけですか
ありがとうございます - 21二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 16:27:07
ウタ「この前だって〜私とアンタが一緒にお昼を食べてるのを見た人から『2人は付き合ってるんですか？』とか聞かれちゃってさ〜！もうほんとに困っちゃうよね〜！私たち付き合ってなんかないのにな〜！」
- 22二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 16:31:19
全然困ってなさそうな顔w
- 23二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 16:34:29
フム…(これ、麦わらがショック受けたりするんじゃないか…？拗れないことを祈ってるぞ…)
- 24二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 16:41:52
ルフィ「う〜ん･･･」
ウタ「もう〜♡困っちゃうよね〜♡ルフィ〜アンタも嫌だよね〜♡」ﾊﾟｸﾊﾟｸｯ
ルフィ「ウタ･･･」 - 25二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 17:11:02
好き合ってはいる可能性はある
- 26二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 17:12:34
頭に花を咲かせる私を横目に、ルフィは何やら体を震わせ涙目になりながら私の方を見てくる。
ウタ「ん？どうしたのルフィ〜♡お弁当食べないの〜♡今日のはちょっとだけ自信作だから、後で感想を･･･」
ルフィ「その･･･わかった･･･俺もう行くよ･･･」
ウタ「えっ･･･！？」
ルフィ「悪りい･･･ウタ･･･俺のせいでお前に迷惑かけちまって･･･」 - 27二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 17:19:24
愚か者!!!
- 28二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 17:20:13
戻れ麦わらァ！
- 29二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 17:40:54
最近よく見るなぁ！！すれ違い！！俺ァ苦しいよ！！
- 30二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 18:00:15
早まるなぁ！！！
- 31二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 18:04:24
んもぅだから素直じゃない女は現実だと地雷なのよぉ〜！！
- 32二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 18:19:34
ルフィは麦わら帽子を深く被ると私に謝罪を一言述べ席を立とうとしている。
なんで？私がルフィに言いすぎたから？それともお弁当の味付け間違えた？わかんない･･･わかんないよルフィ･･･
ウタ「う"ぅ･･･ｸﾞｽｯ･･･ﾋｸﾞｯ･･･ルフ"ィ"･･･」
ルフィ「ウタ･･･！！？」
モブ子1.2.3「！？」 - 33二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 18:28:01
そんな事を考えている内に私の瞳には涙が溢れていた。
ルフィ「わあ"ぁ"ぁぁーー！！！う、ウタ！？どうした！！？な、なんで泣いてんだ！？」ｱｾｱｾ
一同(((いや！お前のせいだよ！！)))
ウタ「ｸﾞｽｯ･･･うぅ･･･ﾋｸﾞｯ･･･置いて･･･ｸﾞｽｯ･･･かないで･･･ルフィ･･･もう1人だけの世界は･･･ｸﾞｽｯ･･･やだ･･･」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ - 34二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 18:42:47
ルフィ「えっとえっと･･･ウタ！」ｷﾞｭｯ
一同(((来たか･･･)))
あっ･･･ルフィが抱きしめてくれてる。温かい。ルフィの匂いお日様みたいだし、それに、私の頭撫でてくれてる。なんだか凄く落ち着く。
気がつけば私の涙はその流れを止めており、垂れ下がっていた後ろ髪もピョコン！と元の状態に戻っている。
ルフィ「ウタ、落ち着いたか？」
ウタ「ｽﾞｯ･･･う"ん･･･ありがとう･･･」
ルフィ「ニッシッシ！気にすんな！」
ウタ「ん･･･！」
私は机にまだ置いてあったお弁当をとりルフィに突き出した。それを見るなり、何故か先程同様ルフィは体を震わせ涙目になりながら返事を返してきた。
ルフィ「あぁ･･･じゃあ俺行くな！」 - 35二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 18:55:51
待て待て待て
- 36二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 19:16:21
おい行くなーー！
- 37二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 19:23:36
ウタ「何言ってんの･･･」ｸｲｯ
全く。普通この状況で私の事1人にする？
まぁルフィだし仕方ないけど。
私はそんな事を考えながら、ルフィの制服の袖を軽く引き、ルフィを呼び止めることに。
ルフィ「ん？ウタ？」
まだ理解してないのか･･･この男･･･
ウタ「お弁当･･･一緒に食べるんでしょ･･･」
ルフィ「えっ･･･でもお前さっき･･･」
ウタ「うるさい！私が泣いたの慰めてくれたお礼！ルフィ･･･それとも･･･私と一緒は･･･嫌なの･･･」 - 38二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 19:34:23
ルフィ「ｯ･･･ニッシッシ！嫌な訳あるか！
一緒に食べる！」ﾆｶｯ
ウタ「ｯ･･･！？･･･うん！」ﾆｺｯ
一同(((今日もいいもんみれたな〜))) - 39二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 19:39:29
全く。結局一緒に食べたかったんじゃんルフィ。
もしかして私に構って貰いたかったが故に帰ろうとしたとか？もう素直じゃないなぁ〜･･･あっ！昔からか！ふふ♪
そんな事を考えながら、満面の笑顔でおかずのタコさんウィンナーを口へ運ぼうとしたその瞬間･･･
ルフィ「貰い！」ﾊﾟｸｯ
ウタ「あ〜･･･ん？」
一同(((何やってんだ！アイツーーー！！！))) - 40二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 19:56:50
これほんと好き
- 41二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:06:31
その瞬間、私のお箸に一瞬だけ重みがかかった。
落ち着こう、まずは事実確認。今私が口に運ぼうと
思っていた物が何故か消えており、そして何故か
お弁当はもう食べ切ったはずのルフィの口がモグモグと
動いている。うん！つまりコレは！ルフィがﾊﾟｸｯ！と
食べちゃったって事！私のタコさんウィンナーを･･･
後一個しか残ってなくて、すっっごく楽しみにしてたのに！
ルフィ「ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞｺﾞｯｸﾝ！ふう〜食った
食った〜！ご馳走さん！」
ウタ「あっ･･･あぁ･･･」
許さない･･･私のタコさんウィンナー･･･楽しみだったのに･･･それをこんなあっさりと･･･ルフィ･･･幾らアンタでも今日と言う今日は･･･ - 42二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:44:03
ルフィ「いやぁ〜それにしてもやっぱウタの作る弁当は最高だなぁ！シシシ！」ﾆｶｯ
ウタ「えっ･･･！？」
ルフィ「俺！毎日ウタの作る飯食いてえ！」ﾆｶｯ
一同(((何言ってんの！？コイツ！？)))
ふん！ルフィ！アンタ私がそんな事で機嫌を直す程、軽い女だとでも思った？それとも今此処でわからせてあげようか？ - 43二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:45:39
- 44二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:48:14
- 45二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:49:51
pixivでそういう絵見た希ガス
- 46二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:50:14
こっちでも多分動く髪
- 47二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:50:34
ウタコプターよ
- 48二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:16:11
ウタ「もう〜♡そんな事言ってもおかわりないからね〜♡あっ！この卵焼きもあげる！美味しく出来たんだ！食べて！」
はい。どうも愛は重いのに、喜怒哀楽は軽すぎる女ウタです。以後よろしくお願いします。
ルフィ「おっ！マジか！ありがとう！」
ウタ「はい！あ〜ん♡」
男一同(((ちょっと待って！ウタちゃん！それだけは！)))
女一同(((ちょっと待ってルフィ君！そんな簡単に！)))
ルフィ「あ〜むっ！･･･うん！うめえぞ！ウタ！」
一同(((やっちまったーーーー！！！！)))
ウタ「んふふふ♪そうでしょ〜♡」
なんだか周りの人たちがやけにうるさい気するけど、
何はともあれこうして私の怒りはあっさりと浄化されたのだった。
いや！だって嬉しいでしょ！頑張ってサンジ君にお料理を習った甲斐があったもん！ほんとに嬉しい！！ - 49二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:18:20
これルフィわかって弄んでるでしょ
- 50二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:30:17
ルフィ限定でくそチョロなウタは健康に良い
- 51二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:45:45
キーンコーンカーンコーン！！
どうやらこんなやりとりをしている間にお昼休みが終わってしまった様だ。
ルフィ「じゃあウタ！またな！」
ウタ「はいはい。わかったから早く行きなって。」
嘘だよ。本当はもっと喋ってたいし、もっと勝負したいし、もっと2人で居たいけど･･･此処は我慢して満面の笑みで居ないと･･･不満そうな顔なんてもっての他だからね！だって私の方が2歳もお姉さんなんだから！ - 52二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 22:46:13
そんな事を考えている内に、皆自分のクラスへと帰っていき、私はと言うと授業が始まるまでルフィとの楽しかった時間を思い返している。
モブ子１「ちょっとアンタ！」
はあ･･･でも嬉しかったなぁ･･･私の作るご飯毎日食べたいって･･･嬉しいなぁ･･･ルフィに･･･褒めて貰えたなぁ･･･ - 53二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 22:53:33
モブ子2「ねえ！聞いてんの！！」
この前の配信の事も褒めてくれたし･･･まぁ私の事ちょっとドジだとか、色々と痛い所をついてくる時もあるけど･･･それでも私が寂しい時や泣きたい時は、誰よりも早く気づいてくれるし･･･やっぱりルフィはルフィだなぁ･･･ - 54二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 22:56:37
モブ子3「おい！聞いてんのかっつってんの！！」ｶﾞﾀﾝ
その瞬間、どうやら目の前にいる女の子が私の机を蹴飛ばした様なのだが、あいにくそんな事眼中になかった。何故かって？まぁそれはルフィのせいかな･･･ - 55二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 23:11:43
おいおいおいおいﾀﾋんだわモブ子たち
- 56二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 23:39:20
『おいおい何してんだアイツら･･･』ﾋｿﾋｿ
『ひどい･･･ウタちゃん転校してきたばっかなのに』ﾋｿﾋｿ
『こう言うのって･･･先生読んだ方が･･･』ﾋｿﾋｿ
『でもアイツらって有名なイジメグループだろ･･･あまり関わりたくねえよ･･･』ﾋｿﾋｿ
辺りから感じてくる視線と、若干なり漏れているヒソヒソ話の音で私は漸く正気に戻った。
ウタ「ん？あれ？私の机ひっくり返ってる･･･なんでだろう・・・・・ハッ！」
もしかして私･･･知らぬ間に机蹴飛ばしてた？うぅ･･･確かにこう言う事してたらルフィにドジって言われてもしょうがないかもなぁ･･･ハァ･･･ - 57二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 06:48:19
ほ
- 58二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 06:49:16
こいつ…無敵か…？
- 59二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 07:24:05
なんか余裕そうやな
- 60二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 07:27:16
自分の世界に入ってるからウタの中でモブがモブとして成立してない
- 61二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 07:41:06
モブ子1「おい！ちょっと！」
ため息をつきながら机を戻すあたしに、1人の女の子が話しかけて来る。その女の子は腰に手を当てかっており、見方によれば痛いから抑えているに近い状況だ。
ウタ「んっ？あっ！も、もしかして貴方･･･」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
私の蹴った机がぶつかって怪我したの！？
なんか腰押さえてるし！？
まずいまずい！どうしよう！？
モブ子2「おい･･･うちらになんか言う事あんだろ」
ウタ「アワアワアワアワ･･･」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
めっっっちゃ怒ってる！！
『ちょっと･･･ウタちゃん震えてるよ？』
『誰か助けにいきなって』
『そ、そうだ。お前行けよ。この前ウタちゃん好きだとか言ってたし』
『えっ･･･で、でも･･･』
どうしようどうしようどうしよう！まずは一旦落ち着こう！そうだ今すぐ保健員に･･･いや･･･それよりも先にちゃんと謝らないと･･･この人たちは被害者なんだから。 - 62二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 08:02:52
ウタ「ご、ごめんなひゃい！もう2度としないので許して！！」
し、し、し、しまったぁーーー！！！噛んだ！！
何してんの私！！
モブ子1.2.3「ぷっ･･･くく･･･」
『ｸｽｸｽ･･･』
『お、おい笑うなって･･･ﾌﾟｯｸｸ』
あっ･･･やっぱり笑われてる。そりゃそうだよね。
謝罪するのに噛む様な奴･･･ダメだよね･･･
折角新しい学校で･･･楽しくルフィとも
過ごせてたのに･･･完全に失敗した！！
ウタ「うぅ･･･ｸﾞｽｯ･･･」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
やばい･･･なんか涙出てきた。シャンクス、
ゴードン、せめて赤点は回避するから
こんな不甲斐ない私を許してね。 - 63二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 17:01:28
続きを待ってるで
- 64二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:33:51
モブ子2「うわ！何コイツ泣き出し
ちゃってんじゃん！」ｹﾗｹﾗ
モブ子３「アンタも笑ってんじゃん！あ、
てか写メ撮らせてよ！写メ！」ｹﾗｹﾗ
ウタ「えっ･･･」
待って。流石に友達でもない人と写真撮るのは不味いよね？シャンクスとゴードンにも気をつけなさいって言われてるし･･･
だがしかし、無情にもその瞬間、開きっぱなしの窓からそよ風が入り込み、教室のほこりを巻き上げてしまった。
ウタ「ｲﾀｯ･･･！？」
待って待って！目にゴミが！痛い！ちょっと
さっきから踏んだり蹴ったりなんだけど！
てかまって、笑顔ならまだしも、こんな泣き顔はホントに撮られたくないな･･･きちんと断らないと！
ウタ「あの･･･写真はちょっと･･･」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
モブ子１「あっ？お前に拒否権なんてねえから」ﾊﾟｼｬ - 65二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:36:10
あっ……
- 66二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:48:59
モブ子いいやつだったよ…
- 67二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:50:48
今ルフィがそっち行ったぞ
- 68二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:52:31
- 69二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:19:09
モブ子2「オラこっち向けよ〜w」ﾊﾟｼｬ
『ねぇホントにやばいって！』
『なら早く助けに行けよ！』
モブ子3「はい！ピースピースw」ﾊﾟｼｬ
『もう我慢できねえ！俺先生よんでくる！』
『あ、わ、私も行きます！』
やばいやばいやばいやばい！！痛い痛い痛い痛いーー！！シャッターのライトが目に染みるーー！！助けてシャンクス、ゴードン、ルフ･･･は、いいや･･･こんな不甲斐ない姿見せたくないし･･･また馬鹿にされちゃうかもだし･･･
ヨシ！こうなったら！私1人の力でこの場を切り抜けるしかない！
ウタ「あの･･･ｸﾞｽｯ･･･ホントに止めて･･･」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
モブ子1「だからwお前に拒否権なんか･･･」
バキ！パリン！ガシャ！
ウタ「ん？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
一同「！！？」
その瞬間、ガラスが割れるような、プラスチックが砕ける様な･･･そう！私のスマホが壊れた時と同じ音がした気がする。目が痛くて見えてはいないけど、どうしたんだろう？
スマホ落としちゃったのかな？ - 70二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:42:17
GG
- 71二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:29:27
モブ子2「ちょっ！何すんだよ！私らのスマホ･･･って･･･えっ！？」
モブ子3「あ、貴方は･･･ルフィ君･･･」
ウタ「え"っ！！？」
うわ！我ながら凄い力強い声出ちゃった！じゃなくて！！え？る、ルフィ！？やばいやばいやばい！！どうしようー！？こんな情け無い所見られたら、また私のお姉さんGG(ゲージグラフ)が崩壊する！！それに･･･またルフィにドジって馬鹿にされちゃう･･･どうしよう･･･
ルフィ「ウタ！」ｷﾞｭｯ
ウタ「る、ルフィ！違うの！コレは･･･その･･･」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ルフィ「大丈夫だ！ちょっと待ってろ！」
いや何が！？ま、まさか！目にゴミが入ったのバレた！？いやアンタどんだけ視力いいのルフィ！？ - 72二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:36:24
モブ子達は今の内に遺書を書いておいた方が良い
- 73二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:37:13
モブ子終了のお知らせ
- 74二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:39:16
ウタだけが全然見当違いなこと考えてるのどうなるんや
- 75二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:39:17
この時の私は兎に角ルフィにダサい姿を見せたくないと思い、いつもよりも真剣な声色と、目が痛くて無理をしながらだが、いつもの様にルフィに笑顔を向けるのだった。
ウタ「ホントに大丈夫だから･･･ｸﾞｽｯ･･･私は平気だよ･･･ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ･･･ほらルフィより2歳もお姉さんだし･･･ｸﾞｽｯ･･･もう子供でもないんだから･･･ﾋｸﾞｯ･･･だから･･･だから心配しないで？ルフィ･･･！」ﾆｺｯ - 76二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:46:52
奇跡的なアンジャッシュ...
- 77二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:47:43
いいから目を洗ってきなさい
- 78二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:51:58
まぁモブどもが悪意だらけなのは事実だからこのままシメても何も問題……ないわけないな、ウタに誤解されるな
- 79二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:59:12
火に油注いでどうすんねん！
- 80二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:02:32
決まった！所々涙のせいで途切れちゃったけど、今のは完璧なお姉さんムーブでしょ！？ふふ〜ん♪幾らルフィと言っても此処まですれば大丈夫な筈！
ルフィ「・・・・・」 - 81二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:07:35
パサッ！！
ウタ「えっ･･･」
その瞬間、私はルフィが被っていた麦わら帽子を被せられた。なんでだろう？いつもは『コレは俺がシャンクスから預かってんだ！だから幾らウタでもやんねえぞ！？』とか言ってくるのに･･･目にゴミが入らない為？う〜ん･･･あっ！わかった！きっと私の泣き顔が見えない様にしてくれてるんだ！
ふふ♪大人っぽい事しちゃって〜♡ルフィ･･･ホントに優しいなぁ･･･ふふふ♡ - 82二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:30:07
私がそんなこんなでルフィの事に夢中になっていると、次の瞬間ルフィは今までに聞いた事のない位低く冷たい声で口を開いたらしい。
えっ？なんで他人事かって？う〜ん･･･まぁ昔の思い出とか色々思い出してたから･･･て言う事はコレ実質ルフィのせいだよね - 83二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:54:10
ルフィ「おい･･･お前ら･･･」
モブ子1「ひっ･･･は、はいっ･･･」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
ウタ(そう言えば、ちっちゃい頃もかけっこで転んだ私をルフィがおんぶしてくれた時とかあったけ･･･あの時はまだ私より体格も小さかったのに･･･無理して運んでくれてたっけ･･･懐かしいなぁ〜) - 84二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 00:00:49
ルフィ「なんでこんな事したんだ･･･」
モブ子2「い、いや･･･なんの事･･･かな･･･」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
ルフィ「・・・・・」
モブ子3「そ、そうそう･･･何言ってんのルフィ君！君が私たちのスマホ壊しちゃったせいで、もう何の証拠も･･･」
ルフィ「なぁ･･･俺･･･こんな感覚初めてだ･･･」ｷﾞﾛｯ
モブ子1.2.3「ひっ･･･！！？」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
ウタ(あっ！そうだそうだ！昔ルフィが不良に絡まれてる私を助けてくれた事もあったけ･･･あの時は逃げるルフィの事馬鹿にしちゃったけど･･･カッコよかったなぁ･･･ルフィ･･･) - 85二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 00:08:58
ルフィ「俺もな･･･大抵の事は笑って見過ごせるし･･･」
モブ子1「えっ･･･！？」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
ルフィ「そうじゃねえ時は･･･ぶっ飛ばせば気が晴れるんだ……」ﾊﾞﾘ
モブ子2「あ、あの、何言って･･･」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
ルフィ「でも今回はそうじゃねえ･･･それだけで抑えられる自信がねえんだ･･･」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
モブ子3「ひっ･･･る、ルフィ君･･･」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
ウタ(あんなにちっちゃくて弟の様に思ってたのに･･･離れてみると意外にルフィの事ばかり考えてたなぁ〜私･･･な〜て事考えちゃって〜♡実は昔から少しドキッ！とする場面はあったんだよね〜♡私って結構一途かなぁ〜♡) - 86二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 00:09:37
ウタちゃーん戻ってこーい目の前で君の幼馴染とモブ子三人衆が大変なことになってるぞー
- 87二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 00:11:46
よしルフィ遠慮なくボコボコにやっちまえ、
バレットレベルで - 88二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 00:15:10
あくまで平常運転なウタちゃん
- 89二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 00:16:13
周りもそろそろ止めてやれ
- 90二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 08:13:06
ルフィ「だからよ･･･俺が言いてえ事は･･･」
ウタ(あれ？そう言えば･･･なんでルフィが私の教室に居るんだろ？忘れ物？いやでも、食べ物以外の物でルフィは戻って来ないよね･･･う〜ん)
私が1人頭の中で、妄想or回想or考え事をしている間に、ルフィは私が怪我をさせてしまった(勝手にそう思い込んでいるだけ)に止めの言葉を吐き捨てる。
妄想が終わりかけていた私の耳にも、その時のルフィの声はしっかりと残っている。めちゃくちゃカッコよかったんだから！ - 91二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 08:20:58
なんて都合のいい耳なのでしょう
- 92二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 10:49:04
「かっこいいルフィしか通さない五感フィルター」でも持ってんのかこのウタは
- 93二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 15:54:35
ほ
- 94二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:15:01
ルフィ「次ウタに手出したら･･･殺す！」ｸﾞｲｯ
ウタ「グエッ･･･えっ？る、ルフィ！？」
その瞬間、私の体はルフィの元へと吸い込まれ、
重なっている体温と、ルフィのカッコいい横顔
により、完全に目が覚めた。
モブ子1.2.3「「す、す、す、すいま
せんでしたぁーー！！」」
ウタ「えっ！？ちょっ、ちょっと！」
ルフィ「ウタ、もう大丈夫だぞ･･･シシシ！」
ちょっと待って！状況が読めない。なんでルフィに抱き寄せられてるの？なんで私が怪我を負わせた子がそそくさと走ってくの？あれ･･･？アレ･･････あっ！てか目のゴミ取れた！ - 95二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:27:18
ルフィさん冷静なら見聞色でウタの感情読めただろうに
- 96二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:28:31
- 97二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:29:20
- 98二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:31:36
多分ただの殺気だ
- 99二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 20:10:37
モブ子1「うわっ！？」ﾄﾞﾃｯ
ウタ「あっ･･･」
モブ子2「ちょ！ちょっと！なにこけてんの！早く行くよ！」
あ、あの子って確か･･･私が怪我を負わせ
ちゃった子だよね･･･もしかして･･･今転
けたのって･･･私のせい！！？
ウタ「ルフィ！ちょっと離して！」
ルフィ「ん？ウタ？急にどうし･･･」
ウタ「もう！早く！ルフィ！」
ルフィ「お、おう。わかった！」
私はルフィの腕から離れるなり、先程転けて
しまった子の元へ走った。
本当はもうちょっと、抱きついてたかったけど、
此処はまあ･･･仕方ない･･･
ウタ「ちょっと！」
モブ子3「ひっ･･･な、なによアンタ！アンタ
にはもう手は出さないから･･･」ｶﾞｸﾌﾞﾙ
ウタ「ん？」 - 100二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 20:23:28
ただ起こすの手伝おうと思っただけ
なんだけど･･･なんでこんなに怯えてるの？
う〜ん･･･ハッ！さ、さてはルフィが私の
ドジ話勝手に話して･･･それを聞いたこの
子たちが･･･あまりにもポンコツな私に
引いてるって事！！？待って！だったら
誤解を解かないと！
ウタ「あ、あのね！違うよ！私はルフィが
言ってた様な事しないよ！！」
モブ子2「えっ･･･」
ヨシ！掴みは良好！後はこっちから優しく
寄り添う様に腰を下ろしてから･･･笑顔の
まま･･･こう言えば！
ウタ「だって、私はルフィと違って
ちゃんとして･･･」
ゴトン！！その瞬間腰を下ろしたから
だろうか･･･私の制服の右ポケットから
何やら黒色の物体が落ちてしまう。
一同「「「えっ！？」」」
ウタ「ん？あっ！やばっ･･･スタンガンが･･･」
モブ子1「ひっ･･･いやあぁーー！！」ｶﾞｸﾌﾞﾙ - 101二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 20:25:17
スタンガン…？
- 102二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 20:31:18
支部に投稿する時タグに変なの付けるの普通に痛いから止めた方が良いと思う
- 103二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 20:44:24
お～怖いねェ～
- 104二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 20:57:15
おや？？
- 105二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 21:15:13
落ちた物の正体は･･･今言った通りスタン
ガンだ。それも結構電圧強めのやつ･･･か、
勘違いしないで欲しいんだけど、なにも
邪な事の為に持ってるんじゃなくて･･･
その･･･配信とかしてると、たまにストー
カーとか痴漢とかに遭遇する事があって･･･
まあその度にルフィが大体守ってくれるん
だけど、以前ルフィがいない時に電車でお尻
とか脚とか触られちゃって･･･その･･･それ以来
怖くなっちゃったから護身用で持ってるんだ！
えっ？結局その後どうなったのかって？
それが次の駅で偶然ルフィが友達と一緒に
同じ車両に乗ってきたから全治5〜6ヶ月
だって･･･そこまでする事なかった
んだけどなぁ･･･って！違う違う！
今はそれどころじゃないんだった！
ウタ「え〜と･･･コレは〜･･･その〜･･･」
どう誤魔化そう･･･普通に考えてポケット
からスタンガン落とす女とか、絶対ヤバイ
奴だって思われるし･･･どうすれば･･････
あっ！そうだ！ - 106二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:03:21
ウタ「あのね！違うよ！みんな！」
一同「！？」
ウタ「これ･･･私のお父さんが無理矢理
持たせた物だから！！」
モブ子2「えっ･･･！？」
ごめんシャンクス！でも･･･安いもんだよね
シャンクスの威厳一つくらい！
私が無事そうでよかった！
ウタ「私ね！昔からよくイジメの対象に
される事があってさ！そのせいで
心配症なお父さんが『コレ使って
ちょっかいかけてくる奴はブチコロ･･･
か、返り討ちにしてやれ！』って
言って聞かなくて･･･」
私はその瞬間、クラスの人達も大事だが、まずは目の前の子たちの誤解を解かないと！と思い、スタンガンを片手にニコッ！とした純粋無垢な笑顔を彼女たちに向けた。
ウタ「でもよかったよ･･･」ﾆｺｯ
モブ子3「えっ･･･！？」
ウタ「だってそうでしょ！」ﾆｺｯ
モブ子2「な、なにを･･･言って･･･」
ウタ「皆んないい人だから･･･こんなの
使う必要ないかもね！」ﾆｺｯ - 107二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:08:08
脅し方が完全に筋もんなんだよなあ
- 108二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:45:12
こわい
- 109二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 06:54:01
完璧だね！スタンガンを持っていた理由も、
危害を加えるつもりがない事もきちんと
説明できた！
まあ、後は明日からカバンなりに入れて
外に出ない様にすれば･･･
モブ子1.2.3「「い"い"い"や"あ"ぁぁーー！！！」」
ウタ「えっ！？」
何故かはわからないけど、その子達は私の顔と
スタンガン、そして後ろでスタンバっている
ルフィの顔を順番に見ていった後、奇声に近い
悲鳴を上げて教室から一目散に出ていった。
ところで今彼女たちの中にトラウマレベルの
恐怖心が植え付けられてると思うんだけど･･･
それって･･･私のせいかな？ - 110二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 07:22:05
虐めて泣かせてた認識の相手が突然笑顔になったら怖いなんてもんじゃないわな
- 111二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 07:24:43
虐めた相手はスタンガン持ち
その幼なじみは化け物じみた戦闘能力持ち
敵に回すなこんなの - 112二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 10:25:14
手を出しちゃいけない相手に手を出してしまった、っていうくらいの恐怖を感じたことだろう
まあその認識であってるんだけど - 113二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 10:27:20
なんなら有名配信.者だから社会的にも殺されかねないからな…
いやよくいじめようと思えたなモブ子たち… - 114二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 18:26:47
ウタ「ちょっと！授業始まっちゃ･･･行っちゃった」
ルフィ「ウタ！」ｷﾞｭｯ
ウタ「はぶっ！？ちょ･･･ちょっとルフィ･･･く、苦しい･･･」
待って！これマジで苦しい！それになんか変だよ。いつものルフィじゃないみたい。こんなに強く抱きしめてくるなんて･･･て言うか顔が埋まって息が出来ない･･･死ぬ！
ルフィ「あっ！悪い悪い！」
ウタ「プハッ！･･･ハァ･･･ハァ･･･もう･･･なんなのルフィ？さっきから喧嘩売ってんの？だったら買うけ･･･」
ルフィ「ウタ！」ｷﾞｭｯ
ウタ「な、何？どうしたの？」
解放してくれたのは良いんだけど、次は
私のアームカバーが付いてる左手を握って来た。
ルフィ「ウタが強えのはよく知ってる･･･」
ウタ「えっ？まあ･･･でも今ではルフィの方が力強いよね･･･」
まぁ昔からだけど･･･ - 115二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 18:32:46
ルフィ「ウタが凄え優しいのも･･･俺は知ってる･･･」
ウタ「いや･･･そうかなぁ･･･結構意地悪なところあるよ？私･･･」
この前もルフィのお弁当のお肉にこっそり辛子入れたり、ルフィの部屋に私に似た特徴の人のエロ本隠したりしたけど･･･そう言えばそれを私が見つけた時の反応すっごい面白かったな！また今度やってみようかな！ - 116二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 19:45:13
ルフィ「でもな！ウタ！」ｶﾞｼｯ
ウタ「えっ･･･ちょっ、ルフィ？」
なんで両肩を掴むの？てか待って待って待って！
なんかドキドキしてきた！ルフィの顔が近い！
ど、どうなってるの？これ？ゆめ？正夢？
いやなに言ってんの私？
ヤバイ頭がバグってきた･･･
ルフィ「お前が直ぐに色んな事抱えこんじまうのも･･･俺は知ってる･･･」
ウタ「ルフィ･･･」
なに今の声？なんか･･･心の底から安心する様な･･･それでいて力強い様な･･･そんな･･･感じの･･･
ルフィ「だからウタ。本当にヤベェ時は･･･俺の側にいろ！」
ウタ「へっ･･･！？」
待って待って！コレってもしかして･･･プロポーズ？い、いやいやいや！でも･･･今の感じは･･･完全に･･･ふ〜ん･･･へぇ〜♡そっか〜♡まさかルフィの方からアタックしてくるなんて思わなかったけど･･･悪くないかも♡
ルフィ「絶対にお前を助ける！ニッシッシ！」ﾆｶｯ
ほら♡やっぱり♡此処はもう！私も腹を括らないと！
ウタ「ルフィ！私は･･･」 - 117二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 19:57:27
ん？ちょっと待って・・・
ウタ「・・・・・」
ルフィ「ん？」
ルフィがこんな完璧なムードを作って、剰えプロポーズなんて・・・するわけなくない？いや！と言うよりしないよね！絶対！えっ･･･じゃあ待って！何？今のセリフ？どう言う事？私ルフィの心配される様な事･･･なんかあったっけ？
ルフィ「ウタ？」
う〜ん･･･痴漢？いや･･･それだったらわざわざ言わないでさりげなく付いてくるよね･･･となると〜･･･残すは･･･あっ！？
＜その瞬間ウタは先週の数学テストの
点数が３１点だった事を思い出した＞
待って！でもそれはゴードンしか知らない筈！
一体どうしてルフィが・・・
ルフィ「お、おい？ホントに大丈夫かウタ？どっか痛えのか？それとも具合悪いのか？もしそうなら保健室行くか？無理すんなよ？」
ハッ！！わかった･･･きっとゴードンがシャンクスに
テストの結果を喋って、更にシャンクス経由でルフィ
に伝えわったんだ・・・何してくれてんの・・・
シャンクス・・・ゴードン・・・
- 118二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 21:45:07
こういう方面でオバカなウタもいいと思います
- 119二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 21:48:18
実質プロポーズみたいなものなのでそのまま勘違いしてて良かったのに……
- 120二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 23:43:36
＜此処まで見せてきたルフィのカッコイイ
姿が、自分に対する同情and哀れみ
(勝ってに思っているだけ)だと気づいた
ウタがとる行動は一つだった＞
ウタ「アンタに言われたくない！」ﾋﾞｼｯ
ルフィ「えっ？お、俺か？」
ウタ「そうよルフィ！アンタなんて毎回赤点じゃない！」
そう･･･此処でカミングアウトするけど、
ルフィのテストの結果も中々に悲惨、
いやと言うより見るも無惨なのだ。
そんなルフィからテストの点において
心配される筋合いは･･･ない！！
ルフィ「はっ？いや、俺テストの事なんて言ってねえぞ？てかなんだ、お前も補習か？ウタ」
ウタ「はあ"ぁ〜！！何言ってんの！？違うから！アンタと一緒にしないで！！」
- 121二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 00:20:49
やべえここのウタはちょっと想定以上におばかさんっぽい
かわいいですね - 122二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 03:35:00
ルフィのスパダリ力ならまぁ大丈夫でしょ（楽観
- 123二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 08:42:10
このオバカウタもそのうちルフィに対して赤面してはわわわわわってなると思うと……酒がうめぇ(ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ)
- 124二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 10:26:29
ルフィ「なっ！そ、そんな言い方ねえだろ！お、俺だってなちょこっとずつだけど点数良くなって･･･」ｱｾｱｾ
ウタ「はいはい！わかったわかった。ルフィじゃ私の点数は越せないと思うけど、頑張ってみたら〜」ﾆﾏﾆﾏ
ルフィ「ぬっくくく！フン！もう知らん！帰る！」
ウタ「えっ･･･⁉︎」
な、なんでルフィ？帰るって一人で？私たち家隣じゃん。いつも一緒に帰ってるじゃん。それなのに･･･なんで一人で帰るの･･･私とは帰りたく･･･ないの･･･
ウタ「う"ぅ･･･ｸﾞｽｯ･･････ルフィ･･･」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ルフィ「ん？えっえっ！？う、ウタ！？な、な、なんで泣いてんだお前！？」
そんなもの私にもわからないよ･･･でも嫌われちゃった･･･ルフィに嫌われちゃった･･･あんな事言ったから･･･私の為に･･･心配してくれて言ったのに･･･ルフィ･･･置いてかないで･･･
ウタ「ごめん･･･ごめんなさいルフィ･･･ｸﾞｽｯ･･･謝るから･･･置いて･･･ﾋｸﾞｯ･･･かないで･･･もう一人にしないで･･･暗いのも･･･寂しいのも･･･ｸﾞｽｯ･･･折角助けてくれようとしたルフィの事･･･刺そうとしたのも･･･全部ほんとはしたくなんて･･･」 - 125二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 11:36:02
あれ！？なんかRED混ざってません！？
- 126二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 15:55:37
ルフィ「えっとえっとえっと！ウタ！」ｷﾞｭｯ
ウタ「ｸﾞｽｯ･･･ル"フ"ィ･･･」
あぁ･･･さっきと同じだ･･･ルフィの匂いがする･･･お日様みたいな･･･どこか安心する匂い･･･抱きしめてくれてるのかな？頭も撫でてくれてるのかな？兎に角･･･凄く安心する。
これなら･･･夢で見た悪夢も･･･もう怖くない･･･
ルフィが一緒なら･･･耐えられる･･･
ルフィ「落ち着いたか･･･ウタ･･･」
ウタ「ｽﾞｯ･･･うん･･･心配かけてごめんね」
本当に辛い時に支えてくれてる反面、最近だと
もしかしたら嘘泣きとかでも抱きしめてくれ
るんじゃ･･･とか思ったり思わなかったり！
いや･･･しないよ？私･･･嘘泣きなんてしないよ？
ほんとだよ？泣くならガチ泣きしかしないよ？ - 127二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:24:00
ルフィ「シッシッシ！気にすんな！ウタの面倒見るのは昔から慣れっこだ！」
ウタ「はっ、は"あ"ぁぁーー！！何言ってんの！私がいつアンタ見たいな子供に面倒見てもらったって！」
ルフィ「むっ！俺は子供じゃねえ！」
ウタ「私から見れば、こ・ど・も！だってぇ〜！アンタより2歳もお姉さんなんだもんねぇ！」
ルフィ「ぐっぬぬぬ！」
ウタ「あっははは！嘘嘘！冗談だって！もうルフィだって大人なんだもんね！わかってる！」
ルフィ「そうだ！俺は大人な男だ！」
いや･･･胸を張って言ってるけど･･･そう言うのは言わないのが大人の立ち振る舞いって奴だよ･･･ルフィ･････ん？そう言えば･･･
ウタ「ルフィ、なんで此処に居るの？アンタの教室一階でしょ？」
ルフィ「ん？あぁそうだった！ほい！」
ウタ「ん？」
ルフィ「いや〜弁当箱持って帰っちまっててよ！悪い悪い！」
ウタ「うん、まあそれはいいけど･･･他には？」
ルフィ「ん？それだけだぞ？」
ウタ「はっ？アンタ･･･頭でも打った？わざわざお弁当箱返しに来るなんて･･･てか昨日も持って帰ってだじゃん！何を今更･･･」
ルフィ「まあ細かい事気にすんな！」 - 128二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 00:50:17
やっぱりどこか変だ。いつものルフィならわざわざお弁当箱返しになんて来ないのに。どうしたんだろ･･･
ハッ！
＜その瞬間ウタに電流走る＞
もしかして･･･ルフィ･･･早くもっとお前の弁当を食わせろって言うそう言う事！？いやそうだよね！だってルフィ育ち盛りだし、元々すっごい食べるし･･･ヨシ！わかった！任せてルフィ！
ウタ「ルフィ！今度からはもうちょっと大きめのお弁当箱にしてあげる！」
ルフィ「えっ！？いいのか！ありがとう！って･･･それだとウタの方が辛いんじゃねえか？」
ウタ「私は平気！寧ろルフィのお弁当食べてる顔見るだけで元気いっぱいだから！」
ルフィ「ッ･･･///そ、そっか！ニッシッシ！じゃ！宜しく頼む！」
ウタ「うん！任せて！」
ふふ♪もっとも〜〜っと！料理上手くなって、ルフィの胃袋を掴んで見せる！頑張れ私！私は最強！！
- 129二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 03:18:24
Ｚ「あぁ･･･ゴホン！」
ルフィ「ん？」
ウタ「え？」
Ｚ「イジメを行なっている生徒がいると言うから来てみれば･･･随分と楽しそうじゃねえか若いの！」ﾆﾔｯ
この人はゼファー先生。みんなからは愛嬌良くＺ先生と呼ばれる事が多い。担当科目や受け持ち学年は存在せず、どの時間帯からでも多種多様な授業をこなす、パーフェクトティーチャーなのだ！
ウタ「せ、先生･･･あの、これは･･･」
Ｚ「おい！麦わら小僧！」
ルフィ「んあ？俺か？」
Ｚ「あぁそうだ！」
ルフィに対し指を刺しながら、Ｚ先生はあからさまに自分の掛けているサングラスをグラグラと揺らし始め、ニヤリと笑った。
Ｚ「どうやら、サングラスの調子が悪りい見てえだ･･･俺が職員室に予備を取りに行く間、お前さんはそこを動くなよ！わかったな！因みに次の時間帯は、担当の教師が風邪でぶっ倒れた為、自習とするが･･･くれぐれも！お前だけは動くなよ麦わら小僧！」 - 130二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 04:51:02
ゼファー先生これ見逃してくれようとしてるのか
- 131二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 07:56:11
見逃してあげてる上に他の教員に見つかって何でここにいるんだと言われても「ゼファー先生に『俺が戻ってくるまで待機するように』と言われました」と弁明する余地もつくっているというね
しかもゼファー先生に言われてここにいるならしかたないな＆ゼファー先生が対処するならこれ以上は不要だなってなる可能性も高い - 132二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 15:23:12
Z
お
良い人だよ - 133二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 20:42:01
そう言い残し、Ｚ先生は勢いよく教室からその姿を後にした。
ウタ「・・・・・」
ルフィ「・・・・・」
ウタ「・・・・・」
ルフィ「えっと〜･･･取り敢えず･･･待つか！」
ウタ「うん。待ってろって言われたし！私の隣空いてるから座って！」
ルフィ「おう！ウタ！テスト勉強手伝ってやろうか〜」
ウタ「いやアンタ一年でしょ！私三年だから！」
ルフィ「ニッシッシ！そう言やそうだな！じゃあだべりながら待つか！」
ウタ「うん！」
一同(((えっ！？今のはどう考えても帰れってサインだろ！？)))
この日を境に、何故だかラブレターの数や告白の数が、ルフィ同様増えた気がする･･･なんで？
終わり - 134二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 22:03:21
いいSSでした！
- 135二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 22:04:31
過去作や次回作があれば
ぜひ教えてくれ！ - 136二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 04:46:52
素晴らしい!!!
- 137二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 06:14:20
乙でした！
良いSSをありがとう