ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って…そうだ……！Part27

10二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 21:52:41

イチちゃんのお母さん
あとはふんわり

11二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 21:53:22

イチちゃんの後輩たち

名前：アシゲコーハイ（仮）　グレイべリコース（仮）　

愛称：ベリちゃん

アルファベット表記：Gray Bellicose

オグリキャップ先輩に憧れていて、＞＞１先輩につっけんどんな態度を取りがちな葦毛の後輩ちゃん。

12二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 21:54:20

名前：ドゥアスグリサリア（仮）　
愛称：グリちゃん、リサちゃん
アルファベット表記：Duas Grisalia
オグリキャップ先輩に憧れている、ベリちゃんのルームメイト。こちらも葦毛。

13二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 21:54:43

み～んな、ふんわり

14二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 21:55:36

wikiが開設されたんだ

過去スレを辿って過去絵等を見るのが面倒な時はここを使うと良いんだ。

編集のお手伝いをしてくれる方を常に募集しているんだ。

resanchorone @ ウィキ【7/18更新】レスアンカーワンwikiへようこそ https://bbs.animanch.com/board/255217/ を発端に、ウマ娘世界に爆誕した>>1ちゃん（仮名：レスアンカーワン）のまと...w.atwiki.jp

◇ルールのようなもの◇

前述した通りここはオグリキャップと>>1ちゃん、さらには>>1ちゃん周りのあれやこれやを妄想して楽しむスレなんだ

あくまで楽しむ場なのであまりに直接的なセクシー表現・演出は自分の中だけに取っておいて欲しいんだ

かといってあまりガチガチに縛ると表現が限られてしまうので、そこはあくまでも自由にというスタンスなんだ

地産地消なら問題ないんだ

紳士ルールというやつなんだ

設定とかもふんわりなので、>>1ちゃんの名前はもちろん、関係性やレース成績なども貴方の思うがままなんだ

そうしてあなたが生み出した概念や物語は何もにも代えがたい素晴らしいものなんだ

他の人にも受け入れられるように配慮しつつ、そのうえで自分が楽しめるようにしていく、という流れなんだ

Take it easyなんだ

次スレは>>190に任せるんだ

よろしくお願いするんだ

◇疑問・提案・尊さへの叫びはいつでも大歓迎なんだ！

15二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 21:57:06

乙なんだ！イラストがいっぱいで壮観なんだ！
べリちゃんとグリちゃんが視認可能になったのはおめでたいんだ！

16エスコンの人23/05/01(月) 22:05:18

スレ建て乙です！

17二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 22:08:19

通算5400回以上のぽっと出のくせに

感慨深いんだ

目指せ10000回！

18二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 22:10:44

あ、イチベリに負けた
オグベリはお預けなんだ

>>21

19二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 22:11:59

＞前スレ200

えっ！？　イチちゃんにツンツンしながらデレデレするベリちゃんのSSを！？

>>20

20エスコンの人23/05/01(月) 22:45:16

>>19

できらあっ！！

あっ、ごめんなさい、嘘です、すいません、大人しくタマモニSS書いてます、はい

21了船長23/05/01(月) 23:15:42

>>18

ベリちゃんオグリさんがちょっと入ってる長めのSS、ここ１０日間くらい取り掛かってます。

今しばらくお待ちを……（最初に作ったプロットが書いている内に破綻してしまい、再構成中です）

22二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 07:32:45

投稿乙なんだ！

23二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 12:17:24

キャラが増えてる…

24二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 13:03:19

ぐりとべり

>>25 >>26

25二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 13:04:13

>>24

絵本かな？

26二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 20:56:40

>>24

かわいい絵になりそう

27了船長23/05/03(水) 08:06:31

イチちゃんのように朝強くなりたい　苦手だ
保守

28二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 08:15:03

まだ生きていたのかこのスレ…
最初のスレで笑ってからまだ息があるとは

>>29

29了船長23/05/03(水) 08:39:19

>>28

一周年を迎えてご新規さんもじわじわ増えています

良かったら過去スレやwikiの旅をぜひとも……

30二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 12:33:03

長く続いてすごい！

31二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 13:23:24

もうすぐ1.5周年なんだ

32了船長23/05/03(水) 16:00:43

今更思いついたのが悔しいくらいなのですが、イチちゃんファンの俺等(ウマ娘世界に俺たちが存在する……？)がイチちゃんのレースを応援するときの、ファン特有の応援文句なんですけども

・(位置、速度を)ageろ！

・(ポジションを)sageるな！

・(レースを)落とすな！

なんてどうでしょう。

何故かアルファベットになってしまうのは、アルファ世界とオメガ世界のねじれ的なsomethingということで一つ。

応援の横断幕やファンうちわなんかには「＞＞１」ってどういうわけか書いてある。何故かこれがファンとイチちゃんの間でも共通認識になってる……みたいな。

>>46

33二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 16:13:01

名前に則しててアリだと思いますねえ！

34元スレ主◆hrpp3RuHxqNx23/05/03(水) 16:21:02

久々に見に来たら紹介絵が>>9以外全部知らないやつだった

というかなんか新キャラできてる

>>35 >>37 >>42 >>44

35二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 16:23:26

おかえりなさい！！　お久しぶりですー！！

36エスコンの人#23/05/03(水) 16:25:30

【Sideモニー2】
　時は少し巻き戻る。
　タマ先輩のスタンプに面喰らい顔を真っ赤にした私は、自室に居られなくなりイチの静止も聞かずに部屋を飛び出していた。火照った頭を少しでも冷やしたくて向かった先は寮に設置されているキッチンだ。今はとにかく冷えた水を飲みたい。そんな気分だった。
　別に自室に飲み水がないわけじゃない。その気になればキンキンに冷えた水を飲むこともできた。でも、あんなことがあったばかりだ。あの空気の中、自室でイチと気まずい雰囲気の中で過ごそうとは思えなかった。というより、私の気持ち悪いくらいニヤけたその顔を見せたくなかったし、完熟トマトみたいに真っ赤に染まった顔を指摘されたくなかった。
　まあ、そんなことはどうでもいいか。
　そんなこんなで無事キッチンまで辿り着いた。当たり前のことだが、すでに消灯時間を過ぎていたためキッチン内は当然真っ暗。かろうじて調理台や冷蔵庫の輪郭がおぼろげに見える程度だ。
　壁際に手を這わせてどうにか明かりのスイッチを見つける。パチリという音と共にキッチン内が明るく照らされる。
　当たり前のことだがキッチン内はきれいだった。フジ寮長が手入れしてるのだから当然だろう。
　私は冷蔵庫を開くと麦茶を取り出し、手にしていたグラスに注いだ。
　グラスに口をつけて麦茶を喉に流し込む。キンキンに冷えた麦茶は私の体の内から火照った体を冷ましていってくれた。
　一息にすべて飲み干して一心地つく。どうにか平静を取り戻すことができた。

37二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 16:25:42

おお久しい！元気だったかな？

38エスコンの人#23/05/03(水) 16:26:38

　――そんな時だった。
　パジャマのポケットに仕舞っていたスマホが震えた。手に取って確認してみて、再び心臓の鼓動が早まった。
　スマホの画面に表示されていたのは『タマ先輩』の文字。
　胸が痛いくらいに高鳴る。せっかく気持ちを落ち着けたのにこれでは元の木阿弥だ。
　
　落ち着け、お願いだから。出た方がいいの？　いやでも、いま出たとして冷静に話せるの？　そもそも何を話すの？　さっきのスタンプの意味？
　
　そんな考えが浮かんでは流れ、浮かんでは流れ。出ようか出まいか悩んでいるうちに着信が切れてしまった。
　かけ直そうかと悩んでいると、またスマホが震える。
　今度はすかさず通話ボタンを押した。自分でも驚くぐらいスマートに指が動いた。
「もしもし？　タマ先輩ですか？」
　そう恐る恐る尋ねてみれば、すぐにあの元気な声がスピーカーから聞こえてきた。
「もしもし！？　モニちゃんか！？」
　気持ちが上がる。口元が緩む。ああ、なんて自分は単純なのだろう。たった数日会えなかっただけなのに、声を聞いただけでこんなに舞い上がってしまうなんて。いけない、顔が緩むのを抑えられそうにない。きっと端から見たらみっともない姿をしているのだろう。
　どうにか平静を装って答える。
「はい、そうですけど。何かご用ですか？」
「用っちゅうか、その……。今、話しても平気か？」
「え、ええ。構いませんけど……」
　歯切れの悪い物言い。ずいぶんと慌てふためいた様子だ。まあ、思い当たることはあるんだけど。
　そのことについて聞こうか聞くまいか、少し悩んだけれどやっぱり聞くことにした。
　一つ相手に聞こえないよう深呼吸すると思い切って聞いてみた。

39エスコンの人23/05/03(水) 16:27:13

「あの、さっきのスタンプなんですけ――」
「ホンマごめん！」
「――ほえ？」
　思わず間の抜けた声を上げてしまった。質問する暇もなく食い気味に突然謝られたんだ、そんな声も出る。
　話が飲み込めないうちにタマ先輩は尚も続ける。
「さっきのは、その、ちゃうねん！」
「は、はい？」
「さっき送ったスタンプ、あれおチビたちが間違うて送ったもんやねん。そういう意図とかなくて、つまりその――あれはちょっとした事故や。ホンマ堪忍や！」
「は、はあ……？」
「せやから、あの、その……。さっきのは無かったことにしてくれへんやろか？」
　スピーカー越しにでも分かるいかにも腰の引けた声。よっぽど申し訳ないと思っているのだろう。電話口の向こうで頭を深々と下げてるタマ先輩の姿が目に浮かんだ。
　手が目頭へと伸びる。唸り声を抑え込むように目頭に手を当てて強く摘まむ。サーッと頭に上っていた血が下がっていくいう音が聞こえたような気がした。ここまで必死に弁解してるタマ先輩がなんだかいたたまれなくて。そして、ここまで全力で否定されたのがなんだか面白くなくて。さっきまであれだけ湧き上がっていた気持ちが萎んでいく。結局のところ全部こっちが勝手に舞い上がっていただけか。
　今、胸を支配しているこれはなんだろうか。失望か、羞恥か、それとも安堵か。そんなどうしようもない絡まったなにかが胸を占めていく。

40エスコンの人23/05/03(水) 16:27:48

「……あの、モニちゃん？」
　なかなか返事が帰ってこないのが心配になったのか電話口からタマ先輩の弱々しくこちらを伺う声が響く。
　相手に聞こえないように大きくかつ短く息を吐き出す。気持ちは晴れないままだが少しはマシになった。
「別にいいですよ」
「ほ、ホンマか？」
「どうせ、そんなことじゃないかなって思ってましたし」
　少し棘のある言い方になっちゃったかな。そんな心配も浮かんでくるくらいつっけんどんな物言いをしてしまったけど、タマ先輩は気づいた素振りも見せず「いや～、おおきになモニちゃん！」と胸を撫で下ろしていた。よっぽど焦っていたんだろうな。
　タマ先輩がそんな反応を見せたせいだろうか。私の中である一つの感情が鎌首をもたげた。悪戯じみた悪い感情が。
「――でも、いいんですか？　なかったことにしちゃって」
「へ？」
　今度はタマ先輩が呆けた声を上げる。よし、ちゃんと聞いてくれてるな。
　そして、私はとびっきりに感情を込めて悪戯っぽく言ってみせた。
「さっきのスタンプ……。私――」
　
　――本気にしちゃってもいいんですよ。

　夜もとっぷり更けた頃、キッチンで一人。
　私は最高に悪い笑みを浮かべていた。
（続く）

41エスコンの人23/05/03(水) 16:28:22

遅ればせながら投稿できました……

>>47 >>48

42エスコンの人23/05/03(水) 16:29:54

おかえりなさいませ！

43二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 16:32:36

誤解を解こうと必死になるあまり却って傷つけてしまう事ありますあります

44二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 21:09:25

おかえりなさいなんだ！

45二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 08:07:49

投稿乙なんだ！

46二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 14:36:36

>>32

これ好き、この表現使ったレース描写を読んでみたい

47二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 14:41:16

>>41

普段サバサバしてる娘が想い人の一挙手一投足であたふたするのが私は好きでしてねへへへ

48二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 21:11:02

>>41

続きを楽しみ待たせていただきます

49二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 23:47:20

保守がてらふとよぎったことをば

ベリちゃんがふんわりお嬢様っぽいキャラになってるけど、どれくらいのお嬢様なんだろうか？

メジロやシンボリみたいに歴史ある名家なのか、キングみたいに両親のどちらかが大成功した人なのか気になる

50二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 08:16:15

どっちの方が楽しそうかな？

51二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 12:23:17

ベリちゃんがお嬢様だと猪突猛進なカワカミタイプな気がするんだ
でもなかなか結果が付いてこなくてそれでもめげないキングタイプとのハイブリッドだと嬉しいんだ！

52二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 12:25:50

あえて、一般家庭でお嬢様みたいな振る舞いをしている説を推したい

53二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 12:28:02

（お嬢様に憧れる一般ウマ娘…そういうのもあるのか）

54二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 12:29:29

なんかディズニープリンセスに憧れる娘みたいだね

55二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 15:13:13

個人的にイチちゃんは差しのイメージ、モニちゃんは逃げ

ベリちゃんとグリちゃんの脚質どんなんだろ？

ベリちゃんはやっぱりオグリに憧れてるから先行、差しなのかな？

グリちゃんは何でもできそうに感じる

>>61

56二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 20:54:57

いいですねぇ！

57二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 21:35:35

>>ベリちゃんはやっぱりオグリに憧れてるから先行、差し

うむ・・・

58二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 23:14:29

グリちゃんにシングレ顔で追い込みやってほしさある

>>60

59二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 08:13:04

良い…！

60二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 16:13:39

>>58

ぜひ見たい

61二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 19:50:46

>>55

グリちゃんは器用でどんなスタイルでも走ろうと思えば走れるんだけど、それ故にまだ「自分のスタイル」を確立できていなかったり・・・という妄想

けっこう大事なレースの直前、どう走ったらいいかわからなくなってしまいパニックになりかけているところに

「つべこべ悩まないでゲートが開いたら思いっきり走りなさい！！」

と居合わせたイチから喝を入れられ、無事レースに勝利。

それからイチに懐くようになり、ベリコースのスキを見てはイチと絡んでいるとかいないとか・・・？

>>63

62二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 20:55:38

それいいですねぇ！

63二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 21:01:38

>>61

でも私は親身で優しく手ほどきするイチちゃんもアリだと思うんですよ

64二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 21:27:18

このレスは削除されています

65了船長23/05/06(土) 21:29:36

小さいけれど確かに重みを感じる物体が、私の胸元で短く、強く震えるのを感じる。音はワザと鳴らないように設定したので、それが作り出す震えは私にしか感じられなかった。
その震え――掛け布団からかすかに漏れる振動音すらルームメイトに聞かれたくなくて、眠っているというのにも関わらず、私の上半身は神経がピリついていた。
振動を感じ取った私の身体は、スタートが切られた発バ機のゲートのように飛び跳ね、けれど音を立てないように、可能な限り静かにマットレスに着地した。

起き抜けからバク、バクと心臓が跳ねる。横を見ると、私のルームメイトは深い呼吸を繰り返しながらスヤスヤと寝入っていた。
それを見て一安心する。うっかり目を覚まされると、面倒くさいことこの上ないからだ。
これまでのほとんど毎朝、ハグだのキスだの、朝一番からはびっくりするようなことをされてきた。しかも、知らない言葉と一緒に。
それらをされてこなかった日は、私かコイツ――グリサリアのどっちかが早く起きていた時だけ。
これが判明して以来、私はなるべく早く起きるようにしていた。

静かにベッドから抜け出し、静かに制服に着替えて、音を立てないように部屋の外に出る。
随分な寝ぼけ頭で、ふらふらと薄明るい寮内を歩く。まだ廊下の電気も全部ついてない時間帯、中途半端な明るさと、連日の早起きは眠気を覚ます助けにはならなかった。
くそっ、グリサリアのやつ、同じ葦毛仲間だからって、初日からあんなにゴリゴリ距離を詰めてくるなんて思わないじゃないの――

多分アイツの故郷の言葉で、多分、悪い意味ではないんだろうとは思う。だって、言った後にすぐ、とてもキラキラした笑顔と嬉しそうな仕草で抱きしめに来るから。
こっちの距離感も理解してほしい。アンタの文化をそのまま持ち込まれても、正直困る。
私だってルームメイトと仲良くしなきゃと思う。でも、順序っていうものがあるじゃない。

66了船長23/05/06(土) 21:37:57

どうにか分かってくんないかな、とやり場のない気持ちで脚を動かす。
気が付けば、私は寮のラウンジまで歩いてきていた。ラウンジ内の電気はまばらに点いていて、閉まり切っていないカーテンから漏れ出る日光が目に刺さる。
そんな中で、光も影がせわしなく動き回っている部屋を目の端で捉える。まだ誰もいないラウンジと比べて、いやに目立っていた。
よくよく見ると、制服姿でウマ耳を生やしている影もあった。

寮のキッチンがどんなところになっているのかには興味がなく、知識もない。
ここじゃなくてもカフェテリアで本当に美味しいご飯が食べれるし――ところでお腹空いたな――遅くなっても寮で夜食が出ることがあるから。
寮母さんやおばちゃんたちには感謝の気持ちでいっぱいだけど、自分で何かしないといけない理由はない。
ワザワザ作ろうだなんて、結構なことだ。

◇◇◇◇◇

玄関の窓ガラスの向こうからは朝日映す、未知の世界が広がっていて、本当に毎朝出かけるものとおんなじなのか、と面食らった。
ちょっと出かける時用の簡易なサンダルをつっかけて、持ち手を握って押し出す。手が冷え、同じく冷たい空気が顔に当たる。
まだ春じゃないっていうの。ごく小さな世界への不満が空気を震わせて、私の鼓膜に返ってきた。

見たことのない輝き方をする寮の棟や木々、トレセン学園の正門を視界に捉えながら、フラフラと歩く。
部屋を抜け出して、寮からも飛び出して、脚の動くままに上半身も連れてきているだけ。眠気は私の脚の後ろに、影と一緒にずっと引きずられていくようだ。
日当たりのいいベンチを探して、そこでもう一寝入りしよう。
目的地を決めないと、始業時間までずっと歩きとおす羽目になってしまう。私はおぼろげな記憶を頼りに、三女神様の像の周りにベンチがあるのを思い出した。

67了船長23/05/06(土) 21:39:58

桜の木に挟まれた雲を仰ぎ見ながら真っすぐ歩く。
次第に、身体が温まってきた。風は冷たいけど、陽の光が暖かいのもあるだろう。
実際のところ、正門から校舎に向かって歩いてみると、そんなに距離が遠くないことを誰もが実感する。「あれっ、もう着いた」とみんな口をそろえて独りごちる。
例に漏れず、ベンチが見えるころには目が覚めるだろうと思っていた私も、「ホントに？」と呟いた。

誰もいない広場は私の貸し切りだ。三女神様も、今だけは私だけに目を向けざるを得ない。
そんな寝ぼけた考えをよそに、一番日当たりのいいベンチを探して、太陽に背を向けるようにして横になった。
スマホを見ると、始業に間に合うように時間を逆算しても、２時間以上ある。１時間くらい二度寝をしてから部屋に戻ろう。
そう思った矢先だった。

「あの、すまないが、ちょっと聞いても良いだろうか」

>>74

68了船長23/05/06(土) 21:43:36

（ひとまずここまでです）
（「なぜグレイベリコースさんは、メチャクチャに非効率的な『料理を作る』という一面でイチちゃんに立ち向かおうとしたのか」を自分の中で探った結果生まれた怪文書です）
（王によるベリちゃんお嬢様概念が投稿される前から考えていたので、だいぶ口調や思想が異なります。が、ひとまずこのまま投稿することにしました。お付き合いいただければ……）

（もう少しだけ続きます。表面的で即物的な関係性だけを楽しんで彼女たちを消費してはいけない、と心に誓う）

>>73

69二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 21:55:36

>>「あの、すまないが、ちょっと聞いても良いだろうか」

うーむこれだけでスゴイ波動を感じる…

70二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 08:07:48

投稿乙なんだ！

71二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 12:39:24

かわいい！

72二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 12:43:38

オグベリかオグベリなのか！？
座して待つ

73二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 20:39:30

>>68

楽しみにしてるんだ

グリとベリはこのスレのみんなの心意気でできているんだ

74了船長23/05/07(日) 22:06:47

>>67

少し姿勢を変えてさあ寝るぞと思った矢先。誰か。誰かが私に話しかけた。

誰が見ても今まさに寝ようとしているこの私に。身体だって脳だって寝る準備が整ったっていうのに。

ていうか、一体全体どうして、こんな朝早くから起きてる生徒がいるのよ！

「困ったな、カフェテリアまで行きたいが……」

そんなとこ、勝手に行きなさいよ。どれだけ方向音痴だって言うの。

寝ているふりで無視を決め込もうと思ったが、私の背中の一部分だけが、縦に冷たくなり続けている。まだ立ち去る様子はないようだ。

待ち続けてイライラを募らせるより、パッと案内した方が時間を節約できそう。

そう踏んだ私は身体を起こして顔を向けた。ついでに、どんな顔したウマ娘なのか拝んでやろう。

75二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:07:46

RTTT、最後までオグリが出てて良かったんだ

オグリがオグリしてて良かったんだ

このクオリティでラストランだけでもいいからアニメ化してくれんかサイゲ様！！

そしたら、オグイチのラストランの解像度がかなり増すんだが！？

>>85

76了船長23/05/07(日) 22:08:04

振り返った私の目の前には、泥だらけのジャージ姿で、朝日に光る葦毛を蓄えたウマ娘が立っていた。
それも、とびきりに――憧れの形をしていた。
私は自分の見ているものが本当に現実なのかどうか、確かめる必要があった。
ほっぺをつねる。痛い。
念のためにもう一度。じんじんと熱を持つくらい、痛い。
「大丈夫か？」と疑問と不安が混じったような表情で、「あの」ウマ娘が、私に問いかける。

私の知っている『アイドル』は凛々しくて、ゴール板を見つめる目の奥に光を据えて、頼もしくて勇敢だった。
でも、私の前に立っていた彼女は、困り顔の、行き先を見つけられていない、愛嬌溢れる一人のウマ娘だった。

77了船長23/05/07(日) 22:08:38

「あッ、あのッ」
「うん」
「ええと、お困りでしたかッ」
「ああ、道が分からなくなってしまって……君は、ずいぶん声が高いんだな」

自分が出した声の素っ頓狂さに気が滅入る。
待って待って待って、でも、無理。
だって、憧れのあのウマ娘が目の前にいるんだもの！
私たちが、葦毛のウマ娘の誰もが夢見るひとり！

「いつもこうなんですッ。朝だけですから、大丈夫ですッ」
「そうか、それならいいんだが」
「カフェテリアですよねッ」
「うん。最近は行かなくなってしまったから、忘れてしまって」
「カフェテリア、絶対行きましょ。こっちですッ」

私は声の調子を戻すこともできないまま、勢いだけで先を歩き出した。
学園の敷地には私たちしかいないはずなのに、心臓も血液も随分とにぎやかに騒いでいる。ああもう、うるさい！
あれだけ平坦な学園の道がずいぶんと歩きづらい。歩くたびに、まるで地面ごと左右に傾いているかのように感じた。
私はカフェテリアまでの道を、とてつもなく緊張した表情を読み取られたくなくて、一度も振り返らずに案内した。

78了船長23/05/07(日) 22:09:19

ーーーーー

カフェテリアに案内する道中、驚きの気持ちでいっぱいだった。

「親切にありがとう。君はとてもやさしいんだな」
「あ、ありがとうございます」
「そうだ、君の名前を聞いていなかった。なんて呼べばいいだろうか」
「別に、ベンチでたまたま寝ていただけですし、そんな、名前を言うほどの者じゃ」
「そう言わず、ぜひ教えてくれ」
「そんな、知ってるようなウマ娘じゃありません。それより、あの、……オグリキャップ先輩、ですか？」

私が振り返って発した問いかけに、彼女――オグリキャップ先輩は、うん、と真っすぐ頷いてくれた。

「オグリキャップだ。今日はありがとう」

やっぱり、間違いなかったんだ、憧れの『アイドル』で『ヒーロー』だった――まさか、あのオグリキャップ先輩の意外な一面を見れた上に、役にも立てたなんて。
ありがとう、とまで言われてしまった。その衝撃で、私の視界も身体もぐらりと揺れた。
興奮が天にまで届きそうな私の脳は、バランスを取ることを完全に忘れてしまったようだった。

「ああ、危ない！」

79了船長23/05/07(日) 22:10:38

――どういうわけか、私の身体は地面には激突しなかった。オグリ先輩が、受け止めてくれたから。

「大丈夫か？」

――受け止めてくれた？
とどまることを知らない衝撃に突き動かされて、私はバネが跳ね戻るように姿勢を正した。

「わ、あの、ごめんなさい、すみません」
「大丈夫か、眠気が戻ってきてしまったのか」
「いや、そういうわけではないのですが」
「この時間に起きる生徒は少ない。危ないから、どこかに座ろう」
「いやいやいや、大丈夫です、寮まで戻ります！」

ジンジンとつま先が痛む。さっき姿勢を戻すときに、うっかり全体重を乗せてしまったのかもしれない。

80了船長23/05/07(日) 22:11:19

「オグリキャップ先輩の手は、これ以上煩わせませんッ」
「君には助けられたから……それと、オグリでいいぞ」
「呼べるわけありません！　オグリキャップ先輩をそんなふうに」

オグリキャップ先輩が目を丸くして――そんな表情をこんな間近で見れるなんて――恥ずかしそうにはにかみながら、頭の後ろに手をやる。

「先輩、先輩か。嬉しいな」
「私たちの憧れですッ」
「ありがとう。良い先輩になれるよう、これからも頑張る」

ふわりと、右手が暖かくなった。先輩が、私の手を取ってくれてる。握手をしてくれてる！
この熱は、まだ私の背中にありありと感じ取れるそれと全く同じだった。
私の耳も尻尾も、まるで落ち着かない。私はこの握手を生涯にわたって忘れないだろう。

「……やっぱり、君の名前は何と言うんだ」

私はこれ以上、ふやけにふやけた顔を見られたくなくって「頑張ってくださいッ」と一言だけ答えて、寮の方向に振り返って走り出した。

学園の道は、相変わらず妙に傾いていた。

81了船長23/05/07(日) 22:14:50

（第二部、ここまでです）
（自分の中ではイチオグ同級生次元ですので、先輩ムーブするオグリキャップさんがとても新鮮）

（もう少しだけ続きます）

82二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:21:57

あ～、先輩扱いされて嬉しそうに顔を緩ませるオグリが尊いんじゃぁ……

83二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:22:00

なんだこの心優しきイケメン王子様は・・・・
あオグリだった！！！

847523/05/07(日) 22:23:29

すいません！　船長！！

SSの途中割り込んじゃいました！？　ほんとすいません！！

必要とあれば消しますんで！！

85二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:27:02

>>75

そんなの嫌だ‼オグリの映像化がラストランだけなんて…‼

馬生全部アニメにしてほしい‼４期が大成功したらすぐに…せめて二年以内にはアニメ化してほしい!!!

86二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:46:52

なんか本当に十年間引きずりそうなアニメになりそうね

現実でも十年以上引きずってる？　それはそう

87二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 22:52:55

ウマ娘　銀の夢　アニメ化と聞いて

88エスコンの人23/05/07(日) 23:26:49

【時には夢の中で昔の話を】

　これは夢だ。そう確信できた。だって、私がもう一人眼の前にいるんだから。そして、もう一人は誰もが知るそして――私がよく知る彼女だ。

「はあ……、わかりました。案内してあげます」
「ほ、本当か？」
「ええ、いいですよ。どうせまた道に迷ってここに戻ってくるんですから」
「――君は優しいんだな」
「はあ！？　そ、そんなんじゃありません！」

　こんなやり取りだったけな。決して素直になれなくて、あんな強がり言って。
　
「君名前は？」
「イチ、イチでいいです」
「ありがとうイチ」
「オグリ。オグリキャップだ。よろしく」

　そう、この時からあの素っ頓狂なやり取りが始まったんだ。
　あの時差し出された手を取ってから私達の物語は始まったんだ。

　光が周囲を包んでいく。

　そして、次々と場面が目まぐるしくその姿を変えていく。

「今度から私がお弁当作ってきてあげます」
「本当か！？」

　それは初めてお弁当を作ってあげたあの日。

89エスコンの人23/05/07(日) 23:27:12

「イチ！！　おめでとう！！　かっこよかったぞ！」
「ああもう！　抱きつくな！　みんなが見てるでしょうが！」

　それは選抜レースでようやく勝ちを得た日。

「おまじないしてあげたんだからちゃんと勝ちなさいよ！　タマ先輩との最後のレースなのに情けない走りをするつもりなの？」
「……ありがとうイチ。行ってくる。そして、必ず勝ってくる！　応援してくれたみんなのために！　私と走るタマのために！　そして何より君のために！」

　最初の有馬記念の日。

「お願いだから！　もう、無理をしないでくれイチ……。このままじゃ君が壊れてしまう！」
「うるさい！！　アンタに――勝ち続けられるアンタに私の何が分かるのよ！！」
「分からないよ！　私には君の辛さはたしかに分からない！　でも、それでも君が走れなくなるのは嫌だ！！」

　自暴自棄になった私を必死で止めようとしてくれた日。

90エスコンの人23/05/07(日) 23:27:36

「勝てた……。やっと……、やっと勝てたんだ……」
「イチ……、おめでとう……」
「ちょっと、なんでアンタが泣いてるのよ？」
「だって、だってぇ……」
「まったくもう……、しょうがないんだから……」
「そう言うイチだってないてるじゃないか～」
「うっさい！！」
「う～」
「――オグリ」
「ん？　グスッ、なんだ？」
「――ありがとうね」

　ようやく暗闇を抜けてOPウマ娘になれた日。

　――そして。

「しっかりしなさいよ！　あんたオグリキャップなのよ！？」
「行ってきなさい！　そして思いっきり楽しんできなさい！」
「私の――私達のヒーロー！」

　オグリの伝説の最後の日。

91エスコンの人23/05/07(日) 23:27:59

◇

　ふと目を覚ます。なんだか懐かしい夢を見ていた気がする。
　薄暗い部屋の中、枕元の目覚まし時計に目をやれば朝方の5時を指し示していた。
　そろそろ起きないと。起きて朝食の準備をしなければ。
　そう思って身を起こそうとするが、まるで金縛りにでもあったみたいに上半身が持ち上がらなかった。
　不思議に思って自身の体に目をやって、思わずため息を吐いてしまう。
　原因は一目瞭然だった。誰もがよく知る芦毛のヒーローが人の胴に抱きついていたんだから。
　しかし困った。これでは準備にいけない。
　そんなこっちの気持ちも知らずにヒーローさんは規則正しい寝息を立てながら幸せそうに眠っていた。

　まったくもう。ホントにしょうがないんだから……。

　そう胸の内で呆れながらも自然と口元を緩ませてしまう。
　しばらくこの姿を眺めててもいいんだけどそうもいかない。どうにか起きてもらわないと一日が始まらないんだから。

92エスコンの人23/05/07(日) 23:28:13

「おーい、キャップ～？」
　
　そう呼びかければ目を瞬せながらぼーっした様子で身を起こす。

「ん～……、イチ……？」
「おはよ」

　会話を交わしたもののまだ眠気が冷めないのかぼんやりとこちらを見つめるオグリ。
　そして、眠気に負けて倒れ込む。
　――それも私の胸元に向かって。
　突然のことで体を支えることもできず私はされるがままにベッドへ倒れ込む。
　
「ちょ、ちょっとキャップ！？」

　私の抗議の声も虚しく、ヒーローさんは私の胸元に顔をうずめると再び規則正しい寝息を立てながら幸せそうに夢の中へと旅立っていった。
　さて、困ったのは私の方だ。さっきよりもしっかりとホールドされた体。おまけに尻尾まで太ももに巻き付かれている。

「あの～、キャップさん？　これじゃ朝ごはん作れないんだけどな～？」

　私の声など聞こえる素振りも見せず絶えず寝息を立てる。
　わずかにのぞかせたその横顔はとても幸せそうだった。

93エスコンの人23/05/07(日) 23:28:26

　まったくもう。本当にしょうがないんだから。

　再び大きくため息を吐く。今度は降参の意味も込めて。
　今日はどうせ休みなんだからいいか。
　そう自分を納得させると腰元に散らかった掛け布団をかぶる。

「おやすみなさい。私のヒーローさん」

　そう言って瞼を閉じ、心地よいぬくもりに身を任せるとオグリを追いかけるように夢の世界へと沈んでいった。

94エスコンの人23/05/07(日) 23:30:10

タマモニがなかなか書き進まないので息抜きに

いつぞや見た船長のオグイチアフターに触発されて書いちゃいました

RTTT、よかったぞ……

95二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 23:43:16

イチちゃんの豊満なむnに飛び込むなんて…
まあオグリの特権なんだ！

96二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 00:30:04

供養がてら保守

温泉さんといい、神様といい、すんごいや

お絵描きむずかちい

>>97 >>101

97二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 00:31:54

>>96

ほうメガネモニちゃんですか大したものですね

>>98

98二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 00:36:28

>>97

モニちゃんってわかってもらえてすごい嬉しい…

99二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 07:39:22

投稿乙なんだ！

100二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 12:28:18

いつもありがとうなんだ！

101了船長23/05/08(月) 20:28:57

>>84

とんでもないですすす　これこそ「掲示板」という感じがしてむしろめっちゃ好きです！

１分の差であった……

>>86

良くない競馬ファンの邪知ですけど、ＪＲＡは常に次のオグリキャップを求めているとか言われていますよね

彼の功績はあまりに大きいですから……ありがとうオグリキャップ号

>>94

自分以外が書くイチオグその後ストーリー最高すぎて最高になった　最高

>>92の「おはよ」が大好きすぎる。この一言だけで二人の間の愛や信頼感、休日というプライベートな時間、一緒に眠れる大きさのベッドやそれが置ける部屋の間取りなど、色んなものが見える。マジで尊い

甘い話なんていくらあっても困りませんからね　おかわり！

>>96

モニちゃんマ～ジでこういう顔する。ゆっくりモニちゃんや

後でwikiにまとめておきますね……

102エスコンの人◆eP/1pW9KM623/05/08(月) 21:53:38

【ダウナーグリちゃん日誌】

◯月✕日

今日は初めての登校日。今日からいよいよトレセン学園生としてデビューするんだ。
　シンボリルドルフ会長かっこよかったなあ。
　途中、ダジャレ？を言ったような気がするけど気のせいだよね？
　明日から本格的な授業が始まるんだって、上手くクラスの人と打ち解けられたらいいけど。
　あと、栗東寮でもいろんな出来事があって、特に寮長のフジキセキさん。
　カッコよかった……。本当にかっこよくてお話に出てくる王子様みたい。
　ただ、同室の子。グレイベリコースさんって言うんだけど、ちょっと怖い娘だったなあ。
　なんだかすごい強気で、仲良くなれるかなあ……。
　心配だなあ……。
　とりあえず朝起きたら挨拶しよう。そして、改めて自己紹介しよう。
　それくらいなら私でもできる。

　たぶん……、メイビー……。

>>105

103二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 22:47:31

どうしよう……

昨日のモニちゃんで調子良くしてゴジオグリにちなんでイチちゃんのアンギラスを描いてたはずなのに、出来上がった品見たらただの化け物ががが……

ホントはこんなかんじに可愛く描けたらなって思ってたのになじぇ……

>>104

104二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 23:03:31

>>103

まあ物は試しにこっそり見せてくださいよ

>>106

105二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 23:04:21

>>102

いくらダウナーだからってかゆウマ日記みたいになったらビックリするんだ！

106二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 23:19:06

>>104

言いましたね…？

もうどうなっても知らんぞーーー！！！！！

>>107 >>108

107エスコンの人23/05/08(月) 23:20:03

>>106

OH……。

108二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 23:21:31

>>106

予想以上にアンギラス成分が強すぎる…

イチちゃん困ってるやん！

10910623/05/08(月) 23:23:01

敗因は分かってるんや……

アンギラスは実物を模写して、イチちゃんは簡単へを模写して組み合わせたらそらこうなるわ……

110二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 23:29:09

アンギラスもデフォルメ模写すべきだったか…

11110623/05/08(月) 23:32:44

デフォルメって難しい…

11210623/05/08(月) 23:41:01

試しに顔を大きくしてみた

少しはマシになったような気がする……

＞＞＞＞誤差！！＜＜＜＜

113二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 23:44:14

顔がションボリしてるのが悲哀を感じて改造されたみたいになってるんだ！
描きやすいかんたんイチちゃんの表情をニコッとさせたらいいかもしれない

11410623/05/08(月) 23:58:09

表示変えたら大分マシになった、かな？

115二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 07:39:34

投稿乙なんだ！？

11610623/05/09(火) 08:17:40

保守がてらとりあえず昨日の続き

やっぱり見た目イカつい
↓
よく見たらオグリのゴジラは丸っこいな
こっちも丸っこくしたらいいのでは？
↓
…ご出身はキノコ王国で？

11710623/05/09(火) 08:18:08

絵忘れた…

118二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 08:19:21

このレスは削除されています

119二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 10:19:34

丸っこくなって大分可愛らしさが前面に出てる気がするんだ！

120二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 12:21:20

マリオ側のデフォルメ参照にしちゃっても良さそう

121二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 19:54:22

ようやくそれっぽさが出てきた

122二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 20:45:09

なかなか良さげ

123二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 20:55:14

確かにファスナーは大事ですねえ

12410623/05/09(火) 21:15:39

ファスナーがあることによって改造された感が一気に薄れる！

……今までごめんよイチちゃん（泣）

125エスコンの人◆5kUOCXructr823/05/09(火) 21:28:15

【ダウナーグリちゃん日誌】

◯月□日

　今日は最初の授業。さっそく走りの練習がありました。
　結論から言うと、やっちゃいましたあ……。
　もう、これを書いてる今も隣のベリコースさんからの視線が痛いです……。
　
　というのも、教官立会のもとレースがあったんだけど、そこでまさかベリコースさんとバッティングするなんて……。
　レース前の走力測定でクラス内トップクラスのタイムを叩き出してたベリコースさん。そんな人と一緒に走ることになるなんて……。
　レースはもうてんでメチャクチャ。ゲートから出遅れるし、馬群が怖くて最後尾だし、思い出したら涙が出てきた……。
　途中でジュニアクラブ時代のトラウマが蘇ってもう最悪。
　ビリッケツでみんなに憐れみの目で見られたのを思い出しちゃった。
　しかもそれを思い出したのがよりによって最後の直線。
　それが嫌で無我夢中で走ってたら、一着になっちゃった。
　まわりはポカンてしてるし、2着のベリちゃんには対抗心むき出しにされるし……。
　私、こんなんでやっていけるのかなあ……。

>>128

126二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:35:07

>>無我夢中で走ってたら、一着になっちゃった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん？

127二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:38:36

トラウマ発症して逆カブラヤオーやったんか……

128二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:53:04

>>125

このグリちゃんはスキル「バ群嫌い」「小心者」持ってるのかな・・・

129１０６23/05/09(火) 22:19:41

とりあえずこれで完成

皆様のアドバイス、ありがとうございました！

>>130

130了船長23/05/09(火) 22:20:59

>>129

YOOOOOOOOOOOOOO

めちゃかわいい……オグリキャップさんと並べよう

>>133

131１０６23/05/09(火) 22:22:03

んぎゃほー！！？　訂正！？

13210623/05/09(火) 22:23:23

こうして並べてみると最初のクリーチャー感がすごい

13310623/05/09(火) 22:23:55

>>130

あ、それ面白そうです！

ちょっと頑張ってみます！

>>134 >>135

134了船長23/05/09(火) 22:27:58

>>133

ええええ、見れてしまうのですか

わくわく過ぎる

135了船長23/05/09(火) 22:31:31

>>133

ちなみになのですがリアルタイムでまとめてしまいました

もしNGでしたら仰ってください！

>>137

136二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:39:41

イケるやん！！そして船長の人は仕事が早い！！！

137１０６23/05/09(火) 22:42:46

>>135

全然大丈夫ですよー

むしろありがとうございます！！

138１０６23/05/09(火) 22:43:10

意外といけた

>>139 >>140 >>142

139了船長23/05/09(火) 22:44:35

>>138

kaxtuxtuxtuxtuxtuxtxutxutxutuxtuxtuwaii

かっっっっっっっっっっっっっわいすぎる～～～～！

え――――！　これ机の上でちみっこいサイズ感のがてんやわんやしてるやつだきっと～～～～～～！

このマスコット欲しすぎる。切実に。ていうかイチちゃんオグリさんで鞄につけあいっこしててくれ

140二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 22:45:34

>>138

怪獣オグリ普通に上手だな…

14110623/05/09(火) 22:49:44

イチちゃんで経験値が溜まってたのか怪物オグリはそんなに苦もなく描けてしまった……

最初のクリーチャーはほんとなんだったんだ……

142二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 07:37:50

>>138

かわいいんだ！

143二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 12:22:40

すばらしいんだ！

144二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 19:45:42

モニガイガン

>>150

145二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:13:55

ナイスなんだ！

146二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:15:49

モニちゃん意外とノリノリだ…

147二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:20:40

集中力切れて雑になっちゃったけどタマモギドラ

148二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:45:05

やっぱりキングギドラって難しい…

149二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 07:35:18

みんな可愛いんだ！

150二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 12:26:12

>>144

かっこいいんだ！

151二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 20:35:06

キングギドラは思いついた人すごいんだ！八岐大蛇がモチーフなんだろうか（脱線）

152了船長23/05/11(木) 22:31:43

◇◇◇◇◇

この日から、早起きする理由が一つ増えた。
オグリキャップ先輩にもう一度会いたい。その一心だった。
静かに着替えていた服を制服からジャージに変えて、朝練も真似てみる。先輩がどういうコースで走っているのか調べるような野暮なことはしない。
どこかでまためぐり会えるほうが、ロマンチックだから。

でも、今私が見てるものは、私の思うロマンチックさではない。
普段からちらりとだけ見ていく三女神様の周りのベンチに、オグリキャップ先輩がいた。それは喜ばしい。
けど、その隣に！
その隣にいるウマ娘は、いったい誰なの！？

よせばいいのに、私は様子を覗うために木々に隠れながら――両手に枝でも持てば効果的かしら――二人に近づいていった。
随分と親しい様子で、二人は語り合っている。直接触れ合うような仕草は少ないのに、二人の間の関係を図り取れる。
一体全体どうして、こんな朝早くから起きてる生徒がいるのよ！
私とオグリキャップ先輩だけが起きてる、魔法の時間だったって言うのに！
あっコラ、ウマ娘の骨め、オグリキャップ先輩に撫でられて照れるな！

153了船長23/05/11(木) 22:31:55

枝を握る手に力がこもる。
骨ウマ娘のほうがスマホを見て、手際よく何かを片付けるような動きをしている。
具体的に何をしているのかここからでは良く見えない。
オグリキャップ先輩が先に立ち上がって、座る骨ウマ娘に手を差し伸べる。
先輩の姿勢があまりに自然で、怒りを忘れて見とれてしまうくらいだった。

手を振って寮の方向へ戻るにっくきウマ娘と、おそらくカフェテリアへ向かうのだろうオグリキャップ先輩。
骨ウマ娘がその手に下げた手ぬぐいのような何かから、私は目が離せなかった。

154二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 22:39:09

骨ウマ娘→馬の骨ということか
なんだよ…ちょっと上手いじゃねえか…

155了船長23/05/11(木) 22:40:07

◇◇◇◇◇

その日から、私はムカムカが止まらなくて仕方なかった。
骨ウマ娘は一体誰なのか、どうしてあそこまでオグリキャップ先輩に取り入ることができたのか。
同じカサマツから来た？　実は同室のタマモクロス先輩？　でも、私たちと同じで葦毛のはず。
普段オグリキャップ先輩の周りにいるウマ娘たちの中には見つけることができず、ますます誰なのか分からなくなっていた。
色んな重賞レースの映像を見ても、それらしい生徒は見つけられなかった。
一体、誰？

分からないまま、時間がだけが過ぎていく。
タイミングが合わなくなってしまったのか、あれから二人を見かけることも無くなり、それにつれて私のやる気も少しずつしぼんでいった。
そうなってくると、早起きする理由も前向きなものではなくなる。同室のグリは相変わらず、何にも知らないような顔でぐっすりと眠っている。
寝てる時くらい、口、閉じなさいよ。

156了船長23/05/11(木) 22:50:49

（今まさに書いているので、もうちょっと続きはお待ちくださいね）
（今日で終わります）
（このレスは投稿し終わったら消します）

157了船長23/05/11(木) 22:54:15

「ごちそうさま～！」
「いや、美味しかった～、生き返った～」

私の隣で、泥だらけのウマ娘たちが両手を合わせて、まるで拝むような姿勢でお茶碗にお辞儀している。
お風呂にも入らずに、ここまで直行してきたらしい。全く、汚いったらありはしない。
――なんて、大きな口を叩ける私ではなかった。私も、空腹に耐えきれずにさんざ迷った挙句、食事を優先したからだ。

今日の集団トレーニングは夜遅くの部に割り当てられた。
教官による集団トレーニングは、トレーナー付きの生徒たちよりも優先度が低く、うっかり同じコースが被ったりしてしまうと私たちが後ろに回ることがしばしばある。
その結果、身体基礎教練という名の筋肉トレーニングを想定される時間より多めに取らされた挙句、走り始められたのはもっと遅くなってしまった。

こうなると、いくらカフェテリアと言っても閉まってしまう。
開いているけれど、食べたい料理や身体を作りやすいメニューがもう売り切れてしまっていたりする。
頑張った私たちがつかれた脚と尻尾を引きずってついた先に見える『本日は〇〇終了しました』の看板ほど、残酷なものはこの世にそうないだろう。

そんな私たちを迎えてくれるのが、寮のラウンジで食べることのできる夕飯、通称『お夜食』だ。
地域の人の協力と、料理上手な生徒によってボランティア的に開催されている。
毎日やっているわけではないけど、栄養バランスや体重を気にする子の要望を個別に聞いてくれて、それでいて美味しいご飯を食べることができる。
先輩の中には、カフェテリアよりもこっちを使って調整をするという生徒もいるらしい。

今日は『れんこんのおかか煮、鯖の炊き込みご飯、ブロッコリーとお豆腐の味噌汁』だ。

158二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 22:57:15

ブロッコリーのお味噌汁とは天ぷら以上の衝撃なんだ

159了船長23/05/11(木) 23:05:36

本当にこの学園は食事で困るところがない。どこでも、必ず何かを食べられる。
今自分が食べている料理を、自分と同じ生徒が作っているというのがにわかには信じられない。ちらりとキッチンを伺うと、見覚えのある生徒が、右に左に、忙しそうに動き回っている。
確か……オグリキャップ先輩の近くによくいる、スーパークリーク先輩だ。
料理が上手と聞いていたけど、本当においしい。

料理をするなんて、どうしてそんな時間の勿体ないことを、とずっと思っていた。
けど、こうして自分が助けられてしまうと、お礼を言わなければいけない気持ちになってくる。
味噌汁に浮かぶブロッコリーを最初見た時は正直嫌だったけど、食べてみると味が濃くて美味しい。
れんこんは食べ応えたっぷりだし、鯖ご飯も水っぽくない。
カフェテリアに負けないくらい美味しい夕飯だった。

食べ終わって軽くなったトレイを持ち上げ、他の子についていって食器を下げる。
ついでに、クリーク先輩にお礼を言おう。
私は洗い物に手をつけている先輩に、少しだけ勇気を出して声をかけた。

160了船長23/05/11(木) 23:18:55

「スーパークリーク先輩」
「～♪」

鼻歌混じりでお皿を擦っている。少しだけ、声のトーンを上げた。

「クリーク先輩？」
「あっ、すみません、食器、ありがとうございます～」
「ごちそうさまでした」
「いえ、お口に合いましたか？」
「はい。おいしかったです」
「良かったです～」

手際よく、少ないお水で洗い物をどんどん済ませていく。
食洗器とか導入してあげればいいのに。

161了船長23/05/11(木) 23:27:48

「今日のごはんって、どうやって考えたんですか？」
「ラウンジの入り口に、箱が置いてあるのは知っていますか？」

クリーク先輩の言葉で、私はちらっと後ろを振り返った。

「あそこの箱に、どんなものが食べたいかを書いてもらっているんです」
「ブロッコリーを食べたい、って子がいたんですか？」
「実は一人だけいましたよ？　一番多かったのが『身体を作れるお料理』だったので、なるべく栄養と健康に気を遣ったメニューをみんなで考えたんです」

それに、とクリーク先輩が洗い物の手を止める。

「食いしん坊さんにたくさんお料理をしている、頼りになる子がいますから～」

そう言って、『頼りになる子』に振り向いた。
私もクリーク先輩の目線を追いかけた。

目線の先で、私は思わず「あーッ！」と声を上げてしまった。

162了船長23/05/11(木) 23:48:19

キッチンにいる全員が私を見る。けれど、そんなことを気にしている暇は無かった。
大きめの片手鍋を長いお箸でつっついているウマ娘は、確かに私があの日に見た「骨ウマ娘」だった。
きょとん、とした顔で私を見つめ返している。

「あんた、あの時の！　先輩、あのウマ娘の名前って何て言うんですか！？」
「ど、どうしたんですか？」
「教えてください！」

パチパチと瞬きを繰り返しているクリーク先輩に食いつく。

「どうしても分からなかったんです！」
「は、はあ……」
「あんた、何て言うの！？」

私の問いかけに、しばらくぼーっと立っていた骨ウマ娘がハッと気づいたようにコンロの火を止め、私の質問に答える。

「レスアンカーワン、だけど」
「レスアンカーワンね！」
「イチ、って呼ばれてるわ」

レスアンカーワン。やっと見つけた。
忘れるもんですか。

163了船長23/05/12(金) 00:00:03

「あんた、私と勝負しなさい！」

手で手ぬぐいを軽く叩きながら、こちらにレスアンカーワンが近づいてくる。

「何で勝負するのよ」

少し怒ったような、ムカついているような口調だった。
その声を聞きながら、私は何で勝負したいのかよくわかっていないことに気付く。
なにで、なんで勝負するんだっけ？

「ちょっと？」

そうだ、オグリキャップ先輩をかけて勝負するんだ。

「私とレースしなさい！」
「いいわよ。条件は？」

えーと、と考える私の袖を、クリーク先輩が軽く引っ張って顔を寄せてきた。
軽い力のはずなのに、不思議と抵抗できなかった。

「イチちゃん、私たちと同じ学年です。私が先輩なら、あなたの先輩ですよ」

げっ。勝ち目が無いじゃないの。

「今のはナシ！」
「何よっ」

レスアンカーワンをはじめ、皆がずっこける。
しかし、ここまで啖呵を切ってしまった手前、引くことができない。
苦肉の策で、私は思いついた単語を突発的に口から飛び出させた。

164二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 07:35:01

投稿乙なんだ！

165エスコンの人23/05/12(金) 08:27:21

>>163

料理は、できるやつができるようにしたらいい。私は、自分で思っていたその簡単なルールさえ、熱に浮かれて忘れてしまっていた。

了

>>174 >>177

166エスコンの人23/05/12(金) 08:28:25

非常に遅ればせながら船長に代わって書き込ませていただきました。

詳細はwikiのコメント欄にて

167二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 12:21:40

乙乙！

168二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 12:26:07

先輩と知って一時撤退するべリちゃん好き

169エスコンの人23/05/12(金) 19:19:28

船堀さんパロのイチちゃん

>>171 >>175

170二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 20:48:30

かわいいんだ！

171二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 20:51:39

>>169

イチママがうまぴょい歌ってるのでも見たのかな？

172二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 22:58:17

イチちゃんは赤面が似合うんですねえ

173二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 07:26:42

朝保守なんだ
素晴らしい作品ばかりで朝からほくほくなんだ

174二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 12:05:37

もしかしてべリちゃんは料理対決するつもりか？

どうなる！？

175エスコンの人23/05/13(土) 12:37:35

>>169

ip規制に巻き込まれて昨日のうちに投稿出来なかったんだ……

完成版

>>176 >>182

176二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 12:40:51

>>175

ほうほう…これはこれは

177了船長23/05/13(土) 20:48:52

そういうわけで、自分の観測したベリコースさん概念でした。

タッチの差で締めの一文を投稿できず……やってしまった

Triggerさんありがとう～～～

「喧嘩っ早い」の言葉を大事に、どうしてイチちゃんと（なるべく暴力的にはならないように）闘う羽目になったのかを妄想しました。

最初の方のどこかで「イチちゃんとは異なるジャンルの料理を作る」という物語の基礎があったので、それがゴールになるように物語を妄想してます。洋風料理やお菓子を作るんだろうな、と。

お嬢様キャラがやや浸透してきた今なら、一般日本家庭（？）育ちのイチちゃん以上にそれらの料理がマッチしてきてるんじゃないかな、なんて。

なんなら、最後の文章をエスコンの人に書き込んでもらう前に一行入れ忘れてるんですよ

ここで追加しておきます