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シャルルマーニュ兄×ぐだ男弟世界線 Part21|あにまん掲示板シャル兄とぐだ弟概念をとことん楽しむスレです兄弟の事を語るも良し、周囲の反応を楽しむもよし、家族妄想もするも良しな兄弟妄想スレなるべく二人の関係を尊重する気持ちでお願いします当スレのネタを用いた他所で…bbs.animanch.com - 7二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 15:48:22
独断と偏見の主要人物たち
シャル兄、学生兼芸能人。かっこいいが大好きな朗らか人気者。弟の立香が何よりも大切
ぐだ君、学生兼YouTuber。好奇心旺盛で元病弱な男の娘。誰よりも兄のシャルルが大好き
大帝パパ、でけえ会社の社長。次男を溺愛し長男とはバチバチ。次男の男の娘期の元凶
Sイシュママ、全てが謎のユニバースの女神様。一家で一番偉い - 8二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 15:50:46
屋敷の人たち、使用人や赤い厨房長や出稼ぎのちびノブにぬい多数。各々一家の公私を陰ながら支えている
仲間たち、保護者面したり友人だったり。たくさんの人たちが各々好きな距離感で兄弟と過ごしている。兄弟の関係を壊さず仲良しであれば誰がいてもオーケーです - 9二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 15:52:55
今回から一応BLタグはつけましたがノリと方向性は変わらず家族愛が主軸のスレであればいいなと思っています
- 10二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 15:53:05
建て乙
- 11二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 20:36:00
ビール売りぐだ君のイラストを見て「社会勉強も必要だよね!」と短期バイトを入れまくるぐだ君もいそうだなと思った
- 12二次元好きの匿名さん23/12/16(土) 22:15:07
交通調査のバイトに参加したら兄やら友人やら保護者やらがわらわらと様子見に来たり差し入れを持ってきたりして最終的に「邪魔です」ってなるぐだ君
- 13二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 08:00:00
真っ赤な夕暮れの道を小さな兄弟は手を繋いで歩いていく。
家につく頃には夕飯だ。
今日はどんな美味しいが待っているかな。
そう思うだけで帰り道だってわくわくだ。
逸る気持ちで足がもつれて転ばぬよう、シャルルマーニュは立香の手をしっかり握ってしっかりと歩いていく。立香もそれに合わせた歩調で歩くことで気持ちを緩やかにしていられる。夕陽が綺麗だなとか明日は一緒に何して遊べるかなとかそんなことを考えながら歩いていけた。
「にぃ、影が大きいよ」
「おお、ずいぶん長くなってるな」
ふと下に目が向いた時に見えた影の長さすら面白かった。
何にでも目を輝かせる立香に呆れたり馬鹿にしたりせず一緒に楽しんでくれるから大好きなのだ。
「オレたちもこれくらい大きくなても一緒に遊べるかな」
「もっちろん!」
ふと思いついたことを口にすれば力強い即答が返ってきた。
「俺と立香はずっと一緒だ!」
「いっしょ!」
約束と共に握る手を強くしあって歩いていった。
「そういえばそんなこともあったね」と変わらず手を繋いで語り合っている未来もあればいいと今は祈るばかりだ。 - 14二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 13:35:36
兄弟で川で水切り遊びをしていてぴょんぴょん石が跳ねるシャル兄と一撃沈没してるぐだ君
ぐだ君の石も跳ねるようになったら二人でお祭りテンションで跳ね回った - 15二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 18:31:54
- 16二次元好きの匿名さん23/12/17(日) 22:18:28
兄弟が帰るなりなでなでを要求している
- 17二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 07:53:31
クリスマス番組の収録でサンタブーツ型着る毛布を使った。
スタッフさん手作りのものなのだがシャルルマーニュは大変気に入った。「買い取りたい」と申し出たら「持ってっていいですよ」と無料で渡されてしまった。
少々申し訳なかったがありがたくいただいた。何せ全世界の子供の憧れサンタブーツ型着る毛布なのだから。これに入って眠りたくない子供などいるわけがないのだから。
そういうわけでクリスマスイブはこれに潜って立香の枕元で眠ることが決定した。目を覚ました立香はどんな顔をするだろうか。想像するだけでわくわくする。どうせうちのクリスマスは会社で出資している礼拝堂で一日が潰れるのだからこういう楽しみがあったっていいだろう。楽しみで楽しみで仕方ない。
あとはイブまで隠しておくだけだ。
そんな風に、夢見ていたのに。
「━━━━━━━━」
「にぃステキなのもってるね」
あと数日というところで見付かってしまった……。とてもとてもキラキラと瞳を輝かせてしまっている……。
普段は兄の部屋に遊びに来ても部屋の物に触れる子ではないのにどうして……!
呆然と立ち尽くすシャルルマーニュをよそに立香の輝きは増していくばかりで
「イブの夜はオレがこれに入ってにぃのプレゼントになるね!」
「駄目です!俺が立香のプレゼントなんです!」
その日兄弟は大変大変珍しく大喧嘩をして、大揉めに揉めた末にイブは立香がクリスマスはシャルルマーニュがプレゼントになって眠ることでなんとか決着をつけることになった。 - 18二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 13:07:42
ぐだ「外は雪で暖炉に火をつけて揺れる椅子に揺られながら編み物する光景って憧れるけどその時期に編んでるってことは間に合ってないよね?」
シャル兄「ロマンにツッコミを入れてはいけない」 - 19二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 21:51:52
ぐだ「シュトレンうまうま」
シャル兄「これの後はクリスマスパーティーでクソでっかいケーキとかブッシュ・ド・ノエルとか出てくるぜー」
ぐだ「うわー甘すぎるー!」 - 20二次元好きの匿名さん23/12/18(月) 22:43:10
雪が積もったらきっとここの兄弟もこうなる
— 2023年12月18日
- 21二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 07:55:07
テラリンで大帝が世界と書いて神と読んでいたのが大変興味深かったのですが掘り下げがあったら嬉しいなあ
『すまん立香。今日飛行機飛ばないって』
「うぎゃあ」
電話越しの心底申し訳なさそうなシャルルマーニュに立香は悲鳴のような反応をしつつも飛行機が飛ばないことは知っていた。今日は朝からずっと調べていたのだから。
元々シャルルマーニュがロケに向かう頃から現地の天気は怪しかったのだ。
それでも行けそうだから行きましょうとスタッフから連絡が来たから向かい、次第に悪化していく現地情報を眺め続け、とうとう全便欠航のお知らせとなるところまで見届けてから電話が鳴ったのだから。
兄に直に顔を合わせられないのは寂しいが仕方ない。それは誰のせいでもないのだから。あえて言うのならば世界(神)の意思だろう。
『時刻表調べて今からでも動いてる電車やバスを乗り継げば明け方前には帰れると思うんだが……』
「いいっていいって。無理してシャルにぃやマネージャーさんたちが体調崩したら大変だもん。ホテルで休んで」
『そうかぁ?じゃあ立香もあったかくして寝ろよ?』
「うん。シャルにぃも皆もお疲れ様」
『お疲れ様』
残念そうにしているシャルルマーニュに穏やかに声をかけて通話を切る。
そしてふぅと一度息を吐き
「今日シャルにぃ帰って来ないってえええええさみしいいいいいいいいい」
先ほどまでとは打って変わった嘆きの声とともにベッドの上で待機していたぬいたち目がけてダイブした。 - 22二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 13:06:17
ぐだ「にぃはフランスに帰るの?月に帰るの?」
シャル兄「俺の帰るとこは立香の隣だぞ」
ぐだ「特攻にいないからダウトです」
シャル兄「厳しい……」 - 23二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 22:23:40
本編ぐだくん帰る故郷ないのつらいね……
- 24二次元好きの匿名さん23/12/19(火) 23:01:34
無事世界を取り戻して家路につき久しぶりに再会する両親にぐだ君が紹介する両親双方に身に覚えのない生き別れの兄シャルルマーニュ
- 25二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 07:56:54
「今日は寒い日だから」と、用意してくれたマフラーを巻いてコートはちゃんと全部のボタンを閉めた。
手袋ももかもかだし帽子もぽんぽん付きのを耳まですっぽりかぶって手袋もふわふわだ。
「よーし立香。準備はいいな?」
「おー!」
そんな小さな二人が張り切って外に出て霜柱を踏むザクザク感を楽しんだり冬囲いで越冬準備万端な庭木たちを眺め歩いたり単にかけっこおにごっこじゃれあいなどをして元気に駆けている姿を見守る使用人たちは思うのだ。
毛玉が跳ねている、と。 - 26二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 13:14:52
仕事でゲーム起動出来てないのですがぐだ君が完全防備のサンタさんらしいですね
脳内シャル兄もにっこりです - 27二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 18:59:08
- 28二次元好きの匿名さん23/12/20(水) 22:09:49
ぐだ君「お仕事とはいえいつも生足大変だね」
ぐだちゃん「最近の肌色タイツは高性能だから見た目より大丈夫。それよりお兄ちゃん今でも君が風邪引くと青い顔するんだからちゃんとあったかくしなよ?」
ぐだ君「兄もわりかし心が硝子」 - 29二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 07:49:59
「ちょっと熱出ただけなんだけどさ、今日立香休みだから家に帰るわ」
朝から落ち着きなさげなシャルルマーニュが手早く荷物をまとめてそう言った。
それは仕方ないと皆もそれを慣れた顔して見送った。早く良くなればいいのにね。なんてことも思っている。
「でもちょっとかまいすぎじゃない?」
けれどそんなイジワルなことを言いたくなる日もある。
それにシャルルは「家族が家族を心配して何が悪い」なんていつもの調子でまくし立てるのだろう。という考え込みで。
「やっぱかっこわるく見えちまうよな」
けれど返ってきたのは、ひどく弱々しい言葉と表情で
「でも俺、立香がいないとどうしたらいいか分かんなくてさ」
常に明朗快活な皆のリーダーのようなシャルルマーニュの見たこともないような姿にそれ以上誰も何も言えなくなり
「じゃ、悪いけどあとよろしく。ごめんな」
そう言って颯爽と消えていってからも余韻はしばらく残り続け、それ以降しばらくは彼と弟について触れる者はいなくなった。 - 30二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 08:04:17
自分たちが思う以上に触れてはならぬ領域に何か重いものがあるのかなという周囲からの手応え察し的なそんな感じの
- 31二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 12:58:28
ぐだ「世界のどこかで『今年一年いい子だったからプレゼントあるといいなあ』ってシャルにぃが待ちぼうけしてるのかなと思うと可愛さがビッグバンしてインフラ整備も捗るってもんです」
BB「やだ、センパイってば燃料が思ったより不純」
ぐだ「失礼な。純粋な兄推し心だよ」 - 32二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 21:22:45
- 33二次元好きの匿名さん23/12/21(木) 22:29:09
ぐだ「今のオレとシャルにぃが並ぶと紅白饅頭みたいで縁起いいかもだね」
シャル兄「クリスマス通り越して正月になっちゃったかー」 - 34二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 07:55:41
冷たい木枯らしがぴゅうと吹き抜け小さな立香は身体を震わせ身を縮める。
「にぃあっためてあげるね」
「サンキュ。立香はあったかいな」
そう言って隣のシャルルマーニュの身体に絡みつく。兄のあたたかさとくっついた分だけ木枯らしが凌げてずいぶんと楽になれた気がした。それはシャルルマーニュも同じ気持ちである。
「じゃあ俺からも立香におすそわけ」
「あったかい!」
そう言ってポケットから出されたのは小さなほっかいろ。その熱の嬉しさに立香はまた身を縮ませてシャルルマーニュにまた強く絡みつく。
互いに互いのぬくもりであたためあいながら寄り添って歩いていく二人に、寒さなんて関係なかった。 - 35二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 13:06:13
邪ンヌ「どうせ貴方たちクリスマスには『プレゼントはオレ♡』とかやってんでしょ白状なさい(修羅場ハイ)」
ぐだ「それは小さい頃からやりすぎて新鮮味ないかなあ。普通に毎年どうしようって悩んでるよ」
邪ンヌ「鉄板、ネタ……」
ぐだ「っていうか考えてみればオレって最初からシャルにぃのものなんだからプレゼントになってもあんま意味なかったよなあって」
おっきー「悠々と無限の可能性を超えていく〜。流石です」 - 36二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 19:55:15
いいとこの家のクリスマスケーキってどんな感じなんだろな
高級店のを買うのか雇ってるプロパティシエが手作りしたものなのか - 37二次元好きの匿名さん23/12/22(金) 22:17:21
フランスだとクリスマスはブッシュドノエルが主流らしいね
赤い料理長が張り切ったり兄弟が頑張って作ったりしててもいい
保護者組か友人組が手土産持参で乱入する年もあってもいい - 38二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 08:05:59
収録終わりの楽屋にて、スマホを開けば弟からの着信が大量に並んでいた。思わず「うわっ」と声が出た。
まさか弟の身に何かあった?
それなら自分でなくマネージャーに連絡がきているはずだ。そして収録が終わると同時に伝えられ、今頃激走する車の中のはずだ。
ならば立香個人の用件だろう。こんなに必死にどうしたんだろう。疑問符を浮かべながら折り返してみれば
『あっ、うあっ、しゃ、シャルにぃその、』
「どした?何かあったか?」
『え、えぅと、あの……』
「?」
あれほどたくさんかけてきていたというのにどうしたというのだろう。珍しいほどにしどろもどろとした調子に疑問符は増えるばかりだ。しかしこの様子であれば深刻性はなさそうだ。安心した。
もごもごとするばかりの立香にシャルルマーニュは「いいよ」と優しく笑いかける。
「どんな話だって俺は立香の言葉を馬鹿にしたり笑ったりしない。そうだろ?」
『……………………うん』
その染み渡る響きに立香はゆるやかに落ち着きを取り戻し、一度呼吸を整えて
『……しゃ、シャルにぃの、声が聞きたかったの』
「ん゙……!」
うっかりスマホを落としかけ寸でのところで堪えきる。
俺の弟がこんなに可愛い。いつだって何気ない気持ちで最高打点を叩き出してくれる。今すぐ帰って抱きしめたい。いやしかし今は落ち着いて電話越しで相手をするのが最重点事項だ。手早く呼吸とテンションを整える。
だがそのわずかな動揺すら今の立香には刺激が強く
『わああ!ごめんなさい!ごめんなさい!シャルにぃ忙しいのにオレってば馬鹿なことしちゃったってあのっ!オレ!』
「いいや。嬉しいよ」
『ぇぅぅ……』
兄の声を今すぐ聞きたい。立香からすればその衝動を抑えられなかったのは恥以外の何ものでもなかったろう。数多に届いた履歴をどうにか消せないかとどれほど家でのたうち回ったことか。想像するだけで可愛いものだ。その代償はシャルルマーニュが今から家に帰るまでの時間の恥ずかしさとするにしよう。
「じゃあ、言える範囲での今日の俺の話をしようか」
ゆっくりと丁寧に。シャルルマーニュは今日の出来事を選んで紡いでいった。 - 39二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 11:38:05
兄弟もギル様とか好感度高い保護者組にはこういうことしそう
— 2023年12月23日
- 40二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 16:30:22
立香くんちゃんサンタはいいぞ
— 2023年12月21日
- 41二次元好きの匿名さん23/12/23(土) 22:31:56
クリスマスケーキやお菓子の調理動画で視覚的にカロリー実感を得てからトレーニングに励む意志を強く固める兄弟
- 42二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 09:04:08
ソファの上でシャルルマーニュが寝落ちている。
読書の途中でくたびれて小休止のつもりだったのだろう。本を胸に置き眼鏡をかけたまま寝落ちている。
最近お疲れだものなあ。というかこの人にお疲れじゃない時がないものなあ。というかこの家で暇してるの自分だけくらいだものなあ。自分ってこのまま大人になったらどうなるんだろ。
しみじみと複雑な思いを染み渡らせながらとりあえずの毛布を用意しかけてあげる。
そして眼鏡に手をかけ外してふとまじまじと見てしまう。
この兄いつ見ても顔がいいな。と
少しばかりお疲れ雰囲気が漂っていれど顔全体がすっきりとしていて無駄がなく細やかなスキンケアのおかげで透き通るような艷やか色白肌は美しくまつげも長い。無防備に力が抜けている睡眠状態であるからやや幼く見えるのもまた、大体の人間には宿っているはずの保護者心を揺さぶらせるのだから凶悪だ。
本当に自分と血が繋がっているのだろうか。年を追うごとに自身がなくなっていく。皆が似てると言ってくれるのは気遣いか誤認か何かなのではないだろうか。
「んーーーー……」
「おわっ」
寝顔に見惚れるあまりに硬直してしまっていた間にシャルルマーニュが目を覚ましぼんやりと瞼を上げる。
半分以上眠っていそうなあまり焦点があってなさそうな瞳でシャルルマーニュは驚きで固まる立香を眺め
「かっ、こいいなあ……。立香って本当に俺の弟かな」
「弟だよお〜」
たとえ似たような思考をしていようと、何を言っているんだこの人はと寝惚けたとろけ言葉にツッコミを入れてしまうのであった。 - 43二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 10:56:19
- 44二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 19:49:43
シャル兄「クソ……親戚の姉貴達に立香を……俺の可愛い弟を取られてしまう……!」
— 2023年12月23日
- 45二次元好きの匿名さん23/12/24(日) 22:21:23
ぐだ君は「姉さんたちのおもちゃになると長いんだよなあ」とか思ってそう
- 46二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 07:58:59
神は今自分たちの祈りをどこで聞き何を思っているのだろう。
考えたところでいつだって答えはない。神とは人々の営みに黙と根ざして見守っているものなのだから。必要な時に必要な手を人々が気付かぬ形でそれとなく差し出すものなのだから。
もしかしたら祈りなどどこにも届かず誰も聞いていないのかもしれない。今まで人々が、自分たちが人間が重ねてきた行為は何の意味もなかったのかもしれない。
それでも、いつの時代でどこにいようと自分たちは祈らずにはいられないのだ。
「シャルにぃこの後どれくらい空いてる?散歩する暇とかある?」
厳かな礼拝が終わり外に踏み出すなり立香はシャルルマーニュにそう切り出した。どこまでも軽やかな心を持つ立香なのだ。今日という日がどれだけ大切な意味を持っていようと関係ない。いつだって跳ねまわりたさそうにうずうずしているような子なのだ。
「散歩くらいならまあ、ないと思うけど、どうかしたのか」
問いにこたえれば立香の瞳は期待でくるりと流星が瞬く。
「じゃあさ、ちょっとだけ街を見に行かない?イルミネーションが綺麗だよ」
「ああ〜」
確かに街はお祭りムードでさぞ楽しいだろう。
立香がそういうものの方により興味を傾けていることにも不思議はないし悪い気はしない。今の時代なら楽しんだもの勝ちだろう。シャルルマーニュもまたくるりと瞳に流星を瞬かせる。
「よーし、じゃあちょっくら抜け出して街のキラキラを楽しみに行きますか!」
「行きましょう!」
そうして二人は意気揚々と街へと繰り出し跳ねるようにクリスマスを駆け抜けたのだ。 - 47二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 13:13:59
今月の少年○ースを5冊ほど買い、ホームズにお礼の手紙をしたためる大帝パパ
- 48二次元好きの匿名さん23/12/25(月) 22:09:17
兄弟の枕元に置かれた靴下にプレゼントを入れようとしたらぬいが詰まっていて入れられなかった年
プレゼントは机の上に置いた - 49二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 08:07:26
「立香背中痒くても掻くなよっていつも言ってるだろー?」
「うひゃバレた!?」
「バレるっての」
風呂上がりの脱衣場にて、背後からのじとりとした声に立香はびくりと全身を揺らす。怒られている内容についての身に覚えは大いにある。
「引っ掻き傷どころか血が出た痕がある」
「いい感じに爪が引っかかってしまい。ぺりっと」
いけないこととは分かっていても、ここまできたらもういくしかないかなと。つい。
立香からは見えない部分のことだから無頓着だが痛ましさがまるっと見えるシャルルマーニュからしたらそうもいかない。「クリーム塗るからそこ座って」と近くの椅子へと促した。
「つめたぁ〜」
「我慢」
チューブの中で冷えきったクリームに身を縮める立香を見ながらそういえばクリームやジェルは一度手であたためてから塗るのがいいと俳優の先輩が言っていたのを思い出す。「まあ弟にべったりなお前にはまだ早いだろうけど」と笑われたりもして何想定のご教授だったのやら。深く考えないことにしよう。意識を立香の赤い背中に集中を戻し
「はい終わり。もう掻くなよ」
「ありがとう気をつける」
その気があるやらないやら分からない返事を聞き届けて本日の業務は終了気分でいたところで、こちらを振り返る立香の瞳がいたずらげに光っていることに気付く。
「じゃあオレもシャルにぃの背中に塗るからそこ座って脱いで」
「……しょうがねえなあ」
こういうのは持ちつ持たれつだ。ということにしてありがたく受け入れる素振りでシャルルマーニュは椅子に座り先ほど着たばかりのシャツに手をかけるのであった。 - 50二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 13:16:02
ナチュラルにずっと一緒に風呂に入ってる兄弟
小さい頃は風呂上がりにシャル兄がぐだ君の髪にドライヤーかけてあげて「やっぱ髪切らねえ?」「父さんがいいって言うかなあ?」「子供にだって人権はあるのになあ」とか言ってる - 51二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:27:29
ぐだ「抱かせろ」
ぬい「ぬー!」
シャル兄(裏声)「立香さんっていつもそう!ぬいのこと何だと思ってるんですか!」
ぐだ「もふもふのもふ」
ぬい「ぬー」
シャル兄「まんざらでもなさそうだ」 - 52二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 22:48:12
兄弟達も半額のクリスマスケーキ買うのかな
家でいっぱい食べたのに第二ラウンド始めるのかな - 53二次元好きの匿名さん23/12/26(火) 23:51:38
若さに任せたどか食いをする日もあったらいいな
明日が胸焼けであってもよいでしょう - 54二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 01:45:41
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- 55二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 01:50:30
- 56二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 08:06:47
「ぬ、ぬ、ぬ、」
廊下でぱたりと出会ったぬいが慌ててシャルルマーニュに駆け寄り何か言いたげにズボンの裾を引っ張ってくる。
どうしたどうしたとそのとおりに歩いていけば、立香がふにゃふにゃと力尽きかけていた。お菓子のクッキーを手にほぼ落ちかけていた。
まあよくあることと言えばよくあることだ。ぬいが慌てるほどのことではない。しかしそのまま放置するわけにもいかない。シャルルマーニュは立香の前に座り声をかける。
「立香?寝るならクッキー兄ちゃんにちょうだい?」
「んーーーーー、たべるー…………」
ほぼ寝ている声でそう言ってクッキーを再び口に運ぼうとして、また力尽きる。今度はクッキーも立香の手から離れ頭も身体もシャルルマーニュの方に倒れてきた。
シャルルマーニュは近くにあった皿にクッキーを置きぬいがどこからか声をかけてきたらしいちびノブと一緒にどこからか引っ張ってきた大きめの毛布をかぶせ
「このまま皆で寝ちゃおうか」
「ぬ!」
「ノブ!」
皆で潜ってお昼寝タイムに突入した。 - 57二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 13:10:29
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- 58二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 16:55:25
- 59二次元好きの匿名さん23/12/27(水) 22:14:14
「チア服ではないけどシャルルを応援してる時は大体こういう顔してるよなあ」と思ったけど言わないでおこうと口を閉ざす仲良したち
- 60二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 01:15:38
- 61二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 08:10:40
夏でも冬でもシャルルマーニュは長期休暇のほうが多忙になる。
学校があった時間帯に仕事がびっちりと詰められていて、他人事であるというのにうっかり引いた感嘆の声をあげてしまう。それでも大事な次期当主でもあるのだ。マネージャーたちも一応限界への配慮はあるらしい。……らしい。それでも毎日くたくたそうなので心配は募るばかりなのだけど。父はもっと忙しそうだから本当に当主になったらこんなものではないのも一応分かっているのだけど。
そしてわずかに出来た休みの合間に宿題を消化しているのだから遊んでいる暇が全く無い。
「学生の本分は学業だからな。それ以外が忙しくて勉強がおろそかになってます〜じゃかっこ悪いだろ」
なんて軽く言うけれど。実際ちゃんとこなせてるし成績だって上位をキープしているけれど。
どうなっているんだあの人は。
特筆することは何もない。あの人は普通の人だ。キラキラとかっこよくなることに全てをかけているだけで特別なものなんてひとつも持っていない。ただ誰にでも出来る積み重ねの賜物であります。はい。比較的暇な自分も精進します。
だからせめて今日は宿題で部屋にこもる兄のためにお茶を淹れよう。
取り寄せた兄お気に入りの月の銘柄によくあうお菓子も添えよう。
なるべく綺麗に美味しそうに並べて兄の部屋に訪れてみれば
「出来たー!」
「おおう」
テンションガン上げな兄がいた。
扉を開けどうしたんだろうと様子を伺う立香の姿にシャルルマーニュもすぐに気付いて満面の笑みを向ける。
「立香!ノルマ達成!これで一緒に初日の出見に行けるぞ!ちゃんと休みも取ってるからな!」
「お、おおう?」
そういえばそんな話、してたような……?雑談のようなやり取りだったのにそんなに本気だったのか。そんなに熱心に、自分のために。
忙しいのに、大変なのに。
喜びや後ろめたさ。様々な感情が急速発生する内心の中、どれを見せるべきかは立香だってはっきりと分かっている。
「やったあ!ありがとうシャルにぃ!すっごく楽しみ!オレも頑張って準備するからいい初日の出にしようね!」
溢れるばかりの歓喜をめいっぱいに弾けて見せるのだ。 - 62二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 12:44:04
兄弟が暮らす地域はときめもくらい遊べる場所だらけであってほしい
夏は海水浴して冬はスキーに行こう - 63二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 13:24:15
シャル兄「あなたがそばにいるだけで幸せです」
- 64二次元好きの匿名さん23/12/28(木) 22:20:45
ネモクリスマスで久しぶりに失意の庭を見て
ぐだ君が内心自分が必要とされなくなることを恐れてる面もあるってことは
常に「立香がいい」「立香といたい」「ずっと立香と一緒」と言い続けてるこのスレのシャル兄はかなり破壊力抜群なのでは - 65二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 07:56:33
「シャルにぃたちが今度合宿するんだー。って計画立ててるんだって」と立香が昼食の肴に話したら「ならば立香もうちの合宿に参加するかい?カドックもいるからそれなりに楽しめると思うんだが、所長にはこちらから話を通しておこう」とキリシュタリアに誘われたのが先月のこと。
まさか本当に話が通るとは。
改めてお礼にと所長に挨拶に行ったら大変不機嫌そうに睨まれた。選び抜かれた精鋭Aチームにいきなり凡人がコネ参加することになったのだ。当然の不機嫌だ。小さくなるしかなかった。
しかし楽しみであるのは確かであった。「君も上流階級の人間ならば参考になることも多いだろう」と言われれば張り切るしかあるまい。兄の支えになる努力はいくらあっても足りないのだから。
そんなわけで親からの許可も無事もらいシャルルマーニュと「楽しみだね」と準備を重ねて今月本日。
互いにまとめた荷物を持って向き合い「頑張ろうね!」「頑張ろうな!」と意気込みあって数秒。
「頑張ろうね〜〜〜〜〜」
「頑張ろうな〜〜〜〜〜」
数日離れ離れになる寂しさに堪えきれずにひしと抱き合う二人を「はよいけ」と見ている両親なのであった。 - 66二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 12:44:19
「早く成人して一緒に年越し番組やれるようになれよ」とシャル兄を囲う保護者たちと
「立香と年越ししたいんで成人してもちょっと」とお断りしてるシャル兄 - 67二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 19:21:14
- 68二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 19:22:41
- 69二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 20:35:28
グラサンまでお揃いにしおったこの弟……!
- 70二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 22:16:21
「シャルにぃの眼鏡かっこよかったからオレも買っちゃった!」なのか
「新しい撮影があるからシャルにぃあの眼鏡貸して!」なのかでまた味わいが違う - 71二次元好きの匿名さん23/12/29(金) 22:19:50
最初見た時、シャルぐだ♂匂わせって思っちゃった
- 72二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 08:54:37
掃除の最中にふと開いたお気に入りだった絵本に一枚のメモが挟まれていた。
その中身は架空の世界の架空の宝の地図。おぼろげだが覚えている。兄と二人で絵本を基にあれこれと思い描いたものだ。……もう何枚かあった気がするがどうだっただろうか。それは勘違いだろうか。別の絵本を開けば出てくるだろうか。出てきそうな気がする。何せそういう夢想遊びはこの絵本に限ったことではないのだから。
しかし気になっていても我慢しなくてはならない。経験として知っている。それをはじめたら掃除どころではなくなってしまう。むしろ最初よりちょっと荒れてしまう。沸き立ちかける懐かしさと好奇心をなんとか抑えて掃除を再開させる。
しかしそれにしてもと掃除しながらも思考は巡る。体調の関係で外に出られないことが多かった自分のために兄はああしてよく外に連れ出してくれたよなあ。と。
先のようにお気に入りの絵本を基にしてくれたり全然知らない、兄の中にだけある世界に旅立たせてくれたり自分が思う世界を一緒に広げてくれたり。実際に動けないのは残念だったけど、部屋の中、ベッドの上だけでもとても楽しかった覚えがある。
本当に優しい人だ。
改めて灯る暖かな想いに感謝と敬意を胸に留めて片付けを続ける。これが終わったらまた兄に会いにいこう。恩返しはしてもしきれないしむしろまた恩が増えてしまいそうだけど、何かしよう。そう思うと俄然やる気が増えていったように思えた。
いつだって自分を動かすのは焦がれるような兄への想いなのだ。 - 73二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 14:03:55
年越しに向けて大量に駄菓子を買い込む兄弟
クリスマスに引き続きカロリー蓄積が大変 - 74二次元好きの匿名さん23/12/30(土) 22:08:31
- 75二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 08:43:00
多分笑ってはいけない系の番組で使うやつ
「ご兄弟に今回使用してもらう小道具はこれだ!」
そうダヴィンチちゃんが意気揚々と出してくれたのがふわふわの犬耳としっぽ。なんと装着者の感情に反応するらしい。すぽりとはめると同時に二人の耳もしっぽもふわふわと揺れ始めた。流石ダヴィンチちゃん製。
面白そうに己の耳やしっぽを見ようとキョロキョロしている二人がまるで本当の子犬のようで見ている側もとても面白い。己の製品の出来と微笑ましさににんまりとした笑顔も止まらないというものだ。
「すごいですねダヴィンチちゃん!」
「これなら次もバッチリだぜ!」
「ああ。楽しみにしているよ」
ポーカーフェイスが肝になる番組でひたすら分かりやすく耳としっぽが動いているのはさぞ面白かろう。存分に脳内をはちゃめちゃにしつつクールぶってほしいものだ。企画依頼が来た時から始まった楽しみは膨れる一方だ。
「にぃ!どうかな!」
「おう!立香は何でも似合うぞ!」
「にぃも何着てもかっこいいよ!」
己の装備を一通り楽しんだ後に隣の最愛を褒めあい喜びでまた耳としっぽの動きが活発になる。なかなか良い感度だ。やはり最初の試着はこの二人で正解だった。ダヴィンチちゃんは満足げに何度も頷き続ける。
「えへー。えへへー。シャルにぃに褒められちゃったー」
そして立香の喜びは更に跳ね上がり耳としっぽの動きは更に大きく激しく動き回り
「…………立香のほう壊れた?」
「いや?私の製品に故障なんてないよ。これが立香君の感情さ」
「へえ……。へえ……」
その感情をはっきりと視認出来る目新しさにシャルルマーニュもまた面白そうに頷いた。 - 76二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 13:43:06
シャル兄「立香クリスマスおつかれ〜。あとはゆっくり年越ししようぜ!」
ぐだ「ごめん。箱開けがあるから」
シャル兄「に゙ゃお゙ゔ!」 - 77二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 22:22:16
ぐだ「今年も皆とたくさんわいわい出来て楽しかったし新しい友達も増えて嬉しかったな!」
シャル兄「仲良く賑やかなのはいいことだよな!」
ぐだ「でも来年はシャルにぃとも冒険したいな!」
シャル兄「思ったよりお互い予定が噛み合わなかったな」
ぐだ「シャルにぃもシャルにぃで忙しかった分ちょっと不思議〜」 - 78二次元好きの匿名さん23/12/31(日) 23:37:39
- 79二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 07:58:11
- 80二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 09:09:46
「カドック大変だ。オレのチャンネルが完全にシャルにぃファンに乗っ取られた」
「は?」
突然の相談に普段から寄りがちなカドックの眉が更に寄る。こいつまた何か勘違いしているぞ。と。
カドックも時折(時折)立香のチャンネルはチェックしているがそんな空気を感じたことはなかった。兄目当てという風な視聴者は確かにいるがそれはほんの一部だ。大抵はちゃんと立香ファンで構成されているしその上で兄といてくれたら嬉しい。兄と仲良くしている姿をもっと見せろと思っているファンが多いというところと見ていたが、ネットの世界である。石が転がっただけで情勢が一変することも珍しくもない。カドックは一応「その心は?」と問いてみる。
「年越し放送でもしようかって相談したら『そんなことしなくていいから兄と過ごせ』『兄もいるなら許すけど一人ならやらなくていい』で埋め尽くすされちゃって。いや、家族と過ごせっていうのはそのとおりと思うんだけど」
「ああ……」
安心した。ちゃんといつもどおりの彼のファンたちだ。とにかく兄弟が仲良くあってくれと願い一喜一祭している彼と兄のファンたちだ。ならば対応も深く考えなくていいだろう。
「なら年越しあたりで2ショット画像でも載せておけ。それで皆満足する」
「そっかあ。ありがとう」
カドックの助言により落ち着きを取り戻し構図をどうしようかと思いを馳せている。その平和さにやれやれと息を吐きつつ何度となく思うのだ。
よくもまあここまで兄の存在に負の感情を拗らせずに育ってきたな。と。
普通自分の存在を翳らせる存在が常に側にいたら多少なりとも反発心が生じてもおかしくないのだが。カドック自身だってそういうものを燃料に駆けているところもあるというのに。
まあ、別方向に拗らせているには拗らせているのだが。
まあ、本人たちがそれで幸せなのだからそれでいいのだろう。
あれやらこれやらと試行錯誤し「ありがとう」と帰るまで付き合い、その年の瀬に頬を寄せ合い「良いお年を!あけましておめでとうございます!」とSNSで挨拶をするまでをしっかりと見届けるカドックなのであった。 - 81二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 12:50:24
- 82二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 22:26:33
ぐだ「余ったお餅消費レシピが美味しそうだったから片っ端からやってたらお餅足りない!」
シャル兄「そもそもうちは餅余ったことないもんな」
スーパーに走って追加購入した - 83二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 22:27:12
今年は辰年だから龍のコスプレしてるのかなご家族とぬい
- 84二次元好きの匿名さん24/01/01(月) 22:49:43
鯉のぼりを一匹緑に染めてその中でごろごろと
- 85二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 01:17:57
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
- 86二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 09:18:38
今日は休みだから少し寝坊してしまった。
これはちょっとかっこ悪いなと起き上がろうとする。が、眠りながらもがっちりしがみついている立香で起き上がろうにも起き上がれない。引き剥がすのはちょっと惜しい。けれど起きなければならない。
「立香〜?起きないとかっこ悪いぞ〜?」
「んん〜」
少し寝ぼけたシャルルマーニュの声に立香は唸りながら抱きつく腕を緩めるどころか更に強くなり
「今日のオレとシャルにぃはかっこ悪くていいの〜」
「そういうわけにはいかないだろ〜?」
「いいの〜」
今日の立香の意思は強固だ。シャルルマーニュが立香の腕に手をかけても絶対に離すものかと力強くなる。
ここまで力が入っているならもうちゃんと目が覚めてるだろ。
なんてツッコんだところで意味をなさない。今の立香は何がなんでもシャルルマーニュと布団の中でだらだらしたいという一心しかないのだから。
「せめて朝メシ食べてからにしねえ?」
「やだーーー」
妥協案にも屈しない姿勢に次第に目を覚ましはじめたぬいたちも面白がってシャルルマーニュを布団に封じようと参戦し始め
「あーーーー…………、まあ、いいかあ」
どうせ休みなのだし。とシャルルマーニュが力尽きれば立香もぬいも満足げにすり寄り、その間もなく、「いい加減に起きろ」と怒りの父に強制的に全員叩き起こされるのであった。 - 87二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 13:35:45
大帝パパ「お前たちに渡すよう預かっているお年玉は私が預かっておくからな」
シャル兄「お礼はこっちからもしたいから誰から貰ったかだけ教えろよな(横領する人とは思っていない)」
ぐだ「正式に渡される頃には総額がどれくらい膨れるかは恐くて考えたくないなー」 - 88二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 21:44:35
ゲ謎を見たぐだくん
目玉に愛着を持つようになるし片目隠れにしてシャル兄と一緒に喫茶店でクリームソーダを喫する - 89二次元好きの匿名さん24/01/02(火) 22:26:41
ぐだ「メカクレ着流しでクリームソーダ食べに行きたい」
シャル兄「俺は嫁さんのワンピース着ればいいのか?」
ぐだ「オールバックスーツ(水木の没案)も捨てがたい〜」
シャル兄「趣味が強い」 - 90二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 03:27:29
笑顔に癒やされる
- 91二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 08:32:26
「シャルルマーニュ。貴方には兄としての自覚が足りません」
「はい……。大変申し訳無いと思います」
うららかな昼下がり。ムジーク家の庭園でシャルルマーニュとアストルフォが、とりあえずシャルルマーニュの隣にいたい立香とそうであるなら自分もとと怒り心頭なジャンヌによって正座させられていた。
事の始まりはなんてことのない日常だ。
アストルフォに連れられてムジーク家のジークに会いにやってきたシャルルマーニュと立香はいつもどおりに4人で遊んでいた。
そのうちアストルフォがヒポグリフに立香を乗せて飛び立ち、上空にてころりと立香が落ち、それを慌てて旋回キャッチしてシャルルマーニュとジークがほっと胸を撫で下ろしたところをこれまた訪問していたジャンヌに目撃され、今にいたる。
「いいですか。我々年長者とは下の者を守り慈しみ導くために命をかけるものなのです。道楽で振り回して命の危機に晒すなどしてはしてはいけないのです。ハメを外すな。とまでは言いませんがそれでも最低限のラインは弁えなさい」
「全くもっておっしゃる通りで」
「ごめんってばー」
「反省が全く見られませんね!」
本来ならばこのお説教係はしっかりシャルルマーニュが務めるのだが、それより先に高火力なジャンヌが捲し立ててきたなら引っ込むしかない。それでものほほんと油をそそぐ元凶と共に落ち着いてくれるまで待つしかあるまい。
「全く。シャルルマーニュ。貴方は私と同じく妹を持つ者。そうであるからこそ貴方には」
「すみません」
「なんです」
長丁場になりそうな空気の中、これだけは譲りたくないと恐る恐るシャルルマーニュは手をあげる。
「立香は弟です」
「えっ?……………………え?」 - 92二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 09:01:27
アストルフォ繋がりで兄弟はムジーク家とジーク君と縁が出来てジャンヌと知り合い邪ンヌや同人娘たちと仲良くなったのかなあってラインを妄想した
- 93二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 13:58:36
ゴッフが若かりし頃からの付き合いがあったかもしれない世界線とな
- 94二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 18:32:36
シャル兄「 远く离れていても、あなたの気持ちは、手に取るように分かります 」
「どうしたの、急に黙り込んで 」
ぐだ「わたしから離れないで 」 - 95二次元好きの匿名さん24/01/03(水) 22:44:59
「離れないで」と言われて「分かった」と手を握り背中を抱いて引き寄せるシャル兄
- 96二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 08:32:21
『今日のホテルはすごいぞ』と送られたホテル内の写真が本当にすごかった。確かに今まで見せてもらった部屋の中で一番豪華な作りであった。
目が痛くなるほどの華美さではなく質素シンプルにまとまりつつ品があるといった雰囲気なのがまた高級さを際立たせる素敵な部屋だった。
動画でくるりと見せてもらうとまた広さが分かり面白い。
随分予算に余裕がある番組だな。スポンサー王さまかな。なんて考えがよぎりつつ、口から出てくるのはイタズラ心。
「で、女の人連れ込んだりするの?」
『なーに言ってんだ』
心底呆れたような顔をされる。
『立香も連れ込めないのに他の誰かなんて入れる気分にゃなれねえよ』
「うひゃ!?」
当然のように繰り出される返しに意表を突かれ固まる立香に逆にシャルルマーニュがイタズラっぽい笑みになり、やはりこの兄には敵わぬのだなと思い知るハメになったのだった。 - 97二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 13:47:36
兄弟は二人とも「今でも青が棲んでいる」って歌われてる側かなあ
誰かの心の奥に宿る大切ないつかみたいな存在 - 98二次元好きの匿名さん24/01/04(木) 22:12:11
- 99二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 08:29:31
「君の部屋って翅がぴりぴりしちゃってちょっとねえ」
とは飾り翅を撫でながらのオベロン評。
部屋は汚くならないよう心がけているし好みのお茶もお菓子も出してもてなすようにしてるのになあ。と立香は首を傾げる。
それにカドックは軽く部屋を見回し歩き「これじゃないか?」ととある棚の段を指す。
中には石が細々と。
綺麗だったり不思議な形をしていたり。けれどそこまで特別さを感じられない、そういう石がたくさん並べられていた。
それに立香は「なんでそれ?」という顔しオベロンは相変わらずイエスでもノーでもなさそうな曖昧な笑みを浮かべるばかりだ。
「それ小さい頃シャルにぃが川で拾ってきてただけの石だよ」
子供ながらの根拠のない勘だけで選ばれた川辺の石だ。
他よりもちょっと綺麗だったり不思議に見えただけで『これはきっと立香にいいものだ』『これはきっと立香から悪いものを追い出してくれる』とか。そんな風に思いこみ、願をかけ、手渡されてきた石の数々だ。
もちろん小さい子供ゆえの思いこみだ。実際にはそんな効果などありはしない。分かっていても立香はシャルルマーニュのその祈りが今でも嬉しくて飾り続けている。
しかしそんな立香の暖かな想いに対してオベロンとカドックの顔は渋い。
「でもあの兄だからな……」
「変な怨念ついてない?」
「なんで!?」
むしろ誰よりも清涼潔白な人なのに!
友人たちからの兄評のおかしさに関してはいつも大変異論しかない立香であった。 - 100二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 13:18:25
- 101二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 13:19:50
- 102二次元好きの匿名さん24/01/05(金) 22:02:26
ゴッフと兄弟たちが一回りくらい年の差があると想定して
ショタsが遊んでいる姿を遠巻きからやれやれと鼻で笑っていた若ゴッフがいたとして
10年後には我々が知ってるいつもの顔で「君たち本当に変わらんね!?少しは大人にならんか!?」とやっている可能性もあるわけで
- 103二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 08:57:00
千と千○……確か過去スレでそれのパロっぽい撮影やってたよね
- 104二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 09:01:51
今日は空が青く広がっていて綺麗だから。
そんな理由で立香はお茶とお菓子のセットを用意して(今の季節なら防寒対策もバッチリして)家で一番高い屋根へと登る。
登った先には予想通り先客がいた。シャルルマーニュが息を白ませながら空を見上げている背中があった。
「にぃ!」
「おっ、立香も来たのか」
こみ上げる嬉しさそのままに声をかければ振り返るシャルルマーニュも幸福の笑みを浮かべる。
その笑みにまた嬉しさを溢れさせながら隣に座り、持参したお茶を手渡せば「サンキュ」と受け取り飲んでくれた。お茶によって温められたため息と息の白さがまた幸福を彩ってくれているようで嬉しかった。
「俺がここにいるってよく分かったな」
「そりゃ分かるよ」
屋根に登っているなんて誰にも言っていなかったのに。
そう言いたげなシャルルマーニュに立香は当然のような顔をして胸を張る。
「シャルにぃのことだもん」
何だってお見通しだよ。
そう言いたげな立香の顔にシャルルマーニュは一度目を丸めてから「そっかあ」と顔をへにゃりと崩す。こんなちょっとしたことですら分かってもらえてるくらい一緒にいて見ていてくれていたのだという事実がどうしようもなく嬉しくてたまらなかった。
そうして二人は息を白めあいながらしばらく肩を並べて空を眺め続け、いい加減寒くなってきたなとなってから共に屋内へと降りて暖かな部屋に戻ったのであった。 - 105二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 13:38:03
調べたら15スレ目でしたわ
ハク役をシャル兄がやってたけど最後にハクは処分されたって話は本当なのかデマなのかが分からない
けど最後に自分が処されようともぐだ君のために動いて何も告げずに消えていくのすごくシャル兄だな……と思ってしまい
- 106二次元好きの匿名さん24/01/06(土) 22:12:11
カルデアでうっかりシャル兄を「兄上」と呼んでしまい悶絶するぐだ君(記憶なし)
それに関して特に言及はしなかったがあきらかに態度が兄気取りになったシャル兄
それに十二勇士たちは「まあ、嬉しかったんじゃない?」と言葉を濁すばかり - 107二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 08:43:47
シャルルマーニュがはじめてドラマで大きな役を貰った時は家族皆で鑑賞したものだ。
特に立香など大はしゃぎで「にぃいっぱいいるねえ」と釘付けになっていたものだ。
その分家にいられない時間も増えてしまったけれど「にぃはがんばってるからねえ」とぬいたちやちびノブたちと遊んで寂しさをいい子に我慢したりしていたのだ。まあ時間と体力に余裕がある時は現場に遊びに行ったりもしていたのだが。
そして撮影も終わりドラマももうそろそろ終わる頃。
『○○君大好き!』
「ぇぇ……」
シャルルマーニュの相手役の女の子の台詞に立香は小さく声をこぼし
「立香?」
「んー、んー、」
隣のシャルルマーニュにひしとしがみつき
「にぃはオレのなのぉ……」
「ふはっ」
小さくも必死な主張にシャルルマーニュは思わず吹き出し
「そうだぞ〜。『シャルルマーニュは』いつだって立香のものだからな」
擦りつけてきている立香の頭を撫でながらご満悦顔のシャルルマーニュなのであった。 - 108二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 09:14:17
- 109二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 14:02:43
○年代アイドル大集合みたいなバラエティ番組でいつかいい大人になったシャル兄たちの年代も呼ばれるようになって
「そりゃあ年頃の子が集まりますから?あっちがくっついたりこっちが別れたりいっぱいありましたよ?」「週刊誌に撮られなかっただけでいっぱいありましたよね」なんて定番ネタで盛り上がりつつ
「でもシャルル君はあのまんま!」「あの子皆に優しかったけど本当に弟しか見てなかったよね!?」「皆でやめとけって止めても告白して泣いた女の子が何人いたことか!」って盛り上がってほしい
その時シャル兄は既に会社継いでてスケジュール合わずで欠席しててもいいしちゃんと出席しててひたすらにっこにこしててもいい - 110二次元好きの匿名さん24/01/07(日) 22:52:50
ぐだ「小さい頃に七草粥は身体にいいらしいから最強に身体が良くなる七草粥を開発しよう!ってオベロンとアルトリア誘って冒険しようとしたら先回りしてたシャルにぃに止められた回」
シャル兄「冒険はいいことだけど、今ならともかく昔の立香の体調だと命にかかわりかねなかったから……」
通報したのは多分オベロンでノリノリで同行しようとしてたキャストリアも保護者の村正おじいちゃんに怒られた - 111二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 08:52:33
「シャルルがお兄ちゃんだったら良かったのにな」
レイシフト先の野営地にて。
眠るマスターの番をするシャルルマーニュにふと目を覚ました立香にそうこぼす。
英雄たちに対して普段から親しみをこめた対応はすれどそういう話をする人ではないのだが。
「いいぜ」
その微睡む言葉にシャルルマーニュは優しく微笑み了承する。
「マスターがそれがいいって言うなら、マスターのかっこいい兄貴になるよ」
「うーん、」
せっかく快諾したというのに、寝袋の中のマスターの表情は渋くなっていく。
「そういうんじゃ、そういうんじゃないんだよなあ……」
こちらがそう望んでいるのだからそう振る舞ってくれるのではなく、もっと自然に、最初からそうであったかのように……。
それが身不相応極まりない我がままであることは、誰よりも自分が分かっている。
だから
「わすれてぇ…………」
そう残して寝袋に潜り再び眠りの深淵へと向かっていく。
朝になったら覚えているだろうか。忘れているだろうか。覚えていたら朝にどんな顔してどんな言い訳をするのだろう。少しくらいからかってもいいだろうか。それくらいの交流ならマスターを大切に想う皆も許してくれるだろうか。
楽しみが増えたところで寝静まるマスターに対しシャルルマーニュは微笑みを崩さないままもう一度告げる。
「俺はずっとお前の兄ちゃんだぞ━━━━━」 - 112二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 13:33:18
ファン「シャルル君が映る価値なしになったらどう思いますか」
ぐだ「オレの目に映り続けてくれるなら全く問題ありません」 - 113二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 22:19:08
- 114二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 22:23:49
- 115二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 22:55:40
写真ありがとう
シャルルの部屋すっげえ気になる なんか新規ボイスとかあった? - 116二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 23:21:01
- 117二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 23:23:48
- 118二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 23:25:45
- 119二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 23:31:27
- 120二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 23:32:38
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- 121二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 23:42:44
にわかなのでシャルと大帝の戴冠式が12月25日だと交流ノートで知りました
- 122二次元好きの匿名さん24/01/08(月) 23:43:42
- 123二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 08:02:11
- 124二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 08:02:43
遊びに行った立香が帰ってきたらアポロン様人形がついてきていた。そんなことがたまにある。
「パリスたちに会ってたのか?」
「うん。次男会」
シャルルマーニュの問いに立香は幸福に頷いた。
次男会とは言葉の通りパリスや信勝などの次男たちが集まる会のことだ(たまに妹もいる)。そして持ち寄ったお菓子やジュースを手に各々好きな兄や姉について語り合う、というか、喋りたいだけ喋り倒すフリートーク会場である。相手のトークをどれだけ耳に入れているかは不明である。しかしその会の後の立香はいつもすっきりときらめいているのでそれでよしと思っている。
謎のアポロン様を除けば。
何のためについて来ているのかが分からないから不気味さが強い。アポロン様がパリスから離れたら物言わぬただのぬいぐるみになってしまうため問うても何も返ってこないのだ。
「アポロン様がそちらに行きたいと思ってるから行っているだけだと思いますよ。いいんじゃないでしょうか。アポロン様は無限に増えますし!」
とは現在の持ち主であるパリスの言葉で立香も気にしていない。
のだが、あまり増えても流石に無駄に広いこの家にだって容量というものはあるので
「まあどうしても気になるならまとめて着払い返送してくれたまえよ」
とのヘクトールの言葉に甘えて、箱にいっぱい溜まり次第こちら送料で丁重に発送するのであった。 - 125二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 13:17:52
一足早いけど今年のバレンタインのぬい枠は誰かなあ
シャルぬいたちとも仲良くなれる子だといいなあ - 126二次元好きの匿名さん24/01/09(火) 22:14:17
ぐだ「前にシャルにぃもブランケット販売してたしオレもブランケット作りたい!抽選20名様くらいなら集まるかなっ?」
シャル兄「お馬鹿!!!」
何故か自分のチャンネルの登録者数を一切信じない男
— 2024年01月09日
- 127二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 07:55:09
「にぃおほしさまあげるね」
そう言って立香の小さな手から渡されたのは小さなこんぺんとう複数。今日のおやつだろうか。
「おほしさまって甘いんだね」
そんなに幸福そうに食べるなら、全部一人で食べてもいいのに。
そう思うところもシャルルマーニュにはあるけれど、立香からしたら美味しいからこそ誰かと、一番大好きな兄と食べたいのだから仕方ない。シャルルマーニュもその心も一緒にありがたく口に入れる。硬いこんぺいとうを歯で砕けば砕くほど広がる甘味は確かに幸福の味だった。目の前で幸福そうな立香の顔も見られているのだから尚更だ。
「いつかいっしょにおほしさまいっぱい取りにいこうね」
これまた瞳に星を瞬かせながら立香は言う。
そういえばそんな宙の話を立香にしていた時もあった覚えがある。
こんぺんとうのお星様にわたあめの星雲、ミルクの星海を漕いで渡る大冒険話を宙をなぞりながら語った覚えがある。あの時と同じ瞳の輝きだ。そしてシャルルマーニュの瞳も同じくわくわくでキラキラなのだ。
「おう。二人でいっしょにそらに行こうな!」
「うん!」
二人で一緒にこんぺんとうを食べきり、約束の指を結ぶのであった。 - 128二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 12:49:15
ショタぐだ「ゆきだるまになってみたいからシャルにぃはオレのことここから〜〜〜〜〜〜、あそこまでころがして!」
ショタシャル兄「いやです」 - 129二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 21:06:29
ぐだ君を雪で包むのは死にそうで恐いから嫌だけど
屋内でシーツに包んじゃうのは好きなシャル兄 - 130二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 22:01:36
- 131二次元好きの匿名さん24/01/10(水) 23:14:02
ちょっと早めの春と祭りを堪能する兄弟良き
- 132二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 08:07:08
立香は小さい頃から聞き分けがいい子だ。
シャルルマーニュが遠くの撮影で帰れないと言われても、ショックで悲しい顔はすれども大人しく見送ってくれる。今にも大粒の涙をこぼしそうなのを頑張ってこらえてくれる。
そのいじらしさにシャルルマーニュも大人たちも心を射たれて、なるべく早く帰ってあげようと心を律して仕事に向かっていたものだ。
しかしどんなに我慢強い立香とて幼い子供であることには変わりないのだ。どんなに分かっていたって限界というものはあるものなのだ。
「立香。それないとにぃ仕事に行けない」
「イヤ!」
シャルルマーニュのお気に入り鞄を抱きしめて抵抗する夜もあったりするのだ。
「今回はそんなに長くないから」
「イヤ!」
「一泊だけだから」
「イヤ!」
「立香ぁ……」
「いーーーーやーーーーーー!!!」
そんな小さな身体のどこからそんな大きな声が出るのやら。屋敷中に響きそうな大声をあげて行かないでほしいと訴えている。もちろんそういうわけにはいかないしシャルルマーニュとてまだまだ幼い子供。別の鞄にするという選択肢がないのだ。遠くに行くときはこの鞄でないといけないのだ。
よってこのような攻防は長い長い耐久戦へと流れ込んでいくも、最終的には立香が負けて鞄を手放すことになるまで続く。そしてそれから更に大泣きモードに入ってシャルルマーニュにしがみつく立香を寝落ちるまで宥める重労働になるのだが、大人になった今となっては是非またやりたいイベントだったよなあと思ってしまうのであった。 - 133二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 12:44:00
シャル兄「ぐだおチャンネルっていいよな。いつでもどこでも立香たっぷりだもん。たまにいるゲストの兄が邪魔だけど」
マンドリカルド「また聞いたことのないタイプのパワーワードを」 - 134二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 22:03:43
- 135二次元好きの匿名さん24/01/11(木) 22:57:18
このにこにこぼーでがんがぐだ君に全力で懐いてる姿を見てオベロン(本物)が絶句するんだ……
- 136二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 07:59:25
家の中の大きな壺の中に何か白い塊が飛び込んだように見えた。
ぬいだろうか。迷い猫だろうか。壺の中になんの用なんだろうか。
不思議に思いながら追いかけるように立香も壺に寄り覗き込み
「わっ」
そのままつるりと落ちてしまった。
「んーーー、うおーーーーー」
すっぽりとはまって上がれなくなってしまった。
壺であるためとっかかりもなく脱出の手立てもない。しかも白い塊もいない。ピンチだ。
どうしたものかと身体を揺らすもびくともしない。「おーい」と呼んでみても誰も来そうにない。
どうしよう。
このまま死ぬのだろうか。
ぼんやりとそう思いはじめた頃に
「……立香!?」
「にぃ!」
シャルルマーニュが覗き込んできてくれた。
「なんでこんなところに?」
「にぃ!にぃすごいね!オレがいる場所いつも分かるんだね!」
「だってなんか揺れ…………、おう!兄ちゃんは立香の場所はいつだって分かるんだぞ!」
「すごい!」
驚きに目を丸めるシャルルマーニュの言葉は安堵と喜びに跳ねる立香にはあまり届いていない。そしてそんな立香の瞳の輝きに合わせてシャルルマーニュが笑えば立香の瞳は更に輝く。やはり兄はすごい人なのだ。自分のピンチには必ず現れてくれるヒーローなのだ。
「ちょっとずつ傾けるからじっとしてろよ?すぐに出れるからな」
「はーい」
こうして立香は無事壺からの脱出は叶い、それからすぐに子供たちが入れるサイズの壺は全て撤去されることとなったのだ。 - 137二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 12:44:14
ミミックに食われる系ぐだ君はおとなしく好奇心をぐっとこらえて便利屋さんのシャル兄の解錠を待ちましょう(シャル兄は中の人ネタ)
- 138二次元好きの匿名さん24/01/12(金) 22:11:50
- 139二次元好きの匿名さん24/01/13(土) 08:53:41
このレスは削除されています
- 140二次元好きの匿名さん24/01/13(土) 13:35:37
シャル兄「分かる。弟は生きてるだけで全てが輝いて見える。感謝しかない」
— 2024年01月13日
- 141二次元好きの匿名さん24/01/13(土) 19:48:16
ぐだ「ホテルの次はカフェかあ〜〜〜。お財布〜〜〜〜」
— 2024年01月13日
- 142二次元好きの匿名さん24/01/13(土) 22:39:54
ぐだ「父さんにバレない方法でバイトしてお金を稼ぐ方法はないかなって皆に相談してみたいけど恐くて聞けない」
シャル兄「聞く人間違えたら確かにバレないし合法ではあるけれどって方法が提示されそうなの分かる」
あとそのまま引き抜かれる恐れもある - 143二次元好きの匿名さん24/01/14(日) 09:03:02
「昔オレがシャルにぃの厄除けに生まれたんじゃないかって言われてたじゃん?」
なんとなしに語られた言葉に「そういえばそんな話を聞いたこともあったな」とキリシュタリアは返す。
しかし自分の家と立香たちの家に然程親交があったわけではないので風のうわさ程度の情報しかない。そして信憑性が皆無に等しかったので今立香が口にするまですっかり忘れていた。
「幼少ながら効率が悪すぎる話で、それを流布させている者たち全てを見下していたよ」
「厳しいなあ」
「魔術を嗜んでいたら当然さ」
まず病魔を移すための依代を生身の人間にする必要がない。そのための制作期間が長すぎる。そして魔術師とはいえ今は一般社会に違和感なく浸透するのも当然の処世術だ。出生を発表した次男にそのような役割を与えるのは評判が悪い。立香たちの家の大きさならば尚更だ。
よって、ありえない。
それが幼少のキリシュタリアの結論であり幼稚な大人たちの駆け引きへの冷ややかな断絶であった。そしてそのような噂など何も知らないとばかりに立香を溺愛していた親や兄たちを少しだけ評価していた。
「でもね、キリシュタリア」
少しだけ寂しそうに、落胆しているかのように立香はこぼす。
「オレはそれが本当だったら良かったのにって思ってたんだよ」
その言葉に、キリシュタリアは少しばかり目を丸める。
「オレににぃの悪いもの全部吸い寄せる力があるならこれ以上素晴らしいものはないだろうなってさ」
「君らしい」
あの家に生まれながら何の才も持たず手間ばかりかかる自分にも役に立てることがあるのなら、それが最愛の兄のためになっていることならば。
けれどやはり、そんなことは全然にないわけで、
「早くシャルにぃの熱下がらないかなあ」
珍しく風邪を引き熱を出し家で休んでいる兄を思う。
「オレが全部肩代わり出来たら良かったのになあ」
兄が生きる世界で背負う厄など、自分が背負いきれないだろうというのは、分かっているけれど。
願わずにはいられない。願うことしか出来ない。
その無力さを知り、どれほど打ちのめされようと、それでも折れず曲がらずそこに立ち続けることをやめない立香の凛々とした意志にキリシュタリアは優しく微笑む。
「君が隣にいるシャルルマーニュは幸せ者だと私は思うよ」
「そうかなあ」
その言葉に、立香は珍しく弱々しく眉を寄せた。 - 144二次元好きの匿名さん24/01/14(日) 14:07:20
ぐだ君とキリ様がたまに一緒にご飯食べてるの
自分目線だとちょっと謎いなって思うけどスレ世界だとお互いの階級的にそこまで違和感ないのかもしれない - 145二次元好きの匿名さん24/01/14(日) 22:29:21
シャル兄にとろけてるぐだ君の動画を見てもやっとしちゃうシャル兄
- 146二次元好きの匿名さん24/01/15(月) 08:03:16
数日前に二人で雪だるまを作った。
雪の重さに負けずに作ったそれは、形こそ歪であったけど二人の身の丈を超える大作になった。
幸いそれからも気温が低く雪だるまは崩れていない。朝起きて様子を見に行くたびにそのままの姿をした雪だるまの姿に立香は満足そうに笑みを浮かべているのであった。
「そろそろいいかなあ」
「?」
今日も二人で雪だるまの近くで遊んでいた時、シャルルマーニュは雪だるまの背を撫でて笑う。
なんのことだろうと首を傾げている立香にもシャルルマーニュは一度笑みを向けてから小さなシャベルで雪だるまの背を掘り出した。
「じゃじゃーん!」
「みかん!」
出てきたオレンジ色の塊二つに立香は目を輝かせる。確かに雪で凍らせたら美味しいと本かテレビで見たことがある。それを知らぬ間に雪だるまに仕込んでいたなんて、やっぱり兄は抜かりなくすごい人なのだ。
「ちょっと休憩して食べようぜ」
「うん!」
崩れないよう開けた背を埋めてから二人で雪だるまに持たれ座り、冷たいみかんに指を入れた。 - 147二次元好きの匿名さん24/01/15(月) 13:02:17
このレスは削除されています
- 148二次元好きの匿名さん24/01/15(月) 22:10:52
ぐだ「キリシュタリアは父さんとシャルにぃのプロレス()動画見て『仲が良さそうで何よりだな』って言ってくれるから嬉しい」
シャル兄「…………まあ、(父が息子をガチ暗殺に走った)あの家から見たら可愛いもんか……」
ヴォーダイム家の騒動は非公表だけど界隈では有名。なんてイメージ
ぐだ君は知ってても知らなくてもいい
ピノ君生きてたらいいなあ
なんならキリ様が弟として引き取ってて「あの頃の私では知り得ぬ感情であったが、弟とは、いい……!」なんてたまにシャル兄と社交場で顔を合わせるたびに盛り上がっててもいい - 149二次元好きの匿名さん24/01/16(火) 08:02:06
「おもちゃの王冠貰ったんだ」
そう言って立香が「ちゃーんちゃーんちゃちゃーんちゃーん」と歌えばその前でシャルルマーニュが厳かに跪く。一瞬だけ、二人だけの戴冠式だ。
そうして王冠姿のシャルルマーニュが立ち上がれば立香は「似合う似合う」と拍手を惜しまない。けれどシャルルマーニュは複雑だ。
「でも俺は王様なんて向いてないんだよなあ」
「そうなの?」
「そうなの」
遠い遠いいつかどこかの自分を振り返る。
背負う者として、背負うと決めた者としてそれなりに必死に頑張っていたとは思う。けれどやはり自分は常人で凡人であった。だから全てが崩れていった。自分の手で崩してしまった。
まあ、今更どうこう言うことではないけれど。
やれやれと肩をすくめて立香の頭に王冠を乗せる。おもちゃながらぴかぴかでかっこよくもあり不釣り合いにも見えた。
「立香も王様向いてないけどな」
「だよねえ。無理だよ」
「優しすぎるからな」
「オレがやさ……んん?んんぅ…………、優しいと王様向いてないの?」
「優しい判断だけじゃ国は守れないからな」
ずるい駆け引きも悪い罠も使えてこそなのだ。それでいてその根底には民を想う優しさがなければいけない。強靭な精神が求められる立場なのだ。
「…………」
頭の王冠を手に戻し立香は何やら考えている。
ちょっとしたお遊びだったのに思わず脱線してしまったことをシャルルマーニュは反省する。
「それじゃあにぃも父さんも母さんも王様向いてないね」
「ん?」
そして顔を上げて告げられた言葉に目を丸める。
「そうかな」
「そうだよ。優しもん」
「そうかな」
その優しい結論にシャルルマーニュは少しばかり反応に困りつつも、ありがとうと立香の頭を優しく撫でた。 - 150二次元好きの匿名さん24/01/16(火) 12:46:55
シャル兄「でも母さんは女帝って感じだよな」
ぐだ「わっかるー」
Sイシュママ「あーんーたーたーちー」 - 151二次元好きの匿名さん24/01/16(火) 20:30:29
- 152二次元好きの匿名さん24/01/16(火) 22:39:32
- 153二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 08:03:40
つい先日まで「今年は暖冬だね」とゆるく過ごしていたというのに。
「大分寒くなったじゃん」
一気に冷え込んだ早朝に立香は身を震わせて玄関前に立つ。
空はまだ白む前で藍に暗いのがまた気分を滅入らせる。腕を組むように脇で手を温めながら立香は思う。散歩に行くか行かないか。
行けば動いた分だけ暖まるから寒くてもいくらかはマシになるだろう。分かっていても踏み出すのはなかなか難しい。
キンと冷える空気の中、どうしたものかと考えていたところ
「おっはよー!立香!」
「うぎゃああああああああ!」
突如両頬が冷たい何かに挟まれ絶叫する。
「もおおおおおおお!シャルにぃもおおおおおおおおお!」
「ははは。立香はあっちゃけえなあ」
「もおおおおお!」
びっくりした勢いで仕返しにシャルルマーニュの両頬を揉んでもびくともしない。直前まで脇で手を温めていたのだから当然だ。
けらけらと笑いながらシャルルマーニュは立香の手からすり抜け颯爽と外に抜け出し
「じゃ、軽く走ってくるから立香はちゃんとあったまれよ」
あっという間に明ける前の世界へ駆けていった。
「もう、全くシャルにぃってば」
頬を膨らませてそれを見送り、戻ってきたシャルルマーニュの汗を拭くためのタオルを取りに立香は一度屋内に戻るのであった。 - 154二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 12:45:02
ヤマト「いくぞ立香!米の貯蔵は十分か!」
ぐだ「まっかせろー!おかずもデザートも完備だよ!」
シャル兄「ノリが遠足だなあ(いってらっしゃいと手を振りながら)」
槍ニキ「ま、心配すんな。物見遊山気分のままここまで帰してやるよ」 - 155二次元好きの匿名さん24/01/17(水) 22:18:51
- 156二次元好きの匿名さん24/01/18(木) 08:07:09
たまの休日に久しぶりに二人でキャンプをした。
場所は裏山の小さい頃からの二人の秘密基地。
今はそれほど使用していないけれど、時折手入れにくる立香やシャルルマーニュが施している魔術のおかげで古いけれど使える程度には保たれているのだ。
「えーと、『今回はちょっとピンボケでコメントに反応出来ませんが、一緒の時間をお楽しみください』っと。って感じでいいかな?」
「それホントに楽しいのか?」
「うーん。分かんないけど、皆見てみたいって言うから」
「そっか」
まあファンってそういうとこあるよな。俺も立香が今一人で何遊んでるのかなって気になる時あるし。いっぱいあるし。
拠点となる場所が一番よく見える場所にカメラを固定し映りを確認している立香を見ながらシャルルマーニュは一人で納得する。元より立香とのキャンプなのだからあれこれかっこよくやらなきゃなと思っていたがこれはまた張り切らなくてはならなくなった。とはいえあまりわざとらしくしては視聴者が見たいそれではなくなるだろう。難しい塩梅だ。
まあ結局のところ、いつもどおりがベストであるのだけれども。
「よし、これでいいかな。何人来てたかは放送が終わるまでのお楽しみ〜っと」
「じゃあ始めるか」
一度大きく伸びをしてから作業に取りかかる。
設営して火を起こして、食事を作って軽く談笑して星空を眺めてただ静かに共にいる時間を噛みしめる。
そんな何でもないささやかにぼやけた風景を眺め語らう画面の外は、実に賑やかに騒がしく文字が踊り続けていた。 - 157二次元好きの匿名さん24/01/18(木) 12:47:41
ぐだ「伊織さんを見ていると何と言いますか」
伊織「うん?どうかしたか?気になることがあるなら何でも言ってほしい」
ヤマト「……」
ぐだ「あったかくて栄養のあるものをたくさん食べてほしいなって思います」
伊織「……た、確かに食うもぎりぎりな貧乏浪人ではあるのだが、しかし、極限状態に追い込むのも修行の一貫でもあるから、」
ぐだ「限界ラインの見極めが出来てないのはかっこ悪くて良くないって兄が言っているもので」
伊織「そうでは、あるのだが、」
ヤマト「先に弟センサーが発動したか」 - 158二次元好きの匿名さん24/01/18(木) 19:35:46
カヤちゃんと「無茶な兄ちゃんが心配で〜」と盛り上がるぐだ君
でも兄の結婚の話になると涙目で動揺するのでカヤちゃんは苦笑い
「でも立香さんもそろそろ結婚のこと考えなきゃいけないんじゃないかな〜?」とも思ってる - 159二次元好きの匿名さん24/01/18(木) 22:34:06
伊織「カヤには幸せになってほしい。俺のような、剣のことしか考えられぬ愚兄とは似つかぬ立派な男が現れてくれたらと、」
シャル兄「……お、おー、おぅー、おぉぉー、ぉーーーー……俺も、立香が幸せに、なってくれるなら…………」
伊織「……貴殿と立香殿が共に在ることが一番の幸せとなるならそれでいいのではないだろうか」
シャル兄「あんたイイ奴だな……。ありがとな」 - 160二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 08:07:44
「今日はしゃるにぃとねます」
既に少し眠たげな立香がそう言えばその前にいるちびノブが小さく「のぶ」と返事をする。
今夜はシャルルマーニュは不在である。朝にしっかり見送っていたのだが。忘れているのだろうか。それとも今抱きしめているしゃるぬいを指してそう言っているのだろうか。
シャルルマーニュがいないことを忘れているなら大変だ。
この世の終わりかのような顔で家中探して歩き、いないと理解したら泣いて泣いて泣き腫らしてしまうのだろう。
それに付き合うのも大変な労力だ。
ずっしりと重い覚悟を決めつつあるちびノブとは裏腹に小さな立香は楽しげだ。眠くてぼやけた調子でぽてぽてと廊下を歩きシャルルマーニュの部屋に入り
「じゃじゃーん」
シャルルマーニュのパジャマに着替えてご機嫌そうに笑っている。
小さな立香ではシャルルマーニュのパジャマは少し大きめで引きずりがちであったけれど、それでも、そうであるからこそ兄と一緒だと嬉しそうだ。
「おやすみなさーい」
そして立香はシャルルマーニュのベッドに潜り眠りにつく。
ともあれ平和に夜が越せそうで何よりだ。ちびノブはほっと胸を撫で下ろしパジャマ姿をシャルルマーニュに送ってから自身もまた休みに戻ったのであった。
そしてその送信先で、シャルルマーニュがホテルの部屋で動揺で転げていたことを知る者はいない。 - 161二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 12:43:32
いずれは覚悟しなきゃいけないけど今はまだ考えたくないと全力で目を逸らしていた兄離れ弟離れを久しぶりに意識してしまい不安やら寂しさやらでくっついて離れられなくなった兄弟
なおスレ的には考える必要が全く無い - 162二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 19:33:37
ほしゅ
- 163二次元好きの匿名さん24/01/19(金) 22:26:11
- 164二次元好きの匿名さん24/01/20(土) 09:57:50
土曜日は規制が長い……(誰かに消されてもいい用の書き込み)
- 165二次元好きの匿名さん24/01/20(土) 13:39:23
「兄ちゃんがいない時はこいつを兄ちゃんだと思ってくれよ」
そう言って渡してくれたシャルぬいを立香は抱きしめ顎を乗せ腹を撫でる。手慰みにはなってるようななっていないような。でもぬい自体が嬉しそうにしているからいいことをしているのは確かのはずだ。
けれどわがままなのでやっぱり本当のシャルにぃにぎゅっとされたいなあ。と思ってしまう。けどいないのだから仕方ない。我慢。我慢なのだ。
そしてふと思う。兄も自分がいなくて寂しく思ったりするのかなあ。と。
「にぃオレがいない時はこれをオレと思ってね」
だから次の遠出の時には自分のぬいを渡したのだ。
シャルルマーニュも「ありがとな!これでさみしくないぜ!」と喜んでくれたのだ。
自分も兄のために出来ることがあったのだ。寂しい心でぬいを撫でながらも少しだけ充足感を得られた気がした。
だけど
『立香ー!ぬいありがとな!立香だと思って大事にしてるぜ!』
「ほんとにぃ!……………………ぇぅ」
画面越しにぐだぬいを撫でているシャルルマーニュの姿に喜んだのは一瞬だけ。すぐに困り顔で口をもごつかせだし
「帰ったらオレのこともなでなでしてねぇ……」
「お、おぅ……」
耐えきれずに漏らしてしまった言葉に、深く強くシャルルマーニュは胸を刺されてしまった。 - 166二次元好きの匿名さん24/01/20(土) 15:59:39
以前見たシャルルマーニュとぐだ♂のネタ
ぐだが他の鯖と楽しそうに話してるのを見て無意識に嫉妬して赤目になるのすこ
満面の笑みからのスン……とされるギャップたまらんよね - 167二次元好きの匿名さん24/01/20(土) 22:31:35
ぐだ君は寂しくなるとすんすんシャル兄に寄ってきて「俺愛されてる!」って思わせてくれそうだけど
シャル兄は嫉妬とか隠すの上手(周りから見ると分かりやす)そうだからぐだ君は自分の愛され度をどれだけ分かっているのだろう - 168二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 08:46:47
兄弟がおにぎり張り切って作りすぎたので学校で友人達と分け合って食べてる
育ち盛りだから昼休みじゃない授業の合間にも1個は食ってる - 169二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 09:03:36
こたつにみかん。
そんなありきたりな光景を二人で囲む。
足元からぽかぽかと暖められていくだけで身体の芯まで、魂まで溶かされていく。意識を保つのが難しい。
「ああ〜」
とろけた声を漏らして立香がこたつの天板に顎を乗せる。ただ暖まっているだけで何故こうも幸せなのだろう。
まったりとくつろぐ立香をシャルルマーニュは微笑ましく眺めながらみかんを手に取り
「もちもちの立香もち」
「おお〜、正月は過ぎたのに〜」
頭に乗せて遊びだす。
それでもとろけた立香は微動だにしない。むしろちょっと面白がっている。
そんな立香にシャルルマーニュも興が乗る。立香に乗せたみかんの上にまたみかんを乗せる。
落ちないように、ゆっくり、ゆっくり。
「いい感じ?」
「いい感じ」
平ではない不安定なみかんを危なっかしくも慎重にシャルルマーニュは安定させていき、立香もまた余分な振動を与えぬようにじっと堪えてみかんは三つ四つと増えていき
「もちもちの立香。With5重のみかん塔」
「おお〜。超大作〜」
拍手も出来ぬひっそりとした達成感に記念撮影を残してから崩し、再びまったりとしたとろけタイムに戻るのであった。 - 170二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 13:35:37
- 171二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 13:41:31
- 172二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 17:35:03
- 173二次元好きの匿名さん24/01/21(日) 22:14:35
- 174二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 08:04:17
「立香?」
庭の木陰でへたりこむ立香にシャルルマーニュは駆け寄り膝をつく。
顔を覗いたら青い顔の立香がいた。
「…………」
「ごめんね。つかれちゃった」
「疲れただけ?」
「ぇと……、うーん、たぶん」
「そっか」
安易に大丈夫と振る舞わないことはいいのだけど。心配であることには変わりない。
少し弱く微笑んで立香の頭を撫でてから背を向ける。
「まず戻って診てもらおうな」
「……うん」
その言葉に立香もふらつく身体を振り絞ってシャルルマーニュの背中に身体を預ける。
少し熱があるかもしれない。
背に感じる熱に意識を集中させながらそう思う。けれどそれは表にだしてはいけない。
「すぐに戻れるからな」
「ごめんねえ」
「いいって」
逸る気持ちを抑えて背中の立香を揺らさないようにシャルルマーニュは慎重に歩み始めた。 - 175二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 12:41:40
ショタぐだ君が雪原に潜って「きもちいい〜」っ言ったことにより発熱に気付いて慌ててショタぐだ君を引っ張りだすショタシャル兄
- 176二次元好きの匿名さん24/01/22(月) 22:36:28
- 177二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 08:08:54
商店街ロケの休憩中に立香がいないと思ったら何やら買って立香が戻ってきた。
「撮影中に見かけてね、美味しそうだったから!はい、シャルにぃの分」
「サンキュ。よく見てるなあ」
確かに撮影中にしたっけなあ。香ばしいパンの香り。新人であるのに過度に臆せずのびのびと周囲にまで気を回せるのは流石の胆力だ。間違いなく大物になる。
笑顔で渡されたパンを感心しながら受け取り口に運ぶ。もちもちふわふわの甘さ控えめの焼き立てあんぱんだ。撮影中にも食べていていくらか腹は膨れているのにぺろりと食べられる美味しさだ。
香りひとつでここまで見抜くとは。流石すぎる。
そう見るからに美味しそうに味わうシャルルマーニュに立香も満足そうに笑顔になる。
「せっかくシャルにぃとロケ出来るようになったんだからって、嬉しくて。たくさん楽しみたいなって。もちろん仕事は仕事なんだから真面目に頑張るんだけどね」
「俺もだよ」
嬉しさとやる気を改めて見せてくれる立香にシャルルマーニュも頷く。
「こういうロケで美味いもんたくさん食べれるのは嬉しいし楽しいんだけどさ、でもこれ立香は食べれないんだよなあって思っちまうこともあったら。こうして立香と同じものを美味しいってやれて嬉しいよ」
「本当に!?」
「ああ。これからも頑張って一緒にこういう仕事出来るようになろうな」
「うん!」
シャルルマーニュからの思わぬ言葉に立香は瞳を輝かせて大きく頷く。そして二人で手早くあんぱんを片付けて再び収録へと向かう。
「お二人ってカメラなくてもそうなんですね」
「えっ、あ、はい」
本番直前。その光景を遠巻きに見ていた共演の芸人にいつもの言葉を送られいつも通りに二人で頷いた。 - 178二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 12:49:26
お忍びデートスポットに詳しいと噂の先輩俳優に「未成年でも行けるいい感じのお店紹介してください!弟と行きたいんで!」と尋ねに行くシャル兄
後日お礼と一緒に弟と行きました写真も見せる
「言うて弟はカムフラージュかもしれん」とそのお店に行った際に店員さんにそれとなくシャル兄のことを尋ねてみるも本当に弟としか来てないと知る夜もある - 179二次元好きの匿名さん24/01/23(火) 22:13:27
兄弟も「ぬいと遊ぶのはもう恥ずかしいかも」ってなった時期あったのかな
— 2024年01月23日
- 180二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 01:22:27
でも大帝パパが趣味で動物ぬいいっぱい持ってるしずっと一緒に過ごしてるぬい達のことを今もこれからもずっと大切にするでしょう
- 181二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 08:08:27
兄弟がいくつになっても同じように構ってほしいと群がるぬいたちを無碍に出来る兄弟ではないので結局まあいいかとじゃれてる間に開き直って元通りになっているでしょう
- 182二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 12:42:16
立香はたまにシャルルマーニュと遊びたいけど何をして遊べばいいか思いつかない。という風に固まる時がある。
そういう立香も可愛いと思うが、そんな時のためにくじを用意してみた。瞳を輝かせて箱に手を入れてくれた。
「ハグ!」
「じゃあハグしような」
「ぎゅ〜〜〜〜!」
嬉しそうに抱き締められてくれたし抱き返してくれた。シャルルマーニュからしても完全ランダムなイベントなのでこれはなかなか楽しいシステムかもしれない。ただの思いつきであったが立香が飽きるまでは継続しよう。箱の中身ももっと充実させよう。
「他に何が入ってるの?」
思う以上のわくわくに心踊らせるシャルルマーニュの前で立香もとてもわくわくだ。
再び箱に手を入れては書かれた内容にはしゃいではまた箱に手を入れる。空になるまで繰り返していた。
「わあ!わあ!にぃとあくしゅしてさんぽしてすごろくしてぬいごっこしておとまりかい!わあ!にぃとこんなにあそべる!わあ!」
「楽しみだな」
星を蒔くようにはしゃぐ立香の姿に大成功の手応えを感じてとても嬉しい。シャルルマーニュもまた満面の星を瞬かせている中で立香は言う。
「じゃあぜんぶひいたからぜんぶやろうね」
「そうきたかー」
流石立香。すかさず総取りを選ぶとは。今日も楽しくなりそうだ。
そう思わずにはいられない素敵な提案だとシャルルマーニュもまた一層に瞳を輝かせて張り切った。 - 183二次元好きの匿名さん24/01/24(水) 22:27:06
ぐだ「オレにも弟か妹かいたらいいのになあって思ってた頃もあったけどオレに兄が出来るかなあってなるとね……。でも今はぬいたちが弟みたいなものかなあ」
シャル兄「弟も妹ももっといたとしても俺はちゃんとかっこいい兄ちゃん頑張るぞ!ぬいは…………ちょっとちがうかなあ?」
ジャンヌ「妹は……いいですよ……!もうじき増えるかもしれません」
邪ンヌ「増やすな」 - 184二次元好きの匿名さん24/01/25(木) 08:07:37
「今日はちょっとぐあいわるいかもー」
そう言って立香はこてりとシャルルマーニュに寄りかかる。
シャルルマーニュにそう甘えた声でのしかかる時はそれほど具合が悪くない時だ。分かりやすい。
そのまま優しく猫可愛がりして甘やかすのも悪くない。悪くないけど
「嘘をつくのはかっこ悪いぞー」
「ぐあいわるいのー」
教育には良くないので釘は刺す。
けれどその声はどこまでも優しく甘く突き放しきれていない。わしゃわしゃと頭や身体を撫でてとろけた嬉しそうな笑顔にさせる。
「俺に甘えたい時は嘘をつかなくていいの。甘やかしてって言えばいいの」
「んー」
素直な立香はそんな優しい声でもちゃんと耳に入れ頭に浸透させ
「あまやかしてー」
素直にお願いを口にして
「いいぞ」
シャルルマーニュは快く了承して思う存分甘やかしタイムに突入した。 - 185二次元好きの匿名さん24/01/25(木) 12:44:06
シャル兄「越してきた伊織殿は馴染めそうか?」
ぐだ「うん。以蔵さんが「厄介な取り立てがきた」ってぼやいてたから大丈夫だと思う」
シャル兄「そりゃ安心だ」 - 186二次元好きの匿名さん24/01/25(木) 21:09:20
- 187二次元好きの匿名さん24/01/25(木) 22:39:44
二人とも健全な18歳未満なのでえ!
- 188二次元好きの匿名さん24/01/26(金) 08:02:54
商店街の空き店舗に工事が入るようになった。
それだけで二人にとってはちょっとしたわくわくのお祭りだ。
「何が出来ると思う?」
「ケーキ屋さん!」
「美容院」
「ドーナッツ屋さん?」
「ドラッグストアとか」
「ケンタッキーとかマクドナルドとか」
「古着屋ってのもあるかもなあ」
「おせんべいとか大福とか、和菓子屋さんでもいいな〜」
「立香食べ物ばっかり」
「んん?……そうだね?美味しいの一緒に食べたいね!」
「食べたいな!」
そんな風に盛り上がっては何が出来るんだろうと通りがかるたびに工事現場を離れて眺めて出来上がっていく内装にまたあーでもこーでもと語り合って数カ月。
「「飲み屋だーーー!!!」」
やっとの答え合わせの喜びと自分たちには縁遠い店だった残念さが混ざった声をあげ
「くそー、俺たち成人するまで残ってるかなー!」
「中オシャレっぽかったから入ってみたいよねー!」
それはそれでまた盛り上がりながら並んで帰路につくのだった。 - 189二次元好きの匿名さん24/01/26(金) 12:42:39
高杉「やあやあやあ!まさかの年始コラボに夢中になってそろそろバレンタインだということを忘れてないかい兄弟たちぃ!」
シャル兄「ほぼ一年スタンバってただけあってハリキリオーラがすんごい」
ぐだ「今年は何作ろうねえ」 - 190二次元好きの匿名さん24/01/26(金) 14:47:10
- 191二次元好きの匿名さん24/01/26(金) 22:35:41
- 192二次元好きの匿名さん24/01/27(土) 08:35:19
雪山で雪を固めて滑ったりかまくらを作ったり木や枝にかかった雪を振り落としたり。
雪にまみれてはしゃいで遊んでろくに雪も払わずそのまま帰って「まず風呂に入れ」と怒られた。いつもの日々だ。
「ああ〜。生き返る〜」
「だね〜」
熱い湯に浸かり溶けるような声を二人は漏らす。
運動によって熱は発していたとはいえそれでも冷えた世界にいたので冷えているのだ。湯船にいることによってそれを自覚させられる。
「家の風呂って無駄にでかいのってどうなのよって思ってたけどでかくなってもこうして二人で入れるのはいいよな」
「小さい頃はちょっと泳げて楽しかったよね」
「なー」
弛緩しきった幸福な声がこれまた無駄にでかい浴場の中に響いていく。
「風呂上がったらどうする?」
「そうだなあ」
温められて肌の色も上がり時を示してきた頃、ふとシャルルマーニュに問われ立香は一間考え
「冷たいアイスが食べたいなあ」
「それかー」
ぽかぽかな身体にキンキンに冷えたアイス。
それはどう考えても
「サイッコー」
異を唱える隙などどこにもない解であった。 - 193二次元好きの匿名さん24/01/27(土) 13:24:13
10円パン食べてほしいな
もちもちチーズが伸びて美味しいんだ
ぬいにも食べさせてさ - 194二次元好きの匿名さん24/01/27(土) 22:22:14
パン作りにチャレンジする兄弟
匂いにつられて群がるぬいたち - 195二次元好きの匿名さん24/01/27(土) 22:38:11
若高杉「やぁおかえり弟君。今君のベッドを暖めておいたところなんだ。一緒に昼寝でもするかい?」
ショタぐだ「ただいましんさくお兄ちゃん。オレ今はそんなにねむくないかな。バレたらしゃるにぃにおこられちゃうよ」
ショタシャル「つかもういるけどな!とっとと立香のベッドから出ろ侵入者」 - 196二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 00:15:51
次スレつくりますか?
- 197二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 00:35:30
- 198二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 00:39:29
- 199二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 00:40:42
- 200二次元好きの匿名さん24/01/28(日) 01:04:34
シャルぐだ♂おいしい