【SS】マヤノのお腹

[1 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:38:20]

マヤノトップガンとのトレーニングの時間。

「冬だね」

マヤノ「そうだね」

今日は彼女たっての希望で勝負服を着てトレーニングすることになったのだが･･･

「寒くない？」

マヤノ「すっっっっごく寒い！」

どうやら今の季節には向いてなさそうだ。

[2 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:39:21]

マヤノ「トレーナーちゃん、助けてぇ〜〜〜、マヤ凍えちゃうよお〜〜〜〜」

せめてインナーでも着ればマシになるのだろうが･･････

「俺が着てるコートを貸そうか？」

彼女を寒さから守るためには今はこれしか手段がない。

マヤノ「でもでも、それじゃあトレーナーちゃんが･･･あっ、そうだ！」

何かを思いついたようだ。

マヤノ「トレーナーちゃん、コートの前開けて！」

言われた通りにコートのボタンを外し前側を開ける。

マヤノ「そしてこの中に〜、マヤちんランディング〜☆」

コートの中にマヤノが入ってきた！

マヤノ「これで前閉めて！」

彼女に寒風が当たらないよう急いでボタンをかける。マヤノは顔だけ外に出している状態だ。

マヤノ「これでぬっくぬくだね！あったかーい！」

[3 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:39:53]

しかし、彼女の身体は芯まで冷えているだろう。すぐに温まるわけがない。

(ここは───！)

袖の中に腕を引っ込めて、マヤノの冷えたお腹に手を当てる。

マヤノ「ひゃっ！？トレーナーちゃん！？」

「冷たい！」

マヤノ「もしかして、マヤを温めてくれてるの･･･？」

「これで温まってくれたらいいんだが」

残念ながら今はカイロなんかは持っていないので自分の体温を分け与えるしか方法がない。

「乙女の肌を触って悪いけど･･･」

マヤノ「う、ううん！平気！トレーナーちゃんなら大丈夫！」

ありがたいことに納得してくれたようだ。聞き分けのいい娘でよかった。

マヤノ(ひゃぁ〜〜〜〜、トレーナーちゃんの手がマヤのお腹に〜〜〜〜！マヤ、変な気分になっちゃうよ〜〜〜〜〜)

[4 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:42:44]

ウララ「あれなにしてるんだろう？」

ライス「えっと、二人羽織？」

ロブロイ「って感じでもなさそうですけど」

ウララ「あっ、なんかもぞもぞしてる」

ロブロイ「えっ！？」

ライス「あ、あれもしかして、はいって･･････」

ロブロイ「そ、そんな白昼堂々とスるハズがないですよ！」

ライス「で、でもあれどう見ても･･････」

ウララ「うーん、あれあったかそう！わたしもトレーナーにやってもらったらあったかいかな？」

ライス「そ、そんなのライス、沸騰しておかゆになっちゃうよぉ！」

ロブロイ「あわわわわ、み、見てません！私はなにも見てません！」

ウララ「？」

[5 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:43:43]

ゆっくりと手を動かし、彼女の冷たい部分が触れるようにする。

(それにしても───)

マヤノのお腹は若いだけあって触り心地がいい。シルクのような肌触りに内側までしっかりとついた筋肉による適度な固さ、女性らしい柔らかな弾力。

(そして子供らしい張り！)

いやでも意識をしてしまうが、あくまでもこれは彼女を温めるための行為。邪な気持ちを抱いてはいけない。

マヤノ(トレーナーちゃんにお腹触られてるとドキドキしてきて･･････ま、マヤの心臓の音聞こえてないかな？)

こんなことになるのならカイロぐらい持ってくればよかったと後悔している。

マヤノ「あっ、そ、そうだ！トレーナーちゃん！もっとすりすりして！」

「！？」

この娘はなにを言い出すのか。理性を崩壊させたいのだろうか。

マヤノ「こう、摩擦熱ですりすりーってやったらもっと早くあったまるよね！」

彼女は天才ではないだろうか。言われた通りに高速で手を動かす。

マヤノ(ひゃぁぁぁぁああああ！トレーナーちゃんの手がマヤのお腹のいろんなとこに〜〜〜〜！！！)

ひとしきり体を温めた後、トレーナー室に戻って暖を取ることにした。火照ってしまったのだろうかマヤノの顔は真っ赤になっていた。

[6 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:44:11]

─翌日─

マヤノ「トレーナーちゃん、もっとお腹すりすりしてぇ･･････」

昨日お腹を冷やしてしまったのが原因か、彼女は腹痛を起こしてしまっていた。

「よしよし」

マヤノ「はふぅ･･････」

保健室に連れて行こうかとも思ったが、痛みで一歩も動けないとのことなのでこうして応急処置？をしている。

マヤノ「トレーナーちゃんの手、あったかぃ･･････」

(しかし、いつまでもこうしているわけにはいかない)

いずれ寮の門限が来るし、何より遅くまで連絡もなしに戻らなければ寮の人たちにも心配をかけるだろう。

(寮に電話して誰かに迎えにきてもらうか)

一度手を離しスマホを取ろうとするが、

マヤノ「あいたたたたっ！トレーナーちゃん、助けてぇ〜〜〜」

マヤノがこの様子なのでスマホのある場所まで移動することができない。

[7 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:44:36]

(この前お腹を冷やしたのが悪かったのかもしれない)

幼い頃母にやってもらっていた腹部へのマッサージを思い出し、撫でるだけじゃなく揉むようにして刺激を与える。

マヤノ「ひゃっ、トレーナーちゃん？」

「うちの母親に教わったマッサージだよ」

手のひらと指を使って腹部へ刺激を与える。こうすると嫌でも彼女の体の柔らかさを実感してしまう。

「マヤノの肌はすべすべだな」

マヤノ「えっ？」

(しまった！)

つい言葉に出してしまった。

マヤノ「む〜トレーナーちゃんのえっち〜」

「ごめん･･･」

マヤノ「で・も、マヤはトレーナーちゃんになら触ってもらっても大丈夫だからね♡だからマッサージやめちゃだめだよ」

マヤノに釘を刺されたのでマッサージを続行することにした。

[8 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:45:27]

マヤノ(ふっふっふっ〜、効いてる効いてる。マヤのトレーナーちゃんメロメロ大作戦始動中！)

マヤノ(男の子は女の子の肌を触るとその女の子のことを意識しちゃうってネイチャちゃんが言ってたもんね！)

マヤノ(つまり！こうやってトレーナーちゃんにマヤのお腹をいっぱいなでなでしてもらってトレーナーちゃんをメロメロにしちゃうのだ☆)

マヤ(･･････マヤもちょっとドキドキしてなんかムズムズしちゃうけど、ここは我慢だよ！)

マヤノ(シチーさんもオシャレの基本は我慢って言ってたし、男の子へのアピールも一緒だよね！)

マヤノ(でも、こうやってお腹すりすりされてるとなんか、お腹の奥が熱くなってきて･･････)

ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙﾙ

マヤノ(！？)

急にマヤノの顔色が悪くなった。

「大丈夫か、マヤノ！？」

マヤノ「と、トイレ！じゃなくて、お花摘み行ってくる！行ってくるから待っててーーー！」

そう叫びマヤノはレース以上のスピードで走っていった。

(今のうちに寮の方に連絡しておこう)

マヤノの不調を電話で伝えると、寮長さんに迎えにきてもらうことになったのだった。

[9 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:46:00]

─翌週─

マヤノ「トレーナーちゃん、久しぶり！」

先週からお腹の調子が悪かったマヤノは無事に快復したようだ。

「元気そうでよかった」

マヤノ「よくない！トレーナーちゃんと会えなくて寂しかったんだからぁ！どうしてお見舞いに来てくれなかったの！」

トレーナーは寮に出入り禁止であることを伝えた。

マヤノ「でもでも、そーいうのに目を瞑ってこっそり会いに来てくれるのが大人の男の人でしょー！」

そんな漫画のようなことをするのはリスクが大きすぎるのだが、このままだと機嫌を損ねてしまいそうだ。

「ごめんね、今度はちゃんとするから」

マヤノ「あっ、えーっと、でもトレーナーちゃんが寮に勝手に入ったのバレてトレーナーやめさせられちゃったりしたら大変だし･･･」

わがままを言っていたのはわかっていたようだ。彼女もそれを突き通すほど子供ではないということだ。

マヤノ「あっ、マヤわかっちゃった！」

嫌な予感がする。

マヤノ「トレーナーちゃんが来れないならマヤの方からいけばいいんだ！トレーナーちゃん！今日からマヤ、トレーナーちゃんのお部屋に泊まるね！」

突拍子もないことを言い出した！

[10 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:46:21]

このままでは本当に来かねないので何とか止めることにする。

「同室のテイオーが寂しがるかもしれない」

マヤノ「大丈夫！テイオーちゃんもテイオーちゃんのトレーナーさんのとこでお泊まりすればいいだけだもん！」

反論の余地のない発想だ！ここは詭弁を駆使して言いくるめよう。

「男女七歳にして閨を同じうせずという。大人の女は簡単に男性と同じ部屋で寝るものではないよ」

少しアレンジを加えているが、これでなんとか！

マヤノ「それは昔の話！今の大人の女はおんなじベッドで添い寝してもらうものってライスさんが言ってた！」

ライスシャワー、なんてことを言ってくれたんだ。

[11 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:47:03]

ライス「へっくち！」

お兄さま「ライス、大丈夫？」

ライス「ううん、平気だよ。でも、寒いからお兄さまとおんなじお布団に入りたいな」

お兄さま「いいよ、おいで。もう温めてあるよ」

ライス「うん！」

ライス(お兄さまの腕の中、あったかいなぁ)

お兄さま(ライスは甘えん坊だな)

[12 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:47:51]

マヤノ「ふっふっふ、マヤからは逃げられないよ〜☆マヤちん、テイク・オ〜フ！からの、ランディングー☆」

マヤノが膝の上にぽすっと座ってくる。

マヤノ「ふっふっふ、トレーナーちゃんがいいって言うまでこのままだからね！」

このままでは動けない。こうなったら仕方ない！

「秘技！お腹揉み！」

マヤノ「ふわっ！？」

先週あの後母親に電話で話を聞いたところ、あれは便秘解消のマッサージだったらしい。

「わがまま言う子は、こうだ！」

相手が強硬策で来るならこちらも同様だ！マヤノのお腹をマッサージしてトイレに行っている隙に迎えを呼ぶ！

マヤノ「ひゃっ！くすぐったいよ〜！」

「これでどうだ！これでどうだ！」

マヤノのお腹を刺激する。念のため着替えになりそうなものは用意してあるから何かあっても大丈夫だろう。

[13 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:48:44]

たづな「トレーナーさん、少しよろしい･･･です･･････か･･･」

「あっ」

マヤノ「ふわぁぁぁぁ」

マヤノは今服を着ているので、服の下から手を入れている形になる。なのでこの状況はどう考えても･･････

たづな「･･････あの、仲が良くて何よりですけど、学園内でそういうことは控えてもらえると」

誤解されてる気がする！いや、誤解でもないような気もする！

たづな「と、とにかく！マヤノちゃんが最終的に涙を流さないような行動でお願いしますね。あっ、資料はここに置いておきますので。ではごゆっくり」ﾊﾞﾀﾝ

「待ってください、たづなさ──」

マヤノ「ふわぁ、トレーナーちゃん、やめちゃだめぇ･･･」

マヤノが腕を押さえつけてきた！これでは剥がせない！

マヤノ(むっふっふ〜、たづなさんが今日トレーナー室をまわって資料配りしてるのは知ってたもんね！既成事実作戦大成功〜☆)

その後何とか説得してお泊まりは週末だけにしてもらうことで話を収めたのだった･･･。

マヤノトップガンは「切れ者」になった

[14 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:49:15]

【おまけ】

マヤノ「トレーナーちゃん、せっかくお泊まりの日なのに理事長に呼び出されて行っちゃってつまんない！」

マヤノ「･･････あっ、そうだ！こういうときは、ベッドの下！」

マヤノ「違った･･････じゃあ本棚！ブックカバー！あ、この漫画面白そ〜」

マヤノ「････････････はっ！30分も経ってる！トレーナーちゃんこんな罠を仕掛けてるなんて」

マヤノ「ん〜、でも他にめぼしいとこもないしなぁ。もしかして、電子派？」

マヤノ「トレーナーちゃんのパソコンはえーっと･･････あっ、お仕事で持ってっちゃったんだ」

マヤノ「むぅ〜･･････あっ！マヤわかっちゃった！」

マヤノ「ふふふ･･････机の底、の二重底！ここだぁ！」

マヤノ「えぇっと･･････『巨乳人妻パラダイス』？『熟した果実はとても甘い』？な、なにこれ！？トレーナーちゃん、年上好きなの〜！？」

マヤノ「う〜、でもでも、巨乳の方はまだ何とかなるかも！牛乳いっぱい飲むぞー！」

マヤノトップガンは「お腹下し」になってしまった

[15 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:50:28]

フェチシリーズはだいたいウマ娘側が鋼の意思に倒されてたので今回はウマ娘側に勝たせたかった。
ロブロイの服の下からすりすりしたい。

[16 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:51:00]

過去作↓

悪い子ライスとアクノロブロイ｜あにまん掲示板

駄目じゃないライスとゼンアクノロブロイ、あとハルウララとか｜あにまん掲示板

幸せの青い薔薇ライスとチチメガネホンノロブロイ、それとサクウララとか｜あにまん掲示板

【SS】大盛りライスとワルウララ、あとアクノロブロイとか｜あにまん掲示板

年上ライスとボスノロブロイ、あとハルウララとか｜あにまん掲示板

【SS】マシマシライスとレースノロブロイ、あとモツウララとか｜あにまん掲示板

お絵かきライスと後輩ノロブロイ、あとハルウララとか｜あにまん掲示板

【SS】コロッケライスとお弁当ノロブロイ、あとハルウララとか｜あにまん掲示板

【SS】年越しライスとメンノロブロイ、ハツウララとか｜あにまん掲示板

【SS】キカサレフクキタルと相談ライス、あと代わりのハルウララとか｜あにまん掲示板

【1レスSS集】ライスとロブロイ、あとハルウララとか｜あにまん掲示板

【SS】トークノロブロイと喋ルウララ、あと悪い子ライスとか｜あにまん掲示板

【SS】列車ライスと機関車のロブロイ、あと電車ウララ｜あにまん掲示板

【SS】小さなロブロイと大きなトレーナー｜あにまん掲示板

【SS】硝子の少女アルダンと生涯専属トレーナー｜あにまん掲示板

【SS】空飛ぶライスと決闘ノロブロイ、あと登ルウララとか｜あにまん掲示板

【SS】グラスのお尻｜あにまん掲示板

【SS】春売ララとライスコロッケ、あとえっちなロブロイとか｜あにまん掲示板

【SS】俺は闇のマヤノトレーナー｜あにまん掲示板

【SS】俺は闇のファイントレーナー｜あにまん掲示板

【SS】ウララの太もも｜あにまん掲示板

【SS】ロブロイの胸｜あにまん掲示板

【SS】ライスケーキとトモノロブロイ、あとハルウララとか｜あにまん掲示板

【SS】俺は闇のバクシントレーナー｜あにまん掲示板

【SS】登山家ライスとキャンプノブルボン、あとバクシンオーとか｜あにまん掲示板

[17 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 21:52:01]

過去作その2↓

【SS】俺は闇のフクキタルトレーナー｜あにまん掲示板

【SS】ライスのお耳｜あにまん掲示板

【SS】シャリライスとネタノロブロイ、あとスシウララ｜あにまん掲示板

【SS】ウララちゃんは別だ｜あにまん掲示板

【SS】俺は闇のエルトレーナー｜あにまん掲示板

[18 二次元好きの匿名さん 22/01/22(土) 22:06:43]

マヤノ…恐ろしい子…！！

[19 二次元好きの匿名さん 22/01/23(日) 01:14:14]

マヤちゃん…やはり天才か