おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part838【TSトレ】 1

  • 1二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 14:53:23
    タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.com
    テイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com

    普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?


    ・ここはウマ娘になってしまったトレーナー達をかわいいかわいいするスレです

    ・自分だけのトレーナーを考えたり概念を投げつけたりして楽しんで行きましょう

    ・別にTSに拘らなくても良かったり、既に居るトレーナーの別概念を上げても良いです

    ・大事なのは自分の性癖をさらけ出す事と他の人の性癖を否定しない事、それとトレーナー達への愛です

    ・そしてタイシンの性癖は破壊するもの


    前スレ

    おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part837【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/ https://bbs.animanch.com/board/60076/ 普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしち…bbs.animanch.com

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    言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp

    後感想用言うっちまえなかったスレ(1/31更新)

    おれ居なかったから言うっちまえなかったんだけどよぉ…新part3|あにまん掲示板リアタイで伝えられなかった感謝や感想を伝えれる方がより清々しく尊死できるんじゃねぇか?それに大量の情報がある中、いまさら聞けないことを聞ける場所があったらより素敵なSSを書くことができるんじゃねぇか?…bbs.animanch.com


    本筋のタイトレ情報まとめ

    ・140-90-55-80(魔法の合言葉)

    ・25歳

    ・髪色は茶色でパーマーみたいな流星、目の色はエメラルドグリーン、耳飾りはタイシンとお揃い

    ・全身からおひさまのにおい、髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーの匂いがする

    ・耳と尻尾と胸が敏感

    ・熱血クソボケ

  • 2二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 14:53:32

    このレスは削除されています

  • 3二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 14:53:36

    立て乙

  • 4二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 14:53:41

    たておつ

  • 5二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:01:56

    たておつー

  • 6二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:12:54

    たておつ

  • 7二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:19:43

    たておつですわ〜

  • 8二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:48:40

    たておーつ

  • 9二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:50:10

    たておつ

  • 10二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:50:37

    建て乙、CVネタか

  • 11二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:51:19

    CV決めたくても声優に疎いからなぁ

  • 12二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:52:20

    イメージCVに困ったら担当のCVにすれば良いというジンクスがあります

  • 13二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:52:27

    立て乙メカ
    とりあえず知ってるキャラの声とかでもいいんじゃないメカ

  • 14二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 15:57:55

    安易に決めるのはやめようね!お兄さんとの約束だぞ!(1敗)

  • 15二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:05:35

    頭源石だから全員イメージCV同じゲームからもってきたわ
    自分がSS書く時に脳内再生しやすいように

  • 16二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:05:49

    たておつ〜
    声優に悩んだら他作品の推しから持ってくるのも有り寄りの有りですね~

  • 17二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:08:46

    CV談義の流れ切っちゃうけどSS投げてもいーい?

  • 18二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:10:07

    おけ

  • 19二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:11:00

    『オタクは普通に恥ずかしい』
    オッス!オラデジトレ!どこにでも居るTSしたウマ娘トレーナー!今はTS物おなじみのシチュエーションを実現するためにデジタルと服を買いに来ている!ちなみに本当は昨日来るつもりだったけどデジタルと語り明かしていたら夜になってた!
    ────
    さて、早速憧れを果たすためにまず下着を買いに来た……のだが。
    「さて、まずは下着ですね!って、トレーナーさんもモジモジしてシチュエーションの準備はばっちりですね!」
    「いや、これはどっちかというとガチな……」
    「へ?」
    シチュエーションの事ばかり考えていて気付かなかったが、ここに来て気づいて初めて気付いた。これ普通に恥ずかしい。
    「いや、こう、だってさ。こっちはつい一昨日まで成人男性だった訳ですよ。シチュエーションとか関係なく普通に抵抗感があるというか……だって成人男性のオタクが女物の下着店入るとか普通にヤバいだろ!犯罪だよ!」
    「でも買わないと始まりませんよ!ほらほら早く!」
    「ウワーッ!シニタクナーイ!」
    俺はシチュエーションを楽しむつもりが普通に余裕がなくなり、赤面しっぱなしで体型を測られる。
    「ほらトレーナーさん!こっちのフリフリした下着とかかわいらしくて良いんじゃないですか!?」
    「もう何でもいいから早くして……!」
    正直この空間はオタクには刺激が強すぎる。さっさと逃げ出したい気持ちでいっぱいだったのでデジタルを急かそうとするが自分の世界に入っているので聞こえていない。誰だデジタルに火を付けたバカは!俺だったわ!
    盛大な自爆をかました事を後悔しつつ、デジタルの選んでくれた下着を買ってさっさと店を出る。
    「はあ……はあ……やっと……終わった……もう恥ずかしくて死ぬ……」
    「赤面してるトレーナーさんもかわいいですね……でゅふふふ……」
    「み、見ないでえ……」
    嗚呼、TSキャラの気持ちが少し理解出来た気がする。あ、でもそう考えたら好きなキャラと同じような経験が出来て少し元気出てきたかも。
    「それじゃ今度は服を買いに行きましょうか!出来るだけトレーナーさんが赤面しそうなかわいい服が売ってる店で……!」
    「勘弁して!」
    暴走モードのデジタルを止める事も出来ず、俺は振り回されるばかりだった。

    続く?

  • 20二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:12:17

    という訳で下着を買いに行くオタデジトレの話。まあオタクが女性下着コーナー入るとか普通に抵抗あるしヤバいよね…っていう。

  • 21二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:16:26

    かわいい…そして色々濃い…

  • 22二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:17:49

    オタクじゃなくても抵抗は有ると思うんだ
    それはそうとしてTS後初の女性用下着売場への反応でしか取れない栄養は有る

  • 23二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:19:13

    > どこにでも居るTSしたウマ娘トレーナー!

    普通はツッコミどころだけど本当に割とどこにでも居るから困るわ!

  • 24二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:28:43

    オタデジ結構ノリ良くて好き

  • 25二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:41:51

    ノリノリかと思いきや意外とオタデジさん耐性ない感じ?

  • 26二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 16:42:38

    シチュエーション妄想してたけど出来ないじゃないか!と言った割にやっぱり恥ずかしがってるの可愛いですね、好き

  • 27二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 17:03:04

    >>25

    根っこは常識人のよわよわ限界オタクなので、テンション上がってる時は大丈夫だけど素に戻るとあっあっあっ…ってなっちゃうタイプです。

  • 28二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 17:04:50

    哀れオタデジ…
    でもやろうと思ってたことをいざやる時になると想像と違うことってあるある

  • 29二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 17:05:30

    SS投げたいけどお家の通信悪いからやめとくのだ
    ウマ娘もエラー吐くしつらいのだ

  • 30二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 17:31:34

    トレーナーも着ろ

  • 31二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 17:33:45

    俺はオタクデジトレを生贄にしてターンエンド

  • 32二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 17:41:15

    DK4とかそのへんのトレーナーが先生に呼び出されて新衣装を無理矢理着させられる話

  • 33二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 17:44:09

    巨乳勢にはしっかり上着を着て貰って乳カーテンを楽しませて貰おう

  • 34二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 18:05:38

    デビュー組は少なくてもこれを着て踊るんだよね
    どう思うロレトレ

  • 35二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 18:53:19

    4人エミュしながら話書くって事で吐血してます
    きっつい…うご…げぼぼぼ…(口から垂れ流す音)

  • 36二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 19:04:27

    ゼリーさんってヨルさんの声なんですっけ
    「思いっきりハグしたら肋骨2本折って…」とかいうパワフルゼリーさんが見られるんです?

  • 37二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 19:11:17

    ゼリーは怪異に逆ヨルさんされかけてるかもしれん

  • 38二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 19:13:43

    どちらかと言うとゼリーは
    「とうとう肋骨の数本は折れたかと思いまして……。ウマ娘は頑丈で良かったです」とか言いそうです
    良くはない。

  • 39二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 19:43:19

    弱い…余りにも……
    守護(まも)らなきゃ……(使命感)

  • 40二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 19:53:26

    声の話で思い出したけど青タボトレの声が自動的に小西克幸さんボイスになるバグはいつ修正されますか

  • 41二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 20:02:49

    >>40

    かつてフクトレ、マクトレ、親父なんかが通った道だ

    いずれ治るだろう

    いつになるかはわからんが

  • 42二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 20:06:43

    胸がでかくて
    ビキニマントで
    声がカミナ

  • 43二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 20:07:30

    白カフェちゃんの「あ゙ー゙っ゙!゙」はフルフルの咆哮かパルキアの鳴き声で再生して頂ければ大丈夫ですよ

  • 44二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 20:28:38

    ということは白カフェとマルトレにホラー映画を見せた場合音響兵器になる可能性が…?

  • 45二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 20:35:24

    マルトレみたいな音響兵器にはならないはず、多分?
    ホラー映画でも他のでも良いから驚いて変な悲鳴上げろトレーナー達

  • 46二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 21:16:58

    SSが書きあがりました
    5300文字で、7+1レスお借りすることになりますが投稿してもよろしいでしょうか?

  • 47二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 21:21:22

    こいこい

  • 48君の傍に1/722/09/19(月) 21:23:16

    [君の傍に]

    「……タキオン。これ、俺が飲むの?」
    「他に誰が居るんだいモルモット君。男なら──いや、今はウマ娘か。まあいい、グイッといきたまえよグイッと」

    隣にいる自らの担当に促されながら、眼前にある物体に手を伸ばす。彼女の実験は一切断らない主義だが、それはそれとして躊躇うことはあるし、自分にだってやりたくない実験というのもある。そして、これはまさにそのやりたくない実験に該当していた。
    机の上のビーカーを手に取る。
    中にはタキオンが作った薬品が入っていた。そこまではいつもの通りなのだが──ビーカーの中では濃い緑色の液体がボコボコと煮え立っている。これを見せられて「魔女の大釜の中身を再現しました」と言われたら10人中10人は信じる、そんな出来と言っても良い。
    これまで数えきれないほど彼女の研究に参加してきたが、視覚だけでこれほどダメージを与えてくるのは流石に初めてだった。願うことなら飲みたくないし、もしこれを作ったのが誰かわからない状況なら作った奴の顔を見てみたいとすら思うだろう。

    「ふふふ、今回のは自信作だからね。モルモット君も気に入る筈さ」

    だが今回この名状しがたいこと極まりない液体を作りあげたのは他ならぬタキオンだ。そして、彼女は今回の作品を自信作と言って自分に飲ませたいと思っている。ならば、自分の中には彼女の実験を断るつもりも、その結果として上機嫌な彼女を悲しませるつもりも無かった。
    震える手で口元へと近づけていく。流石にウマ娘になった時のあの薬のように気絶することすらできないほどの激痛に襲われるということもあるまい。

    「………っ!」

    気合をつけて一気に飲み干す。これからどのような苦痛が訪れるのだろうか。倒れるのならせめて柔らかいソファの上が良いなと戦々恐々になりながら身構えていると──

    「…………あれ?」

    ──予想外なことに、恐れていた事態は何も起こらない。
    外見からの予想に反してサラサラとした口当たりの薬品は、そしてこれもまた意外なことに甘い味わいで喉元をするすると通り抜けていく。さながら甘めの抹茶とでも言うべき味で、これならば何杯でも飲み干せるだろう。

  • 49君の傍に2/722/09/19(月) 21:23:48

    「驚いたかい?」

    余りにも予想外な出来事であったために固まっていると、後ろから上機嫌な声がする。振り返ってみるとそこには得意気な表情を浮かべたタキオンの顔。どうやら自分は彼女に一杯食わされたらしく、こちらを見るタキオンの顔は花が咲いたかのような満面の笑みだった。

    「これは…」
    「ククク、聞きたまえよモルモット君!これはロイヤルビタージュースを効能はそのままに飲みやすく改造したものでね。これさえあれば研究や仕事の最中に嫌な思いをしなくて済むこと間違いなしさ」
    「なるほど…これなら保健室に置い──っ⁉」
    「トレーナー君⁉」

    彼女曰く、自分が今飲んだのはロイヤルビタージュースの改良型らしい。
    一度飲めば体の底から活力が湧いてくる代わりにその味の強烈さでも悪名高いこのジュースは、トレーナー達の間でもよっぽどの緊急時でなければまず飲みはしないと言われているほどだ。もし彼女の言っている言葉が本当だとすれば、保健室に保存しておいてみるのも悪くないかもしれない──そんなことを考えていると、突如として腹の底から不快感がせり上がってくる。
    この臓腑を駆け巡り体に警鐘を鳴らす青汁とその他諸々を組み合わせたかのようなこの後味は、紛れもなくロイヤルビタージュースそのものだ。一度は安堵していたこともあって、不快感は通常の物よりも上かもしれないそれは、自分の体を行動不能にするには十分なだけの威力を持っている。

    「た、タキオン。みずをもってきて……」
    「わわわっ、わかったよトレーナー君!」

    胸の悪寒を抑え込みながら、気合だけで這うようにしてソファに辿り着き倒れこむ。タキオンに口直しの水を頼むと、彼女はいつもの姿からは見られないほどに大慌てで流し台の方へと向かっていった。

    「はぁ…」

    先程から続く怒涛の展開と期待を裏切られたことに思わずため息をついてしまう。
    少なくとも彼女が戻ってきて少し経つまで、このもやもやとしたものは続くのだろう。そう考えるとため息をつかずにはいられなかった。

  • 50君の傍に3/722/09/19(月) 21:24:38

    「酷い目にあった……」
    「本当にゴメンだって。ほら、この通りだよ~」

    ──酷い目に遭った。
    タキオンから貰った水を飲み、少し時間のたった後。ほっと一息つきながら独り言ちるとその言葉を聞いた彼女から手を合わせて割と真面目な口調で謝られた。薬品を飲ませるまではあんなにも得意気だったというのに、今では見る影もない程に肩を落としている。

    「それで、どうしてロイヤルビタージュースの改造なんて考えようと思ったの?」

    ソファに2人隣り合って座りながら、隣にいるタキオンにどうしてこのようなことをしようと思ったのかを聞いてみる。
    基本的に彼女の健康管理は自分が行っている。自分が知る限りでは現在の彼女は健康そのもので、この液体は無用の長物と言っても良い。更に、スケジュールについても余裕をもって行っており、彼女が研究で2回徹夜をしたとしても翌日をオフとすることによって対処をすることは十分可能なはずだ。
    そんな彼女がロイヤルビタージュースを改造する。それには何か理由があるのだろうと、寝転んでいる間にふと思った。

    「あー、それかぁ…」
    「? 何か話し辛いことでもあるの?」
    「いや、そういうことじゃないんだけどねぇ……」

    自分の質問を聞いた途端にあらぬ方向を向いて頬を掻くタキオン。いつもならばそれこそ意気揚々と実験の目的について話すはずなのに、どうやら恥ずかしいのか何故か話そうとしない。

    「なんだか今日のタキオン変だよ。どこか体調でも悪いの?」
    「君のお陰で健康面は勿論、精神面でも健康そのものさ。でもどうして改造しようとしたのかについてはちょっと話辛いというか……」
    「じゃあどうしてだ?俺には話しにくい理由でもあるのか?」

  • 51君の傍に4/722/09/19(月) 21:25:08

    今日のタキオンはどこか可笑しいと指摘すると、彼女からは体調や精神では問題ないということと共にどうしてしたのかについては話辛いという返事が返って来た。
    その言葉を聞いて思わず彼女と向き直り彼女の瞳を見つめる。
    自分はタキオンのトレーナーで、
    自分はタキオンのモルモットで。
    そして自分はタキオンのことをこの世の誰よりも大切に思っているから──彼女がもし何かに悩んでいたりするのであればそれを解決してあげたい。

    「……笑わないかい?」
    「うん。絶対に笑わない。」
    「怒ったりは?」
    「もちろんしないよ」

    彼女の個人的な部分に足を踏み入れることになるのかもしれないけれど、それでも自分は知りたいのだ。
    そう思いながらどこか震えているような、戸惑っているような彼女の瞳を見つめ続ける。そうしている内に次第に彼女は落ち着いてきたようで、恥ずかしそうに顔を少し背けながら少しずつだけれども話し始めた

    「…恩返しのつもりだったんだ。私はあまり使わないけれども君たちは時々仕事の都合で使っていたし、その不味さは私も知っていたしね。それなら味の面を改良してせめて気が休まるようにしてあげようと思ったんだ。そして研究の結果、満足だと思えるものが作れた」
    「じゃあ、俺で実験したのは…」
    「最終確認兼、自然に渡すためさ。プレゼントにしたら君は後生大事に保管するタイプだろう?だから実験ということにして、成果物という形で躊躇いなく使えるようにしてしまえば良い。そう考えたんだけれど……まさか飲み干した後に時間差で不味さが襲ってくるとは実験の段階では気付けなかったね」

  • 52君の傍に5/722/09/19(月) 21:25:39

    恩返しのためだ。
    その言葉を聞いた瞬間に、彼女の様子がいつもと異なる理由について理解することができた。
    タキオンは自分なりに恩返しをしたかったのだ。そして、同時にそれを気付かれたくないとも思っていた。だからこそ実験という形を取った上で、相手が自主的に使ったり持とうとしたりするように差し向けて自然に渡そうとしたのだ。
    しかし予想外なことに後味の悪さは消しきれておらず、彼女の描いていた計画は失敗に終わってしまったのだ。
    彼女がいつになく肩を落とし残念そうにしていたのは、きっと自分のしようとしていたことが失敗してしまって相手を苦しませてしまったからなのだろう。マッドサイエンティストと呼ばれてこそいる彼女だが、それでも自分の大切な人を喜ばせようとして苦しませる結果となって何も思わなかったり興奮したりするほど冷血ではない。

    「タキオン……」
    「そうだね。君の事を騙してs……っ⁉ と、トレーナー君⁉」
    「タキオンが謝る必要なんてない。むしろありがとう。その気持ちだけでも十分嬉しいよ」

    そのことを理解して、心の底から暖かい感情が噴き出してくる。そして、その感情のままタキオンに抱きしめると、彼女からは困惑した声が返って来た。
    確かにアグネスタキオンは失敗した。
    美味しく改良できたと思っていた物が、実は不味いままだった。そして、隠しておこうと思った真意まで知られたくない相手に知られてしまった。これは紛れもなく彼女にとっての失敗だ。
    そもそもの話、素直に言っていれば自分も不タキも遠慮なく使用していたであろう以上、彼女の計画は無用の心配だと言えるのかもしれない。

  • 53君の傍に6/722/09/19(月) 21:26:21

    「でも…」
    「これぐらいの嘘なんて迷惑でもなんでもないし、今回のはちょっときつかったけど、これぐらいどうってことはないさ」

    だが──それは無駄ではない。
    タキオンが自分たちのために何かをしようとしてくれた。
    口にすれば恥ずかしいから言えないし、それは思った通りの感謝を得られはしない方法だけれど。
    それでも自分たちのために精一杯の力と心を尽くしてくれた。
    ならば、その思いだけでも恩返しというには十分すぎた。

    「本当に、今回の事は気にしてはいないのかい?」
    「気にしてないよ。それよりも……こっちこそごめんね。話したくないことだったのに無理矢理話させるようなことをしちゃって」

    タキオンにとって、「恩返しをしたい」という感情はそれこそ誰にも話したくなかったことのはずだ。しかし、自分は彼女の想いを無視してその真意を知ろうとした。
    これは到底許されないことだった。

    「無理矢理じゃないさ。だって、話すと決めたのは私だからね」
    「タキオン…「でも」」
    「人のヒミツに踏み込んできて何もお咎めがなし、というのは虫が良すぎる気がしないかい? そうだね……君には私の頼みを1つ聞いてもらおうか」

    隠していたことを言うことになったのは自分が話すと決めたからだと告げるタキオン。その言葉を告げられてもなお、自分の心の中には申し訳なさとも言うべき感情が渦巻いていた。
    無遠慮なことをしたのにも関わらず、逆に慰められてしまう。だからと言って嫌われるのはもっと嫌だというのに、このままでは自分の気が済まない。自分のことながら、全くもって頑固な性格だなと思わずにはいられなかった。

  • 54君の傍に7/722/09/19(月) 21:26:43

    「タキオンのお願いだったら何でもするよ。それで、何をしてほしいの?」

    彼女の言葉にうなずく。
    恐らくだが、「秘密を無理やり話させた」ということを「罰として何でも頼みを1つ聞く」ということで相殺しようというのだろう。
    彼女のお願いならばいつでも何でも聞くつもりだが、それでも今この一時は不思議と心が安らぐような、そんな気がする。
    きっと彼女もそういった思いから実験の形をとって、自分に改良したロイヤルビタージュースを渡そうとしたのだろう。そう思うと、彼女の事がまた1つ知れたように感じられた。

    「………もうちょっとだけ、このままでいさせてくれないかい…?」

    勇気を振り絞ったかのようなか細い、それでいて固く決心をした声がする。
    彼女の事を抱きしめているために自分の側からは彼女の表情を窺い知ることはできないが、もし彼女の顔を見たとしたらその顔はきっと真っ赤に染まっているだろう。
    返事をする代わりにぎゅっと彼女の事を抱きしめる。彼女の熱と鼓動が自分の体に伝わってくる。伝わってくる熱と鼓動に身を任せていると不思議と暖かで穏やかな気持ちになって、先程までのもやもやとした感情はどこかへと消え去ってしまっていた。

    「ふふ、トレーナー君は温かいね…」

    安心しているのは彼女も同じようで、先程の消沈していた様子から立ち直って自分の体温を感じていてくれるようだった。ほっとしているような彼女の声を聴いていると、自分も暖かな気持ちになる。最初は罪滅ぼしのつもりで始めたことだったけれども、今はやって良かったと心の底から思う。
    抱き合ったままソファに横になる。どうやら彼女は緊張から解放されたのか夢現になっているようで、体勢を変えたことについても特に反論せず暖かさに身を任せている。

    (もうちょっとだけ、もうちょっとだけ……)

    もうちょっとだけ、この時間を楽しみたい。
    彼女の背を撫でながら思う。
    自分のしてしまった事への償いだとはいえ、彼女の願いを叶えて、そして安心して彼女に身を預けてもらえるというのは自分にとって堪らなく幸福なことなのだから。彼女が「もういいよ」と言うまでは、自分はこうして彼女のぬくもりを感じて居たいと思う。
    今はこうして彼女と共に居たい。
    次第に湧いてきた眠気と、彼女と抱き合っている幸せを感じながらそう強く願うのだった。

  • 55君の傍に+122/09/19(月) 21:34:14

    君の傍に、ずっと居れたなら

    これにて終了です。
    お久しぶりの養タキトレのSS。自分でも書かなきゃ書かなきゃと思いつつも気づけば時間ばかりが…
    養タキトレがロイヤルビタージュースで倒れた時に何時になくタキオンが慌てていますが、あれは養タキがウマ娘になった時に自分の薬で倒れたのが影響しています。色々とマッドな所とか人権を無視したりするところのある彼女ですが、割と以前の事とか周囲の事を気にしていたりするのだろうなと思います。
    養タキにはタキオンとずっと幸せにいてほしいなぁと思ったり。

    長文になってしまいましたが、読んでくださると幸いです。

  • 56二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 21:47:50

    いいね…

  • 57二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 21:59:13

    あっ尊い(死亡)

  • 58二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:03:04

    普段のタキオンなら時間差の味の変化にも気付いたかもしれないけど
    今回はちょっと照れ臭かったり早く渡したくて気が早っていたりして気付かなかった
    とか考えてもエモい…

  • 59二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:03:38

    ロイヤルなジュースは相変わらず苦いままだったが二人の関係は甘くていいね

  • 60二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:03:42

    これはちびハヤの勝負服というか走る時の服的なのを考えながら描いたけど最終的に良くわからなくなってしまった何か
    一つ言えるのは走りやすいという理由のみでチョイスされたこの服を見て性癖を破壊される人間は絶対に居る

  • 61二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:18:44

    体型の分かるピッチリした衣服に露出したヘソ
    間違い無く破壊される人は居る…!

  • 62二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:23:20

    >>61

    ちなみにちびハヤ本人は割とその辺は自覚してるから多分「まあ走りやすいからしょうがないよね」くらいに思ってる

    つまり分かっててやってるのである

  • 63二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:24:26

    >>58

    わかる

    試している最中は真剣にやってるんだけどどこか落ち着いていなくて、出来上がったと思った時にはいつ渡そうとか考えてそわそわしてたりしてたらいいよね…


    >>60

    この走りやすさだけ求めた先のえっちさですよ…

    しかも自覚した上でやってるの凄いなぁ

  • 64二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:29:47

    >>62

    つまり…

    この格好を見て性癖が破壊された人に「ゴメンね」って言って走り去るチビハヤトレも居る…

    という事ですね!

  • 65二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:30:26

    >>64

    なるほどな天才か?????

  • 66二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:51:58

    審判鳥獅ルドの基本ポーズ完成
    ちなみに三鳥ルドトレーズはコンセプトからLoR要素かなり強めに混ぜてるのでカラーリングやらなにやらルドトレ要素がちょっと薄目になっちゃってるのであしからず

  • 67二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:53:56

    デカァァァい!
    やはり女性が巨大武器を振り回すのはロマン…!

  • 68二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:56:40

    かっこよ…
    ベルセルク感ありますね

  • 69二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 22:57:34

    うお…かっこよ…
    やはり巨大武器はロマン
    衣装も似合ってて良いね…

  • 70二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 23:07:12

    かっこいいぜ…

  • 71二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 23:21:20

    かっけええ

  • 72二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 23:27:08

    >>66

    獅ルドを描いて頂き、ありがとうございます。

    普段意識して描いている太もものむちむちや

    ジャケットと胸のカーテンっぷり、地味な色の組み合わせのインナーカラーなど嬉しいです。

    基本ポーズということはまだ作成されるものがあるのかと勝手ながら読み取ります。とても楽しみにしております。

  • 73二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 05:58:41

    おはメカ

  • 74二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 06:33:44

    おはメカ
    1周年もう明後日ってマジメカ?

  • 75二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 07:18:24

    おは140-90-55-80
    あと2日で一周年
    1年前のことをしみじみと感じるね…

  • 76二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 07:59:51

    おはようございます
    ここで投げたものを思い出せばいろいろあるなあ…やっぱ作り出すのは楽しいのだ

  • 77二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 08:33:07

    おはようございます
    最近は忙しくて読めてなくて、やっと追いついたと思ったら新たなデジトレが現れましたね
    先に出たデジトレはダンサーなので踊デジと呼びましょうかね

  • 78二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 08:36:40

    おは140
    まずい……1周年記念なんて何もできていない…
    かくなる上は原初のタイトレにアメスク着てもらうしか…!

  • 79二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 08:51:45

    踊デジのダンスにオタデジとデジタンが感激して尊みWビッグバンが起きる、そんな未来もある

  • 80二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 09:18:46

    踊を踊ってくれる踊デジってのを思いついた
    出オチとか言ってはいけない

  • 81二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 09:26:57

    ひっどい経緯のTSゴルシトレ思いついたんですけど投下よきですかね

  • 82二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 09:27:48

    >>81

    どうぞ~

  • 83二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 09:49:16

    トリプルヘッドジョ○ズ、シャーク○パス、メ○シャークと激しい戦いを繰り広げていたゴルシとゴルシトレ。
    何とか勝利を納めたものの、ゴルシトレは致命的な致命傷を負ってしまう。
    倒れたトレーナーを抱きかかえ、ゴルシは空に叫んだ…
    その時、不思議なことが起こった!
    天から光が降り注ぎ、ゴルシトレを包む。
    光が収まると、ケガは完治しておりゴルシトレはウマ娘になっていた!
    困惑する2人、しかしまぁ命が助かったのは事実なので今日も今日とて二人でふざけ倒すのであった…
    Q.今回もお前のせいですか?
    A.邪神「えっ、なにそれ知らん、こわ…」

    ゴルシトレ
    ゴルシと共にふざけていたら思ったよりピンチになり死にかけたが蘇ったのであんまり懲りてない。
    命が救われたせいか、ウマ娘でありながらやや虚弱。たまにせき込んでおり前ほど頑丈ではない。
    ただ、気質は変わっておらず隙あらばゴルシと共にふざけている。
    外見はアルダンに更におせいそを注入して乳を盛った感じ。
    ゴルシ譲りか、背丈もある。

    ゴルシ
    突然ウマ娘になり困惑していたが本人があまり気にしていないので気にしないことにした。
    前ほどめちゃくちゃなふざけ方はできなくなったがその分悪知恵を働かせている。
    二人でいたずらまがいの事をしてはゴルシトレを抱きかかえて離脱、というのが最近の動き。

    ゴルシトレ→ゴルシ 全幅の信頼。ほんのり重い。
    ゴルシ→ゴルシトレ おもしれーやつ。密着する機会が増えほっとけないため最近意識し始めた。

  • 84二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 10:28:46

    いいね…
    いったいだれがTSを…

  • 85二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 10:42:31

    どういうことなの…
    それにしてもこのゴルトレ清楚に見せかけて大分カオスな奴だぞ…?

  • 86二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 10:45:02

    子守唄歌って~って言うと寝転んでるお腹をぽんぽんしてあげながらデンジャーゾーンを熱唱するような女です

  • 87二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:05:17

    #タイシンの新衣装を着ろタイトレ

    >>78

  • 88二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:11:55

    7+1って全員別衣装(サポカ含め)あったなぁ……

  • 89二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:54:23

    #担当の勝負服を着てみた

  • 90二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:29:09

    >>89

    (ダボダボのちびハヤトレ)

  • 91二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:29:54

    身長差があると見えちゃうのでは

  • 92パルトレの人22/09/20(火) 12:42:09

    引くしかないやん…

  • 93二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:43:16

    タマトレの過半数が痴女になっちまう……

  • 94二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:44:20

    >>93

    小は大丈夫だろ…多分

  • 95二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:50:59

    >>94

    パチはぴっちぴちだし猫も一部ぴっちぴちで小は屈むと胸元見えちゃうかも


    黒は座っててもろて

  • 96二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:55:52

    「なあトレーナー、サイズが一緒と聞いていたんやけどなんか伸びてないか?」

  • 97二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:57:32

    カフェよりバストが大きいカフェトレズに悲しき定め…

  • 98二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 13:01:22

    >>96

    キノセイダヨ

  • 99二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 14:24:12

    >>89

    #担当の勝負服を着てみた


    色染めただけじゃねーかは禁句

  • 100二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:42:13

    SS書いたんだけど人いるー?

  • 101二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:44:22

    >>100

    取り敢えず一人二人は居るんじゃないかな?

  • 102二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:44:54

    >>100

    居るよ~

  • 103二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:45:06

    よっしゃ貼るわ

  • 104二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:45:36

    『洋服と性癖の破壊』
    俺、ウマ娘化トレーナーのオタデジトレ!夢はウマ娘マスター!
    で、今はデジタルと服の買い物に来て、さっきは下着売り場で恥ずかしさによって撃沈した。そして恥ずかしさが消えないうちにデジタルによって絶対男のオタクが踏み入れないようなかわいい雰囲気の店に連れてこられてしまった訳だが……!
    「うーん……こっちの服もかわいい!」
    「トレーナーさん!こっちの服もどうですか?」
    意外と、いやめちゃくちゃ満喫してた。いやだってTSしたらかわいい服着るのは鉄板だし。女の子が女の子の服を着るのは自然である。まあ女の子が男と言い張って不自然な格好するのも全然アリなのだけど。
    「はー……色々あって悩むなあ」
    「結構溜まったし着てみましょうかー」
    俺は試着室に入って今着ている服を脱ぐ。うわ〜……デジタルに似ているせいもあって凄い恥ずかしい……顔真っ赤だし……目に毒なのでさっさと服着よ。という訳で服を着よ……うとしたのだが。
    「あれっ」
    なんかスカートが上手く履けない。これウエストとかどうなってんだ?
    「トレーナーさん、どうしました?」
    「いや、なんかスカートが上手く履けなくて」
    「しょうがないですねートレーナーさんは、今やってあげるので待っててくださいね」
    「おう分かっ……今なんつった?」
    え、デジタル入ってくんの?俺下着姿なのに?担当に下着姿見られるのは色々とヤバいだろ。相手は未成年だぞ。それにあんまりやりすぎるとイメ損だ!って誰かに怒られる気がする。誰にかは知らないけど。

  • 105二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:45:56

    「待て待て待て、ストップデジタル。お前が今やってる行為を考えろ。ほら、ウマ娘ちゃんにお触りするのはアウトだろ?」
    「いやだって中身トレーナーさんですし」
    「うわあ!突然冷静になるな!」
    「でゅふふ……もう逃げられませんよ……」
    「アッー!」
    ああ、終わりだ。担当に下着姿を見られて情緒がぐちゃぐちゃになった俺はとにかく赤面しっぱなしのまま着せ替え人形にされた。色んな服を着るのは楽しかった。
    「トレーナーさんはかわいいですね……推せます」
    「俺はデジタルのせいで性癖が破壊されそうなんだが」
    「元々粉々に壊れてるじゃないですか」
    「……確かに!」
    真顔でデジタルに突っ込まれて俺は正気に戻った。性癖は多分増えた。
    「まあ、とりあえず買う物は買ったし寄り道して帰るか」
    「どこに寄っていくんですか?」
    俺は真剣な顔でデジタルに告げる。
    「スイーツを食べに行って甘い物が好きになったか確認する」
    「なんだかんだブレないですね!それでこそ私のトレーナーさんです!もう元々スイーツ好きな事にはツッコみませんけど!」
    俺はデジタルに褒められて上機嫌になりつつスイーツを食べに行った。ちなみに以前よりもめちゃくちゃ美味しかった。食べすぎないように気をつけないと。

  • 106二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:47:13

    という訳で元々破壊されてた性癖がデジタルのせいで更に破壊されたオタデジトレでしたとさ。まあオタクなら性癖の一つや二つ増えるし仕方ないね。それはそれとしてTSシチュは意識する。

  • 107二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:51:02

    ウマ娘になった事を満喫する所とTSして恥ずかしがる所を反復横跳びしてるなぁオタデジトレさんは

  • 108二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:53:46

    全力でアクセル踏んでる性癖と全力でブレーキ掛けてる常識を合わせ持ってて草

  • 109二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:56:06

    デジタルの2Pカラーな以上そこにデジタルが興奮する要素はあんまりないんだろうなぁ…
    一緒に服を買いに行ったりスイーツを食べに行ったりと仲良くて良いね…

  • 110二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 16:58:53

    >>109

    その上同類で距離も近いからなあ

    でもふとした瞬間にデジタルも自分がやってる行為の重大さに気づいて性癖壊れそう

  • 111二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:38:43

    マーチトレ最終話後編出来たんだけど投げても大丈夫?


    前編

    https://bbs.animanch.com/board/1028209/?res=25


    見とくと分かりやすいかもなやつ

    https://bbs.animanch.com/board/126652/?res=149

  • 112二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:47:49

    こいこい

  • 113二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:48:24

    あんがと!投げる!

  • 114二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:48:55

    最終話後編 頂に立つ者

    直線に入り少しずつ差を広げるマーチ。
    このレースを勝つのは彼女だと、ギャラリーの誰もが思ったその時、
    「だが!」
    ドスンと、地鳴りが響く。
    「行け……オグリ!」
    オグトレの声が聞こえた気がする。それと同時に、
    「私は、もう、負けないッ!!!!」
    オグリキャップが更に加速する。
    ハイペースの消耗戦、しかもそれの逃げに付き合い、もうスタミナなど残っていない筈。
    なのにオグリキャップは加速していく。
    「うぐぅ……私は……負けない……ここだけは……ここだけは負けられないんだッ!」
    しかしその思いとは裏腹に、フジマサマーチの脚は、それ以上加速することはなかった。

  • 115二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:49:56

    >>114

    …………

    後方から鼓動が聞こえてきた。

    どんなに相手が強敵でも、どんなに調子が悪くても、途中で力尽きようとも、

    勝利へ喰らいつかんとする鼓動が。

    心底楽しそうに走るお前の鼓動が。

    あの時と同じように。


    ドスッ


    怪物の足音が、すぐ後ろまで迫ってきた。

    そして、お前は私を追い抜いた。差が、広がっていく。

    ……また、負ける。


    ──それでも、


    「マーチッ!!!!勝てぇぇぇ!!!!」


    ──私は、


    「……ッ!!」


    諦めるわけには、いかないんだ。


    「うおおおおぉぁぁぁあああ!!!!!」


    いくらお前が強くとも、どれだけ遠くに居るとしても、私に実力が無かったのだとしても、

    それでも、私のトレーナーはそんな私と勝ちたいと言ってくれた。

    そして私は、お前のライバルとして、トレーナーと共にここまで来たんだ。

    ならば──

  • 116二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:50:45

    >>115

    「勝つのは!私だぁぁぁぁああッ!!!!!」


    何度でも、動かない脚を前に押し出す。

    何度だって、気力を振り絞り進み続ける。

    そして、開き続けた差は止まり、ゆっくりと埋まり始める。

    遥か彼方を走り続けるライバルの背中を、ついに捕らえたのだ。


    だけど、


    「……ッ!!ぐうッ!!」


    現実は、届くまで待ってなんかくれなかった。



    オグリキャップが、ゴール版を駆け抜けた。



    「はぁ……はぁ……はぁ……」

    「……届かない……か……」

    負けた。完敗だ。トレーニングで鍛えた身体も、トレーナーがかき集めた情報から導き出した作戦も、

    全てをその上から実力で叩き潰された。

    ……あの背中に、届かなかった。

    中央に来て、トレーナーと出会って、レースに勝って……間違いなく強くなった。それでも届かなかった。

    「……マーチ」

    「オグリ……私は──」

    「ありがとう」

  • 117二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:52:08

    >>116

    「……?」

    「私は、数々のライバル達と走った。時には負け、時には勝った。

     そして、その数の出会いがあり、別れもあった」

    「…………」

    「そうして世代が変わっていく中、同期の君がここに来てくれた。

     私のライバルとして、同じ時代に、同じようにレースという舞台で走り続けてくれた。

     それがとても嬉しかった。

     そして、今日のレース。全力で来た君は強かった。そんな君とのレースは、本当に楽しかった……楽しかったんだ」

    「オグリ……」

    そうか、そうだったのか。私が思う以上に、私はお前の……

    「だから、ありがとう、フジマサマーチ。

     私のライバルで居てくれて。競い合ってくれて。君と走れて、私は幸せだった」

    なら、私がやるべき事は……

    「……ふふ、何だその言い草は。お前はまだ終わるつもりはないのだろう?」

    「それは……そうだが」

    「勝ち逃げなど許さん。首を洗って待っていろ」

    「…!」

    「お前のライバルとして、もっともっと強くなる。そして今度は、私が必ず勝つからな!」

    「……そうか……そうか!

     うん、また走ろう!だけど、次も私が絶対に勝つ!」

    そうして、2人の芦毛のウマ娘は互いに笑い合う。

    『また、走ろう』そう約束を交わして。

  • 118二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:53:26

    >>117

    「マーチ」

    コースから帰ってきたマーチに駆け寄る。

    「トレーナー、私は……」

    「……出来ることはやった。間違いなく、全力で。ただそれ以上に、オグリキャップが強かった」

    今持てる全てを出し切っても、勝てなかった。

    だが、これまでとは違い後悔はなかった。悔しさはあったけど、これが俺とマーチが出来る最高のレースだったから。

    「私も全力だったよ。それでもあの背中には届かなかった。

     やはり、私のライバルは強いんだな」

    そう言ったマーチの顔は少し嬉しそうだった。

    「……ありがとう。トレーナー」

    「……え?」

    「ここに連れてきてくれて。オグリと競わせてくれて。きっとお前とじゃなければここには立てなかった」

    『ありがとう』それはこれまで何度も聞いた言葉だった。

    レースで負けた後、学園を去るウマ娘達から。

    だけど、彼女のその言葉を聞いたら、

    「……こちらこそ、ありがとう。フジマサマーチ。君の隣に立てて、俺も幸せだったよ」

    背中の重みが、少しだけ軽くなった気がした。


    「……なぁマーチ。これからどうするつもりだ?」

    「これからか?まだ何も思いつかないな……目標だったオグリも引退してしまうし……」

    「だが、約束したからには、どこに行っても走り続けるよ。私は、オグリのライバルだからな」


    そうして、俺とマーチの頂への行進は、終わりを迎えた。

    だが、未だその頂は見えない。ならば彼女はまた進み続けるのだろう。

    頂の景色を見るために。

  • 119二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:55:10

    >>118

    以上!マーチトレ第三幕最終話でした!

    オグトレさんをお借りしました!

    そしてこれにて、マーチトレの長編三部作は完結となります。

    このシリーズに出させていただいたトレーナーさん達を生み出してくれた作者様方、読んでハートや感想をくれた皆様、私が続けてこれたのは皆様が居てくれたからです!

    特にオグトレさん!居なかったらマジで書けてません!ありがとう!本当にありがとう!

    そして最後に、フジマサマーチと、マーチトレの旅を最後まで見てくれて、本当に、ありがとうございました!



    あ、あと、

    2回もタイトルのとこに最終話って書いた後で申し訳なんですけど、

    三部作はこれで完結ですが、話自体はもうちょっとだけ続きます。

  • 120二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 19:04:10

    一つの終わりと新しい始まり…
    いいね…

  • 121二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 19:20:31

    熱い決着だ…
    とてもよき…

  • 122二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 19:23:34

    SSでけた

  • 123二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 19:24:38

    >>122

    いいぞー

  • 124パルトレSS22/09/20(火) 19:26:49

    ウマソウルという概念がある。異世界の魂とされるウマ娘の不思議パワーの大本であり、人によっては複数のウマソウルがついている場合もあるという。それは、私達ウマ娘化トレーナーも例外ではない。そうなると、当然自分がどうなのかも気になるわけで。

    「おぉ、真珠のか」

    ウオトレ(親父)さん。数あるウマ娘化トレーナーの中で、ウマソウルの鑑定能力を持つ方だ。正確には、彼女の中にいるギムレットさんになるのだが。私は彼女にお願いして、自分のウマソウルを見てもらうことにした。
    結果として、私には2つのウマソウルがあることが判明した。一つは、私の曾祖母であるファラリスのもの。そして、もう一つのウマソウルは欠片ほどのサイズだが強度は中々だという。

    「これはかなり古いな。魂のあり方としては……星月のに近い。であるなら――――」

    その日はギムレットさんにウマソウルについて諸々を聞いてから早めに寝ることにした。何故かそうすべきだと感じたから。今思えば、それが呼び水だったのかもしれない。

    ~~~~~~~~~~~

    気が付くと、故郷の香りのする広大な野原に経っていた。それを見ていて最初に感じたのは、これが夢ということ。直観にも似た不思議な核心があったし、余りにも直前の記憶と断絶していたからだ。ただ、夢だからといって目を覚ます方法が分かるわけでもない。暫く当てもなく草の中を彷徨っていると、目の前に中世の建築様式で立てられた一軒家が現れた。私は流されるようにドアノブを握りしめ、一軒家に侵入する。

    『マッシュ~♪マッシュ~♪』

    ドアの先は古風なキッチンに繋がっていた。そこでは栗毛のウマ娘が歌を歌いながら料理をしているようであった。キッチン台には大量のジャガイモが所狭しと並べられており、それを潰してマッシュポテトを作っているようである。ウマ娘は暫くは料理に集中していたのだが、私に気付いたのか満面の笑みで振り返ってきた。

  • 125パルトレSS22/09/20(火) 19:27:14

    >>124

    『おっ、やっと私の声が届くようになったんだね!待ちくたびれたよ!ちょっと料理ができるまで待っててね』


    彼女こそが、私の第二のウマソウル。どうやら私に見つかるのを待っていたらしく、若干ふくれっ面だ。特に拒む理由も無いので、キッチン傍の席に着く。彼女は何やら自信ありげな表情でマッシュポテトを運んできた。味はというと、物凄く美味しいわけではないが懐かしさを感じる一品である。ある程度食べ終わると、ウマ娘が食器を置いて口を開いた。


    『それで…家を飛びだした時の決意は変わってないのかい?』


    「えぇ」


    即答する。私は、私を蔑んできた家の連中を見返す。パールと…担当ウマ娘と一緒に世界を獲ってみせる。今はウマ娘化なんて珍妙な出来事に巻き込まれてしまったが、あの時の決意は何ら変わってなどいない。それを聞いた彼女は嬉しそうに微笑んだ。


    『最初の接触だし、それだけ聞ければ十分。道はできたから、好きな時に逢いにおいで』


    それが、私とウマソウルとの最初の対話であった。

  • 126パルトレSS22/09/20(火) 19:28:20

    >>125

    以上、パール実装記念SSでした

    ウオトレ(親父)さん、お借りしました

  • 127二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 19:56:10

    さてさてファラリスともう片方のソウルは誰なのか…
    気になるねぇ

  • 128二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:01:09

    いいね…

  • 129パルトレSS22/09/20(火) 20:17:11

    >>127

    ヒントは一応SS内で出ています

    具体的には、「親父に『星月の』と呼ばれるキャラ」と「ジャガイモ」ですね

  • 130二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:18:10

    >>119

    全力は尽くした、理想の展開にも持ち込んだ。けれど追いかけた背中には届かなかった。

    それでもこれからも彼らの道は続いていく。

    読んでいて熱くて爽やかで、読み終わって満足感で胸が一杯になって凄い良いですね……


    >>126

    名前にoが8つぐらいついてそうなウマソウルだぁ……

    ウオトレ(親父)(ギムレット)を登場させてくださりありがとうございます!

    最近トレーナーの方が新しく登場してギムレットの呼び方も色々と増えてきたなと思う今日この頃。それはそうとしてパルトレさんのウマソウルは彼にとっても大分遠いご先祖様。こう考えると彼らの影響力の広さが分かるという物ですね

    故郷の家を見返したいのと、パールと一緒に世界を獲りたい。両方ともパルトレさんの本心だろうけれども、今後も一波乱ありそうな予感……

    繰り返しになりますが、この度はウオトレ(親父)を登場させてくださりありがとうございました!

  • 131二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:18:55

    ちびハヤトレの長編その2が出来たんですけど投げて大丈夫ですかね?

    前の話

    『"1.Cleared for Takeoff"』 https://bbs.animanch.com/board/1024692/?res=171

  • 132二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:21:35

    どぞ〜

  • 133二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:21:39

    >>131

    もちろん!

  • 134二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:23:35

    『Junk Airplane "2.Takeoff failure"』
    朝、眠気が覚めないままトレセンへ向かう。
    「ああ、おはようテイトレ……」
    「おはようハヤトレ……ってなんだその顔。隈が凄いぞ、ちゃんと寝てるのか?」
    「正直全く寝れてない。最近は事故の夢ばかり見る」
    「……そうか。無理をせず休みたい時は休めよ」
    テイトレは俺の過去を知っている数少ない一人だ。いつでも相談できる仲間が居るのはありがたかった。

    トレーニングの時間になりハヤヒデと合流すると、開口一番に寝不足を指摘された。
    「トレーナー君、大丈夫か?寝不足に見えるぞ」
    「すまん、分かるか。ここ最近ちょっと練習メニューを考えすぎててな。気をつけるよ」
    「それなら良いんだが」
    嘘をついた。トレーナー仲間はともかくハヤヒデを不安にさせる訳にはいかない。
    「おう、大丈夫かハヤトレ。テイトレが心配してたから様子見に来たぞ」
    「ブラトレか。まあ、正直大丈夫ではないな」
    「ハヤヒデには練習メニュー渡してあるんだろ?しばらく見ててやるから休んできたらどうだ」
    「申し出はありがたいけど遠慮させてもらう。トレーナーとしての責務だしな」
    「そうか。まあ、お前がそう言うならやめておくよ」
    「それにしても、ハヤヒデは本当に早い。俺も頑張らないと置いていかれそうだ」
    「はは、頑張らないとな」
    「ああ……置いて……行かれ……」
    あれ、おかしいな。視界が歪む。
    「おい、大丈夫か!?」
    ブラトレが呼びかけて来ているがよく見えない。
    「トレーナー君、どうかしたか?」
    ハヤヒデもこっちへ来たようだ。答えようとするが声が出ない。どんどん視界が暗くなって……消えた。

  • 135二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:23:56

    目を覚ますと、無機質な天井とクリーム色のカーテンが見えた。俺はトレーニング中に意識を失って……ここは保健室か。ちゃんと睡眠管理すら出来ないなんてトレーナー失格だなと思いベッドから立ち上がろうとするが、身体が持ち上がらない。
    「え、なんで……」
    身体に目を向けると足はギプスをして吊られ、腕も身体も、あらゆる部分にテープがぐるぐる巻きになっている。
    違う。ありえない。どうして。頭が混乱する中、いつの間にか隣にいたハヤヒデが話しかけてくる。
    「すまない、トレーナー君……私は先に進まなければいけない」
    そう言って部屋を立ち出ていこうとする。待ってくれ、行かないでくれ。固定され動かない身体を無理やり動かし床へ落ちる。全身から激しい痛みが走るがそんな事はどうでもいい。床を這いずりながら追いかける。
    「待ってくれハヤヒデ!俺を置いていかないでくれ!」
    ハヤヒデが出ていってしまう。悲鳴を上げる身体を黙らせ少しずつ進むが無情にも距離は離れていく。ドアが閉まっていく。駄目だ。閉まるな。
    「行かないでくれーッ!」
    「お、おいトレーナー君、大丈夫か!?」
    「ハ、ハヤヒデ?行かないでくれ!俺を置いていかないでくれ!」
    「大丈夫だ!私はトレーナー君を置いてどこにも行ったりしない!一度落ち着け!」
    「あ……」
    気づくと自分を拘束していた物も無くなり、身体の痛みも消え去っていた。気づけばベッドの周りにブラトレも立っていた。
    「いきなり倒れたから運んできたんだ。びっくりしたぞ……まあ、とりあえず起きて良かった」
    「すまん、ブラトレ。ありがとう」
    俺は起き上がりトレーニングに戻ろうとしたが、ハヤヒデに止められた。
    「今のトレーナー君は疲れが溜まりすぎている。もう少し休んだ方が良い」
    「……分かった」
    もう一度横になり目を瞑り眠ろうとする。
    『さようなら、トレーナー君』
    「……!」
    嫌な光景が脳裏に浮かぶ。恐怖からトレーニングに行こうとするハヤヒデの袖を摑んでしまった。
    「どうした?トレーナー君」
    「……怖い。行かないで……ハヤヒデ……」
    本当はダメだと分かっているが、袖を離せない。今は誰かに見放されるのが怖くて仕方が無かった。
    「……分かった。トレーナー君の気が済むまでここで手を握っている。約束だ」
    「……ありがとう、ハヤヒデ」
    ハヤヒデの温もりを感じながら、俺は久方ぶりにゆっくりと眠りに就いた。

  • 136二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:24:59

    という訳で長編その2でした。割とお辛い展開だけど最後は明るくなるので終わるまで付き合って…!

  • 137二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:28:15

    oh...思ったより大変そうだぁ
    早く立ち直れるといいねぇ

  • 138二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:52:29

    重い…
    立ち直れるか心配になりますね…

  • 139二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 20:54:04

    こんなお辛い物書いてたせいでオタデジがあんなギャグ全開のキャラになっちゃった
    後悔は全くしてない

  • 140二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:04:51

    体は妄想で出来ている
    血潮はウマ娘で心は人間
    幾たびの戦場を越えて不敗
    始まる前の過多もなく、
    終わった後の在庫もなし
    書き手はここに二人
    トレーナー室で原稿を書く
    ならば、我が性癖に意味は不要ず
    オタデジは、
    無限の性癖で出来ていた

    …何書いてんだろ俺…疲れてんのかな

  • 141二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:04:52

    ハヤヒデの事を第一に考えているからこそハヤヒデには離れて行ってほしくない
    トラウマのこともあるけれど、色々と重く続きが気になる…

  • 142二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:21:03

    疲れてるとね…はっちゃけたくなるよね…
    だからテイトレにおぎゃるのも仕方ないよね…ね?

  • 143二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:24:48

    >>142

    ちびハヤトレの長編がお辛すぎるのが悪いよー(自爆)

    テイトレにおぎゃりたくなるのも仕方ないね

  • 144二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:32:57

    俺もSS投げても良いかな……?

  • 145二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:33:21

    いいよ

  • 146二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:34:34

    では投げますね~

  • 147二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:35:01

    「今日は風も冷たく少々冷えますね~」
    台風が過ぎ去ったとある日のトレセン学園。
    グラトレは台風一過で少し気温が下がった中のんびりと身体を温める手段を考えていた。

    「本当ならサトトレさんかブルトレさんに湯たんぽになって貰いたかったですが~……」
    今述べた二人はこの身体でも腕の中に収まる小さなトレーナー達。
    特に体温が高めのサトトレさんやブルトレさんは湯たんぽ代わりに抱きしめるのに丁度良い。
    なので寒い日は和菓子を報酬に湯たんぽになる事を頼んでいるのだが……

    「台風直後という事でお二人共忙しそうでしたね~」
    私は二人の下へ時間が開いてないか確認に向かったのですが。
    どうやら台風が過ぎた直後という事で二人共忙しい様子です……
    片やサトトレさんはキタトレさんと共にチームプロキオンのメンバーの安否確認。
    片やブルトレさんは台風で荒れに荒れた超重馬場コース用の練習メニュー作り。
    ……チームと言うのは管理も大変そうですね。
    そして、ブルトレさんは相も変わらずハードなメニューで……
    という訳で、とてもではないですが湯たんぽを頼める様子では無かったのです。


    「仕方有りませんので温かいお茶で我慢しますかね~」
    流石に忙しそうな二人に無理を言う事も出来ず、温かいお茶で身体を暖める方向へと考えを変える事にしました。
    他の小さなトレーナーを探しても良かったのですが……
    残念ながらあまり彷徨いているとタイキトレさんに捕まって湯たんぽにされてしまいます。
    如何せん体格で負けてしまっている為に普段サトトレさん達を湯たんぽにしている私でもタイキトレさんの前では湯たんぽなのです。
    トレセン学園の湯たんぽヒエラルキーはかくも厳しいものなのです……

    「それでは捕まる前にトレーナー室へと〜……おや?」
    そんなアホな事を考えながら自分のトレーナー室へと戻ろうと歩を進めた時でした。
    廊下の先を歩く一人のトレーナーが目に入ったのです。

  • 148二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:35:27

    >>147

    「〜♪」

    「あちらは白カフェトレさんでしょうか~」

    廊下の先に居たのは白くて小さなマンハッタンカフェさん……もとい白カフェトレさん。

    上機嫌な様子で廊下を歩く様は何とも可愛らしいですね。


    「……ふむ、白カフェトレさんは抱き心地が良さそうですね〜」

    小さな身体に良さそうな肉付、そしてきっと体温も高いでしょう。

    その二つの要素で湯たんぽ候補として名を連ねるのに充分ですね。

    ……しかし懸念点も有りますね。


    「…………カフェさんのトレーナーなのですよね~……」

    懸念点は単純明快です。

    トレセン学園一のホラースポットと言えるマンハッタンカフェさんのトレーナーであるという事です。

    ……お化けは怖いから仕方無い。


    「ですが、この好機を逃すのは如何なモノでしょうか〜……」

    今はカフェさんも居ないですし白カフェトレさんの周りで酷い霊障も聞いた覚えは有りません。

    もしかしたら杞憂であり霊障も何も無いかもしれません。

    何か有った時は何か有った時という気概で挑むべきかもしれません。

    …………好機を逃して何が武士か。

    いや、湯たんぽにするのが武士なのかという疑問は捨てといて。


    「……よし」

    ……覚悟は決まりました、白カフェトレさんに話掛けてみましょう。

  • 149二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:35:58

    >>148

    「白カフェトレさんこんにちは〜」

    「? ……! こんにちはグラトレさん!」

    「ふふっ、元気一杯ですね~」

    「うん!」

    ……取り敢えず今の所は異変は無し。

    このまま何も無く事が終われば良いのですが……


    「どうしたの? ボクに用?」

    「ええ〜、白カフェトレさんにお聞きしたい事が有りまして〜」

    「聞きたい事?」

    「これからお時間は開いてますでしょうか~」

    「えっと……うん、開いてるよ!」

    「ではでは~、和菓子はお好きでしょうか~」

    「和菓子!」

    「ふふっ、お好きな様でしたら私のトレーナー室へと来て頂けますでしょうか~」

    「うん! 良いよ!」

    ……確保完了ですね。

    後はトレーナー室へと赴き白カフェトレさんを湯たんぽにしつつお茶にするだけです。

    ……しかし同じトレーナーだから警戒心が少ないのか、甘い物に目が無いのか。

    一応他のカフェトレさんに気を付ける様伝えておくべきですかね?

    そんな心配を少ししながら白カフェトレさんを連れ去る事に成功したのでした。



    「さてさて、お茶と苺大福ですよ~」

    「苺大福だ!」

    トレーナー室へと白カフェトレさんと戻って来て早々にお茶と和菓子の準備です。

    寒いので常温で保存出来る大福を用意している等準備は万全です。

    白カフェトレさんにはちょっと待って貰って直にお茶と和菓子をお出しする事が出来ました。

  • 150二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:36:33

    >>149

    「さてさて、すみませんが食べる前に一つ良いでしょうか~」

    「? うん、何だろう?」

    用意されたお茶と苺大福に目を輝かせる白カフェトレさんにいよいよ本題を伝えるべく切り出す事としました。


    「実は~、白カフェトレさんに膝の上に乗って貰いたいのですよ~」

    「うん! 良いよ!」

    切り出した話の結果は予想内では有りましたが思っていたよりすんなりとしたもの。

    膝の上に座って欲しいという提案に白カフェトレさんは即答で許可を出しました。


    「ボクはカフェの膝によく座ってるからね!」

    予想以上の即答振りに驚いている私に気が付いたのでしょう。

    白カフェトレさんは膝の上に座る事に抵抗が少ないと説明してくれました。

    ……子供の様になってもトレーナーです、やはり人の考える事の機微に敏いのでしょうか。


    まあ、なにはともあれ白カフェトレさんを膝に乗せる事に成功しました。

    やはり、思った通り温々として身体が温まります。

    お茶を終えたらこのまま白カフェトレさんを腕に収めたまま寝転んでしまうのも良いかもしれませんね……

    そんな事を考えた時でした、違和感を感じたのは……


    「……?」

    「どうしたの?」

    「いえ……」

    感じた違和感。

    それは妙な疲労感が身体を襲った事でした。

    お化けに取り憑かれると肩が重く感じると聞きますが、それとは違う倦怠感……

    まるで、今まで運動でもしていたかの様な……

    これはいったい……

  • 151二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:36:59

    >>150

    「……トレーナーさん」

    「あっ! カフェ!」

    「カフェさん……?」

    そんな時に現れたのはマンハッタンカフェさん。

    私の腕の中に居る白カフェトレさんも気が付いたのか嬉しそうな笑顔で出迎えてあげてますね。

    そんな実に可愛らしい白カフェトレさんに和みながら気が付いた事が有ります。

    ……カフェさんが私の腕の中に収まる白カフェトレさんに気が付いた瞬間に倦怠感が増しました。

    となるとこの疲労感の原因は……


    「……あの、トレーナーさんを離して貰えますか?」

    「……もし嫌だと言ったら〜……っ」

    「?」

    カフェさんの白カフェトレさんを離して欲しいという要求を拒否しようとしたら更に疲労感が増しました。

    ……独占力は兎も角スタミナグリードは流石に初体験ですね。

    それに、このままではカフェさんのお友達まで出て来る可能性も有ります。

    ……残念ですが引き時でしょう。

    そう判断して白カフェトレさんを抱きしめる腕を開放する事としました。

    そして開放と同時に身体を襲う疲労感も無くなったのでした。

  • 152二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:37:28

    >>151

    「……トレーナーさん、座ってください」

    「は〜い!」

    「ふぅ……さてさて」

    私のトレーナー室の畳に座り膝の上に座る様促すカフェさんとそれに応じる白カフェトレさん。

    そんな二人を尻目にカフェさんの分のお茶と白カフェトレさんのお茶のお替りを用意します。


    「お替り!? ありがとうグラトレさん!」

    「……お菓子を貰ってもトレーナーさんは渡しませんよ?」

    「大丈夫ですよ〜、諦めましたので〜」

    ……今日は。

    そんな考えを内に秘めながらお茶と和菓子を再度並べていきます。

    当初の予定は達成出来たとは言い難いですが……

    「美味しい!」

    白カフェトレさんの笑顔を見れたのでヨシとしましょうかね……

    そうして三人はのんびりとお茶会を始めたのでした。


    そしてそれを目撃したヲタデジトレは爆発した。



    うまぴょいうまぴょい

  • 153二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:38:36

    了です。
    白カフェトレさんをお借りしました
    言動に間違いが有ればお申し付けください

    当初は2レスくらいで終わる予定だったのに……
    どうしてこうなったのか……
    白カフェトレさんが可愛らしいからか

    抱き心地良さそうな白カフェトレさんを湯たんぽにしようと画策するグラトレでした
    目的は達成しかけたのですがカフェに見付かってしまいましたね
    八方睨み、独占力に続くデバフ「スタミナグリード」食らうと疲労感に襲われるという(独自設定)

    しかし、白カフェトレさんは和菓子で釣れるのだろうか……?
    腹切り案件かもしれませぬ……
    というかヲタデジトレさんの扱いという最大の腹切り案件が……
    オチに使ってすみません……

    これにて後書きも了です
    最期に腹を切って詫びたいと思います……

  • 154二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:46:59

    かわいいね…
    いつかデバフをコンプするときが来るかもしれない…

  • 155ヲタデジ提唱者22/09/20(火) 21:47:25

    >>153

    白カフェトレへのカフェの重さ…というか保護者ムーブ?良いですね…

    え、ヲタデジトレの扱い?残当でしょ(無慈悲)

  • 156二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:51:22

    >>155

    残当なのか……

    でもトレーナーの絡みに雑に入れられそうなんですよね

    ヲタデジトレの反応を

  • 157二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:52:29

    あっ…うちの子が可愛がられている…(こみ上げる音)
    白カフェちゃんは和菓子で釣れる子ですよぉ、大丈夫です(和菓子で釣れるのは人としては大丈夫ではない)
    他の人からの栄養で明日も生きていけます、命の恩人、感謝永遠に…

  • 158二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:53:45

    >>156

    まあぶっちゃけトレーナーである事除けばただのオタクですし。そりゃそんな光景を直視したら…ね?

    割と雑に絡ませて大丈夫です、なんなら自分でも割と雑に扱ってるんで。

  • 159二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:53:52

    えー

    しれっと現在SSまとめが完了している範囲から最新スレまで100スレを切ったことをご報告致します

  • 160二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:55:01

    >>159

    すげえ!お疲れ様です!

  • 161二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:55:24

    カフェトレ達の飲み会編は難航しております…
    息抜きにうちのゴルトレの話書こうかな~と
    …多分うちのゴルトレ葦毛だよなぁ…
    …ボクはジャスタだった…?
    白い人とか白の恋人だとか適当な通称を名乗っておこうと思います

  • 162二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:55:55

    >>159

    お疲れ様です!!!応援しております…!

  • 163二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:56:07

    >>159

    お疲れ様です

    助かります

  • 164二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 21:59:19

    八方睨みに独占力にスタミナグリード、あとは魅惑のささやきとか受けたら赤金スキルを完全制覇を目指せそう


    >>159

    本当にありがとうございます…

    SSを纏めてくださって本当にありがとうございます

  • 165二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:02:24

    白カフェがちびハヤのトレーナー室に入り浸ってもカフェに怒られないのは白カフェが自発的に行ってるのとちびハヤが勝手に来たから対応するってスタンスを崩さないからなのかなとか勝手に思った

  • 166二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:08:18

    子供のやることですから…

  • 167二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:09:21

    >>166

    子供だったっけ…子供だったかも…

  • 168二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:09:42

    >>165

    グラトレは餌で釣ったのが悪かったのか……

  • 169二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:11:04

    これ以降は多分グラトレに白カフェの方から近寄っていくから…どうなりますことやら…

  • 170二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:33:35

    ssできました!!

  • 171二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:34:34

    いいぞ!

  • 172二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:36:41

    「そういえばなんだけど」
    「む、どうしたんのじゃ?」
    「ギムトレ先生ってさ、下着どうしてるの?」
    縁側で水を張ったブリキのタライに足をつけ、スイカを食べながら涼んでいたところに、ふとベガトレが訪ねてきました。当初は書類のお届けだけだったはずですが、今はスーパーつよつよ元おばあちゃんのギムトレに説得され、彼女の隣でスイカをむしゃむしゃしています。
    「下着、か?」
    「そそ。今日こっちくる前にパチタマが追っかけられてて。『ブラしなさい!!』ってフジトレにさ。んで今ふと思ったのよ。どうなんじゃろかいなって」
    「下着…ブラジャーはつけとらんぞ?ワシは生まれてこの方サラシじゃ」
    「ほうほう……ってええ!?」
    驚きのあまり目が飛び出そうになる(もちろん比喩です)ベガトレ。
    「…何故ブラをつけないんで?」
    「ワシが…確か20歳を超えたあたりじゃな。その頃にブラジャーが入ってきての?つけてみたはいいんじゃが、やっぱり生まれてこの方してきたサラシの方が性に合ったんじゃ」
    「…マ?」
    「マーさんなのじゃ」
    「……もしよければ、見せてくれたりは?」
    「見ても1円も得にはならんと思うのじゃが」
    「えっいいの!?」
    「ここはダメじゃ。そうじゃな……こっちじゃ」
    濡れた足を拭くと、ぺたぺたと床張りの廊下を歩いていくギムトレについていくベガトレ。少し奥の方の、外からは見えない部屋に入ると、襖を閉めて袴の帯を解き、スルスルと着物を脱いでいきます。

  • 173二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:36:53

    「…なんじゃ?」
    「いや、この光景児ポに引っかかりそうだなあって」
    「ワシの年齢でそれに引っ掛かったら世の中全部児童ポルノなのじゃ」
    「それもそう…だとしてもこう、背徳感がやばい。心臓バックバク」
    「破裂せんことをいのるのじゃ。ほれ、サラシじゃろう?」
    上の着物を脱いだギムトレは、真っ白なサラシを見せます。
    「おお…ほんとだ」
    「これ、自然と触るでないのじゃ。まあ、触る胸もないがの」
    「………」
    深刻そうな顔で胸から離した手をぐっぱーしているベガトレ。どうやら、なにか感じ取れるものがあったようです。
    「……あった。少しだけ」
    (ぷしゅう……)
    アルはオーバーヒートでぱたりと倒れました(もちろん彼女は彼女自身の実体の持ち合わせはないので、これも比喩です)
    その後謎の背徳感と若干の罪悪感を感じながら、ベガトレは帰路についたとか。

  • 174二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:39:23

    あとがき
    ギムトレちゃんの下着事情でした。
    日本でブラジャーが流通を始めたのが1950年ごろ、その頃にはもうギムトレちゃんは20くらいでしたのでもっぱらサラシなんですよね。そう、これは不可抗力であって別に性癖じゃないです
    ということでベガトレさんをお借りさせて頂きました。アルちゃん、かわいいです。アルちゃんかわいいよアルちゃん。

  • 175二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:44:44

    性癖じゃないなら仕方ないな!

  • 176二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:46:49

    >>175

    ごめんなさい嘘つきました…

    サラシっ娘大大大好きです!!!!!(クソデカ大声)

  • 177二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:47:44

    >>176

    性癖ならしょうがないな!(全肯定)

  • 178二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:48:44

    良いよねサラシ…
    和服着ているトレーナーは全員サラシにしなさい

  • 179二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:51:09

    …別衣装で和服を着せればどの子もサラシに出来るってコトか…

  • 180二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:54:14

    >>178

    えっヘリトレがサラシになるんですか!


    罪悪感がすごい

  • 181二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:58:41

    >>119

    遅ればせながら、三部作お疲れ様でした。

    マーチとマーチトレちゃんの初期から追っていると感慨深く、またシングレ外伝でのマーチを知っているとなおこみ上げてくるものがあり、読んでいて涙が出ました。

    本当に熱く素敵なSSをありがとうございます。

    これからも彼女たちの道が続いていくことがとても嬉しく思います。

    そして、オグトレを本当にありがとうございました。

  • 182二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:59:03

    逆にジジぴがサラシいけたら後の和服勢はサラシいけるやろ理論

  • 183二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:59:14

    このレスは削除されています

  • 184二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:08:48

    マーチの笑顔が良い

  • 185二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:14:25

    かわよき…

  • 186二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:17:30

    ちょこちょこ要素は浮かべられたから後は取捨選択と肉付けだ

  • 187二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:20:53

    >>183

    なんか"TSの良さの根源の一部"みたいなものを感じる(語彙力)

    なんかこう、こう…胸が熱くなります!

  • 188二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:26:49

    >>183

    お互い良い雰囲気で良い……


    次スレ建ててきますね

  • 189二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:31:27
  • 190二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:34:29

    一周年…?ふふふ、用意何も出来てないわ…
    好きに書いてたから特別なネタなんて何もないの…

  • 191二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:34:34

    >>189

    たておつデース!

    1周年きねん

  • 192二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:35:16

    >>189

    たておつです!


    何分白い私新参なもので…

    なにか書けたらよかったんですけどねぇ…

  • 193二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:35:37

    たておつ!
    1周年…
    そう言えば今日は空の日ですね!(現実逃避)

  • 194二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:37:16

    >>192

    安心? して欲しい

    それなりに古参のつもりだが何も用意出来てない


    ちょっと腹切りますね

  • 195二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:37:55

    >>183

    ありがとう……貴方の勢いで生かされる命がある……

  • 196二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:39:17

    立て乙

  • 197二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:39:28

    俺は去年の9月からの新参なので失礼する

  • 198二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:40:02

    立て乙   

  • 199二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:40:19

    >>197

    おい待てぇ、俺も同期だから連れて行け

  • 200二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 23:40:21

    タイトレ誕生1周年かあ……

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