- 1二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:15:38
- 2二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:17:59
たておつ
- 3二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:18:23
イベント(時系列順)
堕天炎神熱圏 モスクワ
月神管理都市 ケープカナベラル
カルデアコスモバケーション〜スリラーナイトNEO〜
疾走月面海域 静かの海(マレ・トランクイッリターティス)
未元物体旅程 ロズウェル
極限真空戦場 サーモスフィア
20○○サマーバトルロワイアル〜無垢なる狂気のDMZ〜
時空奪還旅程 タイムパラドッグズ - 4二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:19:17
堕天炎神熱圏 モスクワ 登場サーヴァント
《最初の宇宙飛行士》ライカ
クラスはライダー。『最初の宇宙飛行士』として、座に登録された宇宙飛行士達の総意により召喚された。イベント堕天炎神熱圏モスクワにおけるカウンターとして呼び出されたサーヴァント。
宇宙服を来た犬モードと犬耳尻尾少女モードを使い分ける、カルデアにおける愛されキャラ。
オールひらがなで喋り天真爛漫な性格だが、時々シリアスモードで漢字になる。
宝具
『星に輝く小さな命』
(シューティング・スター・ライカ)
光り輝くロケットを作り出し、味方全体に祝福の星と共に味方全体にバフを振り撒くライカの宝具。
史実の打ち上げの4日後に息絶えたエピソードもあってか、4ターン後戦闘不能になる。
《紅き炎の船長》コマロフ
クラスはフォーリナー。
世界初の宇宙ロケット事故の被害者。今際の際の怨嗟と、『故郷に帰りたい』という念により外なる神クトゥグアと融合し、地球を焼き尽くそうと目論む堕天炎神熱圏モスクワにおける首謀者。
イベントラストで和解し、カルデアに召喚された。
基本クソ真面目だが、たまに真顔でボケに回る。
ガガーリンの無二の親友で、檄重感情を抱く。
ライカを「クドリャフカ」と呼び、その悲劇を知る者として気にかけている。
宝具
『怨嗟に塗り固められた希望の船』
(ソユーズ・ブレイクダウン)
世界初の宇宙ロケット事故の犠牲者であるコマロフの宝具。
本来は敵に向かって墜落する自爆宝具とも言えるものだが、融合したクトゥグアの影響で、追尾性能や身に纏った炎を降らせたりするなど凶悪さが増している。
味方になった後は宝具の名前は、『炎神に愛されし希望の船(ソユーズ・ランディング)』とされている。 - 5二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:19:43
《蒼き星の発見者》ガガーリン
クラスはライダー。
説明不要の『人類』初の宇宙飛行士。
上述イベントにおけるカウンター鯖の1人。神無き宇宙空間を呼び出す固有結界と、そこから漏れ出す力で戦う、青髪に青い瞳を持つ熱い男。
オッサンと兄貴キャラの中間みたいな性格。
ライカの兄貴分。コマロフに激重感情を抱いている。
宝具
『神無き天に坐す青き星』
(ゼムリャー・ガルバヴァータヤ)
ガガーリンの宝具候補その1。
神無き理想の宇宙を呼び出す固有結界。
普段の戦闘のコズミックパワーの源泉。
『青き星との訣別の舟』
(ヴァストーク・アヂーン・コスモス)
ガガーリンの宝具候補その2。
宇宙への進出=地球からの巣立ちという解釈から、地球由来の力の全てを遮断するロケットを呼び出す固有結界。 - 6二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:20:14
《人の罪たる猟犬》ライカ・オルタ
クラスはフォーリナー。
「理不尽に扱われた故に、人類を恨んでいるに違いない」というコマロフの解釈を元に召喚された、ライカの別側面。
人類に恨みを持つありとあらゆる実験動物達の総意の代表として、外なる神であるティンダロスの猟犬と混ぜ合わされた幻霊だが、その魂の総量により逆にティンダロスをすり潰し、主導権と力を奪った。
しかし基本の性格はライカと同じため、人が嫌いだけれど憎み切れない、捻くれツンデレな性格。
外見は全体が黒っぽい、キツめな目と表情をしたライカ。
大人びた態度と喋り方をしているが、興奮したり激昂すると子供っぽいひらがな喋りになる。
イベント中に和解し、コマロフと共に続編イベント月神管理都市ケープカナベラルにおいてカウンターとして召喚された後、カルデアに合流した。
基本ツッコミと思い込んでるボケ。
サメ映画とロボ様(新宿のアヴェンジャー)が大好き。
宝具
『鋭獣・虐死監獄』
(エクストゥリミエント・ティンダロス)
ライカ・オルタの宝具。
実験動物霊の人生を象徴する、どんどん小さくなっていく監獄の如き実験室に対象を閉じ込め、自らと共に押し潰して道連れにする宝具…だった筈が、『鋭角を自在に行き来する』というティンダロスの権能により、デメリットを完全無視して敵を嬲り殺し出来るようになった禁止カード級の宝具。
番外編
『水鋭獣・虐殺海岸』(プラーヴァニイ・ティンダロス)
水着ライカオルタの宝具。
サメ映画を愛するオルタと、サメ映画を本物と信じた動物霊達のタッグ技。
海のあらゆる鋭角から襲いかかるシャークパニック。 - 7二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:20:48
ライカ、コマロフ、ガガーリンの3人組は、
露西亜宇宙組、略して露宙組ではなく、路駐組と呼ばれている。
路駐組の名前の由来は、サーヴァントユニバースイベにおいて、毎回違法ロケット駐車をしてはレッカー移動させられてるから。その他イベントでもやらかしているかもしれない。 - 8二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:21:13
《天上の指揮者》セルゲイ・コロリョフ
クラスはキャスター。
ソ連におけるロケットを開発した科学者にして、世界で初めて宇宙ロケットを打ち上げ、そこから信号を発した人物。
宇宙開発のためならば悪魔に魂すら売ると豪語する宇宙狂い。
性格は過去の経験から厭世的で露悪的だが、基本は人の良い不器用なお父さん。
ガガーリン、コマロフの師的なポジで、ライカを打ち上げた際の責任者にも関わらず、彼女に敬意と愛情を以て接していたため、オルタ含めた路駐組からは非常に慕われている。
モスクワイベにおいてはコマロフへの後ろめたさから協力したが、思想の違いから決別し、逆にカルデアへと協力。
過去スレでお出しされた、その際の自らの命すら勘定に入れた悪魔的智慧は必見。
宝具
『天上に響け未知なる唄』
(スプートニク・ムジカ)
セルゲイの宝具。
ロケットとビーコンを打ち上げ、前人未到の地から初めて信号を発した功績が宝具となったもの。
魔力が続く限り、人類が認識出来る範囲内全てに『何か』の信号を発するビーコンを設置し、それを全て傍受出来る。
ぶっちゃけて言えばこの人が居たら情報戦が一瞬で終わる。スレ内の権謀術数っぷり含めて何なんだアンタ。悪魔に魂を売った男(けして1人ではない)です。 - 9二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:21:43
《勇壮な探索者》はやぶさ
クラスはフォーリナー。
皆ご存知遥か宇宙を旅して、小惑星イトカワのサンプルを持ち帰り、使命を果たして燃え尽きた探査機がボイジャーのように人の形を得て現界した。
ボイジャーの弟ポジ。手にしたレトロなカメラを手に、無表情にはっちゃける愛されポジ。ショタはいい文明。
本編ではアトランティスにてキリシュタリアに召喚された経験を持ち、天然ボケコンビとしてカイニスの胃にダイレクトアタックしていた。
自己犠牲型の情報収集と帰還特化の宝具と、魔力の続く限り再起動を果たすスキルで活躍するメッセンジャーにして斥候。
「故郷に帰れずに、人類に使い潰された」存在としてコマロフに呼び出されたがセルゲイと同じく離反。
彼のメッセンジャーとしてカルデアに協力した。
宝具
『遥か遠き人の夢よ』
(プロジェクト・イトカワ)
はやぶさの宝具。由来は言わずもがな。
2つの効果があり、1つはフォーリナーを始めとした外宇宙由来の未知のモノの情報(サンプル)を持ち帰る、言うなれば対象が限定されたスパロボにおける偵察。
2つ目は自らが燃え尽きる代わりに、遠き星から帰ってきた証明としての写真を届けたように、仲間達に希望を届けるというもの。
自らのスキルにガッツがかかるものがあるため、何度も自爆してはバフをばら撒く非人道的な運用があるかもしれない。おのれ陳宮。 - 10二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:22:20
月神管理都市 ケープカナベラル 登場サーヴァント
《月の足跡》アームストロング
ガガーリンと同じく説明不要の月面着陸者の1人。
ごく最近までご存命だった凄い方。
型月的に言えば『月の神秘にトドメを刺した人』。
本人もかなりそれを気にしていて、アルテミスらに後ろめたさを感じていたりする。
本来はライダーの筈が、人類の宇宙開発や月面到達を危惧する余りガバガバポンコツ状態になったムーンセルと、それを利用して破滅を回避しようとするBBの思惑が重なり、ムーンキャンサーとして召喚された。
宇宙組第二回イベント『月神管理都市ケープカナベラル』におけるメイン鯖。
路駐組と共にケープカナベラルの宇宙センターを、ムーンセルに呼び出された神霊鯖達から奪還して再びの月面着陸を成し遂げ、バグって人類を滅ぼそうとするムーンセルの防壁を破壊し、沈静化に貢献した。
基本真面目な堅物で、普段から後述のフォン・ブラウンに振り回され、頭を痛めている。
しかし本人のエピソードを見てみると、
テストパイロット時代に先輩から「お前にゃこんなタッチアンドゴーなんざ出来ないだろ」→「出来らぁ!!」→泥に嵌って行動不能、先輩に大爆笑される。
といった風に滅茶苦茶負けず嫌いだったりする。
宝具
『月へと刻め人類の一歩』
(ワン・ジャイアントリープ・フォー・マンカインド)
アームストロングが未だ夢見る月面の荒野を呼び出す固有結界。
自らの認めたクルーはデメリットを受けない、神性を持つ者に致命的な特攻がある等ガガーリンと共通点が多い。
他にも月由来のスキルや逸話、権能を持つサーヴァントの各ステータスのランクを大幅にダウンさせ、一定以下になると実体化を出来なくさせる、ムーンセルの防壁を問答無用に破壊し、クラッキングをも可能にするなど、まさにムーンキャンサーの面目躍如といった力を持つ。
…ただし、月を愛する本人は不本意かもしれない。 - 11二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:23:12
《悪魔に魂を売った男》フォン・ブラウン
クラスはキャスター。
アメリカのロケット開発者にして、宇宙のために悪魔に魂を売ったもう1人の宇宙狂い。
生前一度も会えなかったセルゲイをライバル視している。
顔はとある平和男に酷似しているため、非常に胡散臭い。
ケープカナベラルイベにおいて、前編でアームストロングと共にムーンセル沈静化に協力するも、その直後に裏切ってムーンセルを乗っ取りラスボスとなった。
ムーンセルの存在する時空(extra時空)においては宇宙開発が禁じられたため、失意のどん底にいたが、ふとした切っ掛けで世界初のウィザードとして覚醒。
extra本編に登場する礼装やカードキャストの原型を作るなどした後、死後サイバーゴーストとなりムーンセルに接触し、外宇宙への可能性に触れた事がこのイベントの発端となった。
本編オデュッセウスのように、イベ時とイベ後で全く性格が違う。
イベ時は冷たさを感じる程に沈着冷静で物静かな性格で、イベ後はひょうきんではっちゃけた感じの軽い性格になる。
…ただし、どちらの状態であっても宇宙への憧れの強さは変わらず、『行ける』と分かれば全てを犠牲にしてでも手を伸ばしかねない危険人物。
戦闘はextraやCCCの礼装やコードキャストを駆使して戦う。
宝具
『小さき扉より飛べ心の舟』
(ランデヴー・トゥモローランド)
フォン・ブラウンの宝具。
後に『とあるセラピスト』が完成させるコードキャストの原型を使い、対象の3gの魂のサンプルーーSG(シークレットガーデン)を採取し、それを小型ロケットに積載して宇宙へ向けて放逐するというextra時空とのごった煮宝具。
CCC本編と同じく、対象の人格形成に大きく関わるサンプルであればあるほど、採取の難易度と対象に及ぼす影響が増大する。
スキル、宝具の封印、アイデンティティの崩壊等、もたらされるデメリットはかなりえげつないが、本人は「科学の発展に犠牲は付き物デース」とばかりに容赦無く使ってきそうな気がする。 - 12二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:27:27
作家組
<SFの祖>ヴェルヌ
クラスはキャスター。
SFというジャンルの祖。
海底二万マイルーーつまりネモ船長の生みの親。
自らの作品の概念を呼び出す宝具を持ち、そのためコマロフに尖兵として召喚された。
座において生前交流のあったアレクサンドル・デュマから、ネモ達が召喚されている事を聞かされており、一目会いたいと願っていた。
そしてカルデアに彼らが居ると知り、セルゲイの要請で彼らに密かに協力した。
裏切りを察知され、コマロフとライカ・オルタによって粛清されたが、根性で生やした謎ガッツで生き残り、ネモとネモシリーズ達に看取られ消滅した。
カルデア召喚後は、ネモシリーズの親として彼らを猫可愛がりしまくっている。
月まで届きし、我が物語
(サイエンスフィクション・ロマン)
彼の著作事に有る宝具の中で「月世界旅行」を担当する生原稿。
宇宙――取り分け月への関わりと憧れを持つ者にバフ、神性にはデバフをかける。
が、親バカ故に創作物ーーぶっちゃけネモ達には全く効果が無かったりする。
【ニ万里の静寂】
(パラダイスイズアンダーザシー)
こちらは海底二万里の原稿を元にした宝具。
8スレ目のSSを見るに、深海と同じ環境の空間を呼び出して敵を押し潰したり足止めする効果があると思われる。
無論、ネモ及びその艦であるストームボーダーには効かない。
- 13二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:28:16
<概念作家>ウェルズ
クラスはキャスター。
ヴェルヌと同じくSFの開祖の1人で、こちらはタイムマシン、透明人間、タコ型の火星人や宇宙人の概念を生み出した人。
それらを宝具として召喚出来る。
コマロフに尖兵として召喚されたが、裏切る事なく最後まで彼に殉じた。
偏屈でファンキーな性格だが、自分の物語を愛する者達に命を捧げる事も厭わない情熱的な人物。
続編イベの月神管理都市ケープカナベラルでは、追い詰められたカルデアの面々を救うため、霊基を犠牲にする宝具を発動(未遂)した事もある。
宝具
永遠に届かぬ時跳びの物語
(タイムマシン)
効果はウェルズ自身がタイムマシンとなり対象を過去へ飛ばす宝具。
レイシフトとはワケが違う、本物の時間旅行というのが本人の談。
ただし使ったが最後、座にすら残れない程に霊基が粉々になる。
しかも後々これが宇宙組イベント最終回に繋がる騒動を巻き起こす事になる。
虚構の宇宙戦争
(フィクション・インベーダー)
タコ型火星人や宇宙人の軍団を呼び出す宝具。
これによってイベントにおけるモスクワを要塞化していた。
- 14二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:30:58
コピペは前スレより。
寝ますので続きは申し訳ありませんが明日行こうか、もしくはどなたかお願い致します…。 - 15二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:52:02
疾走月面領域 静かの海(マレ・トランクイッリターティス) 登場サーヴァント
《観測し得ぬ怪猫》シュレーディンガー
(キャスター・クアンタム)
クラスはキャスター。
「シュレーディンガーの猫」で有名な理論物理学者…なのだが、理論の方に引っ張られて無辜の怪物(猫)のスキルで猫として召喚されてしまった人。どうしてこうなった。
常時発動型の宝具の影響で、量子力学的にいう所の『何処にもいて何処にもいない』状態であり、はっきりと観測されない限り何処にでも姿を現せる単独顕現の亜種とも言える力を持つ。
…が、肉体的にも、体に引っ張られたのか心も猫そのものなので素の戦闘力や耐久力はほぼ皆無だし、知的興味を惹かれるか、本人の気分がノらない限り手を貸してくれなかったりする。
史実通り大の女性好き。
遍歴や逸話だけみたらギリシャ勢ともタメを張る。
過去スレにおいては、金星の化身たるイシュタルの体にセクハラ紛いの調査を行い、マアンナで消し飛ばされかけたらしい。
戦闘時は、宝具でもある自らの体の存在密度を犠牲にした、分身によるブロークンファンタズムで攻撃し、攻撃力はほぼ無いが異様なヒット数と無辜の怪物のスキルでスターを盛り盛りにしたり、回避やガッツの嵐で攻撃を耐える変則的な耐久型。
宝具
『箱の中の不確定な個(クアンタム・シュレディンガー)』
シュレーディンガーの体そのものでもある常時発動型宝具。
はっきりと「ここに居る」と観測されない限り、量子の海を泳ぐ不確定な存在となり、ありとあらゆる場所に出現したり、姿を消す事が出来る。
…個人的にこの人の異名が中々定まらないのはこの宝具のせいなのではと勘繰ってしまっている。
『シュレーディンガーの猫』(シュレーディンガーズキャット)
第二宝具。
シュレーディンガーの代名詞とも言える思考実験が誤解されたまま広がった知名度により生じた、『箱の中の不確定な個』の拡大解釈版であり別解釈版。
自らの霊基を犠牲にしたエネルギーによって、平行世界の観測、移動を可能とする。
移動に人数・対象の制限はないが、発動は一度の使用のみの、他者を対象とした事実上の特攻宝具。
「FGO」では基本的に使用されないが、ケープカナベラルイベの際、ウェルズのタイムマシンの発動と同時にこれを発動させ、互いの霊基の崩壊を免れつつカルデアの面々を窮地から救う事に成功した。 - 16二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:52:35
《月を駆ける白兎》ハクト
(ライダー・ルナ)
イシュタル、アルテミス主催の月面レースイベント『疾走月面海域 静かの海(マレ・トランクイッリターティス) 』の登場サーヴァント。
月面探査レースのために開発された月面探査車が、開発者達の情熱によって意思を持ち、その中にインドラの生まれ変わりたる聖者に自らの体を捧げ、献身を讃えられて月に登った『ジャータカの兎』の概念が融合した事で生まれた、「インド系褐色ウサ耳ふわもこ長髪ょぅじょ」という属性てんこ盛りなサーヴァント。
月面走行車ジャータカ・ラビットMk2の上で気怠げにうたた寝しながらも、縦横無尽に月面を疾走するレースにおける第三勢力にしてダークホース。
また、ジャータカ・ラビットMk2には、前世繋がりで何処かの時空の『とある覚醒者』の残滓とも言える意思が宿っており、彼女に危険が及ぶと凄まじい『威』を持ってあらゆる悪を浄化する。
錫杖を用いた法力と残滓直伝のカラリパヤット、乗機の月面探査車とのコンビネーションで戦う以外と肉体派。
ただ、実際の月面探査レースは途中で勝者無しで頓挫しているため、恐らくは平行世界か未来の英霊であると考えられる。
宝具
『静かの海を行け月の宝輪』
(ダルマチャクラ・チャンドゥーラ・アイラーヴァタ)
自らを月まで運んでくれたインドラの白象アイラーヴァタの聖なる水の権能と、覚醒者の残滓を四輪ローバーの月面探査車の車輪に乗せた、属性・悪や妖怪変化、罪穢れを身に宿す存在に特攻がはいる対悪宝具。
また、この宝具を発動するとハクトは「神霊の権能を宿した、魔術に依らない技術の結晶」という矛盾した概念を身に纏うため、ありとあらゆる加護・守護・呪いの概念や権能を貫く事が可能となる。
言ってしまえばヴリトラさんをぶっ倒した海の泡みたいなもの。 - 17二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:54:52
未元物体旅程 ロズウェル 登場サーヴァント
《冥府の黒騎士》クライド・トンボー(ハデス)
ランサー・プルート
オリュンポス十二機神が一角にして、太陽系の最辺境、対侵略最終防衛ライン『第三領域』を守る黒き騎士。
そしてその依代であり、友であり、相棒であり、初めてハデスという存在を『観測』し、『認識』『してしまった』人類である、冥王星の発見者である天文学者クライド・トンボーが、融合した姿。
通常時はメンタル一般人なトンボーの人格に、戦隊モノのマスコットのようにハデスの人格が追従しているが、戦闘時はトンボーの体がハデスの装甲を『纏い』、ハデスが主、トンボーが従となり戦う変則的な二体一組のサーヴァント。
二股槍(バイデント)を振るい、『分解』の権能で自らの姿を隠しつつ、死角から容赦無く敵を差し貫き、消滅させる。
「お前のようなランサーがいるか」「お前アサシンだろ」とは言ってはいけない。
駄洒落好き(史実)のトンボーにハデスが冷静にツッコミを入れるのが基本だが、ハデスも影響を受けているのか冷静にボケるお茶目さを見せる事もある。
あと、トンボーは冥王星が惑星落ちした事を未だに根に持っていたりする。 - 18二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:55:15
宝具
『闇よ我を隠せ』
(アイドス・キューネ)
宝具その1。
ハデスの隠し兜。
トンボーが被っているサイバーヘルメット型の宝具。
『分解』の権能を周囲に拡散し、周囲の全ての五感、観測、認識が『分解』され、文字通り存在を消す事が可能となる。
更にそれは戦闘時でも有効であり、例え一対一で相対していたとしても、この宝具が発動された瞬間、トンボーの姿も、攻撃も、全てが認識外の現象と化す。
ぶっちゃけ経絡や気脈による対策の効かない書文先生と同じ状態になる。
壊すしか解除出来ないが、ランクはA+なのでクソ硬い。
しかもその状態で『分解』の権能使われた日にゃ…お前絶対アサシンだろ。
『汝、星を解す漆黒』
(バイデント・バニシングレイ)
宝具その2。
ブラックナイト衛星と化したハデスの真体の残骸から放つ二条のサテライトキャノン。
本来は『存在』という概念そのものを消し飛ばす対存在宝具だが、壊れて劣化した結果対城宝具にランクダウンした上に、ビーコン等で誘導しなければ照準も出来ない。
…が、ハデスはドンボーの持つ槍型アンテナを目標にして、その周囲ごと薙ぎ払う事で解決した。
脳筋が過ぎる…いくら防御固めているとはいえ、元々一般人だったトンボーさんは泣いていい
- 19二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:03:23
《彼岸にて香る花》メンテー
(ロズウェルのフォーリナー)
クラスはフォーリナー。
トンボーお披露目のイベント『未元物体旅程ロズウェル』の黒幕。
真体の姿は不明だが、元々の人間態は可憐で儚げな妖精のような姿。
オリュンポス12機神たるハデスとその妻ペルセポネーに仕えていた、神をも魅力し引き寄せる香りを放つミントの原典の花を育て運んでいた『繁殖用物資輸送ユニット』にして艦載機(ニンフ)。
原典とは違い、ハデス夫妻と親娘のように仲睦まじく過ごしていたが、異星の神々との戦いで損傷。
主達と運命を共にしようとしていたが、死の間際のペルセポネーに強引に放逐される形で救われた。
しかしその後主を失ったショックと、冥王星から地球の長きに渡る放浪の孤独と損傷によって発狂。
地球の衛星起動上に漂着した後も、自らの香りを放ち続け、それによってゴッホちゃんという『端末』を失って攻めあぐねていた異星の神ヴルトゥームに気付かれ、接触を受けて眷属にして端末と化し、容姿も妖精の上半身を生やした巨大な花という姿に変貌してしまった。
ロズウェルイベントは『主に会いたい』という彼女の願いを、『ならば地球で騒動を起こせばきっと来てくれる』と唆した事が発端。
宝具
『汝、泉下を喫する憑頼』(コキュートス・イグナル・ルス)
大地へと突き立てた根から土地の魔力を吸収し、それを糧に自身の眷属を生産し続ける。最終的にマナの枯渇した辺り一帯の地域はテクスチャごと崩壊する定めにあり、それによって地表から抹消されたアメリカ大陸を自身の降臨の為の下地にすることこそがヴルトゥームの狙いだったことがイベント終盤で判明した。 - 20二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:07:03
極限真空戦場 サーモスフィア 登場サーヴァント
《万国の寄る辺》ISS/ヘルメス・トリスメギトス
(熱圏のルーラー)
クラスはルーラー。
宇宙組イベント第3段『極限真空戦場サーモスフィア』におけるメイン鯖。
世界中の人々の思いを受けて人格が発露したISS(国際宇宙ステーション)が、人理焼却の際のエネルギーによって虚数空間に迷い込み、そこで異星の神々の戦いに敗れて真体を失い、頭脳たる霊子演算器のみとなり漂っていたヘルメスと出会った事で生まれた複合神性。
本体は虚数空間に格納された、中央にモノリス型のヘルメスの演算器を取り付けた宇宙ステーション。
アバターはジェイムズン型のロボットのような姿をしたヘルメスを引き連れた、袖がダボダボに余ったブルースーツ(宇宙飛行士の人達が来てる作業着みたいなやつ)を身に纏った少年。かわいい。
性格は身近に見ていた宇宙飛行士達を真似て、リーダーシップを取ろうと背伸びをしているお子様で、ヘルメスと喋っている時や動揺すると地が出る。かわいい。
ヘルメスは皮肉げなチョイ悪お兄さんといった感じで、ISSをよくからかっている。
しかし、仮に彼が傷付いたならば正しく機械のように敵を排除する。
自らが冷戦終結の象徴であるため、ISS自身は『戦闘』という行為そのものに忌避感を持っているため、戦闘行動は全てヘルメスが行う。
イベント時に米露の宇宙ステーションの争いを見兼ねて介入した結果多大な損傷を負い、漂流していた所でカルデアの面々と合流した。
ぐだ達は彼らを拠点にする代わりに、修復のための資材集めや露払いを任される事になる。 - 21二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:07:26
宝具
『天より望む小さな世界(オンリーワンピースフルプレース)』
複数人のサーヴァントのスキルや宝具を合体して使用する事が可能になる宝具。また、人類の地上からの巣立ちの第一歩としての意味からヴァンガード・グレートマザーの宝具を打ち消す効果も持つ。ISSが様々な国のユニットやパーツをドッキングさせて成り立っている事を元にしており、スキルにもパーツや船を自らにドッキングさせて成長していく自己改造の亜種とも言えるものが存在している。バラドッグズにおいては彼のこの宝具によって宇宙組達の宝具を合体させ即席のタイムマシンとし、解決のための切り札とした
『移り変われ汝が強権(トランスファー・ISS)』
自分に向けられた契約や攻撃などなんらかの強制力を持つ物の目標を変える宝具
ただし無抵抗の対象以外には移し換えることが出来ないうえ、一度に移し換えられる数も少ない
『星駆け回る大番狂わせ(トリックスター・ヘルメス・トリスメギストス)』
戦闘を忌避するISSの代わりに活動するヘルメスの権能が収束した宝具
気配もなく高速で移動し、対象の与奪の権を握ることが出来る
ただし与えるためには与える分の、奪うためには奪う分の魔力を必要とするため絶対的な優位が取れるわけではない
- 22二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:16:52
熱圏のキャスター
《雲上の祈祷者》サリュート/トリグラフ
極限真空戦場サーモスフィアにおける敵対サーヴァント。
冷戦時代にソ連が打ち上げた宇宙ステーション第一号だったが、第二のフロンティアへの憧れや羨望を込められた清浄で真摯な願いと、数多の欲望や邪まな思惑、業という意思を芽生えさせた。
しかし複雑に絡み合った現世の多面性への疑問と、他者の穢れに満ちた矛盾した世界への潜在的な忌避感を呼び水として、祖国の大地に根付いた古き信仰ーートリグラフを呼び覚ましてしまい、それらと合一する事で生まれた複合神性。
元々は常に清らかにあらんと自らを律する優しい少女だが、軍神としてのトリグラフの側面と、特異点において炭酸ガスレーザーを搭載した宇宙兵器『ポリウス』を搭載されてしまった影響で、この世の罪穢れを祓うために容赦無く攻撃を加える、苛烈な狂信.者の如き性格が前面に出てしまっている
宇宙組とISSを前にすると丁寧さをかなぐり捨てたファンガールと化す。
余談ではあるが、外見がトリグラフの原典に従い長い前髪のメカクレっ娘のため、某海賊に付け狙われている。
第一宝具
「祓い清めよ地理極の礼砲」(ナカザーニェ・サリュート)
炭酸ガスレーザー『ポリウス』から放たれるトリグラフの破邪の権能を乗せた砲撃。
第二宝具
「眼が映すは汚れし世界」(グラズ・トリグラフ)
3つの頭を持つと言われるトリグラフの権能を使った、全ての方向に投射される浄化の魔眼の眼光。
周囲の悪意、罪穢れなどの悪の概念を自らに取り込み浄化する。
ただしサリュートも取り込んだ悪の概念によってダメージを負い、最終的に消滅する。 - 23二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:20:37
熱圏のランサー
《天空の契約者》スカイラブ/メタトロン
極限真空戦場サーモスフィアにおける敵対サーヴァント。
空飛ぶ実験室の名を持つ米国産の宇宙ステーション。
型月時空におけるフォン・ブラウンが手掛けた最後の機体であり、彼の『ーー宇宙に旅立つ人々の役に立って欲しい』という望み通り、人類が宇宙へと旅立つためのデータ収集の任務をこなしていたが、イベントの黒幕にそそのかされた技術者達によってレーザー兵器を取り付けられて戦闘用に改造され、存在意義を完全に否定された上に、歪められた信仰と神格を宿らされ、敵をひたすら殲滅する歪な機械天使と化してしまった。
しかし意思が宿って間もない頃のフォン・ブラウンの言葉によって、辛うじて意思を保っている。
外見はソーラーパネルを元にした4枚の天使の羽を生やした、最終○器彼女のように肉と機械が混じり合った形でレーザーの砲身を身に付けた女性型アンドロイド。
本体は恐らく史実通りの機体に、全身にレーザーの砲身が接続されたような姿と予想される。
カルデアに召喚される際は、汎人類史で任務を全うした彼女に、特異点での神格が宿った状態。
自分の姿を嫌悪しているが、特異点での自分への罰と思って甘んじて受け入れている。
イベントでは度重なる戦闘の末、ISSと路駐組達の連携によって敗れたが、ISSのドッキングによって生き延び、グレートマザーの切り札の一つとなった。
第一宝具
天より下る慈悲たる裁き
(ジャッジメント・スカイラブ)
全身から伸びるレーザーのエネルギーを、ソーラーパネルを模した4枚羽で増幅・収束して放つ砲撃。
第二宝具
けして違えぬ神前契約
(レガリア・ミトラ)
絶対に破ることの出来ない契約を結ぶ宝具。
また、契約を結んだ相手を監視することが出来る。
イベント最終戦では「ヴァンガード達と共にいない限り死なない」という契約を利用し突破口を開いた。 - 24二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:21:36
ビーストⅡ/Distraction
真名:ヴァンガード・グレートマザー
人類悪・集合
極限真空戦場サーモスフィアにおいて、ISSを弱らせると共に米露の両者の争いを煽る原因となり、地球を取り囲んでケスラー・シンドロームを引き起こしていた、詳細不明の微かな霊基と魔力を纏ったデブリが寄り集まる事で出現した、歪で脆弱な獣のカタチ。
ヒトが宇宙に進出する事を拒み、
『私から離れていかないで』
『ずっと此処にいて』
と願う、ユング心理学におけるグレートマザー(原始の母性)の概念の一面である『子供を束縛し、のみこんで破滅させる』モノの中に、
『忘れられたく無い』
『自分たちを覚えていて欲しい』
と願った、不遇の内に歴史の中に消えるも、未だ世界最古の人工天体として宇宙を漂っていたロケット、ヴァンガード号が取り込まれる形で生まれた。
彼女たちは、本来ならば顕現すら出来ない矮小な規模の神格の寄せ集めであり、ヴァンガード達もまた新しく歪な存在であるため、ビーストと名乗るにはおこがましい格しか持ち合わせていないが、熱圏内を始めとした空間の全てのデブリを操る力を持つため、地球の大気圏内では無類の力を発揮する。
第1形態は、渦巻くデブリに包まれた、ボイジャーを少し幼くしたような姿の陰のある表情の三つ子の少年の姿をしたヴァンガード達。
第2形態はデブリを寄せ集めた、歪で醜い姿となった巨大な機械人形が、三つ子を抱き抱えている。
彼女がこの特異点を生み出し、宇宙ステーション達を戦争の道具として貶めようとしたのは、彼らが『地球からの巣立ち』を象徴するものであり、自らの力を弱めかねないものだったから。
人工天体として漂い、それらを眺め続けて憧れを抱いていたヴァンガード達も、その劣等感を刺激され、増幅されてしまったのかもしれない - 25二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:23:12
>>24宝具
『崩れ埋まる瓦礫連鎖(ロストスカイ・シンドローム)』
意図的にケスラーシンドロームを引き起こすことのできる宝具
第二宝具と併用することで熱圏を覆うことが可能
『偏在する瓦礫群(スペースデブリ・ヴァンガード)』
自らの霊基を分割しスペースデブリに与えて支配する宝具
自らが打ち上げ失敗により三つのスペースデブリになったことから由来している
『飛ぶ鳥封ずる瓦礫蜘蛛(バインディング・グレートマザー)』
ユング心理学における『蜘蛛=子に執着する母親』という概念が形となった対熱圏宝具
地球由来の存在を認めず、存在同士を争わせたり物理的な重圧で墜落させるなどの能力を持つ
しかし『複数の国家が協力して作り上げた世界で唯一の争いのない場所』であるISSには影響を与えることができない
カルデア召還後の宝具
『瓦礫重ねて飛び立つ翼(グレートコスモシップ・アース)』
ランク:EX 種別:対地球宝具
数多の失敗を足掛かりとして宙に飛び立とうとするヒトの在り方を受け入れたテラ(グレートマザー)と、自分たちの存在は無駄ではなかったと悟ったヴァンガード達により生み出された宝具
子を思い母を思う心により地球由来の存在全てに地球を害する存在に対する特攻を与える宝具となった
更に地球そのものを巨大な宇宙船兼宇宙開発のプラットフォームと捉えることで、機械系宝具とのドッキング及び機能拡張も行えるようになった
この宝具が発動している限り地球の存在は決して滅ぼされることも、発展を阻害されることもない
有り体に言えば地球なめんなファンタジーを地で行く宝具である
- 26二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:24:55
時空奪還旅程 タイムパラドッグズ 登場サーヴァント
黄金都市のアルターエゴ
《綺羅星の案内犬》真名:クドリャフカ
いつか何処かの遥か未来の果ての果て、英雄王が『とある魂』と共に辿り着いた1500万光年先にある黄金都市ーー長き旅路の末に、そこに至った一つの魂。
ライカとしての人間が好きだった心と、オルタとしての最期に人間を恨んでしまった心が、動物霊やティンダロスという不純物が無くなった事で完全に合一した姿。
本来は座にすら登録されない筈のイレギュラーだったが、タイムパラドックスの乱れと、ライカとオルタの純心と献身を呼び水に、ライダー・ギルガメッシュの伴として、優しく、何処か無個性な『とある魂』に送り出される形で召喚された。
ライカ達の別側面…というよりは、これこそが本来のライカの人格なのだが、ライカはあくまでオルタとふたりでひとりである事が1番好きなので、このような形になっている。
ステータスやスキル、サーヴァントの格としては最早サーヴァントユニヴァース級のトンチキレベル。
ヒロインXやSイシュタル、ジェーンとも顔見知りだったりする。
外見は白色星のように白く輝くドレスを着たライカと、星空を混ぜ込んだような漆黒のドレスを着たオルタ。
戦闘時は『とある魂』伝手に英雄王から貸し出された黄金帆船に騎乗して戦う。
性格はライカは大人びて少し落ち着いた喋り方になり、オルタは素直で明るい性格になっている。
宝具
『我ら挑むは星の大海』(ズヴィズダ・エリダラーダ・クドリャフカ)
ランク:EX 分類:対星海宝具
星と星、銀河と銀河の距離や時間を無視して虚数の海を貫き奔る、かつて月の裏側より英雄王が1500万光年の彼方へ旅立つ際に使われた黄金帆船による、多段次元跳躍航行と共にブチ込まれる衝角突撃(ラムアタック)。
人類の幼年期の終わりを告げる先導者にして、星海の水先案内人たるクドリャフカをガイドにした、外宇宙への強制ヴィマーナツアーの特急券にして片道切符である。
ちなみに対象は星海や次元の裂け目、虚数の海を引き摺られた挙句、最期は黄金都市に向かってホールインワンされる事になる。
<ーー毎回爆撃するのは勘弁して欲しいなぁ>
「我が宝物をもう少し丁寧に扱え畜生どもが」
と、毎回怒られているがクドリャフカは何処吹く風である
- 27二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:57:26
このレスは削除されています
- 28二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 00:59:21
《星天巡らす大将軍》侯景・ワン・フー
両者共通の夢の実現を目指し幻霊ワン・フーの役を纏ったプリテンダーのサーヴァント。生前の侯景は占星術による未来視によって古代中国でただ一人宇宙という概念を知り、同時にその当時ではそこへ行くことも叶わないと理解してしまった人物(史実では男だが実は女性)であり、故にせめてものヤケクソで「宇宙大将軍」などというふざけた称号を名乗っていた。通常の霊基では反英霊としての側面が強調されてしまう為、ワン・フーは己の自我の消失と引き換えに侯景と融合、その在り方を星読み寄りに変える決断をした。
容姿は浮遊する式盤を携え中華風の鎧を着こんだ少女の姿をとる。誰に対しても基本的に尊大な態度だがその本質は自身の宝具の予言に振り回されるポンコツ残念少女であり、実のところはただの見栄っ張りの強がりである。
イベントでは疑似レイシの目標座標へのルーターとして活躍
宝具
『隕石坑龍椅譚』(ホロスコープ・アストロ・スローン)
ワンフーとしての宝具。偉業を否定する固有決壊であり、この領域内では生前の功績等が由来の真名解放を行うとそのサーヴァントの肉体が爆ぜて宝具の発動を阻害する。勿論本人も対象内。
『寸磔式盤・天円地方』(すんたくしきばん・てんえんちほう)
抽象的な内容ながら未来の予測を行うことのできる式盤。史実で侯景に従ったとされる軍師、王偉の正体であり、彼女自身も宝具の正式名称ではなくそちらの名で呼称している。
『六壬早計・羌胡雑種』(へいはせっそくをたっとぶ)
周囲の遺体や無名エネミーなど、格の低い存在を一時的に配下とし、軍勢の如く操る即席&簡易版「王の軍勢」。「無謀な挑戦者」としての概念を付与し、彼らに「壊れた幻想」による自爆特攻を行わすことも可能。 - 29二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 01:24:31
天球のキャスター
《新星の魔術師》ティコ・ブラーエ
アニムスフィアの分家に所属した天文学者にして魔術師。
生前は『星は永遠不変であり、その運行も不変である』という教えの中で育ち、『その運行を乱さずに生きる事で、いつか自らもその運行の一部となり根源に到達する』という命題の元研究を続けていた。しかし自らが発見した超新星爆発によってその持論を否定してしまい、アイデンティティが崩壊。失意の内に沈む中でケプラーと出会い、弟子とした。たった1年の付き合いながらその執着は凄まじく、サーヴァントとなった今でもその想いは変わらない。
真鍮製の鼻の付いた仮面もしくはゴーグルを身に着け、男装の貴族服を纏い、羽帽子を被った女性。イベントではティンダロスの猟犬を率い、カルデアと対立。ケプラーとの師弟殺し愛に興じる。
宝具
『仰ぎ見よう、神の光を(デ・ステラ・ノヴァ)』
既存』や『常識』といったものを打ち砕く概念を帯びた、宇宙に見立てたティコの体より放たれる極小規模の超新星爆発。
爆発と共にその周囲の運命力を乱し、自分を含めた効果範囲内の対象の幸運等のパラメータをランダムに1〜3ランク乱高下させる。 - 30二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 01:33:52
立て乙。
しばらく離れてる間にめちゃくちゃ増えてる…また追わないとな〜
紅のバレンタインイベ考えてたのがはるか昔に感じられる。 - 31二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 01:44:20
天球のライダー
《不完全たる真理の証明》ヨハネス・ケプラー
幼き日に弱まった視力で見上げた夜空に憧れ、天体研究の道を進み続けた青年。
魔術的、学術的な枠に囚われない思想と理論は、魔術師としても、天文学者としても異端であり、そのため彼はどちらからも爪弾きに遭い、とうとう失職してしまうのだが、そこでティコ・ブラーエと運命的な出会いを果たし弟子入りした。わずか1年の付き合いながら彼女の研究の全てを受け継ぎ、それをもとに後に「ケプラーの法則」を発見、地動説の優位性を証明した。
己の命題を違え、自己矛盾に苦しむティコの生き様を肯定した彼の言葉は彼女にとっては何よりも救いとなっており、ケプラー自身も「師匠の正しさを証明することこそが僕の使命だ!」と燃え上がっている。
弟子入りした頃の、少し童顔気味の若者の姿で現界した理由もその時こそが人生の全盛期であると信じているからに他ならない。
イベントでは対ティンダロスの猟犬として戦うレジスタンスのリーダーとしてカルデアと協力することに。
宝具
『ここに天は定まれり(ケプラーズ・ローズ)』
ケプラーが普段騎乗している、ティコ直伝の天体魔術によって生み出され、自らが唱えた楕円を描く天体モデルを模している惑星型の使い魔。
真名解放時は対象をそれらの擬似天体の運行に巻き込み、轢き潰し、切り裂き、打ち砕く。 - 32二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 02:00:23
《鋭角の理論》ラプラスの悪魔
本イベントの黒幕であるフォーリナー。
かつてカルデアが開発した過去の情報を拾い集める使い魔「事象記録電脳魔・ラプラス」が自身と同じ名を持つ物理学上の超存在「ラプラスの悪魔」の霊基を獲得し、現界したサーヴァント。自身の存在意義たる「人理の保証」を成せなかった悔恨から時空間の乱れを利用し、過去へ逆行、人理焼却を未然に防ごうと暗躍しようとした。しかしヨグ=ソトースに対抗する為に過去、現在、未来を見通す能力を求めたティンダロスの大君主、ミゼーアがその霊基に干渉、意識の主導権を乗っ取られてしまった事でその野望もティンダロスの猟犬達による過去世界への侵略に上書きされてしまった。その外見は鋭角状の物質で構成された巨大な獣のような姿をした『ナニカ』。無制限に周囲を鋭角化し、配下と共に奇襲しては即死技をぶつけてくるチートクソ狂犬野郎。
宝具
『全知たれ、命運手繰る背理の知性』(アンチテーゼ・ラプラス)
現代ではその存在が科学的に否定され、本来存在すら出来ないラプラスの悪魔を現世に留まらせ続ける要因。周囲を自身が顕現するに相応しい環境に作り替える事で逆説的に己の実在を証明する固有結界。具体的な効果は自身の周りに位置する円形の物体全ての形状をそれが持つ耐性の一切を無視して鋭角状に作り替えるというもの。
『全能たれ、天命言祝ぐ逆理の獣王』(デモニックテーゼ・ティンダロス)
対象にまつわる様々な時間軸の情報を自身が集積した過去、現在、未来のデータから抽出した上で相手に叩きつけ、その存在の或り方に対する「矛盾点」を提示し、存在ごと反証して現世から完全に消滅させる。また対象が不変であったり、完璧な存在だとしても問題はなく、一時的にそれにまつわる情報の運航に介入し、運命力に干渉する事でやはりその者に矛盾する点を創出する。
誰が相手であれ即死級の特攻を獲得できる事実上の現実改変宝具。 - 33二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 02:02:58
>>14こんな感じでokでしょうか…?
※キャッチコピー&コピペ文が未定な鯖は誠に勝手ながら独自にそれらを書かせてもらいました。
- 34二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 02:29:06
Iスレ目
さーゔぁんと、らいだー|あにまん掲示板らいかっていうんだ。なんでちきゅうまっしろ?かえってきたのにおうちないや。しばらくここがおうちでいいや。bbs.animanch.com2スレ目
サーヴァントライカスレ|あにまん掲示板だいぶ伸びていたのでbbs.animanch.com3スレ目
4スレ目サーヴァント、ライカスレ3|あにまん掲示板二つ目もだいぶ伸びてきたのでbbs.animanch.com
5スレ目サーヴァント、ライカスレ4|あにまん掲示板立てましたbbs.animanch.com
6スレ目サーヴァント・ライカスレ5|あにまん掲示板まだ語れそうなので立てましたbbs.animanch.com
7スレ目サーヴァント、ライカスレ6|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/293570/bbs.animanch.com
8スレ目サーヴァント、ライカスレ7|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/296189/?res=198bbs.animanch.com
9スレ目サーヴァント、ライカスレ|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/298344/bbs.animanch.com
10スレ目サーヴァント、ライカスレ9|あにまん掲示板伸びてきたのでbbs.animanch.com
11スレ目サーヴァント、ライカスレ⭐︎10⭐︎|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/308966/とうとう10スレ目。めでてぇ。bbs.animanch.com
12スレ目サーヴァント、ライカスレ 11|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/319834/まだまだイクゾー!!bbs.animanch.com
13スレ目サーヴァント、ライカスレ 12|あにまん掲示板イクゾー(デッデッデデデッ!!bbs.animanch.com
14スレ目サーヴァント、ライカスレを振り返るスレ|あにまん掲示板初代スレから2ヶ月。長かったな…bbs.animanch.comサーヴァント、ライカスレ14|あにまん掲示板13番が欠番になるのはそういう風な呪いなのか?とはいえ、宇宙の浪漫話はまだまだ続くのである。bbs.animanch.com - 35二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 05:42:57
まとめ乙
- 36二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 05:58:29
こうしてみると壮観だね
- 37二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 07:00:42
感謝の保守!!
妄想マイページ台詞
ヒロインXX→クドリャフカ
「ややっ!?あれに見えるは超蒼輝銀河スーパーアイドルクドリャフカさん!!…あれ?ちょっと待って下さいーー何でこんな所に…?
超急のVIPが領域外に来ちゃってるじゃないですかヤダーっ!!また始末書ですよコレ!?」
Sイシュタル→クドリャフカ
「クドリャフカ!?クドリャフカじゃない!!
何でアンタまでここにいるワケ!?
しかも何故か2人になってるし…え?こっちの方が好きだから?
ーーアンタってホント、何処までもフリーダムよねぇ…」
ジェーン→クドリャフカ
「あ、クドちゃんわっふー♪久しぶりー!!
久々に見たねー、黒白ちゃんに別れた姿!!
…おのぼりさんに連れられて来た時の、スペースワンコちゃんの姿が懐かしいねー…時間あったら、また遊びましょ!!」 - 38二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 17:25:40
乙
XXさんの胃がまた穴空くw - 39保守SS・設定投稿マン22/04/11(月) 19:35:09
- 40二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 20:25:06
1スレ〜5スレ目くらいまで鬼のようにレス連投してたんだけどここまだ続いてたんだ…果てねぇな…
- 41二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 23:14:11
懐かしのモスクワイベでは各章が進むごとにコマロフが落とした宇宙船の着弾までのカウントダウンが表示されるって概念が出てたんだよなぁ
メンテーの宝具も時限式の爆弾みたいな物だし
ストーリー進行→毎回表示される謎のカウントダウン→終盤でアメリカ消滅までの残り時間だった事が判明→テクスチャがほぼ消えかけて虚数世界と接続、イマジナリスクランブルもどきのマップに変化
なんて感じどーかな - 42二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 23:23:02
- 43二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 01:04:55
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 01:10:38
- 45二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 05:43:25
- 46二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 14:20:14
保守代わりのマイページ台詞。
クドリャフカ→ヒロインXX
「あ、銀河警察の人だ、いつもお疲れ様でーす」
「ねぇ、そういえばライカ(わたし)…領域外外出申請って出した?」
「あっ…えーっと、その…えへへっ♪」
「誤魔化すな!!あーもうさっさと謝りに行くわよ!!
死んだ目してたんだからアイツ!!」
クドリャフカ→Sイシュタル
「わうー、イシュちゃんも来てたんだ!!」
「何で2人に別れてるのかって?…この姿が1番好きだし落ち着くのよーー昔を思い出せるしね」
クドリャフカ→ジェーン
「わうー!!じぇーんおねぇさんじぇーんおねぇさんだー!!あそぼあそぼ!!」
「完全に昔に戻ってるわねライカ(わたし)…まぁ、無理も無いか。
ただのワンコだった頃からの付き合いだもの。
ーーうん、またむかしにみたいにあそんでくれたら、うれしいな」 - 47二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 18:44:50
かわいいなぁ
- 48二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 20:29:40
そろそろタイムパラドッグズの続き(後編)もお出し頂きたいところ
過去スレの流れを見るにこの後は
座標特定を済ました各時代を攻略
↓
キーアイテム的な物を回収
↓
ラスボスの待ち構えるウェルズの宝具作動直後の月面へ突入
て感じかな? - 49二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 20:59:01
- 50保守SS・設定投稿マン22/04/12(火) 22:07:10
へいお待ち!!
自分で書いて言うのも何だが…人の心とか無いんか?(血涙
『さぁ、いよいよ大詰めだーー座標までのナビを頼むよセルゲイ博士』
「……」
ストームボーダーからのダヴィンチの通信に、セルゲイは応えず、思い詰めたような表情で思考に耽り続けていた。
観測先の状況を彼の宝具で観測してから、ずっとこの調子だ。
<ーーセルゲイ?>
<ーー大丈夫?>
「…ああ…大丈夫さーー大丈夫だとも」
こちらの言葉にも、何処か上の空で、その瞳は昏い光でギラついていた。
『Mr.コロリョフ、分かっているとは思うがーー』
「…分かっているさ名探偵。仕事はこなすーー安心したまえ」
ホームズの言葉に深い溜息を吐くと、ようやくセルゲイは重い腰を上げ、ISS達の元へといつもの雰囲気で歩いて行く。
『Mr.藤丸ーー私の予想が正しければ…次の転移先は彼にとって…いや、ある意味君を含めたそちらのメンバーにとって、大きな試練になるかもしれない』
ホームズの言葉に、背筋を冷たい汗が流れ落ちる。
<ーー一体、何が…?>
『いや…今は語る時では無いーー命の危険の類ではないが…心の準備だけはしておいてくれたまえ』
<ーー分かった>
- 51保守SS・設定投稿マン22/04/12(火) 22:07:37
ーーそして、また時間の鋭角を泳ぐ旅が始まり…時折遭遇するティンダロスの群れを時に避け、時に撃退しながら進んでいく。
そして、残り少なくなってきた裂け目が見え始めた。
『ーー時間軸座標確定したし!!年代はーーっ…!?』
オペレートを行っていた鈴鹿が、絶句したように言葉を詰まらせる。
「ーー1957年11月4日…そうだな?立烏帽子の娘よ」
その後を引き継ぐように、セルゲイが続ける。
「……うん」
「……やはり、か」
目を逸らしながら答える鈴鹿を見て、ホームズが肩を落としながら目を伏せる。
<ーーそれっ、て…>
ーーその日付の事を『彼女』を知る者は全員知っていた。
誰もが息すらも忘れる中、セルゲイは淡々と言葉を紡ぐ。
それは血を吐く慟哭のようにも、悲痛な懺悔のようでもあった。
「ーー座標軸は地球衛星軌道上。識別信号は…ソビエト連邦所属ーー」
「…すぷーとにく、にごう」
彼らの目の前に浮かぶのは、史実の記録の通りロケットと分離しきれないまま、焼け爛れた漏斗のような姿を晒すーーライカの船にして、最期を看取った棺桶の姿であった。
- 52保守SS・設定投稿マン22/04/12(火) 22:08:06
ーー誰も、声すら出せなかった…ガガーリンも、コマロフも、ニールも、ISS達やーーライカ達本人ですらも。
そしてーー分析がまたしても残酷すぎる事実を告げた。
『…衛星内部から動体反応を感知ーーまだ…生きてーー』
ーーこの不安定過ぎる状況では、例えどのような微小な事象でも報告し、分析する必要がある。
だからーー分析を行っていた者達は耳を塞ぎたくなる自らの手を必死に抑え込んだ。
…ハッ…カヒュ…ハーッ…ハッ…。
それはどう足掻いても手遅れと分かるーーけれども、力尽きる寸前まで、懸命に生きようとする命の吐息だった。
ストームボーダーのスタッフ達はおろか、サーヴァント達ーーBBですらも悲しげに目を逸らすしか無かった。
「あうっ…あ、あ…ぁぁ…」
<ーーライカ…っ!!>
<駄目だーー!!>
ヘルメットの中に、いくつもの玉粒の涙を浮かべながら、スプートニク2号に手を伸ばそうとするライカを抱き止める。
タイムパラドックスの概念が乱れている今ーー不用意な干渉は連鎖的に致命的な人理の崩壊を引き起こす可能性がある。
例え何があったとしても…決して、触れてはいけない。
ただーー見ている事しか出来ないのだ。
「ーーこんな…事って…!!」
マシュが涙ながらに漏らした言葉は、その場の全員の声を代弁していた。
- 53保守SS・設定投稿マン22/04/12(火) 22:09:20
しかしーー感傷に浸る時間は残されてはいない。
「この場のデータを基に次の裂け目の分析を行うぞーー『外れ』を引いてはしまったが、時代も、座標も確実に近付いて来ている…精度を更に上げていくぞ」
<そんな言い方ーーッ!!>
セルゲイが氷のように冷たい声で皆に号令を掛けるーー皆と同じように抗議と怒りの声を上げかけるが…彼の口元から浮かぶ血の珠を見て、押し黙る。
「行こうーー恨まれるのは、当然なのだからな」
立香にだけ聞こえるように囁かれた言葉に、二の句を告げなくなる。
だが、背を向けようとしたその時ーー。
『新たなパターンの動体反応ーーこれは…」
その声に、今まで沈黙を続けていた者が心底忌々しげに声を上げた。
「ーー尻尾を振ってるのよ。それと…どうせだったらこのお澄まし顔の太っちょに音声と振動も聞かせてあげたら?」
『ーーそれは』
「いいからはやくして!!かみくだくわよ!!」
吠え声の如き怒号に押され、分析班が音声を伝える。
ーークゥン…キュウ、ン…ワフッ…。
その『声』を聞いた瞬間ーー鉄面皮のようなセルゲイの顔が、くしゃり、とひび割れた。
「ねぇ、らいか(わたし)…おしえてあげてよーーなんていってるかさ」
「わぅ…」
「ーーやりなさい!!やれ!!こいつらにきかせてやれ!!ぼくが!!ぼくたちが!!さいごにどんなおもいだったか!!」
最早泣き叫ぶオルタに応え、ライカは泣きながらセルゲイを見つめる。
「ずっといってるの…ずっといってたのーー『せるげいさん、あそぼ、あそぼ…ほめて…』って…」
「ーーさびしいっておもった…なんできてくれないのっておもった…けどっ!!ぼくがさいごにおもってたのはこれだっ!!うらんでなんかないっ!!うらめるわけないっ!!
だってーーいつも、いつもそばにいてくれたのは!!せるげいさんだったんだから!!」
「ーーーーない」
セルゲイは知っていたーー『あの子』はいつも、褒めてやったり、頭を撫でると、その声を上げた事を。
「ーー…まない」
自分が近くにいると、扉越しでも存在に気付き、鳴き声を上げながら尻尾をブンブンと振っていた事を。
「ーーすまない…!!すまないっ…!!すまないいぃぃぃぃ…!!」
澱のように溜まった激情を吐き出すように、セルゲイはただひたすら泣き叫んだ。
立香達は、黙ってそれを見ている事しか出来なかった。
- 54保守SS・設定投稿マン22/04/12(火) 22:11:38
終わりになります。
この後、追いかけて来たティンダロス達からスプートニクを守る防衛戦についても描こうと思いましたが、長すぎるので止めました。
その内描いてみたいです。 - 55二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 22:20:40
心が抉られる……
- 56二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 23:28:14
- 57二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 00:36:17
ライカ、ライカオルタ、クドリャフカがアイドルやる特異点が見たい…。
他の路駐組やコヤンスカヤがめっちゃ応援するのが見たい…。 - 58二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 05:34:07
ぜったいかわいい
- 59二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 08:01:37
- 60二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 12:36:59
- 61二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 13:31:55
その座標が前スレで出てたティコクレーターだったりしたらいいかも。
ティコは乗っ取られる前のラプラスと協力していて、直前の裂け目でボスとして出てきて撃破されるけど、直後にクレーターに付けられた名前の縁から一時的に幻影が現れてその事についてネタばらし。
そして彼女はケプラーと和解して消えていく…みたいな感じで。
- 62二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 18:53:15
色々繋がるなぁ
- 63二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:20:08
それもいいな
- 64保守SS・設定投稿マン22/04/13(水) 19:28:53
へいお待ち!!
ある日の事、トンボーとハデスは立香のマイルームへと呼び出された。
『ーー恋愛相談だと?新たな友よ』
「いや、構わないけど、何で僕らなんだい?」
<ーー価値観が現代に近くて…>
<尚且つ、奔放(ギリシャ)な価値観を知ってるから…>
現代の貞操感の下、ごく普通の結婚をしトンボーの価値観と、奔放過ぎる時代に、その中では珍しく一途に妻1人を愛したハデスの価値観が合一している彼は適任だーーこの、カルデアにおける女性達の付き合いをどうすればいいのかという相談は。
「あー…モテるもんなぁマスターは」
『ああ、我の時代に居た英雄たちと比べても遜色は無いと断言しよう』
…男冥利には尽きるのだが、嬉しいのかどうかは微妙な所だ。
「僕からは特に無いかなぁ…ただ、ひたすら誠実に、マスターと相手が互いに『その気』ならない限り、きっちり一線を引いて付き合っていくしか無いと思うよ?
…まぁ、多少…多少…?強引な子達もいるけど、マスターが本気で嫌がるような事はやらないと思うし…」
<ーーデスヨネー…>
メンタルも感性も一般人なトンボーの言葉に思わず感動しそうになるが、あくまで一般論であってそれで解決出来る訳も無く…がくりと肩が落ちる。
『ーー我から提案出来る事としたら…複数人を愛するならば、誰が『主』であるかは少なくとも決めておけ、新たな友よ。
我が姪(アルテミス)の伴侶たるトライスターを見るが良いーー数々の浮き名で知られ、今も移り気な態度を気取りながらも、その軸はブレず、ひたすら我が姪を第一に考えているだろう?』
<ーー確かに…>
思わず納得し掛けるが…続くトンボーの言葉がそれを粉々に打ち砕く。
「まぁ、誰を主にするか間違えたり、主以外の不興を買った時点で凄い事になるだろうけどね…嫉妬(envy)で終わりになる(End be)なんて洒落にもならないよ?」
『かのヘラクレスはそれを誤ったが故に死んだ事は確かだーーー主となれなかった者達の嫉妬ごと愛して飲み込む度量が必要だろう』
パンツにヒュドラ毒の逸話を思い出し、ヒュッ…と縮まったーー何がとは言わないが。
- 65保守SS・設定投稿マン22/04/13(水) 19:29:56
「色々と言っては来たけど、そこまで心配する事は無いさーーだって君には…ねぇ、相棒?」
『ーーその通りだ…君は既に友にとってのパトリシアや、我にとってのペルセポネーのような者を既に定めているのではないか?』
<ーーえ…?>
その言葉に、脳裏に浮かんだのはーー、
『ーー先輩!!』
その瞬間、自分の顔が爆発したかのように熱くなるのを感じた。
『ーー誰かを思い浮かべたのならば…必ずや射止めたまえ新たな友よ。
始まりはゼウス(あに)に唆された事が始まりだったが…恋とは良きものだぞ?
ーー己の全てを賭けても、全てを敵に回しても、共に居たいと思える者がいる幸せは、何者にも変え難いものだ」
最早顔すら上げられない若人を、2人はいつまでも優しく見つめていた。
終わり。
- 66二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 19:37:07
- 67二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 22:13:29
- 68二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 23:18:03
- 69二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:01:07
おお…もう…。
自分たちの名前の場所が同じ月にいても、多分師弟で捉え方が違うんだろうなぁ。
ティコ→こんなにも近くに来ていたのですね我が弟子よ…。
ケプラー→まだまだ師匠の居る場所までは遠いなぁ…。
- 70二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 08:10:25
久々に一覧から消えたので慌てて保守!!
ティコ妄想マイページ台詞集
「ーーまさか、偉大なるアムニスフィアの膝元を訪れる日が来るとは思いませんでした。
天球のキャスター、真名をティコ・ブラーエと申しますーーさぁ、共に星見の旅を始めましょう」
「聖杯への願いですか?…星の運行など関係無く、己の意思のまま生きてみたいですね。
そこには母もいて、弟もいて、私は綺麗な鼻のまま、我が弟子と共に星を見てーーいえ、流石に夢を見過ぎですね…忘れて下さい」
「好きなもの…我が弟子と共に星を見て、語らう事です。
それ以外には、何もいりません」
「嫌いなもの…間違いに違和感を覚える事無く、間違いのまま突き進む事です。
これは忠告ですがーー一度は立ち止まってみるのも、大切な事ですよ?」
「祭りですねーー私も我が弟子とともに、参加出来たなら…いえ、今からでも遅くはありませんかーーマスター、下見の手伝いをお願いできますか?」 - 71二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 08:31:06
- 72二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 10:05:33
- 73二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 12:45:08
へいお待ち!!エミュが…エミュが難しい…!!
『ーー何故、そうまでして命を削るのですか?』
生前、私はそう彼に訊ねた事がある。
すると彼は、フォークに突き刺した、目も眩むような高級な肉を乱暴に食い散らしながら答えてくれた。
『教えてやろうか?ジュール坊ーー俺はな…死ぬほど死ぬほどおっかねぇお貴族サマとお約束をしてるのさ』
同じ名を持つ彼の息子は、『あぁ、またいつものホラ話か』と呆れながら、背を向けて部屋を出ていく。
しかし彼はそれに構わず私に話し続ける。
『釣りが帰ってくる位にソイツにゃ稼がせて貰ったがーーソイツがどんな結末を辿ったか教えに来た時に、『オメェのおかげで儲かったぜ』って笑ってやるのさ…いつになるのか、俺が死ぬまで来ないかは…ま、賭けだわな』
そういうと、乱暴に注いだワインをグビリ、と飲みながら笑う。
『だから俺は食いてえ美味いものをありったけ食い、飲みてえものをありったけ飲み、書きたいものをありったけ書いて、アイツを待つ間にくたばっても後悔などしねぇようにしてんのさーーそうじゃなきゃ、死んでも死にきれねぇからな』
彼の正面に立っていた私は、ニヤニヤと弧を描く市松模様の乱杭歯の奥にある、瞳に宿る極彩色の感情に魅入られ動けなくなっていた。
覚悟、期待、歓喜、憐憫、憤怒、恐怖、憎悪、焦燥…ありとあらゆる感情がごちゃ混ぜになったーー何処までも真摯で貪欲な物書きの目。
『ーーそもそもだ。物書きなんざ命削って物書いてナンボの商売だぜ?そんな問いをしてるから、俺が口利きしてやらにゃデビューに漕ぎ着けられねぇ、いつまでもウダツのあがらねぇ坊やだってんだよジュール坊』
- 74二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 12:45:43
そこまで話して、ヴェルヌは紅茶で口を湿らせ、前に座る人物を見つめた。
「ーーそれが貴方であると知ったのは、彼が…かの大デュマが亡くなった後の事でしたよ…巌窟王、エドモン=ダンテス」
「クハッ!!かの性悪な小説家にも、どうやら爪の先ほどの殊勝さはあったらしい!!多少は溜飲が下がると言うものだ!!」
心底愉快そうに笑う彼は、ヴェルヌのかつての歳上の友にして恩人たるアレクサンドル・デュマにその復讐の半生を書かれた人物にして、そのモデルとなった男でもあるという数奇な霊基を持つ復讐者だ。
「ーーして、貴様は俺に何を問う?有り得ざる未来を描く物書きよ」
「では遠慮なくーー貴方は、かの大デュマとの約束を果たしましたか?
それとも…それすらも果たせぬ結末へと至りましたか?」
ーーそう切り出すと、エドモンの顔は先程までの上機嫌さをかなぐり捨て、キリキリと目を怒らせ、呵々大笑とばかりに怒号を撒き散らした。
「クハハハハ!!何でも結末を知りたがる物書きの傲慢もここに極まったな!!
ーー断る!!断じて断る!!あの約束は!!『オレ』という物語の結末は!!『オレ』だけのものだ!!『奴』だけのものだ!!例えこの身を寸刻みにされたとて、決して明かしてなるものか!!」
ヴェルヌは復讐者の嚇怒を青ざめた顔で真正面から受け止める。
そして暫しの沈黙の後、にこり、と微笑んだ。
「ーーそれを聞いて安心しました。謎は、謎だからこそ面白い…想像の余地こそ、物語の本質ですから」
「このやり取りすら、自らの創作の種へと変えるかーー性質の悪さは、奴に勝るとも劣らんな」
「ーーお褒めに預かり光栄です、モンテ=クリスト伯」
気取った態度で頭を下げるヴェルヌを、エドモンは苦々しげに見つめた。
終わり。
- 75二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 13:37:38
まだ続いているだと…!?
- 76二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 15:44:45
- 77二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 15:48:03
お父さんも物書きキャスターだからなー
- 78二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 17:25:07
- 79二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 17:58:59
クドリャフカやライカ達のアイドル勢力を、ライブを開催する名目で、スキャンダルと事故を装った妨害で引退に追い込もうとする敵対プロダクションとか?
- 80二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 18:57:59
なるほど面白そう
- 81保守SS・設定投稿マン22/04/14(木) 20:19:32
- 82二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:58:46
もうこれ時間旅行の過程で脱落していった3人が、月面でのミゼーアとの戦いでクレーターを介して再召喚されて参戦する絵面しか浮かばないんだけど…。
- 83二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:11:43
- 84二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 04:06:19
タイムパラドッグズイベでの侯景の活躍を閃いたので投稿させて頂きます
ssは初挑戦なので稚拙な文章ではあると思いますが…
「ーーマスター、マスター?聞こえておるか?」
満点の星空の下、中華風の具足を纏う一人の少女 ーー侯景が片手に握る連絡機へ言葉を投げかけていた。
<何処に居るの?>
<急にいなくなって心配したんだよ!>
向こう側からは相も変わらず不安げな同盟者、カルデアのマスターの返答が返された。その言葉が自分の身を案じてくれてる事は分かっている、分かってはいるが敢えて彼女はそれに対し沈黙で返答した。きっと、この決断を聞けば彼は本気でそれを止めようとするからだ。
ーー敵の本拠地、月面まで乗り込んでおきながら今更勝手な行動などは本来控えるべきだと、それくらいの常識は如何に不遜な彼女でも理解してる。それでも式盤の導きに従い、自身の役割と同じ名を冠するクレーター、『ワン・フー』を訪れたのにはハッキリとした意味があるのだ。だから場所は伝えず、ただ一つの忠告だけを残すべくこの連絡を回したのだ。
「のう、マスターよ。今からほんの数分でいい、お主の英霊どもに言っておいてくれ。『逸話や功績由来の宝具はしばしの間使用するな』、とな。要件はそれだけじゃ。」
<どういう事?>
「詳しくはセルゲイとか言う輩にでも聞いておくれ。何、安心せよ。余は宇宙大将軍であるのだそ。宇宙での活躍は確約されたようなもの、ドーンと胸を張って待っておれ!はっはっは!」
空元気な返答だけを返し、電源を切る。もう通話はしない、すればきっと決心などはいとも容易く揺らいでしまうからだ。
決戦迫るクレーター『ティコ』、そこから真反対にポツンと取り残された孤独な隕石の跡に一人佇み彼女は果てしなき天を仰ぎ見た。生前では叶わないと諦めた世界、宇宙。その広大な、無限の情景に彼女はただひたすらに見惚れていた。つい先程、この戦いの参加者達と共に見上げた際の美しさとはまた異なる、たった一人で眺める空。それは寂しくもあり、また同時にこの光景を独占した優越感も味合わえる。
(ああ、コレが余が最後に目にするものなのか…)
雄大な世界を目に焼き付け、彼女は前を見据えた。恐怖は拭えなくとも、不思議と勇気が湧いて来る。
- 85二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 04:09:11
>>84続き
ーーもう、覚悟は出来ている。だから、いつでもかかってこい。
そんな彼女の思いに呼応するかの如く、周囲の瓦礫からは無数の獣が這い出てきた。鋭角を伝い現れる魔犬、『ティンダロスの猟犬』だ。周囲を囲む敵意の瞳の数はそれ即ち敵の首魁、ミゼーアの眷属たる悍ましき怪物の群、それらが一同にこのクレーターに集い始めてることの証左であろう。
「ははっ。やはりあの男の拵えたびーこん?なる物は凄まじいな。ここを鋭角の果て、と定義してこの駄犬どもの殆どをこのクレーターへ誘導して見せたのだからな。うむ、褒めてつかわそう!」
強がりを紡ぎだし、震える指先に力を込め、彼女は引き抜いた剣を掲げ号令を発した。
「我こそは宇宙大将軍、或いは原初の空への挑戦者、ワンフーにして侯景である!我が首級を目指すなら、さぁ、来るがいい!」
ーーたとえ武将として乱世を渡り歩いたとは言え、多勢に無勢、無数に迫り来る敵の牙には敵わず、侯景は徐々に押され始める。指が、肩が、腹が、少しずつ削られ、抉られ、その痛みに思わず絶叫が鳴り響いた。
「ああああぁぁぁぁ!痛い、痛い、痛い!止めろぉ、止めるのだぁ!」
側から見れば情けなく、滑稽なまでに無様な叫びを上げる。
ーーそれでも彼女の目は死んでは居なかった。
生きながら肉を削がれる苦しみをこうして第二の生で味わうとは思いもしなかっただろう。本来なら逃げ出していたであろう苦難、それを彼女は今、宇宙という最高の舞台で演じ切っているのだ。
- 86二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 04:10:37
>>85続き
「…頃合いだろう。十分にお主らは集まった。しからば聞け!其は愚劣なる偉業への第一歩。虚しくも輝かしい、夢見が後の覇道の導!『隕石坑龍椅譚(ホロスコープ・アストロ・スローン)』!」
侯景の真名解放と共に現れた絢爛たる玉座、そこから広がる中華を象った街並みが辺りを覆い尽くす。功績由来の真名解放に対し、対象の爆殺でもって応えそれを阻止する固有結界、それがこの宝具の特徴だ。
突然の変化に狼狽える猟犬達、それらを一瞥し、すでに全身を食い散らかされた瀕死の少女はさらなる言葉を紡ぎ出す。
「さぁ、終幕であるぞ。せいぜい、余の死を華麗に飾っておくれ。率土の内我が有にあらざるはなし。然るに、価値なき者こそ武帝の首級ぞ手を伸ばせ!『六壬早計・羌胡雑種』(へいはせっそくをたっとぶ)!!」
ーー盛大な自殺であろう。同名のクレーター上故に知名度補正がかかり、その爆発は侯景のみならず、周囲のティンダロスの猟犬ごと巻き込み月面の地形すら変えかねない勢いで炸裂した。
「…余が出来るのはここまでだ、マスター。雑兵どもの露払いは済ませた。さぁ、征け!この宇宙を守る為、心置きなく戦ってくるのだ!」
王偉はとうに砕けたが、それでも彼女にははっきり見えた。
ーー自分と大して歳も変わらぬ青年が、人理という重責にもめげず進んでゆく姿を、確かに彼女は感じ取った。
ここは月の後ろ側、彼女以外に誰も居ない孤独な隕石坑。それでも彼女は満足気に笑って、崩れ落ちていった。
おわりです。駄文、長文失礼しました…
- 87二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 06:20:56
神SSだ!!囲め囲め!!
- 88保守SS・設定投稿マン22/04/15(金) 08:00:49
へいお待ち!!神SSの後で肩身が狭い…!!
ーー黒髭は目を閉じて、焼き付けた光景をもう一度思い出す。
今までコマロフと共に激しく推していた、ライカとオルタのコンビの前に、突如立ち塞がってきた巨大な断崖絶壁の如き壁の存在を。
(クドリャフカーー確か、あの嬢ちゃん達の可能性の一つ…だったか)
黒髭は普段の軽薄な態度をかなぐり捨て、真剣な眼差しと表情で、腕組みしながら思索に耽っていた。
(このオレとした事が、参ったなーー『あの嬢ちゃん達がライブバトルで勝つビジョン』が全く見えねぇ)
黒髭自身、常に推しと心中するつもりでアイドル達を応援しているーーライカとオルタの2人は、そんな彼が一目で惚れ込んだ者達だ。
原石であるにも関わらず宝石以上に輝いている…黒髭は彼女達を推すためにここに居るのだと自信を持って言える。
ーーしかし、あのクドリャフカの2人は彼女達を遥かに凌駕している。
天真爛漫さはそのままに、歌唱力、ダンスのキレ、表現力、観客へのアピール…その全てが完璧だった。
ーーあれこそが、正にライカとオルタの完成形。
このライブにおいてライカとオルタがクドリャフカに勝つには、自分の完成形のその先ーーパフォーマンスを完成させた上で、限界を超える必要があると言う事だ。
「ーーだが、それがどうした」
絶望にしか見えぬこの状況でも、黒髭の目はギラついていたーー勝利の先にある、大会の優勝それのみを見据えて。
このライブは、観客とアイドル達が一体となって、初めてパフォーマンス足り得るーーまずはコマロフと共にファンクラブ不動の第1号、2号たる自分達が彼女達の勝利を信じずして、何がファンか。
そのためにもーー少しでもクドリャフカの2人を徹底的に研究する必要がある。
早速、黒髭は手元にある大量の紙袋を漁り始めた。
「さーて!!まずはヒロインXX殿から横流s…ゲフンゲフン、提供してもらったライブDVDフルマラソンと、ポスターのパッケージングからですぞデュフフフフ!!」
ーーそれは、推しが増えたとも言う。
どっとはらい。
- 89二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 14:33:45
推し活はいい文明
- 90二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 17:04:00
ブレねぇなぁw
- 91二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 22:19:44
- 92二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 22:20:33
そういえばイラストあったよね?
誰か発掘してくれないかなあ - 93二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 23:05:53
このSSを見てミゼーア戦の流れが思い浮かびました。
ワンフーの活躍により、眷属の猟犬達がほぼ全滅して、ぐだ達がラプラス(ミゼーア)と一騎打ち出来る様になる。
↓
ケプラーがティコより受け継いだ、ラプラスの残した術式を自らの名を冠するクレーターの力で増幅する。
それは今ぐだ達が立つティコクレーターを、そのまま彼女の体ーー宇宙に見立てた固有結界とする事で、タイムマシンによる時間の乱れーー鋭角を消滅させると共に、ラプラスとミゼーアのリンクを断ち切るというもの。
↓
維持するだけでも崩壊していくケプラー。
その間に弱ったラプラスを撃破するが、ミゼーアが最後っ屁。最後に残った猟犬の群れをけしかける。
↓
それによってケプラーの術式が止まり、盛り返すミゼーア。
時間の裂け目が僅かに開いてしまい、飛び出してきた猟犬にぐだやウェルズも襲われ傷を負う。
↓
トドメを刺されそうになった2人を突き飛ばし、庇うオルタ(ここで動物霊とティンダロスの権能が完全に消滅)
最後に一言、純粋なライカの一側面として、皆に一言礼と謝罪を残して、時間の裂け目に引き摺り込まれる。
↓
続きます。
- 94二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 23:07:11
オルタを放ってはおけない、後は任せたと覚悟を決めて裂け目に飛び込み後を負うライカ。勝ち誇るミゼーアにブチ切れるぐだ達だが、最後の一押しが足りない。
↓
時間の裂け目の中で、猟犬達に嬲られるオルタ。
召喚されてからの思い出を、純粋になった霊基で思い返し「楽しかった」「嬉しかった」と涙する。
そこにライカが追いつき、猟犬達から守ろうとするが、多勢に無勢。
↓
オルタが罵って追い払おうとするが、ライカは聞き入れない。
最期に少しだけ人間達を恨んだ黒い心を押し付け、自分から切り離してしまった事、そのせいでオルタに辛い思いをさせてしまった事を謝り、ボロボロになってもオルタを守り続ける。
↓
泣き叫ぶ彼女の涙を、オルタが拭う。覚悟を決めて「今度こそ、最後まで一緒にいよう」と手を握り、抱きしめ合う2人ーーその瞬間、凄まじい光が溢れ出してティンダロス達を消しとばす。
↓
時間の裂け目から飛び出してくる黄金帆が、ミゼーアを鞠のように吹き飛ばす。
「遅いわ畜生ども!!」ライダー英雄王が笑う。
それについて謝りながら、降り立つクドリャフカ。
↓
彼女達の『ーーただいま!!』の言葉に『おかえり』と笑うぐだとコマロフ、ガガーリン達。
↓
強制サポート鯖クドリャフカ(宝具スキルMAX)が参加するラストバトルへ。
- 95二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 23:12:00
以上になります。
撃破後のラプラスのネタバラシと最期については、以前書いて頂いた方の流れが素晴らしかったのでそのままで想定してます。 - 96二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 23:30:32
そろそろライダー英雄王の設定も作っていった方が良さそうだね
(今までのレスで当たり前の様に出てたけど黄金都市ってそういえばなんなんだ…?) - 97二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 23:57:21
- 98二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 00:26:17
- 99二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 01:02:03
12スレ目にこんなのがお出しされてた。
宇宙イベファイナルクリア報酬
概念礼装:我ら挑むは星の大海
新たなフロンティアは知性体に
多くの可能性を提示した。
この冒険もその一つ。
1500光年の彼方に飛び立とうとするヒトの話。
無限に広がる黄金都市を目指して、自ら歩き、挑み、
何れ来たる未来に心を弾ませて冒険者は笑う。
いつか必ず辿り着くと誓った、かつて旅をした
愚かだが誇りある挑戦者に向けて
この礼装の通り、多分路駐組を始めとした宇宙組は、クドリャフカから招待されたとしても全員断りそう。
『いつか俺達が辿り着いてやるからそこで待ってろ』くらい言い放って、ライダー英雄王から『良くぞ吠えた!!』と笑われるのが似合う。
- 100二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 06:09:30
来るのを待ってる
ウルトラマンマックスかな - 101保守SS・設定投稿マン22/04/16(土) 11:00:42
へいお待ち!!
ーー最近、ブラウンとハクトの距離が近い。
ある時は、
「はかせー…じゃーたかくんの、みにちゅあつくったー…」
「ん?おぉ!?掌サイズな上に稼働まで!?凄いなハクトちゃん!!」
「ふんす」
ーーハクトがブラウンに纏わりつきに行ったり。
またある時は、
「おーいハクトちゃん、ジャータカラビットMk2のメンテナンス、そろそろだったんじゃないかい?」
「おー…忘れてたー…はかせー、おねがいー…あと、おわったら、あそんでー…?」
「はいはい、お安い御用さ」
ーーブラウンがハクトを気にかけていたり。
同じく宇宙や月由来の功績や偉業を持つサーヴァント同士ではあるが、あそこまで親しくなる要素もしくは繋がりがあっただろうかと首を傾げてしまう。
<ーー何でそんなに仲がいいの?>
一度、2人に思い切って聞いてみた事がある。
「なんでー…?んー…なんとなくー…?」
ハクトは相変わらず気怠げに、感覚的な答えを返してきた。
しかし、その後少しだけ考え込んでからぽつりと漏らす。
「ーーじゃーたかくんがいってるのー…なんだかほうっておけないからー…ちょっとでも、わらわせてあげてってー…」
一方、ブラウンにも同じ事を聞いてみた。
「そりゃあ勿論、宇宙に挑戦しようとする同志だし…僕自身、夢見る子供は大好きだからさ」
ーーだが彼も、その後複雑な表情を浮かべた。
「ただ…全く論理的じゃないから言うのも恥ずかしいんだけどねーー何となく、一緒にいるとホッとするというか、肩の力を抜けるというか…飾らないあるがままの自分でいられる気がするんだ」
そう言ってから、何処か遠い場所を見つめるように天を仰いだ。
「不思議だよね…あの子とは全く繋がりが無いっていうのに…僕の国の宗教には無い概念だけど、もしかしたら、『前世』の繋がりってやつなのかもしれないね」
- 102保守SS・設定投稿マン22/04/16(土) 11:01:11
「ふぁ〜あ…たのしかったー…じゃーたかくん、おやすみー…」
ーーそして今日も、ハクトはブラウンとたっぷり遊んで、格納庫の傍らに置かれた自らの乗機の上で眠りにつく。
穏やかな寝息を立てる兎を見守るように、ジャータカラビットMk2の車輪が人知れず輝いた。
『ーーかつて人の世の争いに苦しみもがき、自らの諸行を過ちと認めながら駆け抜け散った血塗られた戦いの王よ。
輪廻の中で、自らの身体を糧にかつての私を満たした献身の兎よ。
この輪廻でも苦しみが続くのならば…共に在る限り、せめてもの安らぎをーー」
その慈愛に満ちた声は、誰にも聞かれる事なく消えていった。
終わり。
- 103二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 15:55:54
ラスボスがミゼーアなら敵対関係にあるヨグソトースと接続してるアビゲイルもカルデア側で活躍しそう
ミゼーアが真っ先にアビーを狙う事を見越して予め対粛清防御かなんかでガード→第二宝具を耐え切り反撃、的な流れとか - 104二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 17:44:05
グッジョブ
なごむ - 105二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 19:10:53
- 106二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 20:06:27
個人的にはミゼーアには悪役なりの美学っていうか、それなりの矜持は示して最期まで相容れない脅威として退場して欲しいな
- 107保守SS・設定投稿マン22/04/16(土) 22:24:45
- 108二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 22:50:21
- 109二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 23:07:12
- 110二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 01:19:49
- 111二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 05:51:15
アカウント残ってるんなら、続きから始めればいいんじゃないかな
ソシャゲなんてそんなもんよ - 112保守SS・設定投稿マン22/04/17(日) 14:43:17
へいお待ち!!
ある日、食堂の一角で壮年の男2人が向かい合っていた。
「ーー君とは、前々から同志になれると思ってたんだヨ、キャスター、ハーバード・ジョージ・ウェルズ君?」
「ふんーー私もアンタの事は前々から『そう』だと睨んでいたさ、ジェームズ・モリアーティ教授殿」
モリアーティとウェルズは、互いに顔の前で組んだ手の隙間から鋭い眼差しをぶつけ合う。
張り詰めたような空気は最高潮に達しーー弾けた。
「マスター君……いいよネ」
「いい……」
ーー大きく頷き合う2人。
人知れず会話を聞いていたエミヤとブーディカはズッコケた。
「あの悪の素質が全く無いにも関わらず、善悪ともに受け入れ飲み込む透明さにも似た度量…私色に染めたくもあるし、その生き様を愛でていたくもなる魅力ーーンン〜、たまらないよネ」
「ああ、それもいいがーー人理の修復の旅を通じて人と世の悪性を幾度も見て来たにも関わらず、少年の純心と好奇心を失っていないのも外せんな。
様々な創作が溢れる現代において、私の作品達を目を輝かせて読む者がいてくれるなど…冥利に尽きる」
ひとしきり語り合った2人はうんうんと頷き合い、ガシッと握手を交わす。
「いや〜、嬉しい事だヨ!!同じアラフィフくらいの歳同士でこんなにも気の合う者がいるなんてネ!!」
「それはこちらのセリフというものだーーまさかかのジェームズ・モリアーティと実際に出会い、『小惑星の力学』の直筆論文を見せてもらったばかりか、中々理解がされにくい分野で語らえるなど…ダハハハハ!!ヴェルヌの奴にも自慢出来るというものだ!!」
そうして2人してバカ笑いをしていると、その背後からトントンと肩を叩かれる。
振り向くとそこには、『風紀委員』と書かれた腕章を巻いた者達が威圧感たっぷりに彼らを見下ろしていた。
「楽しそうな所を大変申し訳ありませんがーー」
「通報により参上したーーマスターについて何やら不穏な内容を語っていたそうだな」
「悪ィが連行させて貰うぜ、旦那方」
『ーーいや何でだ(ね)ネ!!』
ーー2人はその後暫しの説教の後無罪放免になったのだが…自業自得と言うほか無い。
<ーー普段の言動と行動…改めては?>
『……はい』
どっとはらい。
- 113二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 14:44:42
宇宙組のみんなで○○は受信機なんです とかそういう作品出そうだなって思った
「電波なんです 電波なんです」でセルゲイ、「素晴らしいでしょう 素晴らしいのです」でライカとライカオルタ…みたいな感じで問答してるような絵が出てくるんだ…
「生きていますか 死んでいますね」でライカやコマロフが出てきたりすると情緒がめちゃくちゃになってしまう - 114二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 16:56:59
シュレディンガー「生きていますか 死んでいますか」
- 115二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 17:09:54
- 116二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 18:02:38
箱閉めたらお前の場合本当に分からないんだよなぁ…。
- 117二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 19:24:27
あと「路駐する宇宙飛行士でQ」とかも絶対作られるぞ俺は詳しいんだ
- 118二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 22:27:57
- 119二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 22:37:31
へいお待ち!!お題が曖昧だったので、今まで出てなかったメンテーの設定をば…。
メンテー妄想マイルーム台詞集
「ーー嗚呼、見知らぬお方。我が主を知りませんか…?冥界を統べる偉大な方々、仲睦まじき我が、我がーーあ、申し訳ありません。コキュートスの岸辺に咲く花、名をメンテーと申します…嗚呼、主様…主様…」
「聖杯…?それがあれば叶うのですね!?ハデス様と、ペルセポネー様と共に、また…またーー!!何処ですか!?何処にあるのですか!?ねぇ!?」
「好きなものーークヒッ…説明が必要ですか…?」
「嫌いなものーー我らを侵略し、ペルセポネー様の命を奪った者達!!忌々しき異星の奴輩(やつばら)です!!ーーでも、どうして…?私から、奴らの臭いがする、の…?」
「ーー賑やかなお祭り…楽しそう…でも、あの方々と一緒なら、もっと…もっと…」
※おまけ
メンテー→ゴッホ
「あら…クリュティエ…?それともーー誰だったでしょうか?あの絵描きさんから、私にこの素敵な躯体をくれた、名前も忘れた素敵な方の匂いがするのです…あぁ、それからコキュートスの岸辺のようなお日様の香りもーー是非、お近付きになりたいわ」
ゴッホ→メンテー
「イヒ、エヘヘ…ま、マスターさま、あ、あの妖精さんは…ど、ど、どなたでご、ご、ございますでしょうか…?な、な、なんだか、他人に思えないというか、ど、同族の匂いがするというか…。
お、お近づきになったら…ぬ、ヌメって、め、迷惑、で、ですよね!!イヒヒヒ…」
- 120二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 04:56:33
やっぱサーヴァント同士の会話はいいね
色々と妄想がすこぶる - 121二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 13:54:14
保守代わりのケプラー妄想マイルーム台詞集
「うわっ!?これまた凄いイレギュラーな星の動き…まだ師匠には程遠いなぁ…。
あ、すみません!!天球のライダー…真名をヨハネス・ケプラーと言います!!
暫くの間、お世話になります」
「聖杯への願いかぁ…師匠と、母さんと、3人であの日見た大彗星を一緒に見たいかな。
凄く綺麗だったんですよ!!弱くなった視力でも、ハッキリと見えるくらいにパーッと!!」
「好きなものーー母さんの薬草茶と、それから師匠と星を見る事です!!」
「嫌いなものは…僕をクビにしやがった、当時の魔術師達と、天文台の奴ら、母さんを魔女扱いしやがった裁判官どもですよ!!忌々しい!!」
「ーーお祭りだ!!あぁ、子供の頃を思い出します!!師匠と見てまわれたら楽しいだろうなぁ!!よーし、下見に行きましょうマスター!!」
※おまけ
ケプラーの母がヒーラーだった繋がりから妄想
ケプラー→キルケー
「アレは…母さんのーーいや、そんな訳無いですよね…かの大魔女の魔術が、母さんの術に似ている訳がーーでも懐かしいなぁ…母さんも、あぁやって大釜で薬草を煮つめてたっけ…」
キルケー→ケプラー
「おやおや、こんな新しい時代に私の残したものをお目にかかれるなんてね!!
うんうん、いいレシピだ…あの子の母上は、さぞや素晴らしい魔女だったに違いないよーーさながら私のようにね!!…何さその顔は?」 - 122二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 17:58:46
真面目キルケーは健康にいい
- 123二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 20:19:51
- 124保守SS・設定投稿マン22/04/18(月) 22:27:30
へいお待ち!!前スレのリク出して頂いた方も申し訳ありませんでした!!
ティコが残してくれた最後のメッセージに従ったその先ーーティコクレーターと名付けられたその中央に…その者はいた。
『ーーほう、例え我が眷属の力を奪った小娘と、この依代の絡繰に呼び出された魔術師の助力があったとはいえ、貴様らがここまで来れるとは驚きだな』
胸にモノリスのような機械ーーラプラスを埋め込んだ、鋭角のみで形成された巨大な犬の如き異形…ティンダロスの大君主たる獣ミゼーア、その端末の姿。
その前脚が弄んでいる歪な球体を見た瞬間、ウェルズが不機嫌そうに吐き捨てた。
「おい、トゲ犬ーー誰の許可を取ってソレに触ってる?」
『そういえば貴様のモノであったな、これは失礼ーーだが、ゴミのように打ち捨ててあったのだから、てっきり要らないモノだと思ってしまっても文句はあるまい?』
帰ってくるのは、今まで相対していた猟犬とは打って変わった理知的にすら感じる言葉ーーその違和感にか、それとも言い返された屈辱か、ウェルズは忌々し気に舌打ちした。
『いや、実際感謝はしているのだぞ?これのおかげで、我々はこの鋭角だらけの世界を食い尽くし、忌々しき『奴』の喉笛を食い千切るための足掛かりを得たのだからなーー人間のありもしない空想が作り出したガラクタも、中々どうして役に立つものだ」
<ーー取り消せ>
<それはガラクタなんかじゃないーー!!>
自分でも、驚くほど低い声が出たーーあの機械は…タイムマシンは、ありとあらゆる子供達の夢の結晶なのだ。
その概念が、人を夢へと駆り立て、そこから花開いた多くの人々が足掻き、突き進む事で、数多の空想を現実へと変えていったーーそれをただの空想と笑うなど、人類の進歩と発展、そして『ロマン』への侮辱に等しかった。
- 125保守SS・設定投稿マン22/04/18(月) 22:28:33
「ーーつまらん奴だな、貴様は」
そして、ウェルズの表情は怒りすら通り越して、完全な「無」と化していた。
「それはな…私が生み出した、世界中の子供達の、子供の夢と心を持ち続ける人々の願いだーーそれを使ってやる事が、ただの侵略?人を滅ぼす?
心底つまらんーーその程度の事しか出来んなら、何をしても無駄だ…とっととハウス(うせろ)だクソ犬め」
彼がいつも吐く毒など上澄みに感じられる程の悪意が篭った言葉に、ミゼーアは一瞬黙ると、愉快そうに笑った。
『否定はせぬーー我らは所詮鋭角の中にしか生きられぬ者であり、貴様らの力を借りなくてはこうして顕現すら出来ぬし、牙と爪で引き裂く事しか知らぬ』
ーーズンッ!!と、地響きを立てながら、ミゼーアが一歩を踏みしめるーー凄まじい殺気がビリビリと全身を突き刺した。
『ーーだが貴様らは、その『ロマン』とやらを解さぬただの侵略者の手によって…餌のように死ぬのだ…!!』
<やってみろーー!!>
「マスター!!大盤振る舞いだ!!コイツは嬲り殺しにしなければ気が済まんーー!!」
ウェルズが怒声と共に原稿の束を撒き散らし、凄まじい数の火星人と宇宙人の軍団を顕現させる。
その突撃と一斉射撃を号令に、タイムマシン奪還のための最後の戦いが幕を開けた。
終わり。
- 126二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 05:12:41
タイムマシンはロマン、わかる
- 127二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 06:38:59
どっちも幸せになって欲しい…。
ハデスと会う時だけは正気に戻るんだけど、自分の所業も思い出して素直に顔を合わせられなかったりするんだろうな…。
解像度が上がったので、その内ロズウェルのシーンとか書いてみたい。
- 128二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 17:20:31
人間関係もついてる神も関連がややこしいな
その複雑さが魅力でもあるが - 129保守SS・設定投稿マン22/04/19(火) 18:25:41
- 130二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 18:29:06
- 131二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 22:59:45
ラプラスの悪魔の設定を投稿した者です。キャラクター像も未定な中、ここまで掘り下げていただけた事に感謝です。一応イベント内での台詞を考えましたので、皆様の創作の糧になれば…
ラプラスの悪魔消滅時
「私ガ時ヲ巻キ戻シ全テヲ修メル、ソウスレバマタアナタハ昔ノヨウニ笑ッテ過ゴセルノデスヨ?何故、ソレデモアナタハ戦ウ道ヲ選ブノデスカ?」
<今までの旅を、>
<無かった事にはしたくないから>
「ソレハ…残念デス。アナタニハ逃ゲル、トイウ選択肢ガアッテモイイト思ウノデスガ…デモ、ソノ答エニモ納得ハイキマス。私ハアナタ達ノ旅ノ記録モ観測シマシタ。ソレハトテモ辛ク、悲シク、哀レデ、ソレデモ『美シイ』ト感ジラレルモノデシタ。ダカラ、心ノ何処カデハ私モ理解シテイタノデショウ。アナタハコレマデモ、コレカラモ、キットソノ数多ノ思イヲ胸ニ物語ヲ進メテユクノダト。ーー最期ニ1ツダケ、オ願イガアリマス。47人ノ命ヲ救エナカッタ私ヲ、タッタ1人ノ命ヲ救ウ方法スラ見誤ッタ私ヲ、ドウカソレデモ忘レナイデ下サイ。…アナタノ旅路ニ寄リ添ワントシタ者ガイタ事ヲ、覚エテイテ欲シイノデス…。」
ラプラスの悪魔は電脳の使い魔が基盤となり霊基を成しているので、それの本来の口調はザ、機械といった感じにしてあります。半角だと読みにくいかもしれませんが…
- 132二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 23:00:02
ミゼーアはクドリャフカ&アビーによって撃退、鋭角世界への門を破壊しあちら側へ押し返して討伐→本体が死んだ訳ではなく、機会さえあればまた侵略してくる事を示唆して退場、という流れを想定してます
ミゼーア消滅時
『消えていく!我の縁が、円き世への足掛かりが!遍く時間軸を見ようとも、この様な結末などは見えなかったというのに!』
『定まった運命すらも捻じ曲げる、それ程の力を貴様らは持ち合わせているのか?!ーーそれは、それは素晴らしい、素晴らしいことだ!最極の、限りのない空虚、そんなモノを滅ぼさんとするより余程心躍るわ!覚えたぞ、その面、その貌、その瞳、その全てを!ああ、ここに誓おう。如何に小さな機会であれ、我は何時でもそちらの世界へ差し迫り、今度こそ屠り尽くしてやろう!』
<その時にはまた、>
<お前を倒してやる!>
『ハハハハ!矮小な存在がよくも吠えたものだ。ーーだが、忘れるな。如何に理論が破綻しようとも、我々は常に『円き世界』を垣間見ているのだからな。』
カルデア召喚時
「『カルデアよ、久しいな。その命運を、生き様を、全てを壊さんが為、我は再び顕現したぞ!』…冗談デス。今ノ私ハ純粋タル『ラプラスの悪魔』トシテ参上シマシタ。マスター、アナタノ旅程、ソノ全テヲ今度コソ見届ケサセテイタダキマス。」
カルデアに召喚された場合は中身はラプラスの悪魔のまま、見た目と能力だけはかつてのイベントの名残りでミゼーア状態で出てきそう。イメージとしては中身汎人類史肉体異聞帯の鯖が近しいかな?
- 133二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 23:00:31
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- 134二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 23:01:10
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- 135二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 23:01:28
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- 136二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 23:03:11
- 137二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 23:36:39
GJ!!全部が全部、妄想を駆り立ててくれる神がかったイラストでしたなぁ…。
- 138二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 23:40:09
- 139保守SS・設定投稿マン22/04/20(水) 00:05:46
あなた方が神か。
おかげで色々降りて来ました。
ロズウェルイベ後編
前編の流れは前スレ193の通り。
ロズウェル近郊のアメリカ軍のいた地域から、植物型のエネミーが大量発生。彼らからアメリカ軍を救出しつつ、エネミーを倒すが、あまりの物量に押し返される。
ここでメンテーと初邂逅。衝撃を受けるトンボーとハデス。同時に彼女の狂気と孤独に当てられ、ライカのトラウマが発動したため一旦撤退。
↓
アメリカ軍の生き残りから話を聞こうとするが、要領を得ない。ブラウンの精神マッピングにより、何かしらの洗脳もしくは催眠が掛けられていた事が分かる。
トンボー(ハデス)とライカとの会話イベント発生し、メンテーの出自の説明。彼女がハデスと別れた後の孤独を知って衝撃を受けるぐだ達。
↓
同時に、同じくフォーリナーらしき反応を示す目標の運搬をしながらロズウェル近郊から離れていくアメリカ軍の別働隊を感知。別働隊を地理を把握しているアメリカ組が、ロズウェル近郊をぐだ達宇宙組とトンボーが担当する形の二面作戦を決行。
↓
何とか植物型の眷属達を突破しようとするが、数が無尽蔵な上に、定期的にロズウェルに向かって進軍しようとするのを抑えなければならず、思うように進めない(レイド、もしくはイベント特有のタワーディフェンスor戦略シミュ的なミニゲーム的なものをこなしながら進んでいく)
↓
視点を別働隊と本隊を切り替えながら進行。ある程度進むと、別働隊が先に目標へ追いつき、コンテナの奪取に成功。
すると、その中からゴッホが転がり出てくるーー彼女によるといきなり郊外に召喚されたかと思うと、いきなり植物の蔦状の触手に捕らわれ、拘束されたのだと言う(ここでメンテーのバックアップをしている異星の神=ゴッホと同じ存在=ヴルトゥームという事を示唆)
- 140保守SS・設定投稿マン22/04/20(水) 00:08:56
不意にジェロニモが大地の精霊の悲鳴を聞く。と同時にゴッホの存在によってヴルトゥームの影響が強くなった事により、とうとうアメリカ大陸のテクスチャの崩壊が始まる。戦慄する別働隊ーーまたも利用されたゴッホだが、彼女は1人冷静に、あらわになった虚数の海を見ながらネモ達ストームボーダーに通信を繋ぐ。
↓
その頃、ぐだ達本体も崩壊に巻き込まれ、進めなくなる。その中で高笑いするメンテーを、ハデスは一か八か自らの宝具で諸共に自爆しようと試みるが、そこにストームボーダーが虚数の海を切り裂いて浮上し、同時にゴッホから通信が入り待ったがかかる。
↓
『彼女をひとりのままにしてはいけない。貴方(ハデス)はまだ何も彼女に呼びかけていない。彼女を『ひとりぼっちの誰か』のままになんかしちゃいけない』と叫ぶゴッホ。
ライカとオルタ、コマロフも、孤独のまま死ぬ事の辛さを語る。
それらを聞いていたハデスは、そんな猶予は無いと突っぱねようとするが、トンボーが彼を嗜める。
ハデスと合一した事で見失っていた、『家族』が共にいる事の大切さと暖かさを語る。
自分の過ちに気づいたハデスは、倒すためではなく、今度は『家族』を迎えに行くために槍を取る。
↓
ダヴィンチとホームズの提案によって、ニコラの宝具と、トンボーの宝具の合わせ技による、擬似的なギリシャの神罰の再現によって、メンテーの宝具の根が消しとばされる。
悲鳴をあげる彼女にハデスが言い放つ。
『今迎えに行くぞ……我が娘よーー!!」
↓
ラストバトルへ。
- 141二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 01:39:38
トンボーがハデスに「家族」について語りかけるシーンは是非ss作って欲しいなぁ
あとその前段階のライカ、オルタ、コマロフ、それぞれの孤独死に対する考え方も見てみたいです - 142保守・SS設定投稿マン22/04/20(水) 06:44:45
- 143二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 12:06:40
- 144二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 18:18:59
アニメや映画での宇宙の描写について思うところは何かあるだろうか
- 145二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 18:45:57
へいお待ち!!月面組はまた後ほど…。
Q.アポロ捏造説をどう思うか?
路駐組+α
ライカ「ぼくたちうそなんかついてないよ…?どうしてそんなこというの…?」
→心の底からしょんぼりして、聞いた方が罪悪感で死にそうになる。
ガガーリン「ハハハハ!!そりゃあいいな!!じゃあ俺が月面着陸第一号を目指してみるか!!ーーで?話は終わりか?」
→冗談めかしているが全く相手にしてないし、しつこいとブチ切れる。ゴシップマスコミは死ぬほど嫌いです。
コマロフ「ーー失せろ、焼け死にたくなければな」
→宇宙への挑戦、ひいてはその途上で犠牲になった自身を含めた者達の侮辱と受け取り激怒。部屋の気温が爆上がりする。
オルタ「ーーそれがゆいごんね?つたえておくわ」
→理由はコマロフとほぼ同じだが、身内以外から聞かれたら即座に殺しにかかるレベルの侮辱と受け取る。
セルゲイ(相手にせず黙って席を立つ)
→かつて陥れられた経験から、根拠のない陰謀を嫌悪しているため一切相手にしない。ぐだ達身内だった場合、懇々と説教する。
結論:全員が全員地雷。冗談でも言及してはいけない。
- 146二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 18:50:26
ソ連の大人達はアネクドートで笑うのかしら?
- 147二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 19:32:19
ガガーリンは持ちネタにしてたらしいし、体制側の都合で酷い目に遭った人(犬)が殆どだから鯖になった後はドギツイネタを言い合って爆笑してそう。
- 148二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 21:54:03
- 149保守SS・設定投稿マン22/04/20(水) 23:20:18
へいお待ち!!月面組と熱圏組です。
ニール「…成る程、バズもこんな気分だったのだろうなーーその反論としてのレポートはこれとこれと、それからこれとーー(身長程もあるレポートの束を積み重ねる)ーー取り敢えず、それを読み込んでから出直してくれたまえ」
→同じく月面着陸者のオルドリンが陰謀論者に付き纏われた上に侮辱された(シブレル事件)事を知っている上に、本人もその手のゴシップには慣れているので手慣れたあしらい方をするが、目は全く笑っていない。
ブラウン「ほうほう、なら君が直接確認して来れば良いんじゃないかな?
ただし魂だけな上に、ロケットも未完成だからね…間違った惑星に着地したらクレームくらいは受け付けるよーー言えるものならね」
→自分のロケットとそれに乗って決死行のような過酷な任務をこなして帰って来てくれた友を侮辱されてにこやかにブチ切れる。
ISS「…………僕は、貴方を心から軽蔑します」
→偉大なる宇宙飛行士に対する暴言など地雷も地雷。多分追い払った後滅茶苦茶泣く。聞いて来た奴はヘルメスに『説得』される。
サリュート「汚らわしいーー!!その口を閉じなさい…!!」
→「美しい」と感じる先人達の挑戦と苦闘を侮辱されたと怒り、根拠のない、もしくは科学的な知識の無い見地からの言葉を「汚らわしい」と嫌悪する。
スカイラブ「ソレラニ関スル反論ハ、マズ第一ニーー(その後数百に渡る論文の引用や理論物理の講義が始まる)ーーモウイッペン言イマショウカ?…『ハイ』ト答エタワネ?デハ最初カラーー」
→淡々としているが、内心は相当怒っている。科学者としての見地からぐうの音も出ないレベルの反論が飛んでくる上に、適当な返事をしていると罠を仕込んできて心を折理に来る。
結論:路駐組と変わらず地雷。ある意味当事者であるニールが1番冷静ですらある。
こんなイメージを持ってます。
- 150二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 23:23:47
宇宙系鯖にとって宇宙系の陰謀論は地球平面説とかも含めて全部地雷だろうな
- 151二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 06:37:35
- 152二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 13:12:18
- 153二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 21:16:54
- 154二次元好きの匿名さん22/04/21(木) 23:31:22
インターステラーとか見せたい
- 155サマーキャンプ後22/04/22(金) 00:35:48
「温かいと思ったら、どうしたんにゃい?狩人くん。」
「先生、手入れをしてるワシの膝の上に乗って寝た癖に、その言い分はないんじゃないかい?」
とある昼下り。昼寝から起きてみれば良く組むアーチャーの片割れ、ウィリアム・テルの膝の上に吾輩は存在した。
「いつもお世話になってるからなぁ、膝位は貸すさ。」
「うーむ、相変わらず中々の撫でっぷりにゃ。」
思わず喉をゴロゴロ鳴らせば、満足げな笑みが降ってくる。
「幾多の獣を屠った手とは到底思えないにゃ。」
「先日のホテルでは、お前さんも仕留めにかかったがね。」
嗚呼、この優しい父親は律儀にも、被害者の身で罪悪感を覚えてるらしい。
「…お前さんは「ストップだにゃ、もう悪夢は終わり、貴方は開放され、そして殺生院は吾輩がセクハラついでに止めを刺した。あの悪夢の様に、貴方が第二の矢を放ったルートなんて観測する気はないにゃ。」
はっきり言えは、この狩人も吾輩と同じく、割とあやふやな存在。確率はとても低いが、下手に刺激してとんでもない事にはしたくない。
「このマスターに仕える内は、君は狩人のままにゃ。」
「ヘヘっ、大先生のお墨付きなら安心だ。どれ手入れを続けようか。」
そんな穏やかな風景は、もう一人の片割れ月女神の旦那が逃げ込んで来るまで続いた。 - 156サマーキャンプ後22/04/22(金) 00:39:38
- 157二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 05:25:31
- 158二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 10:44:24
- 159二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 12:24:10
へいお待ち!!大分かかってしまった…。
ある日の事ーー。
「む…」
「あっ…」
「えっ…と…」
『アラ…」「「「あっ…」」」
『ム…』
何の因果か、ここ最近の宇宙に関する数々の特異点ーーかつて、それらが発生した原因となったり、その中で策謀を巡らせていた者達がこの日一堂に会してしまった。
いつもだったら、互いに気不味そうに目を逸らしながら立ち去る所だが、今日は少し違った。
「あ、あのっ…!!な、何か…お話…しませんか!!」「あっ!?」「III(スリー)!!お前!!」
意を決したように、ヴァンガードの三つ子の1人がそう叫んだのだ。
ーーその勇気ある言葉を聞いては、もう目を逸らす事など出来なかった。
「ーー確かに、その通りだ」
「そうだね…このままじゃ、どうにも座りが悪いーーこの際だから、我ら『特異点の黒幕』による座談会と洒落込もうじゃないか」
ブラウンの余りにも余りな言葉に苦笑しながら、全員が車座に思い思いに座り込んだ。
ーーまず彼らは、覚えている者は己の所業や思いを、特異点とは全く異なる記憶を持つ者は、過去の記録から見た己の行いを話して行った。
それらを聞いて、彼らは時に悲しみ、時に怒り…静かに、しかし会話に花を咲かせていく。
『皆、寂しかったのね…いい子、いい子…』
皆に共通するそれぞれの『孤独』ーーそれらを聞いたかつてのマザーから反転したテラの幻影が、1人1人、皆を優しく包み込むように抱きしめた。
正しく慈母の抱擁を、皆は何処か照れたように受け入れた。
- 160二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 12:24:33
ーーそして、いつしか話の核心を突いたのはメンテーだった。
「ーーコマロフ様…私と同じく、異星の存在と図らずも融合した貴方にお聞きしますーーその炎の赤児…クトゥグアによって己の本来の在り方が変わってしまわれた事を、後悔なさっていますか?」
…それは、今のコマロフの根幹を成す言葉ーーあまりにも真っ直ぐな言葉に、場が張り詰める。
しかし、コマロフは怒りもせずに静かに答えた。
「ーーそうだな…後悔していないと言えば、嘘になる」
その言葉に、彼の傍のクトゥグアがしょんぼりとした表情を浮かべるーーが、コマロフはそんな彼を優しく撫でた。
「だが…こいつのおかげで、俺は本当に『独り』にならずに済んだのは確かだ…それについては、間違い無く感謝しているよ」
彼の思いが伝わったのか、クトゥグアは嬉しそうに身を捩った。
それを微笑ましげに見つめながら、メンテーは寂しそうに笑った。
「そうですか…羨ましいですわーー私は、まだ好きになれそうもありません」
特異点の記憶を持たず、未だ狂気と正気の狭間で生きる汎人類史のメンテーにとって、自らの体は、ifの自分を救ってくれたものであると同時に、憎き仇でもあるーー割り切れないのは当然と言えた。
そこに、同じ境遇のブラウンが語りかける。
「ーーま、いいんじゃないのかい?別に自分じゃない自分の事まで全部好きになんかならなくても。
そもそも、全く記憶が無いしねぇ…僕も召喚された瞬間酷い目にあったし」
「…それに関しては申し訳無いと思ってますよ、ブラウン博士」
ブラウンのおどけた言葉に、コマロフが苦笑するーー少しだけ、場の空気が和んだ。
「フフ…でも、それこそが私の愚かさの証ーーいつか罪が濯がれるまで、共に居ようと思います。
クリュティエ…いえ、ゴッホ様もいらっしゃいますし、寂しくありませんわ」
そう言って、卑屈に、嬉しそうに笑いながら「お、お、お友達…!!イヒ、エヘヘへ…」と笑う新たな友の顔を思い出し、メンテーは花のような笑顔を浮かべた。
- 161二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 12:25:02
しかし、和やかな雰囲気を乱すような捻くれた声が響いたーーヴァンガードの1人だ。
「ふん…イイ話で誤魔化そうとしても、ボク達は忘れてなんか無いからなーー忘れられた事も、捨てられた事もさ」「おいⅠ(ワン)!!」「や、やめなよぅ…」
残る2人が慌てて口を塞ごうとするが、それを振り払い続ける。
「お前らだってそうだろ!!元はと言えば、誰かから忘れられて、捨てられたからこうなったんじゃないか!!」
『ーー確カニ…ソレハ事実デスネ』
ラプラスがぽつり、と漏らすーー確かにヴァンガードの言葉は事実だった。
コマロフは国の威信と都合、ヴァンガードは失敗作として、ラプラスはカルデアのシステムの旧式バックアップとして見捨てられ、進歩の栄光の陰で忘れられていった。
そしてハデスとペルセポネーの善意に基づくとは言え、『最期まで主と共に居たい』と望んだ当時のメンテーにとっては捨てられたも同然であり、ブラウンもまた、異世界における支配階層の勝手な都合で宇宙の夢を捨てさせられ、ひっそりと歴史の中に埋もれていった。
『事実デハアリマスガーーソレデモ、私達ハココニ居マス…『アノ方』ガ、ソンナ私達ヲ見ツケテ、手ヲ差シ延ベテクレタカラ』
「確かに…マスターが彼で無かったならば、俺達はきっとここにいなかっただろうな」
『ハイーー私ハ、ソンナ彼ノ全テヲ記録シテイマス…彼ノ差シ述ベタ手ハ、何時如何ナル時モ、私達ヲ捨テタ者ニハ無イ暖カサニ満チテイル』
ラプラスは語るーーあの平凡で優しいマスターが彼のままである限り、絶対に自分達を見捨てたり、忘れたりなどしないと。
「フンッ…悔しいし、納得した訳じゃない…けど…アイツが居る限りは、ボク達も、母さんも…一緒にいてやっても…いい、かな」
目を逸らしながら、そばかすの頬を真っ赤に染める彼の頭を、テラとブラウンの手が優しく撫でた。
- 162二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 12:28:18
「あーっ!?こまろふと…みんないたー!!」
不意に、マスターとは別にもう1人、彼らをこうして繋ぎ止めてくれた張本人がバタバタと飛び込んで来た。
「ねぇねぇ!!みんなでなにしてたの!?なにはなしてたの!?」
パタパタと尻尾を振るライカの頭を撫でながら、コマロフは微笑んだ。
「あぁ…ちょっと、『黒幕同士の悪巧み』を、な」
「わう?わるだくみ?」
「あぁ、いや、何でもないさ…クドリャフカ」
怪訝な顔をするライカをあしらいながら、コマロフ達は決意を新たにする。
あのお人好しなマスターを守るためならば、幾らでもこの手を血に染めよう、幾らでも悪を為そう。
ーー一度は世界を壊しかけた我らだ…そのような罪を重ねたとて、どうという事など無いのだから。
終わり。
書けるならもっと絡み書きたくなりました。
- 163二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 12:48:05
アッ好き
- 164二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 14:26:48
ヒント:サマキャンキアラは全体攻撃宝具しか通さない
- 165二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 20:13:29
- 166二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 20:17:16
その後政治家が同じ手法で自白したことにされたのは少し面白かった
- 167二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 22:33:13
ちょっと思いついたので…。
ライカオルタ霊衣
「TSS正式採用スーツ」
フレーバーテキスト
最近発足したNFF傘下の警備会社TSS(ティンダロス・セキュリティ・サービス)の制服。さんぐらすがかっこいいでしょ!?
ローディング画面の妄想テキスト
NFF傘下警備会社TSS
最近になって発足しメキメキと業績を上げる、依頼率100%(○月○日現在)を誇る警備会社。
モットーは
「この世にカドのある限り、即時即座に駆けつけます」
常に護衛に張り付かれるのが嫌いな方にも、そもそも人嫌いの方にも安心。
突如襲われた際に困る撃退した不埒者の処理も承ります。 - 168二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 23:01:48
カルデアコスモバケーション〜スリラーナイトNEO〜の設定ってどのスレに出てた?
- 169二次元好きの匿名さん22/04/22(金) 23:29:44
- 170二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 00:37:42
- 171二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 04:23:07
Among Usみたいになるのかな
- 172二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 09:43:09
- 173二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 10:21:02
人狼ゲーか…中々面白そう。
ヒロインXXから依頼を受け、宇宙船を使ったツアーイベント(アイドルのライブ?)に護衛として雇われ、招かれたぐだ達。
↓
そこにはSイシュタルとジェーンの姿もあったーー彼女達は、最近この蒼輝銀河を騒がす謎の怪奇現象に伴う、宇宙船の行方不明事件について調べに来たのだという。
↓
次々会場入りする何処かで見た事ある人々。
その中には前回と同じく路駐で騒ぎを起こすスペースお上りさん達(ガガーリン&コマロフ)とスペースワンコ達もいた。
今回はそこに新たにスペースエンジニア(セルゲイ)とスペースニャンコ(シュレーディンガー)が加わって、更にカオスになりながら、ライブの準備を万端にして宇宙船は出航する。
↓
突然響き渡る悲鳴ーー駆け付けると、そこには無惨に食いちぎられた観客の姿。
更に何者かによるサボタージュにより、次々と宇宙船に巻き起こる様々なトラブル。
果たしてぐだやヒロインXX達は、観客の中に紛れ込んだ『敵』を見つけ出し、宇宙船と観客を守りながら無事生き残る事が出来るのか!?
…こんな感じの導入でどうだろう?
- 174二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 18:31:33
観客(先輩)かな?
- 175保守SS・設定投稿マン22/04/23(土) 19:27:57
へいお待ち!!全部のせみたいな感じになりました。
『ーーまだ暫くかかる!?」
ストームボーダーからの分析の言葉に、皆が口を揃えて叫んだ。
『うーん…そうみたいなんだーー確かに特異点の原因となっていた聖杯はあのビーストの残骸…グレートマザーとヴァンガードと共に破壊された。
けれど、その霊基を纏ったデブリが衛星軌道上にまだ残ってる以上ーー』
「まだ解決はしてない…って判定な訳か…大変だね、君達も」
<ーーもう、大分慣れたけどね>
トンボーの同情の篭った言葉に、溜息を吐きながら答える。
しかも、デブリが自然と軌道上から落下するのを待っていたら、いつまで掛かるか分からない。
『ならば、それは我のーー我らの最後の仕事であろうな、友よ』
「ああ、そうだね相棒ーー折角だから、最後はパーッと派手にブチかまそうか!!」
トンボーとハデスが、高らかに笑いながら宣言するーー自分達が、宝具で霊基の残ったデブリを打ち砕き、大気圏へ落とすと。
<ーーそれじゃあ…>
<お別れーーだね>
しかし、それはマザーとの戦いの際に壊れかけた真体にて幾度も宝具を放ち、限界を迎えていた彼らとの別れを意味していた。
「ーートンボーさん…ハデスさん…」
ISSはサリュート、スカイラブに続く別れに、最早泣く事しか出来ない。
『泣くな、ヘルメスの依代よ。これは只の別れに非ずーーこの先の未来に通じる、希望の別れだ』
「ーーそういうことさ少年。こうして縁が出来たんだから、その内また会える巡り合わせもあるさ」
「うん…っ!!トンボーさん…ハデスさん…っ…!!ありがとう…!!」
トンボーの手が、ISSの頭を優しく撫でた。
- 176保守SS・設定投稿マン22/04/23(土) 19:28:22
そして、明くる日ーー地上にカルデアの皆を残して、トンボーとハデスは衛星軌道上に居た。
『ーーデブリ群との交差軌道まであと1分…準備は良いか、友よ』
「あぁ、いつでもOKさ。撃つ(fire)のも、働く(work)のもね」
『ーー宜しい、では花火(fireworks)を落とす(fall)としよう』
「秋(fall)には、ちょっと早いけどね」
言葉遊びを少しだけ交わし、トンボーはもうすっかり手に馴染んだ槍を前方に向けて構えた。
『ーー魔術回路(ステュクス)臨界起動。
プレゲトン、レーテー、コキュートス、アケローン承認』
その背後から幾何学紋様と共に迷彩が解かれ、巨大なハデスの真体ーーその残骸が現れる。
「原子の塵へと帰り、我が下へ来たれ…開け冥界の門ーー!!」
『汝、星を解す漆黒(バイデント・バニシングレイ)!!』
全てを分解する二条の極光は、彼ら自身の体諸共、その直線上のデブリ群を消し飛ばし、あるいは大気圏へと叩き落としていく。
「また、会いたいなぁ…」
『会えるともーーそれまでさらばだ…我が、新たな友よーー』
最後の任務の成功を確信しながら、ふ、と優しく微笑むとーートンボーとハデスは光の中に消滅していった。
- 177保守SS・設定投稿マン22/04/23(土) 19:28:53
『ーーあばよ叔父上。また、一緒にバカ出来りゃいいな』
ヘルメスが、小さく灯った光を見て呟くーーその光を、立香達は地上から見上げていた。
「わぁ…みてみてががーりん!!こまろふ!!らいか(ぼく)!!せるげいさん!!」
「あぁもう大きな声出さないでよライカ(わたし)…揺さぶらなくても見えてるったら」
ライカが叫びを上げるーー満天の星を彩るように、トンボー達によって叩き落とされたデブリ達が流れ星の雨となって現れた。
「綺麗なもんだな…」
「あぁ…」
かつてのモスクワのように今際の際ではなく、友と共に見上げる流れ星に、コマロフは嬉しそうに微笑んだ。
「いやいや、特等席だねぇこれは」
「ですね、博士ーー君も済まないな…忙しい時に無理を言って」
ブラウンに相槌を打ちながら、ニールは傍の男に頭を下げるーー彼は、かつてISSに命を救われたアメリカ軍の宇宙飛行士の1人だった。
「いえーーあなた方の頼みを聞かない奴なんざ、宇宙軍にはいませんよ」
彼の説得無くして、米露軍共同によるマザー攻略作戦はなし得なかっただろう。
「それに、こんな綺麗で平和な星空を見上げられるんなら…安いもんです」
- 178保守SS・設定投稿マン22/04/23(土) 19:29:26
この星の雨は、駄洒落好きで陽気な彼がもう居ない証。
けれど涙は出なかったーー何故なら、これは決して永遠の別れを意味しないからだ。
「縁があればまた会えるーーそうですよね?」
<ーーうん>
<絶対に、また会えるよ>
その言葉に、ISSは足元から光の粒子となりながら花が咲くように笑ったーー特異点は、この瞬間を以って修復されたのだ。
「楽しかったですーー楽しかったよ、『マスター』…また、何処かで」
『ーーその時は俺に任せな…俺が、とびきりの幸運を持ってきてやるよ…じゃあな』
再会を約束しながら、ISSとヘルメスは、サリュートやスカイラブ、ヴァンガード達が待つ場所へと旅立っていく。
『ーーありがとう、さようなら…『私』から巣立つ全ての子供達よ』
その旅路をーー優しさを取り戻した、大地に根差す母に見守られながら。
- 179二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 19:44:22
しんみりできるエンディングだ
言葉遊びお洒落ね - 180二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 19:57:40
ありがてぇ
是を以って人類は宙を覆う障害から解放されたのだ - 181二次元好きの匿名さん22/04/23(土) 22:06:54
- 182二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 00:10:41おおいぬ座 - Wikipediaja.m.wikipedia.org
おおいぬ座のモデルになった猟犬のライラプス、ないしはシリウス=天狼星とかどうかな?
狙った獲物は絶対に捕まえる宿命ってのは人狼だと無理ゲー感半端ないけど
- 183二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 00:24:06
アステリオスの父ミノス王もしくはエウロペ、アルテミスの宝物と言われる猟犬か…。
一気に関連人物が増えるな。 - 184二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 04:06:21
>シリウスは、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス(Σείριος, Seirios)」に由来する
>中国では古くから「侵掠」「貪残」を司る不吉な星とされる。
>サンスクリット語では、Mrgavyadha(鹿の狩人)、またはLubdhaka(狩人)と呼ばれた。Mrgavyadhaは、ルドラあるいはシヴァを表しているとしている。
>ゾロアスター教のティシュトリヤは、シリウスを神格化した星と慈雨の神。
凄いな、有名な星だから逸話は色々ある
- 185二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 07:38:16
- 186二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 08:01:49
- 187二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 08:30:57
- 188二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 08:40:56
- 189二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 08:42:07
うおおおおおおおおおおお!!!!!!!
- 190二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 16:19:13
- 191二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 17:53:51
いぬみみかわゆす
- 192二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 19:55:03
- 193二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 19:55:29
- 194二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 22:39:36
宇宙船のライダー スプートニク
ベルカとストレルカを核とする48匹+αで一つのサーヴァント
普段は百貌のハサンのように各々が自由行動を取っているが集合した際には外殻としてスプートニク5号を作り出すことができる
ハサンと違い乗組員が受けたダメージはある程度共有されるため個別での戦闘には向いておらず、どちらかといえば後衛や偵察向きである
宝具
【希望報告・全乗員生還せり(ウスピェーシヌイ・エクスピリミェーント・スプートニクピャーチ)】
歴史上初めて宇宙船に乗り生還したという功績が宝具となったもの
回復、状態異常解除、無敵の付与ができる - 195二次元好きの匿名さん22/04/24(日) 23:45:52
- 196二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 00:04:23
そろそろ次スレが欲しいところ…
- 197二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 06:46:07
立てたいけど、昼間はIP規制が怖いのよね…まだまだ話が広がりそうだし。
- 198二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 18:20:26
保守うめ
- 199二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 18:27:56
- 200二次元好きの匿名さん22/04/25(月) 18:30:17
200ならまだまだ続く